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世にも奇妙な物語っぽいタイトルを書くと誰かが粗筋を書いてくれる(後編)


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リサイクルセンター
285: 以下、
>>258(リサイクルセンター)
リサイクルセンターに見学に来た小学生たち
やたら騒ぎ立てたり人の話を聞かない乱暴な児童ぞろい
先生もセンターの説明係もにこやかにしている
お弁当の時間
用意された飲み物を飲んで全員眠り込む
「ここでは人間のリサイクルもしているんだよ。
 いらない部分を捨てて再活用するんだ」
見学が終わりセンターから出てくる子供は
礼儀正しくハキハキした真面目な子になっている
しかし男女一人ずつしかいない
311: 以下、
>>258(リサイクルセンター)
何でもリサイクルできるリサイクルセンターにはまる女
家でも何でもでもいらなくなったものは何でもリサイクルした
家は木材になった
ある日女は自分の子供がいらなくなった
リサイクルセンターに渡した
すると、胎児となって子供は再び女の腹に入った。驚愕するおんな。
タモリ「すべて元の形に戻っているだけ。木材はやがてまた家になり胎児はまた子供になる。これで彼女は気付いたでしょうか?すべての命のを大事にすれば、リサイクルなど必要ないことを」
318: 以下、
>>258(リサイクルセンター)
リサイクルセンターに物品を寄贈するとその物品と同じ重さの物品に交換して貰える。
最初は真面目に再利用できるものを寄贈していた主人公だったが、その内捨てるのが面倒な粗大ゴミばかりを
寄贈する様になる。それで交換した物品により豊かな生活をしていた主人公だったが、ある日
リサイクルセンターから汚物同然の粗大ゴミを大量に送りつけられる。それは良く観ればかつて自分がセンターに
寄贈した粗大ゴミたちだった。
リサイクルセンターとは寄贈された物品を様々な人々に貸し出し、最終的に持ち主の元に再循環させる機関であった。
259: 以下、
インスタントマネー
299: 以下、
>>259
ある日大量のお金が入った鞄を見つける主人公
しかも中のお金は次の日になるとまた元の金額に戻っている
調子に乗って使い続けていると、ある日突然黒服の男たちが主人公の前に現れ、どこかへ連れてゆく
着いた先はタコ部屋の方がましとも思える強制労働所
そこで同じような境遇の人たちと死ぬまで働き続ける。
働いて得たお金は黒服の人たちがすべて没収。そして例の鞄へ詰めて
適当な場所へ放置
それをまた違う人が拾って・・・・以下ループ
261: 以下、
奇妙な物語のシリアスバージョンって若干トラウマになるから嫌だ
コメディバージョンが最高
277: 以下、
壁がやって来る
323: 以下、
>>277(壁がやって来る)
恋人とよく当たるという占いを受けたラガーマンの大学生
「あなたはこの三日間壁に追われ…最悪の場合死ぬかも知れません…壁にはあまり近づかないようにしてください」
と言われる
壁が追う?とあまり気にしなかった男だったが
その後
・レンガの壁が崩れる
・隣人に壁をぶち抜かれる
・壁に奇妙な落書きが書かれる
など壁にまつわる不思議な出来事は起こったが死ぬようなことは起こらず三日間になった
その日はラグビーの試合であり、試合に出場した男は選手との揉み合いで圧死してしまう
ボールを取り合い押し合う選手たちはまるで走る壁のようだった
男は最期にそう感じた
331: 以下、
>>323
人の壁が襲ってくるって解釈か、いいね、面白い
338: 以下、
>>323
これおもしろいw
みんなすげぇwww
382: 以下、
>>277(壁がやって来る)
人工衛星が謎の爆発、人類は宇宙から目には見えない謎「壁」がゆっくり押し寄せてくる事を知る
このままでは地球は壁に潰されてしまう
天才物理学者の教授と助手の主人公は人類の英知を結集し壁を押し返そうとするがうまくいかない
壁の動くスピードから考えれば地球が潰されるまであと10年ほどである
だがひょんなことから壁に穴を開ける技術を主人公が開発する
だがそんな技術があっても何の役にも立たないと軽くあしらわれる
世間が教授ばかり賞賛していることに腹を立てた主人公は壁に穴をあけ向こうを見てみることに
そこには地球そっくりの新世界があった
そしてこの世界にも天才的な教授がいて彼が宇宙の壁をすこしずつ動かしていたのである
この世界は人口が増えすぎて壁を広げないとパンクしてしまうからだった
(宇宙って思ったより狭いんだ…)と変な関心をする主人公
そして新世界の科学者に「君のトンネル技術は凄い、渡してくれたら君の命は助けよう」といわれ
躊躇なく売り渡す主人公、自分を大事にしない旧世界にグッバイ
こうして新世界の物理学者の助手になったがこの世界も結局
「壁を広げた英雄」と教授を称えるだけで助手の主人公は何にもいい思いはしない
それが嫌になりトンネル技術で再び両世界をつなげ、新世界の教授を故郷の世界に突き飛ばしてやった
旧世界の教授と新世界の教授を二人そろって始末してやったとほくそえむ主人公だが
壁が旧世界の地球を押しつぶす前になぜか止まり、逆にものすごい勢いで反転し始めた
その度はかつての数百倍
新旧二人の教授が力をあわせ壁を急に動かす理論を作ったのである
主人公は新世界で壁を押し返せない無能よばわりされていた
途方にくれていたころまったく別な方向から壁が迫っていることをしる
その壁に穴を開けるとそこにはまた地球そっくりの世界が…
399: 以下、
>>382
結局堂々巡りで結論は視聴者に任せるって言うのが世にもっぽくていい
606: 以下、
>>382
でかい穴空けて地球を通すのかと思った
280: 以下、
いや、みんなマジすげえぞ
長さとか気にしないでどんどん頼む
必死で考えてもでてこねえ
287: 以下、
水難の相
339: 以下、
>>287
ある男は昔から水難の相が出ている
なんでもその男の一族の長男は必ず水関係の災いで20歳までに死んでいるのだ
両親が歳とってる事もあってか、最初で最後の子供であったため
まじないごとやお守りを大量に大事に持たせ、可愛がれていた
それでも水難に襲われ、毎回毎回死にかけていたが、お守りかまじないごとのおかげで
一週間後に20歳の誕生日を控えた今日まで生きていられた。
その男は友人に誘われ、海水浴に行くことになった。
勿論海に入ると必ずといっていいほど事故が起こるので
海に入らずに海を眺めていた。
ここから上手い落ちが見つからん
349: 以下、
>>339
その海水浴ではどうも無かったけど後日水疱瘡で死ぬ・・・とかはつまんないかw
390: 以下、
>>349
海水浴から帰る電車の脱線事故で死ぬとかなww
406: 以下、
>>390
それ面白いかもwww
ホッとしたところで死ぬとかならもっと良いね
404: 以下、
>>339
ひねりを入れるなら
実は歴代の長男はみんな水商売絡みで死んでて最終的に男も女におぼれて死ぬ
なんてね
414: 以下、
>>339
無理に誘われて海の近くにいったところで大波にさらわれてしまう
しかし浜辺で目を覚ます
助かったと喜ぶ主人公だがそこは小さな無人島だった
飲み物がまったくない状況で死んでいく
「水……水をくれ……」
423: 以下、
>>414
上手いと言わざるを得ない
445: 以下、
>>414
でも無人島なら周りに海水あるやん
453: 以下、
>>445
海水飲んで余計渇きがひどくなるシーンを入れてもいいよ
307: 以下、
人間コロッケ
344: 以下、
>>307
「あの店、コロッケに人肉を使ってるらしいよ」
どこにでもありそうな、根も葉も無い噂。
高校生になった聡志は、そんな噂じゃもう怖がらない。
寧ろ大好きなコロッケを安く提供する店への風評被害に、苛立ちまで覚えるほどだ。
「食ってみればわかるよ!どこが人肉なんだよ!」
つい声を荒げて喧嘩にもなる。そんな話をコロッケを売る店主に愚痴りながら今日も頬張った。
店主は噂など気にも留めずにニコニコと愚痴を聞いてくれる。
「いいんだよ。聡志君が食べてくれるんだから、僕はそれでいい」
そう話す店主とは裏腹、聡志は我慢ならなかった。
そして、ある考えに至る。
実際に人肉で作って、味の違いをわからせてはどうか?
店主に冗談ぽく言うと、困ったように首を振った。
聡志は慌てて冗談と付け加えた瞬間、店主がぽつりと返す。
「あまり、変わらないからねぇ」
314: 以下、
笑っていいとも
368: 以下、
>>314
あるところにとてつもなく不幸な男が居た
不幸なことがあるたびにため息をつき落ち込んでいたがとある占い師に
「辛いことがあっても笑いなさい、そうすれば幸せになれる」
と言われ、辛くても笑うことを心がけるようになる
するとたちまち仕事がうまくいくようになり、さらには宝くじが当たり、しまいには美人と結婚し幸せな家庭を築くほどの幸せをつかむ
しかしあるとき、男の母親が死んだ
だが男はどんなに悲しもうと思っても、陽気そうに笑うことしか出来なかった
幸福の代償は「喜」以外の全ての感情であった
難しいなこれ
315: 以下、
黒ペン先生
604: 以下、
>>315
主人公は小学生でその子のクラスの先生はノートやプリントに必ず黒いペンを使う。PTAから苦情の声もあったが、生徒らは先生になついており、授業も分かりやすく統一テストでもそのクラスだけ平均は高い。
先生はただ黒一色で、一目で分かる程に綺麗に整理されたノートを作り上げるのだ。生徒らは無駄にカラフルに色分けされたものより、黒の線からその意味するものや書き手の意図や心が見えてくる気がするのだ。
時は過ぎ主人公は留学の末飛び級を繰り返し、今や国際的に活躍する弱冠25才の教授である。小学校の同窓会が開かれ、久し振りに日本で懐かしのクラスメイトらと顔を合わせる。
皆若くして各方面で成功を修めており、かの恩師は来ていないようだが先生の話でもちきりである。が、お互いの話を訊いているとどうも様子がおかしい。
私達のクラスメイトだけが皆が皆、通常ありえない後天性1色覚、つまり全色盲を患っていた。
329: 以下、
その男安全につき
361: 以下、
>>329(その男安全につき)
ある所に『凶暴』を自負して止まぬ男がいた。
彼はとある任侠組織に所属し、幅を利かせていた。
しかしある日を境に組織に次々と狂犬的人物が加わり、男は彼らに凶暴さで負けようとしていた。
男は彼らに負けまいと凶暴さを競った。
そして組織による大抗争が起こったとき男のライバル達は我こそはとばかりに命を投げ出してゆくが
男は彼らの余りの異常性に恐怖を抱き警察に出頭して事なきを得る。
だがその後彼は警察に組織を売った裏切り者として始末されてしまう。
437: 以下、
>>329(その男安全につき)
主人公は不運な男。いつも何かしらの災害に巻き込まれている。
そんな主人公がある日雑貨屋で安全スーツなるものを見つける。その安全スーツを着ていれば、どんな災難にも不運にも遭わないらしい。
半信半疑ながらも買ってみる主人公。
すると、不思議なことにこれまでが嘘のように災難に遭わなくなった。
ヤクザに絡まれそうになっても他の酔っぱらいが乱入したお陰で無事逃げられたり。
ところで主人公には長年付き合っていた彼女がいたんだが、主人公に新しい若い女が出来たので手を切りたくなった。けどなかなか別れてくれないし、ますます粘着化する彼女。
で主人公は彼女の殺害を決意。だって自分はどんな災難にも不運にもあうことがないのだから、ヘマしたり捕まったりはしないのだ。
そして無事?殺害を決行した主人公はその足で新しい女の元へ向かう。
激しく燃える主人公と女。
そして、夜中。
ふと目が覚め少しお腹が空いていた主人公は寝てる女を残してコンビニに向かう。
果たして、主人公がコンビニに行っている間に、主人公が消し忘れていた煙草が燃え移って、彼女のマンションは激しく燃え盛っていたのであった
『その男安全につき』
334: 以下、
ヨーグルト神話
388: 以下、
>>334
ヨーグルト神話
この4月に大手出版社に入社した美里は女性誌部門に配属された。
研修後初めての仕事は「夏に向けたダイエット特集」。
斬新なエクササイズやところてんダイエット、部分やせなど企画を提案するもすべてボツ。
自信をなくし絶望していたときにふと立ち寄った小さなスーパーであるヨーグルトを見つける。
「万能ヨーグルト」と書かれたパッケージ。
意味は分からないがとにかく気になってしまい購入。
家に帰り、デザートに食べてみるとみるみるうちに痩せ、モデル体型に。
「これだ!」と思い、自分の体験記を中心に雑誌に掲載。
雑誌は大ヒットとなり、万能ヨーグルト自体も空前のバカ売れ。
巷にはヨーグルトを使った料理があふれ、ヨーグルトキャラクターから
ヨーグルトソング、ヨーグルトタワーなるものも現れるほどに。
美里も仕事に恋愛に順調で幸せに暮らしていたが、ある日彼氏の浮気が発覚。
怒った美里はヨーグルトの箱で彼氏の頭を強打し撲殺してしまう。
次の日の新聞「ヨーグルトは画期的な凶器にも使えることが判明!」
354: 以下、
ぱしへろんだす
572: 以下、
>>354
未来では大多数の人間がカプセルに入り管理され
定期的にチューブから送られてくる食料をすすり何をするでもなくただ生きながらえている
主人公はそんな生活が当たり前だと思っているし疑問も感じていない
しかしそんな生活に反対する少数の改革派が叫んでいる「ぱしへろんだす」
生まれたときからカプセル暮らしで教育も受けていない主人公にはその言葉の意味がわからない
それでも主人公はなんとなくそのフレーズが気に入り何度も口ずさむ
意味を調べようとは思わない、主人公は今の暮らしに満足しているし幸福すら感じているからだ
今日も改革派は叫んでいるこの世は「passive hell and death」だと
358: 以下、
あ け な い で
397: 以下、
>>358
新婚の克之と秀美。何をするにも二人一緒で、絵に描いたようなバカップルぶりだった。
ある夜、仕事からマンションに帰った克之は扉に鍵だけでなく、
チェーンロックまで掛けてあることに気付く。
秀美は少し天然が入った子だ。うっかり締めたのだろう。
そこが可愛いなどと一人でのろけながら呼び鈴を押した。
しかし、それに出た秀美の声は普段のものではなかった。
やけに小さく、震えているのだ。克之が明るく笑いながら開けるよう言っても、
「開けない」と応じてくれない。数回やり取りをするうちに、
克之も腹が立ってきた。理由を聞いても答えないのが怪しい。
まさか不倫ではなかろうかと。
扉を引きながら声を掛けると、秀美は扉を押さえて怯えた。
尋常でない上に、このままでは近所に誤解されかねないと一旦落ち着いてみる。
が、この処遇の見当が付かない。自分とわからない格好をしているわけでもないし、
声も聞かせた。では秀美は何故…
数分後、中からトイレが流れる音がする。
ふと「騒がしいな、どうかした?」と聞き覚えのあるような、ないようなという声。
克之は、隙間から見える家の中に自分を見つけた。
秀美が呼んだらしい警官達に連れていかれながら、必死で彼女を呼ぶ。
隣に居る、自分より先に帰った"自分"の薄ら笑いを横目に見て。
時間が戻せるなら、秀美に伝えたい。「そいつは俺じゃない。あけないで」と
364: 以下、

393: 以下、
>>364
骨董品集めが趣味の宗男は骨董屋で珍しい形のボロボロの木枠を見つける
店主に尋ねると「幸運を呼ぶ竜宮城の窓枠だ」とのこと
なぜか魅力を感じた宗男はそのもろそうなボロボロの窓枠を買って帰る
しかし窓枠なんぞあってもどうすれば良いのかわからない
とりあえず居間の壁に掛けて飾っておく事にした
するとどうだろう
宗男が趣味としていた宝くじが当たる当たるw
億万長者となった宗男は家を建て替える事にし
ありがたい窓枠は吹き抜け上の天窓として使う事にした
するとどうだろう!!
その天窓から見る外の景色は一面の海!
魚が泳ぎ、海藻が揺れる水族館のような光景に宗男は感激した
次の瞬間、ボロボロの窓枠が大きな音を立てて壊れると
大量の海水が止まる事無く家の中へと流れ込み、溺死するのであった
372: 以下、
マナーモード
392: 以下、
>>372(マナーモード)
ある日主人公は何でもマナーモードにする能力を手にする。うるさい子供にマナーモード、上司の愚痴にもマナーモード、嫁のヒステリーにもマナーモード…
ある日、主人公は嫁と子供のマナーモードを解除するのを忘れて、眠ってしまう
嫁&子供「火事だよ!起きて!」
まで考えた
420: 以下、
>>372(マナーモード)
最近猟奇的な連続殺人事件が横行しており
被害者全員が口をふさがれ喉を切り裂かれ叫び声をあげないようにしてから殺すというものだった
最近の若いものは…
60代の男性は電車に揺られそう思っていた
若者が携帯電話をマナーモードにせず大音量で音楽を聞いていた
そこに20代のサラリーマンが注意をする
しかし言うことを聞かずマナーモードにしない若者
結局若者は電車を降りるまでマナーモードにしなかった
その夜60代の男性はニュースでマナーモードにしなかった若者が連続殺人と同じ手口で殺されたことを知る
その後初めて携帯電話を買う60代男性
しかし勝手がわからずマナーモードにできず電車の中で大音量で着信音を鳴らしてしまう
そこに20代のサラリーマンがマナーモードにするよう男性に注意する
若い者に注意され乗客にジロジロ見られ恥ずかしくなった男性はついサラリーマンに対して怒鳴ってしまった
その後電車を降りた男性は怪しい人物につかまり人気のない場所に連れ込まれる
怪しい人物はサラリーマンであり、連続殺人の犯人は「電車でマナーモードにしなかった」
それを基準に人を殺していた
「マナーモードにしないといけませんね」
口をふさがれ声を出せずブルブル男性の体が震えた
「電源を切りましょう」
60代の男は死んだ
434: 以下、
>>392
>>420
ありがとうwww
スリルあってそれっぽいwww
374: 以下、
優しい釣り師
391: 以下、
>>374
ある日、主人公が海沿いで釣りをしていると
釣具を一切持たずに海を見ながら立ち尽くしているおじさんを見つける
そのおじさんに興味を持った主人公が何かと思い話しかけてみると
船を待っている との一点張りだった
よくよく見ればそのおじさんは裸足でものすごい傷だらけだったので
気味悪がってその日は車で自宅へと帰る
翌朝そのおじさんが気になったのでまた同じ場所に来てみると
何本か均等に線を刻んだ石が置いてあるだけ、おじさんはいなかった
車に乗り込んで走っていると道に迷い、沿岸部へと来てしまう
そこはおじさんを見た場所にそっくりで、何も書かれていない石と
一体の白骨死体があった
376: 以下、
電 卓
412: 以下、
>>376
全ての物事を計算で測る主人公。
今日の夕食は何にするか飲み会には行くべきか等日常の些細なことまで全て電卓の計算を基に行動する。
そんな彼にも春が来た。綿密な計算のもと選ばれた彼女はまさに彼の理想とも言うべき人だった。
結婚式当日。幸せの絶頂。やはり計算こそ正しいのだと自信満々に確信する。
そして誓いのキス・・・目をつむりくちびるをとがらせる彼の前に、彼女が突然電卓を突きだす。
「計算の結果、やはりあなたと一緒になるにはリスクが高すぎます。」そして突然式場に現れるイケメンの浮気相手。
435: 以下、
>>412
すごくよにきもっぽくていいなあ
377: 以下、
昨日の明日
449: 以下、
>>377
男は夢をみる
まるで今自分が体験しているかのような妙にリアルな夢
目を覚ますがはっきりと覚えているいつもと違う夢、寝起きが悪い・・・
通勤途中に男は目の前から歩いてくる子供を見てデジャブを感じる
この子供は後ろから来た自転車にひかれそうになる
その通りになった 
会社に行き昨夜の夢を考える、そしてこの後仕事の凡ミスで部長に怒られることを
思い出した男はミスを直し、怒られることなく昼休憩を迎えた
その後も細かいことを思い出し、嫌なことは回避しながら男は家まで帰ってきた
なんて便利な夢なんだ 予知能力でも身に着いたのか?
そんなことを思いながら男は眠りについた
落ちが見え見えすぎる 続きは書かなくてもわかるな
489: 以下、
やっぱ>>449の落ち書いてから寝るか
夢の通りにしないと次の日にはいけない
それに気づいて夢の通りにしていくと
車にひかれる人を、助けられたのに見殺しにしないといけなかったりして
最終的に夢の通りに自分が電車に飛び込まないと明日にはいけないけど
電車に飛び込んでも死んでしまうので、なんだかなーなEND
394: 以下、
懐かしの「あの」ゲーム
裸だった王様
456: 以下、
>>394
何故か子供の頃プレイしたボードゲームが気になって仕方がないまま成長したある男
ネットで調べ、あっさりと当時のボードゲームを手に入れたが何かがおかしいと違和感を
感じた
一見して不自然なところはなかったが、確かに「あの」ゲームのはずなのに「あの」ゲーム
ではない違和感があり、当時一緒に遊んだ古い友人に聞いてみると「そんなゲームを
お前とやったことはない」との返答
その日から彼の周りへの違和感を感じる対象がどんどん増え、最後には家族や実の肉親ですら
まるで会った事がない他人のように感じてしまう恐怖を味わい、家族へ向かって「お前らは
何者なんだ!」と口に出してしまう、その言葉を出した瞬間目先が暗転し、全く見た事がない
男たちが自分の体を弄っているのに見てしまう
その時、男たちの声が聞こえ「結局このタイプも実験失敗ですか、今回はまさか実験体が
空想で作り出したボードゲームから疑われるとはね」
401: 以下、
透明な彼女
432: 以下、
>>401(透明な彼女)
最近やけに浮かれてる主人公の友人。訳を尋ねてもはぐらかすばかり。
女絡みじゃないかと勘繰る主人公はある日友人を尾行する。
すると夜の公園でやけに楽しそうに会話をしている友人を目撃する。
しかし、友人のほかに人はいない。満面の笑みで一人言をつぶやく友人に恐怖を覚えつつも心配になる主人公。
翌日、主人公は我慢できなくなり友人に昨日の事を尋ねる。すると「見れれたか?。なかなかかわいいだろ?」と小指を立てる友人。
友人は怪しい出会い系サイトで「透明彼女」なるサービスを利用していることを白状する。
訳がわからない主人公も、友人があまりに楽しそうなので興味本位で登録してみるが・・・
446: 以下、
>>401(透明な彼女)
ある日男が歩いていると、道端で偶然ばったり会った友人に「お、その人は彼女かい?」
といわれる。周りを見渡してもその友人以外に人はなく、男は「妙な冗談を言うな」と答えたが
友人は不思議そうな顔をして、「何が冗談なんだ?」と言う。
友人のおふざけに耐えられなくなった男は黙ってその場を去る。
しかし男はその後どの人に会っても、居るはずの無い彼女を連れ添っていることを指摘される。
ますます怪訝に思う男だが当の自分にはなにも見えはしない。そうこうしている内にいつの間にか
男は彼女と交際し、結婚したことにまでなってしまう。
自分にはなにも見えないのに、周りの人々には男は伴侶と幸せな生活をおくっている様に見えているのだ。
そんな不思議な生活がずっと続いた。
しかし男が70歳を迎えた時周りの人々は見えない伴侶の死を悲しみだすようになる。
彼は始めて見えない彼女を指摘された時の様にひどく困惑したが、訳も分からず涙を流してしまった。
そして男は何十年付き添ったという見えない伴侶の死を弔った。
472: 以下、
>>432
>>446
お題出したらすげーのが返ってきた
ありがとう嬉しい
461: 以下、
>>446
これ見たい
409: 以下、
不幸商事
428: 以下、
>>409
不幸を買います
街中にぽつりと貼られたチラシを手にとった主人公
会社でのトラブル、恋人との軋轢、賭博での負け
最近は不幸続きだったので、売りに行こうと思った
書かれた住所に行ってみると、八百屋のような構えの店でとても雰囲気が良い
中から出てきたおばさんにチラシを見せ話をすると
店の中へと案内されて、お茶や和菓子でもてなしをされる
出てきたものが全て幼い頃に食していたものばかりでとても幸せな主人公
時間を忘れ、日が沈むまで楽しんだら帰宅しますと一声
すっかり当初の不幸を売りに行くという目的を忘れてご満悦の主人公
最後におばさんが一言
「私は、これから起こる不幸を買えるんだよ、不幸を幸せにするんじゃない」
主人公は後ろから来る車のライトに照らされた
462: 以下、
>>428
上げて落とすってシナリオいいね
470: 以下、
>>462
わーありがとう
そんなにじっくり考えてないから穴が無いかと心配だった
415: 以下、
メタボリックJAPAN
444: 以下、
>>415
肥満嫌いの男(自身はガリガリ)。自分に告白してきた同僚の肥満女をふった次の日、周りが太った人間だらけ
日本は、太っていれば太っているほど優遇される国になっていることに気付く
会社の上司も近所の子供も好きだった人もぜーんぶメタボリック。ガリガリな自分は馬鹿にされ、虐められる
それでも太るのは嫌だと拒んでいると、今度は法律的に太ることを強制する世界になってしまう
男は監禁され、「肥育」されてしまう(要は人間版フォアグラ。食べないけど)
数日後、150キロを越え、かなり偉い立場になった男。肥満嫌いも無くなり太ることへの抵抗も無くなってきた頃
世界は再び改変される。痩せていれば痩せているほど優遇される世界へ
419: 以下、
7人のおばちゃん
466: 以下、
>>419
7人のおばちゃん
とある町のとあるスーパー。そのスーパーは近所に販売店がないのをいいことに悪質な業務を行っていた。
一つ、広告の売り出し商品は品切れと言う。
一つ、試食した者に強行して売りつける。
一つ、サクラを潜ませる。
一つ、肉は脂身が主。
一つ、食品産地偽装。
一つ、気づかないうちにレジを高く打つ。
一つ、返品は受け付けない。
地域の住民はこのスーパーに悩み苦しんでいた…。しかし、あるとき英断した町長が各々米10kgと引換に
買物の猛者である7人のおばちゃんを各地から呼ぶ。
7人のおばちゃんと悪質スーパーとの壮絶な戦いが始まる…。
425: 以下、
ものまねアプリ
610: 以下、
>>425
男がスマフォを買うと、その中に『ものまねアプリ』なるものを発見する
これはその人の顔の写真を入力し声を分析させると、本人そっくりにしゃべるようになるというアプリだった。
面白そうだと思った男は早情報を入力してしゃべらせてみた。確かに自分にそっくりにしゃべる。
さらに最初はぎこちなさがあった喋り方も、声を吹き込むに連れてどんどん本物っぽく喋るようになった。
そんなある日男に付き合っていた彼女からメールが来た。
『今までありがとう。さようなら』
男は困惑した。何か彼女を怒らせるようなことをしただろうか?全く心当たりがない。
男はすぐさま彼女に電話をかけた。
「もしもし、さっきのメールは一体どういう事なんだ?」
『どういうことですって?あなたが先に言ったことじゃないの』
「僕が言った?」
『そうよ。あなたさっき私に電話して「他に好きな人ができた、別れてほしい」って言ったじゃない』
「そんな事言うはず無いし、そもそも電話なんかかけてないよ」
『まだとぼけるつもりなの?間違い無くあなたの声だったわよ』
僕の声・・・
ハッと気づいた男は携帯を耳から離して画面を見る
そこには不気味に笑った僕の顔がうつっていた
429: 以下、
遭難ゲーム
486: 以下、
>>429 遭難ゲーム
「遭難しに行こうか」と突然言い出した友人。
聞けば、最低限の装備で山に行き、サバイバルをする…という遊びらしい
おもしろそうだと男は友人二人と遭難をすることにした。
そして本当に遭難し、彷徨うこと3日。ようやく救助隊らしき一団に出会う。
助けを求めると、救助隊は帳簿を取り出し、次々と質問をされる。
年齢・性別・怪我の有無など正直に答えていると、どんどん救助隊の顔が曇っていく。
「ところで君達は遭難して何日目かね?」そう聞かれて3日目だ、と答えると
「それじゃ助けられん。あと1カ月くらいは粘ってくれ。
若いし怪我もない…ポイントが低すぎて『救助ゲーム』に勝てんではないか」
495: 以下、
>>486
最後に落とされる話好きだわ
589: 以下、
>>486
こういうの好き
595: 以下、
>>486
いいね
474: 以下、
完全消滅マニュアル
483: 以下、
>>474
自殺を考えていた主人公は、現世に遺す人達に迷惑をかけまいと
どうやったら迷惑をかけずに死ねるかとずっと悩んでいた
手始めにリストカットや首吊りなども考えたが、死体があがると
家族に迷惑がかかってしまう、更に心配をしてくれた友人の事もある
主人公はそういった現世の精算にとても苦悩していた。
ある日、ポストに一通の封筒が投函された。
そこには「完全消滅マニュアル」と書かれていたのだった
他に紙も入っていたが内容は至ってシンプルで
「不安要素の事を3日間念じればいい」との事だった
学生だった主人公は一応自殺までの3日間、心配してくれた友人と一緒に
通学し、普通の生活を送っていた。
翌日、異変が起こる。最初に消えたのは弟だった
幼い頃からお姉さんと慕っていた弟の存在が姉である主人公には耐えられなかった
こんな事を望んでいたのではない、と激昂する主人公
次々に消滅していく家族と遺された主人公の前に友人が現れて言った
「救ってあげたよ」
500: 以下、
>>483
すげえ
いい意味で後味悪い作品になりそうだ
490: 以下、
日曜日の太陽
528: 以下、
>>490
日曜日の正午彼女はいつもそこにいた
いつもと同じベンチでいつも同じ美しさで
男はふとしたきっかけでこの女性とであう
彼女と会えるのはいつも日曜日の正午から2時まで
2時を過ぎると彼女を帰って行ってしまう
どうしても彼女を自分のものにしたかった男は
彼女のあとをつける
すると日が傾くにつれて彼女の背中がどんどん曲がっていくではないか
夜になっても家に帰る様子もない、心配になった男は彼女に声をかける
振り向いた彼女はしわくちゃのとても醜い老婆になっていた
先ほどまでの美しすぎる彼女の急な変貌に男は驚き老婆をはねのける
老婆は路地のごみ箱に頭を打ち付け朦朧としながらも男に助けをもとめるが
男は恐怖を覚え逃げ出してしまった
あの老婆はなんだったのか?死んでしまっただろうか?などと考えながら眠りについた男
次の日から世界に太陽が昇ることはなかった
505: 以下、
なまえ:未記入
531: 以下、
>>505
大場佳代。彼女は自分の名前が嫌いだった。
姓名の相性が悪い意味で抜群だ。
名付けという人為的行為により物心つく前につけられたこの呪いを佳代は呪った。
案の定、彼女は名前を幾度もネタにされた。
思うことはただ一つ、不愉快。
彼女はある決心をする、名前の由来を断つことでこの呪縛から逃れる、と。
父と母から一文字ずつ取ったというのが由来である。
彼女は由来を断つ。
「勝手に名前をつけるな馬鹿親」
以来彼女は鉄格子に囲まれた生活を送っている。
番号は453。名前はない。
519: 以下、
100円おじさん
553: 以下、
>>519
少年は噂を聞いた
100円で何でもやってくれるおじさんがいるというのだ
「100円でいいよ」
少年は出会う 100円おじさんに
おじさんは100円でパシってくれるし、宿題もしてくれる、話相手になってもくれるし
殴っても100円さえ払えば笑っている、なんでもしてくれる
少年は100円おじさんをたくさん使った
ある日少年は友達から頼まれごとをする
「100円でいいよ」
少年は口から突いて出たように言った
おじさんの口癖がうつってしまったのだろうかと笑ってしまう少年
それからしばらく100円おじさんを見ることはなかった
頼まれごとをすると100円でいいよが口について出るようになってしまった少年
少年は久しぶりに100円おじさんに出会った
そうだストレス発散におじさんを殴ろうと思った少年は
「おじさんなぐら・・・
少年が言い終わる前におじさんが
「100円でその生意気な面殴らせてくれよ」
「100円でいいよ」 少年はおじさんに殴られ続ける
520: 以下、
頭の中のあなた
549: 以下、
>>520
主人公の女は、電車内で目にした綺麗な女性に憧れを持ち、いつも彼女に会いたいと思うようになった
それはエスカレートしていき、彼女の人格を勝手に形成していき脳内で様々な夢想を繰り返した
そのような日々を過ごした結果、彼女の人格が表に出るようになり、自分の人格との境界を失ってしまう
用事があり、いつか彼女を見た電車と同じ電車に乗った主人公
しかし、自分が幽霊のように人をすり抜け、周りの人間は自分の存在に気付いてないことに気付いた
そこで、自分の服を着て、さっき自分が立っていた場所に彼女が笑みを浮かべながら立っている姿を見た
941: 以下、
>>549
すごい!!
ありがとうー!
530: 以下、
桶屋は儲かっていない
581: 以下、
>>530
カラオケ屋経営の男性は頭を抱えて悩んでいた。
人が来なくて儲からない、このままじゃ店を畳まないと行けなくなる、どうにか対策打たなければ…
電気のついてないオーナーの部屋で数時間悩んだ結果、新聞紙に挟まれていたチラシに目が入った。
"このチラシを見た貴方に朗報です!今なら桶を売るだけでお金が沢山入って来ます!独立開業、副収入を得たいと考えてる方はこちらにお電話を!"
597: 以下、
>>581
なるほどw
536: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 2011/05/17(火) 03:06:09.06 ID:tfklVpzd0
繋がりは無限遠
559: 以下、
>>536
仕事が終わって家路につく二十代後半の女性。
帰宅途中に耳に入った「そろそろ、結婚考えないとなー」という他人の会話に自分もそろそろかなと考えてしまう。
自宅である賃貸マンションの一室にて、先ほどの会話を自分の身に当てはめながら、携帯で出会い系サイトを探してみる。
検索結果を幾つか見ていると、繋がりは無限遠というフレーズが目に入って来た。
リンク先にアクセスした直後、目の奥から強い重力に引かれて吸い込まれて行く感覚に陥って行く。
10杪だったかとしれない、はっと気がついて正気に戻る女。
そっと、携帯の画面を閉じて夕飯の準備に取り掛かろうとする。
インターホンがなり、料理の支度前だったのでドアの覗き窓が外を覗こうすると、繋がりは無限遠を見ていた時と同じ感覚が舞い戻ってくる。
545: 以下、
遠い昨日
561: 以下、
>>545
昨日の記憶がない
何か覚えておかなければならない大切なことがあったはずなのに
でもまぁいい、今私は幸せだ
裕福ではないが愛しい妻と娘がいるのだから
1ヶ月後
妻と旅行に来ている
商店街の福引で妻が旅行券をあてたのだ
久しぶりに妻と二人きり、気まずさもあるが楽しい旅になるだろう
なんでも今回泊まる旅館の近くには大きな崖があり、観光名所なのだという
夜、散歩に出ようと妻にさそわれる
今までの思い出を話す妻
観光名所の崖で足を止める妻
思い出した!記憶がすっぽり抜けたあの日のことだ!
あの日私は妻が私に多額の保険金を掛けていたのを見つけ
そのことで離婚をしようと決心したのだ
だがもう遅い、今私の体は宙に浮いているのだから
546: 以下、
故人面談
563: 以下、
>>546(故人面談)
孫どころか子供もいない、妻には何年も前に先立たれてしまった老人
年金暮らしでやることもないので部屋でテレビを見ていたら電話がかかってきた
どうやらセールスの勧誘らしいので早々に切ろうしたが電話の向こうから「故人に会える」という声が聞こえた
興味を持った老人は、妻に会わせてくれと頼んだ
その瞬間、目の前に妻が現れた
後日、市役所員が幸せそうな顔をして自宅で亡くなっている老人を発見した
「故人は会いに来れないので、会いに行ってあげてください」そんな言葉が床に落ちた受話器から漏れていたような気がした
566: 以下、
>>546(故人面談)
主人公は教師
机の上にいつも花瓶に活けた菊とかを乗せられているかわいそうな女の子がいる
あまりにそのいじめが目に余るから、教師がその子をこっそり放課後に呼び出して
誰もいなくなった教室で誰にいじめられているのかを聞きだす
その次の日、その教師がいじめに加担していた生徒をホームルームで糾弾
唖然とし青ざめた後、泣き崩れるいじめっ子たち
いじめられっ子の席から笑い声が聞こえて、教師が振り向くとそこには誰も座っていない
567: 以下、
犯罪予報
590: 以下、
>>567
主人公は学校へ向かっていた途中、誰かに付けられていた。
こっそり姿を確認してみると、同じ学校の制服を着ていたが主人公の知らない人物だった。
手には部活用と思しきバッグと金属バットを持っていた。
しかし、部活動をやってるとは思えないほど体はやせ細り弱々しく思えた。
主人公は学校へいくため、汽車に乗る。
通勤時間帯であるため、汽車の中には人が多い。
主人公は、自分自身と主人公を付けている人物の2人が周りから注目されていることに気づいた。
周りの話し声に耳を傾けると、「今日、犯罪予報に出ていた人だよね」といったことが聞こえた。
犯罪予報とは毎朝、ニュースの時間に流れるもので、今日誰が誰を殺すでしょうという予報だ。
付けていた人物はまだ主人公を見張っており、主人公は足の震えを抑えるのでいっぱいだった。
付けてくるのを諦めさっさと降りてくれないかと内心祈りつつ、主人公は汽車に乗り続けた。
しかし、その人物は学校の最寄駅を通りすぎても一向に降りる気配はなかった。
ここまで書いたけど、この後の展開が書けん。さらに粗く書くと、
付けていた人物は身を守るためにバットを持っていただけ。けれど、殺されると勘違いした主人公が逆に殺してしまう。
ニュースの内容も主人公が人を殺すというものだった。
591: 以下、
証明写真
598: 以下、
>>591
とある国では生まれてから死ぬまで一年毎に証明写真を撮ることが義務付けられている。
そして病院に行くにも、学校に行くにも、買い物をするためだけにもその証明写真は必要だった。
その男はいつものように会社を出て帰宅しようとしていた。そして電車に乗ろうといつものように証明写真をだそうとしたが見つからない。かばんをひっくり返してみても見つからない。
きっと会社に忘れてきたのだろう。そう考えて、きた道を探しながら会社へ戻ろうとする。
しかし会社に入ろうとすると警備員から「証明写真を見せてください」と言われる。
事情を説明してなんとか入ろうとするが警備員は頷かない。
そこへ仲の良い同僚が現れ、男は事情を説明した。しかし同僚から返ってきた言葉は「確かに俺の同僚に似ているけど、証明写真がないと信じられない」
その瞬間自分がとんでもないことをしてしまったのだと気づいた。
それから、あらゆる知り合いに会って助けを求めるが、証明写真がないと誰も自分だということを信じてくれない。
警察に行けばなんとかなるかもしれない。そう思い警察署を訪ねたが、まず求められるのは証明写真のことで、まともにとりあってもらえなかった。
どうすればいいのかわからなくなった男だったが、ふと思いつく。
母親なら、母親ならきっと写真がなくても自分を認めてくれる。
そう考えて実家へ歩き出した。電車が使えないので徒歩で行くしか無かったがもう頼れそうなのは母親しかいない。
数時間かけて実家へ帰った男を母親が迎える。
「おやどうしたこんな時間に。とりあえずあがんなさい。」
その言葉を聞いた瞬間男は深い溜息をつくと同時に安堵した。
家に上がると母親に今までの事情を全て話した。母親は「大変だったねぇ。とりあえず明日私が何とかしてみるからあんたは早く寝なさい」と男を休ませてくれた。
一日中歩きまわった男は布団に入るとすぐに寝息をたて始めた。
深夜、体を激しく揺さぶられ男は起きた。顔を上げると警察官が二人男の横に立っていた。
そして警察官が男に言った。
「さっき、ここの奥さんから『知らない男がうちにいる』って通報があったんだよね。とりあえずキミ、証明写真を見せてもらえるかな?」
608: 以下、
>>598
渡辺浩弐を彷彿とさせるね
面白かったよ
596: 以下、
回想タクシー
889: 以下、
>>596回想タクシー
深夜、男がとぼとぼと歩いていた。汚れた靴に乱れたネクタイ、皺々のスーツ。
息は酒臭く、足取りも危うい。そこに車の急ブレーキが響く。
目の前にタクシーが止まっていた。
歩くのも疲れたので男は車に乗り込む。車はすぐに出発した。
「こちらは回想タクシーです」
行き先を告げようとすると運転手がにこやかに言った。
「今までの人生でもう一度行きたい所はありませんか?」
男はしばらく考え、それから5年前のある日付を告げた。
その日男は幼稚園に入ったばかりの娘を連れて公園に来ていた。
滑り台で遊ばせていると仕事の電話が入り帰らなければならなくなった。
627: 以下、
ハイパー銭湯
644: 以下、
>>627
スーパー銭湯の経営が傾いてきたため、会社の社長である主人公はハイパー銭湯を新しく作って経営を立て直そうと考える
そこで、ハイパー銭湯にどのような施設を加えるかについて会議を開くが、出てくる案は、岩盤浴やカラオケルームなどありきたりなものばかり
そのため、ネットを利用して、世界中から意見を求めたところ、斬新な意見が多数寄せられて「これはいける」と核心する主人公
大規模な工事も終わり、いざ営業がはじまると、連日行列ができる大繁盛
その様子を見て満足げな主人公は、老人夫婦に「温泉はどこですか?」と尋ねられる
主人公は「ハイパー銭湯は常に斬新さを求めているので、そのような有り触れたものは施設の中にはございません」と営業スマイルで答えるのであった
638: 以下、
つり革選手権
645: 以下、
>>638
文字通りつり革にいかに難しくつかまるかを競う。
一人で10個使うとか、小指一本で体を浮かせるとかいろんなやり方に選手たちが挑戦する。
そして最後にある男が普通に吊革につかまって本を読む技を披露。
最低得点かと思われたがよくみると朝のラッシュ時の女性専用車両内での演技だった。
一転して男の優勝が決定。
喜ぶ男。
そして捕まる男。
「よくよくつかまるのが上手ですねー。それではつり革選手権、また来年をお楽しみにー!!」
663: 以下、
>>645
うますぎわろた
641: 以下、
オタク教習センター
651: 以下、
>>641
合コンで知り合い付き合いはじめた彼女が
自分はオタクであると告白した
俺はすんなりと受け入れたが、これからどうしよう…
なんとかそんな彼女と話を合わせられるようにならないと…
そんなある日、オタク教習センターなる施設があり
そこへ通ってみることにしたが、これがめちゃくちゃハードで
アニメ制作会社やCVを間違えただけで電流を体に流されたり
今まで見下してたオタクに見下されいじめられたり
もう何度死ぬかと思い泣きそうになったことか…
655: 以下、
>>641
続き
だがそんな困難を仲間と乗り越えて一年間耐えてきた結果
遂に国内外古今東西問わずアニメにおける全ての知識を手に入れ
史上最優秀の成績で教習センターを卒業し、いざ彼女の元へ…
俺は完璧なアニヲタになったが
彼女はアニメについて全く知らない鉄ヲタだった
659: 以下、
>>655
いいオチだ
652: 以下、
ぼうけんのしょ
661: 以下、
>>652
RPG大好きな小学生が自分のぼうけんのしょが消えた事にショックして自分が勇者だと思い込み、近所の人から先生、友達をモンスターと見立て次々と襲う
最後には警察に連れて
「ぼうけんのしょがきえました」となるが
→はじめからぼうけんする
というテロップが出て終了
657: 以下、
思い出代行屋
730: 以下、
>>657 思い出代行屋
人の記憶を思いださせてくれるという思い出代行屋
主人公は思い出代行屋にはまる
思い出代行屋のやり方はなんかよくわからん装置で人の記憶を探り出し
メイクで顔を似せた人間に再現させるというもの
主人公はある日、ほんの気まぐれで幸せな記憶だけでなく不幸な記憶をみせて欲しいと頼んだ
注文通り不幸な思い出を再現する代行屋
主人公が女の首を絞めている しばらくすると女は死んだ
こんなことはなかったと取り乱す主人公、しかし代行屋は今までばっちり思い出を再現してきた
葛藤を繰り返しながら家に帰る主人公 家に着きテレビをつけるとニュースをやっている
ニュースの内容は殺人事件らしい、よく聞くとさっきまでいた場所の近くで女が殺されたらしい
一週間後、主人公は逮捕された
容疑は婦女2名殺害
669: 以下、
独裁者選手権
702: 以下、
>>669
今回も主催者を打ち負かす者は
現れなかった
764: 以下、
>>702
シンプルで短く纏まっていて、すごく美しい
687: 以下、
ねじれねじれ国会
700: 以下、
>>687
日本があらゆる時間列、平行世界の人物と会話する機械を発明した
その機械を使って、過去や未来等から優秀な人物と会話して日本の政治を決める制度になった
その後、織田信長や東条英機等がアメリカと戦争を仕掛ける事を決定
アメリカと戦争する準備をしようとしたら、アメリカから核が飛んで来る
実はアメリカは未来を予知できる装置を発明し、日本が戦争しようとすることを知っていた
山無し落ち無しだけどまあ良いよね
705: 以下、
>>700
遅くなったけどありがとう!
あの題名からここまで・・・
710: 以下、
殺人八百長
749: 以下、
>>710
駅前で待ち合わせをしていると、遠くの方で悲鳴が聴こえる。
何事かと思えば包丁をふりまわす男がいた、既に4人は血を流して倒れている。
これはまずい、通報しなければと携帯電話を取り出し110番に掛けてると、男がこちらに向いてやって来た。
腹が冷たい金属で刺し抜かれる感触を感じて倒れこんだ、はずだったのだが。
あれ、痛くも何ともない。
起き上がって周りを見回すと、警察官らしい男が二人やってきて「すいません、撮影中ですので倒れないで下さい」と言われた。
716: 以下、
純愛ストーカー
739: 以下、
>>716
この春から一人暮らしを始めた大学生の由美には気になる相手が居た。
同じ大学に通う忠文という男性だ。しかし由美には、アプローチを掛ける自信もなければ、
美しさもないと自負している。片思いをいつまでもいつまでも長引かせるのは辛い。
が、かといって好きだと言えるわけもない。
悶々としながらも、由美は忠文のことを細かく調べた。
家の場所や、好み、趣味、休みの日にどこに出かけるかまで。
いけないこととわかっていながら、家に侵入し隠しカメラを仕掛けたりもした。
しかし、そうしていくうちにわかるのは忠文は人気があるということと、
自らが付き纏うせいで忠文の気持ちが沈んでしまっていること。
ばれないつもりだったが、尾行はそうも行かなかった。
面と向かって「付き纏うのはやめてくれ」と頼まれたりもした。
虚しさと悲しさの中で由美は選んだ。彼を好きなら、幸せを願おうと。
忠文が自分のことを気にしなくなるくらい笑っていられる未来…
それを見届けたい。
そして、それから年月が経ち、
一人暮らしの由美の家には山積みのDVDがあった。
一枚を再生して、感動し涙する白髪頭でシワだらけの由美。
映像には、家族に看取られながら安らかに他界する、白髪頭でシワだらけの忠文の姿が。
再生していたのは、山積みの中の最後の一枚だった。
748: 以下、
寿命市場
762: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 2011/05/17(火) 12:41:54.71 ID:WPZZ8TJF0
>>748
もうイヤだ。こんな人生とはおさらばだ・・・
高層ビルの屋上で過去の思い出を振り返る俺。
一歩踏み出すだけで全てが終わる。
そんな時に声を掛けてきた男。
「貴方の残りを売りませんか?」
いったい俺に何が残っているというのか?
いや、どうせ終わらせようとしていた命だ。なんでも持ってってくれ。
「ありがとうございます。商談成立致しました。貴方はこのままここで亡くなって頂きます。」
何を言っている・・・?元よりそのつもりだ・・・
「代金と言っては何ですが、貴方の得る報酬は【本来ここでの自殺は失敗に終わり、幸運の連鎖で幸せな人生を送れる】という未来を映像として見ることが出来ます。」
何を・・・この男・・・・おかしいんじゃないのか?
そう思った瞬間、強烈な眠気が襲う。
・・・・夢の中の俺は幸せだった。
これがサクセスストーリーか・・と思いつく限りの贅を尽くし、幸せな家族に恵まれる・・・・・
長い様な短い様な夢が終わる。
眼の前にはあの男がいた。
「いかがでしたか?貴方がご覧になった夢は、本当の貴方の未来ですよ。しかし貴方の残りの寿命は我々が買い受けました。」
男は不気味な笑みを浮かべつつ淡々と語る。
「お年を召した方はどうも御自身の寿命が気になるようで・・・・・他人の寿命を奪い取ることまで考えてしまうようですねぇ・・・・」
俺にはあんなに明るい未来が・・・・?
待ってくれ!さっきの話はキャンセルだ!俺はもう一度人生をやり直すんだ!
しかし・・・俺の身体は意志とは別にビルの端へ・・・・・・それを上空から眺める俺が・・・・
「さて・・・・次はどちらの方の寿命を買い付けに行きましょうか・・・・」
763: 以下、
>>762
続き気になる
752: 以下、
天空のコンビニ
787: 以下、
>>752
スカイダイビングをしている男、しかしパラシュートが故障して動かない。
絶体絶命のその時、突如目の前に大きな雲が現れる。
よけられもせず、意を決して突っ込むと…雲の中には、コンビニがあった。
恐る恐る店内に入ってみても、いたって普通のコンビニ…
男は店員に事情を話してパラシュートがないか聞いたところ、1つだけあると言われる。
しかし男はお金を持っていない。ならばここでバイトをしていけ、と店員は提案する。
しぶしぶ働き始める男。やってくるのは人間から、巨大な鳥や雷様、奇妙な客ばかり。
そんな日々にも慣れてきたころ、店員から給料だと新品のパラシュートを渡される。
お礼を言い、常連客にも別れを告げ、男は天空のコンビニから飛び立つ。
雲を出て、懐かしき大地へ…が、そこは海のど真ん中だった。
海へ着水する男。救助もなく、意識は薄れ、ついに力尽きて沈んでいく…
…目覚めると男は、海の底にいた。目の前にあるのは、『海底のコンビニ』…
808: 以下、
>>787
いいね
コメディ系のあらすじ書けるってのは才能だと思う
816: 以下、
>>787
面白い
ありそう
769: 以下、
ごみ箱の中
774: 以下、
>>769
ごく普通の家庭にあるゴミ箱、あなたは覗いたことはありませんか?
その中には多くの物語が詰まっています。例えば消しゴムで消した後の屑、お菓子の袋。
手紙。思い出……。
これはある少年が見た「別世界」の中のお話。
少年は世界を動かすことができる力を持っていた、同時に創造し破壊することもまた可能とした。
10年後、大学を卒業した彼は無職になっていた。
少年だった彼はその世界を創り続けながらも、今生きている世界との区別をつけるためにある決断をすることとなる。
それは世界の崩壊か、それとも新たなる創造か。
773: 以下、
なかなか良いスレだ
776: 以下、
ヒロイン男
778: 以下、
>>776
女の顔をした男が街を守っている。
学生アルバイトの女子高生がそんな噂を持ってきた。
そんなことを真に受けていなかった青年は夜道に殺人犯と出くわしてしまった。
必死で自転車を漕ぐ最中、桃色のジャージを着た女性らしき人が殺人犯を押さえつけた。
そのまま青年はお礼を言うことなく走って逃げ去っていった。
翌週、前日のことなど忘れかけていたとき、夜道に桃色のジャージを着た人影らしきものが見えた。
ふと先週のことを思い出し、声をかけると、顔は女性ながら声は野太い男性のようなものだった。
恐ろしくなり逃げ出して後日彼のことを調べると意外なことがわかったのだった。
782: 以下、
>>778
いいなあ
顔が女で声おっさんか
793: 以下、
毎日が日曜日
806: 以下、
>>793
「毎日が日曜日だったらいいのになあ」
それが口癖であるしがないサラリーマンの斉藤の前に、
ある日突然、枕元に神が立つ。神は「その願いを叶えてやろう」と言って消える。
変な夢を見たと斉藤は次の日の日曜を過ごすが、ある異変が起きていた。
それは、次の日になっても前日の5/22の日曜日と変わらない、同じ5/22が続いていたのだ。
周囲の人間はそれに気付かず、また漫然と昨日と同じ行動を繰り返す。
根っからの怠け者である斉藤は、これを嬉々として受け入れた。
もう愛着の無い妻から「あなた、いつまでゴロゴロしているのか」と愚痴を言われるが、気にもならない。
食べたい物を食べ、いつまでも寝る。
しかし、しばらくして斉藤は流石に飽きて来た。
何せ、自分の財布の中には小額の金しか入っておらず、一日にできる贅沢も限度がある。
妻の小言にもうんざりしている。金を増やそうにも一日ではどうにもならず、
かといって旅行に出かけても、午前零時を回った瞬間に、また5/25の朝を迎えるのだ。
 “つまらない” 斉藤はそう思い始めていた。
そして、62542回目の日曜日を迎えたとき、斉藤は自殺した。
しかし斉藤は目覚める。デジタル時計に、見慣れた日付。
そして妻が言う。
「あなた、いつまでゴロゴロしているの?」
811: 以下、
>>806
結構いいな
ありがとう
802: 以下、
冷え性の女
831: 以下、
>>802
玲子は極度の冷え性だった。しかし最近になってそれが顕著になる。
夏は玲子が会社にいればクーラー要らず。玲子がグラスを持てば、
中の液体までキリキリに冷えてしまう。
こんな体質は異常だと思い、病院に行くがただの「冷え性」だと診断される。
次第に玲子の冷え性体質はエスカレートし、周囲の人間が避け始める。
シャワーを浴びても、その水が氷の粒になってパラパラと落ちるレベルにまで達していた。
悲しみにふける玲子の前に、一人の男が現れる。
「僕は、根っからの高温体質なんですよ」
そういう新入社員の熱原は、玲子を元気付ける。
彼もまた特異体質で、体温が異常に熱いという事だった。
かくして、彼女と彼の存在により、社内の温度は均一に安定したのだ。
そして似た様な体質をもつ彼に、また情熱的でもある彼のアプローチに玲子は心を動かされる。
しかし、いいのか。彼は素晴らしい人間で、私はこんなモテない女・・・玲子は悩んだ。
次第に熱原を避けてしまうようになっていた。そして、低温体質はさらに極まる。
それに対し、熱原は玲子に対する想いでますますヒートアップする。
紆余曲折を経て、ある夜、偶然にも繁華街で出会う二人。
思わず、二人は涙を流して抱き合おうとする。
そのとき、繁華街に大きな爆発音が響いた。
836: 以下、
>>831
これ、すげえ
オチが秀逸だ
841: 以下、
>>831
クソワロタwww
めちゃくちゃ面白い
820: 以下、
副音声
871: 以下、
>>820「副音声」
 
数年前に中古で買ったテレビ。そろそろ新型に買い替えようかと思っていたある日
プロ野球の試合をみていた主人公は、リモコンの操作ミスで副音声を入れてしまう
このテレビを買ってからというもの、副音声の機能を使った試しがなかった主人公はつい聞き入るが
そこではゲストたちが、明らかにおかしな会話をしている
挙げ句の果てにはゲスト同士がお互いの悪態をつき始めるが、司会者は止める様子もなく試合の実況をしている
おかしいと感じた主人公が別の番組に切り替えると、副音声など無いはずのバラエティー番組などでも同様の事態が起こる
主人公が副音声から主音声に替えてみると、出演者たちは普通に会話をしている。主人公は気付き始める…
 
「この副音声は心の声、本心が聞けてしまうのではないだろうか?」
 
様々な番組で試し、主人公は次第に確信してゆく。不気味ではあるが、慣れてくればこんな楽しい機能もない
 
やがて主人公は何気なくニュース番組を見始めた。そこではキャスターが緊張した面持ちでニュースを読み上げている
それは新しい彗星が発見されたというニュースだったが…しかし主人公には聞こえてしまった。キャスターの本心が。
 
「この彗星って96%の確率で地球に衝突するんだよな…国民がパニック起こすから政府から口止めされてるけど」
892: 以下、
>>871
いいねえ
829: 以下、
大丈夫
839: 以下、
>>829(大丈夫)
人間たちは相変わらず怠惰な生活を送り、愛し、生きて、そして死んでいく。
そんな日々をずっと眺めていた。
ある日、天使たちが人間界へと堕天したのだった。
彼らは人間と共に過ごし、愛し、愛され、生きていくことを選択した。
それは神の怒りに触れ、人間界を一掃する洪水を計画したが、人間でありながら書記官である男がそれを止めるよう嘆願する・
そして堕天使たちを連れ帰すことを条件に、計画は中断された。
いま、人間界の運命をかけた彼の長いたびが始まる……。
これは、人間たちと天使の遥か古代の物語。
「大丈夫だ、問題ない」
843: 以下、
>>829(大丈夫)
一人の男がいつものように、いつもの道を歩いていた。
交差点で信号が変わるのをまっていると、反対側から走行する車をすり抜けるように横断してくる男がいる。
ふらふらと危なっかしい足取りでこちら側に渡りきる直前、ブレーキもかけず走行する車に撥ね飛ばされる。
そのまま走り去る車に唖然としながら、その撥ね飛ばされた男に近寄り声をかけようとするが、ふらふらと立ち上がり
「大丈夫」
と一言残し、横断してきたのと同じふらふらとした足取りで何処かへ去っていった。
唖然として何も言えずにいる男。
その事以外、特に変わったことも無く過ぎ去っていく一日。
いつもと同じ喧騒の中を歩き、そして朝事故を見た交差点を横断していると、猛スピードの車が交差点に進入、唖然とする男を跳ね飛ばす。
薄れ行く意識の中、その車が走り去るのを見て、辺りにいる人々に助けを請う。
だが、目が合った人々は皆こう言うのみであった。
「大丈夫」
846: 以下、
池球
867: 以下、
>>846
山口は怪しげなインテリアショップで「池球」というアクアリウムを購入する
池球は水を凝縮した球で、水の中の生態系の変化を楽しめる、餌はいらないがカエルが出てきたら即座にやめ、インテリアショップに持ってくるよう注意された
何も世話をしなくても小魚は増える様を山口はとても楽しんだ
しかしいつしかトカゲやカエルがアクアリウムの中の陸地に住むようになったが山口はインテリアショップに持っていかなかった
そしてある夜アクアリウムからうなり声が聞こえた
アクアリウムの中には恐竜がおりうなり声をあげていた
山口は池球が極小の地球に進化したことを知り神にもなったような気分になった
そして山口の家は爆発する
捜査した刑事はまるで隕石が落ちたような小さなクレーターを見つける
クレーターがあったところはちょうど池球がおいてあった地点だった
859: 以下、
エクストリーム謝罪
928: 以下、
>>859
ある会社に謝罪のプロがいた。
何かトラブルが起こりそれに対する謝罪の際には必ずその男が借り出され、誠心誠意を身をもって表したかのような謝罪で全てのトラブルを収めてきた。
そのようにしてトラブルを解消していたその会社が大きくなり、ついに新たな海外支社を建てることになる。
本社でも必要にされているはずのその男が抜擢され、その地に派遣された。
その地は、まさに宗教戦争の真っ只中であった。
・・・オチも考えたんだけどここでやめたほうが良さそうだw
923: 以下、
退職試験
934: 以下、
>>923
親が病気で倒れ実家に帰り介護をしなくてはならなくなった男は仕事を退職する決意をする
しかし退職するには「退職試験」を受けて合格しなくてはいけないと通達される
親のためにも絶対に合格しなくてはいけない
猛勉強の末男は退職試験に合格、退職する日になった
社長は「お前はよく頑張り、見事退職試験に合格したな」という
男は退職試験の真意を社長に質問する
社長は「お前は退職試験を通じ多くの事を学び優秀な人間になったな」
「これでもし再就職する際に有利になるだろう、どうしても決まらなかったらうちに戻ってこい、お前なら歓迎するぞ」
男は足取り軽く実家に戻っていった
950: 以下、
>>928
>>934
さらっとここまでの文を書けるそのセンスが羨ましい
ありがとう
865: 以下、
ゴリラ男
899: 以下、
>>865
動物園で飼育係をしている男。顔がごつく、毛深いため同僚にもゴリラと呼ばれていた。
あまりに女性にモテず、友人から「ゴリラにならモテるんじゃない?」と言われる始末。
そんな時、男の務める動物園に新たにゴリラがやってくることに。
檻の中の2頭のゴリラと初顔合わせをすると、一頭のゴリラに懐かれる。
「本当にゴリラに好かれるとは…」それを見た園長は、男をゴリラの飼育係にする。
そしてお披露目の日。男が餌やりに檻の中に入ると、突然もう一頭のゴリラが襲いかかり…
男の葬儀の場で、以前そのゴリラの居た動物園の園長は話す。
「どうして急に襲いかかったのかわからない。
 確かに昔は気性が荒かったが、つがいになってからは大人しかったのに…」
868: 以下、
よっぽど奇妙でおもしろいのが多いな
875: 以下、
放送されてるのより、ここの話のほうが面白いんだが
951: 以下、
厚化粧ナビゲーター
977: 以下、
>>951
あるパーティーグッズ制作会社がジョークグッズとして「厚化粧ナビゲーター」を制作
厚化粧を数値化し厚化粧レベルを測定する機械は女性からの批判が殺到したがジョークグッズとしてはそれなりに人気となった
しかし一つ欠点があり化粧をしてない女性から一番高いレベルの厚化粧レベルが検知された
クレームを受けた会社は女性の元に赴き謝罪をしたが、あることに気付く
その女性は顔全体を整形していた
社員は整形は女性にとって一番の厚化粧なのかと感じ販売を中止
しかし後に警察から厚化粧ナビゲーターの注文の依頼が入る。
整形に反応するナビゲーターは犯人逮捕に大いに貢献した
何が起こるか役に立つか世の中とはわからないものだ
985: 以下、
>>977
なんだろう・・・ものすごい星新一を感じる」
991: 以下、
>>977
ありがとうw
おもしかったよ
966: 以下、
いまさらっと過去レス読んでるけど
もうお前らが脚本かいておk
978: 以下、
段ボール豪邸
989: 以下、
>>978スレ的に最後かな?
ホームレスが集まる公園にダンボールで作られた家が話題となった。
そこに住む人々は誰もが仲良く暮らしていた。
ある日、それを良しと思わない人々が、ダンボールの家を燃やした。
それは住んでいた多くのホームレスたちを悲しませたのだった。
当然それを許せない彼らは復讐しようと計画を練り、ダンボールの家を燃やした人々の家へ放火を行った。
そして、家がなくなった人々は家族、財産、思い出さえも奪われたのだ。
ダンボールであろう、レンガであろう、木造であろう、思い出があり、財産があり、仲間がいた。
彼らにとっての豪邸の価値は、普通の人々と大差はなかったのである。
999: 以下、
いかがでしたでしょうか、本日の奇妙な物語は。
今回もたくさんの方々が奇妙な世界誘われてしまいました。
奇妙な世界へ通じる扉は貴方のすぐ傍に開いています。次にその扉を開けるのは貴方なのかもしれません
267: 以下、
もうお前らが話作ってフジに持ち込めよ
世にも奇妙な物語っぽいタイトルを書くと誰かが粗筋を書いてくれる(前編)
http://world-fusigi.net/archives/8752671.html
世にも奇妙な物語っぽいタイトルを書くと誰かが粗筋を書いてくれる(後編)
http://world-fusigi.net/archives/8754071.html
#kako_link a {color:#0000ff;}
▼合わせて読みたいタイトルを言うだけで誰かが世にも奇妙な物語的な話を作ってくれる
世にも奇妙な物語っぽいタイトルを書くと誰かが粗筋を書いてくれる(前編)
なんでも知っている俺がお前らの質問に答えるスレ
安価のお題で怖い話を語っていく
【年間】2016年の不思議.net人気記事まとめ!
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コメント
1 不思議な
面白いな
2 不思議な
まってた!
3 不思議な
「あけないで」
これ引っ掛けがあって面白いな
4 開花神道 :2017年02月20日 23:16 ID:MVjNk04O0*
その内、タイトルだけ入力したら、後は全て人工知能が本を書いてくれる時代が到来するかもな。
まあ、それは兎も角「猫の穴」と「森の寅さん」も考えてみてくれないか。
5 不思議な
面白い。こう言う何一つ罵り合いが無い話題って平和で良いな。
6 不思議な
全部映像化出来るぞこれ
7 不思議な
話も面白いけど、タイトルがみんなセンスある
8 不思議な
読み応えあったおもろい
9 不思議な
題名への返しが、思考とタイピング時間入れても20分掛からず記載するのが凄いな。
しかし6年も前のスレなんやね…
10 不思議な
「森の寅さん」
大学1年の夏休み、高知へお遍路の1人旅に
行った事だった。山の頂上にあるお寺に行く為に山道を登っていたが、いつの間にか順路から外れ、鬱蒼とした森に方角も分からず彷徨っていた。途方に暮れてへたり込んでいた時、
「おい?あんちゃん?お遍路さんかい?
ここは寺道じゃないよ。迷っちまったか?」
顔を上げると大きいバッグを片手に帽子に
スーツ姿のおじさんが、ニカニカした笑顔で立っていた。
「はい…山頂の寺へ行きたいんですけど
自分がどこにいるかも分からないんです。」
「そりゃいけねぇな!おいちゃんに付いて来な、ちゃんと案内してやるからな!」
半信半疑でおじさんについて行くと順路の立て札が見えた。
「おじさんありがとうございます、助かりました!森で一夜を明かすかと覚悟してたんです。
でも、おじさん何故あんな所に居たんです?」
「俺は行商人でな、この足で津々浦々回ったが高知だけに来た事が無かったのよ。他全部行ったんだが全部回らなきゃ行商人の名折れみてぇな感じがしてな、まぁ若い人には分からんかハハハ」
「ハハハ。でも、あんな森の中じゃ、お客は
僕ぐらいで商売上がったりですよね。」
「それを言っちゃぁおしめぇよ…達者でな。」
僕は、おじさんに手を振り寺へ歩きだした。
最後にもう一度振り返ったが、
そこにおじさんはもう居なかった。〜終〜
長文失礼しました。
11 不思議な
管理人お疲れ様。超すき
12 不思議な
おもしろかった!
まさかスレ主スタッフちゃうやろな?w
13 不思議な
またしても読み耽ってしまった
14 不思議な

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