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【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】


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宅急便でお返しのチョコが届く
手紙がついており、直接手渡すのが筋なのだろうが、忙しくてとても渡しにいけない。本当に申し訳ない的なことが書いてある
8:以下、
先生が訪ねてくる
9:以下、
遂に返事は来ず
11: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 19:38:07.64 ID:Vw3ogLF40
ーー
北上「多摩姉?いい加減出てきてよ??」
多摩「……」
北上「もう何日になるのさ?ご飯もまともに食べてないでしょ?」
多摩「……」
北上「もう……」
多摩「……」
北上「…多摩姉の気持ちもわかるよ。先生からとうとう返事も何も来なかったもんね」
12: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 19:44:25.92 ID:Vw3ogLF40
北上「でもさ、ずっと部屋にこもってるのも良くないよ?」
北上「天照大神じゃないんだからさ、いい加減外出よう?」
北上「そろそろ出撃もしとかないとさ、球磨型の名前が廃れちゃうよ??」
多摩「……」
北上「ここまで言ってもダメか……なら強硬手段取るからね?」
北上「こんな時の為の?マスターキ??」
北上「多摩姉を無理やり外に出してやるんだからね?」ガチャ
下1?3高コンマ 部屋や多摩の様子や状況を
13:以下、
鎮守府の近くに住み着いてた多摩になついた雄の三毛猫(野良猫)をどう見てもヤバイ黒魔術の魔方陣とかクスリとかいろんな物が散乱するなかで。
お前を人にすれば今度は多摩はきっと失恋しないとか錯乱してた
14:以下、
失恋した貴女に進める絶対に失敗しない恋愛占いの館と言う超高額料金の占いサイトにはまっていて目のハイライトが消えてる
15:以下、
部屋中を埋め尽くす猫の群れに埋もれる多摩
17: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:00:32.42 ID:Vw3ogLF40
にゃ?にゃ??
にゃ??にゃ??
北上「うわ!!なにこの猫の数!!」
北上「あ、いや…よく見たら人形もあるのか……それしても!これは異常だって!」
北上「…そもそも多摩姉はどこ!?」
多摩「……」
北上「居た!もう多摩姉、何猫に埋もれてんのさ!」
多摩「…………」
18: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:03:45.42 ID:Vw3ogLF40
にゃぁ????!
北上「もう!猫がうるさい…!どこからこんなに捕まえてきたのさ?」
多摩「……」
北上「現実逃避するにも、もう少しマシな方法は無かったの!?」
多摩「……」
にゃ??にゃ??
北上「おっと危な……!多摩姉!せめて猫は逃してやってくれない!?」
多摩「……」
北上「聞いてんの!?多、摩、姉!!」
多摩「安価」
下1?3高コンマ 多摩の台詞、行動他
19:以下、
あ゛?
(北上をガン睨み)
20:以下、
多摩は猫にゃ
21:以下、
これがアニマルセラピータマ
24: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:25:51.25 ID:Vw3ogLF40
多摩「多摩は猫にゃ」
北上「…はあ?」
多摩「猫はいいにゃ…失恋なんて無いにゃ…」
北上「……あのさぁ?」
多摩「多摩は猫なんだにゃ…そうすれば…悩むことなんて無くなるんだにゃ…」
北上「……現実逃避が重いよ?」
25: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:29:48.52 ID:Vw3ogLF40
多摩「こうやって猫に埋もれていれば…きっと精神も猫になれるにゃ…」
多摩「あの人は猫が好きだって言ってたにゃ…だから女としてじゃなくて、猫としてなら…側に置いてくれるにゃ」
北上「はぁ……多摩姉はそれでいいの?」
多摩「……にゃ」
北上「もう……仕方ない、これしかないか…」
北上「えーっと、番号はっと…………」ピピピピッ
多摩「…何処に電話してるんだにゃ?」
北上「件の先生。瑞鶴から番号聞いておいたんだよね?」
多摩「なぁ……!やめるにゃ!!聞きたくないにゃ!!」
北上「もう遅いって。あ、もしもし……」
多摩「あぁぁぁぁぁぁ!!」
下1?3高コンマ 電話の内容や受け答え等
26:以下、
忙しくて渡せなくて申し訳ない。
今度、お詫びデートしませんか?その時、お返しもお渡ししたいです。
27:以下、
警察の人間が出た、どうやら携帯が落とし物として届けられたらしい
28:以下、

29: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:47:40.44 ID:Vw3ogLF40
北上「……はぇ?警察?」
多摩「にゃ!?」
北上「は、はぁ…………」
北上「成る程、成る程…………」
北上「はい、勤め先なら分かります。はい、はい……」
多摩「あの人に何があったんだにゃ…?」
北上「……分かりました。私の番号は今掛けている携帯の番号です。はい、よろしくお願いします」
多摩「北上……どうしたんだにゃ……?」
30: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:51:00.77 ID:Vw3ogLF40
北上「どうやらね?先生の携帯が落とし物として届けられたらしいよ?」
多摩「落とし物…」
北上「危なかったね、あの人の携帯の電池ギリギリだったんだって」
多摩「じゃあ…落としたのはずっと前……」
北上「もしかしたらお返しの日より前かもね」
多摩「…………」
北上「警察には一応あたしの番号は教えてあるよ。でも、直接言ってあげてもいいんじゃない?」
多摩「……北上、ちょっと出てくるにゃ」
北上「はいは?い、提督には言っとくよ??」
31: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 20:52:53.14 ID:Vw3ogLF40
ーー病院
多摩「……来てしまったにゃ」
多摩「多摩に連絡が無かったのは…携帯を落としたせいかもしれないにゃ」
多摩「でも、もしそうじゃなかったら……」
多摩「…………」
多摩「行くしかないにゃ。可能性が1パーセントでもあるなら…!」
下1?3高コンマ 病院での出来事やその他起こったこと等
32:以下、
看護師達のヒソヒソ話を聞く多摩
どうやら反艦娘組織の過激派に艦娘と仲良くしてる所を見られて暴行されたらしい
命に別状はないが入院中
33:以下、
バイク事故にあっていた
34:以下、
何かに怯える先生と遭遇
35: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 21:02:55.30 ID:Vw3ogLF40
ーー
多摩「先生は何処に……」
「……」
多摩「あっ…!先生ぇ!」
「…っ!あ、多摩さんでしたか……」
多摩「先生…どうしたんですか?」
「いえ…どうもしませんよ……」
多摩「何をそんなに…怯えているんですか?」
「…………」
36: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 21:06:02.46 ID:Vw3ogLF40
多摩「多摩にはわかるんです、鎮守府には敏感な子も多いので、わかるようになってきたんです」
「……そうですか」
多摩「もしかして携帯を無くしたことが関係しているんですか?」
「…そこまで知っているんですね」
多摩「北上…妹のおかげで知ることができたんです」
「……」
多摩「先生、多摩が力になれることなら助けたいです。何があったのか教えてくれませんか?」
「安価」
下1?3高コンマ 医師の台詞、行動他
37:以下、
艦娘排除の過激派である空軍所属の双子の兄から艦娘と関わって居ることを悪く言われ。
さらにばらされると社会的に死ぬ弱味を握られていて、また艦娘にあったらそれを公開されるから兄に見つからないうちに帰って欲しいと拒絶される。
38:以下、
多摩さんから贈り物をもらって嬉しかったという話を漏らしてしまったら他の女性看護師や女性医師から大量のアプローチを受けて少し病んでしまった。
39:以下、
ストーカーに狙われてるようなんです
40:以下、
携帯に女の子が電車に轢かれる映像を撮影した動画が送られてきてトラウマになった
41: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 21:28:41.55 ID:Vw3ogLF40
すいません携帯を落とした理由と結びつけるのが難しいので最安価させて下さい
下1?3高コンマ でもう一度お願いします
42:以下、
医者仲間の飲み会に誘われ、慣れないお酒で酔っ払って携帯を落としてしまった
それが悪用されないか不安で仕方ない
43:以下、
現在無くした前に一度無くしていた。
見つけた後アプリのメモ帳を確認したら
「あの艦娘良い素材だよね。多摩だっけか?嫌なら(住所)に来てね。」と書いてあり、向かったら襲われた。その時に無くした
44:以下、
気のせいだとは思うのですが……数日前からナニカに見られているような感じがして…………
携帯を落としたのは謎の視線に気が散って落としていたことに気づかなかったため
46: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 21:48:01.32 ID:mP7UBHytO
「気のせいだとは思うのですが……数日前からナニカに見られているような感じがして………… 」
多摩「え……」
「そのせいで携帯を落とした事にすら、数日間気付かなかったんです……」
多摩「先生……もしかして…」
「はい……医者として情け無い話ですが、私は精神に異常をきたしている可能性があります……」
多摩「どうして先生が……」
「この病気は…何が引き金になるかわかりません」
47: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 21:51:54.19 ID:mP7UBHytO
「もちろん、放置するつもりはありません。この病院には神経内科もあるので、そこで診てもらう予定です」
多摩「ならできるだけ早く診てもらって下さい!貴方のことが心配です!」
「えぇ……実は、ちょうどこれから診てもらう予定だったんです」
多摩「よかった……」ホッ
「……こうやって多摩さんが来てくれたのは何かの縁かもしれませんね。診察に立ち会ってくれませんか?」
多摩「多摩なんかがいいんですか?」
「はい、是非お願いします」
多摩「そんなことでよければ、いくらでもやります!」
下1?3高コンマ 医者の診断結果やその他起こったこと等
48:以下、
親友の兄貴系医師が「うーん……異常は診られないな……。前よりも関わりやすい雰囲気になったから勘違いした奴がいるんじゃないのか?」と言う。
49:以下、
脅迫性障害だね
まだ軽度だね
貴女(多摩)は彼女さん?話し相手になってやって、幾らか気も紛れるでしょ
50:以下、
なんだよ!彼女つれか?!昨日フラれた俺への嫌みか?けっ!診断?気にしすぎだ!気にしすぎ!異常なしだよ!
52: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 22:22:10.80 ID:mP7UBHytO
ーー
「…うん、キミは軽度の脅迫性障害だね」
医者「あぁ……」
「貴女は彼女さん?彼の話し相手になってやってくれるかな?幾らか気も紛れるでしょう」
多摩「いえ、私は……」
「…っと、それよりキミはどうする?まだドクターストップをかける程の症状ではないから、働こうと思えば働けるよ?」
医者「もちろんそのつもりです…私が担当している患者さんも多いですし…」
「そうだね、キミは人気のリハビリ医だし抱えている患者も多いだろう」
医者「私の都合で簡単には休めません…」
53: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 22:29:26.95 ID:mP7UBHytO
「なら薬を出しておくのと、定期的にカウンセリングに来てくれるかい?」
医者「えぇ…貴方なら信頼できます」
「なら早薬を……」
多摩「……下さい」
「…ん?」
多摩「貴方は…休んで下さい……」
医者「いえ…そう簡単には…」
多摩「先生はお医者さんです…人を助けるのは立派な仕事です」
多摩「でも……その前に…自分を大切にして下さい……」ポロッ
医者「多摩さん…」
多摩「もし…貴方に何かあったら……心配です……」グスッ
医者「安価」
下1?3高コンマ 医者の台詞、行動他
54:以下、
僕のことを心配してくれてありがとう、けど多摩さんにしかできない仕事があるように休むわけには行かないんだ
55:以下、
心配してくれるのは嬉しいけど
他の患者さんの事も気になるんだ
56:以下、
多摩さんにお返しができるまで死ねませんからね(冗談っぽく)
59: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 22:48:45.35 ID:mP7UBHytO
医者「大丈夫ですよ…多摩さんにお返しができるまで死ねませんからね…」
多摩「やめて……やめてにゃあ…」
「おや、なんだか様子が…?」
多摩「冗談でも…死ぬとか言わないで欲しいにゃ……」
多摩「多摩達は…命をかけて戦ってるにゃ……明日…どうなるかわからないんだにゃ…」
多摩「でも……先生は…そうじゃないにゃ……」
医者「……」
60: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 22:51:51.53 ID:mP7UBHytO
多摩「先生の命は…大事なんだにゃ……」
多摩「明日死ぬかもしれない…多摩達の命とは違うんだにゃ……」
多摩「だから……そんな気軽に言わないで…にゃ……」
多摩「うぅ………ぐすっ……」
多摩「うわぁぁぁぁぁぁぁ……」
医者「安価」
下1?3高コンマ 医者の台詞、行動他
61:以下、
ありがとうごさいます多摩さん。しかし、私の助けを必要とする患者がいるんです。その人達の為に、いま私は止まる訳にはいかないんです。
62:以下、
今すぐに死んでしまうってことではないですから大丈夫ですよ、ちょっと調子が悪いってだけです。日常ですよ。
63:以下、
泣かないで下さい
貴女が悲しい顔をしていると私も悲しい
64: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:18:02.27 ID:mP7UBHytO
医者「今すぐに死んでしまうってことではないですから大丈夫ですよ、ちょっと調子が悪いってだけです」
多摩「でもぉ……」
医者「医者にとってはこれくらい日常です。それでは先生、お薬の処方お願いしますね」ギィッ
多摩「あぁぁ……先生ぇ……」
「……」
多摩「あの…先生は本当に大丈夫なんですか…?」
「えぇ、さっきも言った様にまだ深刻な状態ではありません。彼の言っていることは間違ってはいませんよ」
多摩「にゃあぁぁぁぁ……」
65: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:22:42.77 ID:mP7UBHytO
「医者というものは体力、神経をすり減らして患者の治療に当たります。まさに命がけなんです」
「精神が限界を迎えるまで患者の治療をするというのは、ある意味医者として当然なんです」
「…彼は立派は医者だと思います。実際、彼の代わりには彼にしかできませんね」
多摩「先生……」
「貴女が彼の彼女だというなら、彼を支えてあげて下さい。それが一番の薬です」
多摩「多摩は…………」
「…さ、私は仕事に戻ります。貴女も彼を追いかけるか、仕事に戻ってはどうでしょうか」
多摩「……にゃ…」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
66:以下、
医者倒れる
67:以下、
献身的に支える多摩
68:以下、
患者の一人が医者に告白するも断られる
多摩がいるから断られたと盛大に勘違いした患者に多摩刺される
69: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:41:27.47 ID:mP7UBHytO
ーー
医者「……すいません、私は患者さんをそういう目では見れません…」
「そんな……」
医者「それでは私はこれで……」スタスタ
「不幸だ……私は不幸だ……」
「来たくもない精神科に無理やり入院させられた挙句……先生に振られるなんて…」
「先生は私の運命の人のはずなのに……!」
「…そうだ、きっと誰か先生を誑かしてるんだ……私が先生を救ってあげないと!!」
70: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:45:56.51 ID:mP7UBHytO
「先ずは先生にどんな女が言いよってるのかを確かめ無いと……」コソッ
医者「??????」
「ん、先生が誰かと話してる?相手は……女!?まさかあいつが…!」
多摩「先生、体調はどうにゃ?無理してにゃいか?」
医者「えぇ、おかげさまで元気ですよ」
多摩「よかったぁ…先生に何かあったら多摩…」
医者「医者っていうものは案外丈夫なんです。薬も良く効いているみたいで、症状の進行はありません」
多摩「安心したにゃ…」
72: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:49:36.26 ID:mP7UBHytO
医者「…せっかく体調も良くなったので、多摩さんにお願いがあるんです」
多摩「にゃ?多摩にかにゃ?」
医者「結局…お返しをまだ渡せていないので、多摩さんにお渡したいんです」
多摩「お返し…!大歓迎だにゃ!!」
医者「それで、ですね…実はレストランを予約してあるんです」
多摩「先…生…それっ……て……」
医者「…詳しい話はその時で構いませんか?私もまだ…心の準備がありますので…」
多摩「……はいにゃ!!」
「……っ!」ギリギリ
73: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:52:52.16 ID:mP7UBHytO
多摩「はぁ……先生がとうとう多摩のことを…」
多摩「やっと……気持ちが伝わったんだにゃ…」
多摩「…いや、まだ安心できないにゃ、こういう時こそ……」ブツブツ
「許せない…!私の先生なのに!」
「なんであんな猫娘みたいなのがいいの?……いえ違うわ、先生は騙されてるのよ」
「あいつはきっと化け物とか妖怪なのよ……間違い無いわ!!」
多摩「にゃ……にゃあん……」ブツブツ
74: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/14(水) 23:57:03.59 ID:mP7UBHytO
「武器……あいつを殺す武器は……」キョロキョロ
「…あそこは…………」
ーー花壇ーー
「……いいものがあったわ」ニヤリ
「柵のここをこう……して…」
「ギギギ…硬いわね……でも、先生を思えば、これくらい……!」グググッ
「ふ…ふふふふふ……できたわ…すっごく刺さりそうなエモノが…」ギラッ
75: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 00:00:16.47 ID:MxBRfSLXO
「あいつは…何処に……」
「…居た」ニヤッ
「あんな所……油断して歩いてるわ…」
多摩「次に先生に会う日が楽しみだにゃ……」
多摩「それまでの間、轟沈しないように特に気をつけなくちゃいけにゃいにゃ」
多摩「ま、多摩の練度ならそうそう簡単には沈むわけにゃい……」
「………死ねっ」
多摩「……え?」
下1?3高コンマ 多摩はどうなった?
76:以下、
油断大敵クマー?
たまたま近くに来ていた別鎮守府にいる球磨が刺さる直前に得物を掴んで止める
77:以下、
気分のいい多摩、刃物を指で挟んで止める
78:以下、
左腕に軽い刺し傷ができるもその時の回転エネルギーを利用して裏拳が相手の顎にクリーンヒットする。
80: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 00:17:15.92 ID:MxBRfSLXO
多摩(多摩の後ろから……!回避は……できない!体の反応が追いついてない!)
「????!」ギラッ
多摩(あ……あぁぁぁ!!刺さる!嫌だ!先生!先生……!!)
球磨「何処の多摩が知らんが、油断大敵クマ??」ガシッ
多摩「あっ!!……ぁぁぁ……!?」
「だ、誰よ貴女!一体何処から現れたのよ!?」
球磨「いいから、とりあえずその物騒なもんはしまっとけクマ」
「うるさいわね!私はこの女を……!」グッ
「え…?ビクともしない……?こいつは片手で掴んでるだけなのに……?」
「ふんっ!この………!」
球磨「そんなことしても無駄クマ」
81: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 00:24:03.13 ID:JA9KpcsT0
「ぎぃぃぃぃぃい!!離しなさいよぉぉぉ!!」
球磨「…ほいっと」グッ
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「なんだ、どうした?」
「あそこ!誰か暴れてるわ!!」
球磨「よっと……よくもまぁ金属製の柵をここまで変形させたクマね…」カラン
球磨「そこの多摩、大丈夫かクマ?」
多摩「は……ぇ……?」ペタン
球磨「…死を悟って腰が抜けたクマか。情け無いクマね」
82: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 00:28:32.06 ID:JA9KpcsT0
球磨「ま、この病院に来てるってことはそういうことクマね」
球磨「自分に問題があるのか、それとも球磨と同じように姉妹の誰かが……」
多摩「……??」
球磨「…せっかく拾った命クマ、せいぜい長生きするといいクマ」
多摩「あ…の…………」
球磨「…………」スタスタ
医者「多摩さん大丈夫ですか!?多摩さん!」タタタッ
多摩「……うん…多摩は…大丈夫だにゃ…」
多摩「あの球磨は…………一体………」
ーー
88: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 20:03:23.30 ID:C/JZs8DS0
ーー病院
龍驤「天城に会うのは久しぶりやな?」
提督「…薬の影響で記憶が無くなっていっていたからな」
龍驤「薬の摂取をやめたから記憶は回復するやろうとは言われてたけど、ほんまにそうなるかはわからん」
提督「…記憶の混乱を避ける為に今まで見舞いも行けなかった」
龍驤「でもやっと許可がおりたってことは、前より良くなったっちゅうことやわな?」
提督「…もしくはその逆か」
龍驤「うん…とりあえず入ってみよか」
下1?3高コンマ 部屋や天城の様子等
89:以下、
オッドアイで二重人格になってた
90:以下、
さらに巨乳に
91:以下、
腐敗が進行、右半身全体が腐りつつある
92: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 20:16:15.54 ID:C/JZs8DS0
天城「すぅ……」
提督「…む、寝ているようだ。起こしてやっては悪いか」
龍驤「……」ギリッ
提督「…龍驤、気持ちはわかるが抑えてくれ」
龍驤「なんでや…なんでこいつ……胸がデカなっとんねん!!」
天城「……」ドタプン
提督「…布団の上からでもわかるな。これは…前と比べて倍近くの大きさじゃないか?」
龍驤「…司令官?なんですぐに倍ってわかるんかなぁ?なぁ……?」
94: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 20:21:14.58 ID:C/JZs8DS0
提督「…こんな言い方は悪いかもしれないが、この大きさは異常と言ってもいいんじゃないか?」
龍驤「ぐ……確かに…飛び切りデカイ雲龍よりもさらに大きいなこれ…」
天城「……」ぶるんぶるん
提督「呼吸するだけで揺れが……凄いな…」
龍驤「司令官は大きいのが好きなんか?ウチみたいなのが好きって言うてくれたのは嘘やったん?」
提督「…ここまで大きいと逆に興味が湧かないか?昔のエ口本並みの大きさだぞ……」
龍驤「司令官…ウチがおるのにそんな本見てんの……?」
提督「…それは昔の話だ」
天城「うぅん…」
提督「あ、起こしてしまったか……」
天城「安価」
下1?3高コンマ 天城の台詞やその他腕の状態等
95:以下、
えっ…なにこの…え?大きすぎない?
96:以下、
胸が熱い…
97:以下、
胸の大きさに戦慄、かつ息苦しさで悶える(事実バストがあまりに大きいと、仰向けで寝ると呼吸困難になります)
99: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 20:30:52.81 ID:C/JZs8DS0
天城「胸が熱い……」
提督「熱い……?」
龍驤「ふんっ、まさかこれより大きくなるとか言わんやろな?」
天城「う…ううぅぅ……」
提督「どうした天城!?」
天城「こひゅ……ひっ……はぁ……」
龍驤「なんや!?急に呼吸困難にでもなったんか!?」
100: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 20:35:03.37 ID:C/JZs8DS0
天城「む…ね…が……重…くて…息……が…」
提督「ならうつ伏せになるんだ、そうすれば楽だろう?」
天城「無…理……重…くて……自力で…動け……」
龍驤「…もしかして今も寝てたんや無くて、喋られへんだだけか!?」
天城「ていと……助け……ぁ……」
提督「龍驤ナースコールを頼む!俺も先生を呼んでくる!」
龍驤「わかった!しっかりしぃや天城!!」
天城「ひゅ……ひゅ………」
101: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 20:38:27.74 ID:C/JZs8DS0
ーー
「天城さんのことを知らせてくれてありがとうございました。お陰で素早く処置を行えました」
提督「間に合ってよかったです」
龍驤「なぁ先生、天城がこうなったのって例の薬のせいなん?」
提督「…あの薬の副作用は記憶をなくすことだ。今回のことは関係ないんじゃないか?」
龍驤「じゃあ腕が腐ってたのが関係してるん?」
提督「…先生、天城は一体どうしてしまったんですか?」
「安価」
下1?3高コンマ 医者の台詞、行動他
102:以下、
腐っていた腕が深海忌雷のような触手になっている。胸が大きく見えていたのは触手がそこで待機していたから。
103:以下、
あの薬は服薬での副作用も強いですが、服薬を突然やめるとこのように何処かが肥大化するという副作用もあるんです。
一月もあれば治まってもとに戻りますよ。伸びた皮はそのままになりますが。
104:以下、
原因は分かりません、こんな例は初めてです……
105: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 21:01:30.23 ID:C/JZs8DS0
「原因は分かりません、こんな例は初めてです……」
提督「それでは天城はこのまま胸が大きくなり続けると…」
龍驤「ウチからしたら羨ましいくらいの症状なんやけどなぁ」
「実は今日提督さんに来てもらったのは、許可をいただきたかったからなんです」
提督「…許可?」
「準備が出来次第、腐敗状態の腕と巨大化した胸を切除する手術を行いたいんです」
龍驤「胸まで切るんか!?」
「現時点ではこれしか方法はありません…」
106: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 21:06:56.37 ID:C/JZs8DS0
「艦娘さんに手術を行う場合、所属している鎮守府の提督の許可が必要なのはご存知ですよね?」
提督「…えぇ、何回か経験がありますから」
龍驤「司令官の許可どうこうの前に、天城は承諾したんか?」
提督「…天城はあれほど腕を切るのを嫌がっていたからな」
龍驤「気持ちはわからんでも無いよ。でも記憶を失ってでも腕を切りたくないって言うとったし…」
提督「先生、その辺りはどうなっているんですか?」
「安価」
下1?3高コンマ 医者の台詞、行動他
107:以下、
雲龍、葛城の献身もあって承諾している
108:以下、
本人は腕の事ならもう、覚悟は出来ていると……
109:以下、
アフターケアを万全にするという条件の下、承諾
111: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 21:48:58.81 ID:C/JZs8DS0
「本人は腕の事ならもう、覚悟は出来ていると……」
提督「…そうですか」
「ですから、私共が確認を取りたかったのは腕のことでは無いんです」
龍驤「と、いうことは…」
「はい、彼女は最悪の場合、両方の胸の機能を失います。見たこともない症状ですから、もっと最悪なことが起こる可能性もあります」
龍驤「それは…………」
「胸を失うということは、女性にとって大きさ損失になります。勿論そうと決まった訳では無いですが…」
提督「…それでも、天城が助かるにはそれしか無いんですよね?」
「はい、外科的な手段しか方法はありません」
112: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 21:53:13.12 ID:C/JZs8DS0
提督「でしたら……お願いします。彼女を…助けあげて下さい」
「…わかりました」
提督「…………」ブルブル
龍驤「司令官……」
提督「とうとう俺が…俺のせいで……足りないものを作ってしまう…」
龍驤「ううん、天城が助かるにはこれしかないんや。それに、まだそうなるとは限ったことと違うやろ?」
提督「だが……」
龍驤「今は…な?天城を信じるしかないで」
提督「天城…………」
「我々も全力を尽くします。どうか悲観せず彼女を見守ってあげて下さい」
下1?3高コンマ 天城の手術の結果やその他起こったこと等
113:以下、
手術は成功
胸は本来より1カップ程大きいサイズになるが、機能に異常無し
114:以下、
胸は綺麗に後遺症もなく元にもどるが、腕の切除をしようとした際に腕が勝手に反発し手術中止。
115:以下、
手術は無事成功
胸はもとの大きさに戻るが、母乳が出る体質に
116: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 22:41:33.95 ID:jzuXwDKJO
ーー後日
雲龍「天城の手術、成功してよかったわね」
提督「…胸も少し大きいサイズになっただけで、機能に異常無しで良かったよ」
葛城「胸が大きくなる病気なんて…羨ましいと思うけど…」
提督「物には限度というものがある。はっきり言ってあれは…異常だった」
雲龍「呼吸ができないなんて、よっぽどだったのね」
葛城「そうかもしれないけどぉ…」
117: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 22:45:05.98 ID:jzuXwDKJO
提督「しかし手術が成功したということは、腕も切除したということだ」
雲龍「えぇ…そうなるわね」
提督「天城…俺のことを恨んでいないだろうか…」
葛城「それは無いと思うわ、助かるにはそれしかなかったんだもの」
提督「…そうだといいが」
雲龍「何かあれば私達も力になるから」
葛城「あ、ここね。天城姉、入るわよ?」コンコン
下1?3高コンマ 天城の様子や台詞等
118:以下、
今度は母乳が出始めたと言う
119:以下、
港湾棲姫の夢にうなされている
120:以下、
涙目で服をゴミ袋に押し込んでる
125: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 22:59:51.01 ID:jzuXwDKJO
天城「……」
葛城「天城姉?寝てるの?」
天城「うぁ……あぁぁぁ…!」
提督「…様子がおかしいぞ」
雲龍「もしかして魘されるのかしら?天城、大丈夫?天城?」
天城「あ……あぁぁ………?提督……?」
提督「大丈夫か?ナースコールを押そうか?」
天城「嫌……大丈夫…だ……」ヨロヨロ
葛城「ダメだよ天城!無理に起きなくていいから!」
天城「あぁ……」ポスッ
126: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:03:00.18 ID:jzuXwDKJO
雲龍「天城、どんな夢を見たか覚えてる?」
天城「港湾棲姫が……夢の中で……天城のことを…」
葛城「港湾棲姫が……」
天城「ふう……もう大丈夫だ。心配かけて済まないな」
雲龍「酷く魘されていたみたいね、寝巻きが汗でびっしょりじゃない」
提督「…特に上半身が濡れているな。着替えるなら俺は出ていくぞ」
天城「あーその、なんだ……これは違うんだよ」
葛城「違うって何が?」
127: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:06:48.69 ID:jzuXwDKJO
天城「これは汗じゃなくてよ……母乳らしいんだ」
葛城「ぼ!?」
雲龍「提督、少しお話しがあります」
提督「待て待て!俺は何も知らんぞ!」
天城「違うんだって!この母乳は…手術した後に出てくるようになっちまったんだよ…」
雲龍「そんなことって……」
天城「嘘じゃねぇよ、大体提督は龍驤以外に手を出すと思うか?」
雲龍「…それもそうね」
提督「それも問題だと思うが…他に何か無いか?その…腕は切除してしまったわけだが…」
天城「安価」
下1?3高コンマ 天城の台詞、行動他
128:以下、
腕か?腕は義肢がつくんだろ?しかも高性能なやつ。覚悟はしたんだ、今更あーだこーだ言わねぇよ。
129:以下、
それは覚悟していたから問題ない、でも母乳はなぁ…………
130:以下、
腕は大丈夫だよ
北上と明石と夕張の合作で義手を作ってくれる事になったから
(掌の部分に高電圧スタンガン装備)
133: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:17:35.79 ID:jzuXwDKJO
天城「それは覚悟していたから問題ねぇよ。でも母乳はなぁ…………」
雲龍「腕が無くなるより嫌なの?」
天城「嫌だ!めちゃくちゃ嫌!!」
提督「…どうにかならないのか?胸も小さくできたんだから、それも治りそうな気もするんだが」
天城「それがよ…下手に手術とかしちまうとまた胸が大きくなる可能性があるらしいんだよ」
天城「切除した胸の一部を元に研究するから、それまで待ってくれって……はぁぁぁぁぁ…」
雲龍「時間がかかりそうね」
天城「それまでずっと出っぱなしなんだぜ?ほんと、嫌になるよ…」
134: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:23:08.28 ID:jzuXwDKJO
提督「…感覚はあるのか?」
天城「あるから困ってんだよぉ!ずっと妙な感触が…はぁぁ……」
雲龍「母乳は元は血液なのよね?なら出なくなるまで絞るというのはできないわね」
天城「それは先生にも言われなぁ、無理するなって」
提督「…我慢するしか無いのか」
天城「なんで天城がこんなことに…こんな性格で母乳垂れ流しなんてカッコつかねぇって…」
下1?3高コンマ この後の展開や誰かの台詞等
135:以下、
皐月乱入
じゃあ僕に飲ませてよ!渇れるまで飲んであげるよ!
136:以下、
皐月が 母乳を 飲みたそうに こっちを見ている!
137:以下、
提督
切除した腕をどうするのか先生に聞こうと病院内を捜索する。
138: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:31:43.26 ID:jzuXwDKJO
提督「…ん?天城、胸は研究に回すんだよな?腕をどうするのかは聞いたのか?」
天城「いや……それは聞いてねぇな」
提督「…なら聞いておいた方がいいだろう。雲龍、葛城、少し待っていてくれ」
雲龍「わかったわ、ここで待っているわね」
葛城「ぼ……母乳……天城姉の…母乳……」
139: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:34:39.03 ID:jzuXwDKJO
ーー
提督「広い病院を闇雲に探しても拉致があかない。受付で場所を聞いてよかった」スタスタ
提督「……ふむ、ここに居るのか」
提督「あの腐っていた腕はなんなのか、もう研究をしているかもしれないな」
提督「天城に知らせなかったのは、せめてもの気持ちだったかもしれん」
提督「…だがもしそうで無いとすると……」
提督「…とにかく入ってみよう」ガチャ
下1?3高コンマ 医者の台詞や行動、その他部屋の様子等
140:以下、
腕から深海棲艦の細胞が確認されたと大騒ぎ
141:以下、
腕が泥状のナニカになって周囲の人間を飲み込んでいた
142:以下、
研究者「うんうん、とりあえずウィルスはないかな?」
少し切っては食べていた
144: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:52:43.04 ID:jzuXwDKJO
「ダメだ!今扉を開けるんじゃない!!」
提督「何を言って…………」ガチャリ
提督が扉を開けると、そこには泥状のナニカが部屋中に渦巻いていた。スライムのように形があるわけではなく、本当に泥のようなモノが提督の目に飛び込んできたのだ
提督「な、なんだこれは!?」
「これに近寄ってはダメです!早く扉を……!」
その泥状のナニカは既に人を飲み込んでおり、提督をも飲み込もうと足元から絡みつく。提督は抗おうとするも、相手に実態も無い為どうにもできなかった
提督「うぉっ……!」
「これが…病院内に広がれば…大変なことに……!」
提督「それより、これはなんなんですか!?」
「わかりません…!天城さんの切除した腕が…突然こうなってしまって……!」
145: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/15(木) 23:57:43.17 ID:jzuXwDKJO
「助けを呼ぼうにも……体を飲み込まれて動けないんです…!」
「携帯を使おうにも取り出せませんし、警報機も押せません!」
提督「…なら私が助けを呼びます。私はまだ携帯を…触れます…!」スッ
「お願いします……!」
「こんなものが病院内に解き放たれてしまっては、患者さん達の命が!」
提督「俺はこの携帯を使って…どうすればいい!?」
下1?3高コンマ 提督の行動を。助けを呼ぶ以外の行動でも、なんでも可
146:以下、
自分の鎮守府に連絡して援軍要請
147:以下、
無意識の内に龍驤に電話していた
龍驤の通報で陸軍憲兵隊と重武装したあきつ丸がやってくる
148:以下、
スプリンクラーにむかって携帯電話を投げて水を降らせる
149: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/16(金) 00:07:44.75 ID:ItfYjxibO
提督「冷静に考えて今から救助を呼んでも間に合わない可能性がある……それなら!」
提督「先生…私の上にあるこの装置は…消火装置ですか!?」
「はい…れそれは煙を探知すれば…自動的に水が吹き出すスプリンクラーです…!」
提督「この手のスプリンクラーは…外から強い衝撃を与えても…作動しますよね!?」
「確か…消防がそんなことを…言っていた気がします…!」
提督「やはり…私も…消防に言われたことがあるんですよ…」
「ですが…それが何か関係するんですか…?」
150: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/16(金) 00:11:14.78 ID:ItfYjxibO
提督「こうするん…です!」ブンッ
「あ…!携帯を……!」
ガシャッ!
提督「………どうだ!?」
プシュ……
「おぉ…!」
ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…!
「警報音…!スプリンクラーが作動しました!」
提督「よし…これで外に知らせることはできました…!」
サァァァァァ……
「水も出てきました…これで救急、消防にも連絡がいった筈です…」
151: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/16(金) 00:14:41.62 ID:ItfYjxibO
「あ……あれ!?泥が…動かなくなってる!?」
「本当だ!」
「いや動きが弱っているだけだ、油断するな!」
提督「まさか…水を浴びると動きが鈍る…?」
「とにかく、今のうちにコレから出られる人は脱出して下さい!」
「先生!今助けます!!」
「私は自力で出られる!それよりキミは女性を助けてやってくれ!」
「わかりました!」
提督「これは一体…なんだったんだ……」
ーー
173: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 20:22:59.86 ID:xQZEe/h20
ーー
北上「これでいいのかな……全部メモったよねぇ……」
明石「だだだだ大丈夫です……」
秋津洲「もしもの時はあたしと明石がいるかも!」
夕張「一応私も居ますよ!」
北上「でもさ?心配なのは心配なの!あたしが病院に戻ってる間に何かあったら……!」
秋津洲「北上さんは心配し過ぎかも!」
174: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 20:28:15.73 ID:xQZEe/h20
北上「あたしは次退院かどうかわかんないんだから、心配にもなるって!」
夕張「でも北上さん、そろそろ出発の時間なんじゃ……」
北上「もうわかってるんだってぇ??!」
明石「ききき北上さん……そそそそそそんなに龍驤さんのこと…ししし心配なんですね……」
秋津洲「やっと仲直りできたと思ったらこれだから仕方ないかも。まぁほとんど北上さんが心配症なだけかも……」
夕張「ほら北上さん!早くして下さいって!」
北上「うぁ??!何かあったら絶対!あたしに連絡するように??!!」ズルズル
秋津洲「…結局最後まで騒がしかったかも」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
175:以下、
天城の身に起こっている事件の連絡が届いた
176:以下、
病院にて、北上、多摩を助けた球磨とあう、球磨は大井を乗せた車椅子を押している
177:以下、
天城のお見舞いに雲龍と葛城が
179: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 20:56:07.35 ID:xQZEe/h20
ーー
北上「……で、なんでアンタ達まで着いてくんのさ」
雲龍「私達は天城のお見舞いついでよ」
葛城「天城姉落ち込んでるらしいし、元気付けてあげようと思ってたの!」
雲龍「目的地は同じなんだし、不都合は無いわよね?」
北上「そうなんだけど……ま、それはいいんだけどさ?…」
葛城「北上さん、何が不満なの?」
北上「あたしの為に付き添いが二人もだなんて…そう思われるのが嫌なんだよね?」
180: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 20:59:46.69 ID:xQZEe/h20
葛城「それくらい我慢してよ!」
雲龍「そうよ、それに貴女は立派な病人なんだから。付き添いがいて何もおかしなことはないの」
北上「むぅ?……」
雲龍「納得いかないかもしれないけど、今は我慢してちょうだい」
北上「……はいはい、諦めましたよ?っと」
葛城「あの北上さんを言い負かすなんて…流石雲龍姉ぇ!」
雲龍「私とは付き合いも長いからよ」
北上「アンタが普段あたしをどう思ってるか…今のでよ????くわかったよ…」
葛城「い、いや!それは…あの……」
181: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 21:04:24.63 ID:xQZEe/h20
北上「はぁ…まあいいけどさ……」
球磨「…………」キイッ
北上「…ん?」
雲龍「どうしたの?」
北上「今の…………」
葛城「今?誰か隣に居ました?」キョロキョロ
北上「隣じゃなくって……あそこ!あれって…」
雲龍「…何処かの鎮守府の球磨ね。誰かを車椅子に乗せてるようね」
葛城「誰を乗せてるんだろ…………」
北上「……大井っちだ」
葛城「え?」
北上「ごめんちょっと……」タタタッ
葛城「あ!北上さん!!」
下1?3高コンマ 話かけられた球磨や大井の台詞、行動他
182:以下、
北上と大井の間に入るように、大井から北上が見えないように位置どる球磨
「すまんが、妹の視界に入らないで欲しいクマ」
183:以下、
大井
ひぃっ………!?
別鎮守府の北上に無理矢理夜戦(性的)されたらしく、北上の姿を見て恐怖の表情を浮かべる
184:以下、
子供みたいな返事の大井とそれをあやす球磨
185: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 21:29:44.15 ID:xQZEe/h20
北上「ねぇ、アンタ達ってさ……」
大井「ひぃっ………!? 」
球磨「すまんがお前とは話せんクマ」サッ
北上「あっ……」
球磨「…こいつは他の北上に酷い目に合ったんだクマ。お前は悪くないけど、北上という存在が悪いんだクマ」
大井「ひ……ぎっ………!!」
球磨「大丈夫、大丈夫クマよ。もうあんなクズは大井の前にはやって来ないクマ」
大井「ぎ……ぎぎぎ……っ!」
北上「……大井っち…」
186: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 21:33:23.46 ID:xQZEe/h20
球磨「わかったらさっさとここから消えて欲しいクマ」
北上「…ならさ、その前に一ついい?アンタ…球磨は最近多摩を助けたこと無い?」
球磨「多摩?うちの鎮守府の多摩なら腰抜けだクマ」
北上「違うって。この病院で、アンタが助けなかった?」
球磨「…………あぁ、そんなことあったクマね。じゃあもしかすると…」
北上「そ、あたしはその妹。多摩姉が言ってた特徴と一致してたから、もしかしたらと思ったんだよ?」
球磨「特徴って……球磨なんてどれも一緒クマ…」
北上「本当はそう思ってないでしょ?」
球磨「…………」
187: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 21:35:59.12 ID:xQZEe/h20
北上「…ま、それはいいけどさ、要はお礼が言いたかっんだよ」
球磨「……偶々助けただけクマ。目に入らなかったら助けてないクマ」
北上「なら偶然見ててありがとね、なんにせよ助かったのは事実なんだからさ」
球磨「……」
北上「…よし、お礼はちゃんと言ったから。じゃあね、お連れさんも元気になるといいね」
下1?3高コンマこの後の展開や誰かの台詞等
188:以下、
球磨「お前、まさかあの噂の鬼畜悪魔ドSカニバリ提督の所の奴クマ?」
189:以下、
皐月がついてきてた
190:以下、
多摩がお弁当持って先生のとこへ行こうとしてる
192: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 22:09:50.31 ID:xQZEe/h20
多摩「…」タタタッ
北上「ん、今のは多摩姉…お弁当持ってたなぁ……あ、それじゃあお二人さん、あたしはこれで?」
球磨「アイツは……あの北上は例の鬼畜悪魔ドSカニバ提督の艦娘のはずクマ」
球磨「なのになんで……あんなに明るいんだクマ…」
大井「…………」ダラーン
球磨「クマの提督も厳しい人だったはずだクマ。それなのに大井は…………」
球磨「どうして……こうなってしまったんだクマ……」
球磨「……もう……行くクマ」
大井「……」キィッ
193: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 22:13:12.28 ID:xQZEe/h20
ーー
北上「え?っと、多摩姉はどこに行ったんだろうな?」
北上「料理の勉強してるのは知ってたけど、まさか手作り弁当とはね?」
北上「美味しいならレベル高いだろうけど、その前に果たして相手が受け取ってくれるかだよね?」
北上「あの先生って確か女性不信でしょ?そうホイホイと手作り弁当なんか受け取るかな?」
北上「……お、居たみたいだね?」
下1?3高コンマ 多摩と医師との間で起こっていたことやその他台詞等
194:以下、
二人でベンチで食事中
195:以下、
あーんし合っていた!?
196:以下、
多摩を膝にのせて食べさせあいっこしていた
197: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 22:41:25.06 ID:xQZEe/h20
多摩「あーーん…」
医者「ん……美味しいですよ」
多摩「よかったにゃ……それだけが心配で心配で…」
医者「自分でも味見したんですよね?ほらあーん……」
多摩「んむ……だって…自分じゃ採点は甘くなるにゃ…」
医者「そんな、これだけ美味しいんですから……んむっ」
多摩「どうぞにゃ………そんにゃ、照れるにゃ…」
198: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 22:44:34.42 ID:xQZEe/h20
医者「でも本当に美味し……あれ?貴女は…」
多摩「うにゃ……にゃ?」
北上「あれ?えっと……もしかして二人って…?」
北上「いやいやいやいや、それしか無いよね?多摩姉の膝にお弁当広げちゃってさぁ……」
北上「そうだよ…さっき見た時の違和感……あれ、今ならわかる。お弁当大きいと思ったんだよね…」
北上「まぁでも二人分ならわかるか…十分だよね…」
北上「あ?そっか多摩姉が……うん、よかったじゃん多摩姉!」
下1?3高コンマ 誰かの台詞やその他行動等
199:以下、
多摩
顔真っ赤オーバーヒート
200:以下、
真っ赤になった多摩を先生がべた褒めしてさらに真っ赤になる
201:以下、
二人とも見つめあったあと照れて
医者「実は多摩さんとお付き合いさせてもらうことになりました」
202: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 22:58:20.97 ID:xQZEe/h20
多摩「……」カァァァァァァァ
医者「北上さんは多摩さんとは姉妹だというのに、挨拶が遅れてしまいすいません。実はこの度…」
北上「うんうん、皆まで言わなくても大丈夫だよ」
医者「提督さんにはつい先日ご報告させてもらったんですが、どうも鎮守府はそれどころでは無かったようで…」
北上「あーうん……最近は特に色々あったし、気にしなくていいと思うよ」
医者「また改めてご報告させてもらうつもりです…」
北上「うん、そうしてもらえると助かるかな?」
203: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 23:01:47.77 ID:xQZEe/h20
多摩「……」
北上「…で、この姉はいつまで赤面してんだろうね?」
医者「ふぅむ……」
北上「ん?どったの?」
医者「いえ、こういう表情も可愛いなと……」
多摩「にゃあぁぁ…」カァァァァァァァ
北上「あらら…更に顔紅くなっちゃったし…」
医者「そんなこと言われてましても…事実は事実なので……」
北上「この分だと体まで熱くなってお弁当傷んじゃうかもよ?ほら多摩姉、落ち着いて、ね?」
多摩「安価」
下1?3高コンマ 多摩の台詞、行動他
204:以下、
多摩さんはオチツイテマスヨ?
205:以下、
うううるさい!今日から入院だろ?!早く受付してきたらどうだ!?
206:以下、
しにたい……
207: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 23:35:26.61 ID:xQZEe/h20
多摩「しにたい……」
多摩「いくら浮かれてたとは言え…北上にこんな所を見られるなんて……」
葛城「そんなことないわ、多摩さんも女の子なんだもの!」
雲龍「そうね多摩。あと、北上の付き添いで私達も来ていたのよ」
多摩「に"ゃあ"あぁぁぁぁぁ!!」グィーーン
北上「お??多摩姉のメーター振り切れてるの久しぶりだ?」
医者「え、え?」
208: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 23:37:47.56 ID:xQZEe/h20
北上「今は膝に弁当乗せてるからそうでもないけど、本当は凄いんだよ?」
雲龍「そうね、こうなった多摩は久しぶりね」
葛城「ちょっと、それ私も知らないんだけど!?」
北上「葛城も新人の方に入るからね?知らなくて当然といえば当然だよ?」
医者「あ、あの……多摩さんはどうなってしまうんでしょうか…?」
下1?3高コンマ この後の多摩の台詞、行動他
209:以下、
にゃんにゃんにゃん?と猫ちゃんに
210:以下、
ねこのごめん寝の姿勢にうずくまる
211:以下、
にゃーしか言わなくなる
212: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/25(日) 23:55:32.50 ID:xQZEe/h20
多摩「……」スチャ
葛城「はっ!弁当をベンチに下ろしたわ!」
医者「ここからどうなるんでしょう?」
多摩「……」スッ
雲龍「…出たわね、多摩のアレが」
北上「あたしも久しぶりに見たね?多摩姉のゴメン寝」
葛城「……?」
医者「あの、これは……?」
214: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/26(月) 00:00:31.65 ID:Ex0HWsy70
北上「二人はネットとかで見たことない?猫が土下座してるみたいに寝てる姿とかさ」
葛城「あ……あぁ?…はいはい…」
雲龍「多摩は恥ずかさのメーターが振り切れるとこうなってしまうの。下手に動かさ無い方がいいわよ」
北上「無理に動かそうとして怪我しそうになったこともあるしね?」
葛城「そんなに暴れるんだ……」
雲龍「暴れるというより顔を見られたくない見たいなの」
北上「だからさ?しばらくはこのまましか無いと思うよ?」
雲龍「もし貴方の休憩時間が迫ってるなら、私達が見ておくから心配しないで」
北上「うんうん、後は任せてくれてもいいよ??」
医者「安価」
下1?3高コンマ 医者の台詞、行動他
215:以下、
頭なでなでからの喉元こちょこちょして膝の上でごろにゃんにゃん
216:以下、
ふむ……これはなんとも……
背中をポンポン叩く
217:以下、
もっとキュンキュンしちゃう
218: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/26(月) 00:18:50.69 ID:Ex0HWsy70
医者「ふむ…これはなんとも…… 」
北上「…もしかして幻滅したとか?」
医者「いえ…むしろ逆で……」
雲龍「更に可愛いってことなの?」
医者「…お恥ずかしながら……さらに魅力的だなと…」
葛城「わわわ、惚気だ……」
北上「先生も多摩姉にゾッコンじゃん?女性不信はどうしたのさ?」
医者「えぇ…全くその通りで……」
雲龍「女性不信は完全に治ったというの?」
219: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/26(月) 00:23:06.56 ID:Ex0HWsy70
医者「完全…と言えるかわかりませんが、多摩さんを好きになれたのは確かです」
北上「そっか……多摩姉、頑張ったんだね」
医者「本当に毎日毎日…こんな自分の何処がいいのか…また騙されるのでは無いかと心では疑っていたんです」
雲龍「生憎、多摩は嘘を付くのは得意じゃないのよ」
北上「龍驤さんの件だって、半分も騙せて無かったしね?」
医者「えぇ…だから自分もようやく気付けたんです。多摩さんは本気で自分のことを…って」
葛城「それに答えてあげる先生も素敵だと思うわ!」
医者「ありがとうございます……多摩さん、これからもずっと、お願いしますね」
多摩「…………うにゃ」
ーー
225: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 18:13:24.98 ID:b4/vu2euO
ーー
秋津洲「はぁ……ふぅ……」
金剛「秋津洲、大丈夫デスか?」
秋津洲「……うん、平気かも」
金剛「やはり前の提督と会うのは緊張してしまいマスか?」
秋津洲「緊張っていうか……どうしても殴られたりしたことを思い出しちゃうかも」
金剛「……辛い思いをさせてすいません。ですがこれは他の艦娘の為でもあるんデス」
226: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 18:30:22.03 ID:b4/vu2euO
金剛「艦娘に平気で暴力を振るう提督なんて、この世に居ない方がマシデス」
秋津洲「でも…あそこの鎮守府には他の艦娘達がいるかも…」
金剛「わかっていマス、だからこうやって私達の組織が動いてるんデス。そこは安心して下サイ!」
秋津洲「…かも」
金剛「この問題はもっと時間をかけたかったというのが本音デスが、私が下手をこいたせいでもうすぐ色々と資格を失うんデス。その前に、どうしても秋津洲の問題は解決したかったんデス」
秋津洲「…金剛さん」
金剛「さ、最低ゲス野郎に殴り込みデス!」
下1?3高コンマ 秋津洲の以前の鎮守府の様子や前提督の状況等
227:以下、
秋津州がいた頃のまま
228:以下、
環境はそのままで新しい秋津洲がいる
229:以下、
捨て艦にて海域攻略中
231: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 19:10:39.33 ID:6+JPbegV0
ーー
金剛「どうデスか鎮守府の様子は?」
秋津洲「……あの頃と何も変わって無いかも。皆んなギスギスして…出撃のことしか考えて無くて…」
?「…」ペチャペチャ
金剛「あの艦娘は…何をしてるんでしょう?地面に座り込んでいるように見えマスが……」
秋津洲「あの子……新しい秋津洲かも。本当にあの頃と同じ……」
金剛「アノ…あれは何を?」
秋津洲「地面にご飯を撒き散らされてるから……それを舐めとってるかも」
金剛「……!」
232: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 19:16:50.17 ID:6+JPbegV0
秋津洲「多分、歯も半分以上は殴られて折れてるから、硬いものは食べれないかも」
金剛「あんな…あんなのっテ!!」
秋津洲「この鎮守府では、出撃で戦果を挙げれないと畜生以下かも。殺されないだけ感謝しろ、が口癖だったかも」
金剛「……これは私にとって最後の仕事に相応しいデスね」
秋津洲「……でも大丈夫かも?あの提督は大人しく組織が?とか、従うとは思えないかも」
金剛「…やりようはいくらでもありマス。秋津洲にも手伝ってもらうかもしれませんが、協力はしてくれマスね?」
秋津洲「あたしでよかったら協力するかも!」
金剛「サァ……いきますヨ?!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こった事等
233:以下、
恐怖で洗脳状態の艦娘らに囲まれ、誰何される
234:以下、
秋津洲が新しい秋津洲と入れ替わって内部から提督の弱味を探る
235:以下、
死んだ目をした駆逐艦達が砲すら持たずに出撃していく場面に遭遇
236: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 19:53:44.25 ID:b4/vu2euO
《ーー
金剛「新人サンの方の秋津洲さんは説得できマシた。あとは貴女に任せマス!」
金剛「…最悪、場合によっては貴女は酷い目に合うかもしれません。でも、協力してくれるというなら……潜入作戦をお願いしマス」
金剛「あの提督の弱味さえ握れば……!あんな奴さっさと拘束できるんデス!」
金剛「秋津洲さん、決して無理はしないで下さい。デスが、何か情報を掴み次第、直ぐに私に知らせて下さいネ!」
ーー》
秋津洲「……あたしが潜入…やったことないけど……」
秋津洲「…ううん、あの提督を野放しにはできないかも。秋津洲が頑張ればいいだけかも!」
秋津洲「だから大丈夫……うん…あたしは…大丈夫………」
237: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 19:59:35.86 ID:6+JPbegV0
秋津洲「…多分新人の秋津洲も無視されてるハズだから、色々と捜索は簡単かも」
秋津洲「提督の弱み……暴力を振るってる瞬間を撮る…とか?」
秋津洲「それとももっと言い訳のできないような物証を掴むしかないかも?」
秋津洲「うーん……難しいかも……」
秋津洲「とりあえず…今あたしにできることをやるしかないかも!」
秋津洲「潜入って何か響きが格好良いし…うん!やってやるかも!!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こった事等
238:以下、
執務室の天井裏で情報を聞く
239:以下、
資源着服の証拠を無事に入手
240:以下、
潜入の結果、執務室を含めさまざまな場所の盗聴、盗撮に成功
新事実として、艦娘を使って秘密裏に売春宿も行っていた
246: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:12:50.34 ID:6+JPbegV0
ーー
金剛「提督、失礼しマス」コンコン
提督「…金剛か、どうしたんだ?」
金剛「何人か護衛の艦娘を用意してくれまセンか?」
龍驤「なんや?カチコミにでも行こうっちゅうんか?」
金剛「……」
龍驤「な、なんやそのリアクション……まさか…」
金剛「私がやろうとしていることは、カチコミには間違いありまセン。相手は深海棲艦ではありませんが…」
提督「…そうか、証拠が揃ったというんだな?」
金剛「はい、バッチリでシタ」
247: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:17:17.00 ID:6+JPbegV0
金剛「秋津洲さんが潜入してもらった結果は素晴らしいものでシタ。様々な盗聴、盗撮データがたんまりデス」
金剛「それに新事実とシテ……あの最低野郎は、艦娘を売春婦扱いしていたようなんデス」
龍驤「それって…売春宿かいな!?」
金剛「それに近いものデス。ゲス野郎は私服を肥やしてもいたようデス」
提督「………そうなんだな」
金剛「私の降格処分まであと数日。今日を逃せば私があいつを捕まえることはできまセン!」
提督「…わかった、護衛を用意しよう」
金剛「ありがとうございマス!」
248: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:19:46.96 ID:6+JPbegV0
龍驤「司令官、ウチも行ってええやろか?」
提督「…行きたいんだろう?」
龍驤「そうに決まってるやん!そんな奴ウチが直接しばいたる!!」
提督「…戦力的にも龍驤は申し分無い。あとは今空いている艦娘で……」
金剛「……いよいよ決戦デス」
金剛「最後に大仕事を…提督の為にやってみせマス!!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こった事等
249:以下、
全て分かった上で従う最精鋭の武闘派が揃った状態に突っ込んだ
250:以下、
両足両手を失っているある艦娘に「他の全てを犠牲にしてもお前の手足を戻してみせる」と言っている提督の姿を見てしまう
251:以下、
実は洗脳されていた秋津洲が罠を張っていて提督と金剛が鎮守府襲撃の罪で捕まる
255: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:45:51.52 ID:6+JPbegV0
ーー
ザワザワザワザワ
「何々!?」
「不審者!?それとも侵入者!?」
金剛「お前ら全員大人しくするデース!!」
龍驤「力でどないかしようとしても無駄やからな?」
神通「むしろ…痛い目を見るのはそちらです…」
「ちょっとアンタ達!誰の許可もらってここに来てんのよ!?」
金剛「私に許可なんていりまセンね」
「はぁ!?頭沸いてんの!?」
金剛「……このバッジの意味がわかりませんか?」キラッ
「あ……あぁぁぁぁぁ………」ガクッ
「そん…な…………」
金剛「ゲス野郎…ここの提督の所に案内しなさい。これは命令デス」
「一体…誰が裏切って…………」
金剛「さっさと言うことを聞くデス!」
「…………はい」
256: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:49:25.20 ID:6+JPbegV0
ーー地下
「……体調はどうだ?」
「…………」
「そうか、なら安心だ」
「…………」
「あぁこっちは何も問題無い。本当だ」
「…………」
「騒がしいのは気にしないでくれ……いや、お前は何も関係ないんだ」
「…………」
「そんな事は無い、俺はお前を重荷に思ったことなんて一度も無いぞ」
257: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:53:49.61 ID:6+JPbegV0
「…………」
「そうだ、俺は金持ちだって言っただろう?お前の治療費なんか余裕さ」
「…………」
「あぁ…俺もだよ」
「…………」
「いや……全てを犠牲にしてもお前の手足を戻してみせる。お前をもう一度…海に立たせてやる」
「…………!」
「無理じゃない、これは…なんとしてでも達成する」
キィッ
「!!……また、様子見に来るからな」
「…………!!」
「大丈夫だ……お前は何も心配しなくていい…」
「大丈夫…だからな…………」
258: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 20:58:51.63 ID:6+JPbegV0
ガチャ
「フンッ、意外と早かったようだな」
金剛「……」
龍驤「アンタ……」
「お前らが来るのはわかっていた、どうせ俺を捕まえに来たんだろう?」
神通「貴方は…あの艦娘は……」
「あ?何を言っているかわからんな。それにしてもアイツら、足止めもできんとは…まぁいい、とっとと俺を拘束しろ」
金剛「……規則に基づき、貴方の自由を奪わせてもらいマス」
「チッ…上手くやっていたつもりだったんだが…俺の悪運もここまでということか」
「所詮……悪事は長続きしないということか……」
金剛「…………」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こった事等
259:以下、
手足のない艦娘が這いずりながら止めようとする
260:以下、
腹心の精鋭艦隊が帰還してくる
261:以下、
虐げられてた艦娘の一人が拘束された提督をナイフで刺す
264: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 21:18:47.16 ID:6+JPbegV0
ドヨドヨ…
ザワザワ……
「嘘…提督が……」
「でも…自業自得だよね……何人も虐めてたし…」
「毎日殴られてる子も居たしね…」
金剛「……」
「オイ、ちゃんと足は用意してるんだろうな?ここから徒歩で詰所なんて笑えるぞ?」
金剛「…輸送の車両は用意してありマス」
「フンッ、ならいい」
龍驤「……なぁ神通…」
神通「わかっています…さっきの艦娘のことは提督に……」
265: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 21:22:45.53 ID:6+JPbegV0
タタタッ
「あ?誰が走って……」
ドンッ
「……ぐっ…!」
金剛「…そこの貴女、どいて下さい。この提督は連行します」
「…………」グリグリ
「がっ……!!」
龍驤「…ん?何か様子が…」
神通「…金剛さん!」
金剛「エ…………?」
「ぐ…が………」バタッ
?「安価」
下1?3高コンマ この提督に虐められていた艦娘の名前と台詞等
266:以下、
清霜
あースッキリした!
戦艦になれなくてもお前くらいぶっ殺せるんだよ!
267:以下、
夕雲 貴方はもう用済みだそうです
268:以下、
あきつ丸
今までの私と皆の怨みであります!
273: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 22:18:37.19 ID:b4/vu2euO
夕雲「提督、貴方はもう用済みだそうです」
「な……に…………」
龍驤「あかん!急所に刺さっとる!」
金剛「急いで運ばなければ……!」
夕雲「……うふふ」スッ
神通「…お二人はその人をお願いします。私は夕雲さんを…追います」
龍驤「……わかった、任せたで!」
神通「逃がしません……」
275: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 22:22:09.64 ID:b4/vu2euO
ーー
夕雲「……ふふふ、まいたみたいね」
夕雲「地の利がある私に追いつけるわけないのに…本当にお馬鹿な人……」
夕雲「あの鎮守府の皆んなはダメダメね?もう価値も無いし…」
夕雲「……ついでにあの子にも…トドメを刺しておこうかしら…」
夕雲「……あはは」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こった事等
276:以下、
いつの間にか後ろにいた謎の夜戦仮面に捕縛され、神通に引き渡された
277:以下、
夕雲が調子乗ってると前線から帰ってきたちょっとネジが外れた艦隊に捕まる
278:以下、
トドメを刺しに行った所に、戻ってくる事を予想して先回りしていた神通に見つかる
口封じを図るも、神通に返り討ちにされる
282: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 22:51:56.47 ID:b4/vu2euO
神通「何処に…あの夕雲は……」
神通「…………」
神通「……居た…!」
神通「でも…様子が……」
夕雲「」ダラーン
「ナニあんた?侵入者?」
神通「いえ私は……」
「まーなんでもいいけどさ、コイツ、預かっといて」
夕雲「」ブランブラン
283: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 22:57:32.11 ID:b4/vu2euO
「なんか調子乗ってたからぶちのめしたけど、反応無くなってつまんないから」
「だからあとヨロシク?」
神通「…わかりました」
夕雲「」ダラン
「じゃ?私達はまた出撃してくるから」
「ねぇあいつ結局誰なの?」
「さぁ、こっちには関係ないことでしょ?」
「ほっとけほっとけ」ザザザッ
神通「……随分と変わった皆さんですね…」
284: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 23:00:01.56 ID:b4/vu2euO
ーー地下
神通「………ここにあの子が居るはずです」
神通「さっきはチラッとしか…見えませんでしたが…」
神通「あれは…あの子には手足が…」
神通「…喋ることはできていたようです…だから…コミュニケーションは取れるはずです…」
神通「話を……聞いてみましょう……」
下1?3高コンマ 手足の無い艦娘の名前とその台詞等
285:以下、
早霜
姉さんと提督はどうなったの?
286:以下、
島風
何処の人?
提督と一緒じゃないとここには来れないはずだよ?
287:以下、
島風
「…てーとくじゃない?誰?」
289: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 23:20:37.76 ID:b4/vu2euO
神通「貴女は……」
島風「貴女は何処の人?提督と一緒じゃないとここには来れないはずだよ?」
神通「提督…と…」
島風「だって提督がそう言ってたもん!」
神通「島風、貴女は……いえ、それより提督は…」
島風「え…提督が……どうかしたっていうの…?」
神通「…………」
島風「嘘…だよね……?」
290: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 23:23:38.07 ID:b4/vu2euO
島風「私には提督しか居ないんだよ?ご飯もお風呂もトイレも…全部提督がしてくれてたのに…」
島風「提督が……?嘘…私の前から消えちゃうの…?」
島風「い、いや…………」モゾモゾ
神通「ダメです…動いては……」
島風「嫌だ……捨てないで……殺さないでよぉ……」
島風「嫌だ嫌だ……私は…まだ……」
島風「助けて…提督……提督……」ゴソゴソ
神通「…島風さん」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こった事等
291:以下、
島風が舌を噛んで瀕死に
292:以下、
詳しく事情聴取だ
293:以下、
島風が現実逃避を起こす
295: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 23:35:05.53 ID:b4/vu2euO
島風「あ…………」
島風「……ひ…」
島風「ひひひ………」
神通「島風さん…?」
島風「ひ……ひひひひひ…」カタカタ
島風「て…い…と…く……」
島風「提督……はひひ…」
島風「提督…提督…………」
島風「ひひひひひひひひひ……」
296: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 23:38:39.18 ID:b4/vu2euO
島風「わ……私ね……」
島風「私…提督の隣に…こうやって座りたかったの…」
島風「ずっと…ずっと…………」
島風「ひ、ひひひひ…」カタカタ
島風「ほら提督…潮風が……」
島風「うん…連装砲ちゃんも嬉しいって……」
島風「私…ずっと提督の隣に……」
島風「きひひひひひひひひひひひひ…」
島風「提督……提督…」ガタガタガタガタ
神通「島風…さん……」
神通「貴女を……このままにはできません…」
297: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/28(水) 23:43:26.52 ID:b4/vu2euO
「はっ!あいつ地下室から……!」
「あいつを外に出す訳には……」
島風「ぎひひひひ…」ダラーン
神通「…………」
「で、でも……あの艦娘って…」
「それより提督はどうしたのよぉ!!」
神通「貴女達…」
「提督!提督ぅ??!!」
神通「…お退きなさい」ギロッ
「ひ……」ペタン
「あ、あぁぁぁ……」
神通「…島風さん、もう少し待っていて下さいね」
島風「ひっひひ…ひひひひひ……」
下1?3高コンマ この提督の運命や島風のこの後の展開等
298:以下、
島風提督は一命を取り留める
その際、自分を始末しようとした連中の情報が記された書類の入っている貸金庫の番号が書かれたメモと鍵を、龍驤に託す
299:以下、
島風提督は帰らぬ人に
いない提督の幻想を見ている島風は入院措置
300:以下、
ボロボロの連装砲ちゃんたちがなだれ込んできて島風を囲み、神通たちから断固として守ろうとする
そんなボロボロの連装砲ちゃん達を見て正気を取り戻す島風
提督は意識不明の重体だが死んではいない
301: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 00:03:46.11 ID:D+GGCmnw0
ーー
龍驤「……以上が今回の件についてや」
提督「まさか…こんな大ごとになるとはな…」
龍驤「向こうの提督は一命は取り留めたみたいやで。処置が早かったのが良かったみたいやな」
提督「…流石は金剛と龍驤だ」
龍驤「そういう処置はまぁ…慣れとるし」
提督「…島風はどうなった?」
龍驤「瑞鶴の通ってる病院…多摩と恋仲の先生もおる病院やね。とりあえずそこに入院することになったわ」
提督「…そうか」
302: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 00:08:32.70 ID:D+GGCmnw0
龍驤「ほんでこれが…例のもんや」チャリ
提督「これが……」
龍驤「あの提督を始末しようとした連中の情報が記されたメモと鍵や」
龍驤「鍵は貸金庫の鍵で、中身はもう金剛に渡しとるよ」
提督「…ならこれはコピーということだな」
龍驤「死ぬかもしれんっちゅう状況で、これをウチに託したんや。きっと何かあるはずや」
提督「…これから……少しずつ、だな」
龍驤「金剛は独自で動くらしいけど、無茶はせんように言うといたよ」
提督「…こういうものは焦ってはいけないからな」
303: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 00:12:29.27 ID:D+GGCmnw0
龍驤「それから…夕雲と島風に聞き取りもやってるみたいやけど、夕雲は黙秘しとるみたいやね」
龍驤「それから島風なんやけど…少し気になることを言うてたらしいわ」
提督「…気になる?」
龍驤「例の男……死んだはずの男が関係してるかもしれへんって話らしいんや」
龍驤「島風とコンタクトを取ろうとしとったってことは……多分…」
提督「…龍驤と同じで…実験台にしようとしていた…」
龍驤「島風はウチよりあれやし…もしかしたらな……」
提督「…謎は深まるばかりか……」
ーー
311: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 18:46:06.15 ID:UzInHed90
ーー
朝霜「んぁ……」
朝霜「んんん……朝か…」
朝霜「ふあぁ……やっぱり懲罰房での目覚めはいいよなぁ…」
朝霜「この誰にでも見られる環境ってのがいいんだよ……」
朝霜「……ま、今は誰も見てねぇけどさ」
朝霜「とりあえず…起きるか……」
312: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 18:48:20.46 ID:UzInHed90
朝霜「体に……アザは無ぇか…」
朝霜「司令…あたいの寝込み襲ってくんねぇかなぁ…」
朝霜「一発ぶん殴ってもらえるだけで…あたいは……」
朝霜「…………」ブルッ
朝霜「……おっと、つい想像しちまった」
朝霜「さぁ…今日もちょっかい出しに行ってやるか…っと!」
下1?3高コンマ 朝霜のこの後の行動等
313:以下、
今日も元気に単艦で鎮守府前海域パトロール
314:以下、
兎に角トレーニングして自らを痛めつける
315:以下、
ドアのすぐ前に寝転んで踏まれ待ち
317: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 19:03:26.91 ID:UzInHed90
ーー鎮守府近郊の海上
朝霜「深海の奴らにちょっかい出してやろうと思ったが……どいつもこいつも腑抜けしか居ねぇ」
朝霜「せっかくこっちは単艦だってのに……」
朝霜「もっとこう…あたいをボコボコにしてくれるような深海棲艦は居ねぇのか?」
朝霜「はぁ……つまんねぇなぁ……」
ザザザザザザッ
朝霜「敵…!いや、あれはただのはぐれ艦隊か……暇つぶしにもなんねぇ…」
朝霜「ま……見かけたから沈めとくか…」
318: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 19:07:32.48 ID:UzInHed90
ーー鎮守府
朝霜「はぁ…結局無傷だったか…」
朝霜「ワザと砲撃くらっても、あたいの練度だとダメージ入んねぇんだよなぁ…」
朝霜「暇つぶしにしてはつまんねぇし……」
朝霜「あ?ぁ…司令か誰かにイジめて欲しいぜ…」
朝霜「ここの奴らは煽っても喧嘩したがんねぇし…それに練度に差があるから殴られても無駄か…」
朝霜「はぁ…今日は無性にドM心が疼いちまうな…」
下1?3高コンマ 朝霜のこの後の行動等
319:以下、
とりあえず提督の所へ
320:以下、
削ってあげるよ少しづつねぇ!
のセリフでドSと噂の護衛棲水姫を探しに行こうとする
321:以下、
皐月のもとへ
322: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 19:30:18.61 ID:UzInHed90
朝霜「お、いたいた」
皐月「朝霜?僕に何か用なの?」
朝霜「実はさ、あたいイジめて欲しいんだよ」
皐月「…実はも何も、毎日言ってない?」
朝霜「違ぇんだよ!今日は特別イジめて欲しい気分のんだよ!」
皐月「僕にはよくわからないけど…でもなんで僕に聞いたの?」
朝霜「皐月って胸好きだよな?だから何か知ってんじゃねぇかと思ってさ!」
皐月「え!?朝霜もオッパイ大好きなの!!」
朝霜「違う、そうじゃねぇって」
皐月「なぁんだ……」
323: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 19:34:05.21 ID:UzInHed90
朝霜「あのな、あたいが聞きたいのは胸のことで怒りそうな奴の情報を聞きたかったんだよ」
皐月「なんでわざわざ相手を怒らせるの?」
朝霜「怒りに任せた一撃をくらいたくてな」
皐月「あぁ……」
朝霜「皐月の行動力から言うとよ、ここの奴ら何人か怒らせたこともあるだろ?だからその情報が知りてぇんだ!」
皐月「うーん…これもオッパイも布教と考えたら…教えてもいいのかなぁ…」
朝霜「お、有難いな!」
皐月「じゃあ……安価」
下1?3高コンマ 皐月の言ったこと等
324:以下、
天城のおっぱいを吸ったときは強烈なのが飛んできたよ
325:以下、
「りゅうじょうさんこわい」gkbr
326:以下、
加賀さんはおっぱいに飛びつこうとすると、艦載機が飛んでくるよ
(基本的に加減はするが、朝霜の時のみ轟沈しない限り手加減無しでOKと伝達済)
327: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 19:48:35.36 ID:UzInHed90
皐月「……龍驤さんかな」
朝霜「あの人って怒るのか?ブチ切れしてるとこなんて滅多に見ねぇぞ?」
皐月「うん……僕もそう思ってたんだ…」
朝霜「皐月…?」
皐月「まさか…あんなに怒るなんて…」ガタガタ
皐月「りゅうじょうさんこわい……」ガクガク
朝霜「おーい皐月?帰ってこーい…」
皐月「…は!ごめん……ついあの事を思い出しちゃって…」
328: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 19:51:11.24 ID:UzInHed90
朝霜「皐月がそうなっちまうくらいのことだなんて…」
皐月「うん…もう思い出しくは無いかな…」
朝霜「皐月、龍驤さんになんて言ったんだよ?」
皐月「…本当に知りたいんだね?」
朝霜「あぁ!後悔はしねぇ、だから頼む!」
皐月「……わかったよ、あのね…」
朝霜「…………ふむふむ」
下1?3高コンマ 龍驤が怒った台詞の内容を
329:以下、
おっぱい吸わせて!
330:以下、
(木の板を見せつつ)
まな板にしようぜ!
331:以下、
龍驤さんって左手足が無いよりおっぱい無いほうが問題じゃないかな?(冗談
332: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:03:27.84 ID:UzInHed90
ーー
朝霜「司令、失礼するぜ?」ガチャ
龍驤「残念やな、司令官は今用事でここにおらんねん」
龍驤「まぁ鎮守府の中には居るから、直ぐ戻ってくるやろうけどね」
朝霜「いや、龍驤さんがいるならそれでいいんだよ」
龍驤「ウチが?また変なこと企んどるん違うやろな…」
朝霜「あたいが考えてることはいつも一つだぜ?」
龍驤「ほんまにこいつは…」
333: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:05:45.12 ID:UzInHed90
朝霜「いいじゃねぇか、個人の趣味なんだからよ!」
龍驤「ぐ……それを言われるとウチも弱いな…」
朝霜「龍驤さんとはドM仲間だもんな!」
龍驤「一緒にせんといて!朝霜とウチは遥かに違うからな!」
朝霜「いや?殆ど一緒だぜ?」
龍驤「いいや違う!」
朝霜「本人がそう思ってるだけのパターンだぜ?」
龍驤「うぐぐぐぐ……」
334: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:08:44.53 ID:UzInHed90
龍驤「……で、何の用なんや!?」
朝霜「かなり強引に話ズラしたな…」
龍驤「ええから早く言い!ウチに用事なんやろ!?」
朝霜「……ま、いっか。龍驤さん、オッパイ吸わせてくれ!」
龍驤「……は?」
朝霜「聞こえなかったのか?龍驤さん!オッパイ!吸わせて!くれ!!」
龍驤「…………」
朝霜「龍驤さんの!そのオッパイを!あたいに吸わせてくれぇ!」
龍驤「安価」
下1?3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
335:以下、
おっぱい無いで
336:以下、
かめへんか? ボリュームないけど
337:以下、
だめやでぇ、これは司令官だけのものやぁ(はーと)
338: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:17:29.90 ID:UzInHed90
龍驤「…ウチ吸うほどおっぱい無いで?」
朝霜「あれ……?」
龍驤「いや見たらわかるやろ?ウチ小さい方やし…」
朝霜「そうじゃなくてよ……怒らねぇのか?」
龍驤「なにが?」
朝霜「いやその…オッパイ吸わせてくれって言ったのに…」
龍驤「若干イラっとしたけど、怒る程でもないで……あ、朝霜ウチ怒らそうとしたんか!」
龍驤「残念やったな、ウチは滅多なことやと怒らんで?」
朝霜「……どういうことだ?」
339: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:20:47.72 ID:UzInHed90
龍驤「どういうことも無いっちゅうねん、ウチはそれくらいじゃ怒らんってことや」
朝霜「実はよ……この情報は皐月から聞いたんだ」
龍驤「皐月…?」
朝霜「過去にこう言ったら龍驤さんが激怒したってな」
朝霜「皐月の奴、思い出しただけで震えてたんだぜ?」
朝霜「なぁ龍驤さん、これって……どういうことなんだよ?」
龍驤「安価」
下1?3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
340:以下、
あ?、あのときは珍しく司令官と喧嘩して虫の居所が悪かったときやね
341:以下、
あぁあのときかぁ…
あんまりしつこいからちょっち怖がらせるつもりやってん……
342:以下、
前に胸を擦り付けたときに気絶していたからそれで記憶が混濁しているのかもなぁ
344: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:31:02.26 ID:UzInHed90
龍驤「あぁ、あのときかぁ…あれはあんまりしつこいからちょっち怖がらせるつもりやってん……」
朝霜「なんだそういうことだったのかよ…」
龍驤「朝霜もわかってきとるやろ?ウチが滅多なことやないと怒らんのは」
朝霜「そう、だからこれは!……と思ったんだよなぁ…」
龍驤「目論見が外れて残念やったね」
朝霜「ちぇっ……」
345: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 20:33:48.72 ID:UzInHed90
朝霜「…じゃあ龍驤さん、誰か怒りそうな人知らねぇか?」
龍驤「なんでアンタに教えなあかんねん!」
朝霜「教えてくれたら司令に迷惑はかけねぇぜ?」
龍驤「……これから忙しいから、邪魔されたらかなわんな…」
朝霜「だろ?だからさ!教えてくれって!」
龍驤「でもなぁ……」
朝霜「今日機嫌悪い奴でもいいし、こいつにこんな事言うと怒るって情報でもいいからよ!」
龍驤「安価」
下1?3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
346:以下、
レ級と暁でも弄ればええんちゃうか
347:以下、
天城ならキレそうやな
348:以下、
大井にもしものことがあれば
北上が飛んでくるはずやで
351: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 21:06:20.64 ID:UzInHed90
ーー病院
天城「誰だよお前は」
朝霜「だーかーらーあの鎮守府で世話になってるって言ってんだろ?」
天城「嘘つけ、名簿には朝霜の名前なんて無かったぞ」
朝霜「当たり前だ!あたいは勝手に住み着いてるだけだならな!」
天城「なんだよそれ……」
朝霜「だからあの鎮守府の話は知ってるぜ?『足りないもの』の話してやろうか?」
天城「チッ……それを知ってるってことは…マジか」
352: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 21:09:12.93 ID:UzInHed90
天城「で、わざわざ何の用だよ?挨拶にしては遅すぎねぇか?」
朝霜「まぁな、だから天城に用事があってここまで来たんだ」
天城「わざわざ病院まで…ご苦労なこって」
朝霜「あたいは目的の為なら手段は選ばねぇからな!」
天城「はいはい……で、天城に何用だ?」
朝霜「こうするんだよ」むにゅ
天城「!!」
朝霜「あと天城、お前の母乳吸わせてくれよ!!」
天城「安価」
下1?3高コンマ 天城の台詞、行動他
353:以下、
頭イカれてんのか?生娘なのに乳が出るわけねぇだろ
354:以下、
皐月の同類かよ!(バッチーン
355:以下、
んっ///
358: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 21:20:52.06 ID:UzInHed90
天城「頭イカれてんのか?生娘なのに乳が出るわけねぇだろ」
朝霜「なに?病気の影響で母乳が溢れて出てんじゃないのか?」
天城「残念だったな!効く薬がわかったんで、もう止まってんだ!」
朝霜「なんだと……」
天城「お前も皐月と同類なのはわかった。ほら、とっとと帰れ」
朝霜「こんなはずじゃなかったのに…」
天城「あ、提督と龍驤さんにはよろしく言っといてくれよ?」
359: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 21:22:59.32 ID:UzInHed90
朝霜「天城にぶっ飛ばしてもらう為だけに…わざわざここまで来たってのに…」
朝霜「くそ…成果なしじゃ帰れねぇ…」
朝霜「何処か…あたいを虐めてくれる奴は…」
朝霜「あたいのドM心を…満足させてくれ…」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
360:以下、
天才朝霜、天城をまた出るようにしたら相当ぶっ飛ばされるんじゃないかと思いつく
361:以下、
>>320
削ってあげるよ少しづつねぇ!
のセリフでドSと噂の護衛棲水姫を探しに行こうとする
362:以下、
先回りしておなじことしてた皐月がたんこぶ作ってた
363: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 21:43:25.69 ID:UzInHed90
ーー
朝霜「……色々と考えた結果、やっぱり深海の奴らに相手してもらうのが無難だな」
朝霜「探しに行くのはドSと噂の護衛棲水姫だ。なんでも少しずつ削り取られるらしい」
朝霜「あたいくらいの練度だと物足りねぇかもしんねぇけど…」
朝霜「それでも他に当てはねぇし、行くしかねぇだろ!」
朝霜「待ってろよ護衛棲水姫!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
364:以下、
あっという間に倒しちゃって更に飢える朝霜
365:以下、
発言がぶっ飛んでるだけでただの木工職人だった
366:以下、
ホントは艦娘を傷付けるのも嫌う心優しい性格なのに、キャラ付けさせられた所為でドSの烙印を押されている護衛棲水姫と出会う
369: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/29(木) 23:23:02.82 ID:zlO4iXT+O
ズズズズズ……
朝霜「あぁ…コイツもダメだった……」
朝霜「護衛棲水姫も…ただの深海棲艦だった…」
朝霜「こんなんじゃあたいは満足できねぇ……」
朝霜「もっと…もっと刺激を……」
朝霜「体が…疼いて仕方ねぇ……!」
下1?3高コンマ 朝霜のこの後の行動やその他起こったこと等
370:以下、
欲求不満が一周して悟りを開き煩悩を亡くす朝霜
371:以下、
天龍は怒りやすいが、ガチギレしたことはない。天龍をガチギレさせたらどうなるんだろうとふと思い立つ
372:以下、
覆面を付けてとあるブラ鎮に殴り込みを掛ける
その鎮守府の武蔵と殴り合いの死闘の果てに、友情が芽生える
ちなみにそのブラ鎮は物理的(朝霜と武蔵の死闘の余波)にも社会的にも壊滅した
374: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/30(金) 00:01:35.89 ID:IcOAdzP4O
ーー
朝霜「…………」座禅
提督「…朝霜は何をやっているんだ?」
龍驤「なんかな…欲求不満が一周して悟りを開いたらしいねん…」
龍驤「煩悩もなくなった言うてたけど…」
提督「…じゃあ何故執務室に居座っているんだ?」
龍驤「それはわからんわ……」
朝霜「……」
提督「…今までみたいに、変なことを言い出すよりかはマシか?」
龍驤「……そう思っとこか…」
ーー
384: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 18:41:19.65 ID:7KE36g+N0
ーー
瑞鶴「龍驤さんとこの病院に来るのは初めてかしら?」
龍驤「そうかもしれんね、ウチはこの病院にはお世話になって無いし…」
瑞鶴「私も普段は翔鶴姉や加賀に付き添ってもらってるからね」
龍驤「多摩や北上なんかとも行っとるわなぁ」
瑞鶴「目的地が同じだから自然とそうなったのよ」
龍驤「特に最近は多摩やろうなぁ…」
瑞鶴「先生とはうまくいってるみたいで、私も安心したわ」
385: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 18:44:35.55 ID:7KE36g+N0
龍驤「……あの子は元気やろか」
瑞鶴「例の島風ね。向こうの提督は生きてるんでしょ?ならまだマシじゃない?」
龍驤「でも島風は両手足が無いんや。ウチの苦労とは比べ物にならんはず…」
瑞鶴「龍驤さん、そういうのは比べるものじゃないわよ?」
龍驤「…………うん、せやったね」
瑞鶴「貴女がそんな事言っちゃうなんて珍しいわね」
龍驤「動揺してんのかな…」
瑞鶴「ま、会えばどうとでもなるわ。島風、入るわね?」ガチャ
下1?3高コンマ 部屋の中や島風の様子等
386:以下、
連装砲ちゃんと戯れてる
387:以下、
提督が迎えに来ると信じておとなしく待ってる
388:以下、
穏やかな様子で連装砲ちゃんに甲斐甲斐しく世話されてる
389: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 19:05:00.78 ID:7KE36g+N0
島風「瑞鶴さんと……誰?」
瑞鶴「龍驤さんよ。ほら、何度か話してあげたでしょ?」
島風「貴女が……」
龍驤「なんて聞いとるかは知らんけど、ウチがその龍驤や。よろしくな島風」
島風「うん……」
龍驤「なんや、思ったよりも大人しそうな子なんやね」
島風「だって…大人しくしてないと…提督が迎えに来てくれた時…困っちゃうから…」
龍驤「…そうか、うん」
390: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 19:07:56.56 ID:7KE36g+N0
島風「ねぇ瑞鶴さん、提督のこと何か聞いてないの?」
瑞鶴「残念ながら…ね」
島風「提督……」
瑞鶴「何も無いってことは順調なんだと思うわよ?状態が悪い方に進んでたら、何かあるでしょうし」
島風「じゃあ…特別良くもなってないってことだよね……」
瑞鶴「……否定できないわね」
島風「提督……提督…」
391: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 19:11:25.57 ID:7KE36g+N0
龍驤「島風は提督のことが大好きなんやね」
島風「好き…それに私には提督が居ないと…何もできないし…」
瑞鶴「でも今は看護師の人達にお世話してもらってるでしょ?」
島風「違うの…そうじゃないのぉ……」モゾモゾ
龍驤「落ち着き島風、な?ウチはその気持ちわかるから」
島風「ん……」
龍驤「そうやなぁ…せっかくやからウチに何か質問とか無いか?」
島風「龍驤さんに……」
龍驤「ウチのことでもええし、鎮守府のことでもええ。なんでも聞いてくれてええで?」
島風「安価」
下1?3高コンマ 島風の質問内容を
392:以下、
鎮守府はどうなっているの?
393:以下、
鎮守府の皆は今どうしてる?私、一部の艦娘にはあまり好かれてなかったけど心配だよ
394:以下、
夕雲はどうしてる?
あの子、こんな私にも優しくしてくれたから心配で…
396: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 19:40:29.29 ID:7KE36g+N0
島風「私の鎮守府の皆は今…どうしてる?私…一部の艦娘にはあまり好かれてなかったけど…皆んなのことは心配…」
瑞鶴「……龍驤さん」
龍驤「うん…島風には全部言うといた方がええかもね」
島風「え、何……なんの話なの……?」
龍驤「ええか島風…落ち着いて聞いてな?」
島風「え、え…………」
397: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 19:52:51.09 ID:7KE36g+N0
龍驤「まずな…島風のとこの提督は…艦娘に暴力を振るっとるような奴やってん」
龍驤「沈む一歩手前までの連続出撃は当たり前で…独自のノルマを達成できへんだら……」
龍驤「事実、何人かの艦娘は顔にアザがあるような子もおった」
龍驤「だから…あの鎮守府の艦娘の八割九割は…もうあそこにはおらんよ」
龍驤「あ、でも安心してな。その子らは保護団体が保護してくれくれてるから」
龍驤「金剛がうまく動いてくれたみたいやね……うん」
398: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:01:07.58 ID:7KE36g+N0
龍驤「あとな……艦娘を利用して……売春宿も経営しとったらしいんや」
龍驤「それは利益が凄くてな…提督はかなりの資金を持ってたはずなんや」
龍驤「でも…実際には殆ど金は持ってなかった」
龍驤「最初はどっかに隠しとると思われとったけど…そうやなかったみたいなんや」
龍驤「全部……島風の為に使われとったらしい」
龍驤「覚え…無いか?専用の治療器具とか…医療用のベッドとか……」
島風「……」
399: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:04:22.66 ID:7KE36g+N0
龍驤「艦娘に暴力を振るってた理由はわからん。ストレス発散なんか…現実逃避やったんか…」
龍驤「それでも…艦娘に手を出したのは事実や」
龍驤「提督は退院次第…逮捕されることになっとる」
龍驤「島風のとこに色々聞きに来た人おったやろ?あの人らな…警察と上層部の人やってん」
龍驤「提督は残念かもしれんけど……艦娘のことは心配さんでもええからな?」
龍驤「だから今は…ゆっくりしとき……」
島風「安価」
下1?3高コンマ 島風の台詞、行動他
400:以下、
逮捕?提督ともう会えないの?嫌だよ!治ったらいろんなモノ見て回ろうって一緒にいようって!
401:以下、
提督とはまた会えますか?
402:以下、
全部しってたよ
連装砲ちゃんが教えてくれたから
403: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:21:41.91 ID:7KE36g+N0
島風「逮捕……?提督ともう会えないの…!?嫌だよ!治ったらいろんなモノ見て回ろうって!一緒にいようって約束したのに!!」
瑞鶴「島風……」
島風「嫌だ…嫌だよぉ……提督ぅ……」
瑞鶴「龍驤さん…やっぱり伝えない方がよかったんじゃないの?」
龍驤「……ウチやったら知らせて欲しいと思ってん。希望が大きくなれば…期待が大きくなればなるほど…裏切られた時のダメージは深刻になってしまう」
瑞鶴「……」
島風「提督……提督、提督……」モゾモゾ
龍驤「心が壊れてしまったら…立ち直るのは容易では無いんや…」
404: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:25:32.34 ID:7KE36g+N0
龍驤「……島風、ちょっとだけ話聞いてもらえるか?」
島風「提督…………」
龍驤「このままやと島風は退院した後は施設送り…というより、また別のとこに入院になるんや」
龍驤「それでな…ウチらでよかったら面倒見たろうと思ってんねん」
龍驤「ウチを見てもらったらわかるけど…こんなんが何人もおるような鎮守府や」
龍驤「今までとは違って、ベッドに寝たきりっちゅうことも無くなると思う」
龍驤「自由に動けるようになるかはわからんけど…ええ環境なんは間違いないと思うで?」
龍驤「島風…どうやろか?」
島風「安価」
下1?3高コンマ 島風の台詞、行動他
405:以下、
提督……提督……
(聞いちゃいねぇ)
406:以下、
ありがとう でもあの人の隣が私の居場所だからお断りします
407:以下、
提督がいないと嫌だよ
408: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:37:32.71 ID:7KE36g+N0
島風「提督がいないと…嫌だよ……」
瑞鶴「でも提督は…」
島風「いいもん…出てくるまでずっと待ってるもん…十年だって…二十年だって…」
島風「提督が居ない世界なんて…私には考えられないの……」
龍驤「……そうか、変なこと言うてごめんな?」
島風「ううん…でも私には提督しか居ないから……」
龍驤「ええで、うん…島風がそう言うんやったらええよ」
409: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:41:45.04 ID:7KE36g+N0
龍驤「でもな…考えが変わったりしたらまた言うてな?ここには何回も来るやろうし…その度に寄らせてもらうからな?」
島風「……うん」
瑞鶴「…元気出しなさいよ島風。暗い貴女なんか、提督に見られたくないでしょ?」
島風「そう…だね……」
龍驤「瑞鶴…ほな行こか」
瑞鶴「島風、何かあったらいつでも言ってきていいのよ?番号は教えた通りだから」
龍驤「いつでもかけてきてくれてええからな?迷惑違うって看護師の人にもそう言うといて?」
島風「……うん」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
410:以下、
島風が何者かの手引きでいつの間にか病院から姿を消していた
411:以下、
前線の配備が薄くなった上、後任の提督も残った艦娘の手綱が握れてないと報告が上がる
412:以下、
夕雲の尋問
414: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 20:56:13.21 ID:7KE36g+N0
ーー
提督「……ふむ」
龍驤「難しい顔して資料眺めて…どうしたん司令官?」
提督「…島風の鎮守府があるだろう?あそこが今大変なことになっているらしい」
提督「前線の配備が薄くなった上、後任の提督も残った艦娘の手綱が握れてないそうだ」
龍驤「あそこは艦娘が九割近くも居らんようになったし…配備が薄くなるのはしゃあないけど…」
提督「…あれからかなりの数の艦娘が着任したようで、人数的には問題無いはずなんだ」
提督「だか資料を見る限りは……まともにコミュニケーションも取れていないようだ」
龍驤「そうなんか……」
415: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:01:22.78 ID:7KE36g+N0
龍驤「助け船…出したるん?」
提督「…要請は来ていないが……助けが欲しいのは事実だろう」
龍驤「でもウチらも余裕無いで?今やと支配海域を維持するのにそれなりの戦力は温存しとかなあかん」
龍驤「空母不足に戦艦がおらんかった頃とは違うんや。下手に戦力が無くなるのはあかんと思うよ」
提督「あぁ……わかっている」
龍驤「冷たいかもしれんけど…要請も出てないのに、助けたるのはやめて欲しいかな」
提督「…そうだな」
龍驤「……これも司令官と皆んなの為なんや」
416: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:10:25.79 ID:7KE36g+N0
提督「………ふぅ…」
龍驤「あの鎮守府…そんなに気になるん?」
提督「…気にならないと言えば嘘になるな」
龍驤「なんでそこまで気になるん?」
提督「今の提督では無く…捕まった方の提督と俺は似てると思ってな」
龍驤「司令官が捕まるような奴と一緒なわけないで!」
提督「いや…俺も一歩間違えればあぁなっていた」
提督「あの提督は島風の為に…全てを捧げていた。私生活も出撃も……」
提督「金も、全てだ。その気持ちは…俺にはわかる」
龍驤「……」
417: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:12:55.28 ID:7KE36g+N0
提督「もし龍驤が島風と同じ状態までになってしまっていたら…俺は……」
龍驤「…司令官、キミはキミなんやで」
龍驤「他の誰でも無い…ウチが大好きな司令官なんや」
龍驤「だから他の人の事と自分を比べるのはやめて欲しいな…」
龍驤「な、司令官……?」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞やその他起こったこと等
418:以下、
そうだな……
すまんな龍驤
419:以下、
夜戦(意味深)に突入しかかって雲龍、葛城に見つかって怒られる
420:以下、
ああそうだな…出来ればずっと一緒に居たいよ
421: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:25:00.54 ID:7KE36g+N0
提督「ああそうだな…龍驤とは出来ればずっと一緒に居たいよ」
龍驤「わかってくれた司令官?」
提督「…あぁ」
龍驤「あのな…あの提督と司令官が似てるっていうのはわかんねん」
龍驤「島風はかなり愛されてて…島風も提督を愛しとった」
龍驤「でも…あの提督は大きな間違いを犯したんや」
龍驤「だから…そんな人に似てるなんて言うて欲しくなかってん…」
提督「…すまなかった」
龍驤「わかってくれたら…ええんよ……」
422: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:29:39.26 ID:7KE36g+N0
提督「…いつまでもこうしてはいられん。仕事に戻ろう」
龍驤「……せやね!まだまだやることは一杯あるで!」
ピピピピピピ…
龍驤「ん、内線?」
提督「…俺が取ろう。もしもし?」
黒潮『司令はん、病院からお電話やわ?』
提督「…どこの病院だ?」
黒潮『瑞鶴はんとかがお世話になってる方やで。でもうちらの艦娘についてや無いみたいやわ?』
提督「俺達じゃないとすると…島風からか?」
黒潮『それはわかれへんけど…とにかく繋ぐわな?』
提督「…あぁ、頼む」
下1?3高コンマ 電話の内容とは?
423:以下、
島風が脱走した
防犯カメラには島風を抱えて逃げる連装砲ちゃん達の姿が
424:以下、
そちらの鎮守府の名で島風の面会ついて問い合わせがあった(本当は夕雲の所属先と同じ組織によるもの)
425:以下、
島風が提督に会いに行きたいと
427: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:53:08.42 ID:7KE36g+N0
提督「………緊急事態だ!」
龍驤「ど、どないしたんよ!?電話中もかなり焦ってたみたいやけど…」
提督「島風が…病院から脱走したらしい」
龍驤「あの島風がか!?一体どうやって逃げたんや!」
提督「監視カメラには連装砲ちゃん達が映っていたそうだ。島風を抱えていたんだろう」
龍驤「なんちゅうアグレシッブな連装砲なんや…」
提督「自立型なのに島風の側に居ないのはおかしいと思っていたんだ。まさか……」
428: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 21:56:08.31 ID:7KE36g+N0
龍驤「行き先は…提督の元やろか?」
提督「…恐らく、あいつがいる収容所だろう」
龍驤「ウチらはともかく…島風は場所知ってるんやろか?」
提督「…わからん。島風も連装砲ちゃんも…知らない可能性がある」
龍驤「それやとマズイな、あの状態の島風がウロウロするとなると…体力の消耗もあるし…何より危険や」
提督「何かあってからでは遅い…至急捜索を始めよう」
龍驤「そういうことやったら…ちゃんと探したろか!」
下1?3高コンマ 島風の行き先やその他起こったこと、その結果等
429:以下、
島風を探しに行こうとするも島風の元同僚達が捜索の妨害してきた
430:以下、
島風の身は命にかえても安全を確保しろとの命令を受けてた、頭のネジが外れてる組(腹心の最精鋭)の内の一人が捕まえてた。
431:以下、
元同僚な長波&天津風が島風&連装砲ちゃんズを確保
病院に連れ戻した
433: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 22:21:57.43 ID:I9RxOWy0O
ーー
龍驤「島風が見つかったてホンマか!?」ガチャ
天津風「貴女…」
長波「知ってるぜ、カニバ提督の艦娘だろ?」
龍驤「それは…今はええわ。それより島風は…」
長波「あたし達が連れ戻した、心配いらねぇよ」
天津風「行き先がわかっていたから簡単だったわ」
龍驤「よかったわぁ……」
434: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 22:28:28.04 ID:I9RxOWy0O
天津風「そこまで心配しなくてもいいわよ?こんなこと、前にもあったのよ」
長波「前は提督の出張先に行こうとしてたんだっけ?」
天津風「そうよ、全く島風ったら…」
長波「連装砲ちゃんもだろ?」
天津風「はぁ…そうね」
龍驤「そうやったんか……」
長波「あーだからよ、こっから先はあたし達に任せてくれたらそれでいいから」
天津風「…というより貴女達と下手に絡みたくないのよ。ただでさえ鎮守府は大変だっていうのに…これ以上ややこしいことはごめんなの」
龍驤「安価」
下1?3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
435:以下、
島風と、なかようしたってな?
436:以下、
取り敢えず、これだけはハッキリ言っとくけどな……アンタらの聞いとる噂は、全くの事実無根やで
437:以下、
あんたらなんであの鎮守府に残ったんや?
439: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 23:02:17.96 ID:I9RxOWy0O
龍驤「取り敢えず、これだけはハッキリ言っとくけどな……」
天津風「何?変に脅してもビビると思ったら大間違いよ?」
龍驤「違う、アンタらの聞いとる噂は、全くの事実無根なんや」
長波「へぇ、面白いこと言うじゃん。あのよ、火の無い所に煙は立たないって言葉知ってるか?」
龍驤「……その火はウチらがおこしたもんや無いんや」
長波「…どういうことだ?」
龍驤「とにかく、一回ウチの話聞いてくれるか?」
440: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 23:13:47.79 ID:wBVZ+YbQ0
ーー
龍驤「…っていうことで、司令官はそんな人や無いねん」
龍驤「司令官はウチみたいな艦娘を引き取って、その艦娘が出撃してるのは事実や」
龍驤「でも、それは決してウチらから言い出したことやない、あの子らが恩を返したいって出撃してくれるんや」
龍驤「司令官ほど優しい人をウチは知らん。だからこれ以上悪く言うのはやめてくれるか?」
龍驤「司令官は…ウチが大好きな人やねん」
長波、天津風「安価」
下1?3高コンマ どちらかの台詞、行動他
441:以下、
信じきれんがまぁ分かった
442:以下、
まあもしかしたらウチのが近々お世話になるかもしれないし、そう言うことにしてあげる。
443:以下、
似てるけど似てないなぁ
どこで間違ったんだろうね
445: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 23:36:07.13 ID:wBVZ+YbQ0
天津風「まぁもしかしたらウチの子が近々お世話になるかもしれないし、そう言うことにしてあげるわ」
龍驤「だからやな……」
長波「例えそうだとしても証拠が無い、だからこの話はこれで終わりだ」
龍驤「アンタら……」
天津風「わざわざ島風を探してくれたのは感謝するわ。そこはお礼を言っておくわね」
龍驤「…そうか」
長波「だから今日はもう帰ってくれ」
446: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 23:38:33.08 ID:wBVZ+YbQ0
龍驤「……もう一つだけええか?」
長波「なんだよ!早く帰ってくれって言っるだろ!」
龍驤「そこや、そこが気になんねん」
長波「はぁ?」
龍驤「なんでウチに早く帰って欲しいんや?司令官が変な人物やと思っとるだけと違うやろ?」
天津風「何を言ってるのよ…」
龍驤「なんや?何かを隠しとるんか?それとも何か事情あるんか?」
下1?3高コンマ どちらかの台詞や行動、又は起こったこと等
447:以下、
長波
いいから! 帰れよ! うちの島風をどうしようがアタシらの勝手だろ!!
448:以下、
あんなのでも慕ってた物好きはいるのよ
島風は優しいから何も言わないけどね
449:以下、
天津風「貴方達を巻き込むわけにはいかないの、特に貴女はすでにあの明石の手にかかりそうになっていたからなおさらね」
450: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 23:54:52.06 ID:wBVZ+YbQ0
長波「いいから帰れよ!うちの島風をどうしようがあたしらの勝手だろ!!」
龍驤「どうしようって…まさかお前ら……!」
天津風「大丈夫よ、島風には今日は何もしないから」
龍驤「そんなん信じられるか!」
天津風「いいの?これ以上病院で騒ぐとまた変な噂が立っちゃうかもしれないわね」
龍驤「ぐ……」
天津風「悪いことは言わないわ、早く帰ってちょうだい」
451: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/03/31(土) 23:58:43.96 ID:wBVZ+YbQ0
龍驤「……今日の所は帰らせてもらうわ」
龍驤「でも!アンタらを信用したわけや無いからな!」
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…
長波「…やっと帰ったかあのカタワ」
天津風「ちょっと、そんな言葉使わないで……」
長波「あたしに指図すんな!」バシッ
天津風「……っ」
長波「どいつもこいつも…ふざけやがって……!」
長波「…………」ブツブツ
長波「……大人しくあの世に行けると思うなよ…」
天津風「……」
ーー
458: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 19:20:42.63 ID:uW7fGHhfO
ーー
龍驤「……さて、突然やけど今日は嘘をついても許される日や」
龍驤「ここの連中に何かされる前に、今年はウチから仕掛けたろうと思ってんねん!」
龍驤「相手はやっぱり司令官かなぁ…それとも他の奴にするか…」
龍驤「うーん…悩むなぁ……」
龍驤「……よし!イタズラの内容は決まったで!」
下1?3高コンマ 龍驤の仕掛けたモノや言動、又は起こったこと等
459:以下、
豊胸手術を受けることにしたと言う
460:以下、
おっぱいでかくなったよとボールを入れて皐月に見せつける
461:以下、
おっぱい出てきた
463: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 19:53:37.10 ID:Nfy/uMJl0
ーー
龍驤「司令官、ちょっとええかな……?」
提督「…どうした?久しぶりに体調でも悪くなったのか?」
龍驤「違うねん、そうや無くてな……」
提督「…?」
龍驤「ウチ……豊胸手術…しようかなって……思ってんねん…」
提督「な…に……?」
龍驤「ウチも…色々考えた結果やねん……」
464: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 20:02:02.87 ID:uW7fGHhfO
提督「何故そんな考えになったんだ?」
龍驤「あのな…司令官も男やろ?男の人って……大きい胸とか好きやん…」
提督「…そんな事はない。俺は龍驤の体が好きなんだ」
龍驤「でも…ウチの胸が大きいことに越したことは無いやろ?」
提督「それは……」
龍驤「ウチはいつも司令官に気持ち良くさせてもらってばっかりやから…ウチも司令官を愉しませたいねん」
龍驤「そうしたら…ずっとウチのこと大切にしてくれるやろ?」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
465:以下、
お前ともこれまでだな……
466:以下、
ちっぱいは朝霜で楽しむしかなくなるな…
467:以下、
考え直して!(号泣)
470: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 20:27:40.05 ID:Nfy/uMJl0
提督「ならちっぱいは朝霜で楽しむしかなくなるな…」
龍驤「……はぁ?」
提督「…龍驤が豊胸するなら、必然的にそうなるだろう?」
龍驤「いやそうや無くてや…………」
龍驤「司令官……朝霜と関係持ってたんか?」
提督「…………」
龍驤「それとも…ウチの考え過ぎなんか……?」
471: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 20:30:32.90 ID:Nfy/uMJl0
龍驤「ウチの代わりに朝霜を……って話しなんやでなぁ?」
龍驤「まさか…今までに関係あったんと違うでな……?」
提督「……」
龍驤「なんとか言ってや…司令官…」
龍驤「まさか……浮気してたん…?」
龍驤「朝霜と……裏であんなことやこんなこと…してたん…?」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
472:以下、
とりあえず秘書艦としては使ってた
473:以下、
(呆れて)今日の日付を思い出せ……まったく、自分から仕掛けたことだろうが
474:以下、
そんな事断じてない ただ目で楽しんでいただけだっ
475: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 20:59:57.07 ID:Nfy/uMJl0
提督「全く…………今日の日付を思い出せ……」
龍驤「あ…………」
提督「自分から仕掛けてきておいて……それは無いだろう…」
龍驤「だって……司令官が…」
提督「それを言うなら龍驤からだろう?」
龍驤「う…………」
提督「…龍驤は嘘をつけないのに、何故あんな事を言い出したんだ?」
龍驤「だって…毎年ウチが引っかかってばっかりやから……」
476: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 21:04:05.41 ID:Nfy/uMJl0
提督「…なら今日は俺の部屋に居るといい」
龍驤「え…?」
提督「仕事はそこまで忙しく無いし…俺一人でなんとかなるだろう」
龍驤「でも……ええの?」
提督「…龍驤が落ち込む所は見たくないからな」
龍驤「司令官……ほな、お言葉に甘えよかな…」
提督「…何かあれば内線で呼び出すから、そこだけは準備しておいてくれ」
龍驤「……わかったで!」
下1?3高コンマ この後の展開や次の仕掛け人の内容等
477:以下、
夕張
アイドルにスカウトされたので辞めます!と辞表提出
478:以下、
雲龍
無乳化手術受けたいとかいってくる
479:以下、
皐月
おっぱいは卒業します
480: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 21:26:21.96 ID:Nfy/uMJl0
ーー
夕張「提督、失礼します!」
提督「…どうした夕張?」
夕張「あれ?龍驤さんはどうしたんですか?」
提督「…少し休んでいるだけだ」
夕張「そうだったんだすか…いえ、今は関係ありません!」
夕張「提督、これを受け取って下さい!」パシーン
提督「…これは?」
夕張「辞表です!私、艦娘をやめるんです!」
提督「……」
481: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 21:33:35.39 ID:Nfy/uMJl0
夕張「実は私、アイドルにスカウトされたんです!プロデューサーさんが私をスカウトしたいって言ってくれたんです!」
夕張「だから私本気でアイドルを……!」
提督「…嘘にしては大胆過ぎるな」
夕張「へぇ!?」
提督「工廠にいつも居る奴が、どうやってスカウトされるというんだ?」
夕張「あ……」
提督「…嘘をつくならもっと現実味のあるものにしないとな」
夕張「いけると思ったんだけどなぁ…」
提督「…それくらいじゃ俺は動揺しないな」
482: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 21:37:17.23 ID:Nfy/uMJl0
夕張「じゃあどんな嘘ならよかったんですか?」
提督「夕張の場合なら…資材がどうにかなってしまったと言われたら…動揺したかもしれないな」
夕張「そっか…なら来年はそっちの方面で……」
提督「…だがこれは今言ってしまったから、同じことを言っても無駄だがな」
夕張「あぁ……」
提督「…夕張も嘘をつくのが下手だからな」
夕張「いいじゃないですかぁ……」
コンコン
提督「…ん、誰だ?」
瑞鶴「提督、少し大丈夫?」
提督「…あぁ、どうしたんだ?」
瑞鶴「安価」
下1?3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
483:以下、
加賀が妊娠したって……
484:以下、
今日から翔鶴は転属
485:以下、
加賀と式をあげようと思う
486: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 21:54:30.88 ID:Nfy/uMJl0
瑞鶴「あのね…お願いがあるっていうか……」
提督「…瑞鶴がそんなことを言うのは珍しいな。力になれることなら手伝おう」
瑞鶴「加賀とね……式をあげたいの…」
夕張「式……結婚式ですか!?」
瑞鶴「うん……そうなの」
夕張「な、なんだってまた……?」
瑞鶴「加賀と私って女の子同士でしょ?それに…二人とも艦娘だから…本当に結婚できないのはわかってるの」
487: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 21:59:58.77 ID:Nfy/uMJl0
瑞鶴「提督はそんなことしないってわかってるけど…私達は明日沈んでもおかしくない存在なの」
瑞鶴「だからせめて……形に残ることがしたいなって……」
瑞鶴「ここの皆なら…祝福してくれるとも思ったし…」
夕張「艦隊をあげての式なら結構な規模になっちゃいますね…どうしますか提督?」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
488:以下、
瑞鶴?必死に笑いを堪えてるところ悪いが、全く隠せてないぞ?
489:以下、
大賛成だ盛大にやろう
490:以下、
↑+鎮守府に入りきるだけ人を集めて
491: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 22:21:46.72 ID:Nfy/uMJl0
提督「…瑞鶴、必死に笑いを堪えてるところ悪いが、全く隠せてないぞ?」
夕張「え、あ!なんだ?四月バカか??」
提督「内容だけなら真実味があったが…そんか顔をされたら嫌でもわかってしまう」
夕張「私はわかりませんでした…」
提督「夕張は騙せていたみたいだが…まだまだだな瑞鶴?」
瑞鶴「安価」
下1?3高コンマ 瑞鶴の台詞やその他の人物の台詞や起こったこと等
492:以下、
え?エイプリルフールって午前中だけじゃなかったの?
493:以下、
でもいつかは本当にしたいけどね
494:以下、
扉の外で雷と電が断片的に聞き、サプライズで結婚式を行うことになった
495: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 22:54:43.25 ID:Nfy/uMJl0
瑞鶴「え……?エイプリルフールって午前中だけじゃなかったの?」
提督「……そうなのか夕張?」
夕張「それが嘘だって聞いたことありますけど…」
瑞鶴「え、え……私そんなつもり無かったのに…」
提督「あ…!いやその……」
瑞鶴「本当は昨日の夜中に相談しようと思ってたけど夜遅かったし…午前中なら嘘だって言われるかもしれないから…わざわざ午後まで待ったのに…」グスッ
夕張「提督…!」
瑞鶴「顔ぐらい……ニヤけるわよぉ……ここの皆んななら祝福してくれるかなって思ったのにぃ……」グスグス
提督「い、いや……あれだ……」
瑞鶴「う……うっぅぅ………」
496: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 22:57:35.35 ID:Nfy/uMJl0
バァン!!
加賀「……瑞鶴を泣かせたのは誰かしら?」
夕張「加賀さん…!!」
提督「いや、これはだな……」
加賀「成る程、状況はわかりました。二人とも、覚悟はできていますね?」チャキ
夕張「待って下さい!!私は無関係です!!」
加賀「瑞鶴が泣いている場にいる時点で有罪よ」
夕張「そんな……!!」
加賀「……覚悟なさい」
提督「……!!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
497:以下、
加賀
……やりました(ドッキリ大成功)
498:以下、
瑞鶴が止めに入った後イチャイチャし始めて提督も式をセッティングしようとする
499:以下、
式は鎮守府をあげて豪華なものにするよう言い渡される
500: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 23:22:32.91 ID:Nfy/uMJl0
瑞鶴「やめて…加賀……」クイッ
加賀「瑞鶴……でもこの二人は貴女を傷付けたのよ?」
瑞鶴「ううん……私も悪いから……」
加賀「でもそれは……」
瑞鶴「それより…私の為に怒ってくれたのが嬉しいから……」
加賀「…当たり前よ。どんな時でも貴女を守ると約束したじゃない」ギュッ
瑞鶴「うん…………加賀…」
加賀「大好きよ瑞鶴……」
501: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 23:26:05.33 ID:Nfy/uMJl0
夕張「あちゃ?…イチャつき始めちゃいましたね」
提督「…………」
夕張「どうしますか?止めるように注意しますか?」
提督「いや……止めなくていい」
提督「これについては…俺が悪いんだ」
夕張「でもここは執務室ですよ?」
提督「…この時間なら誰も来ないだろう」
夕張「えぇ?……」
502: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 23:30:51.75 ID:Nfy/uMJl0
提督「それより……ちゃんと挙げてやるか…」
夕張「揚げる?エビフライですか?」
提督「…そっちじゃない。式を…だよ」
夕張「あぁ…!瑞鶴さんと加賀さんの式ですか?」
提督「…そうだ、今回のお詫びを兼ねてな」
夕張「いいと思いますよ!二人も、皆んなも喜ぶと思います!」
提督「細かい所は色々と決めていかなければいけないが……とりあえず、式は挙げることにしよう。それでいいな瑞鶴、加賀?」
瑞鶴、加賀「安価」
下1?3高コンマ どちらかの台詞、行動他
503:以下、
瑞鶴「……ここまでがエイプリルフールなんだけど、いつ突っ込んでくれるの!?」
504:以下、
見つめあって微笑みあった後扉の外に置いてあったドッキリ大成功の看板をだす
505:以下、
瑞鶴
本当にありがとう
加賀と付き合いはじめてからずっと夢見てたの
506: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 23:49:41.03 ID:Nfy/uMJl0
瑞鶴「提督…本当にありがとう…加賀と付き合いはじめてから…ずっと夢見てたの」
提督「…そうだったのか」
瑞鶴「ここに来て皆んなと集合写真撮ってから……ずっと憧れたの…」
瑞鶴「ドレスを着て……写真に写りたいなって…」
夕張「あの……こんな事言っちゃダメかもしれませんけど、瑞鶴さんって…写真を鮮明には見れませんよね…?」
夕張「あの装置を使っても精度の悪い白黒にしか見えませんよね…?」
瑞鶴「違うの…私が見たいんじゃなくて…加賀にそれを持っていて欲しいのよ…」
507: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/01(日) 23:53:27.49 ID:Nfy/uMJl0
瑞鶴「大切な人に…私の大切な写真を持っててもらうって…憧れない?」
夕張「あー…わかるような……わからないような…」
瑞鶴「……だからね、私が見れるどうこうじゃないの。形として残して欲しくて…」
提督「…俺はわかるぞ。だから瑞鶴の夢を叶えよう」
瑞鶴「提督……」
提督「…加賀もそれで許してくれるか?」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
508:以下、
赤城さんたちもきちんと呼んでください
509:以下、
形のわかる愛……ということね……。なら瑞鶴、貴女の弓と私の大切に使ってきた弓を交換しましょう?
510:以下、
瑞鶴の夢は私の夢よ
それが叶うなら何も言うことはないわ
511: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 00:16:30.92 ID:JzMUW6B90
加賀「もちろん、赤城さんたちもきちんと呼んでくださいね?」
提督「…前の鎮守府のだな。赤城以外にも呼びたい奴がいるなら教えてくれ」
加賀「えぇ、わかったわ」
瑞鶴「赤城さん……」
加賀「赤城さんなら私達の事も祝ってくれるはずよ」
瑞鶴「うん…そうよね……」
加賀「…わかりました、今回の件はそれで許してあげます」
提督「…ありがとう」
加賀「ただし、次はありませんからね?」
提督「あぁ…よく覚えておくよ……」
ーー
517: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 19:38:35.74 ID:JzMUW6B90
ーー
提督「…今日は龍驤の進水日改め誕生日だ」
提督「毎年…というより、龍驤と付き合うようななってから、花束を送るのが決まりになっていた」
提督「だが…たまには違う形で祝福してやってもいいだろう」
提督「何かプレゼントをあげるのか…それともイベントを開催してやるのか…」
提督「ふむ…どうするか……」
下1?3高コンマ 提督のとった行動やその他起こったこと等
518:以下、
龍驤らを率いて出征
519:以下、
小旅行行きたい
520:以下、
提督みずから手料理をふるまう
521: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 20:07:11.48 ID:JzMUW6B90
ーー食堂
提督「…今年は手料理を作ってみることにしよう」
提督「俺は菓子類を作るのは得意だ。だから多分、料理もできる……はずだ」
提督「失敗はしないだろうが……味付けに自信が無いのは少し不安だな」
提督「だが俺も男だ……やるしかない」
提督「失敗は許されない…!」
下3 提督の作った料理とそのコンマを
522:以下、
ナスの田楽焼き
523:以下、
たこ焼き
524:以下、
お好み焼きともんじゃ焼き
526: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 20:36:14.09 ID:JzMUW6B90
ーー
龍驤「……あのな司令官、ウチの為に料理を作ってくれたのは凄く嬉しいねん」
提督「…あぁ」
龍驤「味も美味しいし、見た目も悪くないねん。むしろお店に出してもおかしくないレベルやと思うで」
提督「…そう言ってくれて嬉しいよ」
龍驤「でもな…………なんで料理がお好み焼きともんじゃ焼きなん?」
提督「…………」
龍驤「粉もんと粉もんって……」
提督「…気付いたらそれが出来ていたんだ」
527: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 20:39:30.03 ID:JzMUW6B90
龍驤「違うねん、作ってくれたのが嬉しいんやけどな……もっとこう…食い合わせとか…」
提督「…そこまで考えてなかったんだ」
龍驤「うん、美味しいんやで?でもな、味が変われへんのはちょっち辛いというか…」
提督「そうだよな……食感が変わるくらいだからな……」
龍驤「落ち込まんといてぇな司令官!味は美味しいんやから!」
提督「……ありがとう」
下1?3高コンマ 次にとった提督の行動やその他起こったこと等
528:以下、
トイレに幽霊が出たらしい
529:以下、
得意分野いこう
お菓子作る
530:以下、
皐月が豊乳薬を持ってくる
532: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 21:00:11.43 ID:JzMUW6B90
提督「……よし、龍驤はそこで待っていてくれ!」
龍驤「んぇ?」
提督「最初から俺の得意分野をいけばよかったんだ。とっておきの菓子を作ってくる!」
龍驤「そんな必死にならんでもええんやで?さっきの粉もんでもウチは十分嬉しかったし…」
提督「…そういうわけにもいかないさ。龍驤の誕生日は年に一度しか無いんだからな」
龍驤「そう言うてくれるのは嬉しいけど……無理はせんといてな?」
提督「大丈夫だ、龍驤は何も心配しなくてもいい」
提督「よし……やるぞ!」
下3 提督が作ったものとそこコンマを
533:以下、
プリンアラモード
534:以下、
ゴージャスセレブプリン
535:以下、
ガトーショコラ
536: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 21:30:34.80 ID:JzMUW6B90
ーー
龍驤「…うん!このガトーショコラ美味しいで!流石は司令官やね!」
提督「……違う」
龍驤「何が違うん?いつも通り美味しいで!」
提督「そうだ、いつも通りなんだ……失敗はしなかったが、特別なものも作れなかった…」
龍驤「そこまで気にしやんでも…ウチにはこれで十分やで?」
提督「ダメだ……これでは龍驤に気持ちが伝わらない…」
提督「俺がどれだけ龍驤を大切に思っているか……もっと気持ちを込められるはずなんだ…!」
下1?3高コンマ 龍驤や提督の台詞、行動他
537:以下、
もうその言葉が特別やで?
538:以下、
その言葉となのより一緒にいてくれるんが一番の贈り物やで?まぁ……それでもたりないいうなら……なぁ?いつも以上に愛して?
539:以下、
ならいっぱい愛してぇ……?
540: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 22:08:13.98 ID:JzMUW6B90
龍驤「司令官はウチのこと大切に思ってくれてるんよなぁ?」
提督「もちろんだ!だからこそ……」
龍驤「なら…いっぱい愛してぇ……?」
提督「愛する…………」
龍驤「まだお昼やけど…たまにはええやろ?」
提督「…本当にいいのか?」
龍驤「ええで……元々そのつもりやったから…」ピラッ
提督「……!!」
龍驤「な……?これ…一番好きなやつやろ…?」
提督「……龍驤!」
龍驤「やぁん…………」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
541:以下、
>>530
542:以下、
朝霜が覗いてる
543:以下、
事後に葛城が報告書を持ってきて顔真っ赤して書類投げつけ逃げる
545: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 22:35:15.30 ID:JzMUW6B90
ーー
朝霜「おおすげぇ……司令の動き…」
朝霜「うわ…液垂れてんじゃん…龍驤さんどれだけ感じてんだよ…」
朝霜「おぉぉ………」
朝霜「いいなぁ…あたいもあんな風にガンガン突いて欲しいなぁ…」
朝霜「あ……終わったか…」
朝霜「うわ…ゴムの中凄ぇ溜まってる……あれ二回目だよな?」
朝霜「おぉ…すかさず三回目……いいなぁ…」
546: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 22:39:09.78 ID:JzMUW6B90
朝霜「流石に三回目だから動きも鈍いか…」
朝霜「お……おぉぉ!?」
朝霜「首絞めだ!うわ…あの苦しそうな顔………」
朝霜「あぁ??いいなぁ?……」ゾクゾク
朝霜「ん……?体勢を変えるのか…?」
朝霜「な…なんだよあれ!?」
朝霜「抱き抱えて後ろから首絞め…!?なんだよ司令…そんな高度なテク持ってんのかよぉ……」モジモジ
朝霜「はぁ…はぁ……いいなぁ…龍驤さん……いいなぁ……」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
547:以下、
葛城もノゾキに参加
提督と龍驤はそれに気づかないまま続けざまに4回戦、5回戦まで勢いを落とすことなく続行
548:以下、
龍田「デバガメはだめよぉ??」
気絶させられ連行される朝霜
549:以下、
ばれる
552: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:05:56.54 ID:JzMUW6B90
ーー
葛城「きゃ…!あ、あれが男の人の……!」
朝霜「あれはゴムしてるから……ほら、外したから生のが見えるだろ?」
葛城「わわわわわわ…!ほ、本で見るより…全然違う…」
朝霜「あんな誇張されたもんと一緒にしちゃダメに決まってんだろ?お、五回目いくみたいだな」
葛城「……一度に五回もできるものなの?」
朝霜「司令は逞しいからな、だからあたいも惚れたんだよ」
葛城「あ…あぁ……!龍驤さんの中に入っていく…!」
朝霜「しかしペース落とさず五回か……龍驤さんもよく持つよな…」
553: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:10:27.09 ID:JzMUW6B90
葛城「……女の人も疲れちゃうの?」
朝霜「あれだけイカされ続けてるんだぜ?自分でやっててそう何度もイけねぇだろ?」
葛城「そっか…………」
朝霜「なんだ…もう終わりそうだな……イチャイチャし始めちまった」
葛城「繋がりながら…話をしてるの?」
朝霜「愛を囁き合ってんだよ。二人が愛し合ってる証拠だな」
葛城「龍驤さん…凄く幸せそう……」
朝霜「あたいは殴ってくれた方が幸せだけど、普通はああやってんのが幸せなんだろうな」
葛城「うわぁ……凄いなぁ……」
朝霜「さて……と」
554: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:14:33.27 ID:JzMUW6B90
葛城「もう帰るの……ってそっか、覗きがバレたら大変だもんね…」
朝霜「それもあるけど……よ」ガシッ
葛城「へ?な、何よ朝霜……」
朝霜「葛城さん、アンタもとんだ変態だったんだな」
葛城「なななな!何を言うのよ!」
朝霜「あたいと一緒に覗いてる時点で説得力無いぜ?それに葛城さんって頻繁に一人でシてんだろ?」
葛城「デタラメ言わないで!そんなこと私がするわけないでしょう!?」
朝霜「…さっき一人で何度もイけねぇって言った時、頷いてたよな?」
葛城「!!」
555: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:17:41.27 ID:JzMUW6B90
朝霜「オカズは司令か?それともエ口本か?」
葛城「そんな本持ってないわ!!」
朝霜「さっき司令の見た時、本と違うって言ってたよな??」
葛城「あぁ……!!」
朝霜「…葛城さん、今立てねぇだろ?」
葛城「はあ?な、何を言うのよ!」
朝霜「下着…びしょびしょなの知ってんだぜ?」
葛城「何を…………!」
朝霜「今日は司令は無理そうだし……さぁ、葛城さんの部屋行こうぜ?」
葛城「安価」
下1?3高コンマ 葛城の台詞、行動他の方
556:以下、
…優しくしてよね
557:以下、
い、嫌ぁ!!
つい衝動的に朝霜を爆撃(朝霜にとってはある意味ご褒美)
558:以下、
上+初めてなの
560: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:29:35.03 ID:JzMUW6B90
葛城「い……嫌ぁ!!」バシュッ
朝霜「へ……?」
ズガァァァァァァァン!!
なんだ、何の音だ!?
敵襲か!?
鎮守府内で爆発!?
葛城「しまった……!思わず爆撃しちゃった…!!」
朝霜「」例のヤムチャポーズ
葛城「あ…朝霜!しっかりして!朝霜!!」
562: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:32:57.99 ID:JzMUW6B90
葛城「どうしよう…!とにかく医務室に運ばないと!」
朝霜「う…うぅぅぅ……」
葛城「朝霜!意識はあるのね!?」
朝霜「か、葛城さん……」
葛城「なに!?今医務室に運んであげるからちょっと待ってて!!」
朝霜「ア、アンタも……いいもん持ってんな…」
葛城「…え?」
朝霜「思わず…感じちまったよ……」ビクンビクン
葛城「」
朝霜「艤装無しの生爆撃…結構ヤベぇ……」
葛城「……」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
563:以下、
葛城、爆撃する快感に目覚めドSになる
564:以下、
診察の結果、朝霜は医療機関へ行くことに
両手両足の複雑骨折
全身の打撲
3割におよぶ火傷
565:以下、
ゾクッ…
568: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:50:12.32 ID:JzMUW6B90
葛城「な、何かしらこの感覚…………」
葛城「朝霜に怪我をさせちゃったはずなのに……」
葛城「これは……一体なんなの?」ゾクゾク
朝霜「うぅぅ……」
葛城「苦しんでる所を見て……私は興奮しているの……?」
葛城「あ……あぁ…これは……この感じは…」
葛城「まさか…私は…………」
569: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/02(月) 23:53:11.20 ID:JzMUW6B90
龍驤「司令官、外でいったい何があったん?」ヒソヒソ
提督「…朝霜が倒れていて、葛城が身体を震わせているようだ」
龍驤「……どういう状況なん?」
提督「さっぱりわからないが……朝霜が怪我をしたのは確からしい」
龍驤「なら医務室に運んだらなあかんな…」
提督「龍驤はここでゆっくりしておいてくれ、後は俺がなんとかしよう」
龍驤「うん……今日は変な誕生日やったなぁ…」
ーー
580: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 19:50:45.24 ID:F7gT9ZeL0
ーー
北上「まさかアンタが入院してくるなんてね?」
朝霜「いや?生爆撃はヤバかったぜ……いくらあたいの練度があっても、流石に無傷とはいかなかったな」
北上「むしろそれくらいで済んでよかったよね?」
朝霜「あぁ、入院つっても念の為だからな」
北上「でもさ、アンタの処遇ってめちゃくちゃややこしいんだよ?多分入院するだけでも色々あったでしょ?」
朝霜「らしいな…ま、あのフニャチン司令もそれくらいは働いてもらわねぇとな」
北上「フニャチンって……アンタさ…」
朝霜「あんな腑抜けがあたいの司令だなんて、認めたくねぇんだよ」
581: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 19:54:31.20 ID:F7gT9ZeL0
北上「はぁ…ま、なんでもいいけどさ、怪我は早く治しなよ?」
朝霜「当たり前だ、それで治ったら司令に思いっきりイジメてもらうぜ!!」
北上「提督はそんなことしないと思うけどなぁ…」
朝霜「それにしても暇だな……入院ってこんなに暇なのかよ?」
北上「…入院の意味わかってる?大人しくする為に入院してんだからね?」
朝霜「でもよぉ…」
北上「はぁ……もうあたしは自分の部屋帰るからね」
朝霜「おう、また来てくれよ?」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
582:以下、
葛城がお見舞いに来る
583:以下、
島風の所の長波発見
おんなじ病院ってことでいいんよね?
584:以下、
提督や龍驤がお見舞いに
586: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 20:08:03.31 ID:F7gT9ZeL0
病院は北上が入院していて、瑞鶴が通っている所です。多摩の恋人の先生がいる病院でもあります
葛城「あの……朝霜?」ガチャ
朝霜「お、葛城さんじゃねぇか!」
葛城「よかった、元気そうで……」
朝霜「あぁ、別に痛まねぇしな。どっちかっていうと退屈で困ってたんだ」
葛城「なら私が話相手になるわ。それ以外にも力になれることがあったら言ってね?」
朝霜「なんだ、えらく低姿勢だな?」
葛城「当然よ……貴女を怪我させちゃったんだし…」
587: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 20:11:52.46 ID:F7gT9ZeL0
朝霜「あ?そういうのはいいって!全然気にしてねぇから!」
葛城「でも……」
朝霜「元はと言えばあたいが悪いんだ。葛城さんの処女散らそうとしちまったんだしな」
葛城「しょ…………!!な……なんで…知ってるの……?」
朝霜「あれだけ強烈に拒否されたら嫌でもわかるって!葛城さん、あの時は悪かったな」
葛城「…私こそごめんなさい」
朝霜「よし、ならこれでこの話は終わりだ!どっちも謝って、これで解決だな!」
葛城「ありがとう朝霜……」
朝霜「いいっていいって!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
588:以下、
差し入れのクッキーが届く
589:以下、
雲龍が菓子折りを持って見舞いに来る
590:以下、
イラついてる長波を見かける
592: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 20:32:06.52 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「あら、葛城も来ていたのね」ガチャ
葛城「雲龍姉ぇ…」
朝霜「お、また誰か来てくれたのか……雲龍さん、その手に持ってるのはなんだ?」
雲龍「これは貴女へのお見舞いの品よ。貴女、お菓子は好き?」
朝霜「あたい菓子は好きだぜ!」
雲龍「そう、ならよかったわ。これ、受け取ってくれる?」
朝霜「おう、もちろんだ!」
593: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 20:37:20.68 ID:F7gT9ZeL0
朝霜「でもなんだってこれをくれんだ?見舞いにしては結構いいやつだろ?」
雲龍「これは貴女へのお詫びなのよ。今回、葛城…私の妹が貴女を怪我させてしまったのは事実だから」
葛城「……」
雲龍「朝霜…今回は本当にごめんなさい。私からも謝るわ」
朝霜「おいおいやめてくれ、それについてはもう解決してんだ」
雲龍「そういうわけにはいかないわ。ケジメはちゃんとつけておきたいの」
朝霜「んなこと言われてもな…」
雲龍「ねぇ朝霜、他に欲しいものは無い?お金は少しなら貯めてあるし…そっち方面でも大丈夫よ」
朝霜「安価」
下1?3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
594:以下、
いや、本当にいいんだ
久しぶりにスッキリできたしな
595:以下、
朝霜「じゃあおっぱいを」
596:以下、
うん?別に物は欲しくないんだよなぁ、強いていうならあたいを思いっきり殴ったりしてすっきりするドSな人が欲しいかな?
葛城をチラ見する
599: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 20:55:35.46 ID:F7gT9ZeL0
朝霜「じゃあおっぱいを……」
雲龍「わかったわ、好きなようにしてちょうだい」脱ぎ脱ぎ
葛城「雲龍姉ぇ……!」
雲龍「いいのよ葛城、これも姉としての責任よ」
葛城「でも……そんな…」
雲龍「ほら朝霜堪能しなさい。私も自慢の胸よ」ドタプン
朝霜「うお……凄ぇ…」
雲龍「手入れも欠かさずしているわ。張りも完璧よ」
600: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 20:58:18.20 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「貴女はどうしたいの?頭を挟んで欲しいなら挟んであげるし、触りたいだけ触ってもいいのよ?」
朝霜「……本当に何してもいいんだよな?」
雲龍「えぇ……それで今回のことが許されるなら、なんでもしていいわ」
朝霜「ほーう……成る程ねぇ…」
葛城「雲龍姉ぇ…そんなことやめてよぉ……」
雲龍「大丈夫よ葛城……私は大丈夫」
朝霜「……よし決まった!」
雲龍「そう…私は何をされるのかしら?」
朝霜「安価」
下1?3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
601:以下、
皐月ぃ!おっぱいだぞぉ!(皐月を呼ぶ)
602:以下、
おっぱいでビンタしてほしい
603:以下、
今日一日好きなだけ触らせてくれ
605: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 21:16:10.12 ID:F7gT9ZeL0
朝霜「じゃあ今日一日中その胸を触らせてくれ!」
雲龍「えぇ、好きにしてちょうだい」
朝霜「じゃあ早……おぉ…柔らけぇ…」ふにゅ
雲龍「ん…………」
朝霜「これと同じもんがあたいにも付いてるはずなんだよな?なんだよこの差……」ふにゅふにゅ
雲龍「ん…ふ…………」ピクッ
朝霜「こんだけデカくて感度も良い…これはいいな……」
606: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 21:18:32.95 ID:F7gT9ZeL0
朝霜「ふむふむ…これだけデカイならあれもしてもらおうか」
雲龍「…何をすればいいの?」
朝霜「オッパイビンタしてくれ!」
葛城「お……?」
雲龍「いいの?それなりに痛いと思うわよ?」
朝霜「あたいが痛いの好きだって知ってるだろ?」
雲龍「…わかったわ。全力でいくわよ?」
朝霜「いいぜ、手加減はいらねぇぞ!!」
雲龍「……いくわよ」
下1?3高コンマ オッパイビンタの威力やその他起こったこと等
607:以下、
朝霜が倒れ込んだ
ので葛城が支える
608:以下、
朝霜が意識を刈り取られて触るのにもビンタにもハマる
609:以下、
今まで味わったことのない衝撃に大満足し眠気におそわれそのまま寝る。
611: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 21:33:10.65 ID:F7gT9ZeL0
ーー
朝霜「……」
朝霜「ん…………」
朝霜「あれ……あたい…………」
朝霜「なんだ…この首のやつ…………」
朝霜「あたいは……どうなって………」ムクッ
朝霜「う……!イテッ……!な、なんだ……!?」
雲龍「朝霜……起きたのね……」
朝霜「雲龍さん……?そうだ、あたいは雲龍さんにオッパイビンタされて……そこから意識が…」
612: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 21:36:48.45 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「そう……貴女は私のオッパイビンタで気絶してしまったの」
朝霜「そんな威力あったのかよ!?」
雲龍「えぇ…その際に貴女は首を痛めてしまったの…」
朝霜「だからこの首のやつしてんのか…」
雲龍「お詫びに来たはずなのに更に怪我をさせてしまって……本当にごめんなさい…」
朝霜「…………」
雲龍「怒るのも無理は無いわ、だからそのお詫びはまた……」
朝霜「そうじゃねぇ、怒ってはねぇんだ」
雲龍「じゃあなんでそんな厳しい顔をしているの?」
朝霜「いや…オッパイっていいなって思ってな……」
613: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 21:40:38.72 ID:F7gT9ZeL0
朝霜「触った時もそうだけどよ……あたいの意識持っていくだけのオッパイビンタなんて…滅多にねぇよ…」
雲龍「…これは褒められているのかしら?」
朝霜「あたいは褒めてるつもりだぜ!」
雲龍「そう……」
朝霜「なぁ雲龍さん、またアレやってくれよぉ……」
雲龍「今はダメだけど、退院したら好きなだけやってあげるわ」
朝霜「マジか!?」
雲龍「それがお詫びになるなら、いつでもやってあげるわ」
朝霜「これは思わぬ収穫だな……怪我してよかったってやつだ!」
朝霜「退院したら好きなだけ……お…やべ……」ブルッ
雲龍「朝霜?」
朝霜「いや……なんでもねぇ……」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
614:以下、
朝霜、退院後雲龍型にいじめてもらうようになる
615:以下、
朝霜と雲龍で談笑していると医者が患者に刺されたと騒がしくなる
616:以下、
うらやまけしからんと皐月が乗りこんでくる
619: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:01:52.16 ID:F7gT9ZeL0
ーー
朝霜「へー…エステねぇ……」
雲龍「えぇ、どんなに忙しくてもエステは欠かさないの」
朝霜「だからその胸なのか…」
雲龍「胸というより肌が違ってくるの」
朝霜「成る程なぁ……」
雲龍「今度そのエステ、紹介してあげましょうか?」
朝霜「いいよあたいは…そういうの……」
雲龍「そう……」
ザワザワザワザワ
雲龍「…なんだか外が騒がしいわね」
朝霜「だな……雲龍さん、ちょっと見てきてくれよ」
雲龍「そうね…少し見てくるわ」
620: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:05:19.38 ID:F7gT9ZeL0
バタバタバタバタ
雲龍「凄く忙しそう…皆んな走ってるわ」
雲龍「でも話を聞かないと……そこの貴方、少しいいかしら?」
「貴女はお見舞いの方ですか!?何してるんですか、早く逃げて下さい!」
雲龍「どういうことなの?」
「ここの先生が患者さんに刺されたんです!」
雲龍「なんですって…刺されただなんて…」
「まだ患者……犯人はこの病院内に居ます!だから早く避難所に行って下さい!」
雲龍「…そういうわけにはいかないわ」
621: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:08:19.28 ID:F7gT9ZeL0
「正気なんですか!?」
雲龍「えぇ、私は艦娘なの。普通の人よりは頑丈よ」
「艦娘……でも、犯人は刃物を持っています!」
雲龍「大丈夫よ、慣れているから」
「……私は注意はしましたよ!!」
雲龍「ありがとう、行かせてくれるのね」
雲龍「さあ…犯人を捕まえるか……大人しくさせないといけないわね…」
雲龍「ここは精神科もあるから…相手と会話が通じない可能性もあるわね。ちゃんと注意しないと……」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
622:以下、
出会う人を片っ端から出刃包丁で刺すシリアルキラー熊野に会う
623:以下、
犯人に後ろから奇襲されるけど振り向きざまの胸が頭にヒットして無事捕らえる
624:以下、
オッパイビンタで患者を制圧
625: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:22:49.36 ID:F7gT9ZeL0
キャアァァァァァァァァァ!!
雲龍「……あっちね!」ダダダッ
雲龍「どうか……間に合って………」
雲龍「……ここに居るの!?」バッ
「あ……うぁ……」ズルッ
熊野「…………」
雲龍「貴女が…犯人ね……」
熊野「……」ゲシッ
「ぐぇ…………」
雲龍「やめなさい!もうその人は……抵抗できないわ!」
熊野「…………」
626: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:25:56.70 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「包丁が血塗れということは…もう何人も刺しているということなのね…」
熊野「……」
雲龍「貴女の目的はなんなの?私でよければ話を聞くわよ?」
熊野「……」スッ
雲龍「……大丈夫、私は貴女の敵では無いわ。だからその包丁はしまって?」
熊野「…………」ギラッ
雲龍「大丈夫…大丈夫よ……だから落ち着いて……ね?」
熊野「……×ね」
雲龍「……!!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
627:以下、
雲龍、何度も刺され重症となるが、おっぱいに熊野の顔を包み窒息させ、気絶させることに成功
628:以下、
刃物を持つ熊野に対して、雲龍は得意の中国拳法で対抗
超人バトルを繰り広げ、病院の区画の一部が大破する
629:以下、
狂っていた武道派の艦娘の対処を一人で引き受けていた雲龍さん余裕の押さえ込み。
632: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:41:02.99 ID:F7gT9ZeL0
熊野「……!!」グサッ
雲龍「う…………!」
熊野「×ね……×ね!!」ザクッザクッ
雲龍「ぐ……あ…………!!」
雲龍「でも…………捕まえたわよ……」ガシッ
熊野「……!」
雲龍「大人しく……してなさい……」
熊野「むぐ……!うぅぅ??!!」グサッ
雲龍「ぁぐ…………この……いい加減に…なさい……!」
熊野「う…………!」
633: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:44:25.98 ID:F7gT9ZeL0
熊野「」ゴトッ
雲龍「はぁ……はぁ……なんとか…気絶させられたわ…」
雲龍「誰かを呼んでこないと……」ググッ
雲龍「あ…れ………」ベシャッ
雲龍「力が……入らな………」
雲龍「あ……………」
雲龍「床が………立てない……」
雲龍「何…かしら……このあったかいの……」
雲龍「あ……これは…私の……血…………?」
634: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 22:47:47.41 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「知らなかったわ……血って…温かいのね…」
雲龍「はぁ……なんだか気持ち良くなってきた……」
雲龍「もう……このままでも…いいわ………」
雲龍「何も考えなくても……このまま寝てるだけで……」
雲龍「………………」
雲龍「…………」
雲龍「……」
雲龍「…」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
635:以下、
朝霜が見つけて助ける
636:以下、
天城から切除したあれが雲龍の所まで脱走し自身を使って傷を治す。
637:以下、
一命はとりとめて傷も目立たない程になる
641: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 23:11:37.07 ID:F7gT9ZeL0
ーー
「それ」には意識があったのかどうか、今では確認する術はない。だが、「それ」は間違いなく意思を持って行動していたと言えるだろう。
天城の腕を腐らせた「それ」は終わりを迎えようとしていた。一度は活性化することに成功したが、大量の水を浴びたことにより弱体、後は死を待つのみとなっていた。
だが「それ」に最後のチャンスが訪れた。病院内で起こったシリアルキラー騒ぎで「それ」の部屋が解放されたのだ。「それ」に逃げるという思考があったのかはわからないが、「それ」はその場所から逃げ出した。
「それ」は自由を求めたのか、それとも宿主の元に戻ろうとしたのか。とにかく移動を続けていると、目の前に赤いモノを見つけたのだ。
色を見分ける能力があったのかはわからない。だが、その赤の中心にいるモノが生き絶えようとしていることは理解していたといえる。
642: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 23:22:28.90 ID:F7gT9ZeL0
何故なら「それ」はそのモノを救う為に最後の力を使ったからである。「それ」はそのモノの傷を確認すると、その傷を塞ぐ為に自身を同化させたのだ。
もし「それ」に力が残っていれば、そのまま怪我をしたモノを乗っ取る事もできていたかもしれない。だが、それはできなかった……いや、そうしなかったのだ。
「それ」は結局なんだったのか、知る方法はもう無い。だがもしそれが未知なるモノで、常識を覆すモノだとしたら……
とにかく、「それ」によって一つの命が救われたのが、この事を知る者はほんの一部しか居ない。だが、その救われたモノは一生忘れることは無いだろう。
この事実だけが、「それ」へのせめてもの弔いなのか、それとも…………
「それ」について語るのはここまでにしましょう。さぁ、貴方は彼女の元へ行ってあげて下さい…………
643: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 23:25:26.26 ID:F7gT9ZeL0
ーー
提督「…雲龍、大丈夫か?」
雲龍「えぇ……お陰様でね」
提督「…傷も目立たないそうだな」
雲龍「そう……ほら、見てみて」ピラッ
提督「…本当に目立っていないな。少し線があるだけか?」
雲龍「そう…他の傷もほとんど目立たないの」
提督「…不幸中の幸いという奴か」
雲龍「もう少しで死んでしまう所だったから、不幸というには少し重いわね」
提督「…そうか」
644: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 23:29:12.34 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「ねぇ、これが天城の腕のモノが治してくれたって話は本当なの?」
提督「…状況的にそうとしか考えられないらしい」
雲龍「あれは一体なんだったのかしら……」
提督「…わからない。何故雲龍を救ったのか…何故今度は腐ること無く、ただ治療してくれたのか……全て謎だ」
雲龍「もう私の体からは消えてしまっているのよね?」
提督「…そうらしい」
雲龍「助けてくれてありがとう…と言っておけばいいのかしら」
提督「…そうかもしれないな」
雲龍「安価」
下1?3高コンマ 雲龍の台詞や行動、その他起こったこと等
645:以下、
あの熊野さんはどうしてる?
646:以下、
ふふ……なんだか力が湧いてくるようだわ……あ、そうだわ+↑
647:以下、
でもこの治癒力はやりすぎな気がするわ…シュパッ (腕を深く切ったが途端に塞がっていく)
650: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 23:54:04.26 ID:F7gT9ZeL0
雲龍「ふふ……なんだか力が湧いてくるようだわ……あ、そうだわ、あの熊野はどうしたの?」
提督「…聞かない方がいいと思うが……」
雲龍「それでも知りたいのよ。知ってるなら教えてくれないかしら?」
提督「…あの熊野はもう熊野では無いと言えばわかってもらえるか?」
雲龍「そう……解体されたのね…」
提督「…あれだけの事件を起こしたんだ。当たり前といえば当たり前だ」
雲龍「原因はわかっているの?」
提督「…精神的なものが原因らしい。もっと大きな精神科のある病院に移る予定だったらしいが…その前にあんな事になってしまったんだ」
651: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/03(火) 23:59:45.47 ID:F7gT9ZeL0
提督「…それだけじゃない。今うちを含め、鎮守府はかなりの騒ぎになっている」
雲龍「まさか他にも事件を?」
提督「そうじゃない。世論が艦娘は危険だという方向に動いているんだ」
提督「地元からの支援を永久に凍結すると宣言された鎮守府もある。出撃も制限する条例も可決される地域もあるそうだ」
雲龍「そんな…そんな事になれば深海棲艦が……」
提督「…こればっかりはどうしようも無い。世論が落ち着くまで大人しくしているしかない」
雲龍「私が……もっと早く熊野を止められていたら…」
提督「それは違う、雲龍はよくやったんだ。雲龍が命がけで止めなければ、もっと被害は出ていたんだ」
雲龍「でも……私は…」
提督「…今はとにかく休め。雲龍は何も心配しなくていいんだ」
雲龍「提督…」
提督「大丈夫だからな……何も問題は無い…」
ーー
662: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/04(水) 18:55:07.20 ID:2wYzb9s10
ーー
黒潮「うーん……大丈夫なんかなぁ……」
神通「黒潮さん…どうされたんですか…?」
黒潮「神通はん…いやな、ここの皆んなはいけるんかなぁって思っとったんや」
神通「ここ最近の…あれですか?」
黒潮「そうや、マスゴミ…おっと、マスコミや世論は艦娘は悪、っちゅう方向で動いとる」
黒潮「ここのメンバーはただでさえ敏感な子が多いんや、悪影響が出てないといいんやけど……って思っててん」
神通「心の均衡は…一度崩れてしまうと、また崩れやすくなってしまいますからね…」
663: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/04(水) 18:58:13.97 ID:2wYzb9s10
黒潮「神通はんも心配してるんやけど…どうなん?」
神通「……はい、実は提督から強めのお薬を頂いたので…それでなんとかなっています」
黒潮「先生に頼んで処方してもらっとったんやな…流石は司令はんやね」
神通「でも…全員をカバーできているかどうかはわかりません…これを機に調べてみますか?」
黒潮「そうやね……うん、そうしよか」
神通「軽く聞き取りをするだけでも…わかることがありますから…「
下1?3高コンマ 二人の聞き取りの結果やその他起こったこと等
664:以下、
「いつどこで砲撃されるか
わからない」なんて印象を
持たれている
665:以下、
その他で「世論を受けた政府が近隣国への艦娘貸与の即時中止と一両日中の撤退を決定」とか行けるかな
ダメなら安価下で
666:以下、

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