死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『首取りの祠と不可解な死』back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『首取りの祠と不可解な死』


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初めての子供
モデルハウスの案内をしていた時の話
こう話すと、ずいぶんいい所に勤めてるんだなとか言われるがそうではない
新興地のモデルハウスを車で見て回るような場合は本社社員だろうが
休養地を利用していくつものモデルハウスを立てている場合
案内に当たるのは請け負い事業の社員だ
その日俺はいつものように事務所の前で客を待っていた
当然だが客は若い夫婦であることが多い
この日の客もそうだったが、意外なことに幼稚園か小学校に上がるくらいの子供をつれていた。
出来婚なのかな等と思いつつも、俺は挨拶して案内を始めた
仲のいい夫婦で、部屋を案内するたびに顔を寄せ合って話していた
始終そんな雰囲気だったので俺も邪魔しまいと、説明以外は口を挟まないで案内を続けていた
子供はといえば、この自分の子供の一般的な行動を思い浮かべてもらえばいい
落ち着きのなく始終動き回っていた
放任主義なのか、夫婦は子供に何も言わなかったし
俺も、特に害のある行動ではなかったので見てみぬ振りだった
意味が分かると怖い話ランキング【解説付き】
http://world-fusigi.net/archives/8848960.html
61: 本当にあった怖い
6軒あるハウスの最後の棟の寝室を回っているときだった
夫婦に部屋の売込みをして目を落とすと、子供が展示用のおもちゃを手にしていた
リビングの展示物なのだが持ってきてしまったのだろう
俺が見ているのに気が付いたらしく、おもちゃを返してくれた
放任しているように見えていたのだが、しつけはちゃんとしているようだ
ありがとうと受け取って、案内に戻る時
かわいいお子さんですね。 と口から出てしまった
夫婦はいきなりそんなことを言われて驚いたようだが
ええ、初めての子なんです。 と返してくれた
その時は、案内でしか話さなかった者から
いきなり話しかけられて驚いていたのだと思っていた
案内も終わって、彼らをバス乗り場まで送っている時だった
夫婦が礼を言いつつこんな事を訊ねて来た
今4ヶ月なんですけど、よくわかりましたね。 と……
75: 本当にあった怖い
>>69
後日談
説明してた時、これは買い客だなと感触を受けていたんだが
購入を決めてくれたようで、本部から話を聞いた
夫婦は俺のことを覚えていてくれたようで、礼の手紙を出すことになった
「初めての子」を無事出産したようでその祝いもこめて手紙を出した
思えばあの子は座敷わらしのようなモノだったのだろう
今でも彼らに憑いてるのかは知らないが、悪い物ではないのだろう思っている
72: 本当にあった怖い
人形だらけ
母から聞いた1番怖かった話。
昔母は某引っ越しのチーフをしていた。
ある日請け負った仕事は一軒家の引っ越しだったが平日だった為、前日までに梱包を終わらせて積み込みはお母さんだけが家に残っていた。
引っ越しチームが荷物をトラックに積み込み、うちの母と残ったお母さんで積み残しがないか家の中を見回っていた。
すると作業してるときに依頼人が全く触れなかったのでうちの母もスルーしていたのだが、家の奥に1つ開けていない扉があった。
うちの母がこの部屋には荷物がないんですか?と聞くと依頼人は
「私も開けたことがないんです。」と答えた。
どうやら引っ越してきた時に開かなかったので部屋も他にたくさんあったし必要がないので開けなかったらしい。
中古の一軒家で築年数も大分経っていたので無理に開けて扉を壊してしまったら面倒だと思ったそうで。
その家は取り壊しが決まっていたのでどうせだから開けてみようということになった。
母がバールで軋む扉を抉じ開ける。
鍵が掛かっているわけではないが、扉が歪んでいるのかなかなか開かないのでかなり苦労したらしい。
思い切り力を入れて力ずくで扉を開けると、6畳くらいの部屋に壁に沿うように棚が何段も付けられており、天井近くまで届く棚には、おびただしい数の人形。
棚にぎっしりと並べられたフランス人形や日本人形。
それらが全て入り口を向くように置かれていた。
部屋のどこを見ても人形と目が合ってしうように。
入り口に立つ母を無数のガラス瞳が見つめていたそうな。
母と依頼人はそっと扉を閉めてそのまま家を後にした。
それからうちには人形が置かれたことは一度もない。
76: 本当にあった怖い
>>72
そういう家あるよね
昔住んでたアパートの下の階の人がこけし大量に集めてる人でかなり怖かった
しかも玄関あけたら見えるんで回覧板もってくときなんて・・・
100: 本当にあった怖い
不思議な犬
漏れが16の時に郵便配達のバイトをしてた時の話だ。
俺の配ってる地域は、まぁ?所謂田舎でさ
地域の人によくしてもらったし、メシ食わしてもらったり
正月はお年玉までくれた。
田舎独特?っていうか、その地域はどこにいっても
おじいちゃんおばあちゃんが散歩なり畑仕事してるわけよ。
でも、その日は不思議と誰にも会わず配達が進んでいた。
んで、路地に入って配達してたらさ
( ̄△ ̄;)エッ・・?っていうような毛がところどころハゲた
黒い大型犬(みたことないくらい大きかった、体高はカブに乗ってた漏れくらい会った)
がイキナリ俺の前にいるんだわ
Σ(゚Д゚;)ビクッ!
ってなるじゃん?イキナリだしさ、でも不思議なんだけど
漏れはカナリなビビリなんだけど、
全然怖くないんだよね。(マジで不思議なくらいに)
で、その犬(こう呼ぶ事にしる)がさ漏れの顔をジーッと見てるわけよ、
その犬の目がさ、なんていうか濁ってるっていうか白いって言うかさ
年とった犬の目をしてるわけよ。
その目を見てたらさ、なんか寂しい気分になってさ
「お前、誰か待ってるの?」
ってその犬に聞いたわけよ、そしたらさ
トコトコトコトコ歩き出したわけよ、その犬が
漏れはなんだか見届けなくちゃって思ってカブ降りてついていったわけよ・・・・・
101: 本当にあった怖い
 続き
そしたら、その犬はある家の敷地(駐車場だな)に入っていったんだ
漏れは入れないから家の前で後姿をみてたんだけど、
犬が突然振り向いてさ、鼻をペロッって舐めたらさ
こう、フッ・・・って消えたんだよね、本当に霧みたいにさ。
消えた後も漏れはずっとその場にいたんだけど、
イキナリ涙がでてくるんだよね、そして
「ありがとう・・・ありがとう・・・」
って漏れ言ってるんだよね。
 
昔から配達してる人に聞いてもそんな犬は知らないって言うし
まさに謎・・・っていうのを今思い出した。
長文、オチなしすまそ
168: ムシマル 2006/04/13(木) 23:50:26 ID:OgHzI8WfO
サリーさんの占い
30年程前から地元の駅前に夜になるとたまに現われる占いの婆さんがいた。
その婆さんの占いはよく当たると評判で、地元の人間達は彼女を「サリーさん」と呼んで親しんだ。
※(魔法使いサ〇ーが由来と思われ、某メリーさんとは関係ない)
いつも閉店後の銀行の前に簡素な机と椅子、そして提灯に「目」のマークと「3千エン」の文字。
サリーさんの占いは「道具」を使わない。
相手の顔を黙って見つめるだけで占うのだ!
何よりも変わっているのはサリーさんは耳が全く聞こえないという事。
だから相手の相談を聞く事も出来ないし、喋る事もできない。
客は黙ってサリーさんの前に座り、3千円を支払う。
そして2?3分サリーさんが客の顔をニコニコしながら見つめた後、
あらかじめ用意してあった茶色い封筒が渡される。
サリーさんは封筒の上にマジックで「開封日」を書く。
これで占いは終わり。
だがルールがあり、たとえば開封日を「四月二十日」と書かれたらその日まで封筒は開けてはならない。
おそらく運命を先に知ってしまえば占いは成立しなくなるという所か。
・・・これが「サリーさんの占い」です。
つづく
169: ムシマル 2006/04/13(木) 23:53:13 ID:OgHzI8WfO
つづき
さて・・・サリーさんの封筒の中にはどんな事が書いてあるか?
例としては
「急な出費があり困るが借金をしてはならない。金は二階の寝室の本棚にある。
捨てようと思っている雑誌の間を探してみなさい。」
とか
「家出した猫は今夜帰ってくる。縁側のガラス戸を少し開けておきなさい。
さもなければ近い内に轢死する。」
とか
結構具体的で、よく当たる。
なぜ?まるでその人が占いに来るという事ですら最初から分かっていたかのようだ。
・・・さて、ここからが洒落怖話になるんだが
実は私も今から10年以上前、サリーさんに占ってもらった事がある。
友達と二人でそれぞれ占ってもらった。
私の封筒には「七月九日」
友人の封筒には「七月八日」と書かれていた。
その時まだ4月だったので、開封日はまだまだ先であった。
・・・しかし!アホの友人Bは、あろう事か、待ちきれずすぐに封筒を開けてしまった。
封筒の中には白い紙切れが一枚。
・・・何も書かれてはいない。
「だまされた!!」
友人Bは怒って、封筒と紙切れを丸めて捨ててしまった!
(まあ高校生にとって三千円は大金だけどね?)
つづく
171: ムシマル 2006/04/13(木) 23:58:01 ID:OgHzI8WfO
つづき
そしてBは、私の封筒も見せろ!と要求してきた。
だが冗談じゃない!この罰当たりめがッ!お前だけ呪われろォ!
と断った。しばらくは私も開封日「七月九日」を指折り数えてドキドキしていたが
・・・やがてそんな事忘れてしまった。
・・・そして「七月九日」その日Bは昼近くなっても学校に来る事は無かった。
職員室が慌ただしい。
四時間目の授業は自習になった。
・・・どうやらBが通学途中にバイクで事故ったらしい!
交差点で左折トラックの内輪差に巻き込まれて、
そのまま運転手は気付かずBを引きずったまましばらく走行。
Bは顔面をアスファルトに削られ重体に!
・・・!!
その時私は思い出した!
「サリーさんの封筒」
・・・今日が私の開封日!
きっとBの封筒には
「事故を起こすから、しばらくバイクに乗るな」
とでも書いてあるはずだったのかも知れない。
そんな事を考えると恐ろしくなって、私はたまらず急いで家に帰った。
・・・「サリーさんの封筒」を開けなければ!
・・・Bはおそらくサリーさんを無視したために死ぬだろう。
・・・俺はイヤだ!死にたくない!!
172: ムシマル 2006/04/14(金) 00:01:11 ID:jDxXZhMgO
つづき
家に帰った私はメリーさんの封筒を引き出しから取出した。
開封日は「七月九日」今日である事を確認した私は封筒を開いた!
・・そこには便箋が一枚。
年寄りが書いたと思われる、震えた文字でこう書かれていた。
「友達は事故を起こす運命。もう元にはもどらない。」
・・・私は涙と震えが止まらなかった。
サリーさん・・・あなたの占いは当たってます。
でも!彼を救う方法は無かったのでしょうか?
私はBはもう助からないんだなという事をこの手紙から悟り
しばらく学校を休み恐怖と悲しみに震えて過ごした。
後日談
Bの事故から三ヵ月が過ぎた秋の日。
私は日本の医療技術の素晴らしさを知る。
わがクラスに、カールスモーキー石井似のイケメンがやってきた。
・・・だが転校生ではない。
何と彼はあの日事故で顔面をグチャグチャにしてしまった
・・・B本人だった!
顔を失ったBは、整形手術により、別人の男前になって退院してきやがった!
サリーさん・・・あなたの占いは当たってます。
「もう元にはもどらない」
・・・顔がw
サリーさんについてはまだエピソードがあるので、その内また。
213: 本当にあった怖い
いいよいいよ?>>172
192: 本当にあった怖い
最後の心のよりどころ
3年ほど前の話
俺はあるレンタルビデオ屋で店じまいまでの2ヶ月間の期間限定のバイトをしていた
店には人が結構来ていたが、エロ目的のDQNや固定客ばかりだった
そんなある日、俺とバイト仲間Aの2人で店番をしていたんだが、一人の中学生くらいの少年がきた
すでに22時過ぎであったため、DQN以外の子供が居る時間ではないし、何より服装がおかしかった
そのころは春といってもまだ肌寒いくらいだったのに、あからさまに寝巻きズボンに肌着だったのだ
うわあ、なんか家出っぽいなあ、と思った俺たちは暇もあって、その少年に声をかけてみた
少年は暗い感じだったが、どうやら家出ではなさそうなことを言っていた
ただ、すごいおびえているというか、かくまってほしそうな感じがした
俺たちはまあ、心配するほどでもないと思い、少年のことを気にしないでいた(本当は時間的にまずいんだけどね)
少年は30分ほど時間を潰して、帰っていった
次の日も少年はきた
万引きという感じでもなさそうだし(服が薄かったので)、いいかなと思って普通に仕事をした
そして、次の日も・・・(普通は追い出すだろうが、もうすぐ店じまいだし、そんなきっちりやらないでいいかと思っていた)
しかし1週間ほどして、少年が来なくなった
客が離れるのは当たり前だし、気にしていなかった
俺がその店の近所で、ある母親が中学生の息子を殺害して逮捕されたのを知ったのは数日後のことだった
193: 本当にあった怖い
殺されたのは案の定、あの中学生だった
どうやらかなり虐待されていたようで、あのときに助けられなかったのは残念だった
(まあ、ただのバイトがどうこうできる問題でもなかったが)
話はここからである
そのレンタルビデオ屋には盗難防止に防犯カメラがあり、2階で主任がモニターでチェックしていた
(チェックしつつ、他のビデオ見てたが)
ある日、休憩時間で2階で飯を食っていると主任がこう言った
「あの中学生まだきてるんか、いい加減警察呼ぶか?」
俺は店番していたが中学生など来ていない
「え、あの、って半袖の?」
「おう、まだおるやないか」
俺がモニターを見ると、確かに中学生が写っている・・・
「え、でも、知りません?」
主任はきょとんとして言った
「何が?」
「いや、中学生、こないだ殺されて、ニュースに出てましたよ」
主任はニュースを見ない人だったので全然知らなかったようだ
「でも、おるやろ」
あせった声で主任がモニターを指差した
確かにあの少年と同じ服装だ
195: 本当にあった怖い
俺は「多分、同じ服装の男が居るんでしょ、確かめてきます」
そういって俺は1階に下りて、防犯カメラに写っている場所を確認した
しかし、そこには何もいなかった
レジにいたバイト仲間に聞くと「そんなのおらんかったと思うけど、これ(エロビデのカタログ)見てたから知らん」と言った
俺は不思議に思い、2階に上って主任に
「入れ違いになったみたいです」と言った
主任は言った
「お前降りていったら、お前の目の前通って店出て行ってたやないか・・・」
次の日から防犯カメラは故障中となり、モニターに彼が映ることはなかった
俺はそれからすぐにバイトをやめ、店も店じまいを1月早めて、すぐに廃墟と化した
中学生の最後の心のよりどころはそのレンタルビデオ屋だったんだろうか
今でも、廃墟化したそのレンタルビデオ屋に、彼がいるのかもしれない
197: 本当にあった怖い
カメラにだけ映るのってなんなんだろうな。
少年の霊がいたとして実際カメラで撮られてる場所にいたのか、モニタで見てる人のとこにいたのか・・
249: 本当にあった怖い
侵入者
流れ読まずに投下
私の旦那が経験した話。
前に住んでいたアパートで1人暮らしをしていた旦那。
そこのアパートの部屋にはロフトが付いていて、ロフトを寝床にしていたそう。
いつからか、夜中に金縛りに会うようになった。
毎晩金縛りに会い怖い思いをしていたそうだが、ある時
チェーンを掛け、鍵を閉めているはずの玄関が開いた音が聞こえた。
「ガチャッキィィ・・・」
旦那は金縛りにあっているので動けない。
寝ているロフト部屋のドアが開いた音が聞こえた・・・
誰かが入ってきた気配を感じる・・・
ロフトのはしごを上がってくる足音。目は開いているが金縛りで動けない!
顔・全身すべて真っ黒な男(見知らぬおじさん)だった。
旦那のお腹の上に正座をし、乗り込むように覗いてきた。
気が付いた時には金縛りは解け、その霊は居なくなっていた・・・
という話を旦那と付き合っていた当初そのアパートで聞いた。
また来そうだからあまり話したくないんだけどと・・・・
泊まったりしてたのでガクブルだった。
他にも妹のピアノの先生が自殺したあと目撃した事があるそうだ・・・
258: 本当にあった怖い
変な光景
うちの隣にDさんというおじさんが住んでいました。
その家には広いベランダがあって、
それが私の部屋からよく見えていました。
ある日の夕方、ふとそのベランダを見ると変な光景が目に入りました。
赤い布を頭から被った人間がイスに座り、その周りを中年の女性が
3,4人取り囲んでいたのです。
不思議に思ってしばらく眺めていると、おもむろに女性たちが
被せてある布を取り上げました。布を被っていたのはDさんでした。
顔色が少し悪いようで、土気色をしていましが、おかしいと
思ったのは顔色ではなく、Dさんが目をカッと見開いたまま
動いていなかったことです。
なんだか薄気味悪くなってきた私は、下にあるトイレにでも
行こうと思ったのでしょうか、階段を降りていました。
そしてトイレのドアの前に着いたとき、後ろから祖母に声をかけられました。
「Dさんが亡くなったってぇ!!!」
それを聞いた後の事はなぜか記憶がありません。
夕焼けのとてもきれいな日でした。
301: 本当にあった怖い
首取りの祠
俺には5年前Sという友達がいました。
Sとは高1の時に出会いSはオカルト話が大好きで俺もオカルト話が大好きだったので
同じオカルト仲間としてよくつるんで一緒に心霊スポットとかも行ったりしてた。
でも俺は部活をやっていたのでSは日頃からよく一人でいろんな場所に行っていたらしい。
そんなある日曜日俺が部活の試合が終わり携帯を見るとSから
「話したいことがあるで今から俺の家に来てくれやん?」
というメール。俺は正直試合で疲れていたので
「話って何?今日疲れとんで明日学校じゃ無理?」とメールを送ると
どうしても今日話したいとのこと。
俺はめんどくさいなと思いながらも何か面白い場所でも見つけたんじゃないかと思い内心ワクワクしてた。
Sの家に着きワンギリ。するとSが出てきて
S「おう、疲れてる所悪いな。まあ上がれよ。」
意外といつも通りのS。俺は少しがっかりしながらも二階のSの部屋へ。
Sと軽く雑談をした後俺が本題の方へ切り出した。
俺「ところでさー、話って何よ?」
Sが少し黙った後話しだした。
S「俺さー今日暇だったから心霊スポットとして有名な○○山に行ってきたんだよね。」
S「んで○○山に着いたんだけどまだ真っ昼間て事もあって全然怖くないのね。
だからこのまま帰るのももったいない気がして側に登山コースがあったもんだから
何となく登ることにしたんだ。」
303: 本当にあった怖い
俺「登ったのかよwこのご時世で日曜日に一人で山登る高校生なんておまえぐらいだよw」
S「うるせーよw記念だよ記念。まあそれでさーいざ登ったんだけど全然面白くないんだよね。んで
あー暇だなー思いながら歩いてるとふと一本の獣道を見つけたのね。俺せっかくだからその獣道を行くことにしたんだ。」
S「またそれがけっこう長い長い。すぐ行き止まりになると思ってたからさすがにちょっと不安になってきた。そしたらやっと道の最後に出たんよ。
そしたら案の定行き止まりだったのね。俺結局これかよと思って引き返そうとした時にその行き止まりの所に
人一人分入れる穴があいてたのに気付いたんよ。
それでさー何か冒険心くすぐられて俺入ったんだよね。」
俺「入ったのかよ…おまえ勇気あるな…」
S「それでしばらく行くと急に広い空洞に出たんだよね。そこに何があったと思う?」
俺「何があったの?」
S「祠だよ。祠。ぶっとい綱に囲まれてた所の中心に祠が立ってたんだよ。」
俺「マジかよ…何か映画みたいな展開やな」
S「俺も最初信じれんかったけどね。んで俺その祠に近づいた。その祠には小さな引き戸がついていて札が貼りつけてあったんよ。
俺、ここまで来たらやるしないと思って札をはがし引き戸を開いた。…何があったと思う?」
俺「…何があったの?」
304: 本当にあった怖い
S「…生首だよ生首。いや正確には頭蓋骨…その祠には頭蓋骨がまつってあったんだよ。」
俺、それ聞いた瞬間背筋に悪寒が走ったのを今でも覚えてる。
S「…しかもさ、その頭蓋骨がまた少し変なんだよね。何か少し人間の頭蓋骨と変わってるような…。
いや…まあ見たの一瞬だったし人間の頭蓋骨自体見た事ないから俺の気のせいだとは思うんだけどね。」
俺「…おまえ…それ絶対やばいって…。」
S「やっぱやばいよね…?俺も見た瞬間これはやばいと思ってすぐ戸を閉めて札貼り直して何度も謝った後逃げるように帰ってきたんだけどさ」
俺「おまえ、そんなんで済むかよ!明日学校終わったら神社行ってすぐに神主さんに事情話しておはらいしてもらえ!
俺もついて行くからさ」
S「おーそうするわ。ありがとうな。」
結局それで俺は話を聞き終わった後けっこう時間がたってたので後味悪いまま家に帰りました。
305: 本当にあった怖い
その次の日担任から隣のクラスのS君が亡くなったと聞かされた。
俺は半狂乱になり担任に聞くと担任も詳しくはわからないとの事。
俺は授業をサボりSの家へ。するとSの家には警察がいて中に入るのを止められたがそこを見かけたSの母が中に通してくれた。
号泣しているSの母に思いきって聞くと朝Sの母がいつものようにSを起こしに行くと
ベッドの上でSの首から上がキレイになくなってSが死んでいたらしい。
俺は頭が真っ白になった。
その後鑑定した結果その死体はSだと判断されたが頭は結局見つからなかったそうだ。
俺とSの家族は警察に決して口外しないように強く口止めされ未解決事件として闇に葬られさりました。
俺はこの話を一生するつもりはありませんでした。じゃあ何故5年たった今俺はこの話をしたのでしょう。
実は最近よく同じ夢を見るんです。
祠の横で笑いながら手招きしているSを…。
Sの頭はおそらく祠にある事でしょう。
俺は明日地元の有名な神社の神主さんに全部話すつもりです。
以上携帯から長文失礼しました。
307: 本当にあった怖い
>>305
後日談聞きたいな、このスレだとスレ違いになりそうだが。
345: 301 2006/04/15(土) 23:10:14 ID:BkveUSK3O
>>307
一応今日神社の神主さんに全部洗いざらい話してきたので報告しますね。
他の人にはスレ違い無駄レスになってしまうんでごめんなさい。
簡潔にいうと神主さんいわく
・今の俺からは怨念や呪いといったまがまがしいものは特に感じられないとのこと
・奉られていたという事から(神主さんもよくは知らないらしいが)
昔この地方では恐ろしい行事や習わしが存在したらしくその中の一つの可能性もあるとのこと
・Sの母にはまだ話さない方がいいとのこと・必ずしも霊的なものが関わってるとは決めつけないこと
・夢の件に関してはとにかく気にしないようにし
もし内容に変化が見られればすぐに連絡することを等言われました。
そして来週の木曜日にその神主さんと神主さん仲間の方と俺と三人で
その祠とやらを調査しに行くことになりました。
(俺は行かない方がいいと止められたが強く頼みこんで同行させてもらう事になった)
俺はそれまでにとりあえずこの地方にあったという恐ろしい行事や習わしについて調べることと
神主さん方々に無駄足を踏ませたくないのでその祠のある場所をある程度特定しようと思ってます。
ではそれでは。
※このあと別スレが立てられ、場所探索の報告などが続けられたようです。
336: 本当にあった怖い
母親怖し
漏れが七歳児だった頃の話
漏れは交通事故で入院していたのだが何分七歳児、心配した母親が泊まり込みで付き添いをしてくれていたのだが、『ある日』を境に泊まらなくなった…。
『忙しい』と言う理由だったのだが、退院後、その『ある日』の話をしてくれた。
その日、母親は漏れが寝付くのを確認してから就寝……何時間か経った真夜中に急に目が覚めたのだが何か様子がおかしい(母親は空気が重苦いと言っていた)。
嫌だな?などと思っていたら、急に金縛りの状態に陥り、全く身動き出来なくなったそうです。
目を瞑ったまま足掻いていると、周りに複数の気配が……開けてはいけないと思いながらも目を開けてしまったそうです。
337: 本当にあった怖い
母親が目にしたのは部屋を飛び回る約10個の『モノ』が
それは真っ黒でバレーボール大の丸い塊(母親は真っ黒な向日葵みたいな物と形容してましたが)
『何あれ?』と思った瞬間それらは一斉にこちらを向いたそうです。
しばらくしたら『それ』は居なくなり金縛りも解けたそうですが、その後眠れる訳もなく朝まで起きて朝一番に帰りました。
話が終わった後の会話
俺「ちょっ……そげな所に俺だけ置いちょったん?」
母「多分大丈夫だと思ったし、何も無かったから良いでしょ?」
俺「俺が取り憑かれちょったらどうするん!?」
母「大丈夫!そっから太る!」
俺「…………。」
結論:母の方が怖い
俺「そういや、こっち向いたって言いよったけど……何でこっち向いたっち分かったん?」
母「……生首だったから。」
俺「……………。」
362: 1/3 2006/04/16(日) 00:26:16 ID:ig8QeaNu0
真夜中の少年
某ゲーム会社で働く友人が体験した話。名前をKとする。
ある連休の日、Kは仲間と飲み会をして結構酔ってしまったらしい。
その飲み会をした場所は彼の実家に近く、飲んだ後は自分のマンションに
戻らずにKは久しぶりに実家に帰る事にそうだ。実家は郊外にあり、
方向が一緒の仲間の車に便乗し、国道の適当な場所で降ろしてもらった。
実家までは2kmほど歩かなくては行けなかったらしいが、既に終電もなく、
タクシーすらつかまりそうになかったので、そのまま彼は歩いて帰る事にした。
「じゃあなー」「ああ、またな」 車で送ってくれた友に挨拶をし、彼は歩き始めた。
郊外とはいえ、辺りは古い街並が残っており、うら寂しい。ましてや深夜のため、
それはなおさらであった。道の両側に並ぶ古い木造家屋を見ながらKは歩いていた。
Kにとっては初めて通る道だった。しかし町はよく知っている町だったので、
アルコール分100%の頭でゆっくりと帰りの歩みを彼は進めていた。
「橋は渡ったかな?渡ったはずだよな・・・?渡らなかったかな?」
すぐ近くに川があるはずだった。大きな川だ。けれども水の流れる音はちっとも
聞こえてこない。背後でかすかに聞こえていたはずの国道を走る車の音も、
いつの間にか聞こえなくなっていた。――そんなときだった。
キーーーーーッ ききききききききッ。
静まりかえった闇をやぶって、夜の街に甲高い音が響いた。獣の鳴き声にも、
鳥の声にも似ていた。だが、どうやら人間であるらしい。ガラスの表面を針で
引っかいたような、神経を逆なでする奇声だ。ひどくいやらしい、笑い声にも思えた。
(・・・・・?なんだ?)
頭の後ろにチリチリしたような物を感じながら、Kは反射的に辺りを見回した。
誰もいない。何もない。奇声はあれ1回だけのようだった。
――頭の中で尾を引いていた奇声も、すっかり現実味を欠いていた。
(気のせいじゃないよな・・・?人間の声だったよなあ?鳥とかじゃないな・・・)
考えながら闇の向こうを見ていたKの耳に、聞こえてくる音があった。それは奇声ではなかった。
363: 2/3 2006/04/16(日) 00:27:13 ID:ig8QeaNu0
(これは・・・?)
足音のようだった。道の彼方から、こちらに近づいてくる。こっちに向かってくるようだ。
が、それにしても、なんだか濡れているような、ねばっこい足音なのが気になった。
ぺたっ ぺたっ ぺたっ ぺたっ
闇の中に人影がにじみ出た。自分のように終電に乗りそこねて、家路へと急ぐ
通行人だろうか。まさか、さっきの奇声を発した人物だとは思えないが・・・
(もしも、そうだったら・・・ヤバイな。)
それにしても、ずいぶんと背が低い影だった。その近づく人物の背が極端に低い。
「―――――」
子供だった。
5、6歳だろうか。髪をおかっぱに切りそろえた男の子だった。それが、小走りにこっちに
向かって駆けてくる。ぺたっ、ぺたっ、と足音をしきりに立てて。
こんな時間に子供がどうして外をうろついているのか―― いや、そんなことよりも
もっと近づくにつれて、異常な事が見て取れた。
その子供は裸だった。
何も身に着けてはいない。そして全身が濡れているらしく、ぬらぬらと光っているのが
Kには見て取れた。あれは――なんで水に濡れているのだろうか――
気のせいか、赤い色がちらちらする。煮凝りの汁のようにねっとりとした――
ぺたっ ぺたっ びちゃっ ぺたっ
Kは急に酔いが覚めていくのを感じていた。こんな場合、どうしたらよいのか。
とっさには思い浮かばなかった。道を引き返してあの子供をやりすごすべきか。
それとも子供を捕まえて事情を確かめるべきか。しかし捕まえるといってもあれは
子供――なのだろうか。本当に人間――なのだろうか。
364: 3/3 2006/04/16(日) 00:28:13 ID:ig8QeaNu0
ぺたっ びちゃっ ぺたっ びちゃっ ぺたっ ぐちゃっ
――そんな事を頭で考えていたのはあっという間であった。すぐに子供は
Kの側までやってきた。子供は、にこにこと笑っていた。何かがべっとりと
ついているらしいその顔で。ただし、それはKを見つめて笑っていたのではなく、
虚空を、ただじっと見つめながら笑っているらしかった。そして、その子供は
両手に何かを握っていた。
(―――髪の毛!?)
よく分からなかったが、Kの目には、それが恐ろしい度のたくさんの髪の毛に見えた。
水垢みたいなものがこびりついている髪の毛。それが、小さい握りこぶしの間から
房になって垂れて、バサバサと揺れていた。バサバサと・・・。
裸の子供はKとすれ違うと、国道の方へと駆けていった。
びちゃっ びちゃっ ぺちゃっ ぐちゃっ・・・・・
今や、ぺたっ、ぺたっ、ではなく、べちゃっ、ぐちゃっ、と、何かの汚らしい汁を
撒き散らしているような粘液質の足音は、しだいに遠ざかっていった。
後には、道の真ん中に、完全に酔いの覚めてしまったKが、ぽつんと残されていた。
Kは、まばたきをしながら路上を見た。赤黒い汁が転々とそこらに落ちているのでは
ないかと思ったからだ。けれども、路上は乾いていて、どこにも、何も落ちていなかった。
「なんだったのかって?あの子供が?・・・なんなんだろうなあ・・・今でもあの、
びちゃっ、ぐちゃっ、っていう気持ち悪い音が耳に残っていてたまんないよ・・・。
あんなのに夜中にまたばったり会うくらいなら、簀巻きにされて川の中に
放りこまれたりするほうが、まだマシだよw」
 
後日、その出来事を語ってくれたKは、最後にそう言った。
370: 本当にあった怖い
>>364
コワー!2/3辺りで背筋ゾクゾクした
このスレざっとみてまとめのコトリバコみてきたけど
死ぬ程洒落に…ってゆうか生きてるの嫌になる程怖いな
…ビビリなだけか
373: 本当にあった怖い
山道の老婆
俺の実体験だが。
思い出すと今でもものすごく怖い。
厨の時、家族で釣りに行ったときの話なんだが早朝4時か5時くらいに紀伊長島の山道を車で走ってた。
片側が山で、もう片方にガードレールがある。
そのガードレールの向こうは崖になってて、ずーっと下に海があった。
もう延々と家一軒もない1本道を何十分も走ってた。
そんな場所なのに、ガードレールの横に突っ立ってる人がいたんだ。
近づくにつれて、おばあさんだって分かった。
荷物もなんも持ってなくてただ立ってるから、その人を通り過ぎてから50m
くらい先で父親が車を止めたんだ。
その人3月でまだ寒いのに薄着だし、父親は遭難か何かだと思って声かけにいってくるって言ったが、
母親はすごく不気味がって反対した。
俺はずっとおばあさんを見てた。
次の瞬間おばあさんがこっちをむいて手招きした。
このとき絶対ヤバイと思った。
両親も幽霊なんちゃうん?と言い始めた。
しばらく3人でそのおばあさんを見てたんだ。
そしたらそのおばあさんが突然ガードレールにもたれかかって、腹をガードレールに乗っけて
ぶらぶらとぶら下がったんだ。
分かる?
ちょうど洗濯物が干されてるみたいに。
もう一度言うが、ガードレールの先は崖だ。
そんなとこでぶらぶらやってんだよ。不気味杉
もう親も俺もパニックで、急いで車を出した。
もう一度振り返ったときにはもういなかった。
家族全員で幽霊見たなんてすごくね?
374: 本当にあった怖い
すげー
でも死ぬ程怖くはなかった
375: 本当にあった怖い
俺はそれからしばらくは呪い殺されるんじゃないかって恐怖と戦ったのにw
378: 本当にあった怖い
>>375
婆ちゃんは道に迷っていた
車が来たので助けを求めようとしたが通り過ぎてしまった
・・・と思ったら、停まったので助けを求めた(手招き)
全然来てくれない。というか何かヲチされてる
失望して身を投げようとしたら腹が引っかかって失敗(ぶらぶら)
しばらく経ったら引っ掛かりが取れて落下(消えた)
次の日の新聞に「老人崖から落ちて死亡」の記事
お前ら一家呪い殺されます。マジで。
379: 本当にあった怖い
忘れた頃に何の因果か件の場所に行き、
そこで再度見て呪われる。
380: 本当にあった怖い
>>378
>>379 
ちょwwwマジ怖いからやめれwww
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コメント
1 不思議な
サリーさんすげえな
2 不思議な
サリーさんが途中でメリーさんになっててずっこけたわ
3 不思議な
こういう怪談を読んでると、いつか読者側の私達も怪談のネタにされる日が来るんだろうな、と思う。
別にそれでもいいけど、できればいい話の方の登場人物になれたらもっといいな。
4 不思議な
ボルドー行きの乗合馬車という怪談はなかなか良かった。あ、ここには載ってない話ですが。
5 不思議な
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ある意味洒落怖…
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