ガンダムヴィダール「イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」back

ガンダムヴィダール「イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」


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1:
レギンレイズ・ジュリア「イオク様風評被害三銃士……?」
バルバトス(フレーム)「まーたわけわかんねえこと始めやがって……」
以後ヴィダール「まあまあ、ネタというものには鮮度がございますので」
以後ジュリア「それで、イオク様風評被害三銃士とはなんです。ヴィダール」
ヴィダール「ええ、現在【ついったぁ】というソーシャルネットにて散見されるものでしてね」
グレイズアイン(おんぶ)「ついったぁ?」
ジュリア「聞いたことがあります。確か脳髄に直接ケーブルを挿入してやり取りをする21世紀の娯楽だとか」
バルバトス「やべえな21世紀」
ヴィダール「まあ端的に言ってしまうと」
【イオク様と類似点が多いと言われ、比較対象によく挙げられる三名】
ヴィダール「ですね」
バルバトス「あれと比較とかその時点で末代までの汚名だな」
ジュリア「同じ画面に映ってたジュリエッタが可哀想です、ヴィダールとの2ショットを増やすべきかと」
グレイズアイン「兄ちゃん、妹、めっ! だよ!」
ジュリア「兄さん……」
ヴィダール「脚本の犠牲者に過度の貶めを行うつもりはありません。そうなった以上はそのままに受け止めます」
ヴィダール「ただせっかく槍玉に上がっているので、改めて再評価してみようと思ったのです。この三人をね」
ヴィダール「では改めて……イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
ジュリア「イオク様風評被害三銃士?」
バルバトス「そこからやり直すのか……」
《お馬鹿部門:パトリック・コーラサワー》
「死なないってだけで一緒にされるの……その……困る」
《うざい部門:カツ・コバヤシ》
「【カツ並にうざい】って投稿したやつカクリコンみたいな頭にしてやる……」
《テンション部門:マシュマー・セロ》
「いや……無理です……すいません……」
バルバトス「全員テンションひっく?!!」
ヴィダール「致し方なし。心が痛みます」
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2:
――全員リタイア――
ヴィダール「うーむ、流石に世界の憎悪渦巻くこのタイミングでは彼らと言えど耐えきれませんか」
ジュリア「今マネキン准将とエマ中尉とハマーン・カーンにこっぴどく叱られています、バルバトスが」
グレイズアイン「兄ちゃん……」
ヴィダール「惜しい人を亡くしました、フレームでしたけれど」
ヴィダール「ではここより、彼らをよく知るMSに解説役をお願いして【イオク様と比べられるほどの逸材なのかどうか】を検証していきましょう」
ヴィダール「では、まず【パトリック・コーラサワー】から始めましょうか」
ブレイヴ指揮官機「うむ、よろしく頼む」
ジュリア「……あなたを造ったのはユニオン軍の技術者ではありませんでしたか?」
ブレイヴ指揮官機「いかにも。私の開発者はビリー・カタギリ。世界最高峰の研究者だ」
ブレイヴ指揮官機「だが私の開発にはAEUの技術者も合流している、無論、我が搭乗者に勝るとも劣らぬ勇将の情報も記録に新しい」
ジュリア「では不足なし、と」
ブレイヴ指揮官機「担った役割はこなしてみせよう」
ジュリア「ふふん、お手並み拝見と行きましょう」
ヴィダール「どうしてあなたはそう上から目線なのです……まあいい、始めましょう」
3:
ブレイヴ指揮官機「パトリック・コーラサワー、一期開始時点で28歳。我が主、グラハム・エーカーより一歳年上となるな」
ジュリア「28……あの落ち着きの無さで?!」
グレイズアイン「えっと……いつまでも少年のような心をしてるんだね!」
ヴィダール「両者を比較した時精神年齢だけ20歳ほど違いそうですね……」
ブレイヴ指揮官機「容赦がないな、そうこなくては」
ブレイヴ指揮官機「彼は特に比較が見受けられた男だ。死なないという点、マスコット的な行動が多かった点」
ブレイヴ指揮官機「ハシュマル以前のツイートにおいては、イオクをかつての彼と結びつけ愛でるようなものも多く、ポストコーラサワーかと期待されているようだった」
ブレイヴ指揮官機「弱いコーラサワー、射撃が下手なコーラサワー、、コーラサワー(アローラ)などなど……ふふ、トレンドにも一緒に入るほどの人気だな」
ブレイヴ指揮官機「ただ一番多かったのはやはり【お馬鹿】という点か。直情的で行動派、『はい、無いです(世界情勢に思うことはないかと問われ)』がインパクトだったのだろうな、やはり彼への風評被害はお馬鹿であったことが起因のようだ」
ジュリア「確かに、イオク様は桁の違う無能パイロットではありますが……」
グレイズアイン「強いの? 実力とかの比較多いよね」
ブレイヴ指揮官機「……強いぞ。ガンダム00に於いては最上位に確実に食い込む」
ブレイヴ指揮官機「そして馬鹿かも知れんが、いや馬鹿だがそれは無能とは全く繋がらない。彼自身は非常に優秀な連邦軍人だ。馬鹿だがな」
ヴィダール「馬鹿を強調しすぎじゃないですかね」
4:
ブレイヴ指揮官機「彼は模擬戦において全勝、スクランブル2000回。イナクトのお披露目の際も、ジンクスの搭乗員認定の際も、いの一番に選ばれるトップエースだ」
ブレイヴ指揮官機「かれの性格は本人をして【過去の栄光には拘るが過去の失敗はあっさり忘れる】というポジティブ・シンキング」
ブレイヴ指揮官機「だがこれは【パイロットにおいて重要なモチベーションを常に最大限に高め続けられる上、戦闘ストレス反応(PTSDなど)の危険性を自ら緩和できる】という点で、彼の継戦能力を支える優れものといえる」
ブレイヴ指揮官機「そして技量であるが、そのガンダムマイスターにも勝る咄嗟判断力から来る精緻な技巧を駆使した」
ブレイヴ指揮官機「たった一話の惨敗ですらメインカメラ狙いの刺突、観客席を考慮した射角、ボディをかばって腕を切らせる回避行動と、エースパイロットの欲張り技量セットと呼べる見せ場の山。正直細かい部分を拾っていたらキリがない男だ」
ジュリア「つ、強い……のですか?」
ブレイヴ指揮官機「強いとも。最もそれが顕著に顕れているのは二期の最終戦だろう」
ブレイヴ指揮官機「彼はジンクス?で颯爽と戦場に到着すると、アヘッドと交戦」
ブレイヴ指揮官機「至近距離からのGNバズーカを下に潜って回避しつつ回転してランスで殴打、大きくよろけたアヘッドにバルカンを当てて完勝している」
ブレイヴ指揮官機「その後巡洋艦二隻、護衛MS1小隊を単騎で壊滅させている実績からも、明らかに別格のエースパイロットと言えるだろう」
グレイズアイン「アヘッドってジンクスより強いんだよね? すごいねー……」
ブレイヴ指揮官機「それとトランザムして突っ込んできたガガにGNクロ―を叩き込んで自爆に巻き込んだり、スローネの奇襲狙撃をマニュアル分離でギリギリ回避していたりもする」
ヴィダール「化物ですね」
ブレイヴ指揮官機「奇襲への対応力なら随一だろうな」
5:
ブレイヴ指揮官機「そして彼を彼たらしめる逸話こそ【不死身のコーラサワー】」
ブレイヴ指揮官機「ガンダムとの十回を超える交戦、半数以上の被撃墜、その全てにおいて生還を果たし、傷らしい傷もないという異能の経歴だ」
ブレイヴ指揮官機「彼は専用機を持たず、量産機で以て戦場を駆け抜けた。00において【最優の小隊長】と言っても過言ではないが、必ず真っ先に戦場に飛び込み、危険な陽動や近接戦闘を率先的に行い、囮を演じても回避し部隊の生存力を上げるその活躍と」
ブレイヴ指揮官機「実のところ【ただ基本技能と判断力が高いだけ】という点がその評価を支えていると私は考える。彼には特異すぎたものが、その生存力しか無いのだよ」
ジュリア「? どういうことですか」
ヴィダール「例えばユニオンのグラハム氏には唯一無二の空中変形技術が有りましたが、結果的に【同じ行動ができないので彼一人の突出フォーメーションを多用しがち】という弱点が有りました」
ヴィダール「セルゲイ・スミルノフは数個小隊すら同時に動かす指揮能力が有りましたが、タオツーと超兵に追随できるのが自分くらいだったせいで終始彼女のフォローに回り、最高峰と言われた技量もサポートにのみ使われました」
ヴィダール「これほどの力がありながら、単騎もしくは二機で対峙することが多い両名に対し、小隊の集団戦を仕掛けることが多かったのはコーラサワーの特徴でもあります。自身含む三機のジンクスでケルディムを追い詰めたこともあります」
ヴィダール「これだけ強いのにも関わらず突飛な性能や異能に頼らぬ地力があればこそ、味方のフォローが受けやすく彼の真価が発揮されるのだということですよね?」
グレイズアイン「あー、そっか。三日月とか特にそうだもんね、動きが凄すぎて誰もついていけないもん」
ブレイヴ指揮官機「左様。そして何より【馬鹿の自覚】も大きい」
ブレイヴ指揮官機「彼は自分が頭の悪い男と自覚している。それに対し【有能な人間についていった方が自分で考えるよりいいはずだ】と割り切ることで対処をした」
ブレイヴ指揮官機「その相手が後に婿と迎えられるカティ・マネキンであることからも、単なる思考停止ではなく人を見る目の高さが伺えよう」
ブレイヴ指揮官機「【はい、ないです】も【あなたにすべて任せているのだから私が考える必要など無い】という無上の信頼の台詞と言えような」
ブレイヴ指揮官機「……まあ、割りと彼の動きについていけずに追随した部下が撃墜されていたりはするのだがな」
6:
ヴィダール「総評すると、どうでしょう」
ブレイヴ指揮官機「同じツイート内に【イオク】【コーラサワー】の単語を並べること自体が甚だ遺憾である、と言わざるをえない」
ブレイヴ指揮官機「頭が悪いという特徴一つとっても自覚の有無は大きい。調子に乗ったときに戦果を挙げる男と、戦禍を広げる男、月とスッポンとはこのことだ。比較にさえ値せん」
ジュリア「私、肩撃たれました。肩撃たれました、ヴィダールっ!」
グレイズアイン「いたいのいたいのとんでけー」
ジュリア「…………直った気がします! 兄さんはメカニックだったのですか?!」
ヴィダール「そんなわけ無いから後で技術部長に見てもらいなさい」
ブレイヴ指揮官機「コーラサワーの宣伝はこれくらいでよろしいか?」
ヴィダール「ありがとうございました」
ブレイヴ指揮官機「なんの。いい暇つぶしだった」
ヴィダール「最後に……貴方の主人と彼、どちらがお強いでしょうか?」
ブレイヴ指揮官機「言うに及ばず、グラハム・エーカー。ただ……殺せるかと問われれば、諦めて頸を横に振るしかあるまい」
総評:コーラサワーはすごいんだよ
7:
ヴィダール「では続いてカツ・コバヤシ……旧姓のハウィンというのがかっこいいですよね。カツ・ハウィン」
ヴィダール「こちらの方にお越しいただきました、どう……ぞ……」
Zガンダム「」スパー
ヴィダール「 」
グレイズアイン「お……!」
バルバトス「Zの叔父貴! ご無沙汰しております!!」ズザザーーッ
Zガンダム「おう、元気そうだなお前ら」
Zガンダム「つい立ち寄ったんで顔出してみたわ。フラウロスは来てねえのか、可変機の弟分が増えたって、ZZも喜んでたよ」
ヴィダール「そ、それはそれは……」
バルバトス「すぐにでもご挨拶に向かわせるんで! 大変粗相を、はい!!」
バルバトス(くそっ! 何でよりによってZの叔父貴なんだよ……!)
グレイズアイン(予定ではネモさんが来るはずだったんだけどなぁ……?!)
バルバトス(とりあえずここは凌ぐしかねえ、下手に機嫌悪くされてハイパー歯ぁ食いしばれとかされた日にはフレームごと逝くぞ!!)
ヴィダール(御意に!!)
ジュリア「誰ですかヴィダール、そこの偉そうなヴィジュアル系トリコロールは」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!あっち行ってなさい!!!!!」

 ・
 ・
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Zガンダム「……で、カツの話だったか」
バルバトス「ッす!!」
8:
ヴィダール「十五歳、ハヤト・コバヤシの養子となりアムロとも親しく、博物館で旧型とはいえMSや戦闘機の操縦を習う」
ヴィダール「軟禁状態のアムロを説得し一緒にカラバに合流後、彼自身エゥーゴの一員として参加し、戦闘を重ねていく」
ヴィダール「ガンダムキャラの中では特にウザキャラとして定評がある彼は、多くの場合無能やいらない子として名前が挙がります」
ヴィダール「カミーユやかつてのアムロとは違い若さゆえの猪突猛進が目立ち、作中無断出撃は常習犯、命令に不服な姿勢を示すことも少なくなく」
ヴィダール「特に【ハマーンとの同盟に作戦参加拒否】【捕虜のサラを惚れた弱みで逃してしまう】【命令違反して戦闘継続し隕石に衝突】などは語りぐさとなっているカツのイライラポイントとして挙げられますね」
Zガンダム「……」ヴゥゥゥン
バルバトス「無言のハイパー・ビーム・サーベルナンデ?!!」
グレイズアイン「あ、お兄ちゃんごめん。僕降りるね」スルスル
ヴィダール「逃しませんよアインッ!!!」ガシッ
グレイズアイン「やーっ!!道連れやーーっ!!」ジタバタ
ジュリア「何やってるんですか二人とも……」
ジュリア「それで、ウザキャラだからイオク様と比較されているわけですか。まあ聞いたところでは好きになれそうなところはありませんね」
ジュリア「特に好きになったからと言って、名有りの有能パイロットを脱走幇助は銃殺刑ものでしょう。よく生きていられたものですね」
Zガンダム「いろいろあんだよお嬢ちゃん……カツもなあ、大変だったんだ」
ジュリア「考慮に入れるかは別問題として……単刀直入に聞きます」
ジュリア「ウザキャラセブンスターズ筆頭候補のイオク・クジャンに比肩するほど、カツはうざいのですか?」
Zガンダム「【どう勘案しても、そもそもそこまで嫌われる要素ないと思うんだけど世間ではすごく嫌われてるナンデ?】だなあ」
9:
ジュリア「そうなのですか?」
Zガンダム「そもそもカツは、大人になっていくカミーユと大人になったアムロの代わりに若さの危うさを担当していたキャラだ」
Zガンダム「カミーユはカツを窘め、ファを諌めてどんどん戦争に適応していく。逆にアムロはその若さに忘れていたものに火をつけられ燻りながらもかつての流星の姿を取り戻していく。そういう役回りだったのだ、あれは」
ジュリア「無鉄砲さが周りに影響を及ぼす……物語を動かす上で動かしやすいキャラではありますね」
Zガンダム「まあ戦時中に身勝手に動けばそりゃあ目につくのは目につくさ、カツはそこんところ酷かったもんな」
Zガンダム「だがその行き過ぎとも言えた独断専行は必ず誰かに戒められていた。最初の出撃もハヤトがぶん殴っていたものな」
ジュリア「むう……そこは……」
Zガンダム「イオクとコーラサワーの差が【自覚の有無】ならカツの場合は【報いの有無】だ」
Zガンダム「実にならない独走は多くの場合咎められていたし、あいつが身勝手を吠えようとついてくるものもいない」
Zガンダム「動機がどうあれ、結果的にカミーユを救った潜入作戦やエマの支援など活躍の場は存在したし、ゲルググのビームライフルをいじらねばカミーユはヤザンにやられていた、シロッコを狙いサラを落としたのだって自分で始末はつけたとも言える」
Zガンダム「仮にもニュータイプだ。普通に設定上では一般兵士なんか比較にならん強さなんだ。比較対象がカミーユだクワトロだヤザンだ、では厳しいに決まっているし、弱ければ一線級ばかり集まるティターンズとの戦いを勝ち抜けまい」
Zガンダム「ハマーン敵視だってよ、ジオン公国の大本がまだ根を張っていて、それと手を組むと言われればそういいたくもならあな。親の仇だぞ、連中」
ジュリア「戦争に巻き込まれ無情な戦いに身を投じる若者に【戦争なのだぞ、理解して動け】とは、まあ確かに投げかけるに些かの毒を感じます」
Zガンダム「そういうこった。反省文で喧嘩売り出すカミーユの方が結構アブナイぞ、そういうとこが良いんだが」
ジュリア「惚気けないで下さい、話がずれる」
ヴィダール「なんであの子はあんなに臆すること無く話せるんでしょう……?」
バルバトス「こっわ……」
23:
Zガンダム「カツの場合はな……【成長できなかったアムロ】という評がある」
ジュリア「言い得て妙ですね」
Zガンダム「脱走してもいざという時には戻ってきて、単騎でMSを複数なぎ払い、NTとしての感受性も随一……」
Zガンダム「本人が言っていたわけだが、アムロ・レイに強烈なあこがれを抱き、カミーユに対抗心を燃やし、自身にもそれに近い能力があると分かっているカツが、【自分もああなりたい】と行動を模する」
Zガンダム「【ハヤトがNTだったら】に近い感じもするよ。同年代のカミーユはアムロの再来と重用され、自分は後進のファと同程度……実際はまずカツのほうが上だったが、専用機も無いからな」
ジュリア「もしあったらあったで問題行動は倍増していたように思えますが」
Zガンダム「それでも活躍も増えていたとは思うぜ。何だかんだつええんだよ、あれはあれで」
Zガンダム「一年戦争時に似たような位置だったハヤトはアムロにコンプレックスを抱いてはいたが、自分の立ち位置を理解して守勢に回りアムロの先行を陰で支え続けた」
Zガンダム「カツの場合もそうしている場面のほうが多いとは思うんだが、まあ……出しゃばるところがクローズアップされちまうのが意識の差だろうよ」
Zガンダム「何が悲しいってな、あいつの最初から一貫している【戦功が評価に最優先される】という思考と行動が【戦場の理論】ってことだ。あいつは、十五になってもまだ一年戦争からずっと心を繋がれてるということだ」
ジュリア「……そうか、彼だけは自らアムロを焚き付け、戦場に足を運んだ志願兵。戦場で変わったのではなく、ずっとそうだった、といえるのですね」
Zガンダム「……」シュボ
Zガンダム「……変わらなかったからこそ、あいつも一年戦争に蝕まれた男だったんだと言えるのさ」フー
Zガンダム「レツやキッカと何が違ったか、と言われたらそこなんだろうよ。【戦争は否定するが、エースパイロットや名将の積み上げた首の数は賛美する】、カツの根底にあったもんは誰しもが持ってる【特別へのあこがれ】だ」
Zガンダム「秀才クラスではあるから【Zガンダムのお前ら】ってのは評価としちゃ不当だと思うが、目線はずっとそっちよりじゃねえかな」
Zガンダム「シャングリラ連中よりずっと等身大で見れる、誰もに共通しうる【若さの象徴】なんだよ。あいつは、な……」
ジュリア「ミノフスキー葉巻、煙がチリチリするので控えていただけませんか? 不快です」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!!」
バルバトス(エイハブリアクターがストレスでマッハ……ッ!!)キリキリ
24:
ジュリア「まあいいでしょう。総評をお願いします」
Zガンダム「【知れば知るほど好きになるが、そのせいで死んでしまったことが惜しく感じてしまう子、それがカツ・ハウィン】かねえ」グシグシ
Zガンダム「イオク様ってのがどういうもんかはよく知らねえが、様なんて大仰なもんがつく奴と比較できるほどだいそれた奴じゃあないよ、カツは」
ジュリア「聞いている限り【要領の悪い親戚の子を見つめる叔母さんの目線】で見るキャラと感じました」
Zガンダム「親父がしたように【自分のライバルは自分とは住んでいる世界が違うのだ】と自覚した瞬間化けるタイプ……そう考えるよ。エースにはなれなくとも【カツがいたからここは助かった】と安心して背を任せられる男にはなったはずだ」
Zガンダム「結局成長ってのは分相応がキモだからな。自分にできることを精一杯、そう努められたらあいつがどれほど頼りになる男になれたか……」
Zガンダム「カツを今から好きになって、キャラロスならぬカツロス症候群に苦しめ、愚民ども」ビシッ
ヴィダール「最低だ……!!」
Zガンダム「ついでに同じ目線で見るとジェリドの評価もアホみたいに上がるからジェリドロスとマウアーロスにも苦しめ」
バルバトス「結構苦しめられてましたっすもんね叔父貴……」
 ・
 ・
 ・
グレイズアイン「カツの宣伝だけして帰っていったね」
ヴィダール「ひどく精神を蝕まれた心地です……」
ジュリア「今度アーガマに遊びに来いと連絡先を渡されました」
ヴィダール「……一人で入ってはいけませんよ、いいですね」ムッ
ジュリア「? ヴィダールがそういうのなら」
グレイズアイン「ニヤニヤ」
25:
ヴィダール「さて、最後のマシュマー・セロの解説役ですが……」
ヴィダール「そのことについて叔父貴が置き手紙を置いていってくれました」
ゴゴゴゴゴ……
ジュリア「? 地響き……いえスラスター音?」
バルバトス「ハンマ・ハンマが来るんじゃあなかったのか?」
グレイズアイン「このパターンだと来ない予感」
ガッチョンガッチョン
ジュリア「今度は合体音」
バルバトス「おいおい、まさか【もう一人の叔父貴】が来るんじゃあねえだろうな」
グレイズアイン「あっはっは、まっさかぁ」
ヴィダール「ふふふ、もしそうなってしまったら私達全員ここでスクラップになっちゃいますよ?」
ヴィダール「いくらなんでも叔父貴がそんな鬼畜生な真似をするわけが」カサカサ
【次の解説役、ZZガンダム来るからよろしく】
ZZガンダム「おまたせええええええええ!!!!」ズバコォォォン
バルバトス「あああああああああああ!?!!!」
グレイズアイン 「あああああああああああ!?!!!」
ヴィダール「あああああああああああ!?!!!」
ジュリア「誰ですかあのやんちゃ系トリコロール」
26:
ZZガンダム「ヴィダール! ちょっと遅れちゃったけど再登場おめでとうっ」ハグ
メキメキバキバキゴキボキ
ヴィダール「おああああああ!!!」
グレイズアイン「nyaaaaaaaaa!!!」
ZZガンダム「パイロットと一緒にまた活躍できたらいいね……期待してるよ!」ポンポン
ヴィダイズアイルー「 」チーン
バルバトス「ヴィダールッ!? アイーン!!」
ジュリア「え?! ええ!!?」
バルバトス「逃げろジュリア!! ZZガンダムの叔父貴は心こそロラン級の清らかさだが……」
バルバトス「端的に言って【大阪のおばちゃんやホームステイ先のグランマのノリでスキンシップしてくるハルク】だ!! ザンスカール級の出力でタッチされたらフレームごともげるぞ!!」
ジュリア「なんですかその大量殺戮兵器は?!」
ZZガンダム「やっ、頑張ってるかい主人公!」バシンッ
バルバトス「ルプスレクスッ」ヒューン
ZZガンダム「俺たちも恐竜的とか言われてたけど、ほんとに恐竜みたいなのと戦ってたねえ」
ZZガンダム「頑張ってハッピーエンド目指して……あれ、いない」
ジュリア「ひぃ……!」
ZZガンダム「あ、新しい子? よろしくねー」アクシュ
ジュリア「よ、よろしくお願いします……」フリフリ
ヴィダール「お、女の子には紳士……流石はZZの叔父貴……です」
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 ・
ZZガンダム「マシュマーさんの話? ていうかさー」
ZZガンダム「テンションだけであれと比較されてたら?レコの人たち半数くらい該当するよね」
ヴィダール「はは……3人目だけは割りと僅差で……」
グレイズアイン「ユウナとか対抗馬でしたね……」
ZZガンダム「まー、いいけどね。始めよっか」
27:
ヴィダール「マシュマー・セロ……ガンダムZZにおいて序盤から中盤にかけての敵キャラ、終盤においてのネオジオン混迷の象徴」
ヴィダール「ジオン特有の生態系でもある騎士系で、自称【薔薇の騎士】。ハマーン・カーンに心酔しており、彼女に貰ったバラをコーティングして保存、肌身離さず持ち歩いていました」
ヴィダール「作戦前に決意表明→バラを見て脳内ハマーンと会話→あぁ、ハマーン様……! は彼のお約束でした」
ヴィダール「騎士をただ自称する後世の者たちとは違い、女性には常に物腰柔らかに接し、コロニーの破壊が市民の被害になると知って攻撃を制限したり、戦場に出る以上はと情を律しようとするがしきれないなど、まさしく騎士道精神の体現」
ヴィダール「しかし路線変更の煽りか強化人間になってからは冷徹な精神で任務をこなす、ハマーンの傀儡に変貌」
ヴィダール「ザク?改を駆り圧倒的な強さで戦い抜き、最後は何かの光を発しながらハマーン・カーンを称えて自爆しました」
ZZガンダム「まあ兄さんのカツ総評が【カツはいいぞ】だったけどさ」
ZZガンダム「マシュマーさんも物凄くいい人だから、ちょっとキレそう」
ヴィダール「菩薩のような精神の叔父貴にそこまで言わせますか……」
グレイズアイン「行動が完全に明王だけどね……!」
ZZガンダム「カツと違ってそもそも前半マシュマーさん知ってたらみんな好きになってくれると思うからあんまり言わないよ」
ZZガンダム「【コロニー市民を怯えさせるから大規模襲撃は行わないマシュマーさん】とか【ファに一目惚れし境遇に心痛めながらもその想いが邪心かも知れないと黙ってすれ違うマシュマーさん】とか、正直ジュドーより好感度高いんじゃないかなってくらい凄いよ」
ZZガンダム「割りと勘違いや甘さで失敗してゴットンが苦労するとかあるけど(奇襲のチャンスを騎士道に背くと言ってふいにするとか)、いやほんと」
ZZガンダム「彼をあんな姿にしたというだけでハマーン・カーンへの好感度が垂直落下しかねないくらいにはいい人なんだよ……」
ZZガンダム(まああの人のことだから自分から強化措置を申し出たとかありそうだけど)
28:
ZZガンダム「公式、といっていいのか怪しいんだけどさあ、イチオシのマシュマーさんがいてね」
ヴィダール「ほう」
ZZガンダム「ガンダムVSガンダム・ネクストプラスのハンマ・ハンマのマシュマーさん!!」
ZZガンダム「もう女性という女性にセリフがあってさ、どれもこれもその子の魅力をさらっと表現しててすっごいかっこいいんだよ!」
ZZガンダム「ゴットンゴットンすっごいしね! MS級のでかいバラ掲げたりさ、【あぁ確かに彼ならこの女性好きだよね】ってなんかもう一目惚れテロしまくってるしさ!! 敵も侮らず、味方にして勝つと褒めたり、有給休暇を上げようとか言ったりさ!!! ほんっと好き! 大好き!!」
ZZガンダム「……うん、強化版マシュマーさんとの落差で死にたくなるけど……」
グレイズアイン(叔父貴も叔父貴で面倒くさいなあ……)
ZZガンダム「あのマシュマーさんが薔薇を他人に預けるという時点で強化版は泣ける」
ジュリア「けっこう面倒くさい性格していますね、貴方」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!!!」
ZZガンダム「まあ実際あの人【無血勝利こそ最上】【自軍を正義と称するなら相応しい勝ち方がある】【降伏を勧め捕虜の扱いも保障する】って人なんだ」
ZZガンダム「強化版ばっかり取り立たされるけど、ジュドーがおかしいだけであの人自体は一流の戦士だし、開幕からMS取り替えまくってる時点で人外級だよほんと」
ZZガンダム「ハマーンが手段を選ばなくなっていった時、強化されていない彼がどんな道を選んだか……と考えると、強化は必然だったのかもしれないね」
ZZガンダム「少なくとも思想の相違を理由に袂を分かつタイプじゃあないし、裏方引き受けてくれて相性も良かったゴットン(彼もオススメの愛すべき副官)がいない時点でマシュマーさんの末路は決まってたのかもね……」
(==○=)「イチオシのゴットンは【グレミー指揮下に入った辺りで部下に「自分らはエンドラ隊だ」と言われマシュマーを引き合いに褒めてたゴットン】です」
ZZガンダム「俺は【指揮官になってから指揮官って大変なんだなって愚痴るゴットン】だね。マシュマーさんが如何に部下たちに自分の苦労を見せていなかったかが察せるよねー」
ジュリア「脱線しないで下さい、ゴットンの話ではなくイオク様の話をしてください」
グレイズアイン「ねえ、今の誰」
ZZガンダム「えー、やだ」
ジュリア「わがまま言わない!!」
グレイズアイン「ねえってば」
29:
ZZガンダム「総評は【ガンダムZZは前半のコミカルでギャグなテイストで進めてても良かったんじゃないかな】だねー」
ヴィダール「あの、イオク様は……」
ZZガンダム「あ?」
ヴィダール「なんでもないですすいません」
グレイズアイン(たまにシャングリラ時代みたいなテンションに戻るのホントやめてほしい)
総評:ネクストプラスは神ゲー
ZZガンダム「んー、じゃあ、申し訳程度の擁護しとこうか、イヨク様にも」
ジュリア「イオク様です」
ZZガンダム「んーそうだねえ」
ZZガンダム「一個疑問だったのがさ、ダインスレイヴ、使ってたじゃない?」
ヴィダール「ええ、フラウロスのものではない完全なアウト品でしたね」
ZZガンダム「あれさ、随分簡単に引っ張り出してきたよね」
ジュリア「……と、言うと」
ZZガンダム「ああいう条約違反の、しかも自分たちで禁止したものって、出すのにも相応の手続きや報告義務があって当然なはずじゃない?」
ZZガンダム「いつから禁止になってるかは知らないけれど、【使ってはいけないものを保管していた】にしてはあっさり準備・使用が出来てたなって」
ZZガンダム「あー、結論から言うとさ」
ZZガンダム「【ダインスレイヴ使って悪さするのってギャラルホルンでは割りとよくあることなんじゃないか】ってちょっと思ってたり」
ジュリア「……というと?」
30:
ZZガンダム「イオクがやった【非戦闘員の殺傷】だって、そもそもあんなもん持ち出してきた時点で【全員皆殺しにしないと何らかの形で持ち出したのが世間にバレる】んだから【当然の行為】だよね」
グレイズアイン「禁止兵器を恫喝に利用した、なんてセブンスターズのしていい所業じゃないもんね……」
ZZガンダム「同じ理由で降伏や停戦も無理。出してきた=皆殺し前提だから。でも部下は微妙に間が空いた、少なくともイオク艦隊では【今回が初めて】のやり口だった」
ZZガンダム「で、イオクはこの戦い方を非情と理解しつつも【王者の貫禄】という言葉でブリッジの戦闘態勢に移行をしなかった」
ZZガンダム「馬鹿で無能で思い込み激しい割に、一連の行動がスムーズすぎるんだよね……あのイオクの指揮って」
ZZガンダム「部下はキョトンとしてるから、部下の入れ智慧や意図をくんだってのとは違うっぽいし」
ZZガンダム「じゃあ、イオクにそれを教示出来た人物がいたんじゃないかって、考えるとさ」
ZZガンダム「いつも隣りにいるよね、イオクが王者と認めて、手段を全く選ばずに、同じくダインスレイヴを簡単に持ち出せる男が、さ」
ヴィダール「――ラスタル・エリオンの模倣の結果が今回のタービンズ襲撃であったと、そうおっしゃる?」
ZZガンダム「いやー、かんっぜんな妄想」
ZZガンダム「次回あたりにでも論破されてるでしょ。どーせ」
ZZガンダム「あんだけお馬鹿なのに妙に作戦手腕は良かったからさ、擁護というよりこじつけだね」
ZZガンダム「馬鹿でも地位があれば禁止兵器持ち出せるってだけでギャラルホルンの腐敗は十分証明できるし、もっとゲスな思考してれば私欲を満たすために使いかねないこと考えるとマッキー激怒も残当なわけで」
ZZガンダム「実際あの若さで艦隊動かしてアリアンロッドで仕事しているのにあのザマっての考えると」
ZZガンダム「ラスタルが扱いやすいようにわざと教育しないで、その人間性に惹かれた部下だけ使い潰しているとも取れるし」
ZZガンダム「擁護するなら【馬鹿にしたラスタルの教育と馬鹿でも暴れられるギャラルホルンの腐敗した体制が一番悪い】くらいかなあ」
ヴィダール「部下の死を悼む人間性と貧民上がりのジュリエッタに託す性格、考えれば考えるほど惜しい人格ですよね……たしかに」
ZZガンダム「末路がどうあれ、まあ歴史には名を刻んだでしょ」
ZZガンダム「人間が兵器なんかより一番恐ろしいってオチも、いかにもガンダム的でいいじゃない?」
31:
ZZガンダム「まあ総評は【イトーヨーカドー様の話題の大きさは、かつての期待の大きさの表れ】で一つ」
ジュリア「イオク様です!!!」
ヴィダール「全く関係ない方向に流れダインスレイヴしないでくださいよ……!」キリキリ
グレイズアイン「スーパーで買うとジュースが安いよ! みんな行こうね!」
ZZガンダム「まあこうやって語ってきたわけだけどさ」
ZZガンダム「嫌いって感情を吐くことは大事なことだとは思うんだよね、何だかんだ」
ZZガンダム「吐かないで飲み込んじゃって、それを見るのも嫌になって語られなくなったら、悲しいじゃん」
ジュリア「好きの反対は無関心……とはよく言ったものですが」
ZZガンダム「そうそう。比較もいいけど、結構みんないいキャラしてるし、空気よりは立ってた方がいいもんだし」
ZZガンダム「嫌いを吐き終わったら、みんなの好きも聞きたいな、俺は。そっちのが楽しいじゃんさ」
ヴィダール「……ありがとうございました、叔父貴」
ZZガンダム「……で、バルバトスはどこいったんだろ?」キョロキョロ
グレイズアイン「……あ」
 ・
 ・
 ・
 ・
アンカー「でさ、ここを……こう!!」
バシュン!
バルバトス「おおー……!!」
アンカー「なー、蹴りと一緒にパイルバンカーって寸法よ」
バルバトス「すっげー!!すっっっっげー!!!」キラキラ
アンカー「だろー?」エッヘン
ワイワイキャッキャ
フルバレットザク「なんだあいつ」
チャッペ「さあ、社長がコロニーに引っかかってたって拾ってきたっす」
32:
バルバトス「俺これやるわ!! ぜってーかっけーもん!!」
アンカー「おう、いいぞ。持ってけ持ってけ」
チャッペ「まーた安売りする……」
フルバレットザク「浪漫は売れば増えるもんだ、気にすんなよ」
バルバトス「よーし、待ってろよミカァァァァァ!!!」
【おわり】
33:
一日即興で書くはずが申し訳ない
まあ個人的には何かしら挽回がくると嬉しいかなって、イオク様
コーラサワーも一期だけだと結構ヘイト稼いでたし。
ジュリエッタ可愛すぎませんか……?
3

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