山にまつわる怖い話、不思議な話『気に入られる』『"あこ" の意味とは?』他back

山にまつわる怖い話、不思議な話『気に入られる』『"あこ" の意味とは?』他


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いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…
山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです。
※嵐はスルーでよろしく>ALL
俺が今まで集めた2chの面白かったコピペを貼っていく!
http://world-fusigi.net/archives/8733020.html
管理人です!
タイトルの『気に入られる』は>>212から、
『"あこ" の意味とは?』は>>342からになります。
3: 本当にあった怖い
>>1
乙っす
4: 本当にあった怖い
スレ立て乙であります。
9: 本当にあった怖い
へたくそな文章だが知り合いから聞いた話
そいつは、いわゆるバサーで、その日も、いつも行く山の中のダムにボートを浮かべて一人でバス釣りを楽しんでいたらしい。
その日は少し曇っていての釣りをするには最適の天候だったらしいのだが、なぜか全然アタリがない。ルアーを次々変えてみたり、ポイントも何度も移動したらしいが、それでも全く釣れなかったらしい。
そろそろ帰る時間が迫ってきたころ、最後にと一番のお気に入りのポイントに入ったらそこでの第1投目に、ガツンと今まで味わった事の無いような手応えがあったらしい。
釣れずに腐っていたそいつは、喜び勇んでファイトしたらしいんだが
ふと、瞬間的に我に返ったら、どうもおかしい、どう考えてもバスの引きじゃない。
ジャンプも緩急もなく、只一直線にグイグイと引っ張るだけ、ひょっとして鯉でも引っかけたのかと思ったがそうでもなさそう。なにより鯉にしても引きが強すぎたらしい。
ドラッグを閉めても糸は出て行く一方、何よりおかしいのは、障害物などに向かわずにダムの沖というか
深いところに向かっているし、しかもリールの糸の残量がかなり減っていたらしく、どう考えても魚が潜って行くには深すぎたらしい。
そのときそいつは、コレは魚じゃないかも知れない、と思ってゾっとしたらしい。
それで無理矢理糸を引いて切ろうとしたけど、なぜか切れない。
とうとうナイフを出してリールの処から糸を切って、すぐさまボートのエンジンを吹かして、逃げるように帰ったと言っていた。
その後、そいつは二度とそのダムに行ってないらしいし。
釣り自体に行かなくなったらしい、怖いとか嫌いになったではなくて何となく行く気にならなくなったという事らしいが、いまだにその引きがなんだったのかは解らないと言っていた。
10: 本当にあった怖い
>>9
河童じゃ、河童の仕業じゃw
燃料投下は有難いが段落をつけるなり読み易くしてくれw
15: 本当にあった怖い
>>10
すいません、文章を書くのが苦手で
釣り仲間の話がいくつかあるので、次に書くときは
もっと上手く書くように努力します。
18: 本当にあった怖い
地元の土建のおっさん達が、山の中でデカイ蛇見たと話していた
山深くに入ると、色々と不思議なものを見るのは確からしい
昔、山奥に住んでるジイさんと知り合いだったが、よく大蛇や山人の事を話してた
33: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2011/07/15(金) 23:01:17.37 ID:+ZNP9Bvc0
後輩の話。
彼は林道をバイクで走破するのを趣味にしている。
とある山奥の廃道を走っていると、行く手に太い木が倒れているのが見えた。
「やれやれ、スピードを出していたら転倒するところだった」
バイクから降りると、障害物を片すため手を掛ける。
彼の手が木肌に触れるや否や、倒木はビュッと飛ぶように移動した。
そのまま下生えの中に突っ込み、あっという間に見えなくなった。
低木がガサガサと揺れ、何か長い物がその下を移動していくのを教えていたが、
それもすぐに静まった。
呆気にとられたが、我に返るとバイクに飛び乗り、全力でそこから逃げ出した。
「どう見ても木だったんですけどね。枝も伸びてたし。
 アレって何だったんでしょう?」
本当に驚いたという顔で、彼は首を傾げていた。
40: 本当にあった怖い
雷鳥さん乙です
>>33
幻見せてるか擬態してるんかねぇ?
擬態ならタコ烏賊みたいに表面をウネウネ変化なのか
スレチだが擬態してる烏賊ってカラフルで綺麗よね
34: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2011/07/15(金) 23:02:28.20 ID:+ZNP9Bvc0
知り合いの話。
夏祭りが終わった夜、村外れの山裾を一人歩いていた。
行く手の方角から、ズルズルと何かが擦れるような音が聞こえてくる。
やがて月明かりの下、音の主が眼に入ってきた。
道を横切って塞いでいる、黒光りする長い生き物。
蛇のように見えた。太さは彼が一抱えするほどもあったらしい。
尾の先の方は繁みの中に潜っていて、一体どれほどの体長なのかもわからない。
それが延々と山手の方に向かって這い進んでいる。
山肌を見やると、途中に穴が開いているようで、蛇はそこに這い込んでいく。
「この斜面、こんな太い蛇が潜れる穴なんてあったっけ?」
凝視していると穴の縁が見て取れるようになってきた。
小さく古びていたが、間違いなく鳥居だった。
「あ、これ、主様かも知れん」
確かここの主は大蛇だったと年寄りに聞いたことがある。
行き逢えば祟ることもあるという話だったので、慌てて踵を返すと別の道を辿って
家に帰ることにした。
翌日日が高くなってからもう一度そこに訪れ、例の鳥居を探ってみた。
鳥居の周りは何処にも穴など無く、とてもあの蛇が潜り込めるような隙間も無い。
「鳥居を抜けて通るってことは、神様の類なのかなぁ。
 でもあまり厳かな感じは受けなかったなぁ。
 何にせよ、祟られなくて良かったよ」
そう苦笑しながら、彼はこの話をしてくれた。
35: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2011/07/15(金) 23:03:27.78 ID:+ZNP9Bvc0
昔馴染みの話。
彼の母君は幼い頃、実家のある山奥で光る倒木を見たのだという。
何だろうと近よってみると、それは倒木ではなく大きな白い蛇だった。
大人がやっと跨げるほどの胴太で、全長はどれ位あるのか見当も付かない。
蛇体の端は、両方とも茂みの中へ消えている。
何故か怖いとは思えなかった。
しばらくズルズルと這う、白く明滅する蛇腹を眺めていたが、それ以上何の変化が
ある訳でもなく、そのうち飽きて帰宅したそうだ。
困ったのがその後で、母君は口がきけなくなっていたという。
何か話そうとすると急に喉に物がつかえたようになり、言葉が出なくなるのだ。
家族らが焦っていると、様子を見ていた祖母が言った。
「主様を見たんだね、しばらくは口が使えないよ。
 我慢していい子にしていれば、また元に戻るから」
それから二週間ほどして、やっと普通に喋れるように回復したという。
「あの時は本当に焦ったわ。
 でも神様クラスの存在と行き逢って、障りがそれだけで済んだっていうのは、
 凄く有り難いことだったのかもね」
おっとりとした顔で、母君はそう仰った。
42: 本当にあった怖い
そういえば子どもの頃はよく見ていた蛇を
最近は山の中行ってもめっきり見なくなった。
鎌首もたげて田んぼとか悠々と泳いでたのに。
43: 本当にあった怖い
ガキの頃、無慈悲に青大将を一匹殺してしまったんだが
長いこと後悔してる。なんか知らんがあの蛇は殺すんじゃなかった
44: 本当にあった怖い
忘れろ
49: 本当にあった怖い
天体観測スレよりコピペ
>山奥のダムへ星を見に行ってきた。めっちゃホラーで怖かった。
>久々だったから、満月舐めてた。フルムーンごめんなさい。
>空が明るすぎてかろうじて大三角がぼんやり見える程度で、双眼鏡で空を覗いてもこりゃイカン。
>月を覗けば、眩しすぎて一分も見てられない。裸眼で空を仰げば、なんか青空に近いぐらいに明るいし。
>地面に目を落とせば、くっきりと影が落ちてるし。
>おまけにエンジン切ってた車のラジオからはいきなり野太いおっさんのうめき声が流れ出すし。
>ちびるかと思ったぜよ。
156: 本当にあった怖い
ガキの頃の話になるが。
父親が渓流釣り好きで俺もよく連れて行かれ、釣り場に着くと父親は余り遠くに行くなよ言うと俺を放置。
そのおかげか何時しか自分の庭感覚で山の中を歩ける様になった。
そんで夏の暑い日に子供用竿を片手に川岸を歩いていたら同年代の女の子に会った。
その女の子も一人で、この子も親に放置されたな思って声かけると、近くに住んでて川を見に来たそうだ。
何時しか仲良くなって俺の持っていたコアラマーチやラムネを飲み食いしながら話してたら。
女の子が帰らなければと言い出したので、また会おう行って別れた。
俺も親父の所に帰り女の子の話しするが、デカ岩魚を逃がした親父は俺の話しなんか聞いちゃいない。
それから釣りに行く度に女の子に会って遊んだんだが、ある日の夕暮れ。
俺そろそろ帰るわ言ったら女の子が、このままここにずっと居ない?って言い出した。
寂しそうにしてる女の子には悪かったけど、当時小学生の俺に女心なんかわかる訳も無く。
ごめん、ここじゃTVの電波悪くてZガンダム見れないでしょ、遊びに来るのはいいけで住むのはちょっと、って言ったら。
続く。
157: 本当にあった怖い
女の子は、そう、ってだけ言うと自分の家がある方向に歩いて行った。
流石に悪い事言ったかな思った俺は、今度来る時は女の子用のお菓子とか買って来るね、って言ったんだが返事は無かった。
そんで後日また親父と釣りに行く事になり、前日に母親とスーパーで明日のお菓子を買いに言ったら。
あんたなんでそんなの買うの?何時ものと違うんじゃない?なんて言われる。
まぁ、何時もベビスタやビックリマンやらそれ系しか買わない俺が女の子用の玩具入ったお菓子買うの不思議に思ったんだろな。
それで、釣り場で会ってる女の子にあげるんだ言うと、泣かすなよなんて母親にからかわれる。
んで帰宅して母親から話しを聞いたらしい婆ちゃんが、これも持って行けなんて柑橘類を干して砂糖まぶしたのを渡して来る。
年寄り臭いから嫌だ言う俺だが、婆ちゃんは途中で捨てるなよ言いながら無理矢理手渡す。
それからどこの女の子だ?なんて年寄り特有の勘繰りが始まり。
面倒だが言わないと拗ねるので女の子の事を俺が話していると、いつしか婆ちゃんが黙り込んでいる。
続く。
159: 本当にあった怖い
それ間違いねぇか?なんて婆ちゃんに聞かれた俺が頷くと。
あの近辺には今は人住んでねぇはずだぞ、わだしらわらしの頃あたりに人引っ越したはずだ、なんて言い出した。
でも間違い無く女の子に会った俺が言うと。
婆ちゃんが悪いのじゃねぇな、んでもついで行くなよと念を押される。
それで翌日何時もの場所に着くと俺は親父と別行動し。
何時も河原に行ったんだが女の子は何時まで待っても現れない、その場で釣りしながらお昼近くまで待っても全然現れない。
どうかしたんだろうか思った俺は女の子が家に帰る道の方に行ってみた。
前にこの様に行くと家があるって女の子から聞いていたので、目印になる馬頭観音って掘られた石まで迷わずに行けた。
そしてスノボーのパイプみたいに凹みになっている道を出ると視界が開けたのはいいが、そこらにあるのを見て俺は言葉を失った。
続く
161: 本当にあった怖い
時代劇とか日本昔話にでも出て来る様な古い家、それも皆かなり朽ちている。
一目見ただけで人が住んでる訳無いと思いつつも俺は足を進めたが、どの家にも誰も居ない。
結局女の子を探すの諦めた俺は帰宅してから婆ちゃんに今日の事を話すと。
狐につままれたんだ、ただそれだけ言われた。
それから翌年またあの場所に行ってみようとしたんだが、何故か目印の石さえ見当たら無い。
探し回った疲労から河原で休憩していると人の気配がしたのでそちらを向くと、あの女の子が居た。
その顔はとても寂しそうに、このままだて連れて行ってしまうからもう来ては駄目、とだけ言うと目の前から消えてしまった。
続く
162: 本当にあった怖い
その時は恐怖とかより、俺が来ると女の子が嫌がる、そっちの方のショックが大きく。
その日は釣りをする気にもなれず親父の車で寝ていた。
それから数年経過してから女の子は俺を気遣ってくれたんだなって気づいたよ。
それから20年近く経過するが今でもあの時の事は覚えている。
終わり。
817: 本当にあった怖い
>>161
妖少女との恋か… なんかイイ
166: 本当にあった怖い
>>162
よい話だな。
167: 本当にあった怖い
>>162
来てくれたらうれしいけど、私だったら連れて行ってしまうかもしれない
だって、がまんしてるのにまた来るんだもん、それはつまり、それだけ好きだってことだよね?もうがまんしなくてもいいんだよね?って思われてもしようがないんじゃない?
なんてね、冗談です(笑)
198: 本当にあった怖い
5月の連休になると、ここらは県外の釣り人が押し寄せ釣り場に不自由する。
そこで俺は新たな穴場を探し、朝から様々な沢を歩きまわっていた。
その日は「小さな沢でも、登っていけば可能性はある!」と、
護岸整備されてしまった沢を登って行った。
10分ほど歩いただろうか?護岸整備は終わり可能性が見えた。
199: 本当にあった怖い
沢の幅は15mほどで大きな石がゴロゴロしている。
川幅は2m程だが魚は居ないであろうほど浅く、左右は高い木に囲まれており、
何ともイイ気分になる景色に期待が高まる。
沢のはるか先は右に曲がっている。そこから先の川幅が気になる。
「川幅狭いのに、なんでこんなに開けていて、左右の林は急に大木なんだ?」
あまり山に詳しい訳でもない俺は景色に不思議な感覚を覚えたが、釣り場を
探す釣り人の心は10代の性欲の様に強い。
200: 本当にあった怖い
見えていた右曲がりに差し掛かり、その先が見えた。
巻き機山かな?そっちに向かって続く沢は、まだまだ浅瀬が続き落胆した。
しかし、ここまで来た道のりを思うと引き返せない。
「熊出たらどうしよう」
「帰りもこの道のりを魚を腐らせずに持って帰れるのか?」
「このまま小川で終わったら台無しだな。」
と、色々なことで心細くなりつつも歩く。
201: 本当にあった怖い
沢は多少くねりながらも、ほぼ直線。左右の林は均一の高さのまま続く。
視線は先にあって欲しい深場を探す・・・はるか先の左の林に何かある。
「岩?」
10m近くあるであろう杉林の際に、林と同じくらい巨大な岩がある様だ。
「ほかに岩も無いところに、なんであんな巨大な岩があるんだろ?
もしかしたら、伝説とかあるんかな?」不思議なもの好きの心が躍る。
「だいぶ歩いたし、あの岩のところで休憩して帰るか」
急に心が折れ、釣りではなく岩を目標に変えた。
202: 本当にあった怖い
岩まであと50m・・・キツネの死骸発見。
キツネを至近距離で初めて見た。キタキツネとは違って汚かった。
「エキノコックス!」と避けて歩く。
林の密度は濃く、まだ岩の全体は見えないが、確認できる限り削った様に丸い。
「何だ何だ!?早く全体が見たい!」足場の悪い沢を、残り僅かと走った。
また何かの動物の死骸がある。
「川原だから動物集まるんかな?」
また動物の骨・・・
そしてまた動物の骨・・・かなりの骨の量だ。
203: 本当にあった怖い
骨は岩に向かって(岩からか?)続く。
岩の全体が見えてきた。本当に丸い。まん丸だった。
「これは凄い場所を見つけた!今までこんな不思議な場所見たことない!」
そう感動したのは一瞬だった。
それまでは、あまりの巨大さに惹かれ、岩の上と自分の足元だけしか見ていなかったが、
岩の付け根に1mくらいの穴がある。
204: 本当にあった怖い
骨はその穴に続いていた。そして、穴の口には沢山の骨とカモシカの子供の
死骸と半分骨になったキツネの頭、ウサギの耳があった。
「これ、絶対に普通じゃない。大変な所に来てしまった・・・」
動けなかった。
「どうする??ナタしか持ってねーよ、戦えるのか?」
穴を目の前に未だ動けないでいた。
目の前にある光景に自分の未来が半分見えた。
205: 本当にあった怖い
「この中にこれ食ったヤツ居るんかな・・・逃げてぇ。けどダッシュしたら
追いかけてくるよな。」
落ち着いて行動しなければと思うものの、恐怖が勝る。
腰のナタに手を掛け、そーっと後ろ歩きで下がった。
「どんなんがこれ食ったん!?てか、なして食わない獲物も捕獲してんの!?」
もう恐怖に限界になった俺は一気にダッシュした。今までで一番本気で走った。
「どうしよう!どうしよう!俺、食い殺されるん??」
206: 本当にあった怖い
無事に戻ってこれたから、こうして書き込んでいるんだが、野生の動物で巣穴の
回りに獲物の残骸や、食わない獲物を持ってくるヤツなんているのか?
あと、この岩知ってる人いたりする?
以上 オカルトでなくてごめん。
207: 本当にあった怖い
>>206
いや十分オカルトだと思うよ。
穴の主の正体が知りたいけど、それが分った時点で206は食われてただろうね。
209: 本当にあった怖い
当時、魚沼で暮らしていて、地元の山に詳しい老人に聞いたら、
岩の存在も知らないし、そんな習性の動物も知らなかった。
別の先輩(老人)に聞いたら「山は不思議なこともあるからな」と言われた。
その先輩は毎年、GW頃に数週間山に篭もり、ワラビを取っているんだが、
自分以外に誰も居ないであろう山奥に一晩中人の話し声みたいなのが聞こえたり、
動物の死骸が固まってある場所に遭遇したりすると言っていた。
山って不思議だね。
212: 本当にあった怖い
友人たちと、京都の山の方にある神社に行った。
わりと有名なところだから、ほかにも観光客はいっぱいいて明るい雰囲気の中、変わった女の子がいたんだ。
目が合ってからなんか付いてくるんだけど、話しかけられても声が遠くてよく聞こえないし、何より、ぴょーんと一回ジャンプするとめちゃくちゃな跳躍で、
さらに同行した友人たちはその女の子のことを見もしなかったから、ああ人間じゃないのかって思って。
霊感とか無いはずなんだけど、不思議とその、明らかに人間じゃない女の子のことは怖くなかったんだよね。
神社まで、川がすぐそばを流れてる山道を歩くんだけど、天気も良かったしすごく景色が良いというか、雰囲気が良い感じで、
いいとろこだねーって友人と話してたら、そうだろうそうだろうって、女の子は嬉しそうにぴょーんと跳ねてた。
神社自体は、その昔は丑の刻まいりに来た人もいたとかで、かけられた絵馬も誰それが別れますようにとかそういうどろどろした内容ばっかりで、
ちょっと怖い場所だなんて聞いてたわりに、清清しくてきれいだった。
213: 本当にあった怖い
神社におまいりした後、すぐそばの川で、大学生くらいの集団が足を水につけてばちゃばちゃ遊んでたわけ。
暑い日だったし、川もそのあたりはせいぜい足首くらいしかない浅い部分で、楽しそうだから友人たちと便乗したんだけど、
靴も靴下も脱いで足をつけたら、あんなに暑かったのに、川の水はめちゃくちゃ冷たくて、痛いくらいだった。
で、実は二年近く前から、左足の中指だけ皮膚病で爛れてて、いくつかの皮膚科に行っても全然治らなくって、
おかげでサンダルも履けずにずっと悩んでたんだけど、それを見た女の子が、治してあげるって言ってきた。
治してあげるからもうしばらく川の中にいろって言われて、まあ急いでなかったし、友人たちも川遊びが楽しいみたいだったから、
神社のそばの川だと水がきれいだったりすんのかなー、って呑気に川の中をぱしゃぱしゃ歩いてた。
214: 本当にあった怖い
観光に来てたから、その後も他の神社やら寺やらを巡る予定で、ひとしきり遊んだら山を下り始めたんだが、
女の子が途中までついてきて、もう行くの、また来るよね、って何度も言ってきた。
何か気に入られたんだろうか、と不思議に思いながらも、友人が『いいところだったねー』って言うから、
『そうだねまた来たいね』って返したら、女の子は本当?本当だよね?って何度も言ってた。
そしたら、本当にその日から、あんなに爛れてぐちゃぐちゃだった中指の皮膚が、きれいになったんだよね。
毎晩痒くて、かきむしってしまって布団に血がついてたのに、ホテルのシーツはきれいなままで、少しも痒くなかった。
たった数日で、あとかたもなく治ってしまったから、本当に川の水とかあの女の子とかが治してくれたのかもしれない。
感謝してるんだけど、これってやっぱり、そう遠くないうちにまたあの山に行った方がいいんだろうか・・・
でもそんな頻繁に京都旅行できるような財力はないし、行ったとしてもけっこうな山の方だったから、
その旅行に同行してくれる人が行きたがらないかもしれないし、かといって一人で行くのもなあ・・・
長文すみません
215: 本当にあった怖い
…読み返してみたけど、怖い話じゃなかった。
二重にすみません。
220: 本当にあった怖い
>>215
治って良かったですね
感謝の心を忘れず、いつか行ける日が来たらお礼を言いに行けば良いのでは?
それまで自宅で毎月1日と15日に水と塩を供えるとか
222: 本当にあった怖い
>>220
ありがとうございます!
来月からお供えやってみようかな…ちょっと良い塩とか水とか買って…
216: 本当にあった怖い
水龍さまのいらっしゃる神社かな?
あそこはいいよね 昔の本殿、今の奥の宮は普通の人でもわかるくらい神様の気配がしてる
ちがう場所だったらゴメン
219: 本当にあった怖い
>>216
そうそこ!
いい場所だと思ったんだけど、友人は復縁祈願の絵馬の数が怖かったという感想しかないらしい…
うーん。
221: 本当にあった怖い
>>219
あの神社かー。3時間ぐらいで行ける場所に住んでるけど、奥の宮までは行った事無いなー
今度身を浄めて行ってみるかなー
222: 本当にあった怖い
>>221
良い場所でしたよー
でも今の時期は、奥まで歩くと暑かった…上り坂なわけだし
川床の涼しさに感動した!
224: 本当にあった怖い
貴船?
225: 本当にあった怖い
途中で書き込んでしまった………
お礼には行ったほうが良さそうだね
その女の子の事は関係者の方はご存知なのだろうか
230: 本当にあった怖い
>>224
>>225
そこですw
あれから検索とかしてみても女の子の話って出てこないんだよなあ…
226: 本当にあった怖い
>>219
結構近くに住んでいながら、何年か前に初めて近くのお寺から山越えて行ったけど
あの神社は本殿は観光の人がいっぱいでざわざわしてるよね
そこから中と、奥の宮行くとどんどん人がいなくなって
奥の宮に一歩入ると空気がまったく変わったの覚えてるわ
神域っていうのを身を持って感じた
女の子は神様のお使いかな?
きっと神社に縁のある子なんだね
気に入られるなんてうらやましい!
230: 本当にあった怖い
>>226
そうそう、奥の宮の方がなんか清清しいようなっていうか、きれいだった!
日陰は涼しかったし、何だったらあそこで一日のんびりしてたかったかも
228: 本当にあった怖い
>>219
復縁祈願にも色々あって、不倫相手との関係が復活する事を望んだり、
片思いの相手に対して一方的なストーカー的想いをぶつけたり、
酷いのになると、恋人の浮気相手が死ぬことを望んだりするヤツも…。
そういう邪な欲望が渦巻いてる場所だから、苦手に感じる人がいてもおかしくはないとオモ。
パワーが強い場所には、良かれ悪しかれいろんな人がやってくるからね。
230: 本当にあった怖い
>>228
そうなんだよね…友人たちはその絵馬とかを気味悪がって、
なんだかもう一緒には行ってくれなさそうな雰囲気…
やっぱいずれ、一人ででもお礼に行きます!
ありがとうございましたー。
232: 本当にあった怖い
>>212
ああ、もうこういう話はたまらんわ。羨ましすぎ
こういう体験したいけど、そういう情報仕入れいて行っても決して会えないんだろうなあ
311: 本当にあった怖い
俺のもだいぶ昔の話、もう15年ほど前になる。
その頃は20代で、適当に就職もして結婚前提の彼女もいた。まあ、今のかみさんだが。
その彼女の住んでいた隣の市までの往復に、ある山道を使ってたんだ。途中途中が細くてカーブが多く、
事故も耐えない細道だったが、周辺の公道が混みやすかったから、抜け道として便利だった。
その山道、地元の人間ならピンと来ると思うが、箱根を模したあだなが付けられていたんだ。
理由は道の両脇にラブホテルが立ち並んでいたこと。箱根の温泉街ってカーブの多い場所に温泉旅館が
並んでるだろ。あれをもじったんだと思う。本物の箱根みたいに賑やかではなくて、ひたすら暗くて気味の悪い
ところだったけど。
312: 本当にあった怖い
彼女とのデートから帰る途中だった、ある夏の夜。たしか盆過ぎだったと思う。20時ごろにその道に差しかかったときに、
珍しく前走していた車を見つけたんだ。俺みたいに抜け道として使うヤツは少なからずいたけど、この時間に街灯もない、
すれ違いも困難なここに入ってくる人間は珍しい。周辺のラブホが宿泊時間に入る22時前後ならいるんだろうけど。
黒のク○ウンでいかにも金持ちっぽい車種。もらい事故で大損害になるのは嫌だったんで、車間はだいぶ開けていた。
けど、時20キロぐらいで走ってくれるんで、すぐに追いついちまうんだ。しょうがないから、気楽に構えて、ずっとケツに
つけることにした。渋滞の国道に戻るよりは、それでもだいぶ早かったからさ。
そのうちにサーチライトのせいで向こうの車内の人影が見えるようになってきた。運転席と助手席に1人ずつ。頭の位置
からして男と女だと思われた。
「ああ、じゃあラブホの客かな」
なんて思いながら、どのホテルに入るのかデバガメ根性で想像していたら、妙なことに、その2人の後ろ、後部座席でも
小さな頭が見え隠れしている。
「子供連れか、家族で出かけた帰りかなんかかな」
と、これまた余計な推測をしている最中に、ク○ウンは右に伸びるさらに細い上り坂に入ったんだ。
313: 本当にあった怖い
坂の入り口には、”ホテル○○”の看板。
「…ホテルの客だよな?」
と思いながらも、子供連れでラブホに行くものかと疑問でもあった。だから、ちょっと興味を惹かれて、車を停めて、
斜面を上っていくク○ウンを見ていたんだ。そしたら、突然、後部座席の子ども?が立ち上がって、リアウィンドウを
かなりの勢いで叩く仕草をしたんだよ。白い顔の部分ははっきりわかったけど、表情は見られなかった。
そのまま上りきって視界から消えたク○ウンの軌跡を辿りながら、どういうリアクションをしていいかわからなかったね。
「まさかホテルに連れ込んで幼児虐待?」
とか
「この先はホテルでとっつきなんじゃなくて、もっと山奥まで行けるんじゃないか?子どもをそこに捨ててこようとしてる
んじゃないか?」
とか、いろいろ考えた。
で、追っかけてみることにした。
314: 本当にあった怖い
坂は急で幅もさらに狭い。しかも30mはある。カーブで見通しが利かなかったんで、本当にホテルがあるのかさえ、
着いてみるまで不確かだった。
到着すると、道はホテルの駐車場の入り口に直結していた。他に脇道はありそうにない。とりあえず山中に遺棄の
線は消えたなと安心して入り口に入ると、かなり広い駐車場スペースの真ん中で、バック駐車しようとしているク○ウン
を見つけた。それが完了するのを待ちながら、左手の空き駐車スペースを見たら、駐車場から部屋まで直通してる
タイプのホテルだとわかった。
「子どもを連れ込もうとしても、誰にも見咎められないじゃないか」
なんてことを思いながら、駐車を完了したク○ウンにゆっくりと近づいた。個々の駐車スペースの上半分を覆う厚手の幕
が邪魔でよく見えない。でも、男と女が車から降りた足は見えた。
そこからはどうしようもなくなって、近場に停車して窓を開け、音を聞くに留まった。男と女は無言らしく、声は一言も
聞こえない。子どもの声や足音を聞きわけようとしたが、それも無理だった。重いドアを開ける軋み音が響いて、
それきり何も聞こえなくなった。
一応、降りて、怪しげながらク○ウンの周りを探ってはみたんだ。けど何も見つからず。車内にも人影はなし。
「もういいか」
と、腑に落ちないながらも自分を納得させて車に戻った。
315: 本当にあった怖い
そのまま発進して、元の坂道に戻る。下りの坂道っていうのは、まあわかるだろうけど、上りより道が細く感じる。
もともと1台がやっと通れる幅しかない路面を慎重に進むと、両脇の樹木が迫り出してくるような恐怖感を覚えたよ。
特にカーブの曲がり口は細く、枝葉で車体をこすらないように気を使う。3つほどあった最後のカーブに差しかかったとき、
俺の頭には車に対する警戒心しかなかった。
カーブを抜けた瞬間、運転席側の路肩に、突然、5歳ぐらいの子供の姿が映りこんだんだ。
人間って、本当にビックリしたときは、頭を強打されたようなショックを受けるんだな。脳と視界が激しく揺れて、とっさに
急ブレーキを踏んだよ。感覚的には子供を轢く軌道を辿ったような気がした。車体への衝撃は、自分が動揺していた
せいで認識できなかったのかもしれないと思った。
かなりの時間、躊躇っていた気がする。だけど確かめずには帰れないだろ。だから、わざと、
「だいじょうぶか?」
って大声で聞きながら車を降りたんだ。ああいうときの気分はかなわんね。死体を見たくはなかったけど、死体になってること
しか想像できないんだ。
だけど坂道には誰もいなかった。車の下に入り込んだのか、脇の山中に飛び込んだのか、と気を揉んで探したけど、見つける
ことはできなかった。
念のためにホテルに届けて、警察に通報してもらうことも考えたけど、思い返してみても、どうしても轢いている確証が出てこない。
そりゃあ動揺していたけど、人間をはねたなら、絶対に気づくと思わないか?
結局、そのまま帰るのも後味が悪かったんで、ホテルには事情を説明しておいた。もし後日に死体が出てくるようなことがあったら
連絡すると言ってもらって帰ったよ。
316: 本当にあった怖い
家に帰り着いて、彼女に事の次第を電話した。
「そんな時間に子供がホテル街にいるのがおかしい」
と断言してもらって、やっと納得できたよ。あいつは、あの○○ホテル近辺で、ずっと彷徨っている何かだったのかもしれない。
余談だが、俺の友人に電話線を引く業者がいる。ファッションホテルの回線増設工事を引き受けたことも何度かあったそうだ。
そいつが仕事をしたホテルの従業員から聞いた話。
若いカップルの女が妊娠して、責任を取れない2人はこっそり堕胎しようとした。場末のホテルで強引な切迫流産を促して、
堕胎には成功したが、女のほうも重体に陥り、結局、病院に送られて、行為は発覚したそうだ。
「同じ県内の話だよ」
友人はそう言ったけど、俺の体験とは関係がない気がする。
ただ、そんなアンダーな世界がすぐそばに転がってるのなら、こういう経験は誰もがするものなのかもしれないな。とは、
今でも思ってる。
317: 本当にあった怖い
長文だけど興味深く読ませてもらった。
「長文云々」への回答って思ってしまったけど。うん、面白怖かった。
318: 本当にあった怖い
異界を垣間見た、そんな感じの話、良かったです、ありがとうございます!
342: 本当にあった怖い
俺が子供の頃住んでたとこは、家のすぐ後ろが山だった。
俺はよく一人でその山に入って探検ごっこをしていたが、毎年じいちゃんが山に入るなと言う日があった。
その日は何か特別な雰囲気で、じいちゃんは近所の人たちと近くの寺に寄り合って御詠歌を唱えていた。
俺はじいちゃんに理由を聞いたが、教えてもらえなかった。
当時から馬鹿だった俺は何かワクワクしてきて、じいちゃんが寺に行ったのを見計らって、山に入った。
竹藪を越えてしばらく行くと、大きな岩があって、そばに小さな祠がある。いつもはひっそりとしているその祠に灯りが灯され、 お供え物が置かれていた。
それを眺めていると、後ろから女の人の声で「あこ…。」と声がした。
344: 本当にあった怖い
俺は焦って振り返ったが、何も居なかった。しかし、カッカッカッと不気味な音がこちらに近づいてくる。
俺はびびって叫びながら山を駆け下りた。俺は泣き叫びながら竹藪を抜け、家の中に入った。
そこには寺から帰ったじいちゃんがいた。 俺の顔色を見たじいちゃんは「お前山に入ったのか!」 と俺を叱りつけた。
じいちゃんが俺を寺に連れて行き、住職がお経を唱えてくれた。
じいちゃんが「子供やから逃げられたんや。」といったので理由を聞いたが教えてはくれなかった。
345: 本当にあった怖い
そんなことも夢の中の出来事のように思っていたのだが、久々に里帰りした時、偶然住職に会い、その話になった。
すると住職は、「因果というもんやな。」といってこんな話をした。
昔、都からさる高貴な女性がこの地域に逃れてきた。彼女は身ごもっていて、村人に助けを求めたが、村人は巻き込まれることを恐れて助けなかったばかりか、男たちがなぶり殺してしまったという。
それ以来、祠を立ててまつってはいるが、昔は山で変死するものが多く出て、それで命日には山に入らず寺に籠もるようになった、という話だった。
だけど、一つだけ疑問がある。あの時聞こえた「あこ」という言葉。あれはどういう意味だったんだろう。
346: 本当にあった怖い
吾子(あこ)って我が子って意味だよ・・・
ドンピシャじゃねえか・・・
347: 本当にあった怖い
>>342
面白かった!
おつ
吾子って>>342がその女性の身籠り子だったのかな
348: 本当にあった怖い
いや、身ごもったまま殺されたから子供の事を想ってなのか
子供を探してさ迷ってる状態なのか、腹にいた子の性別が>>342と一緒で我が子を思い出して出てきたとかそんな感じだろう
352: 本当にあった怖い
我が子と間違えられて連れて行かれなくてよかったねgkbr
356: 本当にあった怖い
今から10年前、今日みたいに蒸し暑い夜で丁度このくらいの時間帯の話。
ど田舎の島出身なんだが夜中になるとドライブくらいしかやることないのね。
その日も暇だったんで友達3人と宛もなく夜道をドライブ。
山の麓にある農道の脇に車止めてコブラツイストの練習しながらはしゃいでた。
見事コブラが友達Aにキマって「ギブギブ!」って叫んでるのを見て皆で爆笑。
でも急にAは叫ぶのをやめて固まってんの。
「おいwwAどうしたwww」って話しかけると、ゆっくりと指先を月に指して口パクパクさせてる。
月を見ると七色に光る物体がカクカク飛んでいる。
皆、石のように固まっていたけど目だけは七色の物体を追っていた。
幽霊を見たことないし妖怪にも会ったことない俺が初めて見たオカルトな体験が、まさかUFO
357: 本当にあった怖い
中途半端すまんww
まさかUFO目撃とは。
UFOは真っ直ぐ飛ばずカクカクと不規則に移動し、やがて山頂に着陸したように見えた。
その後、弱々しい光を何度か点滅させて消えた。
皆で議論した結果あれは間違いなくUFOってことで一段落つけた。
翌日、その山頂まで見に行ったんだが結局何もなかった。
ネットやTVでUFOネタ見てもフェイクだと信じてなかったが、自分の目で見て初め未知なることは存在するのだなと思った。
369: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2011/07/27(水) 19:49:29.70 ID:U9F3WRR/0
昔馴染みの話。
山間の実家で暮らしていた頃、彼はよく川で泳いでいたという。
ある夏の日、友人と連れ立って、普段は誰も行かない淵の方へ泳ぎに行った。
楽しく泳ぎ遊んでいる内、友人の一人が奇妙な物を見つけた。
淵の深みに、一抱えもある木箱が沈められていた。
一体何の木で作られているのか非常に重い代物で、皆で苦労しながら引き上げてみた。
鉤を引っかけ止めるだけの単純な蓋。鍵は掛かっていなかった。
開けてみると、中には胡瓜がぎっしりと詰められていた。
瑞々しくてよく冷えている。
誰かが「もしかするとこれは河童のものじゃないか」と言い出した。
「河童の金庫っていうところか」
「どうせならもっと良い物を入れておいてほしいよな」
そう軽口を叩き合いながら蓋を閉め、元の場所へ沈め直したという。
「何故元に戻したかって? 盗っちゃ河童に悪いだろ」
何でもないような調子で彼はそう言った。
370: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2011/07/27(水) 19:50:33.86 ID:U9F3WRR/0
知り合いの話。
子供を連れて、近くの山へ蝉取りに出掛けた。
夢中になって虫取り網を振り回している子を見守りながら、腰を落として一息入れる。
抜けるような夏の空を見上げていると、何かが上空をヒラヒラと漂っているのが見えた。
白くて細長い布が宙を舞っている。
「一反木綿みたいだな」と考えながら見ていると、いきなり布はすぐ頭上まで降りてきた。
そして彼の真上で少し滞空すると、また空の高みへと飛び上がる。
そのまま山の頂上の方へ飛んで行ったという。
「まるで生き物のように思えたよ、そんなこと有り得ないんだけどな。
 だってすぐ近くで見られたからわかったんだけど、アレ、間違いなく越中褌だったんだ。
 しかし、あんな物があんな飛び方出来るものなのかね?
 あの日、風はまったくと言っていいほど吹いていなかったんだけどな」
そう言って彼は首を傾げていた。
371: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2011/07/27(水) 19:51:46.02 ID:U9F3WRR/0
友人の話。
大学生の折、サークル仲間と渓流でキャンプをしたのだという。
季節は夏で丁度良い感じの砂地もあったので、西瓜割りをしようという流れになった。
ジャンケンで負けた後輩に目隠しをさせ、その場で三度身体を回してから挑んでもらう。
見当違いの方に向かうのを皆で笑いながら見守った。
「おいおい、そっちに行くと川に嵌るぞ」
誰かがした忠告も空しく、目の見えない後輩は川面に向かって足を踏み出した。
そのまま、つつっと何歩か水の上を歩いて渡る。
皆が呆気にとられていると、水の上に立っている後輩は大声を出した。
「あれっ何か足元の感触がおかしいんだけど!?」
次の瞬間、後輩は水飛沫を上げて水中に没した。
幸い浅瀬だったので服を濡らす程度で済んだという。
「お前、水の上を歩いていたぞ」
そう言われた後輩は目をパチクリとさせていたらしい。
その後、散々「もう一回!」と川に向かって歩かされたが、彼が水の上を歩くことは
二度と無かったそうだ。
373: 本当にあった怖い
この前、地元A県の一番でかい山に行った
2000m級の山で道も緩やかなんで昔から何度も行ってたんだが、ふたつある山頂のちょうど中間の谷に行ったとき変なものを見た
身長2mくらいに見える人型で、えらい細かった。そいつはテカテカの後頭部を俺に向けてなんかグネグネしてた
例えるなら、テイルズの雑魚敵のジェントルマンとかいうやつにそっくり
頭まで細長かったから、こりゃ人間じゃねえと思ってそのまま帰った。下山中かなりこわかった
もしあれがこっちに気づいてたら死んでたかもしれ
474: 本当にあった怖い
>>373
それクネクネじゃない・・・!?
390: 本当にあった怖い
親戚のおじさんがすごい金持ちで、山手の金持ちの家ばかりがある場所に、別荘を持っていた。
夏休みになると、そこに泊まっていとこと遊ぶのが、毎年の行事になっていた。
ある夏、いとこが、夜に展望台にカブトムシを取りに行こうと言い出した。
別荘から20分くらい登った所に展望台があるのだが、車では入れず、地元民だけしか存在を知らない、寂れた所だった。
こに行くと、仕掛けもなしに、街灯に集まったカブトムシが取れるらしい。
夜の山を歩くことに内心びびってはいたが、カブトムシ欲しさに提案に乗ることにした。
393: 本当にあった怖い
こっそり別荘を抜け出し、懐中電灯を片手に緩やかな歩道をしばらく行くと、展望台の階段が見えてきた。
階段を登り出すと、先に歩いていたいとこが急に立ち止まった。
「なんだよ?。」ぶつかって不満の声を上げた俺に、いとこは青い顔で指差した。「あれ…。」
指差した先には、青い花柄のワンピースを着た女の人がうずくまっていた。
声が小さくて聞こえにくいが「…ない、…ない。」とつぶやいている。
大事な物でもなくして困ってるのかと思い、声をかけようとすると、いとこが、「おいっ、止めろ、こいっ!」 と言って俺の手をつかみ、ずんずん歩き出した。
「なんだよ!痛いよ!」俺は叫んだが、いとこは構わず歩いていく。強く握られた手は爪が食い込んで痛むし、訳がわからないまま、俺たちは自分たちの部屋に帰り着いていた。
部屋の電気をすべてつけると、いとこはへたり込んだ。
「最初はちゃんと聞こえなかったんだよ。」急にいとこは口を開いた。唇がわなわなと震えている。
「何?」その異常さに俺も鳥肌が立ってきた。
「あの女の人さ、しねない、しねないってつぶやいてたんだよ…あんな所なのに裸足で…。」
俺も体が震えてきた。でもびびってるのが格好悪くて、「でも、でも、あそこに自殺しにきた人だったら止めなきゃダメだったんじゃ…。」
と冷静な意見を言おうとした。
するといとこは俺を睨みつけ、「じゃあ、お前1人で話しかけに言ってこい!」と叫んだ。
そんなことできる訳もなく、俺たちは部屋の電気を付けたまま、布団に入ったが、ほとんど眠れなかった。
それから数日間、自殺のニュースが流れるのではと、どきどきして過ごしたが、そんな話は聞くことはなかった。
427: 顔 ◆3EgJTOI8PA 2011/07/29(金) 14:55:03.58 ID:eCiK923w0
カッパにちなんでこんな話。
友人が子供の頃に体験した話らしい。
自分の爺さんが、河童にあったなんて話すから、そんな事件が起きた
と言っていた。爺さんだけ河童を見たのが悔しくて、近所の男子を
みんな呼んで河童を釣ることになった。
潜って探す奴。釣り竿の針に胡瓜を付ける奴。重りと針を使って
川底にキュウリを仕掛ける奴まで居た。
結局昼になっても見つからず、みんなして火をたいてジャガイモを焼いて食っ
てたときだった。岸に刺さってた竿が、ズルリッと川底に引っ張られて
ゆく。次いで川底の罠にもかかった。みんな我先にと、罠の縄を
つかんで引っ張ったが、男子が7人がかりでも引き上げれなかった・・・
そのうち一人が、「潜って捕る!」と言い出すと、
「おえもだ」・「一緒にあべ」・「いくどぉ!」と言い、
ジャガイモと火をほったらかしに、裸やパンツ一丁でみんな竹槍を
持ったりして川に潜った。
428: 顔 ◆3EgJTOI8PA 2011/07/29(金) 15:02:18.20 ID:eCiK923w0
続き
すると、川底に罠はなく、ひもの先は川底の泥に刺さっていた。
みんな対岸にあがって
「なんだべ・・・あえは」
「だえがやったんだべが?」
「人だ見てるとこであっただことできるわけねぇべった!!」
「んだやなぁ・・・」
と言っていると一人が、
「あえはなんだっ!?」
と言った。そこを見てみると串に刺さったジャガイモを持って
口には胡瓜の入った箱の縄をくわえ、その先には石の重りがある。
目は鋭く、巨大な犬歯が口から見える。頭に皿はなく、
背中に甲羅があり、甲羅の終わりと、頭から、コケのような毛が
長く生えていた。そいつはニッと笑うと、四つんばいで犬のように走り、
柳の林の中に消えていった。
456: 本当にあった怖い
>>428
この話は湯沢市山田で川は雄物川か?
そっち方面の人から似た様な話を聞いたことがある。
もっとも
風土病のケダニ()ツツガムシ病)の方がもっと怖いと言っていたが。
431: 本当にあった怖い
>>427 >>428
乙。しかし、まず落ち着けw
日本語が崩れてるぞ。
463: 本当にあった怖い
あんまり怖くないかもしれないけど小学校の頃の話です
家の目の前にスキー場があるんだが夏場はそこにクワガタを取りによく遊びに行っていた
その山にはゲレンデとは別にリュージュのコースがありそこが一番の穴場だった
リュージュのコースはやや長い直線と意外ときついRのコーナーがハーフパイプ状に構成されていてそれなりに傾斜もある
その日もそこに俺と友達の二人でクワガタを捕獲に行ったのだが朝から収穫は無かった
しばらくコースのなかを上のほうに向かって進んでいるとコーナーの向こうで何かが動いたのを友達が目撃した
よく蛇に出くわすこともあったのでその日もどうせ蛇だろうと友達を諭してみたのだが
「蛇よりもでかかった!」とコーナーに向かって駆け出した
当時ツチノコがブームになっていたこともあり「ツチノコかもしれない!!」と好奇心も手伝って俺も一緒に追いかけた
子供ながらによく走ったと思うがコーナーにたどり着いたときには蛇どころかクワガタ一匹見つからず
鳥でもいたんじゃないか?ってことでまたダラダラと上を目指して歩いていった
途中に第二スタート台がありそこがいつもの休憩ポイントとなっていた
スタート台から今来たコースを眺めつつ木陰で休んでいると再び友達が俺に声をかけてきた
「あれなんだと思う?」
464: 本当にあった怖い
俺が振り返ると友達はコースの上のほうを見て身じろぎせず何かを凝視していた
俺もその視線の先を目を凝らしてみた
明らかに蛇ではない何かがコースをこっちに向かってゆっくり進んでいた
最初はコースに落ちた動物かと思ったが明らかに動き方がおかしい
芋虫が這うように一定の間隔でもぞもぞ動きながら進んでいた
だんだんそれを捉えることができてくるとなんとなく形がわかってきた
「なんか人っぽく見えない?」
そう俺が言うと友達も「人・・・だよな・・・?」そうつぶやいたと思うと
「正体確かめてくる!」といってスタート台からコースに飛び降りコースを上に向かって走り始めた
俺はスタート台のスロープからズルズルと壁つたいにおりると友達のあとに続いた
友達の背中越しに「もぞもぞ動いていたそれ」がこちらの気配に気づいたのか向きを変えたのが見えた
友達もそれを見て足をめた次の瞬間その物体は複数の黒い影みたいなものに変わって
リュージュのコースの両壁をシュルっと上って消えた
俺は友達に追いつくと正体みたか?と聞いたが友達は「いやわからん・・・」とだけ言った
とりあえず二人でそいつがいたところまで行くことにした
それが消えた地点から上のほうに向かってコース上には蛇の抜け殻のカスみたいのが続いていた
それを見て二人とも急に怖くなって大声を出しながらコースを爆走して山を降りた
特にその後怪異の類には苛まれていないので悪いモノではなかったのかな?と思っている
そんな30年以上前の話でした
471: 本当にあった怖い
俺の子供の頃の話なんだけどさ。
今でも少しだけ怖いから呟いてみる。
二時間あれば往復できるような小高い山が近くにあるんだ。
まぁ、蒟蒻屋と松の伝説がのこってるだけの古びた山なんだけどさ。
そんな場所で、それこそ幼稚園の頃からその山に登ったことがあるぐらいに身近なんだ。
登った回数なんて3桁にはならないけど2桁後半にはなってると思う。
遭難なんて有り得ないような場所だから、たしか小4の遠足で登った訳さ。
その遠足、小6の先輩が先導してもらい、山頂の先生にチェックして貰えればどんな道でも良いっていう仕組みだったんだけど。
先輩が誘導する内にうちらの班だけ変な道に入って、先輩が言うには近道だって。
自信満々でどんどん先いっちゃうんだ。
で、気づけば周りにはうちらの班だけ。
本当に近道なのか怪しいと思ってたころに、ふと気がつくと頂上付近の見慣れた道に出て、しかも他の班より早い。
普通に登るより子供の足で15分くらいは短縮してたと思う。
凄い道あるんだなー、なんて子供心に思ってたんだけど、帰りは何故か普通の山道を歩いて帰った。
472: 本当にあった怖い
で、中学上がるちょっと前位に母親と妹でその山に遠足する機会があって。
山道前の鳥居を抜ける最中にふと思い出したんだ、そういえば近道があるって。
それで親も良いよって言ったし、その近道を歩くことになった。
山道を少し進んだ当たりで左右に道が別れてる。
右は何時もの正規の道。左は途中から道と言うよりも獣道になってるのが遠目からでもわかる。
もちろん近道は左だから左へ曲がったんだ。
最初は記憶通りの近道。
だったんだけど、途中から道がどこかおかしい。
最後には獣道すら無くなって、手を使わないと上がれないような斜面にあたっちゃったんだ。
こんな道は記憶にない、俺が間違ってたんだ。そう思って、戻ろうって母親にいったんだけど。
母親は後ろを一度振り返った後、前に進みなさいって頑として聞かなかった。
小学校低学年の妹を必死に支えながら斜面を登ろうと急かすんだ。
さすがにおかしいと思って俺も後ろを見たんだけど。
その瞬間だけは今も鮮明に覚えてる。
無いんだ、今まで来た道も。俺らの足跡も。
で、本当に必死になって登って、なんとか見覚えのある道に出た。
山頂の近く、先輩が通った近道を抜けた合流場所。
泥まみれ、汗まみれで遠足なんて切り上げて無論直帰。
そのあとは別になんも無し。
無事に帰れためでたし、めでたしだったよ。
ただ、うちの中学は幼、小、中ってエレベーター式だったんだけど。
班長だった先輩、探したんだけど居なかったんだよね。
473: 本当にあった怖い
>>472
退路の無い山道も怖いけど、最後の一文がさらに怖いな。
その先輩はもともと存在しない人で山の何かの化身だったのか、
それとも山に祟られて事故や転校していなかったのか。
478: 顔 ◆3EgJTOI8PA 2011/07/31(日) 20:05:51.34 ID:v1NrIzcr0
秋田県在住だが、「くねくね」を見たり聞いたりした人は、どんな年寄りでも居なかった。ただ、「くねくねするもの」の話はあるという。
俺が農家の爺さんから聞いた話
くねくねが気になってとうとう横手の辺りまでできてしまった。
そして、知り合いの爺さんから聞いた。くねくねする物の話。
昔、と言っても明治辺りらしいが、そのころはまだたくさん田んぼがあって、ほとんどの人は農民だった。
爺さんの爺さんもそのころは若かったから。何でもこいってかんじだったらしい。
そして、田んぼに水を入れる管理をしているとき、何かがゆっくりめに
クネッ クネッ と動いていたらしい。
ネットで話題の奴とは違う。グネグネグネッと動くのでなく、
クネッ クネッ と動いていたらしい。
不思議に思って近づいてみるが、よく見えない。そのころはみんな視力がよかったし、その人だってかなり目がよかった。
そのことをばあさまに話したとたん、ばあさまは顔色を変えた。
婆さまは「でおった・・・でおったか・・・」と言うだけだ。
理由を聞いてみると、婆さまに逆に質問された。
「色は何色だ?」と、「白」だと言ったら婆さまは少し落ち着きだした。
後日、また仕事をしていたら、そいつは居た。そのときは家に誰もいなかったらしい。
爺さんはそのとき、そいつが近づいていることに気づいた。
猛スピードでこちらに向かってくる。驚いて家に逃げた。戸口が大きな音を立て、ガタガタとなる。物の怪だと思い、戸口に思いっきり塩をたたきつけた。そいつは居なくなった。あっさりと。
婆さまは正体を言わぬまま死んでしまい、正体不明のままだそうだ
480: 本当にあった怖い
>>478
秋田県湯沢だともっと取っておきの怖い話あるだろう?
山田の交差点とか切畑集落とか七曲峠とか。
あの辺りの人は地元の山怖の話はあんまりしてくれないのだ。
479: 本当にあった怖い
ばあ様がクネクネだったのじゃ
484: 本当にあった怖い
2年前登山にはまっていて、
平日1人で昼間高尾山の頂上まで登って
人が少なかったので頂上のベンチで寝転がってたらそのまま爆睡してしまい
目覚めたら夜の10時ぐらいで、汗って下山しようと歩いても
周りに誰も居ないし明かりはポツポツたまに電灯ついてるだけで
真っ暗なところもあるし
歩きながら本当に押し潰されそうなくらい怖くて、
なんとか無人リフトまで着いて下まで降りたんだけど、
その時止まってたリフトが動きだしたの、人が近づいたら動きだすセンサーかなと思ってなんとも思わなかったけど
後から調べたらそんなんなくてリフト係員いないと動かしてないらしいしなんだったのか本当怖い
485: 本当にあった怖い
>>484
そのおかげで無事に帰れたんだし、むしろいいモノなんじゃない?
486: 本当にあった怖い
>>484
割と親切な怪異だね
恐れる事は無くて有り難い事だよ
489: 本当にあった怖い
怖い気配を感じた体験
京都の田舎方面を当てもなくバイクで走ってた
○○滝って看板を見てバイクで山奥に向かう事にした
こういう行き当たりばったりのツーリングは好きだ
少し走ると山の中の墓地に出た
通り過ぎるとまた墓地がある
道路の左右にぽつぽつと墓地がある山道だった
490: 489 2011/08/01(月) 10:33:13.62 ID:35NqDAvbO
ようやく山奥の滝に到着し徒歩で山を登り滝と対面
案内図では更にこの上に池2つと城跡があるらしいので歩いて登った
いかにも河童の出そうな不気味な池に到着
池と言うより沼って感じた
もう1つの池も見ておこうと更に山奥に歩いて行く
杉が覆い茂っていてかなり不気味な山道を気配を消しながら歩いていた
491: 489 2011/08/01(月) 11:00:14.17 ID:35NqDAvbO
歩きながら前方右上の杉並みの奥に
物凄い何かの気配を感じた
足を止めじっと見るがわからない
するとその方向から何かのうなり声のような
息遣いの様な声が聞こえてきた
犬や鹿とかではないと直感でわかり
その声に警戒しながら巨大な池に辿り着いた
城跡を探す気にもなれず、すぐに来た道を戻る
もう威圧的な気配や声は聞こえなかった…
カバンのファスナーをゆっくり開け閉めする様な低い声でした。
506: 本当にあった怖い
怖くはないが、某天狗が有名な三つ星山での事。
この山には、今時期はあえて夕方から登り、日が落ちてから下山するナイトハイクをするんだが、これが楽しいんだ。
真っ暗闇の中に、ヘッデンの明かりみで、ヘッデンが照らす場所以外は完全に闇。
もう、頂上にも人影が無くなり、暗くなったので下山開始。
張り詰める五感に、研ぎ澄まされる聴覚。
聞こえるのは、樹木から枝か、虫などが落ちるパサッ?みたいな音と、自分の足音、息遣いのみ。
たまに、ムササビいないかキョロキョロしながら、ノンビリ下る。
歩き出して、しばらくして急に背後が気になり、立ち止まる。
気配を感じるとか、視線を感じるとかは全くないけど、気になるから振り返るも特に変化は感じられない。
まっ、気のせいか?と振り返ろうとした瞬間、盛大な『ハ?クッション』と。
人の気配も感じなかったし、明かりも見えないのに、クシャミって。
何?天狗?天狗なの?
一瞬固まった後、いそいそと急ぎ足で下山。
下山後に冷静に考えても、頂上に人いなかったし、後続の気配も無かったし、怖さを感じなかったから、やっぱり天狗?
そうだ、天狗だったんだ。
と、少し嬉しい気持ちで帰路につきました。
以上。
怖くなくて申し訳ないけど、初めての経験だったので、書き込みしました。
駄文、長文でスレ汚し申し訳ない。
508: 本当にあった怖い
>>506
くしゃみって人間以外のものにされたら何故か驚いてしまうw
猫とか犬とか牛とか馬とか妖怪とか
生きてるなら当たり前なのにね。
しかし胆力あるなぁ。
友達と夜のドライブで山に行った時、
ライト消して少しだけ車外に出てみた事があるけど
闇の圧迫感が凄くて10分も外にいられなかった。
鼻や口からどんどん暗闇が流れ込んでるみたいに息苦しいの。
歩きとは全く違うけど、夜の山は気軽にはいけないなぁ。
外に出たのは星を見ようと思ってだけど、木々に阻まれて駄目だったw
でも上向くのも怖かったな。
510: 本当にあった怖い
林に囲まれていると、誰もいないはずなのにすごく賑やかな感じがするんだけど
夜の闇の山の圧迫感てのもよくわかる、虫や小動物たちだけとは思えない「あの気配」。
571: 本当にあった怖い
怖いというより不思議な体験。
秋田と山形の県堺に甑山という山がある。
そこの麓に名勝沼という名前通りの
風景のよい岩の小島が浮かんでる沼がある。
そこに行った時の80年代頃の夏の話。
名勝沼までたどり着いて
近い女にするかもうチョイ行って男を攻めるか
甑峠を超えて前森にするか考えあぐねていた。
ふと沼を見ると水面にさざ波が立って「おやおや」と思ってよく見れば
沼の底に幅1mくらい長さが4mあったか。
ズングリした物が這っている。
えっ!と思っているうちに奴は岩の小島の向こうに行って見えなくなった。
572: 本当にあった怖い
慌てて沼を半周してみればもう奴は居ない。
水面も元に戻り小鳥のさえずりも普通に聞こえる。
出先をくじかれ気味が悪いので「もう登るのは止め」となって下山したが
あれは今でも分からない。
名勝沼にはオオナマズや巨大生物の伝承もないし
そこらに多いムジナにでも真っ昼間に化かされたかな。
574: 本当にあった怖い
田舎に住んでた子供の頃、
地元から一つ向こうの山で遊んでるうちに迷った。
泣きたい気持ちを堪えながら、闇雲に歩いていると人の声がする。
安心してそっちに行ってみると変なものがいた。
ガリガリに痩せた3mぐらいあるやたらでかい人間?が、
蛞蝓みたいな体に人間の顔が埋まったような生物(複数いた)に鎖を繋いで歩いていた。
やつはすぐにこっちに気付き、近づいてきた。
もうガクガク震えていると、腰をヌッと落とし顔を近付け、
この事一切他言無用、と言った。目が異様に小さかったのを覚えている。
道に迷ったの、と何とか口にすると、やつは暫く考えた後、
ここをこう行け、と教えてくれた。
その時、後ろの蛞蝓人間?がみんな口々に叫んだ。
助けてください!きみ人間だろ!助けて!こんなの嫌!
みんな泣いてるようだった。
当然俺にはどうしようもなく、半泣きで固まっていると、
やつはまた鎖をぐっと持って、彼らを引っ張りながら森の奥に消えて行った。
助けを乞う声はずっとしていた。そしてやつの背中が見えなくなったあと、
俺は変な声で叫びながらも教えてもらった道を無我夢中で走った。
あれだけ迷ったのに簡単に家に着いたんだから、
悪いやつではなかったような気もするが、
あれが物の怪だったのは間違いないとしても、
あの蛞蝓人間が何だったのかがよく分からないままだ・・・。
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3 不思議な
一番最後のうそバナシで台無しだなあ
4 不思議な
※3
なんで最後だけ嘘だと思ったの?
どれも似たような話だったろ。揚げ足取りたいだけか
5 不思議な
>>427の話におかしな日本語の使い方は見当たらないんだが、>>431の日本語が崩れてるってのはもしかして方言のことを指して言ってるのか?
6 不思議な
※5
最後のところ駆け足気味で変な感じになってる
7 不思議な
雷鳥の話は駄目なんだよなぁ。いかにも素人が怪談書いてます?是非読んでください!って感じで。
山の神様に出会ったとかそういう話が好きだな。
8 不思議な
本当に田舎暮らし(関西)だから、わかるんだけど、夜中に山から笛吹いてる様な音が聞こえるとかはザラにある。
ただ、向かいの山とかで小学生とかは気軽には遊べない。
9 不思議な
≫571の
近い女にするかもうチョイ行って男を攻めるか
ってどういう意味?
10 不思議な
米9
多分山の名前
男峰とかそんなんじゃない
11 不思議な
米9鹿が発情期かなんかで鳴く声はかなり高いピューウ!って笛みたいな声だよ
12 不思議な

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