白銀「性転換ライト2.5!安価はあるのかな?」【ニューダンガンロンパV3】back

白銀「性転換ライト2.5!安価はあるのかな?」【ニューダンガンロンパV3】


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1:
白銀「心機一転新スレだよ!前スレは」
1スレ目
【安価】入間「出来たぜ白銀!性転換ライトだ!」【ニューダンガンロンパV3】
2スレ目
白銀「性転換ライト2!安価もあるよ!」【ニューダンガンロンパV3】
白銀「だよ!内容は前スレ>>583 の内容からそのまま続きになるから宜しくね!」
白銀「あと前スレ>>630で王馬くんのCVを田村ゆかりにして読んでるって言ってた人!」
白銀「そう思って読み返してみるとナイスだったので、わたしも田村ゆかりだと思うことにするね!」
白銀「一応前スレ最後付近の展開を地味に3行でまとめると」
・24時間惚れ薬
・増えるレズ
・赤松誕生祭(途中)
白銀「って感じかな?」
白銀「前スレはHTML化依頼しといたから、落ちる前に内容を振り返っておいてね」
白銀「まあ当分落ちないだろうけど…」
白銀「>>2から一応、前スレまでの内容を踏まえてキャラまとめを更新して貼っておくね!」
白銀「前スレまでを読み返すのが面倒な人は地味にそっちをチェックだね」
白銀「それではキャラ説明が終わったら、本文いきなりスタートです!」
2:
【性転換概要まとめ】(された順)
【王馬♀】
身長145.08cm
前髪と横の外にハネた髪の束はそのままに、後ろ髪は腰までの長さのストレート
胸は女の時の春川くらいの存在感(白銀談)
上着のデザインは同じだけど体にピッタリフィットしていて、スリットから白いボックスプリーツのミニスカートがチラチラ見え、太もものよくわからない紐はそのままにオーバーニーソックスを履いている
もうすぐ男に戻れるようになるので嬉しい
最近茶柱♂に言い寄られてる
【最原♀】
身長159.03cm
前髪はそのままに後ろ髪の長さは赤松くらいで黒髪ロングストレート
胸はB寄りのCカップ(赤松談)
上着は男の時の物と同じデザインで、ボタンの向きも男物のままで、ボディーラインが出るようにピッタリしたもの
下は黒のプリーツミニスカートを着用し、黒いハイソックスを履いている
外見は美少女になろうとも、女子の胸や足のガン見は欠かさない
赤松によくセクハラされているのでセクハラし返そうとすると、怒られることが納得いかない
晴れて赤松と恋人同士になった
【百田♀】
身長171.12cm
上に立っていた髪は重力に負けて下に落ち、女の時の東条くらいのショートヘアーになった
赤松と同じくらいの巨乳(白銀談)
いつもの変なジャケットの着方はそのままで、上半身の衣装は男の時着ていた物がそのままサイズが今の体にフィットしたくらい
膝丈スカートに素足
胸がパッツンパッツンで健康的なエ口さがある(白銀談)
春川と付き合っている
男に戻りたいと思っているが、春川が男のままでいると言ったのでホモップルになることを危惧している
【春川♂】
身長174.96cm
前髪はそのままに、後ろは1つに結んで腰まで流している
セーラー服はシャツになり、暗い赤色のカーディガンを着用し、黒基調のチェックのズボンを着用
髪についていたフレンチクルーラーは腕につけている
性転換されたその日の晩に百田を襲って恋人になるまでこぎつけた
百田のセコム
研究教室は光のさで物理的封印を施しており、一応、暗殺者であることは隠している
前スレの視聴者様に優しい人が多かったようで、なんとかそのまま暗殺者であることを隠し通すことができた
男のままでいるか女に戻るか今凄く悩んでいる
3:
【真宮寺♀】
身長174.84cm
髪は男の時と変わらない
胸の大きさは白銀くらい(白銀談)
漫画にいるような美人でセクシーでドSな女教官っぽい衣装(白銀談)
スリットの入ったロングスカートを着用し、上着は男の時の物とほぼ同じだけど胸の存在感がある
姉清が表人格になり、是清人格はたまにしか出ないようになった
天海と清い交際中で、天海のネックレスをつけている
是清に許可を貰ったので、女で居続ける予定
是清マジ良い奴
【天海♀】
身長166.47cm
前髪はそのままに、後ろ髪は赤松くらいの長さの毛量の多い巻き毛(ヘアーアイロンで巻きまくった感じ)
胸は白銀くらい(白銀談)
上半身は男の時に着ていた服をそのままレディースにした感じで、下はくるぶしまであるふんわりとした茶色い生地のアジアンなスカート
落ち着いた雰囲気で大学生のお姉さんっぽい(白銀談)
姉清にもらったロザリオを付けている
男に戻る予定
【入間♂】
身長186.84cm
前髪はそのままに、後ろは鎖骨くらいの長さのゆるくウェーブのかかった髪
元のピンク色より少し錆びた感じの色になった学ランを着用
女子の時につけていた太ももの装飾品がそのままズボンの上に付けられている
他にも色々スチームパンクっぽさが全開
男になって増した性欲を全て東条にぶつけている
みんなが元の性別に戻れるような発明品を開発しようと日々奮闘しており、生活面と性活面で東条に頼っている
酒のお陰で最近体調が凄く良くなった
女に戻る予定
【東条♂】
身長190cm
前髪はそのままに、後ろ髪は襟にわずかにかかるくらいの長さ
胸元の蜘蛛の巣柄と紫のタイはそのままに燕尾服になった
入間を優しく支える良きパートナーであり、みんなを支える執事
男になって体力が増え、力仕事も捗るようになったのでこのままでも良いと思っている
入間に対してとても甘くなってしまった
男のままでいる予定
【茶柱♂】
身長178.2cm
前髪はそのままに、後ろ髪の長さは肩くらいまでになった
ジャンプとかのスポーツ漫画に出てくる感じのスポーツマンイケメンタイプ
服装は、ゲーム冒頭のモブ茶柱のブレザーをそのままに、下をズボンにした感じ
性転換事件で一番得をした人物…と思いきや、先日黒幕の手によって自分も追加で性転換させられてしまった
惚れ薬の影響で王馬の可愛さに目覚め、今日もラブアタックし、女で居るように説得する毎日
夢野とは親友止まりとなるのであった
4:
【非性転換組キャラ】
【白銀】
コロシアイ生活の黒幕であり、性転換事件のクロである
上記8名を性転換したことを糾弾された際、「自分は本当はレズで、最原♀が好きで犯行に及んだ」と偽証してその場を乗り切った
本当はただ視聴者アンケート(安価)の結果で行動し、無差別に性転換させていっただけである
そしてレズではなくノンケだし腐女子
最近の楽しみは、マザーモノクマの部屋で入間の研究室のモノチッチの映像を見て、入間と東条の営みを観察すること
外見だけなら春川♂が最高に好みだが、別に百田と春川の間に入るつもりは毛頭ない
最近アンジーに言い寄られて困っている
【赤松】
女子にセクハラするのが楽しくてよくやっているが、普通にノンケ
最原とは永遠に親友止まりとなると思いきや、色々あってお付き合い開始
元々変態気味だったが、性転換事件の際白銀と長時間行動を共にしたお陰で影響されてしまって変態に磨きがかかってきた
最近、白銀にカメラを習っている
最原は最高の被写体
【キーボ】
あの事件以来、内なる声がおかしなことを言い始めたので、自分の体が何かおかしなことになってのではないかと心配している
入間にメンテナンスを頼みたいが、最近忙しいようでメンテナンスされていないので、早くどうにかならないかと思っている
みんなの性別を元の性別として見続けているので、王馬に対しても容赦ない腹パンをお見舞いした
今後、夢野がどんなに酷いロボット差別を言い続けても夢野に腹パンする日は来ないだろう
【アンジー】
最原をお婿さんにしようとしていたのに、あの事件によって最原が女になってしまったので、他のお婿さん候補を探し中
東条を口説いてみたのだが、きっぱりと断られてしまった
東条の後は春川を口説いていたが、春百は強すぎた
惚れ薬の影響で白銀のことが好きになり、レズでも良いんじゃないかと思ってきだした
【夢野】
最近転子のラブアタックがなくなり、平和な日常を取り戻した
転子とはただの親友になった
モノクマにマジック用のハトが食われて全滅してハートがブレイクした
でもキッチンにハトを持ち込んだ夢野が悪い
【ゴン太】
みんなが異性になっても特に変わらない対応をしている
東条を紳士だと思っているので、東条を尊敬している
【星】
特に以前と変わらない
らーぶらーぶなカップル達を見てたまに、在りし日の彼女との思い出を思い出してセンチメンタルになる
5:
百田♀「オレ達からのプレゼントはな…、これだ!」つ額に入った何か
赤松「……これは…!」
春川♂「…飲み会の時の写真をパズルにプリントしたんだよ」
春川♂「写真のデータは白銀に貰ったんだ」
百田♀「こないだガチャでミルクパズルっていう、宇宙飛行士の訓練なんかにも使われる真っ白いパズルが出てきてよ」
百田♀「これ何か使えるんじゃねーかと思って、ハルマキと一緒に写真を選んだんだぜ!」
春川♂「まあ、全員が写ってる写真が少なかったからさ、あんまり良いショットじゃないかもしれないけど」
赤松「凄く嬉しいよ…!」
赤松「ありがとう!百田くん、春川さん、白銀さん!」
モノクマ「それもね、印刷したのはボクなんですけど!」
王馬♀「まだ居たんだ」
モノクマ「ボクだけハブるとか酷くない?」
茶柱♂「モノクマーズもハブっちゃってますけどね…」
モノクマ「あんなのとボクを一緒にしないでよね!」
モノクマーズ「「お、お父ちゃん…」」in食堂の隅っこ
6:
百田♀「勿論飾ってても良いんだけどよ、折角パズルなんだから遊んでくれよな!」
赤松「私に完成させることが出来るかな?」
春川♂「もし出来なかったら百田に頼めばいいんだよ」
春川♂「百田は白一色のパズルだって出来るんだからさ」
赤松「うん、じゃあその時は百田くんにお願いしちゃおうかな」
百田♀「おう!任せとけ!」
赤松「最原くん、今度一緒にこのパズルしようね!」
最原♀「うん!」
東条♂「…私からのプレゼントは、この料理ってことでも良いかしら?」
東条♂「ごめんなさいね。いつもより良い物を食べてもらおうと準備したのだけれど、準備に時間のかかる物ばっかりだったから…」
赤松「私、東条さんのお料理は大好きだし、こんなご馳走をみんなで食べられるなんてとっても幸せだから、勿論お料理だってプレゼントになりえるよ!」
東条♂「それは良かったわ。ありがとう赤松さん」
赤松「こちらこそ!」
7:
王馬♀「えっとー、オレと茶柱ちゃんはケーキを作ったから、それがプレゼントってことでいいよね?」
茶柱♂「す、すみません、プレゼントを用意する時間がなくて…」
赤松「これ3つとも2人で作ったの?」
茶柱♂「ええ、まあ…。たまに東条さんに手伝っていただきましたが…」
赤松「でも凄いよ!後でみんなで有難くいただかせてもらうね!」
茶柱♂「はい!」
王馬♀「あ、ちなみに、ケーキのどれか1つのどこかにソラマメ入れたから、みんな奮って当ててね!」
茶柱♂「え!いつの間にそんなことを!?」
キーボ「ケーキにソラマメですか…」
王馬♀「キー坊は絶対当たらないよ!だって食べられないんだから!」
キーボ「……」
最原♀(とても寂しそうな顔をしている…)
東条♂「ソラマメ……フェーヴね」
王馬♀「うん、そうだよ」
赤松「えっと、フェーヴって?」
8:
東条♂「一応、本来はそのままソラマメの意味なのだけれど…、フランスのお菓子のガレット・デ・ロワに入っている陶器製の小さな人形のことよ」
東条♂「公現節の日に家族でガレット・デ・ロワを切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は祝福を受け、1年間幸運が継続すると言われているの」
東条♂「今ではフェーヴに使用されるのは陶器製の人形だけれど、昔はソラマメを使用していたことからその名称がそのまま付いたのよ」
真宮寺♀「ちなみに、ガレット・デ・ロワの起源は古代ローマにも遡るヨ…」マスクON
真宮寺♀「サートゥルヌス神を祀る農神祭で豆を1つ入れたケーキが出され、豆が当たった出席者を宴の王とする習慣があったそうだヨ」
真宮寺♀「この風習はブルボン朝の初期にも見られ、ルイ14世の宮廷においても行われていたらしいネ」
真宮寺♀「宮廷に出入りしていた者が奮って参加をしていたそうでネ、見事フェーヴを当てたれた者は王に対して願いを聞き入れてもらう権利を得られたそうだヨ」
王馬♀「要するに、王様ゲームの起源みたいな感じだね」
赤松「なるほど!MAX20へぇボタンだよ!」
最原♀(古いよ赤松さん…!)
9:
東条♂「…王馬君、分かっていると思うけど…」
王馬♀「大丈夫だよ、後でね」
王馬♀「さて、次は星ちゃんの番だね!星ちゃんのプレゼントは何かな?」
星「…生憎だが俺は用意していない」
星「俺みたいな死刑囚から贈り物なんざ貰ったところで迷惑だろうからな」
赤松「そ、そんなことないよ!」
赤松「星くんからプレゼントが貰えなくてちょっと残念だよ」
赤松「……じゃあさ、プレゼントが無い代わりに、私のお願い聞いてくれる?」
星「お願い…?」
赤松「うん。私のピアノを聴いてさ、感想くれないかな?」
赤松「なかなか無いんだよね、私の演奏を聴いてくれる人に直接感想を聞ける機会が」
赤松「1人で練習してるか、コンサートとかが多いからさ」
赤松「だから、貴重な意見として聞きたいんだよ、星くんの感想がさ」
赤松「…駄目、かな?」
10:
星「…ピアノを聴くのは構わねえが、俺は芸術的なことはさっぱりだからな」
星「赤松がそれでも構わねえってんなら俺はいいぜ」
赤松「うん!それで大丈夫だよ!」
赤松「えへへ、宜しくね!」
白銀「その演奏、今しない?」
赤松「えっ?」
白銀「ここでわたしのプレゼントその2だよ!さあ受け取ってよ!」つ袋
赤松「…これは…」袋から取り出す
赤松「パーティードレスだね」
白銀「うん!ピアノを弾く赤松さんに似合うと良いなって思いながら作った、ちょっと大人な感じのドレスだよ。あと袋の底の方にヒールも入れてるよ」
赤松「…そんなこと思いながら作ってくれたんだね…」
赤松「ありがとう…!」
モノクマ「はいはい、いい感じに盛り上がってきましたね」
モノクマ「ここで君達にスペシャルなプレゼントを用意しましたー!」
最原♀「スペシャルなプレゼント?」
モノクマ「テラスの方から外に出てご覧よ」
赤松「外?」スタスタ…ドアガチャッ
11:
赤松「……ピアノだ…」
赤松(テラスを降りてすぐのところに、グランドピアノが置いてある)
赤松(近づいてみると、私の研究教室にあるものとは別の物だとわかる)
赤松(鍵盤をポンポンと叩いてみる)
赤松(…調律は完璧みたい)
白銀「モノクマもなかなか粋なことしてくれるね」
モノクマ「うぷぷ、演出って必要だよね」
モノクマ「だって普通に研究教室で弾いてたって、絵面がつまんないもんねー!」
赤松「…みんな…」
白銀「折角だし、弾いてくれたら嬉しいな」
入間♂「飯のBGMにしてやるよ」
ゴン太「ゴン太も赤松さんの演奏、聴きたいな」
キーボ「赤松さんの素晴らしい演奏を録音したいと思います!」
星「フッ…感想を言う約束だからな」
春川♂「早く着替えてきて弾きなよ」
夢野「ウチも音楽のことはよく分からんが、赤松の演奏を聴きたいと思っておるぞ」
12:
百田♀「ジュピターとかならオレも知ってるぜ!良かったら弾いてくれよな!」
赤松「えっと、どのかな?」
百田♀「色々あんのか…、なんか壮大な宇宙を感じる曲の方だ!」
赤松「……ホルストの方かな?多分」
茶柱♂「転子は以前にも聴かせていただいた、ジュ・トゥ・ヴがまた聴きたいですね!」
東条♂「あら、リクエストの流れかしら?」
東条♂「それじゃあ私はバッハの『主よ、人の望みの喜びよ』とかをお聴かせ願いたいわ」
天海♀「じゃあ俺はシューマンのトロイメライでお願いします」
真宮寺♀「では私も……ショパンの英雄でお願いするわ」
アンジー「んー、夜だし何か夜想曲とかいいんじゃないかなー?」
王馬♀「あのね、夜想曲っていうのは夜を想う曲のことなんだよ?」
王馬♀「社交パーティーがお開きになって帰る時に『あー今日も楽しかったー!夜が明けちゃうとか、なんか寂しいなー』っていう気持ちを表したのが夜想曲(ノクターン)なんだよ」
王馬♀「だから『夜だから夜想曲』っていうのはおかしいよ、明け方の曲なんだから」
アンジー「なるなる、2へぇだねー!」
王馬♀「少な…」
王馬♀「あ、オレはリストの超絶技巧練習曲第4番ニ短調マゼッパが聴きたいな!折角の超高校級のピアニストの生演奏だもん!勿論第2稿でよろしく!」
赤松(24の大練習曲……!;)
13:
最原♀「…僕は勿論、ドビュッシーの月の光がいいな」
最原♀「もし良かったらだけど、聴かせてくれないかな?」
赤松「……うん、いいよ!勿論だよ!」
赤松「ふふっ、みんながリクエストしてくれるなんて嬉しいな」
赤松「王馬くんは悪意しかないリクエストだけど…」
王馬♀「えー?純粋に聴いてみたいだけだよ。オレは作曲家の中でリストが1番好きだからね!」
赤松「まあ、いいけど…」
赤松「それじゃあ私、着替えてくるね!みんなは先に食べてていいよ!」
東条♂「リクエストしておいてなんだけれど、赤松さん空腹は大丈夫かしら?」
赤松「うん、全然平気だよ!曲の合間にちょこちょこ食べさせてもらおうかなって思ってるし」
赤松「ほら私、ピアノ馬鹿だし…」
赤松「友達にこんなにピアノを聴きたいって言われたの、初めてで嬉しいんだよね!」
赤松「嬉しくて空腹なんて吹っ飛んじゃうよ!」
東条♂「そう、なら良いのだけれど。無理はしないでね」
赤松「うん、大丈夫だよ!」
赤松「じゃあみんな、また後でね!」ドアパタン
14:
全員「……」
東条♂「王馬君、フェーヴはどこかしら?」
王馬♀「このイチゴの下だよ」
東条♂「了解したわ」
キーボ「え!場所言っちゃうんですか!?」
春川♂「普通に考えて、主役の赤松に当たるようにすべきでしょ」
春川♂「そんなの私でもわかるよ」
キーボ「でもなんだか八百長みたいじゃないですか?」
天海♀「フェーヴは本家フランスでも子供にそれが当たるように大人たちがしていますから、まあそんなもんっすよ」
百田♀(そういうもんなんだな…)
キーボ「そ、そうなんですね…」
王馬♀「キー坊はロボットだからそういう人間の心遣いみたいなのが分かんないんだろうねー、ロボットだから!」
キーボ「何で2回も言ったんですか」
15:
入間♂「ていうかそろそろ食っていいか?」
東条♂「…まあ、赤松さんも先に食べて良いと言っていたし、食べなければ逆に気を使わせてしまうかもしれないわ」
東条♂「みんな、少し食べましょう」
東条♂「もし冷めて美味しくなくなってしまった物があったら言って頂戴。温め直すわ」
入間♂「斬美の料理は完璧だからな、冷めても上手いぜ!」b
東条♂「ふふ、ありがとう入間さん」
みんなで小皿に料理を取り分ける
赤松「みんな、お待たせ!」ドアバーン
星「随分早いじゃねーか」
赤松「早く戻ってきたかったから、倉庫で着替えてきちゃった!」
赤松「あ、一応トイレの鏡でざっとチェックだけしてきたけどね?ダッシュで」
茶柱♂「あの、一応ヒールですし無理なさらないでくださいね;」
赤松「ちょっとくらい平気平気!」
赤松「あ、ねえ最原くん!これ、どうかな?変じゃないかな…?」クルッと回ってドレスを見せる
16:
最原♀(赤松さんの今着ているドレスは彩度の低い落ち着いた紫色とピンク色をしたツートンカラーのドレスだった)
最原♀(恐らく白銀さんは、普段の赤松さんの制服のニットとスカートの色からそのままインスピレーションを受けたんだろう)
最原♀(紫色のスカートの上にピンクの布が何段もの大きなフリルを作って縫い付けられており、色で落ち着いた雰囲気をもたせたものの、そのフリルと胸元の大きなリボンで少女らしさもあるように見受けるデザインだった)
最原♀(…赤松さんが僕にドレスを見せる為に回った時、紫の布地とピンクの布地がしっかり下まで縫い合わされていないようで、スリットが深く入っており、脚が見えて少しドキッとしてしまった)
赤松「……あ、あの、最原くん…。やっぱり変なのかな?これ…」
最原♀「あ!ご、ごめん…。その、つい見とれちゃってて…」
赤松「…見とれてくれてたんだ」
赤松「ふふ!ありがとう!///」
最原♀「ごめんね、なんかまともな感想が出てこなくて…」
最原♀「えっと、凄く可愛いです…///」
赤松「…直球な感想を言われちゃうと、それはそれでなんか照れちゃうね…///」
2人「……///」
2人以外の全員「……」モグモグ
17:
王馬♀「…ねえ、そろそろ弾かない?」
赤松「!そ、そうだったね!よし、頑張って弾くね!」
赤松「まずは百田くんリクエストのホルストのジュピターから弾くね!」
東条♂「テラスを開けっぱなしにして、みんな、テラスの方で立食しましょう」
百田♀「それに賛成だぜ!まあ折角だし近くで聴きたいからな!」
入間♂(ていうか白銀の研究教室から酒持ってくりゃ良かった…)
最原♀(それから赤松さんはジュピター、ジュ・トゥ・ヴ、主よ、人の望みの喜びよ、トロイメライ、英雄、夜想曲第2番、月の光…と、食事休憩を挟みながら弾いていってくれた)
ーーー
赤松「……」食事休憩中
最原♀「…赤松さん、何か顔が恐いけど大丈夫?」
赤松「う、うん…、次に弾くマゼッパのことをちょっと考えてて…」
赤松「うーん…」指ストレッチ
最原♀「難しい曲なんだね…?」
赤松「うん。…第3稿なら私もたまに演奏するんだけど、王馬くんの指定した第2稿はね……」モグモグ
赤松「ピアノの巨匠たちが演奏不可能って言ってる曲で、リスト自身が演奏してもちょっと厳しいって言われてる曲なんだよね…」
赤松「…一応、演奏してる人もいるけどね…」
最原♀(作曲者でも難しい曲なのか……)
18:
最原♀「…第3稿を弾いても誰もわかんないんじゃないかな?」
赤松「だ、駄目だよ!ぜんぜん違う感じだから分かる人にはすぐ分かっちゃうし、それに折角リクエストしてくれたんだし、私頑張って弾くよ」
王馬♀「そうそう!頑張って駄目ならいいけど、最初からズルなんて考えたら駄目だよ?」
最原♀(いつの間に近くに居たんだ…)
王馬♀「ていうかそろそろケーキ食べない?」
王馬♀「オレ デザートな気分なんだけど、主役の赤松ちゃんが食べたいって言ってくれないとさ…ね?」
赤松「そうだね、じゃあ東条さんに切ってもらおうか」
東条♂「じゃあ、冷蔵庫に戻して冷やしておいたケーキを持ってくるわね」スタスタ
入間♂「ホントに食えるんだろうな…?」
茶柱♂「一応転子が味見しましたので、多分大丈夫なハズです!」
東条♂「私も少し手伝ったから味は保証するわ」
入間♂「じゃあ大丈夫だな!」
王馬♀「……」
19:
茶柱♂「本当はケーキに立てる蝋燭でもあれば良かったのですが…」
赤松「無いものは仕方ないよ」
キーボ「それでは蝋燭はありませんが、改めてハッピーバースデーの歌を…」
白銀「蝋燭無いならもう切っちゃっていいんじゃないかな!?」
最原♀「それに賛成だ!」
  同
  意
最原♀(キーボくんを歌わせてはいけないからな…)
白銀(超初期の海外ボカロでももっとまともに歌うってのに、キーボくんのアレはなんなんだろうね…)
白銀(声は柿原っぽくていい感じなのに…)
東条♂「じゃあ切り分けるわね」
王馬♀「3つのケーキを15人で食べるわけだから、1つのケーキを5等分に宜しくね!」
キーボ「……」ショボーン
東条♂「……切るわね」
20:
東条♂「切り分けが終わったわ」
東条♂「はい、赤松さんの分よ」
赤松「ありがとう!」
最原♀(確かあれにはソラマメが入ってるんだよな…)
東条♂「はい、最原くんも」
最原♀「ありがとう、東条さん」
夢野「…全員に行き渡ったようじゃな」
キーボ「……」寂しそうな顔
夢野「…んあー、そんな顔をされては食いにくいわい」
キーボ「スイマセーン…」
天海♀「皆さん、覚えてますよね?フェーヴが入ってたらその日から1年間幸運が継続するっす」
王馬♀「ちゃーんと王冠も用意しておいたから、当たった人は教えてね!」
茶柱♂「…王冠とは?」
天海♀「フェーヴが当たった人は王冠を被って祝福されるんすよ」
茶柱♂「ほほう」
21:
王馬♀「ちなみに王冠はこちらでーす」つガムテームの芯に金の折り紙を切って貼って作った物
入間♂「それを王冠って…、ガキの工作じゃねーかよ」
王馬♀「オレ的には温かみを出そうと思ってあえてこんな感じに仕上げてみたんだよ」
入間♂「オメーの手先が不器用なだけじゃねーのか?」
東条♂「よく出来ていると思うわ」
入間♂「まあこういうのもアリだよな」
王馬♀「おい」
白銀「そのままだと戴冠してもすぐ落ちちゃいそうだから、ここに何故かあるカチューシャにくっつけるね」ちゃちゃっとガムテで合成
真宮寺♀「…じゃあそろそろケーキを頂きましょうか」
赤松「いっただっきまーす!」
全員「……」ジーッ
赤松「…あれ?みんな食べないの?」
最原♀「た、食べるよ。いただきます」パクッ
ゴン太「いただきます!」モグッ
22:
真宮寺♀「私が食べさせてあげるわ。はい、あーん…」
天海♀「あーん…、いやー美味しいっすね」モグモグ
茶柱♂「それは良かったです!」
茶柱♂「転子と王馬さんの愛の結晶ですからね!」
王馬♀「東条ちゃんも手伝ってくれたよね?」
茶柱♂「はっ!そ、そうでした!失礼しました!」
東条♂「私は構わないわ」
王馬♀「オレは構うよ」
白銀「じゃあ、茶王with東条さん作ってことで」
王馬♀「変なまとめ方しないでよ!大体なんでオレが後ろなんだよ!」
白銀(そりゃあ、今の状態だと完全に受けだから…)
赤松「……」モグモグ
赤松「……あれ?」
最原♀「もしかして、フェーヴが入ってたとかかな?」
赤松「う、うん。なんか突然豆が…」
23:
真宮寺♀「あら、当たりなようね」
天海♀「やりましたね」
茶柱♂「おめでとうございます、赤松さん!」
ゴン太「おめでとう!」
星「フッ、良かったじゃねーか」
百田♀「お、おお!今日主役の赤松に当たるなんてすげー偶然だな!」
春川♂(ちょっと下手すぎるよ百田…)
夢野「んあー!めでたいのう!」
キーボ「これで赤松さんは これから1年幸運ですね!」
アンジー「1年は終一とラブラブでいれるってことじゃないかなー?」
入間♂「オレ様と斬美のラブラブ度には及ばねーだろうがな!」
東条♂「おめでとう、赤松さん」
王馬♀「じゃあ折角だし、最原ちゃんが戴冠してあげなよ」つ王冠
最原♀「え、僕?」
白銀「おお、いいねいいね!」カメラ構え
24:
最原♀「……えっと、じゃあ、赤松さん」
赤松「はい!」
最原♀「おめでとう。今年1年赤松さんに幸運が訪れますように…」王冠カチューシャをつける
最原♀(…とかでいいのかな?なんて言えばいいのかわかんないや…)
赤松「うん、ありがとうございます!」ニコッ
最原♀(……可愛い…)
アンジー「楓は今ドレス着てるし王冠被ってるしで、まるでお姫様だねー!」
赤松「お、お姫様!?」
アンジー「うん、綺麗だよ楓ー!」
赤松「あ、ありがとう…///」
最原♀「そうだね、絵本のお姫様みたいだよ」
赤松「も、もう、最原くんまでそんな恥ずかしいことを…///」
王馬♀「……じゃあ今年最初の運試し、マゼッパをミス無く弾けるかそろそろいってみよっか!」
赤松(折角忘れてたのに…!;)
25:
赤松「……うー…、神様仏様リスト様ハワード様お願いします、ちゃんと弾けますように!」指わきわき
王馬♀「…レスリー・ハワード?ならまだ生きてるよね?」
ーーー
赤松「…………」演奏終了
最原♀(燃え尽きてる…)
赤松「ゆ、指が間に合わない……からちょっと遅くなる…、し、普通にミスもしまくっちゃった…」指わきわき
最原♀「……いや、でもあの動きと弾き方は凄いよ…」
王馬♀「オレからしたら暗譜してるだけでも凄いよ!」
王馬♀「指の動きもえげつなかったね!さっすが超高校級のピアニストだよ!」
赤松「…………」
東条♂「素晴らしい演奏だったように思うわ。感情も込められていて丁寧に引き上げていたように見えたもの」
赤松「第3稿!第3稿の方弾くよ!こっちの方が元々演奏会向きだしね!」演奏開始
最原♀(赤松さんはそう言って再び、超絶技巧技術をもって弾き始めた…)
26:
演奏終了
真宮寺♀「凄かったわね…」
天海♀「ええ。それにやっぱり第2稿とは違うんすね」
王馬♀「オレは第3稿の方が好きだな」
最原♀(じゃあ何で第2稿をリクエストしたんだ…)
星「…赤松、いい演奏だったぜ」
赤松「本当!?ありがとう、星くん!私もこっちの方がちょっと自信あるんだよね!」ゼーハー…
東条♂「赤松さん、お疲れ様。飲み物を飲んだほうが良いわ」つオレンジジュース
赤松「ありがとう!ふー、いい汗かいたー…」ゴクゴク
最原♀(ピアノってスポーツなんだな…)
306:
最原♀「赤松さん、お疲れ様」
赤松「最原くん!ありがとう…」
白銀「そういえば百田くんと春川さんのプレゼントのパズルの写真見て思ったんだけどさ、まともな集合写真撮ってないし、折角だから今から撮っちゃわない?」
茶柱♂「良いアイデアですね!」
ゴン太「ゴン太も賛成だよ!」
白銀「じゃあ赤松さん、室内に入ってきて!外だと暗くてフラッシュで撮らないといけないからさ…」
白銀「1灯フラッシュ直接当てのみの写真、わたし好きじゃないんだよね…」
赤松「え!写真!?ま、待って!汗拭くから!」
東条♂「おしぼりよ。使ってちょうだい」つおしぼり
赤松「ありがとう東条さん!」汗拭き拭き
白銀「じゃあ赤松さんをセンターにして並んで並んで―!」カメラ構え
星「おい、白銀は入らねーのか?」
白銀「えっと…、誰かが撮影しないといけないし、わたしはいいよ」
アンジー「アンジーは つむぎと一緒に写りたいなー」
星「なら俺が撮る。写真は上手くはねーが、三脚代わりにシャッターを押すだけなら俺でもできるからな」
赤松「うーん…、私は星くんとも一緒に写りたいな…」
307:
王馬♀「じゃあモノクマに頼んだらいいんじゃないかな?」
モノクマ「え!ボク!?この会を盛り上げるために散々努力してあげた、このボクを今度は三脚代わりに使っちゃうってわけ!?」
モノクマ「…まあ良いですけど…」ショボーン
モノクマ「はいはい、じゃあ白銀さんも入って入って」
白銀「う、うん。宜しくね、モノクマ」つカメラ
モノクマ「みんなもうちょっと寄って寄って。あ、前の列の人は座っちゃってね」
赤松「えっと、私は…」
真宮寺♀「ドレスで床に座るのもあれだし、立ってて良いと思うわよ」
赤松「それじゃあ立ってるね」
最原♀「隣、いいかな?」
赤松「勿論だよ!」
キーボ「最原クンは身長的に前列では…?」
夢野「キーボよ、空気を読むのじゃ…」
王馬♀「読めるわけないよ、ロボットだし」
キーボ「むむっ…」
308:
モノクマ「はい撮るよー」パシャッ
春川♂「…急に撮るんだね」
モノクマ「もう何枚か撮るよー」パシャッパシャッ
白銀「も、モノクマ!スリーカウントダウンしながら撮ってくれると嬉しいんだけど…」
白銀「こっちもまばたきしないようにとか気を使えるから…」
モノクマ「大丈夫大丈夫!似たような写真何枚か撮ってるからさ、誰かがまばたきしてたら まばたきしてない写真から顔を持ってきてフォトショで切り貼りすればいいんだよ」
モノクマ「学校や結婚式の集合写真を撮るプロのカメラマンだってそうしてるし」
白銀「それするのって多分わたしだよね?手間が増えるなぁ…」
モノクマ「じゃあ次、みんな何かポーズしてよ」
赤松「…ピースでいいかな?」
モノクマ「普通だなぁ…。ボクもモブの写真撮ってるわけじゃないんだからさ、もっと奇抜なのないの?」
最原♀「もう、ピースでいいだろ。早く撮ってよ」
モノクマ「もー、仕方ないなあ。はいはい撮りますよっと」パシャパシャパシャッ
夢野「何故連射をしたのじゃ…」
モノクマ「まばたき対策だから?」
309:
モノクマ「あ、夢野さん全部目つぶってるね」
夢野「んあー!?と、撮り直すのじゃ!」
モノクマ「もう充分数撮ったでしょ。それじゃあボクは帰るね」
夢野「待つのじゃ!」
モノクマ「あ、外のピアノは朝までに回収しとくからそのままでいいよ」つカメラ返却
モノクマ「それでは皆さん、おやすみなさーい」ボヨヨーン
夢野「んあーーー!!」
茶柱♂「ゆ、夢野さん、落ち着きましょう!」
茶柱♂「きっと白銀さんがいい感じに合成してくださるハズです!」
白銀「え!?」
夢野「……ついでにいい感じに顔を可愛く加工してくれても良いぞ?」
白銀「いや…、コスプレ写真じゃないからさ、そういうのは弄らないよ…」
夢野「…んあー…」
310:
東条♂「さあ、そろそろお誕生会もおしまいとしましょうか」
赤松「うん。みんな、今日は本当にありがとうね!」
赤松「急だったのに、こんなに色々プレゼントを用意してくれて嬉しかったよ」
赤松「ピアノもいっぱいみんなに聴いてもらえたし、すっごく最高の会だったよ!」
赤松「また来年も…っていうのは無理だろうけど、またこんな楽しいことをみんなと一緒に出来たらなって思うんだ」
天海♀「また来年もしても良いんじゃないんすか?」
赤松「えっ?でも…」
真宮寺♀「ここを脱出した後でも、またみんなで集まれば出来るものね」
赤松「……うん、そうだよね」
赤松「私の誕生会だけじゃないよ。みんなのお誕生日も一緒にお祝いできたら嬉しいな!」
夢野「16人分の誕生日を毎回祝うとなると、1月に1回は顔を合わせることになりそうじゃな」
ゴン太「いいんじゃないかな?ゴン太、みんなに会えると凄く嬉しくなると思うんだ」
アンジー「主は言いました…。なんならなんかもうLINEグループでも作成してチャットしまくってはどうかと」
キーボ「まあ、毎回みんなのお誕生会に全員が出席できるとは思えませんしね」
311:
最原♀「というか…、キーボくんって誕生日あるの?」
キーボ「ムッ!ロボットにだって誕生日くらいあります!10月29日です!」
王馬♀「誕生日っていうか、製造日じゃない?」
夢野「言えておるのう」
キーボ「ロボットだって完成した日を誕生日と言ってもいいじゃないですか!それとも生物にしか適用されないと言うんですか!?」
キーボ「それはロボット差別ですよ!!」ビシッ
星「フッ、ここを出た後も…か」
真宮寺♀「あ…、ごめんなさい、私…」
星「いや、いい。お前らだけで楽しんでくれや」
真宮寺♀「本当にそんなつもりは…」
星「俺の方こそ水を差すようなことを言っちまって悪かった」
星「どうやらお前らと過ごした日々が思いの外楽しかったみたいでな、つい疎外感を覚えちまった」
星「…クールじゃねえな」スタスタ…ガチャッパタン
312:
天海♀「星君……」
真宮寺♀「ごめんなさい、私が…」
天海♀「いや、俺もっす…」
赤松「元はと言えば私の発言のせいだよね…」
最原♀「…誰のせいでもないよ」
東条♂「そうよ。それに星君には面会に行けばいいもの」
春川♂「…ねえ、こんな話したってしょうがないよ」
春川♂「私も帰るね」スタスタ…ガチャッパタン
百田♀「お、おい待てよハルマキ!じゃあオレも帰るわ」タッタッタッ…ガチャッパタン
東条♂「…私は後片付けをするわね」
天海♀「俺も手伝うっす」
真宮寺♀「じゃあ私も手伝うわ」
入間♂「はー…、すっかり辛気臭くなっちまったじゃねーか」
313:
入間♂「おい白銀!酒だ!酒を飲ませやがれー!」
白銀「え!今日も飲むの…?」
白銀「うーん…、ごめんね。わたしも今日ははしゃぎすぎちゃって疲れたから、もう寝たいんだよね…」
白銀「お酒は勝手に持って行っていいよ」
白銀「ただ、今日は研究教室の方では飲まないでね。見てない所で散らかされても困るからさ…」
入間♂「チッ、しかたねーな。それで妥協しといてやるよ」
王馬♀「じゃあオレも貰って行こっかな―」
茶柱♂「ま、また飲まれるのですね…」
茶柱♂「仕方ありません。転子もお付き合いしましょう!」
王馬♀「別に無理しなくていいよ?」
茶柱♂「いえ、お気遣いなく!これは転子の肝臓を丈夫にする為の訓練ですから!」
王馬♀「…ほんと程々にね?」
茶柱♂「はい!お気遣いいただき、ありがとうございます!」
キーボ「ではボクももうやることがないので、おやすみさせていただきますね」
ゴン太「今日はとっても楽しかったよ!みんなありがとう!」
夢野「んあー…、もうすぐマナが切れそうじゃ」
夢野「眠ってマナを蓄えるとするかの」
314:
最原♀(みんなぞろぞろと食堂から出ていってしまった)
最原♀「……えっと、僕も後片付けの手伝いしようかな」
赤松「最原くん」服の裾をつかむ
赤松「私がお昼に言ったこと、もう忘れちゃったかな?」
最原♀「お昼に…」
赤松『今日はずっと私と一緒に居てくれないかな?』
最原♀「えっと、でも、大変そうだし片付けを手伝った方が良いと思うから…」
赤松「……」ジーッ
天海♀「…最原君、彼女が頼んでるんだから一緒に居てあげましょうよ」
真宮寺♀「ええ。片付けは3人で充分足りているから、こっちに気を使わなくても大丈夫よ」
最原♀「…そう?それじゃあ天海くん、真宮寺くん、東条さん、お疲れ様。おやすみなさい」
赤松「おやすみなさい!」
天海♀「おやすみなさい」
真宮寺♀「おやすみなさい。…キッチンの方に居る東条さんにも伝えておくわね」
赤松「ありがとう。じゃあ最原くん、みんなから貰ったプレゼント持つの手伝ってね!」
最原♀「う、うん」
赤松「あと倉庫の方に脱ぎ散らかしてる服も回収しないとね」スタスタ…ドアガチャッ
最原♀(こうして赤松さんのお誕生日会は終わった)
315:
ー翌朝、王馬の部屋ー
王馬♀「ほら!放送も鳴ったしとっとと起きろよ酔っぱらい!!」ベシベシッ
茶柱♂「うーん…、はっ!ここは…!?」
王馬♀「オレの部屋だよ。昨日飲んでてそのまま寝ちゃったの覚えてないの?」
茶柱♂「え!ということは転子、彼女の部屋にお泊りしちゃったってことですね!?きゃっ!///」
王馬♀「オレに力があったら部屋まで引きずり戻してやったとこだけどね」
茶柱♂「照れなくてもいいんですよ?」
王馬♀「何もないから照れる必要もないんだけどね」
茶柱♂「お布団までかけてくれてるじゃないですか」
王馬♀「オレの部屋で風邪引かれても困るし」
茶柱♂「転子知ってます!それはツンデレというやつですね!」
王馬♀「早く自分の部屋に戻ってシャワー浴びて朝ご飯食べに行きなよ」
茶柱♂「早くシャワー浴びてこいよ…ですか…///ついに転子も社会勉強する日が来たのですね…!」
王馬♀「…オレさ、茶柱ちゃんと漫才する気はないんだけど…」
茶柱♂「転子が突っ込む方ですね!」
王馬♀「ボケ倒してるんだよなあ…」
王馬♀「ていうかオレ、そろそろ食堂に行きたいから早く部屋から出ていってよ」
王馬♀「鍵かけらんないから」
茶柱♂「おっと、それは失礼しました!」ワタワタ…
茶柱♂「ではまた後ほど食堂で!」
王馬♀「…うん」
316:
ーーー
ピンポーン
王馬♀「……はい」
茶柱♂『転子です!何で転子が朝ご飯食べに行くまで食堂に居てくれなかったんですか?』ドア越し会話
茶柱♂『折角お付き合いしてるというのに…、転子寂しかったです!』
王馬♀「めんどくさっ…」
茶柱♂『…というか、普通に真面目なお話があるので開けてもらえませんか?』
茶柱♂『本当は食堂でしようと思っていたのですが、できませんでしたので…』
王馬♀「……何?」ドアガチャッ
茶柱♂「もうそろそろ入間さんの発明品が完成しますので、転子は王馬さんが男死に戻ってしまわないように説得しに来ました」
王馬♀「茶柱ちゃんがオレを説得できると思ってんの?」
茶柱♂「はい、勿論です!」
茶柱♂「王馬さんが男死に戻りたい理由、もしくは女子で居たくない理由というものがあると思うのですが…」
茶柱♂「それさえ解消できれば、王馬さんは女子のままで居てくれると転子は踏んでいます!」
茶柱♂「というわけで、女子で居続けたくない理由をお聞かせ下さい!」
317:
王馬♀「茶柱ちゃん程度に解決できるようなもんじゃないと思うけど」
茶柱♂「とりあえずお話を聞かせてもらいたいです」
王馬♀「…わかったよ、入って」
茶柱♂「お邪魔します!……まだお部屋がお酒臭いですね…」
王馬♀「仕方ないじゃん…」
茶柱♂「それで、理由は何なのでしょうか?」
茶柱♂「王馬さんが女子になってひと月ほどが経ってます」
茶柱♂「性転換してしまった当初とは違い、女子の体にはだいぶ慣れ、もう抵抗は無いのでは?」
王馬♀「まあ確かに、この体での生活にももう慣れちゃったけどさ…」
王馬♀「オレがどーーーーーーーーしても女で居たくない大きな理由が、2つあるんだよね」
茶柱♂「2つですか、女子の味方である転子が必ず解決してみせましょう!さあ、言って下さい!」
王馬♀「…………いや、やっぱなんか、言いたくないな…」
茶柱♂「ここまで来てですか!?」
茶柱♂「王馬さんは今は女子なんですから、どんなに生々しい話をされてもセクハラにはならないので安心して相談してくれていいんですよ?」
王馬♀「なんで生々しい話前提なの」
318:
王馬♀「……いや、その……あれが…」
茶柱♂「どれですかね?」
王馬♀「……生理がつらい…」
茶柱♂「やっぱり生々しい話じゃないですか!」
王馬♀「生々しいとか大声で言うなよ!恥ずかしい!!」
茶柱♂「しかし生理は女子の宿命です…」
茶柱♂「今の転子に出来ることと言えば、生理を10ヶ月程度止めてあげることだけですね」
王馬♀「え?どうやって止められるの?」
茶柱♂「あ、すみません、冗談のつもりでした。まさか分からないとは思いませんでした、本当にすみません、どうか忘れて下さい」
王馬♀「いや、どういうこと?マジで知りたいんだけど」
茶柱♂「そういう反応されると逆に困ってしまうので、本当に勘弁してください…」
王馬♀「でも…」
茶柱♂「話を戻しましょう!辛いということであれば、痛みが軽減されれば良いということですよね?」
王馬♀「まあ、止められないならそうだね」
茶柱♂(止められないことはないんですけどね…)
319:
茶柱♂「基本的にはやはりお腹を冷やさないことでしょうか」
茶柱♂「腹巻きを巻いたり、あとは食生活に気を使ったりですね」
茶柱♂「食べると体が冷えてしまう生野菜を避けたり、飲み物も温かい物を飲んだ方が良いですね」
茶柱♂「ちなみに、温かいからといってコーヒーやココアを飲むのは絶対に駄目です!余計お腹の痛みが強くなってしまいます」
茶柱♂「チョコレートや油ものの料理は駄目ですね、これもお腹が痛くなってしまいます」
王馬♀「食べるもの無くなっちゃうんだけど…」
茶柱♂「それ以外の物でしたら大丈夫ですよ」
茶柱♂「それと、酷い時でなければそれらを飲み食いしてもわりと大丈夫ですし、なんなら鎮痛剤を飲んでしまえば一発で治ります」
王馬♀「結局薬なんだ…」
茶柱♂「あと、普段から運動をしてればあまり痛くはならないそうですよ」
茶柱♂「というわけで王馬さんもネオ合気道を始めましょう!」
王馬♀「えーやだー…」
茶柱♂「何はともあれこれで1つ目のお悩み解決ですね!」
王馬♀「……まあそういうことでもいいけどさ、次はほんとに絶対解決できないよ」
茶柱♂「女子の悩みを解決することが転子の使命です!」
茶柱♂「さあ、言ってみてください!」
320:
王馬♀「女になったせいで身長が縮んだから嫌だ」
茶柱♂「……それで?」
王馬♀「…終わりだよ!なんでこんなに小さくされないといけないんだよ!」
茶柱♂「可愛いじゃないですか145cm!」
王馬♀「嫌だよ!オレ男子高校生だよ!?」
茶柱♂「今は女子ですよ」
王馬♀「そうだけどさ!それでもちっちゃいし!!」
茶柱♂「…確かにこの悩みは転子では厳しそうですね…」
王馬♀「でしょ?」
茶柱♂「……夜更かしを止めて牛乳を飲むところから始めましょうか」
王馬♀「今更じゃん…」
王馬♀「やっぱり手っ取り早く身長伸ばすというか戻すには男に戻ることが1番なんだよ」
茶柱♂「それにしても王馬さんがそんなに身長にコンプレックスを持っているとは思いませんでした…」
王馬♀「そりゃ気にするよ、オレだって男だし」
茶柱♂「……身長小さい女子は守ってあげたくなるような可愛さがありますよ?」
王馬♀「オレは夢野ちゃんとか見てもなんも思わないけど?」
茶柱♂「夢野さんもあんなに可愛らしいのに…」
321:
茶柱♂「あ!解決法をひらめきました!」
王馬♀「えっ」
茶柱♂「困った時の入間さんです!入間さんに身長の伸びる薬とかを発明してもらいましょう!」
王馬♀「…いや、そんな凄い物を発明できてたら、とっくに特許取って市場に出回りまくってるでしょ…」
茶柱♂「ほら入間さんって基本頼まれないと作らないじゃないですか」
茶柱♂「性転換ライトや惚れ薬の時だってそうでしたし、きっとやる気になれば何でも作れちゃうと思いますよ」
王馬♀「急に妙な説得力が生まれたね…」
茶柱♂「早頼みに行きましょうよ!」
王馬♀「……まあ、オレとしても身長欲しいし行くけどさ」
茶柱♂「…ところで王馬さん、これで身長も取り返せすことができれば、もう男死に戻る必要なんてありませんよね?」
王馬♀「え?それとこれとは話が違うよね?」
茶柱♂「王馬さん、女子で居たくない理由は2つだけって言いましたよね!?」
茶柱♂「女子の体にはもう慣れたって言ってましたよね!?」
茶柱♂「嘘だったんですか!?恋人である転子を騙したのですか!?」
322:
王馬♀「え、ちょっと落ち着いて…」
茶柱♂「もう転子には嘘はつかないと誓って下さい!じゃないと生理10ヶ月止めますよ!?」
王馬♀「何その脅し……」
茶柱♂「誓わないのですか!?」ズイッ
王馬♀「近い近い!!…誓うから!!茶柱ちゃんには嘘つかないよ!!」
茶柱♂「なら良いですよ。約束ですからね!」
王馬♀「…………」
茶柱♂「じゃあ入間さんのところへ行きましょうか!」
王馬♀「……うん…」
323:
ー入間の研究教室ー
茶柱♂「入間さん、今ちょっといいですか?」
入間♂「実験の観察が暇だからいいぜ!何の用だ?」
茶柱♂「身長の伸びる薬か何かが欲しいんです!ありませんかね?」
入間♂「あるぜ!」
王馬♀「何であるんだよ!都合のいい道具がホイホイあるとかドラ●もんかよ!!」
茶柱♂「何で王馬さん怒ってるんですか?これで身長伸ばすことができるんですよ?」
入間♂「テメーが使うのか」
入間♂「よーし、使い方を説明してやる!この錠剤1錠で身長を1cm伸ばすことができる薬だ!以上だ!」
王馬♀「すご…」
入間♂「もっと褒めてもいいんだぜ?」
入間♂「ちなみに効果は1ヶ月で切れるから、高身長を維持したいなら1ヶ月ごとに服用が必須だな」
王馬♀「……」
王馬♀(確かに身長は伸ばしたい…。でも、これを飲んで身長が伸びてしまえばオレは一生女…。この薬はできれば後日オレが男に戻ってから使いたい…)
王馬♀(……)
茶柱♂「どうしました?飲まれないのですか?」つお水
325:
王馬♀「やっぱり入間ちゃんの発明品なんて信用できないよ」
王馬♀「どうせ変な副作用とかあるに決まってるし」
入間♂「よく気がついたな!あるぜ副作用!」
王馬♀「ホントにあんのかよ、最初に言えよ危ないな!」
入間♂「言い忘れてただけだろー、カリカリすんなよ生理かよ?」
王馬♀「あ?」
入間♂「ぴぐぅ!」
茶柱♂「それで、副作用というのは?」
入間♂「あ、ああ。えっと、これは発明品同士の相性が悪いんだ」
茶柱♂「というと?」
入間♂「この薬の影響がある間は、他の体に影響が及ぶ発明品を使うことができないんだ」
入間♂「例えば惚れ薬とか性転換ライト系とかだな」
王馬♀「ダイレクトだね…」
王馬♀(ということは、ますます飲んだらいけないじゃんこれ…)
326:
王馬♀「ちなみにだけど、これ飲んで性転換ライト<解>に当たったらどうなるの?」
入間♂「細胞がどっかバグってガン細胞が生まれてそのまま死ぬとかだな、多分」
王馬♀(シャレになんないやつじゃん!!!!!)
王馬♀「こえーよ!あぶねーな!最悪学級裁判沙汰じゃん!!」
入間♂「安心しろ!病死は学級裁判にならねーってモノクマが前に言ってたからオレ様は安全だ!」
王馬♀「オレが駄目なやつじゃん!!」
茶柱♂「それは恐ろしい副作用ですね…」
茶柱♂「ですが王馬さんは男死に戻らないので大丈夫ですね!」
王馬♀「え……」
入間♂「ん?なんだ、オメーなんてぜってー男に戻ると思ってたが、戻んね―のか」
王馬♀「いや……」
茶柱♂「…男死に戻るんですか?」
王馬♀「…………」
327:
王馬♀「はぁ…、茶柱ちゃんにはガッカリだよ」
茶柱♂「え?」
王馬♀「…実は茶柱ちゃんの為を思って、今まで言わなかったことがあるんだよね」
王馬♀「そしてオレはその為に男に戻らなきゃいけないんだよ」
茶柱♂「……男死に戻らなくてはいけない本当の理由があるということですか?」
茶柱♂「…聞かせてくれませんか?」
王馬♀(茶柱ちゃんには絶対バレないかつ証明のしようのない、それでいて男に戻っても文句の言われない嘘…)
王馬♀(…これしかない!)
  偽
王馬♀「オレ、実は外の世界に彼女が居るんだよね!」
   証
茶柱♂「!!?か、彼女…!?」
328:
王馬♀「だからオレは何が何でも男に戻らないといけないんだよ!」
王馬♀「彼女の為にね!」
茶柱♂「か、彼女が居るなんて初耳ですよ!?」
王馬♀「まあ、言ってなかったし」
茶柱♂「彼女が居るのに転子とお付き合いしたというのですか!?」
王馬♀「その辺は惚れ薬の影響で成り行きだよね」
茶柱♂「……王馬さん、それは嘘じゃないですよね?」
王馬♀「これは本当だよ!」
茶柱♂「嘘だったら分かってますよね?止めますよ?」
王馬♀「う、うん…」
茶柱♂「……彼女、どんな人なんですか?」
王馬♀「それは教えられないよ」
王馬♀「だって、悪の総統の彼女の情報なんて教えて、どこからか情報が漏れたら彼女が危ないんだしさぁ…」
茶柱♂「彼女さんの存在を証明できないのなら、それは嘘ってことにはなりませんか?」
王馬♀「それって悪魔の証明みたいになっちゃうよね?やめてよね!」
329:
茶柱♂「……ですが、これじゃ納得できません!」
茶柱♂「居るかどうかも分からない彼女さんの為に、転子は王馬さんを諦めきれません!」
王馬♀「うーん、そうは言われても、こればっかりはどうしようもないよねー…」
茶柱♂「…王馬さんは転子のことが好きじゃないんですか?」
王馬♀「茶柱ちゃんのこともいい子だと思ってるけどさ、やっぱり彼女が1番だよね!」
茶柱♂「……」
入間♂「な、なんだか穏やかじゃねーな…」
入間♂「そんなオメーらの為に探して持ってきてやったぜ!」
入間♂「嘘発見器だ!」
王馬♀「死ね」
入間♂「ストレートな罵倒…だと…!?」
茶柱♂「なるほど!これさえあれば王馬さんの彼女の詳細を聞かずとも、彼女の真贋が明らかになりますね!」
王馬♀「ちゃ、茶柱ちゃん、オレの言うことが嘘だと思ってんの!?オレ、茶柱ちゃんの彼女でしょ!?彼女の言うことが信用できないってんの!?」
茶柱♂「王馬さんの普段の行いと、今更彼女ぶってるところが怪しさビンビンです!」
茶柱♂「指につけるタイプのようですね、つけますよ」嘘発見器を付ける
王馬♀(……終わった……)逃げられないように入間に羽交い締めにされてる
330:
入間♂「それは嘘を言った時だけブーッて音が鳴るようになってるぜ、説明は以上だ」
茶柱♂「了解しました!」
茶柱♂「王馬さん、転子の質問に答えてくださいね」
王馬♀「……」
茶柱♂「返事は?」
王馬♀「はい」
茶柱♂「ではいきますよ!」
茶柱♂「王馬さんは外の世界に彼女がいますね?」
王馬♀「Ein solcher Mensch bleibt nicht.」
王馬♀「Idiot.」
茶柱♂「日本語でお願いします」
王馬♀「オレ、今母国語話したい気分なんだよね…」
嘘発見器「ブーッ」
茶柱♂「…日本人ですよね?」
王馬♀「違うよ!実はオレ、ドイツ人なんだよね!」
嘘発見器「ブーッ」
王馬♀「クソッ!」
331:
入間♂「これ便利だな、常に付けさせとくか」
茶柱♂「それ良いアイデアですね」
王馬♀「マジでやめて、オレから嘘を取ったら後は『可愛い総統』っていうことしか残んなくなるから」
入間♂「というか、態度を見る限りこりゃさっきの彼女発言は嘘だな!」
茶柱♂「ですね…」
王馬♀「は?ホントに居るし!」
嘘発見器「ブーッ」
王馬♀「あっ!ちくしょう!」
入間♂「ついでに訊いてやるぜ!お前は童貞だな?」
王馬♀「もう止めようよこんなこと!いたいけな美少女をいじめんなよ!」
入間♂「自分で言うやつがあるかよ」
入間♂「ていうか質問に答えね―ってことは童貞なんだな」
王馬♀「ちげーし!」
嘘発見器「ブーッ」
王馬♀「……こいつ後でプレス機で潰すけど別に構わないよね?」
入間♂「貴重な発明品だからやめやがれ」
茶柱♂「…なんか流石に可哀想になってきました…」
入間♂「同情すんのか…」
332:
茶柱♂「…王馬さん、転子は王馬さんのことが大好きなのですが、王馬さんは転子のことは好きではないのでしょうか?」
王馬♀「色々めんどくさい女だと思ってるよ…」
茶柱♂「確かに転子はめんどくさいとよく言われます…、夢野さん辺りに…」
王馬♀「言われてたんだ」
茶柱♂「ですが夢野さんは、それも転子を構成するものの1つだし、自分は好きだと言ってくれました」
茶柱♂「王馬さんはどうでしょうか?」
王馬♀「質問の意味がわかんないんだけど?」
茶柱♂「転子のことが嫌いだというのなら、転子は身を引かせてもらいます…」
茶柱♂「ですがそうでないというなら、これからも転子にラブアタックさせてください」
茶柱♂「ついでにネオ合気道も極めてみてください!」
王馬♀「いやそれは絶対しない」
茶柱♂「ラブアタックを拒否しないということは、ラブアタックはしても良いんですね!?」
王馬♀「…まあ、他人に好意を向けられること自体は悪い気はしないしね」
王馬♀「でもさあ、よく考えてみてよ」
333:
王馬♀「オレは悪の総統だよ?いざとなったら茶柱ちゃんを利用して悪いことしたり、最悪死なせちゃったりするかもだよ?」
王馬♀「オレの組織に居るたくさんの部下とおんなじようにさ、弾除けに利用したり捨て駒にしちゃうかもよ?それでm」
嘘発見器「ブーッ」
王馬♀「これだから機械は嫌いなんだよ!空気読めよ!今シリアスなとこだろうが!!」ジタバタ
入間♂「おい暴れんじゃねえ!改造台に拘束すんぞ!?」
茶柱♂「…今のは何に反応して嘘とみなしたのかは分かりませんが、王馬さんはやっぱり悪の総統って感じはしませんね」
王馬♀「…もう無理、オレのカリスマ溢れたイメージが崩壊するからこの機械外して、後生だから」
入間♂「元々近所の悪ガキくらいにしか思ってなかったけどな」
王馬♀「入間ちゃんにもなめられてたとか…絶望しそう…」
茶柱♂「で、でも転子は、王馬さんは凄い人だと思ってましたよ!」
茶柱♂「王馬さんの鋭い考えと行動は、黒幕に狙われちゃうくらい凄いじゃないですか!」
茶柱♂「王馬さんは黒幕から転子を身を挺して守ろうとしてくれましたし…!」
茶柱♂「惚れ薬なんてなくても、転子は王馬さんのことを好きになっていたと思いますよ」
王馬♀「フォローとかいいから…」
茶柱♂「違います!本心です!」
334:
茶柱♂「なんなら、その嘘発見器を転子が付けて真実を証明しましょうか!?」
王馬♀「もういいよ、そんなに言うってことは本心なんだろうし、何度もそんなこと言われても困るんだよ…」
王馬♀「結局茶柱ちゃんは黒幕の思惑通り男にされちゃったし、そんな失敗エピソード話されたくないんだけど」
茶柱♂「失敗ですか…、確かにそうかもしれませんね」
茶柱♂「王馬さんは過去の失敗は嫌がるようですが、教訓にすればいいんですよ」
茶柱♂「王馬さんは何でも1人で考え過ぎです!もっと周りを頼って、考えを話してみたらどうですかね?」
茶柱♂「最初に王馬さんが星を撮影した時だって、1人だったんですよね?」
茶柱♂「みんなに話してみんなで行えば、黒幕も流石に手を出せなかったんじゃないでしょうか?」
王馬♀「…へー、オレのせいで学園の謎の手がかりを1つ失ったって言いたいんだ?」
茶柱♂「違います!だから、失敗してもこれからの教訓にすれば大丈夫なんですよ!」
茶柱♂「もう二度と情報を取り逃すことのないようにしたらいいんです」
茶柱♂「それに、先日の件で黒幕はこの中には居らず、別の人が外部から手を出してるとわかりましたし、もうみんなのことは信頼できますよね?」
王馬♀「まだ裏切り者が居る可能性だってあるから、全員は信用できてないよ?」
335:
茶柱♂「手厳しいですね…」
茶柱♂「では転子はどうでしょうか?転子も怪しい裏切り者に見えますか?」
茶柱♂「転子も黒幕に狙われましたし…、それでも信用できませんかね?」
王馬♀「……今、嘘発見器ついちゃってるからさ、正直に言うと…」
王馬♀「オレ、性転換しちゃった人達はわりと信用してるよ?」
王馬♀「流石に裏切り者が恋愛ごっこするなんてちょっと思えないしね」
王馬♀「みんな本気で恋愛してるように見えるしさ…」
王馬♀「何も意味ないじゃん、好きになったとしてもいつか相手も死ぬんだろうし」
王馬♀「『好きな人が死んじゃって絶望的!』って興奮するような変態なら知らないけど…」
王馬♀「ここの人達は割りとまともな人が多い感じするし」
王馬♀「まあ、ただの勘だけど」
入間♂「なんだかんだオレ様のことも信用してたんだな」
王馬♀「仮に入間ちゃんが裏切り者だとすると、そんな馬鹿みたいに人に頼まれた物全部作って提供とかありえないよね」
王馬♀「そもそも、そんな万能な発明スキル披露しちゃってるとさ、いざ使われて困るものの発明を依頼された時に拒否とかしたら怪しまれるし、ありえないよ」
336:
王馬♀「まあそんなわけだからさ、茶柱ちゃんのこともある程度は信用してるよ?」
茶柱♂「!では、これからは転子や性転換組の皆さんには考えをお話いただけますね!?」
王馬♀「それはどうかなー…」
茶柱♂「え!信用していただけてるのに駄目なんですか!?」
王馬♀「だって馬鹿が多いし…」
入間♂「ホント馬鹿が多いと嫌んなるよなー」
王馬♀「馬鹿筆頭が何言ってんの」
入間♂「ば、馬鹿筆頭ぅ…?」
茶柱♂「最原さんや天海さんや東条さんはかなり頭が良いと思いますよ!」
茶柱♂「それに、いざ何かあったら転子や東条さんが守ってあげられます!」
入間♂「斬美ってほんとパーフェクトガイだよな…?」
茶柱♂「皆さんとここで生活してからかなり長い時間が経ちましたし、そろそろ頼ってくれてもいいんですよ?」
茶柱♂「…駄目ですかね?」
王馬♀「……あーもー!ほんっと茶柱ちゃんってめんどくさいよね!」
茶柱♂「す、すみません…。でも転子、王馬さんに頼られたいんです!」
茶柱♂「転子は王馬さんの伴侶ですからね!」
王馬♀「何ランクアップしてんの」
337:
王馬♀「もう!わかったよ!次なんか思いついたらみんなに話すよ!」
茶柱♂「え!本当ですか!?」
茶柱♂「王馬さんが心を許してくれたようで転子は嬉しいです!」ダキッ
王馬♀「ちょっと、やめてよ!何が悲しくて体格の良い男共にサンドイッチにされないといけないんだよ!」
入間♂「オレ様もこれいつまで羽交い締めにし続けねーといけないんだか…」
王馬♀「入間ちゃんはそろそろ降ろせよ!身長差ありすぎてずっとオレ浮いてるんだよ!腕痛いから!」
入間♂「やっぱオメー生理だろ?今日は一段とうるせーからな」羽交い締めを解く
王馬♀「…違うけどさ、君ほんと中身女?ありえないんだけど…」嘘発見器を外す
茶柱♂「さあ、王馬さんはみんなに頼ってくれると約束してくれましたし、転子のラブアタックを引き続き受けてくれるそうですし、外の世界に彼女は居ないことが判明しました!」
茶柱♂「これでもう何も杞憂することはありませんね!」
王馬♀「ふーん、良かったね」
茶柱♂「では、先ほど二度と転子に嘘はつかないと誓ったにも関わらず、舌の根も乾かぬうちに嘘をついた件についてですが…」
王馬♀「あれ?そんな話したっけ?」
338:
茶柱♂「しましたよね?」嘘発見器を王馬につける
王馬♀「…記憶にございません」
嘘発見器「ブーッ」
王馬♀「こいつ後で絶対潰してやる」
入間♂「だからやめろって!」
茶柱♂「まあでも転子も鬼ではありません」
茶柱♂「王馬さん、転子に10ヶ月生理止められるのと、この身長が伸びる薬を1錠飲むのとどちらが良いですかね?」
入間♂「!!?」
王馬♀(……10ヶ月止められたとしても数日後にはオレは男に戻ってるから何も関係ない…と思うけど、なんか茶柱ちゃん恐いし…)
王馬♀(身長が伸びる薬は飲みたいけど、それ飲むと1ヶ月は男に戻れないんだよな…)
王馬♀「ていうか1錠だけなんだ…」
茶柱♂「小さいほうが可愛いですからね!でも10錠までなら良いですよ!」
王馬♀「それでも155cm…」
入間♂「あんまりでかくなっちまうと服が寸足らずになっちまうぞ」
339:
王馬♀(……なんかどっちも嫌だし、どうしよう…)
王馬♀(…茶柱ちゃんはオレのこと可愛いって言ってるし、いつもより可愛く嘘泣きでもして誤魔化すか…)
王馬♀「うっ、ぐすっ…」
茶柱♂「!!?ど、どうされました!?」
王馬♀「どっちもやだ…ひっく…」
茶柱♂「そ、そう言われましても約束を破ったのは王馬さんですし…!」オロオロ
王馬♀「でも嫌だもん…」
茶柱♂「こ、困りましたね…」
王馬♀(茶柱ちゃんが諦めれば解決するだけなんだけどな…)
入間♂(オレ様の研究教室で何めんどくせーことしてんだこいつら…)
王馬♀(これは逃亡して部屋にふさぎ込んだフリするのが1番楽かな…)
王馬♀「びえええええええん!!茶柱ちゃんなんかもう知らなぁああああい!!!!!!」ダッシュ
茶柱♂「あ、待って下さい!」追いかける
340:
茶柱♂「捕まえましたよ!」腕ガシッ
王馬♀(クソッ!運動神経甘く見てた…)
入間♂「3秒で捕まってんじゃねーよ」
王馬♀「オレ、男に戻りたいけど茶柱ちゃんに変なことはされたくないよ!」グスッグスッ…
茶柱♂「あれ?でも王馬さんって、男死の体に戻りたいということは、男死の体が好きってことじゃないんですか?」
王馬♀「ん??」
茶柱♂「王馬さんの女子の体で居たくない理由は全て解決しました」
茶柱♂「ということは、残る考えられる理由は、王馬さんが男死の体が好きだからってことですよね?」
王馬♀「どうしてそうなった」
茶柱♂「転子の男死の体でよければどうぞ…」
王馬♀「……オレはホモじゃないです…」
茶柱♂「ということは、王馬さんは女子の体が好きなんですね?」
王馬♀「え?うん、まあ…」
茶柱♂「ということは今は女子の体ですし、そのままで満足っていうことですね!?」
王馬♀「!!?」
341:
茶柱♂「転子、嬉しいです!!」ダキッ
王馬♀「いや待って!」
茶柱♂「転子が女子に戻るまでもうちょっとだけ待ってて下さいね!」
茶柱♂「転子が女子に戻った暁には女子が好きな者同士、レズプレイいたしましょう!!」
王馬♀「!???」
入間♂「…つまり、王馬もレズだったんだな…?」
王馬♀「……オレは、レズだった…???」
茶柱♂「女子の体で女子が好き…、それは立派なレズですよ!」
茶柱♂「レズの転子が言うので間違いありません!」
茶柱♂「…レズな王馬さんに男死な転子が酷いことするなんて、とんでもないことですよね」
茶柱♂「転子、王馬さんを大事にしますね!」ギュッ
王馬♀「??う、うん…」
王馬♀(…な、なんか約束破った罰を回避できたし、これでいいのかな…?)
王馬♀(……よくよく考えてみると、何でオレほんとに男に戻りたかったんだろう…)
王馬♀(生理は鎮痛剤でなんとかなるし、背も入間ちゃんの薬を使えば伸びるし…)
王馬♀(オレの才能は別に男じゃないといけないってわけでもないし……)
王馬♀(……何で男に戻ることにこだわってたんだっけ…)
342:
ーーーー
ー食堂ー
入間「おい、テメーら!」ドアガチャッ
赤松「!!?い、入間さん…!?」
最原♀(そこに居たのは、外見だけは完璧なイケメンの見慣れた入間さんではなく、ひと月以上見てなかったビーナスボディを取り戻した彼女だった)
最原♀「じょ、女性に戻ってる…!?」
入間「おう!見て分かる通り、予告通りの期日に性転換ライト<解>が完全に完成したぜ!」
入間「他人に人体実験するわけにはいかねーからな、オレ様自身で試してみたが…」
入間「ご覧のとおりよ!」
入間「恐らく時間経過で性別が戻ることはないはずだ」
入間「まあ、戻ったら戻ったでまたライトを当てちまえばいいけどな」
天海♀「へえ、じゃあとうとう戻れすんすね」
真宮寺♀「…女性のあなたと別れるのは少しだけ寂しいわね」
天海♀「安心して下さい、中身は俺のままなんで」
真宮寺♀「ええ、わかっているわ…」
344:
入間「さあ、誰から戻りたいんだ?」
入間「実験の成功はオレ様自身が体現してるぜ!安心して戻りやがれ!」
天海♀「じゃあまずは俺がいきますね」
真宮寺♀「ねえ、ちょっと待って」
天海♀「?」
真宮寺♀「最後に、抱きしめてくれない?」
天海♀「はい、勿論」ギュッ
入間「……他のやつ立候補いるかー?」
天海♀「すみません、おまたせしました」
天海♀「さあ、やっちゃってください」
入間「行くぜ!性転換ライト<解>!」ペッカー
天海「……どうやら、本当に戻ったようっすね」
入間「服装も元に戻してやるよ」衣装チェンジライトピカー
真宮寺♀「天海さん、体は大丈夫?何か異常はない?」
天海「ええ、今のところ何も問題はありませんね」
345:
真宮寺♀「良かった…!」ダキッ
天海「…真宮寺さん、こんなに小さな方だったんすね…」ギュッ
入間「……次は真宮寺か?」
真宮寺♀「いえ、私は女のままでいることにしたの」
白銀「なんでぇっ!!?」
天海「…白銀さん?」
白銀「あ、ただの純粋な疑問だよ?深い意味はないんだよ?」
白銀(ホモにならんのかい!!)
真宮寺♀「自分の中で会議した結果よ」
白銀「へ、へぇ〜…」
白銀(塩ざんまい録画する準備は万端だったというのに…!不覚…!)
入間「じゃあ次はどいつの番だ?」
百田♀「……オレが行く」
春川♂「…百田は男に戻ることにしたんだね」
百田♀「ああ、色々滅茶苦茶悩んだが、オレは宇宙に轟く百田解斗だからな!」
春川♂「そう」
346:
百田♀「…ちなみにハルマキは結局どうするんだ?」
春川♂「……私も色々(膝枕のことについて)考えたんだけどさ…」
春川♂「私は男のままで居るよ」
百田♀「そ、そうか…」
白銀「!!!!!????」ガタッ
最原♀「し、白銀さん、どうしたの?」
白銀「あ、いや、普通に、春川さんが男で居るってことに驚いただけだよ?」
最原♀「確かに驚きだよね…」
白銀(今期の推しCPにしよう…)
白銀「ち、ちなみにどちらが攻めで…?」ドキドキ…
春川♂「私」
白銀(いよっしゃあああああああああ!!!!!)グッ
百田♀「……やっぱりするのか、男同士になっても」
春川♂「当然」
百田♀「……そうか…」
347:
入間「当てるぜ?」
百田♀「おう!いっちょやってくれ!」
入間「性転換ライト<解>!」ペッカー
百田「おお…!」
入間「続いて衣装チェンジライトだぜ!」ピカー
百田「…なんか久々にズボン穿いた気がするな…」
入間「だろうな」
春川♂「百田、これからも宜しくね」
百田「……おう」
白銀(大丈夫…!春川さんは百田くんには優しいから、きっと優しくやってくれると思うよ…!)ハァハァ…
キーボ「白銀さん、大丈夫ですか…?」
白銀「うん、大丈夫大丈夫!」
入間「それじゃあ次イきたいヤツはー?」
最原♀「東条さんはどうするの?」
東条♂「私はこのまま男でいるわ」
最原♀「男のほうが力仕事が出来て便利だって言ってたもんね」
東条♂「ええ」
348:
茶柱♂「次は転子が行きます!」
茶柱♂「入間さん、宜しくお願いします!」
入間「行くぜ!」性転換ライト<解>ペッカー
茶柱「ふおおおお!!戻りました!!完全に女子の体です!!」
茶柱「名前の横の邪魔な♂マークも消え去り、転子絶好調です!!」
入間「衣装チェンジライト行くぜ―」ピカー
茶柱「……なんだか久しぶりにお腹を出したので、ちょっとお腹が冷える感じがしますね」
王馬♀「オレのスカーフでも巻いとく?」
茶柱「いけません!王馬さんがスカーフを取ったら肩がえっちぃことになってしまいますからね!」
王馬♀「オレは大丈夫だけど、心配してくれるなんて嬉しいよ!」
最原♀(王馬くんがデレてる…。また惚れ薬でも飲んだのだろうか…?)
最原♀「えーっと、じゃあ次は…王馬くん、お先にどうぞ」
最原♀「ずっと男子に戻りたがってたよね?」
王馬♀「オレはこのままでいるよ?」
最原♀「!!!????」
350:
最原♀「ど、どうしたの王馬くん!!?」
王馬♀「…そもそも何であんなに男にこだわってたのか思い出せないんだよね…」
最原♀「えっ…」
王馬♀「だってオレは心は男なんだからさ、女子の体の方が嬉しいハズなのに…」
最原♀「…まあ女子の体でいて多少は嬉しいけどね…?」
王馬♀「ていうかオレは女子の体で居ても女子のことが好きだからさ…」
王馬♀「これはもうオレはレズってことだよね」
最原♀「!!?」
最原♀「…その理論で行くと、今僕は女だけど赤松さんのことが好きだからつまり…」
最原♀「……僕もレズ…?」
赤松「さ、最原くんしっかりして!最原くんはノーマルだよ!!」
最原♀「……いや、でも、王馬くんの言うことも一理あるし…」
赤松「入間さん!早く最原くんに性転換ライト当てて!!」
入間「性転換ライト<解>だ!<解>を忘れるな!!」ペッカー
入間「あと衣装チェンジライトも当てるぜ!」ピカー
351:
最原「!!?」
最原「赤松さん、僕はレズだったのにどうして男に戻しちゃったの?」
最原「これじゃ赤松さんとレズれないよ!?」
赤松「いや、その理論はおかしいよ!うまく説明できないけど、なんかおかしいから!」
茶柱「惜しかったですね…、戻ってしまいましたか…」
赤松「茶柱さんの入れ知恵!?」ガーンッ
王馬♀「最原ちゃん、女のほうが絶対良かったのにね」
赤松「王馬くんがレズ思考になってる…」
王馬♀「いや、オレはある意味ノーマルだよ?女子が好きなだけだからね」
王馬♀「あとそっちの方がつまらなくないし」
赤松(ノーマルとは一体…)
最原「入間さん!僕を女子に戻してくれないかな!?」
入間「え?戻りて―のか?」
赤松「……最原くんは私とレズりたかったの…?」ガーン…
最原「…なんか急に、女子同士でキャッキャウフフとお風呂に一緒に入る夢が諦めきれなくなって…」
赤松「夢だったんだ…」
最原「女子同士がキャッキャウフフしてる中に入るのは男の夢(ロマン)なんだよ!」
最原「でも男のまま入ってしまうと景観が著しく損なってしまうからね…」
最原「となると…」
最原「僕が女になるしかないんだ!」
赤松「それは違うよ!!」Rボタン張り手
352:
白銀(どう転んでもGLかNLだからあんまり興味ないな―)
白銀(BLは春百だけかー、まあ1組あっただけでも充分かな)
白銀(あーあ…、入東好きだっただけに残念だなー)
白銀(ていうか、東条さんだけ男ってことは、受攻逆転するのかな?)
白銀(…でも入間さんなら女のままでも攻めそうだなぁ…)
赤松「と、ところで王馬くんはなんでそんなことになったの…?」
茶柱「レズと女子の良さを毎日説いた結果ですね!」
赤松「洗脳かな…?」
王馬♀「やっぱり最初は色々悩んでたんだけどさ、考えるのをやめたら楽になったよ」
赤松「考えるのやめちゃったんだ…」
白銀(どうしてレズに走った!君なら素晴らしいホモになれたというのに!)テーブルバンバン
キーボ「白銀さん、本当に大丈夫ですか…?」
白銀「……いや、レズだらけで嬉しくて、なんかつい…」
白銀(悲しいことこの上ないわ…!)
353:
最原「……はっ!僕は今まで何を…?」
赤松(私が張り手をして気絶した最原くんが起きたね…)
赤松「最原くん、さっきまでのこと覚えてる?」
最原「さっき…?」
最原「あ、あれ…?僕の服がズボンに…」
最原「あ、そういえば声も気持ち低く戻ってる」
   偽
赤松「あのね、最原くんは性転換ライト<解>で男の子に戻ったショックで気絶しちゃったんだよ」
    証
最原「そ、そうだったんだね…」
王馬♀「最原ちゃん、自分のほっぺちょっと触ってみて?」
赤松「!?」
最原「ほっぺ…?あ、痛い…腫れてる…?」
赤松「気絶して倒れた時に、床に思いっきりぶつけちゃったんだよ」
最原「そうなんだね」
355:
王馬♀「ねえ、なんか頭も痛くない?」
最原「そう言われてみると…」
   偽
赤松「性転換ライト<解>の威力は強力だから、ちょっとした副作用らしいよ?」
    証
最原「そうなんだね」
赤松「すぐ収まるらしいから、安心していいよ」
茶柱「転子も性転換ライト<解>を使いましたがピンピンしてますよ」
最原「あれ?」
赤松「副作用には個人差があるらしいよ!」
赤松「茶柱さん!王馬くん!ちょっと倉庫来てね!!」
王馬♀「嫌だよ、絶対張り手するでしょ?」
赤松「大丈夫だよ、ちょっとお話するだけだからさ」腕素振り
茶柱「2対1です!負けませんよ!」
ドタバタドアバタンッ
最原(……3人が倉庫に行ってしまった)
35

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