【閲覧注意】後味の悪い話『死の貴婦人アイリーン・ウォーノス』back

【閲覧注意】後味の悪い話『死の貴婦人アイリーン・ウォーノス』


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5:
これ有名だと思うけど
ある男がずっと誰かに見られてる気がして、徐々に心神喪失していく、
最終的に街中で見えない幻覚に銃を乱射し、駆けつけた警官に射殺される。
実はこの「視線」は、遥か未来のタイムカメラで、
過去に起きた不可解な事件をリアルに追っていくという番組企画だったというオチ。
259:
脳に関するスペシャル番組で脳の奇病についてやってた。
取材対象となる女性は三十台のイタリア人の主婦。
彼女の一族は致死性家族性不眠症という奇病で殆ど五十代で亡くなっており、
その病気は突如不眠症に落ち入り、発症すると一年程で死ぬ。
しかも、意識はあるのに眠れないので、患者は拷問の様な苦しみを味わいながら、半分気が狂い死んでいく。
実施の映像もあり、初めは常にウトウトしてるだけが、
最終的には別人のように衰弱、ベッドで舌出しながら痙攣。
治療法は無く、素因遺伝子を持つのはイタリアのごく一部の人々だけだという。
今は遺伝子検査で発症するのは分かるが、彼女は恐ろしい未来を知りたく無いと言い
検査を頑なに拒んでいたが、子供が欲しい為、番組内で遺伝子検査を決意。
果たして結果はどうなのだろうか??彼女の運命は??
で番組終わっていた。多分クロだったんだろうけど、後味悪すぎた。
そしてこの病気の原因はプリオン症、つまり、同族食いに由来するかもしれないらしい。
(故人の脳を食べる一族=クールー=ヤコブ病、
牛同族食い=狂牛病=ヤコブ病は全てプリオン異常)
つまり彼女の祖先は理由は分からないが人間の脳を食べてた可能性があるとのこと。
(確か祖先神父とか居た)
260:
人間にしろ牛にしろ、共食い行為にリミッターがついてるのが面白いよな
同族の脳を食べるとプリオン異常が起こる不思議
261:
脳ってのが不思議
他の部位ではならないの?
262:
>>261
多分脳
脳を食べてたクールー出た一族も辞めたら一世代で病気なくなったらしいから
因みにBSEも脳や脊髄の肉骨粉が原因て言われてるぽい
あと、カニバリズムのwiki見てたらちょっと気になる記述
>1274年にフォッサヌォーヴァ修道院で死んだトマス・アクィナスの遺体も
修道士たちによって食されている[6]。
ホイジンガによれば、修道士たちは、当時高価であった聖遺物の散逸を恐れ、
師の遺体を加工保存し、頭部を調理したとしている
例のイタリア一族となんか関係ありそうな気がしてしまった
271:
昔リーダーズ・ダイジェスト日本版で読んだ、精神科病棟の看護婦の手記。
・美しい自殺なんてない。映画では、透けるようなネグリジェをまとった美しい女優が致死量の睡眠薬を酒で流し込んでおしまいだが、実際は穴という穴から内容物が流れる。
・こめかみを銃で撃ち抜く→顔に醜い傷が残り、半身不随。
・列車への飛び込み→四肢切断。
・首吊り→脳障害、半身不随。
・服毒→肝臓がやられるので、激痛でのたうちまわる。
・彼らの不幸は、以前の自分が健康で不自由なく生活できていたのを覚えている事。
・万が一成功したとして、天井に飛び散ったあなたの脳漿や床に垂れた糞尿を、誰に拭かせるのか。
最後の一節は、
・これだけ申し上げても決行なさるのですね。
・わかりました、あなたが残された機能だけで生きて行けるようサポートしましょう。
・勤務先でお目にかかるのを楽しみにしております。
脳内補完は目をつぶってくれ。
291:
>>271
スレチで申し訳ないが、この手の話に興味がある人は
「自殺のコスト」って本を読んでもいいかも。
これを読むと、いかに綺麗に死ぬ事、死にきることが難しいか分かる。
309:
開成高校生事件
http://yabusaka.moo.jp/kaisei.htm
なんとも言えない気持ちになった…。
311:
>>309
朝から後味悪かったよ
医者がヤブ過ぎだろ…
318:
>>309
でもどこまでもこういう性質の問題って矯正できるのか?って思う
グレーで反社会性的な障害って本当にタチ悪いから病院でなんとかなると
思えないんだよなあ、、
小学生のADHDの息子の壮絶なブログ
はっきり言って産んだ子を自分の手で社会的に抹殺しなきゃいけない
かもしれないと思いながら育ててる親は本当に不幸だと思う
http://adhdblog.seesaa.net/
17:
863 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 15:50:27 ID:ltEohXex
http://blog.livedoor.jp/fairypot2/archives/1113989.html
http://crossroads.journalismcentre.com/2006/
1982年、ヤン・コルテールはベルギーのアントワープにある旅行代理店に勤める職員だった。
ある日、日本から来た少年につたない英語で尋ねられた。
「フランダースの犬って知ってる?」
「フランダースの獅子のことかい?」(フランダースのシンボル)
「違うよ、ライオンじゃないよ。犬だよ。犬!」
彼にはそれ以上答えることが出来なかった。
その後、彼はそのことについて同僚に尋ねてみた。
「そうそう、日本人は何故だか知らないけど犬を探しているのよ。図書館で何かそのことについてわかるんじゃない?」
ヤンが図書館で調べると、英語で書かれた「フランダースの犬」を見つけた。
仏語版と蘭語版は存在しないようだったので、彼はそれを読んだ。
彼がこの100年で5人目の読者だった。
読み終えたとき彼は衝撃を受けた。
「これは私たちの物語だ!」
彼は周りから笑われるのも構わず、物語の研究にのめり込んでいった。
続きます
18:
864 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 15:50:58 ID:ltEohXex
>>863続き
彼はあらゆる情報を集める為、日本人の旅行者に訊いてまわった。
「フランダースの犬を知ってますか?」
皆の返事は同じだった。
「もちろん知ってます。どうして貴方は知らないんですか?」
彼は日本からオフィスが埋まるほどの本を取り寄せ、それを読むため日本語の勉強を始めた。
ヤンは物語の舞台を探し回り、ホーボーケンだと突き止めた。
彼の努力は実り、ネロとパトラッシュの銅像が建てられた。
今、この街を訪れる日本人観光客の数は、EUを除くとアメリカ人の次に多い。
24年たった今、ヤンはネロとパトラッシュの専門家として尊敬を得ている。
もう誰も彼のことを笑う者など居ない。
5年前には、ヨシミさんという日本人と結婚もした。
アニメのベルギー放映にも尽力し、物語の蘭語版の出版にもこぎつけた。
「この本はついにアントワープに帰ってきた。100年間世界を旅したのち、日本人がベルギーに持ち帰ってくれた。」
と、彼の言葉が贈られている。
そして2008年1月、彼は日本人の妻を殺した容疑で逮捕された。
23:
>>18
後味悪いというか、微妙な台無し感があるな
日本とベルギーの文化的掛橋に尽力したベルギー人が日本人女性を殺害
あーあ…みたいな…
27:
ブラザース・オブ・ザ・ヘッド
ある国に胸のあたりで結合してる双生児がいました
循環器も共有してるとかで手術で取るのも危険ということで繋がったまま
高校生ぐらいに成長した頃に「結合双生児のミュージシャン」という見世物の様な形で
父親に音楽プロデューサーのような人に売られてしまう
双子は音楽なんかやったことないので最初は戸惑っていたりした
バンドとして売り出したところその異質なビジュアルとその頃にはなかったパンク音楽で大ブレイク
双子も田舎では経験出来ない事ばかりで興奮していた
確か二人ともクスリもやっていた
しかし弟に比べて落ち着いてる兄に恋人が出来た辺りから二人の関係に亀裂が入るようになる
体が繋がっているというのになぐり合ったり、バンドを貶めるような内容の手紙をねつ造したり
そして幾度かのライブをしてCD1枚だけ出して彼らは引退をしてしまう
最後は岬で弟がオーバードーズで死に、兄も体を共有している為その後死んでしまう
去年の2月に見たので曖昧ですがこんなお話だったと思います
繋がっている部分にナイフのキズがあったので先に死んだ弟を切り離そうとしたんじゃないかと
語られててせつない気分になったなぁ
30:
実は、兄が弟を一方的に暴力ふるってたんじゃなかったっけ?
弟だけ、いつもケガしてて、最後のライブのときに
兄がどさくさにまぎれて(?)弟を殴ってた気がする
弟のほうが暴力的なイメージなのに、本当はクールな兄のほうが…
一緒にお風呂で体を洗ってる後ろ姿がなんともいえない気分になりました…
40:
179 : さくらんぼ(東京都):2008/11/09(日) 09:25:35.50 ID:RMDmt/Du
小学校のころ、ナスアレルギーの子供に
「こういうの食べないから病気になるの!!」
とか無茶いって給食の時間中に隣に座って無理やり口に押し込んだ中年の女教師いた。
その子は次の日から顔が赤くはれ上がって皮膚がボロボロになり、
半年以上休んだ挙句に進級できなかった。
教師は普通に授業してたし処分もないようだった。
みんな知ってる。
その子は気の弱い子だったから、大事になるの怖くて黙ってたんだ。
そんなことがあってからも、その教師は食えない
子供の口に無理矢理に給食の残りを詰め込むことをやめなかった。
食べられないとアフリカの子供のビデオとか放課後や休み時間返上で見せられて説教くらった。
なのに、クリスマスのチキンが食べられない子供が出たときはうれしそうに
「じゃあもったいないので先生が食べてあげます!」とかほざいてた。
53:
去年公開の映画 13/ザメッティ
フランスで暮らすセバスチャンは貧乏な若者
大工として働く彼はある男の家に屋根を修理に出かける
そこで家にやってきた男の友人が金の話をしているのを盗み聞きしたセバスチャンは
封筒を隠している場所をこっそり見ていて盗んでしまう
その中にはパリ行きのチケットが入っていた
金が手に入るうまい話だとしか思っていなかったセバスチャン
しかし指定されたホテルに電話がかかってきて何度か指示を受け場所を転々としていく
行く先々には何故か13の文字が
迎えにきた車に乗り込んでついた先は森の中の怪しい屋敷
54:
実はそこは「集団ロシアンルーレット」の会場だった
13人が輪になり前の人間の頭に発砲する賭博ゲームだったのだ
自分のスポンサーになる人物に「予定をしていた人間は来れなくなった」と
嘘をつきゲームに参加することになったセバスチャン
弾が1発から2発、2発から3発・・・と段々増えていき人数も少なくなっていく
手に入る金の値段も吊り上っていくが死ぬ可能性も同時に吊り上っていく
しかし最後の一人になるまでゲームは続く
自分の後ろの人間が撃つのがほんの少し遅く助かったりと段々神経をすり減らしていく
遂にセバスチャンと前回同じゲームで勝ち残ったというある兄弟との一騎打ちになった
死の恐怖に震えながら引き金を引くセバスチャン
結局運が良くセバスチャンは生き残り、大金を手に帰路に着く
帰り道で何かを悟ったのかゲームで勝ち取った大金を郵送し、代わりに鞄には
サンドイッチと水を買って入れて汽車に乗った
そこへ最後のゲームで撃たれた兄弟の兄がセバスチャンに近づきナイフで刺し、鞄を盗み逃走
最後は疲れ果てたセバスチャンの顔のアップで終了
全編白黒でなかなか気味の悪い映画でした
57:
セバスチャンなのに執事じゃないなんて・・・
60:
>>57
「貧乏」「若者」「大工」とかセバスチャンって名前から想像出来ないよな
なんで執事ってイメージがつよいんだろう
61:
>>60
元ネタは絶対漫画かアニメなんだろうけどな
62:
>>61
アルプスの少女ハイジに出てくる執事がセバスチャンという名前だった気がする
多分そのせいで日本人の脳にセバスチャン=執事と刻まれた
67:
>>62
まさかこんなところでセバスチャン=執事の理由を知ることができるとは・・・
ありがとう
108:
喪女板:語れ!美人やリア充にされた酷いこと 4
212:2008/11/10(月) 09:11:28 ID:Tuuo6fxp[sage]
中学生の理科の時間、生物の種類についての最初の授業の時のこと。
『人間は哺乳類、では金魚は何類でしょう?』
の問いに私は魚類だと答えた。
しかしクラスの大半が両生類だ!いや爬虫類だ!と意見が分かれた。
金魚は魚類だと答えたのは私一人だったので、先生は私に何故魚類だと思うのか訊ねてきた。
私は「エラやヒレがあるし水から出ないから」と答えた。
クラス内で意見がまとまらないので班毎に話し合う事になった。
班でもなかなか意見がまとまらずに
男子「爬虫類だって」
女子「水辺にいるから両生類だよ」
私「いや・・・魚・・・」
男女「お前黙ってろ!!」とこんな調子で私の意見は無視され、
リア充には喪子って変に頑固だよねとpgrされた。
班の出した答えは『鱗があるから爬虫類』だった。
先生は私個人に魚でなくていいのかとわざわざ聞いてきたが、
班のリア充達がクスクスし始めたので惨めだった。
正解は『魚類』金魚は魚類私は間違ってなかった。
私を散々pgrしたリア充達は「喪子がもっとちゃんと自分の意見を言えば私達の班は正解だったのにぃ」と更に怒ってきた。
更に惨めな気持ちになった。
思い出したらなんか泣きたくなった(´;ω;`)
??????????????????????
些細な事だけど正しい事を言ってる方がPgrされて、
叩かれて、先生からもフォローがなくてで後味悪かった話だった。
109:
>>108
中学生の話だったのが一番後味が悪い。
小学校3?4年生の話かと思ったよ。
111:
>>108
小学生のころ、授業で「雲は何でできているか」という話になって、
自分は「水」と答え、自分以外のクラス全員が
「車の排気ガス」と答えたときの気持ちを思い出したよ。
119:
>>111
小学校のとき「10gの綿と1gの鉄を天秤にかけたらどちらに傾くか」
という問いにおれだけ「綿」と答えたのを思い出した
そのとき「おまwww鉄だぞ鉄wwww綿とか軽いしwwwwww」と言われた
121:
たしか赤川次郎の短編だったと思う。
ある裕福な家族(夫・妻・娘・息子)がドライブに行った。
その途中にカップルをひき逃げしてしまう。
子供達は寝ていて気づいていない、と夫妻は思っていたのだが
実はそのカップルの魂が子供達に乗り移っていた。
子供達の姿になったカップルは、そのことを気づかれないようして暮らす。
(いつか復讐するためとかの理由だったと思う)
しかし、通いの家政婦に正体がばれる「決定的な場面」を見られてしまう。
そのため、家政婦はカップルに殺されてしまう。
色々あって、ようやく夫妻はその秘密に気づき、自分達が犯した罪を悔い改める。
いつか子供達が元に戻った時のことも考え、
家政婦殺しの罪は自分達でかぶることとし、轢き逃げと併せて自首する。
後味悪かったのは「決定的な場面」というのが、
子供に乗り移ったカップルが性交しているシーンだったということ。
(そんな姿、しかも姉弟なのにすんなよと思った)
あと、結局子ども自身の魂は戻るかどうかわからないんだけど、
戻ったところで親は殺人犯だし、娘の方はすでに処女じゃないし
踏んだり蹴ったりで子どもに罪は無いのに踏んだり蹴ったり、って所。
「三毛猫シリーズ」にはまった小六の頃に読んだのだが、
読後感は「げんなり」という言葉が一番ふさわしかった。
129:
>>121
うおー本当にげんなりって感じだね。
復讐云々考えてる時に盛ってんじゃねぇよ……
153:
おいしい関係って漫画
可奈子の父は高級レストランオーナーで、裕福な暮らしをさせてもらえていたが、
父は家に滅多に帰らず愛人との関係を優先しており、家庭の実情は冷たいものだった。
愛人は可奈子から見ても魅力的な人で、平凡な母は明らかに見劣りした。
そのことは母が一番よくわかっており、母は夫恋しさに少しずつ壊れていった。
レストランに家族連れがやってきた。息子を置いて夫妻はレストランから出ていき、そのまま戻らなかった。
父たちが慌てている中で可奈子は、両親を待ちつづける、その同世代の男の子の傍にいた。
うつむき続ける彼のさみしそうな瞳がどこか自分に似ていると感じたのだった。
男の子の両親が見つかった。事業に失敗したという夫妻は、首を吊って死んでいたという。
数年後、可奈子の母は完全に正気を失い幼児化し、
まだそんな年ではないのに痴呆老人のようになってしまった。
父は母と離婚した。可奈子は美人のキャリアウーマンとして周囲から憧れの目で見られる存在になっていたが、
最早娘がどこの誰かすらもわからなくなっている母の介護で精神をすり減らしていた。
「レストランに捨てられた子供」も青年に育ち、紆余曲折を経て料理人になっていた。
可奈子と青年は恋仲になっていた。青年がいつか店を開いたら、その設計をしてあげたいと思っていた。
やがて青年は店を開いた。青年の料理の腕は以前から
評価されている素晴らしいもので、素材調達にも手を尽くした。
可奈子は内装に凝り、効果的な宣伝も行い、店は世間から注目され、売行きは好調だった。
だが、青年は「料理人は店の一つ二つ潰してからが一人前」「一つの店にこだわるつもりはない」という考えで、
料理への情熱はあるものの、それ以外の事務などは
全て可奈子任せで、いつ店が潰れてもいいと、やる気がない。
おまけに、短気で他の料理人にすぐ怒鳴り散らし、
時にはわざと油を顔にはねさせるといった嫌がらせも行うため、
料理人がすぐに店を出て行ってしまう。大規模な店ではないものの、
一人の料理人だけで成り立つほど小さくもなかった。仕方なく店は畳まれることになった。
可奈子が努力したので、なんとか大きな損害が出ることはなかったが、
二人で話し合ってやっと造り上げた店があっさり失われてしまったことを悲しく思った。
154:
店の手伝いをしていた間に溜まった仕事に追われる日々を送る可奈子。
その間に青年は、前に勤めていた店でアルバイトをしていた女の子といい感じになる。
美食家の父に愛されて育った女の子は非常に肥えた舌を持っており、
青年に薫陶を受け料理人を目指している。腕はまだ未熟だがその味覚センスは類稀なるもの。
可奈子と青年は同棲しているのだが、可奈子が仕事に行っている間に青年は女の子を家に上げたりする。
料理をつくっていただけだが、実際にその場にいたわけではない可奈子には信用できない。
疑っているようなことがなかったとしても、二人の家に無断で誰かを連れ込むというだけで不快だった。
だが青年はそんな可奈子の思いを解さず「なんで怒っているのか意味わからん」という感じで、
可奈子と青年の仲はしだいにギスギスしていき、青年と女の子はますますいい感じになる。
可奈子の母はボケが進行し、咀嚼したものを可奈子の顔に吐きつけたりする。
青年と可奈子は抱えている悲しみが似たものであるからと、傷をなめあうように傍にいたが、
青年は自分の傷を包み込んでくれるような優しい女の子の方にすっかりデレるようになってしまい、
母のことで荒んでいる可奈子を捨て家を出て行ってしまった。
父が自分と母を捨てていってしまったことを思い出し、可奈子の傷はますます深まる。
仕事はきっちりやっていたもののメンヘル気味な可奈子は、仕事で知り合ったイケメンとついヤってしまう。
あんな男とほいほいヤるなんて馬鹿なことをしたと自嘲するものの、
その後もイケメンは熱心に可奈子をデートに誘ってくれる。
一夜の関係には終わらず、新たな恋のはじまりかと、胸をはずませる。
が、イケメンはあくまでも体目当てで、可奈子側もその手のことを割りきっていると思っていたという。
可奈子は今まで青年以外とはその手の経験がなく、わりと初心で、割り切れるはずがなかった。
しかもイケメンの本命は女の子であった。その事を知った時、可奈子は自分が妊娠していることに気づいた。
好きな男を二度も奪われ、しかもその相手は幸せに育った女の子。
冷たい家庭で育った自分は幸せになれないし、宿している子供も不幸にしてしまうだろうと、
可奈子のメンヘラっぷりは頂点に達し、変な幻覚と戦っちゃったりする。
155:
青年は可奈子の異常に気づき、可奈子に献身的な態度をとるようになる。
可奈子は「よりを戻せるかも」と期待し、その思いはやがて妄想に変わっていった。
青年と自分の仲はうまくいっている。お腹の子供も青年の子。青年と自分はもうすぐ結婚する。
だが青年はそれをハッキリと否定し、女の子と付き合っていると宣言した。
すっかりしょぼくれて鬱モードになっている可奈子に、事情を知った同僚は言う。
「仕事はしばらく休みなさい 仕事を逃げ場にしてもいい働きはできない
 子供はおろしなさい 今産んでもあなたの精神状態だとまともに育てられない」
可奈子もその通りだとわかっていたが、子供をおろすという行為は、父母が自分にしたのと同じようなことに思えた。
母の介護をしていた可奈子は、ふと衝動がわきあがり母の首をしめた。
母は苦しむ様子も見せず、幼児のように笑いながら可奈子を見返した。
その顔に、母はまるきり子供になってしまっているのだと改めて可奈子は思った。
子供になっている母を庇護できるのは自分だけで、かつての自分は庇護してくれる存在を求めていた。
今の母はかつての自分だ、母を守らなければと可奈子は、
今までのように義務感からではなく、心からそう思った。
母に対し可奈子は母性を感じるようになり、その穏やかな態度から、母はボケ状態は変わらぬものの、
以前のように暴れたりすることはなくなり、母子は和やかな日々を送るようになった。
海外から仕事の依頼が来た。可奈子はそれを受けた。
療養したほうがいいし子供の問題はどうなったと聞く同僚に
「家族が増えるから仕事を休んではいられない」と答えた。
母を愛せるようになった可奈子は、子供に対しても
「おろすのが可哀相」だからではなくごく素直に愛情を抱けるようになっていた。
可奈子の精神にもう陰りはないのだとわかり、同僚は心配しつつもそれを応援した。
空港に向かう可奈子をイケメンが追いかけてきた。彼は今更ながらに子供のことを知ったのだった。
父親がいない子供なんて不幸だ、引き取るというイケメンに、
「愛のない父親を持つ方が不幸よ」と可奈子は即答し去っていった。
可奈子は幸せになれたが、まともじゃない家庭で育った人は結局まともな家庭を築けないって感じなのがどうも・・・
288:
以前、新聞で読んだコラムの話。
高齢者向けのコラムで、フィクションか実話かはわからない。
---------
祖母の目の前で幼い孫が転んだ。
泣き出す孫を、祖母が慌てて助け起こそうとすると、母親が止めた。
「お義母さん、手を貸さないでください。
 この子は転んでも一人で起き上がれる子にしたいんです。」
母親は少し離れたところに立って見守り、
泣きながら起き上がった我が子が近寄ってくると、ぎゅっと抱きしめた。
「頑張ったね!ママ、強い子大好き!」
祖母は、手を差し伸べることも必要なのでは…と思ったが
息子夫婦の教育方針には口を出せなかった。
ある日、祖母と孫が二人で遊んでいるときに、祖母が倒れた。
(脳梗塞か何かの病気の発作だったと思う)
起き上がるどころか動けない。
助けを呼ぼうにも声が出ない。
薄れる意識の中で見た孫は、
少し離れたところで両手を広げてニコニコ笑っていた。
-------
母親も愛情を注いで育てているし、孫も悪気はないし、
誰が悪いとかないのが後味悪かった。
実は姑を見殺しにするために、嫁が仕組んだことだったとかのほうがまだましだ。
292:
>>288
ショートショートのブラックジョークでよくある感じのネタだから
それ系の本とかほん怖スレで見かけたものなら何とも思わないけど
掲載場所のせいで作者の思惑が臭ってくるのが後味悪いね
529:
世にも奇妙な物語より
高額な報酬のアルバイトがあると聞き、貧乏学生だった主人公はさっそく応募する。
体格などを細かくチェックされた後はオーディションで
猿の物真似をやらされて合格し、晴れてバイトの職にありついた。
それは、世にも珍しいホワイトゴリラの着ぐるみを着て動物園でゴリラの振りをするバイトだった。
実は中国から日本に、1ヶ月の約束で「幻の珍獣ホワイトゴリラ」が貸し出されたが、
オスのゴリラが病気で倒れてしまったため、その代役が必要になったのだ。
賢く大人しい動物なので、メスのゴリラと一緒にいても危険はないし、あまり動かなくても良い。
それで破格の報酬が貰えるのでおいしい仕事だった。
これで彼女にプレゼントでも…と思っていたところで事態は急変する。
病気で倒れていたオスゴリラの容態が悪化、ついには死んでしまったのだ。
関係者は問題になるのを恐れ、主人公を監禁、ゴリラの着ぐるみを一生脱げないように特殊溶剤で接着。
しかも声帯を潰して声を出せないようにする。
そのまま中国に送り返されそうになったところをメスのゴリラがかばってくれて脱走に成功し、世間で大騒ぎになる。
しかし、家には帰れないし彼女に会っても自分だと分かってくれない。
絶望に浸っているところにメスのゴリラが説得(?)に訪れ、2匹は仲良くトラックの檻に乗り込む。
そして人々の感動の拍手に見守られて中国へと帰っていった。
その後、2匹の間で赤ちゃんゴリラが生まれたというニュースが流れた…
532:
>>529
メスのゴリラは主人公を逃がしたいのか一緒に帰りたいのかが分からないな
534:
>>529
>彼女に会っても自分だと分かってくれない。
筆談しろよw
628:
小学校4年生のあるクラスに新任教師がやってくる。
その先生は命を尊さを子供に教えようとそのクラスで子豚を1頭飼ってみんなで世話をし
卒業するときにみんなで食べるという内容の授業を考える。
子豚はPちゃんと名づけられ、子供達は一生懸命世話をした。
やがてPちゃんはクラスのアイドルのようになっていく。
3年後子供達が卒業するときがやってきたが
Pちゃんを可愛がってきた子供たちは最初に約束した"食べる"ということに抵抗を覚える。
クラスで話し合いがおこなわれいくつかの選択肢が出た。
・新しく4年生になる生徒にPちゃんを託す
・食肉センターにもっていく
・農場に飼ってもらう
・最初の約束どおりみんなで食べる
最初は後輩に引き継ぐことが考えられたが、
Pちゃんはすでに300キロを超えていて、いきなりそんな大きなブタを預けられても後輩も困るだろうし
衛生面での問題もある、それに後輩が卒業するときにまた同じ問題が起こると保護者から声があがり
再度クラスで話し合いをすることになる。
629:
農場で飼ってもらうには月5万円の餌代がかかるので却下。
自分達ではどうしても食べられないとこれも却下。
結局後輩に引き継ぐか食肉センターに持っていくかの二択となる。
クラスの意見は真っ二つに分かれたので最後の選択は先生にまかされる。
先生は泣きながら食肉センターに持っていくと結論を出したことを子供達に伝え
子供達もそれを受け入れる。
個人的には食べるものに名前をつけたら駄目だなあと思う。
トンカツ屋に行って食べる前にブタの写真を見せられて
この子はPちゃんと言ってりんごと泥遊びが好きな可愛いブタでした
とか言われたらちょっと食欲なくすかもしれない。
633:
戦前生まれの自分の親は、鶏でそのトラウマを背負った。
ちょっと田舎の方だと、昔はどこでも鶏を飼ってて世話は大概子供に任せられてるんだが、
子供だから一羽づつ名前をつけて可愛がる。
…が、たまにお客さんが来た日などに、
目の前で「ぴよちゃん」だのの名前をつけて可愛がったその鶏が
殺され羽をむしられ、肉にされて目の前に並べられる。
しかもその光景に泣く子供を笑いながら、客と親が「ぴよちゃんの肉」を美味しそうに食う。
母はもう70歳を越えたというのに、いまだに鍋物をする度にその話をして陰鬱な表情になる。
やっぱ、将来的に食うものに情をうつさせるような真似は子供にさせるべきじゃない。
646:
「可哀想」と思うのは間違い。これはベジタリアン的な偽善的発想。
正解は「ありがとう」と感謝する事。「美味い」と喜ぶのはむしろ正解に近い。
723:
静かな黄昏の国って小説
先進国の座を奪われ低迷するようになった日本は、好き勝手に化学物質などの実験場にされるようになった。
植物は育たなくなり、国産の野菜や肉などは幻の存在と化した。
食物は海外からの輸入に頼るしかなかったのだが、
法外な価格のために一部の裕福な人々しか食べられなかった。
そんな状況でも一般庶民の人々は生きていた。食事は安い日本製の固形食だった。
若いころは普通の食事で育った老人たちの体は、固形食物で育った若者よりかは
健康であったが、やはり汚染による害は蓄積されていた。主役格の老夫妻はその事で悩んでいた。
日本の医療倫理は、患者の意思にかかわらず、とにかく患者を生かすことを優先するようになっていた。
病か老いか、どちらが原因であっても、いつかは強制的に病院に入れられ、
死んだ方がいいような苦しみを得ながら、最後の最後まで生かし続けられるてしまうことが恐ろしかった。
妙なキャッチセールスがあった。それなりに高額な料金を払えば、
少なくとも三年間は、生の野菜や肉を食べられ、本物の植物と触れ合える場を提供するという。
その口ぶりからは、そこで暮らせば三年以内に死ぬらしいということがうかがえた。
恐らくは強制的な延命を厭う者のために、安楽死を施してくれるようだった。
話に乗った老夫妻。目隠しされて連れていかれた先には本物の樹木や新鮮な食べ物たちがあった。
はじめは生活を楽しんでいたが、時折老夫妻は今までになく激しく喀血するようになった。
また、木々の中を歩いている時に、頭が二個ある鹿など、奇形の動物を見かけたりした。
実はその場所は、日本が完全に病んでしまうよりも前に、粗雑な核廃棄のため汚染されていたところだった。
被爆を恐れてその場所は封印され、科学実験の場として使われることもなかったため、
皮肉にも放射能に犯されたその場所が、日本で唯一植物を見られる場所になっていたのだった。
植物や動物たちは長い時を経てその環境に順応したようだったが、老夫妻は体を害していくだけだった。
それでも被爆しているが美味しい食事が食べられるし、本当に死ぬような段階になったら、
係のものがやってきて薬により安楽死を施してくれるからと、
老夫妻は以前の何倍ものスピードで病んでいきながらも、食事や風景を楽しむ日々を送った。
729:
>>723
実際、チェルノブイリ原発周辺は野生生物の聖域になってるって聞いたことがある。
放射能によるガン発生なんて、普段から弱肉強食で
天寿を全うすることなど少ない動物にとっては
なんの問題にもならないからな。
ちょっと(?)子供の畸形率が上がるだけ。
772:
>>729
テレビでチェルノブイリのその後のドキュメンタリー見たけど
周辺の民家は崩れかかってて荒れ放題なんだけど
果実園とか雑草ボーボーでリンゴとかちゃんと実ってて
熊の親子がそのリンゴ食ってた。
725:
虫注意
離れて一人で住んでる祖母から
「寿司をもらったんだけど多いから分けてあげる」
と電話があり、有難くもらいに行った。
既に寿司桶から別のタッパーに取り分けてくれてあった。
家に帰ってきて、夕飯に頂く。
ほぼ食べ終わって父が最後のイカを持ち上げた瞬間、
まるでもう一枚のネタのようにシャリの裏に張り付いているGが。
祖母にはとても言えない。
本当に後味が悪いってこういうことなんだ。
727:
>>725
正統派の後味悪い話だな…
726:
うわ????…
800:
星新一 「お願い」
あるところにA氏という人物がいた。彼はそこそこ裕福で独身だった。
そんな彼の所に、コウモリの翼を生やした悪魔がやってくる。
とまどうA氏に悪魔は取引を持ちかける。
それは、死んだ後で地獄に落ちる代わりに、願い事を3つ叶えてくれるというものだった。
ただし世界征服などあまりにも無茶な願いや、願い事の数を増やすといった事柄を除いて。
しかしA氏は断る。
この世でさんざん良い思いをしても、死後に地獄で苦しむのでは割に合わないと思ったからだ。
しばらくすると、今度は白い翼の生えた天使がA氏の元にやって来た。
天使もまたA氏に取引を持ちかける。
それは、悪魔とは逆でA氏が天使の願いを聞いてやって、その代わりに死後は天国に行けるというものだった。
これこそ待ち望んだものだ。「少々苦労をしても死後に天国に行けるなら安いものだ」とA氏はすぐに天使と契約した。
さて、契約したもののどんな願いを聞かされるのかとA氏が思っていると、天使がやってきて
大金を要求した。その金額は、A氏の貯金の大部分だった。
「天使の癖に金を要求するとは!」とA氏は憤るが、どうやら困っている人々に寄付するらしい。
しぶしぶ天使に金を渡して帰ってもらった。
801:
落ち込んでも仕方がないと、気を取り直して海岸を散歩しているとまた天使がやってくる。
そこの波止場で溺れかけている人がいるから助けて欲しいと言うのだった。
A氏は泳ぎは苦手だったので、海に入るのを躊躇したが、意思とは逆に体が勝手に動きはじめる。
どうやら、天使の「お願い」には逆らえない体になってしまったらしい。
A氏は死に物狂いでなんとか溺れる男を助けたが、男はお礼すら言わずに何やらブツブツ言っている。
男は「何ということだ、こんな事で願いを使ってしまうとは…」と言いながら去って行った。
どういうことかとA氏が訝っていると、いつかの悪魔が現れる。そして、さっきの事態を説明してくれた。
「あの男は私と契約したのです。今、願い事の一つを叶えて助けてやったというわけで…」
A氏は愕然とした。じゃあ、今さっき自分のした事は天使じゃなくて悪魔の手助けじゃないか。
悪魔と天使はグルなのかと聞くと、そうではないが仕事上の分野が近いのでバッティングすることはよくあるらしい。
「だが、願い事は2つ叶えた。後一つで俺は天国行き決定だ!」と言うA氏に対し、
悪魔は「天使と契約する時に、叶える願い事は3つだけだと言ってましたか?」と言い残して去っていく。
そう言えばそんな事は確認せず、勢いで契約してしまった。
まさか、一生無茶なボランティアをし続けることになってしまうのか?
頭を抱えるA氏のところに、また天使がやってきた。
今度は可哀想な女性を紹介するからその人と結婚して欲しい、というものだった。
どんな人なのかとA氏が聞くが、とにかく可哀想な人で、
夫に全財産を持って若い女と逃げられた人妻だと言うのだ。
なるほど、これもまた悪魔の尻拭いなのかと悟ったA氏は、
天使に「お願い」と言われる前に海に飛び込んで自殺した。
彼の魂は、天国に行けたのだろうか…
803:
レイ・ブラッドベリ「監視者」
※虫嫌いの方、注意です。
虫を憎悪し、目に映る全ての虫を殺さないと気が済まないティンズリー。
自ら手を下すだけでなく、会社を興して殺虫用品を売りさばくことで国中の虫を殺戮している。
友人のスティーブは彼の虫殺しに対する執着ぶりを心配し、その理由を探る。
その原因は、ティンズリーが子供の頃に起こった事件にあった。
父親と狩猟に出かけたとき、突如飛び出して来た鳥に驚いた父親は猟銃を暴発させ、
顔面を撃って死んでしまった。
幼い彼は1人で山を降り、助けを呼んで来た。
現場に戻った彼が見たのは、父親の遺体をびっしりと覆ってうごめく無数の虫だった。
それ以来、彼は「虫は父の死を冒涜した悪魔の使い」と信じるようになり、
悪をはびこらせないよう虫を殺し尽くそうとしていたのだ。
スティーブは、精神科医の助けを借りて、彼を「治療」しようとする。
そんなある日。
ティンズリーの部屋を訪れたスティーブは、半狂乱になって飛び出して来た彼と鉢合わせする。
彼は手で顔を覆って叫ぶ。
「僕を見るな!近づくな!僕は確かに間違ってた!でも・・・近いとこまで行ってたんだ!」
そのまま車に乗って走り去るティンズリー。
スティーブも後を追う。
(続きます)
804:
町外れでティンズリーの車は止まっていた。
クラクションが鳴り続けている。
ハンドルに頭を突っ伏して、ティンズリーは絶命していた。
全身が病に冒され、醜い斑点に覆われ、溶け崩れている。
スティーブはやっと気づく。彼の言うとおりだと。
ティンズリーは間違ってた。でも、近いとこまで行っていたのだと。
ティンズリーの父親は狂った鳥によって命を絶たれた。では・・・そもそも、その鳥を狂わせたのは?
無数の虫は、ひょっとしたら父親の遺体を慰め、守護してたのかも知れない。
彼らにしかわからない言葉を交わしながら。
そう・・・神は、広大なこの世界を隅々まで見守るために、虫を作ったのだ。
でも悪魔はもっと狡猾だった。
神を出し抜くためにもっと小さな「使い」を作った。・・・ウィルスを。
それが鳥を狂わせ、ティンズリーの父親を殺させ、彼に虫に対する憎悪を植え付け・・・
結果として多くの「神の使い」を殺させることに成功した。
のみならず、真相に気づいたティンズリーを瞬時に殺したのだ。
それに気づいたスティーブもまた同様の運命をたどる。
延々と続く神と悪魔のチェスゲーム。彼らはそれに負け、滅びてゆく。
この件に関する手記をタイプライタで残しながら、彼の身体は腐り崩れてゆく。
・・・
残すなよ!手記!読んだ奴がまた死ぬじゃんか!
806:
>>804
乙。
何となく、ラブクラフトとかリングみたいな怖さを感じるな。
847:
たしか「ハロウィン」っていうホラー雑誌に載ってた読み切り漫画で
作家は「まつざきあけみ」
舞台は江戸時代の山奥の農村のような所。30人もいないような小さな集落。
主人公は村で一番大きな屋敷の娘で、みんなに「お嬢様」と呼ばれて大事にされている。
両親亡き後、村人みんなで育ててくれた。
主人公には少し年上の恋人がいる。というか、同年代はその恋人だけ。
みんなは優しいし生活に不自由はない。
でも彼女の不満は、この村から一度も外に出たことがないこと。
村は周囲をぐるっと山に囲まれていて「あの山を越えてはいけません」ときつく言われている。
ふと気付くと,村人達が怪我をしていることが多くなった。
誰も彼も包帯を巻いていて「ちょっと斧で…」とか「うっかり…」とか言っている。
ある日、恋人(イケメンだけど五助とか矢作みたいな名前w)まで腕を怪我して
包帯を巻くようになっていた。
どうしても村の外へ出たくなった主人公は恋人に打ち明けるが
屋敷に閉じ込められる勢いで妨害されてしまって、ついに深夜こっそり抜け出してしまう。
山を越えようとする主人公の眼下で,気付いた村人達が松明を持って彼女を探しに来るのが見える。
焦った彼女は足を踏み外し,転落。
気付いた時は屋敷に寝かされていて、命は助かったが、片足が動かなくなっていた。
「私にはもうおまえしかいないわ。おまえはどこへも行かないで!」
泣き濡れる主人公に「一生お側にいます」とひっそりと寄り添い慰める恋人。
そしてある日、主人公は恋人が顔の片側に布を巻いているのに気付く。
どうしたの?と聞くと「村で悪い皮膚病が流行っているんです」と。
848:
寝付いた主人公を見届けてから、恋人の男が仲間の所に戻ってくる。
「もう隠しきれない…」
「わしらはともかく、お嬢様のお側にいるおまえがそれでは…」
お嬢様が自力で外に出歩けなくなったので、村人たちはもう布を巻いて隠すこともしていなかった。
そこにいるほとんどの者が,体の半分以上の皮膚が溶け崩れ、中の機械が見えてしまっている。
主人公の死んだ両親が宇宙船ごとこの惑星に墜落してから、なんとか村を作り上げ
今まで「お嬢様」を守り育ててきた。彼らは全てロボット。
惑星上にはこの村しか存在せず、山の向こうにはなにもない。荒野が広がるだけ。
死んだ「主人」の意向で、この世界で「ただ一人きりの人間」になる娘には
何も知らずに生きて、何も知らずに死んで欲しい、と。
だが最近になってロボットの人工皮膚がバクテリアの影響で腐り落ち始めた。
ロボットである彼らには、修復は出来ない。
「お嬢様の足が悪くなったのは幸いだった。外に行けなくなれば秘密は守られる」
「今度は目が見えなくなっていただくしかないだろう…」
「お嬢様のためだ」「仕方がない」
そんな会話がされていることも知らず、お嬢様は何も知らずに
お屋敷で恋人を思いながらすやすやと眠っている。
850:
>>848
最後のがなかったら萩尾望都とかでありがちSFかなと思ったけど
ハロウィンっぽい終わり方で後味悪くてイイネ!面白かったです
921:
子供の頃に見たSF映画
地球からかなり離れた恒星の軌道上に、地球から派遣された
大がかりな植物の育成実験用の人工衛星が回っていた。
実験は宇宙空間での植物育成の状態を調べることで、数えきれないほどの
植物と一緒に乗務員はA、B、Cという3名の人間と2体の補助ロボット。
BとCは、この閉鎖された空間での長期間の実験に飽き飽きしていたが
もともと人間嫌いで植物に深い愛情を持っていたAにとっては、この世界は
まさに理想郷であり、この実験がこのまま続けられることを疑わなかったのに
ある日、突然地球からの実験中止、即刻帰還命令が下りる。
首脳陣がこの実験に存続価値はないと判断したからで、植物を破壊した後
地球に向か連絡船に乗り移るようにという命令に、BとCは喜ぶが
Aには青天の霹靂、育てている植物達に異常な愛情を注いできたAにとっては
我が子を殺すのに匹敵した。
苦悩したAは植物達を守る方法として、B、Cを殺し地球には「突発事故が
起きて脱出不可能」と連絡後、わざと地球への電波送信を切ってしまう。
これで、この実験衛星は宇宙空間で事故を起こしたと判断されるだろう、
そして永遠に植物と自分だけの生活ができると思った。
それからしばらくは映画はAの植物日誌みたいな感じで進んでいき
淡々と植物とA、そして2体のロボットの穏やかな(?)日々が何年か描かれる
(その過程で1台の補助ロボットが修理不能な故障を起こし、機能停止した
時にはAがまるで大事な肉親を亡くしたように嘆き悲しむシーンがある)が
その平安はある時、いきなりの地球からの通信で破られる。
922:
続き
地球側では、通信を絶ったその実験衛星の生存者の可能性を諦めきれずに
何年も捜索を続けていて、その内の一機の捜索機がとうとう連絡電波を
切ったはずの衛星をレーダーで見つけ出せる位置にまで来ていたのだった。
「よかった!生存者がいてくれて!直ぐそちらに近づくからもう少しの辛抱だ」と
嬉々とした捜査機からの通信を呆然と聞くA。
Aは「今から小型船に乗り込んでそちらの近くまでいく」と返事をしたあと
残ったロボットに、これからの全ての植物の世話の方法をインプットすると
小型宇宙船に乗り込み、実験衛星から遠ざかると自爆する。
最後は、たった一体残ったロボットが無心に膨大な植物の世話をする
実験衛星が大宇宙に漂っている絵を映しながらエンド。
なんつうか、植物>>>仲間みたいな訳のわからない論理で、何の罪もないのに
物語のかなり早い段階であっさり(それも騙されて船外活動に出た時に命綱を
Aに外されて宇宙空間に放り出されて、恒星に引力で引っ張られるという
エグい方法で)殺されたBとCが可哀そうだったし、そうまでして
守ろうとした世界も、結局は自分が捨てたはずの人間の衛星乗務員への
情愛がAを追い詰める事になった皮肉も後味悪い。
925:
あ、「サイレント・ランニング」、じゃなかったか?ちがうか?
ラピュタの最終シーンが、この映画のパクリだなあと思った覚えがある。
926:
後味が悪いと評判の映画「ファニーゲーム」
バカンスを過ごしに幼い息子を連れた夫婦が湖畔の別荘にやってくる。
キッチンで片付け物をしている妻のところに青年が訪ねてくる。
「隣家に遊びに来ている者ですが夫人に卵を借りてくるように言われました」
隣家は友人だったので妻は卵を渡すが青年は割ってしまい更に卵を要求する。
不躾な態度に妻が苛立ち始めたところにもう一人の青年がやってくる。
青年たちの不愉快な態度に妻はついに切れ大声をあげる、
それを聞きつけた夫がやってきて仲裁しようとするが青年は夫を中傷。かっとした夫は青年を平手打ちする。
青年は態度を豹変させ、ゴルフクラブで夫の膝を砕く。
そして家族を居間に軟禁しファニーゲームを始めると言う。
12時間以内に家族3人が死ぬことに青年たちが賭け、家族は自分たちが死なないことに賭けるというゲーム。
無意味で不条理な暴力が続く。(暴力シーンは画面に登場しない)
隙を見て息子が逃げだし、隣家に逃げ込むが隣人は皆死んでいた。
息子は追ってきた青年に捕まり連れ戻される。そして隣家で見つけたライフルで射殺される。
ゲームに飽きた青年たちは夫婦を縛りつけた状態のまま家を立ち去る。
残された妻は手足につけられたテープをはずし夫を助ける。
ただ泣くだけの夫を励まし、歩けない夫の代わりに助けを求めに近所の家に向かう。
しかし近所の家は留守。そこを通りかかった車には恐怖のためか声を掛けられない。
次に通りかかった車に意を決して声を掛けるが乗っていたのは青年たちだった。
妻は別荘に連れ戻され再び暴力が始まる。
しかし隙を見て妻が反撃。ライフルを奪って片割れの射殺に成功する。
もう一人の青年はライフルを奪い、テレビリモコンの巻き戻しボタンを押す。
すると映画自体が巻き戻され、妻がライフルを奪い取る前の時点に戻ってしまう。
青年たちは夫を射殺し、妻を連れてヨットで湖に出る。
その途中手足を縛った妻を湖に落とし、家族の知人宅を訪れ再びゲームを始める。
929:
>>926
>もう一人の青年はライフルを奪い、テレビリモコンの巻き戻しボタンを押す。
>すると映画自体が巻き戻され、妻がライフルを奪い取る前の時点に戻ってしまう。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
946:
昨日見た、海外のドラマ
仲良しの学生グループが、宝探しのため洞窟を訪れる。
洞窟の奥で、偶然に謎の石杯を発見する。
が、見つけた際に中に満たされていた液体をこぼしてしまう。
そのとたん、日食のように太陽が消えてしまう。
ラジオでは、世界各国がパニックになっている様子が伝えられる。
仲間の一人が言い出す。
「これは伝説の、太陽神を祭るインカの石杯だ。
 この中に、いけにえの血液を入れて満たしていたのだ!」
太陽が消え暗闇の中、極寒となった洞窟内で
徐々に正常な思考が失われ始める。
最初は馬鹿にしていた仲間も
「いけにえを捧げるしか、助かる方法は無いのでは?」と考え始める。
そしてとうとう、いけにえを決める為のくじ引きが行われる。
「当たり」を引いた女性は、全員に押さえつけられ
絶叫の中で息絶える・・・
血液を流し込んだ数分後、洞窟の外が明るくなり始める。
ラジオでは、太陽が世界を照らし出したことを伝えている。
喜ぶ彼らに、ラジオは伝える。
今回、太陽の消えた原因は稀な自然現象であった事を・・・
生き残った彼らは、「そんなはずは無い!」と口々に叫ぶ。
彼らの心の中には、一生消えない闇が残る事となったのでした。
オワリ
948:
>>946
タイトルkwsk
949:
>>948
たしか「トワイライトゾーーン」だったと思う
12:
飲酒運転で死亡事故を起こしたある加害者の妻の手紙。
私はもう生きて行く根気も力もなくなりました。
ご承知のように私の夫は死にました。相手の方も亡くなりました。
私に財産がたくさんあればご遺族の方の気がすむように弁償したいと思います。
亡くなられた人の命を元通りにすることは出来ませんが…。でも私には何もありません。
それでも将来家を建てるために貯金しておいたお金と、テレビ、冷蔵庫、指輪、
夫の洋服等を売りました代金合わせて120万円を、ほかに夫の退職金を
全部差し上げる条件でご遺族の家に持っていったのでございます。
しかし、「こんな少額では納得できないから、親類回りをして、それが無理なら働いて毎月1万円ずつ弁償しなさい」とおっしゃいます。私のように学歴もなく、手職もない人間に何万円もの給料を払ってくれるところがありましょうか。
13:
たとえ就職することが出来たところで、弁償金と家賃を払ってしまうと
生活費にまで回すことが出来ないのでございます。
どうやって私と子供二人が生活すればよろしいのでしょうか。
罪のない子供の生活だけは、近所の子供たちと同じようにしてあげたいと
願うのは母として当然のことではないでしょうか。
子供たちには「お父さんはどうしたの」「なぜテレビがなくなったの。テレビが見たい」とせがまれます。
子供たちは今、スヤスヤ眠っています。これからお父さんのもとに行けるのも知らずに!
ご遺族の両親のおっしゃることはけっして無理なことではありません。
私の夫さえ酒を飲まずに運転していたならばご子息を死なせずにすんだのでございます。
警察署長様、この小さな子供の命を奪う母を馬鹿な女とお呼びください。
親子三人でお父さんのもとに参ります。
私と子供二人の命とひきかえに、夫の罪をお許し下さるよう
ご遺族のご両親におとりはかり下さいますようお願い申し上げます。
15:
>>12
教習所のテキストか何かに紹介されてた記憶があるな
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