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【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『怖いCM』
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7:
反復横跳び
流れぶった切ったらごめん。
ちょっと、オカルティックな話じゃないんだけれども、自分的に恐い話を思い出したので、書かせて下さい。
私、不眠症なので一時、良く夜中(深夜1?3時くらい)に散歩に出たりしてたのよ。
で、大体決まったルートがあって、コンビニに寄って雑誌とか立ち読みして飲み物とか買って、
帰宅して……って感じだったんだけど、ある日、いつものルートを通っていたら、
何か、「タタンッ、タタンッ!」ってリズミカルな音が聞こえてきたんだわ。
こっちは不眠症だから、逆にちょっとハイになってて、そんなに恐いとかその時は感じなくて、
「なんの音だろう?」って寧ろ好奇心の方が優って、引き返したりしないで、
そのままいつものルートを進んで、音のする方に近づいていったんだ。
で、段々音が近くなって、音の発信源……に着いた、と思ったら、人が居たんだわ。
なんて云えばいいんだろう。全くの無表情で道路の真ん中で反復横跳びをやってる人が居て、
その時の靴の音が「タタンッ」って音だったんだ。
それだけでも、今思い返せば結構恐いんだけど、その人がタタンッって横飛びする度に、
街灯に照らされて、その人の手元の辺りがキラッと光るんだよね。
ん? って思ってよくよく見てみたら、その人、出刃包丁を持って反復横跳びをしてたんだ。
無表情で出刃包丁を持って、深夜に反復横跳び……なもんだから、
流石に冷や汗が出ちゃって、あたかも道を間違えちゃったような体を装って、さりげなーく、
その場から離脱したんだけど、あれは何か呪いの儀式とかなんだろうか……?
それとも、ちょっとアレな人なんだろうか? 未だに分からない自分の恐い体験です。
428:
不幸の経緯
高校生の頃、やたらと不幸体質なAという同級生が居た。
と言っても不幸な目にばかり遭うというものではなく、
「幸福を得ると目に見えて不幸にも遭う」というもの。
幸福の出所は運でも実力でも同様で、
・試験で良い点を取る→指を骨折
・部活でレギュラー入り→食中毒
・福引で空気清浄機ゲット→ゲーム機故障
こんな感じで一事が万事不幸が付いて回る。
それでも本人は明るく快活で「素直に喜べない」なんてふうも無く前向きな奴だった。
社会人になって2年後、Aと、同じく同級生だった女子から連名で葉書が来た。
おっ、と思って早読んだらやはり披露宴の招待状。
2人の写真がプリントされてるんだがAは見るからに生傷だらけ。
そんな美少女娶るからだ ザマァwww
と、郵便受けにはもう一枚、「Aの家から」葉書が来ていた。
「真に恐れ入りますが、Aは事故に遭い亡くなりました。招待状のお返事は結構です。」
429:
その葉書にかなり違和感を感じたものの、
数人の同級生と連絡を取って、Aの家にお焼香だけでもさせて貰いに行くか という運びになった。
当日訪ねてみると葬儀は身内だけで済ませたとの事。
仏壇には遺影も無く白木位牌だけが置かれていた。
「態々ありがとうございます、あの子も喜んでると思います」
そういえば彼の体質の影響は家族にも及んでいたんだろうか。
母親とAの弟妹の顔には当然疲れが見えたが寧ろすっきりとした、晴れ晴れとした様子さえ見てとれる。
それはもう晴れ晴れとした……
帰り際、玄関を出ると友人の一人が呟いた
「…なあ、Aが事有る毎に痛い目見てたのってあのかz」
「黙れよウルセェな」
もう一人が遮った。
誰からともなく足早に自分たちの車に向かう。
後ろから「バキィッ メリッ」と木の板が割れるような音がしたが振り返らずその場を去った。
Aは自分に起こる不幸の経緯を誰にも話さなかった。
なら俺たちが今詮索しないのも当然だ、と自分に言い訳した。
430:
ダルマさん
つい先ほどの話
風呂に入って頭洗ってる時だるまさんがころんだを思い出しちゃって
いつもは頭の中でテンション高い歌を歌ってごまかすんだけど
ふと「ダルマさんが転ばない!ダルマさん転ばない!」ってコピペ思い出してやってみる事に
やっぱテンション上げたほうがいいよな と思いそれとなく口に出して
「だ?る?ま?さ?ん?が」まで小声で その後声張って「転ばない!」って言おうとしたら
間違えて思いっきり「転んだぁ!!」って叫んでしまった
そしたら同時に後ろから「うおっ!」ってびっくりしたような声が聞こえた
幽霊もまさかいきなり大声でストレートにこられてビックリしたのだろうか・・・
432:
睨む影
吉祥寺歩いてたら、背後に大きな黒い影がついてきている大学生風の男を見た。
影は二メートルほどもあり、横幅もかなり大きかった。
輪郭なんかはなんとなくわかるのだが、詳しくはわからない。というか黒すぎて見えない。
男自身はおろか、周りの人もだれも気がついていないようだった。
影は男の後ろをピタリとつけて歩いており、
男が足を止めた時など、時おり腰に手を当ててポリポリ掻くような仕草が見られた。
しばらく後をつけて観察していたのだが、影が急に後ろを振り返り、俺を見たような気がした。
それに少し遅れて男がこちらを振り返り、俺の方を見た。というか睨んでいた。
男の表情はすぐに無関心そうな眼差しに変わり、またすたすたと歩いていってしまった。
影もまた、その後をついていった。
433:
誘う赤い着物を着た女の子
ちょっと昔の思い出話をさせてくれ
当時は今よりずっと景気が良くて俺の所属するチームも
会社に何日も泊まり込んでプレゼンの準備なんてことがよくあった
その日も残業で俺はたまたまフロアに一人で寝袋で寝てた
435:
夢を見ていた。赤い着物の女の子が俺と一緒に遊びたそうにしている
しきりと俺をどこかへ連れていこうとする
「まだ仕事が残ってるから一緒に行けないよ」
グイグイ引っ張るその子に向かって
俺は遊べないと告げた所でフッと目が覚めた
438:
その瞬間両足を凄い力でつかまれて体が30?ほど引きずられた
心臓が破れそうな程バクバクしていたが
そこまでが夢だろうと思ってそれほど気にはしなかった
しばらくたったある日、外階段の踊り場で営業のF女史と世間話をしてた時
上司のKさんが階段から降りてくるのが見えた
ところがKさんを見た瞬間、Fさんが「ヒイッ」と叫んで逃げるように
その場を離れた。社内ではFさんは「見える人」として有名だったので
俺はガクブル震えるFさんの背中に「何が見えたんですか?」と話しかけた
439:
「Kさんの後ろから赤い着物を着た女の子が降りてきた」のだという
Fさんが恐怖したのは「その女の子の首から上が無かった」から
取り憑かれているKさんもその周りにいる人もヤバイと言われた
その話を聞いて俺は先日、夢に見た女の子を思い出していた
あの時、あの子に誘われるままついていったらどうなってたんだろう?
440:
そんなバタついた年も明け、落ち着いた所で健康診断を受けた
俺は不整脈でひっかかって再検査を受けるハメに
結果は「就寝中に軽い心筋梗塞になった形跡が認められる」と告げられた。
それを聞いて俺はあの赤い着物の女の子に誘われるまま
ついて行かなくて良かったとつくづく思った
普段はどうやって仕事の手を抜こうかなんて事ばかり考えてるのになw
442:
糞ばばあ
伊集院光が昔アルバイトしてたスーパーがある団地での話。
今から十数年前のことになるが当時小学校低学年だった俺は友達数人と団地内で遊んでいた。
缶蹴りだったか、ドロケイだったかなんだか詳細は忘れたが、まあそんなことして遊んでいたんだよ。
そうして遊んでいたら俺たちの方に向かって一人の婆さんがとぼとぼ歩いて近づいてきた。
そして唐突に俺らに話しかけてくる。
「あなた達、楽しそうねぇ。おうちは近いのかしら?
私お散歩してたらおうちがわからなくなっちゃったの。あなた達、私のおうちどこだか知らないかしら?」
完全にボケ老人だった、俺は糞ガキで遊びに夢中だったしあんまり関わりたくなかったので
「いやあ、知らないっすねえ。ゆっくり思い出せば意外といけるんじゃないっすか?」とか言って
スルー決め込もうとしたら親が宗教やってて純真で親切なK君が
「俺たちで、このおばあちゃんの家探してやろうぜ!だってこの団地に住んでる人間は
みんな仲間じゃんか!」とか言い出して、結局俺らはその婆さんの家探しを手伝う羽目になった。
とりあえず団地内を歩いてるおばちゃんとかに、この婆さんの家がどこだか知らないか聞いて回ってみた。
そうしたら意外にも、婆さんの身元をしってるおばさんにはすぐぶつかった。
「あら、○○さんのところのおばあさんじゃない。○○さんの家なら×号棟の■階よ。
でも今の時間だと息子さん仕事で留守じゃないかしら?○○さんのおじいちゃんが
亡くなってから息子さんと二人暮らしのはずだから。多分誰も居ないはずよ。」
そのおばさんに案内されて婆さんの家まで行ってみたが案の定留守で鍵がかかってた。
おばさんが、婆さんに鍵持ってないの?とか聞いていたが婆さんは
「私のおうちの鍵はお父さんがもっていますよ。」
とかアルツな返答するばかりで要領を得ない。
親が宗教やってるK君の家も同じ×号棟だったので、K君が母親呼んできた。
で、寒いし、婆さんを外でほっぽらかしにしておけないと言うことで、
婆さんの家に張り紙をして、婆さんの息子が帰ってくるまで
K君の家で預かることにした、おばさんは帰った。
443:
夕焼けチャイムが鳴るまで時間があったので俺たちはそのまま婆さんごとK君の家で遊ぶことにした。
K君の家は親が宗教やってるくせに、メガドライブが置いてあって俺らは
「おそ松くん」とか「マジカルたるルートくん」とか糞ゲーを小学生なりに楽しんでいた。
しかし、糞ゲーしていたらなんか糞臭い。
その場にいたFが、「おいK、おそ松君が糞ゲーすぎて、
本当に糞の臭いしてきたぞ!」とか言い出してKが切れて。
「はぁ!?おそ松君は糞ゲーじゃねーよ!お前がファミコンしか持ってないからって
いちゃもんつけんなら家でファミコンやってろよ!(ママ)」
とか言い返すが確かに糞くさい、まあ真相は婆さんが漏らしてたわけですが、
そっしてここからが地獄の始まり。
K君の母親が婆さんを着替えさせようとして近づくが、
さっきまで大人しかった婆さんが人が変わったような様子で暴れだす。
「ヒィィイイイイ!!ヒィィイイイイ!!いやだあああ!助けてええ!ヒィィイイイイィィィ!!」
しかも動物みたいな、赤ん坊みたいな、とにかくやたらと不快な声でわめき続ける。
K母が風呂場に連れて行こうとするが、婆さんが暴れて漏れた部屋が部屋に散らかる。
おろおろするしかない俺ら、糞が飛び散って食えなくなったおやつ、
本当に糞ゲーと化したメガドライブとおそ松君、泣き出すK君。
そしてBGMとして流れる電子音の気の抜けた音楽。
(参考http://www.youtube.com/watch?v=2zB9gtE86pg)
俺は糞がつくのが嫌でベランダに避難したが逃げ遅れたFやにも糞は飛び散っていた。
その後、婆さんの叫び声を聞きつけた近所の人が
糞まみれになりながら取り押さえて風呂場に連れ込むまでこの地獄は続いた。
しかし、やっと地獄から開放されると思ったのもつかの間だった。
近所の人で、婆さんと糞をどうやって対処しようかと途方にくれている所に、一人のおっさんが現われた。
そう、この婆さんの息子だ、その息子は
「すいません、お袋がご迷惑なってるって張り紙よんできたんですけど」とか、
この惨状をみながらぬけぬけと抜かしやがる。
444:
だけどもう、一同文句をいう気力も無いので婆さんをとにかく引き取ってもらうことに。
しかし息子を引き合わせると婆さんがより一層怯える、そして叫ぶ。
そして叫ぶ婆さんに息子が恫喝、
「てめえ!ババア!!死にぞこ無いの分際でふらふら歩き回るんじゃねえ!
あと自分で撒き散らした糞は自分で掃除しておけよ!掃除終わるまで帰ってくるんじゃねえぞ!」とか、
わけの分から無いこと言い出す始末。
K母も近所の連中も唖然。K母が半泣きで「掃除は良いから、早くつれて帰ってください。」
息子が「へへへっ、すいませんね。じゃあお言葉に甘えて失礼しますね。」
てなやり取りのあと力ずくで婆さんを連れ帰った。
ちなみに、後で聞いた話だとこの息子、本当は仕事はしてなくてパチンコに行ってたらしい、
なので夕方前の時間に家にもどって来れたみたい。
K君の家はそのあと近所の人に手伝って片付けられたそうだ、あと、K君はその日Fの家に泊まったらしい。
俺にとっての地獄はここで終わり。
しかし、その婆さんは自分の家も忘れるほどのアルツのくせに
K君の家はしっかり覚えていたらしく週に2?3かい訪ねてくるようになったという。
もちろんあんなことがあったので家に上げるようなことはしなかったが、
婆さんはかなりしつこく呼び鈴を押したり。
「ここは私のおうちよーー!」とか家の前で叫んだりかなりの大迷惑だったそうだ。
結局この訪問は婆さんが死ぬまでの間、期間にして半年チョイ続いた。
その後俺は婆さんが死んだと聞いて、K君に「これでやっと、あの地獄から開放されたな!」と言うと
すっかりやさぐれたK君は「あの糞ババア、死んでも毎日家にきやがる。
ドアを閉めても勝手に家に入ってくる。しかも毎回毎回あの不気味な
叫び声と糞の臭いを残して行きやがる。もう!いい加減にしてくれよ!!」とあの時
Fにおそ松君をけなされた時以上の切れ方。
結局K君の家はは婆さんの訪問から逃げる為に引っ越すことになった。
しかし引越し先は、婆さんが死んで、息子も引っ越して空室になった、元婆さんが住んでた部屋だった。
K君によるとその部屋には婆さんの幽霊は出ないらしいので、俺が言うことは何も無い。
445:
書き込めたんで、おやすみ。
ちなみにK君もぼくも今はニーとだよ、婆さんののろいかな?
ハハッ!
455:
>>442
ネタ投稿かと思ったけど、最後のKくんのセリフでちょっとゾクリときたな。
449:
ハサミ
ちょっと前の話。
高校生だった俺は、ボロい学生寮に住んでた。
先に断っておくが、自殺とか殺人があったって話もなければ、
建っている場所も昔は畑があっただけっていうオカルト要素ゼロな所だった。
その日は、深夜までベッドに座り、壁にもたれかかって漫画か何かを読んでいたと思う。
450:
深夜二時くらいになったところで、急に、もたれかかってた壁の
ちょうど頭のとこらへんを、向こうからガリガリ引っ掻くような音がした。
その寮の壁は薄くて、結構音漏れとかもあったが、その音の響き方は尋常ではなかった。
それこそ壁紙を裏から引っ掻いているような感じだった。
さすがに気味が悪かったので、隣の部屋の奴にに文句でも言いに行こうと思った。
451:
それでベッドから立って、そのガリガリしている所を振り返った瞬間だったように思う。
引っ掻く音が止んで、頭のあったとこの壁から何か尖った物が飛び出してきた。
物凄く錆びたハサミだった。
鉄錆で真っ赤になったハサミがこっちに刃を向けて壁に刺さっていた。
その時、物凄く低い声で「運のいいやつめ・・・」って聞こえた。
人間、ビビりすぎると逆に冷静になってどうでもいいことを考えるようで、
そのときの俺は、なんとなくジョジョ5部に出てきたスタンド「メタリカ」を思い出していた。
452:
で、隣の部屋に転がり込んで、てめえ何しやがる的な文句を言ったら、そんな話は知らんと言われた。
確かに、俺の部屋に面している壁を見ても、ハサミは刺さってなかったし、
引っ掻いたような傷すらなかった。自分の部屋に戻ると、ちゃんとハサミは壁に刺さっている。
どう考えても壁の中から突き刺したみたいだった。
453:
一応、ハサミは壁から引っこ抜いて、近所の寺に持っていって、俺も軽くお祓いしてもらった。
霊感とか全くなくて、幽霊なんて見たことなかったが、
幽霊ってこんな風に物理攻撃してくるものなんだろうか。
あれは何だったのか未だに分からない。
462:
箱が怖い
唐突だけど、俺、箱が怖い。
大きい、小さい関係なく怖い。
蓋が開いて中身が見えてればまだいいけど、
蓋が閉まっているともうだめ。
恐怖で身がすくむ。
俺が、中学の時の経験が原因。
母方の祖母の家に、大きな蔵があった。
土蔵ってやつ。
子どもにとっては宝の山じゃん?
夏休みとか、両親と帰省すると一つ下の弟と
必ず探検をしに入った。
古い鎧とか、刃を潰した日本刀とか、
訳のわからん農機具とか、色々面白いものがわんさか。
その日は、弟は両親と祖母と買い物に出かけ、
俺は一人で土蔵で宝捜しをしていた。
弟の面倒をみなくて良いので、
俺はいつもは行かない奥へと向かっていった。
人の形をした木の板とか、
妙な刺の一杯ついた麻袋とか、
何かいやな雰囲気の物が所狭しと置いてある。
ちょっと薄気味悪くなった俺は、
軽く物色すると、戻ろうと振り返った。
463:
「それ」は、古びた箪笥の上に置いてあった。
箪笥の上の、これまた古びた神棚?のような物の上。
綺麗な蒔絵の施された、15センチ四方くらいの箱。
小汚い土蔵には不釣合いな程きれいな箱。
俺は吸い寄せられるようにその箱を手にとった。
見ると、真ん中あたりから開く作りだった。
ドラクエの宝箱のような感じ。
俺はドキドキしながら、そーっと蓋を開けてみた。
・・・拍子抜け。
箱の中には一回り小さな同じ箱が入っていた。
ふざけるなよ、と思いながらその箱も開けてみる。
半ば予想していたが、さらに小さな箱。
まるでマトリョーシカだ。
箱の中に箱、箱、箱・・・
開け進むうちに、
箱の底に何か字がかいてあるのに気がついた。
「爪」「歯」「耳」「鼻」「腎」・・・
見ると、全ての箱に体の一部の名称が書いてある。
薄ら寒くなりながらも、今更止めるのは癪に障る。
俺はむきになって開け続けた。
「肺」「膵」「脾」「髪」・・・
いよいよ最後の箱となった。
1センチ弱の小さな箱。
表には親切にも「終」とかいてある。
裏を見ると「頭蓋」と書いてあった。
俺は期待と恐れを感じながら、
そーっと箱を開けた。
464:
中には小さく折畳まれた紙切れが1枚。
またまた落胆を感じながら、広げてみる。
「以上の品々、近日中に貰ひ受けに参りはべり。」
それから2ヶ月後、弟が死んだ。
中学から帰り道で行方不明だ。
行方不明なのに、なぜ死んだと分かったか?
通学路に落ちていたんだ。
弟の脳みそが。
他の部分は見つかっていない。
俺は、弟の腦が見つかったとき、
両親やほかの人よりも怯えていた。
あの箱に。「腦」の文字だけが無かったのを
思い出したからだった。
思えらも不用意に箱は開けるな。
467:
なんで脳みそが弟のだとわかったんだ?
俺のかも知れんぞ
472:
脳だけじゃないよね、無いの。。
477:
>>472
たぶん
後ろの「・・・」が
他の部位の省略だと予想
486:
ニタニタ笑う女
数年前ある地方の営業所に出張したときの話。
終業後飲みに連れていってもらい、終電の車内で寝過ごしてしまった。
宿まで二駅だし、タクシーで帰ることにしたがなかなかつかまらない。
しばらく歩いていると、空車のタクシーがこちらに走ってくるのが見えた。
待ってましたとタクシーを停めて乗り込んで気がついた。
後部座席の奥にすでに女が座っている。
乗り込むまではまったく気がつかなかった。
相乗りか?田舎ではそういうこともあるのかな?と自分なりに納得した。
運転手に聞かれるまま目的地を告げ、タクシーは走り出した。
横目でチラリと女を見ると、かなりの美人であることに気がついた。
しかしなぜかニタニタと薄笑いを浮かべており、気味が悪かった。
運転手は多弁な男であり、いろいろと話題をふられた。
俺も嫌いではないのでそれにのってとりとめもない会話をした。
しかし、運転手は女に話をふることはなかった。
女はやけにタバコ臭かった。
車内が、ではなく明らかに女がタバコ臭かった。
若い女にしては珍しく、カバンなどを持っている様子がなく、手ぶらのようだった。
十五分ほどでホテルに着いたが、女はなにも声を発することなく、
俺の方を一度も見ることなく、終始歯茎を見せながらニタニタとしていた。
降りたあと、閉じたドア越しに車内を見て驚いた。
そこに座っていたはずの女がいなかった。
タクシーはしばらく進み、Uターンして道を引き返していった。
標示はまた空車だった。
493:
>>486に女の霊が取り憑いた瞬間だな
494:
ボロボロの漁船
むかし海で体験した…ってか見た話。
姫島という所があるんだけど、盆あたりに狐踊りという伝統行事をやってて、それを家族で見に行った。
まあ名前の通り姫島は島で、行くにはどうしてもフェリーに乗っていく必要があった。
しかしそのフェリーというのも(当たり前だが)正直そう大きなものではなくて、
移動時間中はテレビくらいしか暇を潰すものがなかった。
それから、その日は狐踊りや屋台を存分堪能して、それから帰ることになった。
だが島外からの人が思いのほか多く、フェリーは時間を超えて何便か出すことになって、
俺らがフェリーに乗れたのは10時くらいになってからだった。
しかし上記したように、船内には娯楽がなかったから、暇つぶしとばかりに甲板に出て、
真っ暗な海と、船の後ろから出る波を眺めてた。
しばらく眺めてて、多分5分かそこら経ったあたりだと思う。
ふと視界の右側に気になる影を見つけた。
それは小型の漁船だった。
495:
誰かが漁してんのかな? とその時は思ったが、どうも様子がおかしい。
まず異様なほど船がボロボロだった。
塗装は剥げ、錆が船全体を覆い、ネットや綱っぽいものが甲板に無造作に散らばっていた。
二つ目に人の気配が全然しない。漁船の上で動くものが全然ない。
しかも明かりすらついておらず、俺もフェリーの甲板の上にある照明を借りて、ようやく見えるくらいだった。
そして何より不気味なほど静かに、同じ様に並走していたこと。これが完全におかしかった。
確かに船のモーター音はかなり煩かったけど、耳を澄ませば隣を走る漁船の音くらいは聞こえるはず。
けど何も聞こえない。聞こえてくるのはフェリーのモーター音と船後方に広がる波の音だけ。
それだけでも十分不気味なのに、度も進路もなぞる様にフェリーと同じときた。
糊で張り付けた様にぴったり同じ位置をキープして走っていた。
それらに気付いて怖くなった俺は、飛び込むように船内に戻った。
やがてフェリーは港に近づいた。そこで俺らは車に移動しなきゃいかなかったんだけど、
急にあの小船が気になりだして、トイレと言い訳してから急ぎ甲板後方へと移動した。
そこにはもう例の漁船の姿はなく、暗い海が広がるだけだった。
今思えば、あれは俗に言う幽霊船なんだろうか。
お宝目的で乗り込んだ暁には、大量のお魚が手に入るのかもしれない。
502:
>>495
良作だ
496:
ライトマニア
俺はライトマニアで、夜な夜な自慢のライトを持って近所の広い公園に繰り出すんだけど、
一昨日の深夜(3時過ぎ)もいつものようにゴミを捨てたついでに公園ぐるっと回って照らしてきた。
んで帰ろうとしたとき、公園と住宅街の境にある階段で変なものを照らしちゃった。
背丈は150センチぐらいで人型なんだけど、顔が60センチぐらいある女。
しかも顔が背中側についている感じで、階段を上ってるんだけど、上り方がおかしくて、
まるでケーブルカーみたいな動きで上ってんだ。足上げずにスススーって感じで。
もう怖くて怖くて逃げたいんだけど、金縛りにあったみたいな感じでまったく動けなかった。
本当、たった数十秒の話なんだけど頭の中を色々な考えが
グルグル回って、もう10分ぐらい対峙しているように思えた。
んであまりの恐怖に失神しちまったんだ。人生で二回目の失神。
そんで起きたら普通に朝で、5時40分とかだった。犬の散歩してるおばさんが
ちょっと離れたところから俺のこと見てたから攻で家に帰った。
さっきまであの顔どっかで見たことあるなって思ったんだけど、やっと思い出した。
今探したけど見つからなかったんだが、電車で女の人が本読んでる画像なんだけど、
その表紙も女の人の顔で、うまい具合に重なってその人の顔に見える画像あるんだけど分かる?
その表紙の顔そっくりだった。もうあの画像見れねえや。
文章にしたらあんま怖くねえし特にオチもない。
今はライトのスイッチ部分が傷ついちゃったことの方がショックだ。
497:
深夜のライトマニアもえー
498:
>>497
君もライトマニアになってみるかい?
知人のマニアは山で首つり死体発見したらしい
499:
つーかライトマニアってな?に?
500:
>>499
懐中電灯をこよなく愛する人たちのことだよ
収集したり改造したり自転車に載せたり探検に使ったり
ちなみに落としたのはSUREFIREのE1eっていうかわいいライト
こいつにLEDモジュールを入れて明るくしてる、小さいのに明るくてえらい!
501:
過疎ってるけどライトマニアスレもあるんだね…
趣味の世界は広いな
546:
中国産の痩せ薬
昔友人が実際に体験した話なんだが中国産の痩せ薬飲んでたら
体調不良になって病院で見てもらったらサナダ虫が寄生してたってのが怖かった
551:
>>546
自分も以前、どっかで読んだ
寄生虫は怖いが、しかしメリットもあるらしい
花粉症を始めとするアレルギーが治るとか何とか
嘘か本当かは知らない
560:
>>546
その、まぁ、なんだ、さなだむしダイエットというのがあってだな、、、
605:
おばさんの行動
自分だけが怖かった話
以前、東京の郊外に住んでいた時の話。
終電で最寄り駅に到着し、徒歩で帰宅していました。
東京とは言え田舎なので、街灯も少な目、周りには誰もおらず足早に家路を進んでいました。
家まで後少しのところで、前からおばさんが歩いて来ました。
「こんな時間にどこへ?」なんて思いながらもさほど気にせずすれ違ったのですが、
すれ違った瞬間 おばさんが足を止めました。
振り返って見るとおばさんも振り返ってこちらを見ています。
「キモッ」と思うもとくに気にせず向き直ってそのまま歩き続けました。
2、30歩程歩いて曲がり角を曲がる瞬間に後ろをチラッと見たら、まだこちらを見ています。
「何だよキモイな」と思った瞬間、おばさんはこちらに歩いて来ました。
何か言い知れない恐怖が襲って来て、そこから徒歩で1分もしない家にダッシュで帰り、
手の震えでなかなか開かない玄関の鍵と格闘中、背後からはおばさんの足音が近づいて来ます。
ようやく鍵を開け、家に入り外の様子を伺うと、おばさんは家の横を通り過ぎて行きました。
多分自分が意識過剰なだけなんだとは思うけど、
深夜の暗がりでのおばさんの行動は恐怖以外の何物でも無かったです。
609:
呪われた
うちの弟は、霊感は無い?らしいけれど、時々見えたりする人らしい。
結構前の話なんだけど、夜の9時頃だったかな
俺が部屋でTVを見ていると、弟が外から血相変えて帰ってきた。
俺は、騒々しい奴だなぁ。くらいに思っていたんだけど、弟が突然
「呪われた。呪われた。」
とか言い出したんだ。
弟はビビり屋なので、俺は内心「はいはいわかったわかった」と思いつつも
「何があったん?」と弟に問いかけた。
しかし、何度聞いても答えてくれない。
「呪われたわぁ。これは言われへんわぁ。」て感じの事を言うばかり。
答えが無いので、友達と変なビデオでも見たか、遊びでもしたか、そんな感じだろうと、放っておいた。
それから、そんな出来事も忘れた頃に弟が
「前に呪われたって言ってた時あるやん。覚えてる?」と話出した。
「あぁ、そんな事あったなぁ。あれ何やったん?(笑)」
て感じで、弟の話を聞くことになった。
610:
弟は、その日自転車で、煙草屋に少年ジャンプを買いに行っていた。
といっても、月曜日じゃなくて、土曜日の夜。
時々発売日より早く店頭に並べるお店ってあるよね。そういうお店。
その帰り道に、俺も知っている道で、俺の家の近くなんだけど、街灯もなくて、
しかも昔風の土壁がある大きい家が並んでる
夜に通ると、気持ち悪い雰囲気の場所にさしかかった。
弟は、気持ち悪いなぁ。と思いながらも自転車を進めていると
なんとなく、背後に気配を感じたらしい。
冷や汗が流れてきて「あぁこれはやばい」と思っていると
今度は、後タイヤが急に重くなった。違和感どころの騒ぎじゃなかったらしい。
あまりの気持ち悪さに、その道を通る事を諦めて、明るい違う道へ逃げだした。
ただ、その道を通らない事には、家に帰る事ができないのだけれど、気持ち悪くて通りたくない。
仕方なしに、ちょっと落ち着かせてもらおうと、友達に電話してすがりついた。
「じゃあ、近くに来たら電話して。表出るから。」
「うん。わかった」
そして、友達の家に近づいた頃に、再度電話すると
既に表に出て待ってくれているとのこと。
優しい奴だと思いつつ、到着すると、玄関前で友達は出迎えてくれた。
611:
すると、友達はおかしな事を言い出した。
「あれ、一人?」
「ぇ・・?1人やで・・」
「あれ、だって電話してる時、女の人の声してたけど。」
「いや、一人」
「まじで?後ろに誰か乗ってなかった?気のせいか・・」
うわぁ。最悪や。俺何も言ってないのに。うわぁ。
っていうのが、弟の心境だったらしい。
それでも、友達としゃべっている間に、気が紛れて落ち着きを取り戻したらしい。
それからしばらくして、友達と別れて、家に帰ることにした。
自転車を走らせていると、再び背後に気配。
気にしすぎなだけかもしれん。そう言い聞かせて夜道を走らせていた。
すると、前方に職務質問している警察官。
ライトも点けてるし、止められることもないだろう。
そう思ってとおり過ぎられると思った。
しかし、警察官に呼び止められた。
「二人乗りしたら、あかんで」
その後、警察官には、後ろに女乗せてたやろう。
その女どこ行った。逃げたか?など、しつこく職務質問をくらったらしい。
それから、明かりを求めてコンビニに入ったら、偶然近所の友達に出会い
泣きついて、一緒に家の前まで帰ってもらったらしい。
613:
呆けた祖父
祖母から聞いた話だ。
祖父はボケてからというものの、寝室から一歩も出なくなった。
そして同じ場所、同じ姿勢で一日中ボーっとしていたらしい。
介助に限界を感じた祖母は祖父を施設に預けたのだが、ある朝施設から祖父が失踪した旨の電話を受ける。
気が気でない一日を過ごした祖母が、その夜気配を感じて目覚めると、
暗闇の中祖父が座っていることに気付いた。
驚いた祖母は電気をつけて祖父に何故帰って来たのか聞いた。
すると祖父は黙って正面を指差したという。いつもと同じ場所、同じ目線で。
623:
>>613
何か場面を想像すると怖いな。
ボケてるけど一つの事に執着してて、行動力まで発揮するのが不気味。
何があるんだろうね。
621:
天井女
昔、一度だけ見たことがある。
いつ、どこでなのかは覚えていないが、体験だけは覚えている。
俺がかなり小さいころだったから、10年は前の話。
そのころ、夏休みや大型連休となると必ずと言っていいほど、
両親と俺と弟の4人、家族で旅行によく行った。
で、体験の舞台はある旅館だった。
部屋の中でその日を過ごし、やがて寝ようという時刻。
俺と弟は親よりも早く布団に入ってた。
そのあと寝付けないこともなく就寝。
ふと、俺は夜中に目が覚めた。
電気がついていなかったから、親ももう寝たんだな…と思った。
それで寝た体制のまま周囲を見ると、異常なのが目に飛び込んできた。
天井。そこに、女がぺったりと張り付いている。
床に寝転がってるように、大の字で天井に張り付いていた。
服は真っ白。ガウンというか…ローブみたいな感じだった。
顔も見えた。でも確実に知らない人だった。
622:
俺、その女の人見つめながら思ったんだ。
「……なにしてるんだろう?」って。
小さなガキの俺様様だったw
その時は不思議と怖くなかったんだ。
『幽霊の恐怖』ってのを理解してなかったんだと思う。
逆に今の俺が見てしまったらと思うとそれこそガクブル。
で、俺は知らないうちにまた寝ちゃったみたいで。
目を覚ましたら朝になってて、親は既に起きてた。
親にその女の人を見たことを話したけど、信じてくれなかった。
で、最近不意に思い出して、また話してみた。
でもやっぱり信じてくれなかった。親も弟も。
今後も旅行に行ったりはしたいけど、遭遇はしたくないな。
あ、そうそう。
今思い返すと、夜中の部屋の中、うす明るかったんだ。
豆電球のオレンジ風の色じゃなく、ちょっと青っぽい感じの。
窓の外から街灯か何かの光が入ってきてたとかならまだしも、
創作みたいに本当に幽霊ってぼんやり光を発するのか?
707:
赤ちゃん
大阪市内の北浜駅が会社の最寄り駅だが先日怖い思いをした。
駅の近くにコンビニが2軒あってそのうちの一つは店外に
テーブルや椅子が設置され近くのリーマンたちが休憩できるスポットになってる。
俺は仕事帰りにコンビニで缶コーヒーを買いタバコをふかしてた。
前を歩く人をしばらくヲチしいてた。地下鉄駅のほうから何人も人が歩いてくるがその中に
女性がいた。体の前に子供を抱くだっこひもみたいな
最近よく見かけるやつをして小さな子供を抱いて歩いてくる女性がいた。
女性は20代後半くらいだったと思う。
俺はタバコを灰皿に捨て駅に向かって歩き出したのだが
その女性とすれちがうときに前に抱かれてる赤ちゃんをちら見したら
赤ちゃんの手足が少しおかしいと直感的に気がついた。
赤ちゃんは人間じゃなく人形だった。
薄暗い時間だったがちゃんと見えた。
人形だから手足がピーンとなっていたから違和感があった。
赤ちゃんを前で抱いているのに歩き方が普通だったからおかしく感じたのだと思う。
しかし、なぜ人形?
714:
>>707
大阪市内の全く違う三か所で禿げたオッサンがセーラー服着てたよ
足も手入れしてルーズソックスをはいていた
同一人物で遭遇場所は全てマクド。10年ほど前の話だけど
716:
>>707
俺も大阪だけど、そういう人わりと見るよww
722:
ナール・ナーシュ
これは現在進行中の話。一応自己責任系に入るかもしれないので、
読む方はその点ご了承の上でお願いします。
7?8年前、自分はパワーストーンにはまっていて、色々集めていました。
集めてた理由は別に不思議な効果を期待したりではなくて、単純にキレイだから。
男のくせにキラキラしたものが好きで、でも当時社会人になったばかりの自分には
高価な宝石なんて到底手が出ないので、安価なパワーストーンに流れたわけです。
一度集め始めると熱が入るもので、気がつけばちょっとした
コレクションと言えるくらいに色んな石を集めていました。
ある日、某ネットオークションで掘り出し物を探していた時、黒い卵形の石を発見。
ラブラドライトのエッグで、縦10cmくらいの大きさ。
ラブラドライトは自分も何点か持っていましたが、紹介写真のそれは、
そのどれよりも綺麗で、神秘的な光を放っているように見えました。
……欲しい。凄く欲しい。
何故か異様に惹き付けられ、価格を見ると、意外なことに即決で破格の値段設定。
ほとんど捨て値と言ってもいいくらいで、「こんなにグレード高そうなのに……」と首を傾げました。
同じ石でもグレードで価格もピンキリですが、どう見ても最高級の逸品にしか見えないのに。
出品者の説明を見ると、海外旅行の際に買ったものということで、
一度人の手に渡ったものだからこのくらい安くないと売れないのかも……と納得しました。
ことパワーストーンに関しては、他人のお古なんて絶対NGという人もいますから。
私はそういうのは全然気にしない性分だったので、すぐに落札しました。
723:
程なくして、その石が届きました。
丁寧に梱包されていて、写真で見たとおり凄く綺麗なラブラドライト。
あまりに安かったので、もしかすると写真とは別の安物が送られてきたり?と
一抹の不安もありましたが、間違いなく写真の石でした。
良い買い物をしたと上機嫌で、出品者にお礼を言おうとネットにアクセスすると、
何故か出品者の登録情報が削除されていました。
そのラブラドライトは見れば見るほど美しく、その青白い輝きを見ていると
何ともいえない恍惚感を感じ、その日はその石を握り締めて眠りました。
その夜、妙な夢を見たのです。
どこかの薄暗い森の中、私は1本の大きな木に縛り付けられていて、
目の前には小さな子供達が10人ほど立っています。
全員黒髪で肌は浅黒く、半裸に近い服装。まるでどこかの先住民のよう。
その子達が一様に、私を指差して、
「ナール、ナーシュ」
と繰り返すのです。
ナーシュ……?
意味が分からず呆然としていると、自分の頭上で"ズルズルッ"と何かが動くような気配。
何か大きなものが、私が括りつけられている木の上にいる。
しかし確認しようにも首が動かず、上を向けない。
目の前では子供達が変わらず「ナール、ナーシュ」と繰り返しています。
よく見ると子供達は全員無表情で、まるで生気を感じない……
急に恐ろしくなった私は、無我夢中で身をよじって逃げようとして―――目を覚ましました。
725:
息が荒く、全身汗でびっしょり。心臓が激しく鳴っていました。
時計を見ると、もう朝。そこでさっきのが夢だったと理解して、安堵。
変な夢を見た。シャワーでも浴びようと二階の寝室から一階へ降りると、
先に起きていた姉(当方実家住まいです)と遭遇。
私「おはよう」
姉「おはよ。なにそれ、目、どうしたの」
私「目?」
言われて鏡を見ると、右目が真っ赤に充血していました。
それから数日、私は頻繁にこの奇妙な夢を見るようになりました。
縛られた私。「ナール、ナーシュ」と呟く子供たち。木の上にいる何か。
その度に汗だくになって飛び起き、夢だったと安堵する。
何か重要な意味があるのかもしれない……最初こそ然程気にしなかったものの、
こう続けて同じ夢を見ると、ただの夢だと片付けることも出来なくなってきました。
そしてこの夢を見た後は、必ず右目が充血しているのです。
思えば、夢を見るようになったのは、例の黒い石を購入してから。
あの石に何か関係があるのかも、と思うようになりました。
購入してからというもの、私はあの黒い石を常に持ち歩いていました。
見つめると不思議な恍惚感に囚われ、片時も手放したくなかったのです。
外出する時はポケットに。入浴の時は一緒に持ち込み、眠る時も手に持って。
文字通り肌身離さず大切にしており、今思えば少し異常なほどだったと思います。
726:
けど、夢のことを考えると、何だか不気味にも思えてきて。
居間でテーブルの上にその石を置いてじっと眺めていた時、
その日は親戚の家族が遊びに来ていたのですが、その小さい子供二人が
私が見ている石に気付き、近寄ってきました。
5歳のSくんと、7歳のKちゃん。
S「何見てるの?」
K「なにそれ!見せて、見せて!」
今までこの石を誰かに見せたことは無かったのですが、子供にせがまれると
駄目とはいえず、二人に見せてあげました。
K「すごい、綺麗だねー」
S「……あ」
はしゃぐKちゃんとは対照的に、怯えたような様子のSくん。
私「どうしたの?」
S「それ、こわい」
何故かSくんは石を怖がっていました。
Kちゃんは「なにそれー」と笑っていましたが、その場は何もなく、
また二人は一緒に外へ遊びに行きました。
それから夜になって、夕飯も終わり、そろそろ親戚家族が帰ろうと帰り支度をしていた時。
私はキッチンで洗い物を片付けていたのですが、ふと背後に誰かが立つ気配を感じて
振り返ると、Kちゃんが立っていました。
私「Kちゃん?」
何だか様子がおかしかったのです。
顔色が真っ白で、目つきも虚ろ。口の端には泡立ったよだれが垂れていました。
私「Kちゃん、どうしたの?大丈夫?」
屈みこんで顔を近づけると、Kちゃんはぽつりと、
「ナーシュ」
728:
何が起こったのか分かりませんでした。
気がつくと私は顔を押さえて倒れていて、Sくんの泣き声が聞こえて。
それを聞きつけた親戚のおじさんがやってきて。
私の姿を見るなり、「何があった!?」と大慌て。
私はすぐに起き上がったのですが、おじさんに「動かんでいい」と言われて椅子に座らされました。
私は右目のあたりから流血していて、ぼたぼたと床に血が落ちるのを
放心状態で見ていました。
(何?何で?今、Kちゃんと話してて……)
私「おじさん、Kちゃんは?」
おじさん「K?Kならそこにいるだろ。ちょっと待って、今母さんがタオル持ってくるから」
言われて見ると、Kちゃんは私のそばに立っていました。
不思議そうな顔で、「お兄ちゃん、どうしたの?」と言うKちゃん。
足元には血のついた果物ナイフが転がっていました。
そう、さっきあれで、いきなり顔を。
でも……理由が分からない。
それに、私に切りつける直前、確かに言った。
「ナーシュ」と。
それからすぐに病院へ運ばれました。
幸いにも眼球は無事で、右目の上の眉あたりに痕が残ったものの、
視力には問題ないということでした。
現場は誰も見ておらず、私の怪我は転んだ拍子にナイフで切った、ということで落ち着きました。
後でそれとなくKちゃんに聞いてみましたが、
「気がついたらお兄ちゃんが倒れてた」と言っており、覚えていない様子。
私としてもKちゃんを責める気になれず、むしろ「ナーシュ」と呟いていたのが不気味で、
あまり深く追求するのはやめました。
729:
その後、私は黒い石を持ち歩いたりすることはやめました。
きっとこれが原因だ。思えばKちゃんのことだって、直前にあの石に触らせた。
この石は何かおかしい……そう考え、石を手放すことに決めました。
とはいえただ捨ててしまう気にもなれず、霊感があるという友人のYに相談してみることにしました。
Yには自分の霊体験など何度か聞かせてもらったことがありましたが、
いつもは友達の間で半ばネタとして話していたので、私自身Yに本当に霊感があるのかは半信半疑でした。
なので、駄目もとでとりあえず連絡してみたのです。
Y「あ、お前か。久しぶりじゃん」
Yと連絡を取ったのは数ヶ月ぶりで、少し談笑したあと、本題に。
私「Yさ、霊感あるっていってたよね?あれってマジ?」
Y「ん?……あ、やっぱりそういう話?」
何となく予感があったようで、Yの声が急に神妙になりました。
私「俺がパワーストーンとか集めてたの、知ってるだろ?最近なんか変な感じの奴見つけてさ」
Y「それを見てほしいって?」
私「うん……」
Yは少し黙った後、
Y「いいけど……なあ、お前、今周りに誰かいるか?TVとか点けてる?」
私「いや、部屋に一人だけど?」
Y「あー……どうしようなぁ」
私「何かまずいの?」
Y「いや……それじゃ、明日お前の家行っていいか?」
私「え?いや、こっちから行くよ、悪いし」
Y「それはいい。俺が行くから、待っててくれ」
730:
後日、お昼過ぎにYが家にやってきました。
Y「おう」
私「いらっしゃい。上がってよ」
この日は家族が全員出かけていて、いつになく強張った顔のYを居間へ案内しました。
Y「……で、石っていうのは?」
私「これなんだけど」
私が石を取り出すと、Yの顔色が変わりました。
Y「…………」
私「Y?」
Yはじっと石を見つめた後、
Y「お前、こんなもんどうやって手に入れた?……誰かから貰ったのか?」
私「いや、ネットのオークションで買ったんだけど」
Y「あぁ……」
Yは納得したように頷き、大きく息を吐きました。
普段楽天家で陽気な性格のYが、見たことが無いほど神妙な顔をしているのを見て、
私は何だか怖くなりました。
私「何かやばそうなの?」
Y「……俺もよく分からんけど、何かの御神体みたいなもんじゃないかな」
私「ごしんたい?」
Y「日本のじゃない、どこか外国の……まあ、ちゃんとした場所に預けた方がいいわ。
あんまりいい影響は無いと思うし」
一呼吸置いて、
Y「お前、目ぇ大丈夫か?右目。」
私「えっ」
どきりとしました。
あの奇妙な夢を見た後は、必ず右目が充血するのです。
Y「この石見てると、目が痛い。何かあるんだろうな、これも」
私「……」
Y「……なあ。この石、良かったら俺が預かろうか?」
いきなりの意外な言葉に、正直面食らいました。
731:
Y「俺の知り合いに、こういうのちゃんと保管してくれる人がいる。その人に渡してやるよ」
Y「これ以上ここに置いていてもあれだしな……」
Yの申し出は、正直ありがたいものでした。
私としてもすっかり恐怖心が芽生えてしまい、この石を手放したいと思っていたのです。
私「俺は助かるけど……いいの?」
Y「うん、まあ乗りかかった船だよ。多分その子らも、その方がいいだろうしな」
私「ありがとう、助かる。……その子らって?」
Y「お前の周りに子供が沢山いる。何か全員、お前のこと指差してるぞ」
……正直、血の気が引く思いでした。
Y「じゃあ、受け渡しが終わったら連絡する」
そうしてその日、その石をYに持ち帰ってもらい、私はやっと気苦労から解放されたと思いました。
今日からは安心して眠れる。そう思い寝床に着いたのですが、
また、夢を見ました。
気がつけば薄暗い森の中。
大きな木があって、半裸の子供達がいる。ここまではいつもと同じ。
違ったのは、子供達が全員で私にしがみついていて、目の前の木に括りつけられているのが
Yだということ。
Yは怯えた顔で私に何か叫び、必死に身をよじって逃げようとしていました。
見ると右目が抉られていて、血が黒い泥のように流れていて。
私も必死に逃げようとするけれど、子供とは思えない凄い力で押さえつけられて、
それが十人いるのだからビクともしない。
「ナール」
「ナーシュ」
子供達が呟くと、Yが括りつけられた木の上の方で、何かが動きました。
いつもは見えなかった。けれど、この位置からは見える。
732:
大蛇。
青白い鱗の大蛇が、木を伝って、Yの方へずりずりと降りてきて。
Yの頭の上で、大きく口を開けました。
Yは泣き叫んでいました。ただ、彼の声は聞こえない。
そのまま、彼の顔がすっぽりと蛇の口に納まり、蛇が身をよじると、
あっさりとYの首が千切られてしまいました。
私はそれを呆然と見ていて。
木に括りつけられたYの胴体の上で、蛇がこちらへ顔を向けた。
右目が無い、蛇。
そこで目が覚めた。
時間は早朝。息が荒く、心臓が激しく鳴っていて。
全身汗でびっしょりで、顔は涙でぐしゃぐしゃ。
しばらくベッドの上で、自分の体を抱きしめて泣いていました。
Yが死んだ。蛇に喰われた。
でも夢、あれは夢だ。ただの夢。
そう自分に言い聞かせて、それでも落ち着いてから、念のためYに連絡しようかと思いましたが、
妙な不安に駆られて、向こうからのその後の連絡を待とうと決めました。
734:
Yが交通事故で死んだと知ったのは、それから四日後。
車で走行中、トンネルの入り口付近で反対車線に飛び出して、対向車と衝突したそうでした。
私が事故現場に行った時には、もう事故の痕跡は殆どありませんでしたが、
微かにガラスの破片やタイヤの跡らしきものが見られました。
……何でYは死んだんだろう。
その痕跡を見ながら、ぼんやり考えました。
私のせいなのでしょうか。
あんな相談を持ちかけたから、Yはあの黒い石に、殺されたのでしょうか。
あの事故から十年近く経った今でも、後悔の念が消えません。
あの夢がYの死と無関係だったとは到底思えないのです。
あの蛇と子供達は何なのか。
誰かに聞いてほしくて、この話を投稿しました。
何か分かる、あるいは知っている人はいませんか?
ただ、ごめんなさい。KちゃんやYのこともあり、今まで誰かに話したことなんて無いから、
これを読んだことで何か影響が出るものなのかは分かりません。
ただ、あの蛇はかなり執念深いようです。
今でもあの夢は見るし、
私の右目は白内障で見えなくなってしまったし、
Yの事故現場で拾った、あの黒い石の欠片も、いま手元にあるのです。
やっぱり、凄く綺麗。
737:
なんか一人称が俺の割には女っぽい文体だな。
738:
確かに途中で一度女性になるね。
オークションはたぶん5年程度までが限界。10年前はそれほど普及していない。
739:
十年前からヤフオク使ってたよ
普通に普及してたよ
743:
今と比べるべくもないが10年前でも利用者は結構いたぞ
売上高だけでいえば今の20分の1くらいだが
866 :1:2008/05/22(木) 20:13:26 ID:IUcgnRkm0
祖母の祈り
私は大変なおばあちゃんっ子で、中学になってもよく祖母の家に遊びに行っていました。
父方の祖母なのですが、父親は私が幼いころに不慮の事故で死去していました。
祖父を早くに亡くした祖母は、唯一の血縁者だと言って、私をとても可愛がってくれました。
しかし、母親はあまり祖母と仲が良くなかったのか、一度も一緒に祖母の家に入ることはありませんでした。
私は毎週日曜日の午前中に、祖母と神社にお参りに行くのを日課としていました。
大変信心深い人だったので、雨の日でも必ず行き、
父が他界して間もないころから欠かすことはありませんでした。
祖母とつないだ手はとても温かく、私はお参りが大好きでした。
867 :2:2008/05/22(木) 20:23:05 ID:IUcgnRkm0
祖母はいつも手を合わして、深々と礼をし、ずいぶん長い間目を閉じてお祈りをしていました。
私はいつも単純なお祈りだけをし、祖母の真剣な横顔を眺めていました。
終わってからいつも、「何をお祈りしてたの?」と聞くのですが、
祖母はニッコリ笑うだけで、一度も答えてくれませんでした。
私は気にすることなく、毎回帰りに買ってもらうアイスを楽しみにして、祖母とおしゃべりをしながら帰りました。
話は急に変わってしまうのですが、私は幼いころから霊能力が強く、いつも霊障に悩まされていました。
金縛りは毎日で、眠れない日々が続き不眠症でした。
寝ていても足を触られたり、お腹を針のようなもので刺されたりと、年々エスカレートしていきました。
母と霊能力者のところにも何度か訪れたのですが、
高いお金を請求され、しかも何をやっても効かないので、もう私もあきらめていました。
868 :3:2008/05/22(木) 20:30:07 ID:IUcgnRkm0
中学3年になるころには、さらに霊障はひどくなり、交通事故も何度も経験し毎晩繰り返される金縛りや、
霊によってみせられる幻のようなもので(ご飯の上に髪の毛や虫がのっていたり)
精神を病み、不登校になりました。
祖母は母が仕事に出ている時間、うちに来てくれて、いつも手を握っていてくれました。
祖母といる時間が、私にとって唯一安らげる時間でした。
母親は仕事で帰りが遅く、あまり口をきく時間がありませんでした。
毎日の嘔吐、拒食症になったと思ったら過食症になり、
常に体調も精神も不安定で、自殺未遂も何度か起こしました。
その度に失敗し、生きるのも辛い、しかし死ねないという最悪の状態が続きました。
祖母とのお参りにも行けなくなりました。
870 :4:2008/05/22(木) 20:40:28 ID:IUcgnRkm0
中学を卒業してすぐのころ、唯一の支えだった祖母が他界しました。
私は大泣きしました。
しばらく祖母の使っていた部屋に引きこもり、
祖母が使っていた洋服などを抱きしめながら、泣く日々が続きました。
そんな時でも、母親は平然とした顔で仕事に行っていて、
それで食べさせてもらってはいるものの、少し母に対して怒りも芽生えました。
祖母が他界してから2週間ほどたったころ、
だんだん私の周りで、霊障が起こらなくなってきたことに気が付きました。
私の4人だけいた友だちの一人が、
「○○(私の名前)の痛みを、おばあちゃんが全部天国へ持って行ってくれたんだよ」
と、電話で言ってくれました。
そのときも私は、電話口で大泣きしました。
一年後には霊障が全く無くなり、精神も体調も回復した私は、
通信制の高校にも行けるようになり、バイト仲間たちに支えられて楽しい日々を送っていました。
祖母の家が引き払われることになったので、私は荷物の整理に行きました。
もう気持ちも落ち着いていて、毎日墓参りに行っていました。
871 :5:2008/05/22(木) 20:49:44 ID:IUcgnRkm0
押し入れの中を整理していると、祖母の古い日記が何冊か、風呂敷にくるまれて出てきました。
その日記は、毎週日曜日に付けられていました。
私は日記を読んで唖然としました。
まず初めのページは、父が死んだ日でした。
不慮の事故と聞かされていましたが、実は自殺だったということが書かれていました。
原因は母の浮気だったそうです。
ショックでした。涙が出ました。
しかし、次のページを捲った時に、一瞬で全身が冷たくなりました。
そこには祖母の、私に対する怒りが書かれてありました。端から端までギッシリと。
私が『浮気相手との間にできた子だ』という文章から始まり、
『殺してやりたい』『しねばいい』などという、今までの祖母とまったく違う顔がそこにはありました。
私が苦しみながら死ぬように、神社で祈っていたのです。
あんなに長い間、毎週毎週、長い時間。
隣にいる幼い私を、呪い殺すことだけひたすら願い続けていたのです。
祖母の熱心な祈りが通じたのか、私は大変苦しみました。
そして祖母も、苦しみながら死んでいきました。
日記は燃やしました。
長い年月がたった今でも、忘れられない出来事です。
誰にも言ったことはありません。
957:
仏壇
俺が洒落にならないほど怖かった体験を紹介します。
俺がリア厨2年のときに、母方の爺ちゃんが亡くなりました。
爺ちゃんが死んでから婆ちゃんは一人暮らしになり、
俺は婆ちゃんが寂しくないように週に三回くらい婆ちゃんの家に遊びに行ってました。
ただ、俺が婆ちゃんの家に行くのは別の目的もあったからです。
それは罰当たりだが、仏壇からお金を盗むということだった。
婆ちゃんは仏壇の引き出しにお金を置いておく習慣があって、それを俺は知ってました。
あの頃は糞ガキだった俺は懐が軽くなる度に、仏壇からお金を盗る事を考えていました。
何回も仏壇から金を拝借したが婆ちゃんは何も言わず、
俺の犯行に気づいてないようだったのでずっと繰り返していました。
そして、あの出来事が起こったのは夏休みの終わり頃でした。
続く
960:
夏休みの終わりに、婆ちゃん家に従兄弟達が集まって花火大会をすることになりました。
花火大会は楽しかった。久しぶりに会う従兄弟達と遊べる事が嬉しかった。
花火が終わって、従兄弟の正治(仮名)とコンビニにアイスを買いに行くことにした。
買いに行く途中で、俺は「簡単に金が入る方法」というのを
従兄弟に話した。もちろん仏壇から盗む事w。
「すげぇw婆ちゃんにバレたりしないのかよw。」
「大丈夫、帰ったら金もらおうw」
昔の俺はかなりDQNだったな…‥
コンビニからアイスを買って帰り、俺と正治は他の従兄弟達が
トランプに興じているのを尻目に仏壇に向かった。
965:
続きです
それで俺は正治に後から見守られる中、仏壇の引き出しを開けようと
しました。でも何かいつもと雰囲気が違う。嫌な予感がしました。
…引き出しをソッと音を立てずに少しだけ開けた。
それで手を引き出しの中に突っ込む。財布が奧にあるはずだ。
ゴソゴソ探るうちに、何か柔らかい物が手に当たった。しかも冷たい。
「え?」
しかも、その柔らかくて冷たい物は動いてる。気味悪い感触だった。
俺は引き出しから一回手を出そうとしました。
その瞬間だった。
それが俺の手を掴んだんです。
そう、引き出しの中に居たのは人の手でした。
「ギャー!!!!」パニックになりました
969:
続き
正治は怪訝な顔をして、叫んだ俺を見ていた。
「手を掴まれたっっ、痛い痛い?」
引き出しの中の手はすごい握力で俺の手を掴んでる。
恐怖で吐きそうになりながら、正治に助けを求める。
「アホかw変なところでふざけるな。」
信じてくれない。
仏壇からは、意味の分からん呟き声も聞こえてくるし、俺の神経は極限に達したんだ。
俺と正治の騒ぎを聞きつけた、婆ちゃんと他の従兄弟達がやってきた。
「あんた何しよんや!」
婆ちゃんの怒る声と同時に引き出しの中の手は俺を解放した。
引き出しから出した俺の手は手首のあたりが紫色に腫れていました。
婆ちゃんは俺の犯行を前から知っていたが、黙っていたらしい。
その後、親に殴られるし、婆ちゃんに一時間正座させられるし大変だった。
でも、一番辛かったのは引き出しの化け物につかまれた手首の痛みだった。
2週間以上は腫れが引かなかった。
それ以来、俺は仏壇に近寄れない。法事のときも仏壇から2メートルは離れるようにました。
かなり洒落にならない怖い体験だった。
引き出しの中の手は爺ちゃんの手だったのかもしれません。
そのときの話を、今も従兄弟や親や婆ちゃんに話すけど、
「バチが当たったんや」と、冗談だと思われてます。
でも、今も掴まれた痕が手に残ってます。
遅文、長文スマン。これが俺の一番怖かった体験です。
マジで死ぬかと思った。
148:
鏡に向かって
顔を45°うつむかせて
左右どっちからでもいいから振り返ってみ
149:
>>148
注意これ絶対やるなよ
152:
>>149
それのろいの儀式
160:
>>148
それってもしかして、ホラーテラーってサイトのリアルって話のやつかな?
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【洒落怖】洒落にならない怖い話『裏S区』
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204:
ぺらぺら
江戸川沿いを一人で歩いていたら,
前方からスポーツ刈りで白いタンクトップ,短パンの男が走ってくるのが見えた.
遠目で見ると風でユラユラとたなびいているように見えた.
近づいてきてわかった.
男は体の厚みが布切れほどしかなかった.
服も体と同じようにぺしゃんこで,本当に全身が風でたなびいていた.
男はにこにこ笑いながら近づいてきて,すれ違いざまに
「ビビってんじゃねーよ,バカ」
と笑顔のままで言い,
バサッと大きい茶封筒を投げつけてきた.
茫然としている俺を置いて男は走り去って行った.
封筒の中を見ると,新聞の折り込みチラシが30枚ほど入っていた.
古いもののようだが,どれも霊園や葬儀屋の広告だった.
どのチラシも地域に一貫性はなく,全国各地のチラシだった.
怖くてすぐ捨てた.
男はその後見ていない.今度見つけたら遠くから写メ撮ってやる.
205:
新小岩駅で自殺者がたったの3ヶ月で5人
今なお継続中
207:
多いのか少ないのか分からん
210:
少し長めの実体験だけど投下していい?
212:
開けてよー
じゃ、投下させていただきます
すごく微妙な話で道徳的に気分が悪くなる人がいるかもしれない
あらかじめ謝っとく、障害者が出てくるけどそういった人たちを差別するつもりはありません
俺の住んでる地域は、田舎ほど関係が密接でもなく、都会ほど我関せずでもなく
アパートなんだけどなんとなく他の部屋の人のこと知ってるし
大家も同じとこ住んでてよく挨拶したり雑談したりするし、
でも噂話とか悪いのに限って耳に届きやすい、そんな場所
俺はそこに何年も住んでて、他の人もあまり出たり入ったりしないから
なんとなく下で顔合わせて、あー○階の××さんだーとわかって挨拶、顔見知りとはたまに立ち話もした
そのアパートに一人おっさんが住んでた、たぶん俺より前から
そしてたぶん娘と思われる女もいた、その娘さんは見た瞬間、ああ知的障害のある人だってすぐわかる人で
奇声あげたり、ブツブツ何か言ってたり、すごい格好で外出たりとかあった
ちょっと怖いなとは思ったけど、相手は女だったし、
父親も何考えてるかわからん不気味な人だったから極力関わらなかった
どういう生活してるのかまではわからないけど、娘さんは月何日かこっちで親父さんと暮らして、
それ以外はどこか別のとこで生活してるっぽかった
213:
んで、ある時、夜中にその娘さんが大声で喚いてるわけだ
そういうこともあるけど、その日はもうずっと、俺が聞いてただけで1時間は休みなく騒いでた
ドアをドンドン叩いたり蹴ったりしながら「開けろよーー!開けろ!!」って騒ぐの
父親に締め出されたにしても騒音迷惑すぎると思ったけど、やっぱり関わりたくない
次第に同じ階の別の部屋のドアとかもたたき出して「開けてよ!開けてよ!」って涙声なの
その娘さん、結構いい年なんだけど、口調が舌ったらずで、
それで子供みたいに「開けてよー」て泣き叫ぶわけだ
怖かったけどなんか胸も痛かった
誰か別の部屋の人が警察呼んだみたいで、娘さんは連れてかれたけど
翌日、耳にしたこと、あの部屋の親父さん、亡くなってたそうだ、ちょっと前に
事故死って言ってたけど、状況的には自殺じゃないかって
それを娘さんは知らずにいつも通り泊まりに来て、鍵を開けてもらえず騒いでいたらしい
もうなんともいえない気持ちになった
214:
それから娘さんはまた来た
今度は事情がわかってるから余計に怖いし悲しい
ドア開けて出て、そこにお父さんはもういませんよって言ってやる勇気もない
(恥知らずに本音を言えば声かけて逆ギレされたらイヤだって思いもあった)
何日か娘さんは通ってきて騒いだけど、しばらくすると来なくなった
ほっとしたのも束の間
嫌な噂ばかり聞こえてくるもんで、娘さんが亡くなったそうだって聞いた(死因は聞いてない)
他人事だってわかってるのに強烈にあの「開けてよー」が記憶に残ってて落ち込んだ
夜眠れなくなって、病院行ったりもした
夜にドアの外遠くで「開けてよー」って声がかすかに聞こえる
聞くたびに、開けてあげなくちゃって気になって怖い
声が聞こえなくなるとすごい罪悪感で気分が悪くなる
他の人も同じような経験でもしたのか、結構長く住んでたはずの人も一人二人と出て行った
新しく入る人は、挨拶も会釈もしないで目すらあわせずすれ違うドライな若者タイプが多かったかな
新規の人はあの出来事を知らないからか、特に何が気になる風でもなかった
ほとんど口きかないからほんとのところはわからんけどね
特に付近でホラースポットだと話題になることもなかった
215:
俺もさっさと出払えばよかったけど、懐事情とか仕事とかいろいろあって、ずるずる残ってた
もしかしたら、もうあの「開けてよー」が聞こえてるのは
俺だけかもしれないって思うと余計に出て行きにくかった
だから「開けてよー」って声が近づいてるなと思った時は、どうしようか本気で悩んだ
近くにくるとドンッドンッて叩く音もかすかに聞こえてくるようになった
もし俺の部屋のドアを叩かれて「開けてよー」って言われたら、開けなくちゃいけないって本気で思った
部屋が違うぞ馬鹿野郎とかこっちくんなとか勘弁してくださいとかもう頭の中ごちゃごちゃ
ほとんど俺が病気みたいになってた
んで、同僚A(妻子持ち)に2年以上も昔のことを未だ気にしてるのは異常だって言われてハッとした
なんかつい最近の出来事ってイメージがずっとあったけど、実際その出来事から2年は確実に過ぎてる
もう幻聴ってレベルじゃない、そもそも俺はそれまでこの「開けてよー」を神経過敏での幻聴だと思ってた
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない、どっちにしろ俺が参ってたのは事実だってんで
Aが一日泊めてくれたんだ、奥さんと子供いるのに
そしたらその日は全然聞こえてこない、「開けてよー」が
朝起きてからAにそう言ったら、
「じゃあやっぱりあのアパートにいるから聞こえるんだ。早く引っ越せ」って言われた
すごい当たり前の対応なんだけど、こうやって一晩泊めて貰った上でこの言葉だからね、
俺(たぶん一生独身)ちょっと泣きそうだったわ
決心ついて即効次探して手続きして引っ越した
環境変えたおかげか、幻聴「開けてよー」もなくなって不眠もだんだん解消されてきた
憑いてくるタイプじゃなくてよかったって今は笑って言えるけど
もしあの「開けてよー」が俺の幻聴じゃなくて本当の霊現象だったなら
今もまだ「開けてよー」ってドアを叩いているのかな、誰かそれが聞こえる人はいるのか
誰か開けてくれる人いるのか、誰も聞こえてないのに続けてるのか
考えるたびにどうしようもない罪悪感で息苦しくなる
218:
>>215
そういうのって開けたら負けなんだよね。
その後に言葉で拒絶しても、受け入れる行為にだけ反応するよ。
227:
>>215
切ないねえ。
215に穏やかな日が訪れますように。
そしてできたらその父娘にも。
236:
>>215
の話結構こわくていいですわね。
264:
狐の刺青
恥ずかしながら、俺は風俗大好き人間なのだが、
これまで何度か太ももに狐の刺青を入れた女に当たっている。
狐の絵柄や大きさ、色も位置も全く一緒。
最初は同一人物かと錯覚したが、女の顔が違う。
定かではないが、体型は似ている。
毎回全然違う女なのだが狐の刺青が共通しているんだ。
女と出会う場所は近所から出張先まで様々。
何度かこの話を振ってみたが、いつも怪訝そうな顔をされる。
で、この間パーティーでかわいい娘をお持ち帰りしたのだが、
その娘の太ももにも狐の刺青が入っていた。
いい加減奇妙に思い、それとなく聞いてみたが、これまでのこととつながるような話は得られなかった。
だが、彼女が携帯を開き、それを横目で盗み見たとき俺は戦慄した。
メールを打とうと電話帳を開いたその一覧画面に俺の名前があった。
俺の名字は漢字、読みともにかなり珍しく、同姓同名はおろか、おそらく身内以外では同姓もいないだろう。
しかしなぜかそこには俺と全く同じ名字名前があった。
まだ電話番号を交換していないのに。
いい知れぬ不気味さを覚え、その夜は全く眠れなかった。
朝になったら女を送る気にもなれず、逃げるようにして帰った。
あれから、風俗通いや女遊びは大分減ったがなかなかやめられない。
いまだにときどき狐の刺青を入れた女に当たる。
そのたびにこの話をするが、皆知らない、わからないと言う。
しかし、最近になって女たちはなにか隠しているような
意味深な笑みを浮かべているように思えてきたのは俺の考えすぎか?
今まで会った狐の女の人数ははっきりとはわからないが、もう15、6人にはなると思う。
なぜ?
265:
>>264
九尾の狐を封じた殺生石を砕いたら
破片が各地に飛び散ったとのこと
もしかすると...
267:
>>265
それ喰霊じゃねぇかww
273:
>>267
おやおや
管狐はその破片から生まれたっつー伝承があるんだぜ?
アニメの話は伝承をモチーフにするもんさ
357:
箪笥
俺が子供の頃にあった怖い話。これがきっかけで幽霊とか妖怪を信じるようになった。
10歳位の頃、俺は身体が変な風にすごく弱くて
一週間程風邪で寝込む→次の一週間はめちゃ元気→また一週間寝込む
みたいな生活を繰り返してた。この風邪も毎回40度越えで、医者に長期入院を勧められたらしい。
んでそういう事情からよく家で寝てることが多かった。
この時も家で寝ていて、いつもは母親しかいなかったけどこの日はたまたま親父も家で看病してくれてた。
俺が寝ていた部屋は家族用寝室の役割を持ってた和室で、
北側に押入れ、南側にベランダ、西側は居間へと地続きで
東側には、マンションの一室には不釣合いな高さが天井までありそうな箪笥が壁一面使って鎮座していた。
んで俺はその箪笥側に足を向け居間側に頭がある状態で仰向けに寝ていた。
そうやってぼんやりと天井を見て寝ていると不意に足が
下側(箪笥側)に向かってグイッと引っ張られる感覚があった。
いつも親父はよく悪戯を仕掛けてきていたので、また親父が悪戯してきてると思い居間に向かって
『お父さんがまた悪戯してるから止めるように言って』と声をかけた。
そしたら二人ともすごいビックリした顔でこっちの部屋を見てた。
そう認識してすぐに足がまた下方に引っ張られた。
けど最初みたいに少し引くって感じじゃなくてズルズルズルッ!ってすごい勢いで引っ張られる感じ。
それで顔が掛け布団に埋まりかけた所で母親と父親が俺の名前叫びながらこっち来てくれて、
母親が俺の両手持って上に引っ張り上げようとしてくれてた。
俺はすごい混乱してて『え?なになに?なにどうなってるの!?』って母親に聞きながら足元を見た。
そしたら母親が『見ちゃダメ!』って叫んだんだけどもう見てしまってた。
358:
箪笥の下の方の開いた引き出しから二本の手?
みたいなのが伸びてて俺の足首あたりをがっちり持ってた。
その手は指が妖怪人間ベムベラベロみたいに三本で、手の色がマーブル模様って言うの?
黒地に赤い斑点があるてんとう虫の逆バージョンみたいな色してた。
あとほんの僅かだけ見えた箪笥の奥はなんか紫色だった。
んでそれを見て完全パニックになってうわあうわあ言ってたら、
いつの間にか親父が水っぽいものと葉っぱを持って俺の足元にやってきて
その手と俺の足に水っぽいものをかけて葉っぱでバサバサ掴んでる手を叩いてた。
でも全然手は放す雰囲気がなくて俺めちゃめちゃ怖くて泣いてたんだけど、
親父がそれに痺れを切らしたのか足を掴んでた手を直接手で殴打し始めた。
何十発か分からないけどそれなりに殴ってくれていたら
唐突に手がスルスルって感じに箪笥の奥に引っ込んでいった。
んで俺が手がいなくなってもまだ泣いてたら親父と母親が
『手を握っててやるからとにかくもう一度寝ろ』と言ってくれて俺はなんとか寝ました。
それ以降その手に出会った事はありません。
でも俺はあれ以来箪笥とか押入れに足を向けて寝ることが出来なくなりました。
あとこの手に遭遇した3ヶ月後位にウチの家族は引越しました。
んで引越した途端今まで風邪引きまくってたのが嘘の様に改善され、半年に一度風邪引くか引かないかまで回復しました。(俺も家族も空気が綺麗な所に越してきたからだ、とは思ってますが。)
あとそれまでは家の中外問わずに霊現象っぽいものにすごい頻度で
遭遇していたんですが、それも少なくなりました。
またこれがきっかけで幽霊とか信じてなかった両親は信じるようになり、
俺の子供の頃の体験も信じてくれるようになりました。
結局オチみたいなものはないですがこれはかなりの恐怖体験でした。
366:
>>357
箪笥は357んちのもんじゃなくて元々据え付けられてたものなん?
>水っぽいものをかけて葉っぱでバサバサ掴んでる手を叩いてた
お神酒と榊かね。神棚に供えてあるものを持ってきたとかだろうか?
370:
>>366
いや、母の嫁入り道具の箪笥らしく現在住んでる家にある。
引越して以来衣装&物置部屋に置かれてるけど。
子供の頃は知らなかったけど、成長してから聞いてみたら
やっぱお神酒と榊だったと言ってた。
372:
>>370
怪異は付喪神化した箪笥が原因なのか
(現在は物置部屋に移動して生活空間から遠ざけてるから実害がほぼない)
それともマンションの怪異が箪笥を通して具現化してたのか
ってのはわからない感じか。
391:
>>372
三本指ってのは鬼の手らしいよ、鬼に引っ張られたんだな
下手したら生きたまま地獄に堕ちてたかも。
373:
白いスカート
この前乗ったタクシーの運転手に聞いた話ですが
深夜に新宿から大塚まで乗せた女性客に途中で道の確認を何回したのに返事が無い
とりあえず車を止めて後部座席見るとその女性は手首から
出血していて白系のスカートが真っ赤になってる
直ぐ救急車呼んで命に別状はなかったがその女性は手首を切った覚えがないと主張
それでタクシー会社に警察が来て事情聴取で1時間以上問い詰められた
(警察は女性が寝ている間に運転手が何かやったのではないかと疑っていた)
374:
リストカット事件の半月ほど前に路上脇で倒れてる女性を発見
空車だったので車を降り様子を見ると手首から大量出血していてた
直ぐに無線で救急者呼んだけど助からなかったことがあったとのこと
(この女性は遺書があったので自殺と認定された)
そしてこの女性も白いスカートを履いていた
以上が運転者から聞いた話の全てです
その運転手は私が白いスカート履いてたので怖くなってこの話をしてしまったと済まなそうに言ってました
376:
2/3はどこにいったの?
378:
ごめん、2回で書けたね
381:
あの人は今
20数年前のことなのですが当時私は番組制作会社のADをしていました
女性アイドル(かなり短命のアイドル)と霊能力者が心霊スポット検証する番組の収録の時のことですが
そのアイドルが現場で突然白目になって周りのスタッフに掴みかり噛み付いたんです
顔は正気の人間とは思えませんでした、顔の左右が非対称になってて右目と左目が違う方向を睨んでました
唸っていたんですがその声は女性の声では無かったです
そして立ったまま失禁(大便も・・・)していました
その後霊能力者の必死の除霊?で元通りになりましたが
そのアイドルは一連の出来事を全く覚えていませんでした
382:
この番組は事務所要請でお蔵入り、テープは強制廃棄処分、この一件については緘口令が出ました
アイドルだったのでお蔵入りは当然ですが、これがお笑い芸人だったとしても
お蔵入りになったくらい凄まじい出来事でした
視聴率次第ではシリーズ化の話もあったようですがそれも打ち切られました
383:
実はこの事件にはまだ続きがあるんです
その半月後に当時居合わせたスタッフの1人が交通事故で片足麻痺し退社(今でも松葉杖を使用)
数日後に別のスタッフが過労?で倒れて意識不明、翌日意識を回復したけど記憶喪失のため退社(その後記憶は回復)
収録現場で噛み付かれたのはこの2人だけです
彼等の事故や病気は偶然が重なっただけでしょうか?
384:
この女性アイドルはその後たいして売れないまま芸能界を去りました
今どうしているかは不明です
387:
あんた危ないぞ
あるよ、帰宅中夜道で後ろからついてくる男がいた
俺は特に気に止めてなかった
で、突然後ろから来たチャリの兄ちゃんが後ろに乗れ!と
怪しく思ったので、理由を聞くと
後ろの男が刃物を持ってる、あんた危ないぞと言われた
そんなやりとりをしてるなか、その男は平然と通りすぎていった
まあそのときは何事もなかったのだが、後日俺の家に空き巣が入り、部屋が荒らされた
近所の目撃証言から犯人はすぐに捕まった
隣の部屋の男だった
男は大学生で、俺の部屋から聞こえる騒音に耐えかねて、俺を殺そうとしてたと
あの夜の男も彼だったらしい
何度か通った取り調べでそう聞かされた
でも、そのアパートは親のもので、俺がアトリエとして使ってるだけで、
普段はだれもいないはず少なくとも普段住んでる隣の男がテンパるほどの騒音なんてでないはず
なんだかよくわからない事件だった
388:
>>387
平然と書いてるけど、お前それとんでもなくこえーよ!
チャリの兄ちゃんに感謝だな。
にしてもその隣人、糖質だったんじゃねーの?
それか>>387には気付かない霊障やラップ音が聞こえてたとか
114:
怖いCM
今年26、ずっと同じ県に住む俺が小学3年?6年の冬の時期に体験した話。
当時、学校から帰ってきたら午後4時にやる再放送の時代劇を見るのが楽しみだった。
親が出かけていて家で一人だったある日、いつものように
番組が始まるのを楽しみにテレビをみていたら始まる5分ぐらい前に
バック?背景?に大きな天秤がぐわんぐわん動いていて
イチゴの被り物をした某芸能人に似てる女性がBGMに合わせてダンスしているCMが流れた。
なんだこれ?見たこと無いCMだけどこの人かわいいなぁと思っていたのだが、
15秒、30秒、1分、2分経ってもCMが終わらない。女性は何も言わずにただ踊ってるだけ。
だんだん怖くなってきて電源切ろうとしたり音量下げようとしてみたのだが何も反応しない。
そのうち天秤の動きに合わせて音量が大きくなったり無音になったり、
女性が顔が見えないぐらいのさで頭を振り始めた。
これは何かやばいやつだと思った瞬間、
女性「お前は死ぬんだよおおおおおお!!!」
と叫んでゲラゲラ笑い始めた。
それ聴いて泣きながらコタツの中に隠れて女性の声が聞こえないように叫びまくった。
10分以上続いたと思う。
115:
そうしたらテレビが消えた感じ(電磁?的なのが消えた)がしてコタツから出たら、
ちょうど時間はが時ぐらいでテレビがついたまま時代劇が始まっていた。
その数年後の小学校5か6年の頃、今度はメロンの被り物をした同じ女性のCMも見た。
この話を中学、高校、大学で怖い話をする時に友達に話しても
誰もそんなCMみたことが無いと言うし、ニヤニヤされる。
ほかにも似たようなものを見た人はいるのか・・あのCMが流れた県はあるのか・・・
いまもずっと気になっている本当にあった出来事。
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