【艦これ】提督「風邪を引いてしまうとは……」back

【艦これ】提督「風邪を引いてしまうとは……」


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1:
提督「ゲホッ、ゴホッ」
大淀「全くどうしたんですか? 急に風邪なんて引かれて」
提督「あぁ、まぁこれには深い事情があってだな……」
大淀「やはり大規模作戦が近いからでしょうか? 毎回やっているとはいえ、
 重圧は並大抵のものではありませんしね」
提督「それに年末はランカー入りしたから、その辺りの反動が来たのかもしれんな。
 しかし風邪なんて本当久しぶりすぎる、何かフワフワするんだよなぁ……」
大淀「お大事になさってください。本日の執務は私が代行しますので。
 提督がどうしても必要な場合は保留にいたします」
提督「助かる、まぁ大規模作戦関連だと情報がもう発表されているしな、
 執務室の予定表にもある通り、潜水艦の強化を頼む」
大淀「まぁ潜水艦の方も毎日南西諸島に出撃していますし、いつも通りしていれば、
 練度で後れを取ることもないと思いますけどね」
提督「まぁそうだな。じゃあ後は頼む。流石に疲れる」
大淀「ゆっくり休んでくださいね」
提督「ありがとう大淀」
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2:
提督(これで風邪を引いた理由が、下半身丸出しでドイツ美人画像ってスレを開いて、
 そこにあった画像がまさかのメルケルで全身の血が凍りついて風邪をひいたとか言えないよな)
提督(まぁ大規模作戦が始まる前で助かった。休める時に休むのも提督の務めだろう)
提督(しかし不覚にもメルケルの画像で少しいけるやん!って思ってしまったのはヤバいな)
提督(メルたそ?とか言ってしまう前に閉じてよかった本当に)
提督(まぁこんだけ女だらけの職場に居て、手が出せないのがなぁ……)
提督(ロシアだったかソ連だったか、宇宙滞在中の性交は禁ずるって決まりがあったらしいが、
 艦娘に手出すの禁止ってのもそれと同じなのかねぇ)
提督(まぁ下手に手出して艦娘の仲を裂くような真似するのもいかんしな)
提督(幸い非番の日にいかがわしい店行って最低限発散してるからまだ大丈夫だが)
3:
コン、コン
提督「おっ? 誰だ?」
瑞鶴「瑞鶴よ、提督さん、風邪ひいたんだって? お見舞いに来たわよ、入っていい?」
提督「気を使わせてすまんな、入ってくれ」
瑞鶴「ありゃ、本当につらそうね。今回は爆撃は勘弁してあげるわ!」
提督「爆撃は勘弁してくれ。というか初めて食らった時によく生きてたと思うよ俺も」
瑞鶴「まぁ私の妖精さんの練度が高いからね、その位はできるわよ」
提督「でも触っても居ないのに勘弁してくれよ」
瑞鶴「翔鶴姉をいやらしい目で見るから悪い!」
提督「仕方ないだろう、艦娘は皆魅力的だから目の毒なんだって。
 それに彼女いない歴=年齢の俺に視線の制御とか無茶言うな」
瑞鶴「まぁ童貞だから見逃してあげるわ。で。まぁスポドリ買ってきたから、
 水分を欠かさないようにね」
提督「助かるよ、もう童貞を否定する気力も無くてなぁ」
瑞鶴「否定してもそうなのはそうなんだし、仕方ないでしょ。
 寝室の冷蔵庫に入れとくからね」
提督「ありがとう。でもこれから爆撃だけは勘弁な」
瑞鶴「翔鶴姉をスケベな目で見なかったらね?」
提督「なかなか厳しいなぁ」
瑞鶴「まぁ。今日はゆっくり休んでね、大規模作戦も近いんでしょう。腕が鳴るわね」
提督「その時はよろしく頼む」
瑞鶴「任せて! じゃあね」
提督(行ったか、スポドリ持ってくるとか意外に気が利くよな瑞鶴。
 翔鶴をエロい視線で見てるって誤解さえ解いてくれたらいいんだが……)
4:
赤城「失礼します、提督、今大丈夫ですか?」
提督「あぁ赤城か、大丈夫だ入ってくれ」
赤城「では失礼して、朝食を持ってまいりました。急でしたので、
 簡単なおかゆですみませんが、召し上がってください」
提督「いや助かるよ。今重いもの食えって言われてもキツいからな」
赤城「とりあえず冷蔵庫にあった梅干しを入れてきましたが、それで大丈夫でしょうか?」
提督「あぁ、大丈夫さね。あぁ温まる。朝食はやっぱりちゃんと食べないとなぁ」
赤城「全くです、最近の子は朝食を抜く方も多いとか、信じられませんね」
提督「まぁ朝は最大限寝たいって子も居るしな、でもここの艦娘は大丈夫だろう?」
赤城「そうですね、私の知る限りではきちんと採っているようですし。
 しかし提督、体調は大丈夫でしょうか?」
提督「まぁ風邪ひいてるからな、少し頭がフワフワするが、寝ていれば問題ない。
 仕事も大淀が変わってくれてるし、安心だ」
赤城「それでしたら問題ありませんね。では食器は食べ終わったら置いておいて下さい。
 後で取りに参ります」
提督「すまん助かるよ」
赤城「いえ、お構いなく。提督が万全の体制でいてくれることが大事ですので。それでは失礼します」
提督「おう、ありがとうな」
提督(……しかし戦闘と食事しか頭にないと思っていたが、意外に気遣いもできるんだな赤城。
 あれなら退役した後でもいい奥さんになれるだろうなぁ)
提督(食べ終わったし、瑞鶴のスポドリ飲んで休みますか……)
5:
綾波「司令官、大淀さんからの伝言を預かりました、入っていいですか?」
提督「おう、入ってくれ」
綾波「では失礼します。大淀さんからの定時連絡です。午前の任務は滞りなく完了しました」
提督「そうか、良かった。綾波も伝言ありがとうな」
綾波「とんでもないです、お仕事ですから。司令官は大丈夫ですか?」
提督「あぁ、寝たら少し楽になったよ。これならすぐに治りそうだよ」
綾波「良かったぁ。敷波も心配してましたし、すぐ治るなら安心ですねぇ」
提督「そりゃありがたい。あいつもツンツンしてはいるけど根はいい子だからなぁ」
綾波「あの子があぁなのは仕方ないです。でも司令官さんが理解されてて良かったです」
提督「まぁ何だかんだ言って4年近い付き合いだしな」
綾波「もう4年近く経ったんですねぇ。最初の頃が懐かしいです」
提督「あの時は執務室に段ボール位しかなかったしなぁ」
綾波「それが今はこんなに大きな鎮守府になりましたしねぇ」
提督「それも皆が頑張ってくれたおかげだよ」
綾波「綾波はまだまだですけど、皆頑張ってましたしねぇ」
提督「そんなことないさ、綾波も十分頑張ってくれてる。駆逐艦の切り札の一つだしな」
綾波「少し照れくさいですね、ですが評価していただけているのはありがたいです」
提督「まぁ、これからも頼む」
綾波「はい、司令官、では失礼しますね」
提督「あぁ」
提督「やっぱり綾波は癒しだなぁ……」
6:
酒匂「酒匂、司令のお見舞いに参りました! 入ってもいいですか?」
提督「あぁ大丈夫だよ。入ってくれ」
酒匂「司令、汗かいてますね」
提督「まぁそりゃ布団に籠ってればなぁ」
酒匂「なので、酒匂、司令の体を拭いてあげます、ぴゃあ!」
提督「待て待て待てい!」
酒匂「ぴゅう?」
提督「汗をかいたといっても、そんな拭いてもらうほどのことでもないだろう?」
酒匂「ええ?、ちゃんと汗拭き取らないと、体が冷えて風邪がひどくなっちゃうよ?」
提督「まぁそれなら着替えたら十分だから」
酒匂「大丈夫、酒匂、ちゃんと司令の体を隅々まで拭いちゃいます!」
提督「それだと逆に体を寒気にさらして余計風邪がひどくならないか?」
酒匂「あ……」
提督「まぁ、気遣いはありがたく受け取るよ。じゃあ着替えるから、肌着と部屋着取ってくれ。
 肌着はそっちのタンスの一番上で、部屋着は四段目に入ってるから」
酒匂「酒匂、お着換え取ってきま?す!」
提督「よし、ありがとう、じゃあ着替えるから酒匂はもう帰りなさい」
酒匂「え?、もうちょっと居る?」
提督「恥ずかしいから勘弁してくれ」
酒匂「わっかりました?。それじゃ司令、ゆっくり休んでてね」
提督「あいよ?」
提督(しかし体を拭くとかどこで覚えてきたんだ酒匂……、どうせ金剛辺りが吹き込んだんだろうが)
提督(酒匂はまだ子供だし、変に俺になびくよりはもっといい男見つけて欲しいなぁ……)
7:
比叡「ヒエーーーーー!!」
ジャーン ジャーン ジャーン
提督「げぇっ!! 比叡!!」
比叡「どこからかドラの音がしましたけど、気にしません!」
比叡「司令! 風邪ということで、この比叡、特別に気合入れてカレーを作ってまいりました!」
比叡「どうぞ、お召し上がり下さい!」
提督「待ったカレーは今は流石に重い。体力は付くだろうが……」
比叡「そう思って、あっさり目のスープカレーに仕上げてきました! リサーチは万全です!」
提督「……何……、……だと……」
比叡「ささ、遠慮なさらず、グイッといきましょう!」
提督「待ったお前のカレーは……、ポムヒャァ!」
比叡「あれ? 司令?」
提督「オクレ兄さん!」
比叡「司令? 司令?」
提督「あぁ……、刻が見える……」
比叡「司令! どうしたんですか? 大丈夫ですか?」
提督「…………、あれ? 川の向こうで爺さんが手振ってたような……?」
比叡「本当に大丈夫ですか、司令?」
提督「あぁ、そうか、現世に戻ってきたのか……、よし比叡、お前に言うことが一つある」
比叡「何でしょうか?」
8:
提督「お前が気合いを入れて作ったカレーな」
比叡「カレーがどうかしました?」
提督「あのな、お前のカレーな、美味すぎるんだ」
比叡「おいしいならいいじゃないですか、前みたいに逃げなくても……」
提督「いや、尋常じゃなく美味すぎてな、常人だと下手に食べると美味死するぞ」
比叡「美味、死……?」
提督「あぁそうだ、あまりに食事が美味すぎると、神経細胞が異常に興奮して、
 脳内物質が過剰に分泌されて、最悪死に至る。
 味覚耐性がある者か、あるいは美味という感情をビームにでも変換しないと、
 常人には到底耐えられないんだ」
比叡「ビーム……? 何か再放送のアニメで見たことあるような……?」
提督「まぁその何だ、今度からカレーは適当に作ってくれ。お召艦の本気は、
 俺ら常人には流石に受け取るには辛い」
比叡「気合い入れられないのは残念ですが、そうおっしゃるのであれば仕方ないですね」
提督「すまん。そのスープカレーに塩を一つまみでも入れてくれれば、
 味の絶妙なバランスが崩れて普通に美味いスープカレーになるから、塩を頼む」
比叡「それでしたら、塩は常備してますので!」
提督「何か無駄に用意いいなお前、じゃあ塩振って、スープカレーをずずっと……。美味い!」
比叡「その言葉が聞きたかったんです!」
提督「うんやっぱりお召艦だけあって本当美味いわ。でもこれ常食にしたら、
 食事へのハードル上がりまくりになるなぁ……」
比叡「じゃあ毎日作りましょうか?」
提督「お前それ意味わかってるのか……? まぁいいや、分かってないんだろう。
 ということでだ、月一回ならお前さんのご飯を食べたいな、むろん気合い抜きで、だ」
比叡「気合い抜くのは難しいですが、努力してみせます」
提督「頼んだぞ! 俺の命はお前の手加減にかかってるんだ!」
比叡「手加減ですね! 私覚えました! それじゃあ失礼します! 司令は休んでて下さい!」
提督「ありがとうな、後手加減はマジで忘れるなよー!」
比叡「はいぃ!」
提督「こうして俺の命の危機が一つ去った、後は磯風か……。
 サンマが焼かれた! サンマが焼かれた! うーん……」
9:
暁「暁よ! 一人前のレディとして、お見舞いに来たわよ!」
提督「さっきまで寝てて治りかけたが、子供が来たら風邪がうつるから帰りなさい」
暁「ちょっと! 誰がお子様よ!」
バターン!!
暁「さぁ、この一人前のレディが司令官のお世話をしてあげるわ!」
提督「そうやって子供って単語に過剰反応するからお子様なんだよなぁ……」
暁「もう! 二回もお子様言うなんて失礼しちゃうわね!」
提督「まぁ俺の風邪がうつらないように適当にしててくれ」
暁「何よ! 暁の手は借りないの?」
提督「いや休んでるだけで十分だし。もうご飯は食べたから後は寝るだけだ?」
暁「風邪には人肌が一番って聞いたわよ! さぁ温めてあげるわ!」
提督「いやそれマジで誰に聞いたんだよ」
暁「秋雲よ! あの子色んな知識があるからすごいのよ」
提督「秋雲は後で重営倉だな」
10:
暁「ええと、西洋伝来の秘伝で、リザ、レクションだったっけ……?」
提督「あいつ無駄に教養あるな! 確か裸で抱き着いて体温で温めて、
 重傷患者を蘇生させるだか死なせないだかそういうのは聞いたことあるけどさぁ!」
暁「合ってるんじゃない」
提督「いや少なくとも俺には不要だ、おとなしく布団で寝てた方が確実に治る」
暁「本当?」
提督「てかただの風邪だよ。薬も飲んでるし普通に寝てれば治るから」
暁「じゃあ暁が裸で抱き着かなくても大丈夫なのね!」
提督「当たり前だろうが」
暁「秋雲がそう言ってたのよ」
提督「まぁ、アイツの言うことは話半分に聞いて置け」
暁「まぁ、今度からそうするわよ」
提督「マジで頼むな。じゃ風邪うつらないように早く帰りなさい」
暁「分かったわよ、じゃあゆっくり休んでてね」
提督「あいよ」
提督(秋雲め、ゆ゛る゛さ゛ん゛!)
11:
初月「提督よ、今大丈夫か?」
提督「あぁ初月か、大丈夫だ、何か用事か?」
初月「あぁ、大淀さんから伝言だ、午後の任務も滞りなく終わったとのことだ。
 後は個人的に見舞いにきた」
提督「助かる」
初月「でだ、こういうのを持ってきた」
提督「おお、桃缶じゃないか、いいのか?」
初月「風邪と言えば桃缶だろう? 幸い僕の備蓄に複数あったからな。
 ここで切るのは悪くない判断だと思って持ってきた」
提督「ありがとうな、後で食べる」
初月「何、病人に手を煩わせるつもりは無い。提督よ、少し待っていてくれ」
提督「あぁいいが」
初月「少し気恥しいが……、口を開いてくれ、あーんという奴だ」
提督「マジか!?」
初月「病人の手を煩わせるつもりは無いと言っただろう? さぁ、あーん」
提督「あーん」
初月「美味いか?」
提督「あぁ、美味いな。だが一人でも食えるぞ」
初月「風邪の役得と思ってだな……、最後まで食ってくれ」
提督「そうか、ありがとう」
初月「じゃあこれで僕は行くが、十分に休んでいてくれよ」
提督「あぁ、ありがとうな」
初月「気にすることはない。僕と提督の仲じゃないか」
提督「そうか」
初月「そういうことだ、じゃあこれで」
提督「おう」
12:
睦月「睦月です! 提督、お見舞いに来たにゃしぃ」
提督「おお入ってくれ」
睦月「遠征帰りにこんなお土産持ってきたよ」
提督「ってこれ東京ばななにごまたまごじゃないか」
睦月「東京急行帰りなのです」
提督「いや東京急行は別に東京に行く遠征じゃないだろ」
睦月「あは、ばれちゃったぁ。でも前の休暇の時に買ってきたの、渡しそびれてたからね」
提督「そうか、ありがとうな。まぁとりあえず最初の一個はもらうけど、
 こんなに大きいの俺一人で食べるのももったいないし、皆で食べてくれ」
睦月「そう? じゃあそうするのです。でも提督、風邪はもう大丈夫?」
提督「もうほぼ治ったって感じだな。何か色々お見舞いに来てくれた子も居たし」
睦月「皆提督さんが心配で来てたんだと思うよ。モテモテにゃしぃ」
提督「ま、それはありがたく受け取っておくよ。睦月は最近はどうだ?」
睦月「んー最近だと執務室が睦月セットじゃなくなったのが悲しいかなぁって思うかな」
提督「でも二月に睦月家具セットは何か片付けてないって気がしないか?」
睦月「ロスタイムってやつだよ! だから節分位までは飾ってて大丈夫」
提督「お前それ休み時間まで授業する教師みたいな言い分じゃねぇか」
睦月「あれれ? そう?」
提督「ま、また来年飾るからそれまで楽しみは取っておいてくれ」
睦月「分かったのです! 提督もちゃんと風邪治すにゃしぃ!」
提督「了解。お前も風邪うつらないように部屋に戻りなさい。遠征帰りだろ?」
睦月「分かったのね、提督、お大事に?」
提督「おう」
提督(ふぅ、なんだかんだとお見舞いで騒がしかったなぁ。皆に慕われているのはいい証拠だが)
13:
雪風「しれぇ! お夕飯を持ってきました!」
提督「おうありがとうな、入ってくれ」
雪風「今日のご飯は、サラトガさんに教えてもらった……、チキンブロスです!」
 その時提督に電流が走る……!
提督「チキン、ブロス……?」
雪風「サラトガさんが言ってました! 風邪にはチキンブロスが一番だって!」
提督「まぁそりゃ丸鶏が入ったサムゲタン持ってこられるよりはいいが……」
雪風「なので、雪風特製のチキンブロスです! どうぞ召し上がってください!」
提督「お、おう。って本当に普通のチキンスープだな」
雪風「お口に合いませんでしたか?」
提督「いや、大丈夫、大丈夫。ただチキンブロスってのに馴染みが無かったからな」
雪風「そうですか! 雪風も初めて作りました! でも普通のチキンスープですね確かに」
提督「なのにチキンブロスって、何なんだろうな? チキンスープじゃ駄目なんだろうか?」
雪風「雪風にも分かりません! サラトガさんなら知ってるんでしょうか?」
提督「じゃないかなぁ? よし、ごちそうさん。体も温まったよ、ありがとうな雪風」
雪風「しれぇが元気になってくれればいいんです!」
提督「あぁ、これなら明日には治ってそうだよ。本当ありがとう」
雪風「じゃあ食器は持っていきます! しれぇはゆっくり休んでて下さい!」
提督「おう、そうするよ」
雪風「ではお休みなさい」
提督「お休み」
提督(雪風……、チキンブロス……、バーガディッシュ少尉……、うっ頭がっ!)
14:
提督(っとこんな夜中に目が覚めたか……。今日はお見舞い以外ずっと寝てたからな)
提督(んーちょっとお手洗い行ってくるか)
提督「う??、トイレトイレ」
 今、トイレを求めて小走りで走っている俺は、鎮守府勤務のごく一般的な提督。
強いてい違うところをあげるとするならば、性欲を持て余してるってところかナ……。
名前は堤 督男(つつみ、とくお)
 そんなわけで、鎮守府にある男子トイレにやってきたのだ
ふと見ると、そこには鋼のメンポを装着した男が立っているではないか!
憲兵「ドーモ、堤提督=サン、憲兵です」
提督「ドーモ、憲兵=サン、堤提督です、いかなるご用件ですか?」
憲兵「いや、オヌシの上げた稟議書の件で少し伝言に来たのだ」
提督「伝言、ですか?」
憲兵「うむ、グラーフ=サン、彼女がケルト文様を付けているのはなぜか、
 そもそもゲルマンの彼女がドルイドなのはおかしいのでは? ケジメ案件ではということだが」
提督「いやそこまでは言ってないですって」
憲兵「まぁオヌシの言うこともわかる。極端な話クーフーリンがグングニルを振り回していた、
 と言っているのと同じ、というのは分かる、分かるが……」
提督「まぁ極端に例えるとそうなりますね」
憲兵「だがグラーフ=サンはあの艤装を持っているからこそ、今の人格があると言っていい。
 我らの知らぬ秘儀があのデザインに組み込まれている可能性もありえるだろう」
提督「まぁ確かに、ゲルマンだからと、ゲルマン魔術デザインって言ってみても、
 そもそもゲルマン魔術とは何か、ゲルマン忍法並みに怪しくないかとは思いますね」
憲兵「うむ。下手にルーン文字など使えば苦情待ったなし、の可能性も高い。
 なのでオヌシの稟議書は今回は握り潰すことにした」
提督「了解です。まぁこちらとしても気になったから上げただけですし」
憲兵「正規の手続きで秘密を守って提議した点は褒めるべきだと思う。
 下手にグラーフ=サンに伝わってアイディンティティが崩れでもしたら大変だぞ」
提督「確かに、今うまく動いているものを下手に刺激する必要もなかったですね、軽率でした」
憲兵「だが柔軟な発想も上層部は欲しておられる。これからも委縮することなく、
 忌憚なき意見を送ってほしいとのことだ」
提督「了解しました、ところで……」
憲兵「ん?」
提督「そろそろ限界なので、お手洗い行ってもいいですか?」
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