【閲覧注意】後味の悪い話『天使の囀り・赤ちゃんよ永遠に』back

【閲覧注意】後味の悪い話『天使の囀り・赤ちゃんよ永遠に』


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8:
母方の祖母は、もうすぐ十九になる私に
「わたしは十九の春だったからねぇ」
と自分が十九で結婚した当時のことを今でも嬉しそうに語ってくれる。
老後にこんな風に自分の結婚を幸せそうに語れる人になるのが私の夢だ。
そんな祖父母の末娘である私の母は、嫁いだ先の農家で舅や姑から虐げられて、
私達姉弟を妊娠中も農作業をさせられ切迫流産。
夫からは暴力を振るわれ勝手に借金をこさえられ、遺産相続に巻き込まれと
絵に描いたように不幸な結婚生活を送っている。
個人的に後味悪かったのは、ある日父の暴れっぷりに耐えかねて
「お母さん、何であんなのと結婚したの?」と尋ねた時に
「あんたができたせいだよ」
と睨まれたことだ。
五十近い今でも結構な美人なのに、すっかりやつれてしまった母が不憫でならない。
長文スマソ
69:
貴志佑介の「天使の囀り」って小説。
やたら長いけどできるだけ簡単にあらすじを。激しくネタバレしてるので注意です。
主人公はホスピスで働く女性。
優しすぎて患者に感情移入しすぎるきらいがあるけど真面目で聡明。
主人公には作家の恋人(A男)がいて、A男が雑誌の企画で訪れている
南米から主人公へ送ったメールで物語がはじまる。
メールの内容はアマゾンの森のことや探検の途中で食料を川に落としたため
仕方なく現地で猿を捕まえて食べたこと、同行している
探検隊のメンバーの紹介などあたりさわりのないもの。
けれど南米から帰国したあと、A男は内向的で
タナトフォビア(死恐怖症)の傾向があった以前とはガラリと変わって明るくなり、
食欲や性欲も旺盛で主人公が心配するほどになっていた。
南米から帰国後しばらくして、A男は「目を閉じると天使の囀る声が聴こえる」
なんてことを主人公に言い残して睡眠薬自殺を図り死んでしまう。
A男の帰国後のあまりに劇的な変化と自殺を不審に思った主人公が
他の探検隊メンバー達の帰国後の様子を調べていると、
一人は何よりも失うことを恐れていた娘を道連れに、もう一人はサファリパークで
病的なほど怖がっていたはずの猫科の猛獣に身を投げ出して自殺していた。
さらに生き残っているはずの二人も行方不明になっていることがわかる。
自殺したメンバーを司法解剖した際に脳から寄生虫が見つかり、
それがA男たちの死に関係あるかもしれないと思った主人公は
専門家のB男に見つかった寄生虫を持ち込み、研究を依頼する。
(後に物語が進むにつれB男と主人公はいい感じに。)
70:
そうこうしているうちに、主人公は南米への旅行とは
何の関係も無い人々が奇妙な方法で自殺したといううわさを耳にする。
潔癖症の少女はアオコで満たされたヘドロの沼で入水自殺、
顔の火傷跡の醜さを気にしていた少年は劇薬の溶液で顔を焼き、
先端恐怖症の主婦は自らナイフで目を突いて死んでいた。
探検隊とは関係のない自殺者三人ともがとある自己啓発セミナーに
参加した経験があり、そのセミナーの主催者が行方不明のメンバー
二人だということを突き止めたB男と主人公は、探検隊メンバーの死と
セミナー参加者の死は寄生虫が原因で、この未知の寄生虫は寄宿主である
人間の「恐怖」を「快感」に変えて自殺を図らせていたという結論を出す。
また、感染源は南米で探検隊が食べたウアカリという猿であるらしいことも分かる。
実はA男が聞いていた「囀り」は、寄生虫が脳へ向かう途中に引き起こす錯覚。
行方不明になっていた二人が生き残っていたのは、
自殺してしまった探検隊のメンバーと違って
「快感として捉えてしまうと死に至るような恐怖の対象」を持っていなかったおかげ。
この二人はとんでもないことに、寄生虫のおかげで何事にも
恐怖心を抱くことの無くなった精神状態の素晴らしさを広めてやろうと
自己啓発セミナーを開催して人を集め、こっそり輸入した(寄生虫入りの)
猿の肉を参加者に振舞っていた。
何度目かのセミナーに踏み込もうと地方の宿泊施設へ向かうB男と主人公。
大勢の人間がいるはずの建物はしんと静まり返っていて人の気配が全く無い。
建物内を探し回り、二人は施設の浴場で変わり果てた
姿のセミナー参加者達を発見する。
浴場に集まった主催者の二人(行方不明になっていた探検隊メンバー)を含む
大勢の人間は、自殺はまぬがれたけれど、そのせいで寄生虫が体内で増え続け
体の中身がそっくり寄生虫にとってかわられた状態になって死んでしまっていた。
恐ろしい寄生虫をこれ以上世間に広めないためにと
施設ごと燃やして撲滅してしまうB男と主人公。
71:
数日後、B男のマンションを訪れていた主人公はB男の様子がおかしいことに気づく。
実は宿泊施設の浴場でセミナー参加者たちの死体を調べている間に
手違いでB男は寄生虫を体内に取り込んでしまっていた。
B男は主人公が研究を依頼するときに持ち込んだ寄生虫も
自宅に保管していて、セミナーを主催していた二人と同じように
「寄生されている間の晴れやかな気持ちを君とも分かち合いたいんだ」と
主人公に無理やり飲ませようとする。
必死で抵抗し、寄生虫の入った試験管を持ったままマンションから逃げ出す主人公。
外に出てB男の部屋の窓を見上げると、窓から身を乗り出して
主人公を探すB男の姿が見えた。
酩酊状態でバランスを崩したあと体制を立て直したB男は、
落ちそうになった時に感じた強い恐怖(寄生虫のせいで快感としてとらえてしまう)に
あらがえずそのまま窓から身を投げた。
自宅に戻った後、主人公は恋人を二人(A男とB男)も奪ってしまった
寄生虫の入った試験管を熱湯につけて殺してしまおうとするんだけど、
ふと思いついてやめてしまう。
場面が変わり、数日後。
勤務先のホスピスで仲のいい患者の少年と主人公が話している。
少年は身寄りが無く、いつ死んでもおかしくないような病状。
以前は「死ぬのがこわい」と主人公に漏らすこともあり、
優しい主人公は少年の言葉をいつもやりきれない思いで聞いていた。
「鳥が天井を飛びまわって鳴いているのが聴こえるよ」と言う少年に、
主人公は「天使が囀っているんだよ」と答える。
それを聞いた少年は「もう死ぬのは怖くないよ。天国で家族にあえるし。」
と言い残して息を引き取る。
少年を看取った後、主人公が警察へ行ってすべてを話そうと決心しておわり。
この小説に出てくるのは架空の寄生虫だけど、
同じように寄宿主を操って増える寄生虫はいるし
(カマキリに寄生するハリガネムシとか)本当にありそうで怖い。
でもやっぱり一番後味が悪かったのは、
頭が良くて優しい人物に描かれてた主人公が最後の最後に
「ホスピスの患者が苦しんだまま死んでいくのを見ているのがつらい」っていう
悩みを解決するために寄生虫を利用したこと。
最初は展開が遅いけど結構読み応えあるしこのあらすじでは
割愛したエピソードも多いので詳しく知りたい方はぜひ読んでみてくださいな。
72:
>>71
乙です。
私も一度読みましたが、ここまでまとめられなかった。
お陰で、最高に気持ち悪いシーン思い出して吐気をもよおしてます。
88:
そういうリアルな話だとモンキーピープルも中々リアルだったな。
コオロギだかなんだかが癌に効くって話だったんだけど…
後味悪くなりそうな雰囲気だったけど打ち切られちゃったんだよな・・・
これだけじゃなんなので、同じ作者のハッピーピープルから
「女の子にモテるためボクは車を買いました」
タイトルの通り主人公は苦労して車を買い、
その日に女をナンパし車に乗せるが事故を起こす。
ナンパした女が助手席からハンドルをきり、電信柱に激突。
主人公は軽症だったが女は即死だった。
主人公は警察に呼ばれ、女を殺したとの容疑をかけられる
その女は妊娠していて、女の日記から相手の男が
主人公と名前が同じだったことが分かる。
そしてその日記の男が妊娠した女の事を嫌っていて、殺してでも別れたかったことも。
できた子供の血液型がAB型で主人公もAB型だったことや、
女の部屋の物についていた指紋が主人公の指紋と
一致していた事も分かり、主人公は逮捕される。
主人公は冤罪を訴え続けるが、警部の執拗な取調べを受けるうち、
自分がやったのではないかと思い始める。
そして警部の言葉により、トラウマになるほど
強烈な女の潰れた顔を思い出し、自分がやったと確信する。
しかし、事態は急転。
女の部屋にあった物の指紋は主人公と似ていただけだった。
そして、女の部屋から隠されていた遺書も見つかった。自殺するつもりだったらしい。
急いで鑑識の元に向かうと、女の手はハンドルを握ったまま死後硬直しており、
女が自殺したのは明らかだった。
主人公は冤罪だったのだ。
しかし、主人公は取り調べのせいで自分がやったと思い込んでおり、
マスコミが警察署内の主人公の所に一斉に訪れる直前で
「俺が殺ったんだ!」というコマで終了。
…ゴメン、あんまり上手くまとめられなかった。
作品自体は全部読みきりで後味悪いのも多いし、
非常に面白いので是非読んでみてください。
90:
>>88
再現性はわからんが、話は把握しやすかったよ。乙
でも読む限りじゃあ後味の悪さは感じないな。星新一の話と同じような感じがした
91:
>>90
星新一大体読んだけどこんな話あったかしら・・・。「追い越し」かな?
という訳でリベンジ。同じ作者の新ハッピーピープルから「ギン蝿」
主人公の夫と妻には子供がいなく、
夫が久々にとれた休みに二人で旅行に行こうとした。
だが、混み合っていた駅の階段でピザ眼鏡が転び、
それがドミノのようにホームの人まで倒れ、
妻が運悪く来た電車に轢かれて死んでしまう。
悲しみから抜けきれないまま葬式に出た主人公だったが、
ある週刊誌の記者が主人公の身内から興味深い話を聞く。
主人公と妻は死ぬ4ヶ月ほど前に保険に入っており、
どちらかが死んだ場合もう一方に1億の保険金が入るのだった。
そして主人公は旅行の前日、妻と軽いケンカの後馴染みのバーで酔った拍子に
「妻を殺してくれたら1千万あげるよ」と言ってしまう。
記者に話した二人もこのバーの常連で、その時一緒に飲んでいたのだ。
この話を聞いた記者は早この事を記事にしてしまい、週刊誌はバカ売れ。
悲しみから抜けきれないまま久々に出社した主人公は
会社の人からも周りの人からも疑いの目で見られる。
マスコミからも毎日のように追い掛け回された。
92:
そんな生活が続き主人公が落ち込んでいると、
街である人物が話しかけてきた。バーのバーテンだった。
そう、バーテン曰く「私が殺したから約束の一千万払ってくださいよ」との事だった。
主人公が金を払うと急にバーテンの金回りが良くなったことから
主人公とバーテンは逮捕される。
始めに記事を書いた週刊誌の記者達は
「俺たちのおかげで悪を罰した!」などと喜んでいた。
しかし、事故の時間バーテンにはアリバイがあり、バーテンは保釈された。
主人公も安堵していた。
だが、バーテンがやっていなかったにしろ保険を掛けてからの期間が
早すぎた事などもあり、主人公に無期懲役が言い渡される。
主人公は弁護士とも話すのだが、
「控訴して勝ってもその頃はもう老人だ・・・」等と言っていた。
そんなある日、記事を書いた週刊誌の出版社にある男が訪れる。
そう、事故の原因になったピザ眼鏡だ。
「自分のせいで主人公が無期懲役になったのを聞いて、
さすがに黙っていられなくなった」と言って警察に向かった。
それを聞いた週刊誌の記者は慌てたが、
編集長は「私達のせいじゃない。どの会社も書いたんだから平気だ」等と言い、
反省の色は見せない。
ピザ眼鏡の証言で主人公は無罪になった。
弁護士が拘置所に向かい、主人公の部屋に看守と入った。
主人公は自殺していた。自分の未来の暗さからだろう・・・
それを聞いた先程の編集長は「この記事を書け!売れるぞ!」言うのだった
出版社も仕事だから仕方ないんだろうけど、それにしても悪い?人が多すぎる。
話した身内だとか、すぐに言わなかったピザだとか…
それにしてもまた冤罪ものか。今度は殺気よりは上手くまとめられました。多分。
237:
脳髄工場 小林泰三
犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。
健全な脳内環境を整えられることが証明され、
いつしかそれは一般市民にも普及していった。
両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で
自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年。
そんな、少年がある日、同級生(人口脳髄装着者)から、
お付き合いを告白されたが、結局別れる。
しかし、あるひ、その元彼女?と脳髄装着した親友の歩く姿を見てショックを受ける。
そして、成人して、ついに決心して人口脳髄をうけることにした。
その工房へ手術しに入ったものの、頭の形が特殊なので無理との事。
238:
しょうがないので、主人公は、本工場まで、交通機関を使い行く。
そこで、手術を受けようとしたものの施工者がどうも不慣れで怪しいので
逃げ出す。そこで、偶然にたくさんの中継テレビがある部屋を見つける。
主人公は、夢中になってその装置を操るうちにひとつのことに気が付く
それは、この装置が他人の人生を放映していることだ。
なんだこれは?と茫然自失しているところに、
この装置の開発者の二人の老人姉妹がやってきた。
239:
開発者の老姉妹によると、人生はすべてこの装置で定められており、
主人公が来るのも二人にはわかっていたとの事。
当然「そんなのは、うそだ」と、主人公は言い張るものの、ある提案を老姉妹はする。
それは、うそだと思うなら未来をこの装置で覗いてみたらというもの。
そして、例外なく未来を知ったものは後悔すると付け加える。。
結局、主人公は好奇心を抑えられずにそれからの人生を見てしまう。
240:
その後、主人公は、愛しているかどうかもわからない妻の隣で深いため息をつく。
あの、未来を示す装置によれば、主人公はこの後、
会社で新プロジェクトをまかせれるものの、失敗しまう。それがきっかけで、退職。
そして、転職先を見つけるものの仕事が
忙しすぎ、それがきっかけで今の妻とは離婚してしまう。
そして、、決まりきった未来をそのままなぞるだけの
人生が主人公は、むなしくてたまらない。
今、彼がたのしみにしている事は、この人生から開放されること。
つまり、死である。
 
文章力がないので、うまくまとめられずすみません。
 
241:
乙。
しかし老姉妹は何者だったんだ?
243:
>>241
人口脳髄の開発者です。
249:
>>239のあたり。
人口脳髄には、安定した社会を構築する為の、適切な未来のシナリオが送られ、
人口脳髄をつけた人々は、そのシナリオ通りに動かされている。
(逆に人口脳髄からは、付けている人に関するデータが送られてくる)
自由意志が蔑ろにされてる事に、怒りをおぼえる主人公に対し、
開発者の老婆達は、脳は特定の入力情報に対して、
一定の出力情報を与える一種の機械で、自由意志など存在しないと告げる。
人口脳髄を付けていない主人公の行動も、
周囲の人からのデータを解析すれば予測可能、と告げる老婆。
納得できない主人公は、自分のデータを調べるが、
自分の意思で行っていた行動が、全て予測可能な既定のものであり、
自由意志というものが、ただの錯覚であった事を知る。
さらに主人公は、自分の未来のデータを見てしまう。
自由意志を否定され、データ通りの既定の未来を続ける主人公(以降>>240
284:
自殺サークルって映画
50人ほどの女子高生が、駅のホームに横一列に並び、
互いに手を結び合い、「いっせーのでっ」と走ってくる電車の前に飛び込んだ。
大量の血飛沫は売店の中にまで飛び込む勢いで、
死体の破片が散ったのか電車の窓ガラスが割れ、
乗客たちにまで及んだ。もちろん大騒動になった。
とある病院で、その事件をラジオで聞いた守衛は看護師たちに話しに行く。
すると、二人残っていたはずなのにもう一人だけになっていた。
帰ったのだろうかと思っていると、もう一人も帰ると言い出した。
「じゃあさようなら」そういつものように言いながら、
ドアの外に出るかのように看護師は窓の外へと落ちて行った。
駅で起こった事件を学校の屋上で話す生徒たち。
そのうちの一人が「じゃ、あたしも今から死にまーす」と屋上の縁に立った。
「どうせそんなのフリっしょあたしは本当に死ねるもん」とその隣にもう一人立つ。
「あ?俺も死ぬ死ぬww」とまた並び、気づけば十何人という数になっていた。
互いに手を結ぶ生徒たち。「え?マジで?え??」と一人が動揺する。
それにもかまわず皆は飛び降り、屋上の縁には三人だけが残った。
「あ……死ななきゃ」と女子が怯える男子にふらふらと近づき、
2人はもつれあいながら落ちて行く。
騒ぎを聞きつけやってきた教員たちの前で、残りの一人も落ちて行った。
警察が調べたところ、それぞれの自殺現場に同じ型のカバンが発見された。
中には謎のロールがあった。人の皮を繋ぎ合わせてできたものだ。
死体を検証したところ、生前に皮を剥いだ痕があった。
やがて、鈴木宗男という男が逮捕された。
彼は人間やら犬やらを袋詰めにしたあげくに殺したりしていた。
鈴木は自殺サークルを主催していると主張し、
これまでの事件は全て自分の指示によって行なわれたものだと言う。
285:
母親を呼びに行った幼女。母親は笑顔で夕食を作っている。
そして食物を押さえている方の手を動かさず、
包丁で自分の手もそのまま切って行った。
一人部屋にすわる女性。彼女は暖炉に頭を突っ込んだ。
漫才をしている青年二人。そのうちの一人が観客の前で首をかき切った。
そして200人という更に大きな規模での集団自殺が起こった。
自殺サークル主催者を名乗る鈴木が逮捕された今になって…
刑事のもとに電話がかかる。子供の声だった。
とある駅の6番プラットホームでまた集団自殺が起こるという。
張り込むものの起こらない。帰宅すると、刑事の娘が死んでいた。
壁には「6番プラットホーム」と書かれていた。
そこにまた電話がかかってくる「あなたはあなたとの関係がわかりますか?」
不可解な事を次々と言ってくる子供。刑事は自らの銃で自殺した。
友人の飛び降り自殺の現場に遭遇した少女は、友人宅に赴く。
壁には人気アイドルグループ(作中で度々出ている)のポスターが貼ってある。
ポスターの中で、数字の書かれたシャツを着た少女たちは、
ピースサインをしたり、腰に手を当てたりしながら笑顔を見せている。
ふとひらめく少女。携帯で服の数字を、出している指の数だけ押す。
すると、できたのは英単語、スーサイドだった。
で、アイドルたちが歌ってエンドロール
そのアイドルの歌が自殺を誘発するらしい。
刑事も一家そろってテレビでアイドルを見たりしていた。
鈴木宗男は便乗して勝手なこと言ってるだけで無関係っぽい
287:
>284-285
正直、どこが「後味悪い」んだ?
291:
>>287
実際に見ると伏線投げっぱなしなのが大変後味悪いが、
わかってるだけのストーリーで言うと結局主犯っぽいアイドルたちが野放しだったり
これからも集団自殺が起こり続けそうなところが後味悪い
292:
よくあの映画をここまでまとめたもんだよ、スゴイと思う。乙!!
293:
阿刀田高の短編小説から
ある日、初老の女性Aの家に電話がかかってくる。
電話の相手は航空会社飛行機事故の乗客名簿に
女性の姉の名があったので今すぐきてもらいたいと。
女性は空港に行くタクシーの中で昔の事を思い出す。
姉は生まれたときから病弱で、あと二三年の命だと医者に言われていた。
当然、両親は短い命ならばと姉を可愛がり健康なAはなおざりにされがちだった。
しかし予想に反して姉はなかなか逝かず、かといって健康になるわけでもなく
医者の診断はいつもあと二三年だった。
年頃になるとAは近所に住む青年に恋をする。
両親を介して結婚に持っていき縁談はまとまりかけたが、
死ぬ前に結婚したいと姉が言い出した。
両親は姉が長くないと思っており、かつ戦争で青年が
出征しおそらく生きて戻らないだろう事から縁談は姉の下に移ってしまう。
そして戦争が終わり、その後の混乱期に
適齢期を終えてしまったAは生涯独身を余儀なくされる。
その上青年は無事に戻ってきており、当然姉も死んでいない。
297:
Aは実家を出て働く事になる。
姉夫婦は娘が一人できたが青年は肺炎で死んでしまった。
Aは青年が死んだのは高熱が出ているのに姉が
「私はいつも辛い思いをしている。それくらいたいした事無い。」と
医者を呼ばなかったためだと思った。
寡婦になった姉は実家に戻り、同じく夫を亡くした母と同居する事になった。
姉が病気がちである事から姉の娘Bは何かとAに頼る事が多く、
Aも未婚で子供が居ないためBを可愛がった。
しばらくの後、母が死んでしまった。
母は今でも病弱な姉を心配し家と土地を除く遺産の大半を姉に譲ってしまった。
本来ならAにも半分権利がある実家も、
姉が独り立ちできないことを理由にそのまま住み着いてしまう。
Bの事も考えてAもあまり追求しないようにしていた。
姉は働かないので母の残した遺産も目減りするばかりである。
Aがある日訪ねると姉はAに無断で庭に当たる土地の半分を売却してしまっていた。
Aは流石に酷いと文句を言うが姉は
「病弱な自分に母屋を出て行けと言うのか」とまくし立てAを追い立ててしまう。
Aは長年両親から姉のわがままを聞くようしつけられていたため姉に強く出ることができない。
結局Aは姉が死ねばBを引き取って母屋を相続しようと決める事で納得する。
298:
姉がBを家政婦代わりにこき使わないように、
また残った母屋を勝手に処分されないためにAは頻繁に姉を訪ねる義務を負う事となる。
Bがそろそろ学校を卒業し、就職や結婚と言うとしになった頃、
まったく働かない姉の資産は底をつきかけようとしていた。
姉はAに一緒に住んでほしいと持ちかける。
姉の生活費と介護の世話をしたくないAは断ったが、
姉はBを売り飛ばして金にするとほのめかす。
Aは姉にはBに対する愛情が無いのではないのかと疑う。
いざとなったらBを連れて逃げ出すことも考えていた矢先に先ほどの知らせが届いたのだ。
空港に到着すると姉の親族を呼ぶアナウンスが聞こえてきた。
Aは不謹慎ながらも喜んで受付に行くと奥に連れて行かれた。
「発作を起こされましてね、事故のあった便には乗らなかったんですよ。」
笑顔で応対する職員の後ろで介抱をせがむ姉の声が聞こえる…
302:
正統派の後味の悪さだ。
姉が親としての資質に欠ける場合、早々にAがBの後見人(というのかな)になるとか
財産管理が杜撰すぎる点を指摘して管財人を指名するとか何か対策を打てそうなのに
身内の情がからんでずるずる時間が過ぎてしまうというリアルさがよい。
312:
便乗して阿刀田高 「過去を運ぶ足」
妻の父親が亡くなった。
原因は心臓発作だったが、夫はその死に一抹の疑問を抱いていた。
若い夫婦の周りには、ここ数年不幸な出来事が続いていた。
夫は父を早くに亡くし、病弱な双子の弟もまた幼くして亡くし、母と子二人だった。
妻もまた母を亡くしており、父と二人。お互い家族の少ない身の上だった。
数年前、まだすべてが順調だった頃、四人は一同に会して、
妻の父の行きつけの料亭で彼の誕生日を祝ったことがあった。
二人の親は孫を待ち望み、夫婦もまたそれを望んでいた。
妻の父は知り合いの大学病院の婦人科を紹介しよう、
と若い夫婦に世話を焼こうとしてくれた。
ところが父の心配をよそに、妻はその後すぐに懐妊した。
それからしばらくして、事件が起こった。
夫が母と妻の待つ家に帰ると、母は室内で不自然な姿勢で眠り、妻の姿がなかった。
家中探すと、妻は全裸で水の入った湯船に浸されて、やはり眠っていた。
夫が救急車を呼び、二人とも命に別状はなかった。
その朝配達された牛乳に睡眠薬が混入されていたらしい。
犯人はわからずじまいだった。
そして、妻は水に数時間浸かっていたために流産をした。
その三ヵ月後、突然夫の母が交通事故で死んだ。
横断禁止の道路を横断しようとして事故にあった。
そしてその傷が癒えぬ内に、妻の父が死んだという知らせが入ったのだった。
313:
義父の葬儀で納棺を行うとき、夫は義父の足首側を持った。
そのとき、夫はただごとではない恐怖を何故か感じた。
それは彼の心から消えることがなかった。
「おまえの足、変な格好だな」
そう言ったのはまだ子供の頃の彼だった。
言われたのは、体質も顔もどこも似ていない双子の弟だった。
弟の足首から先は扇形のとろろイモのように幅が広く、
扁平で、指先も横一線にそろっていた。
めったに見ることのない、特徴的なその足を、彼は義父の足首を持った瞬間に思い出した。
「あ、これは死んだ弟の足だ」
四人で会食をした料亭の女将が、
母と義父が二人で話していたときのことを覚えていた。
義父が孫ができないことを残念がり、
不妊についてとても詳しかったので女将は何故か尋ねたのだ。
義父は、「学生の頃に医学部の手伝いをして、大切なものを提供したのだ」と答えたという。
義父は人工授精の精子提供を行っていたのだ。
夫の実父は戦時中、外地でマラリヤにかかったことがあるという。
もしかしたらそのとき、実父は子供の作れない身体になったのではないだろうか。
義父の話を聞き、あの日和服を着ていた義父の足を母は見たのではないだろうか。
そして妻が妊娠した。母は異母兄弟の間で
生まれる医学的劣性児の出生を危惧したかもしれない。
睡眠薬を持ったのは母では?母が妻を浴槽に入れたのか?
そしてその罪の意識で、母は死を選んだのか?
過去が、おぞましい姿で今に戻ってきた、あの扁平な足が、ペタペタと足音を立てて。
初七日を終えた頃、義母も父も我が子も亡くし
やつれた妻が、夫に無理に笑顔を作って見せた。
「たった一つだけ、いいことがあるの。赤ちゃんができたみたい。お父さんの身代わりみたいね」
妻の顔を見て、夫は呻いた。
「そうか。それはよかった」
317:
>>313
読解力のない自分に解説をくれ。。。
妻が最後に妊娠したモノは一体なんだったんだ?
318:
>>317
最後のほう駆け足でまとめたからわかりにくかったかも。ゴメン。
普通に夫婦の子供です。
ただ夫は自分たちは異母兄弟なのかもしれないということを知ってしまったので呻いたのです。
320:
>>318
ありがとう!
バカな自分にも良くわかりました(・∀・)
358:
自殺で思い出した、看護師さんから聞いた話。前にどこかにも書いたんだけど。
ある若い女の子が白血病を宣告された。貧血ということでごまかしてきたけど、
彼女はうすうす気付いていたらしく、「やっぱり…でも、私頑張るから」と前向きに受け入れた。
しかしその日の夕方、彼女は病院の屋上から飛び降りてしまった。
数人の医師看護師が窓をかすめて落ちていった影に気付いて、すぐに彼女に駆け寄った。
この話をしてくれた看護師さんも急を聞いて処置に駆けつけた。
その時、自殺を図った子はまだ意識があった。
「なんで?!わたし、何したの?!なんで?!なんでこんなこと?!
痛いぃ、嫌だ、死にたくないぃ、死にたくないぃ、お母さぁん!!!」
屋上で夕暮れの街を眺めているうちに発作的に飛び降りてしまったらしい。
告知を受けたばかりなので家族に付き添うように指導していたんだけど、
彼女が元気なので安心してつい家に帰ってしまったらしい。
やがて意識も無くなり、心肺停止。心臓マッサージをするとゴポゴポと血が溢れてくるような
状態で、手の施しようがなかったという。
家族的にも付き添っていれば、と後味悪いだろうし、仕事とはいえ血まみれ状態での
「死にたくない」って断末魔の悲鳴を聞くのはきっついなぁと思う…
364:
投下します。
ドラッグストアを襲い、客として居合わせた男一人を人質にとって
夜の田舎道を車で逃亡中の二人。
主犯格Aは発砲するつもりは無かったのだが、
少し頭の足りない共犯Bが考えナシに
客と店員に発砲してしまい、客の男は死んだ。
AはBに怒りを覚えつつ、凶悪犯となってしまったため人質を捕らえて逃げている。
小さな町の留守宅に侵入して車を隠し、パトカーをやりすごす。
家の中から外を警戒しつつ、人質の身分証明書を確認すると裕福なヤッピーで
休暇で田舎に遊びにきていた男ということがわかる。
会話をしているうちに、間抜けな事にBがAの本名を口走ってしまう。
「警察にはなにも喋らないから」と言う人質も、
Aも、内心「これで人質を生きて逃がすことはできなくなった」と思う。
そしてAはあっさりとBをナイフで刺し殺す。
人質は「犯人については何も喋らない、ドラッグストアの殺人だけなら第二級殺人だが
自分を殺せば第一級殺人(死刑)になる」、と必死でAに訴える。
「君は(身分証を見たので)私の住所も家族も知ってしまった。私が証言したら
君は私の家族も狙うかもしれない。家族をそんな危険な目に合わせたくない」
人質の男の訴える口調は誠実に聞こえる。
男の質問にAが『自分のもっとも恐れることは目が見えなくなることだ』と答える
のを聞いて、「私にとって家族を失うのはその苦痛と同じ事なんだ」
そして、君は自分の魂の救済のために、私を解放するべきだ、と言う。
まだ君の魂には人を信じることによって救済され、本物の人生を送る望みがある、と。
365:
Aは鼻で笑っているが、クリスチャンで牧師のように語る男の話に
徐々に心が傾いていく。
人質の男は、自分の信心を証明する、と言う。
自分の縄を解き、表の道まで歩かせてくれたら逃げずに戻ってくる、と。
Aは当然拒否するが、男の信心の話に心が動き、疑心暗鬼ながら男を庭に出す。
男が外にいる間は、Aも銃を離れたテーブルの上に置いたままにしておく。
人質の男が道路近くまで歩いて行った時、突然ヘッドライトが差した。
逃亡犯を探すパトカーが近付いてくる。
人質の男は咄嗟に茂みに飛び込んで身を隠し、
パトカーが行ってしまうと家に戻ってくる。
男は戻ってくるというAの信心を、Aは解放している間
銃を取らないという人質の信心をお互いが認めた。
家にあった酒で乾杯をした途端、人質の男が酒の入ったグラスをAに投げ付け、
顔面を蹴りあっというまにAを椅子に縛り付ける。
「待て、俺はあんたを解放するつもりだったんだ、本気で」
と訴えるAに男は「それは分かっている」と言う。
「私も警察にはなにも言わない。君を裏切るつもりならさっき警察の車を止めていたさ」
ドラッグストアで殺された客は、一緒に休暇に来ていた男の親友だった。
男がナイフを取ったのを見て、Aは目が見えなくなるのが一番恐ろしいと言った
自分の言葉を思い出す。
妙な笑いを顔に貼付けた男が近付いて来る。
       終わり。
371:
>>365

面白かった!
452:
主人公は小学生の女の子。格好良くてダンスの才能のある兄を尊敬している。
しかし兄はもう中学生で反抗的になり、以前のように妹に優しく接しない。
むしろ『鬱陶しい』などと意地悪を吐き捨てる。
中学卒業後は芸能事務所入りで上京が決まっており、
友人や女の子達に囲まれる兄を見て、主人公は寂しく思っていた。
そんな時、兄が行方不明になる。
心配した両親が警察や各所に連絡をする中、
妹だけは嬉々として『お友達の家で宿題してくる』と出かけて行く。
不思議がる両親をよそに妹が訪れた先は町外れの空き家。
待っていた兄が、あたたかい言葉をかけてくれる。
数日前、妹は外商と名乗る黒い服の男から薬の瓶をもらった。
外国で手に入れた、人間を従順にさせる薬だが効果の程はわからない。
だが試してみる価値はある、と。
恐る恐る試したところ効果はてきめんだった。
兄はどこにも行かず自分だけを大切にしてくれる。兄の膝に座り、妹は微笑んだ。
しかし幸せは脆く崩れていく。
453:
ある夜、妹が兄の食事を運びに行くと、物が壊れる大きな音が耳を突いた。
急いでドアを開くと足元に皿の破片を散らかし、震える手をじっと見つめる兄がいた。
『ずっと家にばかり居て体力が落ちたかな』
弱々しく笑い、兄は妹のために踊る。
妹は不安を振り払おうとするが、兄の顔色は日に日に悪くなる。
放課後、空き家に走り込んできた妹に気付き兄は振り返った。
『なんだか凄く顔が熱くて痒くて…』
妹は悲鳴をあげた。兄の頬からズルリと皮がはがれ落ちている。
『どうしたんだ』と腕を掴む兄を突き飛ばすと、痩せた足は簡単に折れてしまった。
自らの体に怯えつつ咳き込むと、口から蛆がわいて出る。
『こんなのお兄ちゃんじゃない!』と泣き叫ぶ妹。
『だいたい、お兄ちゃんはいつも私に優しくなんかない!
世話をする人が私しかいないから優しくしてるだけだ!』
『違うよ…』と、兄は妹を抱き寄せ、
『本当はもっと優しくしたかったんだ、お前を大切な家族だと思っていたんだ…』と囁く。
妹は兄にしがみついて泣いた。
空き家の外では黒い服の男が時計を眺め、
『2週間と少しか…失敗だったな』と呟き、去っていった。
静かな家の中で、泣きつかれた妹は白骨を抱いて眠った。
その顔には安堵の笑みがあった。
641:
博内和代の短編「外環視点」
とある田舎町で、親族の強い勧めで見合いをした男。
その席には雪子という名の女性がいささか緊張した面持ちで座っていた。
何を話しかけても返事をせず、ただひたすら
黙って俯いているばかりの雪子に、男は戸惑いを覚える。
やがて男の思惑など構わずに縁談はとんとん拍子で進み、
男は雪子の家に婿養子として迎えられることとなる。
もともと強い意志も無く流されるままに生きてきた男は、
「それもまあ良いか」とばかりに現状を受け入れる。
簡単な祝言も終わって、夫婦となって初めての夜を迎える二人だが
相変わらず雪子は喋ろうとしない。
「ろくにお互いのことも知らないのだから、無理もない」
と思った男は気遣うつもりで優しく声をかける。
その声で顔を上げた雪子は、一冊の絵本を抱えたまま夫となった男に言う。
「ね、ご本、よんで」
見合いの席でも祝言の場でも雪子が喋らなかったのは
「そうしなさい」と親にいいつけられたからだった。
喋ればボロが出る。雪子がどういう人間かがバレる。そうなれば縁談は上手くいかない。
ここに至って、ようやく男はこの縁談がいつまでもブラブラしている自分と
精神が幼児のままである雪子とをまとめて片付ける意味があったのだ、と理解する。
憤った男は親族や雪子の両親を問い詰めるが、のらりくらりとかわされてしまう。
家では相変わらず幼女と何も変わらない妻が絵本をめくっている。
優しく接してやろうと努力してみる男だが、家事など一切出来ないどころか
生理の処置すら満足に出来ない、自分より年上の「子供」に対して苛立ちがつのるばかり。
そして、男は遠い町まで雪子と旅に出かける。
邪険にされても男をおずおずと慕い、はにかんだ笑みを見せる雪子は
人気の無い駅の椅子に座ったまま「ここで待っているように」言われて、
列車に乗る男を見つめる。
自身が、飼うことの出来ない犬猫のようにここで捨てられるのだと理解することもなく。
男を乗せた列車はゆっくりと動き出し、ホームから男を見つめる
雪子の姿は次第に遠ざかっていく。
乗客もまばらな列車内では、男が疲れたような笑みを浮かべたまま静かに涙を流していた。
……映画「鬼畜」で東京タワーに子供を置き去りにするシーンがあったが、
それとか思い出して軽く欝入る。
675:
仮面ライダーカブト
7年前に渋谷に落ちた隕石によりワームと呼ばれる
謎の生命体が密かに地球にやってきている世界。
ワームは人を殺して、その姿に擬態して人間に紛れて暮らしている。
それを倒すのが「ゼクト」という組織が開発した仮面ライダー。
(他に7年以上前から地球に存在する「ネイティブ」という種もいる)
ゼクトはワームに近づくと色が変わりワームの擬態を破るネックレスを開発。
大量生産して人々に配る。ネックレスを求める人々の長蛇の列が出来る。
元はエリートだったが色々あって転落して、
今は路上生活しながらライダーやってる兄弟がいる。
ネックレスは1人1個なんだが、弟は「オレたちが何体ワーム倒したと思ってるんだ」
と強引にネックレスを3つ奪っていく。しかし、その後何故か熱を出して弱っていく弟。
ネックレスの威力もありほとんどのワームは倒され、戦いも終わり近くになり、
グレていた兄弟は前向きになり「一緒に白夜を見に行こう」と約束する。
港で弟を待つ兄。フラフラとたどり着いた弟は化け物の姿に変化する。
ネックレスには人間をネイティブに変える効果があった。
3つもつけてしまったため、他の人より早く化け物になってしまった弟。
結局、弟は兄貴のライダーキックで倒される。
…3つも着けなきゃ、弟は死ななくても済んだのになあ…。
1つは兄の為に持って帰ってたんだが、兄貴は「オレはいい」と言って無事。
「ちょっと欲張った事で全てを無くす」…というのが昔話みたいで後味悪かった。
679:
>>675
でも一つでもいずれ化け物になるんだよね。
つーことは仮面ライダーを作った組織は
倒す敵も正義の味方も両方作り続けてウマーってことか。
後味悪いな。
678:
そのネイティブって奴等はそもそも人間が副産物的に作っちゃったものってこと?
681:
>678,679
35年前にも隕石があって、ネイティブはその頃から居る奴を指すらしい。
ネイティブは「争いのない平和な世界を作りたい」と対ワーム用に
人間と組んでゼクトやライダーシステムを作った。
だからライダーはネイティブは狩らない。
でも、彼らはワームみたいに人を殺して入れ替わるんじゃないが
ネックレスで全人類をネイティブ化しようとしていた。
結局はやってる事は同じような物。
という話なんだけど、多分その辺は最終回で主人公が何とかしてくれるので
後味悪いかどうかはまだ分からない。
723:
子供の頃に再放送で見た1970年代?のアメリカ映画「赤ちゃんよ永遠に(だったか)」
一度見ただけだから、細かい設定とか忘れたけど、確か近未来映画で
人類(全て集中管理されている)は進んだ科学によって、病気などを克服し、
老衰以外では死ななくなったが、しかしそれは同時に、
爆発的な人口増加、環境汚染、生産物の絶対的な不足を引き起こし、
人類滅亡の危機と背中合わせの時代でもあり、地球規模で人工の調整が
必要となり、やがて人類を救う方法として、地球政府が出した方針は
「今後30年間、例外なく出産を禁止する事だった」
(違反者は親子ともどもその場で密封方の半ドームに被せて窒息死刑)
そしてそういった違反者を見つけて通報すれば、
通報者には特別に食糧配給券が貰える
その為、我が子を持てない不満と食糧欲しさから、
こっそり子供を生んだ夫婦は、即刻狩りだされて
通報されてしまう、地獄のような世界になっていた。
若い夫婦に対しては、不満解消に赤ちゃん?幼児ロボットが支給されていて、
生身の我が子を持てない夫婦はそれで寂しさを癒すしかなかった
(ロボットといっても子供騙しみたいなもの)
そういった若いカップルA夫婦(夫A妻B)とC夫婦(夫C妻D)は隣同士で住んでいて、
家族同様に仲良く、お互いを助け合って生きていたが、
Bがどうしても生きた我が子を産みたいという、要求に勝てず、
夫Aを説得して世間に隠して命がけの妊娠出産。
しかしその赤ちゃんを隣のC夫婦に知られてしまい、
C夫婦の「黙っている代わりに一緒に赤ちゃんを育てさせて!」という
要求を断れ切れずに認めてしまう
724:
続き
しかし、赤ちゃん可愛さに理性を失っていった、
C夫婦はやがて赤ちゃんの側に入り浸るようになってA夫婦を不安にさせ、
やがて、C夫婦は赤ちゃんを完全に自分達に引き渡すように要求。
覚悟を決めて断ったA夫婦に、赤ちゃんが手に入らない事で逆上した妻Dは
「子供がいる!子供がいる!」と騒ぎ、A親子は広場に借り出されて、
上からは窒息死に使うドームが下ろされる
当局から通報のご褒美の食糧券を手渡されるも、
号泣したDは「こんなものはいらなかったのに」と
投げ捨て落ちた食糧券に多くの手が伸びてあっという間に引きちぎられていく。
実は、C夫婦との関係に破局を感じていたA夫婦はこっそり少しずつ地面を掘って
逃げ道を作っていって、ドームをその地下道の隠し入り口の上に
下ろされるように調節していた。
夜中の暗闇にその地下道を通って、A夫婦と赤ちゃんは外に逃れ、
隠していたボートに乗って海に漕ぎ出していく・・
その姿をこっそりC夫婦が見ていたが通報せずに泣きながら見守っていた
やがて、親子は美しい島に流れ着く
のどかで美しく自然に囲まれた誰もいないその島で、
夫婦と赤ちゃんの生活が始まると嬉しそうに森に入っていく家族と、
倒れて朽ち果てていた看板の『高濃度放射能汚染地の為、上陸を禁じる』
という文字のアップのラスト
結局はこの家族も助からないだろうという、
示唆で終わっているのが子供心に悲しかったな
あと、厚生福祉がほぼ完璧な世界なのに、
食糧の不足から、食べ物でいがみ合い取り合う
人達の姿が哀れで後味悪い映画だったよ
728:
>>724
乙。
やるせないというか、もやもやが残る良い後味の悪さ。
725:
「偽装大作戦」
金星人が繁殖能力が衰えたため、
地球を襲い地球人の女をさらって子供を産ませることにした。
ところがいざ地球にきてみると、どこもかしこも自殺した地球人の死体の山。
廃墟を、主人を失った犬ばかりがうろついている。
あせる金星人。はやく地球人の女をみつけないと、あと40年で絶滅してしまう……。
実は地球人達は、金星人の魔手を逃れるため、ある計画を実行に移していた。
それは、5億人くらいの脳を取り出して見つからぬ場所に保存。
少数の人間が脳を犬の体に写して金星人をあざむき、
彼らが絶滅した後に脳みそ人間達を復活させる。
それ以外の大勢の人々は、秘密を守るため全員自殺。
ちゃんと自殺するか見張る監視員もいるので、とても逃れられない。
犬人間が、犬的感覚を楽しみながら走っていくラスト。
737:
626 名前:おさかなくわえた名無しさん sage New! 投稿日:2007/01/20(土) 12:12:51 ID:gwQ+jQos
中学生の頃、古本屋でタロットカードを手に入れた。
そのタロットには、普通は入ってないゴールドドラゴンとか
シルバードラゴンとかいう謎のカードが入っていて
「私は特別な力でこのタロットと運命の出会いをしたんだ!」
と、かなり本気で思い込んでしまった。
気分はすっかり『不思議なパワーを持つタロットを操る魔女っ子』で
誰も頼みもしないのに、勝手に友達の家に行っては占いをしていた。
そんな事もすっかり忘れて10年経過。
久しぶりに地元に戻ったら、当時の友達が訪ねてきて
「あんたが、私は17歳で事故死って言うから怖くてたまらなかった」
と言い、草加に入信した事を明かしてくれた・・・・
本人は「おかげで心の平穏が・・・」とか「あんたも入りなよ」とか
言ってて、今は気にしてない風だったけど
ごめん!!ほんとにごめんっっ!!ごめんねっっ!!!泣
738:
>>737
うーん 面白いのを拾ってきましたね。
しかし、リアルで、たとえ占いとはいえ
「17歳で事故死」なんて面と向かって言わないよね、ふつう。
この人こういう感覚で今も生活してるなら、後味悪いことワラワラ続出だと想像します。
741:
占いといえば、バカボンにこんな話があったな。
ある日、バカボンのパパが占い師に見てもらうと、
「明日の金曜日の午後3時に死ぬ」と言われた。
バカボンのパパは「じゃあ、それまでなら何をしても死なないんだな」と思い、
命が危なくなるような行為をしてみる。
すると見事に死ななかったので、
いい気になったバカボンのパパは重りをつけて湖に飛び込む。
そして、二度と浮かび上がってこなかった。
そのあと、実は占い師が日にちを勘違いしていたことがわかった。
金曜日は明日でなく今日だった。
そして、バカボンのパパが湖に飛び込んだのは午後3時だった。
742:
パ…パパーーっ
744:
バカボンと言えば、和服着て遭うときは大抵掃除してる人の目が怖い。
覗き込んだら虚無の深淵にでも引きずり込まれそうな漆黒の目が怖かった。
746:
レレレのおじさんはもともと子沢山で、子どもをいっぺんに移動させる手段として
ホウキを使ってたんだよな。だけど子どもが全員巣立ってしまって、その寂しさを
紛らわせるためにああして色んな所をホウキで掃いて回っているらしい。と、以前
何かのテレビ番組で言ってたな。
828:
映画「それでもボクはやってない」
 
1000 :名無シネマ@上映中 :2007/01/21(日) 01:21:52 ID:uaGuuTeP
僕は、心のどこかで、裁判官なら分かってくれると信じていた。
どれだけ裁判が厳しいものだと自分に言い聞かせても、
本当にやってないのだから、有罪になるはずがない。
そう思っていた。真実は神のみぞ知る、と言った裁判官がいるそうだが、それは違う。
少なくとも僕は、自分が犯人ではないという真実を知っている。
ならば、この裁判で、本当に裁くことができるできる人間は僕しかいない。
少なくとも僕は、裁判官を裁くことができる。
あなたは間違いを犯した。僕は絶対に無実なのだから。
僕は初めて理解した。
裁判は真実を明らかにする場所ではない。
裁判は、被告人が有罪であるか、無罪であるかを集められた証拠で、
取り敢えず判断する場所に過ぎないのだ。
そしてボクは取り敢えず有罪になった。
それが裁判所の判断だ。
それでも・・・それでもボクはやってない。
831:
じゃゲーム「RULE of ROSE」を。長いし、飛ばし飛ばしになっちゃうけど・・・
ネタバレになるんでヤな人は飛ばしてね。
主人公の女の子(ジェニファー)がバスに乗ってる所から始まる。
同じくバスに乗ってた謎の少年に誘導され、
たどり着いたのは古い孤児院。・・・ジェニファーには何故か懐かしい感じ。
恐々進んでいくと、やがて孤児院の庭に盛り土を発見。
盛り土にはスコップが突き刺さっており、
彼女はその下に、自分の凄く大切な物が埋まっている気がした。
必死に掘っていると、謎の子供たちが現れ、
彼女を棺桶に突き落として拉致する。
次に目覚めたのは何故か飛空船。ここから不条理な世界からの脱出が始まる。
そこは子供たちの「社交界」が繰り広げられる、上下関係の厳しい不条理な世界。
少女は最下層の立場に位置していて、様々な貢物を捧げろと命令される。
謎の子供たちは彼女に対して冷たかったが、
ウェンディーという少女だけは優しく接してくれる。
そして道中、縛られている犬(ブラウン)を救出し、彼だけが唯一の味方となった。
冒頭の謎の少年はたびたび現れ、彼女を罵倒し、「お前は悪い子だ」と言う。
物語を進めていくごとに、彼女は自分の記憶を取り戻していき、
それら大切な「約束」を二度と忘れないために、黒板に書き記してく。
それらの断片を繋ぎ合わせて出来た言葉。
「永遠に変わらぬ 愛に誓って あなたに従います」
832:
貢物を捧げつづけたジェニファーは、今度は大量の「妖精さん」(敵)に拉致され、
次に目を覚ました場所はまたあの孤児院。
しかも口には赤いクレヨンが大量に突っ込まれた状態で・・・
慌てて吐き出して、縛られている縄を犬に解いてもらって、孤児院での探索が始まる。
しかし、やがて大切な、とても大切な自分の友であるブラウンが居なくなる。
次の貢物に指定されたのだ。
急いで貢ぎ箱のある部屋へ向かう少女。
そこで彼女が見たのは、真っ赤な血が滴り落ちる袋だった。
「おともだちはふくろのなか もうおそいよ」社交界の少女のひとりが耳打ちする。
そして、この命令を出し続けていた「姫様」が彼女の前に姿を現す。
それはずっと優しく接しつづけてくれていたウェンディーだった。
頬を歪ませて笑い、すすり泣くジェニファーを見下ろすウェンディー。
やがて耐え切れなくなって立ち上がったのは、19歳のジェニファーではなく、
子供姿のジェニファーだった。ウェンディーを平手打ちし、激しく罵倒する。
他の子供たちも同様に罵倒する。ウェンディーは泣きながら部屋を飛び出していった。
いつの間にかジェニファーは次の「姫様」になっていた。子供たちは彼女を慕い、
孤児院の外で雨に濡れるウェンディーを嘲笑する。しかし・・・。
彼女は、息子が死に精神不安定になった男(グレッグ)を調教し、殺人鬼へと変貌させていた。
その姿はまるで四つんばいの犬のようで、
興味本位に見に行った子供たちは全員殺されてしまう。
外に出ようとすると、冒頭の少年が居た。そして、カツラを外す。ウェンディーだった。
833:
ジェニファーとウェンディーはその昔、大親友だった。
「永遠に変わらぬ」「愛に誓って」「あなたに従います」その約束を交わしたはずなのに、
ジェニファーはブラウンを飼い始めた。裏切られたと感じたウェンディー・・・
「ジェニファー、あなたの笑顔は私だけのものだったのに」
「あなたが私を愛してくれなかったから、私はノライヌを連れてきた・・・でも」
そう言って拳銃を渡す。「これでおじさんを止めてあげて」
グレッグに由縁のある、弾が一発だけ込められた拳銃。
グレッグは猛獣と化していたが、
拳銃を見て表情が戻り、自らのこめかみに向け発砲する。
この最後の戦いの最中に、ブラウンも戻ってきた。
すべてがおわり、光の中へと走っていくジェニファー。
次に目覚めた時は孤児院で、子供の姿のまま。
過去に戻ってきた、と思われるジェニファー。孤児院には誰も居ない。
外へ出るとウェンディーがいて、曇りの無い笑顔で笑いかけてくれる。
ウェンディーは外へ出ようとするジェニファーを追いかけるが、寸前の所で扉が閉まってしまう。
「行かないで 私を置き去りにしないで」
しかし行かないわけにも行かず・・・孤児院のすぐ側の納屋へと向かったジェニファーは、
まだとても小さいブラウンを見つける。ブラウンを首輪でしっかりと拘束し、
二度と、誰に手にも触れる事が出来ないようにするジェニファー。
「私が守ってあげる。死ぬまで守ってあげるから」
満足そうな笑みを浮かべ、納屋に重い鍵をかける。
悲鳴のような声を上げるブラウン。ジェニファーには届かない・・・
彼女もウェンディーと同じ。愛する者を、拘束せずにはいられなかったのだ。
838:
ルールオブローズってそんな後味悪い終わり方する話だったんだ。
ホラーゲーム実況で何回か見たけど、最後のほうは知らなかったよ。
ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/1238.html
850:
>>838
終わった後に何ともいえない余韻が残るよ。
エンディング曲は「暗い日曜日」を参考にして作られた、
ものすご?い暗い曲。
852:
無職だった頃に公園を散歩していたら、
ギターを抱えてベンチに座っている老人を見かけた。
暇だから声をかけてみたところ、こんなことを話してくれた。
定年退職直後に事故で右足が利かなくなり、
そのせいで奥さんと熟年離婚してしまった。
退職金もほとんどが慰謝料として持っていかれ、
わずかに残ったお金をはたいて、昔憧れていたギターを買った。
今はもう弾き方も忘れ、ただ抱えているしかできないが、
それでも今はこうしていることが幸せなのだという。
就職も決まって忙しくなったため、それからしばらく公園に
行かなかったのだが、ある時ふと思い出してその公園を訪れた。
しかしいつものベンチにその老人はいない。
通りかかった人に聞いたところ、ある冬の日の朝、
ベンチに腰掛けたまま、ギターを愛おしそうに抱えて死んでいたそうだ。
家族のために頑張ってきたはずなのに、孤独な最期を迎えた
老人が悲しすぎると思ったと同時に、もし無職のままだったら
俺も将来そうなっちまうのかな、と思った。
853:
>>852
ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
879:
裁判といえば、4コマでこんな話があったな。
無実の罪で訴えられた青年。
明日が裁判という日に重い病気で倒れてしまう。
裁判に出ることができれば無実になるのに、
このまま死んだら有罪のままになってしまう、と泣く青年の妹。
そんな妹の願いが聞き入れられたのか、神様が現れる。
そして、青年の病気を治すだけではなく、青年は不死となる。
翌日の裁判で青年に言い渡された判決は「無期懲役」だった。
882:
>>879
終身刑ならまだしも、無期懲役ならいつか出られるよね?
888:
>>879
ドクター秩父山だな。もう一個あって、神様が現われて病気を治してくれる→翌日出た判決は「死刑」
てのもあった。
884:
実際の各年ごとの無期刑仮釈放者の在所期間の分布を見ても、
平成8年と平成12年に分布全体が長期化の方向にシフトしていて、
特に平成12年以降では、在所20年以下で仮釈放を許可される者は例外的であることがわかる。
また、平成17年に仮釈放を許された者の平均在所年数は27年2月となっている。
wikipediaより
最低20年か
体は不死でも精神が逝ってしまいそうな・・・
898:
>>884
wikipedia読んだけど、ホントにこんなに厳しいのか?
日本は終身刑がないし殺人で無期懲役なら勝ったも同然、って
イメージがあったなぁ。
前科がないなら人一人殺しても4?5年で出て来たりするよね。
885:
去年の9月の話。まだ夏季休暇中のことだ。
俺はアパートの共同の台所で鍋一杯の季節外れのクリームシチューを作った。
たらふく食うつもりが2杯しか食えなくて大半が残ったので
部屋に持ち帰って朝食うことにした。
その晩、ばあちゃんが死んだって連絡を受け、実家に飛んで帰った。
結局バタバタしてアパート帰ったのは2週間後。
部屋に入ったら腐敗臭がしてでっかいハエが5?6匹飛んでた。
ハエも臭いもシチュー鍋の蓋の隙間から出てる模様。
おそるおそる蓋を取って驚いた。
クリームシチューが鍋一杯のご飯粒になって波打ってた!
鍋の中はウジでいっぱいだった。
俺はマッハで蓋して鍋を共同の台所のコンロの上に置いてきた。
目撃者もいなければ証拠も残してないが、今だに寝覚めが悪いよ。
899:
「あさりちゃん」と同じ漫画家さんが描いてる「どろろんぱっ」って漫画に、
ちょっと後味悪いのがあった。
浮遊霊の小町は、女子小学生あんこの家に居候している。
小町は成仏し、転生したときにはあんこの娘として生まれる予定だが、
自由な身の上が楽しいのでなかなか成仏しない。
ある日、あんこは下校途中に大きな宝石を拾うが、
以来人が変わったように欲深くなり、冷たい態度をとり始める。
宝石は大天使ミカエルの落し物であり、「あれを人間が拾ったら恐ろしいことになる」と
彼が語っていたことから、小町は「あの宝石は人間を悪魔に変えてしまうに違いない。そうなったら私の転生も台無し」と焦り、躍起になって宝石を奪い取る。
しかし、宝石には人間を悪魔に変える力などなかった。
単に人間の欲を刺激し、本能をむき出しにさせるだけ。
ラストのコマでは、小町とあんこが悪魔の形相で宝石を奪い合っている。
大した話じゃないけど、児童向けのギャグ漫画にしてはちょっとダークかなと。
900:
>>899
その漫画って最終回も後味悪くなかったっけ?
天使が近い未来に滅亡する地球を見捨てて他の星にいくみたいな。
92

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