提督・不知火「「不知火(司令)は俺(不知火)のことを嫌っている」」back

提督・不知火「「不知火(司令)は俺(不知火)のことを嫌っている」」


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提督「…………」カキカキ
不知火「…………」ソワソワ
提督「…………」カキカキ
不知火「…………」ソワソワ
提督(不知火がずっとソワソワしている……あれか?『仕事遅すぎです。早く休みたいんですが』ってことか!?それなら先に休むように言うか……)
不知火(司令が一心不乱に仕事をしています……仕事をしている姿も素敵ですが、なぜ頼ってもらえないのでしょうか……はっ!もしや、知らないうちに何か落ち度を……?)
提督・不知火「「あの」」
提督「お先にどうぞ」
不知火「いえ、ここは司令が先に」
提督「…………」
不知火「…………」
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3: 以下、
提督・不知火「「じゃあ(では)」」
提督「…………」
不知火「…………」
提督(やばい、やばい。多分不知火怒ってるよ、これ。二回も邪魔しちゃったもん。相当やばい。ますます嫌われたかもしれない……)
不知火(ああああ不知火なんかが司令の発言の邪魔を二度もするなんて……さらに嫌われたかもしれない。謝らなければ……)
提督・不知火「「すみません」」
提督・不知火(あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ)
4: 以下、
不知火「ということがありまして」
陽炎「………で、あんたはどうしたいの?」
不知火「司令に嫌われている原因を知りたいです」
陽炎(どう考えても嫌われてないっぽいけど…)
陽炎「………それだけ?」
不知火「それだけ、とは?」
陽炎「原因を知るだけでいいの?付き合ったりとかさ」
不知火「な、な、な、何を突然!?///」
陽炎「司令と付き合いたくないの?」ニヤニヤ
不知火「そういうわけでは……って、何を言わせるんですか!!///」
陽炎「あーもー、可愛く育っちゃってー」ワシャワシャ
不知火「か、からかわないでください!///」
陽炎「まあまあ、私に任せて!可愛い妹のために一肌脱いじゃうから!」
不知火「………なぜでしょう。嫌な予感がします」
5: 以下、
―次の日―
提督(不知火まだ昨日のこと怒ってるかな……食事でも奢ろうかな?いやでも、断られるかなぁ……)
――――コンコン
不知火「不知火です」
提督「入ってくれ」
――――ガチャ
提督「今日もよろ…し……く………」
不知火(E:犬耳&尻尾)「はい。よろしくお願いします」
提督(え、え、え、え?どういうことだ?ここが桃源郷なのか?……いや、落ち着け冷静になれ。不知火が自分からあんな物を付けるとは思えない。だとすると、これはまだ怒っているというアピールなのか?それならば、触れずにいるべきか?いや、待て……そうか休みか!休みを与えるべきなのか!?)
不知火(陽炎にそそのかされて付けたものの、今とてつもなく恥ずかしいことをしているのでは?司令は真面目な方だからこういうのは好きじゃない、むしろ嫌いなのではないでしょうか?またしても司令に嫌われてしまう……?)
6: 以下、
提督「不知火」
不知火「はい」
提督「今日は休んでいいぞ」
不知火「えっ」
提督「思えば、最近不知火に休みを与えていなかったな。すまなかった。これは俺の落ち度だ。どうかゆっくり羽を伸ばしてくれ」
不知火「………はい」
――――バタン
提督(こ、これで良かったんだよな?あぁでも、もっと見たかったなぁ…できれば写真に……ダメだダメだ。上官がこんなでは示しがつかん。仕事に集中しよう)
7: 以下、
不知火「と、言われました」シュン
陽炎(しらぬ犬かわいい)
陽炎「ならば、次の手よ!」
8: 以下、
――――コンコン
不知火「不知火です」
提督「!あ、ああ入ってくれ…」
提督(冷静に、冷静に……)
――――ガチャ
不知火(E:ワンピース)「外出許可をいただきたいのですが」
提督「」
不知火「………司令?」
提督「っ!………すまない、ボーっとしていた。もう一度頼む」
不知火「…?外出許可を」
提督「ああ、許可する。存分に楽しんで来い。ただ、羽目を外しすぎるなよ」
不知火「はい。失礼します」
――――バタン
提督「……………………」
提督(そうか、あれが天使か)
9: 以下、
不知火「別に普段通りでした」
陽炎「」
陽炎(ノーコメントって…)
不知火「?陽炎?」
陽炎「ああ、ごめんごめん。私は新しい策を考えとくから、ゆっくり出かけておいで!」
不知火「しかし、陽炎一人に任せるのは……」
陽炎「いいからいいから!偶の休みくらいのんびりしときなさい!!」グイグイ
不知火「……そうですか。では、お言葉に甘えて」
陽炎「うんうん。行ってらっしゃい!」
不知火「行ってきます」
……………………………………
陽炎「さて、と」
11: 以下、
――――コンコン
陽炎「司令!入るわよ!」
――――ガチャ
提督「……入室するときは、返事を聞いてからだな………」
陽炎「はいはい、お説教は後で聞くから!」
陽炎「司令は不知火の事好きなんでしょ!?」
提督「ああ、もちろん。鎮守府の皆は好きだ」
陽炎「そうじゃなくて!異性としてよ!!」バン
提督「…………………黙秘権を行使する」
陽炎「いや、司令が不知火のこと好きなの本人以外は知ってるから」
提督「えっ」
12: 以下、
陽炎「………まあ、いいわ。それじゃあ、なんでさっきの不知火の格好について何も言わなかったの?」
提督「………あれはお前の指示だったのか。急に犬耳と尻尾を付けてきたから、ストレスの限界かと思ったぞ」
陽炎「なるほど、それで休みを――――じゃなくて!私服の方よ!」
提督「…………………」
陽炎「普通、女の子?――それも好きな子が私服で来たら、褒め言葉の1つくらい言うものでしょ!?」
提督「…………………」
陽炎「司令!!」
提督「……………………笑うなよ?」
陽炎「………」コクコク
提督「……………………だ」ボソッ
陽炎「え、なに?もっとはっきり言ってよ!」
提督「……………………見惚れてたんだ」
陽炎「」
提督「……………」
陽炎「………ふふっ」
提督(やっぱり笑われた………)ガーン
13: 以下、
陽炎「それを本人に言ってあげればいいのに」
提督「…………いや、それは恥ずかしいし……そもそも、俺嫌われてるだろうし………」
陽炎(え、あれで嫌われてると思えるんだ……)
陽炎「そういうことなら私に任せて!!」
提督「……何をするんだ?」
陽炎「司令と不知火をくっつけるのよ!」
提督「なっ」
陽炎「大丈夫大丈夫!」
提督(不安だ……………)
14: 以下、
不知火(買い物から帰ったら、陽炎に司令が読んでいるから執務室に行けと言われました………また何か失敗をしてしまったのでしょうか………)
――――コンコン
不知火「不知火です」
提督「………入ってくれ」
――――ガチャ
不知火「不知火に何か御用でしょうか?」
提督「少し話がしたくてな……まあ、座ってくれ」
不知火「はい」
提督「随分長いこと不知火には秘書艦をやってもらっていたが、こうして仕事関係なしに二人で過ごすことはなかったなと思ったんだ」
提督「今日の休暇は楽しめたか?」
不知火「はい。充分な休息をとれました」
15: 以下、
提督「そうか、良かった。日頃気づかぬうちに苦労させていることもあるだろう。何しろ不知火は優秀だからな、つい頼ってしまう」
不知火「いえ、そんなことはありません。不知火はまだ半人前ですので、今後もご指導、ご鞭撻よろしくお願いします」
提督「謙遜はいい。お前の能力は間近で見てきたからよく知っている」
不知火「ありがとうございます」
不知火(しっ、しれっ!司令にっ!褒められたっ!!しかも、間近で見てたって!!)
提督(……やはりノーリアクションか。これ成功するのか……?)
不知火「不知火もいつか司令のような優秀な人間になれるように精進します」
提督「ははは、俺はそんな大層な人間じゃないさ」
提督(しっ、しらっ!不知火にっ!褒められたっ!!しかも、目標にするって!!)
不知火(……やはり、流されますか。それなら)
不知火「いえ、司令は素晴らしいお方です。不知火も司令のことは間近で見てきましたから、よく知っています」
提督「そうか、ありがとう」ニコッ
提督(俺もう死んでもいいや)
不知火(司令に感謝されました!!それに微笑みまで!!!)
提督(まさかここまで褒められるとは………この流れならっ!!)
16: 以下、
提督「あー、不知火」
不知火「なんでしょう?」
提督「…………すっ………月が綺麗ですね」
不知火「?今、丁度雲に隠れていますが」
17: 以下、
提督「」
不知火(…………ハッ!今のはもしや暗号!?何か隠された意味が!?)
提督(死にたい。『好きだ』くらい言えよ俺!!なんでぼかしちゃったんだよ!!)
不知火「司令」
提督「…………なんだ?」
不知火「今のは何かの暗号でしょうか?」
提督「」ゲホッゴホッ
不知火「!やはり暗号でしたか。勉強不足でした、申し訳ありません。意味を教えていただけますか?」
提督(どうしよう、誤魔化すか?……………いや、俺も男だ!腹を括る!!)
18: 以下、
提督「『月が綺麗ですね』っていうのはだな」
不知火「はい」
提督「率直に言うと」
不知火「率直に言うと?」
提督「……………『お前が好きだ』って意味だ」
19: 以下、
不知火「なるほ……………えっ」
提督「…………………」
不知火「…………………」
提督「…………………」
不知火「…………………司令」
提督「今のは忘れてくれて構わない。それでは」ガタッ
不知火「待ってください!」ガシッ
提督「!?」
20: 以下、
不知火「し、不知火も司令のことが好きです!」
提督「………………ほ、本当か?」
不知火「………………」コクリ
提督「…………てっきり嫌われているのかと思っていた」
不知火「…………不知火もです」
21: 以下、
提督「………………ははっ」
不知火「………………ふふっ」
提督「俺達どうやら」
不知火「勘違いをしていたようですね」
提督「不知火」
不知火「はい」
提督「俺はもう勘違いしないように、お前のことをよく知りたい」
不知火「不知火もです」
提督「………俺と結婚してくれ」
不知火「………喜んで」
――――いつの間にか雲は消え、月明かりが二人を祝福するかのように照らしていた。

23: 以下、

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