【閲覧注意】死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『マネキンの警告』back

【閲覧注意】死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『マネキンの警告』


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5:
浴槽
116 本当にあった怖い名無し sage New! 04/08/13 11:27 ID:q2Tcbb0Z
風呂に入っていた。
頭を洗い、体を洗い、さて湯船につかろうか、と浴槽に目を向けたとき、
とんでもないものがいた。
灰色の赤ちゃん。目が合った。
まるでお地蔵さんのような感じだった。
慌てて風呂から飛び出し、母親に報告しようとしたが、声が出ない。
まるで魔法でもかけられたように、発声できない。
ジェスチャーで一緒に来てくれと母に伝え、風呂場に走った。
もうなにもいなかった。
声が戻り、一部始終を話した。
母親はいつまでも笑っていた。
43:
幽霊神社
俺のオカルト好きを知ってか知らずにか
あんまり仲良くもない友人Aが話しかけてきた
仲良くないどころか、そいつの彼女横取りしたから
かなり気まずい(Aにはバレてない)
A『俺、○△神社で幽霊2回見たんだ
 おまえ、近所だろ夜中の1時に絶対行くなよ』
怖がりのヤシなら、それを聞くと昼間も避けるんだが
俺はというと、行きたくて行きたくてウズウズしてた
四方を山に囲まれたような神社で
入っていくには4、50段の階段登るしかないんだが
俺は林の中を突き抜けて下る獣道にもならないルートを選んだ
勝手知った道だし、霊を隠れてみたかったから
時計を見ると、20分前
『早く来すぎたかな?』と辺りをよくみると
階段を登ってきたら着く場所の側に人影がある
『霊キタコレ?』とよーく見てみると
包丁持って隠れたAだった
45:
>>43
怖ぇぇぇぇぇぇ!!!!
710:
個室のベル
怖い話とは言い切れないが、俺が居酒屋でバイトしていたときのこと。
夜は居酒屋、昼間は普通にご飯食べるところってな感じの店で、俺は昼夜問わず働いてた。
店は昼の11時から開くんだけど、すぐにお客さんが入ってくるってことは無くて
しばらくの間パートのおばちゃんと暇ですねーなんて雑談してた。
俺が働いてた店は店員呼ぶときにピンポンってなるベルみたいなのが各個室に置かれてる。
ピンポーンって押されればその個室の番号(1番の個室なら1、4番の個室なら4)が
電子掲示板みたいなのに番号が点滅する仕組みになってる。
ピンポーン・・・・・・・・・
711:
「ただいまお伺・・・え?」
思わずパートのおばちゃんと目を見合わせた。だって鳴るはずが無いんだ。
客は誰も入っていないし、ベルだって結構しっかり人が押さないと反応もしない。
その日出勤だった人は全員同じ場所にいたんだから。
「・・・一応、見てきますね」
 
"14"
掲示板にはその数字が示されていた。
個室を見に行っても当然人はない。変だなーって思いながら俺はおばちゃんたちのところに戻った。
「誰もいませんでしたよ」
「今の、14じゃなかった?」
「え?なんで分かるんですか?」
俺はどこの個室でした、なんて言ってない。
「この店、たまにあるのよ。決まった個室なんだけど、誰もいないのにベルが鳴るの」
「その個室って」
「14」
14の他にも36という個室、そしてその個室の近くで女性の霊らしきものを見た人もいるとのことだった。
未だにあの個室のベルは鳴っているのだろうか・・・・・。
712:
>>711
ちょっと怖いじゃねぇか
502:
初雪の山
初雪の山は登ってはいけない、
そういう話しを仲間内でよく聞いたが、滑りやすくなるからだろうと思い
バカにしてた知り合いは命の危険に晒された。
彼は登山歴3年くらいの経験の少ないアマだったが勝気な性格で人に頼ったりする事が嫌いだ
なんでも1人でするタイプで、そのときも一人で冬山を登っていたが、初雪が降り始めていた。
積もったのは数センチだったので彼は当初の計画通り登り続けた。
雪のせいで登山道が分かりづらくなった彼は慎重に登り始めたが不安になりだした。
道を探しながら歩いていると、足跡があることに気づいた。 彼は喜んで胸をなでおろした、
「この道で間違いないんだ」またいい調子で歩き始めた。 だが、その足跡に気になる点があった
靴の足跡ではない気がする、少なくとも登山ブーツではない。明らかに細すぎるし小さい。
そのまま足跡を頼りに登り始めた、周りの景色が少し違うなと3年の経験で感づき始めた。
登山道というより獣道に近く、岩もごろごろして雑林も増えてきて歩きづらくなってきた。
504:
彼は、その足跡の不気味さも気にかかっていたので、引き返すことにした。
かなり辺りも暗くなってきて、彼は焦りはじめた。
急いで自分の足跡を頼りに下山していると、異変に気づいた。
あの細い足跡が増えている。。。登っているときは1人だけの足跡だったが今は数人ある。
少なくとも今は3人の足跡が見える。しかも、よおく観察してみると裸足の足跡のように見えた。。
それに気づくと背筋がゾクゾクして恐怖に襲われた。自分を裸足のなにかが後をつけて来てた。。。
しかも登山道ではない。その時、彼は知り合いのベテラン登山家の言葉を思い出していた
「初雪の日は登山してはいけないよ。見てはいけないものが見えちまう。
普段は見えないものが、雪のおかげで見えることがあるんだ、それは命取りになるから」
505:
彼はパニックになりつつあった、暗くなり始め、得体の知れない裸足の足跡、確実に迷ってる。。
彼は足早に足跡を頼りに下山を始めたしかしいくら歩いても登山道には戻れなかった、
もう完全に日は落ち足跡も見分けがつかなくなった。
遭難
頭にその言葉が浮かんだが、今日中の下山をあきらめ野宿すると決断した。
野宿の準備をしていなかったので装備の中で使えそうなのは、
アルミ箔のような保温カバーとマッチくらいしかなかった。
彼は風がしのげる大きな岩の下で野宿をする事にした。
かなり冷えるが雪の降った後で穏やかな夜だったので
凍死の心配はなさそうだったが念のため眠らない事にした。
おちついたところで足跡の事がふと頭に浮かんできた。
「あの足跡はだれのものだろうか。。他のシカやウサギ、イノシシだろうきっと。。」
彼は自分の気をごまかすように、小動物の足跡だと解釈するようにしていたが。。
508:
眠らないように頑張っていた彼はついうとうとして、眠ってしまった。
彼は物音で目がさめた、それは何かが雪の上を歩く音だった、ザクッ。。。ザクッ。。。ザクッ。。。
その音は岩の後ろから聞こえていた、 勝気な彼は小動物だと思い追い払おうと大声を出した
「コラッ!!」 怒鳴っると足跡は遠くえ逃げていった。「やっぱり、イノシシか。。」
数十分後また足跡が遠くから聞こえてきた、
ザクッ・・・ザクッ。。。ザクッザクッ。。ザクッザクッザクッ。。 今度の足音は違った
1人の足音じゃない。。。仲間を連れてきたんだ。。。。 さすがの彼も恐怖を感じた。
「コラッ!!」もう一度おもっきり怒鳴った。
足音は止まったが、少しするとまた進み始めた、こっちに向かってきてる
もうココまで来ると、奴らが人間だと思わずに入られなくなった。
数人の人間がこっちに向かってきてる。。 彼は今までにないほどの恐怖に襲われた。
体育座りをして目を瞑って祈り始めた、特に宗教には入っていなかったが
子供のころ祖父や祖母が念仏を唱えていたのをかすかに思い出しながら
保温カバーに顔も入れて外を見ないようにしながらひたすら、めちゃくちゃな念仏を唱えた。
足音はまだ聞こえてる。
509:
どんどん近くなってきてる。 ザクッザクッザクッ。ザクッ
夜中その足音は続き、まるで彼のまわりをグルグル回ってるかのようだった
彼は一睡もできず半狂乱で念仏をとなえていた、朝が近くなり徐々に明るくなってきたのが分かった。
足音は次第に遠くになってきていた、彼は安堵した。 日が昇ったのがわかった、
足音も完全に聞こえなくなり、彼はおそるおそる保温カバーから顔を出してあたりを見回すと愕然とした。
周りには何十もの足跡が残っていた、しかも裸足の足跡が、彼は疲労困憊でその足跡を眺めていた
あまりの恐怖に何も考えられなかったが、荷造りを初めて下山を始めた。
30分も歩くとその足跡は途中で消えたが、少し歩くと登山道の標識がすぐに見え無事に下山した。
精神ともに衰弱しきった彼はこれを最後に登山を止めた。
511:
>>509
なかなかいい
514:
気配
死ぬほどじゃないけど、怖かった話していい?
俺が子供のころ住んでた平屋での話なんだけどさ、
一人で家にいて真ん中の部屋で本を読んでたら誰か帰ってきたんだよね。
うちは鍵は開けっ放しの家でさ。でも田舎だし全然大丈夫なんだよ。
近所の人は、入口でお?い居るかぁとか言うから、黙って家に入ってくるのは家族しかいないわけ。
この日も黙って入ってきたんだけど、足音が男の足音でさ。
で、うちは男はアニキか親父しかいないんだけど、どっちでもないんだよ。
でもどっちかしかいないから、まぁどっちかなんだろうと無視してたわけ。
で、その入ってきた男は、台所へ行って冷蔵庫あけて、更にごはんよそったりして、
それを持ってこたつのある部屋、、、
俺がいる隣の部屋に行って、テレビをつけてごはんを食べはじめたわけ。
お茶碗とかを置いたりする音や箸の音もする。
で、暫くたってテレビ観ながらごはん食べてた男がテレビが面白かったのか大笑いした。
あははははははは
聞き覚えのない笑い声。アニキでも親父でもない男の笑い声。
えっ、と思って反射的に襖をあけたんだよ。
そしたら、そこには誰も居なくて、お茶碗もないしテレビもついてない。
そもそも、人の気配自体が全くなかった。
ちょっと前でも人がいたなら、なんかしら分かるもんだけど、
人の居た気配ゼロどころかマイナスな感じで、
そのあまりにも無な感じがめちゃくちゃ怖くて大急ぎで家を出て、
家族が帰ってくるまで、暗くなってもずっと家の前で待ってたことがあった。
まぁそんだけなんだけどね。
136 :合宿:02/09/11 04:24
合宿
不可解な部分もあると思いますが、全て本当の話です。
中学生の頃、俺は運動部系の体格に似合わず、吹奏楽部に所属していた。
約40名の部員のうち、男子は自分を含めてたった3、4人しかいなく、俺はクラリネットを担当していた。
夏休みになってから、県大会へ向けて強化練習合宿をすることになり、
山にある宿舎で1週間の合宿が始まった。
宿舎にはクーラーがなくて異常に蒸し暑く、
しかも窓から虫が入り込んでくることがしょっちゅうあって、環境はかなり悪かった。
それでも何としても県大会で好成績を収めたかったので、皆で我慢して練習を頑張った。
そして、あのおぞましい事件は合宿5日目の夜に起こった。
その日の夕方の練習が終わってから、部員全員で宿舎の近くにある湖で花火をすることになった。
同じパートのS子が、「虫に刺されるから」という理由で、どうしても花火に行きたくないと言うので、
仕方なくS子を置いて湖に出発した。
S子の友人であるA美、K恵と一緒に湖への道を歩いていると、
突然A美が、「やっぱりS子も連れてこようよ」と言い出し、宿舎に引き返すことにした。
宿舎へ戻ると、A美は個室に行ってS子を呼んだ。しかしS子がいない。
3人で手分けして宿舎を探してみたが、S子はどこにもいなかった。
どこかですれ違ったかもしれないと思い、再び湖に向かった。
湖に着くと、すでに花火が始まっていた。そこでもS子を探してみたが、やはりいなかった。
顧問の先生にS子がいなくなった事を言うと、S子は確かにさっきまでここで花火をしていたという。
俺は少し不思議に思ったが、とりあえず3人で湖の周りを探してみることにした。
湖のボート乗り場までやって来た時だった。
何気なく向こう岸を見ると、S子らしき人間が湖のほとりに立っていた。
「おーい、S子!」
A美とK恵が大声で叫んだが、向こうは何の反応もない。
137 :合宿:02/09/11 04:24
俺はよく目を凝らしてS子の方を見てみた。
向こう岸までやや距離があり、しかも暗くて視界が悪かったのではっきり見えなかった。
・・・しかし、ドーン!という大きな打ち上げ花火の音と共に、湖が鮮やかに照らし出された時、
俺たちはS子を見てぎょっとした。
確かにそれはS子だった。彼女の着ている白のワンピースには、はっきりと見覚えがあった。
だが、S子の顔は信じられない程グシャグシャに潰れていた。
血だらけで、目や鼻、口の位置が全くつかめない。
それが本当に顔であるかどうかも分からない。
まるで顔面だけミンチにされたかのようだった。
「イヤァァァァァ!!!」
A美が叫んだ。K恵は涙をこぼしながらただ震えていた。
S子はグシャグシャの顔面をこちらに向けたまま、もはや存在しない目でこちらを凝視していた。
顔はないのに、俺たちの方を見ているという事だけは分かった。
その時俺はあまりの恐怖で、2人を湖に置いたまま森の方に逃げ出してしまった。
全て忘れて、ひたすら全力で走っていた。
皆が花火をしている場所まで戻ってくるのに、5分と掛からなかったと思う。
その時の俺は完全に気が動転していたので、今でも皆に何を喋っていたのか覚えていない。
少し落ち着いてから、俺はA美とK恵をボート乗り場に置いてきてしまったことを思い出し、
それを伝えて、部員全員でボート乗り場まで探しにいくことになった。
部員はみな半信半疑で、冗談を言う人も多かったが、顧問の先生だけは険しい表情だった。
部員が「本当にS子どうしちゃったんだろう」と先生に訊くと、
先生は「きっと大丈夫だ・・・顔がグシャグシャってのは、いくら何でもあり得ないよ、はは」
などと軽く笑いながら言っていたが、顔は引きつっていた。
部員全員で湖の辺りを探したが、結局S子は見つからず、
ボート乗り場で倒れているA美とK恵だけが見つかった。
138 :合宿:02/09/11 04:25
その日は夜も遅かったので、そのまま宿舎に引き返すことになり、S子の行方は分からずじまいだった。
次の日になって、顧問は警察を呼んで、湖周辺を捜索してもらったところ、
信じられないことに、ボート乗り場の近くの水の底から、S子の死体が見つかった。
しかもどういう訳か、死体の首は、鋭利な刃物で切り取られたかのようにして無くなっていたそうだ。
突然の出来事にうろたえ、泣き出す部員がほとんどだった。
部員には警察からの質問がいくつかあったが、
「最後にS子さんと接触した場所はどこだったか」という質問に対しては、
ほとんどの部員が宿舎と答えたが、
先生も含めて5人は、花火をしている時に湖で見たと答えた。
しかし、5人とも彼女と直接話したりした訳ではなく、ただ姿だけを見たと言うのだ。
合宿は中止になって、部員達はバスで学校に戻り、そのまま解散ということになった。
警察はこの出来事を殺人事件として調査を続けたが、
結局その後、湖では何も見つからず、事件の真相は謎のままだった。
A美とK恵は精神的にまいったせいか、夏休みが終わっても部活どころか、学校にすら来ることはなかった。
そしてある日、顧問の先生に呼ばれて、こんな話を聞かされた。
あの日の夜。先生は花火をしている時にS子の姿を確認しているが、その後見失い、
しばらくしてから、湖の向こう岸にいる彼女を見たそうだ。
その時は花火の光もあり、何かの見間違えだと思っていたそうだが、
向こうにいたS子の顔面は、赤ペンキで塗りつぶしたかのように真っ赤に染まっていたと言う。
3:
毛糸の塊
924 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/08/26(日) 08:47:29 ID:+m0METGe0
私の実家は東北地方の小さい村にあります。
家は田舎ならではというか結構大きく
敷地内には倉まであって今思えばかなり裕福な家庭だったのかもしれません
その倉なんですが、小学生の頃よく親に隠れて中で友達と遊んでたりしました
ある日、2人で中の骨董品をいじっていた時に変な物を見つけてしまったのです。
大きさは大人のコブシぐらいで、黒い毛糸が絡まったボールのような物で
何であるかはよく分かりませんでした。
汚らしく、興味も無い私は元のソレを場所に戻そうとした時
友達の一人が何故か興味示したみたいでソレを私から取り上げ
投げて遊びだしたのです。その瞬間世界が暗転しました
気がつけば私は病院のベッドで寝ていました。
後日、親に状況を聞くとどうやら友達2人と川遊びをしていて流されて溺れたみたいで
一緒に居た友達の一人は亡くなっていたみたいです
その時はさっき見ていたのは夢だと思っていました。
続く
4:
2/2
925 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/08/26(日) 08:49:47 ID:+m0METGe0
退院して、親に付き添われて亡くなった友達の家に行った時
仏壇を見て驚きました
お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物があ死んで詫びろったです
それは、夢で見たあの黒い毛糸の塊で
友達の両親いわく、亡くなった時にポケットに大事そうにしまっていたそうです
私は急に怖くなって親の顔を見ると、何故か親のかも険しくなっていました
帰路につく途中親が突然、私に問いただして来ます
倉を中の物に触ってないかとか色々と聞いてきました
私は正直に夢で倉で遊んでいた事話しました
親は険しそうな顔をしていましたが、その場はそれ以上何も聞いてきませんでした
それから20年近くたった最近になってあれは何だったのかを聞いてみた所
昔、この地方は水害が酷く
それを治める為に人柱を使って増水を治めるという事していたみたいで
その時、犠牲になった人の毛髪を使ってお守りを作っていたらしいです
それが、あの毛糸塊だったそうです
17:
>>4の話の
「お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物があ死んで詫びろったです 」
日本語でおk。
27:
バレンタインチョコ
600 名前:ウニ 投稿日:2001/06/20(水) 05:39
これも小学校の時の話。
小学校の下校途中で、仲間と騒ぎながら信号待ちをしていると、
1人が側溝のコンクリートの蓋の間に覗く100円玉を見つけた。
蓋はとても持ち上がらなかったが意地でも取りたくなって、
四車線隔てた向こう側の下水溝から侵入を試みた。
泥だらけになりながらさまよったが結局100円玉は見つからず、
かわりに発見した汚らしい包みを拾って外に出た。
相当古そうなそれは、破いてみるとチョコレートだった。
ははあ、バレンタインのチョコが相手に捨てられたんだな、
と一同察知してもう一度下水に流そうとすると、腐ったチョコの裏から手紙が出てきた。
ウワー カワイソウと思いながらも興味本意で読んでみると、心臓を掴まれたような寒気が襲ってきた。
「赤い目をした人へ 赤い手をした人へ」
 
おもわず下水溝の奥の方へ波きりの要領でチョコごとブン投げて全員逃げた。
後から考えてみると絶対変な文面とも言えない気がするが、その時はもうホントに怖くて気味が悪かった。
しばらくチョコ食えんかった・・・・
39:
粗大ゴミ
898 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/24(月) 15:08:11 ID:6RDqiKmL0
空気読まずに、小学生のときの話投下。
隣の金持ちの多い市の図書館ではビデオを見る事ができたので
家が厳しくてビデオがなかった俺は、時々そこでビデオ見るのを楽しみにしてた。
その日は確かロッキー2だか3だかを見ていたんだけど、
気が付けば閉館時間間近になって、日もとっぷり暮れている。
当然門限もとっくに過ぎ、半泣きになりながら自転車を走らせていたんだけど、見事に道に迷ったw
かなり焦ったが、線路沿いに走れば間違いないだろう、と思い直し
街頭もまばらな線路沿いの道をひたすら走った。
と、前方に大きなマンションが見えた。
道路脇には粗大ゴミだろうか箪笥なんかが置いてある。
その前を通り過ぎようとしたとき…
バンッ!とその箪笥の扉が開き、中から髪ボサボサの女が飛び出してきて
自転車の後輪の上に付いていた荷物置きの部分を掴もうとしてきた。
43:
899 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/24(月) 15:08:56 ID:6RDqiKmL0
何が怖いって、女が飛び出した瞬間からずっと、
すごい大きな声で「アーッヒャッヒャッヒャ!」って笑ってるわけ。
攻立ち漕ぎで振り切ったんだけど、女はずっと笑ってた。
もう完全にいっちゃってる笑い声。俺全泣き。
親や友達に話したところ、多分吉外の女乞食だろうということになったので
翌日、友達とエアガン持って襲撃に行ったんだけど、その箪笥はもうなかった。
もちろん、その女ももういなかった。
それから暫くして、ある事をきっかけにして霊的なものも
色々見ることになったんだけど、、、
今考えてみると、あれは本当に人間だったのかな?
だって箪笥の扉は完全に締まってたし、何で俺が近付いたのが解ったんだろう。
そもそも粗大ゴミの箪笥の中に入ったりするかな。。。
70:
鏡モノは定番だけど、やっぱり怖い
合わせ鏡
556 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/03/13 00:34
鏡を4枚とローソクを1本準備してください。
真上から見ると一辺の長さが15cm程度の正方形になるように
東西南北の位置に鏡を立てて置いてください。
部屋の電気を消して夜の12時46分から1時13分までの27分間の間に
鏡でつくった正方形の真ん中にローソクを立てて火をつけて下さい。
あわせ鏡の中にとても怖いものが映るそうです。
試してみた人がいたらしいのですが、
ショックで口がきけなくなってしまい未だに鏡に何が映ったのかわかりません。
よほど怖かったのか入院中に自分の両目をえぐり出し、
最期に『見なければよかった』と言って死んでいったそうです。
306 :本当にあった怖い名無し:2007/02/07(水) 18:33:25 ID:YUpgDr7cO
煙草の自販機
一年くらい前に、仕事が終わった後、煙草を切らしていたもんで、煙草の自販機を探していたんだよ。
もう夜中の2時でさ、クタクタなのに中々見つからなかった。
我慢すりゃあいいんだけど、仕事のことでイライラしていたし、眠いのもあってどうしても吸いたくてさw
車でキョロキョロしながら探してると、100mくらい先に自販機を発見した。
田舎道で真っ暗なんだけど、その自販機だけボーッと光っている感じ。
車から降りて自販機を見るとちゃんと販売してる。
(外置きの自販機って夜中、販売規制してるよね?)
早財布の中から300円出して、自販機に投入。ボタンを押したんだよ。
そうしたら、煙草の落ちる音がしたあと、自販機の電光表示に『ありがとうございました』って出た。
心の中で、どういたしましてって冗談で思った途端、自販機の電気が「パシッ!」って切れた。
うわ!なんだよ!ってびっくりしたよ。
だって灯りはその自販機しかないし、周りは何もない畑道だ。
危ねー。金呑まれなくてよかった・・と、煙草を取るためにしゃがもうとしたら、
自販機がいきなり再起動した。
蛍光灯がついて、なんか電光表示に起動メッセージが出た。
307 :本当にあった怖い名無し:2007/02/07(水) 18:34:21 ID:YUpgDr7cO
まあ、接触不良かななんて思いながら、電光表示をもう一度見てると、
そこには『あえああえあああああ』と表示されてた・・・
流石に怖くなって、慌てて煙草を取ろうと手を突っ込んだら、
今度は「グニッ」と柔らかい感触が!
慌てて手を引いて走り車に乗り込み、もう一度自販機を見たら、
煙草の取り出し口の蓋がガタガタ揺れていた。
急いで逃げたね。
もう煙草とか言ってる場合じゃなかった。
本当に死ぬかと思った。
翌日、その道を通ったら、道端に花が供えられているだけで自販機はなかった。
316 :本当にあった怖い名無し:2007/02/07(水) 19:35:13 ID:YUpgDr7cO
後日談。
その一週間後、会社に早朝出社したら、机の上に、
その自販機で買ったはずの、濡れてシワシワになった煙草(マル○ロ○イトメンソール)が置いてあった。
最初は驚いたけど、ひょっとしたらさ、何か俺に伝えたかったのかな・・なんて思ったら、
切なくなって花を供えに行った。
一緒に行った彼女は、
「きっと・・同じ煙草吸っていたんだよ。だからお話したかったんじゃないかな。○○と・・」
と言っていたが・・・
ごめんな。
俺はもうちょっとこっちにいたいんだ。
彼女との結婚も決まったし。
またそっちにいったら一服しながら語ろうぜ。
って手を合わせてきた。
『享年28歳 2006年1月』
そんな文字が目の前で滲んだ。
88:
パーキングエリア
935 666 444 04/10/23 16:55:59 ID:TOsH79qR
怖い話かどうか判りませんがどうか聞いてやってください、
私の知人のAくんの話ですが。
ある夏の日の事だったそうです。Aくんが同じ会社でつきあい始めたばかりの
彼女のB子さんと休みの前の日に1泊2日で海に行くことになったそうです。
当日、仕事が終わり、家に一旦帰って、AくんがB子さんを車で家に迎えに行き、
朝まで海に着くように夜中にB子さんの家を出発したそうです。
東名高に入り、途中眠気を覚ますためパーキングエリアに入ったときのことです。
コーヒーを買おうとAさんが助手席で寝入っているB子さんを残して、車を降りて
自動販売機の前にやってきた時、近くに停めてあった赤い軽自動車から若い
ショートヘアの割とかわいい女性が降りてきたそうです。
そのとき周りには、人がいない状況で、Aくんは特に気にも留めていなかった
そうですが、その女性が自動販売機の所に向かってくるので、缶コーヒーを
飲みながら横目で視界に入る程度に見ていたそうです、そのうちその女性が
10メートル程近くにきたときに、なぜか突如バレリーナのようにクルクルと回り始めたそうです。
横目で見ていたAくんもさすがにおかしいと思いその女性のほうを見てみると!!!!!
Aくんは背筋からゾォー!と冷たいものが体中に電気のように走ったそうです。
女性が回って後ろを向いたとき同じ顔が後ろ向きの状態でも正面を向いたそうです。
つまり・・・・顔が2つ・・・・
女性は回りながら少しずつAさんに近づいてきます・・・・・・
「ああーっ!!やめて!とめて!やめて!とめて!やめて!とめて!やめて!とめて!」!!!
恐怖のあまり、Aくんはそのままコーヒーをこぼし、おズボンを汚し失神してしまったそうです。
今でもトラウマになっているそうです
335 : 本当にあった怖い名無し :2009/12/16(水) 20:51:14 ID:Fq4OKmoB0
マネキンの警告
けっこう前に、
「山奥に家族構成っぽく置かれたマネキンが傷つけられてた」って
カキコミがあったと思うけど、それと似たような体験をした。
うちは田舎だから、シーズンになるとよく裏山にキノコ取りに行く。
小学生の頃は、よく採れる場所をじいちゃんに教えてもらいながら
2人で行ってたけど、中学生になると1人で行ったり、友達と行ったりしてた。
その日は日曜日だったから、友達と2人で行ったんだ。
最初は順調にいろいろ採って、そろそろ帰ろうかとしてた時、
友達がいきなり叫んで、その場にへたりこんだ。
その時は、木の枝で足を切ることがよくあるから、それかと思ったけど、
友達は上を見てる。だからも俺もつられて上を見た。
そこには首吊り死体。それも2体。
336 : 本当にあった怖い名無し :2009/12/16(水) 20:56:41 ID:Fq4OKmoB0
続き
本当に驚いた時は声も出せない。
俺は後ずさって何も出来ないままパニックになってたんだが、
しばらく見てる内に、死体はホンモノではなくマネキンだと気づいた。
イタズラにしてはタチが悪いだろ!と毒づきながら友達と下山して、
うちで親父に説明し、脚立と手斧、枝切りハサミを持って
3人でマネキンを片付けに行った。
親父が脚立に上り、俺と友達は脚立を支えた。
親父は手際良くマネキンの首のロープを切って下に落とし、
こんなものはさっさと捨てようと、3人でうちの納屋に運んだんだ。
でも、そのままだとまた誤解を受けるだろうからって、
なるべく人型ってことが分からないようにバラバラに砕いてから
捨てようということになって、マネキンが着てた粗末な服を剥いだんだ。
そうしたら、マネキンの腹に赤ペンキで大きく書いてあった。
「このマネキンを下ろした人間は死ぬ」。
それを見て、その場にいた全員が凍りついた。
でも親父がもう一体の、女物のワンピースを着せられたマネキンの服を剥いだら、
やっぱりその腹にも書いてあった。
「このマネキンを下ろした人間の、最も愛する者が死ぬ」。
337 : 本当にあった怖い名無し :2009/12/16(水) 20:59:11 ID:Fq4OKmoB0
続き
親父は、凍り付いてる俺と友達を宥めながら
「ジュースでも買ってこい」と言って納屋から出し、
その間、そのマネキン2体をバラバラに砕いて捨てた。
それ以来、俺と友達と親父の間ではそのことはタブーになっている。
口に出すのも嫌だからここに書くけど、
「最も愛する者が死ぬ」と書かれたことが一番辛い。
334:
絶対に近寄るな ※閲覧注意
俺が高校生2年になった時、同じクラスにYという男がいた。
俺とYは気が会う友達でよくつるんでいたが、突然、夏辺りを境に、Yは俺から距離を置くようになった。
話しかけても適当にはぐらかされるし、グループ分けの時にも、俺を避けるようにしやがる。
別に俺もYも、クラス内でも地位が低いとかは無かったので、
何が原因かなとは思ったが、別に男の尻を追いかける趣味は無いので放っておいた。
その頃から、俺は体調不良でよく学校を休むようになった。
あまり長期に休むとクラスの連中に忘れられてしまうので、それでも精一杯出席した。
夏休みが始まって、俺はやっと気楽に休養できるようになった。
しかし体調が悪化して、俺は生まれて初めて入院するハメになった。
原因は不明。症状は心臓の鼓動数が一定では無い、肩が妙に凝る、視界が暗くなる、など。
一時は脳や心臓に障害があるのかと、検査を受けまくったが結果は出ず、
結局俺は、10月の半ばまで病院生活を強制された。
家族の事情(主に入院費だが)で自宅療養に切り替え、
俺の強い要望で学校に戻れた時はすでに秋だった。
335:
夏服を学ランに衣替えして、俺が久々に学校に行ったら、皆驚いた顔して迎えてくれた。
しかし一番驚いていたのはYで、喜ぶというより不審なモノを見るような顔だった。
俺はそれを機にどんどん健康を取り戻し、病院の診断でも異常無しを頂いた。
その年の暮れも迫り、冬休み前。
学校からの帰り道、クラスから出る途中、Yに一緒に帰ろうと言われた。
久々の健康のありがたみにハイテンションが続いていた俺は、
快く承諾し、久しぶりに話しながら下校した。
近くの駄菓子屋で買い食いして、どこかでジュースを飲みながらダベろうか、という話になった時、
Yは近くの神社の境内で休もう、と言い出した。
俺は別に変とは思わずに、それに従った。
俺達が人気の無い神社の、賽銭箱横の石段に座った途端、Yがいきなり無言になった。
「どうした?」
「ん・・・・スマン、今まで」
「はぁ?」
「ほら・・・お前の事シカトしとったやろ、俺」
「あぁ・・・別にいいけど」
「あれな、理由あってん」
「どんな?」
「別に、嘘なら嘘と思ってくれてええねんけど・・・」
「言うてみーや」
「夏前からな、お前の後ろの変な女がおってん。幽霊、や」
「はぁ?(小馬鹿にした笑い)」
「ま、一応全部聞いてや」
Yがポツリポツリと話しだした内容に、俺は圧倒された。
336:
時期的には夏の前あたり、Yは登校してきた俺を見て愕然となった。
俺の後ろに、まるで白黒写真から抜け出てきたような女が、ピッタリと張り付いていたらしい。
柄の無い喪服のような白と黒の着物姿に、髪の長い奇妙な女。
時々髪の間から覗く顔つきはものスゴイものがあり、
火傷のせいであろう奇形な顔に、釣り目どころか逆立ったような目が見えた。
その女が顔を吸血鬼みたく俺の首に近づけて、何か煙みたいなのを吐きかけていた、と。
体育の時間にも授業中にも、その女は、まるで俺の後ろにいるのが当然のようにそこに居て、
クラスの皆はまるで気づいていない、勿論、俺自身さえも。
毎日その女を連れてくる俺に、Yは次第に距離を置くようになった。
Yは自分の家族に、その事を相談したらしい。
すると、
「絶対に近寄るな!その女にも!そのクラスメイトにも!」
と今までの最大級の説教を受けたらしく、理由すら教えてくれない。
しばらくして、俺は学校を休みがちになった。
Yは一応その事も親に報告したらしい。
「もしかして、アイツ死ぬの?」
「知らん。ウチらには関係ないやろ」
「あの女って幽霊なん?オトンも見えるん?」
「多分、見えるやろ」
「除霊とかってあるやん?それやれば」
「アホゥ!無理や!死ぬで!下手したらウチの一族郎党死ぬで!」
337:
Yの父親が言うには、その女は自分の色さえも忘れるほどの怨念を持った霊であり、
下手に手を出せば殺されるだろうが、気づかない振りをしていればまだ大丈夫だ。
そのクラスメートにも知らせるな。そんな女が居るかも、とすら思わせるな。
そのクラスメートが不登校にならなんだら、お前を欠席させるところやったわい、と。
Yはその意見に従い、俺の様子を窺いながらも、俺を半分死んだ人間として扱っていたらしい。
そして秋、学校に戻ってきた俺の後ろには、その女がいなくなっていた、と。
話が終わると同時に、俺はビビり隠しにYに文句をつけまくった。
「嘘言うな、仲直りしたいなら、別に嘘なんぞつかんでええやろ。
そんな女が居たんなら、なんで俺は今生きてんねん」
Yは黙って腰を上げると、そのまま俺を置いて帰っていった。
Yとはそのぎこちない関係のまま高校3年になり、クラスも変わった。
そして今、俺は大学生。あの時の話は信じていない。
だが、やはり首筋がスースーする時に、後ろを振り向くのは躊躇してしまう。
もしYの話が本当なら、俺はその女のような霊がいるかも、という認識をすでに持ってしまっているから。
この女の話を読んだおまいらも、どうなるかは知らん。
ただ、部屋の中にいるのに首筋がゾクッとしたり、妙な空気の流れを首の肌あたりで感じる時には、
後ろを向く時に注意したほうが良いかも知れん。
俺は対処法は知らんし、責任も持たないけど。
27:
居候の叔父さん
297 :本当にあった怖い名無し:2007/07/19(木) 23:35:54 ID:+oFcvLwt0
叔父さんに殺されかけた時の話。
小学生の頃、家に叔父さんが居候してた。
叔父さんは工場の仕事をクビになり、家賃も払えなくなってアパートを追い出され、
やることもなく、毎日俺んちでゴロゴロしていた。
収入もなく、毎日安酒を飲んで寝てるだけの叔父さんだったけど、
甥っ子の俺のことは可愛がってくれ、時々アイス買ってくれたり
釣りやクワガタ採りに連れてってくれたりして俺はこの叔父さんのことを好きだった。
叔父さんが居候しだして半年が過ぎた頃、
ある土曜日の雨の深夜、親父と伯父さんが階下で言い争いをしてる声が聞こえた。
かなり激しい怒鳴りあいだったので、聞いてたラジオを消し息を殺して聞いていると
バタンとドアが閉まる音がして叔父さんがドカドカと階段を上がってきた。
げっ、俺の部屋にくんの?とビビってると隣の仏間の障子がピシャっと閉まる音がした。
俺はそっと布団に潜り込み暫くドキドキしてたがいつの間にか寝入ってしまった。
翌日の日曜、俺の両親は店へ行き、家には俺と叔父さんの2人きりになった。
俺は昨日のことは知らないふりで、日曜の昼のテレビを見ながら母ちゃんが
用意してくれてた唐揚げで昼飯を食っていた。
叔父さんが、仏間から出てくる音がして、階段を下りる音が続いた。
俺はちょっと緊張しながら「おじさん、おはよ?」と言うと叔父さんも
「おう、なんや、美味そうやな」と一緒にご飯を食べだした。
「ツトム(仮名)、飯食ったら釣り行くか?」と誘われたので
俺も子供心に叔父さんを慰めてやろうと「うん」と同意した。
28:
298 :本当にあった怖い名無し:2007/07/19(木) 23:36:24 ID:+oFcvLwt0
釣竿を2本持ち、仕掛けの詰まった箱をバケツに入れて、俺と叔父さんはいつも
釣りに行く近所の滝つぼへ向かった。
滝つぼは前日の雨で水位が増し、コーヒー牛乳色の濁流が厚い渦を巻いていた。
「あんまり連れそうやないね」と俺が言うと叔父さんも
「どうやろか、ちょっとやってみようか」と応えた。
「こう言う時の方が帰って釣れるもんやけん。ウナギとか釣れるとぞ」
と言い、叔父さんは滝壺の方まで進んだ。
俺はこんな奥やら行かんでいいのにな?と思いながらも、言葉すくなにに早足で
進む叔父さんの後をついて行った。
「ここでいいか」叔父さんは滝壺手前の高い大岩の前で止まった。
「ツトム、この上から釣ろうか。ちょっと上ってみ」と俺を持ち上げた。
俺が脇を抱えられ岩の上に這い上がると、「どうや?水の具合は。釣れそうか?」
と叔父さんが聞いてきた。
俺は濁流が渦巻く水面を覗き込み、「魚やらいっちょん見えんよ」と魚影を探した。
暫く水面を見てた俺は、叔父さんの返事の無いことに気付き
「伯父さん?」と振り返った。
岩ノ下にいたはずの叔父さんは、俺の直ぐ背後に立ち、俺を突き落とそうとするような
格好で両手を自分の胸の前に上げていた。
振り向きざまに叔父さんの姿を見た俺は固まった。
叔父さんは無表情で力の無い目をしていた。
せみの鳴き声をバックに時が止まった。
俺は何も言えずに叔父さんの目をただ見つめ返すことしか出来なかった。
汗が頬を伝い、身動きの出来ない体の中でただ心臓の鼓動だけが高鳴った。
伯父さんも手を下ろそうとせずにただ無気力な目で俺を見つめていた。
29:
299 :本当にあった怖い名無し:2007/07/19(木) 23:39:52 ID:+oFcvLwt0
どれくらい見詰め合っただろう。
不意に叔父さんの背後の藪ががさがさとなった。
両者ともはっと我に返り、藪に目をやった。
見るとこちらに気付く様子もなく近所の農家のおっさんらしき人が横切って行った。
俺はおじさんのよこを通り過ぎて「今日は釣れそうにないけん俺先帰っとくね」
とだけ言って歩き出した。
滝から少し離れると、俺は弾かれたように全ダッシュで逃げた。
振り返るとあの目をした叔父さんがすぐ後にいるような気がして俺は前のめりになって全力で走った。
大分走ったころ、自分がボロボロ泣いていることに気付いた。
俺は家に帰らず、両親のいる店へと向かった。
当時定食屋をやってた両親の店で、俺は両親が店を終わるまで過ごした。
伯父はその日帰ってこなかった。
翌日の夜に親父が警察へ届け、数日後に水死体で見付かった。
俺は滝壺であったことを一切語らず、伯父は一人で釣り中の事故で片付いた
俺が持ち帰った仕掛け箱に叔父さんの字で書かれたメモがあった。
それには”ツトムを連れて行く”とだけ書いてあった。
48:
電話BOX
62 :本当にあった怖い名無し:2007/08/18(土) 20:00:05 ID:c7daibta0
俺の友達から聞いた話。
友達の知り合いで一見、真面目ふうのスポーツマンだが
実際はいろんな女に声を掛けまくってる奴がいた。
その男が珍しく長く続いていた女をふったときのこと
彼女はそのショックでどっか遠くに行ってしまった。
それから数ヶ月したある夜 彼女から「ねえ、帰ってきたのよ。会いたい。」って電話がきた。
それで「今どこにいる?」って言うと山の中だって言う。
不審に思って「どこの山だ」と言っても、来れば分かると言うだけ。
男は彼女の指示通りに行ってみた。すると、山の中にぽつんと電話ボックスがある。
旧いせいか、照明がたまに弱くなっているような電話ボックスで、
男がその電話ボックスに入ると受話器が床に落ちた。
拾ってみると声がする。
受話器を耳に当ててみると、電話の向こうには彼女がいた。
「来てくれたんだね、うれしい」
直後、受話器からはテレビの砂嵐みたいな音が聞こえてきて、
彼女の声もかすれてきて、次第に男か女か分からない声になる。
49:
63 :62:
気味の悪くなった男は電話ボックスから出ようとするが、
どうやっても扉が開かず、電話ボックスに閉じ込められる。
焦っていると、近くの街路灯の下に
白いワンピースを着て突っ立ってる女の姿が見える。
すぐに彼女だ、と分かって男は鳥肌が立った。
女はゆっくりこちらに歩いてくる。
電話ボックスの中なのにヒールの足音が聞こえてくる。
彼女が電話ボックスの手前に来たところで
彼女は血がべっとり付いた包丁を握り
電話ボックスの扉を開けようとする。
男は必死に扉を押さえるが、ついに扉を開けられてしまう。
死人のような肌、無表情な眼
「 私はここで自殺したの。 私と一緒に
そういうと彼女は包丁を振り上げた。
51:
64 :62:
気づくと男は朝もやのなか倒れていた。
身体を調べてみるが、どこも刺された後は無かった。
山の中にいたはずなのに、男がいたのは
見知らぬ場所の電話BOXの中だった。
男はわけがわからず、とりあえず電話BOXを出ようとする。
その時 電話から「やっと一緒になれるね」という彼女の声がした。
振り返ると猛スピードで車が電話ボックスに突っ込んでくるところだった
男は重体となり生死の境をさまよったが、その事故では死ななかったらしい。
とりあえず一命をとりとめ、転院した先で友人にこの体験を話した。
数日後のある晩、病院を抜け出して
それから行方不明だという。
まだ自分で動ける状態じゃないはずなのに。
58:
海水浴
179 :名無SEA:2006/09/22(金) 01:52:09
※長いから、暇な人だけ読んでね
学生時代の夏休みの話。
気づいたら横に流れる強烈なカレント。ていうか、マジ激流。
でも「リップじゃないし、沖には流されないな…」とナメてたら、
流れの先にはお約束のムキ出し岩場。
フルパドルで逃げようとしてもドンドン吸い寄せられて、ついに岩場にドーン!
たいしたセットでもないのに、水の力ってスゴイね。あいつら容赦ない。
体をしたたか叩きつけられること数回。
海パンだったから、全身キズだらけ。
買って2週間のボードもどっか吹っ飛んじゃってたが、
頭の中では生きて帰る事だけを最優先事項に切り替える。
ここから先は、今思い出しても心臓が縮み上がるんだけど、
そのうち、岩と岩の間に頭がスポッてハマったのよ。しかも海中!
「うんしょーーっ」って外そうとしても外れない。
本気で「親父、オフクロ、先に死んで申し訳ない」って思った。(´Д` )
59:
180 :名無SEA:2006/09/22(金) 01:56:34
もう、海中で本気泣き。
半分あきらめかけてたら、スポ?ンって頭が勝手に抜けたんだよね。
さっきはあれだけ引っこ抜こうとしても抜けなかったのに!
波ってのは押したら引くものだから、引く力も強かったわけ。
あとは、岩場に思いっきりツメ立てて必死でよじ登ってなんとか脱出。
浜に戻ったら、寝てた友達ビクーリ。
「今日、8月15日だから呼ばれたんじゃないの?」の一言で凹まされ、
もう、その後は砂浜でショボーン。
しばらく海見てたら、今度は目の前を、
血だらけの小学生がグッタリして親に抱えられて歩いてる。
もうそれ見て、攻帰ったよ。
家に帰ったら、ばあちゃんが庭のアロエを切って全身に張り付けてくれた。
ダメな時は何をやってもダメ。
ダメになる前に手を打っておかないと、人は簡単に死ねるんだってわかった。
チラシの裏スマソ
85:
お久しぶり
怖い話というか、ちょっと不思議ないい話です。3分割します。
うちの両親は東京で知り合ったんだけど、どっちもたまたまA県A市出身。
学生の頃から東京で暮らしており、仕事関係で知り合い結婚して、そのまま東京在住。
3歳の頃、父、母、8歳上の姉、俺が集った晩飯時。
いきなり俺(名前はM本良K)が、
「ねえお母さん、そこに知らないおじいさんが立ってボクを見て笑ってるよ」って言い出した。
そこには誰もいないので、父も母も姉もさすがにびっくりしたって。
父も母も、「何言ってるの良K(俺の名前)、誰もいないでしょ」と言ったらしいが、
俺は頑に「いるよそこに!笑ってるもん!帽子かぶってるおじいさんいるよ!」って言い張ったとか。
ちょっとして俺は、「あ、おじいさん今いなくなった。手を振ってたよ」と言い、食事に戻った。
すると父がいきなり、「あ!良秀おじさんじゃねえか?」と言いだして、母は「やめてよ!」と怒ったらしい。
ちょっとした後に家の電話が鳴り、父が出ると、
A県A市の親戚から「良秀さんが今亡くなったよ」という知らせ。
全く知らない俺は普通に食事をしているが、父も母もかなり驚いたそうだ。
その良秀さんというのは俺の父の育ての親みたいな人。結婚してるが子供がいなかった。
俺の父の父(祖父)は早くに亡くなり、代わりに祖父の弟である良秀さんが
父の母(祖母)と、父と、父の姉をいろいろ面倒見たという話だった。
自営業を営んでいて、いつも帽子をかぶっていたらしい。
察するところ、きっと作業着だと思う。父はそれでハッと気づいたのではないかと。
良秀さんは俺が生まれたとき、すでにその頃入退院を繰り返していたがわざわざ東京まできて、
父に、「お願いだ。名前に良の字を入れてくれ。俺は子供いねえから、
何か残したいんだ」と懇願し、父も快諾して俺の名前に「良」の1文字が入る事になった。
良秀さんの奥さんも2年後に亡くなり、その後、良秀さんの自宅もなくなってしまった。
※この話は、3歳の事なので俺自身には記憶はない。父と母と姉から聞いた話。
(つづく)
86:
俺の父は、俺が小学5年の冬に病気で亡くなってしまった。
小学6年まで東京にいたが、結局、中学からは両親の実家があるA県A市で暮らす事になった。
母の実家で暮らす事となったが、父の実家(父の姉が住んでいる)の家もけっこう近く、
年に2回は必ず母と姉と3人で顔を出していた。そのときは良秀さんの遺影にもちゃんと挨拶してた。
結局俺は高校卒業後、東京の大学へ行き、サラリーマンをして1人で暮らしていた。
29歳の時にA県にいる母の体調が悪くなり、翌年に母の実家へ戻る事となった。
しかし、戻ったはいいけど、いかんせんやりたい仕事が見つからない。
職安に行っては悩み、結局動かず、みたいな日々を繰り返していた。
そうこうして2ヶ月くらい経ったある日、近くに住む高校時代の友達から電話がきた。
「気分転換にでもちょっとドライブ行くか?」と誘ってくれたので、友達の車で週末に出かけた。
生粋の地元民である友達は俺の知らない地域をいろいろと案内してくれて、かなり遠くまで行った。
夕方くらいに県境付近まで来て、その郷愁感にも影響された俺と友達は帰りたくなくなってきて、
「このまま、この辺で酒飲んで泊まろうか」って話になった。
ホテルを確保して少し付近を歩いてみると、居酒屋を見つけたのでそこへ入った。
最初は、東京での仕事話やA市のいた頃の話なんかをして盛り上がっていたが、
飲むに連れてついつい愚痴っぽくなって、「こっち全然仕事ないよな?、どうしようかな?」と言い出し始め、
それを友達が「いいことあるよ、頑張れよ」的な感じになりグダグダしていた時、
通路を隔ててはす向かいの席にいる老人がなぜか俺をジッと見ていることに気がついた。
東京の話してるから珍しいのかな?なんて思いながら、俺もその老人をちらちら見て目が合っていた。
まあでも、こっちも酔ってきたので気にせず、相変わらず俺は愚痴をこぼしていた。
87:
そのうち友達もかなり酔ってしまい、2人して大声でワイワイと会話していた。友達が、
「M本良K(俺の名前)、しっかりせい!頑張ればなんとかなるで!よし、景気漬けにキャバクラだ?」
なんて言い出して、そろそろここを出るかという矢先に、
はす向かいの老人が「あなた、M本さんっていうの?」と、立ち上がって口を開いた。
間違いなく俺に向かって話しかけている。
俺は「はい、そうですけど」としか答えられなかった。少し良いが覚めた。
老人を背にして座っていた友達は何がなんだかわからないという顔。
老人は「今日はA市から来たの?」と聞いてきて、俺はまた「はいそうです」とだけ答えた。
「何を、耳そばだてて聞いてたんだこの人は」と思って、俺はたぶん訝しい顔をしたはず。
さらに「あなたの親戚で良秀さんって人、おじいさんだと思うけど、知りませんか?」と聞いてきた。
俺はすごい驚いたが、「親戚でいましたけど…」と答えた。
すると老人は、根掘り葉掘り聞き始めてきた。
話すと、意外に感じは悪くなかったので、つい俺もいろいろと丁寧に答えてしまった。
「A市のT町で小さい会社やってたって聞いてないですか?」と聞かれて、
「もうとっくの昔になくなりましたけど、やってたそうですよ」と答えた。
すると老人は突然、「ああ、私ね、良秀さんに世話なったんだよ?、はあ??信じられない」と涙を浮かべた。
この話に友達が急に身を乗り出して、老人に話しかけた。もちろん俺も聞いてみた。
(4分割になります、あと1つ)
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