【SS】三船美優は青が好きback

【SS】三船美優は青が好き


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これはモバマスssです
2: 以下、
 女心と秋の空。
 俺は今、その言葉の意味を痛い程痛感していた。
 天高く青に晴れた十一月のとある日の、コートを着ていると少し暑いくらいのおやつの時刻頃。
 オフの重なった担当アイドルであり恋人の三船美優と共に、二人並んで自然公園を歩いていた時の事。
 さっきまで笑顔だった筈の美優さんの表情が一瞬にして沈み、なかなか浮上しないのだった。
 他愛の無い会話どころか、個人的には褒め言葉だったつもりなのに。
 自意識過剰でなければ、美優さんが良い反応を返してくれる筈だったのだが。
 と言うことはつまり、俺の言葉が褒め言葉になっていなかったのか。
 それとも彼女にとっては期待していたものと違ったのか。
 久し振りのデートだった為、美優さんはかなりお洒落をしてきてくれた。
 いや勿論、普段からお洒落な格好をしているとは思っているが、今日は一段と。
 それに対してそれとなく意見を求められた俺が「良いですね、今のままで写真集の一ページに出来そうですよ」と割と悪く無い褒め方をしたと思っていたのだが。
 そのまま美優さんは機嫌をマイナスに寄せ、表情を曇らせた。
 何が悪かったのか分からない俺は訂正だったり別の方向からフォローを入れようとしたのだが、尽く不発に終わっている。
 時折顔を輝かせるが、それもつかの間気付けば沈む。
 多分俺に何かしらの非があることは分かっているが、幾ら何でも振り子運動をしすぎじゃないだろうか。
 果たしてこの場合、直接尋ねていいのかどうか。
----------------------------------------------------------------------------
3: 以下、
「えっと、美優さん……その、すみません」
「……何が悪いのか、分かって謝ってますか……?」
 言葉に詰まる。
 もう少しこう、手心というかヒント的なものを出して欲しいと思わなくもない。
 だが確かに、理由も分からず謝るだけで済ませようとしたのはよろしくなかった。
 より一層影を強くする美優さんの表情を見て、俺もまた更に申し訳なくなった。
 それでも。
 繋いだ手を離そうとはしない。
 きっと、当てて欲しいのだろう。
 きちんと理由を理解した上での謝罪をすべきなのだろう。
 多分もう引っ込みがつかなくなって今に至ってるんだろう。
 美優さんの為にも、俺は答えを探す。
「……取り敢えず、何か食べませんか?向こうに丁度クレープの屋台が出てますし」
「……食べ物で釣れるなんて……私、そういう人に見えてたんですね……」
 またヘマを踏んだ。
 いやでも一回切り替えるのに丁度良いと思ったのだが。
 ダメだったのだろうか、甘いもの作戦。
 うん、大人の女性に対して取る手段では無かったかもしれない。
 ……いや、案外いけるかもしれない。
 店に近づくと、クレープの香りが流れてきた。
 少し熱気を持った甘い香り。
 それは当然美優さんの元へも届いており、彼女の食欲を擽る。
 クレープを片手にすれ違うカップルの手元を見ている姿は、少し微笑ましい。
「……俺、一緒にクレープ食べたいです。ダメですか?」
「……仕方ありません……貴方が、そこまで誘うのなら……」
4: 以下、
 二人で公園のベンチに並んで、出来立てのクレープを頬張った。
 美味しいもの、甘いものの魔力は物凄い。
 さっきまで沈んでいた美優さんの表情を一瞬にして蕩かす。
 今回限りしか使えない手だろうが、次以降こんな状態にするつもりはない。
「それで、その……俺、多分変なこと言っちゃってたと思うんです……今後の為にも、教えて貰えませんか?」
「あ……えっと……私も、少し意地を張ってしまったと言いますか……」
 ある程度気持ちが落ち着いてきたのか、今度は低姿勢な謝り合いになってしまった。
「その……せっかくのオフで、二人きりだったのに……お仕事で例えられてしまったのが……少し、残念で……」
「あー。ほんとすみません、どうにも抜けきらなくて……」
 確かにその通りだ。
 せっかく二人のオフが重なった日だったのだから、仕事とは完全に切り離すべきだったのに。
 ワードワードとは言え仕事に関連する様なのは、褒められても確かに嬉しくないかもしれない。
 何故さっさと気付けなかったんだ、と己を戒める。
5: 以下、
「私こそ……そんな事、気にしなければ良かっただけなのに……ごめんなさい、面倒な女で……」
 本当は、もっと素直に仲良く過ごしたいのに、と。
 そう続ける美優さんの表情は、また曇ってしまっていた。
「……よしっ。クレープ食べて、仲直りしませんか?」
「……ふふっ、既に食べてるのに」
 そう言いながらクレープを齧る美優さんを写真に撮りたくなるが、今はやめておこう。
 いっそスマホの電源は切っておこう。
 どうせ今日はオフだし、事務所から連絡は来ないだろうから。
 俺も耐えられず、クレープに噛り付いた。
「ふふっ……あ、口元にクリームが付いてますよ」
「クレープを上手く食べるコツが知りたいです」
 よく美優さんは口を全く汚さずクレープを食べられるものだ。
 育ちの違いなのだろうか、場数の違いなのだろうか。
 ……いや、アイドルなのだからその辺はかなり気を使っているのだろう。
「いえ……貴方には教えてあげません」
 断られてしまった。
「え、なんでですか」
6: 以下、
「だって……」
 一瞬にして、お互いの唇の距離が0になり。
 俺の口元を、美優さんが優しく舐めとった。
「……ふふっ……それを理由に、貴方にキスが出来なくなってしまいますから……」
 ……お互い顔が赤くなる。
 不意打ちのキスはずるいだろう。
 そのセリフもずるいだろう。
 そしてそんか恥ずかしそうな表情をする美優さんが、一番ずるかった。
「……もう少し汚く食べれば良かったですかね」
「それはダメです……食べ物ですから」
 めっ、という表情で叱られてしまった。
 うん、めちゃくちゃ可愛い。
 今度もう一度やってもらって待ち受けにしよう。
 ……尚更ダメって言われる気もする。
「……あ、えっと……私、貴方のクレープも食べたいです」
「ん、はいどうぞ」
 クレープを渡す。
 ……なかなか受け取ってくれない。
7: 以下、
「食べないんですか?」
「……あ、あーん……」
 顔を真っ赤に染めて、此方に小さく口を開ける美優さん。
 ……なるほど、なるほど。
「は、早くして下さい……とっても恥ずかしいんですから……」
「あっ、はい。それじゃ……はい、あーん」
 恋人定番のあーんをする。
 やった事がある人なら理解して貰えると思うが、あーんは食べる側より食べさせる側の方がよっぽど恥ずかしいものだ。
 照れ隠しに目を逸らしながら、美優さんにクレープを食べさせる。
 周りに誰もいなくて良かった、本当に。
「……んっ……ごちそうさまです」
「めっちゃ恥ずかしいですねこれ」
 やった事が無い訳じゃないが、未だに慣れない。
 これが慣れる日はくるのだろうか。
 ……いや、こない方が毎回新鮮で良いかもしれない。
「それでは、私からも……は、はい……あーん」
「あーん」
 有無を言わせず食べさせられた。
 ん、美味しい。
 俺もいちごソースにすれば良かった、なんて。
 多分食べさせて貰ってるから、余計に甘く感じるんだろう。
「……ありがとうございます」
8: 以下、
「あ、また口にクリームが付いてます……私が、取ってあげますから」
 再び、唇の距離が0になった。
 しかも今回は、割と大人なやつだ。
「んっ……ちゅ……んちゅ、んっ……んん、くちゅ……ん、ふぅ……」
 お互いの味を堪能する。
 さっきまでクレープを食べていたから、キスはとても甘かった。
「綺麗に食べてたつもりだったんですけど、難しいですね」
「えっと……その、本当は……口の周りにクリームなんて付いてませんでした……」
 ただ、キスがしたかっただけで……
 その一言で、その表情で。
 俺は何度目かの恋に落ちた。
 なんだ、この可愛い女性。
 あ、俺の恋人だ。
「ですから……未来の分、という事で……」
「……また、クレープ食べに来ましょうね」
「はい……っ!」
 明るい、素敵な笑顔。
 ついさっきまで喧嘩気味だった事なんて、完全に忘れていた。
9: 以下、
 そのまま二人でのんびり園内を散歩し、時折ベンチで休憩しながら喋り。
 あと割と高頻度で、きちんと人がいないタイミングでキスを重ねて。
 気がつけばもう太陽は完全に沈んでいた。
 楽しい時間は、幸せな時間は本当に一瞬だ。
 閉園まで、あと1時間くらいらしい。
 園内に人はもう殆ど残っていなかった。
 昼間は少し暑いくらいだったのに、今は風が吹くと少し冷える。
 桶屋だったら儲けられたのに、なんてアホなことを考えてしまう。
「美優さん。腕、組みませんか?」
 ずっと繋いでいた手を一度離し、より密着する為腕を組む。
 たったそれだけで、なんだか身体が温まった。
「……次は、いつになるのかしら……」
 ぽつり、と。
 美優さんがそう呟いた。
 職業柄、お互いのオフが重なる事は少ない。
 頑張って調整しようとしても、なかなか上手くいかないもので。
 
「……せっかくですし、思い出でも残していきませんか?」
 え?という表情をする美優さんが理解し切る前に。
 俺は彼女を強く抱きしめ、今日何度目かの口付けをした。
10: 以下、
「んんっ……!んっ……もう……するなら、するって言って下さい……」
「それじゃ、しますよ」
「えっ……んっ!んちゅ、んっ……ちゅぅっ、んぅ……ちゅ……んっ、ふぁぅ……」
 何度しても、足りそうにない。
 もっともっと、美優さんとキスがしたい。
「あの……続きは、ホテルに……」
「美優さん。もう全然人が残ってませんし……」
 俺の言わんとしている事が分かったのだろう。
 美優さんはブンブンと首を横にふった。
「そんなっ……ダメです……」
「ダメですか?もう少し茂みに入れば、絶対誰にもバレませんよ」
「……っ、だめ、です……」
 あと一押し。
「次がいつになるか分かりませんから……俺、美優さんと今日の思い出を残したいんです」
「……その言い方はずるいです……」
 俯きながらも、抱きしめ合った身体を離そうとはしない。
 これは……合意とみて良さそうだ。
11: 以下、
 
 人気のない茂みの更に奥まで分け入り、美優さんの背を木に凭れさせる。
 誰もいないとはいえ野外という状況が、より一層俺の興奮を昂らせた。
「美優さん……キス、しますよ」
「あ……はい」
 両手を美優さんの腰にまわし、強く引き寄せ唇を貪った。
「んっ……んちゅ……くちゅぅ……んっちゅぅ……っっん……っ!」
 いつもより激しいキスが、お互いの理性を溶かしてゆく。
 唾液が口から垂れるのも御構い無しに、更に口内を犯す。
 少しずつ感じているのか、美優さんの身体が震え始めた。
 声を抑えようとしてはいるのだろうが、段々と溢れる声は大きくなっている。
「っちゅ……んんっ、んっ!んんっ……んちゅ……っんっっ!!」
 このままキスだけ続けるのも魅力的だが、閉園時間というタイムリミットもある。
 背後に回した手の片方をヒップに、片方を前に回しバストへと伸ばした。
「っっ?!んっっ!んぅちゅっ……っっ!んっ!んぁっ!」
 片手で抱えるには零れ落ちそうな程大きい胸に、形が変わるくらい指を沈める。
 臀部も揉んだ手を押し返そうとする程肉感的だ。
 緩急をつけてぐにぐにと押し込みつつ、服の上からの感触を掌で堪能する。
 そして俺は両手をシャツとスカートの中に滑り込ませ、下着の上からそれぞれを刺激した。
12: 以下、
「んひゃっ!だっ……んっ、ダメで……んぁぅ……っ!ぁっ!ぁんっ!」
 服の上から以上に伝わってくる豊満な肉体が、俺のストッパーを完全に壊す。
 胸の頂点を擦りつつ、秘部の膨らみを指でなぞる。
 どちらも既に汗と愛液で軽く湿っていた。
 より強く指を食い込ませると、更に蜜が溢れ出してくるのが分かる。
 ショーツ越しに垂れそうな程零れてくるそれを潤滑油にして、さらに指の摩擦をくした。
 並行してブラを軽く上にずらし、より強く揉みしだく。
 細い腰と対照的に存在感を主張する、真っ白な胸。
 その中央に位置するピンク色を、指で弾き摘んで愛玩する。
「うぅっんっ!っ!んぁ……っっ!っぅんぅ!」
 そして、ショーツの横から指を直接乙女に触れさせ。
 ぐいっと、その割れ目を開いて撫でた。
 美優さんの両腕の力が強くなり、一気に引き寄せられる。
 そのせいで、あてがっていた二本の指がそのまま膣内へと挿入されてしまった。
「っっ!んぁぁぁっっ??っっ!!」
 ビクンッ!と美優さんの身体が跳ねる。
 どうやら絶頂を迎えたようだ。
13: 以下、
「……っふぅ……ふぅ……あの、そろそろ……」
 美優さんは、もう迎え入れる準備は万端だ。
 溢れ出る愛の量がそれを物語っている。
 だが……
「どうして欲しいか……自分の口で言って貰えませんか?」
「えっ……!それは、その……言葉にするなんて……」
 恥じらいの表情が非常に唆る。
 少し意地悪かもしれない。
 でも、もっとイヤラシイ美優さんが見たい。
 そう考え、美優さんの秘部をぐちゅぐちゅと弄った。
「んあっ!ですっ、からっ……貴方の、その……んっ!」
「その?何ですか?」
 ダラリとだらしなく垂れ落ちる愛液が掌をドロドロにする。
 文字通り、もう一押しだ。
 ぐいっと膣内に入れた指を第二関節で曲げ、腹側の膣壁を刺激する。
 美優さんの切なそうな表情は、もう更なる快楽を望む女の表情に変わっていた。
「貴方の……お、おちんちんを、んっ!私の、膣内に、んぁっ!挿入て下さいっ!」
 もちろん、言われなくてもそのつもりだったが。
 美優さんの口からそんな言葉が出たと考えるだけで、俺の興奮は物凄い事になっている。
 ぐるっと美優さんの身体を回して木に両手を着かせ、腰をこちら側へ向けさせて。
 はち切れんばかりに膨張している彼女が求めたモノを、ズプズプと秘部に押し込んだ。
14: 以下、
「んあっっ!はいっ、って!んっ!あぁぁっぅっ!」
 ドロドロに溶けている膣内は、それでいてぎゅうぎゅうに締め付けてくる。
 美優さんは挿入だけで軽く達したのだろう。
 キュゥッと一瞬入り口が狭まり、俺も危うく射精しそうになった。
 そのまま入った状態でしばらく待つも、締まりが緩くなりそうな気配は無い。
 じゅぽっと下品な音を立て、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
 この体勢だと美優さんの恥ずかしい処が丸見えだ。
 俺の硬くなった性器がソコに出し入れされているのを見ると、どんどん抑えが効かなくなる。
 飛び散った液がズボンを汚すのも御構い無しに、少しずつ動きをくしてゆく。
「んっ!ぁあっ!わたしっ、外なのにっ!いゃあっ!こんなにっ、気持ちよくっ!んぁっ!」
「美優さんっ、まだ人がいるかもしれないからっ、声、抑えてっ」
 俺の言葉は届いているだろうか。
 おそらく、届いていても自分の意思とは関係なく愛嬌が漏れてしまうのだろう。
 かと言って俺も動きを止めるつもりはない。
 止めたくても、気持ち良すぎて腰の動きは止まらなかったからだが。
15: 以下、
 ぱんっ、ぱんっ
 小気味良い音が断続的に響く。
 下向きで揺れやすくなった美優さんの胸がたぷたぷと弾む。
 一番奥を突くその度に、彼女の臀部は跳ね上がる。
 開放感と背徳感が、ここまでキモチ良さを増幅させるとは思わなかった。
「いっ、いいっ!ですっ!あっ、んあっ!一番奥っ!突かれっ、てっ!んんっ!!」
 更に溢れる愛液が彼女の股から太腿に伝う。
 テラテラと淫靡に光を反射する光景に、平常な思考力が奪われている。
 波のように訪れる締め付けが、お互いの快楽を高めている。
 もう音が響くのも御構い無しに俺は激しく彼女を求めた。
 たんっ、たんっ、たんっ、たんっ
「……美優さんっ、声、静かにっ!」
「えっ?!っ!んっんんっ!!」
 少しずつ近付いてきているのは、ランニングの足音だろう。
 道からは離れてるとは言え、向こうの音が聞こえてくるという事は此方の音も聞こえてしまうという事。
 美優さんは口に手を当て、必死で声を堪えている。
 そして、ランニングの足音が少しずつ遠ざかり始めたところで……
16: 以下、
 グイッ、と。
 膝の力が一瞬抜けたのか、美優さんが腰をこちらへ落としてしまった。
 一気に膣壁を抉り、奥を押し込んでしまう。
 
「っっっ!んんっっっ??っっ!!!!」
 キュゥゥゥゥッ!
 膣肉が強く収縮する。
 そのせいで抜くこともできなくなり、美優さんは更に腰を落とす。
「んんんんっっっっ??っっ!んっっっ!んぁっっっ!!!」
 必死に口を抑えてはいるが、耐えきれていない。
 俺の方も強すぎる射精感を全力で抑え、これ以上刺激を与えない様にする。
 そして足音が完全に消える頃には、美優さんは完全に疲労し切っていた。
 目は宙を見つめ、意識を保つのもようやくと言った感じだろう。
「……大丈夫ですか?」
「……ふぁ、はい……」
 それでも、彼女の秘部は開閉し次の刺激を求めようとしている。
 それに、俺もまだイッてはいない。
17: 以下、
「失礼します……っしょっと」
「ひゃっ?!」
 美優さんのお尻に両手を回し、軽く抱き上げて。
 そして一気に、再び奥を突き上げた。
「んぁぁっ!これっ、さっきより奥っ!あぁあっ!!イッ!んんっ!」
 突き上げる度に跳ねて、落ちてくる度に奥を押す。
 ごりごりと膣壁を抉りながら、何度も何度も絶頂を迎えさせる。
 もう数えきれない程イッた美優さんは、なすがままされるがままに犯されていて。
 ただギュウギュウと締め付けて、お互いが気持ちよくなるだけの状態になっていた。
「もうっ!ダメっ、ですっ!んっあっ!ぁっ!ぅあっ!」
 俺も流石に、込み上げる射精感を我慢出来なさそうになってきていた。
 さらに腰の上下運動を加させ、最高まで高めようとする。
18: 以下、
「んんっ!ちゅ、チュウっ!しっ、してっ!くださいっ!」
 そんな可愛らしい声で言われて、断れる筈がない。
 腰の動きを前後に変えて、美優さんの口を強く貪る。
 奥を叩きつけて、突き込んで、舌を絡ませて。
 もう俺の頭も、真っ白になっていた。
 そして……
「んちゅっ、んっ!んぁっ!あぁぁんんんぁっっ???っっ!!」
 一番深く繋がったところで、お互いは最大の絶頂を迎えた。
19: 以下、
「…………」
「ほんと、流石にやり過ぎました」
 恥ずかしさもあるのだろうが、美優さんはなかなか目を合わせてくれなかった。
 それでも手はきちんと繋いでるあたり、怒ってる訳ではないのだろう。
 閉園時間はあと十分くらいだが、そのくらいあれば余裕で出れる。
 むしろ出来る限り最後まで、二人並んで今日を堪能したい。
「……外で、なんて……もう絶対ダメですからね……?」
 割とノリノリだったじゃないですか、とは言わないでおこう。
 拗ねられてしまっては、顔すら合わせて貰えなくなる。
「……ダメ、ですから……ダメです……」
「……また次も外にします?」
「ダメですから……!」
 多分ハマってるけど言い出せないんだろうな、なんて思いながら。
 顔を真っ赤に染める美優さんと、手を握り締めて。
「……ダメですか?」
「そこまで言うなら……っ!もうっ!」
 幸せな気持ちのまま、デートを終えた。
20: 以下、
以上です
三作目でした
お付き合い、ありがとうございました
過去作です、よろしければ是非
鷹富士茄子「煩悩塗れの大晦日」
鷺沢文香は読書に夢中
21: 以下、
三船さんはめんどくさ可愛いなぁ
素晴らしい
22: 以下、
青ってそういう…
23: 以下、
え、どういういみ(無知
24: 以下、
乙乙
あぁ、青ね…
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1510681160/
アイカギ~アフターデイズ~
あざらしそふと あざらしそふと 2018-01-26
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