【閲覧注意】後味の悪い話『50文字以内でわかるシェイクスピア四大悲劇』back

【閲覧注意】後味の悪い話『50文字以内でわかるシェイクスピア四大悲劇』


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7:
小学六年生の頃、同じクラスにゆいちゃん(仮名)って子がいた
宅八郎をそのまま女の子にした感じで喘息がひどかった
四年生までははぶられていたが五六年クラスでは天然キャラが認められみんな仲良くしてた
本人も変わってたが性格は素直で真面目な子
自分は転校生だったから何故この子が四年までいじめられてたかわからなかったが…
原因は親だった。大学教授の父親、過保護で教育熱心な母親
当然のように修学旅行も弟妹引き連れて一家総出でゆいちゃんについてきた
自分が転校してくる以前はガキ大将タイプの子は漏れなくこの母親に平手打ちくらって家に押し掛けられてる
そうやってみんな徐々にゆいちゃんを避けたりからかってきた
母親曰く「ゆいは特別な子でパパの大学に入る為に頑張ってるの
だから何も考えてない子供達と遊んでる暇はないの」
それから五年後。父親は女作って離婚したそうだ。
ゆいちゃんはその時引っ越して音信不通(携帯もない時代だったし)
今頃どうしてるのかふと思い出す
9:
美少女高校生コンビ・A子とB子は親友でもあり共にアイドルを目指すライバルでもあった。
二人は映画の人気俳優の恋人役を募るオーディションを受ける為に、5月の連休を利用して共に上京する。
東京に来て一日目の夜、A子とB子は明日の東京見物のスケジュールをたてて就寝する。
O大らかなB子はすぐに眠りにつくが神経質なA子は寝付けない。
ロビーで飲みものでも買おうと廊下に出たところで
ホテルが火事になったことを知らされた。
A子は慌ててB子を救おうとするがホテルのドアは自動ロック形式で
外側からは開けることが出来ずB子のことを救えなかった。
A子自身もぎりぎりまでB子を救おうとした為重度の呼吸器の火傷を行う(何か煤吸うと食道が火傷するそうで)
何とか一命を取り留め、退院したA子だったが
「友人を見捨てて一人だけ生き残った」としてクラスメートから嫌がらせを受ける。
「私は助けようとしたのに・・・」学校にも行けなくなり一日中家でゲームをしているA子。
と、ゲーム画面に悪魔と天使の羽を持った無国籍風の美少年が現れる。
「僕は人生のセーブ係アンリ。君は自分の選択を後悔してるようだね?」
美少年は彼女さえよければホテル部屋に戻してあげようかと持ちかける。
11:
親友を助ける為にリセットしたA子。
確かに親友を助けることには成功したものの、顔を火傷してしまう。
しかもB子は入院中のA子に花を送るだけで、自分だけオーディションを受けにいく。結果は見事合格。
顔は整形手術で治ったものの、A子は当然面白くない。
その後もB子は天真爛漫で嫌味のないキャラクターから異性はおろか同性の支持も得、人気スターとなっていった。
毎月、手紙と高価な贈り物を送ってくるB子の無神経さにたまりかねたA子は
憎しみを抑えることが出来ず、アンリに頼んでもう一度リセットさせてもらう。
「君は親友を助けたいんじゃなかったの?」
「B子は元々死ぬ運命だったのよ!!私をあんな目に遭わせて自分は生き残って許せない!!」
「・・・こんなところで人生のセーブポイント使っちゃって良いの?僕ならもっといざという時の為に残しておくけどな。
リセットするなら親友と君が両方オーディションを受けれるようにするとかさ・・・。まぁ君の人生だよ、止めはしない。
でもこれが最期のリセットだからね」
A子はB子を見捨て真っ先に逃げ出す。
喉にも顔にも火傷を負うことなく、無傷で逃げ出すことに成功した。
その後A子は親の猛反対も聞かずオーディションを受けにいき、合格する。
やはりスタジオにも嫌がらせが届いたがもはやスターとなったA子は気に留めなかった。
ある日、映画で恋人役を演じていた俳優に声をかけられ、一緒に食事する。
その俳優に甘い言葉を囁かれたA子は有頂天になり、彼のマンションまでついていってしまう。
晴れて彼の恋人となったA子は調子にのって大っぴらに彼のマンションに出入りし、フライデーされてしまう。
12:
マスコミからの問いに調子に乗ったA子は「私は彼の恋人です」と答えてしまう。
しかしスキャンダルを恐れた人気俳優は「あんな子とは恋人でも何でもない。あれは彼女の売名行為だ」とA子を捨てる。
人気俳優とその事務所を敵に廻してしまったA子は芸能プロをクビにされる。
実家もA子のせいで嫌がらせを受け母からは
「あんたが今、家に帰ってきたら大変なことになる。とにかくほとぼりが醒めるまで帰ってこないで」
と言われてしまう。
絶望したA子は再びリセットしようとするが既に二度リセットしていたA子にアンリは現れない。
やけっぱちになったA子はガス自殺を図る。
ガス自殺は失敗した。A子は一命を取り留める。
もう整形手術をしても一生もとに戻らない顔と一億を超えるマンションの賠償額という負債をA子に残して・・・。
もう父親の退職金と家を売ったお金を返済にあてて残りは事務所が被ってくれそうだ。
あんたは長期のリハビリが必要だから、その治療費を稼ぐ為に私とお父さん
パチ屋で住み込み店員として死ぬまで働くしかないわ、とこぼす母親。
既に正気を失っているA子にその言葉は届かなかった・・。
15:
>>12
アレ?リセットしてくれた美少年の説明は無し?
バカ女よりそっちの方が後味悪いわw
24:
>>15
12じゃないけど・・・
「リセットシリーズ」っていうシリーズ物で、
何かしら自分のした事に後悔している人間のところに、
アンリと言う名の人生をリセットさせてくれる
正体不明の存在がやってくるっていうオカルト?物で、
アンリ自体の説明は特になかったと思う。
悪魔みたいなもん?
毎回、1度目のリセットで前より状況が悪くなって、
依頼者がまた後悔してるところにもう一度やってきて
2度目のリセットをし直させてくれるが、
大抵、「リセットしないほうが良かった」って結論が出る。
して良かったケースも「やるだけやったんで、
しない前と同じ状況だけど諦めがついた」って程度。
42:
>>24
映画「バタフライ・エフェクト」みたいだな
◇バタフライエフェクトあらすじ◇
主人公はタイムトラベル的な超能力を持つ青年。
昔の自分に意識を飛ばし、過去を改変することができる。
成人して自分の能力に気付いた主人公は、幼い頃の「改変したい出来事」の時点に飛び
現状を良くするべく奮闘する。
しかし過去の小さな改変は未来に大きな影響を及ぼし、
「過去」に行って帰ってくるたびに「現在」の状況は著しく変化してしまう。
簡単に言うとどんどん悪くなる。
なんか色々あって主人公の出した結論は「はじめから何もなかった事にする」。
ラストは3パターンあり、一番後味の悪いのはDVD特典の劇場未公開版。
主人公は胎児の状態まで戻り、母の臍の緒で自殺する。
(「そもそも俺が生まれなきゃいんじゃね?」という理屈)
劇場公開版のラストはそれなりにさわやかだが、後味悪くないので割愛。
46:
>>42
SFとホラーと世にも不思議な?系の話では、わりとある設定かもしれないね。
いやな運命を変えようと過去をやりなおしても結局変えられないとか、
悪い歴史を変えようと過去をいじると、かえってもっと悪くなる?みたいな
後味の悪いオチ。
後味が悪いオチといえば
死人を生き返らせようとする話は、殆どが後味の悪い結末になるような気がする。
49:
>>42
しかも主人公はへその緒で首吊りするときに、
自分の兄だか姉だかも同じように死んでることを知るんだよね。
切ない。後味悪い。
けど素晴らしい映画だわ
97:
とりあえず転載…元ネタここかもしれんが
133 名無しさんの次レスにご期待下さい sage 2008/06/03(火) 12:24:47 ID:m5z9Wmss0
天地創造っていうゲームがあって、その中で
雪山の谷底に主人公が落ちてしまい、そこには鹿の夫婦がいたんだが
夫の鹿はすでに息絶えて、妻の方の鹿だけ生きていた
「夫が死んでしまったのは哀しいけど、頑張って生きなきゃ」
と出口を探す、脆い氷壁を体当たりで壊しながらやっと光が見えたと思ったら遥か頭上の出口
鹿に上がる術は無いが主人公にはあったので主人公だけ出ることに
鹿は「これが現実よね、私は夫の死体を食べてでもあきらめないで頑張るからあなたは先に行きなさい」
と言った。
しばらくイベントが進んで主人公がその場所に戻ってみると
夫の死体を食べずに夫の隣で眠るように死んでる妻の鹿の姿があったという
107:
>>97
食おうとしたんだけど、草食動物だから受けつけなかっ(ry
98:
( ;∀;)イイハナシダナー
153:
621 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/05/30(金) 23:25:01
今まで色々な何かを食べてきたけど
以前出されたエビフライが最強だった。
極端な節約で料理では無くゴミを作る事にかけては天才的な嫁。
極度の偏食で自分のおままごとで作り出したゴミは食べない。
そのエビフライは普通のエビフライだったのに嫁の手で炭のような物に変貌した。
油。テレビで継ぎ足しだけで使ってきたなんかのタレに影響されて
油も出来ない訳が無いと一人合点して使い続けているそれは真っ黒な下水状を呈している。
揚げ物するとすさまじい煙が立ち上り家はおろか近所中悪臭が漂う。
一口で限界。胃がむかむかしてくる。タルタルにどぶ漬けして2本だけ食べた。
あまりの仕打ちに軽くキレた俺はコマメに連絡をくれる嫁の両親にそれを食らわせてやると決意した。
154:
要約すると両親に食わせたら両親が俺に謝罪し嫁を教育し直すと引き取った、
しかしなんだかんだで結局離婚することに。
その後、嫁は俺よりよほど条件のいい3高と再婚し子持ちになっていた。
実はエビフライの件は嫁&嫁親が仕組んだ芝居。
3高と不倫してた嫁が妊娠してしまい、うまいこと慰謝料無しで俺と離婚させようと
親子で仕組んだ芝居だった。
269:
【海外】男性が約3千m上空からパラシュートなしで飛び降り死亡。アメリカ[6/9]
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1213023368/
124 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/06/10(火) 00:15:47 ID:XxccZ4R20
そういえば、昔、バラエティー番組で、鬱なシーンがあったよ。
ダイバーが、次々に降りるのに釣られて?カメラマンも飛び降りて、
しばらく、周りのダイバーを映して、「そろそろパラシュートを」っとしたら、
パラシュート付けるの忘れて?無い事に気付いてパニックになってるのが
カメラをとおして映っていたな。。。
実物のテープは地面に落ちるところまで映ってたんだろうな。
そのとき、観客やバカタレントが笑ってたのが信じられなかったよ
277:
後味悪いといえばロミオとジュリエットの最後らへんも…
好きあってるどうしで結婚できないなら死んでやる!
っとジュリエット毒を飲む(実は仮死、あとで生き返る)
ロミオ絶望、自殺する(マジ)
ジュリエット生き返るがロミオの死を知って追い掛ける
全体のストーリー知らないけどラストだけ見ると結構後味悪い
…ような気がする
280:
シェイクスピアと言えば、このレスに吹いたw
761 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/05/28(日) 15:11:04 ID:Ot5lEbmp0
50文字以内でわかるシェイクスピア四大悲劇。
こうしてみるとしょうもない話ばっかだ。
ハムレット
DQN王子がいろいろ暴れ狂ったら自分や母や叔父や婚約者やその兄など周りの人がみんな死んだ。
リア王
空気の読めない末娘のせいでボケ老人の王様が妙なことを言い出してみんな不幸になった。
マクベス
変な宗教にはまってるおばはんたちの言うことを真に受けてやってみたら不幸になった。
オセロ
嫁が浮気したと勘違いして切れて嫁を殺した夫が、後で浮気が間違いだったと知って自殺した。
302:
>>280
なんて簡潔でわかりやすいw
304:
>>303
他は知らないけど、リア王は違ってない?
上の娘たちが父王を騙して財産むしりとって放り出して、
復讐に来た末娘を殺す話だったと思うけど。
なんの教訓があるのかわからんけど、親からは遠慮なくむしりとれ、だろうか。
520:
「野ブタ。をプロデュース」
主人公はイケメン・秀才・運動もでき、友達もたくさんな完璧少年。
だが中2病で自分を特別な存在だと思っており、友達たちと騒ぎながらも内心では
「くだらねー奴らだな でもガキなこいつらに比べて大人で完璧な俺は仕方なくつきあってやんよ」
と嘲っていた。そんな主人公が唯一認める存在は、賢くて清楚な美人のクラスメートだった。
主人公と美人は仲が良く、周囲は二人がラブラブで一線も越しているだろうと思っているが、
実はまだ付き合ってすらいない。恋愛面では主人公はやや奥手なのだった。
時期外れの転校生がやってくるとの噂を聞き、クラスメートたちはどんな奴だろうと盛り上がるが、
現れたのは巨デブで髪がもさもさと長い、見るからに根暗そうな少年だった。
名前は「伸太」で、ノブタ→野豚と変換され、皆は伸太を影で豚扱いして避けた。
主人公も友人たちと共に伸太を笑い話のネタにしていたりしたが、
影で伸太がDQN連中に恐喝の対象にされ、時には暴力を奮われているとも知り、
これは流石に洒落にならないと思う。
そこで、みんなの嫌われ者である伸太を人気者にする、という遊びを思い付く。
伸太は優しく話しかけてきた主人公にすぐに心を開いた。
前の学校でいじめられて転校してきたのだという。
伸太は間違ってもイケメンキャラにはできない外見なので、
「嘲笑われる」のではなく、自分から笑いを誘う「道化キャラ」に変貌させようと考える主人公。
まず、意外に伸太は愛嬌のある顔つきをしていたので、フルフェイスヘルメット状態の髪をばっさり坊主頭させる。
そして主人公は伸太に様々なネタを仕込み、それをクラスメートの前で披露させた。
以前はみんなのいらつきの対象でしかなかった伸太の口べたでおどおどとした態度が
主人公の作戦によって、絡みがいのあるいじりやすいものに皆には思えるようになり、一躍伸太は人気者に。
伸太を気持悪がっていた女子連中ですら「かわいい」などと評価を一変させるようになり、
「みんな俺の手のひらで踊ってるぜ」と影でほくそ笑む主人公。
DQNの恐喝もおさまった。伸太は泣いて主人公に感謝した。
521:
コンビニで立ち読みをしていた主人公は、駐車場で誰かがケンカしているのを見る。
見るからにケンカ慣れしていそうなヤンキー数人が、
主人公と同じ学校の制服を着た少年をよってたかってリンチしているようだった。
「うわ、誰だか知らないけど災難だなーなにやってあんな目にあってんだ」
と思いつつ見ていた主人公は、殴られている少年が友達の一人であることに気づく。
かなりひどくやられており、救急車を呼ぶべきレベルの怪我を負っているだろう友達。
助けにいくべきかと思うが、そんなことをしたら自分もやられてしまう。
びびりながら、体を張って助けにいくほどの相手じゃないし仕方ないと自分に言い聞かせる主人公。
やがて、店側が呼んだのか警察や救急車がやってきて、主人公はホッとする。
だが、運ばれていくボロボロの友達と、一瞬目があったような気がししてどきりとするのだった。
翌日、友達は学校にこなかった。連絡がつかないしどうしたのだろうと心配するクラスメートたち。
冷汗をかきながら主人公は数日をすごし、やがて友達は登校してきた。
友達の顔はぼこぼこに腫れており、片手にギブスをつけていた。
どうしたのだと声をかける皆に、因縁つけられて暴行されたのだと友達は言い、
現場にいたのに主人公は助けもしなかったと叫んだ。
「あんな状況だったら助けに入れないのはわかる でも他にもやることはできたはず
 前から見下した態度をとられることはよくあったが、それでも友情はあると思っていたのに」
実は主人公の中2病は以前からバレバレだったのだ。
友達たちはそれを知っての上で主人公を温かく見守っていたのだが、今回のことで大きな溝ができてしまった。
522:
そのことが噂になり孤立した主人公は、それでも主人公に話しかけてくる美人すら避けるようになった。
根っからのいい子で、主人公のこともそうであると信じている美人に、
噂はなにもかも本当で、自分はひきょう者だと知られたくなかったからだ。
伸太は「主人公が自分をプロデュースしたことを話そう 主人公は本当に親切な人だっていうことを」と言ってくるがそれもスルーした。
ある時、主人公のことで悩んで泣いている美人を、伸太が慰めている現場を主人公は発見した。
伸太は今や道化キャラ以上に、元々の真面目で思いやりのある性格が評価されるようになっていた。
本性が暴露された自分とは真反対だと主人公は思い、もうこの状況に耐えられないと感じ始めた。
みんなの前で自己紹介をする主人公。他の高校に転校したのであった。
なにもかもリセットして、今度は自分自身をプロデュースして馬鹿どもをだましきってやると新たな決意をして。
523:
乙!面白かった?
525:
ドラマとはえらい違うんだね
あれはあれで、何だかなあって感じだったけど。
526:
そんなに悪いことしたんかね、この主人公は。
527:
糾弾されるほどわるいことはしてないが、まずいことはしてるな。
溝をつくったら、それを修復するべく動かないと人間関係なんて悪化するだけだし。
まあ、一切省みることなく、それまでのものを切り捨てて新しいところへ行っちゃう
くらいだからなあ。
535:
今日バスに乗ってたら、小学生くらいのガキとおばあさんが一緒に乗ってきた。
ガキは反抗期らしくおばあさんにかなり偉そう。
おばあさんにいちいち「うるせえばばあ」「トロいくせに」とか言ってる。
おばあちゃんはなんも話さないで、苦笑いだった。
ウゼエえええ・・・・ばあちゃんかわいそ(;ω;)って思ってたらガキが
でかい声で
「なんなの?馬鹿なの?死ぬの?」
をばあちゃんに連発しだした。ずっと言ってる。
もう限界で、立ち上がってガキの前まで行き、
「なんなの?あんたが馬鹿なの?あんたが死んだら?ここバスだよ?うるさいよ?」
ときつめに言ってしまった。
あっ、言い過ぎたかも・・・と思ったら、おばあちゃんがぼそっと
「ほんとに、、こんな子死ねば良いのに。ねえ」と言った。
バス中シーーーーーーーーーーン・・・・・・・
その次の降りる駅まで脂汗でまくりだった。。
742:
以前ネットで見かけた動画。記憶違いの所もあるかもしれない。
羽のないキウイみたいな鳥が、空を飛ぶことに憧れている。
思いついて、切り立った崖からダイビング。
画面が90度回転して、崖が水平に表示される。
崖を地面に見立てて、びゅんびゅん「飛ぶ」事が出来てにこにこ幸せそうな鳥。
しばらくして画面が暗転し、ドシンみたいな音で終わり。
多分地面に激突したんだろう。
784:
>>742
http://jp.youtube.com/watch?v=sdUUx5FdySs&feature=related
これのことだね
なかなか味わい深い動画だ
792:
>>784
涙でた。こういうやりきれないのを待ってたはずなのに…
777:
S・キング「トウモロコシ畑の子どもたち」より
“禁煙挫折者救済有限会社”
主人公はヘビースモーカー。
ある日同じく愛煙家の友人と会い、彼が禁煙に成功したと知る。
禁煙挫折者救済(有)のお陰で、すっぱり止められたと言うのだ。
「完全に止められた。調子もいい。ただ、少し太っちゃったけどね」
半信半疑で主人公も入会するが契約後に禁煙の方法が、
主人公の日常を監視→
喫煙すると連行して電気的拷問→
再犯の度に嫁→息子に拷問の制裁、というものだと知る。
憤る主人公だが、会社は冷徹に禁煙プログラムを遂行する。
778:
結局主人公は我慢しきれず煙草を吸うが、
妻に制裁が及ぶに至って観念と反省、
多分に不本意ながら禁煙には無事成功する。
プログラム終了時に担当者から、
「禁煙者は口寂しさから食事が増え、太る傾向にある。
 弊社は顧客の健康第一、アフターフォローも万全。
 一定以上体重が増加すると、奥さんの指を切断します」
と告げられる。主人公は脅しではないと確信する。
しばらくして、紹介者の友人とその妻と出会う。
今となっては、友人に恨み言をする気もない。
ふと、主人公は友人の細君の手を見る。
彼女の右手の小指は無かった。
779:
毎度思うがキングは人が苦しむ方法や嫌がる方法を考えさせたら天才だよな
16:
最近読んだ、水木しげるの貸本漫画傑作選に載っていた「サイボーグ」
「苛酷な環境である宇宙に行くためには、人間を環境に適応できるよう改造しなければならない」
と考える中谷博士により、新たな人間「サイボーグ」になる希望者が募られた。
建二は自分がサイボーグになり後世の歴史に残る偉人になろうと、
母親や姉が止めるのも聞かず、勝手に志願してしまう。
健康診断に合格した建二は、宇宙に耐える訓練として山で一年間氷詰めになることに。
やがて一年後、掘り出された建二はまるで老人のような姿になっていた。
あまりに変わり果てた姿に、恋人に声をかけても変質者と思われ逃げられてしまう。
一ヵ月後、最初の手術が行われ、建二は人間の目は役に立たないと目をくりぬかれ、
その代わりの感覚器官として宇宙人のような頭部に一つ目、という姿になる。
家に帰ってきた建二を、母親は我が子と頭でわかっていてもどうしても受け入れることが出来ず、ついには病気になって
寝込んでしまい、姉も建二を母親から遠ざける。
それからさらに一ヶ月。建二は完全なサイボーグとなり、
円筒形の物体に手足と大きな目がついているだけの姿になった。
声を出すことも出来なくなり、頭の発光器で通信するのみ。
家に帰ってきても、誰もいなくなっていた。
母は病状が悪化して入院し、姉もその付き添いで帰ってこないのだ。
歌うことも涙を流すことも許されないまま、孤独が建二を支配していった。
17:
ついに母が危篤になり、建二はようやく病院にいる母と対面。その姿を見た母は言う。
「お母さんは立派な人間に生んでやったのに、そんな姿になってしまったねえ。
 人間はお母さんの生んだ人間が一番立派なんだよ。
 人間を機械にするようなことはお前一人でたくさんだよ」
そして母は死んだ。建二は心から自分は命を粗末にしてしまった、と思った。
翌月、建二は、ロケットが打ち上げられる基地へ行くため、船でアメリカへ向かった。
しかし建二の心の中は宇宙へ行けるという喜びではなく、誰も見ていない宇宙で死ねるという喜びでいっぱいだった。
孤独なまま生き続けるのは耐えられない苦痛だった。
そのころ中谷博士は、何者かによって殺されていた。残された足跡はサイボーグのものであった…。
やがてロケットは打ち上げられ、地上の人々は人類初の偉業を称えた。
だが建二はそんなことはどうでもよかった。早く死んでこの孤独から逃れたいと思った。
最初が希望に満ちている分、異形化していくにつれて家族に嫌われて孤独になっていく過程がジワジワと来る。
商業誌用にリライトされたバージョンもあるけど、こっちの方がより重い感じ
22:
>>16 
シンプルすぎる、細いドラム缶みたいなんだよな・・・
19:
もしかして、クロ高のメカ沢のモデルなのか?<健二
44:
薬師アルジャンって漫画
アルジャンは幼少期から毒を与えられて育ったために、
あらゆる毒に対して耐性があり、常人なら即死するような毒でも
ものすごく苦しむだけでなんとかなるという特別な体質を持つ王宮御用達の薬師。
患者としてやってきた、足が悪いが快活なおばあさんは、近頃腹痛や倦怠感がするという。
足の方は老化によるものだが、訓練すればまた歩けるようになりそうだ。
だが、腹痛などの病状は毒物によるもので、それも自然毒ではなく誰かが故意に与えたものだとアルジャンは気づく。
おばあさんの身を案じ、足の訓練のためという名目で彼女の家にしばらく居候するアルジャン。
おばあさんは実の娘と、孫たちと暮らしている。娘婿は先の戦争で亡くなっていた。
毒を与えていたのは娘で、甘いお菓子に毒を混ぜ、おばあさんを徐々に死へと向かわせる気だった。
アルジャンは「甘い物ばかり食べていたら健康に悪いですよ」と言って代わりにお菓子を食べまくり、
毒に苦しみつつ、おばあさんを守った。人の心に巣食う毒をおばあさんに教えたくないからだった。
その間に娘が思い直してくれることに期待していた。
が、娘は思い直すどころか(アルジャンが菓子を食ってる事を知らないので)毒が効かないと焦り、
致死量の毒を一気に入れたお菓子をつくりだす。アルジャンはなんで母親を殺そうとするのだと娘に怒鳴る。
「戦争で夫が死んでから暮らしが大変で、足のせいで働けもしない母まで養う余裕はない
 人を生かし続けようとするのは薬師たちの傲慢だ 薬師に延命させられた者を養う者の身になれ」
と娘が言い返したところ、そこにおばあさんが現れた。おばあさんは話を全て聞いていたのに、娘のお菓子を食べ始めた。
アルジャンは吐けと促すが、おばあさんは「最期のお菓子ぐらい味わわせてくれ」と笑いながら死んでしまった。
一連の出来事を知った姫(アルジャンの思い人でヒロイン)は、
娘の心が毒に染まったのは、王族の政治のせいでもあるとして娘に重い罰を科すことはなかった。
母の持ち物の始末をしていた娘は、母が自分に渡すために用意していたマフラーを発見する。
「早く足を直してお前に負けないぐらい働くよ いつもありがとう」と書かれた手紙が添えられていた。
45:
うわぁ…その話は後味が悪いわ…
そう遠くないうちにリアルでこんな話も出てきそうだよね
ま、その場合は娘を殺してでも親が生き残りを考えそうだけどさ
46:
>>45
もう実際に似たようなのは起こってるじゃん・・・・
介護人が被介護者を殺す事件。頼まれて殺したってのが結構ある・・・・まさに
上記の話のまんま、みたいな感じだろ。
67:
劇画オバQ
登場人物
Qちゃん・・・ドラえもんで言うところのドラえもんの位置
正太・・・ノビタ
よっちゃん・・・しずかちゃん
ゴジラ・・・ジャイアン
キザ・・・すね夫
ハカセ・・・該当なし。名前の通り運動神経ゼロで頭が良いという設定
子供向けのギャグ漫画だった「オバケのQ太郎」から十数年後の世界でのお話。
最終回でオバケの世界に帰ってしまったQ太郎は、久々に人間の世界を訪れる。
すっかり様変わりしてしまった世界で偶然にも正太に出会い、再会を喜ぶ。
ぜひ家に来いと言われて、正太の家に泊まりにいくQちゃん。
彼はサラリーマンになって結婚もしており、自分の家まで建てていた。
奥さんもQ太郎を歓迎してくれて、夕飯を食べながら昔話に大いに花を咲かせる。
Q太郎がごはんを20杯もおかわりするので奥さんは驚く。
68:
翌日、Q太郎が目を覚ますと正太はすでに出社した後だった。
朝ごはんをたいらげて、することもないので正太の会社に電話してみるが、
忙しそうにさっさと切られてしまう。
日中はひとりで時間をつぶす。
正太の帰宅後に、今日も昔話をしたり、将棋やオセロをしたりしようよと誘ったりするが、
昨日も夜更かししたし、明日も早いからと断られる。
それならせめて一緒に寝ようと夫婦の寝室に忍び込もうとするが、そこで彼の奥さんが
Q太郎について愚痴っているのが聞こえてしまう。
「ご飯を毎食20杯も食べるなんて信じられない。とても食費がもたない。
それにあのいびきはなんとかならないの? ねえ、Q太郎さんはいつ帰るの?」などなど。
結局Qちゃんは枕を持って引き返して一人で寝ることにする。
翌朝、やはり正太は朝早く会社に出かけ、Q太郎は寝坊する。
ご飯は遠慮して1杯だけにする。「あら? もっと召し上がらないの?」という奥さんに
食欲が無いのでと断って散歩に出かける。
散歩に行った先で、偶然ゴジラに出会う。
個人商店の店主になっていたゴジラは、すっかり落ち着きが出ていた。
Q太郎との再会を喜んでくれて、今夜、子供のころの仲間をみんな呼んで飲み会をやろうと
提案する。
69:
さっそく連絡が取られ、Q太郎、正太、よっちゃん、ゴジラ、キザ、そしてハカセの全員が
ひさびさに集まった。
みなそれぞれそれなりにやってはいたが、唯一ハカセだけが事業を起こそうとして何度も失敗し、
現在は無職の身になっていた。
最初、飲み会はとても盛り上がった。しかし、だんだんとしんみりとしてきて自由で夢もあった
子供時代を懐かしむようになる。あの頃はなんだってできるって気がしてたのに…
そんな時、ハカセはこのみんなで事業を起こし会社を作ろうと呼びかける。
子供の頃はこのメンバーでなんだってできたんだ。もう一度子供に返ろう。俺たちは永遠の子供だ。
いつまでも夢に向かって前進しようじゃないか。怖いものなんてない。
このメンバーなら今度こそ成功間違いなしだ。
全員で意気投合し、正太はさっそく明日にでも会社を辞めると宣言する。
「でも奥さんは?」と心配するQ太郎に「黙って俺に付いて来い!こうさ」と言い返す。
みんなも今の仕事や家庭を捨ててでもハカセの夢に協力すると誓う。
翌朝、目が覚めてみると二日酔いで頭が痛い。
Q太郎はさっそく昨夜の約束通り正太に会社を辞めるように催促するが、そのことを告げる前に
奥さんから実は妊娠したみたいだと聞かされると、俄然張り切って二日酔いも吹っ飛んでしまい、
そのままダッシュで会社に向かってしまう。
「そうか、正ちゃんに子供ができたのか…じゃあ、正ちゃんはもう子供じゃないってことだよな…」
Q太郎はそうつぶやくと、ふわふわと漂いながらオバケの国に帰って行った。
70:
現在は本来レア作品な筈の「劇画オバQ」の方が簡単に読めて
本編の「オバQ」の方が激レアな存在になってるのが後味悪い。
71:
>>70
そうなの?なんで?規制かかったとか?
72:
理由は不明。
著作権上の問題や差別表現などいろいろ推測はされてるけど、はっきりした理由はわからない。
75:
オバQの権利はA・Fだけじゃなくトキワ荘面子に絡んでくる部分があって
しかも何人かは既に亡くなられて家族や事務所のものになってるので
とてもややこしいことになってる
76:
ゴジラは石の森章太郎が描いてたしな
キャラごとにいろんな人が描いてる
77:
かみなりさんも死んでたんだよな、劇画オバQ
誰かが言っていたけど
楽しかったトキワ荘時代には、もう戻れないんだ・・・っていう比喩らしいね>劇画オバQ
78:
劇画オバQが、しんみりするのはわかるけど、
それでも正ちゃんに子供が出来て、新しい未来へつながっていくところはグッと来る。
居候キャラ漫画を大人の視点で見たシニカルな作品ではあるが、
あの子供の頃があったからこその未来だと思うと、決してマイナスな
だけの作品だとは思わないんだよなぁ。
79:
正ちゃんの子供が小学生になったら
Qちゃんみたいなのと会えるかも知れないしね
しまった 後味悪くねえ
80:
>>79
それなんてピーターパン。
ピーターパンの原作ってかなりブラックだよなあ。
有名すぎるから詳細は省くけど、原作のラストでは「来年も迎えに来る」と言う
言葉を残してピーターパンは去り、ウェンディ達は家に帰る。
翌年ピーターパンは現れず、次の年もまた次の年も…
やがてウェンディ達は大人になり、「ピーターパン?あれは子供の頃の
妄想じゃねwwww」とネバーランドを忘れていく。
ウェンディも成長し結婚、娘が生まれる。
それから更に数年、やっと約束を思い出したピーターパンはウェンディを迎えに来る。
が、そこにいたのは大人になって空を飛べなくなったウェンディだった。
私はもう大人になったというウェンディの言葉に泣き出すピーターパン。
そこへ物音を聞きつけて娘がやってくる。
娘でもいいやとあっさり立ち直ったピーターパンは、娘をさらっていく。
ウェンディは悲鳴をあげるものの止められないとわかって諦めて見送る。
終わり。
152:
某動物園にて。
大型動物も沢山飼育してるその動物園に
「小動物と触れ合うハウス」ってのがあって
そこに「ひよこのケイタ(名前忘れた)君、成長日記」って
手書きの絵日記みたいなのが置いてあった。
「ボクはひよこのケイタです、卵の殻を元気に割って生まれました!」
「今日はママとお散歩です、他の兄弟と一緒で楽しいお出かけ」
「青虫さんと遊びました、お日様が気持ちいい」
ひよこのイラストが手書きの色鉛筆塗り絵でほのぼのと続きます。
そして最後のページ。
「今日、ボクはトラの○×君に生きたまま食べられました」
オワリ
動物園のトラって、時々生きた餌を食べさせないとストレスがたまるそうです。
そういう説明も一応書いてあったけど・・・・・・・・・
読まなきゃよかったよ・・・・
196:
肉食動物を飼うための餌の動物自体は抵抗ないな、自分は。
単にそういう姿をしていない、飼主が処理しないというだけで、ドッグフードも
本質は一緒だし。
突き詰めれば、人間が食ってる肉も種類が違うだけで一緒だし。
>>152で一番後味が悪いのは、わざと可愛い演出をしてからより残酷な
表現をすることで、子供に大きなショックを与えようとするあざとさだと思う。
197:
>>152
>「青虫さんと遊びました、お日様が気持ちいい」
青虫さん…きっと生きたまま…(つд;)
154:
>「今日、ボクはトラの○×君に生きたまま食べられました」
これはどう考えてもないだろうJK
156:
>>154
いや、本当にそう言う事が書いてあった。
10年も前の事だけど、だから今日まで記憶に残ってる。
「死んで餌になるんじゃなくて、生きたまま食べられる」って
消防の頭にはショックでした。
そうしないとトラはストレスたまって死ぬんだって。
生き物が生きていくのは厳しくて辛い事もあるとか・・・
うまく説明できないけど、そんな事が書いてあった。
そういう厳しさみたいなのを子供にも知って欲しいという
そういう意向があったのかなと今になって思う。
162:
>>156
自然界の厳しい一面を教える。確かに必要なことだ。
でもそれをヒヨコ視点で描かなくても…
168:
1.アラスカ沖でのタンカー事故で油まみれになったアザラシのリハビリには一頭あたり8万ドルの費用がかかった。
 2匹のアザラシがリハビリを終え、自然に帰ることになり盛大に祝賀式典が行われた。
 ボランティアや専門家の暖かい拍手に送られて海にかえされた2匹は、一分後、皆の目の前でシャチに食べられてしまった。
2.ニューヨークの大学で心理学過程に在籍する女子学生が、ルームメートに大工見習いの男性を選んだ。
 彼を侮辱し続けてその反応を見る、という実験をするためだ。いじめ続けること数週間、男はすっかり切れてしまい、
 彼女を手斧で何度も殴りつけ、彼女は重大な回復不能の脳障害を負った。
3.92年、ロサンジェルスにすむフランク・パーキンスは「旗竿の上に座り続ける」という世界新記録に挑戦した。
 400日間という世界記録にあと8時間足らないところで彼はインフルエンザにかかり、挑戦をあきらめた。
 旗竿から降りてみると、スポンサーは消えており、ガールフレンドも去っていて、アパートの電気と電話は料金未納で止まっていた。
4.ある主婦が自宅に帰って台所にはいると、夫が全身を狂ったように震わせているのを見つけた。
 何事かと見ると夫の腰のあたりから電気湯沸かし器にむかって、電線のような物がつながっているように見えた。
 感電事故だと思った彼女は、夫を電線から引き離そうと、夫を厚いまな板でうちすえた。
 夫は腕に2カ所の骨折を負った。夫は台所でウォークマンを聴いていたのだった。
5.ボンの動物愛護団体に所属する二人の男が、非人道的行為に抗議するため、フェンスを破って屠殺場に侵入した。
 二千匹もの豚がわれ先にと破られたフェンスの穴に殺到し、二人は下敷きになって死亡した。
6.イラクのテロリスト、カイ・ラナジェットは、手紙爆弾をつくって送る際、十分な額の切手を貼らなかったため、
 差出人へ返送されてしまった。爆弾だったことを忘れていた彼は開封してしまい、粉みじんになってしまった。
170:
一方ロシアは鉛筆を使った
183:
うろ覚えな上にまとめ下手だが許してね。
C.M.B.という漫画のある話。
ある日、警察に脅迫状が届いた。
内容は「○月×日、一億三千万人の被害者が出る」といったテロ予告のようなものとカゲロウの写真。
そして情報提供に来た青年が、その脅迫状は父親が送ったものかもしれないと証言する。
青年の父親は昔、赤ん坊を殺した強盗として捕まったが、
2年経って冤罪だったと判明し、青年の母親はそのショックでまだ入院しているらしい。
世間に対して復讐するつもりなのではと思った刑事は、父親を見張るようになる。
だが、主人公の少年の指摘により、父親はテロ予告の犯人ではないとわかった。
しかも、青年の母親は父親が冤罪で捕まってから一年後に自殺していたことも判明。
脅迫状の犯人は青年だった。
父親を容疑から外させ、自分の邪魔をさせないために刑事に見張らせたのだった。
父親にカゲロウの写真を見せると、青年が子供のころによく遊んだ川だと教えてくれる。
大急ぎで川に向かう主人公たち。
だが、川上から流れてくる爆弾を止めることができず、結局爆弾は爆発してしまう。
184:
場面が変わってワイドショーを見ている主人公たち。
実際は爆弾は爆竹を束ねただけの悪戯レベルのもので、川の上を通っていた電車が停まっただけだった。
ワイドショーによると、青年は父親の事件を世間に忘れさせないために犯行に及んだとのこと。
結局、一億三千万人の被害者は出なかったねと話す少年。
ワイドショーでは街頭インタビューの場面に移る。
「この事件についてどう思いますか?」
というリポーターの質問に対し、一般人から帰ってきた答えは、
「冤罪はひどいけど電車を停めるなんて、自分のことしか考えてない」
「私たちだってマスコミに騙された被害者だ」
というものだった。
マスコミも「私たちも警察に騙された」と、
警察も「だってあいつが犯人だと思っただろう。私たちだって被害者だ」と、
それぞれが「私たちこそ被害者だ」と主張する。
これが一億三千万人の被害者か、と主人公たちは呆然となった。
また場面が変わり、今度は逮捕された青年。
面会に来た父親に対して、
「父さんが捕まって僕は迫害されて母さんは自殺した…。
 おかしいだろ?こんなに被害者がいるのに加害者だなんて人間はただの一人もいないんだ」
と言って終わり。
187:
一部の人が迫害したにしたって、ほとんどの人は何もしてないわけだしなあ。
十把ひとからげに恨まれても困るよな。よくあるストーリーだけど、いつも思う。
189:
今さらながら補足。
「父親の事件を世間に忘れさせない」ってのはあくまでマスコミがそう言ってるだけ。
それと、迫害されたから恨んでやったとはどこにも書いてなかった。
241:
岐阜県に旅行へ行った際、間近でリスを見ることができる観光名所に寄った。
囲いの中で放し飼いが売りなんだけど、踏まないようにって注意書きがある。
それはいいけどさすがに「本日の死亡事故件数」と書いた看板があって
死んだ数が張り出されてたのにはちょっと引いた…。
244:
抑止効果はありそうw
250:
その昔読んだ話なのでタイトルすら覚えてないんだけど
その昔、心のキレイなとても可愛らしい女の子がいた
母親が死に、父親が別の女と再婚した
その再婚相手には連れ子がいて女の子と同じ年だったが可愛くなかったため
ママ母は女の子をいじめた
ある日、偶然王子様に見初められ女の子は妻として迎えられる
ママ母はそれに嫉妬して、女の子を樽に閉じ込めかわりにベッドに自分の娘を送り込む
ニセモノだと気付いた王子様はその娘を樽に閉じ込め
翌朝、ママ母に樽をみせ「これは私を騙そうとした極悪人だ。お前が処刑しろ」と言う
女の子だと思ったママ母はその樽を剣で突いた上火を放つ
その直後、王様の側に隠れていた女の子があらわれ
「その女は自分の娘を殺した犯人だから捕まえろ」と言い
ママ母は捕まえられ娘を殺した罪で死刑にされる
そして、王子様と女の子は幸せに暮らしましたとさ…
何が後味が悪いかって、ママ母の娘は女の子を虐める描写があったわけでもないのに
王子様のベッドに送り込まれ、樽に放り込まれ、母親に剣で突かれて焼き殺されるっていうのが何とも…
251:
>>250
主人公が樽の中に閉じ込められたりしたのに、助ける描写がない時点で物語的には
言外の意味で娘もいじめてたorいじめを黙認してたって事になってるんじゃね?
264:
新井理恵「LOVELESS」から。
見つけたflashからテキスト抜き取って多少整形しただけで要約してない為、長くなった。スマソ。
------------------------------------------------
昔昔、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでおりました。
お爺さんは毎日山の畑を耕しておりましたが、一向に作物が育つ気配はありません。
それと言うのも、お爺さんが畑を耕し種をまくその側からその山に住むいたずら狸が
畑を踏み荒らし、片っ端から拾っては食べてしまうからでした。
しかし、その狸の行動には理由がありました。
お爺さんの畑は、土の痩せきった死の土地。長い年月を費やせば作物も実ったことでしょうけども、
年老いたお爺さんが生きてる間にはとうてい叶いそうになかったのです。
だったら初めからそう説明すれば良かったんでしょうけど、
この狸というのが、村でも有名な所謂「札付きの不良」だったのです。
ただ、彼の悪行は、実際は正当防衛だったり、何かしら理由あっての事でしたが、
言い訳をしない彼は悪者のレッテルを貼られていく事になりました。
そんな自分が何か忠告した所で却ってお爺さんに不快な思いをさせるだけ。
そこで、悪さをし続ける事でお爺さんが諦めて何処か別の土地を探してくれるよう望んでいました。
そんな事とは露知らず、ある日お爺さんは遂に狸を捕まえてしまいました。
「こりゃあいい、今晩は狸汁をこさえよう」
相手は悪者の狸。お爺さんはお婆さんの提案に反論することはありませんでした。
狸は、運ばれた先の台所で、お婆さんの恐ろしい独白を聞いてしまいます。
「爺さまは、大好物のダンゴに毎日少しずつ毒を仕込んでるというのに気付かずよくたいらげる事じゃ」
聖人面したお婆さんはお爺さんに内緒で多額の保険金を掛け、亡き者にしようと企んでいました。
聞けばお婆さんはアルミ相場に手を出して耳を疑うような額の借金を抱えているらしい。
しかもお爺さんとの仲も本当は、村一番の色男から求婚されていたにも拘らず、
お爺さんがストーカー並みにしつこく求愛してきたため、仕方なく一緒になっただけだといいます。
だからといってこんな仕打ちが許される筈はない。そう思った狸は、お婆さんに声をかけました。
265:
「そのような力仕事で奥様の白魚のような御手が汚されるのは見るに忍びない。
許されるものならば、この私めが奥様に代わり、その苦痛をこの身に受けてさしあげたい」
お婆さんもまだ「女」を廃業してないらしく縄は容易にほどかれました。
だけどお婆さんの目論みを阻止しようという狸の意図がバレてしまい、
揉み合った末、狸は誤ってお婆さんをその手にかけてしまいました。
お爺さんの身体は毎日少しずつ取り込まれ続けた毒によって確実に蝕まれています。
お爺さんに怪しまれぬよう毎日解毒剤を服用し、一緒に食事をしていたお婆さんの
解毒作用の染み渡った肉を喰らいでもしない限りはお爺さんは助かりません。
そこで狸はやむを得ずお婆さんの皮を剥ぎ、肉を切り刻み、「婆汁」を作りました。
お婆さんが不在では、お爺さんは心配して食事どころではないだろうと思い
狸は先程剥いだ皮でお婆さんになりすましてお爺さんの帰りを待つことにしました。
「久しぶりに肉を喰ったせいかなんだか調子が良くなった気がするなぁ」
こうして狸は見事、お爺さんに「婆汁」を食べさせる事ができました。
ところがその時、お婆さんの皮が剥がれてしまい、狸の姿をお爺さんに見られてしまいました。
こうなっては、全てを語るしか術はありません。しかし、狸は思いました。
――お婆さんの邪な嘘で塗り固められていたとはいえ、お爺さんにとってはそれが現実。
お婆さんとの楽しい生活、安らかな思い出、幸せだった日々。
真実を語ることによってお爺さんのこれまでの人生全てが否定されることになってしまう。
そんなの…あまりにも悲しすぎる。
「やーいやーい! ジジイが婆汁食いやがったー!」
狸の取った行動は、いつも通り自分一人が悪者になる事。
―もしもこの先、お爺さんが憎しみから自分を殺そうとやってきても、
それで少しでもお爺さんの悲しみが癒えるのであれば、それもいい…
狸はそう思いながら、逃げるようにお爺さんの前から立ち去りました。
当然の事ながら、それからというもの、お爺さんは泣き濡れて暮らす日々。
あんなに精を出していた畑仕事も、実った作物を食べてくれる相手がいなくては意味のないこと。
「お爺さんどうしたのですか?」
そんなお爺さんの前に現れたのは見るからに可愛らしく性格の好さそうな兎。
266:
「なんと惨い話なんでしょう私が仇を取ってさしあげます」
村でも評判の正義感の兎は、お爺さんの話を聞くや否や、早行動に移し始めました。
それから先はご存じ「かちかち山」の話。
狸の背中に火を放ち、火傷に味噌を塗りたくり、あまつさえ泥舟に乗せて溺死させるという…。
だけどおかしくはないでしょうか?仇打ちならひと思いに殺してしまえば良いものを、
兎はどうしてここまで執拗に責めたてたのでしょう?
それは、この兎が並みならぬ加虐思考の持ち主だったからなのでした。
彼の家には彼の欲望の餌食となった亡骸が多数眠ってますが、その事実を知るものはいません。
自分を川に沈めようとする時の兎の愉しげな表情から、狸はそんな兎の性質をハッキリと悟ったのでした。
この兎は、正義の名の元に彼の淫猥な欲望を放出しているだけの事に過ぎなかったのです。
そして、兎の性質が白日の元に晒される日が永遠に来ないであろうこともわかっていました。
何故なら狸自身、この兎の上辺だけの印象から彼を良い性質の者だと思っていたのですから。
狸が死んだ処でお爺さんに再び幸せが訪れる訳でもない。
命を救うために摂らせた「婆汁」は、皮肉にもお爺さんから食欲というものを消失させてしまいました。
お爺さんが「婆汁」同様単なる肉の塊と化してしまう時もそう遠くはないであろう事でしょう。
「だけどそれもいいのかもしれないな」
薄れゆく意識の中、狸はぼんやりと思っていました。
――世の中幸せや平和なんていうものは結局上手く立ち回れる者達だけのもの。
お爺さんや自分のような、偽りに翻弄されるだけの不器用な者達が居るべき場所では初めから無かった。
だからお爺さんも、早くおいで…。
少し寂しいけれど、僕達が幸せになれる場所は……たぶん………。
(終)
--------------------------------------------------------
267:
狸タン…(´;ω;`)
269:
中二病くさい昔話だな。
310:
後味が悪いといえば、小学生の時ぐらいに見た絵本が深く印象に残ってる。
物語の主人公は食人の習慣がある大男。
そんな基地外のもとに、ある女性が逃げ込んできた所からストーリーは回り出すわけ。
(その女性の正体はどこぞの国の王女様というよくあるパターン。確か国から脱走して追われてたような・・・・)
で、だいたいの中盤の話は頭から抜けてしまってどうにも思いだせない。。。。
ただよくある展開で、巻き込まれた主人公が一目惚れしたヒロインの為に奮闘するみたいな感じだった。
とにかく、すったもんだの末に問題を解決して、いちやく英雄になった大男。
誰も彼もが彼の勇気ある行動を賞賛した。
そして、渦中のロマンスで恋心が芽生えた二人はなんと結婚することに。
そのうち王女との間に子供は大勢生まれ、王様になった大男は食人の習慣もなくなり、真人間になった。
そんなハッピーエンドの描写が後半は描かれてて、めでたしめでたし
と思った矢先、最後のページに後味が悪いものが描かれていた。
王様になった大男、王女、そして大勢の子供が後ろ向きに立って終わるページ。
どうして後ろ向きという不自然な形をとったのか?
そんな疑問を挟む前、ある一部分に明らかに異質なものが描かれていた。
それは息子の一人が背後にナイフとフォークを隠すように持って、佇んでいた。
その少年が意図的にと不気味に描かれているのは誰が見ても一目瞭然だと思う。
小学校とか図書館で見たから、有名な絵本ぽいな
既出かねえ?
316:
>> 310
トミー・ウンゲラー作 「ゼラルダと人喰い鬼」ではありませんか?
王女様ではなく料理上手な女の子。
人喰い鬼は、彼女と結婚して子供を沢山作って市長になりましたっていうお話。
ラストでは、彼の子供たちが最後に背中にフォークとナイフを隠すように持っています。
317:
>>316
それだと自信持って言える程タイトルですら覚えてなくて恐縮なんだが、多分それに間違いない!
わざわざどうもありがとう。まさかこんなところでわかるとは
ひとつだけ聞きたいんだけどそれって児童向けの絵本だよね?
もしそうならガキにはブラックな内容過ぎるだろ作者さん
色々と勝手に脳内で設定変更して、曲げた内容を書き込んでしまい、みんなごめんね
329:
ワイルドのナイチンゲールと薔薇も童話といえない後味悪さだよね。
ワイルドは私生活と死に方も後味悪いが。
ある貧乏学生が、片思いをしていた女に
舞踏会に一緒に出てくれと申し出た。
真紅の薔薇を持ってきてくれたらお供しますわ、
と女に言われたが、紅い薔薇を買うお金はないし、
庭に咲いているのは白い薔薇だけ。
なんて不幸なんだと嘆く学生の独り言を、
一羽のナイチンゲールが窓の外で聞いていた。
なんとかこの学生を助けたいと、
ナイチンゲールは真紅の花を咲かせる方法を、薔薇の木に訊ねた。
薔薇の木は、蕾の近くの棘に小鳥が心臓を刺し、一晩歌い続ければ、
白でなく真紅の薔薇を咲かせる事ができると言った。
学生の願いをかなえたい一心で、
ナイチンゲールは己の命と引き換えに紅い薔薇を咲かせようとした。
薔薇の棘に胸を突き刺し、ナイチンゲールは一生懸命歌う。
もっと深く刺さないと棘が心臓に届かない、もっと、もっと、
と薔薇の木に言われるたびに、小さな体を摺り寄せていく。
明け方近くついに棘が心臓に達し、
「素晴らしい真紅の花が咲きましたよ」と薔薇の木は言ったが、
ナイチンゲールはすでに事切れていた。
しばらくして起き出した学生は、
庭に真紅の薔薇が咲いているのを見て大喜びして女の所に行った。
しかし女は素敵な宝石をくれた男と舞踏会に行くことにしたから、
と学生をそっけなくあしらう。
学生は薔薇を地面に投げつけ、
こんなもの何の役にも立たないと悪し様に罵った。
学生は部屋に帰ると、女なんかにうつつを抜かすのは馬鹿だ、
そんなことより勉強のほうが大切だと言って、本を開いた。
333:
>>329
薔薇の木が鬼畜だな。こいつが余計なことを言わなければいいのに。
そうすれば、女にもてない学生さんと、鳥さんで楽しく
暮らせたのに。
335:
日本人が一番多く見る後味の悪い絵本といえば浦島太郎じゃないかw
338:
>>335
浦島太郎は歳取ったあと鶴になって
亀(一説には乙姫の仮の姿)と結婚したんでは?
お伽草子だったか?
341:
>>338
そんな後日談があったのか
世に流通してるストーリーはなぜその話をカットしてんだ
他にも人魚姫とか挙げたらきりないけど子供向けの作品てバッドエンドが多いよな
もともと子供向けじゃないよってだけなのか
それとも人生に置いての教訓を教示してるのか
343:
>>341
別にカットしてるわけじゃない。
鶴亀は単なる一バージョンにすぎないから。
万葉集のバージョンなんて、老人になるだけでなく、その場で息絶える。
364:
流れを読まずに昔に読んだ後味の悪い話。
小説の中で語られる一エピソードで、タイトルや作者はわからないです。
主人公(男)の父親は会社でかなり偉い立場(社長だったか専務だったか)。
毎年五百通くらい年賀状をもらっていた。
そんな父親も定年を迎えて皆に惜しまれつつ退職した。
その年の元旦、父親にきた年賀状は三通だけだった。
父親はずっと郵便受けの前で年賀状を待っていた。
365:
>>364
ありえねーと思いつつ、鬱になった
親父可哀相…
367:
>>364
現実にはありえないよな!と後味悪し。
それとも、その父親は、よっぽど人望が無かったのか。
462:
何週間か前の「ぽちたま」というテレビ番組の中に出てた連中が気持ち悪い。
その番組のアイドルのような存在の犬を連れた男性が旅をする、というコーナーで、
広い公園のような場所で、それぞれ犬を連れた集団がいて、その男性が話を聞きに行った。
その集団のリーダーみたいな男が「自分達はライフセーバーだ」と言った(本当にこう言った)。
番組の男性が「何のライフセーバーですか?」と聞いたら、そのリーダー格の男が、
「自分達は保健所で処分される犬たちを救い出した、だから我々はライフセーバーだ」と高らかに言い放った。
これだけ聞けば、いい人たちじゃん、と思うだろうけど、何が気持ち悪いかって、
その連中の連れていた犬全部が、どうみても血統書付きの純血種だろうってこと。
保健所に収容されている犬は殆どが雑種で、純血種にしか見えないようなのはほんの一部だろうに、
十数人いたその集団が連れていた犬は、全部がどうみても純血種。
それだけの人数がいたら、雑種を連れてる人が何人かいったいいだろうに。
「ライフセーバー」などと気取って言ってはいたが、見た目がいい犬ばかり連れ帰っただけのこと。
全員の顔に張り付いた卑しそうなニヤニヤ笑いが気持ち悪さを増幅した。
568:
ここで流れをぶった切って星新一の短編を
(本当に星新一かイマイチ自信が無いけど)
会社員のN氏は仕事も順調で、先日会社の重役の娘とお見合いもした。
美人で性格も良さそうだし、先方もこちらを気に入ってくれたようで、このままだと結婚することになる。
まさにバラ色の未来が待ち受けているが、一つだけ悩み事がある。
それは、最近どうも誰かに後をつけられているような気がするのだ。
会社に入るとそんな視線も感じなくなるが、会社から一歩でも出るとまた視線を感じる。
そんな訳でこのところ落ち着かない日々を送っていた。
いきなり後ろを振り返って見たりするが何も発見できず、尾行を撒こうと突然走り出したり
サッと店に入って外の様子を伺ったりもするが視線は離れない。
友人に相談しても「気のせいだ」と言われるし、どうしようもない。
結局仕事が手につかなくなったので、やむを得ず精神科の診察を受け、薬を貰った。
すると、付きまとうような視線は感じなくなった。
やはり、気のせいだったのだとホッと胸をなでおろすN氏。
一方、見合いの相手の家に、興信所からこんな報告書が届く。
「数週間、対象者を調査しましたが、私生活ではつねに挙動不審で落ち着きがなく、
何も無いところで突然走り出したり色んな店に出たり入ったりするなどの奇行も見られます。
また、精神科に通院もしているようです…」
569:
興信所の尾行の実力が半端なばかりに....
気の毒なN氏 つ_;)
579:
藤沢周平の「割れた月」 舞台は江戸時代
島送りから帰ってきた鶴吉は、江戸に戻ると真っ直ぐ
恋人のお紺と暮らしていた家に帰った。いかさま博打を密告されて島送りになった時
お紺だけが見送りにきてくれた。帰ってお紺と堅気として暮す事を励みに
島では酒も飲まずに真面目に働いた。
しかし家はすでに他人の物になっていた。お紺はどこかに移ったらしい。
それを鶴吉に聞かせたお菊という隣の娘の家に、
暮らしの目処が立つまで住ませて貰う事になった。
お菊の父利助と、まだ小さい娘が二人居る家庭で、
鶴吉はお紺の行方を探しながら真面目に働いた。
ある日、お紺は鶴吉が島送りになってからすぐに男を作ったという噂を聞いた鶴吉は、
久しぶりに酒を飲み酔って帰った。鶴吉を心配するお菊は「お紺の事は諦めた方が良い。
あの人は引っ越したのじゃなくて、男癖が悪くてここの裏店(アパートみたいなもん?)を
追い出されたんだ」と言った。恥かしさと怒りで鶴吉は荒れ、お菊を犯そうとした。
しかしお菊の妹達の泣き声で我に返り出て行こうとするが、お菊は「行く所も無いんだろうし
このまま出て行ったらもっと悪くなる」と鶴吉を引き止めた。
580:
お菊の父が倒れ、病人の薬代と食費の為に、鶴吉は倒れた利助の分まで懸命に働いた。
不思議と幸せな生活の中、お菊と鶴吉は結ばれた。お菊は昔から鶴吉が好きで、
島で暮している鶴吉に食べ物を送った事もあった。暮らしは順調かに見えたが、
仕事が上手く行かなくなり、借金が嵩んだ。鶴吉の実家は裕福だが、
好き勝手荒れて家を目茶苦茶にした鶴吉に金を貸してくれる筈は無かった。
心を入れ替えて働いているという鶴吉の言葉にも聞く耳を持たず、鶴吉は途方に暮れた。
そんな時、昔賭場で知り合った男に偶然会って大金を借り、その義理でまたいかさまを
しなければならなくなった。泣いて止めるお菊を振り切り、鶴吉は賭場に向かった。
賭場で鎌鼬と呼ばれていた鶴吉の腕は健在だったが、賭場に居た親分の
情婦を見て、手が止まった。
女はお紺だった。動揺でサイコロが上手く使えなくなり、いかさまはばれた。
男達に囲まれ「女房と親父と妹二人を養ってるんだ。見逃してくんねぇ」と懇願したが
「女房は美人かい?後は俺達にまかせな」と嘲笑われ、鶴吉は刺されて死んだ。
おしまい
短編だけど長くなった。すまん
581:
ダメな奴は何したってダメ
582:
乙!
うーん。鶴吉が馬鹿なだけな気もするが…
心を入れ替えて頑張ったってのはわかるけど
こんな結末を迎えたのも自分の撒いた種だし…。
でもお菊さんの事を考えたら後味悪いな。
596:
昔ファミ通に載ってた話。
あちこち記憶が曖昧なので間違えてたらごめん。
ある男が、交通事故で恋人を亡くした。
悲しみの中、男は考えた。
何故あの日彼女はあの場所にいたのだろう?
何故あの時間だったのだろう?
何故あの車はあの時間にあそこを通ったのだろう?
何故他の道を通らなかったのだろう?
何故…
それを突き詰めていけば、彼女が死んでしまった「真の原因」が分かるのかも知れない。
そう思った男は、物事の「原因」を突き止めることの出来るプログラムを開発した。
早そのプログラムを使って彼女の死の「原因」を調べた男は、愕然とした。
なんと女が死んでしまった原因は、その日の朝に男が玄関先でくしゃみをしたことにあったのだ。
絶望した男は、すべての物事の「真の原因」が男自身になるようプログラムを書き換え、インターネット上にばらまいた。
プログラムは瞬く間に世界中に広がっていった。
男は思う。
『もうすぐ全ての原因が僕にあると知った人々が、怒り狂ってここに押し寄せてくるだろう。
そうして僕は全ての罪を背負って、あの丘で磔になるんだ』
な ん で 。 ('A`)
603:
>>596
「すべての罪を背負って」「あの丘で」「磔」
ってことは、主人公=キリストの暗示だと思われる
となると、作者の意図的には後味の悪い話ではない気もする
600:
渡辺浩弐のゲームキッズシリーズだね。
男はそうやって世界中の悪い出来事は全て自分に原因があると人々に思わせて、
自分一人だけ憎まれて死んだら世界が平和になると信じた。
自分は後味良い話だと思ったよ。
便乗して同じシリーズから一話。(タイトルは失念。)
主人公は若い男。
些細なことから、恋人とケンカしてしまい、別れることになった。
月日は流れ、別れた恋人のことも今では少し後悔している。
あるクリスマスの夜、手紙が1通届いた。
「あなたが必要です」
そこには短くその一言だけが書かれていた。
差出人は不明、なにかの間違いではないかと思いつつも、
まさか彼女から?と少し期待して久しぶりに彼女に連絡をとる男。
すると、なんと彼女のところにも、全く同じ内容の手紙が届いていたと言う。
お互い、誰から来たのかわからないと言う。
二人は驚きつつも、また昔のようにお互いを思いあうようになったのだった。
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