【今日から俺は!!】三橋・伊藤「学園都市?」back

【今日から俺は!!】三橋・伊藤「学園都市?」


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ワガママLV5 三橋貴志
8: 以下、
伊藤「フーン、ここが学園都市ねぇ…」
三橋「ちぇい!」 伊藤「ぐぴっ!?」ゲシィ!
伊藤「なぁにすんだよ、いきなし…」
三橋「ボケ、キョロキョロすんじゃねーよ。カッペだと思われんだろーが」
伊藤「だってよー、珍しいべ。いろいろと…未来都市なんだぜ?」
三橋「知ってんだよ、んなこたーよ。だからって未来人どもにバカにされたかねーだろ」キョロキョロ
伊藤「言いながらオメーも興味津々じゃねーか…」
三橋「お、なんだあのハイテクなメカは。なんかチョロチョロ動いとるぞ」
伊藤「ホー、すげーな。ありゃ多分空きカン拾ってんだぜ」
キカイ「ウ゛ィーう゛ィー」
三橋「オー、なんだなんだ、こっち来やがったぞ」
キカイ「あ゛ー゛ーあ゛ー」 三橋「なんだ、この野朗は…」ガンガン
伊藤「ブプ…多分だけどよ、そのキカイ、オメーがゴミだって認識してんじゃねーかな…ウププッ」
三橋「ザケンな、ゴミクズがァ―――!!!」シュッ キカイ「あ゛ッッ!?」バキィ!
11: 以下、
三橋「誤作動起すようなゴミがチョロチョロしてるたぁ未来都市なんても大したことねーな」
伊藤「オイ、いいのかよ、ケリ入れちゃって…壊れたら弁償させられんかもしんねーぞ」
三橋「バカ言うな。こっちゃ被害者だぜ」あのゴミの
上条「不幸だ…俺は不――」バキィ!!
上条「い゛や゛ぃ゛あ゛ッ!?」
伊藤「オ、ちょ…やべーぞ、オメーがケットバしたメカが当たっちまってんぞ!!」
三橋「なんだ、あのみるからにフコーそーなヤツは」
上条「俺゛ッはッ!?不幸ッあ゛ッ!?」
伊藤「大丈夫ですか!?」スタタ
三橋「あ、あのバカ…逃げればいいものを…チッ…」
三橋「待てバカモノー」スタタ
上条「あ゛…俺はまた…不幸に巻き込まれちまったのか…」
伊藤「あのォ…」
上条「ああ…はい、なんすか」
12: 以下、
伊藤「いや、頭とか打ってたし、大丈夫カナ、と…」
伊藤(こいつなんか俺と髪型似てるナ…)
上条「あー、俺は大丈夫ッスよ…いつもこんなカンジで不幸ッスから」
上条(このシト…なんか俺の髪型に影響受けてんじゃねーのか?)
伊藤「でもよ、血出てるみてーだし、一応病院…」
三橋「フワーハハハハ!!ウハハ!!なんだコイツはー!!ギャハハハ!!」
上条「………?」
三橋「ヒーハハ!!なんでウニが二匹に増えてんだよ!!ファーハハハ!!」
三橋「伊藤、オメー未来の技術で分裂かなんかしたんかよ!?バハハハ!!」
伊藤「オメーな、笑ってん場合かよ。ぶっけたんだから謝っとけよなー」
三橋「ヒハハハ!!ヒー、ヒー、ぽんぽイターイ…フハハハ!」
伊藤「ハァ…わりーな、ニィちゃん。こいつすげー意地悪いからよ…」
上条「いや、いいスよ。俺不幸だし…。それじゃ」スタスタ
伊藤(達観しとるのォ…)
上条(ハァ…結構痛ぇよ…)スタスタ
16: 以下、
スキルアウト「いッてぇッ!?」ドンッ 上条「あ、スンマセン…!」
上条(ヤベー…下を向いて歩くのが俺の不幸なトコだよ…!)
スキルアウト「テメー、オイ…なに下向いて歩ってんだよ!?」
スキルアウト「小銭でも探しながら生きてんのか、オメーは!!?」
スキルアウト「それじゃ、他人に迷惑かかんのがwかんねーのか、コラ!?」
上条「いや…あの…すんません…」
三橋「オー、なんだあのガキ。もー絡まれとるぞ」不幸すぎんぞ
伊藤「確かに…不幸なやつなんだな…」
スキルアウト「オラ、慰謝料払えよ」
スキルアウト「小銭拾いのオメーなら払えんだろ!?オ!?」
「びゃひゃびゃはっはやy1!!」
上条「いや、俺は…食費とかがアレあんで、お金はちょっと…」
スキルアウト「コラァ!!なんだ、そりゃ!?謝っただけですむわきゃねーだろ!?」
スキルアウト「出せよ、ゼニをよォ!!」
19: 以下、
上条「そりゃカンベンしてくだ――」
バキィ!!
上条「ぁぐへぇっ!?」デシッ
スキルアウト「殺されなきゃわかんねーか、オイ!?」
スキルアウト「世の中甘く見すぎなんだよ!!」
上条「ぐ…そ、そんな…」
伊藤(あ…野朗…) 三橋「ホー、妙な飲みモンがあんな…」近未来コーシーね…フム
伊藤「なにやってんだ、コラ――!!」 三橋「あ…」あのバカ…
上条(トゲの人…)
スキルアウト「ああ?なんだ、オメーは…妙なドタマしやがって…」
スキルアウト「どっかおかしいんじゃねーか?」
伊藤「このニィちゃんは誠意こめて謝ってんだぜ。許してやれよ」
スキルアウト「テメーに関係あんのカヨ!?」
スキルアウト「第三者だろが!!正義ぶってんじゃねーぞ!?」
伊藤「そりゃ俺は関係ねェよ。でもな、ワビ入れてんのに、まだやろーってその性根が気に入らねェんだよ!」
20: 以下、
スキルアウト「なんだァ…!?カッコつけか、コラ!!」シュッ…
上条(あ…不幸だ…他人まで俺の不幸に撒きこんじまっ…)
伊藤「ウラァ――!!」シュッ
バギィ!!!
スキルアウト「っがぁ…!?」ドサッ
上条(マジかよ…頭突き一発で…!?)
スキルアウト「この…なにやってんだ、コラァ――!!」
伊藤「ラァ――ッ!!」シュッ
バギィ!!
スキルアウト「お゛っ…!?」ドサッ
上条(強ぇ…う○こみたいな幻想ぶち殺しすぎだろ…)
伊藤「ガァァ――!!」
バキィ!! ガス!! ボグ!!
スキルアウト「ヒ…ヒィッヒ…テメーが悪いんだよ…」スチャ
上条(ん? なんだアイツ…ナ、ナイフか!?)
21: 以下、
スキルアウト「ひゃぃいいいひゃああ!!」シュッ…
上条(クソ、こっからじゃ俺が盾になろーにも間に合わねぇ!)
上条「トゲのヒト、アブネェ!!避けてくれ!!」
スキルアウト「ひゃぁあああ!!」 伊藤「……ッ!?」
バギィ!!!
スキルアウト「っひゃ…ッ!?」ドサッ
コロコロコロ…
上条(なんだ…コーヒーのカン?)
三橋「コラー、どーしてくれんだよ。まだ中身、たっぷり入ってたんだぜ」
伊藤「三橋!」 上条(キンパツのヒト…)
スキルアウト「金髪…なんなんだ、テメーはいきなり!!」
三橋「街のゴミソージー。悪者スイーパーミツハーシー参上ー」
スキルアウト「ふざけてんのか!!!」
三橋「ほっ」シュッ
スキルアウト「あわっ!?」ベチィ!
25: 以下、
上条(オオ…クツ飛ばして目潰しだ…)
三橋「オラよッ!!」シュッ
バキィ!!
スキルアウト「っが…」ドサッ
上条(スゲー…まだ顔面からクツ、落ちてないのに、そのままケリ入れやがった…)いぞ
三橋「フリャフリャ街のゴミソージー!!」ブンブンッ
バキィ!!!
スキルアウト「あぎっぴぃ!?」ドサ
ベキィ!!
スキルアウト「ひゃいい!?」ドサッ
ガス!!
スキルアウト「う゛びぃ!?」ドサッ
上条(オオ…掃除ロボ、振り回して攻撃か…)容赦ねーな…
三橋「なんだァー、こんなモンかァ、未来人ってのは。ドライモンくれー出してくんかと思ってたのによ」
伊藤「そりゃマンガの話しだべ」
27: 以下、
上条「あ、あの…ドーモありがとうございました。俺…」
伊藤「いや…こっちもよ、最初にこの金ちゃんがゴツイのぶっけちまってるしよ」 三橋「アレは事故じゃ」
伊藤「罪滅ぼしっつーとアレだけどよ、まぁ、そんなカンジでお互い様だよ」
上条(イイカンジじゃねーか、このヒト…)
上条「…そーですか。そんじゃ、ホント、ありがとうございました。じゃ、俺はコレで…」
三橋「ボク、オナカ空いたナー」
上条「え?」
伊藤「三橋、オメーまさかたかろーってんじゃ…」 
三橋「l困ったときはお互い様なんだよネー」
伊藤「バ、おま…」 上条「いや…軽くなんかオゴるくらいなら…」
三橋「そーかそーか。ワリーな、なんか強要しちゃったみたいでよー」
上条「ハハハ…」
 
上条(そのとーり強要したんじゃねーのかよ)
伊藤(これじゃカツアゲクンたちとやってんこと変わらんだろ…)
[と、思いつつも、ついていく伊藤であった。]
28: 以下、
ファミレス
上条「へー、千葉から来たんスかぁ…」
伊藤「ああ。こいつが商店街の福引で招待券当てやがったんだ」
三橋「ウミャイウミャイ」ガツガツ
上条「よく食べるヒトですねー…」
伊藤「食い意地が張っとるんだ、コイツは」それに意地悪でワガママだ
三橋「アー、すんませーん、近未来パフェ追加ね」そこのネーチャン
ウェイトレス「はーい」スタスタ
上条「あの…三橋さん、なんというか、その…予算が…」
三橋「バッケロー!!命恩人が腹空かせてんだぞ!!カード使え、カード!!」
上条「そんな…」
上条(これじゃーカツアゲ食らってたほーがまだマシだったんじゃねーのか)
伊藤「俺も払うからよ、割り勘ってコトでかんべんしてくれねーかな?」
上条「え?いいんスか!?」 伊藤「オオ、サスガにな…」
上条(クゥ…伊藤さんはいいシトだ…それに比べて…)
32: 以下、
三橋「コラ、偽ウニ(上条に命名した)!!ジュースが少なくなってんぞ!!ドリンクバーでついで来い!!」
上条「わ、わかりました…」
上条(コイツは悪魔だ…鬼だ…)

三橋「ファー…」マンプクじゃ
上条「ハァ…」スッカラカン…
上条(割り勘してもらってもコレだよ…)
伊藤「なんかホント悪かったな…」
上条「い、いえ…そんな…夕飯、ちょっと貧相になるくらいっすから…」ズーン
伊藤(まっ…不幸そーな顔…)
上条「ははは…ハァ…」
三橋「偽ウニ。どっかおもしれーとこ案内しろよ」
上条「え?おもしろいとこッスか?うーん…俺、あんま詳しくないッスから…スンマセン」
上条「ガイドブックとかみてもらうしか…」
三橋「現地人のクセウに使えねーな、オメーは」カツあげ食らうわロボぶっけられるわだしよ
34: 以下、
伊藤「メカぶっけたのはオメーだろ…」
三橋「じゃ、この街の技術の粋を集めたよーな場所教えろよ。そこ行っからよ」
伊藤「オ、なんだオメー、勉強か?」珍しい
三橋「バッカオメーその辺で複雑そーな部品とかパクって千葉に持ち帰りゃ高く売れるかもしんねーべ?」
三橋「そーなりゃ楽して小金が手に入んだよ」フフフ
伊藤「やめとけよ、そりゃ犯罪だぜっ」
三橋「じゃ、なんだ、オメーは手ぶらで帰る気なんか!?そんなんでいーのかよ、万引きのプロ伊藤慎司サンともあろうお方が」
伊藤「んなセコイことのプロになった覚えはねェーよ!!」
ギャーギャー!!
上条(なんあんだこの二人は…)
上条(つーか三橋がパクるなんていったら、この都市の機能が停止する規模のモンパクりそーでシャレにならんぞ)
上条(騒いでるうちに俺は帰ろう…)コソコソ…
御坂「ちょっと、あんた!!」
上条「げっ…」 三橋・伊藤「ん?」
上条(チックショー、あんんでこんな時に…三橋に気づかれちまっただろーが…!!)不幸だ
36: 以下、
御坂「なにいきなりコソコソ逃げようとしてんのよ!?勝負しなさいよ!!」
上条(チィ――ッ)
上条「上条さんはよォ、今忙しいんだよッ!見て分かれよッ!!」
三橋「また絡まれとるぞ、こいつは」今度は女じゃ
伊藤「ウーム…」不幸な
御坂「そんな事情ッ…」バチバチィッ
上条「ゲッ…」
御坂「私が知るかよォ―――ッ!!」バリャアア
上条「ふっわわっ」サッ
バチバチィイッ!!
伊藤・三橋「………」
三橋・伊藤「なんだあれは―――!?!?」
三橋「オイ、いたう、アブネーぞあの女よォ!!なんだってスタンガン持ち歩ってんだよ!?」
伊藤「スタンガンってレベルじゃねーよ、ありゃもっとこう、スゲーアレだよ!!」
上条(伊藤さんたち混乱してるな…)サスガの三橋もか
42: 以下、
御坂「避けるんじゃねェ―――!!!」バリャアアリャア
上条「ひぃっええっ」ササッ
バリャアアッ
伊藤(ひゃわぁ…オッカネーなァ、近未来って…)
三橋「………」 伊藤「どしたの、オマエ…あっ」
伊藤(服に火花が散ってちょっと穴開いてるぞ、コイツ…)
御坂「だから、避けるなって…」
三橋「オイコラ、花火女」
御坂「ハァ!? なによ、今私忙しいんだケド」
三橋「知らないねーよ、オメーのことなんかよ。それよか、どーしてくれんだよ」
三橋「オメーのせーで穴開いちゃってんだぜ、服によ。弁償しろ、タコ」
御坂「戦闘区域にノホホンと突っ立ってる方が悪いんでしょ、バカね」
三橋(バカ…?)
三橋「バカはテメーだバーカ!!なにが戦闘区域だァ!?マンガの読みすぎじゃねーの?」
三橋「しかもそんなわけわかんねーカエルのストラップつけちゃってよ、オメーは出オチ芸人なんかよ?」
44: 以下、
三橋「そのカエル感電死してんじゃねーのか?死体なんかよくつけてられんな、オメー。気持ち悪ーぜ」
三橋「ゲラゲラゲラ」
御坂「な…んですって!?あんた、私に喧嘩売ってんのね!?いいわ、正々堂々私と勝負しなさい!!」
三橋「ヤダ」
御坂「フフン、あとで泣き言いうんじゃ…ってエエ!?今、ヤダって言ったの?勝負から逃げるの?」
三橋「ウン」 御坂「な…そんなに根性ナシなの?」 三橋「ウン」
御坂「な、なんなのこいつ…」
三橋(パカタリが。あんなモン撃たれちゃサスガにカナワンからな)
三橋「オメーは一人で死体のカエルと遊んでろ、バーーーーーーーーカ」
御坂「んなっ…!!」 三橋「ゲラゲラゲラゲラ」
[解説。三橋は相手に自分より不愉快な思いをさせたことを以って、勝利とする]
三橋(フフフ、勝った)クルッ
御坂「い…言いたい事だけ言って逃げんなァ――!!」バリャリャ!!
三橋「ふわっ!!」ササッ
御坂「死ね!!」バリリリリリャ!!
47: 以下、
三橋(はわわわ、アブネーぞコイツ――!!)
御坂「あ゛ぁ゛死ねヨ、ラァ―――!! レールガァンッ!!」ビシュッ
三橋(グゥ――ッ!)サッ
チュドン!!
御坂「驚いたわ…レールガンまで避けるなんてね…」
御坂(アイツでも止めるだけで精一杯だったのに)
上条(スゲー…なんて反射神経だよ…)
御坂「まだ行くわよ!!」スッ
三橋「クッソッ…」パシッ
上条(なんだ…竹ボーキ…?)
御坂「レールガァンッ!!!」バシュ
三橋「ウォッラァ――」
バチィ!!
三橋「………」ボロ
上条(マジかよ…レールガンにホーキの柄、合わせやがった…)
52: 以下、
御坂(その反射神経と動体視力はスゴイわ…身体強化系の能力者みたいね、どーやら)
伊藤(三橋…ホーキ程度じゃ、その攻撃は防げねーぞ…)
御坂「身体強化系なら…こっちも超本気でいっても死にはしないでしょうから…」
御坂「フルパワーで行くわよっ!!!」バリリリリリャッリャ!!!
三橋(なんかヤバソーだぜ…)タラリ
三橋「偽ウニ!!」ガシッ
上条「はぇ!?」ガッ
御坂「ファイヤー!!」 三橋「オォオ――偽ウニバリヤ――!!」 
上条「あわわわ」
上条(右手、右手間に合え――!!)
チュミーーーーーーーン…
御坂「あっ…」 三橋「ん?」 上条(ホッ…)間に合った
三橋(なんだ? なんかしんねーケド防げちゃったぞ)
御坂「卑怯よ!!1対1で戦いなさいよ!!」
三橋「オメーも飛び道具使ってんだろがよ。それとな――」
53: 以下、
三橋「卑 怯 は 俺 の 専 売 特 許 な ん だ よ!!」クヒヒ
御坂「そんっ…なコト、威張って言うなァ―――!!」バリリリリリャ!!!
三橋「オラオラ、刺しちまうぞ!!」ウニのトゲ
上条「わわ、三橋サン、ちょ、頭じゃなくて、手、右手でできますから、そ、そんな振らないでくださいよっ」ブンブンッ
バリャリャリャ!!
上条(ひぃええ!!→、↑、↓、→手ぇ!!)
チュミーーーン… バリャリャ チュミーーーン… バリャリャ チュミーーーン…
御坂「くっ…」
御坂(嘘でしょ…全部消されながら、もうすぐ近くまで…っ!!)
三橋「ゲハハハハ!! ウニは刺さると痛ぇぞォ!!」ブンブン
上条(はわわわ…)サササッ
  ↑
[無心で手を振る上条]
御坂「ううっ…こっのっ…」
ふにゅ
三橋「………」 上条「ん…?」モミッ 御坂「あっ…」
57: 以下、
「…………」
上条「いや…こりは…その…事故っていうか…」モミッ 御坂「あっ…」
上条「…その…気色エエカンジ」モミンッ 御坂「あっ…このっ――」
御坂「 変 態 !!!!」シュッ
ゲシィ!!!
上条「へぶぅあっ!?」ゲッシィ
御坂「バカー!!ウニ頭ー!!ラッキースケベー!!」ターッ
上条(う、ぅう…結局俺だけが蹴られんのか…)不幸だ
上条「いやぁ…なんとかなりましたね、とりあえず…」
三橋・伊藤「変態!!」
上条(不幸だ…)
59: 以下、
[その頃――]
谷川「ついに来ましたね、今井サン」
今井「オオ。ここ、学園都市ってところはロマンがつまってんだ。男の夢だ。こう…なんかくすぐられるモンがあるんだ」
今井「冒険家になるにゃ、こーいう最新テクノロジーも知っておく必要があるんだ。わかるな、谷川」
谷川「ええ…もちろんッスよ、今井サン」
今井「フフフ…胸が躍るぜ。じゃ、早市街探索と――」
佐天「ういはるーっ」シャッ
初春「きゃっ!もー、やめてくださいよー、佐天サーン」スカート捲るの
キャッキャッ♪
今井・谷川「………」
今井・谷川(イイトコだ…)
63: 以下、
街の中
谷川「いやー、しっかし、今井サン、学園都市ってのはホントに学生バッカなんスねー」
今井「そーだな。名前からしてそーいう街らしーからな」
谷川「女もケッコマブなのがいますよ」
今井「だな」
今井(フフフ…俺はハッキリいっていい男だ。男子校なんてムサいトコ通っちゃいるが…)
今井(女と知り合う機会さえありゃ、モテモテ君に決まっとるからな…)
今井(ここで女と知り合って、恋人まで発展しちゃうってのも、十分ありえる話だぜ)
妄想
美少女「今井サン…強くて大きくてカッココイイの。好きよ」
今井「フ…そうか。ありがとよ。千葉と学園都市…遠いっちゃ遠いケドよ、心はいつも近くにいるぜ」
美少女「今井サン…」
終了
今井「フヒハハハ!!なーんちゃって、なーーんちゃって!!」
谷川「な、なんスか――!?」バシバシィ
64: 以下、
「えー、誰?」 「みないよねー」 「新入生?」 
「おっきー」 「ちっちゃいのもいるー」
谷川「フフフ…今井サン、どーやら俺たち、婦女子の注目集めてるみたいですよ」
今井「オオ…ビシっと歩いて、男の魅力をアッピールするのよ。そーすりゃ、むこーから寄ってくんのも時間の問題だぜ」
谷川「そっスねー」
スタスタスタ…
今井(フフフ…いいぞ…感じるぜ、視線をよォ…)
「ちょっと…」 「うぇ…」 「信じられらんなーい…」
今井(ん?)
谷川「………」
今井「どーした、谷川」
谷川「あの…今井サン言いにくいんですが、足…」
今井「ん? おあ!?」
今井(ゲゲ――!!最悪だぜ!!こんじょ俺が、う、う○こ踏んじまってそのまま歩ってたのか――!?)
掃除メカ「う゛ぃー、う゛ぃー」 ←[今井を汚物と認識してやってきた]
65: 以下、
谷川「あ、テメーコラァ!なに今井サンに因縁つけてんだ、こんボキャー!!」
メカ「う゛ぃーう゛ぃー!!」
谷川「オ、やめ、うわぁあ今井サン助けてくださいよォ!!」ズズズ
  ↑
[簡単に掃除されてしまう谷川]
今井「谷川ァ――!! なにやってんだ、テメーこの粗大ゴミが!!」ガシッ
今井「フラ――!!ブンッ
メカ「う゛ぁ゛、やめ゛――」
バギャ!!
メカ「ピガッビガッ…ブーンブンシャカ…」プスプス
今井「大丈夫か、谷川!?」
谷川「ええ、なんとか…ありがとうございます…」
「ヤダー、なにあれ」 「ウ○ココンビ」 「サイテー…」
「かっちょわる…」 「サルよ。弱いし」
ザワザワザワ…
69: 以下、
今井・谷川「………」タラー
ズダダダダ…
[二人は、まるで犯罪者のように現場から立ち去っていったという。]
公園
谷川「ハァ…ついてないッスねー」
今井「オオ…」
黒子「ジャッジメントですの!!」
スキルアウト「なんだァ、このガキ…」
スキルアウト「なんか用があるんか!?オオ!?」
谷川「今井サン!!女の子が絡まれてますよ!!」
今井「…みてーだな」スッ
スキルアウト「殴っちゃうぞ?オラッ!!」
スキルアウト「フハハハハ!!イジメんなよ!」
71: 以下、
黒子「そんな脅しは通じませんの。大人しくお縄についてくださいまし、万引き犯サンたち」
スキルアウト「くださいまし?だってヨ。どーする?」
スキルアウト「イヤですまし?」 スキルアルト「なんだよそりゃ」
「フヒハハハハ!!ゲハハハハハ!!」
黒子「仕方ありませんわね…」スッ
スキルアウト「オ?なんか構えちゃってんぞ、怖ぇ――」
今井「ドカ――――ン!!!」シュッ
バキィ!!
スキルアウト「――ェッ!?」ズザザザ…
黒子(なんですの…!?)
スキルアウト「オ…なんだこいつ…」
スキルアウト「デケーぞ…」190はあんな
スキルアウト「なんなんだ、テメーはよ!?」
今井「知らんのか?君はモグリだなぁ。ウム、無学なチミに教えてやろう」
今井「紅高の今井サンたぁ俺のことだよ!!!!」シュッ
73: 以下、
スキルアウト「オイ…!?」ガシッ
黒子(顔をそのまま掴むって…規格外の大きさですの…)
今井「フンガァ―――!!!」ブンッ
スキルアウト「うぉ―――!?」シューン…
スキルアウト「お、オマ――」 スキルアウト「ちょ、ま――」
ドシャヤアアア!!
黒子(3人巻き込みましたの…)なんて力…
スキルアウト「この…デカブツがァ――!!なにしてくれてんだ、コラァ!!」シュッ
ドドガッ!!
今井「………」
黒子(モロに背中…)
今井「効きゃしねーなァ…ちゃんとメシ食ってんのか!? 貧弱小僧よォ」
スキルアウト(マジかよ……)
今井「ウォラァ―――!!!」ブンッ
スキルアウト「ぐぅぉ―――ッ」ガッ
74: 以下、
今井「オォオオ―――!!」ゴォ
スキルアウト「ガッァ――」ガッ スキルアウト「う゛ッオ――」ガッ スキルアウト「お゛ッア゛――」ガッ
今井「ウガァ―――!!」ブンッ!!
ドザザザザッ…
黒子(ラリアートで4人巻き込むなんて…信じられませんの…)
黒子(いえ…そーいった類の能力なのかも…)
今井「フーイ…これでシメーか」
谷川「お疲れ様ッス、今井サン」
今井「オウ」
黒子「………」
今井「オジョーちゃん、大丈夫だったか?」
黒子「え、ええ、私は、特に…」
今井「そーか。ならよかったぜ。それとよ、あーいうバカに絡まれたらヨ、大声出しながら逃げたほうがいいぜ」
今井「そーすりゃ、オマワリが…ってそーか、ここにゃいねーのか…」
黒子「そのオマワリさんに値するのがわたくし…ジャッジメントですの」 
76: 以下、
今井「はぇ? オジョーちゃんが、サツだって?」
黒子「そーですの」
今井「オイオイ、そんな冗談言ってなんになんだ…」 黒子「ホントーですの」
今井「………」
谷川「今井サン、ウソ言ってるよーには見えませんよ、このコ」
今井「オオ…。見かけはキレーだけどよ、だいぶイカレたトコらしーな、学園都市ってトコはよ」
黒子「あなたたち…もしかして外部のヒトですの?」
今井「オオ、そーだよ。千葉から来てんだヨ」
黒子「ナルホド…じゃあ、超能力のコトもしりませんのね」
今井・谷川「超能力ぅ?」
今井「アレか? ハト出したり、指詰めたりするあのナポレオンズか?」
谷川「そりゃマジックですよ、今井サン…」
黒子「超能力っていうのはですね――」
・ ・ ・
今井「ホォー…そんなコトになっとったとは…」
79: 以下、
谷川「未来に生きてますねー」
今井「それで、黒子ちゃんはテレポートができんのか」
黒子「ですの」
今井「便利そーだよナー」
黒子「テレポーターは色々とラクチイですの。そこでノビてらっしゅる万引き犯サンたちもラクラク牢獄へポイできますの」
今井「フーン、そーかー。ちょっとどんなカンジなのか体験してみてーなァー」
黒子「だったら、今から行くので、今井サンたちも来ます?」特別ですの
今井「オー、いいのか?」
黒子「ハイ。一応逮捕に協力してくれましたことですし」
今井「じゃ、頼むワ」
谷川「今井サーン、ドキドキスねー。帰ったら三橋のバカに自慢できますよ!!」
今井「オー、そーだな!上から目線でサイコー自慢してやろーっ」
黒子(子供みたいですの)
・ ・ ・
今井・谷川「ス…スゲー!!!」
81: 以下、
今井「一瞬だぜ、オーーイ、谷川クンよォ!!」
谷川「今井サーーン!! なんなんスかね、アレ!? フッ、ですよ、フッ!」
今井「フッだよな――フッ!」 谷川「時代はフッ、ッスよォ、今井サーーン!!」
黒子「よ、よろこんでいただけた様でわたくしもうれしいですの…」
黒子(な、なんだか可愛い方たちですの…)喧嘩は強いですケド
今井「黒子ちゃんよォ、もちっとやってくんねーかな?」
谷川「黒子ちゃん、頼むよ!」
黒子「そーですね…今は仕事が立て込んでませんし…この都市をあんないしてさしあげてもいいですの」
今井「オオ――!!ノリがいいべ、学園都市の女の子はよォ!」
谷川「そーッスね!!黒子ちゃんサイコーッスよ!!」
黒子「ははは…ですの」
・ ・ ・
シュンッ
今井「ホー、ここが学校ね…」
谷川「設備とかスゴイッスねー…」
83: 以下、
今井「ヤッパ、未来都市の学校ってからにゃ、番格もそれなりなヤツなんだろーな…」
谷川「今井サンなら勝てますヨ!!」
今井「お、ソッカー? フハハハ!!」
谷川「ねェー黒子ちゃん。黒子ちゃんもそー思わない?ココの番張ってるヤツなんかよか、今井サンのが強いってさ」
黒子「それは…確かに今井さんは一般人…非超能力者であるにしてはお強いですの」
黒子「ケド…この都市最強の男、アクセラレータには…きっと勝てませんの」
谷川「なんでだよォ、そいつそんなに強いの?」
今井「黒子ちゃん、俺は強いぞォ」
黒子「アクセラレーターはどんあに力が強くても無意味ですの。全部反射しますから」
黒子「それに、触られただけで血液を逆流させられて殺されてしまいますの」
今井・谷川「………」
黒子「だから、見かけても絶対に喧嘩はしないでくださいまし。特徴はモヤシっぽくて白いカンジですの」
今井「オ、オオ、そーだな、ウム…俺は人間の尺度で強いからよォ、そーいったバケモノの類は相手にせんのだ」
谷川「ッスよねー、反則ッスよ、逆流とかは…」
今井「ソーソー、三橋並に卑怯なヤローだよ、そいつはよ。まぁよ、腕力じゃ俺のが絶対上よ」
85: 以下、
今井「俺は喧嘩で負けたことはあるケド、腕力で負けたコトはねーんだ」
谷川「今井サーン…カッコイイッス!!」
黒子(ポジティブな方たちですの)
・ ・ ・
シュッンッ
今井「…っと」シュタッ 谷川「っお」シュタッ 黒子「………」シュタッ
今井「ん?んん?」
三橋「オメー一度ならず二度までも揉みやがってよ、どー考えても変態だべ」
伊藤「ウム…あれは言い逃れできん」
上条「だから、不可抗力なんスよォ…」
今井「み、三橋じゃねーか!!」
谷川「伊藤もいますよ!!」
黒子「る、類人猿ですの!!」
今井・谷川・黒子「ん?」
86: 以下、
今井「黒子ちゃん、そりゃなんだ…?病名かなんかか?」るいじんえん?
黒子「あのサルのことですの!!ツンツン頭の!!」
今井「え゛?黒子ちゃんと伊藤のヤツ、知り合いだったのか!?」
黒子「伊藤さん…という方はしりませんの…」
谷川「ツンツンで伊藤じゃない方っていったら、アイツのことじゃないスか、今井サン」
今井「オオ、そーか…」
黒子「あの…今井サンたちも、あの派手な方たちとお知り合いで?」
今井「まー、知り合いというか、敵に近いケドな…」
今井(ハッ! そーだよ、フクシューのチャンスじゃねーか!!)
今井「黒子ちゃん、力を貸してくれ!!頼む!!」
黒子「え?」
今井「黒子ちゃんの能力でよォ、あの金タコに今までの借りを返してーんだ!!」
谷川(オオ…今井サンにしては冴えた考えだ)
黒子「でも…能力を悪用…しかも一般人の方にとなると…」
今井「悪用じゃねェよ!あのションベン頭はなァ、卑怯で卑劣で最悪なヤローなんだ!!」
88: 以下、
今井「今までなんどヤツに汚ねー手で煮え湯を飲まされたか知れねーぜ…なァ、谷川!」
谷川「そーなんだよ、黒子ちゃん!!俺らを助けると思ってさぁ、頼むよ!!」
黒子「うーん…」
黒子(そーですわね…まァ、どーせ類人猿と仲良くするような方たちですし…ロクなもんじゃないでしょう…)
黒子「わかりました。この黒子、悪人を成敗いたしますわ」
今井「オオ――、頼もしいぜ、黒子ちゃん!! よろしくな!」
黒子「はい、おまかせあれ」
三橋「偽ウニ、オメー不幸ならよ、お守りくらい持っとけヨ」俺は持っとるぞ
上条「アー、ソッスねー…」
上条(つーかあんたの悪行はお守りの守備範囲超えてるって…)つーかなんでついてくんだヨ…
三橋「俺様のよーに日頃の行いが善ければ――」
シュンッッ
今井(オウ、バッチリ三橋の後ろだぜ、黒子ちゃん!!)
黒子(仕事はキッチリ、ですの!)
今井(ウシシシ、ボケ三橋ィ、食らえ!!)シュッ
89: 以下、
ボクッ!!
今井(クククク…)
シュンッッ
三橋「―ッてェーな、コラァ!!今俺様の背中蹴ったん誰だ!?」バッ
三橋「はり!?」誰もいない…
伊藤「どしたんだ、三橋ー…」
三橋「いや…」今確かに…
上条「……?」
今井(クックック…驚いてる驚いてる…)
三橋「……??」スッ
今井(今だ!!)
シュンッッ
今井(フラー!!)シュッ
ゲシィ!!
93: 以下、
今井(フヘヘヘ)
シュンッッ
三橋「グッ…」またか…
三橋(チックショ―――!!)バッ
三橋「………」イライラ
伊藤「? さっきからなにやってんだ、オメー」
上条「どーかしたんスか?」
三橋「…いーや、別に」スッ
今井(ククク…怒ってる怒ってる…)
今井(ヨーシ、今度は頭上からゴミ箱ぶかっけてやるぜ)ククク
三橋「………」スタスタ
上条「三橋サン、なんで下向いて歩ってんスか?」
三橋「ウッセー、黙ってろ」集中力が乱れる イライラ
シュンッッ
94: 以下、
今井(死ねや三橋ィ――)
三橋(見えたぜッ!!)カッ
三橋「ウラァ―――!!」シュッ
バゴォ!!
今井「ぶっほあ!?」
今井(な、なにィ…け、ケリ!? なんでだ…!?)
黒子(今井サン…!!)
シュンッッ
三橋「チィ――」
三橋(逃がしたか…)手ごたえはあったぞ
伊藤「なんか今、今井の声しなかった?」
三橋「どーせ今頃どっかでまたバカな目にでもあってんだろ」
   ↑
[反撃できたと思ったらちょっとだけウッキリした三橋]
上条(今井って誰だろー…)
公園
95: 以下、
谷川「今井サーン、大丈夫ッスか…?」
今井「ウーン…なぜだ…なぜ反撃されたのだ…」
黒子「あの方…おそらく影を見ていましたの。その一瞬で反撃されたんだと思いますの」
黒子(恐ろしい反射神経ですの…)
今井「クソ…あのヤロー…」
谷川「あいつ、フクシューだきゃ絶対しますからね…」どんな状況からでも
黒子「申し訳ありませんの…わたくしがついていながら」
今井「いや…黒子ちゃんのせいじゃねーよ。俺がボンクラなのがワリーんだ」
黒子「今井サン…」 谷川(渋いッス、今井サン…)
黒子「あ、ちょっとスイマセン」カチャ
黒子「ええ…ええ、わかりました。現場に急行します」カチャ
黒子「あの…わたくし、今から仕事に行かなきゃけなくなりましたの。ですから…ここでお別れですの」
今井「そっか、今までありがとな、楽しかったぜ」
谷川「黒子ちゃんこと、忘れないよ」
黒子「ふふ…そー言ってもらえるとわたくしもうれしいですの」
96: 以下、
黒子(でもなんか、これからこの方たち死ぬみたいですの)縁起悪っ
黒子「それでは、ごきげんよう」
シュンッ
谷川「いっちゃいましたねー」
今井「オオ…いい子だったな」
谷川「アドレス聞いとけばよかったスね」
今井「そーだな、あの子は将来美人になるぞ」
谷川「…俺たち、卒業して千葉から出たら、ついでにココ寄ってみるのも悪かないかもしんないスね」
今井「だな。寄ってみっか」
谷川「ええ、もちろん!!」
100: 以下、
上条宅
上条「よォ、帰ったゾー…」
禁書「遅いんだよ、トーマ!今までなにしてたっ…」
三橋「ウィス」 伊藤「ドーモォ…」
禁書「ひゃあ!?そのふたりはなんなのかな!?すごくガラが悪いかも!!」
上条「おまっ、バカ、そーいうこと言うなって!!」
上条(三橋が機嫌悪くしたらどーすんだ、こんボキャー!!)
三橋「オー、なんだオメー、こんな小さい女の子、部屋に監禁してよォ」
三橋「こりゃ立派な犯罪だぜ、ロリコン大将」
上条「そ、そんなんじゃないッスよォ、こいつはなんつーか、居候で…勝手に上がりこんできたんスよ」
三橋「犯罪者はみんなそーいうぜ」
上条「だから…」 禁書「ひどいかも!!私、トーマにいきなし服剥がれたからショックだったんだよ!!」
伊藤「オイ…そりゃマジか?」 禁書「マジだヨ!!」
伊藤・三橋「………」
上条「いや…ちが…」なnスかその目は…
103: 以下、
三橋「出て行け、この犯罪者が!!犯罪者に用はねーヨ!!」シュッ
上条「痛ぅッ!?」ゲシィ
上条「出てけって、ここ俺んチなんスケド…」
禁書「でーてーけ!でーてーけ!」
上条「インなんとかテメー、コラ!なにでてけコール始めてんだ!!」イカ娘が!!
伊藤「見損なったぜ、当麻。そーいう奴だったとはな…」
上条「伊藤サンまで…」
三橋「色々食いモン買ってきたしよ、食うべ」
禁書「わーい、ごはんかも!!」
伊藤「三橋ー、オメーちゃんとその子に分け与えてやれよ」
上条「って、待ってくださいよ、俺抜きで団欒始めないでくださ…」
三橋「まだいたのか、テメーは!!伊藤、カギ閉めとけ」
伊藤「オウ」ガチャ
上条「なにぃ――!? インデックスさん、ちょっとォ!?誤解解いてくださいよォ!!」入れて!
禁書「こんな時間になるまでほっつき歩いてたトーマが悪いかも。反省の必要があるかも」
106: 以下、
三橋「そうじゃ。不良じゃ」ヤンキーゴ?ム
上条「そりゃヒドイッスよォ、三橋サン!!」
上条「元はといえばアンタが試食コーナーから頑として動かなかったんでしょーが!!」それにゴーホームはすでにしてます!
三橋「ハムハム」モシャモシャ
伊藤「あ、オメー材料のまま食うなよ!!」食い意地張りすぎだべ
禁書「ハムハム」モシャモシャ
伊藤「キミも真似しちゃダメだ!!」
わきあいあい わきあいあい…
ヒュー…
上条(………)
 ヒュー…
上条「……ふ」
上条「不幸だァ――――ッ!!!!」
隣人「っせーぞガキャ――!!!」
上条「あ…すんません…」
111: 以下、
三橋「オー、トラだ。トラがいんぞ」
禁書「ネコだよー。スフィンクスっていうの」
三橋「スフンクスだァ?おおげさすぎんだよ。非常食と名づける」
禁書「ひどいかも!!食べないで欲しいな!!」
伊藤「ハハハ、コイツはなんでも食っちゃうからナー。非常時じゃなくても手、出すと思うよ」
禁書「貴志ーっ!それはやめてほしいかも!!!」
三橋「なに言ってんだ、オメーも食うことに関しちゃ俺に引けをとらんだろが」
三橋「このウニもよ、食えるんじゃねーか?」見た目的に
禁書「うーん…ウニかぁ…」 伊藤「え゛?」
禁書「食べられそーかもっ」トーマもうにだケド
伊藤「オ、オイ、ちょ…」
ガブァ!!
伊藤「い、いででっ、や、やめてくれっ」 禁書「ガジガジッ」
 ↑
[ちょっと本気で痛い]
三橋「ファーハハハ!!ウニがちょっと泣いとるぞ!!ウハハハ!!」
113: 以下、
[一方――]
上条「寒い…俺は…いや…眠い…死ぬのか…こんなトコで…」
土御門「アレー、カミヤン、なにしてんのかにゃー?」
上条「オ…ツチミカヴォ!!!助かったぜ、今日オマエの部屋に泊めてくれ!!」
土御門「いや、いいケド…なんでまた」ツチミカヴォ?
上条「それがよ、今俺の部屋乗っ取られててヨ、寝床がねーんだよ」
土御門「フーン…なんか大変そーだにゃー」
上条「そーなんだよ、聞いてくれヨ、あのさサー…って、そのお二方は…?」
土御門「あー、この人らは公園で拾ったんだニャー」
今井「ん?」 谷川「あ…」
今井・谷川(コイツは…三橋と伊藤に挟まれてた…)
上条「拾ったって…」犬猫じゃねーぞ
土御門「いや、それがにゃー…」
ガチャ
伊藤「オウ、当麻。インちゃんがもー許してやるって…」
115: 以下、
谷川・今井・伊藤「あ…」
伊藤「今井!?」と谷川 谷川・今井「伊藤!?」
土御門「ありゃ、お知り合い…?」つーか誰?
上条(今井って…あん時言ってた…)このシトか
三橋「なにやってんだ、カッパ。寒ぃーから早く閉めろ…」
三橋「おあ!? 今井…谷川もかよ! なにやってんだ、オメーら」こんなトコで
今井「そりゃコッチのセリフだ。なんだってオメーらがこんなトコに…」
今井「いや…逆にチャンスだぜ。昼のカリ返してやるよ」
三橋「ああ?カリだァ?」
谷川「今井サン、黙っといたほうがいいスよ!!この男、絶対に倍以上返してきますから!!」ヒソヒソ
今井「ウ、ウム…そーだな。この辺でカンベンしといてやるか」
伊藤「なんの話だ?」 三橋「ボケてんじゃねーの」
上条「あのー、俺部屋入ってもいいんnスかね?」
伊藤「オウ、許可なら下りてるぜ」
上条「ホッ…」つーか許可って…俺の部屋なのに…
117: 以下、
土御門「なんだか人物の相関関係がこんがらがってきたにゃー。一回整理して…」
土御門「ん?」 三橋「………」
土御門(なんだこの男…殺気を感じるぜよ) 三橋(………)
三橋「………」シュッ
土御門(!? 攻撃の動作…野朗、俺と戦る気か? 素人が…そんなモンが――)
バキィ!!
土御門「――ッ!?」グラ…
土御門(い…!! ヒジで俺の顔面、はたきやがった…!!)
土御門「こっ…」
上条「なにやってんスか三橋サン!?」
伊藤「オマエ…このヒトになんのウラミがあんだよ!? なんかされたのか!?」
三橋「勝手に金髪にしてっからだ」キッパリ
上条・土御門(理不尽すぎる…)
伊藤「そんなことぐれーで殴んなよ、オメーよ…」
今井「そーだぞ!俺たちの恩人をよォ!黙っちゃねーぞ、コラ!」
118: 以下、
三橋「なんだァ――!? 俺とやろーってのか、ロバ!!」
今井「上等だぜ、金ダコが!オメーイバリすぎなんだよ!!」
土御門「い、いや…僕が売られた喧嘩ぜよ…僕が受けるのが筋ってモン――」
バキャァ!!
土御門「ひっぎぃッ!?」ドサッ
上条(ぇ…)手が
土御門(なんだ、そりゃ!? 勝てる気がしねェ…)ピクピク
今井「あ、まぁたやりゃがったなテメ――!!」
三橋「今コイツが喧嘩買ったみたいなこと言っとっただろーが!」
三橋「俺はなんも悪いことやっちゃねーぞ!!」
伊藤「筋が通ってりゃなにしてもいいってモンでもねーぞ、三橋よォ」
禁書「どーしたのー?モメごとー?」
三橋「たちけてくれよーイカ娘ちゃんよォ。このバカどもが俺を集団でイジメてくるのじゃ」
禁書「イカムスメって言わないで欲しいかも!!」
今井「バハハハ!!そんな小さい女の子に助けも求めてんじゃねーぞ、卑怯モンが」
121: 以下、
谷川「ダッセーぞォ、三橋!!」
三橋「ウラッ!!」シュッ
バムッ!!
今井「おがぅ!?」バキィ 谷川「い゛ぃ゛!?」バキィ
上条(おわ…ドア蹴ってその勢いのままぶつけてる…)痛そー
三橋「タワケモンが、100年早ぇー」
伊藤「オマエ…どーすんだよ、この方々たちはよ…」
土御門「ピクピク」 今井「ピクピク」 谷川「ピクピク」
三橋「ホットケよ。オラ、UNOの続きやんぞ」スタスタ…
伊藤「………ハァ」スタスタ…
上条(三橋…ホンモノの悪魔だ…)怖ぇ
三橋「あ、テメーイカムスメ!!俺のドローフォー返せ、コラ!!」
禁書「勝負の最中に背中を見せる方が悪いんだよ」
三橋「汚ねーよぞ、コイツよォ!!そーまでして勝ちてーか、テメーは!!」
禁書「貴志にだけは汚いって言われたくないかも」
125: 以下、
伊藤「オイオイ、仲良くしろよナー」
ギャイ!!ギャイ!!
上条(オッっと…そーだ)
上条「オイ、平気かよ、土御門…」
土御門「う…カミヤン…ヤツはいったい何者なんだにゃー…」
上条「いや…みたまんま、千葉のヤンキーだよ」
土御門「そ、そうか…ヤンキーか…」
上条「いつまでいるつもりかわかんねーケドよ、あのヒトはヤベーよ」
上条「極力逆らわねー方が懸命だぜ」
土御門「み、みたいだにゃー…ゲホッ」
上条「大丈夫かよ…立てっか?」
土御門「オオ…サンキュー…」フラ
上条(あっちの二人も後で運んどかなきゃな…)
翌朝
三橋「ファー…」
127: 以下、
三橋(トイレット…)スタスタ
ガチャ
浴槽
上条「ZZzz…ZZzz…」スピースピー
三橋(なんだコイツ。なんでこんなトコで寝てんだ…)
三橋(………)ニヤリ
三橋(エート、ペンはあの辺にあったっけ…)スタスタ…
三橋(オシ…)キュポン
カキキカキ…
三橋「ブフフフッ」プークスクス…
・ ・ ・
上条「ファー…んんっ…ハァ」ファー
上条「そろそろ起きっか…」ヨット…
ガラリ
上条「ハヨース…あ、もー朝メシやっちゃってんスか」
129: 以下、
禁書「オハヨー、とう…ばふぉっ!!」ブバァッ!!
伊藤「ブバァッ!!」
三橋「………」プルプル…
上条「あ、イン、テメーなに吹いてんだヨ、きったねーな…」伊藤サンまで…
上条「あーあ、ソージしなきゃな…」フゥ…
三橋「ウブ…い、いいからオメーも食えヨ…」プルプル…
上条「あ、ソッスか?じゃ、頂きます」なに震えてんスか
上条(オ、味噌汁とゴハンね…パムもあるのォ…豪華じゃ)フム
上条「はむはふ…うん、美味い。これ誰が作ったんスか?」イケますよ
三橋「い、いやよ、あの夜でもグラサンかけてたヤツに作らせたんだよ…」プルプル
上条「あー、土御門ね、ハイハイ…」ハフハフ
禁書「と、トーマ…」 上条「あー?なんだよ…」黙って食えヨ
禁書「あのね…バッハハハ!!!ウハッハハハ!!ウヒハハハ!!」
伊藤「ギャハハハハ!!そりゃねーぜ、俺も耐えてたのによォ!!ウヒハハハ!!」
三橋「ファーハハハハハ!!ケラケラケラケラ!!」
130: 以下、
上条「え…?なんスか…?」
禁書「ウガハハハハハッ!!ホラヨ、鏡、ハハハハヒーヒヒヒヒ!!!」スッ
上条「なーんだよ…オッオオッ!?」
上条(う、ウ○コ…と俺が相合傘で結ばれとる!?)ラクガキで…
伊藤「ウ、ウプププ…」食が進まん…
三橋「オメーよ、食事中にウ○コとは何事だ、コラ、ククプウバハハハ!!」
禁書「トーマきったねーヨォ!!ウヒーハハハ!!」
上条「う、うぐぐ…ははは…」
上条(どーせ、三橋、テメーが描いたんだろが…!!)
禁書「ホ、ホラスフィンクスも、アレみたほーがいいかもっ、ウプププッ」スッ
スフインクス「ニャー…バハハハっギャハハハ!!ウヒハハハハ!!なんだコイツはァー!!ゲラゲラゲラ!」
三橋「ファーハハハハハ!!猫にまで笑われんのか、テメーは!!バハハハだっせー、ダサダサ太郎!!」
「ギャハハハハハハハ!!!」
上条(最悪だ…不幸だ…)
134: 以下、
上条(ハァ…不幸だ…)
回想
土御門「じゃ、カミヤン後はヨロシコ…ププッ」ウ…ウンコヤン…
上条「テメー、俺一人にあの悪魔とその一行押し付けて、自分だけ安全圏のガッコ行こーってのか!?」ウンコイウナ
土御門「い、いやだって僕よりカミヤンのが親しいし、そっちのが…ブフフ、ギャハハハ!!ウ○コついてん顔でシリアスぶんなヨニャー!!」油性かヨ!
上条「ラァッ!!」シュッ
土御門「ぶぅお゛っ!?」ソゲブッ
土御門「ひぃー、ひぃー、い、痛ぇ…ププウププ…」クスス…
上条「テメーよォ、昨晩介抱してやった恩、もー忘れてんのかヨ、コラァ」
土御門「いやだってよォ…ビハハビョハハハ!!!ニャー!!!!ハハハッ!!」
上条「そのグラサンをぶち殺す!!!」シュッ
土御門「つ゛ちみかッ!?」バギャンッ
土8帝「ひあぁ…ひぃっひ…腹イターイ…」プルプル
上条「チッ…」ダメだコイツ…
終了
136: 以下、
上条(クソタリャー…)
三橋「オー、なんだこの像は!!」 伊藤「ホー…」
今井「なんかの校長じゃねーか?」 谷川「記念碑とかじゃないッスか」
禁書「あ、スフィンクス、野糞しちゃだめなんだよ!!」
スフィンクス「あ゛ッあ゛」ブリャ
上条(サファリパークかよ、こいつらは…)俺はムツゴロウじゃねーヨ
三橋「俺様が来た記念じゃ」ゴリゴリ 伊藤「オイ、そりゃまずかねーか!?」
 
谷川「今井サン、三橋が像に自分の名前刻んでますよ!」 
今井「負けっか!!」ゴリゴリ
三橋「コラー、なにパクってんだ、テメーは」
今井「うるせー、この像は俺のモンだー」
三橋「ザケタこと言ってんじゃねェ――!!」ゴリゴリッ
今井「あ、なーにすんだよ!!」
バカ 今井 三橋参上!!
三橋「バカ襲来の記録じゃ」ケケケケケ
138: 以下、
今井「ゼケてんのはテメーだ、ボケ!!」ゴリゴリッ
バカ 今井 ウ○コ三橋参上!!
三橋「フザケンな―――!!」ゴリゴリッ
カス 今井 クズ バカ ウ○コ ダニ ゴキブリ…
今井「ヤロー、三橋ィ――!!」ゴリゴリッ
上条「ちょ、なにしてんスかァ!!ダメっすよ、んなことしちゃ!!」ダダダッ
上条「おわっ!?」ズルッ
禁書「あ…トーマがスフィンクスのウ○コ踏んでるんだよ」
スフンクス「くせぇ…ダセェ…」
上条「ウ…グ…」
上条(負けるかァ…!!)ググ…
  ↑
[もはや意地である。]
ジャッジメント「コラッァ!!そこ、なにしてる!?」
今井(あ…) 三橋(まじゅい)
ジャッジメント「悪ガキどもがァ…全員動くなッ!!」
139: 以下、
三橋「………」ドンッ 今井「おわっ!?」バタッ
三橋「アデュー」スタタタタター
伊藤「………」スタタタター
 ↑
[伊藤はいつものことなので慣れている。]
今井「あのヤロー、この俺を生け贄に…!!」シュタ
今井「待て、コラァ――!!」スタタタ
谷川「今井サーン、置いてかないで下さいよォー」スタタ
禁書「わー、マラソンかもー」スタタタ
スフィンクス「ニャー」スタタタ
ズダダダダ…
上条「………」ポカン
ジャッジメント「コラァ、文字通りクソガキがァ…わかってんだろーな、オイ…」
上条「そ…」
ジャッジメント「あ…?そ?」
上条「そげぶ!!!!!!!!!!!!!!」ズダダダッ
142: 以下、
ジャッジメント「あっ…待ちゃーがれクソガキ!!」ズダダダ
上条(不幸だーッ!!!)
喫茶店
上条(なんとか撒けた…)
三橋「いや、スリル満点だったな、オイ」
今井「なにがスリルだ、タコ!!真っ先に逃げやがって」
三橋「日本の財産である俺が捕まるわけにはイカンだろーが」
今井「なにが財産だ」負の遺産の間違いだろが
伊藤「ホラ、インちゃん。ケーキ食べなよ」
禁書「わー、ありがとー。イトー大好きかもっ」
伊藤「え?そう?困ったな…」俺には京ちゃんが…
三橋「ちゃえりゃ!」シュッ 伊藤「ぽぎゅ!?」
伊藤「なにすんんだ、コラ!!」
三橋「真に受けてっからだろーが」ロリコンヤロー
伊藤「ロリコンじゃなーやい」
143: 以下、
上条(ここは一つ大人しく遊んでもらわねば…)俺の身が持たん…
上条「アノー、今後の予定なんですケド…実体験クエクエやりにいきませんか?」
三橋「なんだ、そりゃ」
上条「いや、あるじゃないスか、クエクエってゲーム。アレが仮想空間の中で自分がキャラになって遊べるんスよ」
伊藤「へー、そんな発展してんのかァ…」
上条「おもしろそーでしょ?行きましょう、そーしましょう!」
三橋「なにを一人でコーフンしてんだ、コイツは」 
伊藤「まぁーオモシソーだしよ、行ってみるべ」
上条「そースか!?じゃ、スグ行きましょーっ!!」
上条(気が変わらんウチにな…)
クエクエ内
上条:村人(これならヤツらも問題起こしようがねーだろ…)
三橋:盗賊「オラ、装備よこさんかい!!」
武器屋「………」
上条(あのヤロー…ゲーム内でもそんななのかよ)盗賊ってピッタシだな…
144: 以下、
いたう:勇者「ヤメロよなー、メツハシ…」
ミツハーシー:強盗「オ、見ろよ、スゲーべ、レベルアップだぜ!」
上条(そりゃレベルアップつーより罪が重くなっただけだろーが…)
今井:馬「なんだこのクソゲーは!!なんで俺が馬なんだ!!」
谷川:サル「俺なんかサルッスよ…」
禁書:魔法使い「わーい、バシルーラ、バシルーラ!!」
スフィンクス:猫「ニャー」バシィィルゥーラッ
上条(さっさと魔王倒しに行けヨな…)
・ ・ ・
上条(やっと村出たか…)
ミツハーシー「モンスターがいんぞ。倒して経験値にしてやる」シュッ
グサ
今井「おわぁあああ!?」死亡
谷川「今井サン!?三橋、テメー仲間を…」 ミツハーシー「家畜が仲間なわきゃねーだろ」シュッ
谷川「テメー、コラ――」グサ 死亡
146: 以下、
ミツハーシー:鬼、アクマ、卑怯者「オオー、またしても強くなってしまったよーだな、俺は…」フフ
いたう「オメーなぁ…」
禁書「貴志強いんだよ!!」
上条(オイ、そりゃなんだその称号はよ!?いつかオメーが魔王になるんじゃねーか!?)
・ ・ ・
ミツハーシー「ハァー、ケッタシーな…チマチマ金と経験値稼ぎかヨ」
いたう「モンク言うなよナー。それがRPGってモンだぜ」
棺おけ:今井「コラァ!!俺を復活させろ、ボケ!!」
棺おけ:谷川「三橋ィ――!!呪うぞ、コラ!!」
ミツハーシー「っせーな、バカモノ」ケリッ
棺おけ2個「うおわ」ガンッ
ミツハーシー「ケケケケケケ」ゲシゲシッ
棺おけ「や、やめろ、バカ!!」 棺おけ「画面が揺れんだよ、やめろや!!」
いたう「んなことしてねーでさっさと草原行くぞ」
ミツハーシー「ボケ、考えろ。もっと手っ取り早く稼ぐ方法があだろが」
147: 以下、
いたう「なんだよ…」
ミツハーシー「カジノだよ」
いたう「んなウマクいくかァ…?」
ミツハーシー「いいから、ついて来い」
カジノ
ミツハーシー「オシ、この台だ」 いたう「ウマクいくかねー…」
チャリン…
禁書「貴志、がむばって!!」 ミツハーシー「オウ、任しときな」
いたう(ハァー、スロットねェ…ってん?)
いたう「オメー、全財産かけてんじゃねーかよ!?」
三橋「………」 いたう「オイ、スッちまったらまた――」
三橋「ケェ―――!!」ギラリ
7 7 7
いたう(オオ…)
禁書「すごいんだよ、貴志!!!ふぃーばーなんだよ!!」
149: 以下、
三橋「ウラ――!!みたかコラ――!!ウハハハ俺は大金持ちだぜ――!!」
上条(スゲー動体視力…いや、運か…?)バックに悪魔でもついてんのかヨ…
三橋「コラ、頭が高ぇーぞ!!」シュッ
ディーラー「………」パンッ!
上条(NPCにまでイバリ散らしとる…)この男…
・ ・ ・
三橋「いやー、楽しかったな――みなのもの」
伊藤「なに言ってんだ、結局オメーが魔王になって世界支配して終わりだったじゃねーか」
禁書「私は世界の半分もらえたから満足なんだよ!!」
今井「納得いかねーんだよ、なんでこの俺がゾンビになんかにならにゃならねーんだ」
谷川「ザケテますよね、あのクソゲー」
上条(フゥ…なんとか時間は潰せたな…後はもー、そうそう問題は起きねーだろ…)
三橋「馬のゾンビなんかスライム以下だべ」
今井「なんだァ卑怯モンの魔王がエラソーに!!」
禁書「貴志っていつもエラそ――」
151: 以下、
ドンッ!!
一方「………」 禁書「あ、ごめんなさ――」
ゴッ!!
禁書「――ぃッ…」ズ…
 三橋・今井・伊藤・谷川・上条
(  なっ…ケリやがった……  )
禁書「あっ…」ドサッ 一方「邪魔なンだよ」スタスタ…
伊藤「い…インちゃん大丈夫か――!?」ダッ
禁書「あ…私は…大丈夫…コレ、歩く協会って言って、無敵の防御なんだよ…」
禁書「だから…全然痛くないん…だよ…」
伊藤「そ、そうか、じゃあ体のほうは大丈夫なんだな?」
禁書「ウン…」
伊藤(でもよ…精神的にはカナリきてんだろ…)
今井(いきなり、蹴られてんだぜ)
谷川(こんな小さい女の子に、容赦なくってよォ)
上条(あの野朗…)ギリ
152: 以下、
伊藤「オイコラ!! 待てよ、そこの――」
三橋「オイ、コラ」 一方「アア?」クルッ
伊藤(三橋…)
三橋「ッラァ!!!」シュッ
ガンッ!!!
一方「………」
今井(オウ…強烈なヒジだ…)
一方「で?死にてェんだな?」 三橋「………」タラリ
伊藤(オイ、ウソだろ、今のかなりマトモに入ってただろ!?)
伊藤(あのヤロー、んなタフそーには見えねーぞ…)
一方「わかってんだろォなァ!? 誰に喧嘩売ったか…」
三橋「知らねーなァ。誰だよ?オメーは」
一方「最強だよ」 三橋「アッソー、それで…?」
三橋「俺は日本一強ぇーぞ」ズイ
一方「…死になァッ!!」シュッ
155: 以下、
三橋「アァアアッ!!」バシィ
谷川(オオ…掴みかかろーとした腕、ヒジで弾きやがった…)
三橋「ザッテェんだよッ!!」シュッ
バキャッ!!
一方「キヘヘヘヘヘッヘヘェ…」ニヤリ
三橋「……へっ」タラリ
今井(なんでだ…!? なんであのケリで倒れねェ…?)側頭部だぞ…
一方「キャァッ!!」シュッ
三橋「オオッ――」ビョンッ
一方(ホォ…桁外れの跳躍力だなァ…)
三橋「―ラァッ!!」シュッ
バキィ!!
一方「キキャキャキャキャ!!!」
三橋(なんだ、この野朗は…)タラリ
今井(どーなんてんだ…!?)
156: 以下、
谷川「今井サン…もしかしてアイツじゃないスか?」
今井「ああ?」 谷川「ホラ…黒子ちゃんが言ってた…」
今井「あっ…逆流クンかっ!」 谷川「そーッスよ!!なんでも反射しちゃうっていう反則野朗ッス」
今井(じゃあ勝ち目なんかねーじゃねーかよ…)
三橋「ウラッ!!」シュッ
バチィッ!!
一方「キヒャッヒャアアア!!!ヒャウ!!」
ゴガァ!!
三橋「うおっ!?」バッ
伊藤(なんだァ!? 地面がめくれやがった…!?)
三橋「グゥ…」デシッ
一方「キャァアアアアアアアアア!!カスすぎンゾォ!!」
今井「三橋、無理だ、逃げんぞ!!」
三橋「ザケンんな、ボケが!!この俺様に負けはねェんだ」
今井「んなこと言ってん場合じゃねェーんだよ!!ヤツにゃ勝てねェ!!」
157: 以下、
伊藤「なんだ、ヤツのコト知ってんのか!?」
今井「オオ、なんでも超能力ってヤツでよ、殴っても蹴っても効かねーらしーんだ」
今井「しかも、ヤツに直に掴まれりゃ、血液がどーのでボンッ、ってな具合らしーぜ」
三橋「ハァ? オメーこの期に及んで超能力だァ?冗談言うにもタイミング考えろ、ボケ!!」
今井「じゃ、オメーの攻撃全部弾かれてんのはどー説明すんだ!!」
今井「それによ、見ただろ?地面バックリ、めくれちゃってんトコをよ」
三橋「………」
今井「忘れちゃねーか?ここは学園都市だぜ?」
伊藤「マジなんか…」
今井「オオ、だからすぐ逃げ――」
上条「…待ってくれ」
今井「…ああ?」
上条「俺なら…殴れる。だから…協力してくれ。俺はアイツを…殴りたい」
今井「オメーよォ、今言ったこと聞いてなかったんかよ?」
上条「信じてくれ…俺はやつを殴ることができるんだ…この右手で」
158: 以下、
今井「つってもなァ…」
伊藤「…そっか。じゃあ、動き止めなきゃいけねーよな」
上条「伊藤サン…」 今井「………」
三橋「ラーメン、ビフテキ、ヤキニク…なにオゴッてもらおうカナー」スタッ
上条「三橋サン…」 今井(オメーもカヨ…)
伊藤「しかっかりやれよ。オメーに任せるぜ」
三橋「クッセーこと言うな、オメーってヤツは」
上条「あ…ハイッ」
伊藤「タメ口でいいぜ。俺たち、タメだろ」 三橋「バカタリ。ミツハシ様よ呼べ」
上条(伊藤…三橋…)
一方「アーアー、もーいーですかァ?魔性少女の変身シーンは終わりですかァ?」
伊藤「いーや、まだ終わってねーかな!!」ダダダダッ
三橋「オー、言いながら攻撃に走るとは…卑怯なやっちゃなー」ダダダダッ
一方「キヒィッィ!!!二匹かよォ!!」
バグォ!! ボグァ!!
160: 以下、
伊藤「うぉあっ!?」 三橋「ほっ」サッ
三橋「オラッ、殴んのはスカでもなァ、腕力は大OKなんだよ!!」ガシッ
一方「キヒャァアアアアアアアアアアアアアア!!!」
ビチィ!!
三橋「グゥ…おあっ」バシュ
三橋「痛ってーな、コラ…」ハァ…ハァ…
一方「キッヒャアアア!!!まだ向かってくんおかよォ!?ヒィッヒ!!」
今井「はーあ…あのバカ二匹じゃ無理なんだよ…」スッ
谷川「今井サン…頑張ってください」
今井「オウ」ズダダダダッ
上条(今井…)
禁書「だめなんだよ…こんな…もう帰ろうよ!!やめて帰ったほうが――」
谷川「インちゃんよ、そりゃ無理だぜ。みんなアツクなっちまってんだよ」
谷川「もーあのバカに一発入れるまで終わんねーよ」
禁書「でも…」
161: 以下、
谷川「心配いらねーよ。あの人ら、おしかすっとホントに日本一強ぇーかもしれないんだぜ」
三橋「調子にのんなよ、コゾー。俺様に勝とーなんざ1万年早ェーんだよ!!」ダダッ
一方「キィイイエエエエエッ!!」
ボガガガガッガッ
三橋「ほっほっ」サッサッ
三橋「オラ、捕まえたぜ」ガシッ
一方「キヒッ…」
谷川「あの素早くてズルくて卑怯な男…本能的に掴まれるの避けてたほど底知れねーんだ」
伊藤「三橋ィ――!! 離すなよッ!!」
一方「なんッ…キヒャァアアア!!」
ブンッ ブンッ!!
伊藤「ウッ…グゥ…」バキィ バキィ!
三橋(あのバカ…レンガだぞ…避けるってコト知らねーのか)
伊藤「ウ、オラァ―――!!!」
一方「オッ、テメ…」ガシィ
162: 以下、
谷川「その相棒の伊藤…根性者で諦めが悪くて真っ直ぐなバカ野朗だ。三橋とふたりの時は負けたことがねーほどよ」
禁書「………」
今井「ウラァ―――タックルかましてやっから動くんじゃねェーぞ!!」ダダダダッ
一方「キ、キッヒャァアア!!」
シュンッ バヒュッ!!
今井「おわっ!?」コケッ
スカッ スカッ
今井「オオオオッ」ズザザザザ
一方「キッ…」
三橋(このバカポン…)
伊藤(コケた勢いでここまで滑り込んで来やがった)
今井「フヘヘ…両足取っちゃった☆」
谷川「そして…ちょっとダセーケド、俺の尊敬するヒト、今井サンだ。このヒトのパワーはスゲーんだぜ」
谷川「俺は、このヒトがいつかなにかデッカイことするんじゃねーかと、信じてんだ」
禁書「谷川…」
164: 以下、
上条(スゲー…マジでやっちまいやがった…)
三橋「おら、ボケっとしてんな、上条!!このバカに一発入れんだろーが!!」グギギ…
伊藤「早めに頼むぜ…っ!!もう…もたねぇっ!!」グギギ…
今井「フヌァ――!!情けねーコト言ってんじゃねェ――!!こんくれー耐えろや!!」グギギ
三橋「テメーと一緒にすんな、馬!!」 今井「ぬぅあにぃ――!!」
一方「キッ…ヒィ…!?」
一方(コイツら…!?)
上条「オ…ォオオオォオオオ!!!」ダダダダッ
一方「キヒッ…」
一方(でもなァ…無駄なンだよ…俺は傷一つつかねェ――)
上条「ザケテンんじゃねェ――!!!その幻想を――」スッ…
上条「ぶ ち 殺 す!!!!」
ガンッ!!!
一方「お゛ッ――」メシィ…
上条「ラァッ!!」シュッ
166: 以下、
バキィ!!
一方「お゛ッ――」ビチャッ
上条「ウォッラァアアア」シュッ
ガッ!!
一方「う゛ぃ゛ッ――」
ベキィ!!
一方「お゛ン゛ッ!?」
メシィ!!
一方「あ゛ッ――!?」
ハァ…ハァ… 上条「オ…オォオオッ…」シュッ… ハァ…ハァ…
三橋「やめとけヨ。そんなゴツイの何発も入れたら、こいつ死んじゃうぜ」
一方「………」
上条「あ、ああ…そーだな…」ハァ…ハァ…
三橋「ほいっ」ポイッ
伊藤「こいつもー全然力入ってねーな」ポイッ
169: 以下、
今井「気絶してんだろ」スッ
上条(ハッ…勝ったぞ…ハハ…)
谷川「お疲れ様です」ニヤ
今井「オウ」
三橋「オイ、カミジョー。腹が減ったぞ、なんか食わせろヨ」
上条「オオ、好きなモン食っていいぜ」
三橋「ホントか!?ステーキもか?なんでもだぞ!?寿司もだぞ!?」
上条「オウ、任せろ」
伊藤「いや、メツハシよ、ちっとは遠慮してやれよ…」
禁書(すごいんだよ…トーマも…みんなも…すごいんだよ)
翌日
伊藤「じゃーな。二日間、ありがとよ。楽しかったぜ」
上条「こっちもだぜ。まぁ、不幸なコトのが多かったケドな」
上条「オメーも大変だな、あんな相棒持ってヨ」
伊藤「まぁ、慣れだよ…」ハハ…
170: 以下、
禁書「じゃーね、イトー」
伊藤「ああ、じゃーな」
駅員「コラァ!!そこの金髪!!待ちなさい!!」
三橋「はわわわ…」シュタタター
伊藤「なにやってんだ、アイツは…」
三橋「伊藤チャーン、たっけてー!!」
伊藤「わわ、バカ、コッチ来んなよ!!」
駅員「なんだ…悪そうなトゲだな…キミも共犯なのか!?」
伊藤「いや、ちがっ…三橋、オメーなにしたんだヨ!?」
三橋「いやよ、そこの近未来キヨスクの看板マスコットキャラ外しただけなのにスッゲー怒るんだぜ」
伊藤「そりゃ備品は解されりゃ誰だって怒んだろーが!!」
伊藤「なんだってまたそんなモンを…」
三橋「理子のバカに五千円で売りつけてやるのじゃ」ヒヒヒ
駅員「コラ…返しなさい!!」
三橋「なに言ってんだ、これは俺のモンだ!!絶対返さねーぞ!!」シュババババ
171: 以下、
駅員「あ…コラ!!」
アナウンス『間もなく電車が発車いたします…』
伊藤「オ…俺も行かなきゃな。じゃな!!」スタタタ
上条「最後まで騒がしいやつらだヨ」
禁書「だね」
上条宅
上条(フー…ヤンキーね)ジー…
禁書「どーしたの?右手なんか見つめて。う○この前兆なの?」
上条「そんなんじゃねーケド…俺コンビニ行ってくるワ」
禁書「フーン…いってら」
コンビニ
店員「ありやしたーっ」
上条(ハァー…今時流行んねーよな…ヤンキー)
浴室
上条(フゥー…)シューッ
175: 以下、
ガチャリ…
上条(フゥー…でもよ…カッコイイよかったぜ。アイツラはよ…)
禁書「!?トーマどーしたの?その頭!?」
上条「…ちょっと生き方変えよーと思ってよォ」
禁書「えー…まぁいいケド」
翌朝
上条(ファー…ねむ…)ガチャリ
土御門「おはよーカミヤ…ええっ!?その頭は…」
上条「カックイイべ」
土御門「まぁ…いいケドにゃー」
上条「たりめーだ」
上条「そう…」
上条「今 日 か ら 俺 は !!」

176: 以下、

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