日本刀にまつわる怖い話『開かずの間の日本刀』back

日本刀にまつわる怖い話『開かずの間の日本刀』


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7:
草薙の剣にまつわる話
604 :名無しさん@京都板じゃないよ :03/06/18 04:43
>>602
荒俣宏の『帝都物語』でも少しバラされてるけど、先の大戦末期に機密勅令によって全国の主だった寺社で
ルーズベルト米大統領調伏のための儀式修法が同時一斉に行われたんだよね。
その時、高野山や東寺でも禁断の大元帥明王法が修された。
熱田神宮に至っては政府中枢からの相当強硬な圧力により、
天皇さんや大宮司でも見ることさえかなわぬ草薙神剣がついに開封され、
大宮司による機密御仕の主依とされたという。
草薙剣の話については、当時の大宮司の孫(あれ?ひ孫だったかも)
が大学で同級でそいつから詳しく話を聞いたんだが、相当ヤバい話…あまり聞きたくない話だった。
…で、結果はというと、ルーズベルト、本当に死んじゃったんだよな。
これが偶然だったのか必然だったのかはともかく、
結果として神風だの本土決戦だのを本気で妄想する連中を増長させることになったのだけは確かだろう。
28:
スレ違いは承知の上なんだけど(スマソ)
リクエストが多かったので前回は敢えて伏せておいた部分について。
まず、草薙剣本体の材質について。
社伝ではかつて一度、新羅僧に盗まれ再び封印された際の『剣』の描写が残っているが、
再封印後、現代に至るまで御神剣は一切錆を被っていないとの伝説、あくまでも伝説があったが、
六十年前にその勅儀のために封印が解かれたとき、思わぬ象で伝説の根拠が明らかになった。
つまり御神剣は「錆びることのありえない素材」=金のムクで、もとより剣としての実用に耐えぬ、
あくまでも祭祀用の具として造られたと思われる。
そして最も問題だったのは御神剣の形そのもの。
社伝では中空の矛のような短銅剣とされていたのだが、
実際には、とても《剣》とは言いがたい、異様な形状の御体だったという。
喩えることのできるものがあるならば、国宝・石上神宮七支刀にやや近いというべきだったらしいが、
七つに別れたその先が左右に羽根をひろげるが如く長く手を広げ、
これまた、そもそもこれが《剣》として造られたものでないことを示していたという。
(ちなみに、後年、俺のその同級生の曽祖父=当時の大宮司は、自らの日記の中で、
御神剣が七支の形状をなしていた事実と、記紀中のヤマタノオロチより剣がいでたとの伝承を結び合わせ、
ヤマタノオロチの八つの頭がそのまま草薙神剣の七支の穂先と幹の突端になったのではないか、
との自説を記しているという。…なるほどね。)
で、問題の儀式中に起きたことは、大宮司が祭文を唱えるにつれ、
御体が唸り声のような重い音声をあげたかと思いきや、
祭殿の左、西の方角に向けて自らいざりはじめ(続く)
29:
>>604(補遺ー続き)
そのまま震えて祭文を唱え続ける大宮司に代わって、
御神剣を押しとどめようとした禰宜職が御体に触れた途端、
口より青い炎を上げて体が燃え上がり、骨も残さず溶けるように一片の黒い炭になってしまったという。
あまりのことに、神職・禰宜らが取り乱す中、何とか祭文をほふり終えた大宮司だったが、
三ヶ月半後に再び同じ儀式を行うよう命が下った際には、
さすがにこれを拒み続け、そのまま敗戦を迎えたという。
なお、その時も爾後も、その大宮司の一の弟子だったのが、
神社本庁・前総長だった鶴岡八幡宮の白井前宮司で、存命中の方でその儀式に立ち会っていた
数少ないお人だそうなので、当時の‘’ナマの様子を聞きたい方は訪ねてみては、との友人のことばでした。
…以上が、今から13年前に、京大文学部史学科の某助教授の研究室で、
そのセンセと私ほか2名の前で語られた内容の大筋です。
30:
草薙の剣欲しいなぁ?おいらも見たことあるよ!
35:
俺は、居合や剣道をやってる関係で短いのや長いのなど10本ほど刀を持ってるけど
以前に、妹の旦那に観てもらった。妹とその旦那は携帯のオカルトサイトで知り合った関係で
旦那は、見えたり、聞こえたりするいう。
俺は、興味を持っていたので結婚してから、俺の刀を観てもらった。
ある、短刀を観てもらった時、
一言「この短刀でお婆さんが刺されてますね」
と、言われました。
203:
>>35
通報しました
208:
>>203さん
僕の刀は200年以上前の短刀ですよ。
登録も昭和28年の物。
今、刺したものではないよ。
37:
切腹体験談
やり方が下手だったり刀が切れないと死にきれない。
一、腹の皮しか切れない
→熱い痛みを感じる。死ねない。
二、腹筋を切断し、内臓が損傷する
→壮絶な苦しみ。長時間のたうってから、やっと死ぬ。
三、腹部大動脈を切断
→壮絶な苦しみ。短時間で、血圧の急激な低下による意識喪失、
ほどなく出血性ショック死。
70年代か80年代頃の
切腹マニアの女性の体験記
切腹するときは名刀を使え
38:
つか、切腹それ自体で苦しまずに死のうってのが間違いだろ
40:
介錯がいないと
83:
妖刀正宗は実在するぞ、どろろに書いてあった。
89:
妖刀といえば、関の孫六。三島由紀夫の自決の生首写真を思い出す。
あれは、一太刀、二太刀で首が切断出来ずに、諦めた三島は首が半分、
落ちそうなのに舌を咬みきろうとしたそうだ。三島の行為はともかくも精神力は、感嘆する。
90:
腹の切り方の問題でああなっただけだから
弱気な17歳のオタク少年でも同じような死体になってた
介錯なしの切腹の仕方やっちゃったから首落ちないでさんざんになっただけ
91:
この国の戦国時代怖い
ヴァリニャーノ
・日本人は、人を殺すことを、動物を殺すことよりも重大には
考えていない。そのため取るに足りない理由からだけではなく、
自分の刀の切れ味を試すためであれば人を殺してしまうのである。
自分の屋敷でも人を殺すことがあり得るし、戦争が実に絶え間ないので、
大部分の人々が刀で命を奪われているものと思われる。
122:
関の孫六
こんばんは、
35です。
僕の話は、森田必勝さんが投稿された三島由紀夫さんが
自害された時の介錯に使われた刀、関の孫六の話です。
ただし、介錯の時ではなくそれ以前の話です。
三島さんの介錯に使われた刀は兼元といいます。通称、関の孫六。
ただし、「関の孫六」を名乗るのは兼元の初代及び二代目でその後は通称です。
介錯に使われた兼元は、いわゆる後代兼元と言われ江戸中期の作です。
ある出版社の社長さんが、三島さんに随筆を執筆してもらいました。
そのお礼として、その社長さんが自分の蔵刀の中から二本を選びそのどちらかを
三島さんに選んでもらって三島さんに贈るつもりでした。
その刀は、どちらも兼元でいわゆる関の孫六ですね。
しかし、造られた時代が違いますので同じ兼元ではありません。
続く、
124:
35です。
二振りの孫六は、一本は二尺三寸のいわゆる常寸と言われたもの、それに二尺二寸五分の
兼元でした。どちらも砥ぎべりなどなく健全でしたが、短い方には一つの欠点がありました。
それは、鍔元五寸の所に刃毀れがありました。
社長さんは、この二つの長所、欠点を話してどちらかを選んでくださいと三島さんに
いいますが、三島さんは、刃毀れのある兼元の方を選びました。
普通、刀は健全な物を選びます。まして、刃毀れがあるとは戦いに使われたか
実際に、斬首などに使われたかまともな人は、傷のある刀は選びません。
しかし、三島さんは、刃毀れのある兼元を選びました。
続きます。
127:
35です。
これからが、本題
三島さんが、兼元を選んだ後、この刃毀れのある兼元のあるエピソードを話します。
それは、刀を送った社長さんは剣道や居合をしていますので、その筋で三島さんと知り合いになったそうです。
ある時、社長さんは、刃毀れのある兼元を護身用にと白鞘のまま座敷の鴨居にかけていました。
鴨居の下には高さ1メートルほどの布団が重ねておいてありました。
ある晩に、小さな地震がありました。
社長さんは、家の中を見て回ります。
そして、座敷を見て驚いたそうです。
鴨居に掛けていた兼元は、鞘から離れ1メートルもある布団を差し貫き畳も貫いて床板まで達していました。
掛けていた刀が、例え鞘離れしても刀から1メートルもなく又、1メートルも
ある布団を差し貫き、あますさえ床板も差し貫いているとは考えられません。
社長さんは、以後、この兼元は、押入れ奥にしまったそうです。
この話は、「関ノ孫六―三島由紀夫、その死の秘密」 (1973年) (カッパ・ブックス)に載っています。
アマゾンで調べたら古書で14000円ほどします。
僕は20年ほど前に持っていましたが、現在は行方不明です。
三島さんは、この刃毀れの後代関の孫六兼元を白鞘から軍刀拵えにして自害に使われました。
やはり、呪われた刀はありますね。
130:
>>127
俺はその刀を贈ったF軍曹のほうがよほど怖い
舩坂弘
日本陸軍の軍人、大盛堂書店代表取締役会長。全日本銃剣道連盟参与、南太平洋慰霊協会理事、
大盛堂道場館主。テキサス州名誉市民章授与。最終階級は軍曹。アンガウルの戦いで活躍した。
舩坂弘-アンガウルの戦い
米兵を200人以上殺傷。米兵から鹵獲した短機関銃で数人斃し、
左足と両腕を負傷した状態で銃剣で一人刺殺し、短機関銃を手にしていた
もう一人に銃剣を投げて顎部に突き刺して殺すなど、鬼神を泣かしめる奮戦をした。
部隊壊滅後、敵将に一矢報いんと手榴弾六発、拳銃一丁を持って米軍指揮所テント群に
数夜をかけて潜入した時には、すでに左大腿部裂傷、左上膊部貫通銃創二箇所、
頭部打撲傷、右肩捻挫、左腹部盲貫銃創を負っていた。
突入してきたこの異様な風体の日本兵に、発見した米兵もしばし呆然として声もでなかったという。
舩坂は前哨陣地を単身突破し、米軍司令部を目指し突入するも頸部を撃たれて昏倒し、戦死と判断される。
しかし、舩坂は3日後に米軍野戦病院で蘇生する。ペリリューに身柄を移されて2日目には、
重傷を負っているにも拘わらず捕虜収容所から脱け出し、米軍弾薬庫の爆破に成功している。
個人の戦闘記録としては唯一戦史叢書に載せられる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/舩坂弘
139:
>>130
怖いというか、兵士の鑑みたいな人だな。
凄すぎる。
151:
刀の恐い話マダ??
153:
>>151
にっかり青江
名称の由来は、にっかり笑う女の幽霊を切り捨てて、
翌朝確認をしたら石塔が真っ二つになっていたという伝説から付いた。
切ったとされる武士は、中島修理太夫・九理太夫兄弟、
浅野長政の家臣、六角義賢に仕えた狛丹後守の3説がある。
この武士から柴田勝家に所有が移り、子の柴田勝敏に譲られた。
さらに柴田勝敏を討った丹羽長秀から豊臣秀吉に献上され、
子の豊臣秀頼から京極高次に与えられたと考えられる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/にっかり青江
>にっかり笑う女の幽霊を切り捨てて、
翌朝確認をしたら石灯籠が真っ二つになっていたという伝説から、この名が付いた。
366:
>>153
にっかり青江好きだなぁ
344:
不幸を呼ぶ刀
有る本に載っていた、日本刀にまつわる話
有る愛刀家が一降りの刀を購入した、立派な突兵拵がついていて
この拵えが、柄が肥後拵のように茶色に染めてあり金具も良い物で
拵えも気に入って購入したそうだ
ところがこの刀が家にきてから、持ち主や家人が病気になったり
火事が起きたり、詐欺にあったりとロクでもないことばかりが起こる
で、刀を研ぎに出して家から離れると、そう言うことがピタリと止まる
そして研ぎあがって帰ってくると、また家庭で不和が起こったり
事故にあったりと不幸が立て続けに起こる、ひょっとしてこの刀に何か
と思った愛刀家が、別の刀屋にその刀を持ち込んで売ってしまおう思い
刀屋がしきりに拵を捨てて白鞘にするように進める、こんなすばらしい拵なのに
と刀屋に問いただしてみたところ、刀屋が「私の見たところこの刀の柄は、血染めですよ
しかも、ムラから見て2回は血がしみています、お刀は良い物なので拵を変えられた方が」と言った、
突兵拵と言えば戊辰戦争などで幕府方などが好んで用いた拵だし
柄が血に染まると言うことは、まず持ち主の血だと見て良い、柄が染まるほどの出血なら
持ち主は死んだかもしれない、それも二回も、と考えが至ったところで
刀を、代金は後で良いと刀屋に押しつけるようにして、店を出た
その後、不幸はピタリと収まり平穏な生活に戻ったらしいが
今もその刀は、どこかで売られているのかもしれない。
345:
>>344
こういう話を待ってた、ありがと
360:
夫婦刀
流れ、豚切って投下
戦争中、兄弟がそれぞれ、海軍と陸軍の航空部隊に入った
兄弟共に士官に任官した時、父親は家に伝わっていた大小の刀を
それぞれ軍刀になおして、大刀を海軍に行った兄に
小刀を航空部隊に入った弟に送った、そのとき父親は
「この刀は夫婦刀と言って、同じ鋼から打ち分けられた刀だと
言われている、夫婦刀は互いに引き合うと言われているから
おまえら、戦場で会うことになるかもしれないぞ」と言って送り出した
戦地に出た後は兄弟共に南方各地をそれぞれ転戦したが
二人が戦死したのは同じ島だったという。
361:
鶴姫一文字
怖い話では無いけど
上杉謙信公が、手元にあった一文字在銘の二尺三寸六分の刀一降りを
磨上(すりあげ)つまり中子を切りつめて短くしようと研ぎ師をお召しになった
研ぎ師は承知しましたと承って、刀を持って座を辞した
さて、この研ぎ師、帰って刀を刀箪笥にしまってその晩は床に入った
そうすると、その晩の夢枕に見目麗しい一人の姫君が立って
「どうか、私を切らないでください、お願いいたします。」と研ぎ師に頼み込んで、
すーっと消えたはっと目が覚めた研ぎ師は、翌朝頼まれた磨上の仕事に掛かろうとしたが
昨晩の夢が気になって、どうしても仕事に掛かる気になれない
それで、その仕事を一日延ばして次の日にすることにした
すると、その晩にまた件の姫が夢枕に立って、
「どうかどうか、私を切らないでください」と涙を流して、頼み込むので
研ぎ師はこの姫君がどうにも哀れになって、貴女はいったいどなたなのですか?
と聞くと「鶴と申します。しかとお頼みいたしましたぞえ」と言うと、消えてしまった
飛び起きた研ぎ師は、どうも鶴と言う姫はこの太刀の化身らしいと言うことで
磨上を中止して、返還した、それ以来この太刀は「鶴姫一文字」と呼ばれ
戦前まで上杉家に代々伝えられていた
489:
魔人の刀鍛冶
村一番の器量良しの娘を持つ親父が「一晩で千本の刀を作れる奴なら娘を嫁にやる」
と言っていたら一人の男が現れて娘を嫁にくれと言って来た。
作業中は覗くなと言って刀を打ち始めるのだけど、
気になった親父がこっそり除いたら、男じゃなく大蛇が刀を作っていたので
「蛇なんかに娘はやれん!」と思い鶏を騙して鳴かした。
(鶏の真似をしたんだったかな?)
大蛇は九九九本打ち終え、千本目に取り掛かった時鶏の声を聞き
夜明けと勘違いして逃げて行った。
と言う感じの話があった。
641:
魔除け
ひとつお話を投下
ただし俺は専門家でもなんでもないし、知り合いから聞いた話だから突っ込まれても答えられないぜ。
そいつの実家には日本刀が一振りだけ置いてあるそうだ。
なんの逸話もなく、その家のじい様がどっかから手に入れてきたらしい。
その当時、一人暮らしを始めたばかりのそいつは気分がすぐれてはいなかった。
肩こりがひどく、時折頭痛がしたんだと。
そして何より、毎夜毎夜金縛りに遭っていたそうだ(ただし何も見てはいない)。
そいつが正月に帰宅した初日、じい様は泊まりがけで
出かけていたのでそいつはじい様の部屋で寝たんだと。
(じい様の部屋の方が広くて寝やすいらしい。)
枕もとにはあの日本刀。
すると金縛りに遭うこともなく朝を迎えた。
枕もとを見ると刀が鞘から抜けていて、床に落ちていたらしい。
そしてその近くには墨汁を垂らしたようなシミができていたそうだ。
それ以来そいつの体調は回復し、金縛りに遭うこともなくなったんだと。
(ただしじい様には怒られた。)
駄文失礼
643:
>>641
刃物は魔除けになるもんね?♪
644:
>>641
へえ…興味深い話だな…
オカルト板的に言うと何か憑いていた霊かなんかをその日本刀が祓ったってことか?
でもまあ金縛りは筋肉の痙攣だからな…
寝た場所やらその時の疲労とかの環境で変わったりもするから
いろんな偶然が重なったとも言えるわな
811:
湿原に突き刺さる刀
携帯から失礼します。
もう十年以上前に放送された番組で、場所は日本で湿原。(だったかな)
そこに一本だけ突き刺さった刀。(刀身はもちろん錆びてる)
伝説の―とかそんな感じで紹介されて、 刀身の一部を持ち帰って
検証した結果、刀の製造年代が平安後期と判断(?)された。
番組的には、なんで突き刺さっていたのか―とか、武士が突き刺して置いていったんだろ―
とかいろいろ出演者が推測していたんだけど、結局わからなかったていう感じなんでした。
怖くない上、オチなし長文失礼しました。
815:
>>811です。
ググったら、詳細あったんで載せきます。
―甘利山・椹池―
1984年の早春、南アルプス前衛の甘利山にある椹池が突然干上がったことがあった。
その原因も不明だが、露わになった湖底中央部に錆びついた鉄剣が突き刺さっているのが発見された。
束の部分はなくなっていたが、長さ40センチ、幅8センチもある大きな鉄剣であった。
刀身の検証結果は、奈良時代前期頃だったそうですが…いや記憶違いで申し訳ないです。
で、池の名前でググったら、ちょっとした伝説があるみたいですが、
スレ違いなんで載せない方がいいですよね。
818:
>>815
伝説キボンヌ
819:
この池には、昔大蛇が住んでいた。
底深く住んでいた大蛇は、この場所に近づくもの、この池で漁をするものを次々と引き込んで、
呑み込んでしまうので、人々は恐ろしい池として、誰一人近寄るものも無かった。
この大蛇の前身は、下条婆(げじょばんば)と呼ばれる老婆であった。
巨摩郡下條村(現韮崎市藤井町)に住んでいた老婆が、ある朝のこと、髪を梳こうとして鏡をのぞくと、意外にも彼女の額(ひたい)には、鬼の角の様なものが二本生え出していたのである。
老婆はひどく驚き悲しんで、この様な姿を、
息子や嫁や近所の人に見られてはならないと、手拭で頭を包んでてしまった。
この下条婆が化身して、池中に住みつき、大蛇になったという。
820:
以上が大まかな概要です。
時代的には天文年間(1532-1555)の伝承らしいですが…
どうやらこの伝承は、下條村に伝わる老婆の伝承と、甘利山の池に住む怪物の話が複合したようですね。
で、もうひとつ、この鉄剣に関連しそうな伝承を。
―苗敷山宝生寺の僧侶は、椹池や大笹池を修行の場所とし、
経塚や、千頭星山に登って、修法を行ったと言われる。
しかし、具体的にこれを立証する資料は今ほとんど失われている。―
とありました。
甘利山は、山岳信仰の山みたいだったようで、もしかしたら鉄剣もそれ絡み―なのかもしれないですね。
駄文・長文を携帯から失礼しました。
55:
イタコ
ここ見て思い出したので書きます。
怖い話でもないかも
すいません、長いです。

ある日、学校から家に帰ると母が探し物をしていた。
なんだか切羽詰った様子。声を掛けてみると不思議な話をする。
「今日来た人がねぇ、うちに人を切った刀があるって言うのよ。よくないって言うんでね」
その日は近所の親戚の家にイタコ関係?の人が遊びに来ていて、
どうも気になるからとウチに寄ったらしい。
拝み屋やらイタコやらがごく普通の田舎なのだ。
56:
人を切った刀があったとしても刀は人を切るために
作られたわけだし、いまさら何を・・・と生意気な
中学生だった私は顔をしかめたが
イタコパワーの凄さをよく知っていたため放ってもおけない。
母と一緒に探そうとして、ふと思い出した。
子供の頃住んでいた古い家の床の間に
なぜか抜けない刀が立てかけられていたのだ。
何度か鞘から抜こうとしたがびくともしないものだった。
そのうち、かっこいいニセ刀を京都みやげにもらったので
役に立たない刀などには興味が失せ、そのまま忘れていた。
57:
「もしかして・・・床の間にあった抜けないやつのこと?」
「そうそう、言われてピンときてね。でも、無いんだよ。引越しの時も持ってきたはずなのに」
その刀は祖父が土建屋へアルバイト?へ行った時、
穴を掘ったら現場から出てきたので持ち帰って来たものらしい。
関西方面ならいざしらず、どうしてこんな長年だいたい平和だった
ところで簡単に刀なんか出るのかと疑問に思う。
たしかに県内には古戦場があるが戦国時代より前のものだ。
よく覚えてはいないが手に取るのをためらうような
汚さでもなかったと思うからそんなに古い刀のはずがない。
きっと誰かがおみやげの刀をそのままにして家を解体したから
掘ったら出てきちゃったやつなんだ、イタコのやつ!と考えたが
気になったので、もうヨレヨレしていた祖父に
どこの工事現場から持ち帰ったのか聞いてみた。
・・・古戦場付近だった。
結局その日は刀が見つからず、しばらくのあいだ忘れた。
 つづきます
59:

私が高校生になったころだった。
家に帰ると、なにやら妙な雰囲気。
仏壇やら床の間やら神棚などに、やたらに果物やら菓子やらお供えが多い。
誰か来たのかと母にたずねると、イタコが来たと言う。
(ちなみにうちの地方では恐山のイタコではない拝み屋などもイタコと言う)
話を聞くと、すっかり忘れていた例の刀の件だった。
何年か前と同じイタコがまた近所の親類の家に遊びに来たらしい。
それで「なんだ? あの家、刀のパワーが増幅している!」
と慌てて来たようだ。
60:
イタコは開口一番「なんか始めたか?」と母を問い詰めたという。
というのも母もちょっとそういうケのある人なのだ。
「○○さん(近所の老人、入院中)が朝方あいさつに来たから
(通夜の手伝いで)今日は忙しいだろう」などと何気なく言って
それが本当になることなどが日常茶飯事だった。
そんな母のプチ霊能をなんとなく分かっていたイタコは、
刀の増幅パワーの源は、怪しげな新興宗教やら拝み屋やらを
母が始めたせいではないかと疑ったのである。
そんな嫌なかんじのパワーだったのだろう。
もちろん、母はそんなこと始めていない。
61:
母は気味が悪くなり、たまたま家にいた父をつかまえて例の刀の件を話した。
父はその方面のことを嫌うので前に刀の件を指摘された時には話していなかったのだ。
話を聞いた父は
「ああ。それだったら錆びてたから磨いて小屋に入れてあるよ」
・・・そのせいだった。
んで、なんだかお祓いのようなことをしたらしい。
例の刀はイタコがどこかへ持って行ったそうである。
62:
その刀がなにか悪さをしたかといえば、思い当たらない。
ただ、後から思えばだが、そのころ母のプチ霊能がMAXだったように思える。
朝起きると昨日は3人に押さえられただの、
下から来ただの右から来ただの坊主が出ただの
やけにうるさかった覚えがある。
63:
3
祖父がいかにも気味の悪い刀を持ち帰った
理由をイタコが語ったようなので書きます。
前世、うちの祖父と母は敵対する武将同士だったらしい。
まあ現世では仲良くしろ、というわけで母が嫁に来て一緒に暮らす運命に。
同じ家にかつての敵がいるというわけで
祖父は無意識でいつも合戦に備えていたのだという。
庭に祖父が大きな石を無意味に積み上げた一角があったのだが、
それもそんな備え(バリケード?)だとの話。
ホントかウソかは誰も分からないが・・・
64:
連投、失礼しました!
66:
>>64
面白かった
ありがとう
67:
>>64
うむ、興味深い話だね。
僕の知人にも前世で兄弟だったが、仲が悪かったので、
現世で夫婦にさせられたという人がいるから、
これも本当かも知れないね。
69:
獅子切り
怖くは無いが「刀」で思い出したので投下。
ばあちゃんによると、かつてシシキリという刀がウチにあったらしい。
獅子切り?猪切り?狩猟用のナタみたいのを想像していたら?
実は四肢切り、が正解らしい。(ばあちゃんの記憶もちょいあや
ふやで別のかもしれない) 太刀というには小さく脇差くらい。
1人の四肢を全部切り落としても刃こぼれひとつしなかった・・・と
伝えられてたそうだが、さすがにそれは無いと思う。
ばあちゃんの話では子供の頃に一族の誰かが亡くなってお通夜の
晩に棺や襖がガタガタが鳴った時に守り刀としてそのシシキリを
遺体の胸に置いたところピタリと鳴り止んだそうだ。
そして一族の皆がその一連の出来事をさも当然といった表情を
していたのでばあちゃんはとても印象強く記憶していたらしい。
終戦のバタバタ期に無くなってしまいシシキリは現在所在不明。
71:
>>69
>1人の四肢を全部切り落としても刃こぼれひとつしなかった・・・と
>伝えられてたそうだが、さすがにそれは無いと思う。
十分にありえるよ。
現代刀工の作った刀でも建設用の太さ1cm近い鉄筋を切断したり
槍や別の刀を台の上において切断しても損傷しない刀があるから。
ちなみに実家には何本かある槍の中に猪槍という槍があった。
家の裏が山なので猪や熊が降りてきたときにこれで突いていたらしい。
13:
呪われた日本刀
10年くらい前に、祖父の家で開かずの間(みたいなもの)を見つけたんだが、その時の体験。
俺が高2の時に、祖母ちゃんを早くに亡くし、1人でデカイ家に住んでたじいちゃんがとうとう死んだ。
祖父ちゃんは、戦前から鉄工所を営み、その鉄工所はこの町一番の規模で有名だった。
天皇陛下に瑞宝章を賜った、町の有名人。
住んでる家も、木造だがかなりデカく、俺等 孫はよく遊びに行ってた。
祖父ちゃんの49日が住んで、祖父ちゃんの書斎を整理する事になり、親戚一同が集まった。
男手も必要だということで、俺も参加させられた。
書斎の本棚には、鉄鋼関係の古い専門書やアルバム、釣りの本でぎっしり。
それらを本棚から出し、一ヶ所に集め、親戚の叔母さん達が何やら振り分けてる。
今度はその巨大な本棚を、男連中(伯父さん達や俺)が屋外に出すということで、
5人がかりで動かしたんだが、その本棚の裏に小さな引き戸があった。
14:
続き。
その引き戸は、横1m×縦1m30cmくらいで、取っ手がどこにもなかった。
その引き戸、親戚みんな初めて知ってみたいでザワザワしてたんだが、
伯父の一人が「開けよう」と言い出した。
みんな気味悪く思ってたけど、伯父は興奮した様子で「あの親父が、何かお宝隠してたのかな? 何か出てきたら鑑定団に出してみようw」とか言いながら、隙間にL字型の金属の定規を差し込み、無理やりこじ開けた。
みんなが固唾を飲んで覗いたら、そこには日本刀が1本祀られてた。
無造作に置かれた感じじゃなく、台に刺さった鹿の角に飾られて、
台の前には白い徳利のようなもの2つとボロ布が敷かれて、まさに「祀ってある」感じだった。
その日本刀だが、カビか何かで黒く汚れた御札(だと思う)が3枚、鞘に巻きつけるように貼られてたんだ。
余りのカビ臭さと気味悪さで、みんな「そのままにして閉めよう。」と言ってたんだが、
引き戸を開けた伯父は「お宝かも知れん!」とテンションが上がったようで、
日本刀を手にして鞘から抜こうとしたんだが、いくら引っ張っても抜けない。
伯父はすっかり興ざめして、また引き戸の中の鹿の角の上に乗せたんだが、
叔母の一人が「御札が貼ってあるものだし、この際 寺に納めよう。」みたいな事を言い出し、みんな納得した。
15:
続き。
その寺とは、隣町にある高名な寺で、親戚は後日その日本刀を持っていく事にして、書斎の整理を続けた。
それから数日後、親戚一同で寺に向かう。
(俺は学校。)
家を出たのは昼前だったらしい。
それまで快晴だったのだが、寺に向かおうと車を出すとすぐに大雨が降ってきたという。
(俺の高校は他市だったので、快晴のまま。)
寺に着いたのは昼12:30だったと父が言っていたが、時同じくして、ある「不幸な出来事」があった。
祖父ちゃんの鉄工所(←伯父の一人が継いだ)で従業員2人が死んだんだ。
16:
続き。
鉄工所は、戦前に建てられたもので、建物に結構ガタがきてて、
一部建て直したり補修したりしてたんだが、雨漏りは一度もしたことがなかったそうだ。
それが、突然の大雨で雨漏りしだした。
しかも、高価で歴史的価値もある機械の真上だったそうで、社長(伯父)不在の従業員達は
濡らすまいと奮闘してたんだが、2人の従業員が「屋根を修理してくる」と、
他の従業員の反対を押し切って屋根に上っていったんだそうだ。
屋根は高く、学校の校舎の3階くらいの高さ。
他の従業員の心配通り、2人は足を滑らせて落下。
1人は即死だったそうだ。
時間は昼12:30。
そして話は隣町の某寺に戻るが、鉄工所でそんな事故があってるとは
知らない親戚達が車から降りると、寺のお坊さんが険しい顔で立ってたらしい。
18:
続き。
お坊さんは「何を持ってきた?! すぐに出しなさい!!」と言い放ち、
日本刀を手に取った途端に本堂に走って行ったそうだ。
親戚一同、唖然。
そしてお坊さんの奥さんに、本堂の横の部屋に通され、しばらく待たされた。
しばらくして現れたお坊さんは、「あれは、良い意味でも悪い意味でも大変な力を持った刀。 
お祖父さんがどういう経緯でアレを入手したのか知らないが、下手に動かしたり近付いたりしない方がいい。 
あれはうちの寺で引き取りましょう。」と言い、親戚達は頷くしかなかったらしい。
そして、親戚一同は伯父の家に帰ったんだが、鉄工所の事故を知り、てんやわんやの大騒ぎだったそうだ。
それからその鉄工所は、死んだ2人の従業員の幽霊が出るということもなかったんだが、
不景気の影響で、2年後に閉鎖・廃業。
こじつけかも知れんが、俺も両親も親戚も、あの日本刀が関係してるんじゃないかと今でも思ってる。
以上、全て実話です。
長文・駄文すいません。
537:
あかずの間の日本刀
こんなスレがあったんですね。
私の身近にも(父の実家)"開かずの間"的な話しがあります。
父の実家は四国にあり、築150年を超える古い建物です。
今だに土間がある、和室ばかりの大きな家・・・
その最奥ある奥座敷が"開かずの間"になっています。
"開かずの間"と言っても、鍵が掛かっていたり壁に囲まれている訳でもなく、
出入口の襖にお札が一枚貼ってあり、皆が意識的に入らない様にしている部屋でした。
私は小学2年生の時にその部屋に入ってしまった事があります。
開かずの間として、封印されている部屋ともしらずに・・・
538:
その日私は父の実家で一人遊んでいました。
広い家の中を走り回っている内に、その部屋の前に辿り着きました。
私はその部屋が、"開かずの間"になっている事を知らなかったので、
「入った事ない部屋だ探険しよっ」
などと思い入ってしまったのです。
襖を開けると中は、窓も照明もなく真っ暗でした。
20畳ほどの和室の中を襖から差し込む光だけを頼りに進みました。
部屋の中に家具や荷物などは、なく只の空き部屋の様になっていましたが、
一番奥の床の間に変わった物がありました。
541:
錆びた日本刀でした。
鞘に入れて飾ってある訳ではなく、15?位のお札が貼ってある木箱に突き刺さって立っていました。
私は不思議に思いながらその日本刀に触ってみたのですが、全く動きません。
上に向かって思い切り引っ張ってみたのですが、全く動きません。
どうやら木箱を貫通して床まで刺さっている様でした。
そんな事をしていると急に気持ち悪くなり始め、激しい腹痛、吐き気が本当に突然襲って来ました。
私は子供ながらに唯事ではないと思い、痛みに耐えながら部屋の外に出て
母を呼ぼうとしましたが、部屋の出入口で倒れてしまいました。
そして気が付くと・・・
私は病院のベットで寝ていました。
倒れた時の音を聞き付けた祖父が駆け付けて来て助けてくれたそうです。
病院で家族全員が無事で良かったと喜んでくれたを、今でも良く覚えています。退院後祖父が、
「あの部屋には、恐ろしい祟り神様が居るからもう入っちゃいけないよ。」
「今回は巧くコレに移せたけど次は、判らないからね。」
そう言いながら私の髪をくくり付け、名前を書き込んだ和紙製のヒトガタを見せてくれました。
ヒトガタのお腹は真っ黒に焦げていました。
今振り返るととんでもない事ですが当時の私は、
「うん!もう行かないよ。おじいちゃんありがと。」我ながら呑気なもんです。
543:
その祖父も昨年旅立ち、件の"開かずの間"は
現在私の伯父一家が守っています。
昨年、祖父の葬儀に行った時に伯父に話しを聞いてみたのですが、
「決まりでな、本家の者以外には教えてやれないんだごめんな。」
と教えてもらえませんでした。
今後も本家は代々"開かずの間"を守っていくとの事です。
最後に皆さん"開かずの間"に入る時はくれぐれも気を付けて下さいね。
私は巧く助かりましたが、毎回助かるとは限りませんからね。
 
それでは自分の棲んでいる板に帰ります。
長文、スレ汚しすみませんでした。
54

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日本刀にまつわる怖い話『開かずの間の日本刀』

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