晶葉「助手と耳かき」back

晶葉「助手と耳かき」


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ー事務所ー
晶葉「……」
晶葉「うーむ」
晶葉「遅いな…」
ガチャ
晶葉「ん?」
晶葉「おぉ、やっと帰ってきたか助手」
晶葉「どうした、変な顔して?」
晶葉「なぜ私がここにいるのかって?」
晶葉「今日はオフだぞ?どこにいようと私の勝手さ」
晶葉「それに、最近忙しくて、ラボの手入れもあまりできていなかったからな」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514227412
引用元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514227412
2 :以下、
晶葉「それにしても助手、ずいぶんと疲れた顔してるな?」
晶葉「何かあったのか?」
晶葉「……」
晶葉「いや、話さなくてもいいさ」
晶葉「いつも私のために頑張ってくれているのだろう?それくらい察しはつくさ」
晶葉「え?担当アイドルだから、あたりまえ?」
晶葉「そ、そうか…」
晶葉「まったく、真顔で照れくさい事言ってくれる…」
スタスタ カチャ
晶葉「あ、おいおい!そんな疲れてるなら少し休憩したらどうだ」
晶葉「ちひろさんも今日はいないし、今君に倒れられたら困る」
3 :以下、
晶葉「まったく… 君は自分を追い込みすぎだ」
晶葉「適度な休息を身に付けないと、いつか本当に倒れてしまうぞ」
晶葉「んー…」
晶葉「……」
晶葉「そうだ!」
晶葉「ほら、こっちに来い」ポンポン
晶葉「何って、私の隣に座れと言っているんだ」
4 :以下、
晶葉「ほらいいから、まだ時間はあるのだろう?」ポンポン
スッ スタスタ ドサッ
晶葉「ふふ、良い子だぞ助手よ」
晶葉「次はほら、ここだ」ポンポン
晶葉「わかるだろ?膝枕だよ、ひ・ざ・ま・く・ら」
晶葉「ん?ふふ、わかるか?実はこんなこともあろうかと、君のために数々の癒しグッズを開発していたんだ!」
晶葉「まぁそのほとんどはロボ製作の副産物なんだがな」
晶葉「そして、膝枕と言ったらわかるだろ?」
晶葉「その通り!今から助手に耳かきをしてやろう!」
5 :以下、
晶葉「ふふ、見せてやろう、これが私が開発した次世代型耳かき!」
晶葉「その名も【耳垢トレールくん】だ!」パッパラ~
晶葉「耳垢が綺麗に取れるのはもちろんだが、他にもヒミツがあってな」
晶葉「微細な振動を加える機能と、癒しの効果がある音波を発生させる機能を搭載しているのだ!」
晶葉「少々見た目がゴツいのが難点だが、これで君に確かな癒しを与えることができる!」
晶葉「ほら!はやく膝に頭を乗っけるんだ!」
晶葉「え?普通の耳かきがいい?」
晶葉「な、なぜだ!?これなら君に心地よい癒しを与えられるのに…」
晶葉「機械よりも、普通の耳かきの方がいいと?」
晶葉「……」
晶葉「そうか、君がそう言うなら、わかったよ」
6 :以下、
晶葉「仕方ない、これは後で自分で試してみるとしよう」
晶葉「えっと、耳かきはどこにあったかな……」ガサゴソ
晶葉「んー、お!あったあった」
晶葉「ほら、この耳かきでいいか?」
晶葉「ん、わかった。じゃあほら」ポンポン
晶葉「いや、耳かきと言ったら膝枕だろ?」ポンポン
晶葉「つべこべ言わないで、さっさと頭を乗せろ」ポンポンポン!
スッ トサッ
晶葉「ふふ、わかればいいのさ」♪
7 :以下、
晶葉「……」
晶葉「こ、こうしてみると、ちょっと恥ずかしいな…」///
晶葉(今誰かが入ってきたら、なんて思われるだろうな…)///
晶葉「ちょ!匂いを嗅ぐな!セクハラだぞ!」
晶葉「い、いい匂いがするって… 適当なこと言って…」///
晶葉「まったく、まぁいつものことだからな…許してやる」///
晶葉「それじゃあ、まず耳の周りから掃除していくぞ…」スッ
晶葉「じっとしてるんだぞ?動いたらダメだからな…」
8 :以下、
晶葉「……」スリスリ
晶葉「ん…」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「こうやって、優しく耳の周り拭いて、細かい汚れを落とすのはこまめにやった方がいいぞ?」スリスリ
晶葉「ほら、結構汚れが取れる…」
晶葉「ちょっと耳を拭くくらいの時間も無いわけじゃないだろ?」フキフキ
晶葉「まったく、本当に自分のことはずぼらなんだな…」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「ん、これくらいでいいかな?」
9 :以下、
晶葉「それじゃあ、次は中を掃除していくぞ?」
晶葉「うごくなよ?鼓膜が破れるかもしれないぞ?」
晶葉「まぁ、鼓膜は破れても再生するらしいけどな」スッ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「ん、中もなかなか汚れているな…」カリカリ
晶葉「そうだ、知ってたか? 耳の中ってあまり掃除しない方がいいらしいぞ?」カリカリ
晶葉「なんでも、耳垢は鼓膜を守るためにあるらしいんだ」カリカリ
晶葉「それに、耳の奥にある耳垢は、耳かきしなくても自然に落ちてくるって聞いたこともある」カリカリ
10 :以下、
晶葉「え?じゃあなんでやってるんだって?」カリカリ
晶葉「だって気持ちいいだろう?耳かき」カリカリ
晶葉「それに、ダメだとわかっていても、放ったらかしにしてたら気持ち悪いだろ?」カリカリ
晶葉「あと、こうして君と話して、君に耳かきしてあげるのも、結構楽しいもんだぞ?」カリカリ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「ん…」カリカリ
晶葉「ん?どうした」カリカリ
晶葉「そうか、気持ち良いか…」カリカリ
晶葉「ふふ、それは良かった、こうして君を待っていた甲斐がある…」カリカリ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「え?い、いや!別に君とこうしたいから事務所で待っていたわけじゃないぞ!?」///
晶葉「な、なんか変な勘違いしていないか助手よ!」///
11 :以下、
晶葉「ふぅ、まったく…」///
晶葉「……」カリカリ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「でも、こうやって君の癒しになってあげられて、私も嬉しいんだ」カリカリ
晶葉「最近は、こうしてオフの日にムリに会いに行かないと、顔を合わせることもなくなったし…」カリカリ
晶葉「それに、年末はイベントで忙しいから、君も全然休めていないのだろう?」カリカリ
晶葉「こう見えても、結構感謝しているんだぞ?」カリカリ
晶葉「ん…… 大きいのがあるな…」
晶葉「ちょっと奥まで入れるからな…うごくなよ…」カリッ 
12 :以下、
晶葉「んー……」カリッカリッ
晶葉「んしょ…と」カリッ
晶葉「お、取れた取れた」
晶葉「おっと、見たいのはわかるがまだダメだ、動くと耳垢が奥に入ってしまう」
晶葉「ほら、また耳かきが入ったぞ?動くとどうなるか知らないぞ」スゥ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「ん?なんだ」カリカリ
晶葉「どうして、そんなに耳かきが上手いんだって?」カリカリ
晶葉「ふふ、それは褒めてくれているのか?」カリカリ
晶葉「人の耳かきをするのはこれが初めてだな。良かったよ、気持ち良いみたいで」カリカリ
晶葉「なに、これくらいは余裕さ。 私は天才だからな」カリカリ
晶葉(本当はこうなった時のために、密かに練習していたとは言えない…)
13 :以下、
晶葉「んー…」カリカリ
晶葉「ん、よし!これくらいでいいかな?」
晶葉「それじゃあ、反対側の耳もやるか?」
晶葉「え?梵天?」
晶葉「どうして急に仏教の用語が出てくるんだ?」
晶葉「……」
晶葉「あぁ、この反対側のふわふわしたやつか」
晶葉「これって梵天と言うのか…」
晶葉「いや、自分でやる時はいつも使わないから忘れていたよ」
晶葉「ん、わかったよ。 これで残った汚れを綺麗にすればいいんだな?」
14 :以下、
晶葉「はい、それじゃあ入れるぞ」
晶葉「それ、ふわふわ〜」スッ スリスリ
晶葉「ん、耳かきと違って変な感覚だな」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「んー、なんだろう」スリスリ
晶葉「こう、耳垢が取れたって感触がないから、やってる方はあまり楽しくないな」スリスリ
晶葉「んっ…」スリスリ
晶葉「ん?でもこれ、結構残りカスが絡まってきて…」スッ
晶葉「おぉ、綺麗に取れているじゃないか」
晶葉「耳かきだけでは取れない残りカスって、こんなにあるものなんだな…」
晶葉「次自分でやる時に使ってみるか…」スッ
15 :以下、
晶葉「……」スリスリ
晶葉「それに… ふふ」スリスリ
晶葉「いやなに、ずいぶん気持ち良さそうだなと思ってな」スリスリ
晶葉「だらしなく口を開けて、そんなに気持ち良いのか?」スリスリ
晶葉「それじゃあ、もうちょっと」スリスリ
晶葉「ふわっ…ふわっ…と」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「ん、よし!綺麗になったぞ」
晶葉「ふふ、相当気持ち良かったみたいだな? 目がトロンとしているぞ?」
16 :以下、
晶葉「じゃあ、今度こそ反対の耳だな」
晶葉「……」
晶葉「ん?なんだ、まだなにかあるのか?」
晶葉「は?耳をフーフーして欲しい?」
24 :以下、
晶葉「……」
晶葉「まったく、なにを言い出すかと思えば…」///
晶葉「なんだ? 助手は女の子に耳をフーフーされるのが嬉しいのか?」///
晶葉「変態」///
晶葉「え? 耳フーまでが1セットだって?」
晶葉「だ、だけど… さっきのふわふわのでもう細かい汚れも取れているし、わざわざやらなくても…」
晶葉「お、おい! 太ももを撫でるな! 」///
晶葉「してくれるまでやめないだと! このっ」/// バシバシ
晶葉「わ、わかったよ!するよする!だから手を離せ!」///
25 :以下、
晶葉「ま、まったく…本当に君という奴は…」///
晶葉「わ、私だから良いものを… 他の女の子にやったら訴えられるぞ…」///
晶葉「え? わ、私にしかしないって…?」
晶葉「うぅ…」///
晶葉「う、うるさいな! こっちを見るな! 耳かきを耳の中に突き刺すぞ!」///
晶葉「ほ、ほら! 今からやってやるから… 動くなよ…」///
晶葉(ち、近い…)ドキドキ
晶葉(今助手がこっちを向いたら、キスしてしまうかもしれないくらい)ドキドキ
晶葉「……」///
晶葉「じゃ、じゃあ… やるぞ」///
晶葉「絶対にこっちを向くんじゃないぞ!」///
晶葉「フゥ」
26 :以下、
晶葉「ほ、ほら?どうだ」
晶葉「え?もっと長くだと?」///
晶葉「ち、注文が多い奴だな! もう綺麗なんだからこれくらいでいいだろう!」///
晶葉「おい!太ももを撫でようとするな!」///
晶葉「わかった! わかったよ! もっと長くやればいいんだな!」///
晶葉(は、恥ずかしい…)ドキドキ
晶葉(たかが息を吹きかけるだけなのに、なぜこんなにドキドキしているんだ私は…」ドキドキ
晶葉「ふぅ」///
晶葉「じゃ、じゃあやるぞ…」///
晶葉「スゥ…」///
27 :以下、
晶葉「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
28 :以下、
晶葉「……」///
晶葉「う、ううぅぅぅ」///
晶葉「こ、これでいいだろう! さっさと反対を向けろ変態!」///
スッ クル トサッ
晶葉「うぅ…… 本当に君という奴は…」///
晶葉(でも、あのとき本当に助手がこっちを向いて…)
晶葉(キ、キスしてしまっていたら…)
晶葉(私は、どうなっていただろう…)
晶葉(きっと、どうにかなっていたに違いない…)
晶葉(あのとき、心のどこかで、助手がこっちを向いてくれて…)
晶葉(キスしてしまいたいと… 思っていた自分もいる…)
晶葉(それほどまでに、私は助手のことを…)ドキドキ
29 :以下、
晶葉「……」///
晶葉「え? な、なんだ!?」
晶葉「手が止まってる?」
晶葉「あぁ、すまない! 今やるから!」
晶葉「で、では… 失礼して」
晶葉「こっち側も、さっきと同じように、まず耳の周りから掃除していくぞ」
晶葉「そぉ…れ」スゥ
晶葉「んっ…」スリスリ
晶葉「あ、こっち側もなかなか…」スリスリ
30 :以下、
晶葉「んんっ…」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「ん? なんだ、さっきからニヤニヤして」スリスリ
晶葉「さっきの私がかわいかった?」
晶葉「きゅ、急に何を言い出すんだ君は!?」///
晶葉「か、かわ!かわいいって!! 」/// スリスリスリ!
晶葉「え?さっきから顔が真っ赤?」///
晶葉「こ、これは君が変なことを言ってくるからだろう!!」ズリズリズリ
晶葉「き、急にかわいいとか、そんなの、恥ずかしいに決まっているだろう!」ゴシゴシゴシゴシ!!
晶葉「ほ、本当に君はいつもいつも!」ギュリギュリギュリ
31 :以下、
晶葉「え? 痛い?」
晶葉「す、すまない! 少し力が入りすぎてしまった!」
晶葉「て! 君が変なこと言い出すからこうなったんだぞ!」///
晶葉「まったく… 今度はちゃんと優しくやるから…」///
晶葉「んん…」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「ふぅ… こんなものかな」
晶葉「それじゃあ、次は中の方だな」
晶葉「耳かき入れるから、じっとしているんだぞ?」
32 :以下、
晶葉「よっ…と」スッ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「……」カリカリ
晶葉「正直、最初はうまく耳かきできるかなって、不安だったんだけどな」カリカリ
晶葉「だから、機械に頼ろうとしていたんだけどさ」カキカキ
晶葉「でも、君が気持ち良さそうにしてるのを見たら、なんだか安心してきて…」カキカキ
晶葉「私も、だんだん楽しくなってきた…」カキカキ
晶葉「また暇ができたときにでも、やってあげないこともないぞ?」カキカキ
晶葉「んっ…」カキカキ
晶葉「……」カキカキ
晶葉「ん…?」カキカキ
晶葉「ふふ、すごい眠たそうな顔してるぞ?」カキカキ
晶葉「そんなに私の耳かきが気持ちいいのか?」カキカキ
33 :以下、
晶葉「そんなに気持ち良くなってくれて、私も嬉しいよ」カキカキ
晶葉「眠いなら、いつでも寝てくれて構わないぞ?」カキカキ
晶葉「終わったら、私が起こしてあげるからな」カキカキ
晶葉「……」カキカキ
晶葉「……」カキカキ
晶葉「ん、よしっと… 粗方取れただろう」
晶葉「じゃあ、ふわふわいくぞ…て」
晶葉「ふふ、本当に寝てしまったな」
晶葉「結構かわいい寝顔してるじゃないか」
34 :以下、
晶葉「……」
晶葉 「んっ…」/// モゾ
晶葉(今なら、な、何しても…)ドキドキ
晶葉「は!?」
晶葉「ダメだダメだ! 何考えてるんだ私は!」/// ブンブン
晶葉「耳かきに集中しないと…」///
晶葉「じ、じゃあふわふわいくからな…」
晶葉「起こさないように、そっとやらなければ」
35 :以下、
晶葉「それ、ふわっ ふわっ と」スッ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「しかし、さっきはこれでずいぶん気持ち良さそうにしていたな…」スリスリ
晶葉「そんなに気持ち良いのだろうか…」スリスリ
晶葉「あとで耳垢トレールくんも、このふわふわを取り入れてみようかな…」スリスリ
晶葉「んっ…」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「しかし、本当に気持ち良さそうに寝ているな…」スリスリ
晶葉「耳に何かが入り込んでるのに、気にならないのだろうか?」スリスリ
晶葉「それとも、それほど疲れていた… とかか?」スリスリ
36 :以下、
晶葉「思えば、君は出会った頃からそんなだったな」スリスリ
晶葉「いつもいつも忙しそうにしていて、何か生き急いでいるような…」スリスリ
晶葉「たまには、こうやって私に甘えても良いんだぞ?」スリスリ
晶葉「いつでも、私は君のそばにいてやるから」スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「て、私はなに恥ずかしい独り言を言っているんだ…」/// スリスリ
晶葉「誰も聞いていないからいいものを…」/// スリスリ
晶葉「……」スリスリ
晶葉「でも… 今言ったことは、私の本心だからな?」スリスリ
晶葉「いつも私のために、ありがとう」スリスリ
晶葉「て、聞こえてないよな… ふふ」スリスリ
37 :以下、
晶葉(そうだ… 昔からだ…)
晶葉(君は昔から、バカでドジでデリカシーが無くて…)
晶葉(いつも、自分のことより、他人のことばかり考えてて…)
晶葉(一人ぼっちだった私の心に、ずけずけと入り込んできて…)
晶葉(簡単に、私の心の氷を溶かしてしまった…)
晶葉(そんな君を、どうしようもなく好きになってしまったのは)
晶葉(仕方のないことだろう?)
39 :以下、
晶葉「……」スリスリ
晶葉「ん、よし…綺麗になったな」
晶葉「まったく、寝息なんかたてて… どうしようもない奴だ」
晶葉「……」
晶葉「……」
晶葉「そ、そうだなぁ…このまま終わらせてもいいんだがな?」
晶葉「どうやら、耳フーまでが1セットらしいからな…」///
晶葉「そ、そうだ…仕方ない、仕方ないからしてやるとするか…」///
晶葉「い、いくぞ…」スッ
40 :以下、
ゴロンッ
晶葉「ぴぃ!!」///
晶葉(こ、ここ、こっちを向いた…って近い近い近い!!!)ドキドキ
晶葉「あ…あぁ…」ドキドキ
晶葉(じ、助手の顔が、目の前に…)ドキドキ
晶葉(も、もう少し近付けば… キ、キス…)ドキドキ
晶葉(キス、近付けば…キス)ドキドキ
晶葉(キス…キス…キスゥ)バクバク
41 :以下、
晶葉(……)///
晶葉(……)
晶葉「ダメ、だな… こんなの、ずるいよな」
晶葉「こんな形でキスしても、なんの意味もないじゃないか…」
晶葉「私はまだ、君になんの想いも、告げていないのだから…」スッ
晶葉「はは、ごめんな… 耳フーまでが1セットなのに…」
晶葉「こうなったら、できそうもないな…」
晶葉(はぁ… どうやら私は、とんだ意気地なしらしい…)
晶葉(本当に君は、どうしようもなく私を狂わせる奴だ…)
42 :以下、
晶葉「……」スッ
晶葉「……」ナデナデ
晶葉「ふふ、今はこれだけで我慢してやろう…」ナデナデ
晶葉「このまま起こすのも、忍びないからな…」ナデナデ
晶葉「それに、時間が許すまでは… 私もこうしていたい…」ナデナデ
晶葉「……」ナデナデ
晶葉「本当に、私はずるい奴だ」
晶葉「このまま二人きりで、時が止まればいいのにって、思ってしまっている…」
晶葉(でも、今は… 今だけは…)
晶葉(この寝顔を… 温もりを…)
晶葉(独り占めしようとしても、バチはあたらないだろう?)
43 :以下、
晶葉(もし…私が大人になって…)
晶葉(この想いが、その時にも変わっていなくて)
晶葉(私が、このどうしようもないほどの愛しい想いを、君に告白することができたなら…)
晶葉(君は、それを受け入れてくれるか?)
晶葉(ふふ、そんな先のことは…)
晶葉(私にも、もちろん君にもわかるわけないよな…)
晶葉(でも、もしそんな未来があるのなら… そんな未来を迎えることができるなら…)
晶葉(やはり、今はまだ… この想いはしまっておこう…)
晶葉(だから、今はただ…)
晶葉「おやすみ」
44 :以下、
終わり
46 :以下、

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