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【閲覧注意】背筋が凍る程怖い話『黒い箱の少女』


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6:
iPodから不気味な音
バイクで隣の隣の県に住む友人の家に遊びに行った帰りの出来事。
深夜0時を過ぎてた頃だったか、暗くなったのと慣れない地域だったのが災いして帰り道に迷った。
携帯のナビも圏外で使えず感覚とたまに出てくる標識を頼りに夜道を進んでいたのだが、
やっぱり心細かったので持っていたiPodをシャッフルで聴きながら気を紛らわし走ってたんよ。
(まぁこれは道路交通法違反だけどな、結構みんなやってる)
しばらく走り山間の古ぼけたトンネルに入った瞬間、iPodからの音楽がブツッと止まった。
その後すぐイヤホンから凄く不気味な音が流れ出したんだ。
俺が入れた音楽とは全く別の、ブァァン…ブァァン…って残響音と
その合間に聴こえる男の低い話し声と女のケタケタ笑う声。
イヤホンを経由して直接頭の中に入ってくるような気持ち悪さ。
もう半狂乱になってポケットに入ってたiPod引っこ抜いて投げ捨てたわ。
あれがなんだったのか今だに謎だが、あの不気味な音と声を思い出すとオシッコちびりそうになる。
125 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/03(火) 02:36
後悔
今日ここで、私が9年前から苦しめられつづけている
後悔と恐怖の記憶を、この話しを見た人に、ほんの少しづつ、
持っていってもらえればいいな、と思い、ここにこうして書かしてもらいます。
実際になにかが憑くわけではありませんが、
そう記述する事で、私自身の記憶の影が、ほんの少しだけ、明るくなるので・・・。
9年前の体験、それは私は某保険会社に入社し、
3年目に突入した矢先のでき事でした。
私は係長になり、4人の部下が居て、その中の3人(I君T君Yさん)は、
一週に2回、欠かさず飲みに行くくらいの中でした。
残りの一人は、この物語には関係無いので、省略させてもらいます。
その日も、私達は4人で行き付けの居酒屋で食べた後、
割り勘で支払いを済ませ、帰る途中でした。
いきなり、I君が、りんご一個がちょうど入るくらいの大きさの、
見るからにぼろぼろな木箱を取り出して見せました。
それは変なしかけのある箱で、以前流行ったルービックキューブのように、
色(木目)がきちんと合うようにそろえると、あくと言う箱でした。
彼の言うには、父からもらったもので、ずいぶん昔のものらしいです。
なんでも、戦争前からあったそうです。
「父はあけれないし、どうせ戦後の焼け跡で拾ったものだから、
と僕に譲ってくれました。」
と言ってました。
その箱を彼は二世代隔てた今でもいまだに開けられずにいるそうです。
126 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/03(火) 02:36
僕は、その箱を見たときから、なんとなく言いようの無い悪寒を感じていました。
僕は霊感があるほうなのでしょうか、
時々、上半身と下半身のつりあいがとれてない人とか、
足の足りない(もしくは無い)小動物等を見かけることがあるのです。
なので、僕は、T君とYさんがかわりばんこにその木箱の節目をずらしたり、
引っ張ってみたりしているのを見ていて、なぜかひやひやしていました。
開け放ってしまうことを、僕の霊感が恐れていたんだと思います。
結局、その日はその木箱はあきませんでした。
店を出て、帰りのタクシーがつかまるまでの5分間くらいしか
時間が無かったので、さすがに無理でした。
その後、その日は全員何事も無く帰宅しました。
次の日、I君が前日私以外の2人に好評だった木箱を会社に持ってきて、
昼休みにデスクワークをしていた私の元へ、Yさん、T君を連れてやってきました。
私は、その途端、付き合いが悪いと思われるのを覚悟で、彼らに忠告しました。
「その箱は、開けないほうがいいと思う。」と。
彼は、いぶかしげな顔をしながら、僕に、「兄と同じことを言うんですね。」と返しながらも、
得意げに、「きっと近いうちに開けて見せますよ。」と言って、
デスクワークをしている私に気を使い、それきり昼休みは話しませんでした。
127 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/03(火) 02:38
そしてその日の仕事が終わった後、4人で、桜見をしようと言うことになり、
近くの公園でYさんのお母さんの差し入れで、筑紫のお吸い物をすすりながら桜を堪能していました。
そんなときに、T君が、「この素晴らしい風景を、四人一緒に写真に収めておこう!」と言って、
ポラロイドカメラを出し、それでひときわ幹の太い立派な桜をバックに
写真を撮りました。見事なな写真が撮れました。
でも、変なのです。夜だから、余計な光が入る心配も無し、
開けた場所だから、フラッシュが反射して変色する心配も無いんですけど、
写真が、なんとなく薄い赤色を全体的に帯びているのです。
T君は、こういうこともあるさ、と言って、もう一回全員で写真を撮りました。
しかし、またも、同じ現象が起こったのです。
T君は、「広い範囲で撮るから、余計なものが入るのかもしれない。
フィルムに余裕はあるし、一人づつ撮ろう。」と言って、
私、Yさん、I君、T君の順番で撮ることになりました。
まず、私の撮影です。
コレはうまく行きました。
つぎのYさん、うまく行きました。
問題はそのつぎのI君でした。1度目で撮れた写真は、さっき撮ったのより、
なんとなく赤みが強くなっているようにみえる写真でした。
そこでもう一回。今度は、なんだか、I君の周りに、赤ではなく、
黄色に近い色の薄いビニールのようなものが、なんとなく移っている写真でした。
気味悪がりながらも、Iくんは、もう一回撮るようにT君にお願いしました。
128 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/03(火) 02:39
そして出てきた写真を見て、T君は、「なんだあ、なんか変だ!」といって、
私達のほうに駆け寄ってきてその写真を見せました。
その内容は、かなり凄惨なもので、I君の手や顔はほとんど隠されるほどに
数え切れないほどの黄色い手がI君の体に四方八方から絡んできて、
さらに、I君の体の黄色の手に絡まれていない部分(下半身)も、
鮮烈な赤色に染まっていました。
I君は、これを見せられた後、一つの事実を告白しました。
その内容は、次のようなものでした。
「今日、昼休みの後、印刷室で、コピー気を回してる間、
木箱をいじっていたら、ついに木箱があいたんですよ。だけど、
中からは、ぼろぼろの布袋が出てきて、それに、
「天皇ノタメ 名誉の死ヲタタエテ」
って書いてました。開けてみたら、大量に爪と髪の毛の束が出てきて、
不気味だから、焼却炉に捨ててしまいました。」
私達は、すぐに、それをお寺に持っていって、その話をして、
写真を供養してもらえるように頼んだんですけど、お寺の住職さんは、
「あなたのしたことは、とても危険なことです。あなたがたの持ってきた
その写真を供養しても、霊の怒りは静まりません。
その木箱を持っていらっしゃい。それを供養してあげれば、
中に閉じ込められていた魂も救われます。ぜひ持ってきてください。」
129 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/03(火) 02:40
と言って、寺の住職は、ひとまず今日は帰るように促しました。
しかし、結局、I君と会うのは、その日が最後になりました。
次の日の朝、I君が、昨日の帰宅途中、自宅近くで自動車に衝突され、
胴体が切断され、下半身は、炎上する車のタイヤに巻き込まれたまま
いっしょに焼け焦げ、上半身は、そこから20メートルくらい
離れたところにあり、即死だったとのことです。
その日、私とT君とYさんは、彼の母親から、木箱を譲ってもらい、
それを寺の住職さんのところに持っていきました。
しかし、寺の住職さんは、
「この箱は怨念そのものです。それも、もはや人のものではなくなっています。
この霊たちの怒りを静めるのは難しいです。供養して差し上げたいですが、
時間がかかります。それでもよろしいですか?」といいました。
I君が、霊に憑かれる行いをしてから、たったの半日で
命を落としたのを見ている私達は、それでは行けないと思い、自分達で読経を覚えることにしました。
その年の12月、私達が霊の恐怖を
忘れかけていた頃になって、Yさんが火事で亡くなりました。
発火の原因は、ストーブの不完全燃焼だったらしいです。
残された私とT君は、気味が悪くなり、会社に、転勤を希望しました。
事が起きたこの地を離れれば、霊たちも、私達のことを追って来れないのではないか、と思ったからです。
しかし、考えたくありませんが、
すでに私と彼のどちらかが憑かれている可能性もあるわけなので、
お互いの了解で、別々の場所に転勤させてもらうことにしました。
しかし、その考えは甘かったと、あとから思い知らされることになしました。
130 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/03(火) 02:41
それから9年が経過しました。まさに悪夢のような9年間でした。
T君は、転勤後、2年目にして結婚。
その後、一人目の子供が、生まれて半月で肺炎で亡くなり、
二人目の子供も、流産で亡くなりました。
それと同じに、二度にわたる流産でT君の妻も体を悪くし、
脳に腫瘍がデキ、植物人間になって、次第に体力が衰えていき最後には
死に至る重い病気をわずらいました。
そして、6年目の秋に、亡くなったといいます。
T君も、精神的に参っていたのでしょう、翌年の春に、
会社の屋上から飛び降り自殺をしてしまいました。
それから2年がたち、現在に至ります。
このごろになって、頻繁に、激しい動悸に見まわれるようになりました。
さらに、夢に、先に逝った3人が出てくることも度々ありました。
私はこの先どうなるのか、わかりません。
今の持病の動悸も、恐怖によるストレスからくる一時的なものでありたい、と思いますが、
私を除いた3人がすでに他界してしまっていることから、
私ももう、長くないかもしれません。
この長く読みづらい素人文書を最後まで読んでくださった人は、
私に憑いている霊を鎮める手助けをすると思って、
手を合わせて簡単な読経をお願いしたいと思います。
「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」と。
712 :本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 01:03:07 ID:TP6HeJ5EO
穴の向こう
まだ俺が小学生だった頃の話。
友達の家は、比較的大きなマンションの一室だった。
菱形のコンクリートブロックが積み上げられた壁と、マンションの壁に挟まれた
薄暗い通路を進むしか、友達の部屋へ行くすべはない。
ブロックの壁には、等間隔で排水用の穴が穿たれていた。
長年使われているため穴の下部は黒と緑のまだらに変色している。
ある日、俺はその通路を歩いていた。
もう慣れていたので、それほど不気味には思っていなかった。
でもその日は何かが違っていた。
排水用の穴は、ちょうど小学生の頭と同じくらいの高さにあった。
そして俺は気付いてしまった。
その穴の向こう、真っ暗なはずの空間から小さな顔が覗いていた。
一瞬のことだったので、その顔がどんなだったかはよくわからない。
御地蔵様のような顔だった気もする。
その後は何事もなかったかのように、友達の家でひたすらくにおくんに興じた。
帰りのことは覚えていない。
636:
黒い箱の少女
十年以上前の話です。当時、私の祖父は腕の良い建具職人でした。
私はそんな祖父の仕事ぶりを眺めるのが好きで、よく仕事場に出入りしていました。
その日、私はいつものように祖父の家を訪れ、落ちている木ぎれを拾って遊んでいました。
目の前で、祖父が作業台の前に座って黙々と仕事をしています。
ごつい手が器用に動いて、木を削ったり部品同士を組み合わせたり、
その技の冴えに、私はしばし遊びの手を止めて見とれていました。
しばらくして、妙なものに気づきました。
祖父の背後の壁に、使い込まれて黒光りする木の板が何枚か立てかけてあったのですが、。
その板と板の隙間からおかっぱ髪の少女の顔が覗いています。
板と壁の隙間から顔の右半分を出して覗いているような格好で、体は見えません。
白い顔の半分だけが、暗い部屋の隅にぽつんと浮かんでいるように見えました。
私は、黙々と手を動かしている祖父の横を通り過ぎ、壁際へと歩み寄りました。
私が近づいても白い顔は微動だにせず、祖父の背中をジッと見つめていました。
やはり体と顔の左半分は見えませんが、壁と板の間には人が入れる程の隙間はありません。
私は少女の顔に声をかけようとしました――
637:
「…話しかけたらあかんぞ」
突然祖父が声を上げました。聞いたこともないような低い声。
振り返ると、祖父は相変わらず作業台に向かったままでこちらに背を向けています。
――おじいちゃん、この子だれ?
「そいつはな、俺がそこの木で作った箱の中におった女や。ええから放っとけ」
その言葉の意味は分からなかったのですが、私はとりあえず壁際から離れました。
その後も祖父は背後を振り返ることなく仕事を続けていました。
私は再び木ぎれで遊び始めましたが、何となく気になって祖父の背後を見やると、
いつのまにか顔は姿を消しており、後には艶めいた黒い板が並んでいるばかり。
祖父の家にはその後も良く遊びに行きましたが、その顔を見ることはありませんでした。
それから十年程たった一昨年の初春、祖父は病に倒れて入院し、間もなく亡くなりました。
638:
葬儀の当日、棺の中に入れるために祖父の思い出の品を集めました。
その中に小さな木の箱がありました。10cm角くらいの黒っぽい艶のある箱
それを見た途端、あの日壁に立てかけられていた木の板が脳裏に浮かびました。
――あの板で作られた箱ではないか?
持ってみると意外にも重い。蓋がないので振ってみましたが、何の音もしません。
死の直前まで面倒を見ていた叔母が言うには、
晩年の祖父はこの箱をとても大切にしており、病院でも枕元に置いていたそうです。
それではと、箱は祖父の頭の側に置くことにしました。
やがて葬儀が始まりましたが、その際に妙なことがありました。
お坊さんがしきりに棺の方を覗き込むのです。
不審に思った父が聞くと
「この人、本当に死んでますよね?」
などと良く分からないことを言います。父は少しあきれた様子でした。
お経を読んでいる最中にも、お坊さんはしきりに棺を気にするような仕草を見せ、
何度か読経が止まりかけました。
639:
葬儀が終わり、祖父の遺体は火葬場で焼かれました。
焼き上がった骨を拾うために親族が呼ばれ、焼却炉から大きな台が運ばれてきました。
近づくとまるでストーブのように熱い台の上には、白い骨が灰に埋もれていました。
それを鉄の箸で拾うと、係員が骨の部位を教えてくれます。
「…頭蓋骨はあとで蓋に使うので置いといて下さい」「のど仏はどれ?」「これです」
拾った骨は次々に壺に入れられました。しかし壺はなかなか一杯になりません。
「もっと拾って下さい」「はぁ…でも、あまり残ってないんですね」
「ここの炉は新しいので、殆ど焼けてしまうんです」「お年寄りの方は大抵少ないですよ」
「この方のは多い方です」「丈夫な人でしたから…」「これは?」「それは骨盤ですね」
「その横が太股の骨ですね」「これは?」「のど仏ですね」
部屋にいた皆が怪訝な顔を見合わせました。のど仏の骨はさっき壺に入れたはずです。
係員が集めた頭骸骨を調べ始めました。
「これは――骨が多いですね…」
640:
それからが大変でした。警察が来て、私達は帰ることが出来ずに火葬場に釘付けです。
火葬場の職員と警察が調べたところ、骨は大方が灰になっていたものの、
とにかく頭部の骨が二人分ある事が判明しました。ただ、それが誰の骨なのかが不明です。
私達は何度も取り調べを受けましたが、なぜこんな事になったのか見当もつきません。
棺の蓋は出棺の直前に参列者の目の前で釘を打ったのですが、
その時まで、もちろん棺の中に人の首など入っていませんでした。
入っていたものと言えば祖父の遺体と遺品の数々、それにあの黒い箱だけです。
大きさからいって、箱の中に人の頭が入っていたとは思えません。
では、中に骨だけが入っていたのか?
しかし、肉の付いていない剥き出しの骨は、すぐに燃えてしまい後には残らないそうです。
結局、何の結論も出ないまま、夜更け過ぎには解散となりました。
祖父の遺骨は一時警察に預けられましたが、四十九日までには返してもらったようで、
今は墓の下に埋まっています。
身元不明の骨については、後日のど仏の部分を警察から譲ってもらいました。
それを小さな箱に入れて祖父の墓の隣に埋め、墓石の代わりに大きな石を置きました。
今のところ特に変わった事はありません。
ことの真相は今も分からずじまいです。
231:
ドラえもんの奇妙な話
俺が昔小学4年生で読んだ話だけど
夜のび太が寝ていたらトイレに行きたくなってトイレに向かってたら電話が鳴って
とってみると雑音ばかりで聞きにくかったけど「2日・・ど・・(ザーー)・・・つかうな!」と声が聞こえた
怖くてこれは夢だよねみたいな感じで無かったことに。
その2日後のび太がしずかちゃん家に遊びに行くからドラえもんにどこでもドアを
貸してもらったけど着いた先は何もない真っ白な空間。
その瞬間ドラえもんが真っ青になってどこでもドアが壊れたのかも・・・と言って
ドアを開けてみるがその向こうは同じ白い空間。
ドラえもんがタイムでんわを出して2日前の自分達に助けを呼ぼうとしたら急に周りが暗くなって
ドラえもんが叫ぶ声が聞こえてのび太が手探りでドラえもんを探すけど見つかったのは
タイムでんわだけ。ちょうど過去に繋がってたけど雑音で何も聞こえない。
のび太が「2日後どこでもドアを使うな」って叫んで終わりだったはず。
もう一つは世界中の時間を止める道具をドラえもんから借りてのび太が時間を止めて
いろんな悪さをしてたけど間違って道具を壊してしまいドラえもんに直そうと
思ったけどドラえもんも止まってて、最終的にタイムマシンで
過去のドラえもんになおしてもらおうと思い過去に。
着いた過去はのび太がドラえもんから道具を借りた直後。そして無限ループ。
495:
>>231
こういうドラえもん系でのカオスな話が苦手
小学生のころは俺が怖がるもんだから姉が
ドラえもんの最終回っぽいの何回も話してきたんだけど
「あるひドラえもんが動かなくなってしまいました」この一文だけで怖くて泣いてた
のほほんとした日常系の世界が一気に怖い夢を見た時の様な
感覚に覆われる感じ言葉に表現できないのがつらい
7 :おさかなくわえた名無しさん:2007/08/19(日) 12:34:47 ID:kGBnL4ae
ヨウコウ
オレのじいちゃんは猟師なんだけど、昔そのじいちゃんについてって体験した実話。
田舎のじいちゃんの所に遊びに行くとじいちゃんは必ずオレを猟につれてってくれた。
本命は猪なんだけど、タヌキや鳥(名前覚えてない)も撃ってた。
その日もじいちゃんは鉄砲を肩に背負って、オレと山道を歩きながら、
「今日はうんまいボタン鍋くわしちゃるからの!」
と言っていた(実際撃ったばかりの猪は食わないが)。
そのうち、何か動物がいるような物音がした。ガサガサって感じで。
オレは危ないからすぐじいちゃんの後ろに隠れるように言われてて
すぐじいちゃんの後ろに回って見てたんだけど、じいちゃんは一向に撃つ気配がない。
いつもならオレを放っておくくらいの勢いで
「待てー!」
と行ってしまうのだが、鉄砲を中途半端に構えて固まってしまっている。
オレはそのころは背が低くて茂みの向こうにいる動物であろうものはよく見えなかった。
オレは気になってじいちゃんに
「何?猪?タヌキ?」
って聞いた。
しかし、じいちゃんはしばらく黙っていて、茂みの向こうをじっ…と見ていた。
「あれは…」
とじいちゃんが口を開いた瞬間、急に茂みがガサガサと音を立てた。
「やめれ!」
と言い放ち、じいちゃんはその茂みに一発発砲した。
そしてオレを抱えて猛ダッシュで逃げ出した。
9 :おさかなくわえた名無しさん:2007/08/19(日) 12:56:57 ID:kGBnL4ae
オレは何がなんだかわからずひたすら怖くて今にも泣きそうになっていたが
じいちゃんが撃ったのはなんなのか気になり後ろを振り返った。
すると遠めに毛のない赤い猿のような動物がこちらに向かって走っている。
じいちゃんはオレをかかえて走りながらも鉄砲に必死で弾を込めていた。
弾を込め終わるとじいちゃんはオレをかかえたまま振り向きざまに発砲した。
すぐとなりで発砲されたので、オレは耳が「キーン」ってなって、いろんな音が遠く聞こえた。
じいちゃんは走りながらまた新しい弾を込めている。オレは怖くてもう振り返ることはできなかった。
後ろで
「ケタタタタタタ!ケタタタタタタタ!」
というその動物の鳴き声らしい声が聞こえ、じいちゃんが小声で
「助けてくれ…助けてくれ…この子だけでも…」
とつぶやいていた。
山をおりきってもじいちゃんはとまらなかった。オレを抱えてひたすら家まで走った。
家につくなり、じいちゃんはばあちゃんに
「ヨウコウじゃ!!」
と叫んだ。
ばあちゃんは真っ青な顔で台所にとんでいき、塩と酒をもってきて
オレとじいちゃんにまるで力士が塩をまくように塩をかけ、
優勝した球団がビールかけやってるみたいに酒をあたまからあびせた。
その後、それについてじいちゃんもばあちゃんも何も話してくれなかった。
間もなくしてじいちゃんは亡くなってしまい、
その時ばあちゃんがオレに「ヨウコウ」について話してくれた。
「●●ちゃん(オレ)が見たのはのー、あれはいわば山の神さんなんよ。
わしらにとってええ神さんじゃないがの。じいちゃんはあんたのかわりに死んだんじゃ。
お前は頼むから幸せに生きておくれよ。」
じいちゃんが死んでから、ばあちゃんも後をおうように亡くなってしまい、
オレは20代後半でピンピンしている。
オレが見たのは村で言い伝えられる妖怪の類いだったのかもしれないけど、
今でも親戚の人にこの話をするとしかめっつらをされる。
福井県の某村の話。
236:本当にあった怖い名無し:2005/08/17(水) 04:08:42 ID:CR8FHpr30
不気味な歌
えっとなんかの雑誌の投稿で読んだ話でもう随分前のことなので
曖昧な部分があったらゴメンなさい。
まだMDがなくてCDからカセットへ録音してウォークマンで聞いてた
頃の話らしいです。その女性(Aさんとしますね)は当時中学生くらいで
友人からAさんの持っているあるアーティストのCDをカセットに
録音して欲しいとカセットテープを1本持ってきました。
パッケージが取り去ってあったので上書きだと思って、Aさんは友達は
いつもどんなの聞いてんだろう?と思ってその友人から預かったテープを再生してみました。
すると、子どもが引くようなピアノの演奏で女の子の声で
もげた?もげた?私のあ?し?♪
もげた?もげた?私のう?で?♪
もげた?もげた?私のく?び?♪
という不気味な歌詞に変な音律の曲が入っていて
ぞっとし「友達も趣味が悪いなぁ」と思いそのうえから友人が希望している
CDを録音し友人に手渡したそうです。
翌日、友人に「あんたあの曲何?誰の曲??」と冗談交じりに笑いながら
カセットを渡すと、友人はあからさまに怪訝な顔をして
「何言ってんの?アレ新品のカセットテープだよ。。。」
じゃぁあの歌はいったい?
みたいな話でした。歌の歌詞が微妙に違うかもです。ごめんなさい。
467:
お冷3つ
去年の7月頃か、両親の遺骨を奉納しようと調べてて
2軒のお寺を回ってお腹が空いたから弟と近所のうどん屋に行った。
そしたら何故かうどん屋のおばちゃんが3つお冷やを持ってきた。
「こりゃぁ2回目に行った納骨堂から連れてきちゃったな・・・」とお互い思って
一軒目のお寺さんに納骨させてもらった。
469:
>>467
話に生活感があってこわいな
475:
>>469
2軒目のお寺の納骨堂が余りにも荒れてて
ちょっとヤバそうな雰囲気をお互い感じていたからだろうなー
583:
交通事故
大学生の頃に体験した話。
ある日、中学の時の友人からメールがあった。
内容は、同級生が自動車事故を起こした。
仲が良かった数人で見舞金を出すことになったが、
おまえも協力しないか?ということだった。
部活で三年間一緒だった友人の不幸、黙って見過ごす
わけにはいかないと、すぐに承諾する旨電話した。
「まだYの意識が回復しないんだ」
事故から一週間経って昏睡状態にあるらしく、本人とは
面会謝絶とのことだった。
「新聞にも出たし、テレビでニュースになったほどの大事故でさ、
助手席にいた彼女は即死だったみたいだ」
Yの運転する車が突然対向車線に乗り出し、大型トラックと正面衝突したという話に耳を疑った。
自分の知っているYは責任感の強い真面目な男で、そんなミスをするようなタイプではないと思った。
584:
とはいえ高校も別々で疎遠になっていたし、こちらが地元を
離れた一年くらいは一度も会っていなかった。
「俺は高校卒業して大学でちょくちょく会うようになったけど、
おまえはどうかなと思ってさ」そう友人は気兼ねしたらしいが、人の生き死にに係わること。
明日はわが身という思いで、すぐ友人に送金した。
それから半月ほどして「どうやら意識は回復した、
骨折や鞭打ちのリハビリも始められそうだ」との連絡があった。
その二ヵ月後「まだ人と会える精神状態じゃないらしい。
健康の為にも、早く立ち直って欲しい」とのことだった。
そして一月後の夏休み、僕は帰省した。
588:
見舞金を出した友人らとの飲み会も、Yの話でしんみりしたものになった。
そこそこ酒が回り、Yと一度だけ面会したというSが急に切り出した。
「ここだけの話、絶対に誰にも言わないでくれ。俺も未だに信じられないんだ」
と深刻な顔つきになった。
みなが疑問に思っていた事故の原因について、Sは眉をひそめて話し出した。
「夜の十一時、小雨混じりの天気だったけど、交差点もない見晴らしのいい四車線道路。
車はオヤジさんの軽セダン。みんな居眠り運転だと思ってるよな。ていうか、それ以外
ありえないよな」Sは周囲を気にする素振りで、ふっと個室の入り口を見た。
「Yもまだショックから立ち直っていないし、彼女を死なせた事実を認めたくないのかもしれない」
そう断りを入れると、信じられない話を始めた。
590:
「Yが言うには、運転してる最中、バックミラーに人の顔が映ったそうだ」
二人だけのドライブ。誰もいないはずの後部座席に人の顔がある。
人間がいるのではなく、人の顔がある。
「それが消えたり現れたりしたそうだ」
Yの不安を察知した彼女が振り返ったが、後部座席には何も見えなかったらしい。
ただ、床に転がってる「何か」を確認しようとして、シートベルトを外し、上半身を捩ったそうだ。
「その瞬間、彼女は悲鳴を上げた。Yも気を取られて一瞬彼女を見た。
反射的にブレーキを踏もうと前方に目をやると、即道左側に女性の姿があり、
動揺してハンドルを反対車線側に切った。そして、正面衝突だよ」
沈黙を破るように、友人がSに訊ねた。
「じゃあ車を止めようとした場所に、たまたま女性がいたってことか。そこって歩道じゃなくて、道路?」
Yはどう答えていいか悩んでいるかのように間をあけた。
「Sはまだ混乱してる。あと、誰かのせいにしたいのかもしれない。だから話半分で聞い
てくれ。あと、この場にいる以外、誰にも言うなよ。俺もわけが分からないんだ」
591:
やっぱり他人にする話じゃなかったかな・・・
とりあえず読んでる人がいるみたいなので続ける。
つまり、その女性が横断歩道のない道路を渡ろうとして、それを避ける為に
事故が起きたという解釈ができた。
Yの前方不注意は問われるが、居眠り運転ではなかったことが証明されることになる。
「その徘徊老人ぽい女性はどうなった?」誰かがそう問いかけた時のSの顔は今でも覚えている。
本当に混乱して、苦しそうな表情だった。
「Yの奴、頭がなかったって言うんだよ。スカートは履いてたけど、首から上はなかったそうだ」
今日久しぶりに事故のあった国道を車で通った。
誰かが手向けたプラスチック製の菊の花が、数年前と同じく、枯れないままそこにあった。
これで終わり。読みにくくてすまんかった。
603:
子供のころの記憶
一レスで終わるような短い話だけど
自分は特に特殊なことも無い中流家庭に育って来たのだが
一個だけ本当に不可解な記憶がある
何故かもやが掛かったような記憶なのだが覚えている
その記憶は何にも無い壁が真っ白な部屋で床は学校の体育館みたいな木目調
窓の外は木が生い茂っている木の上の方が見えるのでたぶん2Fだと思う
自分以外に人は居ない
自分の年齢は立って歩いているが目線が低いのでたぶん3-4歳だと思う
なんの変哲もない部屋なのだが一個特殊な事があって、
一つの壁に天井まで無数のボタンがある
なんというか芸人がクイズ番組で押すような大きめなスイッチだ
それが定期的に光って自分は何故かそれを必死に押している
そしてその後部屋に誰かが入って来てその記憶は途切れるのだが
自分はずっと子供を預ける場所とかかな?と思っていたが
この話を親にすると知らんと言いすぐに話を逸らそうとする
しつこく聞いたらすごい剣幕で怒られた
自分は結構忘れっぽい性格をしているが
この記憶だけは何故か忘れていない
615:
>>603
幼児の頃に、連れ去られたことがあるとか…
話逸らしたりムキになるのは何かありそうで気になるな?モヤモヤする
616:
>>615
レスありがとう
たぶん連れ去りとかでは無いと思う
人が入った時鍵を開けるような事はなかったし
ただこんなにも鮮明に覚えてるのに意図的な様に
もやが掛かっている部分があるのが本当に不可解で怖い
620:
>>603
ちょっと言いにくいが、一種の知能テストでは?
(児童の発達障害とか調べるやつ)
親が話をそらすのも合点がいくし。
691:
ダル
小学校の頃、家族で山に行った時の話。
俺はふとしたことで山道から外れ、迷子になってしまった。
山道に出ようとしたけれど、行けども行けども同じような風景が続く。
そのうち足が動かなくなり、眩暈を感じた。
俺はその場に崩れ落ち、ずるずると倒れ込んでしまった。
何だか、お腹と背中がくっつきそうという正にあんな感じで、
ひもじくて一歩も動けなかった。
 
やべー、どうしよう。と思ったけど、その意識も朦朧としている。
そんな時、ふと視界の隅に映るものがあった。
目だけは動いたから何とかそっちの方を見やると、
俺の足の方に誰かが立っていた。
親父かなと思ったけど、違った。
そいつは、真っ黒でボロボロの草履を履いてたんだ。
地元の人かと思ったけど、変なんだ。そいつ、足が宙に浮いてるんだよ。
それに気付いた時、爪先から頭の天辺にかけて、ぶわーっと寒気が走った。
こいつはやばいと思って逃げようとしても、身体が動かない。
692:
そいつの手がぬっと伸びて来て、俺の足をつかもうとしたその時、
ガサガサガサッと俺の頭の方から足音が聞こえてきた。
現れたのは、でかい籠を背負ったお婆さんだった。
お婆さんは、持っていたおにぎりを、徐に俺の口の中に突っ込んだ。
なにすんだ、このばあさん!と一瞬思ったけど、
口の中に広がった米と塩の味がすげぇうまいの。
さっきまでの空腹感なんて吹っ飛んで、俺の身体は動くようになっていた。
飛び起きた俺は足元を見たが、草履のやつは居なくなっていた。
お婆さんは「もう少しでダルに引き摺られるところだった」と言っていた。
その後、お婆さんに連れられて山道に出たら、両親と再会することができた。
 
あれから、山には行っていない。
ダルとやらに引き摺られたらどうなってたんだろう。
お婆さんが来てくれなかったら、俺、死んでたのかな。
725:
>>692
手が伸びたか、ダルシムだな。
746:
>>692
めちゃめちゃ有名な妖怪じゃないか
マジで体験した奴がいたとは
それ、ひだる神だな
694:
ヒダル神ってやつか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒダル神
712:
>>694
へー 怠いの語源なんだね
妖怪て面白いな
709:
家系
兄貴の話を一つ。
兄貴の嫁の家系は本家筋の長女が必ず10歳までに死ぬらしい。
で、嫁がその本家の人間で、姉がいたけど8歳の時に交通事故で亡くなってるんだと。
いつからそれが始まったのかは分からないらしいんだが、
爺さんの曾祖母さんの時には既にその呪いみたいなのはあったそうだ。
爺さんの妹は6歳の時に川で溺れて、父さんの姉は3歳の時に階段から落ちて亡くなっている。
年齢も、志望理由もバラバラだけど必ず家督を継いだやつの娘が死ぬ。
まぁ嫁さんは兄貴と結婚した際本家から外されたし、
それに、嫁さんの兄が家督を継いだからその呪いとは関係なくなった。
と思ってた矢先、東北の大地震で兄夫婦が亡くなった。
でも兄夫婦には4歳になる男の子がいて、その子は無事だったから跡継ぎの問題はない。
けど、まだいないんだよ。長女が。呪いを受けるであろう長女が産まれていなかったんだ。
兄夫婦の奥さんは身籠ってたらしいんだけど、性別までは本家の人間は知らなかったそうだ。
産まれてくる予定だったのが女の子で、既に呪いを受けたのかどうか……それはどうか分からない。
ただ問題があるとすれば、本家筋の長女がいない場合何が起きるのか。
それと、11月に姪が産まれるんだけどその子は無事に
10歳を迎えることができるのかどうか、ってことだな。
俺にとっては洒落にならなかったんで投稿しました。おそまつさまでした。
745:
子供は何が見えてる?
霊的なものが存在するのかしないのかはわかんないけど子供ってたまに変なこと言うよね
6歳ぐらいの従兄弟が二階の部屋から窓の外に向かって
「おばあちゃんどこ行くの?お買い物?」
とか言ってて外見ても周囲に誰もいないし従兄弟の様子も嘘や
いたずらしてる感じじゃなくて普通にその「おばあちゃん」と会話してる
他にもその二階行く階段指差して「あそこにおばあちゃんがいるよ」とか
バイバイ覚えたぐらいの小さい子がなんにもないとこ見て手降ってたり
墓を移す際に撮ってたビデオ見て「ここに骨映ってる」とかただの風景場面見ながら言ったり
子供って何が見えてるのか無性に気になるよな
759:
不思議な集落
もう8年くらい前の話だが、大阪に住んでた時の話。
自転車で東大阪あたりまで行ってそろそろ帰ろうと思って引き返す。
L字に進んでいたので、短縮しようと直線方向に進むことにした。
まあありがちな大通りから細い道の住宅地帯に入りつつ
帰路の方向に自転車を走らせていると
1、5mほどの高さの土手が見えた。あれ?川はないはず。
溜め池みたいなのも地図で見たときは
なかったように思う…。と違和感を感じながら
一本道なので土手沿いに走らせる。すると前方に土手の中に出入りできるようなフェンスが。
おー、中が見えるとワクワクして度を落としながら通過
するとそこには2mほど掘り下げた1km×1kmの集落が。
背筋が凍った。
色々なBな集落を見てきたが、ある高さの土手で見えなくして
さらに掘り下げたところに集落があるなんて
髪の毛が逆立つほどの恐怖を感じて猛ダッシュした。
あとで地図をみてみたんだが、これというところも見当たらなかったから
余計に怖かった。3日ほど自転車乗れなくなったw
携帯からで見苦しくてすまん
他の県や地域でもいいので、似たような集落を知ってる人がいたら
情報教えて下さい。
761:
>>759
今「スカイなんとか」が建設されてる区に似たようなとこがある。
762:
>>761
ありがとう。
ストリートビューでちらみしてくる
343:本当にあった怖い名無し:2005/08/18(木) 08:09:55 ID:vA94c7ms0
日航機墜落事故検死官の話
日航機墜落の検死官の話。
現場は悲惨で、手足がそこらじゅうに散らばっていて
中には、どれがどうなっていたのか分からないほどの肉塊もあったという。
その日彼は、泥だらけの1つの肉塊を洗っていた。
徐々に頭髪と思われるものが見えてきたので
「あぁ、これは頭か・・・。」
と、その姿が全貌を現したとき、彼は戦慄した。
それには目が3つあったのだ。
衝撃等で片方が無くなり、1つ目になるなら分かるが
目が3っつ・・・。 1つ増えるなんて、どう考えても変である。
そこで、彼は、それをじっくり観察してみると
目の周囲に少し溝があるのを発見した。
早、個人特定と原因解決のためレントゲン等で調査をしてみると
なんと、その頭にはもう1つ頭が重なっていたのだ。
つまり飛行機が墜落したときの衝撃で
後部座席に座っていた人の頭が、ものすごい勢いで前の席の人の頭を直撃したのである。
そう、2つの頭が1つの頭になってしまっていたのだ。
74: 本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 19:47:35 ID:A9rQSkji0
バンザイ
何年か前、仕事の関係でマレー方面へ行った時の話しだ
その日、仕事も一段落し、近くにある大きな公園で一休みしていた
公園と言っても遊具は無く、ただ異常に広い(東京ドームくらい)原っぱが広がっているだけだ
ベンチに座り、地元のガイドと談笑していた時にそれは起きた
遠くの方で、かすかに、しかし確実にセスナ機が飛ぶようなエンジン音が聞こえて来る
しかし1機や2機といった数ではない
やがて、「それ」は姿を現した
軽く50機はあるプロペラ機の大編隊が、向こうの森から姿を現した
しかし日光の影響でシルエットしか分からず、飛行機がどのような種類の物かは分からない
ただ唯一分かるのは、左右の翼にエンジンが一つずつ付いている双発機だということだ
身動きどころか喋ることも出来ず、私は黙って「それ」を見つめていた
やがて、それぞれの飛行機から人が飛び降り始めた
合わせて数百人もいただろうか… そして、シュルシュルと落下傘が開いて着地した
その瞬間である「バンザァァイ!」という歓声と共に自分の方に全ての人影が向かってきた
何がなんだか分からないまま、私はベンチの下に慌てて隠れた
途端に、鼓膜が破れるかとばかりに聞こえていた歓声がぴたりと止んだ
顔を上げてみたが、あの飛行機も、数百の人影も綺麗に消えていた
ガイドは「よくある事だ」とぽつりと漏らした
以前に、あそこで何があったかは私は何も知らない
33 :本当にあった怖い名無し:2005/08/15(月) 08:24:13 ID:M43ZxOuo0
勘違い
友人から聞いた話。
アパートに一人暮らしをしていたA子は、ある日有名人の等身大ポップをもらいました。
玄関に飾っとけば夜泥棒が入ってきても人がいると思って
逃げるのではないかと思い玄関から入ってすぐのところに立たせておいたそうです。
数日後、
いつもより遅くに帰宅しいつもどおり玄関の電気をつけると
ポップにみなれない、刃物でできたと思われるキズがありました。
恐くなってとっさに外に飛び出て
とにかく走りながら友達に電話をかけようとしたらうしろから音が聞こえ、
振り返ると自分の部屋から人がでてきて追っかけてきたそうです。
必死になってちかくのコンビニまで逃げ込むと
少し睨みつけてきてそのまま外を通り過ぎていったそうです。
とても恐かったのですぐ引越したそうです。
しばらくして実家でニュースを見ていると
この前まで自分が住んでいたアパートがTVに映っていて
住人の女性が殺されたと言ってました。
数日前まで住んでいたこともあって警察が事情聴取に来たので住んでいたときのことを話すと
「なんでそのことをすぐ通報してくれなかったの!」
と、怒られたそうです・・・
コンビニで睨みつけてきた男の特徴をおぼえてる限り伝えると
数日後に男は逮捕されました。
動機についてニュースで「顔をみられたとおもい殺した」と言っていたそうです。
自分と勘違いされて別の人が殺されたとしたら・・・
もし殺した相手が自分じゃないことを知って復讐にきたら・・・
そう思うとなかなか寝れないそうです。
694:
家ごと行方不明
家にまつわる怖い話とは少し違うかもしれませんが
このスレッドが最も適切かと思い書き込ませていただきます。
私が15歳のときの話です。
学校から帰ると家があるはずの場所が空き地になっていました。
それまで毎日通っていたわけですから帰り道を間違えるはずはありません。
それに周りの風景にも見覚えがあるので場所も間違いありません。
奇妙なことに空き地の雑草の生え具合や荒れ方はすぐにそうなったものではなく
明らかに数年が経過したものでした。
結局家族は全員行方不明になってしまい私は祖母の家に引き取られました。
この書き込みも祖母の家からしています。
似たような出来事をご存知のかたいらっしゃいますでしょうか。
今私は働きながら家族を探していますがあきらめの気持ちが強くなってきています。
705: 投下 :2006/01/09(月) 20:08:37 ID:KTVRGO+HO
諭す
類似の既出話もあるかとは思いますが敢えて一つ。
七年前に勤めた会社が倒産し就職難の中、運転手に転身したTに起きた事です。
最初は小さい2t車での仕事だったTも運転手に転身して一年も経つと4t車に乗る様になり、
県内だけでなく県外にも足を延ばすようになった。
今から五年程前の雨の夜に隣県から帰る為に県境の峠道を走っていたTは
尿意を覚えて山頂の少し手前の広い所にトラックを停めて用を足した。
雨は小雨程度だが霧が出ているし交通量も疎らな峠道にいつになく嫌な雰囲気を感じていたが、
用を足してスッキリしたTがトラックに戻ろうと振り向くと・・・・・
助手席側に人が立っているのに気がつき一瞬身を固くする。
こんな真夜中に峠で人が?
恐る恐る観察するTに人影が振り向いた。
若い・・・二十代前半位の女性。
肩までくらいの髪も、どこかの会社の制服と思しき衣類も全部が雨で濡れている。
思わず声をかけようとしたTより先に女が言葉を発した。
「峠を降りた○○まで乗せて下さい」
小さく、か細く・・・
しかしはっきりと聞き取れる声だった。
706: 投下 :2006/01/09(月) 20:09:59 ID:KTVRGO+HO
女の申し出に一瞬よく耳にする様々な怪談話を思い出すTだったが、
その女の何とも哀しく寂しそうな顔への同情が恐怖を上回った。
いいですよ、どうぞ。
そう言うとTは助手席のドアを開けてやり、女に乗る様に促した。
ステップを踏み手摺りに手をかけ女が乗り込む時、ふとTは彼女の足元を見てやっぱりなと感づく。
助手席側や運転席側のドアを開けると室内灯が点くようにしてあった。
光があたれば物体は必ず影を残すはずなのに彼女には影が無かった。
だが不思議と恐怖を感じないままにTは彼女が助手席に座ると
そっとドアを閉め運転席へと乗り込み車を走らせた。
走らせながら彼女の横顔をチラチラと横目で伺う。
最初と変わらない寂しげな横顔のまま言葉もなくただ俯き加減に座っている。
意を決してTは彼女に勝手に、独り言のように話しかけた。
悲しい事とか色々あったりしましたか?
「辛い事、悲しい事、何があったのか僕には分かりませんけどこんな所に居ては駄目です。
行くべき所があなたにはあるんじゃないですか?
僕にはしてあげられない事かもしれませんが。」
Tの言葉に彼女は反応を見せない。
707: 投下 :2006/01/09(月) 20:11:24 ID:KTVRGO+HO
この峠を下り彼女の望む所までにはまだ二十分はかかる。
その間もTは構わず一方的な会話を続けた。
「○○にはあなたの何かがあるのかな?
そこに行ってその後どうするんですか?
またあの峠に戻ってしまうのですか?
繰り返しては駄目だと思います。
次へ進まないと。」
彼女はただ俯いたまま黙っている。
聞いているのかさえ分からないままTは話しかけ続け、ようやく峠を下った。
突然彼女は前方を指差すと「あそこで。」とだけ言った。
なんの変哲もない住宅街への交差点だった。
Tはハザードランプを点けトラックを停めると彼女のほうを見た。
「ありがとうございました。」
微かに聞こえる声だけ残して彼女は消えてしまった。
そしてもう一言、どこからともなく聞こえた「行きます」の声にTは安堵のため息を吐き出し、
再び車を走らせ無事に会社に帰った。
708: 投下 :2006/01/09(月) 20:12:50 ID:KTVRGO+HO
後日、Tはあの峠で起きた事件を同僚から聞いた。
十年前、情事のもつれから当時二十二歳の女性が絞殺され死体が遺棄されていたのだと言う。
当時の彼女が住んでいた町こそTが彼女を降ろした住宅街だったそうだ。
その後あの峠で彼女を見る事もないままTは三年前に子供をもうけ幸せに暮らしていた。
生まれた女の子も大きな病気や怪我もなく明るい元気な子でTは溺愛し娘も父親を慕っていた。
そして今年・・・
峠の彼女の事も記憶から忘れていたTは再び彼女と再会する。
9月の半ば、夜中に目を覚ましたTが喉の渇きを覚え台所で茶を飲み寝室に戻った時だった。
妻の横で寝ている愛娘が布団から飛び出して寝ていた。
なんて寝相だと苦笑しながら娘を布団に戻したその時・・・
娘が眠ったままTの手を握り
「ありがとう、あなたがあの時助けてくれたから私は今生きてます。本当にありがとう」
と言った。
彼女の声で・・・
娘の口で・・・
生まれ変わりなのか娘の口を借りただけなのか分からなかったが、
恐怖は感じず不思議な温もりを覚えた出来事でした。
私(T)も家族も何ら不幸なく平穏に過ごしてます。
オチなしの怖く無い上に長文失礼。
837:
助けてくれた娘二人
いつだったか、山合いの道で女性の幽霊を車に乗せて成仏する様に説得し
その後、娘の中に(?)居るらしくお礼を言われた話しをしたTですが…
その後、新たな霊体験で私自身死にかけ、また娘も関わってくる事がありました。
その話しをさせて頂きたいと思います。
文才無いのはご容赦ください。
今年の2月の事でした。隣県にて荷物を積み終わり会社へと戻る道中の事です。
時間は23時を回っていました。
朝からの雪で路面は轍の跡以外真っ白な状態で山間部と言う事もあり
凍結に注意しながら車を走らせていました。
私から見て右は山、左は歩道とガードレールがあり50m下は渓谷でした。
軽い登り坂を越えようとした時、首筋あたりに嫌な悪寒が走り…
耳鳴りがしてきます…
いつも首から下げているお守りを左手で握り首の後ろにあてがおうとした時です。
突然前方に人影が現れました。
私の進路上に立ち尽くしている…
慌ててブレーキをかけた為にタイヤがロックしスリップ…
ハンドル操作がほとんど効かぬまま人影へと…
当たる!
…?すり抜けた?
カーブ出口はやや長い直線になっていたので車の制御を取り戻し、気持を落ち着かせます…
何の衝撃も無くすり抜けた人影は男でした。
作業服の様なズボンに半袖のTシャツ、冬の真夜中にはおよそ不似合いな…
一旦広い路側帯を見つけ念の為に車を見て回るも変形はおろか傷も無い…
浮遊霊の悪戯だろうかと勝手に推測し再び車を走らせます。
一抹の不安がよぎり再びお守りを握る…と首から下げている
お守りの紐が音も抵抗もなくまるで結びめが
自然にほどけたかの様にハラリと力無くお守りから垂れ下がり…そして再び悪寒が。
首筋…首の後ろが引き攣るような感覚。
耳鳴りと息苦しさまでも重なってくる…
全身の毛が逆立ってゆくのを感じました。
838:
前方約50mには左曲がりのカーブ。ハンドルをきろうとするが身体が動かない!
金縛りだと理解する頃にはカーブが目前になっており山側へと車は誘われるように…
実際、誘われていましたね。あの男が再び立っていたのだから…
普通ではあり得ない程見開いた死んだ魚みたいな目、裂ける程に口を開けている。
顔とは反対にスローな動きで誘う手…
正直、終わったなと思いました。
そして…要壁と要壁の間の沢、パイプのフェンスをなぎ倒して私と車は突っ込み、
物凄い衝撃と頭に激しい痛みを感じると意識を失いました。
【後で聞いた話し】
通りかかった地元の方の通報により私は救助され、病院へ搬送されたそうです。
上半身傷だらけで出血が酷かった上、フロントガラスの割れた所から
冷たい沢の水をかぶり体温も低下…
搬送先の病院での処置が終わっても丸3日昏睡状態だったと…
話しを戻します…
4日目に意識を取り戻した訳ですが、その時の事ははっきりと覚えています。
意識の中なのか夢の中なのかは分かりませんが…
私はあの男に連れていかれそうになってました。
見た事も無い崖の上で私は崖を背に前に進もうとします…
840:
が、あの男が後ろから私を崖下に引きずり込もうとしています。
前には恐らく私が引きずられてきたであろう跡が続いて…
「離してくれ!」私の叫びを無視して男は私をただひたすら崖下へと引きずろうとしてくる。
崖の下が見えてくる…底が見えない真っ暗な闇?その中から無数の手や顔が見える…
絶望的な恐怖がこみあげてくる。
「嫌だ、娘に、妻に会いたい…まだ…死にたくない!」
声の限り叫んで必死にもがく私の左手をふいに誰かが掴みました。
『パパ?帰ろう』
何で?と思う間に娘は小さな手に力を込めて私を引っ張る。
私は必死で力を込めて前へと進むが後ろの男も一段と引きずる力を増してきます。
このままでは…娘まで引きずり込まれる…
「早く離しなさい、もうパパはいいから!」
何度か言っても娘は巌として聞かない…
小さな体に精一杯の力を込めて私を引っ張る。
だがもう後がない…
私は覚悟を決めました。右手で左手を掴む娘の手を振り払おうとした時、
その手をまた誰かに掴まれました。
……!?
私は新たな手の主を見上げ…手の主も私を見ている…あの人だった。
前に私が峠で助手席に乗せた女性だ…
彼女は私に微笑みました。
842:
あの時は悲しく寂しげだった顔が今回は…
上手く表現出来ないのですが満ちたりたかの様に、淡く輝く様に感じられました。
彼女は私の後ろを見ると『離して下さい』
と柔らかく、しかし力強い口調で言います。
良く分かりませんが彼女に怯んだのか男の力が弱くなっていく。
私の中でも不思議と力が満ちてくる様な気がし、渾身の力で男を振り払いました。
二度と見たくない様なおぞましい憎悪の表情で男だけが落ちて行くのが見え…
助かった…と思った瞬間に意識の中の私が意識を失いました…
ふっと目を開けるとそこには私を覗き込む妻が。
左手に温かみを感じ視線を移すと娘が私の手を握ったまま私の手に被さる様に眠っている。
私は目だけで周囲を見回しここが病室だと理解しました。
助かったんだと安堵すると娘が起き、私に微笑みながらパパおかえり、と。
私は泣きそうになりながら左手で娘の頭をやたら撫でつつ、ありがとうとしか言えませんでした。
後で娘が言うには…病室で眠ったら夢であの人にパパを迎えに行こうと言われたそうです。
娘(二人?)が助けに来てくれなかったらやっぱり私は連れていかれてたのかな………
 
長文、駄文失礼致しました。
501:
もう二十年近く前の話なんだけどいいかな?
502:
聞く暇があれば書けばいいじゃない
504:
地主
ちょっと長くなる
恥ずかしながら俺の実父は暴力団だったらしいんだけど
二十年位前に殺されちゃったみたいでその時の話
俺は当時まだ小学一年生だからさっぱり覚えてないんだけど
うちの母ちゃんと父方の婆ちゃんから聞いた話
殺されちゃう何日か前に組同士の抗争事件が起きてたらしくて
俺の父親も若かったから色々使いっぱしりにされてたみたいで
抗争中なのにその辺歩かされてたみたいでね、案の定相手の組員にさらわれちゃったんだって
506:
もちろんさらわれた事も事件になって俺も妹もその日から刑事に
小学校と幼稚園送り迎えされてたらしいけど、3日位なんも音沙汰無かったらしいのよ
そしたらある日父親から家の家電に電話があって
「無事だから心配するな、子供達は元気か?」って言うから
母ちゃんが「どこにいるの?」とか色々根ほり葉ほり聞こうとしたら電話切れちゃったんだって
その話をすぐ刑事に言ってもうその日はなんもなかったんだけど
次の日婆ちゃんの家に一本の電話が入ってね
「伊藤○○(仮名)ですけどこの度はご愁傷様でした」って言われたらしくて
507:
婆ちゃんはイタズラ電話だと思ってすぐ切ったんだけどまたかかってきて
「この度はご愁傷様でしたお通夜にお伺いしたいのですが」とかまた言うから
婆ちゃんも縁起でもないって 言い返したら相手は「ヒドかったらしいですね」とか
「心中察します」とか訳わかんない事言うからもう一回名前確認して状況が状況だから
電話切った後警察に言いに行ったらしくて刑事に
その電話内容と名前もフルネームだからすぐわかると思って調べて貰ったらしいの
そしたら刑事が真っ青な顔して婆ちゃんに
「今照会したらその伊藤○○はもう何百年前に無くなってる人です」って言うらしくてしかも
その人は婆ちゃんの家がある辺り一帯の昔の地主で死ぬ前にみんなに土地を分けてから
死んだ人で地名に名前も残ってないけど刑事は
「下の名前が昔の名前で珍しいから間違いない」って言ってたんだって
509:
そんで刑事とイタズラにしては手がこんでますねとか言いながら
その日から二週間位何もなかったんだけど
いきなり刑事から父親の遺体が見つかったって連絡が来て
母ちゃんも婆ちゃんも急いで行ったらもう直視出来ない位
変わり果てた父親の遺体があって
母ちゃんが「何で分かったんですか?」って聞いたら
刑事が「犯人から匿名で手紙が来て毎日化けて現れてもう耐えられないからって
死体埋めた場所が書いてあったので掘り返したら出て来ました」って言うらしく
遺体も解剖に回すからって事で連絡待ちしてたら死亡推定時刻があの
伊藤○○から電話があった日で死因が撲殺だったらしい
婆ちゃん達はそれであの日の電話の内容も随分ヒドかったとか言ってたのもつじつまがあって
「あの日息子が死んだのを地主さんが教えてくれたのかねぇ」とか感動的に話してたけど
俺はその話を聞いてトラウマになったよ長い事ありがとうございました。
510:
とーちゃん…
559:
焦げたから揚げ
かなり支店のあるとんかつ屋○幸、衣がサクサク美味しくて昔からよく食べに行っていた。
ここの唐揚げがまた絶品で、あつあつのうちに軽くレモンを絞ってビールで流し込む!
贅沢この上ないと、当時はバイト代が入る度の楽しみだった。
ある日、臨時でバイトに多めに入った為にバイト代が通常より色を付けてもらえた。
母が上京してくるのも相成って、俺はその○幸へ連れて行った。
まずは冷たい生と唐揚げ、出来上がったばかりの唐揚げを2人で乾杯しながら摘もうとしたら…
母「少し中が焦げてるのがあるね」
と、軽く箸でよけた唐揚げが気になった。
確かに黒い、だけど肉の真ん中だけ焦げるとか珍しいな……
そう思いながら唐揚げの衣をはがしていくと
ゴキブリがこんにちは!
肉に挟まれたまま揚げられたのだろう、足の産毛?までそのまま綺麗にこんがりと揚げられていた。
母がそれを見て卒倒、椅子から落ちそうになるのを支えながら責任者を呼ぶ。
まぁこういうところで働いている人ならご存知と思うが、
閉店してから冷凍肉を厨房に出したまま自然解凍させていたと。
ゴキブリはその時に解凍箇所から潜り込んだという説明が保健所の方からあった。
今はもうその店はない
津田沼であった本当の話、俺は忘れない。
責任者「お代は結構ですから…」
わびよりも先に言う言葉がそれか……。
店の名前は敢えて伏せておく、だがそれいらい俺は唐揚げもとんかつも食べられなくなった。
ゴキブリの油で揚げたとんかつを美味い美味いと頬張っていた隣の爺さんが一番キレていた。
571:
初投稿です。
病院探検
2011/07/31に背中の中心辺りがジクジクと痛み出して、08/05に病院に行ったんですよ。
もっと早く行けって思われるかも知れませんが、
色々忙しいのと面倒なのと我慢できる痛みだったんで。
まあ、自分の病状は本文とはあまり関係ないんで。
で、金曜日の朝に病院に行こうとすると、5才の娘が『パパ、お出かけ?』と。
嫁は得たり!と『パパがお出かけするの、真美ちゃんも一緒に行ってらっしゃい♪』だと。
(ち。こいつゆっくりとする気だな。)
見え見えの展開だけど、たまにはいいか?ってカンジで娘と一緒に病院へ。
診察を受けてて、『膵臓にダメージがあると思いますがレントゲンを見る限りガン等の心配はないです』だと。
で、心電図を取るために3Fで待ってると、『真美、探検してくる?』って娘が。
まぁ親バカかも知れないけど、放っておいても大丈夫だと思ったんで、
『病院から離れちゃダメだよ』と釘を刺しておいただけで、あとはご自由に?♪
で、待合室から窓の外を見てると、病院の敷地内でなんか遊んでる娘が見えた。
しばらくすると、年配のおばあさんが建物の下の別棟から登場。
『あ?。遊んでくれるんだ。』ってな軽い気持ちで見てたら、その別棟内に娘を招き入れて。
『ちょ。そりゃマズくね?』って軽く慌てながら下に降りてその別棟に向かうと。
『やすらぎの間』と書かれたドアが。
え。この建物って・・・と思いながらドアを開けると、案の定の霊安室。
で、娘は椅子に座ってボツンと。
『真美ちゃん、ここは入っちゃダメだから出よう』って言うと、
『パパ、おばあちゃんが寝てるから静かにね』って。
娘が指さす方向には俺には理解できないご遺体があったんですよ。
もうあの病院には行きません。
572:
よく娘の元に駆けつけた。GJ
573:
横たわる人
俺も小学生の時の自分の話をひとつ
当時、犬を飼ってた俺は日課の散歩に出かけた。
見たいテレビをみてから出かけるのが常だったので
その日も陽が暮れて、辺りはすっかり暗くなってたと思う。
当時の家は郊外にあったので雑木林や竹林も多く
慣れない人にはそうとう寂しく感じるであろういつもの散歩道。
そこを小走りで2?30分かけて家に戻るのが常なのだが
雑草がうっそうと茂った野原の一本道に通りかかった時の事。
574:
犬が突然茂みの方にグワッと俺を引っ張った。
何事かとそっちを見ると草原の中から足が二本、ニョキッと
道路に向かって飛び出していた。
サラリーマン風の男の足でグレーのスーツ、
裾の丈が短めで、すね毛まで確認できた。
最初はギョッとしたがしばらく見ても足はピクリとも
動かない。もしかしたら酔っぱらいかもしれないが
具合が悪くて倒れた人かもしれない。
575:
色んな思いが頭の中をかけ巡って、
好奇心もあり、その足の主を確認しようと
草をかき分けて近づいてみた。
それは、マネキンの様に奇麗に横たわった人だった。
しかし生きてるか死んでるかは定かじゃない。
俺は足下からゆっくりと視線をその人物の顔の方に向けていった。
…そいつは俺の事をひたすらジッと見てた。
真っ白い顔を首だけ90度起こして。
無表情だけど目だけこぼれ落ちそうなくらい
見開いてこっちをガン見してた。
576: その

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警察「カバン見せろ」 男「嫌です!」 所持品検査でカバンから「大人のおもちゃ」 プライバシー侵害で賠償命令

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今からバックリブのビール煮を作るで

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35にもなってヤンキーに絡まれた結果wwwwwwwwwwwwww

義両親が二世帯住宅建設を白紙にしたので義兄が怒ってる。浪費して二世帯の建設資金を貯められなかった自分が悪いのに。

彼にこっちから迫ったり結婚期限決めたりするの疲れちゃって冷めた。男らしくリードしてほしい

妹「チョコ、兄にもあげようか?」

バレンタインだけど毎年旦那のバレンタインのお返しに苦労してる

小姑に問題のある同僚を紹介した。2人の結婚式を見届けて、その足で私は実家へ逃亡・離婚調停申し立て中。

女だけど割り勘が良い。彼氏は払ってくれようとするけれど全額奢られたら自分の意見が言いづらくなる

【デレマスSS】池袋晶葉「理由あって」森久保乃々「Mくぼですけど……」

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