美少女「あ、鼻くそほじってる!」男「……悪いかよ!」ホジホジback

美少女「あ、鼻くそほじってる!」男「……悪いかよ!」ホジホジ


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1:
―教室―
美少女「悪いっていうか、みっともないよー」
美少女「いい年して、鼻くそほじってるなんてさ」
男「ううっ……」
美少女「アハハハハー」ポリポリ
男「あ!」
男「君こそ、目くそほじってるじゃないか!」
美少女「えへへー」
               
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3:
男「ったく、目くそを堂々とほじくるなよ」
美少女「しょうがないじゃん。目くそができやすい体質なんだから」
男「そうかもしれないけどさぁ」
男「こういうのを“目くそ鼻くそを笑う”っていうんだよ」
美少女「そういえばそうだね!」
美少女「アハハハハッ!」
男「!」ドキッ
男(この子……笑うとますます可愛くなるんだな)
               
6:
美少女「ところであなた、どうして鼻くそほじるの?」
美少女「鼻くそができやすい体質なの?」
男「それもあるけど……」ホジ…
男「これを見て」
美少女「!」
               
7:
美少女「わぁ〜、キレイ! 宝石みたい!」
男「だろ?」
男「鼻くそと鼻血が混ざり合って、琥珀色の美しい鼻くそができあがったんだ」
男「ぼくはこういう鼻くそを、レア鼻くそと呼んでいる」
美少女「へぇ〜」
男「よかったら、指につけてあげようか?」ピトッ
美少女「わっ、ありがとう! 指輪みたい!」
               
10:
男「それに……鼻くそはいい非常食にもなるんだよ」
男「……」ホジホジ
男「取れた! これ食べてみて」
美少女「いただきます」パクッ
男(彼女の唇がぼくの指に食いついた……)
               
12:
美少女「わっ、おいしい!」
美少女「ガムみたいな弾力があって、すっごい噛みごたえがある!」
美少女「それに、砂糖みたいな甘みもあって、しかもピリリとした酸味を感じるよぉ!」
美少女「飲み込んだ後も、さっぱりした後味が最高!」
美少女「こんなおいしいの、初めて食べたかも!」
男「だろう?」
               
15:
美少女「だったら私の目くそも食べてみて!」
男「いいのかい?」
美少女「こうやって、おにぎりにふりかけみたいにふりかけて……」ポリポリ
男「どれどれ……」モグッ
男「おいしい!」
男「涙の混ざった目くそは塩味がきいてて、おにぎりとの相性が抜群だ!」
男「これは食の革命だよ!」
美少女「でしょ〜?」
               
18:
男「ぼくたち、仲良くなれそうだね」
美少女「うん!」
男「あ、そうだ! これからちょっと目くそと鼻くその情報交換しない?」
美少女「いいねいいね! 面白そう!」
目くそ鼻くそと語らう――
               
19:
休日――
―駅前―
男「ごめん、待った?」
美少女「ううん、今きたとこ」
男「お、今日もいっぱい両目に目くそが溜まってるね」
美少女「あなたこそ! 鼻から鼻くそがちょっとはみ出てるよ!」
男「つまりお互い、体調は万全ってわけだ!」
美少女「そだね」
男「さ、行こうか」
               
20:
男「お、面白そうな映画がやってる! ちょっと観に行こう!」
美少女「いいねいいね!」
『怪獣超決戦! ハナクソラVSメクソラ』
男「いやー……面白かったね」
美少女「うん、メクソラが目潰しされるシーンなんて私泣いちゃって……目くそがほら」ポリポリ
男「ぼくもハナクソラが鼻フックされるシーンで鼻水が出て……鼻が鼻くそまみれだよ」ホジホジ
               
21:
ハナクソラちょっと面白そう
               
22:
美少女「この目薬を使うといっぱい目くそができるの」
男「へぇ〜、一つ買っていこうかな」
男「この指サックを使うと、鼻の穴を傷つけずに鼻をほじれるんだ」
美少女「すっごーい!」
美少女「朝起きて、目にいっぱい目くそがついてると今日はいい日だなって感じるの」
男「分かる分かる!」
男「ほじった鼻くそに鼻毛がついてると、宝くじが当たったような気分になるよ」
美少女「男君って感受性豊かなんだね!」
               
23:
男「おっともうこんな時間か」
男「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
美少女「うん、そうだね」
美少女「今日は楽しかったよ。バイバーイ!」
男「またねー!」
男「……」ホジホジ
男(おおっ、ハート型の鼻くそが取れた!)
               
24:
2月14日――
美少女「はいっ、バレンタインデー!」
男「え、ぼくなんかにいいの!?」
美少女「もっちろん!」
男「開けてみていい?」
美少女「いいよいいよ、開けてみて!」
男「どれどれ……」ガサガサ
               
25:
男「うわっ、これはすごい!」
男「チョコレートにたっぷり目くそが振りかけてある……目くそチョコだ!」
美少女「すごいでしょ〜」
男「いただきます」パクッ
男「うまい! チョコレートの甘さと目くそのしょっぱさが極上のハーモニーを生み出してる!」
美少女「ありがとう!」
               
26:
なんなんだこいつら
               
27:
3月14日――
男「はい、バレンタインデーのお返し」
美少女「お、待ってました!」
男「開けてみて」
美少女「どれどれ……」ガサゴソ…
               
29:
美少女「わっ、すっごーい!」
美少女「鼻くそキャンディーだ!」
男「へへへ……」
美少女「どうやって作ったの?」
男「まず、鼻くそをいっぱい集めて丸めて、よく乾かして、それから砂糖をまぶして……」
不良「……」
イケメン「……」
               
30:
不良「あいつ……最近、俺たちの美少女ちゃんに馴れ馴れしいよな」
イケメン「うん、二人でデートしてたって話もあるぐらいだし」
不良「デートだぁ〜? あいつ、なに抜け駆けしてやがる!」
イケメン「許せないね」
不良「こうなったら、放課後にシメようぜ!」
イケメン「美少女ちゃんに相応しいのは誰なのかってことを思い知らせてやろう!」
               
31:
放課後――
―通学路―
美少女「今日も一緒に帰ろ!」
男「うん」
不良「待てや」
イケメン「待ちなよ」
男「なんだお前ら!」
美少女「な、なんなの!?」
               
32:
不良「美少女ちゃんはみんなのアイドルなんだ!」
イケメン「独り占めは許せない!」
不良「ここを通して欲しけりゃ、俺たちと勝負しろ!」
男「……」
美少女「やめて! 私のために争わないで!」
男「いや、男には時として逃げてはならない戦いがある。それが今なんだろう」
男「受けて立つ!」
不良「いくぜえ!」
くそバトル、START!
               
33:
不良「うおおおおおおおお!」グリグリグリ
男(こいつ……耳くその使い手!? それも並の使い手じゃない!)
不良「取れた!」スポンッ
不良「どうだ!? 中耳炎寸前になるまでに溜め込んだ、この耳くそはァ!」バーン!
美少女「やだ……すごい……」ドキン…
男(美少女ちゃん、心を動かされてるな……無理もない……)
男(もしぼくが女だったら、今すぐ不良に抱かれたいと思うだろう)
男(だけど、そうはいかない!)
男「だったらこれだぁ!」ホジッ
               
34:
男「春の鼻くそ、鼻毛花粉添え!」ジャン!
美少女「緑色の美しい鼻くそに、わずかに黄色い花粉が添えてある……!」
美少女「しかも鼻毛が、まるで桜の木のような存在感を醸し出してるわ……!」
美少女「勝者、男君!!!」
不良「ち、ちくしょう……! 完敗だ……!」ガクッ
イケメン「不良君ほどの使い手を破るとはね……なら次はボクが相手だ!」
               
36:
イケメン「でやああああああああ!」カリカリカリ
男(爪で歯くそを削ってる!? なんでスピードだ!)
イケメン「どうだい?」
イケメン「この山盛りの歯くそは! まるで“とろろ芋”だろう!?」ヌチャッ
美少女「食べてみたい……」ジュルリ…
男(美少女ちゃんの食欲を刺激するほどの歯くそとは!)
男(いや……正直ぼくも食欲を刺激されている! 食べてみたい! むさぼりつきたい!)
男(さすがは学校一の美男子イケメン! 歯も歯くそも美しい!)
男「ならば!」ホジッ
               
37:
男「これだぁっ!」ジャン!
イケメン「鼻血で真っ赤に染まった鼻くそ!?」
不良「まるで梅干し! それも紀州の梅干しだぁっ!」
男「その通り!」
美少女「だ、だめっ……よだれが止まらない……!」ダラダラ
美少女「勝者、男君!!!」
男「やった!」
不良「くっ……!」
イケメン「ボクたちが敵う相手じゃなかったか……!」
鼻くそ耳くそと歯くそを打ち払う――
               
38:
男「さあ、ここを通してもらおうか」
不良「いや……まだ終わりじゃねえぞ!」
不良「こうなったら……番長を呼ぶ!」
男「番長!?」
美少女「男君!」
男「大丈夫さ……ここまできたら番長もぼくが倒す!」
               
39:
番長「こいつか? 不良とイケメンをやったってのは……」
不良「はい、そうです!」
番長「見た目はどうってことねえ小僧じゃねえか」
イケメン「見た目に惑わされてはいけません。彼は恐ろしいハナクソムリエなんです!」
番長「ほう……」ゴゴゴゴゴ…
男(なんだこいつは!?)
男(とんでもない“くそオーラ”を放っている!)
美少女「気をつけて、男君!」
               
41:
番長「オレ様の肛門括約筋の緩さは、常人の1000倍!」
番長「これが……どういうことか分かるな?」
美少女「……」ドキドキドキドキ
男(美少女ちゃんがときめいてる!)
男(まずいっ! もしも、あの最強の“くそ”を出されたら、勝ち目はない!)
男(あの番長によって美少女ちゃんは寝取られてしまうだろう!)
男(つまり先手必勝!)ホジホジッ
               
42:
番長「さっそく出させてもらうぜ……」ゴゴゴゴゴ…
男「喰らえ!」ピンッ
番長「う!」パクンッ
不良「なんだ!? 鼻くそを番長に食わせた!?」
イケメン「だけど無駄さ! そんなことしたって番長は止められない!」
美少女「男君っ……!」
               
43:
番長「い、いや違う……! 便が、便が出ない……」
番長「いつもゴロゴロいってた俺様の腹が……治った!」
不良「いつもユルユルの番長のお腹が!?」
イケメン「そ、そんな……」
美少女「男君……今のは鼻くそじゃないわね?」ニヤッ
男「その通り……」
男「今、ぼくが放り込んだのは鼻くそじゃない……鼻の中に保管してた“正露丸”さ!」
               
44:
番長「ぐっ……!」
男「まだやるか!?」
番長「ありがとう……」
男「え!?」
番長「オレ様はずっと下痢気味の腹に悩まされたんだが……お前のおかげで回復した」
番長「ありがとう!!!」シャキーン
不良「あんなさわやかな番長のツラ、はじめてだ……」
イケメン「括約筋の緩さを武器にしてたけど、本当はずっとつらかったんだね……」
               
46:
不良「俺たちの負けだ……」
イケメン「お幸せにね」
番長「へへへ……これでやっとプールや銭湯に入れるぜ! ありがとよ!」
男「さよならー!」
美少女「また明日、学校でねー!」
               
47:
美少女「男君……」
美少女「敵を鼻くそで返り討ちにするだけじゃなく、悩みまで解決しちゃうなんて……」
美少女「感激して目くそがいっぱい出て来ちゃった!」ポリポリ
男「ぼくもさ」ホジホジ
美少女「男君……大好きっ!」ギュッ…
男「ぼくもだよ!」ガシッ
アハハ…… ウフフ……
目くそ鼻くそと笑う――
おわり
               
48:
汚いけど面白かった
汚いけど
               
50:
糞ワロタ
               
5

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