【後編】俺の高校時代が今振り返ると信じられないぐらい青春だった件wwwwwwback

【後編】俺の高校時代が今振り返ると信じられないぐらい青春だった件wwwwww


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優ちゃんは、俺とみぃちゃんが付き合っている状態にあることは知らなかったとはいえ、誘ったらOKしてくれるくらい、俺のことを認めてくれていたとは・・・
モヤモヤを抱えながらも、デート当日、俺は緊張しながら駅前で優ちゃんを待っていた。
正直言うとこの時になっても、おれはまだみぃちゃんのことが少し気になっていたが、ふらふらしている自分の気持ちを確かめるためにも、今日が大事なんだ、と自分を鼓舞していた。
紅葉も終わり、街が騒がしくなるちょっと手前、11月の事だった。
日に日に寒さは増していき、人が恋しくなる季節だった。
124: 以下、
優ちゃんはコートを着て、イメージ通りのカジュアルな私服で待ち合わせ場所に現れた。
優「待った?」
俺「いや、待ってないよ。」
などというありきたりな、しかし贅沢なやり取りの後、
とりあえずちょっと歩こうか、なんて言いながら、街を二人で散歩した。
俺「あの飛行機雲ってどのぐらいのさで消えていくんだろう」
優「計算したらわかるかなw」
なんてどうでもいい会話をして、ちょっとオシャレなカフェで休憩した後、駅に二人で向かった。
デート中にもう完全に俺の心は優ちゃんに奪われていた。
みぃちゃん?ナニソレオイシイノ?
126: 以下、
そこで俺は勇気を振り絞って言った。
俺「手・・・・つながない?」
優「うん、いいよ」
この子の良いところは、こういうとき変に勘ぐったりせず、素直に反応できるところだ。
そういって手をつないで駅まで向かった。
いわゆる恋人つなぎだった。
127: 以下、
その日はただ歩いただけで、特にイベントもなかったが、駅に着き、じゃあまた明日ね、なんて言って素直にバイバイできる優ちゃんとの関係が心地よかった。
ここから「お茶ぐらいさそうよね?」みたいな世間一般の男女関係みたいなのは、面倒だ。
俺は早Dに会いに行き、
俺「やってやったぜ、これ行けるんじゃね?」
と話した。
Dはミスチルの弾き語りに夢中だったが、俺は続けた。
俺「これ脈あると思うんだよね。みぃちゃんと別れた方がいいかな」
D「まぁ二股はよくないよね。そうすべきだな。」
俺はみぃちゃんにやっぱり別れたいとメールで伝えた。
みぃちゃんは、そっか、と短く返事をしただけだった。
-みぃちゃん編・終了-
-優ちゃん編・始動-
130: 以下、
それからほどなくして、俺はまた優ちゃんを遊びに誘った。
今回は張り切ってボーリングから始まるデートプランを考えていた。
その日は俺たちの学校の創立記念日で休み。
町はいつも通り騒がしかったのに、俺たちはそのいつもの喧騒とは別の、ちょっとのんびりした雰囲気で落ち合った。
ボーリング場に向かうまでに話しながら優ちゃんが言った一言に俺はこの恋の成功を確信する。
優ちゃん「周りから見たら私たち、学校サボってデートしてるみたいだね」
132: 以下、
ボーリングも終わって、公園でも行こうか(計画済み)、なんて話しながら公園のベンチに二人で座った。
近くから見る優ちゃんは、寒さに目をしぱしぱさせて、長めのマフラーを一生懸命顔に当てている。
他の女子とは違う、化粧をしていないのに真っ白な頬が、寒さで赤く染まっていた。
優「うーん、寒いねぇ」
ここで俺の無駄に積極的な部分がまた表出する。
俺「そのマフラー、一緒に巻かない?」
優「えっ・・・。」
こういう正直にびっくりしちゃうところがまたカワイイ。
優「恥ずかしいな。・・・うん。でもいいよ・・・」
そう言って、俺にマフラーを巻いてくれる優ちゃん。
134: 以下、
以下、
ボーリングも終わって、公園でも行こうか(計画済み)、なんて話しながら公園のベンチに二人で座った。
近くから見る優ちゃんは、寒さに目をしぱしぱさせて、長めのマフラーを一生懸命顔に当てている。
他の女子とは違う、化粧をしていないのに真っ白な頬が、寒さで赤く染まっていた。
優「うーん、寒いねぇ」
ここで俺の無駄に積極的な部分がまた表出する。
俺「そのマフラー、一緒に巻かない?」
優「えっ・・・。」
こういう正直にびっくりしちゃうところがまたカワイイ。
優「恥ずかしいな。・・・うん。でもいいよ・・・」
そう言って、俺にマフラーを巻いてくれる優ちゃん。
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>132
一緒に・・巻く・・・だと?・・・
133: 以下、
もう雰囲気は完璧だ。
お互いの気持ちは分かっている。
あとは言うだけだった。
ここで思い出されたのはNMBの悲劇だった。
早合点して暴走したら、失敗することだってある。
いやでもこの雰囲気はさすがに行けるだろ。
でも振られたらもうおしまいだぜ?
思考が錯綜する。
そうして10分間悶々とした後、なぜか俺の口から出たセリフは、
俺「キスしたらさ、付き合ってることになるのかな」
だった。
135: 以下、
以下、
もう雰囲気は完璧だ。
お互いの気持ちは分かっている。
あとは言うだけだった。
ここで思い出されたのはNMBの悲劇だった。
早合点して暴走したら、失敗することだってある。
いやでもこの雰囲気はさすがに行けるだろ。
でも振られたらもうおしまいだぜ?
思考が錯綜する。
そうして10分間悶々とした後、なぜか俺の口から出たセリフは、
俺「キスしたらさ、付き合ってることになるのかな」
だった。
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>133
キャー\(//∇//)\
138: 以下、
これは俺GJだと思った。
一見、一般論を語っているように見えつつ、着実にコトを進めている。
うん、まあキモイけど。
優「うん、やっぱり普通はそうじゃないかな?」
その時、ちょっと目線をそらした優ちゃんを見て、俺は「行ける」と思った。
俺の目に「チェックマーク」をつけていた時の獰猛さが帰ってきた。
俺は「じゃあさ・・・キスしない?」
141: 以下、
優「ええっ・・・?。
うん
いいよ」
142: 以下、
決まった!
ドラマだったら、このまま無言で二人の顔が近づいて・・・
となるところだが
俺「えぇと、じゃあ・・・あー・・・どういう風にしようかな、どこに座る?」
こんな状況でも細部に拘ろうとする俺。
143: 以下、
俺がどういう風にしようとしようか悩んでいたその瞬間。
チュッ
優ちゃんからのファーストキスだった。
144: 以下、
あああああぁぁぁ
145: 以下、
まじか、優ちゃん積極的www
146: 以下、
えんだaあああああああ
147: 以下、
俺「えっ」
優「だっていつまでたってもしないんだもん」
なんということでしょう。
この子は俺よりも何枚も上手だった。
俺「・・・えぇと、じゃあ俺達ってもう付き合ってんのかな」
優「キスしたら付き合うんでしょ。だからそうじゃない?」
俺「え、俺の事好きなの?」
優ちゃん「うん・・・
・・・好きだよ////」
て、照れやがった。
かわいい。
そして
街はクリスマスに向けて動き出した。
148: 以下、
くそ
150: 以下、
俺と優ちゃんは放課後一緒に帰ったり、時々二人で週末遊びに行ったりして、
まったりと「恋人」としての日々を過ごすようになった。
二人とも初めて付き合ったということもあり(俺も実質初めて)、なんとなく距離を確認しながらの安全運転のような恋だったと思う。
俺なんかでも、女の子と手をつないだり、キスしたりできるんだ、ということがうれしくてたまらなかった。
俺と優ちゃんは、とても仲が良かったが、時々些細なことで喧嘩もした。
多分二人の距離が近すぎたんだと思う。
感情を押さえつける理性も、気持ちを落ち着かせる経験も、当時の俺にはなかったが、ふたりで一生懸命努力して、その喧嘩さえも、愛に変えていくことができていたと思う。
151: 以下、
さて高校生活もラスト1年に突入するわけですが、ここでまた青春が加する。
Dが親の都合で一人暮らしを始めたのだ。
この家が俺の家からも、ともちんの家からも絶妙な距離にあったので、よく俺と優ちゃんとDとともちんで集まったりしていた。
4人でダブルデートにネズミーランドに行ったりもした。
しかしそれ以上に、俺がDの家に入り浸るようになり、よりえげつない作戦会議がおこなわれるようになった
この作戦会議が深夜にまで及んで、テンションがおかしくなり、Dとふざけて、彼女への思いを歌にしてみたりした。
さすがに誰にも披露したことはないがw
152: 以下、
当時俺たちのクラスには何組かカップルがいたが、「俺と優ちゃん」、「Dとともちん」、とあと「もう2組カップル」合わせて、「8人組」などと呼び、4カップルで遊びに行ったりもした。
今から思えば超絶リア充に聞こえるが、当時は普通だと思ってた。
特別を意識したことなんてなかった。
そんな風に、幸せな時間をかみしめる暇もなく、もう二度と来ないかもしれない時を携えて、時間は流れて行った。
青春が終わりに近づいてることも俺たちは知らずに、春が目の前にあった。
153: 以下、
高校に入りたての俺には考えられないことだが、俺の人間関係はこれまでと変わっていった。
一人でいることは少なくなり、「8人組」といることが増えた。
もちろん一番一緒にいたのはDと優ちゃんだったが、Dたちとダブルデートなんかしてるうちに、俺はともちんとも仲良くなった。
154: 以下、
リア充・・・くそ
155: 以下、
俺優Dとも、の4人は、全員の共通の話題だけでなく、それぞれ組み合わせの共通の話題なんかも結構豊富で、その4人でいると話が尽きなかった。
優ちゃんとDは、よくモーニング娘。の話で盛り上がっていた。
俺とともちんは、Jリーグの話を良くしていた。
俺「え、ともちん川崎フロンターレ好きなの?」
ともちん「うん!テレビだけだけどよく見るよ!応援してる!」
俺「へえ、意外なチームが好きなんだね。誰が好きなの?」
ともちん「中村憲剛」
俺「^^;」
156: 以下、
そもそも俺は、ともちんの天然な性格を、バカだと一刀両断して、片思い時代のDとの雰囲気を悪くしたこともあったぐらいだった、が、実際に話してみると、とても気が合った。
Dがいなければ、仲良くなろうとも思わなかっただろうが、
ともちん「あたしたち、意外に相性ぴったりだね!」
とかふざけ合うぐらいになっていた。
159: 以下、
ともちんがどう思っていたかは今でも分からない。
更にいえば、当時俺がどう思っていたかも、あまり思い出せない。
でも少なくとも、今冷静に思うと、俺は「ともちんが好き」という気持ちが芽生え始めていた。
別に優ちゃんが好きじゃなくなったわけじゃない。
その「好き」もカイワレ大根程度のちっちゃい芽だった。
優ちゃんのことは、それはそれは大好きだった。
だから、正確に言えば二人がそれぞれ「好き」だったのだと思う。
160: 以下、
しかし、世間的には優ちゃんは俺の彼女。
しかも、ともちんはDの彼女。
しかも、4人は仲良しだ。
色々な思いを抱えながら、でもそんな罪悪感を触媒に俺の気持ちは加度を付けてともちんに近づいていった。
161: 以下、
なんかやばくなってきた
162: 以下、
なんだ、ただのスクイズか
163: 以下、
そんなこんなで
高校生活も終わりを迎え、桜の散る中、卒業式。
卒業式は、どこにでもある、ありふれたものだった。
D「ううぇーいwwwww」
こいつのテンションは相変わらずふっきれてた。
特に、何の感慨もなく、俺は高校を卒業した。
が、波乱はこの後にあった。
164: 以下、
やな予感しかしない
165: 以下、
卒業式のあと、みんなでお楽しみ会的な催しがあり、しょーもない余興を見た後、クラスの大半はカラオケやボーリングなど、各々自由に街に散って行った。
朝青龍は「んなもんいかねーよ」とDQNスカシを発動させて帰宅。
「8人組」のあとの2カップルは、1学年下の雰囲気イケメングループとボーリングへ行き。
俺はD、ともちん、メガネくん(羽生名人と瓜二つ)を含むメンバーとカラオケへ行った。
何か用事があったのか、優ちゃんは来なかった。
優ちゃんが来ていたら、と今から思えば、思うこともなくもない。
166: 以下、
カラオケではいくつかの部屋に分かれ、俺はDやともちんと一緒。メガネは別室だった。
ともちんと隣に座ったりしながら、なんとなくハイな気分になりながら談笑、卒業式の余韻を堪能した。
この時、優ちゃんがいなかったこともあり、俺はともちんばかり見ていた。
ともちん と 優ちゃん、ふたりが急に天秤に掛けられた気がした。
ただだからと言って、何かしたいというわけではなかった。
Dも含めて、普通におしゃべりしているだけで楽しかった。
167: 以下、
まあ冷静に考えて、「普通この関係でなんかあることはない」し、「俺には彼女がいる」し、「相手の彼氏は俺の友達だ」し、「4人全員知り合い」だし
なのに、その二人が何かあるかもしれない、なんて誰も1ミリも疑わないだろう。
きっと何もないさ。
疑うやつがいたらそいつはちょっと人を信用できなさすぎる。
普通はそう思うだろう。
俺だってそう思う。今でもそう思う。
「だから決して変なことは起きない」と思うのがふつうだ。
168: 以下、
卒業式の後のカラオケは意外に長丁場になった。
クラスのお調子者が「あと1時間延長しまぁ?す」とか言ってる。
Dは俺の知らない曲をカッコつけて歌ってる。カラオケに夢中だ。
しかしそんな平穏な空気の中、俺は突然何を思ったのか暴挙に出る。
ともちんとキスしようと思い立ったのだ。
171: 以下、
卒業式の雰囲気に浮かされてたとしか思えないのだが、そう思いたった俺は止まらない。
俺「ねぇ、ともちん」
ともちん「ん?」
俺「ちゅーしようよ」
Dは今夢中で歌っている。聞こえていない。
ともちん「え?」
俺「ちゅーしようよ、って言ったの!」
いや聞こえた聞こえないの問題じゃなく、こんな提案は笑って受け流されるべきものだ。
ともちん「あははは!うん、いいよ!」
満面の笑みで即答。
172: 以下、
鬱展開しかみえてこない
174: 以下、
もちろん勃起した。
俺が驚いていると、ともちんが更に信じられないような一言を放つ。
ともちん「・・・でも、Dが邪魔だよね・・・」
正直耳を疑った。
何が起きているかわからなくなりそうだった。
176: 以下、
なんだこの展開
177: 以下、
しかしそんなことに怯む俺でもない。
俺「じゃあさ、メガネくんが別室にいるから、もう帰るっつって、Dに探しに行かせたらどう?」
ともちん「うん、じゃあそうしよ」
よく考えると、考えるのにメガネを呼ぶ必要などないのに、完璧な作戦だと思った。
俺「俺言うと怪しいからさ、ともちんからDに言ってよ」
そんな会話をしているうちにDが歌い終えた。
179: 以下、
ともちん「ねぇD、あたしもう帰りたいんだけど、メガネどっか行っちゃったみたいだから探しに行ってみてよ」
D「おれ!?」
そりゃびっくりもするだろう。
なんで彼女もいるのに、俺ではなく自分が行くのか。
なぜ帰るのにメガネが必要?
180: 以下、
これは屑
181: 以下、
でもDはいいやつだ。むしろいいやつすぎる。
素直にともちんの言うとおり、メガネを探しに部屋を出て行った。
そんな折、タイミングよくnobodyknows+の「ココロオドル」がなり始めた。
部屋のボルテージがあがり、この部屋にいるメンバー叫ぶことに夢中だ。
部屋の奥のソファーに座っている俺たちのことなんか気にかけていない。
182: 以下、
俺「・・・じゃあちゅーしよっか」
ともちん「うん」
唇が重なった。
ともちんの厚ぼったい下唇が、柔らかく俺の唇に触れる。
最低かもしれないが、いろんな葛藤を乗り越えてたどり着いたキスだった。
183: 以下、
1屑杉わろた
184: 以下、
何秒だっただろう、長かったように思う。
俺はキスをしながら思った。
どうせ最初で最後の一回だ、思いっきり熱いものにしてみよう。
俺は舌を入れた。
ともちんも最初はちょっと口を閉ざしていたけど、少し受け入れてくれた。
AKBのともちんのように八重歯が少し出ているともちん。
その八重歯に舌が当たって、不思議な気分になった。
185: 以下、
キスのあと、
ともちん「いきなり舌いれちゃうのやだな」
いきなりってなんだよ。
どうせ最初で最後のキスだろ。
と俺は思ったが(フル勃起中)、俺はどういう精神状態だったんだろう。
だめもとでもう一言。
俺「じゃあ普通のキスをしない?」
ともちん「うん、いいよ!」
187: 以下、
二度目の満面の笑み。
再び勃起したのは言うまでもない。
今度は冷静に普通にキスをした。
Dが帰ってこないか、ひやひやした。
188: 以下、
青春じゃなくてクズ
189: 以下、
以下、
たつかな?
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>1
クズすぎ
190: 以下、
やめろよd帰ってきちゃうだろ
191: 以下、
そんなことをしているうちにDとメガネが帰ってきて、同級生たちにバイバイして、外へ出た。
帰り道にはもう外も暗くなっていて、星が少し見えるぐらいだった。
バスはまだある時間帯だったが、みんなで歩こう、ということになった。
幹線道路から、一本入ると静かな住宅街だ。
4人で静かに歩いた。
Dから見れば、さっきまでの喧騒から、急に静かになった雰囲気と、卒業した寂しさとで、みんな静かになっているんだと思っただろう。
でも俺の頭の中はともちんでいっぱいだった。
192: 以下、
そんな折、ともちんが叫んだ
ともちん「あっ!一番星だ!」
俺&D「???」
ともちん「え?一番星知らないの?一番星は、自分がその日一番最初に見た星のことだよ!」
俺「!!??」
D「えーそうかなあ。その夜に一番最初に出たやつなんじゃないの?」
ともちん「えー、そうなの?わかんないやー、はは」
193: 以下、
以下、
たつかな?
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>1
最低だな
194: 以下、
ちょっと前までの俺なら、「ほら、やっぱりともちんってバカだろw」といってDを怒らせていたに違いない。
でもその日の俺には、ともちんのこの一言が、どうしようもなく愛おしかった。
かわいくてしかたなかった。
一番星・・・
未だに一番星はどっちが正しいのか俺は知らない。
195: 以下、
そんなこんなで分かれ道。
Dはともちんを送っていくらしい。
俺とメガネ(完全に空気)はそこからそれぞれ別の方向だった。
しばらく別れが惜しいのか、そこでダラダラしていた。
突然Dが
D「おいメガネ!あの電柱までダッシュして、帰ってきた方が真の勇者だ!」
とかワケのわからんことを言い出して、メガネとダッシュを始めた。
当然取り残されるおれとともちん。
196: 以下、
しばらく沈黙が続いたが、Dが電柱のところでオリジナルの勇者のポーズを考えているのを尻目に、話し始めた。
ともちん「さっきの・・・Dにも、優ちゃんにも秘密だよ?」
俺「あぁ・・・うん。」
ともちん「ふふっ、ねえ俺?さっきので心動いた?」
なんという質問だ。俺を試しているのだろう。
この頃には、俺はだいぶ冷静さを取り戻し、優ちゃんのことを考える余裕が生まれていた。
俺「いや、動いてないよ。やっぱり俺、優ちゃんの彼氏だし」
ともちん「そっか・・・
わたしはちょっと動いたよ?」
俺「え?」
197: 以下、
返事をする前に、オリジナル勇者ポーズの完成したDが帰ってきた。
D「ゴォォォール!D選手、見事勇者として、世界の頂点にたちましたあー」
ともちん「もー!なにいってんのwさ、かえろっか」
そうして、なんとなく解散の流れとなった。
198: 以下、
ともちん「じゃーね、俺!」
俺「うん、ばいばい」
なんて言っていたら
D「あれあれー、お二人さん仲良しですねー!ちゅーしちゃえよー、ちゅーwwwwなんちゃってwww」
なんて言う。
もちろんDは冗談だ。
お前ら仲良かったんだからちゅーぐらいしたらいいじゃん、でもするわけないよなw、ぐらいの軽いノリだ。
199: 以下、
そんなことは誰でもわかる。
でも俺とともちんには違う風に聞こえた。
二人はなんとなく気づまりに目を合わせながら
「そんなことしないよ」と笑った。
200: 以下、
その後俺たちは、全員バラバラな大学に進学した。
学生時代の恋愛は誰しも長続きしないもの。
そう書いたように、それは俺たちにとっても同様で、俺と優ちゃん、Dとともちんも大学進学後1年もたたないうちに別れる。
端から見たら、誰にでもある、どこにでもある、ありふれた高校の時の恋愛。
201: 以下、
今、俺はAKBにハマり、AKBヲタとして充実した毎日を送っている。
推しメンはもちろん本物のともちんとみぃちゃんだ。
この物語に登場するみぃちゃんとともちんに、二人が似ていることを指摘したのは、他でもないDだ。
奴はそういうところが鋭い。
でもういえばあの二人に似てるなぁと思う前に、AKBのこの二人を好きになってたんだから好みというのは不思議なもんだ。
そういえば最近NMBにも興味が出てきた。
202: 以下、
もう女怖い
204: 以下、
もちんとはその後何もなく、しばらくしてからDには全て話した。謝った。
Dは、その日は黙りこくって、家に帰ってしまったが、次の日には
D「昼寝をしたら全部清算できた」
なんて言ってた。相変わらず意味はよくわからない。
Dとはいまだに仲良くしていて、月に1回ほど飲みに行く。
実は大学進学後に、俺がともちんに告って玉砕した話はまた別の話
207: 以下、
今日久々に高校時代に聞いてたiPodをシャッフルしたら当時Dとふざけて作った曲が流れてきたので書いてみた。
こうやって書いてみると信じられないようなことの連続だったけれども、そんなことも人生あるんだよな、と今5年以上たってみて思っている。
THE END
209: 以下、
ありがとうございました。
釣りじゃないです。
212: 以下、
男子校の俺涙目
213: 以下、
よかった。乙
今、高1のオレにアドバイスをしてくれ。
218: 以下、
俺はこのスレで
以下、
よかった。乙
今、高1のオレにアドバイスをしてくれ。
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>213
のレスが一番ゾッとした
214: 以下、
ともちんに告った話があんの?
216: 以下、
以下、
たつかな?
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>1
がたらしなのがよく分かるスレだったなぁ
217: 以下、
この1はいったい何がしたかったのか
220: 以下、
反応ありがとうございます
じゃあちょっとともちんに告った時の話書きます
223: 以下、
じゃあちょっと俺がともちんにその後告った話を少し。
大学に入り、夏の試験が終わったあたりだっただろうか、俺は大学でできた友達と自分の部屋で盛り上がり、ふざけていた。
大富豪をやって、負けたやつが好きな子に電話をしてスピーカを付けてみんなでそれを聞く、なんていういかにもなことをやろう、と一人が提案した。
224: 以下、
俺はまだ当時優ちゃんと付き合っていたため(!)、
友人A「でも俺くんは彼女いるからどうしようかな・・・、あっ、そうだ、ともちんに電話して告っちゃえよ」
なんて言われた。
友人Aは他の友人を通じて、たまたまともちんのことを知ったので、元同級生だろwぐらいのテンションでそういっていたわけで、そこでともちんの名前が挙がったのはまったくの偶然だ。
俺は、そんなことすればともちんと気まずくなるのが目に見えていたので、いやだったが、断りきれず、そういうことになった。
226: 以下、
大富豪をやり、負けたやつが電話しているのを笑っているうちに、ついに俺が負ける時が来てしまった。
約束だ、しょうがない。
俺は携帯を手に取り、祈るような気持ちで、電話に出るな、と念じてともちんに電話をかけた。
プルルルル、プルルルル
とコール音が何度か鳴り、留守番電話サービスにつながった。
周りは残念がったが、俺は本当に救われた気持ちになった。
なぜならその2日前、俺は既にともちんに告白していたのだから。
227: 以下、
大富豪から時をさかのぼること3日前に話を戻す。
大学に入り、会う時間も少なくなり、お互い新しい環境で慣れるのに精いっぱいだったためか、
俺と優ちゃんはすれちがうようになり、本当に些細なことからいさかいが絶えなくなった。
もういつ別れようか、試験が終わるまでは、なんて会話をしながら、最後は惰性で付き合っていたのを覚えている。
そんな時、ふと、ともちんの事を思い出した。
そういえばこの間Dと別れたんだったよな。今一人なのかな。
なんて考えているうちに自然と携帯に手が伸び、ともちんへのメールを打った。
229: 以下、
俺【ともちん、久しぶり。大学どう?元気にしてる?】
ともちん【俺くん、久しぶり。大学楽しいよっ、サークルで結構忙しいかも】
なんて他愛のないメールを何通かやり取りした後、聞いてみた。
俺【そういえばDと別れちゃったんだってね、Dから聞いたよ。】
ともちん【あぁ、うん。でもこういう風になるのも運命なのかなって思ってるから大丈夫だよ。俺君は優ちゃんと仲良く付き合ってね!】
俺【いや、実は俺ももう別れそうで。】
ともちん【ぇ、でもまだ別れてないんでしょ?きっと二人なら大丈夫だよ、そんなこと言わないで頑張って。】
俺【いや、もうほんとダメなんだ。だからさ、もしともちん今一人なら、俺ともちんの事好きだし、付き合ってくれない?】
230: 以下、
DT卒業は優ちゃんとだよね?
232: 以下、
以下、
DT卒業は優ちゃんとだよね?
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>230
まだDTです・・・
233: 以下、
以下、
>>230
まだDTです・・・
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>232
あ・・・そか
どうせなら高校卒業の時にしちゃえばよかったのにww
235: 以下、
以下、
>>232
あ・・・そか
どうせなら高校卒業の時にしちゃえばよかったのにww
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>233
相手が嫌がったんで俺のせいじゃないです
236: 以下、
以下、
>>230
まだDTです・・・
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>232
嘘は罪だよ
あれから5年以上経ってるのにDTな訳ないだろ
242: 以下、
以下、
>>232
嘘は罪だよ
あれから5年以上経ってるのにDTな訳ないだろ
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>236
いや、まじです・・・
あの時だけ青春だったから、スレ立ててみようと思って。
あのあとはほんとなんにもない。
234: 以下、
メールをしようと思った時、告白しようなんて思ってもいなかった。
でも言葉を重ねるうちに、自然に出てきてしまった気持ちだった。
こう書いてみると、俺はみぃちゃんの頃から何ら成長していないように思える。
ともちん【ぇ?!だってまだ優ちゃんと付き合ってるんでしょ?だめだよそういうこと言っちゃ。二人で仲良くできるようにがんばってよ】
俺【もう優ちゃんとは別れるからさ、ともちん付き合ってよ。俺ほんとともちんの事好きだからさ。だめ?】
ここからともちんのメールは数時間途切れる。
237: 以下、
日付も変わり1時間ほど経っただろうか、何度か電話を試みたものの話し中でつながらず、
俺はその日疲れていたため、
俺【俺の気持ちは本当だから。俺、優ちゃんと別れてともちんと付き合いたいよ。できたら返事が欲しい。】
というメールを最後に俺はふて寝を決め込んだ。
239: 以下、
翌朝、ともちんからのメールは俺の最後のメールから数十分後に届いていた事を確認する。
ともちん【今まで友達と電話で話してたんだけど、ごめんね。私、俺君のこと友達としてしか見てなかった。だから今は優ちゃんとまた仲良くすること考えて。ごめんね、私今そういう恋をしたいと思えないの。】
俺はそのメールに返事を書いたかは覚えていない。
なんであと数十分起きて返事を待ち、電話して直接話さなかったのだろう。
後悔だけが残った。
240: 以下、
以下、
たつかな?
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>1
がひどい奴だと思うのは、
俺がDTだからなのかな?
241: 以下、
クズ杉
243: 以下、
その告白から数日後に大富豪事件があり、そこからさらに1週間ほどたったころ、優ちゃんと会った。
もう惰性しか感じなくなった二人の間には空虚さしかなく、何を話そうかと言葉につまるほどだった。
そんな時憎まれ口を叩く優ちゃんを前に、俺は負け惜しみで言ってみた。
俺「そーいえばさ、こないだともちんに告白したのに振られちゃったよ。OKしてくれてたらお前なんかともう別れてるのにな。」
その一言が最後の引き金となり、俺と優ちゃんは別れた。
244: 以下、
クズすぎワロタ
245: 以下、
以下、
たつかな?
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>1
が屑すぎる件
246: 以下、
ともちんとも優ちゃんとも連絡を取らずもう何年にもなる。
どこかで、何かが違っていたら、今どうなっていたのだろうか。
そんなことを考える時もある。
なんで別れてからともちんに告らなかったんだろう。
なんで少なくとも別れたよ、付き合おう、と言わなかったのだろう。
後悔は山のようにあるけど、人生そんなもんだと思って、夜空を見上げて、今も一番星を探している。
Fin.
247: 以下、
読んでくれた人、ありがとう
釣りじゃないです
249: 以下、
乙です
なんでDTなんだってくらい青春してたんだなww
252: 以下、
やっぱり好きな人に告白しなかったら一生後悔するのかなあ....
255: 以下、
以下、
やっぱり好きな人に告白しなかったら一生後悔するのかなあ....
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>252
ほんとに好きなら告白した方がいいと思うぞ
254: 以下、
ただ付き合いたいだけのキョロ充じゃん
256: 以下、
以下、
ただ付き合いたいだけのキョロ充じゃん
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>254
付き合いたいだけじゃなくて、一回一回まじでした
258: 以下、
以下、
>>254
付き合いたいだけじゃなくて、一回一回まじでした
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>256
いやキョロ充だろ
クラスにいたら一番嫌いなタイプ
261: 以下、
以下、
>>256
いやキョロ充だろ
クラスにいたら一番嫌いなタイプ
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>258
まぁキョロ充でもなんでもいいっすよ
257: 以下、
みいちゃんもマジなのかよ
260: 以下、
以下、
みいちゃんもマジなのかよ
" class="anchor" style="color:mediumblue;display: inline;text-decoration: underline;">>>257
みぃちゃんだけはまじじゃありませんでしたwごめんなさいw
262: 以下、
IDそろそろ変わるんでそしたら消えます、ありがとうございました
263: 以下、

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