【VIP】アメリカ人の友達ができた結果wwwwwwwback

【VIP】アメリカ人の友達ができた結果wwwwwww


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アレックス「ええっ!?君は日本人なのに Lucky Star を知らないのかい!?」
僕「Lucky Star?流れ星かなにかの事?それともタバコの銘柄かな?」
ア「オ?(ひたいを押さえる)まじかよ」
僕「僕なにか変なこと言った?」
ア「じゃあ今夜見せてあげるから部屋においでよ」
僕「オッケー」
※これがアレックスと僕の初めての会話でした
9:
※僕はアレックスと同じ寮に住んでいました
せっかく友達になれそうだったので、残り少なくなっていた日本のお菓子を
両手に抱えて僕はアレックスの部屋を尋ねました
僕「アレックスきたよー」足でドアコンコン
ア「空いてるよー」
僕「手が塞がってて開けられないんだ」
ア「今行くねー」ガチャ
僕「やあ」
ア「ファッ○×△□!?なんてこった、animeでみたことあるお菓子がいっぱいじゃないか」
僕「……anime?」
ア「おお!これが本物のポッキー!ひょっとしてチョココロネもあったりする?」
僕「さすがにチョココロネはないけど……なぜにチョココロネ?」
ア「いや、いいんだ。さあ、入ってくれ」ヤフー!ポッキー

10:
ポッキー(意味深)
アメリカ人と日本人の国と人種と性別という固定観念を越えた愛の始まり始まり
12:
※アレックスの住んでるとこは今までみたことのないタイプの部屋でした
厳密に言えばネットでは見たことありましたが、まさかアメリカで目撃するとは思いもしない部屋だったのです
壁にはアニメキャラのポスターが貼られ、棚には見知った漫画やアニメDVDの英語版タイトルが整然と並び、
ガラスケースの中には僕の知らないかっこいいフィギュアがズラッと並んでいました
そう、アレックスの部屋は完全な「オタク部屋」だったのです
僕「と、とてもかっこいい部屋だね……」
13:
なんだ日本じゃないのかよ
14:
>>13
失礼、かき忘れてました
僕はアメリカで大学生活を送ってました
いch
15:
ア「そうだろ!わかってくれるか!うれしいな!!これなんかはベラベラベラベラ」
僕「ちょっとまって、その早さの英語わかんないから、もっとゆっくりしゃべって」
ア「オゥ、ゴメンネ」
僕「わお、アレックスきみ日本語しゃべれるんだ」
ア「チョットダケ。日本のアニメを見ながら覚えたんだ」
僕「アレックスはアニメーションが好きなんだね」
ア「ノー!好きなのはアニメーションじゃなくてアニメだよ!」
僕「??」
16:
らき☆すたかw
34:
そう、らき☆すたです(なぜか一発変換で☆が出る)
>>16に言い当てられてちょっと悔しいwww
18:
オタクかどうかは別としてアレックスのイイ奴感がハンパ無い
19:
>>18
そうだよ、アレックスめっちゃくちゃいい奴で、
僕の文章力ではいい奴力を表現できる自信がない
20:
※アレックスによると「anime」と言う言葉は「日本製のアニメ―ション」を意味しているとのこと。
同様に「manga」という言葉も「日本製のコミック」という意味だとのことです。
僕「ふーん。日本ではトムとジェリーのようなカートゥーンでも、
 ディズニー映画でも、全部ひっくるめてアニメっていっちゃうけどね」
ア「ノー!そんなのはアニメをインサルトしてるよ」
僕「インサルト?えっと意味は……侮辱する?過激なこと言うなぁww」
ア「それ電子辞書かい?すごいね、かっこいいね!」(スマホがまだ一般的じゃない時代でした)
僕「そんなにいい物でもないけど、まだこれがないとうまくコミュニケーションがとれないからね」
ア「そうなのか……なあ、英語なら教えてあげれるけど、どうだい?」
僕「え、どゆこと?」
24:
ア「そのかわりシュウには日本語を教えて欲しいんだ」
僕「おーなるほどね、僕がアレックスに日本語を教える。その代わりに君が僕に英語を教えてくれると」
ア「そういうこと」
僕「それならさ、昼に言ってた『Lucky Star』の意味を教えてくれない?ずっと気になってて」
ア「いいよ、じゃあさっそく再生するね」ピッ
僕「ん?どういう ̄ ̄」
テレビ「『さぁ始まるザマスよ』『行くでガンス 』『フンガー』『まともに始めなさいよ』」
※らき☆すたのノンストップ上映が始まりました
https://www.youtube.com/watch?v=73O7tATQ8og
28:
※当時らき☆すたの存在は知っていた僕でしたが、連続で何話もアニメを見るということがなかったので
ア「いいかい、ここからのシーンが面白いんだ」
僕「うん……そうなんだ……zzz」
ア「起きろシュウ!寝ちゃダメだ」ガクガク
僕「アレックス、今夜はもう疲れた。寝かせてくれよ」
ア「ノー……ここからがいいところなのに」
僕「また明日も見に来るからさ」
ア「……オッケー。それじゃあいい夢を、シュウ」
僕「お休み。アレックスもいい夢を」
※こうして僕たちは友達になりました
32:
良い夢をって実際は何て言うんだい?
映画とかの日本語吹き替えじゃ良く聞くけどさ
Have a nice dream みたいな感じなのかい?
34:
>>32
まさにそれです。日本だとキザっぽいですがアメリカではよく使いました
39:
ア「シュウ、こんなこと言っていいかわかんないけど……」
僕「どうしたの?何でも言ってよ」
ア「……どうしてもチョココロネを食べてみたいんだ」
僕「ああ、らき☆すたの一話でやってた奴ね」
ア「そう!シュウはチョココロネをどうやって食べるの?」
僕「僕はお尻のほうからいっきにたべるかな」
ア「どっちがお尻?」
僕「太いほうだよ」
41:
>>39
oh……
アウト!
42:
ア「ああ、君はツカサと同じ考え方なんだね」
(ツカサはらき☆すたのキャラクター。
 コロネが貝殻のようだから細いほうが頭で太いほうがお尻だと考えている)
僕「うん、そうだよ……(チョコレートが溢れてくるからお尻みたいだなんてゼッタイ言えない)」
ア「あぁチョココロネ食べてみたいなー。どんな味がするのかなー。日本に行きたいなー」
僕「そんなに食べたいなら作ってあげようか?」
ア「ユー、シリアス?(マジで?)チョココロネ作れるの?!」
僕「うん、学校の授業で作ったことあるよ」
ア「おお?我が神よ!シュウと出会わせてくれたことに感謝します」
僕「そんな大袈裟な……あ、でもここオーブンないから作れないね」
ア( ゜Д゜)
43:
太い方は頭だと思っていたぜ……
45:
チョココロネってアメリカにもあるだろ?ないの?
47:
>>43
貝殻じゃなくて芋虫と考えるとそっちが頭になるよね
>>45
ないよ、少なくとも僕がアメリカにいたころはなかった
チョココロネは日本うまれの菓子パンです
56:
僕「ほら、このキットカットたべて元気出せよ」
ア「( ゜Д゜)」ムシャムシャ
僕「どう、気に入った?」
ア「なにこれ……すごくいい香り……」ムシャムシャ
僕「グリーンティーフレーバーのキットカットだよ」
ア「色もきれいで……こんなの初めて」ムシャムシャムハー
僕「あれ?こっちにもグリーンティーフレーバーのお菓子売ってるよね?アイスクリームとか」
ア「マジで?視界に入ってなかった」
僕「じゃあそのうちスーパー買いにいくか」
ア「よし、行こう!今すぐ行こう!」
僕「今すぐ?そんなに気に入ったのか。バスあるかな」
ア「車運転するから!ホラ行こう!ナウ!」
57:
即行動ってのがアメリカ人らしいな……
いやもちろん物臭の人もいるだろうけどさ
アレックスいいやつだわ
58:
>>57
ほんとそのあたりが極端というかwww
日本と全然違う一面を見るのがほんとに楽しかったです
59:
僕「アメリカは広くてどこ行くにも車が必要だよな」
ア「日本は違うの?」
僕「うちは近所にコンビニエンスストアーがあったし、自転車でちょっと行けば大概の物は買えたかな」
ア「便利なんだね。そういえばこっちでの買物はいつもどうしてるの?」
僕「バスに乗ってスーパーまで行ってる」
ア「ふーん。大変だね……。よかったら車だしてあげようか?」
僕「ほんとに?助かるよ!……でも迷惑じゃない?」
ア「こっちも買い物行くついでだしさ、問題ない」
僕「僕も運転を手伝えればいいんだけど」
ア「免許持ってないの?」
僕「日本のは持ってるけど国際免許にする時間がなかったんだ」
ア「へー。シューはスティック運転できる?」
僕「スティック?」
ア「ほら、ギアのついてる……オートマチックじゃない……」
僕「ああ、ミッションね」
ア「ミッション?」
僕「あれ……まさかミッション車って和製英語?」
※和製英語でした
ア「アニメ聞いててもたまに変な英語出てくるんだよね。面白いけどさwww」
僕「なんかごめん」
61:
スティックの運転
スティックの運転
63:
>>61
このスレじゃあなたの期待に応えられないよwww
64:
僕「ないなグリーンティーフレーバー」
ア (´・ω・`)ショボーン
僕「僕の勘違いだったかも。……ほら、晩ご飯おごるから元気出せよ」
ア「……それならさ、行ってみたいお店あるんだけどいい?」
僕「う……そんなに高級じゃなければな」
65:
外国人ネタの(´・ω・`)ショボーンほど可愛いものはないよなwww
66:
>>65
喜怒哀楽がはっきりしてるから、心を開きやすいというか……
僕が言ってること伝わるといいんだけど
67:
ア「タダーッ(ジャジャーンの英語版)」
僕「おお、こんなところに日本食のお店があるのか」
ア「入ってみたかったけど一人じゃなかなか入る勇気がなくて。」
僕「なるほど。入ってみるか」
店「いらっしゃいませー」
僕「あれ、お店の人日本人なんだ」
店「2名様、カウンターでもよろしいですか?」
僕「はい」
店「ではこちらへどうぞー」
僕「……(どうしよう目の前に寿司握ってくれる職人がいる……カウンターってこう言う意味かよ……)
ア「どうかしたの?」
僕「大将、すいません……ここってカード使えますか?」
68:
大「カード?使えますよッ!でもうちはリーズナブルだから気にしなくても大丈夫。ハイ、メニューです」
僕「あ、ほんとだ安い。いやぁ、こんな立派な席通されちゃってどうなることかと思いましたよ」
大「ハハハ。うちは私が趣味でやってるようなもんですからね、お安くしてありますよ」
僕「こんな素敵な店があるなんて、もっと早く知りたかったな」
大「お客さん、そこの大学の?」
僕「そうです」
大「それじゃあ今後ともごひいきにお願いします」
僕「ぜひそうさせてもらいますよ」
大「ところで……お連れさんほっといていいんですか?なんかポカンとしてますよ」
僕「あ、すいません。アレックスどうしたの?ぼーっとして」
ア「So cool……」
僕「へ?」
ア「なに今のやり取り。超カッコいいんだけど」
僕「いや、たいしたこと何も言ってないんだけどwww」
ア「それでもなんか日本映画のワンシーン見てるみたいだった」
僕「たしかにここの大将、ベテラン俳優のような風格があるね」
大「ハハ、二人とも嬉しいこと言ってくれるねぇ。今日は最高にうまい寿司握りますよ!」
69:
大将までいい人とは
70:
僕「あぁ?幸せ……このカニ汁がまた、絶☆品……」ゴクゴク
ア「SUSHIってこんなにおいしかったんだ……」ボー
僕「ねえアレックス、どれが一番おいしかった?」
ア「ツナもおいしいし、サーモンも最高だった……でも一番のお気に入りは海老フライロールかな」
僕「(こんなとこまで来て海老フライロールかよwwwまあ、たしかにおいしかったけども)」
僕「そういえば大将、なんでアメリカの巻物は海苔が内側に巻いてあるの?」
大「こっちの人は見た目が黒いと警戒して食べないんですよ」
僕「ああ、なるほどー」
大「だからこんなふうに海苔を内側に巻いて派手にデコレーションするのがアメリカンスタイルなんです。はい、海老フライロールお待ちッ」
ア「イタダキマース」
僕「まだ食べるのかよwww」
74:
アメリカ人のオタクはFPSやってるんだよ
奴ら戦争が大好きだからな
77:
>>74
たしかにゲーム売り場にはそんなゲームが目白押しでしたね
でもアレックスはあまり興味がなかったみたい
むしろ純アメリカンオタクを毛嫌いしてたような気さえします
82:
僕「あ!大将、これ二つください
大「はいよ」
ア「なに注文したの?」
僕「まあ、見てなって」
大「はい、お待ちどうっ」バチバチバチバチ
ア「なにこれ!?アイスクリームに花火刺さってるwwww」
僕「大将、これどういうこと?www」
大「ほんとは誕生日の人へのサービスなんですが、初めてきてくれた若い二人にサービスです」
ア「なんてファンタスティックなんだ(*´д`*)」
84:
お稲荷さんは?
88:
>>84
大将の作るいなり寿司は絶品だよ
この日は食べなかったけどアレックスも僕もかなりハマりました
いなり寿司は持ち帰りでも作ってくれたから学校のパーティーに持っていったほどです
94:
ア「ワオ!このアイスクリーム!!」
僕「そう、グリーンティーフレーバーだよ」
ア「オゥ……これぞッ……求めていた味!甘いのに、ディープで……もう……とろける」
僕「アレックスはホントにグリーンティーが気に入ったんだね」
ア「このレストランに来る理由がまたひとつ増えたよ」
僕「そういえばこのアイスクリームもひょっとしたらうちの姉ちゃんの会社の抹茶使ってるかも」
ア「ええ!?どういうこと!?」
僕「うちの姉ちゃんが抹茶の会社に勤めててさ、お菓子メーカーにも抹茶おろしてるんだって」
ア「シューのお姉さんすごいな!こんなおいしいもの作ってるのか!!」
僕「もし日本に来るようなことがあればうちにおいでよ。抹茶のお菓子いっぱいごちそうするから」
ア「まじでか!?あ、日本に行ったらチョココロネ、チョココロネも食べれる!?」
僕「ああ、好きなだけ食べれるよwww」
ア「フォォォオオオオオオ!!!!」
96:
アレックス好きだわwww
101:
帰りの車の中
ア「ゴチソウサマデシタ」
僕「いえいえ」
ア「うーん……何かシュウに食べさせてあげたいけど、シュウはアメリカの食べ物嫌いじゃない?」
僕「ん?嫌いじゃないよ。最近はクリームチーズとスモークサーモンを挟んだベーグルがお気に入りだし。あとクラムチャウダーも」
ア「それはよかった。なんとなく外国人はアメリカの料理嫌いだと思ってた」
僕「スーパーサイズミーとか見るとさすがにビビるけどねwwww」
ア「あ、あれは一部のアメリカ人だけだから……単なるジョークみたいなものだから」
僕「ハハハ、わかってるって」
ア「そうだ、そのうち話題のバーガーショップに連れて行ってあげるよ」
僕「スーパーサイズはノーサンキューだよ」
ア「まあ楽しみにしててよ、Hahaha」
※こうして僕たちは一緒にアニメを見たり、晩ご飯を食べたり、お互いの言葉を教えあうようになったのでした
102:
>>1とアレックスが凄い微笑ましくて妄想しそうでよだれ出てきた
103:
>>102
つハンカチーフ
アレックスとは関係ないホモエピソードもいくつかあるけどそれはまた別の話
104:
なぜだかわからんけど、アレックスが陽気な黒人で再生される
105:
>>104
イメージ崩してスマないが、陽気な金髪碧眼の白人です
107:
ア「シュウおはよう!」
僕「おはようアレックス。君がスクールバス乗ってくるなんて珍しいね」
ア「普段は車で行くんだけどシュウと話がしたかったからさ」
僕「よく照れずにそういうこと言えるね。さすがはアメリカ人というか」
ア「日本人は違うの?」
僕「うーん、アメリカ人と比べるとだいぶシャイかもしれないね」
ア「ところでシュウ、今日はパーティーでも行くの?」
僕「行かないよ。なんで?」
ア「いやー、なんだか気張った格好してるからさ」
僕「え?単にスーツ来てるだけだよ」
ア「日本ではそういう格好がスタンダードなの?」
僕「そういうわけじゃないけど……かっこいいかなって……思って……」
ア「あはは、かっこいいかっこいいwww」
僕「///」
ア「でも変な噂がたってるよ」
僕「噂?」
ア「シュウは日本の大資産家の息子で毎晩パーティーに参加するので忙しいんだって」
僕「なんぞそれ!?」
109:
俺の友達というか兄貴分のジェイソンはナルト大好きだわ
110:
>>109
アレックスもNARUTO大好きですよ
最終回迎えた時は一晩中NARUTOについて語ってましたwww
114:
ア「じゃあシュウは一般家庭の息子でこの学校にはバイトで貯めたお金と家族の支援、奨学金で通ってるんだ」
僕「そういうこと」
ア「いつもスーツを着てるのはスーツがすきだから、だよね」
僕「///」
ア「じゃあ資産家って噂は否定していいんだね」
僕「イエス、プリーズ……orz」
ア「ハハハ、おちこむなよ。カッコいいとは思うよ。でもキャンパスに着ていくには不釣り合いかな」
僕「ああ、これがTPOをわきまえるってことなんだな」
ア「TPO?」
僕「Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の頭文字だけど、聞いたことない?」
ア「ないね」
僕「ひょっとしてこれも和製英語?」
※和製英語でした
115:
僕「でも他に服ってあんまり持ってないんだよね」
ア「ジャージかしてあげようか?」
僕「いや、さすがにそれはまずいって」
ア「そう?じゃあ今日のクラスが終わったら一緒に服を買いに行かない?」
僕「いいね!……ありがとう。アレックスはいつも僕を助けてくれるな」
ア「なんてことないさ。それじゃあクラス終わったら連絡してね」
117:
僕「あれ?アレックスまたあったねwww」
ア「今日はカフェテリアで食べようと思って」
僕「一緒に食べない」
ア「ああ、いいね!」
119:
ア「ここのカフェテリアはバーガーキングもついてるし、なかなかいいね」
僕「ここに関しては僕のほうがセンパイだね」
ア「オオ、センパイ!シューセンパイ」
僕「アレックスのたまにでるカタコト日本語大好きだわwww」
124:
ア「ん?シュー、大丈夫?顔が緑色だよ」
僕「ああ、ちょっとイヤな物見ちゃった」
ア「イヤな物?」
僕「ホラ2階席にレズカップルがいるだろ?」
ア「ああ、有名なレズビアンだね」
僕「奴らが濃厚なキスをかわしてたんだよ」
ア「Oh...」
128:
僕「美男×美女、あるいは美女×美女ならまだわかるよ、絵になる」
ア「うんうん」
僕「でも合計300キロオーバーカップルはだめだろ……」
ア「同じアメリカ人として申し訳なく思うよ」
129:
>>128
ヒェッ....
130:
>>128
えぇ・・・・
131:
>>128
なんだマツコか……(震声)
133:
ア「でも抗議はしないほうがいいだろうね」
僕「僻んでると思われたくないしな」
ア「そうじゃなくて、彼女たちがレズビアンだから」
僕「どゆこと?」
ア「もしシューが『交響の場でキスなんて辞めろ』と言ったとするよ」
僕「うん」
ア「するとその言葉は彼女たちを批判するわけじゃなく、ホモを全員敵に回すんだ」
僕「ええ!?」
ア「この州では同性婚が認められてるからね。その辺りをつつくと厄介なことになるよ」
僕「じゃあさっき僕が言ってたこともまずいかな」
ア「大声で言ったらまずいかもしれないけど、あの程度なら大丈夫」
僕「ほっ」
ア「それにみんなアイツらのこと嫌がってるしね」
僕「アレックスにそんなこと言わせるなんてよっぽどだな」
ア「まったく、他の同性愛者に同情するよ」
135:
ア「それじゃあクラス終わったら迎えにいくよ」
僕「Have a good day!(よい一日を)」
ア「ヘイシュウ、その言い方は間違ってるよ」
僕「どこが間違ってるの?」
ア「dayは午前って意味だからね」
僕「じゃあ、Have a good afternoon.(よい午後を)?」
ア「ハハハ、ホントはHave a good dayでオッケーだよ。単なるジョークさ」
僕「なんだよもーwwww」
ア「よかった元気出たみたいだね」
僕「あ」
ア「See you soon ノシ」
137:
「See you soon」はまたすぐに会うことになるからsoonなんだろうな
laterはどういう時に使うんだろう
138:
>>137
僕も同じ疑問を持ったけど、あまり難しく考えないほうがいいって結論にいたったwww
どんな時でもsoonもlaterもどちらでもおk
143:
学校から車で30分のショッピングモール
僕「あれ?ここってちょっと高級なブランドのお店じゃない?大丈夫?」
ア「高級?何言ってるの?ここは庶民向けの服屋だよ」
僕「へぇ?。日本ではちょっといい感じのブランドなのに、アメリカではユニクロ感覚なのか」
ア「ユニクロ?そんな高級ブランドといっしょにしちゃダメだよ」
僕「へ?」
ア「ん?」
※当時アメリカではユニクロは舶来の高級ブランドというイメージがあったようです
 同じようにアメリカの一般向けブランドが日本では高級だったんですね。名前忘れたけど。
148:
僕「ほんとに……こんなスウェットで授業受けていいのか?」
ア「シュウのクラスメイトはスウェットはいてないの?」
僕「たしかにスウェット、ジャージ、サンダル履き、なんでもありだけど」
ア「それがふつうの大学生だよ。もっともパーティーなんかがあると、みんなものすごくオシャレするけどね」
僕「なるほどな?」
ア「これがアメリカンTPOだよ」
僕「///」
150:
僕「あんまり気に入るのがないな?」
ア「そりゃあいつもあんな格好してたら、とってもラフに見えるだろうねwww」
僕「あんまりからかわないでくれよアレックス」
ア「単なるジョークさ。あ、そうだ、気にいるのなければもう一件見に行かない?」
僕「いいよ。どこにでも連れて行ってくれ」
151:
本当にアメリカの大学にいってたの?
152:
>>151
アメリカの州立大学に通ってました
153:
>>152
友達何人くらいいた?
156:
>>153
今も連絡とってる子は数人だけど、当時はいろんなコミュニティにかなりの数の友人がいました
157:
HIPHOP好きなやついた?
158:
>>157
いました。それもたくさんwww
イメージ通り黒人さんがヒップホップ大好きでしたね
時折寮の駐車場にでかいスピーカーを摘んだアメ車で乗り入れて大音量でヒップホップ流してました
159:
ア「ついたよ?」
僕「って、ここ学校の購買じゃん」
ア「シュウもここで教科書買っただろ」
僕「あのころは右も左もわからなかったけどね」
ア「ここの奥に……ほら、服売り場があるんだ」
僕「広いとは思ってたけど何でも売ってるんだなぁ」
ア「ほら、ここのスウェット、学校名が書いてあるだろ?」
僕「ほんとだ!これも、あのシャツも、みんな学校名が書いてある。どんだけ愛校精神豊富なんだよwww」
ア「よかったらおそろいで何か買わないかい?」
僕「アレックスがそういうなら、君に全部任せるよ」
※結局紺色のスウェットにオレンジ色で学校名が書いてあるスウェットなど、学校用にいくつか買いました。
 今でも部屋着に使っています
160:
お勉強タイム
ア「やあシュウ!最近、どう?」 'Hi, Shu! What's up?'
僕「特には。そっちは?」 'Not so much. You?'
ア「変わりないよ」'The usual'
※アメリカに行って最初に苦労したのがこの挨拶 What's up?でした。
 今でこそ学校の教科書に取り上げられるようになったので有名になりましたが
 僕がアメリカに行った当時は「ハロー、ハウアーユ?アイムファインサンキュー」
 が教科書にのっている挨拶だったのです。
163:
ア「ところで君は夏休みのロングヴァケーションをどう過ごすんだい?日本に帰る?」
僕「日本に帰るにも金がかかるし、今年は寮でアニメでも見るさ」
ア「何言ってんだよシュー!夏休みは寮あいてないよ!」
僕「え、シリアス?」
164:
ア「留学生はアパート借りたりどこかにホームステイするって聞いたけど……」
僕「……やばいよやばいよ……」
ア「何も知らなかったんだね」
僕「なぁ、アレックス。アパート探しつきあってくれないか?」
ア「もちろんだよ。あ、でもその前に」
僕「ん?」
ア「ひとつ当てがあるからちょっと電話してくるねー」
167:
家に住めって展開になるもんだとばかり思ってた
169:
>>167
ア「シュー、君の住む場所確保したよー」
僕「早!いったい何したの?」
ア「両親に電話したんだ」
僕「ん?それってつまり……」
ア「シューはこれから新学期まで我が家にホームステイします」
171:
>>169
当たったよWWWWWWW
180:
※大学の寮を追い出されることになった僕は、急遽友達のアレックスの実家にホームステイすることになりました。
僕「部屋片付けまで手伝ってもらってありがとう、アレックス」
ア「なんてことないよ」ガサゴソ
僕「あ、あんまりそのへんさわらないで」
ア「あー!ハンター×ハンターの原書発見!」
僕「そういえばアレックスの部屋に翻訳版置いてあるよね」
ア「……」
僕「ん?アレックス?」
ア「……」
僕「ハロー!!!!」
ア「なに?どしたの!?」キョロキョロ
※片付け中マンガに夢中になってしまう現象は日米共通のようです
183:
僕「アレックス、君はよっぽどハンタ×ハンター好きなんだね」
ア「うん、クラピカ大好き」
僕「どう、日本語読める?」
ア「ひらがななら少しだけ……。でも内容暗記してるから何言ってるかわかるよ」
僕「どんだけ読み込んでるんだよwww」
184:
ア「ひとつ言わせてもらえるなら、もっと作者がハイペースで描いてくれるとさらにいいんだけどね」
僕「あーwww そんなときに使える日本語あるけど知りたい?
ア「うん」
僕「後に続いて言ってね「トガシ シゴト シロ」
ア「トガシ シゴト シロ?……どうゆう意味?」
僕「Togashi, do your work!って意味さ」
ア「ハハハ、確かに。彼のworks(作品)はとても好きなんだけどなー」
僕「幽々白書とか?こっちでも漫画出てるの?それともアニメで?」
ア「ええっと……」
僕「?」
ア「シュウ、シゴト、シロ。……あってる?」
僕「あってるけwwどwwもwww」
195:
僕「今日はアレックスのお父さんが迎えにきてくれるの?」
ア「そうだよ。お父さんちょっとシャイだけど、なれれば面白い人だから」
僕「オッケー。3ヶ月もあるんだし仲良くなれるといいな」
ア「ふう、これでシュウの部屋の荷物は終わりだね」
僕「じゃあ次はアレックスの部屋だな」
ア「ノー。恥ずかしいからやめて」
僕「アレックスでも恥ずかしいって思うことがあるんだなwww」
ア「シュウの目にはどんな風に映ってるんだか……」
僕「じゃあ梱包終わった荷物を外まで持ってくよ」
ア「よろしくね」
198:
※しばらくしてでっかいバンに乗って渋い白人男性がやってきました。
ア「シュウ、これがお父さんのボブ。お父さん、こちらが電話で話したシュウ」
僕「ナイストゥーミーチュー」手を差し出す
ボ「……」無言で握手。痛い
ア「ヘイお父さん、なんで黙ってるの?」
ボ「アレックス、おまえ……電話でカワイイ日本人を泊めたいって言ってなかったか?」
ア「うん。かわいいでしょ?」
ボ「男子じゃんか!」
※どうやらアレックスは僕の性別を伝え忘れていたようです
203:
ア「別に男でも女でも問題ないでしょ。それともお父さんは女の子が来るの楽しみにしてたの?」
ボ「いや、そういうわけじゃないが……キャシーやレベッカが何て言うか……」
ア「問題ないよ、シュウはほんとにいい奴だから」
僕「アレックス、キャシーとレベッカって誰?」
ア「キャシーがお母さんで、レベッカが妹。10歳だよ」
僕「へー妹がいるのか。うん、なんとなくそんな感じがするね」
ア「シュウは小ちゃい子好き?」
僕「うん、好きだよ」
ボ「うちの娘に手を出したらどうなるか……」
ア「お父さん、恥かかせないでね」(#^ω^)ビキビキ
209:
※車で何時間もかけてアメリカ内陸へと進みました
ア「さあ、ついたよシュウ、我が家へようこそ!」
僕「家って……周り一面草原なんですけど……」
ア「うん、うちの牧場なんだ」
僕「へぇ?、あ!あっちのほうに馬が見える!あれもアレックスのうちの牧場?」
ア「あれもというか……見える範囲は全部うちの牧場だよ」
僕「……What?」
212:
※さらに車で10分以上走りアレックスの実家につきました
僕「なんちゅう豪邸だよ……(日本語)」
ア「そんなところで止まってないで、さあ中に入りなよ」
僕「おじゃましまーす(日本語)」
ア「……シュウ?さっきからなんで日本語離してるの?」
僕「びっくりしすぎて英語忘れてたよ。なんだよこの豪邸は」
ア「緊張してる?ただでかいだけだからさ、リラックスしなよwww」
僕(大資産家の噂流されるべきはおまえやないか?い)
※調度品の雰囲気がよすぎておもわずヒゲ男爵でつっこんでいました。心の中で。
213:
キャシー「アレックスお帰りなさい」
ア「ただいまマム」熱烈なハグをかわす二人
キ「それであなたが……あら」
ア「こちらがシュウだよ」
僕「初めまして」
キ「……フフ。自分の家だと思ってくつろいでいってくださいね」
※キャシーは疑問に思っただろうにすべてを飲み込んで歓迎してくれました。その心の広さ、牧場級
215:
レベッカ「マム……お客様どこ?」
キ「レベッカ、こちらがお客様の、何て言ったかしら」
僕「ハローレベッカ。僕はシュウだよ」
レ((;゚Д゚)Man……?
ア「レベッカただいま」
レ「アレーーーーーーーックス」ヒシッ
※レベッカはアレックスに抱きついたままなかなかこっちを見てくれませんでした(´・ω・`)
217:
キ「レベッカ、シュウにプレゼントがあるんでしょ」
レ「ノー」ヒシッ
キ「オゥ、レベッカ……この子ね、シュウが来てくれるからってクッキー焼いたのよ」
ア「へーすごいなレベッカ。見せてくれるかい?」
レ「ん……」ゴソッ
ア「(は・や・く・受・け・取・れ)」
僕「ありがとうレベッカ」
ア「(食・べ・ろ)」
※丁寧に包み紙をはぐ僕。それを見てどこかへ駆けていってしまうレベッカ
ア「あーあ」
218:
レベッカを俺に下さい
219:
ア「なんでそんなに丁寧に破いてんの?」
僕「え、なんかダメだった?」
ア「あのねー、アメリカではプレゼントを受け取ったら包装紙を破って開けるの」
僕「そんなルールが!?」
ア「そうすることで『はやく中身が見たい』って気持ちをアピールするんだよ」
僕「あーやっちゃった……どうしよう」
キ「ねえ、シュウ。あなたアレできるかしら?」
僕「アレ?」
223:
コンコン
僕「レベッカ、クッキー食べたよとってもおいしかった」
レ「……」
僕「それでね、僕からもレベッカにプレゼントがあるんだ」
レ「……プレゼン?」
僕「出てきてくれるかい?」
レ ドア|ω・`)チラッ
僕「バラのプレゼントだよ」
※ピンク色の包装紙で作った折りバラを差し出す僕。
 それが先ほどの包装紙だと気付いた瞬間目を輝かせるレベッカ
レ「ヾ(*´∀`*)ノフォォォォオオオオオオオ!!マミーーーーー!!」
※僕の手からバラをひったくってレベッカはキャシーのところにすっ飛んでいきました
235:
キ「ほら、レベッカ。言うことがあるんでしょ」
レ「プレゼントありがとう」
僕「どういたしまして」
レ「あ、あのね、シュウ」
僕「?」
レ「イラッシャイマセ、ワタシハ レベッカ デス。 ナカヨクシテクダサイ」
僕(な、なんだこの感情は……!?これはもしや……父性?)
※そのとき本物のお父さんは僕を睨みながら貧乏揺すりしてました
243:
レ「ねえシュウ!ほかには?何が作れる?」
僕「鶴とか鹿とか……」
レ「(゚∀゚)シカ!!」
ア「レベッカ、シュウは荷物を片付けなきゃ行けないから」
レ「(´・ω・`)シカァ……」
僕「あとで一緒に作ろうね」
レ「うん!」
247:
ア「マム、シュウの部屋はどこ?」
キ「トムが使ってた部屋よ」
ア「じゃあレベッカの隣り部屋だね」
ボ「な、なあ、シュウ。なれない家族の中で急に一緒にクラスのは緊張するんじゃないか」
僕「え、まあ、はい(主にあなたのおかげで)」
ボ「そこでどうだろう、今は使ってない離れに住んでもらうというのは」
ア「離れ?そんなのあったっけ?」
ボ「ほらあっちに200ヤードほど行ったところにある……」
ア「それ資材小屋じゃないか!シュウ、こっちだよ」
ボ(´・ω・`)だって心配なんやもん……
251:
ア「ごめんね、うちのファッキンオヤジが」
僕「そんなこと言っちゃダメだよ。娘思いのいいお父さんじゃないか」
ア「うん、まあそうなんだけどね」
僕「それにしても、こんな広い部屋ホントに使っていいの?」
ア「もともとトムが使ってた部屋だけど、使う人がいなくなって久しいし、ちょうどいいよ」
僕「ねえ、そのトムってだれ?」
ア「アニキ、もういなくなっちゃったけど……」
僕「それは……なんというか……」
ア「あ、別に死んだわけじゃないよ!今はエジプトかどこかで働いてるはずだから」
僕「すごい兄ちゃんだな……」
269:
ア「さあ、これでシュウの分は片付いたね」
僕「じゃあ次はアレックスの荷物だな」
ア「いいよ、自分の分はじぶんでやるって」
僕「遠慮するなよ、日本人じゃあるまいし」
ア「えー、心は日本人だよ。機会があればいつか日本人になりたいくらいさ」
僕「じゃあ日本人が義理堅いの知ってるよね?」
ア「ああwwwそれじゃあ手伝ってくれるかい?」
273:
僕「おお、なんて部屋だ……」
ア「すごいでしょ」
僕「寮のコレクションは一部にすぎなかったんだねぇ」
ア「小さいころから好きでいろいろあつめてたからね」
僕「おお、ビデオテープか……ドラゴンボール、セーラームーンそれにポケモン……」
ア「すり切れるまで何度も見返してた」
僕「日本のアニメをここまで愛してくれるのは、なんか嬉しいな」
ア「ほんとにそう思う?」
僕「うん、愛されてるアニメを誇らしく思うし、アニメを愛してくれる人たちとならきっと仲良くできると思うね」
ア「(´;Д;`)オ……オウッ……グフウッ」ガシッ
僕「どどど、どうしたアレックス!?大丈夫か?」
※泣きじゃくるアレックスに猛烈にハグされて戸惑ってしまいました
278:
僕「……おちついた?」背中ぽんぽん
ア「(ノω;`)うん、ありがとう」
僕「いったいどうしたの?話きくよ?」
ア「……シュウはさ、『スクールカースト』って知ってる?」
僕「なんだっけ?スポーツ選手が学校のトップで、ガリ勉が下?のような。アメリカのドラマでよくあるやつだろ?」
ア「うん、でもあれはドラマの中だけじゃないんだよ。実際にみんなあのカーストに組み込まれるんだ」
僕「そうなのか」
※ここからアレックスのスクールカーストの説明が始まるんだけど要約してかきますね
280:
まず、カーストのトップは男ならアメフトなんかのスポーツ選手
女ならそれを応援するチアリーダー
次の階層にいるのがトップの子分たち
その次がいわゆる文科系の人たち
合唱をテーマにしたアメリカンドラマが一時期流行ったけど彼らの基本的な階層はここ
その次がいわゆるオタクやガリ勉
そして最下層にいじめられっこがいる
オタクやガリ勉はこの最下層に組み込まれることも少なくない
以上、簡単にだけど。
283:
僕「それじゃあアレックスも下のほうのカーストに組み込まれて……」
ア「違うんだ」
僕「え?」
ア「うちがお金持ちなのはみんな知ってたからさ、自然とカーストのトップにいたんだよ」
僕「オタクなのに?」
ア「……小さいころはアニメが好きだっていっても誰も何も言わなかった
 みんなドラゴンボールやセーラームーンのマネしてたしね」
僕「あー、やったやった。僕もかめはめ波の練習してた」
ア「見てみたいなそれー」
僕「やらないよ。それで?」
ア「……大きくなるに従ってほとんどの子はアニメの話をしなくなるし
 うちはお父さんがゴリゴリのアメリカ人だから、カーストのトップが取れるように昔から教育されていて……」
僕「いつのまにかトップになってた?」
ア「オタク趣味を隠したまま、ね」
288:
ア「それでもトップでいることはやっぱり気持ち良くてさ、オシャレして、子分引き連れて……」
僕「今のアレックスからは全然考えられないな」
ア「だろうね。なんていえばいいかな……、うん、完全に自分に酔ってた」
ア「オタク趣味さえ隠しておけばいい思いができた」
ア「取り巻きたちがいじめをやってたんだけど見て見ないふりしてた」
僕「……」
289:
ア「小学生の時の友達にさ、やっぱりアニメが好きで、いつも一緒にアニメキャラになりきって遊んでたやつがいたんだ」
僕「へぇ」
ア「だけど大きくなるに連れて、こっちはカーストのトップに、彼はオタク扱いされ接点が無くなっていった」
僕「……」
ア「そして高校をもうすぐ卒業って頃に、事件が起こったんだ」
293:
ア「その友達がさ、銃を持って教室に立て篭ったんだ」
僕「シリアス?(まじで?)」
ア「彼は取り巻きたちにいじめられてたらしくてさ、復讐したくて立て篭ったんだ」
僕「あー……」
ア「それでそいつが……一番憎んでたのが……」
僕「……アレックスだったのか?」
ア「(´;ω;`)ウン」
295:
アレックス(´;ω;`)ブワッ
296:
ア「『なんで俺を無視するんだ』『おまえならいじめを止められただろう』『おまえがいじめさせたんだろう!』って……」
僕「アレックスは悪くないよ!僕だってアレックスと同じ立場だったら」
ア「さっきさ、シュウ『アニメを愛してくれる人となら友達になれる』って言っただろ」
僕「ああ……」
ア「それ聞いてさ、シュウだったらあいつのこと救えたんじゃないかなって、そう思ったら……涙が……出てきて……
298:
僕「辛かったな……」ポンポン
ア「警察に……囲まれて……持ってた銃で……自分の頭を……」
僕 ギュツ
ア「ありがとう、シュウ……」
305:
※その後アレックスはPTSDになり卒業まで学校ヘ行くことはありませんでした
そして大学は知っている人が誰もいない海の近くの大学へ行くことにしたそうです
308:
閑話休題にコーヒーゼリーの話でもするかな
309:
>>308
ほのぼのする話を頼むぜ
310:
※これはアレックスが次の年の夏休みに日本に来た時の話
ア「シュウ……何これ?亀のゼリー?」恐る恐る
僕「亀のゼリーってなんぞwww」
ア「中国料理にあるんだけど知らない?っていうか亀のゼリーじゃないならなんなのよ」
僕「コーヒーゼリーだよ?」
ア「コーヒーの?ゼリー?!ファッキンクレイジーwwww」
312:
僕「はい、アレックスの」
ア「これを……たべるの……?」
僕「せっかくおまえのために作ったのに。いらないならいいよ」わざとらしく拗ねる
ア「ああ、食べるから、た べ る か ら!!」
313:
コーヒーゼリーってアメリカにないのか
あんな毒々しい色のお菓子はたくさんあるのに
318:
>>313
※同じ質問を当時アレックスに訊いてみた
僕「なんでコーヒーゼリーがダメでビビットカラーのゼリーは大丈夫なんだよww」
ア「なんで?青とか、赤とかおいしそうじゃない?」
僕「んん……場合による」
ア「その点ブラックって恐いというか、なんか危険な感じがするんだよ」
僕「そういや大将が似たようなこと言ってたね」
ア「でもコーヒーゼリーはもう大丈夫だよ、また作ってね」
僕「現金な奴めwww」
316:
ア「ムグムグ……」
僕「どう?」
ア( ゚д゚ )
僕「なんだよその顔」
ア「パクパクパクチュルルルル」
僕 ニヤニヤ
ア「ねえ、おかわりある?おかわり」
僕「僕の分あげるよ」
ア「ああシュウ!君とコーヒーゼリーを発明した人に感謝を捧げるよ!」
319:
外国、つてか西欧は黒い食べ物ダメなんだっけかそういえば。
タコもダメだし(少し前は)生物もダメとか……損してるな!
322:
>>319
そうですよね
そのギャップを埋める国際交流ができると、僕はとても幸せな気持ちになります
320:
※時を戻してホームステイ初日の夜
キ「レベッカはすっかり折り紙に夢中ね」
僕「こんなに喜んでもらえるとこっちまで嬉しくなります」
キ「シュウが折り紙できてほんとによかったわ。ありがとう」
僕「なんてことないです。それより折り紙のアイディア出してくれてありがとうございました」
キ「ああ、あれね♪」
僕「?」
キ「実は昔、私がまだレベッカよりも小さかったころ、この家に日本の男の人が来てね」
ア「何それ初耳」
キ「初めてみる日本人がとっても恐くってね、私も部屋に閉じこもってたの」
ア「レベッカのあれはお母さんの遺伝だったんだwww」
キ「そうね。そしたらその人が私にはばたく鳥を折り紙で作ってくれたのね」
僕「(ああ、あれか)」ゴソゴソ
キ「もうそれが嬉しくて嬉しくて……もしかしたらあれがお母さんの初恋だったかも」
ア「お母さんにもそういう時期があったんだね?www」
ボ「……」
323:
レ「ねえシュウ、こっからどうやるの?」
僕「こことここを……」
レ「わかった!」
キ「ああ……あの鳥どこにやったのかしら……いつのまにか無くなってしまって」
ア「シュウに作ってもらったら?」
キ「悪いわよ。それにそんな簡単には作れないでしょ?」
僕「え?」パタパタパタ
326:
キ「そうよ、これよ!!オーマイゴッド」
ア「ワンダホー!どうして作れるの?」
レ「当たり前じゃない!シュウはなんでも作れるのよ!」
僕「いや、なんでもは無理だからね」
キ「ああ、シュウほんとにありがとう!」ぎゅううううっ
ボブ(#゚皿゚)ギリギリギリ
僕(やばい……)
328:
>>326
そこでお義父さんにもバラを渡して一家全員落とすんですね!わかります!
330:
>>328
バラを渡してどうすんだwww
327:
ちなみにキャシーの容姿はどんな感じだったんだ(スタイル含む)
329:
>>327
キャシーはかわいらしいおばちゃんだよ
スタイルは平均的なアメリカ人って言えば伝わるかな?
331:
キ「ねえ、ボブも何か作ってもらったら?」
僕&ボブ「!?」
ア「wwwwシュウ、お父さんにはなに作ってくれるの?」
僕(こいつ悪ノリしてやがる・・・)ゴソゴソ
ボ「俺はそういうの興味ないからな。もらっても困るぞ」
僕「あーじゃあこれはアレックスにあげるよ」
ア「しゅ、シュ、手裏剣だぁぁぁぁああああああ!!」
ボ「!?」
334:
ア「何これすっごく飛ぶよ!」ヒューン
レ「シュウ!私も!私も!」
僕「ほら、作り方教えてあげるからここ座って…… まずはこーして……あーして
レ 黙々……
※そっとボブに手裏剣を押し付ける僕
レ「できたーーーー!!」
僕「よし、じゃあお父さんとどっちが飛ぶか比べてご覧」
ボ「!」
レ「お父さん、シュウの使ってずるいよー!」
僕「ほら、レディー、セット、シュート!」
レ「ハイヤァアアアアアア」シュン
ボ「……」ひょい
レ「やったぁ!お父さんに勝ったよ!ウィィイ!!」
ボ「……Thank you, Shu……」ボソッ
338:
※その後はでかい家でどこまで投げられるか競争することになり
 みんなで2階から玄関に向かって投げまくりました
 投げ終わった手裏剣をダッシュでとりに行くレベッカがとてもかわいかったです
339:
やっぱりロリコンなんじゃないか(歓喜)
341:
レベッカ身長なんぼなのよ?
342:
>>341
当時はまだ130センチくらいだったんじゃないかと
今は170近くある……
343:
このあとしばらくほのぼのホームステイが続くんだけどどのエピソードがいいかな
なにせ3ヶ月まるまるいっしょだったから話に事欠かない
346:
ボブのちんこどうだった?
347:
>>346
そこはボブのディック、あるいはボブのスティックって言わなきゃwww
見てるわけねーだろ!
348:
※手裏剣あげたり日本料理を振る舞ったりしたらすっかり気を許してくれたボブ
 ある朝起きるとボブが僕を手招きしていました
僕「グッモーニンボブ」
ボ「モーニン……今日はシューに俺の秘密を見せてやろう」
僕「ぼ、ボブの秘密……?」
ボ「さあ、俺についてこい」
352:
※ボブについて家を出る僕
 5分くらい歩くとそこには立派な倉庫が建っていた
僕「ここ?真っ暗だね」
ボ「ちょっとここで待ってろよ、今明かりつけてくるから」
僕「オイルのにおいからすると車庫か何かかな・・・?」
ボ「ようこそ、ボブのカーミュージアムへ!」ビカッ
僕「ワ????オ!!アメイジング!!!!」
354:
>>352
アメイジングってwww
お前もノリノリだなwww
356:
>>354
褒め言葉、感情を表す言葉は英語を話す上でほんとに重要
無理して使うくらいが日本人にはちょうどいいと思います
355:
マジ楽しそうで羨ましいわw
358:
※そこには軽く10台以上のクラシックカーがありました
 ボブが何十年もかけて買い集めて修理した物だそうです
ボ「これなんかは最初は錆だらけでシートは腐ってベラベラベラ……」
僕(ボブ興奮しまくってて何言ってるかわかんねえwwww)
ボ「男だったら乗ってみたいと思うよな?な!」
僕「え?イエス!」
ボ「よし、乗れ!!」
360:
ボ「この車はパッカード1941年式。WW?より前に作られた車だ」
僕「すごい……!ん?シートベルトは……」
ボ「そんな軟弱な物はない!」
僕「オウ、クレイジー(褒め言葉)」
363:
僕「ずいぶんハンドルが取られるような……」
ボ「なんだよハンドルって?」クルクルクル
僕「(あ、また和製英語だコレ)えっと、ステアリング!」
ボ「ああ、パワーステアリングもない時代だからな。昔はこんな車ばっかりだったんだぞ!」
僕「このベンチシートも?」
ボ「最高の乗り心地だろ?」
僕「(シートベルトないの怖い!肘掛けないの怖い!ハンドルとられるの恐い!ボブの運転恐い!)ちょうサイコー!!」
365:
ア「シュウ、グッモーニン」
僕「やぁ……」
ア「こんな早くにお父さんと何してたの?」
僕「ちょっとそこまで……ドライブをね……」
ボ「ヘイシュウ、これは男と男の秘密だぜ」
僕「オッケーボブ……((´∀`))b」
371:
リクエストもないしこんな時間なので続きはまた明日かきますね
「誰々のこんな話聞きたい」「アメリカではどうなの?」など
話をかくネタがあるとこちらも思い出すきっかけになるのでぜひ質問してくださいね
See you soon, have a nice dreamノシ
372:
じゃあレベッカで
374:
>>372
レ「シュウ!いっしょにジグソーパズルやろう!」
僕「オッケー」
レ「コレとっても難しいんだ」
僕「そういう時はまず角を4つ探すんだよ」
レ「あったー!これも!」
僕「そしたら次はまっすぐになってる奴を探してご覧」
レ「これとこれと……」
僕(かわいいなー)なでなで
レ「なんでなでるの?」
僕「かわいいからだよー」
レ「ウヘ、ヘヘヘヘヘ」
375:
僕「ついにラスト1ピース!」
レ「できちゃっ……た……」
僕「レベッカ、どうしたの?」
レ「これね……ほんとはお父さんと作る予定だったの」
僕「ああ……じゃあ崩しちゃおうか」
レ「だめ、これはシュウと私の記念品でしょ」
僕「Oh,レベッカ」なでなで
レ「うぇへへへへへ」
※レベッカ気味の悪いの笑いかたがすごくつぼでした
377:
それでは今度こそGood night!
380:
面白いな
レベッカとボブの話があれば聞きたい
390:
>>380
※ボブはレベッカを溺愛していましたが、レベッカはちょっと微妙なお年ごろ
ボ「レベッカ、そんなかっこう(へそ出し読書)しちゃだめだろ」
レ「お父さんに関係ないでしょ!」部屋ににげる
ボ「オウ……レベッカァ(・ω・`)」
382:
リクエストしとこ
アメリカといえばパーティー!BTTFでも出てきたダンスパーティーの話ないかなロマンス有りならなお嬉し
400:
>>382
バックトゥーザフューチャーやアメリカ映画に出てくるダンスパーティーのことは
プロム、あるいはプロムナードといいます
基本的に高校生が卒業するときにやるパーティーです
アレックスはその時引きこもってたので結局参加することができませんでした
まあ、そんなことを知らなかった僕は……
僕「プロムか……アメリカ人ってみんなプロム好きなの?」
ア「みんなってわけじゃないよ……」
僕「アレックスは踊れるの?」
ア「そりゃたしなみとしてね」
僕「まじでか、すごいな」
ア「日本人もダンスできるだろ?」
僕「無理ムリむりwwww」
ア「えー?日本人はみんな『BON-ODORI』ができるもんだと思ってたけど、あれも創作なのかい……?」
僕「あーあれもダンスになるのか」
383:
リクエストで、どっかに旅?旅行?観光?に行った話などあれば聞きたいです!
1人でも、アレックスと2人でも、アレックスファミリーとでも、それ以外の人とでもいいです!
437:
順番にリクエストいただいたものから書いていきますね
>>383
※せっかくなのでホストファミリーと旅行に行った話をしようと思います
ボ「よし。やっと固まった休みが取れた。みんなはどこに行きたい?」
キ「美術館なんてどうかしら」
レ「この前も行ったよー。もっと楽しいところ行きたいー」
ア「クルーザーでボストン周遊は?」
ボ「今友達にクルーザーを貸してるからダメだ」
レ「あ!私ミッキーにあいたい!!」
ア「ディズニーワールドか?今の時期混んでるんじゃないかな?」
レ「ディズニーディズニー!ディズニーー!!」
ボ「シュウはどこか行きたい所あるか?」
僕「実は僕、ディズニーランドっていったことないから、前から行ってみたいなーと思ってたんですけど……」
385:
今までの流れもそうだけど、文化の違いって言うかギャップを掘り下げてくれると嬉しい
従姉妹が米国人なんだが日本に来たとき、朝食はいつもドーナッツだと言い始めミスドに一緒に買いに行った時はマジで?となった
469:
>>385
ホストファミリーの朝ご飯は基本シリアルとフルーツでしたが
アメリカ人のドーナツ好きは異常でしたね
これは夏休み後、アレックスとアパートを借りて一緒に生活してた時の話
僕「おはろー(一時期流行った)」
アレックス「オハロー」
僕「朝飯どうする?」
ア「ダンキン」
僕「またかよwwwよく飽きないね」
ア「なんだかんだいいつつもシュウも好きでしょ、ダンキン?」
僕「…………まあね///」
471:
>>469
同棲していたのか……やっぱりホモだったんだな(歓喜)
474:
>>471
ひとりでアパート借りるのは負担が大きいので学生同士でルームシェアすることは
いたってふつうのことでした
まあ、アレックスだったらひとりで豪邸借りてても何の不思議もないんだろうけど
379:
乙!
ホームステイ中の、一日の流れを聞いてみたい。
あと、何か仕事を手伝ったりした、とか、家族でどっか出掛けたとかあれば是非。
387:
>>379
?
予定がある日は大概、家族全員で外食ランチorディナーからの観光

帰宅

観光で何を感じたかを発表

次は何をしたいか討論(僕の意見が採用されてしまう)

就寝
388:
?
予定がない日はまったり家ですごす

レベッカと遊んだり、アレックスの家庭教師したりされたり

晩ご飯の買い出しにキャシーと買物

晩ご飯を作ってディナー

明日何をしたいか話し合い(僕の意見が採用されてしまう)

就寝
389:
あとホストファミリーはクリスチャンだったので日曜日は教会に行きました
まさか僕がアベマリアを歌えると思ってなかったアメリカ人の驚く顔は最高でしたww
391:
ボ「シュウ、レベッカは俺のこと何か言ってなかったか?」
僕「お父さんが好きだって言ってたよ」
ボ「じゃあなぜ……なぜレベッカはにげるんだ……」
僕「訊いてこようか?」
ボ「頼むよシュウ」
393:
僕「レベッカ、入っていいかい?」
レ「カムイン」
僕「ボブが寂しがってたよ」
レ「……関係ないよ」
僕「……レベッカ、ほんとに関係ないならね、そんなに悲しそうな顔できないんだよ」
レ「(ノ_・。)泣いてないよ!」
394:
レ「私もね、何でこんなことしちゃうかわからないの」
レ「お父さんのことは好きなのに、なぜかイライラしちゃうし不安だし……」
僕「(ん?ひょっとして……)」
レ「ごめん、今シュウとも話したくない」
僕「ボブも僕もレベッカのこと大好きだからね。落ち着いたらリビングに出ておいで」
396:
僕「アメリカの性教育ってどうなってるの?」
ア「は?何言ってんだよシュウ///」
僕「いや、えっとさ……その……レベッカ生理きてんじゃね?」
ア「え!?レベッカまだ子供だよ」
僕「それでももうすぐ11歳だろ?初潮迎えててもおかしくないとは思うけど」
ア「シリアス?……そんな、家族でも気付かないのに……」
僕「家族だからこそ隠したいんじゃない?」
ア「そういえば何でシュウは生理だって思ったんだよ?」
僕「うちの姉ちゃんが生理来た時ととても似てたから」
ア「ああ?」
僕「取りあえずおまえかキャシーがレベッカの話聞いてやってくれない?」
397:
キ「シュウの考えた通りだったよ」
僕「そうですか」
キ「はぁ……母として自信なくすわ。なんでも話し合えてると思ったのに」
僕「レベッカが大人の女性に近づいてるってことですよ」
ア「シュウはやけに大人びたこと言うね」
僕「全部うちのカーサンのうけうりだよ」
399:
レ「シュウ、さっきはごめんね」
僕「気にしてないよ?」
レ「お父さんもごめんなさい」
ボ「いいんだよレベッカ」
僕「……こんなとき日本なら赤飯たくのかな」
ア「なんだいそれ?」
僕「赤飯って言って、ゴニョゴニョゴニュ……」
ア「なんだよそれ、セクハラじゃん!」
僕「セクハラちゃうわwww」
401:
僕「炭坑節……検索っと」
ア「何してるの?」
僕「盆ダンスを見せてあげるよ」
ア「やったー」
僕「ただしアレックスも覚えるように」
ア「教えてくれるの!?やっほうサンキュー」
僕(あれ?ちょっとした嫌がらせのはずなんだけど……まぁいいか)
僕「いくぞ、ディグ!ディグ!アーンド ディグ!」
ア「!?」
402:
ア「なるほど振りの覚え方ね」
僕「簡単だろ」
ア「てっきりあれを歌わなきゃダメなのかと思ったよ」
僕「www」
ア「みんなの前で披露しようぜ、さあ練習だ」!
僕(それにしてもこのアメリカ人ノリノリである)
403:
盆踊りの感想
キ「ファンタスティック、素晴らしかったわ」
ボ「オリエンタルというか……たぶんいいものなんだろうな」
レ「呪いの儀式?」
404:
ア(´・ω・`)←盆踊りが評価されずに納得がいかない
僕「そんなに落ち込むなって。日本に来たらダンス会場に連れてってあげるから」
ア「ほんと?やたー!!それまでに他のダンスもマスターしなきゃ!」
僕「別にマスターしなくても大丈夫。会場のうまい人のを見ながらやればいいんだから」
ア「やるからにはそんな中途半端は許されないよ!」
キ「ねえ、アレックス。今度はあなたがシュウにダンスを教えてあげたら?」
ア「へ?」
ボ「シュウもアメリカでやってくからにはワルツのひとつくらい踊れないとな」
僕「ボブも踊れるの?」
ボ「もちろん」
キ「ボブはとってもダンスが上手なのよ。プロムの時もね……」
ボ「キャシー、子供たちの前だぞ、そんな話はやめないか///」
キ「アラアラ♪」
405:
ア「そう、しっかり抱き寄せて」
僕「こう?」グイッ
ア「んっ、チカラ入れすぎ」
僕「ごめん……これくらい?」
ア「うんオッケー。これが基本の姿勢ね」
僕「けっこう辛いな」
ア「じゃあ右から行くよ、せーの」
僕「んぎぃ!?」
ア「何で左足出すの!?右からって言ったでしょ!」
僕「アレックスから見て右だと思ったんだよ!」
406:
>>405
ふぅ・・・。
407:
ア「こうだよ、見てて 1・2・3 1・2・3 1・2・3」
僕「それだけ踊れたらさぞかしモテたんじゃない?」
ア「別に関係ないよ」
僕「そうなの?映画のプロムみてるとメインキャラクターはたいがい踊り上手じゃん?」
ア「プロムは……出られなかったから」
僕「あっ(察し)」
408:
ア「1・2・3 1・2・3 1・2・3…… だいぶ上手になってきたじゃん」
僕「話し……かけないで……集中しないと……ウワッ」ドシン
ア「シュウ大丈夫かい?」
僕「パートナーが転びそうになったら助けるものじゃないの?」
ア「男性が、女性を、助けるんだよ」
僕「はぁ……」
ア「さあ、元気出せよ!Shall we dance?」
409:
※エントランスホールに出るとそこにはバイオリンなどを持ったおじさんおばさんがいました
ボ「せっかくだから街の演奏家に来てもらったぞ」
キ「練習の成果を見せてちょうだいね」
ア「もちろんだよ!」
僕(もちろんじゃねーよ!なんだよこの状況!)
410:
ア「シュウ、力を抜いて……」
僕「無理……絶対失敗する」ガチガチガチ
ア「失敗したっていいんだよ」
僕「?」
ア「失敗してもそれもいい思い出になるさ」
僕「そんなもんかな」
ア「さあ、集中して……」
411:
キ「ダーリン、私たちも///」
ボ「そうだな」
※ボブ夫妻が踊りの輪に加わった
412:
僕「踊れ……た……?」
ア「うん、ちゃんとワルツになってたよ」
ボ「女を落とすにはまだまだだがなwww」
ア「実際はねもうダンスパーティーでワルツを踊ることはめったにないんだよ(コソッ)」
僕「まじで?じゃあ僕は何のために……」
ア「ほらシュウ、あそこでいじけてるお姫様をダンスに誘っておいで」
僕「おまえと意外まだ無理だって!」
ア「ダンスはいろんな人と踊ってうまくなるんだよ。ほら、行ってこい!」バシン
414:
僕「しゃ、シャルウィーダンス?」
レ「ヽ(≧▽≦)ノイェーーー!」
僕(足ふまないように……踏まないように……)
レ「レディーの顔も見ず床ばっかり見てるなんて失礼だよ?」
僕「そんなこといったって……うわっ」ドシン
レ「手は器用なのにダンスは全然だめだね」
僕「ハハハハ……ちょっと休んでいい?」
415:
僕「あ、アレックス今度はお母さんと踊ってる」
レ「パーティーではね、ああやって相手を代えて踊ってもいいんだよ」
僕「へぇ?。みんな上手だな?」
レ「シュウ、……今日はありがとね」
僕「僕は全然良いパートナーじゃなかったけどねwww」
レ「そうじゃなくてね」
僕「?」
レ「アレックスと踊って、こんなパーティーまでしてくれてありがとう」
僕「ん?パーティー開いたのはボブだろ?」
レ「そうじゃなくてね、ええっと……」
417:
ボ「シュウ、おまえがいなきゃ、俺たちはどうアレックスと向き合っていいかわからなかったんだ」
僕「?」
ボ「アレックスの高校の事件は聞いただろ?」
僕「うん」
ボ「あれ以降あいつはめっきり口数が少なくなってな……
 ついには俺たちの前から逃げるように大学に行ってしまった」
僕「そうだったのか」
ボ「だからアレックスから電話で友達を連れて行きたいって言われた時は、
 これは神が私たちに授けてくれたチャンスだと思ったんだよ」
ボ「もっとも、女の子だと思ってたから、おまえが現れた時は何て試練をお与えになるんだと思ったがなwwww」
418:
レ「アレックスが今着てる服ね、あれプロムのために用意しておいたものなんだよ」
ボ「この先着る機会なんてないと思ってたが本当によかった」
僕「アレックスに似合ってるよね」
ボ「おまえは踊ってるときアレックスの顔を見たか?」
僕「いえ、実は足下ばっかり見てて……」
ボ「本当に良い笑顔だったんだ……俺たちのアレックスが戻ってきてくれたんだ。ありがとう、シュウ」ガシッ
レ「シュウ、ありがとう」ギュウウ
421:
面白いよ
422:
ア「3人とも何やってるの?3人じゃワルツは踊れないよ?」
ボ「そうだな、ああ、そうだな。どうだアレックス?次はお父さんと踊らないか?」
ア「えー?仕方ないなぁwww」
キ「シュウ、今度は私のお相手してくださる?」
僕「ま、マイ プレジャー(喜んで)」
423:
おもしろい
どんくらい前の話なん?
424:
>>423
西暦200X年だと思っていただければ大丈夫です
425:
起きたら大分伸びてた
レベッカ。お赤飯かー大人になったんだなぁ
426:
ダンスって異性同士じゃなくも良いんだ
429:
>>426
男同士はあまりないみたいだけど、練習のために女同士っていうのはけっこうあるみたいだよ
428:
キ「ほんとにこれ全部シュウのおかげよ、ありがとう」
僕「僕としては……対したことは……してな……いんですけどね」
キ「本当に日本人は謙虚なのね。私がダンスを教えてあげた人もそうだったわ」
僕「キャシーの……初恋の人?」
キ「ええ。ほんとに礼儀正しくて……私の告白も軽く受け流されちゃった
 おかげで今あの人とこうして幸せな家庭を築けてるんだけどね」
僕「ボブが聞いたら……妬みそうですね……」
キ「その程度の嫉妬はむしろ恋のスパイスよ」
僕(ひょっとしてこの前のは、ボブを嫉妬させるためにわざと話したのかな……?)
438:
僕(計画の翌日に飛行機のチケット取れるってどういうことだよ……?)
ア「シュウ、置いてくよ?。早く搭乗しなって」
僕「お、おう」
439:
僕「なにこのファッキンゴージャスな空間は……?」
レ「あー今シュウがファッキンって言ったよ」
キ「シュウ、みんなが使ってるからってそういう言葉を使うのはよくないことよ」
僕「す、すいません」
ア「そんなに目くじら立てなくてもいいじゃん。せっかくの旅行なんだし」
ボ「しかしレベッカが真似でもしたら困るだろうが」
レ「お父さん、私学校ではみんなが使ってるから使ってるよ」
ボ「な、なんだってー!?」
440:
僕(使っちゃ行けないって言われてもファッキンゴージャスなのは変わらないんだよな……何コレ、ファーストクラス?)
ボ「最近の若いものは言葉遣いがうんたらかんたら……」
ア「ねえ、ディズニーワールドついたら何から……」
レ「あ、シュレックの映画上映して……」
キ「シュウ、ついたわよ、起きて」
441:
※飛行機に乗り込んだとこまでは覚えてたのに、目を覚ましたらフロリダについてました
僕「せっかくの……ファーストクラスが……」
ア「シュウ熟睡してたね、何で?」
僕「ワクワクしすぎて昨日寝れなかったから……あぁっorz」
レ「ねえ、シュウ?何乗りたい?どこから行く?」
僕「レベッカは相変わらず元気だね」
レ「うん!ファッキン元気!!」
444:
わーい、リクエストに答えていただきありがとう御座います!
それにしてもアレックスファミリー……もしかしてすごいお金持ち……?
445:
>>444
もしかしなくともです
ちなみにホームステイ中、僕は食費や家賃を出すと言ったのですが、そのすべてが断られました
つまりあの3ヶ月間、生活のために使った金額0ドル!
446:
レ「ウヒョオオオオオオオオ、ディズニーワーーーーーールッ!!」
ア「さすがにこの年であのノリは無理……」
僕「やっほほぉぉぉおぉおおい!!ディズニーワーーーーーールッ!!」
レ「シューーー!!レッツゴー!!」
僕「イエェええええ!!」
448:
※あの興奮を文章に起こそうとすると、レベッカと一緒に興奮してたシーンばかりになってしまうと言う罠
ア「あれ?日本にもディズニーランドってなかったっけ?」
僕「ひゃっほ……うん、あるよ」
ア「たしか東京じゃなかった?シュウは行ったことないの?」
僕「『行った』ことならあるよ……」
ア「なにそのニュアンス?」
449:
僕「中学のとき東京に修学旅行に行ったんだ。その時の旅程が東京見物からのディズニーランドで……」
ア「そんなスクールトリップがあるのか!うらやましいな」
僕「東京見物を終えた班は、自分たちで公共交通機関を乗り継いでディズニーランドまで行くんだ」
ア「なるほど」
僕「ところが班員のひとりが東京のどこかで財布を落としたんだ」
ア「えぇ!?」
僕「みんなで何時間も必死に探しまわっても見つからず……」
ア「……」
僕「そのうち教師がやってきてお金を立て替えてディズニーランドまでは行けたものの……」
ア「……」
僕「もう帰りのバスの時間になってて結局少しも楽しめなかったのさ……( TωT )」
ア「御愁傷様……」
450:
僕「だから今日は楽しむぞ!レベッカ、こっちだ!」
レ「WRYYYYYYY!!!!」
※よくわからないけどお客さんで超こんでるなか、なぜかほとんどのアトラクションを並ばずに通過していました
 ボブ、恐ろしい男
452:
※一通り遊んだ後、そろそろ帰るのかなと思っていた時でした
ボ「ここが今日のホテルだよ」
僕「え?ここってまだ園内ですよ。そこにアトラクションあるし」
ボ「どうやらこういうホテルらしいな」
僕「???」
453:
※そのホテルは、ホテルというよりかは園内のアトラクションの延長のような一軒家
まるでディズニー映画の世界に入り込んでしまったようでした
レ「すごい!私お姫様?ねえ、私お姫様!!」
ボ「気に入ってくれたかい?僕のお姫様」
レ「パパ大スキー♪」チュッ
ボ「デュフフ」
僕「……」
ア「何?うらやましいの?してあげようか?」
僕「ノーセンキュー」
454:
ディズニー ホテル なんかで検索してもあの建物のことがわからない……
誰かディズニーワールドに詳しい人いたら詳細を教えていただけると幸いです。
479:
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g34515-d112074-Reviews-Disney_s_All_Star_Movies_Resort-Orlando_Florida.html
さてはこれか?
501:
>>479
ボブからメールが帰ってきました
ディズニーワールドの「dream suite」ってやつみたいです
512:
>>501
随分いいとこに泊まったんだな
さすが富裕層
455:
※翌日は場所を変えて(ディズニーワールドにはランドのようなものが3つくらいあるらしい)
 さらにディズニーワールドを楽しみました
レ「シュウ!あの家から悲鳴が聞こえる!レッツゴー!」
僕「よし、行こう!!」
レ「私恐くても悲鳴出さないよ。出すとしたら楽しくて出す」
僕「ほんとにー?」
レ「ホントだよー!!よぉおく聞いててね」
レ「。・゚・(>д<)・゚・キィィィイイイイイヤァァァアアアアアアアア!!!!!!!」
僕「楽しかったね!」
レ「ずっごぐだのじがっだ」グスン
456:
追いついた
創作と思われても仕方ないくらい面白いな
458:
ボブのお仕事って何?
言ったらボブに殺されそうな仕事?
462:
やっと追いついた
外国行ってみたいけど英語話せないと楽しめなさそう
464:
>>462
話せないなら話せないなりに面白さはありますよ
無知シチュ的な楽しさというかwww
ボディランゲージでわかりあえた時の嬉しさは異常
472:
僕「それにしても学校内にダンキンあるってすごいよな」
ア「それだけアメリカ人にとっては欠かせないものなんだよ」もぐもぐ
僕「おい、もう授業始まるぞ」
ア「大丈夫だって、みんな食べてるし」
僕「やっぱり日本と感覚違うなぁ……」
先生「グッモーニンエブリワン!」もぐもぐ
僕「おまえもかMr.グリーンwww」
476:
僕「今日の朝食はベーグル屋いこうぜー」
ア「ダンキン…… (´・ω・`) 」
僕「どれだけダンキン好きなんだよwww」
ア「いいよ、ベーグル屋行くよ……(´・ω・`)」
僕「よし、じゃあ行くぞ」
ア「あれ?」
僕「そのしょんぼり顔がいつまでも通じると思ってんじゃない!」
ア「ちぇーっ」
482:
ア「オハロー……何のにおい?」
僕「ごはん炊いたぞー」
ア「オー、ワショクー?」
僕「うん、みそ汁と焼き魚と納豆」
ア「NATTO!?そんなものどこで買ってきたのよ?」
僕「あれ?アレックス食べたことあった?日本食のお店に売ってたよ」
ア「ごめん、今日お腹へってないや……」
僕「せっかく日本好きなおまえのために買ってきたのに……(自分が食べたいだけ)」
ア「Oh...Shu...」
僕(ちょろいな)
484:
僕「納豆なんてどこで食べたんだ?」
ア「学校のゲームで世界の臭いものあつめて食べるってのがあって……」
僕「ああ、シュールストロミングとか」
ア「そう、そういうやつ。それで納豆食べたけど、酷い臭いだし、味しないし……」
僕「ん?」
485:
僕「アレックス、たしか大将のところでマグロの山掛け食べてたよね」
ア「うん、あれおいしかったよ。なんで?」
僕「じゃあ、粘り気が嫌いってわけでもないよな」
ア「?」
僕「よし、おまえに本当の納豆ってモノを食べさせてやる」
ア「うう……納豆だけは……」
486:
ア「何でかき混ぜるの?」
僕「かき混ぜると山掛けみたいに粘り気が出るんだよ」
ア「なんか見た目どんどんグロス」
僕「それでつゆを入れて」
ア「なにその小袋?」
僕「やっぱり入れてなかったのか。そりゃ味がしないはずだwww」
ア「それ入れたらおいしくなるの?」
僕「ああ、なるなる。コレを納豆に入れないのはドーナツに砂糖を使わないのと同じ」
ア「あーそりゃまずいわ」
僕「あとは好きな薬味を入れれば良いんだけど、アレックスはネギ好きだよね」
ア「うん」
僕「よし、じゃあまずはこれを食べてみな」
487:
ア「イタダキマス…… あ……うぅ……」
僕「はしが口に届いてないぞ」
ア「えい!……あれ?」
僕「ご飯と食べるとさらにおいしいぞ」炊きたてご飯を差し出す
ア「なんで……しゅごい」むしゃむしゃ
僕「ここにきざみ海苔というものがあってだな……」
ア そっと茶碗を差し出す
489:
ア「海苔をかけるとなんかスシのような感じがする……」
僕「そういうのを磯の香りっていうんだよ」
ア「ねえ、他にはどんな薬味があるの?」
僕「今日用意したのはネギと海苔だけだよ」
ア「ねえ、明日も納豆食べたい」
僕「あ、スマン。そこまでハマると思わず買ってきてなかった」
ア「オーマイ……」
490:
僕「大将、ここって納豆置いてたっけ?」
大「裏メニュー(日本人用)に納豆巻おいてますよ」
ア「ナットーマキ?なにそれ」wktk
僕「納豆ロールだよ」
ア「寿司と納豆を合体させたのか!?ファッキンクレイジーだな(褒め言葉)」
492:
大「納豆巻おまち」
ア「え……何この黒いの?」
僕「コレが納豆巻だよ。おまえどんなの想像してたの?」
ア「ロール(海苔が内側に巻いてある巻寿司)に納豆がかけてあるのかと思った」
僕「ハハハwwwまあいいから食べてみなって」
ア「うん……(パク)……なにこれ……納豆が中から溢れてきて……」ムシャムシャ
僕「うまいだろ?」
ア「なんかね……納豆が何倍もおいしくなってる気がする……」
大「うれしいね、わかってくれるか。その納豆わたしの手作りだよ」
僕「すごい、大将の手作りか。僕も食べていいか?」
ア「モゴモゴ(早く食べてみなって)」
僕「なんだこれ!うまっ!!」
494:
ア「この納豆持ち帰りたい」
僕「これ納豆だけで商売になるな……」
大「大量にあるけどよかったらもってくかい?」
僕「いいの大将?」
ア「ヤッター!!!!」
495:
納豆生活6日目
僕「どんだけ納豆にはまってんだよ」
ア「日本人ぽい?」
僕「日本人以上だよwww」
ア「明日はバターと一緒に食べてみたい」
僕「あ、すまん。米きれたから明日はダンキンな」
ア「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!」
505:
だってばよっ!!とかの語尾って英語だとどう表現するの?
506:
>>505
手元にNARUTOの英語版ないのでわからないけど、たしか無理矢理別な言葉を入れてたような
語尾の変更はまず無理なので、ファンサブなんかの字幕つきアニメでは英文の最後にその語尾をつけるだけだったりします
例Darling, I love you daccha.
510:
今日は食に関するエピソードをもうひとつ
少し胸糞かもしれないので見たくない人はブラウザバック推奨
※アメリカ生活の2年目も順調に滑り出した頃
ア「オハロー、シュウ」
僕「おはろうアレックス」
ア「今日の晩ご飯なんだけど一緒に食べにいかないかい?」
僕「いいよ。大将のところなんてどう?」
ア「実はもう行くところは決めてるんだ」
僕「へー、どこ?」
ア「それはいってのお楽しみ!」
511:
僕「ずいぶん遠くまで行くんだな」
ア「知り合いにおすすめのジャパニーズレストランないか聞いたら教えてくれたんだ」
僕「お、新規発掘か。楽しみだな」
ア「見えてきたよ?。」
513:
コリアンかチャイニーズの和食レストランか?
514:
???「イラッシャセー」
僕「?!」
???「こちらノテーブルへドゾー」
7人がけくらいの鉄板焼きの席に通される僕たち
すでにそこには5人がかけていて僕たちが最後の客だった
どうやら完全予約制のお店らしい
鈴木「今日みなさんヲ担当するスズキダヨー。よろしくね」
ア「あれ?シュウ、この人日本人?」
僕「100%違う……」
鈴「今日はジャパンの鉄板ヤキをたのしんでってネ!」
>>513
察しがいいですね
まさにそんな感じのお店です
515:
鈴「何食べるデスカー?」(超なまった英語)
ア「じゃあKOBE BEEFコンボをレアで」
僕「(一番値段が手頃なのは……)TOFUステーキコンボをひとつ」それでも1人前30ドル近くした
鈴「オッケー、じゃあ今から焼きますヨー!」
518:
※スズキは腰からナイフを引き抜くとタマネギを厚めにスライスし重ねて
その中に油かアルコールでも入れて、火をつけました
立ち上る炎にアメリカ人(アレックス含む)が大興奮
519:
こんな感じ
https://www.youtube.com/watch?v=fEJlgNvlxjE
520:
燃え盛るタマネギに対してスズキが一言
「フジヤマ イズ バーニング」
僕の怒りゲージが20上がった
521:
(アカン)
522:
※続いて出てきたのがそれぞれのメインである肉や豆腐
僕「何コレ……豆腐ステーキって、店に売ってる豆腐をそのまま出してるだけじゃん……」
※当時から豆腐は人気でふつうにスーパーで売っていました
ア「このKOBE、全然柔らかくないよ……?めっちゃアメリカンビーフ……」
スズキ「みんなミテー!」
※フライ返しとナイフでジャグリングをはじめるスズキ、焦げ付く野菜
524:
※盛り上がる中野菜を皿に盛るスズキ
鈴「ごめんなさいねー、チョットこげちゃったよー」
日本人のフリ→富士山噴火→まずい食事→焦げ焦げ野菜で怒りゲージはほぼ満タンに
525:
※そして鉄板についた焦げをひとかたまりにして、トドメの一言
鈴「これが日本のチョコケーキだよ!」
僕「ドントインサルトジャパニーズカルチャー!(日本の文化を侮辱すんな!)」
僕「アレックス、帰ろう」
ア「うん」
鈴「お客さん」
僕「あ?」
鈴「チップ置いてってくだサーイ」
僕「ふざけんなファッキンコリアン!!」
529:
支払いを済まそうとすると偉そうなのが奥から出てきました
田中「お客様どうしましたか?」店員のネームプレートに日本人ぽい名前が書いてある
僕「鈴木が日本の文化をバカにしたから帰るんだよ!」
田中「え、お客様本物の日本人?そ、それは失礼しました……」
僕「なんだよ本物って?ああ、この店は偽物ばっかりだからな!」
田中「はい。だから本物の日本人はこの店に来ないんですよwww」
※あまりの怒りに言葉を失いました
532:
帰りの車
ア「シュウ、ごめんね。あんなとこ連れてって……」
僕「……」
ア「シュウを喜ばせたかったのに、あんな……」
僕「アレックスは悪くないよ。……僕のためにありがとな」
ア「だめだよ!今日は最高の日にするって決めてたんだ!!」
僕「今日は何か特別な日なの?」
ア「わからないの、シュウ?」
僕「ん?」
ア「Happy birthday, Shu.」
533:
僕「そうか、今日誕生日だったか……完全に忘れてたわ」
ア「それなのに……僕は……」
僕「アレックス、もう気にしてないよ」
ア「嘘だ」
僕「まあ、簡単に忘れられないけど、それよりもおまえが祝ってくれようとしたことがすごく嬉しいよ」
ア「シュウ……」
僕「……なあ、これから大将のとこいかないか?」
ア「うん、そうだね!」
僕「うまいもんいっぱい食おうぜ!」
ア「うん!」
僕「」
536:
僕「そうか、今日誕生日だったか……完全に忘れてたわ」
ア「それなのに……」
僕「アレックス、もう気にしてないよ」
ア「嘘だ」
僕「まあ、簡単に忘れられないけど、それよりもおまえが祝ってくれようとしたことがすごく嬉しいよ」
ア「シュウ……」
僕「……なあ、これから大将のとこいかないか?」
ア「うん、そうだね!」
僕「うまいもんいっぱい食おうぜ!」
ア「うん!」
僕「もちろんアイスに花火をつけてな!」
538:
今思い出してもあのレストランはむかつくけど、
あの日はアレックスが初めて僕の誕生日を祝ってくれた大切な日になりました
それではまた明日続きを書いていきますね
See you soon,have a nice dream.ノシ
539:
乙!
続きを楽しみにしてるよ、楽しい話を有難う!
541:
追いついた!日本が好きな外国人ってめっちゃ萌えるよなー
ところで日本人の宗教観ってどう思われてるのかな
やっぱテキトー過ぎて不愉快かしら。特にアレックス達はクリスチャンだし
自分は無宗教だけど、神道のテキトーさやおおらかさとか、他宗教への寛容さとかは良いなって思うんだけどなー
そもそも無宗教が野蛮、って風潮やっぱりあるんかね?
545:
※では差別や宗教観について思い出せるところでかいてみようと思います
トルコからの留学生ハリル(超親日)との会話
ハ「なあシュウ、さっきの授業でいろんな国の宗教についてやったけど、おまえ自身は神を信じてる?」
僕「僕は無宗教だよ」
ハ「それは神様を信じないってことだろ!?マジでかよ?あり得ない!」
僕「なにそれそんなに驚くこと?」
ハ「シュウ(かわいそうなものを見る目で)この世界はどうやって始まったか知ってるかい?」
僕「ビッグバンだろ?」
ハ「違う!神様がお作りになったんだ!!」
僕(えぇ??????)
546:
トルコはイスラム教だよね
547:
>>546
実はイスラムの神様もキリストの神様も同じなんだぜ
548:
ハ「そもそも神様がいなければ、こんなに素敵な世界がデザインされるわけないだろ?」
僕「それは自然淘汰と進化の繰り返しで……」
ハ「そうか、君は進化論の信者なんだね?」
僕「いや、だから僕は無宗教だって」
ハ「進化論なんて宗教と変わらないから!」
551:
>>548
狂信者
554:
>>551
そうとも言い切れないんですよ
ここでは省きましたが、実はこの議論の周りには世界中の留学生が集まっていて
そいつらもハリルに同調して、僕に「神はいる」って言わせたいようでした
どうやら日本人が無神論者っていうのがとにかく信じられなかったみたい
560:
僕「あ、アレックス……タスケテ」
ア「なにやってんの?」
ハ「アレックスはもちろん神を信じるよな」
ア「もちろん」
ハ「じゃあアレックスからもシュウに説明してやってくれよ!!」
ア「おっけー。じゃあこれからレストラン行くことにしてるからそこで説得してみるよ」
僕「アレックス、おまえもか」
565:
ア「なんであんな議論にまきこまれてんのさwww」
僕「英語の授業で宗教についてやってたらみんな白熱しちゃって」
ア「そんなの「おっけー。私は神を信じてます」って言っとけば良いんだよ」
僕「ずいぶん軽いなー。おまえクリスチャンだろ」
ア「クリスチャンにもいろいろいるんだよ」
僕「ふーん……じゃあアレックスにとって神様って?」
ア「うーん……アキラ・トリヤマかな」
僕「おまwwwww」
566:
僕「あの程度のことであんなに議論が白熱するんだから、世界から戦争が無くならないわけだよ」
ア「ひょっとしたら『あの程度のこと』って考えてることが戦争の原因かもね」
僕「なるほどな……大将、納豆巻ある?」
大「はい、納豆巻いっちょー」
ア「あ、こっちも」
大「納豆巻にちょー」
574:
僕「そういえば、ああいう議論は巻き起こっても、そこから差別されることがないな」
ア「ん?ディベートと差別は別物でしょ?」
僕「日本ではさ、まだディベートってものが根付いてなくてさ」
ア「ふむ?」
僕「議論をしようとしても無視したり、相手の意見を聞かずに自分の言いたいことを言うやつも多くて
 さらには少数派を多数派で叩いて議論自体を封じちゃうんだ」
ア「なるほど」
僕「だから討論の果て、わかりあえずに差別が生まれることも珍しくないよ」
ア「例えば?」
僕「学校のいじめなんてまさにそれだよね」
ア「え!?日本の学校にもいじめがあるの?」
578:
僕「さいわい僕はいじめることもいじめられることもなかったけどね」
ア「よかったー」
僕「そういえばアメリカに来て、日本人だからって理由で差別されたことないけど、なんでだろう?」
ア「いくつか理由があると思うよ」
僕「例えば?」
ア「ここがマサチューセッツだからかな」
僕「?」
ア「もしここが南部だったら、もっと激しい差別にあっていたかもしれないけど、」
僕「ふむ」
ア「ここで人種差別する奴がいたら、そういう奴らこそ差別されるから」
579:
僕「僕は良い場所に留学できたんだな」
ア「次に日本人は他のアジアンと比べると礼儀正しいからね」
僕「そんなに違うかな?」
ア「誰も人種差別はしたくないけど、それでも礼儀正しくない奴らとはつきあいたくないさ」
580:
マサチューセッツとかイッチエリートじゃん・・・。
581:
>>580
マサチューセッツは州の名前ね
さすがに僕の頭でMITは無理www
582:
マサチューセッツ州は外国人に対して寛容な土地柄なの?
583:
>>582
僕はそう思います
584:
ア「やーいレッドネック」
586:
>>584
アレックスがそんなこと言うわけないだろ
地域として差別がまだあるって言っただけです
585:
ア「差別されない理由……あとはシュウの人柄かな」
僕「ぼく?」
ア「なんていうか憎めないキャラしてるんだよね」
僕「思ったことけっこうズバズバ言っちゃうほうだと思うけど」
ア「シュウのそれってアメリカではふつうだよ」
僕「まじでか( ̄△ ̄;)」
ア「そう、そういう表情wwwそういうところが憎めないんだよね」
僕「アメリカ人の感覚がわからない……」
587:
差別や宗教のお話はここまで
さて何について話そうかな?
588:
>>587
アレックスは何州出身なの?
589:
>>588
たしかペンシルベニアだったはず
590:
※アメリカと言えば独立記念日
独立記念のお祭りの話をしようと思います
591:
※ここはボストン、マサチューセッツ
ボ「シュウは独立記念日は初めてか?」
僕「はい、とても盛大なお祭りがあるらしいですね」
キ「今日のお祭りにはエアロスミスがくるのよ。知ってるかしら?」
僕「アルマゲドンの!?スパイダーマンの!?」
ア「そう、そのエアロスミスだよwwwハリウッド映画の効果はすごいな」
レ「ねえ、シュウ。アイスクリーム食べたいよね」
僕「ん?今は……」
レ「食べたいよね!アイスクリーム!!」
僕「うん……?」
ア「お父さんはシュウがやりたいことになら財布のヒモが甘くなるからさ」(ボソ)
キ「普段はレベッカが虫歯になるのを嫌がって、あまりアイスクリームは買わないの」(ボソ)
僕「ボブ、みんなでアイスクリーム食べようよ」
ボ「うん、シュウがそういうならみんなで食べるか」
593:
僕(ん?あれは……)「レベッカ、あの像の前で記念写真撮ろう」
レ「いいよー」
ア「おっけー。スマーイル」
像「……」ツンツン
レ「オォォォオオウ!?動いてルゥゥゥウウっ!?」
パシャ!!
594:
ア「おかげで良い写真が撮れたよwww」(像の下の籠の中に10ドルぽーい)
像「!?」
レ「アレックス知ってたのね!」
ア「それを言うならシュウもだろ」
僕「ごめんねレベッカ」
レ「まったくもう!変な顔で写っちゃったでしょ!」
ア「きみ、もう一枚写真いいかな?」
像「……」大袈裟なお辞儀
ア「セイチーズ」
レ「チーーーッ!!」
※銅像に抱き寄せられるとても素敵な写真ができました
595:
僕「このあと花火見るんだっけ?この人だかりじゃ場所取り大変そうだな……」
ボ「気にしなくていい、最高の場所をとってあるからな」
僕「おお、ありがとうボブ!」
ア「ねえシュウ、レベッカどこ?」
僕「キャシーといっしょじゃない?」
キ「ねえシュウ、レベッカ見なかった?」
ボ「……レベッカはどこだ!?」
596:
僕「僕もレベッカ探します!」
ボ「ダメだ、おまえまで迷子になったらどうする!?」
ア「シュウはクルーザーの中にいてくれ」
僕「でも!」
キ「もしレベッカがここに来たら連絡くれる人が必要でしょ?だからお願い」
僕「……はい」
597:
僕「ああ、クソっ!こんなにお世話になってるのになにもできないのか?!」
ガタ
僕「今何か音が……ひょっとして……ヘーイ!レベッカ!」
レ「シュウ!?シューーーーーーーーッ」ヒシッ
僕「クルーザーの中にいたのか……」
レ「恐かったよぉ!くぁswでfghjkl;’」ギュウウウウウ
僕「良い子だね、よくがんばった」なでなで
レ「サンキューシュウ……」チュ
※こうして僕のファーストキスはレベッカに奪われました
599:
※みんなに連絡を取って呼び戻しました
ボ「ひとりで勝手にうろついちゃダメじゃないか!」
レ「みんなが勝手にどこかに行ったんでしょ!」
キ「とにかくレベッカが無事で良かった……」
ア「ありがとな、シュウ」
ボ「ありがとう、本当にありがとう」
僕(やべえ、キスしたなんて言ったらボストン湾に沈められるんじゃないか僕)
600:
俺の中でレベッカはある程度可愛い容姿で再生されてるけどそれでいいよね?良いって言って欲しい
602:
>>600
いいよ
601:
ボ「海の上から見る花火は最高だろ!?」(花火の音が大きいので大声で)
僕「アメージング……」
レ「ねえシュウ?」(花火の音が大きいので耳元で)
僕「なんだい?」
レ「アレックスとはもうキスしたの?」
僕「ゴホッ、げホ、なんだって?」
レ「シュウはアレックスの恋人なんでしょ?」
僕「違うよ、そんなわけないだろ。ただの友達」
レ「じゃあキスしたことないのね?」
僕「ないよ」
レ「じゃあ私がシュウの一番ね」
僕(レベッカは子供レベッカは子供レベッカは子供……)
レ「学校が始まっても私を忘れないでね( ´・ω・)」
僕「……学校が始まるまでまだ2ヶ月あるから、心配しなくていいよ」
レ「うん」
603:
キスとは、なんとまあダイレクトな感情表現だこと。
あと、同性愛って考え方に、全く抵抗や偏見無い感じなんだなぁ。
レベッカとはその後、進展はあったのかな?w(年齢的に、何年か後にまだ交流があれば、になるが)
605:
>>603
レベッカとは今でもなかの良い友達だよ
たまにあのキスのことでからかったりしてるwww
619:
※これは夏休み前、アレックスと同じ寮にいたころの話
まず理解して欲しいのが寮の仕組み
4階建ての寮でA~Dのブロックにわかれ
男子に2ブロック、女子に2ブロックありました
こんな感じの寮が20棟くらいあったのが僕たちが住んでいたところ
621:
基本的に1ブロックに2人部屋が4つ、あるいは1人部屋が8つあり
32人までが同じ寮で暮らせます
622:
※僕はAブロック、アレックスはBブロックに住んでたので初めのうちは接点がありませんでした
しかし僕が日本食パーティーをしたり、アレックスがアニメ映画鑑賞会を開くうちに
うちの寮は仲良しが大勢いました
623:
※あるとき僕が女子ブロックに遊びにいった時のこと
ビッチ「ねえ、シュウ?日本人はセックスがへたってホント?」
僕「誰から聞いたんだよ、そんなこと」
ビ「フランス人のフランツから」
僕「ああ、日本人女子に振られたフランツかwww腹いせに変な噂流してやがるな」
ビ「それでどうなの実際?」
僕「そんなこと童貞の僕に聞くんじゃないwww」
624:
ほうほうそれで?
625:
ビ「何なら私が味見してあげようか?」
僕「は,初めては……好きな子とって……決めてるから……」
ビ「そんなこと言わずに……」
ガンっ!!
ア「そんなとこで何やってるのかな??」
ビ「あら、アレックス。何か問題でも?」
ア「談話室で盛ってんじゃないぞビッチ!」
ビ「誰がビッチだって!?このファッキン」
僕「ストップ!!」
626:
スレ主にはアレックスがいるもんな。危なかったな
627:
僕「2人とも言い過ぎだよ。落ち着け」
ア「ごめん」
ビ「調子に乗りすぎたわ」
僕「じゃあこれからフランツのとこ襲撃しようか」
ア&ビ「賛成!」
629:
僕「ヘイ、フランツ?日本人について言いたいことがあるって?」
フ「な、何を言ってるのかな」
ビ「あなたベッドで散々言ってたじゃない」
フ「おま、それはくぁwせdrftぎゅいこl;」
ア「ほら、どうしたんだ?ベッドの中でしか言えないのかい?」
フ「おまえら勘弁してくれ!」
631:
フ「俺だってホントは日本が好きなんだ。特に鋼の錬金術師は最高傑作だと思ってる」
ア「なんだ、いい奴じゃないか」
僕「アレックスはちょっと黙ってような」
フ「だから真由子に『いっしょに鋼の錬金術師を見ないか』って誘ったんだ。そしたらあいつ……」
僕「何て言われたの?」
フ「オタクには興味ない、って……」
632:
フランツカワイソス(´・ω・`)
633:
ア「で、弱ってるところをビッチに食べられたのね」
フ「なんでみんな知ってんだよ」
僕「寮の中であんな声だされたら誰だって気付くっつーの」
ビ「ごめんなさいねー♪」
636:
ア「ほら、鋼の錬金術師のDVD出せよ。朝までみんなで見ようじゃないか」
フ「アレックス……」
僕「原作とは違う展開があついんだよな」
フ「シュウ……」
ビ「私はオタクでも関係なく食べちゃうけどね」
ア「おまえは自重しろwww」
637:
※そんなにエロい話でもなかったなww
アレックスの日本滞在記を読みたいって声が上がってるけど
2回目の夏休みまで話進めて大丈夫?
638:
>>637
1回目のエピソードがまだあるのならそっちを先に聞きたい
640:
ここまでの話の流れ
留学1年目
9月、1年のスタート

アレックスと出会い仲良くなる

ビッチやフランツなど寮の友人ができる

6月、寮を追い出されアレックスの実家へ

7月独立記念日のお祭り

9月新学期、アレックスとアパートを借りルームシェア

ザパニーズの日本食レストランからの誕生日


7月、アレックス日本でコーヒーゼリーに感動
コレっていつ?とか、この時期何してたのって質問があればどうぞ。
644:
ザパニーズ後の、クリスマスや年末年始あたりが気になるね。
645:
>>644
オッケー
じゃあ次は感謝祭あたりかな?
648:
※僕の誕生日が終わってからしばらくして
僕「あ、そういえばおまえんちオーブンあったからチョココロネ作れたんじゃね?」
ア「……あぁぁぁああくぁwせdfrgtyふじこ!?」
僕「そんなに落ち込むなよ……」
ア「ちょ、チョココロネ……(´・ω・`)ウルウル」
僕「次はいつ家帰るんだ?」
ア「しばらく帰るつもりなかったけど……帰ったらチョココロネ作ってくれる?」
僕「ああ、いいよ」
ア「じゃあ次は感謝祭だ!」
ア「もしもしお母さん?次はね感謝祭に帰ることにしたよ!え?もちろんシュウもいっしょさ!」
649:
※感謝祭とは
感謝祭(かんしゃさい、英語: Thanksgiving Day)は、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。
Thanksgivingと略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。
アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。
日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。
650:
日本じゃポヒュラーな菓子パンだけど、アメリカじゃ本当に売ってない(作られていない)んだなチョココロネって……
アメリカでも人気のベーカリーとか沢山あるだろうに
流れきっちゃうけど、質問
アメリカのパン屋だとどんなパンが置かれてるの?
日本じゃまず見かけないようなパンとかある?
651:
>>650
そういえばアメリカのパン屋に行った記憶があまりない……?
スーパーの中にあるパン屋になら入ったことがあったはずだけど……
あ、何が売ってたかはよく覚えてないけど、エクレアが売ってておいしかった覚えがある
652:
>>651
まさかエクレアという答えが返ってくるとは思わなかったwww
けどそれはそれで珍しいかもな
日本のパン屋でエクレアって売ってないもんなぁ
653:
僕「何?この渋滞……」
ア「サンクスギビングのときはいつもこんな感じさ」
僕「運転変わってやれなくてごめん」
ア「いいさ、シュウはしっかり休んで」
僕「ありがとう」
ア「チョココロネのためなら何だってするさ」
僕(期待値上がりすぎじゃね?大丈夫か……?)
655:
レ「シューーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」ガシッ
僕「久しぶり、レベッカ」
レ「ねえ今回はいつまでいるの?」ギュウウウウウッ
僕「いつまでいるの?」
ア「5連休中はずっとこっちにいるよ」
僕「だってさ」
レ「やったーーーー!!」
656:
キ「まあシュウ!よくきてくれたわね」ハグ
僕「またお世話になります」ハグ
?「お、そいつが例の日本人か!」
?「かわいい顔してるじゃない。ほんとに大学生?」
?「5日間よろしくな坊主!」
657:
まさかの新キャラ登場
660:
キ「こっちが私の兄の○○で」「よろしく」「妹の○○」「どうも」「こっちはボブの弟で○○」「よろしくな!」
僕「○○……○○……○○……○○……アメリカ人の名前は覚えるの大変だな」
レ「向こうにまだ私たちの従妹がいるのよ!」
僕「だめだ覚えきれないよwww」
661:
※親戚の皆さんにはとても良くしてもらったけど、名前と誰が何してくれたかが
 ごっちゃになってしまってるので、基本アレックスファミリーのことだけを書いていきます
662:
僕「あれ?何かいいにおいがする……」
キ「気付いたわね、食いしんぼさん♪今ターキーを焼いているのよ」
僕「ターキー?……えっと『七面鳥』か。食べたことないや」
親戚「なに!?ターキーを食べたことがないって?それは人生を半分損してるぜ!」
キ「頑張って作ったから一杯食べていってね」
僕「はい!」
663:
ア「ねえ、シュウ?いつチョココロネ作ってくれるの?」
レ「チョココロネってなーに?」
ア「おいしい日本のお菓子だよ」
レ「私も食べる!!」
親戚「なんだ?うまいものか?だったら俺も食うぞ」
親戚「私も食べたいわ!」
親戚「おっと俺の胃袋を忘れてもらっちゃ困る」
僕「こうなったら全員分つくってやんよ!!wwwwww」
665:
楽しそうで羨ましい
667:
僕「コルネは元々コーン、つまりツノを意味してるんだ」
レ「ツノ?」
僕「ユニコーンって言うだろ?」
レ「ツノを作るの?」
僕「そう、チョコ入りのね」
668:
僕「まずはみんなにコレと同じものを作ってもらいます」
親戚「紙でできた小さいアイスのコーンか?」
僕「このコーンを型にしてコルネを作ります。
 作り方はアレックスに教えてあるので皆さんで人数分作ってください
 僕は生地を作りますから」
親戚「オッケー」「楽しみね「酔っぱらってて細かい作業は無理だ!」
673:
僕「なんとか生地はできたな……あとは発酵させれば……」
ア「シュウ、クッキングペーパーが無くなったよー。どうやって型作ればいい?」
僕「いったい何個作るつもりだよ!?」
レ「シュー!見て!ヴァンパイアー」とんがりコーンを子供に渡すとそうなるか考えよう
675:
わたすと「ど」うなるか、だな
676:
僕「とりあえず型は余るほどできたけど、生地と中身が足りないな」
親戚「だったら私に任せて!すぐに買ってくるわ」
親戚「おまえはここでチョココーンを少しでも多く作るんだ、オッケー?」
僕「お、オッケー」
※みんなアレックスの親戚でした
677:
僕「よし、焼き上がり!」
レ「なにこれ面白ーい」
僕「まだ型抜いちゃダメだよ。冷めてからね」
ア「あ……」ぐちゃあ
僕「アレックス……」
ア「ご、ごめんよぉ……早く完成させたくてどうしても…… (´・ω・`)」
僕「いっぱいあるからいいよwwwほら、生地できたから型に巻き付けて」
ア「うん!」
679:
僕「よし、型抜いていいよ」
レ「ヤーーーハーーーー!!」
ア「きれいに抜けると気持ちいいね!」
レ「見てみて!ユニコーン!」
僕「かわいいな」
ア「見てみて!グレンラガン!」
僕「そのアニメ僕もまだ見てないよ!?」
ア「今度いっしょに見ようね」
レ「私も見るの?」
681:
僕「絞り袋でチョコクリームを入れれば……完成!」
ア「ふぉぉぉおおおお!本物のチョココロネだーーーー!!」
僕「今食べる?それとも後でみんなで食べる?」(どうせ今食べるだろ?)
ア「うーーーん……後でみんなでたべりゅ」
僕「どうしたんだよ?アレックスらしくもない?」
ア「サンクスギビングは家族みんなで幸せを分かち合うものだから、さ」
僕「へー、そういうものなんだ」
レ「シュウも家族の一員だね!」
僕「ありがとな、レベッカ」
ア「あ、シュ、シュウをここに連れてきたのは……」
僕「おまえもありがとな、アレックス」
ア「どういたしまして///」
682:
>>681
アレックスルートキタ━(゚∀゚)━!
683:
>>681
その夜はさぞかし燃えただろうなあ・・・
684:
キ「まずはターキー。中にいろんなものが詰めてあるからいっしょに食べてね」
僕「はい」
キ「これはグレービーソースって言ってターキーの肉汁のソースよ。マッシュポテトにかけてどうぞ」
僕「うまそう!」
キ「日本人はあまりこういうの好きじゃないかもしれないけど、これはクランベリーのソース」
僕「クランベリー?どうやって食べるの?」
ア「ターキーに塗るんだよ」
レ「マッシュポテトと一緒に食べてもおいしいのよ!」
続く
686:
キ「それでこっちからパンプキンパイ、アップルパイ、チョコレートパイ、ミンスパイ、ピーカンパイ!」」
僕「すごい量ですね!」
親戚「これだけあれば5日間くいっぱぐれずにすむだろう?ガハハ」
僕(日本のおせちみたいなものかな……?)「ミンスパイって何?」
キ「ふつうはドライフルーツを使ったパイなんだけど、コレは本物。鹿のミンチが入ってるわ」
僕「ピーカンは……ナッツ?」
キ「そうよ。日本じゃあまり食べないかしら?」
僕「いいえ、食べたことありません。どれもおいしそうでとても楽しみです」
キ「そしてこれがチョココロネ!」
親戚「おお?????!!」
687:
「コレおまえが作った奴じゃないか?形が変だww」「私じゃないわよ、ニーサンが作ったんでしょ?」
「こっちの大きいのは僕の奴だよ」「私のはこの一番長い奴!」
ボ「ただいま?」
一同「ボブ、早くこっち来いよ!!」
688:
>>687
ただいまって英語で何て言うの?
690:
>>688
I'm comin'じゃね?
693:
>>690
それは
「アレックス早く来いよ?」「今行く?」←コレ
692:
料理が想像できないって人は『 thanksgiving dinner 』でググってみてください
そこにチョココロネを加えればいいだけなのでww
695:
親戚「なんだこのパン、ファッキンソフト!」
キ「子供の前でやめてもらえるかしら?」
親戚「すまねえ。こんな柔らかいパンがあるんだな」
僕「日本人は欧米の人に比べて唾液が少ないので、柔らかいパンを好むんです」漫画の受け売り
親戚「なるほどなー」
僕「アレックス、初チョココロネはどうだい?」
696:
※アニメの真似をしながら食べるアレックス
ア「ねえ、シュウはチョココロネを頭とお尻どっちから食べるの?」
僕「僕はおしりから。おいしい?」
ア「うん、すっごくおいしい」
僕「涙目になってんぞ」
ア「だってシュウが作ってくれたから……」
僕「感動しすぎだって」
ア「シュウ、今日はほんとにありがとう」
レ「ありがとー!」
キ「私からもありがとう」
親戚「面白いもの食わせてくれてありがとな!」「自分で作るのも楽しかったわよ、ありがとう」
ボ「今この時間があるのはおまえのおかげだぞシュウ、ありがとう」
僕「みんな……グスっ……Thank you very much!」
697:
イイハナシダナー(´;∀;`)
698:
※ホストファミリーは隙があれば泣かせようとしてくるから困る
ほんとに良い人たちばかりでした
699:
>>698
好い人達に恵まれたね
700:
※そういえば親戚のひとりに世界中を飛び回ってる紳士がいました
紳「シュウ、日本人についていくつか質問したいんだがいいかい?」
僕「なんでも聞いてください」
紳「ネットで見たんだが、日本人はみなルーマニア語の曲が歌えるってのは本当かい?」
僕「ル、ルーマニア……?」
703:
紳「その様子ではどうやらガセネタだったようだな。気をつけよう」
僕「どこからそういう話になったんですか?」
紳「あれはなんといったかな……そう、NOMANEKOだったかな」
  ∧_∧ 
( ´∀`)ティン!
706:
※そのあと「恋のマイアヒ」を熱唱する僕
https://www.youtube.com/watch?v=GeeUSDW3tcA
紳「なぜ日本人が歌えるんだ……!?」
僕「一時期日本でブームになって」
紳「だからって外国の音楽を暗記できるものかい?」
僕「日本には文化祭っていうのがあるんですが、そのフェスティバルのために練習したんです」
紳「すばらしいね!こんなかたちで文化交流があるとは!」
僕(歌の意味も知らなければ、空耳で適当に歌ってるだけなんて言えないwww)
707:
世界中を旅する紳士ってかっこいいな
708:
>>707
うん、渋いおじさまでした
なれるならあんな大人になってみたいです
709:
僕「あれ?今日から僕はどの部屋に泊まればいいの?」
キ「前使ったトムの部屋が空いてるわ」
親戚「すまねえ!トムの部屋、今俺が使ってるわwww」
キ「何やってるのよ、もー」
ボ「『離れ』に泊まるか?」
ア「お父さん……」ビキビキ
ボ「冗談に決まってるだろwww
712:
キ「困ったわねぇ、空いているゲストルームひとつもない?」
ボ「今回はトムを除いて全員だからな、ギリギリだ」
ア「それならさ、あの……」
レ「私の部屋に来てよ、シュウ」
ア「!?」
ボ「それはさすがにだめだ」
レ「えー?いーじゃーん」
ボ「それくらいなら俺の部屋にだな……」
ア「あの……その……」
キ「さすがに使用人室ってわけにはいかないわよね」
ボ「あそこは掃除しないと使えないだろ」
僕「それなら泊まってみたいところがあるんですけど、いいですか?」
ア「!?」
713:
ボ「本当にここで良いのか……?」
僕「はい、こういうの憧れてたんですよ!」
ボ「たしかにここなら数日間暮らすのは問題ないな」
さて突然ですが問題です、僕はどこに泊まったでしょうか?
(晩ご飯食べてきます)
716:
>>713
TVが置いてあるリビング。
714:
屋根裏
715:
野宿
720:
犬小屋
726:
ガレージか屋根裏だな!
使用人室があるって本物なんだなーすげー
なんで1はコロネなんて作れたの?
728:
>>726
学校の授業で習っておいしかったから自分で何度も作ってたんだ
727:
※正解は『ちょうでかいキャンピングカーの中』でした
729:
わーお、なんでも持ってるんだな
730:
僕「キャンピングカーに泊まってみたいです」
ボ「キャンピングカー?キャンパーのことか?」
※和製英語でした
732:
答えを聞いたら納得
しかし庶民なので、聞くまでその発想に至らず
733:
>>732
同じく
734:
僕「すげぇ……」
ボ「トイレやバスも使えるようにするか?」
僕「いえ、それは家のを使います」
ボ「こんな狭いところに……悪いな」
僕「そんなことないですよ(実家の僕の部屋より確実にでかいですからwww)」
736:
僕「はー……今日は疲れたな?。でも……すごく充実感があった」
レ「今何て言ってたの?」
僕「レベッカ!?」
レ「今日本語で何て言ってたの?」
僕「ダメだよ入ってきちゃ。ボブに叱られるぞ」
レ「シュウと話せるのずーっと待ってたんだよ」
僕「それでも……」
レ「私が女の子だからだめなの?」
737:
僕「そうだよ。年頃の女性は男性と一緒のベッドに入っちゃダメだ」
レ「じゃあもしこれがアレックスだったら?」
僕「アレックスだったら?」
レ「私とアレックスじゃ8つしか違わないのにダメなの?」
僕「いや、アレックスでもダメだからね」
738:
レ「いつもアレックスと一緒に寝てるんじゃないの?」
僕「前言わなかったっけ?アレックスとは友達同士。友達同士は一緒のベッドで寝ないよ」
レ「そっか……ごめんねシュウ。なんか勘違いしてた」
僕「ほら、一緒にリビング行こうな」
レ「うん!」
739:
ア「2人はなんだか仲良しだねー(棒)」
レ「うんいいでしょ」
ア「なんでレベッカをひざの上に乗せてるんだい?」
僕「さあ、なんでだろ……」
ア「……もう遅いから2人とも歯磨いて寝るんだよ」
レ「わかってるよ」
僕「オッケー」
744:
僕「べ、別にやましい気持ちはないからな」
ア「え、何も聞いてないジャン?」
僕「いや、おまえが変な目で見てたから」
ア「変な目?いたってふつうだよwww
 もし変に見えたならそれはシュウにやましい思いがあったんじゃない?」
僕「うーん……たしかにレベッカはかわいいけどさ」
ア「……」
僕「恩人の家族にそういう思いを持つのは絶対よくないと思うんだ」
ア「……ほんと、シュウは生真面目だねぇwww」
745:
レベッカこの時いくつよ?
746:
>>745
たしか11
747:
>>746
仮にやましい事あったら事案だな
748:
日本人留学生が11歳の児童をひざに乗せる事案が発生しました
751:
>>748
ポリスに通報だな
750:
レ「シュウ、帰っちゃやだ?」ひしっ
僕「今度はクリスマス休暇に遊びにくるよ」
親戚「すっかり懐いちまってるなww」
親戚「トムよりよっぽど兄弟みたいね」
ボ「たく……あいつはいつになったら帰ってくるんだ」
紳「トムならクリスマスにアメリカに帰ると言ってたぞ」
ア「それほんと!?」
紳「まあ気まぐれな奴だからそのまま別の国ヘ行ってしまうかもしれないがな」
753:
ボ「車じゃ渋滞する、飛行機で行ったらどうだ?」
ア「車できたし、車で行くよ。それにシュウと話してたら事故も起こさないさ」
キ「気をつけてね。シュウ、アレックスをよろしくね」
僕「わかりました」
キ「それとこれ、また焼いたからアパートで食べて」
僕「うわぁ、パンプキンパイだ!これものすごくおいしかった」
キ「あなたが幸せそうに食べるからまた焼いてみたの。喜んでもらえて嬉しいわ」
僕「ありがとうキャシー。とっても嬉しいよ」
キ「今度来たらいっしょにケーキを焼きましょうね」
僕「みんな、またあおうね!!バイバイ!!」
754:
>>753
やっぱこういうシーンではハグすんの?
755:
>>754
男女かまわずみんなとハグするよ
みんなとっても力強いんだ
758:
※閑話休題
ハグの話が出たけど、アメリカでは男女かまわず親しければハグをします
何度ボブと熱い抱擁をかわしたことかwww
日本でもこういう風習あれば良いのにな?と感覚が麻痺し始めた頃、
新宿駅前で「フリーハグ」を発見
これは「だれでも自由にハグできますよ?」というやつで、
つい懐かしくなり、その場にいた全員にハグをかました
ところが全然手応えがないwww
こいつらハグをなんだと思ってるんだ!?との思いからフリーハグに参加!
761:
※しばらくすると、そこへとても寂しそうなおねえさんがやってきて
 僕と同じように端からハグをしていくではありませんか
この人もアメリカ帰りなのかな?などと考えながらふつうにハグ
するとその女性が小さく悲鳴をあげるではありませんか!
僕「すいません、痛かったですか?」
女「ううん、平気。驚いただけだから」
僕「すいません」
女「こんなに強く抱きしめてもらったの初めて///」
僕「アメリカ仕込みのハグですから!」
女「なにそれwwwぷっwwwありがとう、元気出たよ!」
ハグは人を明るくします
機会があったらあなたもぜひ
762:
※感謝祭から時間を1ヶ月ほど戻して10月31日
今日は待ちに待ったハロウィンです!
ア「楽しみだね、今日のフェスティバル!」
僕「なんだっけ?とりっく おあ とりーと って言ってお菓子をもらうんだよね?」
ア「シュウ何言ってんの?そんなの小学生までに決まってるじゃない!」
僕「あれ?そうなの?じゃあアレックスは何をそんなに楽しみにしてるの?」
ア「そんなのコスプレに決まってるじゃないか!」
763:
僕「コスプレ?ああ、仮装のことか」
ア「シュウはどんな衣装買ったの?」
僕「え、なんにも準備してないけど……」
ア「えーーーー!?何してんだよ!夜までそんなに時間ないよ!」
僕「別に良いよ、僕はこのままで」
ア「何言ってんだよ!この辺のハロウィンは全米でも1,2を競う規模のものなんだよ!」
僕「え、シリアス!?」
ア「ほら、衣装屋さん行くよ!」
764:
僕「なんだこれ……魔女に、プリーストに……これはフランケンシュタイン?」
ア「どうだ、すごいだろう?」
僕「この街にこんなお店があったのか!すげー!すっげぇ!」
ア「時間があったらシュウには ̄ ̄のコスプレさせたかったけど……」
僕「今なんて?」
ア「何でもないよ!さあ、早く決めちゃえよ」
766:
僕「着替えたよーアレックス」
ア「プリーストか。無難だけど時間なかったし仕方ないね」
僕「そういうアレックスはなにそれ?学生服?どこかで見たようなデザインだけど……」
ア「わからない?カツラかぶってメイクしてくるからもう少し待ってて!」
僕「お、おう……」
767:
ア「キサマ!ドコヲミテイル?コッチダ(日本語)」
僕「!?」
ア「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!おまえは死ね!」
僕「イェス!ユアハイネス!!」ぐへぁ
ア「どう似合ってる??」
僕「すげー似合ってるwwwよく作り込んであるな」
ア「ほんとだったらシュウにスザクをやってもらいたかったんだけど……」
僕「じゃあ来年は僕もやってやるよ」
ア「やった!でも、来年はそのとき一番熱いアニメをやるからコードギアスじゃないよ?」
僕「別に何でも良いよwww」
768:
僕「ヘイ、フランツwwwなんだよそのかっこうwww」
フ「ビッチに任せたらこんなかっこうになっちまった……」
770:
僕「そういうビッチは……女海賊?」
ビ「超セクシーでしょ?」
僕「胸こぼれない?大丈夫?」
ビ「こぼれるようにしてあるのよ」
ア「ファッキンビッチ……」ボソッ
774:
※道路を封鎖し街中が仮装した人だらけ
僕「すごいな……全米中から仮装好きが集まってるのか……」
ア「実は大学を決めた理由のひとつがコレなんだよね」
僕「クレイジーだなwwwでも、わかるよその気持ち」
ア「なに?シュウもコスプレに目覚めた?」
僕「そうじゃなくて「自分の生きたいように生きる」ってところ」
ア「……もう、後悔はしたくなかったから」
僕「何暗くなってんだよルルーシュ!ほらギアス使って命令してみな」
※アレックス扮するルルーシュには他人に絶対遵守の呪いをかけられる
ア「え?何でもいいの?」
僕「ちょ、真剣に考えるなよwww」
775:
ア「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる…………」
僕「ん?聞こえないよ」
ア「別に命令したいことなんてないよ。今のままで十分さ」
※その後深夜までいろんなお店を覗いたり、食べ歩いたりして、とても素敵なハロウィンになりました
777:

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