【牡牛】古代の神々・伝説・信仰を語ろう【龍】back

【牡牛】古代の神々・伝説・信仰を語ろう【龍】


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1:
古代の信仰にはまだまだ知られていない神秘がいろいろとあります
歴史上の出来事とも密接に関連している信仰や宗教、
神々について謎を解き明かして見ましょう
正統派の学説から珍説、電波までぶん殴ってみせらぁ
でも原理主義者だけは勘弁な
14:
頭に角が生えた男
http://x51.org/x/04/01/0256.php
15:
たびたび神話などでも角の生えた神や人という存在が登場するが
こういった存在も実在した可能性はあるわけだな
もしかしたらモーゼにだって本当に角が生えていたのかもしれん
20:
興味深い話としては中国三皇の一人に数えられる牛頭人身である神農と
インダス文明に置いて信仰されていた牡鹿野の角をもつ男性は
(インダス文字が解読されていないために便宜上『獣主』『角の王』と呼ばれる)
パシュパティ(獣の王)
同じモチーフを元にしているのではないかという説がある
シヴァの異名
シヴァは教学上は破壊神であるが、民間信仰ではそれにとどまらない
様々な性格を持ち、それに従って様々な異名を持つ。
マハーカーラ(大いなる暗黒)とも呼ばれ、世界を破壊するときに恐ろしい黒い姿で現れるという。
マハーカーラは漢訳仏典では大黒天と意訳される。
日本では神道の大国主の「大国」が「ダイコク」とも読める事から同一視され、七福神の1人として、
シヴァの名前を使っていないが日本ではなじみ深い神である。
ピナーカを保持していることから「ピナーカパーニ」(ピナーカを持ちし者)と言う呼び名も持つ。
またマヘーシュヴァラとも呼ばれ、漢訳仏典では大自在天と訳される。
大自在天とは、シヴァをヒンドゥー教から仏教へ改宗させようとする大日如来の命を受けた
降三世明王によって倒され、妻のウマーと共に仏教へ改心した後のシヴァを指すと言われており、
降三世明王の仏像は足下にシヴァとウマーを踏みつけた姿で刻まれるのが
一般的である(詳細は降三世明王を参照)。
ナタラージャ(踊りの王)とも呼ばれ、丸い炎の中で片足をあげて踊っている姿の彫像で描かれる。
乳海攪拌の折にマンダラ山を回す綱となった大蛇ヴァースキが、苦しむあまり猛毒(ハラーハラ)を
吐き出して世界が滅びかかったため、シヴァ神が毒を飲み干し、
その際に喉が青くなったため、ニーラカンタ(青い喉)(N?laka?tha)とも呼ばれる。
また、「金で出来た都市」、「銀で出来た都市」、「鉄でできた都市」の
3つの悪魔の都市をトリシューラで焼き尽くしたので、三都破壊者とも呼ばれる。
ハラとも呼ばれ、ハリと呼ばれるヴィシュヌに対応する。
その他、バイラヴァ(恐怖すべき者)、ガンガーダラ(ガンジスを支える神)、
シャルベーシャ(有翼の獅子)、パシュパティ(獣の王)、マハーデーヴァ(偉大なる神)、
シャンカラ、等などと呼ばれ、その名は1,000を超える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シヴァ
31:
ほとんど語られないけど、「アラハバキ神」についての見解を求む
ざっと調べたけどイマイチよくわからないっス
アラハバキ
その起源は不明な点が多く、歴史的経緯や信憑性については諸説ある。
東日流外三郡誌で遮光器土偶の絵が示されており、それに影響を受けたフィクションなども見られるなど、
古史古伝・偽史的な主張と結びつけられることも多い。
アラハバキを祀る神社は約150[要出典]で、全国に見られる。
東北以外では客人神(門客神)としてまつられている例が多く見られる。
客人神とは本来、客人(まれびとを参照)の神で、ここでは元のその地の神(地主神)に
主客転倒があったものとされる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アラハバキ
36:
732 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/18 09:01 ID:4V1xyq8r
>>726
竜は大陸より渡来した存在なので大陸の文化の影響の強い所に竜に関する話が多いのですよ。
なので日本土着の存在としてはどちらかというと蛇神として描かれていることが多いです。
特に国津神の中でも有力な神の何体かは蛇神としての姿を持っていたりします。
興味深い話としては出雲は揖夜神社の摂社では藁で作った蛇が祭ってあり、
地元ではアラハバキと呼ぶそうです。
東北の国津神の太神と同じ名前の蛇神・・・出雲、蛇、
アラハバキというキーワートで何かありそうだったりします。
25 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/26 23:37 ID:IBAEo2Pn
慌てるな、爆弾急には作れない。
スサノオ関連でちょっと補足って言うか思いつきっていうか。
世界的に大地の神って恵みと命の連鎖から女神が多いのだが・・・
日本って支配神が天から来たからか有力な大地の神ってのがとてもわかりずらい。
広範囲に信仰が残ってる原初の神だとダイダラの巨人か?
んでもって次がかつての日本の大地の支配者巨神アラハバキで、
現在はアラハバキの力のほとんどをスサノオが封じてるから
今の日本の大地を支配してる神ってスサノオなんじゃないのか?
さすが性別があべこべの国。
大地の神まで漢の世界か。っていうか大地が呪われてそうでイヤダ。
35 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/27 00:20 ID:IyxHMITj
イザナミはどっちかっていうと冥界の支配者としては
有名だが地母神としては、その、なんていうか、地味?
まぁ、冥界下りの神話の原型はシュメールにあるとか何とか。イナンナ?
スサノオが有力なのは全国のアラハバキのかつての拠点を封じているから。
だから氷川神社の数がめちゃくちゃ多いらしい。
後イザナミの使ってる雷神は蛇神で、スサノオは牛って言われている点も上げとくべきか。
37:
46 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/06/27 14:49 ID:W3x88tU9
古代日本では稲妻を天から下る蛇に見立てていたので蛇神は雷神属性をもっていたようだ。
あと鱗の輝きや目の形から太陽神としての属性も持っていることがある。
水辺にいることがあるので水神の属性ももっている。
代表的な日本の蛇神の属性はこんな感じか。
>>43
例えばだ。
前スレ>>732より
>興味深い話としては出雲は揖夜神社の摂社では藁で作った蛇が祭ってあり、
>地元ではアラハバキと呼ぶそうです。
スサノオがヤマタノオロチを倒すじゃない。
でスサノオがアラハバキの力を封じていて、上の話がくるじゃない。
もしかしてアラハバキってヤマタノオロチなのかなぁ?
天津神以前の古代神話の断片かな
546 名前:本当にあった怖い名無し :04/10/16 00:09:29 ID:lrcJTots
「天津甕星の謎」読了。
仮説が多かったが資料もほとんど残ってないだろうししょうがないだろう。
主な主張として「ニギハヤヒ命=大物主=天津甕星」「ヤマタノオロチ=天津甕星の系譜」
「アラハバキに天津甕星は影響があったのではないか」
38:
574 名前:本当にあった怖い名無し :04/10/18 11:17:32 ID:Q/CXghhg
物部氏の信仰の起源は石神信仰にあるといわれる事から
いわゆる「塞の神」や「アラハバキ」などとの関連性は当然考えられるのではないかと思います。
「ヤマタノオロチ」と「アラハバキ」は何らかの因果関係にあるということはわかっているので
「アラハバキ」と「大物主=天津甕星」の関連性というのは興味深い話だと思う
165 名前:本当にあった怖い名無し :05/03/10 00:15:23 ID:kC3WytKu0
熊野のケツミコ、夷のヒルコ、出雲のヤマタノオロチ、東のアラハバキ
いずれもスサノオによって結ばれるコンユンクティオであり、封印である
しかる後に須佐の祭司は石使いである
169 名前:本当にあった怖い名無し :05/03/15 00:49:29 ID:RoccIGG80
>>165
△。決して間違いではない。
むしろ自力でそこまでいったんならすごくいいセンス持ってるよ。
ケツミコの周辺におけるムスビの意味、ヒルコはなぜ水で流されたのか、
ヤマタノオロチの本来の出自、宮城辺りのアラハバキに関する民間伝承を
もう一回見直してみることをお勧めする。境と旅。
その収束の象徴が石であり一つの具現の形として死の概念に降りてく。
がんばりや。
43:
竜の柩辞典より謎の神 アラハバキ
http://act9.jp/fan/report/ai/ryuh/arahabaki.htm
やはり東日流外三郡誌の信憑性が問題になることが多く
この点によって多くの説が乱立してしまうことになったのではないかなぁ?
54:
両面宿難のスレがたってるな
過去に話題になったっけ?
意外に今まで語られたこと無かったような気がするんだが
55:
>>54
ちょっと前に洒落怖スレで話題になってたからだと思う。
リョウメンスクナ
452 その1 sage 2005/09/21(水) 16:10:58 ID:GJUzoiep0
俺、建築関係の仕事やってんだけれども、
先日、岩手県のとある古いお寺を解体することになったんだわ。
今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。
「?、ちょっと来て」と。俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。
俺「何これ?」
同僚「いや、何かなと思って・・・本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、
 ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」
木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな。
表に白い紙が貼り付けられて、何か書いてあるんだわ。
相当昔の字と言う事は分ったけど、凡字の様な物も見えたけど、
もう紙もボロボロで何書いてるかほとんどわからない。
かろうじて読み取れたのは、
「大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ」的な事が書いてあったんだ。
木箱には釘が打ち付けられてて開ける訳にもいかず、
業者さんも「明日、昔の住職に聞いてみる」と言ってたんで、
その日は木箱を近くのプレハブに置いておく事にしたんだわ。
453 その2 sage 2005/09/21(水) 16:31:26 ID:GJUzoiep0
んで翌日。解体作業現場に着く前に、業者から電話かかってきて、
業者「あの木箱ですけどねぇ、元住職が、絶対に開けるな!!って凄い剣幕なんですよ・・・
 なんでも自分が引き取るって言ってるので、よろしくお願いします」
俺は念のため、現場に着く前に現場監督に木箱の事電話しておこうと思い、
俺「あの?、昨日の木箱の事ですけど」
監督「あぁ、あれ!お宅で雇ってる中国人(留学生)のバイト作業員2人いるでしょ?
 そいつが勝手に開けよったんですわ!!とにかく早く来てください」
嫌な予感がし、現場へと急いだ。プレハブの周りに、5?6人の人だかり。
例のバイト中国人2人が放心状態でプレハブの前に座っている。
監督「こいつがね、昨日の夜中、仲間と一緒に面白半分で開けよったらしいんですよ。
 で、問題は中身なんですけどね・・・ちょっと見てもらえます?」
単刀直入に言うと、両手をボクサーの様に構えた人間のミイラらしき物が入っていた。
ただ異様だったのは・・・頭が2つ。シャム双生児?みたいな奇形児いるじゃない。
多分ああいう奇形の人か、作り物なんじゃないかと思ったんだが・・・
監督「これ見てね、ショック受けたんか何か知りませんけどね、この2人何にも喋らないんですよ」
中国人2人は俺らがいくら問いかけても、放心状態でボーっとしていた(日本語はかなり話せるのに)。
459 その3 sage 2005/09/21(水) 17:07:49 ID:GJUzoiep0
あ、言い忘れたけど、そのミイラは
「頭が両側に2つくっついてて、腕が左右2本ずつ、足は通常通り2本」という
異様な形態だったのね。俺もネットや2ちゃんとかで色んな奇形の写真見たこと
あったんで、そりゃビックリしたけど、「あぁ、奇形か作りもんだろうな」と思ったわけね。
んで、例の中国人2人は一応病院に車で送る事になって、警察への連絡はどうしようか、
って話をしてた時に、元住職(80歳超えてる)が息子さんが運転する車で来た。
開口一番、
住職「空けたんか!!空けたんかこの馬鹿たれが!!しまい、空けたらしまいじゃ・・・」
俺らはあまりの剣幕にポカーンとしてたんだけど、住職が今度は息子に怒鳴り始めた。
岩手訛りがキツかったんで標準語で書くけど、
住職「お前、リョウメンスクナ様をあの時、京都の?寺(聞き取れなかった)に絶対送る
 言うたじゃろが!!送らんかったんかこのボンクラが!!馬鹿たれが!!」
ホント80過ぎの爺さんとは思えないくらいの怒声だった。
住職「空けたんは誰?病院?その人らはもうダメ思うけど、一応アンタらは祓ってあげるから」
俺らも正直怖かったんで、されるがままに何やらお経みたいの聴かされて、経典みたいなので
かなり強く背中とか肩とか叩かれた。結構長くて30分くらいやってたかな。
住職は木箱を車に積み込み、別れ際にこう言った。
「可哀想だけど、あんたら長生きでけんよ」
その後、中国人2人の内1人が医者も首をかしげる心筋梗塞で病室で死亡、
もう1人は精神病院に移送、解体作業員も3名謎の高熱で寝込み、俺も釘を足で踏み抜いて5針縫った。
まったく詳しい事は分らないが、俺が思うにあれはやはり人間の奇形で、
差別にあって恨みを残して死んでいった人なんじゃないかと思う。
だって物凄い形相してたからね・・・その寺の地域も昔部落の集落があった事も
何か関係あるのかな。無いかもしれないけど。長生きはしたいです
468 その3 sage 2005/09/21(水) 17:40:58 ID:J0sPTefW0
ID変わっちゃったけど452です。いきなりブラックアウトして電源落ちたんでビビッた・・・
俺だってオカ板覗くらいだから、こういう事には
興味しんしんなので、真相が知りたく何度も住職に連絡取ったんだけど、完全無視でした。
しかし、一緒に来てた息子さん(50過ぎで不動産経営)の連絡先分ったんで、
この人は割と明るくて派手めの人なんで、もしかしたら何か聞けるかも?と思い
今日の晩(夜遅くだけど)飲みに行くアポとれました。何か分ったら明日にでも書きますわ
476 本当にあった怖い名無し sage 2005/09/21(水) 18:24:34 ID:K2+tPFpq0
リョウメンスクナの話、「宗像教授伝奇考」という漫画に出てきた覚えがある。
スクナ族という、恐らく大昔に日本へ来た外国人ではないかと思われる人が、太古の
日本へ文化を伝えた。それが出雲圏の文化形成となり、因幡の白ウサギの伝説も
オオクニヌシノミコトの国造りの話もこれをモチーフとした話だろう、と。
そして大和朝廷による出雲の侵略が起こり、
追われたスクナ族がたどり着いたのが今の飛騨地方だった。
日本書紀によれば、飛騨にスクナという怪物がおり、
人々を殺したから兵を送って退治した、という話が書かれている、と。
つまり、スクナというのは大和朝廷以前の時代に日本へ文化を伝えた外来人のことで、
恐らくは古代インドの製鉄を仕事とする(そして日本へ製鉄を伝えたであろう)
人々のことではないかと書かれていた。
そして、出雲のある場所で見つけた洞窟の奥にあったものが、
「リョウメンスクナ」(両面宿儺)の像だった、とあった。
477 476 sage 2005/09/21(水) 18:40:24 ID:K2+tPFpq0
スクナ族は、日本へ羅魔船(カガミノフネ)で来た、と書かれ、鏡のように黒光する船であったとのこと。
羅魔は「ラマ」で、黒檀系の木の名である、と書かれていたけど、
黒ずんだ長い木箱とあったので、これももしかするとラマなのかも・・・?
とすると、リョウメンスクナ様も、逃げ延びて岩手地方に来たスクナ族の末裔なのかもしれないな。
・・・と、オカ板的にはあわない内容かも、と思いつつ書いてみたが。
491 452 sage 2005/09/21(水) 22:27:34 ID:ERc7KoX60
すんません。直前になって何か「やはり直接会って話すのは・・・」とか言われたんで、
元住職の息子さんに「じゃあ電話でなら・・・」「話せるとこまでですけど」と言う
条件の元、話が聞けました。時間にして30分くらい結構話してもらったんですけどね。
なかなか話し好きなオジサンでした。要点を主にかいつまんで書きます。
息子「ごめんねぇ。オヤジに念押されちゃって。本当は電話もヤバイんだけど」
俺「いえ、こっちこそ無理言いまして。アレって結局何なんですか??」
息子「アレは大正時代に、見世物小屋に出されてた奇形の人間です」
俺「じゃあ、当時あの結合した状態で生きていたんですか?シャム双生児みたいな?」
息子「そうです。生まれて数年は、岩手のとある部落で暮らしてたみたいだけど、生活に窮した
 親が人買いに売っちゃったらしくて。それで見世物小屋に流れたみたいですね」
俺「そうですか・・・でもなぜあんなミイラの様な状態に??」
息子「正確に言えば、即身仏ですけどね」
俺「即身仏って事は、自ら進んでああなったんですか!?」
息子「・・・君、この事誰かに話すでしょ?」
俺「正直に言えば・・・話したいです」
息子「良いよ君。正直で(笑) まぁ私も全て話すつもりはないけどね・・・
 アレはね、無理やりああされたんだよ。当時、今で言うとんでもないカルト教団が
 いてね。教団の名前は勘弁してよ。今もひっそり活動してると思うんで・・・」
俺「聞けば、誰でもああ、あの教団って分りますか?」
息子「知らない知らない(笑)極秘中の極秘、本当の邪教だからね」
俺「そうですか・・・」
499 その2 sage 2005/09/21(水) 23:25:00 ID:ERc7KoX60
息子「この教祖がとんでもない野郎でね。外法(げほう)しか使わないんだよ」
俺「外法ですか?」
息子「そう、分りやすく言えば(やってはいけない事)だよね。ちょっと前に真言立川流が、
 邪教だ、外法だ、って叩かれたけど、あんな生易しいもんじゃない」
俺「・・・具体的にどんな?」
息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、
 今教団が存続してるとしても、今現在の教祖とはまったく繋がりないだろうし、
 名前言うけどさ・・・物部天獄(もののべてんごく)。これが教祖の名前ね」
俺「物部天獄。偽名ですよね?」
息子「そうそう、偽名。んで、この天獄が例の見世物小屋に行った時、奇形数名を
 大枚はたいて買ったわけよ。例のシャム双生児?って言うの?それも含めて」
俺「・・・それで?」
息子「君、コドクって知ってる?虫に毒って書いて、虫は虫3つ合わせた特殊な漢字だけど」
俺「壺に毒虫何匹か入れて、最後に生き残った虫を使う呪法のアレですか?(昔マンガに載ってたw)」
息子「そうそう!何で知ってるの君??凄いね」
俺「ええ、まぁちょっと・・・それで?」
息子「あぁ、それでね。天獄はそのコドクを人間でやったんだよ」
俺「人間を密室に入れて??ウソでしょう」
息子「(少し機嫌が悪くなる)私もオヤジから聞いた話で、100%全部信じてるわけじゃ
 ないから・・・もう止める?」
俺「すみません!・・・続けてください」
息子「分った。んで、それを例の奇形たち数人でやったわけさ。教団本部か何処か
 知らないけど、地下の密室に押し込んで。それで例のシャム双生児が生き残ったわけ」
俺「閉じ込めた期間はどのくらいですか?」
息子「詳しい事は分らないけど、仲間の肉を食べ、自分の糞尿を食べてさえ生き延びねば
 ならない期間、と言ったら大体想像つくよね」
俺「あんまり想像したくないですけどね・・・」
503 その3 sage 2005/09/21(水) 23:47:39 ID:ERc7KoX60
息子「んで、どうも最初からそのシャム双生児が生き残る様に、天獄は細工したらしい
 んだ。他の奇形に刃物か何かで致命傷を負わせ、行き絶え絶えの状態で放り込んだ
 わけ。奇形と言ってもアシュラ像みたいな外見だからね。その神々しさ(禍々しさ?)に
 天獄は惹かれたんじゃないかな」
俺「なるほど・・・」
息子「で、生き残ったのは良いけど、天獄にとっちゃ道具に過ぎないわけだから、
 すぐさま別の部屋に1人で閉じ込められて、餓死だよね。そして防腐処理を
 施され、即身仏に。この前オヤジの言ってたリョウメンスクナの完成、ってわけ」
俺「リョウメンスクナって何ですか?」
※>>476氏ほど詳しい説明は無かったが、神話の時代に近いほどの大昔に、
 リョウメンスクナと言う、2つの顔、4本の手をもつ怪物がいた、と言う
 伝説にちなんで、例のシャム双生児をそう呼ぶ事にしたと、言っていた。
俺「そうですか・・・」
息子「そのリョウメンスクナをね、天獄は教団の本尊にしたわけよ。呪仏(じゅぶつ)
 としてね。他人を呪い殺せる、下手したらもっと大勢の人を呪い殺せるかも
 知れない、とんでもない呪仏を作った、と少なくとも天獄は信じてたわけ」
俺「その呪いの対象は?」
息子「・・・国家だとオヤジは言ってた」
俺「日本そのものですか?頭イカレてるじゃないですか、その天獄って」
息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。
 リョウメンスクナの腹の中に、ある物を入れてね・・・」
俺「何です?」
息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた(まつろわぬ民)、いわゆる
 朝廷からみた反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて・・・」
俺「そんなものどこで手に入れて・・・!?」
息子「君もTVや新聞とかで見たことあるだろう?古代の遺跡や墓が発掘された時、
 発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしい
 からね・・・そういう所から主に盗ってきたらしいよ」
511 その4 sage 2005/09/22(木) 00:13:22 ID:mdYgh3LB0
俺「にわかには信じがたい話ですよね・・・」
息子「だろう?私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害ね、
 これだけあるんだよ」
1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)
1914(大正3)年:秋田の大地震(死者 94人)
1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)
1916(大正5)年:函館の大火事
1917(大正6)年:東日本の大水害(死者 1300人)
1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)
1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)
そして、1923年(大正12年)9月1日、関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名
俺「それが何か?」
息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ」
俺「そんな!教団支部ってそんな各地にあったんですか?と言うか、偶然でしょう(流石に笑った)」
息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害、関東大震災の日ね。
 この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる」
俺「死んだ?」
息子「自殺、と聞いたけどね。純粋な日本人ではなかった、と言う噂もあるらしいが・・・」
俺「どうやって死んだんですか?」
息子「日本刀で喉かっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字で遺書があって・・・」
俺「なんて書いてあったんですか??」
日  本  滅  ブ ベ シ
515 その5 sage 2005/09/22(木) 00:27:58 ID:mdYgh3LB0
俺「・・・それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」
息子「そうだね」
俺「・・・偶然ですよね?」
息子「・・・偶然だろうね」
俺「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに・・・??」
息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」
俺「・・・その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」
息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」
俺「あの時、住職さんに(なぜ京都のお寺に輸送しなかったんだ!)みたいな事を
言われてましたが、あれは??」
息子「あっ、聞いてたの・・・もう30年前くらいだけどね、私もオヤジの後継いで坊主に
なる予定だったんだよ。その時に俺の怠慢というか手違いでね・・・その後、
あの寺もずっと放置されてたし・・・話せることはこれくらいだね」
俺「そうですか・・・今リョウメンスクナはどこに??」
息子「それは知らない。と言うか、ここ数日オヤジと連絡がつかないんだ・・・
 アレを持って帰って以来、妙な車に後つけられたりしたらしくてね」
俺「そうですか・・・でも全部は話さないと言われたんですけど、なぜここまで
 詳しく教えてくれたんですか?」
息子「オヤジがあの時言ったろう?可哀想だけど君たち長生きできないよ、ってね」
俺「・・・」
息子「じゃあこの辺で。もう電話しないでね」
俺「・・・ありがとうございました」
以上が電話で話した、かいつまんだ内容です・・・はっきり言って全ては信じてません。
何か気分悪くなったので今日は落ちますね。連投・長文スマソ。
57:
リョウメンスクナのスレネタを作った奴はかなりこっち方面に造形が深いやつだな
古代信仰関連のたんごばっかりずらずら並べてる
まぁ、あれだな。まつろわぬ神々の中でも
マイナーな両面宿難をもってきたあたりがなんというか通だな
71:
日本古来の海神一族安曇族についてですが
琉球古陸にはかつて古代アスカ文明があり安曇族はその末裔であるという説や
大陸での争いに負けた民族であるという説なんかもありますね
日本の古くからの火山にはasまたはusではじまることが多いのは
安曇族と関係があるのではないかという説なんかも聞いたことがあります
大日如来こと炎と太陽を司るアスラ大王ヴィローシャナは
『海に住む太陽の化身』の意ともされています
もしかしたらアーリア人と祖を同じとする民族が
海洋伝いに日本に到達していたと考えたらロマンがありますね
アーリア人
イラン北部からトゥーラーンにかけてを出自とし、
主にインド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派(アーリア語派)に属する言語を話していた人々。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アーリア人
636:
>>71
ああ、このあたりで海人族の仮説がでてるんだな
アーリア人と祖を同じとする民族が海洋伝いに日本に到達していたのでは?  
なんて、たしかにロマンがある
全体的に編集してみたら予想外の事柄が数珠つなぎに出てきそうだし、
一遍このスレだけでも整理整頓してみようかな
皆がてんでバラバラに書き散らかして、それで終わりというのは惜しいね
77:
人類が可能な発音の中で最も単純な組み合わせのうちの一つだからね。
90:
21 名前:名無し牛 投稿日: 2005/09/30(金) 18:58:35
役小角以外で孔雀明王呪の使い手で有名な人っていたっけ?
役小角
飛鳥時代から奈良時代の呪術者である。姓は君。修験道の開祖とされている。
後の平安時代に山岳信仰の隆盛と共に、役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ばれるようになった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/役小角
91:
意外だけど、道鏡を挙げておこうか。
まず、道鏡の残した文書が正倉院御物の中に残されているが、
その中に役行者が学んだ孔雀明王系の経典・呪術を学ぶために、
それらの経典を借り受けた事が記されている。
役行者の伝記「役行者顛末秘蔵記」は、
道鏡の口述を弟子が筆記したと言われている。
また、道鏡の主だった弟子の円興は役行者の子孫、賀茂役君の子孫であり、
その円興の依頼によって、道鏡は土佐に流されていた
一言主(賀茂氏の氏神さんですわな)を、
葛木に戻す許可を孝謙天皇から取り付けた。
等々から、道鏡は葛木修験道と深い関わりがあった事は多いに考えられ、
それが役行者の後継者と目されるのは、役行者が最も得意とした
孔雀明王呪の使い手だったからだと思われる。
道鏡
道鏡の巨根伝説は根強く、江戸時代には「道鏡は すわるとひざが 三つでき」という川柳も詠まれた。
また大阪・奈良の山中に生息する体長に比して非常に大きな交接器を持つ
オサムシの一種が「ドウキョウオサムシ」と命名されている。
しかし、このような伝説については「道饗」と「道鏡」が混同され、
道祖神と結びつけられたために成立した、という意見もある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/道鏡
120:
■古代アーリアの二面神
ヴァルナ=ミトラ(牛屠神)
 ?(仮説ではあるが) 
ヴリトラ(インドラに敵対する龍)
■中国三皇
女禍・伏羲(人頭蛇身)
神農(牛頭人身)
131:
ドラゴンって力の象徴みたいなところもあるけど、
トカゲからきているように感じる。
で、中国の龍ってアレ、キメラなんでしょ。
なんとなくイメージは似ているけど、過程はちがうんだね。
ドラゴン
トカゲに似た、或いはヘビに似た強く恐ろしい伝説の生物。
鋭い爪と牙を持ち、多くは翼をそなえ空を飛ぶことができ、しばしば口や鼻から炎や毒の息を吐くという。
大抵は巨大であるとされる。体色は緑色、真紅、純白、漆黒などさまざまである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドラゴン

中国神話の生物。古来神秘的な存在として位置づけられてきた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/龍
132:
>>131
シルクロード、あるいはインドを経由して
影響を与えあっていたのではないかという見方もある
133:
西洋の竜のイメージと言えば、聖なる宝が隠された場所の前に棲み付いた悪竜で、
勇者がその悪竜を退治する話が多いような気がするんだが、それを聞く度に
スケールは小さくなるが、今昔物語集巻20の第23話「比叡山の横川の僧、
小蛇の身を受けたる話」を思い出してしまうんだよね。
具体的なものに尾鰭を付けて、大きくおどろおどろしくした感じかな。
東洋の竜については、月並みだが神格化された自然そのものと言ったイメージ。
日本語では、見えるが手に取れないものを影と言い、視えるが見えないものを
気と言う。東洋の竜は、この気を視る事によって具象化した存在で、稲作に
重要な意味を持つ雨・風とそれに関係する雷の姿に似た生き物、蛇に似せて
生み出されたような気がする。
>>131
竜より、麒麟・ケイロン(地を四足で駆ける竜)のほうがキメラっぽくない?
876:
竜と蛇が混同して考えられていることが多いけど、
本当にそう解釈していいの?
竜もしくは龍の概念って割りと新しいんじゃない?
まあ、新しいと云っても大昔だけど。
878:
>>876
弥生土器(AC1世紀頃)には、既に中国の竜の図案が導入されているけど
形態、概念ともに縄文的な蛇とは違うと思う
中国産の竜は雨、雷に関係していて、水神の属性を持つが
縄文的な蛇は太陽や卍を表すのにも使われていて
古層の蛇のほうが宇宙的なシンボルとして捉えられていた感じがする
死と再生の領域にも関係してるのも、こっちだろ?
879:
縄文的な蛇と書いたが、別にはっきりした蛇の形を指しているわけではない
縄文は蛇文と考えられて、カルマン渦、渦巻き、
螺旋の文様パターンとして表されるに過ぎない
だが、同じような文様表現と蛇の形が明確に
結びついてケースは世界的に広く認められる
135:
ヤマタノオロチについて、教えて貰いたい事がある。
ヤツはどうして八股で八頭なんだ?
一つの胴から八つの頭が掌状に広がっていた場合、股は七つでないとおかしい。
八股で八頭と言うのは、ヒドラ型でないと無理だが、その状態で腹這いで歩くには
大分無理があると思われる。ゴーゴンの頭髪状で有れば股数は関係ない。
腹這いで歩けて、掌状に頭部が分かれていて、なおかつ八股であるなら、
頭部は9つ、すなわち九頭竜でなければおかしいのではないか?
なら、ヤマタノオロチとは本来九頭竜であったものが、主頭(首長・主部族)を
何らかの(おそらくは戦闘による)理由で失い、ヤツアタマノオロチとして
それは本拠地より出雲の国へ流された(追放された)ものなのだろうか?
初歩的な質問でごめん。
137:
ヤマタノオロチ スレより転載
25 名前:天之御名無主 投稿日:01/12/06 19:07
ヤマタノオロチは「八岐大蛇」とか「八俣大蛇」と書きます。
決して「八股大蛇」とは書かれません。
これからも分かるように、「マタ」は股ではなく、
「分かれている、分岐している」ということを表す語で、
要するに「八つに分岐した大蛇」ってことです。
もっとも八はやはり具体的な数ではなく「多くの」を意味しているのでしょうが。
でもきっと16はそれをご存知なのでは。
16のスレはドラえもんの「モンスターボール」を踏まえた一種のネタかと。
138:
ヤマタノオロチは
八俣の大蛇 もしくは 八岐大蛇 が正式な名称です
確かに八股と勘違いしやすいですよねw
ご参考にどうぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/
ああ 更新したらすでに答えが・・・w
ま リンク先を参考にどうぞ
141:
そういや、古事記において(ってか古事記に限らず昔の日本)
では八って特別な数字なんだよね。
八十神とか日本で最初の和歌、スサノオが読んだんだっけ?
八百がきの、八がなんとかってやつ。
あはははh、馬鹿な書き込みごめん
144:
>>141
数字には意味があって、
7は不思議なモノをあらわし、
8は数の多さ
9は究極とか最高
あとはしらんけど。
だから八俣のおろちの場合。
それだけでかくて、たくさんの首をもった化け物だって意味だとおもう。
145:
>>144
おお、サンクス。
確かに調べたらそう書いてあったよ。
146:
九頭竜については永遠に情報不足になるような気も
伝承が壊滅的らしい
147:
日本では偶数が古来から神聖視されていたとのこと。
中国では3や9。
逆にユダヤでは偶数は悪魔の数字。
148:
ヤマタノオロチの源流の一つは蛇神「ナーガ」とつぶやいて見る
インドは何かと日本と因縁があるみたい、仏教伝来の以前よりね
インドの一部に「アスカ」地方というのがあって
そのアスカに住む人たちは現インド人とは遺伝的にも違うらしい
風習や伝承もかなり違い、古い古い民族でもあるらしい
日本の「飛鳥」との関連性も指摘されてる
古代文明や古の信仰に思いを馳せるのはなんだか楽しいね
160:
インドの蛇神ナーガ
アイヌや東北の一部で蛇のことをナガと呼んでいた。
153:
ヤマタノオロチとは、北陸・東北などに居たとされるオロチョン族などの
八蜘蛛(大蛇に例えられる諸悪人)を指す山人の比喩であるやも知れぬ。
「邪馬台のオロチョン」(ヤマトノオロチョン)とする説もあるようだ。
草薙の剣がオロチの尻尾から出てきた逸話も、スサノオの軍門に下った
山人(製鉄族・タタラ衆)から献上された事の比喩とする事も可能であろう。
彼らの末裔であると言われるサンカが使う短刀「ウメガイ」が古代の両刃剣と
酷似した形状である事からも、その関係はうかがい知る事が出来る。
161:
>>160
それは長いからじゃ?
そうか、ナーガ→ナガイ(長い)
ちなみにインドにナーガ族というのがいるけど、蛇神ナーガとは全く無関係。
>>153の説は超古代史関係ではかなりポピュラー。
163:
日本とインドの共通点や妖しげな関係を指摘している研究者は
意外にいます。作家の故・三島由紀夫氏もこの事に感づいていた
一人と言われていますね。
インドの蛇神ナーガの女性形「ナーギニー」と日本のシャーマンである
「巫女」は「巫」(かんなぎ)と読む事から何らかの関係があるとも
考えられなくもない。また、イザナギ神が蛇神であるという指摘もある。
神道の「しめ縄」も雲を象徴しているという通説がある一方で
あれは蛇が交尾している所を現しているという説も依然として
支持されている。このしめ縄もやはり南インドのタミル地方で
豊穣の祭りの際に見られるようだ。驚くべき事に向こうのしめ縄にも
紙の代わりに葉を垂らす習慣がある。
166:
>>163
タルミ地方は稲作も大昔からさかんなんだよね
遠い昔、蛇神とその豊穣の証である稲と共に
古代日本へと「アスカ」の人たちが海を渡って来たとしたら
ロマンがあるな?
アスカ>海(古代沖縄?)>九州(縄文以前>弥生>吉野ヶ里)
またアスカ族の別の一派が古代出雲や飛鳥などと
蛇神降臨を膨らまして妄想(笑)
164:
スレ違いだが、鳥居もインドの門を指す「トーラナ」から来ているとも
言われている。地理的に日本とインドの間にあるミャンマーや中国の
江南地域という照葉樹林帯及び稲作伝播ルート上に住むいくつかの
少数民族には村の入り口や家の前に鳥居を設置する習慣がある事を
お伝えしておく。(部族によっては木で作った鳥を乗せている)
その名もワー族(倭族)である。タイ等ではアカ族とも呼ばれる。
特にワー族の部族名の意味は「山に住む者」である。
日本人のルーツを対馬ルートや北方ルートばかりに目を奪われていると
海のシルクロードや黒潮など、こういう南方ルートを忘れがちになる。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9613/kmtthai/KMT2.html
↑「もののけ姫」を制作するに当たって、宮崎監督はアジア少数民族の
文化を参考にしたと言っていたが、アシタカが村を出発する時に
こういう門があったのを思い出しますねw
女性シャーマンが族長で祟り神に接する作法は極めて神道的だった。
立てヒザで座る設定は古代史ヲタの間で意見が分かれるであろうがw
225:
天津甕星(天香香背男)=明けの明星=ルシファー
天津甕星
日本神話に登場する星の神である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/天津甕星
ルシファー
明けの明星を指すラテン語であり、キリスト教、
特に西方教会における悪魔(サタン)の同義語である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ルシファー
370:
熊野の神というとハヤタマ、ムスビ、ケツミコとかそのあたり
そしておそらくはヒルコとなんらかの関係があったのではないかと思われる
371:
>>370 ヒルコ関係というのは興味湧きました。
詳しく判るHPなどあるのでしょうか?
うちの近所の熊野宮では何柱か神様が祭ってて、
その中で事解之男(ニギハヤヒ)
って由緒板に書いてありました。
「熊野ってニギハヤヒとも関係あったのかー」
と感慨深かったです。和歌山からかなり離れた
土地なので正確な伝承じゃないのかもしれませんが。
376:
>>371
ニギハヤヒの系列の裏切り者が神武の東征に協力して熊野の神を滅ぼしたから…
380:
>>376
いや、熊野の冥穴関連という線も捨て難いと思う
熊野の冥界を封じているのが物部の祭祀でその象徴としてニギハヤヒが祭ってある
と、したほうがすっきりしてないかしら?
384:
以前、HNKの特集番組で夢枕貘が熊野を行脚してまわるというのがあったんだけど
海の彼方の補陀落信仰と、山中他界信仰が渾然一体となっている場所だとか言ってた。
場所そのものが冥界と重なりあってる感じだとかね・・
冥界の主、素盞嗚尊の影も見えるし、出雲とも繋がっている気がする。
385:
ん?HNK?間違いだよねw
熊野の素盞嗚尊の影には政治的な影があるので一概には断定しずらいが
おそらくは下図のように旧大和を挟んだ関係だったのではないかなぁ
出雲⇔旧大和(物部王国)⇔熊野
熊野の信仰形態はかなり異質なものが多く
大陸渡来との影響とも言い切れない不可思議な伝承が多い
出雲系とも物部系ともまた違う体系なんだと思うなぁ
386:
>>385
ふーん、熊野の素盞嗚尊には政治的な影響力がからんでるのか
不勉強なので知らなかったよ。それ、どういうことなの?
ヒントをおくれ。
387:
>>386
素盞嗚尊は新大和が冥界封じとして、それまでの古い生死を司る神をどけて
空いた場所に代わりに素盞嗚尊を設置していた場合が多い
388:
古い生死を司る神ってのがやはり興味深いね。
古代ギリシアあたりだと地母神信仰が一般的で。
冥界と生命界の転生の車輪をまわす女神の祭祀が行われていた
場合によっては蛇神信仰とも関係している。
394:
>>388
熊野のムスビの神とは、産ビの神
つまり誕生を司る神であるとされる。(ムスコ、ムスメのムス)
ケツミコとムスビの二神と冥界と重なると言われる
熊野の地は一種の呪的装置的な意味合いがあるのかもしれない
死→生 卑→聖 穢→清 に転換する働きを持つのではないだろうか?
となるとヒルコ信仰と補陀落渡海信仰についても関連性があるような気がする
389:
そういえばもののけ姫のダイダラボッチは
熊野のケツミコがモデルになってるんじゃないかなぁ
なんとなくイメージが似てるような気がするんだー
390:
>>389
しし神(牛)と鉄砲(龍)の戦いだから?
391:
ど素人が空気読まずにカキコ
ベヘモットとレビヤタンってこのスレの内容と関係あるんでしょうか?
象みたいなのと鰐(竜?)みたいなのだったと思うんですけど
>>390
シシ神さまは人面鹿でしたねー
鹿のシシ、獣のシシ
神様としてはそれほど高位のものではない
存在として描いた、と宮崎監督が語っていたと記憶してます
394:
>>391
ベヘモットはカバ、レビヤタンは年を経た巨大魚、
もしくはワニが元の姿だったと思いますが
中世に巨大で神に敵対的な存在はみんな
ドラゴンとされる事があったためドラゴンとされてしまう場合もありますが
レヴィアタン
神が天地創造の5日目に造りだした存在で、同じく神に造られた
ベヒモスと二頭一対(ジズも含めれば三頭一対)を成すとされている
(レヴィアタンが海、ベヒモスが陸、ジズが空を意味する)。
ベヒモスが最高の生物と記されるに対し、レヴィアタンは最強の生物と記され、
その硬い鱗と巨大さから、いかなる武器も通用しないとされる(詳しくは後述)。
世界の終末には、ベヒモス(およびジズ)と共に、食べ物として供されることになっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/レヴィアタン
ベヒモス
旧約聖書に登場する陸の怪物(怪獣)。
語源は一説に「動物」と言う意味のヘブライ語 behamah の複数形から。悪魔と見られることもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベヒモス
394:
>>389
ケツミコとはケのミコ(御子、皇子、神子)
ケとは生命エネルギーの根本を指す。
特に植物的なエネルギーを指す
ケガレとはケが枯れた状態を指す
つまりケツミコとは生命のエネルギーを司る植物神で
あると考えれば確かにイメージとしては似ているといえなくもない
397:
花の巌神社
この巨大な岩そのものが神社でありイザナミの墓とも伝えられている
398:
ど素人で、スレをちろっとしか見てないけど
沖縄では琉球八社と呼ばれるもののうち、一つは八幡。残り七つは熊野なんだけど
なんで沖縄で熊野なんだろ?補陀落信仰があるから?
女シャーマンと言えば、沖縄ではユタと呼ばれる。
神の島と言われる久高島では、ユタが祭祀の時に奉げるものとして海蛇があり
その海蛇は、とても神聖視されている。うろ覚え。
自然崇拝の地で>>397のように洞窟や岩などが信仰の対象になってたりする。
ってスレ違いだったらスマソ
409:
>>398
「熊野」って書いて「ユヤ」とも読むらしいですから
沖縄の「ユタ」と語感だけは似てますね。
401:
新刊がクリティカルヒット
もはや全然ミステリーなってないです、むしろこのスレのための資料のような気が…
QED ~ventus~ 熊野の残照 感想
http://ameblo.jp/dokusho-note/entry-10332790116.html
とりあえず>>397の一番下がオメコ岩という俗称だったのは初めて知った…
410:
401の本で作者の考えを要約すると
熊野の神々の正体は
ハヤタマ=ニギハヤヒ ムスビ=ニギハヤヒの従った女傑達 ケツミコ=ナガスネヒコ
であると考え、熊野の地はこれら死せる神々を封じている冥界であるとしている
ちなみに八咫烏は裏切り者の怨霊の意ではないかと言ってます。
そして後世に陰陽道が力をつけてくるとこれらの怨霊神の力を
牛頭天王=素盞嗚尊という一転に集約して利用しようとしたのが熊野信仰であり
熊野の地を特定の順に巡礼することで五行を巡らせ、生と死を司り争乱をもたらす
太白金星の力を持つ素盞嗚尊の加護を得るという儀式であると述べる
つまり革命や改革を願う人間、またそれを防ぐために
逆順に巡礼する権力者達が度々この地を訪れていたと書いてます
なかなかに興味深い
550:
前半のイシカホノリ、アラハバキ、熊野冥界封じの話と
スサノオノミコトの関係がどうなってるのか、もう少し知りたいです
552:
日本つーかアジアのある一定の地域ではなんらかの
異能・偉業などを持つ人間を神として封じるという思想がある
そして封じた神の力を利用しようとしたわけだ
この場合、冥界=神界の図式が成り立つが
封じる以上は現世→冥界は一方通行でなくてはならない
黄泉帰りは神の現世への復帰であり、政治的には革命の発生ともいえる
スサノオは新大和政権が各地の冥界を統合・集権する為の
一種の呪術的象徴神としての調整がなされていたのではないかと
585:
>>552氏が一貫して主張してる(?)のは出雲、
旧大和(物部王国)、熊野などで古来から祭られていた
冥界の神々を、新大和政権が統合・集権する為に
呪術的象徴神としてのスサノオを配置し封印したのではないかというものだろ。
で、夷のヒルコもその一つだと考えられると
で、封印というのが具体的には氷川神社のように、
神社そのものがその役割を果たしているとすると
ヒルコは呪術的象徴神としてのスサノオにどのように封じられていったのか? 
それを聞きたかったわけ。
なんせ、海の彼方の常世の国に逝っちゃった神様だからイメージがわかなくてね
593:
>>585
三貴子の誕生のくだりなんだが文脈的にスサノオ・ヒルコに
関する記述は構成の付け足しでもともとイザナミの三貴子は
アマテラス・ツクヨミ・ヒルコという構成であったのではないかという説がありますね
619:
>>552
黄泉帰りとは再生と創造の力を持つがゆえに、為政者からは恐れられた
それゆえ、新大和政権が政治的な支配力を強めるためには
古き神々の冥界と現世の境界線は封じておく必要があった....ということだろ?
ならば常世の国はどうなのか?
やはり封じられたのか、それとも体制側と一体化しながらも、
秘かに生命力を維持しているのか...
620:
>>619
常世の国は当初は死者と穢れの
流れ着く各地に点在する冥界=神界の一つであったと思われるが
各地の冥界が封印され黄泉に統合されるにつれ冥界としての
要素が徐々に減少し理想郷としての側面が強調されるようになっていったと考えられる
おそらく、常世は他の冥界と違い完全には封印されなかったのだと思う
補陀落信仰などに姿を変え中世まではその存在を保っていたと思われるが、
やはりその機能は一部失われていたのではないだろうか?
554:
実際、熊野の神々は怨霊神だ
霊的な奴隷状態という感じかなのかなぁ?
557:
ヒルコとヒルメ
ヒルコとヒルメが一緒くたにされちゃってる所、結構多いみたいね。
連れが時々「あほんだら?!!自分トコの神さんがどなたかぐらいわきまえとけやぁ、ヴォケェ!!」って叫んでる。
ヒルコ神はその名の通り、手も足も無くグニャグニャで、葦舟に乗せて流された神様。
ヒル=放る=ホオリ(祝り・ホオリ、ハフリ)→恵み(エミ、エビ)→恵子 (エミシ)→蝦夷 → 夷、恵比寿
ヒルメ神は日る女神、すなわちオオヒルメ=アマテラスオオミカミの別名だとされてるよね。
ヒルコ神は三貴子の兄or姉に当たるのに、扱いが低いのは何故なんでしょうね?
それと、ヒルメに対してヒルコを男性の太陽神だと言う説を、滝沢馬琴が唱えているけれど、
これはちょっと眉唾かな。
558:
34 :ひみつ :2001/02/01(木) 02:48
「ヒルコとヒルメ」の話ですが、
記紀の性格上、天皇家の祖神であるアマテラスが三貴子の長子であるということが、
一番重要なわけで、もしその上に、日霊子(ひるこ)という、
本当の嫡長子がいれば、その立場の根底が揺らぐことになります。
ですから、
意図的にそういう描写をしてヒルコを抹殺しようとしたのでしょう。
ですから、物部神道などにしか、のこってないのです。
物部家は、聖徳太子と蘇我家によって滅ぼされました。
その時代に、女帝が擁立されています。
性別を変えさせ、ヒルコを抹殺したのは・・・
昔、神社仏閣板に『本当の天照大神』というスレがあって、↑こんなのがあった
で、物部神道の口伝では、天照の名前は大日霊女(オオヒルメノムチ)で
日=ヒ
霊=ル
子=コ、女=メ
ということらしい。
578:
>>558の教えてくれた件なんだけど、ちょっと引っかかる事があるの。
霊を“る”と読ませているけど、普通は“たま”か“ひ”が多いのね。
殊に、烏を使う呪だと、烏に向かって『大霊(おおひ)の使い』と呼び掛ける。
例外的に、“む”と読ませる事もあるけど、その時は“産”の字とペアにして
『産霊(むす・むすび)』と使う。
コとメの使い分けも昔の方がはっきりしているから、コは男、メは女。
だから『産霊子(むすこ)』であり、『産霊女(むすめ)』。
子供と総称されるのは、魂(霊)が人と精霊の間を行き来する間まで。
…もしかして、物部の口伝と言うのは、外部にわざと流したフェイク?
579:
>>578
は引用したものなので、
正直その正誤については保証はできない(西洋系が専門なもので ^ ^)
ただ"ひみつ" というコテハンは宮地神仙道、天行居系の修行者なので、
あるいは独自の解釈なのかも。
元スレは無くなってしまったが、
彼が2CHで絶頂期だった頃の記録が残っているので、
自分で見当をつけてみてください。
神道(古神道)の鎮魂・帰神について
http://mentai.2ch.net/psy/kako/989/989837769.html
神道(古神道)の鎮魂・帰神について・2
http://mentai.2ch.net/psy/kako/997/997202354.html
580:
えーと、元スレのファイルから>>558前後のレスを要約すると
伊勢神宮にいた斎宮(女性皇族=巫女=ヒルメ)は、
神の妻と呼ばれており、本来の太陽神、天照である日霊子
(ヒルコ)と、斎まつる巫女である女性(ヒルメ)がいつのまにか混同して、
現在の天照大御神になったのではないか。
その背景として女帝である持統天皇の擁立と、
藤原不比等らの記紀編集における政治的操作が考えられ、
ヒルコの削除もしくは意図的な変換が行われた可能性が高い。
聖徳太子と蘇我家に抹殺された物部神道の口伝で
天照の名前を大日霊女(オオヒルメノムチ)と伝えているのは
その辺の消息を伝えるものである等々、ということらしい。
霊をなぜ“る”と読ませるのかは、専門外なので分からんなー
562:
六甲山周辺で牛女や牛に纏わる話をよく聞くのですが、
六甲山と牛って何か関係があるのでしょうか?
こちらならもしかしたらわかるかもしれないと思いまして。
563:
あるかもしれないよ。
字は違うけど、遠野物語でも「六角牛」って山が出て来るものね。
大昔、一人の女神が自分の三人の姫神に、
今夜良い夢を見たものに良い山をやろうと言う。
その夜遅く、姉姫の胸の上に天から霊華が降りてくるけれど、
末姫が目覚めてそれを我がものにしてしまい、
まんまと早池峰山をせしめる。残った二人がそれぞれ六角牛と石神の
山をもらったと言う。
“六”“牛”“女”がキーワードなのかな?
564:
>>563
うわぁよかったぁ!ありがとうございます。
ちなみにその話はどんな本に載ってるんでしょうか?
568:
>>564
柳田国男の『遠野物語』だよ。
でも、この先は「民・神板」へ行って聞いてみる方がいいかも。
…と、言いつつ、メソポタミアの方にウル・ウルコって言う遺跡あったでしょう?
 ウル=牛
 ウルコ=牛飼い
って言う意味だったって聞いた事あるんだけど、そっちの方で6は神聖な数なのかな?
牛にまつわる女神伝説みたいなのはないのかしら?
583:
165 名前:本当にあった怖い名無し :05/03/10 00:15:23 ID:kC3WytKu0
熊野のケツミコ、夷のヒルコ、出雲のヤマタノオロチ、東のアラハバキ
いずれもスサノオによって結ばれるコンユンクティオであり、封印である
しかる後に須佐の祭司は石使いである
↑はすごく気になる書き込みなのだけど、
夷のヒルコとスサノオの関係がいまいちよく分からん、どなたか分かる人いますか?
しかし「しかる後に須佐の祭司は石使いである」ってゾクゾクするねえ
古代日本のメーソンかい、オマイラは
584:
>>583
たぶん552にもあるけどヒルコってのは
海からやってきた死人の神、もしくは一度死んだ福神の要素から
黄泉帰りの一種なんじゃないかなぁ
太陽が沈んでまた昇るのと関係があるとか…
んーしかしそう考えると天岩戸神話ってのはなんだか意味深な気もしてきたな
島根県松江市東出雲町の黄泉比良坂
http://ja.wikipedia.org/wiki/黄泉
587:
後、アマテラスは、天照ではなく海照(アマテラス)だったという説もあるのだけど
いままでのヒルコの話からすると、かなり重要な気がしますな
天照大神
日本神話に登場する神である。
『延喜式』では自然神として神社などに祀られた場合の「天照」は「あまてる」と称されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/天照大神
596:
>>587
>後、アマテラスは、天照ではなく海照(アマテラス)だったという説もあるのだけど
傀儡師たちが海神アマテラスを信仰していたという説もある
595:
西宮神社の蛭子神が福神として広まった理由として、
当社に所属する人形操りを特技とする
傀儡師(クグツシ)集団の存在が大きいといわれている。
百太夫という者を始祖とするこの傀儡師の集団は、
芝居や演劇の一座と同じように各地を巡り歩いていたといい、
その出し物としてエビス神の神徳や縁起をテーマにして、
「夷かき」「夷まわし」と呼ばれる演芸を見せて人々を楽しませた。
そうやって生活する傍らで、エビス神の神徳を大いに宣伝したのである。
http://www.din.or.jp/~a-kotaro/gods/
傀儡師(クグツシ)ってのは海人系の豪族の裏の顔で、
天皇の側にいた漂泊の芸能集団だけど、
なんか呪術的な匂いのする連中ですな
ヒルコを商売繁盛の神エビスにスイッチしたのも意識的な操作で、
おそらく天皇と海人サイドの間で何らかの裏事情があったと思われ
しかもそれが行われたのは比較的、近世・・
598:
>>595
傀儡師…忍者?
599:
傀儡のもとって、インドネシアの方の葬送儀礼の一つから来てるって聞いた事あるよ。
その地方ではお葬式の時、亡くなった人の長男(乃至跡継ぎ)が、死んだ人を後ろから
抱えて、弔問客に個人が直接挨拶や礼をしている風に、動かしたり言葉を述べたり
するんだって。人形浄瑠璃とか、木偶廻しの一人使いバージョンみたいなものかな。
ああ、でも人形を憑坐にして、異界からのメッセージを受けたり送ったりする方法も
あるから、傀儡師たちが人型を使った呪術を行っていた事も、十分考えられるよね。
600:
どういう、やり方をするのか分からないが
傀儡師たちは、人形に人の穢れを移し、
舞わせることによって穢れを祓うというような事をやっていたらしい
だから呪術といより、漫才師の言祝ぎに近いような技術を持っていたのだと思う
だいたい商売繁盛のエビスさんって、陽気をふりまく福ノ神サマであるからねぇ
608:
もしかして、ヒルコって鱗無き蛇だったのかしら?
異説だけど、伊勢大神も蛇身だって言うでしょう。
一夜官女の物語だったと思うけど、神と一夜を過ごした後朝に、
神が確かに降臨された証拠に鱗が必ず床に残されてるって。
他にも、蛇ではないけど、出産の際に鰐の姿に戻ってしまった女神様もあったよね。
ナギ・ナミ大神の流れがそう言う蛇・鰐・竜の姿を本性とする一族であったとしたら、
神族(王族・首長)としての正当性を何かしら欠いていた故に、国外へ放たれたと言う
事が、鱗を持たぬ蛭のような姿として描かれ、海(異界)へ流されたと言う伝承になった
可能性は考えられないかなぁ?
614:
ヒルコの特徴は
■畸形である
■河、もしくは海に流されること
■海の彼方からやってくること
■福をもたらすこと
■海洋民族の神、水神・海神であったこと
かな?
616:
>>614
>■海の彼方からやってくること
>■福をもたらすこと
ヒルコとエビスは別の神話だったと思われ
>■海洋民族の神、水神・海神であったこと
記紀には結構、重要な箇所で海人族の神々が織り込まれており
その可能性はある、海人族は日本の謎を解く鍵だと思う
644:
西洋の連中が研究しているのは主にローマ帝国時代のミトラス教どまりなんだよね
仏教やマニ教と原ミトラ信仰の影響関係は視野に入っていない
645:

ゾロアスター教は無視されてるの?
ゾロアスター教
日本へのゾロアスター教伝来は未確証であり、ゾロアスター教の信仰・教団・寺院が存在した
事実を示すものも発見されていないが、ゾロアスター教は唐時代に中国へ来ており、
また日本には吐火羅や舎衛などのペルシア人が来朝していることから、
なんらかの形での伝来が考えられている。イラン学者伊藤義教によれば、
来朝ペルシア人の比定研究などをふまえて、新義真言宗の作法やお水取りの時に行われる
達陀の行法は、ゾロアスター教の影響を受けているのではないかとする説を提出している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゾロアスター教
646:
>>645
原ミトラ信仰から善と悪、光と闇の
二元論神学を作り上げたのがゾロアスター教だけど
ローマ帝国時代のミトラス教はカルディアとか
バビロニア占星術の影響が強くて、必ずしも同一の系統とは言えない
そもそもゾロアスター教の聖典には占星術の記述がないから、
シンボリズムの解読とかになると役に立たないし
ストレートに結びつかないのね
むしろ原ミトラ信仰→ゾロアスター教の影響を
間接的に受けているのは日本ではないかと・・
648:
クリスマスは牛の生首を飾る日でした
650:
というか12月25日は元は太陽神ミトラの誕生祭の日でした
ヘラクレスの誕生日も同じです
652:
ヘラクレスって確か元々は北アフリカの英雄神だったんだよな
653:
>>652
すみません、そのお話もう少し詳しく教えていただけませんか?
654:
まぁ、一応こんな感じになっているが
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/herakles.html#1
元々のヘラクレス信仰はギリシャの対岸だったアフリカの信仰だったらしいですが
それが文化の融合という形で現状の形になったのではないかと
詳しくはアマゾネス神話などとの関連性もあげられます
655:
ミトラやヘラクレスは太陽神であり、
太陽の再生の日=冬至と、彼らの誕生日が重なりあっている
カトリックはそれら異端の太陽神の祭祀を統合し、
12月25日をイエスの生誕日に仕立て上げた
したがって>>654のURLにある下記の解説文の
「イエス」を「ミトラ」に置き換えても意味はまったく同じ
>ヘラクレスも、イエスと同じく、冥界に入っていって「古聖所への下り」を行ったが、
>これは彼が、大地女神( ヘラ)の子宮の中に「入って」、大地女神を多産にする「栄
>光の王」の役割を果たしたということだった。大地女神は彼を再生させ、神に列した。
ちなみにヘラクレスの「12の功業の神話」は太陽が黄道十二宮を
通過してゆく道筋と関係があるらしいです
656:
>>655
ありがとうございます。
ヘラクレスが火に焼かれて死ぬなんて、仰天?(・∀・) ビックリ !!です。
ゾロアスター教の聖典に占星術の記述が無いのは、
星(星座の位置)を必ずしも必要とはしなかったと言う事では?
○○がこの位置に来たら、△△の行事を行うと言うのではなくて、
基準木の葉の色が変わったらとか、川の水がこの位置に来たらとか、
一定の気象条件によって行動を起こす。
突発的な事象に対しては、その都度亀卜のような方法で卦を立てる。
もしくは(炎を見つめて観想を行う方法も未だに有りますから)
霊能者のインスピレーションで全て事を運んだ、と言うのも有り得ると思います。
考えれば、昼間だけ作業する人間にとって
星の位置はさほど重要ではなく、むしろ太陽の位置
(春分・秋分・夏至・冬至)の方が遥かに大切です。
星の位置が大切なのは、夜も一定方向へ進まなければならない人間。
そうすると、最も星を必要としたのは航海等移動を生活の主軸にする、
当時の新人類的な人々だったと考える事は出来ないでしょうか。
657:
>>656
間違いではないですが
んー、まあ一般には古代において王族が星を祭ることは非常に重要だった
どういうことかというと、古代においては星は単なる無機物質ではなく
魂をもつ宇宙の運行にリズムを与え、
生命力(=星気体)を伝播するものとして考えられておりまして
王(=祭祀王)が星を祭るということは
こうした星の運行と自分達を一体化することであり
天のヒエラルキアを、地のヒエラルキアに投影する儀式だった訳です
古代バビロニアのジグラッドが天体観測の場であり
同時に祭壇でもあったというのは、そういう意味なのね
658:
で、なぜゾロアスター教から星辰信仰が薄れていったかというと
たぶん彼らは星辰信仰に代わって、
メシア思想を打ち出そうとしていたからではないかと思う
ゾロアスター教のサオシュヤントなんてまだ抽象的な存在だけど
後発のユダヤ教、キリスト教のメシアになると、
もう完全に人間が神になってしまうわけで
表の世界から占星術などは後退してゆく
659:
メシア思想の誕生と伝播には興味がある
なんらか存在の恣意的である可能性はないか?
660:
>>659
陰謀史観からするとそうなるだろ?
神と悪魔の二元論が、メシア思想と終末論のセットで導入されてから
歴史は目的を持つものと考えられるようになったし
進化思想なんてのも出てきたけど、なにか作為的だし
ある種の秘教集団が計画的に関与してる可能性はあるね
ま、それらが善であるとも悪であるとも言わないけど
672:
世界規模の影響力をもつ預言者はゾロアスターが最初なんだっけ?
673:
もし、実在したとすればね
ちなみに最期の審判において、死者が肉体とともに復活する
というヴィジョンを初めて出したのも彼ら
ユダヤ・キリスト教をあらゆる意味で先取りしている
687:
ディオニュソスは地上では雄牛、再生の場である冥界では蛇であった。
オルペウス教の定式文句に次のようなものがった。
「雄牛は蛇の父親であり、蛇は雄牛の父親である」 [註9]。
ディオニュソスはくり返し何度も新しい肉体に生まれ変わった。
そのため ディオニュソスをペルシアのメシアMessiahと同一視する人もいた。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/bull.html
688:
世界軸と同一視される蛇は男性の象徴であることが多いが、
元は女性原理の象徴であったのではないかという分析は面白い
690:
うーむ、概ねの宗教や神秘思想は現在の
インドと中東の間辺りの地域から発生したのではないかといわれているから
世界の神秘思想が根底でつながっているというのは考えられるとは思う
810:
神農炎帝氏と原始ゾロアスター教って関係あると思う?
811:
>>810
神農はチベットと関係が深いというのは良く聞く説だけど、ソースが分からん
牛の頭を持った神だったとすれば、アーリア系だとは思うよ
たしかに炎帝という名にはゾロアスター風の響きがあるけど、時代的にはどうかな?
黄帝との戦いとか、苗族との関係とか、過去スレで出てましたな
812:
とりあえず炎帝氏信仰が確実に残ってたのは
商の時代には確認されている
あれだ封神演義の殷だな
商人の語源のアレ、東洋のユダヤ人みたいな
814:
西遊記に出てくる牛魔王は火炎山に住んでたような気がする
あれイメージとしては神農に近いんじゃない?  魔物になってるけど..
815:
たぶん牛魔王は神農よりは子孫の蚩尤のイメージに近いんじゃないかとは思う
819:
しかし、このスレって、それなりの論拠に基づいて推理したり
発言のソースをちゃんと出すのは良いけど、ミョ?に生真面目な気がする
オカ板らしく、イマジネーションを遊ぶ部分がなくなって来てると思わない?
ネタを料理して出す側の腕が落ちてるのかもしれないけどさ
822:
んで、この辺を諏訪大社のミシャグジとか、
『神道集』の甲賀三郎の伝説に結びつけるなんてのはどうだ?
シャグジ、シュグジ、ミサグチなんていかにも精霊っぽいし...
御射宮司
ミシャグジ信仰は東日本の広域に渡って分布しており、当初は主に石や樹木を依代とする神であったとされる。地域によっては時代を経るにつれて狩猟の神、そして蛇の姿をしている神という性質を持つようになったと言われている。その信仰形態や神性は多様で、地域によって差異があり、その土地の神や他の神の神性が習合されている場合がある。信仰の分布域と重なる縄文時代の遺跡からミシャグジ神の御神体となっている物や依代とされている物と同じ物が出土している事等からこの信仰が縄文時代から存在していたと考えられている。
諏訪地方では特に諏訪の蛇神であるソソウ神と習合されたためか白蛇の姿をしているともいわれており、建御名方神や洩矢神(モレヤ神)と同一視されることもある。また御社宮司、御左口など多くの漢字があてられる。 諏訪地方に於いては太古の昔からのミシャグジ信仰に後から来た建御名方神が習合、同一視されるに到ったともいわれるが、元々諏訪地方の土着神だったミシャグジ神が記紀神話に取り入れられて建御名方神になったという説もある。
この神を祀っていた守屋神社(もりやじんじゃ)では、神官に憑依して宣託を下す神とされた。また1年毎に八歳の男児が神を降ろす神官に選ばれ、任期を終えた神官が次の神官が決まると同時に人身御供として殺されるという「一年神主」の伝承も残る。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミシャグジ様
823:
あれ、もしかして甲賀三郎についてって
このスレで扱った事って今まで無かったりする?
盲点?
「龍になった甲賀三郎」
http://www.geocities.jp/sizen_junnosuke/ryudensetu8.html
824:
ねえですよ。諏訪と甲賀三郎のラインなんて今まで話題にしたことないし
誰がネタ振りキボン
834:
古代文明の警告する2012年と、
フォトンベルト突入の2012年の
符合が意味するものは・・・
・マヤ文明
天文学と数学を駆使し、天体の動きを正確に観測していたマヤ文明。
彼らは2万5640年をひとつの大きな歴史のサイクルとして考え、それを5つに分け(1サイクル
は5128年)現在は最後の5つ目のサイクルとしている。この5つ目のサイクルの始まりは
紀元前3113年で、終わりは2012年12月22日となっている。
・アステカ文明
古代アステカの人々の間で伝承されてきた神話に「五つの大陽の伝説」がある。
この神話は、過去に4つの大陽(世界)が滅び、その後に5番目の現代の大陽の時代が到来
したことを意味している。メキシコの国立人類学博物館の展示物で有名な「大陽の暦石」には
4つの大陽と、中央に5番目の大陽の姿が刻まれており、「五つの大陽の伝説」を伝えている。
それによると、5番目の文明に当たる現代文明が、紀元前3114年8月13日の闇夜に始まり
現代の暦の2012年12月23日に「地球の大変動」で終わりを迎えると伝えている。
・フォトンベルト
フォトンベルトとは、銀河系の中心から放射されている「光エネルギー」のことで、巨大なド ーナツ状の
帯。太陽系も1万数千年の周期で、このフォトンベルトの中を通り抜ける。前回、フォトンベルトを通り抜
けた1万3千年前後には、ムーやアトランティス大陸が滅亡したと伝えられている。次回のフォトンベルト
突入の時期は2012年12月と観測されている。
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