【ラブライブサンシャイン】Aqours 幕間ドラマ 〜島根編〜back

【ラブライブサンシャイン】Aqours 幕間ドラマ 〜島根編〜


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子安氏より先手打ちました。
いつか島根県でライブをしてくれる事を願い、答え合わせが出来る事を願います。
独自で調べただけなので間違ってる所があると思います。ご了承下さい。
2:以下、
千歌「ついに到着!島根県松江市!」
曜「んん?!沼津もいいけど、島根県も空気が美味しいねぇ!」
ダイヤ「皆さん、島根のムードに浸るのも宜しいですが、私達が向かうは出雲市の出雲ドームですわよ?早く電車を乗り換えなければ遅れてしまいますわ!」
千歌「あぁ、それなら大丈夫ですよ」
ダイヤ「? 何が大丈夫なんですの?」
千歌「次の電車、40分後だから」
ダイヤ「よ、40分?!?」
曜「あ、本当だ」
梨子「流石無人駅が蔓延る県、島根…」
千歌「東京じゃ考えられないね」
ダイヤ「そ、そんなに時間があるのですね…。でしたら、次の電車の時間まで観光などでもしましょうか」
曜「そうだね」
3:以下、
果南「そもそも、島根県って何が有名なの?」
ルビィ「ルビィ、お蕎麦食べたい!」
曜「島根県ってお蕎麦が有名なの?」
花丸「そうずら!」
曜「花丸ちゃん!?」
花丸「島根県と言えばお蕎麦。お蕎麦と言えば島根県!島根のお蕎麦を食べなくしてお蕎麦は語れないずら!」
梨子「いや、別に語るつもりは無いんだけど…」
ルビィ「でも花丸ちゃん、麺類苦手だよね…?」
花丸「苦手ずら」
果南「だったら違う食べ物の方が良くない?」
花丸「違うんだよみんな……」
曜「違う?」
花丸「島根には……お蕎麦しか無いんずらぁ!」
皆「「えぇー!?」」
4:以下、
千歌「お、お蕎麦しか無いの!?」
曜「いやいや、お蕎麦以外にもあるでしょ!」
果南「そうそう、しじみとか」
千歌「出雲大社!」
梨子「千歌ちゃん、それは食べ物じゃない…」
花丸「確かに、果南さんの言う通り、しじみも島根の特産品ずら。でも、しじみにはインパクトが無いっ!」
曜「あ!言い切った!」
ダイヤ「インパクトが無い…?」
ルビィ「うーん、そんな事無いと思うけどなぁ…」
善子「収穫量とかはどうなのよ」
花丸「収穫量で言えば、島根県は3年連続日本一ずら」
梨子「日本一!?凄いじゃない!」
果南「結構インパクトあるんじゃ?」
花丸「でも、2011年から13年までは宍道湖の水質汚染が問題になって、しじみの収穫量は激減…。その3年間は青森県に1位の座を取られてしまっていたんずら」
ルビィ「へぇ?」
善子「でも持ち直したんでしょ?なら良いじゃない」
花丸「良くないずら!収穫量は安定してきても、宍道湖の水質汚染は未だ解決されていないずら!」
梨子「そ、そうなの?」
5:以下、
千歌「私宍道湖行ってみたい!」
ダイヤ「島根に来たからには、宍道湖にも一度足を運びたいですわね」
曜「イメージ的には綺麗な感じだけど、そんなに汚いの?」
花丸「あまり良いとは言えないずら…」
果南「泳げないの?」
花丸「……難しいずら」
果南「えぇー!?」
ルビィ「そもそも泳ぐ気だったの!?」
善子「クックックッ……禍々しき邪気を纏う混沌のしじみ……堕天使にとってそれは至高の食材っ!」
梨子「いやいや、禍々しくないから」
花丸「勿論消費者の手に届いているしじみは綺麗で味も申し分ない島根県自慢の特産品ずら」
曜「なら何が駄目なの?」
花丸「だからインパクトずら!」
千歌「なっ…なるほどぉ!」
曜「いやいや……」
6:以下、
梨子「そもそもインパクトって必要?」
花丸「じゃあ皆に質問ずら」
ルビィ「質問?」
花丸「『今日のご飯はお蕎麦だよ!』か、『今日のご飯はしじみだよ!』って言われたらどっちが嬉しいずら?」
梨子「えぇ…」
善子「その2択を天秤にかけるとは…ずら丸、恐ろしい子っ…!」
千歌「流石にしじみだけは…ねぇ?」
ダイヤ「その2択を迫られたら…お蕎麦、ですわね……」
果南「私もしじみよりはまぐりの方が好きだしなぁ」
曜「果南ちゃん、はまぐりは出さないであげて」
鞠莉「私は断然アワビでぇーす!」
曜「アワビとしじみを比べちゃ駄目だよぉ!」
花丸「島根県民も分かっているんだよ…。しじみじゃ他の県に太刀打ち出来ない事を…」
ルビィ「そ、そうなんだ」
花丸「だから島根県はしじみよりもお蕎麦を推すずら!」
梨子「ごめん、初耳だった…」
善子「私はしじみ好きだけどね」
ルビィ「ルビィも!ちっちゃくて可愛い!」
曜「しじみのお味噌汁も美味しいよね!」
7:以下、
花丸「美味しいのは認めるずら。でもやっぱり島根と言えばお蕎麦!これは譲れないずら!」
曜「凄いお蕎麦への情熱…」
千歌「うーん、じゃあお昼はお蕎麦?」
花丸「決まりずらっ!」
鞠莉「Stop!」
千歌「へ?」
花丸「ずら?」
ダイヤ「鞠莉さん?どうしたんですの?」
鞠莉「あなた達、まだ肝心な物を忘れてない?」
千歌「肝心な…物?」
花丸「まだ何かあったずら?」
果南「出雲蕎麦にしじみに…あと何?」
千歌「石見銀山!」
梨子「だからそれは食べ物じゃないよ…」
鞠莉「島根県……島根に来たからには食べなければならない食材……それはっ!」
皆「「それは……?」」
鞠莉「どんちっち鯵でぇーす!」
皆「「…………」」
鞠莉「あ、あれ?」
8:以下、
果南「何それ」
鞠莉「えっ」
曜「どんちっち鯵…?」
鞠莉「あれ?皆まさか知らないの?」
梨子「聞いた事ないです」
ダイヤ「逆に、何故鞠莉さんが知っているんですの?」
鞠莉「この前テレビでやってたから」
ダイヤ「……そうですか」
花丸「あぁー!今思い出したずら!」
善子「うわびっくりした」
鞠莉「ね?忘れていたでしょ?」
花丸「確かに、どんちっち鯵も島根の特産品の1つだったずら……」
千歌「ねぇねぇ、どんちっちってどんな意味?」
ルビィ「凄い可愛い名前だね、どんちっち」
花丸「どんちっち鯵の『どんちっち』とは、神楽の囃子を意味する幼児言葉になるずら」
ルビィ「へぇ?」
花丸「それが巡り転じて、どんちっちって言葉になったみたいだよ」
善子「何をどうすれば巡り転じてどんちっちになるのよ…」
梨子「ま、まぁまぁ…」
鞠莉「どう?どんちっち鯵、食べてみたくない?」
ルビィ「食べたーい!」
果南「鯵かぁ、いいかもね!」
9:以下、
花丸「お蕎麦もいいけど、どんちっち鯵も捨てがたいずらぁ?!」
千歌「きゅっと締まった身、コリコリの食感、口の中でとろける油…いいね!」
梨子「急にどうしたの」
千歌「私もどんちっち鯵食べたい!」
ダイヤ「いいかもしれませんわね。宍道湖を眺めながら島根の特産品を頂く…」
鞠莉「よぉっし!そうと決まれば早お店を探しまっしょ?!」
7人「「おぉー!」」
梨子「あ!ちょっとみんな!」
曜「ね、ねぇ…皆電車の時間忘れてない?」
梨子「あっ!」
曜「この電車逃したら次の電車1時間後だよ!?」
梨子「えぇー!?」
曜「待ってよ皆?!」
梨子「ご飯よりもライブゥ?!」
10:以下、
?幕間ドラマ2?
果南「出雲大社に到着!」
曜「うわ?!人がいっぱいだね?!」
ルビィ「流石有名な出雲大社!」
鞠莉「ん?っ…!」
果南「あれ?どうしたの鞠莉?」
鞠莉「感じる…GODのPowerを!」
果南「ゴ、ゴッド?神様?」
善子「フフフ…下界の人間には感じないでしょうね。この偉大なる力の波動を……っ!」
梨子「いきなりどうしたの2人とも。周りの人が見てるからやめよ?」
ダイヤ「そうですわよ。観光客の方々がいらっしゃるのですから、迷惑行為はご法度ですわ」 
11:以下、
曜「でも、何で島根県って神々の国って言われてるの?」
花丸「島根が神々の国と言われた由来、それは『やまたのおろち』ずら」
曜「あ?聞いた事ある。首が8つある怪物でしょ?」
花丸「そうずら。そのやまたのおろちを退治する為に立ち上がったのが『スサノオノミコト』という神様ずら」
ルビィ「スサノオノミコト?」
花丸「島根には色々な逸話が次第に神話となって長く伝承されるほど古代において存在感が大きかったのが、ここ出雲地方ずら。その神話は古事記にも記されているほどずら」
曜「なんか、よく分かんないけどとりあえず凄いって事だね」
果南「やばーい」
ダイヤ「島根は昔から神々の国として崇められてきたのですね」
ルビィ「でも神々の国って言われてるけど、名前だけなのかな?」
梨子「確かに、世間からそう言われてるだけだしね。実際に神様を見た人なんていないわけだし…」
12:以下、
花丸「多分本当に神々の国ずら」
善子「何でそう言い切れるの?」
花丸「データでは富山県に劣っているものの、台風や地震などの自然災害が少ない県なんずら」
ルビィ「そうなんだ」
果南「通りでのほほんとしてる訳だよ」
鞠莉「流石GOD!」
花丸「しかも、毎年10月は他の県は『神無月』なのに対し島根県は『神在月』!これは文字通り10月に全国の神様が島根県の出雲大社に集まる行事って言われてるずら!」
曜「へぇ?、神無月とか神在月ってそういう意味だったんだ?」
ダイヤ「10月……という事は、今ですわ!」
果南「あ、本当だ」
鞠莉「そう!だから今ここにはExcellentなPowerが漂ってるに違いないわ!ライブを成功させる為にも、いっぱいPowerを貰っておかないと!」
善子「嗚呼神よっ!時間の流れに埋もれし偉大なる汝の名において、我ここに闇に誓わん!その力っ!我に君臨せり!」
梨子「こらこら、変な詠唱やめなさい」
13:以下、
ダイヤ「そんな事しなくても、普通にお参りだけで宜しいでしょう?」
曜「そうだよ、せっかく出雲大社に来たんだからさ」
善子「クックックッ……神の力、確かに受け取ったわ……!」
鞠莉「oh…yes…!」
ダイヤ「……あの2人はほっときましょう」
果南「そうだね」
曜「あれ?千歌ちゃんは?」
梨子「あ、そう言えば」
千歌「おーい!」
ルビィ「あ!千歌ちゃんだ!」
ダイヤ「どこに行ってたんです?迷子になりますわよ?」
千歌「えへへごめんなさい!これ買いたくて買ってきたの!」
曜「これって、御守り?」
千歌「うん!出雲大社と言えば縁結び!」
梨子「あぁ、縁結び!」
ルビィ「島根は恋人達が結ばれるって有名だよね」
14:以下、
果南「……って、千歌、それ買ってきたって事は……」
花丸「っ!!ま、まさか……!」
ダイヤ「千歌さん!?」
曜「嘘っ!?」
梨子「いつの間に!?」
千歌「へ?へ!?いやいや違うよぉ!」
ダイヤ「何が違うんですの!?その御守りを買うという事は、その……いるのでしょう!?」
千歌「いないよ!?いないいない!」
果南「じゃあ何で縁結びの御守りなんか?」
千歌「別に深い意味なんてないよ。ただ『縁結び』って言葉に惹かれただけ。これ持ってれば、Aqoursの皆といつまでも一緒にいられるかなって思っただけ」
ダイヤ「千歌さん…」
梨子「もう、千歌ちゃんったら…」
曜「でも、確かに縁結びって恋愛だけの意味じゃないもんね!」
花丸「そうずら!縁結びは、単に男女の仲を結ぶことだけじゃなく、人聞が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれる事っていう意味もあるずら」
千歌「おぉ!まさにぴったり!」
ルビィ「じゃあルビィも買いたい!」
ダイヤ「そうですわね。折角の出雲大社、折角の神在月、これも何かの縁ですわね」
15:以下、
果南「じゃあ皆で神様にパワーを貰って、ライブの成功を願って願掛けしようか」
梨子「いいですねそれ!」
善子「待ちなさい!」
曜「あれ?善子ちゃん?」
梨子「いたんだ」
善子「いるわよっ!あとヨハネ!」
鞠莉「善子が…Unbelievable…!」
ルビィ「ど、どうしたの?」
善子「クックックッ…聞いて驚かないでよ…」
皆「「…………」」
善子「実はさっき……」
千歌「さっき…何…?」
善子「なんと……」
ダイヤ「なんと…?」
善子「神様と交信してしまったのよ!!」
皆「「えぇっ!?神様と交信?!?」」
16:以下、
ルビィ「それ本当なの?」
善子「えぇ、嘘偽りないわ」
梨子「いやいや、いくら今月が神在月だからって、流石にそれは…」
鞠莉「それが本当らしいのよ。私も若干感じた」
ダイヤ「えぇっ?鞠莉さんも?」
鞠莉「若干ね」
曜「いや……神様と交信って…」
花丸「本当だったら未来ずらぁ?!」
ルビィ「それは未来なのかな…」
千歌「本当なんだね、善子ちゃん」
善子「えぇ…」
果南「神様は何て?」
善子「『ライブ頑張って』って」
皆「「…………」」
千歌「え、それだけ?」
善子「これだけよ」
梨子「いや、何それ」
鞠莉「ね?びっくりでしょ?」
曜「本当、違う意味でびっくりだよ…」
17:以下、
ルビィ「でも、神様ならきっとルビィ達にそう言ってくれるはずだよ!」
梨子「ま、まぁ流石に怒られるような事は言われないと思うけど…」
千歌「って事は、神様も私達のライブを見てくれてるんじゃないかな!?」
ダイヤ「どうでしょう…」
千歌「きっと見てくれるよ!善子ちゃんが交信したんだったら、私達にエールを送ってくれたんだよ!」
花丸「本当に神様のパワー貰っちゃったずら!」
善子「そう、私達は神々の地で堕天しなければならない運命(さだめ)っ……!」
曜「確かに、頑張ってって言われたら頑張らないと!」
梨子「そ、そうね…良いように受け取っておきましょうか…」
18:以下、
善子「うぐっ!?」
皆「「!?!?」」
ルビィ「どうしたの!?善子ちゃん!?」
花丸「お腹空いたの!?どじょうすくい饅頭食べるずら!?」
善子「ぅぐっ…きた……交信がきたわ!!」
皆「「えぇー!?」」
梨子「ま、また?」
曜「随分友好的な神様なんだね」
鞠莉「Friendlyな神様嫌いじゃないわ」
善子「はぁ……はぁ……」
ダイヤ「神と交信するのにそんなに消耗するんですの?」
善子「フフフ…問題ないわ…」
千歌「それで、神様は何て言ったの?」
善子「『応援してるよ』」
皆「「…………」」
梨子「……え、何なの?」
ルビィ「よく分かんない神様だね…」
果南「一度に言えばいいのに」
曜「まぁまぁ…応援してくれるんだからさ…」
鞠莉「oh!神よ!」
善子「あぁ!神よ!」
ダイヤ「何なんですの…?」
19:以下、
ルビィ「でも、もしその言葉が本当だったら、神様も見てくれるんだよ。ルビィ達のライブを」
果南「だね。より身が引き締まっちゃうな」
花丸「で、でも神様に見られてると思うと緊張するずら……」
梨子「大丈夫よ。姿までは見えないから」
千歌「うぅん、見えるよ」
皆「「えっ?」」
梨子「千歌ちゃん…?」
善子「千歌さん、あなたもこっち側の住民だったのね…!」
千歌「そうじゃなくて、神様ってさ、ファンの皆なんだよ」
ルビィ「ファンの…皆…?」
千歌「うん!だって神様は『頑張って』って!『応援してるよ』って!それって今までライブに来てくれたファンの人皆が私達に送ってくれた言葉でしょ?」
ダイヤ「確かに、そうでしたわね」
千歌「だからファンの人は神様なんだよ!」
曜「ドームに詰め掛ける何万人もの神様…」
梨子「なんか、想像したらスケールが…」
花丸「マル達、沢山の神様の前でライブをするずら!?」
ルビィ「ぅゅ…緊張してきたよぉ…」
20:以下、
千歌「大丈夫だよ!9人いれば何とかなるっ!」
果南「千歌……そうだね!」
善子「フフ、面白い。数多の神々の目の前で堕天出来るとは……!」
ダイヤ「えぇ、一度しかない島根でのライブ!神様に残念な所は見せられませんわよ?」
曜「うう?!燃えてきた?!神様達も私達の色に染め上げちゃおうよ!」
花丸「神様に成長したマル達を見て貰うずら!」
鞠莉「yes!最っ高にシャイニーな私達のライブで、神様をびっくりさせてあげまっしょ?!」
ルビィ「うん!ちっちゃなルビィでも輝けるんだ!ってところを見せたい!」
梨子「ふふっ…そうだね。島根でのライブ、最高に楽しんで最高の笑顔を届けましょう!」
千歌「皆……うんっ!じゃあ出雲ドームに向けて!いっくよ?!!」
千歌「Aqours?!」
「「サ?ンシャイ?ン!!」」
?終幕?
21:以下、

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