モバP「雪の降り積もった日」back

モバP「雪の降り積もった日」


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泰葉「おはようございますー。はぁ、寒かったぁ…」
P「お、おはよう泰葉。最近寒い日が続いてるからなぁ。ほれコタツ入れ」
泰葉「はい。…ん。あぁ〜……」ホワァ
イヴ「熱いお茶もありますよ〜♪」
泰葉「あ、ありがとうございます……ほふぅ」ズズ…
杏「イヴ、杏にもおくれ」
イヴ「は〜い♪Pさんもいりますかぁ?」
P「じゃあよろしく」
泰葉「…………」ズズ…
イヴ「〜♪」
泰葉「………ほふぅ」
杏「ふわぁ…」ウトウト
P「………」カタカタ
泰葉「………?」アレ?
泰葉「…!えっ⁉なんで事務所にコタツがあるんですか⁉」
P「いまさら⁉」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518097798
引用元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518097798/
2 :以下、
P「いやさ、暖房は入れてるけど流石にこの寒さだと足りないからな」
泰葉「確かにそれはそうですね…。でもよくちひろさんが許可しましたね?談話室とかならまだしも…」
P「…………」メソラシ
泰葉「…あれ?Pさん?」
P「…………今日、ちっひ出てるから…」
泰葉「Pさん⁉」
杏「まぁまぁ、飴どうぞ」
泰葉「あ、ありがとうございます…」
イヴ「まぁまぁ、お茶どうぞ〜♪」
泰葉「あ、あの……」コンワク
P「ちっちゃいことは気にしない♪」
イヴ「わかちこわかちこ〜♪」
泰葉「今更ですか⁉」
杏「大丈夫大丈夫。怒られるのはプロデューサーだから」
泰葉「…それ本当に大丈夫なんですか?」
杏「あと、4人入ったらいっぱいだとかも気にしたらダメだよ?」
泰葉「えっと…誰か来たら、私出ますね?」
3 :以下、
泰葉「それにしても今日はすごい積もってましたね」
P「ああ。歴史的な大雪とか言ってたな。おかげでロケやら何やら中止になって大変だよ…」
泰葉「まあそうなりますよね。来るのも一苦労でしたし…」
P「最も俺は基本事務所にいるから関係ないけどな」
泰葉「たまには帰りましょう?」
イヴ「私は住んでますし〜」
杏「杏はきらりが置いていくし」
泰葉「…なるほど。居るべくして居るメンツなんですね」クスクス
P「っても、少し晴れてきたからそろそろ来る奴は来るんじゃないか?暇つぶしに」
泰葉「暇つぶし…ここ、一応事務所ですよね?」
P「遊びに行く待ち合わせに使った子には言われたくないなぁ」
泰葉「そっ…それは///」
杏「お、照れ泰葉」
イヴ「泰葉さんかわいいです〜♪」ウフフ
<ガチャ
泰葉「あ、ほら!誰か来ましたよ!」
P「誤魔化した」ニヤニヤ
杏「にやにや」ニヤニヤ
4 :以下、
薫「おっはようございまー!!!」
桃華「おはようございます」
泰葉「あ!あっ!薫ちゃん、桃華ちゃん、おはよう!」
P「無駄に力強い反応だな」
杏「誤魔化せてないよ、泰葉」
イヴ「薫ちゃん、桃華ちゃんも温かいお茶淹れますね〜♪」
薫「せんせぇ!泰葉ちゃん!お外雪すごいよ!すごいよー!」
P「はいはい。分かってるからとりあえずコタツ入れ。ほっぺた真っ赤になって…冷たっ!」
薫「はーい!ふわぁ、あったかーい!」
桃華「うふふ。くる間中雪で遊びながらでしたものね」
薫「えへへ。楽しかったね!」
杏「ありえん…」 
P「子供は風の子とはよく言うけどな。ってか杏は一応道産子だろ」
杏「道民だからって寒いものは寒いんだよ…」
5 :以下、
桃華「と言いますか、何故事務所にコタツがありますの?有り難いですけれど」
P「寒いからな」
杏「寒いからね」
イヴ「寒いですからぁ」
桃華「あぁ、聞くだけ無駄なパターンですわね…」
P「それにそのくだりはもう泰葉がやったから」
泰葉「いえ、それ関係あります?」
薫「あったかいねー」クテー
泰葉「ふふっ。薫ちゃん、すっかり溶けちゃって」クスクス
P「それにしても薫も桃華もどうして来たんだ?今日の仕事は延期になったって連絡しただろ?」
薫「あい!だからあそびにきました!」
桃華「薫ちゃんに誘われましたので」
P「だって」
泰葉「どうしてそこで私に振るんですか⁉」
薫「泰葉ちゃん、あそぼー?」
泰葉「えっ?うん。いいよ」
薫「やったー!じゃあじゃあお外!ゆきだるまとかうさぎさんとか作りたい!」
杏「今来たばっかりなのにまた外行くんだ…」
P「良いけど、もう少し暖まってからな」
薫「はーい!」
6 :以下、
P「ほら、寒いからしっかりモコれ」
薫「あい!」
桃華「…Pちゃま、少しやりすぎでは?薫ちゃん、目しか出てませんわよ?」
P「安心していいぞ。この後は桃華もモコらせるから」
桃華「私もですの⁉」
薫「桃華ちゃんといっしょー!」
P「おう。泰葉もモコらせるから、リトルモコーモコッサムだな」
泰葉「良いですけど、もはやユニット名の原型ないですね…」
桃華「まあ暖かいに越したことはありませんが…お二人はどうなさいますの?」
杏「杏はパス。今日出たら凍死ねる」
イヴ「わたしも、もう少し入ってます〜」
P「んじゃ、電話とかよろしく」
泰葉「あれ?Pさんも行くんですか?お仕事は?」
P「来週分までは調整済みだから無問題」
杏「仕事お化けめ…」
P「よし出来た!次は桃華のモコる番だ!」
桃華「もうお好きになさいませ…」
7 :以下、
P「せっかくだからHP用に写真撮るぞ。三人ともポーズ!」
薫「はーい!」
泰葉「えっと…こう?」
桃華「これ見て誰だか判りますの?」
P「判んない奴はファンじゃない。はい、おっけー。んじゃ行くか」
薫「やったー!」
<ガチャ
茄子「おはようございます〜♪」
みりあ「まーっす!」
泰葉「あら?おはようございます。茄子さん、みりあちゃん」
薫「みりあちゃんおはよー!」
みりあ「おはよーっ!あれ?もしかして薫ちゃん?すごーい!あったかそー!」
薫「えへへ。これからお外に遊びに行くの!」
みりあ「へー!いいなー!じゃあじゃあ、みりあも行くー!行っていいー⁉」
P「お、じゃあみりあもモコらせないとな」
みりあ「みりあもモコモコになれるの?やったー!」
8 :以下、
P「じゃあ次はマフラーな」
みりあ「はーい!」
茄子「ふふっ。そうだ。プロデューサープロデューサー。見てください、これ♪」
P「ん?……凄い量のチョコだな」
茄子「はい。スーパーで爆売りしてたので思わず爆買いしちゃいました♪」
P「ほほう…次の仕事の練習用?」
茄子「はい…ちょっと買いすぎた気もしますが」テヘッ
P「ちょっと…?」
泰葉「これ、使いきれます…?」
茄子「うーん…無理でしょうか?」
みりあ「みりあいっぱい食べるよー!」
薫「薫も!チョコ食べたい!」
杏「杏も食べるー」
P「にしても限度が…あ!」ティン
茄子「?」
9 :以下、
P「じゃあ頼んだ」
茄子「はい。おまかせください♪」
イヴ「うふふ。私もお手伝いしますね〜」
茄子「お〜っ!頼もしい限りです♪」
杏「杏はパス。寝る」
P「だろうな。じゃ、俺達は行くか」
薫「はーい!」
みりあ「雪だるまいっぱい作ろうねー!」
桃華「うふふ。何だかんだで楽しみですわね」
泰葉「確かに、こんなに積もるのは珍しいもんね」
P「危ないから敷地内だけだぞ」
泰葉「それでも十分過ぎる気はしますよ?」
P「ま、楽しめるに越したことはないな」
泰葉「ふふっ。ですです」
薫「じゃあ、行ってきまー!」
茄子「は〜い。行ってらっしゃい♪」
10 :以下、
薫「雪だーっ!」
みりあ「薫ちゃん薫ちゃん!何からするーっ?」
薫「えっとえっと…ゆきうさぎさん!」
みりあ「じゃあみりあもそれ!」
桃華「……改めて外に出ると、確かにこれくらいの方がよろしいですわね」
P「だろ?伊達にモコらせたワケじゃないんだぞ」
泰葉「ただのPさんの趣味じゃなかったんですね…」
P「あれ⁉そんな風に思われてたの⁉」
桃華「Pちゃま、時々変な趣味発揮いたしますから…」
P「え?ひどくない?」
桃華「うふふ。薫ちゃんみりあちゃん、私も混ぜてくださいまし」
P「桃華⁉」
泰葉「Pさんはどうします?見守るだけですか?」
P「んー…じゃあ、カマクラでも作るかな」
泰葉「私もお手伝いして良いですか?」
P「おう。ヨロシク」
泰葉「ふふっ。カマクラなんて作るの初めてです」
11 :以下、
みりあ「うさぎさん、一杯出来たねー!」
桃華「少し張り切りすぎましたわね…」
薫「次はなにしよっかー……あ!すごーい!」
みりあ「わぁー!カマクラだー!プロデューサーが作ったの?」
P「泰葉と一緒にな。入るか?」
みりあ「やったーっ!」
薫「ふわあぁ。薫、カマクラ入ったのはじめてー」
桃華「思った以上に温かいですわね」
P「……いや、それは三人いっぺんに入るからじゃないか?」
泰葉「ぎゅうぎゅうですね」クスクス
P「せっかくだし。おーい!写真撮るぞー!」
薫「はーい!あ、泰葉ちゃんも!」
泰葉「あ、うん。じゃあ私は外に…」
みりあ「えへへ、ピース!」
桃華「ちょ、お待ちくださいましっ!…あっ!」
P「これも後で載せないとな。リトルモコーモコッサムwithモコモコみりあ」ウンウン
12 :以下、
薫「次はゆきだるまー!」
みりあ「雪だるま!いっぱい作ろうね!」
泰葉「ふふ。じゃあ今度は私もお手伝いしようかな♪」
桃華「ふぅ。私は疲れましたので一休みさせていただきますわ…」
P「カマクラ気に入ったのか?」
桃華「……そ、そういうわけではありませんわよ?」
みりあ「あっ、そうだ!薫ちゃん薫ちゃん、良いこと考えた!」
薫「なになに?」
みりあ「あのね、最初にちっちゃい雪だるま作るでしょ?」
薫「うん」
みりあ「でね、次はそれよりちょっと大っきいの作るの。でねでね、その次はもうちょっと大っきいの作って、それをいっぱいしてね…最後はこーんな大っきくするの!」
薫「ふわあああ!おもしろそーっ!」
泰葉「…大作の予感、だね。でも大変だけど楽しそうかも?」
桃華「雪、足りますかしら?」
P「まあ、その時はカマクラ崩すし」
桃華「そんなっ⁉………あ」
P「くくっ…」
桃華「……あうぅ///」
13 :以下、
茄子「ふふっ。完成ですね♪」
イヴ「うふふ。みなさん喜んでくれると良いですね〜」
茄子「はい。きっと大丈夫です」
杏「ちょっとちょーだーい」
茄子「はいはい。じゃあ先にちょこっといただいちゃいましょうか♪」
杏「チョコだけに?」
茄子「チョコだけに。あ〜、コタツ良いですねぇ」
イヴ「ですよね〜♪」
杏「もう出るの無理だよねぇ…。あ、そうだ茄子茄子」
茄子「はいはい。なんですか?」
杏「ちょっとハグしていい?ぎゅっと」
茄子「?はい、良いですよ。さ、どうぞ♪」
杏「よし。ぎゅー!」
茄子「ふふ。ぎゅー♪」
イヴ「わあぁ。私も良いですかぁ?」
杏「カモン!サンタさん!」
イヴ「わーい!ぎゅう〜♪」
14 :以下、
杏「よし。よし。これで勝つる」
茄子「どうしたんですか?」
杏「うん。ちょっとビットコインに全ブッパしようかなってね。茄子パワーで。更にサンタパワーもドンだ!」
イヴ「ビットコイン?」
茄子「聞いた事あるような…ないような?」
杏「任せろ!一生分以上稼ぐから!…あ、茄子おかわり」
茄子「はいはい。お待ちを〜……うーん」
杏「…ん?どったの?」
茄子「いえ、やっぱりコレだけだと物足りない感じが…」
杏「そう?杏的には十分だけど…」
茄子「戸棚に何かなかったかな〜…」
イヴ「確かおせんべいとみかんがありましたよ〜?」
茄子「お〜っ!」キラリン
杏「待って。ちょっと待って」
茄子「押すな押すなですね!お任せを♪」
杏「待って!」
15 :以下、
みりあ「できたーっ!」
薫「ゆきだるまいっぱいだー!」
泰葉「ふふっ。流石にちょっと疲れてきたね」
P「なんとかカマクラ死守出来たな」
桃華「Pちゃま、いけずですわ…」
泰葉「むむ。そんなイジワルなPさんには…えいっ!」ピトッ
P「ひょわっ⁉冷たっ!泰葉⁉」
泰葉「ふふっ。すっかり冷えちゃいましたから、Pさんのほっぺたが温かくて助かります」ピトー
P「あー、もう。指先真っ赤じゃないか。なんで手袋外すかなぁ…」ギュッ
泰葉「だって、手袋だと雪固め辛くって…」
P「だからって……はーっ」スリスリ
泰葉「あー…温まります…」スリスリ
桃華「はぁ…無駄にお熱いですわね」
薫「いっぱいあそんだもんね!」
みりあ「確かにちょっと熱くなってきたかもー」
桃華「ではなくて…まあ、何でも良いですが」
16 :以下、
P「よし。しっかり楽しそうな写真も撮れたし、一旦戻るぞー。泰葉も温め直さないとだしな」
薫・みりあ「はーい!」
P「そうそう。さっき茄子が買ってたチョコな、ホットチョコにしてもらってるから、戻ったらもらいな」
みりあ「ホットチョコ!」
薫「わーいっ!」
泰葉「茄子さんに言ってたのそれだったんですね」
P「うむ。それならある程度一気に使えるからな」
桃華「うふふ。それは楽しみですわね」
P「あとは茄子が変な事してないかだけだな…」
泰葉「……茄子さん、たまにビックリする事しますからね」
桃華「大丈夫ですわよ、きっと」
P「人、それをフラグと言う」
桃華「不安にさせないでくださいまし!」
おしまい
17 :以下、

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