【閲覧注意】後味の悪い話『ファニーゲーム』back

【閲覧注意】後味の悪い話『ファニーゲーム』


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8:
昔読んだ怖い話本から
とある田舎の中学校の裏手には三本の木があり、生徒は教師から
そこに近づいてはいけないと厳しく言われていた。
理由は不明だが生徒達はそういうものだと素直に受け入れ、従っていた。
ある時一人の生徒がそこを通らなければならない状況になってしまい
恐る恐る通るとそこで首を吊った三体の影を見てしまう。
真相としては昔、その代の卒業式を迎えるに当たって卒業生代表を選ぶ事になったのだが
二人の候補者のうちどちらにするかで村を巻き込むほどの問題となった。
一人はその辺一帯の地主の息子Aで、もう一人は小作人の息子ながら
成績優秀で皆からも慕われ、上級学校への進学も決まっているB。
古参の教師はA、若手の教師はBを推していた。
どうしても決まらないので選挙を開催、結果Bが勝つ。
そして迎えた卒業式当日、Bはいくら待っても現れず結局Aが総代を勤めるわけだが
その時Bは両親とともに裏の木で首を吊っていたのだった――
これだけでも十分後味悪いんだけど、B一家は特に嫌がらせ受けたり
村八分にされたという形跡はなく、Bの自殺は両親に強要されたものっぽいのがなおさら後味悪い。
小作人の奴隷根性染み付いた両親が勝手に申し訳ながって気を遣った感じ。
30:
2chスレ由来の後味悪話だと既婚女性発のは
割とガツンと報復していてすっきりする事多いけど
既婚男性発はひどいの多い気がする
先日某怖い話まとめサイトにうpされた「洗剤嫁」もひどかった
「嫁の飯がまずい」というスレなんだけど、ある男性の嫁は野菜や米を洗剤で洗って食わせる
嫌がらせとかではなく本人はその洗剤が安全だと信じていて本人は平気
旦那は今まで不摂生しても問題なかったのに慢性の下痢
嫁に言っても「安全だから」「年齢のせいでしょ」と取り合わない
おまけにその洗剤がアムウェイとかいうマルチ商法のもので
いつの間にか男性の貯金がかなり食い潰されていた
その後スレ住人の叱咤激励やアドバイスを受けながら離婚に向けて動きだすんだが
ついに男性は十二指腸潰瘍で長期入院、「戻ったらレスします」の言葉を最後に
二度とレスをつけることはなかった…
これ2008年度の話なんだな…
釣りなら釣りであってほしい
31:
>>30
アムウェイのねずみ講のくだりはともかく、
一応、野菜を中性洗剤で洗うのは
各メーカー製品の裏面の使用用途説明にもちゃんと載ってるけど。
(薄めて使うとか、すすぎはしっかりとか、やり方はある。)
今は農産物の品質管理が厳しくなって
昔ほど寄生虫や農薬ベタベタの野菜は少ないけど、
以前は寄生虫の卵や残存農薬の洗い落としで厚生省が推奨していた時期もあって
中高年の主婦やその頃にお手伝いをしていた子供は、習慣が残ってる人もいると聞く。
自分はやった事ないが。
33:
>>31
途中調理師免許持ってる人も登場したが、それはあくまで
「野菜なら切る前に薄めて使用し、よく濯ぐ」のが前提でしょう
件の嫁さんは「切ったあとで」「濯がず」「虹色の泡が浮いたまま」で食わせてたから
スレでは保険金目当ての殺人じゃないかと騒がれてたw
食い物関連だけでなく、実家に自分のやった事隠して告げ口とか
ハンスト起こした旦那にファビョったりと嫁自身が問題だったみたいだけど
38:
>>33
>「切ったあとで」「濯がず」「虹色の泡が浮いたまま」
成程、それは酷い
46:
>>30
男も男でなんで食べるんだろうね?
そこまで嫁に入れ込んでるのか、弱みでも握られてるのか。
57:
最近読んだ後味悪い短編。
ちょいグロいのが嫌いでなければお薦めできる
主人公は数学科の優秀な学生だったが、夢を諦めヤクザの元で働いている。
彼が下っ端ヤクザの先輩に連れられて会ったのは、「オメガ」と呼ばれる巨漢だった。
それはまさしく巨大な肉の塊で、不潔なベッドに拘束されている。
先輩が言うには、「オメガ」は何でも食べるのだという。
その能力を買われて、ここで「死体処理係」として飼われているわけだ。
主人公は言われるままに死体を解体し、オメガに与える。
胸の悪くなるような日々の中で、主人公はオメガに類まれなる知性が宿っていることに気づく。
オメガは死体の脳を摂食することで、その記憶を取り込むことができたのだ。
オメガは言う。「ある養蜂家の脳を食べたい」
58:
オメガはかつては養蜂所に生まれ、蜂蜜の臭いを嗅いで育った。
彼は暴食と衛生状況の悪さでもう長くはなかった。
今となっては過去に戻ることは叶わないが、是が非でもその甘い記憶に触れたいのだった。
主人公はそれを約束する。
約束すると同時に、ある計画を思いつく。
それはかつて諦めたある数学の定理に関する計画だった。
主人公はかつての友人がその定理の解明に肉薄しているという情報を得ていた。
彼はそれをどうしても手に入れたかった。
それを手にして、数学界に華々しく戻りたかった。
主人公は養蜂家と友人を殺して、友人の脳をオメガに与えた。
数学の定理を解き明かしたら、養蜂家の脳を食わせてやる、という約束だった。
友人の記憶を得たオメガは一心に数式を書きつけたが、
その数式は定理の前提条件になるというだけの不完全なものだった。
主人公が絶望してオメガを見ると、彼は蜂蜜の香りの幸せな夢の中、既に死んでいた。
63:
>>57
いいね
平山夢明は小気味良く後味が悪い
104:
スカイハイ
原作は漫画、ドラマ化もされたので知ってる人多いかもしれんがあらすじ。
不慮の事故や殺人で亡くなった人の魂は「恨みの門」と呼ばれる所にやってくる。
死者はそこで「このまま門を潜り成仏・転生する」「永久に幽霊のままこの世をさすらう」
「誰か一人を呪い殺す。ただしこれを選ぶと永遠の苦しみを味わう地獄に堕ち、なおかつ転生できない」の
三つの選択肢から自分の今後を選ぶことができる。
その中の一エピソード。
ある中年夫婦が突然の事故で死んでしまい、高校生の一人息子が残される。
仲の良い夫婦、仲の良い親子、仲の良い家族だったので両親は息子の行く末を案じ
選択するまでの間息子の様子を見守るが、意外にも息子はさほど気落ちしておらずむしろ淡々としている。
しばらくして今までずっといい子優等生だった息子が突如飼い犬をいじめ殺害する。
驚く両親に恨みの門の番人「イズコ」は元々息子は家族に無関心な父親も
無自覚に支配する母親も大嫌いで二人の死によってそれを外に出すようになっただけ、
最初からそういう性根の持ち主だったと二人に告げる。
それを機に妻は夫に責任を擦り付けあいをはじめ、激しく罵倒する。
その間も息子の行動はエスカレートし、ついに人をあやめてしまう。
やがて選択する時間が訪れ夫婦は自分達が責任をとり息子を殺すと告げるが
イズコは殺すのは一人だけと言い、二人同時に念じて思いが強かった方が
息子を殺した事になり地獄行きとなると提案。
そして結局息子を殺したのは夫で二人は地獄行き(人を殺した者はその時点で地獄行き)
妻はちゃっかり転生の道を歩むこととなった。
終わり
191:
アメリカ南部の町に、成人しても働かず飲んで遊んで暮らしている青年がいた。
青年の家系はどちらかと言えば裕福な方だったが、両親も息子の性格には手を焼いていた。
そんなある日、父親が重い病に倒れ、青年は改心して働き始める。
だが、働き出してまもなく、母親も同じような病に倒れ、青年にこう言い残した。
「お前がこの先、どうしても辛くて仕方がなくなったとき、
この鍵であの部屋の扉を開けなさい。いいかい。できるなら決して開けてはならないよ?」
実は青年が住んでいた家には鉄格子で堅く閉ざされた部屋があり、
青年が何度も進入を試みるも成功しなかった禁断の部屋があったのだ。
「わかったよ、母さん。どうしても辛くて仕方が無い時まで絶対に部屋は開けないよ」
それを聞いた母親は安らかに旅立って行った。その後青年は事業に失敗し、行き詰った。
そして母から渡された鍵を手に取り、禁断の扉を開けた。
そこには天井からロープが吊り下げられ、先には首吊り用のワッカが用意してあった。
「なるほど、オレがマジメに働いて頑張っているのに、母さんの答えはオレに死ねってか。
だがな、オレはあんたの言葉には従わないぜ。オレ流の方法で死んでやるよ」
そう言って青年は短銃を自らのこめかみに当てて命を絶った。
銃声を聞きつけた近所の住人が警察に通報し、警察は青年の家を調べ始めた。
その結果、禁断の部屋の天井裏から100万ドルのお金が発見された。
193:
その話だったらやはり母親の残した
「本当に困った時だけ開けろ」と言われていた
お守り袋の中身が「死ね」だったアレの方が
恐くて後味悪いなあ
母親の意図がどうだったにしろ
201:
>>193
そういうバージョンもあんのか
kwsk
202:
>>201
kwskもなにもまんまなんだけどw一応解説。違ってたらごめん。
育美ちゃんは小学校に上がる前にお父さんを亡くしてしまい
お母さんはその後再婚もせずに働きまくって育美ちゃんを高校は
もちろん、大学にまで入れてくれました。
でも、無理がたたって倒れてしまいました。
それでも身体が良くなるとまた働きはじめて、そしてまた倒れて・・・。
そんなことを繰り返しているうちについに起き上がれない身体になってしまいました。
そして自分がもう長くないと悟ったお母さんは
お守りを1つ育美ちゃんに手渡し、
「ごめんね育美。ひとりでも頑張るんだよ。でも、どうしても辛かったり耐えられなくなったら
このお守りを開けなさい」と言いました。
しばらくしてお母さんは亡くなってしまいました。
育美ちゃんはお母さんに貰ったお守りをお風呂に入るとき以外は肌身離さず持ち歩いていました。
あるとき友達(Nちゃん達)とプールに行ったとき
更衣室で育美ちゃんのお守りの話になり、中を見てみようということになったそうです。
最初は断った育美ちゃんもお母さんが亡くなってからだいぶ経っていたこともあり
まあいいかと思ってお守りの中をのぞいてみました。
するとそこには1枚の紙が折り畳んで入っていました。
なんだこれだけ?と拍子抜けした育美ちゃんがその紙を取りだして開いてみると。
そこには・・・
震えた文字で「育美、死ね」と書かれていました。
今となっては母親の意図は誰にも分からない。
しかし娘がもし「本当に辛くて苦しい時」に開けていたとしたら…?
特にオチらしいオチはないけど、色々想像してもやもやが残る感じ。
208:
>>202
それ、お母さんが外国人で
「shine」(輝きなさい)って書いたのを娘が勘違いしたって話もあったな
その話はお守り開けた時、娘は小学生って設定だった
222:
和田アキオの話題が出てたので思い出した話
ビューティコロシアムっていう外見にコンプレックスのある女性の
過去の悲惨な体験を再現ビデオで見てゲスト芸能人らと話し合い
スタイリストやエステティシャン、時には美容整形外科医の力を借りて
美しく生まれ変わるというコンセプトの番組。
中には本当に整形しなきゃ駄目なくらいのクリーチャーもいたけど(失礼)
大抵は一部にコンプレックス持ってるだけでそこまでひどくないのに
本人がからかわれた過去をずっと気に病んでいるとか
まずは痩せたり清潔感持てよというレベルの人もいたりした。
223:
それはともかく、ある時出てきた女性は小柄で地味でオドオドしているけど
容姿としては全然悪くなかった
悩みは何かというと夫がブスブス貶してきて
「もっとおっぱい大きい女が良かった」だの
「お前のブス面見てたら吐き気するからお面かぶってろ」と
お面被って過ごさせられたりしているとのこと。
それで整形・豊胸手術したいという内容だったが
アキオは「なんでご主人に言い返してやらないの?」と女性の人格攻撃
さらにその場で旦那にTELで確認をとるが
「え?ちょっとした冗談っすよwwww何マジになってんのww」と笑ってごまかす
224:
その後旦那はアキオと「奥さんメンタル弱いですよねーマジになってさww」と意気投合
専門家の先生方も「この場合は整形とか豊胸はすすめられない」と
なって女性がそこでマジ泣きし、どうしても豊胸したいということで
A→Cにはなったと思うが
根本的問題として旦那の今でいうモラハラっぷりや
奥さんの気の弱さがあるのでどれだけ整形しても幸せになったとは思えなくていまだに胸糞悪い
ここまで書いてアキオ別に悪くなかったと気づいたw
でも当時は奥さんに肩入れして見てたから夫もアキオも氏ねと思ってたんだよねw
228:
>>224
いや、アキオ充分悪いと思う。
その旦那のせいで、自分を必要以上に卑下するようになったのに、
旦那と一緒になって相談者を追い詰めるような真似して。
なんであんな人の気持ちが全くわからないような人に、
ご意見番みたいな事させるんだろうね。
テレビに出てまで整形したいって、相当精神的にも弱ってるでしょうに。
304:
精神医学系のあるサイトで読んだ話
大正14年、都内の病院で精神病患者A、Bに対して手術が行われた。
Aの陰嚢を切開してその睾丸を(Aの体から切り離さずに)Bの腕の中に移植するという内容だった。
AB両人は密着したまま身動きできないように縛り付けられ、十日間経過をみるはずだったが、
3日目に縄を噛み切って離ればなれになり、結果として両人とも死亡した。
20世紀初頭の日本でこんなわけの分からない人体実験じみた手術が行われたということも恐ろしいが、
AB本人の承諾を得て行われたものではないこと、
執刀医師はこれが正当な治療行為だと信じていたことなど
いろいろと後味悪い
309:
西村京太郎の短編「我ら地獄を見たり」
うろ覚えな部分が多いので間違ってたらすまん
主人公はある大きなマンションで妻と暮らしている青年
そのマンション群は山を切り開いて建てられたもので、
周囲は豊かな自然に囲まれた静かで住み心地が非常にいい
マンションには同じサラリーマン(以下B)、子供が誕生したばかりのC夫婦、
老後をのんびりと満喫しているD夫婦など、様々な人々がいた。
ある日突然大地震が発生し、住民たちの何人かはマンションの崩壊に巻き込まれて命を落としてしまう。
なんとか九死に一生を得た主人公と他の住民たちは助けが来るのを待つことにした。
しかし土砂崩れで道も寸断されてしまい、自力で助けを呼ぶことはほぼ不可能。
「これからどうしよう」という妻を
「大丈夫、これだけの大災害だ。絶対に助けは来る。それまでみんなで力を合わせて頑張ろう」
と励ます主人公。住民たちは協力し合って食料を調達し、助け合いながら救助を待つことに。
しかし、三日、五日、一週間と時間が過ぎても一向に救助は訪れなかった。
次第に彼らの中の希望が焦りへと変化していく、
情報収集はラジオのみだが、そのラジオから流れるニュースも
主人公たちが期待したものとはほど遠いものだった。
「マグニチュード○○の大地震が関東地方を襲い、犠牲者は万単位に・・・」
「政府はこの地震を南関東大地震と命名・・・」
「日本全国だけでなく各国から次々と義援金が送られ・・・」
「アメリカ軍を中心とする国際救助部隊が結成され、各地に救助を・・・」
主人公はニュースを聞きながら舌打ちする。
「義援金なんてどうでもい、救助部隊がなんだっていうんだ。
全然おれたちのところに助けはこないじゃないか。政府はなにやってるんだよ!」
312:
続き
主人公は口調もだんだん荒っぽくなり、次第につまらないことで妻と口喧嘩するようになる。
それと同じく、他の住民たちの間でも諍いが起こるようになった。
彼らの中はもう諦めと不安、絶望がほとんどを占めつつある状態に。
ついに、人々はわずかな食料をめぐって互いに傷つけあうようになった。
他人を傷つけなければ、犠牲にしなければ自分が死ぬ。力の弱い老人や女性や子供も犠牲になった。
それとほぼ同時に、体力の限界から力尽きて死亡するものも増えてきた。
主人公たちはその「奪い合い」には参加せずに見ているだけだったが、
やられていく「被害者」のほうを見て「自分たちもあんまふうになるならいっそ・・・」
と思うようになった。主人公と妻の体力も精神もほぼ限界に近かった。
川に水を汲みに来た主人公。しかし数日前まで水を汲んでいた川の水は、もう飲めたものではなかった。
その周辺には多数の遺体と血飛沫、血まみれの凶器が散乱していたからだ。
流石に川の水が血で真っ赤に染まる、という状態にはなっていなかったが、
ぷかぷかと川に浮いている遺体が主人公の目に入った。
「あれは、隣人のEさん・・・」
主人公と同じサラリーマンの男性だった。
先日、彼の妻と子供は他の住民に襲われて殺害されていた。
「おれはあんなふうになりたくない、なってたまるか」と言う主人公。
ふと川に写った自分の顔に気づいた。髪が乱れ、髭が伸び放題の自分の顔。
そして普段の自分とは違い、目に光が無かった。その顔は冷たい鬼のようだった。
そのときに妻がそばにかけ寄ってくる。「どうした」と聞く主人公。
「あまりにもおそいから心配で。Dさんみたいなことになってるかもしれないって・・・」という妻。
「Dさん夫婦に何かあったのか?」
「Dさん、隠れて隠していた缶詰を食べようとして、襲われたの。二人とももう・・・」
主人公はため息をつく。まさか温厚で心優しいあの二人がそんなことになるとは・・・
「それで、あなたもまさか同じように・・・」
「シッ!」
思わず主人公は妻の口をふさぐ。誰かが近くに来た。二人は急いでがれきの陰に隠れる。
315:
それはBと何人かの住民だった。彼らの顔はみな冷酷な鬼そのものだった。
普段の穏やかで紳士的な顔つきとは全く違うBの顔を見た主人公は悟った。
「あいつらはもう人間じゃない。俺も同じようになりつつあるな」
マンションの近くに戻った主人公と妻は、食料を探すもののもう残っていない状態だった。
このときの主人公は、自分よりも妻のほうが気がかりだった。妻はもう限界に近い状態である。
無理もない。最後に何か口にしたのがいつか覚えていないほどだ。
なにか、なにかないか。そんな主人公の耳に悲鳴が飛び込んできた。
悲鳴の方向を見ると、悲鳴の主であるC夫人とBがいた。
BはC夫人からミルクを奪っていた。
「返してほしい、子供が死んでしまう」と懇願するC夫人。
しかしBは「お前の旦那もガキももうくたばってんだよ」とC夫人を足蹴にする。
C夫人は狂ったように喚きながら、横になってぴくりとも動かない夫のCにすがって泣き始めた。
そして、これまたぴくりとも動かないわが子を抱き、ふらふらと川のほうに歩いて行った。
316:
オーバーしてもうた・・・
主人公の精神状態はもう切れかけていた。気づいたら、主人公はBの手からミルクを奪っていた。
「妻を助ける。他人はどうでもいい。やられる前にいっそ・・・」
主人公は隙を見て奪ったミルクを持って走った。そのあとを鬼の形相で追いかけるBとその仲間。
隠れ場所になんとかたどり着き、半分ほどミルクを飲んだあと、妻にミルクを渡す主人公。
「残りはお前が飲め」と妻に言う主人公。しかし妻は硬直したまま動かなかった。
「どうした、早く飲めよ!」自然に怒鳴るような声になる。
妻の目にはもう夫の姿は見えていなかった。
「いいから飲め!!早く!!!さっさとしろ!あいつらが来る」
怒鳴り声を妻に浴びせる主人公。妻の目に映るのは夫ではなく、Bたちと同じ顔の「鬼」であった。
なんとかミルクを飲んだ妻だったが、そこへBたちがやってくる。
「この野郎、全部のんじまいやがった!」「殺せ!」「死ね!」
急いで逃げる主人公と妻、しかし足がもつれ転んでしまう主人公。
追いついたBたちは容赦なく主人公に襲いかかる。
何か硬いもので殴られ、意識が飛ぶ感覚に見舞われる主人公。
「俺は死ぬのか」と思った主人公だったが、ふいにぴたりと攻撃がやんだ。
なんだ・・・と思っている主人公の意識がしっかりしていくうちに、バリバリという爆音が耳に入ってきた。
自衛隊の大型ヘリだった。主人公も、妻も。
Bも、その仲間も、他の住民たちも呆然とそれを見上げている。
ヘリが着陸し、中から自衛官が降りてきた。
自衛官は周囲を見回しながら、「ここにいるのは、あなたたちですか?」と質問した。
「ええ、生存者はこれだけです。他の者は、皆地震で亡くなりました」と落ち着いた口調で答えるB。
その顔は、普段のサラリーマンの顔に戻っていた。
読んでてどうしようもなくもやもやした気持ちになった。
やっぱ人間って極限状態だとこうなるんだろうなとぞっとした。
318:
怖い!面白かった
321:
Bの変わり身の早さが怖い…
何事もなかったようにただの被災者として生きていくのかな?
でも災害での死亡と他者による死亡なら遺体にも違いがあるよね
322:
>>321
こういう場合って、「仕方ない」で黙殺されちゃう場合も多いのかも…
人間、あまりに醜い自分たちの弱点には
目を向けたくなくなってしまうものなんだ…(^^)
そこがオカルト、そこが後味の悪さ。
「臭い物にはフタをする」で、葬られた無念や感情の行場の無さ…
更には、加害者本人の深層に潜む罪悪感………
339:
学生時代に国語の教科書に載ってた「公然の秘密」って話。
とある街で「用水路には子象がいる」という「公然の秘密」があった。
もうとっくに死んでしまったものと思われていたが、ある日そこから出てきてしまう。
あちこち腐りかけ、痩せてハリボテのような子象は食べ物を求めて街をうろうろする。
そんな子象を住人は見て見ぬ振りして誰も手を出さなかった。
そのうち一人が子象に向かってマッチを投げる。
美味しそうに食べる子象を見て次々とマッチが投げられる。
そのうちライターや火の着いたマッチも投げられ、
子象が燃えていくのを人々は遠巻きに囲んでただ見ていた。
子象がそこにいる理由とか、街の事情とかなにも分からないから
ただ残酷な住人たちとしか思えずもやもやする。
341:
>>339
それ授業ではやらなかったの?
そんな話で作者は何が伝えたかったのでしょうとか訊かれたら半笑いするしかない
342:
>>341
一応やったけど、あまり詳しくやらなかった気がする。
ごめん、何年も前だし国語の授業大嫌いできちんと受けてなかったから記憶が薄い。
406:
最近ジブリ映画観て思い出したから書く。うろ覚え
個人製作アニメ『秘密結社 鷹の爪』の劇場版
世界征服を目論む悪(相対的な悪)の秘密結社「鷹の爪団」
団員は、理想主義ダメオヤジ「総統」、
口先だけ強い戦闘主任「吉田」、
カレーライスからスクーターを造れる天才科学者の可愛い熊「レオナルド博士」、
無能扱いされている契約社員「フィリップ」、
身元不明の超能力少年「菩薩峠君」の5人
鷹の爪団の世界征服の野望は、悪徳ヒーロー「DXファイター」によってことごとく阻止されていた
ある時、「フェンダー・ミラー」という極悪人が世界に宣戦布告、
世界征服へと乗り出し、圧倒的な武力と科学力で世界征服まであと一歩というところまでいく
鷹の爪団とDXファイターは一時的に共闘することでフェンダー・ミラーを打ち倒した
劇場版は、それから数ヶ月後の話
かつて、レオナルド博士は人間を一時的に老化させる装置を発明していた
吉田や博士はその装置で問題なく老人(博士は何故かパンダ)に成ったのだが、
フィリップだけは何故か一時的に墓石になってしまった
やがて墓石に刻まれていた命日が近づき、総統はフィリップの身をあんじる
そこへ鷹の爪団の秘密基地の拠点の借家の大家であるババアが現れ、滞納している家賃を要求してきた
銀行で融資を受けようとした総統はDXファイターにカツアゲされ、
追い詰められた総統は夜逃げを決意、レオナルド博士に「夜逃げマシン」というトラックを造ってもらう
鷹の爪団が夜逃げマシントラックに乗り込んだ直後、
大家のババアがまるでホラー映画の怪物の様にフロントガラスに張り付いてきた
「夜逃げなんて許さないよー!!」大家は車体を何度も殴り付けて破壊しようとする
鷹の爪団は恐怖からトラックを発進させ、
「あの大家なら死ぬことはない」という理由で大家を車体から全力で振り落とそうとする
その結果、レオナルド博士が発動させてしまった
緊急用ロケットエンジンの噴出によって夜逃げマシンは大気圏を突破、宇宙空間へと放り出される
夜逃げマシンは大気圏突破は出来ても突入は出来ない仕様であり、
地球への帰還は絶望的であった
407:
宇宙空間をトラックで漂いながら、
総統は「フィリップが死ぬというのは、このことだったのか」と悟る
一同が悲観していると、巨大な宇宙要塞の様なものに遭遇する
それは、「人類の永劫的平和」という理想を掲げ、
宇宙空間でしか発明できないものを研究する施設「ピースボール」であった
鷹の爪団はピースボールに向けて必死に泣き顔を向けることで救助され、衣食住を与えられる
総統はそこで施設の職員である「岡村和夫」という青年と出会う
20年ほど前、総統は世界征服を決意した折に妻と喧嘩して離婚し、
一人息子である「和夫」と生き別れていた
総統は和夫青年こそが自分の生き別れた息子なのではないかと考えるようになる
その後、迷子になった菩薩峠君を探していた鷹の爪団は、
施設内で密かにフェンダー・ミラーのクローンが培養されているのを目撃する
「このピースボールは何か怪しいぞ」
鷹の爪団は和夫青年に会いに行き、その事実を伝えるが、和夫青年は何も知らない様子だった
施設内の自分達の部屋に戻った鷹の爪団だったが、そこで催眠ガスによって眠ってしまう
鷹の爪団が目を覚ますと、武装した兵士達に包囲されており、
そこには死んだはずのフェンダー・ミラーがいた
フェンダー・ミラーは体をサイボーグ化することで生き延び、
ピースボールを使って再び世界征服を目論んでいた
鷹の爪団は「夜逃げ過ぎて宇宙に飛び出した」と必死に弁解するが、
フェンダー・ミラーは「鷹の爪団が世界征服の計画を察知して阻止しに来た」と誤解しており、
鷹の爪団を処刑しようとする
そこへ大家のババアが現れる
夜逃げマシンのバーニアの噴出をモロにくらってこの世から消滅したかに見えた大家だったが、
実は車体に張り付いたまま付いて来ていたのだった
大家は敵の兵士達を瞬殺、総統に殴りかかる。
鷹の爪団と大家は夜逃げマシンで再び宇宙空間へと逃げ出す
フェンダー・ミラーは再び世界に宣戦布告し、世界とフェンダー・ミラーの戦争が勃発
世界各国はピースボールへと攻撃を開始するが、ピースボールの防衛性能は完璧であった
フェンダー・ミラーは開発したばかりの「老人化光線」を地球に発射。世界は壊滅状態に陥る
408:
それと前後し、夜逃げマシンは巨大宇宙船へと変形(博士曰く、
百円ショップの商品で造った)、大家の操縦する宇宙船は高でピースボールへと特攻
総統とフィリップは施設内に進入し、フェンダー・ミラーの計画の阻止を試みる
レオナルド博士と菩薩峠訓と大家は「女子供だから」、
吉田は「今朝便してない」という理由で夜逃げマシン内に残った
総統達は和夫青年と再会して助けを求め、
和夫青年は「動力炉を破壊すれば何とかなる」と総統達を案内する
道中、総統は和夫青年に家族のことを質問し、和夫青年は父の記憶を語った
「母曰く、父は僕が幼い頃に死んだそうです。でも、嘘だと思います。母は父を憎んでいましたから。
 僕が微かに覚えている父は優しい人でした。きっと今もどこかで生きていると思います」
総統は涙ぐみ、容姿や性格などから和夫青年が生き別れた実の息子であるのだと確信する
総統は和夫青年に事実を告げようとするが、その瞬間に敵兵士が現れる
フィリップは敵の撃った老人化光線によって墓石にされて死亡、総統は捕らえられてしまう
フェンダー・ミラーの前に引き出された総統は、
そこで和夫青年がフェンダー・ミラーの忠実な部下であり、
鷹の爪団の監視役のスパイであったことを知る
処刑されそうな最中、総統は自分が実の父であると和夫青年に告げた
和夫青年は動揺し、やがて総統が実の父であると信じて狼狽する
そして、和夫青年はフェンダー・ミラーに向き直って言った
「フェンダー・ミラー閣下、お願いがあります・・・。この男を・・・この男を僕に殺させて下さい!」
和夫青年と母は、家庭を顧みない父と別れてからよほど辛く苦しい生活を強いられたらしく、
和夫青年は父を激しく憎んでいた
てっきり和夫青年が助け船を出してくれるものだと思っていた総統はショックを受けた
フェンダー・ミラーは決闘を承諾
総統はライトセ○バーを持たされ、和夫青年と斬り合う事になる
409:
決闘の最中、和夫青年は憎しみの想いを叫んだ
「俺は、俺と母さんを捨てた親父を殺したいと思っていた。しかし、親父の居所は分からない。
 だから、俺と母さんを苦しめた世の中全てに復讐することにしたんだ。
 それを可能にしてくれるのが閣下なんだ」
総統は「世の中、誰もが辛いことや悲しいことを抱えて生きている。自分一人が不幸だと思うな」と
和夫青年に語りかけ、
「お前は元々優しい子だった」と幼い頃の和夫のエピソードを語り、
最期に涙ぐみ「今日だけは父親らしいことをさせてもらう。…この大馬鹿者!」と和夫青年を殴り飛ばす
総統は泣き、殴り倒された和夫青年も泣いていた
「父さん…俺…父さんに謝らなきゃ…」
「いいんだ和夫。ワシも悪かった。やり直そう、もう一度家族で暮らそう。○○子にも連絡しよう…」
「何言ってるんだよ父さん…。母さんの名前は××子だろ」
「あれ…? そうだったっけ? 母さんの旧姓はたしか岡本○○子だった気が…」
「母さんの苗字は“岡村”だよ…。俺、初対面で“岡村”って自己紹介したよな…?」
「岡村と岡本…あ、似てるな…」
「おまえ…………。この後に及んで人違いかよ! 俺お前に泣きついちゃったじゃねーかよ!」
「いや…、でも本当に子供の頃の和夫にソックリなんじゃよ!」
総統、和夫青年に幼い和夫の写真を見せる
「……全然似てないよ!」
「あ、言われてみると確かに似てないな…」
「よくも俺の世界征服を茶番劇にしてくれたな!」
フェンダー・ミラーの義手がライトセ○バーに変形し、総統に襲い掛かる
総統は咄嗟にフィリップの墓石を盾にして身を守る
「普段は役に立たん奴だったが墓石になったとたんに役に立ちおる」
しかし、フェンダー・ミラーのライトセ○バーはフィリップの墓石を焼き切って貫通、
総統は絶体絶命の危機に陥るが、咄嗟の機転によってフェンダー・ミラーを倒すことに成功する
鷹の爪団は無事地球の拠点へと帰還し、フィリップの御通夜を行なった
御通夜の後片付けの最中、総統は吉田に重い物を運ぶ手伝い頼んだ
吉田は自分が受け持っていた部下である契約社員のフィリップの死亡届を書いている最中であり、
書きかけの死亡届を置いて総統の手伝いに行く
死亡届にはフィリップの本名が記されていた
“岡本和夫”
410:
>>406
乙乙乙
文章うまいなー
後味とかどうでも良いくらい面白かった
416:
>>409
後味悪っ!ギャグアニメなのに!
439:
昔読んだ少女漫画。うろ覚えな上、既出かもしれませんが。
主人公は中学生の女の子、友人も多く部活では憧れの先輩もいて楽しく過ごしていた。
そんな主人公にはずっと入院生活を送っている、詩を書くことが趣味の親友がいる。
主人公は親友に会える時間を楽しみにしており、学校帰りには病院へ毎日通っていた。
ある時主人公は親友から自作の詩を見せてもらうと、
「すごいじゃん!応募してみたら賞をとれるかもよ!」と思わず言ってしまうほどの出来。
その夜主人公は憧れの先輩に少しでも振り向いてほしくて、
親友から見せてもらった詩をそのままパクって、次の日学校で皆に見せびらかしてしまう。
少し親友に対して罪悪感はあったものの、これぐらい良いよねって感じの軽い気持ちで。
思った通り先輩は「こんな素晴らしい詩を書けるなんて!」と主人公をべた褒め。
440:
しかし数日後、主人公に詩を誉められて嬉しかった親友は
詩をコンクールに応募、見事に賞をとる。
それがなんと新聞に載ってしまい、主人公の友人達は
「親友に詩をパクられたんじゃない?許せない!」と激怒。
本当のことを言い出せない主人公は焦ってしまいその場から逃げてしまう。
友人達は親友の入院先の病院へ突入。
「本当のことを言いなさい!あなたが主人公の詩をパクったんでしょ!」
親友はすべての状況を把握、本当のことは言わずにただ
「うん、ごめんね。賞は取り消してもらう」と。
場面が変わって学校近くの池では、主人公が入水自殺をしていた。
450:
>>439
現実でも似たような話があったのを思い出した
中学生の女の子が詩でいくつも賞を取ったけど、
ほとんどの作品がネットからのパクリだったという
今どうしてるんだろうなあ
案外ケロリと忘れて生活してるかもしれないけど
454:
>>450
確かお詫びが発表された日がその盗作した子の誕生日だったんだよね
その日どんな気持ちで過ごしたんだろう…
444:
昨日のアンビリバボーが微妙だった。
巨大ハリケーンによってポニーが行き場を失っていたのを
ボランティアのおばさんが引き取ったんだけど
厩に入れてるのをおばさんが同じく保護してた犬が襲撃。
内臓が飛び出て、足の肉がえぐれてる状態でポニーは発見されたが一命を取り留めた。
でも馬は義足になってしまった。
見た目も凶暴そうな犬なのに「いつもは大人しい犬なのよ」とおばさん言いわけ。
そのエピソードを病気で義足になった少年に
「このポニーも壮絶な過去があって、でも頑張ってるのよ」と感動話として語る。
馬を毎週病院に派遣して子供たちに勇気を与えているとしめくくる。
馬がこんなふうになったのは、ちゃんと動物を繋いで管理してなかった
このおばさんのせいなのによく言うわwwと。
しかも金取ってたら最悪だ。
446:
>>444
中途半端な善意ってタチが悪いね。
461:
>>444
自分も見てて、え?おばさんの飼い犬かよ…って思ったけど、
その犬も馬と一緒で、震災で飼い主と離れてしまった犬だったんだよね。
飼い主と離れたストレスが…とか言ってた。
でも繋いどけよって思うけど。
503:
「亭主元気で犬がいい」って漫画も犯罪絡みの後味が悪い話だ
強盗殺人犯の妹のマリは世間からの差別を苦に自殺しようとしたが
大学教授の連太郎に助けられ彼の優しさに魅かれて結婚する。
しかし遺族の老夫婦は彼女の幸せを許さず、復讐として連太郎を殺すが
連太郎は犬として生まれ変わりマリの元に帰ってくる。
という話なんだけど
・犯人だけでなく妹やその夫まで復讐対象にする
・表面上はマリに優しくしつつ連太郎殺しの犯人を
 マリの母親だと思わせるよう誘導し親子で殺し合わせようとする
(母親は兄を溺愛しており兄を擁護しないマリを憎んでいると思われていた)
などしてきた老夫婦が怖かった。
504:
>>503
先日実家で読んだ古いマンガの新刊お知らせにそのマンガが載ってて、
犬??と思ったから覚えてた。
そんな話なのか・・・。重すぎる。
506:
>>504
完結したみたいな書き方になっちゃったかもしれないけど漫画自体は続いてるよ
徳弘正也らしくシリアスな中にもギャグが多いから読みやすい
今は犬になった連太郎の知恵を借りつつマリが探偵事務所で働く話になってる
557:
思い出してしまった
高校時代、今みたいにゴミの分別にうるさくなかった頃の話
うちの高校のゴミは燃えるものは一括して校庭の隅に集められ
それを用務員さんが焼却炉で燃やしてくれていた
中には空き缶とか捨てる奴もいたが、数としては少ないしあまり問題にはならなかった
しかし当時ちょうどエイトフォーとかスプレー式の制汗剤が出始めて
使い終えたらそのままゴミ箱に捨てる奴が増えてきた
通常の燃える用のゴミ箱は各教室にあったけど缶用は売店の自販機前にしかなかったし
スプレー缶を入れるようなものはそもそもなかったように思う
そして案の定と言うか、用務員さんが焼却炉にゴミを入れたら
爆発する事件が発生し、学校側はスプレー缶は持ち帰るよう通達を出す
しかし隠れて捨てる奴は後を断たず、そのたび注意されるが
やはり何週間かに一回は起こるんだな
そしてある時、かなりひどい爆発が起こり用務員さんが大火傷した挙げ句
片方の耳が聞こえなくなるまでになったらしい
ちょうど夏休みの最中で有耶無耶になったんだが辞めざるをえなくなったとか
それ以降はさすがに同様の事件は起こらなくなったけれど
バカ学生のせいで障害を負わされた用務員さんが気の毒すぎる
保険がなんかは降りるんだろうけど犯人は不明でそいつはのうのうとしてるわけだ
部活生には違いないけど
559:
焼却炉で燃やすっていうのが時代を感じるなぁー
561:
そんなにたびたび爆発してるのに自分で分別しない用務員の怠け癖が後味悪いな
562:
>>561
確かに・・・
怠け癖は言いすぎかもしれないけど
不注意というかズボラというか。
高校生に棄てるなと言っても棄てる人は棄ててしまうよなぁ。
672:
小説「プリンセス・トヨトミ」
3人の会計検査官が大阪に調査に向かった。
実は大阪は「大阪国」という国で、それなのに日本国から年間5億もの助成金を受け取っていた。
その昔家康に滅ぼされた秀吉の子孫を守り続けること、それだけが大阪国の存在理由で、
しかも守られている当人はそんなことは露も知らないのである。
現在それに該当する少女が、友人の少年を守ろうと
やくざ事務所に乗り込み暴れたため警察に連れて行かれた。
すわ一大事と、大阪国のいたるところに「目印」が設置され、大阪国民は続々と大阪城に集合した。(集まるだけでとくになにもしない)
その目印のひょうたんやらライトアップやらの維持に5億もの金を費やしていたのであった。
結局少女は無事に解放され、大集結を目撃したよそ者達もうまくごまかされ、証拠隠滅された。
検査官のなかでも最も厳しくなにがなんでも税金の無駄遣いは阻止するぞ的な男さえもが
自分の亡き両親も大阪人だったためか、大阪国のことには目をつぶることにした。
ばかばかしいがスケール大きくて面白い話もあるがこれはだめだ。
大阪人ならおもしろいんだろうか。
こんなどうでもいい大阪国民(男だけが大阪国民になれる)の自己満足のためだけに、
これからも億の税金が投入されるというわけだ。
ものすごく後味悪い。
674:
>>672
現実にはもっと後味悪い助成金をお隣の国に支払ってるよ。
677:
>>672
ちょ
そんな面白い映画だったの!?見たくなってしまった。
いや?程度の違いはあれ、それに似た話って結構あるよね。
それで思い出した話。
子供の頃に読んだ経済小説(背伸びしてた)なのでウロです。
768:
キリンヤガってSF小説中の短編「空にふれた少女」
舞台はアフリカの絶滅危惧部族を復活させる為に用意されたキリンヤガって惑星
そこではその部族が昔ながらの習慣を守って暮らしている
短編の主人公の少女は好奇心旺盛で利発な女の子。
少女はふとしたきっかけで「文字」というものを知ってしまう。
しかしその部族では女が読み書きすることは禁じられていた。
だが一度知識の扉を叩いてしまった少女が抱く「文字」の魅力は抗いがたく
祈祷師が読み書きする行為禁じると彼女はコンピュータを使って新しい言語を作り出してしまう。
祈祷師は彼女の才能に感嘆を覚えながら、あえて部族の伝統を重んじ、
このまま読み書きをしようとするならキリンヤガには置くわけにはいかないので
他の星で暮らすように薦める。
だがキリンヤガで生まれ育った少女はキリンヤガを愛していて
別の世界では到底生きていけないという。
けれど一度知った喜びは捨てられない。
キリンヤガか、文字か。
次の日彼女は首を吊った。
769:
>>768
コンピュータ出てきて吹いた
776:
>>768
面白かった
どちらも捨てられないから死ぬって感覚はわからないけど
頭いい設定だからただの思考停止ってわけではないのか
780:
>>776
読み終えてかなり経ってから
少女が自殺と言う概念を知らなかったにもかかわらず
首吊りという死に方を発明したんだなと思って更にその死が惜しまれた
※キリンヤガの世界では若い世代は外の世界を知らないし
病にかかっても原始的治療しかできないので死亡率が高い
だがよその星への移住は認められていて、呼べば1日で迎えの宇宙船が来る
777:
>>768
記憶が少しだけよみがえったわ。
胸糞悪さの少ない、なんというか切なさが尾を引くような
深ーい後味の悪さが秀逸な短編集だった。
うろ覚えすぎて他の話を紹介できないのがもどかしいけど、
部族の掟に従わない、外部の女性との軋轢みたいな話が
一番印象に残ってる。
780:
>>777
あれだけの犠牲を払ってまで祈祷師が純粋な民族文化を守ろうとしたのに
結局外からの文明にキリンヤガは汚されていくんだよね
祈祷師が賢いだけに(外の世界で育った)
人道や信仰や生き方のバイリンガルに行き詰ってるのがきつい
一つの文化を守る(それが不便でも外から見て悪習でも)
という信念を曲げることができないし
部族の誇りがアイデンティティの祈祷師のラストが切ない
772:
長谷川博一著「殺人者はいかに誕生したか」
にのっていた愛知でおきた小学5年の息子をせっかん死させた母親の事件が後味悪かった
犯人である母親M子は子供時代父親から虐待を受けていて、
それがトラウマになり精神状態がひどく不安定だった。
彼女はパート先で同年代のS子と出会い仲良くなる。彼女は積極的に近づいてきて
「私たち親友よね」などとなれなれしく言ってきた。
普通の感覚の人は怪訝に思うところだが、
対人関係が苦手で友達のいなかったM子はとても喜び二人は親密になる。
家に招待するとS子は自分の子供を連れて入りびたるようになり夕飯を食べていくようになる。
さらに欲しいものがあると「これくれない?」と言って持って行ってしまう。
M子は夫と不仲で家庭内別居の状態だった、そこへS子は男性の写真を見せて
「この人、あなたが好きだと言っている、ぜひ手作りのお弁当が食べたいって」と言うと
自尊心が低いM子は「私を好きになってくれる人が!」と有頂天になり毎日昼食の弁当を作ってS子に渡した。
さらに「この人会社の経営が大変みたい」
「身内に不幸があったから香典を」などと次々に現金を
要求してくるようになりM子は疑うことなく払い続けた。
もちろん全て嘘で弁当はS子がしっかり食べていた。
773:
あるときM子の長男(後の被害者)がS子の子供の面倒を見なかった、というのがきっかけで
S子は長男に憎しみを抱くようになり、M子のしつけに介入してくるようになる。
しつけが甘い、もっと厳しくするべきだ、そのうち悪い子になると脅すようなことを言う。
そのうち家の中でトラブルが起こりだした。
子供部屋に赤いペンで「みんな殺す、死ね」と書かれる
長男の机の上に包丁が置いてある、部屋が水浸しにされる、家の物が無くなり長男の机から見つかるなど。
S子はそれを見て「私の言うとおりにしないから!甘いとますますつけあがる」と言い放ち
M子はすっかりそれを信じてしまう。しかしそれらの悪事はすべてS子の仕組んだものだった。
息子を精神病院に連れて行きS子と二人で長男の悪事を並べ立てると長男に「行為障害」の診断が
下った。
もはや微塵もS子を疑わないM子にますます助言はエスカレートしていき
「一緒にいると家族が危ない、ベランダに出して家には入れるな」と命令されM子は従う。
自力で脱出する長男に困りS子に相談すると
「まだまだ甘い、逃げ出さないようにテープで縛るのよ」と言われ手足を縛り、
長男が暴れるとまたS子に相談し全身ぐるぐる巻きにするように言われる、
睨んで怖いと相談すると目にも張れと言われ結局S子の命令に全て従った。
そのまま3日放置された長男がついに息絶えると、あわてたM子はS子に電話で伝える
「私に任せろ、うまくやってあげる、私の事は黙っているように」
774:
現場の異様さにすぐに母親のM子は逮捕されるが
彼女は指示された通り誰にもS子の事を話さなかったため
単独犯ということで捜査が進み裁判にかけられた。
だが供述の不自然さやつじつまの合わないことが多く
裁判は迷走したがカウンセリングや治療を受けたM子が
1年近くたってようやくS子の存在と関与を明かした。
そして判決は懲役2年6月の実刑が下り判決理由の中で
『第3者(S子)が主導的な役割を果たした』と認められ
それを受けて警察はS子の取り調べを始めるが証拠不十分のためS子の起訴にまでは至らなかった。 
本に載っていた部分はこれだけで
「夫(父親)」は何してたと思われる人もいるかもしれないので自分で調べたら
当初共犯者として逮捕されたが、犯行に加わってはいなかったとしてすぐに釈放されたらしい
縛られた長男のテープを取ったこともあったが
M子に激怒されてそれからは見て見ぬふりをしていたという。
775:
>>772

うっわーマジで後味わりぃ
ゲロ吐きそう
77

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