彡(゚)(゚)「え?ワイが将軍やるんですか?」【SS】back

彡(゚)(゚)「え?ワイが将軍やるんですか?」【SS】


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彡(゚)(゚)「ようわからんけどよっしゃ!やったるで!」
彡(゚)(゚)「何すればええんや・・・」
彡(゚)(゚)「ローマとはエブロ川を境界に不可侵条約結んどるから、
とりあえずそれより南制圧するやで」
ハンニバルハンニバル・バルカ(紀元前247年 - 紀元前183年/紀元前182年)は、カルタゴの将軍。ハミルカル・バルカの長子。ハンニバルは「バアルの恵み」や「慈悲深きバアル」、「バアルは我が主」を意味すると考えられ、バルカとは「雷光」という意味である。
第二次ポエニ戦争を開始した人物とされており、連戦連勝を重ねた戦歴から、カルタゴが滅びた後もローマ史上最強の敵として後世まで語り伝えられていた。2000年以上経た現在でも、その戦術は研究対象として各国の軍隊組織から参考にされるなど、戦術家としての評価は非常に高い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンニバル
※古代ギリシャの戦記物はこちら
古代ギリシャの戦記漫画かいたんだが誰か見てくれ
http://world-fusigi.net/archives/7252715.html
引用元: ・彡(゚)(゚)「え?ワイが将軍やるんですか?」
2:
ローマ元老院「ファッ!?やべえよやべえよ・・・」
ローマ元老院「サグントゥムと同盟結んで阻止しなきゃ」
(サグントゥムはエブロ川南方の都市)
3:
彡(゚)(゚)「ファッ!?なんだこれは・・・たまげたなあ」
彡(゚)(゚)「手出してええんかな・・・」
民衆「いいぞ」
彡(゚)(゚)「おっしゃ!サグントゥム制圧や!」
49:
ポエニ戦争のss?
ポエニ戦争ポエニ戦争とは、共和政ローマとカルタゴとの間で地中海の覇権を賭けて争われた一連の戦争である。ポエニとは、ラテン語でフェニキア人(カルタゴはフェニキア系国家)を意味する。紀元前264年のローマ軍によるシチリア島上陸から、紀元前146年のカルタゴ滅亡まで3度にわたる戦争が繰り広げられた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ポエニ戦争
52:
>>49
せやで
特にハンニバル書きたかったからカンネー・ザマとちょっとくらいや
5:
彼の指揮のもとカルタゴ軍はサグントゥムを包囲し、僅か8か月後に陥落させた
彡(^)(^)「やったぜ。」
ローマ元老院「なんでや!条約違反やろ!あいつに何とか言ってや!」
カルタゴ政府「しょうがないね・・・ちょっと君、今回の件はやり過ぎじゃないかな」
民衆「やきう!やきう!やきう!」
カルタゴ政府「」
6:
彡(゚)(゚)「次はどこ攻めればええんやろ」
彡(゚)(゚)「せや!ローマや!」
9:
部下「将軍、流石に直接ローマは無理があるのでは・・・」
彡(゚)(゚)♯「うっさいわボケ!やるといったらやるんじゃ!」
彡(゚)(゚)「とはいってもどう攻めればええんや・・・」
彡(゚)(゚)「直接ローマに攻めても迎え撃ちされるだけやし、海から攻める分こっちが不利・・・」
せや!迂回してアルプスから攻めたろ!」
16:
>>9
何度見ても無茶やろこれwwwwwwww
11:
なおこの時、ローマとカルタゴは停戦中とはいえ戦争状態にあり、軍を引き連れてカルタゴを離れることは自殺行為に近かったが、
それを計算したうえでの行動であり、結果的にこれが功を奏すことになる
12:
彡(゚)(゚)「兵の規模は10万くらいでええか・・・あとは象も連れていくンゴ」
(歩兵 90,000人、騎兵 12,000、戦象 37 頭)
彡(^)(^)「よっしゃ出発や!」
13:
兵「やっぱり怖いので帰らせてください・・・・」
彡(゚)(゚)「・・・・」
彡(^)(^)「まあええやろ、気つけて帰りや」
彡(゚)(゚)「そういえば守りにも残していったほうがええな・・・」
彡(゚)(゚)「10000人くらいスペインで待っとってや」
彡♯(゚)(゚)「よっしゃ!ローマ攻略戦や!」
15:
ハンニバルゥー!
19:
>>15
最高にロックやで!!
18:
このまま彼のカルタゴ軍はピレネー山脈を越えガリアに侵入する・・
なおこの時ローマ軍に勘づかれプブリウス・コルネリウス・スキピオの
執政官3人が現地に赴くが、3日も前にカルタゴ軍はそこを通過していった
21:
ハンニバルニキやんけ!
ピレネー越えとか牟田口かな?
23:
>>21
紀元前の人間にすら劣る無能と一緒にするのはNG
24:
彡()();「はぁ・・・はぁ・・」
彡(゚)(゚);「ガリア人やら寒さのせいで軍が3万弱になってしもた・・・」
彡(゚)(゚)「でもやっとたどり着いたで!イタリア半島や!」
25:
彡♯(゚)(゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
ローマ「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
カルタゴ軍はアルプスを駆け下りローマに一気に侵攻し、ローマを驚愕させた
第二次ポエニ戦争の始まりである
26:
カルタゴって北アフリカなんやな
28:
>>26
せやで
やから象さん引き連れてきたんやで
27:
とはいえ、カルタゴ滅ぶべし。
29:
>>27
ひどE
32:
ええから続きはよ!
33:
ローマ元老院「やべえよやべえよ・・・あっそうだ(唐突)君たちこの前(カルタゴ軍阻止
>>18)失敗してるし、責任取って何とかして」
プブリウス・コルネリウス・スキピオ「はい・・・」
プブリウス・コルネリウス・スキピオ・ローマ軍「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
彡♯(゚)(゚)「なんやごらあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
ローマ軍「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
ローマ軍はカルタゴ軍に惨敗を喫し、スキピオ自身もこの戦いで負傷してしまう
(´・ω・`)(スキピオ)「お兄ちゃんひどい・・・殺す」
39:
あっそうだ(唐突)ティベリウス・センプロニウス・ロングスもプブリウス・コルネリウス・スキピオも、
これで一つの名前やで
>>33で君たちって言ってるのは完全に勘違いしてて間違えたからやで・・・許してクレメンス
38:
ガリア人「あれ・・・?ローマ弱くね?カルタゴに加勢したほうがいいのでは・・・」
この戦いでローマの威信は揺らぎ、ガリア人からカルタゴ軍につく者も出始めた
また、続くトレビアの戦いでも、もう一人の執政官ティベリウス・センプロニウス・ロングスも破り、もう進行を続けていた
56:
彡(゚)(゚)「・・・北イタリアはほぼ制圧したンゴねえ・・・」
グナエウス・セルウィリウス、ガイウス・フラミニウス「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
彡(゚)(゚)「えい」
グナエウス・セルウィリウス、ガイウス・フラミニウス「ああああああ
あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
続くトラシメヌス湖畔の戦いでもローマ軍を破り、
これを率いていた
グナエウス・セルウィリウス、ガイウス・フラミニウスはともに戦死した
この勢いを利用し、ハンニバルはローマの同盟都市に
離反を促すため、南イタリアへ歩を進めた
戦勝を交渉材料に同盟都市を寝返らせ、ローマを叩き潰す作戦である
57:
ちなみにハンニバルは交渉に向かう途中、疫病で片目を失っている
68:
えっじゃあ糞遊びして片目失ったのはほんとなんか?
70:
>>68
ピュアj民すこ
疫病が原因やで、分かりづらくてすまんな
73:
>>70
ああ疫病なんか
サンガツ
糞遊びする天才は斬新やなって…
74:
>>73
まあ天才と変態は紙一重だし、多少はね?
ただ変態かどうかは分らんけどハンニバルは相当天才やで、今から書いてくけどここから本領発揮やで
63:
ローマ「ファッ!?洒落にならないぞマジで!!!!」
ローマはこの時ようやく非常事態宣言を発令し、
クィントゥス・ファビウス・マクシムスを独裁官に任命する
ファビウスはこの後何度もカルタゴ軍と交戦するが、彼の戦法は戦いを仕掛けつつ反撃に出ようとしたら撤退するという
ヒット&アウェイ戦法であり、カルタゴ軍は段々と疲弊していく
69:
翌年、ガイウス・テレンティウス・ウァッロとルキウス・アエミリウス・パウッルスが執政官に当選、
戦地に赴く
前述のファビウスの戦法は効果的だったが、ウァッロはこの戦法を卑怯であるとして大変嫌っており、
なんと正面切ってハンニバルに突撃していく・・・
かの有名なカンナエ(カンネー)の戦いである
81:
ウァッロ「ファビカス卑怯スギィ!!(憤慨)あんなん騎士道精神もクソもないやんけ!!!
ワイはちゃうで!正々堂々勝負や!!!」
ウァッロは軍備を増強・同盟市からも兵を募り、ハンニバルの元へ向かう
ハンニバルもカルタゴ軍を率いて衝突し、決戦が始まった
ローマ兵「戦法は!如何なさいます!!!!」
ウァッロ「そんなもん決まっとる!!!!!突撃じゃ!!!!!!!!!うお
おおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
彡(゚)(゚)「(やっぱり馬鹿正直に突っ込んできたンゴねえ)やばいで?ちょっとづつ後退するで?」
87:
ハンニバルは劣勢であると思わせつつ、徐々に形態を敵軍を囲むように展開していく
ウァッロ「皆!!敵は劣勢!!!!このまま追撃しろ!!!」
ローマ軍「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
彡(゚)(゚)「かかったな!!!!!!!総員、ローマ軍包囲!!!!!全力を挙げて叩きのめせ!!!!!!!!」
91:
ローマ軍「ああああああ
あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
101:
ハンニバルは性急なウァッロの性格を見抜き作戦を展開、完膚なきまでに叩き潰した
この戦いでローマは約70000の兵を失い、執政官パウッルスと次期執政官2人が死亡、
国家の財政をつかさどる財政管理官2人、兵士長48人をも失い、実に指導者層の25パーセントを失った
109:
ちなみにこの時ハンニバルが用いた戦法は現在「包囲殲滅陣戦法」と呼ばれているもので、
簡単に言うと「敵を引き付けて全方向から叩く」戦法なんや(あのなろう小説の元ネタやね)
完成度が高くて汎用性も高く、現在の士官学校でも必ず教える戦法らしいやで
111:
ハンニバルは天才、はっきりわかんだね
123:
この戦いの後ローマはハンニバルにビビりまくって消極的な態度を取り始めるんやけど、
そこでさっきも少し書いたスキピオ将軍が出てくるわけやな
150:
カルタゴ兵士「やりましたね!隊長!」
彡(゚)(゚)「ああ・・・せやな(圧勝はしたがこっちも軍備消耗してしまったンゴねえ・・・」
騎士隊長マハルバル「この勢いでローマ一気に攻めよう」
彡(゚)(゚)「ファッ!?いやいやいや・・・もう兵站も攻城兵器もないし一回撤退するやで」
マハルバル「ファーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwクッソ無能やんけwww」
マハルバルはローマ進軍を進言したがハンニバルは上記の理由から同盟都市の離反すべきだと考えていた
この時マハルバルはこの時、マハルバルはハンニバルに対し、
「あなたは勝利を得ることができるが、それを活用することは知らない」と言ったという
154:
ネイルや
160:
4年後・・・
彡;(゚)(゚)「はぁ・・・はぁ・・・」
彡(゚)(゚)「なんとか2都市を離反させられたけどほとんど上手くいかンゴ」
彡()()「こんなはずやない・・・こんなはずやないで・・・」プルプル
168:
ハンニバルは離反作戦においてほぼ目立った成果を上げられず、またハンニバルはイタリア侵入時から同盟市に工作を行ってきたが
効果はなく、カルタゴ軍は衰弱していく
ハンニバルの誤算が徐々に表れてきていた
彡;;;(゚)(゚)「このままじゃ全滅もおかしくないで!」
彡(゚)(゚)「カルタゴ政府!もうダメや!物資でも何でもええから支援してクレメンス!」
カルタゴ「駄目です」
彡(゚)(。)「」
173:
ハンニバルは政府に補給を要請したが、政府は日和見の立場をとっており
(ハンニバルが独断で戦争を仕掛けたため政府は関与していないという姿勢)、
またローマ・カルタゴ間の制海権はローマが握っていたため、ハンニバルはカルタゴとうまく連携が取れなかったのだ
238:
ハンニバル率いるカルタゴ軍はカンナエの戦いで大勝利を収めたが、
その後勢いは衰えを見せはじめ、少しずつローマが優勢になっていく
この後ハンニバルを苦しめることになるのが、名将スキピオである。
239:
>>173から
ハンニバルが功績を上げられずたたらを踏む間にもファビウスのヒット&アウェー戦法は少しづつカルタゴ軍の士気を削ぎ、
またローマ同盟都市の圧迫などもありハンニバルは徐々に南イタリアに封じ込められていく・・・
240:
彡;;;;(゚)(゚)「やばいで・・・このままやとホンマに死ぬ・・・」
彡(゚)(゚)「・・・・」
彡(゚)(゚)「ギリシアは・・・どうやろか」
彡;(゚)(゚)「ピリッポスさんえろうすんまへん!ローマの状態は知っての通りや!
援軍出してクレメンス!」
アンティゴノス朝マケドニア王ピリッポス5世「しょうがねえなあ」
彡(゚)(゚)(これで何とか巻きなおしを・・・)
ハンニバルは対抗策としてアンティゴノス朝マケドニアと同盟を結び、ローマを内外から圧迫する作戦に出た
241:
イベリア半島忘れてたゾ・・・
242:
彡(゚)(゚)「イベリア半島、アンティゴノス朝マケドニア、カルタゴから軍を出して対抗・・・
これで何とか・・・」
(´・ω・`)(スキピオ)「甘いよお兄ちゃん」
(´・ω・`)「ハンニバル本拠地イベリア半島撃破」
(´・ω・`)「他のギリシア都市と同盟組んだからマケドニアは手が出せない」
(´・ω・`)「カルタゴはローマに制海権で負けている」
彡;(゚)(゚)「・・・」
243:
彡;(゚)(゚)(このまま進軍しても敗色は濃厚・・・・)
彡;(゚)(゚)「それでももう後には引けんのや」
彡(゚)(゚)「進軍!目標アプリア!」
カルタゴ軍「うおおおおおお!!!!」
彡(゚)(゚)「やった!撃破したやで!!」
カルタゴ兵「待ってください!将軍!タレントゥムが陥落しました!」
彡;((((((゚)(゚)「ファッ!?」
244:
彡;(゚)(゚)「現在まで、補給物資のほとんどをタレントゥムに頼っていた・・・・」
彡;(゚)(゚)「正直かなり厳しいンゴ・・・」
彡♯(゚)(゚)「うおおおお!!!!!!」
カルタゴ軍「うおおおおおお!!!!!!」
コクリ駐在ローマ軍「ち?んw」
彡;(゚)(゚)「コクリ攻略、執政官撃破・・・上手く勝利できたが」
彡;(゚)(゚)「補給物資がもう・・・これではまともに動けンゴ」
カルタゴ兵「将軍!!ローマにルカニア地方・サムニウム地方が制圧されたとの情報が!」
彡(゚)(゚)「そうか・・・」(このままここに居っても戦況は不利になる一方・・・)
彡(゚)(゚)「皆!よく聞け!我々はこれよりイタリアを北上、カルタゴ本国より弟率いる増援を待つ!」
245:
北上中
彡(゚)(゚)「もはやオトウットに賭けるしかないか・・・情けないンゴねえ」
彡(゚)(゚)「しかしもう手は残されていない・・・」ポスッ
彡(。)(。)「・・・・ん?なんやこれ」
彡(((((・)(・)「ファーーーーーーーwwwwwオトウットの首やんけ!!!」
ハンニバルは弟ハスドルバルの増援を待っていたが、弟はイタリアで向かう途中ローマ軍に見つかり交戦・死亡、
弟の首ははく製にされハンニバルの陣営に投げ込まれた。
この時まで、ハンニバルは弟の死を知らなかった。
249:
この後弟マゴ(戦死した弟とは別の人物)の失策、同盟国マケドニアとの連携失敗などにより
ハンニバルは徐々に疲弊していく・・・
同時にローマの反撃が始まる
252:
ハンニバルがアプリア地方(イタリアのブーツのかかと部分)に封じ込まれる中、
ローマではスキピオが徐々に頭角を現し始めた
シチリア島をカルタゴ軍から奪還したスキピオは志願兵を募り養成しながら機を待っていたのだが、ついに行動に出る
(´・ω・`)「カルタゴに直接攻め入る許可を」
元老院「却下」
元老院「カンナエの戦いの二の舞はあってはならない」
(´・ω・`)「許可を」
元老院「・・・」
(´・ω・`)「許可を」
元老院「・・・・我々は何も見ていない」
(´・ω・`)「ありがとうございます!」
254:
スキピオはなんとハンニバルを無視し、カルタゴに攻め入る作戦を立てた
カルタゴの軍勢が弱体化してきたとはいえ、本国を留守にするなど博打すぎると元老院は反対した
しかし、スキピオの説得により黙認させることに成功、スキピオはアフリカに殴り込みをかける
カルタゴ本国を留守にしローマに攻め入ったハンニバルと、奇しくもどこか通じるところがある…とワイは思うんやが
255:
(´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
ローマ軍「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
カルタゴ「ああああああ
あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! 」
カルタゴ「隣国のヌッ!ヌミディア王国に援軍を!」
ヌミディア騎兵「うおおおおおおお!!!!!!」
ヌミディア騎兵「ああああああ
あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! 」
257:
突如本国に乗り込んできたローマの軍勢にカルタゴは驚愕し、隣国ヌミディアに援軍を要請するも敗北、
259:
カルタゴは狼狽に狼狽を重ねた末、態度を急激に軟化させ休戦を提案、
同時に、極秘にハンニバルを本国に召還させようと画策した。
しかし、ハンニバルの召還が露見してしまい、成立しかけた休戦が反故になってしまう。
ともあれB.C.218年にカルタゴを出発してから15年ぶり、B.C.203年にハンニバルはカルタゴに帰国することとなった。
260:
15年間の遠征とかガチで頭おかC
262:
>>260
やっぱり凄いことやと思うよこれは
261:
ここまで15年間イタリアで戦ってたわけやな
263:
15年ついてった下のもんも凄いわ
265:
>>263
ずっと敵地の真っただ中やからな・・・頭おかしなるで
264:
補足すると、カルタゴは隣国ヌミディアに騎兵戦力の大部分を依存してたんやけど、
この後スキピオにヌミディアを乗っ取られてカルタゴは正真正銘クソザコナメクジ最弱国家に
変貌を遂げるんや
266:
ハンニバルとスキピオは敵同士ではあったけど、互いに戦術の才能は高く評価していたようやで
269:
(´・ω・`)「えい」ザシュ
ヌミディア王「」
スキピオはヌミディア王シュファクスを王位から引きずり下ろすと、
親ローマ派のマシニッサを即位させ、事実上の傀儡国家に仕立て上げた。
兵力の源を失ったカルタゴだが、この状況でハンニバルはスキピオに直接交渉を持ち掛け、
B.C.202年、ローマ軍・カルタゴ軍が向かい合うなかでスキピオとついに対峙した。
274:
半日前・・・
ハンニバル・スキピオは和平会談のため、それぞれの通訳だけを連れてとある丘に出向いていた
(´・ω・`)「・・・・」
彡(゚)(゚)「・・・・」
彡(゚)(゚)(ここでワイが説得できないとカルタゴは終わり・・・)
彡(゚)(゚)(ここが正念場や・・・!)
278:
彡(゚)(゚)「スキピオさん・・・ワイはな、知っての通り一時はイタリア全土を
恐怖に陥れた」
彡(゚)(゚)「だが今では、自国の危機とあってのこのこ本国まで帰ってくる有様や」
彡(゚)(゚)「戦局なんてどう動くか予測できたものじゃない」
彡(゚)(゚)「・・・」
彡(゚)(゚)「国家の運命をそんな不安定な賭け事に委ねるのは危険やと思う」
(´・ω・`)「・・・うん」
280:
彡(゚)(゚)「・・・こちらから譲歩として提案したい」
彡(゚)(゚)「カルタゴが所有するシチリア、サルデーニャ、スペインを譲渡する」
彡(゚)(゚)「これで休戦にできないやろか」
(´・ω・`)「・・・ぼくも休戦にしたいのはやまやまだよ」
(´・ω・`)「でも、この戦争を仕掛けたのはカルタゴ側だ」
(´・ω・`)「それに、君が戻ってきたのも自発的にではなくカルタゴに召還されたから」
(´・ω・`)「そこをうやむやにしちゃいけない」
彡(゚)(゚)「・・・・」
(´・ω・`)「・・・」
彡(゚)(゚)「・・・残念やな」
(´・ω・`)「そうだね・・・」
交渉は決裂し、翌日・紀元前202年10月19日、ザマの西方で戦いが始まった。
ザマの戦いの幕開けである
282:
この時、カルタゴ側に主戦力の騎兵がいなくなったていため、ハンニバルは戦象を用いての
強行突破しか手段は残されていなかった。
しかし、それを見抜いていたスキピオは、歩兵を全面に配置、また隊の
間隔を広くとる陣形を立てた。
283:
ローマ軍
重装歩兵 - 20,000名
軽装歩兵 - 14,000名
ローマ騎兵 - 2,700名
ヌミディア騎兵 - 6,000名
285:
カルタゴ軍
歩兵 - 50,000名
騎兵 - 3,000名
戦象 - 80頭
293:
>>285
ローマ側が横広なのに対してカルタゴ側は縦長やね
295:
>>293
そこが重要なんやで!
289:
スレの地図や絵が地味にうまくてイイね
291:
>>289
マ?うれC
スレと同時進行やからあんまり時間かけてなくて見づらいかもしれんけど許してクレメンス・・・
294:
戦いは、戦象の進軍を皮切りに始まった。
彡(゚)(゚)「これで怖気づいてくれればすぐに終わるんやが・・・」
(´・ω・`)「甘い!」
スキピオはこれを見越し、小回りの利く歩兵を間隔を取って配置していた。
戦象はほぼ直進しかできない、これを利用し戦象の間をすり抜け、カルタゴ兵に直接
歩兵をぶつけることに成功した。
また、その間に両翼の騎兵を横に回り込むよう指揮した。
297:
彡(゚)(゚)「象は無力化されたか・・・」
彡(゚)(゚)「騎兵隊!撤退しろ!」
カルタゴ騎兵「はい!」
ローマ騎兵「敵撤退を確認、追撃する!」
299:
彡(゚)(゚)(よし)
彡(゚)(゚)「ローマ騎兵が本体を離れて突撃してきた!」
彡(゚)(゚)「総員で叩け!」
(´・ω・`)「・・・陽動作戦か・・・!」
305:
ハンニバルはローマ軍騎兵をおびき寄せ固定、歩兵同士の決戦に持ち込むことに成功した。
しかし、数では勝るものの、大半が傭兵と新参兵だったため、練度の高いローマ兵に徐々に押し込まれていった。
彡(゚)(゚)(予定よりかなり早い消耗か・・・致し方ない)
彡(゚)(゚)「古参兵突撃!!!」
古参兵「ウオオオオオオオ!!!!!」
ローマ兵「あああああ!??!?!?」
ハンニバルは5分隊(傭兵、市民兵、古参兵、右翼騎兵、左翼騎兵)のうち主力の古参兵を指揮していた。
古参兵はイタリアからハンニバルと共に帰還した、歴戦の兵士たちである。
市民兵、傭兵と戦って消耗したローマ兵を古参兵は蹂躙し、このまま押し込めばカルタゴの勝利は確実だった。
カルタゴ兵はローマ兵を大きく押し込み、湾曲したローマ軍に丁度包み込まれるような形になっていた。
307:
この時、カルタゴ騎兵に手間取っていたローマ軍両騎兵が戦場に復帰した。
ローマ歩兵は両翼に大きく広がり、後方からは騎兵隊が進軍した。
包囲殲滅陣戦法である。
312:
スキピオは、戦いが始まる前からハンニバルの陣形を見抜き
カンナエの戦いの再現を画策していた。
ローマ軍の陣形もそれを前提に組まれていたことに、この時までハンニバルは気が付かなかった。
歩兵は包み込むようにゆっくりと側面へ起動し、騎兵隊も後方から攻撃を仕掛けた。
スキピオの企図した通りの、カンナエの戦いの再現である。
包囲されたカルタゴ軍はパニックに陥り、傭兵・新参兵はほぼ降伏した。
古参兵は最後まで必死の抵抗を試みたが、そのために全て殲滅された。
ローマの勝利である。
313:
この辺りは天才と天才の頭脳戦みたいな感じでだいすこなんだ
314:
>>313
名将同士の戦いで勝ち抜いてこそ真の名将やね
316:
>>314
ハンニバルもまさか自分の戦術で倒されるとは思わんかったやろうなあ
315:
カルタゴ軍は2万の死者を出し、15000人が捕虜となった。
ハンニバルは数名を引き連れて逃亡を図った。
この戦いで敗れたカルタゴは、
・ローマの同盟国となる
・ローマの承諾なしに戦争を行わない
・スペイン、シチリア、サルデーニャの領有権を放棄する
・軍艦10隻を譲渡する
などの条約を受け入れ、実質的なローマの属国となった。
317:
ポエニ戦争はこれで終わりやけど、ハンニバルのエピソードはもう少しあるんや
318:
ここで死んだわけではないんか
319:
>>318
まだやで
320:
負けの中から相手の戦術を冷静に分析しそれを戦場で使い、勝つ。
ハンニバルも凄いけどスキピオも凄い(小並感)
321:
カルタゴ政府「ローマの同盟国になるわ賠償金はアホみたいに高いわ・・・もうダメだ・・・」
彡(゚)(゚)「・・・」
彡(゚)(゚)「ワイの改革みせたろか?」
カルタゴ政府「見せて」
彡(゚)(゚)「ここにはある」
敗戦の将となったハンニバルだったが、この敗戦で指導者層にいた貴族の権利は失墜、
結果としてハンニバルが政治に返り咲くこととなった。
322:
>>321
有能
でも軍人に政治なんてできるんやろか
323:
>>322
見とけよ見とけよ?
327:
まずハンニバルはスッフェト(行政長)に選ばれると、先頭に立って改革を開始した。
彡(゚)(゚)「まずはスッフェトの権利の回復や!現状は形骸化したただの名誉職やからな」
彼はスッフェトを実質的な最高権力に戻し、自分に権力を集中させた。
彡(゚)(゚)「次は104人委員会(カルタゴの行政母体、言わば政府)やな」
彡(゚)(゚)「全ての選挙を直接選挙制に移行」
彡(゚)(゚)「任期を終身から二年に引き下げやで」
ハンニバルはその政治的手腕を武器に国家のシステムを根本から作り替え、
結果として賠償金完済を達成した。
328:
>>327
政治もできるんか…
331:
しかし、不可能と思われた賠償金完済を達成したことでローマは警戒し、
またハンニバルの改革は効果的ではあったが強引であったため反ハンニバル派が台頭してしまう。
反ハンニバル派はローマに「ハンニバルはシリアに内通している」と密告し、
ローマは調査団を派遣した。
ハンニバルは身の危険を感じ、亡命のためシリアへ赴いた。(実際に内通していたかは定かではない)
ちなみにこの後シリアはローマと戦争をすることになるが、彼も参謀の一人として参加している。
333:
この後亡命を繰り返し、ローマの使者に身柄の引き渡しを迫られて自殺したらしいやで
334:
終わり!平定!
336:
ザマの戦いの後スキピオと語らった話とか色々あるけど疲れたゾ・・・
339:
ザマの戦いから数年後、エフェソスに亡命していたハンニバルは、使節として同地を訪れたスキピオと再会し、
しばし言葉を交わしたというエピソードがティトゥス・リウィウスによって伝えられている。
スキピオが史上もっとも偉大な指揮官は誰かと問いかけると、ハンニバルは
「第一にアレクサンドロス大王、第二にピュッロス(エペイロス王)、そして第三に自分だ」と答えた。
スキピオが重ねて「ザマの戦いであなたが私を破っていたら」と問うと、
「アレクサンドロスを越えてわたしが史上第一の指揮官になっていた」と率直に答えたという。
とは言え、ハンニバルの用いた包囲殲滅戦術は現代の陸軍士官学校でも必ず教材として使われるほど完成度の高いものである。
またリウィウスの『ローマ史』によればハンニバルはこう語ったという。「いかなる超大国といえども、長期にわたって安泰であり続けることは出来ない。
国外に敵を持たなくなっても、国内に敵を持つようになる。外からの敵は寄せ付けない頑健そのものの肉体でも、身体の内部の疾患に苦しまされることがあるのと似ている。
」のちにローマではポエニ戦争の勝利に伴う社会構造の変化にうまく適応できず、内乱の一世紀と呼ばれる混乱の時代が訪れることとなる。(wikipediaより)
341:
付き合ってくれてサンガツやで?
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コメント
1 不思議な
自分の戦術で負ける無能
2 不思議な
このふたりはドリフターズで知ったわ
漫画でも知り合いみたいだったけど、ほんとに面識あったんやな
3 不思議な
自分で自分を殺したようなもんやな
4 不思議な
どうでも良いんだけど、関西で自分をワイと言ってる人は結構いるものなの?
5 不思議な
>>9の進軍経路は完全に誤りで、ハンニバル軍はカルタゴ本国から進軍したわけじゃなく、バルカ一門の本拠地だったイベリア半島のカルタゴ・ノヴァからイタリア侵攻を開始してる
この時点で読むのやめたけど、他にも読者を勘違いさせるようなこと書いてそう
6 不思議な
ハンニバル戦争を楽しく知りたいなら
ローマ人の物語を読むのがいいんじゃないかな
塩ババアのローママンセーが滅茶苦茶鼻につくけど
7 不思議な

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