【VIP】ふと、俺がやめた後のコンビニ行ったらback

【VIP】ふと、俺がやめた後のコンビニ行ったら


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売り出し物件になってて寂しい気持ちになったので語らせてくれ
2:
聞こうか
3:
よし語れ
4:
言うほど語ることないやろ
5:
俺がそこのコンビニ入ったのは脱ニートを志した時だった。
夜勤で時給も1200円と俺には破格に見えて面接に行き、無事採用。
オーナーは元お笑い芸人を目指していた人で、
ここのコンビニはそんな「夢」を持っている人をとにかく応援してくれるコンビニだった。
7:
オーナーの縁で最初に人を引っ張って来たのもあり、
従業員は劇団員や女優男優目出している人、声優、あとは芸人希望者がベテラン。
その次にパートで主婦や学生。
で、なんとなくそういう店だから集まったのか、ミュージシャンや漫画家、小説家もいた。
みんな優しい人たちであった。

8:
ちなみに当時は2で個性的な店員が多すぎると、専門スレで叩かれていたりした。
本部の方々も「うーん^^;」といい顔はしないけど、ギリ黙認してくれるような感じだった。
そんなコンビニに夢もなく入った当初は、妙な劣等感を覚えた。
仕事に関してはやはり若さということもあり、そこそこできていたと自負していたけど、
なんか「生きている」って言う根本的部分で人として俺は劣っていた。
10:
楽しそう
14:
そんなある時、漫画家志望者の人が見事に賞を取った。
オーナーは、なんと、皆の予定を聞いて全員とはいかなかったがコンビニをしめて宴会を開いてくれた。
人生で初めて行った居酒屋、それも20人は余裕で座れる部屋で、誕生日席()とプラカードが置かれた場所に、受賞者さんを座らせた
19:
見てるぞ
21:
コンビニが一時的に閉店させるって、ぶっちゃけ利益考えればありえないのよ?
でも「夢を叶えた奴を祝いたいのは、ここのコンビニに居る奴らなら皆そうだろ!」っと
そんな理由で閉めてしまう。
本部の人も場所が場所(100個弁当を仕入れて全部売れるようなところ)なのでいい顔はしないのは、後に知った。
とにかくその日は、皆で大宴会になった。
俺は生まれて初めて酒を飲み。受賞者さんには皆で会釈して、どんどんお酒を飲ませw
「受賞者さんのマネー!」と、劇団や女優男優希望者さんたちがものまねを披露したりw
ミュージシャン志望者なんか、ギターでオリジナルソングを送っていた
俺と小説家希望者と売れない小説家さんはものをプレゼントしただけだったが、それでもすごい喜んでくれたw
22:
あ、忘れたけどパートさんと学生さんも何かをプレゼントしていた。
学生さんの方は、多分その人が好きだったアニメグッズだと思う。
23:
オーナーが言うには「漫画家でお祝いしたのは初めて」とのことだった。
今までは主演が決まったりドラマへの出演が決まった時などは、こうして宴会を開いていたらしい。
また、働いている売れない小説家さんも受賞してデビュー時に宴会を開いてもらったそうだ。
とにかく話を進める。
その後、後半勢いも落ちてきた頃、各々が夢や夢だったことなどを語りだしたんだよね。
その時俺だけ本当に何も言えなくなった。
学生の人だって「会社立ち上げて」や「狙っている会社(or大学)があってー、将来わー」と言っているのに、
俺だけ何も思い浮かばないで、真っ暗だった。
24:
皆偉大な目標があるような素振り見せるが所詮コンビニバイトという現実
27:
>>24
駆け出しの夢追い人はみんなそんなもんなんちゃうの
25:
で、周りが輝きすぎて、俺はその場で思っきり号泣した。
受賞者さんには申し訳なかったがw
事実、当時は、俺は親に捨てられたにも近い状態だったし、
彼女がいるわけでも、借金がない綺麗な身でもない、クズ野郎であった。
脱ニートを志したとはカッコイイこと言ったけど、
俺は光熱費が払えなくなったから働き出したに近い。
流されるまま生きているだけのロボットだなぁ、と思った。
29:
そこでオーナーに「夢を持つことが偉いんじゃなくて、目標を越えていくから偉いんだよ」と言われた。
夢と言うのは、永遠に追いつけないぐらいのところにある方がいいと。
ただそれに近づく為の目標をいくつも用意しておくのが大切なんだよ。
そして、オーナーに「とりあえず、幾つも夢持ってみる?何の縁か、ここには特殊な奴らが大勢いるしww」と言われた
オーナーが言うには「夢は幾つあってもいい。別に答えが一つしかないわけじゃない。とりあえず可能性を広げることから始めよう」と。
30:
だめだ、俺がいうと嘘くさくなる……
書いていてげんなりしてきた
31:
投げんなよカス
これくらいは成し遂げてみろ
32:
まあまあ続けてよ
読んでるから
33:
大丈夫、今書いている
34:
35:
受賞者さんの宴会を台無しにしたが、
受賞者さんも「面白いからいいよ!」と謎ゲス発現された
意外と話せることもないので、話は飛ぶけど、
俺はコンビニの仕事をしながら、いろいろやってみた。
やってみたと言うより、教わったかもしれない。
劇団や女男優の人たちに演技の練習を聞いてみたり。
ここで書き込んでいるから分かるかもしれないが、俺は酷く人が苦手なのですぐにダメだった
大丈夫だよ!言われて芸人の真似をしてみたが、人を笑わせることの大変さを知った。
同時に「大丈夫大丈夫!」言われながら駅近くで謎の芸を披露し、そこで冒険することの大切さを知った。
漫画と音楽に関しては、酷いの一言だった。成果が出るのに何年かかるレベルだと言われた。
「やるならやるでいいけど、正直……うん」と。
小説家の人に関しては「こ、国語……」と苦笑いされた。うん、当時は中卒だったし酷いものだった。
36:
パートのおばちゃんには、栄養士と調理師免許を持っている人がいて、
その人に「料理行けば!裏で調理しているだけでいいし!」と言われ。
そこまで目指さなかったが、自分で弁当や料理を作れるぐらいにはなった。
恥を忍んで学生さんに相談などしたら「俺の友人、高卒認定だか貰って大学きましたよ!w」と言われた。
とりあえずでだけど、高卒認定を目指しだした。
最初の一回目は落ちた()
まあ、とにかくそこで自分は夢を探すすべも可能性も小さいと思い知った。
ちなみに俺が働いている間に、舞台が決まった人や、今でも活躍している女優男優さんや、劇団四季に流れた人、漫画家受賞したりいろいろあった。
その度にだんだんと夢なのか分からないけど、目標を語れるようになっていって
オーナーや皆から「成長しているじゃん!」と言われていくようになった
37:
いいぞ、続けろ
38:
なんか、ごめん、酔っぱらいがグダグダ話している用な感じで。
ヤマも話しの前後もつながりがなくて。衝動的に書いているってこういうことを言うのか。
さて、俺は。
二回目の高卒認定はなんとかとれた。
一度目はなぜ落ちたと皆に言われたぐらいだったが、二回目は無事とれた。
そしてオーナー恒例の宴会である
そこで次の目標をでっかく言ってしまった。
「大学行きます!」
……今思うと顔から火が出る。高卒認定とれて調子乗っていたのもわかるが、いきなり大学とは。
普通周りは大爆笑すると思ったが。
別に最初に誰かが拍手したのではなく、皆一斉に拍手してくれた。
「うおー!言うようになったな!w」「大学出てどうするの?」「いそいいぞー!」と
人生これほどまでに恵まれた環境に、俺がいていいのかと思った
40:
以来、シフトの量を減らしたことで周りから弄られたりしながらも、
俺は宣言通り大学受験をした。一回落ちたが、二回目でどうにか入り込めた。
大学と言うのは、意外と年齢は関係ない事が多く、ぶっちゃけイジメなどを気にしていたけど
寧ろ俺より年上や、「2.3.4浪」という人が結構いて、
話せる人たちとは皆円滑に仲良くできた。
大学で、今の仕事に夢を抱け、勉強し、その仕事についている。
何かと最近お騒がせの公務員である(一応伏せる、もめたら嫌だから)。
”何かと最近お騒がせの方”で察してほしい。自衛隊ではない
よく行けたと我ながら思っている。
根性があるし、意外と物覚えいい……と思うのだけど、
多分、年齢的にラストチャンスだったので必死だったからだろう。
ちなみにコンビニを閉めるほどの宴会にはならなかったが、この夢を決めた時はオーナーと何人で呑みに言った。
正式に合格が決まってからは大宴会を開いてくれた。
とにかくそんな、すごく幸せ者な状況でコンビニをやめてったのである。
42:
それからかなり年月が立ち、昨日コンビニに言ったら売りに出されていた。
母親が倒れたので実家に戻ったのと、
「仕事→家→仕事→自分で遊びたいこと→仕事」のループの日々で、閉店したのをしらなかった。
かつて、恥じらいな「仲間」とも呼べる方々と働いていたあの職場はもうないのである。
俺はオーナーが「もしもダメだったらウチに来い!」の言葉が思い出した。
コンビニを巣立つ人たちに誰にでも言っていた言葉。
俺は内心信じられずオーナーならコンビニを続けているはず、と思った。
44:
「あれ?>>1じゃね、おまえ?」
そうして売りに出されていた店の前で凹んでいると、声をかけられた。
未だに若々しさを保っている髪の毛が金髪になったミュージシャン志望者の人だった。
あんまり言えないけど、今はミュージシャンは諦め、ミュージシャンの背後で演奏する方に回ったらしい
最近話題になるだろう人だと、D○Gさんと演奏したそうだ。
そんな話をしながら、俺は彼に連れられコンビニの前に到着した。
45:
そのコンビニの制服を着てゴミをまとめている小太りの男性。
オーナーだった。
俺はものすごい安心感からポロっと涙がでた。隣で一応ミュージシャン?の彼が爆笑した。
その声でオーナーが気が付きダッシュで、体当たりしてきた。意味がわからなかったが、受け止めた。
オーナー「おお!しっかり生きてたか!!」
その後、オーナーに事務所へ回され。「さっさと食っちまえ……w」と俺らにシュークリームの廃棄を四つも。
オーナーが言うには、近くに一本大きな道が出来たのでそちらにお客が流れ、
あのコンビニはもう古くなっていたし、愛着はあるが、銭には変えられないと、移転しただけだった。
ちなみに二ヶ月前に移転して、移転当初は張り紙をしていたんだぞーっと言われた。
46:
潰れたんじゃなかったんだね
47:
オーナー「でもちゃんとほら!気持ちはいつまでも一緒だぞ!」
あのクズみたいな俺が、今の仕事に合格した際に宴会で撮影した皆との集合写真が壁に飾られていた。
ちなみにオーナーは今年、息子に店を譲るらしいので引退するそうだ。行ける限り行こうと思う。
店の体制は昔ほど個性はなかったが、未だに夢を持つ人が多く働いていた。
さて、おしまい。
なんかうそ臭くなってしまってすまなかった。
ここまで熱意や気持ちを文章に表して伝えるのが大変だとは……。
少し文字に起こして気持ちを伝える練習をしようと反省する。
衝動的に建てたスレでしたが、呼んでくれる方がいて嬉しかったです。
48:
蛇足・集合写真とは言え、何枚も飾られているうちの一枚です。
50:
>>1働いてた頃よりみんな笑顔
なんてよりはいいな
41:
感動した
51:
展開甘いけど実話だもんね上出来
自分の店の従業員が成功してコンビニを辞めていくことが
このオーナーにとって一番幸せというのは
何とも切ないねえ
54:
おーすごいよかったじゃん。
>>1大学すごいね。俺勉強嫌い()だから尊敬するわw
だけど俺も音楽の仕事してるんだけど、どっちかというと背後で演奏してる人の方がミュージシャンなんだぞ?
諦めたなんてとんでもない。飲食店で例えるならホールが厨房に回ったくらいの違いしかないw
まあお客さんに顔覚えてはもらえないけどな。素敵な話だったぜ。
61:
オモロかった
ええオーナーやな
65:
お疲れ様
オーナーも>>1も他の人も頑張れ!
60:

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