【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『コノキ二ノボリシモノノロイアリ』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『コノキ二ノボリシモノノロイアリ』


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5:
囁く者
じゃあ俺も現在進行形で進んでる話を投下するわ。
最近電車に乗るとたまに変な人を見る。その人は俺が見る限り毎回顔が少し変わっていて、
どんどん目が釣り上がっていってるように見える。でも何故か同じ人だってわかるんだ
その変な人は、ふと気付いたら俺の目の前にいて、ずーーーっと俺の顔を見てくる。
で、問題なのが、その人が俺の前にくるとなんだか心が読まれてるみたいな
気分になり具合が悪くなってきて、無性に死にたいと思ってくるようになるんだ。
次の駅で降りて飛び込めばどんだけ楽かな、とか思ったりさせられる。
277:
本題にはいるけど
この前成田エクスプレスで人身事故あったじゃん。あの時俺もあそこにいたんだ。
その時もあの変な人が俺には見えてたけど、俺の目の前にいないで
その自殺した人の目の前にたって何かをずっと囁いてたんだ。
それからすぐに電車がきて、あの人が飛び込んだんだ。
278:
この変な人どうしたらいいかなぁ誰か教えてくれさい
304:
悪霊の宿った人形
死ぬ程ってほどでもないんだけど、実体験で。俺の部屋は2階にあるのよ。
で、それが増築だからか、腕の悪い業者だったからか分からんけど、結構階段の角度が急なのね。
まあそれでも特に問題なく昇り降りしてるんだけど。
俺が中2だった頃のある日の朝、寝起きでぼんやりとはしてたけど、そんなのはいつものことで、
いつもどおり降りようとしていたら階段から落ちちゃったのよ。頭から。足踏み外すとかじゃなくて。
なんでそんな落ち方になったかっていうと、何かに後ろから押されたような感じだったんだ。
で、鼻血ダクダクだし、落ちたところの廊下は割れてへこんでるくらいの落ち方だったんで、
親が救急車呼んで入院ってなって。案の定、鼻の骨折れててさ。
305:
んで顔の右頬のところも内出血で腫れてて、2週間くらい入院ってことになったんだけど。
まあ、鼻の骨は元の位置に戻したら自然に戻るから?とか言われて2週間過ごしてたんだけど、
一向に頬の腫れがひかないのね。
んで、レントゲンとか触診とか医者の先生がやってくれるんだけど、
内出血もおさまってるし、腫れが引いてもいいんだけどなあ、とか首かしげるばかりで。
流石に親もおかしいと思って、霊視とかお祓いとかやってくれる人に相談してみたのね。
307:
そしたら、家の床の間に飾ってある日本人形の同じところに
悪い霊が入ってて、そいつが霊障を起こしてるんだと。
そいつを除霊するには八十数個のお守り用意して、九十数日間供養しないと祓えないんで、
それは大変だから川に流しなさいって。
流すのも、俺や父はそういう悪いモノを背負いやすい性質だから、お母さんが流しなさいと。
で、俺自身はその人のところでお祓いしてもらうことになって、退院後、その人の家に行ったんだよ。
あ、病院では結局、「顔の腫れは命に別状はないですし、
鼻の骨が大方治癒してるから大丈夫でしょう」ってことで2週間で退院。
その人、俺の顔を見るなり、「あ?、憑いてるねえ」って言って、
横にあったポケットティッシュ1枚引きぬいて、きれいにたたんで、
俺の腫れた頬をそのティッシュでスッと撫でて「これで大丈夫」って。
これでお祓い終了、で帰宅して、母がその人形を近くの川に流しに行ったんだけど、
その時見た人形の顔つきが、昔から見慣れてる人形のはずなのに、何故か違って見えた。
なんというか、目が若干つり上がって睨みつけるような感じだった。気のせいかもしれんけど。
母自身は何事も無く川に人形を流して帰ってきて、これでやることは全部やった。
こんなので大丈夫なのかな、とその日は思ったんだけど、
そしたら二日後には完全に腫れが無くなってるの。結構膨れ上がるような腫れだったのに。
今でも、オカルトものはイマイチ信じてないけれど、
この実体験だけはどうしようもなく事実で否定出来ない。
オチも怖さもなくてスマン。
311:
>>307
そういうの実際経験するのは洒落ならんよな。。
俺性霊とかいうのに犯されたんだけど、周りには爆笑された
黒い影に首しめられながら男なのに中出しされる感覚あじわってみろって感じ。
368:
>>311
ちょっと羨ましいんだが…
316:
>>307で書いたように、
その霊能力者曰く「悪いモノを背負いやすい性質」らしいけど、
見たり感じたりしたことは一度もないんだよね。
この、階段で押されたような感じを受けたとき以外は。
ちなみに、ほかには、件の床の間に飾ってある不動明王の人形(というか像?)が
夜中に勝手に少し動いてる、ということも過去にありました。
それについては、同じ霊能力者さんが言うには、良い霊が入ってて、
家を守護してくれてるから大丈夫、落ち着いたら動かなくなる、とのことで、
実際、数カ月したら動かなくなりました。
343:

引っ越して三ヶ月、大家のじいさんが亡くなった。
すると息子がやってきて、ボロアパートを新築するから出て行って欲しいと言った。
貧乏学生だった俺は当然のようにごねた。
引っ越す金と時間がない。当分無理。
40くらいの息子は条件をだしてきたので、似たようなアパートをそっちで手配してくれ。
それと敷金、礼金、引越し代全て負担するなら、すぐにでも出て行く。
俺が妥協案を出すと、その週の土曜日に運送屋がやってきた。
そして、あっという間にそのアパートからちょっと離れた物件に入居することになった。
344:
木造モルタル二階建て、1DK、ユニットバス付、築30年くらい。
外観は若干マシ、何よりも家賃が同じで、ユニットバス付が嬉しかった。
内心息子と不動産屋に感謝したくらいだった。
銭湯通いと共同トイレから解放されたが、コンビニや外食には不便なこと
もあり、それまで寝るだけだった部屋で過ごす時間が増えた。
この部屋なら女の子を招くこともできるし、金があればデリヘルも呼べる。
そんな期待さえでてきたが、仕送りなしの貧乏暇なし生活が変るはずもなく、
彼女とかは儚い夢に過ぎなかった。
あいかわらずバイトと学校で毎日くたくた。だが引越して以来、
休みの日は外出もせず、部屋で過ごすことも多くなった。
345:
そんなある休日。部屋で地味に試験勉強してたら、壁越しに女性の笑い声が聞こえてきた。
角部屋の隣人はサラリーマン。ほとんど不在で、これまで
話し声はおろか、テレビの音さえ聞こえてきたことはない。
しかし見た目は普通で30代前半、彼女がいてもおかしくない。
俺は勉強よりも隣人がやるであろう行為が気になった。
男と女が部屋にいれば、いつ始まってもおかしくない。
思い余った俺は壁にコップを押し当て、耳を澄まして気配を窺った。
物音はせず、なぜか甲高い女の笑いしか聴こえない。
後に気がつくが、それが事の起こりだった。
346:
その日から一週間くらいして、夜になり再び女の声が漏れ聴こえた。
俺はそっと部屋を出て、外から六世帯の部屋をチェックした。
十時過ぎくらいだったと思うが、隣も下も部屋の明かりは消え、人の気配はなかった。
平日ならだいたい隣人が部屋にいる時間帯だったが、ドアの開け閉めくらいしか聴こえてこない。
みんな他人の迷惑にならないよう、ひっそり暮らしている感じだった。
アパートは最寄の駅から徒歩20分以上、まさに閑静な住宅地で、
時々人恋しくなることもあるくらい静かだった。
347:
いったいあの声はどこから聞こえてくるんだ?
気になって仕方がなくなった頃には、三日おきくらいに女の笑い声に聞き耳を立てていた。
住人に女性は一人もいない。それがどこから聞こえてくるのか、
誰なのか、そして何を笑っているのか、俺は半年後に神経を病んだ。
いつしか女の笑い声はせつない喘ぎ声に変り、俺は眠れなくなっていた。
もう壁に耳を当てる必要もなかった。
女の声は俺の頭の中で聞こえ、俺の名前を囁き、俺を誘惑するようになった。
恐怖は全然なかった。ずっと夢だと思っていたし、女の呼ぶ声で眠りに落ちるようになっていた。
348:
やがて学校やバイト先でも睡眠不足からミスが重なり、
数人の友人が気にかけてくれるようになった。
そのうちの一人がなぜか
「最近彼女できたろ。やり過ぎは気をつけろよ」と、
目の下にできたクマを笑った。
最も仲のいい友人から「どこで知り合ったんだよ、今度紹介しろよ」と言われ、俺は答えたそうだ。
「紹介はちょっと無理かな」俺は覚えていないが、はっきり言ったらしい。
「彼女は39歳の会社員で、ずうーと勤務先の男と不倫を繰り返してきたんだ。
やっと独身の男と知りあえて、結婚まで決めてたけど捨てらたんだ。
年はいってるけど凄い美人だよ。会社の受付嬢や秘書をやってたくらいだから」
友人は驚いて訊ねたという。
「どうやって彼女にしたんだ?てか、写真とかないの?」
この時の俺は笑みを浮かべ、うっとりしとた表情だったらしい。
「だから無理だって。彼女は首吊って自殺したんだよ。ずっと前に死んでる。
あと、知り合ったのは今住んでる部屋」
俺は友人によって命を救われたようだ。
けれど、今でも最愛の彼女を失ったような気がする。
375:
霊感家族
初めて書きます
ゆっくりだけどみてくれるとありがたい
俺の家族はみんな大きかれ小さかれ霊感があるみたいで
みんな体験している
勿論俺も
そのうちのいくつかの話をしたいんだ
もしかしたら全然怖くないかも知れないけど我慢してくれ
377:
まずは親父と姉貴と親戚の女の子の体験した話
俺が2.3才の頃の話なんだけど、
親父は親戚の女の子A(当時10才前後)と俺の姉B(当時5.6才)を連れてある川へ出かけたらしい
俺のすんでる辺りでは川遊びと言えば間違いなくその川の名前が出るくらい有名な川ね
378:
AとBが川で遊んでるのを近くで眺めてた親父はふと、
親父たちがいるあたりからあんまり離れてないところで
白いワンピースを着た中学生くらいの女の子が親父たちの方を見てるのに気づいたらしい
AとBもすぐに気づいてその女の子に「一緒にあそぼうよー」とかいって川遊びに誘ってたらしい
親父も「この子達と一緒に遊んでくれる?」みたいなことをいったらしい
が、その女の子はそれを聞いて嬉しそうに微笑んで
その直後にすっと透けて消えてしまったとかなんとか
それ以降目立ったこともなく親父達3人が健康でいるところをみると悪い霊ではないみたい
379:
これも親父の体験した話
俺が5才くらいの時に俺と姉貴とお袋と親父の4人で遠出してた時の帰りの車での出来事
時間が遅くなって俺と姉貴は寝てたんだが、
俺がちょっと目を冷ましたときに、お袋と親父がなにか言い合っていた
そのときはなんで言い合ってたのか教えてくれなかったんだけど、
俺が小3になったときにふと思い出して聞いたら教えてくれた
380:
その日は雨が降ってたんだけど、俺と姉貴が寝たあとに
お袋も助手席でウトウトしてたらしい
で親父一人が起きてる状況ね
そしてあるバス停の前を通りかかったら女の人が1人傘さして立ってたんだって
こんな雨がジャンジャン降ってる真夜中に1人でバス停でバス待ってるって
不思議な人だなーって思ってたらしい
俺のすんでる辺りでは夜中だとバスが2.3時間に1本とかしか来ないからね
381:
でそのバス停を通りすぎる時にその女の人を間近で見てすごくビビったんだって
その女の人には傘を持ってる方の腕から先と片足がないんだって
なのにその女の人は立ってるし傘もちゃんとさしてある
それで親父は怖くなってお袋起こしてその話をしたら、
怖いのが無理なお袋が怒って言い合ってたらしい
382:
まだいろんな体験があるんだけど、明日早いんで今日はこれくらいにしときます
見てくださった皆様ありがとうございます
469:
893ブレード
ココが有名な洒落怖スレか 初めて来た
記念にウチの実家の話を投下。
あんま怖くないけどw
ウチの実家は893に守護されてる。
玄関先に身長2m超の、グラップラー刃牙に出てきそうなレベルの
スーパーマッチョな強面のがいるらしい。
俺は「見えない」類なんで、目にしたことは無いんだが
見える人によると、直立不動でドーンと突っ立てるらしい。
そんなんいたらガチで怖いっしょ?
俺だったら、そいつの前でチワワのように怯える自信がある。
だから、“あなたの知らない世界”系の悪いモンも
そいつを恐れて、家はもちろん住人にも近寄らないんだと。
ココまでなら守護神のように思えるかもしれんが、さにあらず。
最初に893と表したように、こいつ実は超やっかい。
まず、この893は元人間とかいう代物じゃない。
こいつの本体ってのが、実家の床の間に置いてある先祖伝来の日本刀らしいんだが
コレが嘘か真か、人間の首をた?っくさんチョンパしたという曰く付き。
元々凶相がある刀が、「なら相応しい役目を与えたろ」と首チョンパ用に使われて
悪いモン吸収しまくって、金八先生でも匙投げるレベルでグレちゃったんだと(伝聞を俺なりに意訳)
470:
で、あまりにも禍々しくグレちゃって、持ち主不幸系の厄災連発。
フツーならお祓いやらされるもんだろうが、俺の先祖は只者じゃなかった。
妖気めっちゃ強い→この妖気使って守護鬼神つくったら無敵ジャネ?→ktkr!!
で、なんやらかんやら怪しげなことして、身長2m超の(ryを作ったんだと。
漫画みたいだね。俺もそう思った。
そんなビギニングなもんで、守護鬼神になってからもま?暴れん坊。
というか、むしろ893の本領発揮しまくったらしい。
曰く、刀をうっかり蹴飛ばした馬番が、暴れ馬にミンチにされた。
曰く、刀を盗んだ賊が、両腕を肩から削ぎ落とされた死体で見つかった
曰く、刀を売っ払おうとした放蕩息子の頭が、質屋の店先で突如かち割れた
曰く、刀の側でクシャミしてツバをかけちゃった奴の鼻が腐ってもげた
曰く、時代がくだって廃刀令の頃。処分しようとした当主の夢枕に出てきてフルボッコにした
曰く、第二次大戦の頃。軍刀にカスタムしようとした職人の手首を斬り飛ばした
等々、守護の役に立った話は聞かないが
気に入らん奴に仇なしたって類の話はてんこ盛り。
それでも見える人によると「しっかり強力に守ってはいる」のだとか。
さて、そんな頼もしいんだか、おっかねーんだかわからん893ブレード。
近頃、ちょーっと困った事態になりそーな予感ビンビン。
なんでかっつーと……近々、爺ちゃんが実家を引き払うんで……。
ウチに来るみたいなんだよね?……。
どうしよ?
来たらうpでもしよか?
その時、またココで再見…できるといーなー
とっぴんぱらりのぷぅ?
471:
怖いね。うpもいいけど、殺されない?
皆に見せるくらいなら大丈夫なの?
483:
ミイ
最近久しぶりに霊体験のようなものをして、中学生の頃にあったことを思い出したので、書きます。
そこまで怖い話ではないかもしれませんが、個人的にはすごく恐怖を感じた体験。
動物系駄目な人は見ない方がいいかも。
何年も前、家から近い私立の女子校に進学して、
中学一年生だった時、小学校が一緒だった子がいなかったのに加えて、
入学してすぐに変な噂を流されてしまって、クラスで孤立していました。
噂の内容は詳しくは教えてもらえなかったのですが、
「猫を生きたまま食べてるのを見た」だとか、酷い嘘っぱちでした。
中学に入ったばかりの女の子といえどこれを本気で信じていたとは思えないので、
やっぱりちょうどいい憂さ晴らしの対象にされていたのかなとも思います。
噂がはやりだしたのが四月のおわりで、それまで少し仲良くしてくれていた
子とも話してもらえなくなり、寂しい思いをすること一月弱。
六月に入ってから、二つ隣のクラスの子から呼び出されて空き教室で話したのですが、
彼女が「ほんとに猫を殺したのか」などと聞いてきました。
私が違うと言うと、妙な頼みごとをしてきます。
なんでも彼女(香川さんとします)の飼い猫がこのあたりで行方不明になっていたそうですが、
つい最近死体になって見つかったのを、私が殺したことにして欲しいと言うんです。
なんでそんなことを言われるのかわからないし、断ったのですが、
香川さんは執拗にそれを頼んできて土下座までした上、なおも私が拒否すると顔をぶってきました。
理由を聞いても答えてくれません。
私はその頃シカトされるストレスなどから体調不良で、
ガリガリの上に背も低かったので全く抵抗もできませんでした。
香川さんはなんだか鬼気迫っていて、私は怖くて彼女の言うとおりにすると言ってしまいました。
これから無実の罪を着せられてもっと虐められるんだろうかと思って私は泣き出したのですが、
香川さんはとても嬉しそうにして私の手を握って、
「じゃあ、「私がミイを殺しました。香川さんでなく、ミイを殺したのは私です」って言って」と要求してきました。
変だなとは思ったのですが、言うまで帰してくれなさそうだったので、その通りに言いました。
私の手を放して、香川さんは何度もありがとうありがとうと言って私を玄関まで送ってくれました。
484:
次の日から、私はそれでもまた学校に来ていたのですが、
新しく噂が流れるようなことはなく、私はただシカトされていました。そのまま一週間くらい経ちました。
ある日の休み時間、「誰かが呼んでる」と、クラスの子に話しかけられて、おやっと思いました。
わざわざ私にそんなことを教えてくれるなんて、この子は私の味方なのかな、と嬉しく思ったのですが、
ふと見回してみるといつの間にかクラス中のほとんど全員が静かになって、私と戸口の方を見ていました。
戸口に目を向けるとそこには香川さんがいて、
「ちょっと来て」と言うのですが、その姿が異常だったのです。
香川さんは両腕を包帯でグルグル巻きにして、両頬に大きな湿布を貼っていました。
そして、学校の中だと言うのに、帽子をかぶっていたんです。
先生に何か言われないのか不思議なくらいの格好でした。
香川さんは泣きそうな顔で、放課後に学校の近くのある場所に来てほしいと言って、帰って行きました。
私は彼女がいなくなってから、その日塾だったことに気づいたので、彼女のクラスを訪ねました。
先生に香川さんはここ三日ほど登校していないと言われてぞっとしました。
私に会うために学校まで来たのかと思うと、彼女に呼び出されたのが急に怖くなって、
「塾もあるからしかたない、しかたない」と自分に言い聞かせて、約束をすっぽかしました。
なんとなく不安なまま過ごした私は、塾からの帰り道、
へとへとで家まで帰る途中誰かが道にうずくまっているのに気づきました。
夜十時近くだったと思うのですが、それは香川さんでした。
私がびっくりして声をかけると、「よかった。来てくれてよかった」と泣いて喜びます。
私はそこで気づいたのですが、そこはちょうど香川さんに指定されていた場所で、
もしかしなくともずっと待っていたのかと思ってかわいそうになってしまいました。
香川さんはまだ包帯や湿布、それに帽子を身につけていて、
とりあえず公園まで二人で歩いて座ると、泣きながら喋り出しました。
彼女はまず、飼い猫に小さなことでついむしゃくしゃして、
二週間ほど前に殺してしまったのだと告白しました。
私が殺したことにして欲しいと頼んできた例の猫は、彼女自身が絞め殺していたのです。
485:
彼女が言うにはそれから立て続けに怖い体験をするようになったので、
それを猫の霊のしわざだと考えて、それらしいような噂がたっていた私に、
霊を押しつけようとしたのだそうです。
ひどいことをしたのは謝るから一緒にお祓いに来てほしいと言われました。
自分だけが受けるべき呪いが私にも降りかかっていたら申し訳ないからと。
私は気になって、「怖い体験って?」と聞いてしまいました。
香川さんは怯えたように私にくっついてきました。
「ミイの首が、足にぶつかるの。歩いてて、なにか蹴ったなと思って下を見ると、それがミイの頭なの。見ないようにしてどんどん歩いても何度も何度も蹴る。踏んだりして、だんだんその形が変わっていくのがわかる」
「寝てるとき、暖かいものが布団に入ってくるの。ああミイだな、と思って抱きしめるんだけど、あれ、ミイって私が殺したのにって気づくでしょ。そうするといきなりそれが冷たくなって、べちょべちょした感触になる。驚いて飛び起きたら、もういないの」
彼女の話はだいたいこんな感じでした。聞いているだけで寒気がしたのを覚えています。
それで、「私はそんなこと一切なかったよ。香川さんはまだそんな風なの?」とまた聞くと、
彼女は、「腕に毛が生えてきた」と言います。
「猫の毛なの。だんだん増えてくる。それで、ひげも生えてきた。昨日からは、耳も生えてきたの!見てよ、この耳!見てよ!」
香川さんが興奮して帽子を外したので、私は半信半疑で立ち上がって、彼女の頭を見てみました。が、猫の耳なんてもちろんどこにもありません。
無いよとと告げると彼女は怒ったように、
あるはずだ、あるはずだと怒鳴るので、私は気味悪くなりました。
「それじゃあ、ひげも見せてみてよ」と湿布を剥がそうとすると、
香川さんは打って変わって弱気になって、お願いそれはやめて、とめそめそしながら拒みました。
私はそこですっかり、香川さんはおかしくなってしまったんだという結論にいたって、
夜も遅いからもう帰ろうと言いました。
486:
香川さんがお祓いの件は約束してほしいというので、いいよ、一緒に行こうね。と慰めてあげました。するととつぜん香川さんが頬に唇をつけてきて、目元を舐められました。
正直気持ち悪かったのですが、もう私も疲れきっていたので、軽く振り払って二人で歩き出しました。香川さんはまた帽子を目深にかぶっていました。
しばらく歩いていると、香川さんがいきなり立ち止まりました。
数メートル先に行って、ついてこないので振り向いて名前を呼んでも、じっと俯いています。
それから、もじもじと足を動かすような動作をしました。
「しつこい!」
と、突然香川さんが怒鳴りました。
下を向いたまま。私はなにか悪いことを言ったかと思い、彼女に謝ろうとしました。
「ミイ!しつこい!」
ミイというのは香川さんの飼い猫の名前だったのですが、
香川さんはしきりにミイしつこい、とばかり叫んで、足を小さく動かしています。
それが何かをつつくような仕草だと気づいて、
「もしかして香川さんには今、あそこにミイの頭が見えているんだろうか」と思いいたりました。
むろん、地面にはなにも落ちていません。
「香川さん、そこにはなにもないよ」言っても香川さんは興奮したままで、
ついに、「しつこい、しつこい、しつこい!!!」と、大きく足を振って、
その「何か」を蹴るような動作をしました。と、
ガン!
と、何かが私の足に勢いよくぶつかりました。
気のせいなどでは済まされない感触で、
何か小ぶりの、ボール大のものがぶつかって跳ね返っていったのがわかりました。
香川さんは顔をあげていて、私の足から、
私にぶつかって跳ね返ったものが転がっていっただろうあたりを、目で追っていました。
しかしやっぱりそこには、なにも見えません。
何が起こったのかわからないでいるうちに、香川さんがハッとして私を見て、
「ごめんね!」と真っ青な顔で言うやいなや、私は信じられないほどの恐怖にかられて、
彼女を置いて家まで逃げ帰りました。
488:
家では、遅くなった私を家族が心配して待っていました。
母親に顔色が悪いと言われてすぐ風呂に入らされ、
一人で湯につかったあと、洗い場で脹ら脛の裏を見ると、大きな青あざができていました。
怖くてすぐ布団に入って、熱を出して、家族に看病されました。
熱じたいはすぐにひいたのですが、具合が悪いと言って次の日は学校を休みました。
休日をはさんで月曜日、学校に行くと、クラスの子が二三人、いきなり謝ってきました。
面食らっていると、なんでも私が初めて学校を休んだので、
無視やいじめの度が過ぎたのだと思いこんだようです。
その子たちを見て、結局クラスのほとんど全員が、私に謝罪してきました。
香川さんは来ていませんでした。
それからも二週間ほど香川さんの姿を見ることはなく、学校にも登校しないまま、
いつの間にか籍もなくなったようでした。お祓いどうこうの話も、そのままなくなりました。
ただ、足にできた青あざはその後まるまる二年間も残り、
それを見るたびに私はミイの話を思い出して気持ちが悪くなりました。
猫に関する恐怖体験は幸いにもとくになかったこと、
中学を卒業する頃にはあざもすっかりきれいに消えたこととが救いです。
香川さんのおかげと言っては何ですが、それからは私も学校で友達も作れるようになりました。
彼女にこれ以上関わりたいとは思わなかったので、情報は極力集めないようにしていたせいで、
香川さんがその後どうなったかはしりません。
これで、香川さんの話は終わりです。
文字にしてみると、やっぱりそこまで怖くなかったかな。長文、失礼しました。
502:
>>488

読みやすかったし怖かった。
505:
連れていく
あんま怖くないかも。長くてゴメン
私、元々霊感持ちだったみたいなんですが、
まずたまに寝ようとすると知らないおじさんの顔だけと目があったりする。
ある日、身内が急に倒れた。そしたら亡くなったおじいさんが隣にいて、
「〇〇日にあの人を連れていく」って言うわけ。
元気だったのに本当にその日、身内が亡くなった。
続く
506:
続き
それからしょっちゅう私にだけ足音が聞こえてその足音は必ず仏壇に帰っていく。
自分の霊感をあまり気にしていなかったが、毎回おかしな事が起こるので、
地元で無料で見て当たるという霊能婆さんの所に行った。
婆さんは私を見るなり、身内(先祖)に複数の自殺者がいるよと…
初耳だったのでガセかと思って帰ってきた
続く
507:
続き
でもやはり気になった私は親に聞いてみた。
親は顔色を変え、おじいさんの兄弟のうち一人が自殺、
一人がキ〇ガイ、おじいさんの親も自殺。おばあさんの妹も子供の頃亡くなっていた。
おじいさんと親しかった人も、一人が自殺。その親も自殺。
再度、霊能婆さんを訪れた私。
どうやら足音や体質的に見えるのはそれが強いとの事。
そして、私の子供も私以上に見えるらしく「壁に人が入って行ったよ」と…
代々続くそうです。
そして私も無意識にたまに死にたくなる気持ちになります。
長くてすみませんでした
全て実話です
508:
追伸
最近は私にしか見えない幼い男の子がハイハイしていたり、添い寝をしている
そして、私の子供が目撃したのは…
その普通は見えない幼い男の子が他の子(←生きてる子)の寝てる傍で、
「遊んで…」と言っていたらしい。以上実話でした
534:
紙人形
初投稿です。
ちょうど3年前の話。
「やっぱ夏は肝試しだろ!?」
という私の思いつきで、友人のH、Mと事故で死人が出たばかりのトンネルへ遊びに行きました。
そこは車で15分くらいの地元でも有名な心霊スポットで、
酒の入った私たちのテンションはMAXでした。
着いて真っ先に目に入ったのは、花と線香とジュースとお菓子。
死んだのは20代くらいの男性だったらしいです。
一応私たちも持っていた缶チューハイとつまみを供えて、
「呪わんで下さいね?」
なんて言いながら道の際に車を停め、トンネルへ歩いて入っていったんです。
ですが予想に反し、夜中にも関わらず交通量の凄まじいこと。
私たちが期待していたものは全く現れそうにありません。
「おいおい!こんなんで幽霊見れんのかよ!!」「成仏しとんじゃね?」「ツマンネ」
などと言いながらまた3人で車へ引き返すと、
その路駐させている車の向こうに背の高い草に挟まれた道があるのが見えました。
これは行くしかない!!
私たち3人は本当にバカでした。ただ単に怖いもの見たさと好奇心で、
人がやっと通れるほどの細い道を進んでいったんです。
で、結構歩いた先にあったのはお約束とも思えるおんぼろ廃墟。
バカのテンションはMAX。
「これは絶対出るやろ!!」「なんやここ!!寺か!?」「やべぇ!絶対出るって!!ww」
誰も止めないんで、もうやりたい放題して廃墟の探索をおっぱじめました。
ですが廃墟…とはいったものの、私の住んでる田舎ではよく見る物置小屋で、
農具とか、そういったどこの家にでもあるようなものが置かれているだけでした。
でも窓は割れていたし、鍵もかかってなかったので廃墟と勝手に決めつけて探索していたんです。
すると…ガシャンという音がした後、Mがぶっ倒れました。
私もHも冗談半分に「転んでんちゃうぞマヌケww」やら「お前モノ壊したら弁償やけんなww」
などとからかっていると、M。
「足首掴まれた!!」そう急いで起き上がって叫びました。
Hは「あほか」と飽きれ気味に言っていましたが、
どうしても幽霊の見てみたい私は「まじか!?掴まれたん!?どこで!?」
などと一頻り聞いた後、Mの指差す方を携帯の画面で照らしました。
535:
…で、あったものもお約束。
お札の貼られた葛篭。
そして間髪入れずに札を引っぺがし、中身を床へぶちまけるH。
これには流石のMもドン引きしていました。
ですが床へぶちまけられた葛篭の中身、
おんぼろの市松人形(?)らしきもの以外は可愛らしいもので、
おはじき、ビー玉、お手玉、筆、あとはなんか…人の形に切り抜かれた紙?
まぁ携帯の明かりでしか見ていませんが、かなりねんきの入ったものに見えました。
するとM。「お手玉とか…もし封印されとったんが俺らんトコに出てきても、あんま怖くなさげやなww」
私。「今日、布団の中に出てくるのは幼女かもなww座敷童的なww」
そんなバカ二人でキャッキャウフフな話をしていると、Hが冷静に一言。
「おかしい」
私もMも顔を見合わせて「はぁ?」なんて言いましたが、Hが言うには
・他のお手玉だか人形だかはかなり古いのに、この人の形しとる紙だけ真新しい。作ったばっかみたいや。
・そもそも座敷童をこんな厳重に封印すっか?
・あとこの紙切れに字ぃ書いてあるけど、血じゃね?
以上のことを冷静に聞き入れ、私たち3人は悲鳴を上げながら走って車まで帰りました。
そんで車に乗って、電気の下で自分の腕見てびっくり。
なんとその紙人形が貼り付いていました。
急いで引き剥がしましたが、紙人形についていたであろう血が私の腕にまでついて半狂乱状態。
ですが家に着く頃にはその血も擦りまくったせいで見えなくなってしまい、
私もMも大人しくその日は家へ帰ることにしました。
536:
…で。問題は家へ帰った後。
愛犬に吼えられまくるし、風呂に入ったら窓の向こうに人影が見えるし。
え?まじで憑いたの?
なんて期待半分、不安半分の状態で布団へ入り、少しうとうとし始めた時。
出ました。
赤い着物を着て、おかっぱ頭の前髪を可愛らしい紐で縛った色の白いお人形さんのような幼女。
ではなく、
くすんだ着物を着、髪は長く真っ青な顔をしていたガリッガリの男。
そいつが枕元で自分を見下ろしているんです。
私「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」←本当にこんなカンジ悲鳴が出ました。
幸い金縛りにはかかっておらず、
私は転がるように部屋から脱出したのですがその日は他の家族がいなかった…
怖すぎて家にいることもできず、素足のまま外へ飛び出して一番家の近い友人宅へ転がり込み、
「南無阿弥陀仏」を唱えながら一晩過ごしました。
(その友人からしたらいい迷惑だったでしょうね)
そして表が明るくなると急いで外へ飛び出し、知人が神主を務める神社へ転がり込んだんです。
537:
するとその神主さん、私を見るなり凄く険しい顔を。
「ホント朝早くからすんません!!なんか、その昨日男が立っとって…」
あの時の自分は何を言っているのか全く分からなかったと思います。
ぶっちゃけ、何を言ったのか今でも思い出せませんから。
そして私の話を黙って聞いてくれていた神主さんは、
「腕のアザどうしたの?」そう私が落ち着くと優しく聞いてくれました。
私「アザ…?」 神主「そうそう、右手腕の」
一応確認しましたが、そんなものどこにもありません。
神主「…なんか、右腕に変なもん触らなかった?」
心当たりは一発で思い浮かびました。昨日、あの紙人形は右腕に貼りついたんです。
泣きそうになりながら昨日の肝試しのことと、葛篭のお札のこと、あと紙人形のことを説明すると、
神主さんは一度深く考えた後に神社の奥へ戻り、少したってからまた戻ってきました。
なんか…棒の先に紙?みたいなのが付いた埃叩きのような
神主ステッキ(私たちはこう呼んでいます)を持って。
そして私の右腕を掴んでぺしぺししたり、呪文唱えたり、
なんか酒みたいなのかけたりしこたまやった後、
「…無理」
絶望的な言葉をぼそっと言いました。
なんでも、神主さんじゃ手に負えないとか。
どうやってもアザが消えないとか。
私の守護霊様が消えちゃってるとか
守護霊が消えたらどうにもならないとか…
そんなことを沢山言っていたような気がします。
「…ごめんね」
神社を出る時、神主さんの方が半泣きになりながら、
最後には私に全種類のお守りを持たせてくれました。
本当に申し訳ないことをしたと思いましたが、
これから、自分はあと何年生きられるのか切実に不安になりました。
「大丈夫!お守りがあったら3ヵ月は持つから!!」
その言葉が本当に苦しかった…。
読みにくい部分だらけだったとはおもいますが、ここまでありがとうございました。
549:
小さな花
去年、職場の近所の交差点で交通事故があった
青信号で女の子が渡っていた途中、信号無視したバイクが80kmものスピードで
その子に突っ込んで女の子は重体
加害者はバイクを捨てて逃げたっていう悲惨で酷い事故だ
その先はよく知らないがガードレールの脇に供えてる花を見る限り
その子は亡くなったんだと思う
そんな悲しい事故が起きた場所には怪談が付き物だが
やはりここにもそんな話しがあるらしい
お客さんの話しによると夜、その少女が自分の足だか手だかを探し回っているという
よくある怪談だった
ある日俺はコンビニへ買出しをする途中、その交差点を通る事にした
事故が起きたのは悲しいが、それを酒の肴として笑いあう人間もどうかと思う
最低な大人の一員としてせめて花くらいは添えてあげよう、そう考えたのだ
いざ例の交差点についてみると
なんの事はない、普通の交差点
ただ異様なのはひしゃげたガードレールに脇に供えられた花瓶に入った真新しい花
夜遅くなだけあって人通りはほぼ無い
550:
花を添え、手を合わせさぞ無念だったであろう少女を思い安らかに眠れるように祈る
・・・「 」
なにか聞こえた気がするが辺りに人影は無い
が、遠くに通学路を示す標識が見えた
その下に大きく児童の女の子の絵が書かれている
あぁ、これが怪談の正体か
車で夜中にここを通ると目の端にこの女の子が映る
それを面白おかしく色を足し、さらに尾ひれが付いて
夜中体を探し回る少女の怪談が出来上がったのだろう
少しガッカリして踵を返す
・・・「 」
まただ
たしかになにか聞こえた
左、右に目を配る、がなにも見えない
後ろ・・?
・・・「 てよぉ」
いる。
確かになにかが後ろにいる。
しかも徐々にこちらへ近づいて来てる。
551:
・・・「かえしてよぉ」
今度はハッキリと聞こえてしまった
聴覚を辿るとすぐ後ろ、それも背が低い女の子
これはマズイ、と振り返る事なく前にひたすら走った
全力疾走の上、息も絶え絶えお店に付くと、すっかり出来上がったオーナーが
呑気にお客さんと歌を歌っていた
そのお客さんの前で今体験した事を話す
「おかしいわねぇ?確かその事故、亡くなったのはバイクに乗っていた人の方よ?」
オーナーの話によると、バイクの運転手が、飛び出してきた少女を避けようとし、
ガードレールに突っ込んだらしい。その際、ガードレールで足を切断
その後2人共々救急車で運ばれたが運転手は死亡、少女は打撲程度で済んでいたらしい
噂だけが一人歩きしてあのような怪談になったというのだ
では俺が聞いたあの少女の声は・・・?
552:
「あれ??君、頼んでた買い物は?」
え?・・・しまったぁ・・
あそこに置いてきてしまったか?
「持っていかれたのかもね」
客とオーナーはゲラゲラと笑い転げる
青筋を立てて俺も笑いに加わる事にした・・
後日もう一度花を添えに行く事にした
もちろん、明るい内にね
・・・・・・・
あの交差点で笑う少女の絵
添えられている花
不思議な声
今も密かにこの交差点は心霊マニアに有名らしい。
夜な夜な自分の体を捜している少女の怪談は
今日もどこかで語られているんだろう
564:
DV
心霊系でなくて申し訳ないのですが
いつか息子を虐待死させてしまいそうです
10年以上前、守護霊や運命?が見える人に見てもらって言われた
あー、いや、良くないねー
何ですか?誰かに殺されちゃうとか?
言っていいの…あ、そう?じゃあ言うよ、その逆…
私は人に刺される方ではなく、刺す方だって
その相手が実の息子かもしれないと最近気づいた
一日中一緒にいるわけだし
夏休みだし
今日も一生懸命いっぱい遊んだけれど
一日の終わりには必ず手を挙げてしまう
殴らない日はない
今日も我を失って本気で何発も殴っていた
一昨日は本気で蹴ってしまった
息子がもう少し大きくなって反抗するようになったら
息子を刺してしまいそう
リアルでは相談できないのでここで初めて吐き出しました
普段は息子を愛していますが言うこときかないと手を挙げてしまうのです
566:
>>564
旦那さんや児童相談所、精神科等に相談してみたらどうですか?
572:
終わりの世界
子供の頃に体験した怖いというより不思議な話なんだが。
俺は子供の頃小さな村に住んでて、どこにでもあるような
小学校に通って、常に五人組のグループを作って遊んでたんだ。
毎日すげー楽しくて、たまに夜の11時とかに帰ってきたりして滅茶苦茶怒られたり。
確か男は俺含めて4人、女は1人。女の子はそこそこ可愛くて、
グループの中でもみんな多分狙ってたんだと思う。
ある年の年末に、俺たちは皆で年を越そうって言って、ひとりの家に集まってたんだ。
親は珍しく(うちの親は結構過保護で、あんまり外泊とかは許してくれなかった)泊まるのを許してくれた。
必死にどう説得するか考えていたのに少し拍子抜けだった。
だけど、そいつの家、今思えばおかしいんだよな。
親が家の中に居なかったんだよ。居たのかもしれないけど、少なくとも見た限りだと。
結局夜中まで雪合戦とかしてたけど、いくら家の庭だからって夜中、
もうすぐ日付が変わりそうなのに注意もしないなんておかしいと今なら思えるんだが。
574:
んで、一人が腕時計を見て
「あ!いよいよ年が変わるぞ!」って言ったから、みんなで空を見上げた。
どうしてそんな事をしたのかは未だに分からないんだが、
幼いながらに星空にロマンを感じていたんだろう。
来年も楽しく過ごせるといいな、って俺はぼそっと呟いた。
そしたら、グループで一番頭のいい奴(確か眼鏡くんって俺らは呼んでた)が変なことを言うんだよ。
「無理だよ。だって僕らはここで終わりなんだから」
その当時、何かの絵本でそんな言葉を見たことがあって、
俺は何でいまその言葉が出たんだろうと考えてた。
終いに俺は本当にもう会えないのかと思って泣き出してしまった。
だけど、他の三人はみんな知っているような顔をしていた。
「みんなどっか行くの?なら俺も…」
「だめ。K(俺)はおしまい。次の子が待ってるから」
気が付くと俺は地面に倒れていた。
どうも屋根の雪下ろしを手伝って転落したらしい。
雪がクッションになってちょっと気絶しただけで済んだらしい。
でも、次の日から村は俺の知る村じゃなくなってたんだ。
学校の名前、通ってたそろばん塾、行きつけの駄菓子屋も、全部変わってた。
クラスの奴らは変わっていなかったけど、グループの奴らは誰も居なくて、
他の奴らに聞いたら「引っ越した」だの「死んだ」だの「誰だよそれ」だのさまざまな答えが返ってきた。
俺の見ていたのは幻だったのだろうか。
今でも、俺は年末になると庭で星を見る。
そして、この事を思い出すんだ。
けれど、不思議なことに。
今じゃ「そういうやつら」が居たとしか思い出せないんだ、
思い出は残ってるけど、あいつらの顔や声がどうしても思い出せない。
あれはいったい何だったんだ?
578:
>>574うわー。私も似たことある。
>>574みたいな長期間ではなかったけど、
子供のときにいきなり自分の目の前の場面が変わって
先生に怒られてたり、学校で給食の時間だったはずが
いきなり場面かわって終わりの学級の時間になってたり。
なんだったんだろ
583:
後ろに乗る女
10年くらい前、バイクで走り屋の真似事してた頃にあった出来事。
その夜も峠道に一人で練習しに行ったんだが
調子よく走ってたら後ろから聞こえてきたサイレンと
「前のバイク、止まりなさーい」という声。
そして赤色回転灯の光。
警察に見つかったの初めてだったから、潔く停車した。
で、パトカーから降りた警官が一言。
「おい、後ろに乗ってたノーヘル(ヘルメット被ってないってことね)の女どこに逃げた?」
もう一人の警官が後ろに女なんか乗ってなかったって言ってくれるまで
その警官も後ろに乗ってたのが見えちゃいけないものだったって気づかなかったらしい。
俺びびりまくって
俺「麓まで一緒に来てもらえませんか」
警官「しょうがないなぁ、じゃあパトカーについてきて」
俺「いや、俺が前で!」
苦笑しながらも麓まで送ってくれた警察官の方には今でも感謝しています。
切符はしっかり切られて免停になったけどな。
584:
>>583
おお、最近珍しいな?
これほどのド定番怪談
585:
>>583
やっぱこういう定番の型ってゾッとするな
611:
>>583
これって、馬鹿な走り屋を排除する為についた警察の嘘にも思える。
まぁ実際こんなんでドキュンが居なくなる訳じゃないとは思うけど。
592:
別にそんな怖くもないけど、うちの地元に伝わる話書こうか?
593:
お願いします。
596:
魔鬼
んじゃ投下。
平安時代頃の話なんだが、その頃この一体に魔物が出没したらしい。
まあ鬼なんだろうが、これが中々凄まじい奴で、
雷鳴轟かせながら暗雲と共に現れて女子供を攫い貪り食うような奴だったんだそうだ。
堪りかねた村民は郡司を通じて朝廷に使いを送った。何とかしてかの魔鬼を鎮めてもらいたいと。
そうして、朝廷から命を受けたとある高名な僧正と武士がその村へとやってきた。
僧正は村に着くと、しかるべき場所を選定して御堂を築き、
朝廷から預かってきた神鏡を前に七日七晩の調伏祈祷を始めた。
調伏成就の近づいた七日目の晩、
突如として僧正の眼前に黒雲が巻き起こり、雷鳴と共にくだんの魔鬼が現れた。
鬼の目的は神鏡だった。
この神鏡は代々朝廷に伝わるもので、非常に強力な破邪の力を持っていたという。
鬼はこの神鏡を破壊し、僧正の命を奪うことですることで調伏を失敗させようとしたらしい。
正直、そんな神鏡触るのも危ないと思うんだが…まあそれだけ強力な奴だったんだろうな。
僧正はそれまで七日と六晩不眠不休で調伏の祈祷に専念してきたからとっさのことに動きが遅れた。
僧正の首に魔鬼の鉤爪が迫る。
と、そのとき。
それまで外で見張りをしていた武士が御堂の扉を蹴破って中へ入り、僧正と魔鬼の間に割って入った。
魔鬼も突然のことに一瞬ひるんだらしく、とっさに鉤爪のついた手を引っ込めた。
武士はここぞとばかりに魔鬼に詰め寄ってその頭に生えた角をつかみ、根元からぼきりと折り取った。
その瞬間、魔鬼は阿鼻叫喚の咆哮を残して煙と消え去ってしまったという。
で、折れの地元には今でもこの退治された魔鬼を祀った神社がある。
一応鎮守ってことにはなってるが、境内社…というかほぼ同じ大きさの隣接する社で
退治した武士も祀ってる辺り、単なる封じ込めくさいんだよなあ。
ついでに言うと、その神社から1kmか2kmくらい離れた所にある神社は、
かつて退治された魔鬼の「首」を貰い受けた村民が建立したんだそうだ。
おいおい、霧になって消えたんじゃなかったのかよ? と調べたときに思ったけど、
どうやら色々と別伝があるらしい。
ちなみにこっちの神社は江戸時代に一旦火事で焼亡してる。
多分そのときに鬼の首も一緒に焼けちまったんだろうな。
今の御神体はその後で境内から掘り出された大陸渡りの鈴だって話。
600:
>>596
いいね、おもしろかった
しかし刀で切りつけるのかと思ったら素手で折るとはw
601:
>>600
一応、その首を祀ってる方の神社の別伝では刀で首を切り落としたってなってる。
こっちでは角は首が地面に落ちたときに折れた、という話。
でも手で折ったっていう伝承の方が面白いよなwww
623:
おいでおいで
学生時代の夏休み、一人で車で帰省中のこと。
真夜中に栃木県の国道を走っていたとき、
路肩に立つ警官が赤く光る警棒をかざしているのが見えた。
職質か?と思い車を停めた。
警官はこんな時間になにしてんの、とか酒飲んでないよね、とか聞いてきた。
時間にしてたった一、二分だったが、
後ろから来た車にクラクションを鳴らされた。
うるさいな、職質だよ
と相手にしなかったが、あまりにもしつこい。
そのうち後続車のドライバーが出てきて、怒られた。
いや仕方ないじゃん、と警官のほうを振り向くと、
警官の形を模した看板だった。
その後の夜道はほんとに嫌だった。
627:
これは元カノA子から聞いた話。
A子が物心つきはじめたころのこと。
夕方、母が食事の支度をしている間一人で遊んでいると、
洗濯機からにゅっと手が伸びていたという。
手はA子に向けておいでおいでをしている。
A子は興味津々で近づくが洗濯機の口には背が届かず、中を見ることはできない。
手はにゅっと突き出たままで、おいでおいでをしている。
そのうち、洗濯機の口のほうから
「A子ちゃんはいい子だね、遊んであげるから玄関から踏み台を持っておいで」
と男の声が聞こえた。
A子は言われるがまま、一生懸命踏み台を運びそれに登ると洗濯機の中が見えた。
洗濯機には水が張っており、手はすでになかった。
しかしA子は気になって仕方がない。
そのまま上体を傾け洗濯機の中身をさらに覗こうとしたとき、祖父に止められ抱き抱えられた。
祖父と母にこっぴどく叱られ、手の話は出来なかったが、
A子はそれからしばらくの間、洗濯機には人が入っており、洗ってくれているものだと考えていたとか。
それから二度と手を見ることはなかったという。
716:
>>627
これ今ゾクッときた
638:
帰る家
俺んちの2軒隣の家がさ、自宅兼事業所になっていて自営業を営んでいたんだよね。
家も立派で大きいんだけどさ。
両親と娘の3人家族で、
その娘は俺の3つ下だったんだけど、近所だから小学生の頃はいつも遊んでいたんだ。
でもいつの頃からかな、その子をめっきり見なくなってね。
事業所に毎日停まっていた従業員の車も見ることは無くなったんだ。
当時は理解出来なかったけど、事業が上手くいかずに破産・一家首吊り心中したと聞いた。
建物は破格の低価格で競売にかけられたけど誰も書いてがつかないまま、
俺が中学生に上がる頃にはいつしか近所では噂されるようになったんだ。
『夜な夜な誰もいない家から音がする』と。
俺は何もそういった体験はしなかったし、思い入れのある家だから気にもしなかったんだ。
639:
でも、やっぱり今思い返すと異様な雰囲気はあったと思う。
何て言うか、陰鬱な雰囲気っていうのかな。
そりゃ誰も人住んでないからね、そういう雰囲気はあった。
中学生に上がり、遊ぶ友達も変わると今まで
俺んちに遊びに来たことない子とかが来るようになった。
そんな中1人の子が、
「隣の家(正確には2軒隣)誰か住んでるの?
なんかいつも暗いよね。」と。
俺は答えをはぐらかし、引っ越した。と伝えると、
「さっき家の階段の所で女の子座ってたからさー。」
近所には子供もいなかったし、
一体誰のこと言ってんだろう?と大して気にも止めなかったんだ。
その夜、俺は金縛りで目が覚めた。
この頃は部活もやってて疲れも酷かったし、
何より金縛りによくあっていたので「またか」と思いつつやり過ごそうとしたんだ。
でもその日は中々とけなかった。
とけないどころか、耳鳴り、目眩が酷くなってくる。
次第に何故か恐怖の意識が沸いてきた。
「早くとけろ、早くとけろ…」
よく分からない恐怖に襲われながら、ふと目を開けると窓ガラスの反射越しに誰かが立っている。
640:
白いワンピースを着た女だ。首から上は見えない。
俺のベットのすぐ横でユラユラと揺れている。
俺は意識を失った。
翌日、俺は部活を終え学校から帰宅し就寝した。
先日は怖い夢を見たから、今日は見たくないなぁ。そんな事を考えながら。
そして、それはやってきた。
お腹が痛くなり目を覚ますと、布団の上に先日の女がいた。
なんていうか、騎乗位のような形で乗っかり前後にユラユラ揺れていたんだ。
頭や顔は見えない。見えないというかない。
そして俺ははっきり聞いた。
「…カエリタイノ」
俺は気を失った。
あれから10年経った今、その女は一度も現れていない。
俺に何かが起こったということもない。
でもあの女は、当時一緒に遊んで亡くなった子が、
帰る家を無くして一人寂しくさ迷っていたんだ、と思ってる。
当時、彼女はよくワンピースを着ていたのを覚えてる。
今現在100坪を越えるその大豪邸は、
価格1300万という破格の値段でも未だ買い手はついていない。
641:
怖い
644:
女幽霊は必ず白いワンピースって決まりでもあるのか。
まあただ単に女性の服の描写が大変だから白いワンピースにするんだろうけど。
647:
>>644
男が考える女の服装で一番てっとり早いのと、
今時白装束なんて着ないので、
女の幽霊は白のワンピースが主流になった。
犯人が罪を自白するのは崖が多いのと同じ。
フィクションだからね。
648:
>>647
死装束って普通白でしょ
うちの方じゃ他の色ものを着せた御遺体は見た事無い
「木綿じゃなきゃ焼けません。化繊はダメです。」って焼き場の人に言われるよ
白装束は葬儀会社が用意してくれる
217:
懺悔
ごめん。
これは俺の懺悔でもある
文才は無いので読みづらいと思うすまない
かなり前の事だ
高校時代の仲が良かった友に偶然再会した
懐かしくて飲みに行く事になった
その時は俺も友もフリーターでその日暮しの状態
でも友のバイトはテレビ局の関係だったんだ
芸能人の○○を見たとか自慢していた
住んでる所が割と近かったので、ちょくちょく遊ぶようになった
ある日、友が興奮した感じで変な物を持ってきたんだ
ビデオテープと汚い書類?だった
ラベルには「心霊廃墟に挑む!」みたいな事がマジックで書かれてた
その上から赤マジックで大きく×が書いてあった
書類を見てわかったのは番組の台本だって事
日付はかなり昔、心霊ブームだった頃
友は保管庫の処分品の中から見つけてきたと言った
局の改装があってゴミ運び中に見つけたと
ビデオは普通のデッキじゃ再生できなかった
マニアな知り合いの所行って再生したが中身は消されて空だった
218:
ちょうど今頃、GW明けで道も空いてるから探検行こうと友が言い出した
俺は当時、心霊をまったく否定していた
だから楽しそうだと思ってしまったんだ、行く事になったんだ
友が先輩から金払って4wd借りてきた
それでガラガラの高乗って台本に書いてある所に向かったんだ
俺達が興味をもったのは書かれていた場所が意外な所だったから
普通、人が死んだ滝とか、自殺者が多い橋とかだよね
国の施設だったんだ
試験場跡地
これしか書けない、すまない
友は企画が中止してるし、意外な場所だからマジなんじゃないかと興奮してた
場所はものすごい山の中でした
うっすらと車の轍が残っているのを頼りに藪の中を4wdで進んでいった
かなり危ない急勾配を登っていった、ほとんど崖だった
今思うとテレビ局が通る為に切り開いた道だったと思う
正面にでかいゲートがあって封鎖されていたから
さすがにもう進めないと思った頃に急に開けた場所に出た
すごいでかい建物だった、人の気配は感じなかったけど廃墟っぽくなかった
窓とか割られていないし、よくあるイタズラ書きなんかが一切なかった
むしろキレイな感じだった、未使用みたいな
219:
友は急に興奮が冷めたようだった
鳥の声とか聞こえなくなったよとか言って怯えていた
たしかにすごいくらい静かだった、風の音さえなかったと思う
この時はもう夕方で建物が茜色になってた
俺は本当に信じてなかった、馬鹿だった
友はかなり嫌がってた、やめようと言い出した
俺は「お前が誘ったんだろう」と言って友を連れて中に入った
俺は本当に無知だった
正面の大きなガラス戸は片方が外れていた
中は新築同様だった、すごく異様だった
なんで廃墟なんだ?と思った、すぐにでも利用できそうな状態だった
キレイな廃墟だなと友に言ったが上の空だった
友は帰りたいと言い出した
まだ入り口からすぐの通路だった
俺は2階も見てみようと言った、友は行きたくないと言った
俺は友を意気地なしだと言って2階へ登った
2階に登ると長い通路が待っていた
突き当りまでずーっと窓が続く、学校の廊下のような感じ
その途中にソファーの置いてある喫煙場所みたいなところがあった
そして床にカメラが転がっていた
撮影用だと思う、おおきいカメラ
なんか壊れていて誇りをかぶってた
220:
俺は急に怖くなったんだ
ここで何かが起こったんだと思った
そしたら1階から友の声が聞こえてきた
叫んでる感じじゃなく一定の声で「あー」と言ってる
急いで降りたら通路の入り口から反対の突き当たりにいた
本当に怖かった
友は突き当たりの壁に大の字になってピッタリくっついていた、壁に向かって
俺は近づいて声をかけたが「あー」と言ったまま壁に向いたままだった
肩を掴んだ瞬間、「ぎゃははは」と笑い始めた、壁に向いたままだ
俺はもうどうしようもなかった
怖くて恐ろしくて、逃げ出した
停めてあった車まで戻ったが鍵は友が持っていた
俺は戻りたくなかった
けどどうしようもなかった、建物に戻ろうとしたら
友が窓からこっちを見ていた
笑っていた
口が裂けるんじゃないかと思うぐらいの勢いで笑っていた
俺は友のイタズラに騙されたのかと思ったが違かった
よく見ると泣きながら笑っていた
窓にべったりとくっついてすごい笑っていた
夕日が窓からずれて反射がなくなり中が見えた
友の周りに、一階の通路を全部埋め尽くすように人がいた
よくは見えなかったが人の形をしていた何かが友に押し寄せるように
満員電車みたいにひしめいていた
222:
俺はもうその時半分、発狂していたと思う
山を駆け下りて自力で町まで降りてきちゃったんだ
その時はもう夜で俺は何とか駅まで来れた
疲れたという感覚が無かった、少しでもあの場所から遠ざかりたかった
運良くタクシーが捕まり、住所だけ伝えて頭を抱えて震えてた
窓を見たら何かが居そうで怖かったんだ
家に着いたら布団に潜ったが、怖くなってコンビニ行って朝まで過ごした
朝になって落ち着いたら重大な事をしたと後悔した
友を置き去りにした
でも二度とあそこには行きたくない
バイトを無断でやめて、ブラブラしていた
軽く不眠になってファミレスとかで夜を過ごしていた
しばらくして電話をしたら友は戻ってきていた
俺はなんて言っていいかわからなかったが、友は何が?と言っていた
自分がどうなっていたのか覚えていなかった
223:
一ヵ月後に友は死んだ
自殺か事故かはわからなかった
あそこに行ったせいだと思う
そして俺のせいだ、俺が逃げたせい
テレビ局もあれにあって取材を中止したんだと思う
あそこは人が入っていい場所じゃないんだ
GWになるといつも思い出してしまう
悩みを人に聞いてもらうと楽になるというが
少し気持ちが楽になった気がする、ありがとう あ
296:
廃墟の別荘
俺が今まで生きてきて一番怖かった体験を話したいと思います。
実際起こった出来事なんだけど、
現実の話ってこうやって文にしてみると大して怖くねーなって思ったよ。
まあ、俺の文章力が無いだけか。
でも書く。
297:
もう十年以上前の出来事になるが、当時俺は都内で学生をやっていた。
地元はとある田舎なんだけど、地元には気心知れた友人が何人かいて、
休みになると地元に帰っては朝まで飲んだり、
ナンパしたりコンパしたり、楽しい時間を過ごしていた。
そんな夏休み。
いつものように友達と夜遊んでて、引っ掛けた女とカラオケやって盛り上がってたんだけど、
女達はカラオケが終わると、次の日バイトがあるとかで帰ってしまった。
暇になった俺達は、誰とも無く「じゃあ、肝試しでもやんねー?」って話になって、
山の上にある廃墟と化した別荘に行こう、と言う話になった。
298:
今だったら絶対に行かないけどね。男だけで肝試しって何が楽しいやら。
でも当時は免許も取り立てだったし、何をやるにも楽しかったんだ。
その別荘は今は取り壊されてしまったけど、地元じゃかなり有名な所らしく、
誰それが其処で殺されただとか、夜中窓から女が覗いてるだとか、
何か色んな噂が流れてくる場所だった。
まあ、俺は特にそこで何があったのかとか全然知らなかったし、
一緒に行く友達が4人もいたので、かなり余裕ぶっこいてた訳です。
初めて行く場所だったし、怖さよりウキウキ感のほうが強かったんだろうね。
299:
カラオケで大分時間を過ごしていたので、其処に到着したのはもう深夜零時を回ってた。
着いてびっくり。なんでこんな山奥に別荘があんの?って感じで、周りには何も無いし。
試しに車のヘッドライト消してみたら本当に真っ暗で、
暗黒って言うのはこういうことを言うんだろうな?とか思ったよ。
かなりびびってたんだけど、まあ仲間もいるし、廃墟の中に入ってみるべって事になり、
バリゲードをぶち壊し中に入りました。
中は埃とカビ臭く、割れたガラス等が散乱していて、雰囲気を醸し出してたね。
珍走も来るらしく、誰々参上とかそう言うのもスプレーで書いてあり、そっちでもかなりビビったね。
まあでも、俺はからっきしだけど、友達の中に格闘技とかやってる奴とかいて、性格もイケイケだったんで、
かなり大人数じゃない限り襲われても平気かな、みたいな感じもあったかな。
300:
幸い珍走も来ず、しばらく廃屋の中で、
探検や何かを物色したり壊したりと色々やって遊んでたんだけど、
しばらくすると飽きてしまい、俺達は車に戻った。
んで車に戻る際、たまたま運転手がドアを閉め、
そん時に肘がドアロックに当たって、全ドアにカギが掛かったんだよね。
俺は助手席だったんでそれを見てたんだけど、本当にたまたまカギが掛かっちゃったんだ。
その後、その場から離れずエンジンをかけ車内でCDを聞いたり、会話を楽しんでました。
しばらくすると、山頂付近から光が見える。それもどうやら車らしい。
こんな夜中に山から下りてくる車って何だよ?って俺らにもちょっとした緊張が走る。
301:
今まで散々不法侵入して遊び倒してるんだから、逃げようかとも思ったんだけど、
何かその時の車の中の雰囲気が、友達同士舐められたくねえ、みたいな感じで、
何故か誰も逃げようとか言わなかったんだ。
んで、あれよあれよと言う間に、車が目の前までやってきた。
まあ一本道だし当たり前なんだけど、何故かその車はタクシー。
今の時間に山頂で何を?こんな山奥に何故タクシー?って俺達は思った。
んで、そのタクシーは何故か俺らの車の数十メートル後ろで停車し、
後部座席から二人を降ろし、そのまま俺らの車を追い抜き行ってしまった。
人が降りたので、「やべ、ここの別荘の持ち主か?」と思ってたら、
そいつ等しばらくこっちを見てたんだけど、気が付くとゆっくりこっちに向かってくる。
302:
しかも1人は女らしい。真っ赤なワンピースを着てる。
もう1人は明らかに男でスーツ姿だった。
年齢は全く分からないが、多分40前後と感じた。顔も暗くて良く見えない。
俺らは微妙に非現実的な出来事に、あっけに取られていたと思う。
あっけに取られた俺らをよそに、彼らはすぐ車の近くまで近付き、
男性が運転席側、女性が助手席側に回りこみ、
いきなりドアノブを引っ張り、物凄い勢いで車の中に進入しようとすんの。
303:
「!」
ぎゃー。もう髪の毛総立ち。ヤバイ。
さっきも言った通り、偶然カギが掛かっていたためドアは開かない。
でも彼らはそんなのもお構いなしに、ドアノブを半端無いくらいガチャガチャやってる。
ビビる俺達。
車もすげー勢いで揺れてんの。
正気に戻った誰かが「逃げろ!」と叫んで、運転手もすかさず車を発進させました。
「うぉー怖えーーー!」
車の中は大騒ぎ。気が付くと皆恐怖のあまり泣いていました。
304:
近くのファミレスに車を止め、皆で「なんだったんだアレ?」みたいな事をギャーギャー話した。
友達がバカで明るい奴らで助かったと思った。
「一番涙目になってた奴は誰だ?」みたいな話しもした。
「俺じゃねーよ!」とか、「お前が一番涙目だった」とか言い合った。
俺はさほど涙目にならなかったお陰で、大して言われずにすんだ。
大分落ち着いてから、格闘技経験者でイケイケの友人に、
何でお前出て行かなかったのと聞いてみた。
こいつはかなりイク奴なので、皆不思議がったのだ。
ちなみにこいつは運転手。
305:
そいつはドリンクバーを飲みながら一言。
「多分俺じゃ勝てないから」
「ぉお?何時も自信マンマンなのに、今回はえらく殊勝だねえ」
誰かが茶化す。
すると運転手のそいつはムキになって、
「だって、俺の車1トン以上あるんだよ?ドアノブ上げるだけで、何であんなに車が揺れるんだよ。
あいつら力半端ねーよ。…つか、お前ら、あいつらの顔みてねーのかよ?
目がな、ヤバ過ぎてとても出て行けねーって。だって黒目しかねーんだもん。アレ絶対人じゃないよ」
男女の顔を良く見ていない俺達は、その言葉にガツーンと落とされた。
彼は嘘を言うタイプじゃないから。
そして、ファミレスで朝まで過ごした。
時効だから書くけど、俺は涙は出なかったけどおしっこがちょっと出た。
人間本当の恐怖を味わうと小便を漏らすのを、その時初めて知った。
350:
エスカレーターの母娘
とある、ヨーロッパの国に留学してた時の話を。
まぁ言葉もままなら無い頃、よく日本人の友達を家に呼んで飲んでたんだが。
俺の家は屋根裏で、大き目の丸窓から地下鉄の出口が見える。
エスカレーターだけでモロに出口専用なのだが、怖いのは、たまに夜中過ぎに意味もなく動き始めること。
夜中なもんだから車どおりもなく、音が良く響いて「ブーン」ってなるんだが、これが怖い。
たまに丸窓から覗いて確かめるんだが、これが誰もいない。
まぁそんなことがたまに起こる程度だった。
351:
ところがある週末、いつものように友達を呼んで飲もうと思い、一番仲の良い画学生に連絡をした。
今ちょうど別の友達と飲んでたらしく、家に来るとのこと。
一時間ほどして、そいつが来たわけだが、連れはなんと可愛い女の子。
同じ学校で唯一の日本人で、俺は羨ましいと思ったのを良く覚えている。
で、その3人で飲み始め、芸術や最近のこの町のことを語ったりしてた。(俺は美術史の学生だった)
12時を過ぎ終電が無くなり、治安もあまり良くない場所なので、
いつものように「泊まってけ」と言って、また再び飲みだした。
丸窓の傍でタバコを吸っている俺の友達が、「エスカレーター動いてるぜ」と。
時計を見たら2時過ぎ。
またかと思い、「たまにあんだよ」と説明した。
352:
するとつれの女の子が興味をもったらしく、「どれどれ」とその丸窓を覗いていた。
「本当だ」と、なんだかはしゃいでいた。
俺は俺で酒を飲みながら、「独りでそれがあると怖い」だのと、
あーでもない、こーでもないと話していた。
実はその娘が気に入りだしてたわけだが。
しばらく覗いている彼女が、ふと「誰かいるよ」と言って俺を呼んだ。
「まさかぁ」
酔っ払いかなんかだろうと、隣から覗くと誰もいない。
「いないじゃん」
そういって彼女を見ると、「いないねぇ」と。
俺の友達も「誰もいるわけ無い」と言って、タバコをふかしていた。
俺はトイレに行き、友達はタバコを吸い終わり、部屋で飲み始めた。
ところが、ずーっと覗いている彼女が、いきなり「あっ!」と小さく叫んだから、
二人ともびっくりして「どうしたん?」と聞くと、
「二人出てきたよ。お母さんと子供かな」
353:
んな馬鹿なと思い、覗いてみるがやっぱりいない。
「いねーじゃんか」「そういう冗談好きなのか?」「こえーから止めてくれ」
だの散々愚痴った挙句、俺は眠くなったのでそのまま寝てしまった。
翌朝(むしろ昼近くだった)起きると、俺の友達は眠りこけてたが、彼女がいない。
まぁ始発か朝方にでも帰ったのだろうと思い、気にはかけなかった。
が、別の意味で気にはなってたので、その夜電話した。
電話して、昨日どうしたのか聞いてみると、『寝れなかったから朝方早めに帰った』とのこと。
やっぱそうかぃと思い、どうでもいいような事を一通り話し、なんとなく今度二人で遊ぼうと約束した。
電話を切ろうとした時、『エスカレーターさ』と話してきた。
354:
なんであんなエスカレーターの話を引っ張るのか?
その時は不思議で仕方なかったが、「今日も動くかもなぁ」と冗談交じりで話すと、
『今度動いても、あまり覗かないほうがいいよ。見付かるよ』と、彼女が低い声で言った。
あまりに低い声で言うものだったから、
その時は「マジで俺はびびりだから、そういうのは止めてくれ」と、
ちょっと本気で頼んだことを覚えている。
で、それから3日後、二人で会うようになり、その日は彼女の家にお邪魔した。
俺は料理が出来るので(彼女が料理がまったく出来ない)、俺が夕食を用意して二人で乾杯をした。
355:
それ以来、俺は彼女と付き合うようになった。
俺の画学生の友達は偉く無関心で、「あっそ、おめでと」ぐらいしか言わず、
それからもよく家に来て飲んでたのを覚えている。
ところが、その交際も実はあまり続かなかった。
付き合い始めたのが、ちょうど今頃1月か2月だったから、半年程度。
理由は、いきなり彼女が日本に帰国したからだ。
帰る間際には相当痩せこけていたのを覚えている。
その時は「やっぱり俺がいても寂しかったのかなぁ」と、あぁでもないこうでもないと、
俺を捨てて帰国した理由を考えていた。
帰国前の二週間ほどは、殆ど会ってもらえなかった。
おかげで別れもろくに言えず、今もちと引きずっている。
ただ余りに逃げるように帰ったので、俺は相当荒れた。
まぁその画学生の友達と、「女なんかどうでもいい」だの、
「あんな身勝手な奴だと思わなかった」だの、愚痴りまくっていた。
友達は殆どうなずくだけで、あまり何も言わなかったのを覚えている。
356:
それから半年して、ちょうど一昨年の今頃、
それから別の国のアート学校にさらに留学した、その友人からメールが来た。
『彼女が入院した。』
なんでも、怪我とかじゃなくて精神的なものらしい。
たしかに付き合ってた頃も結構不思議な子で、金縛りや、独り言は日常茶飯事で、
年中うなされたり、ひどいと叫んだりしてたのは覚えていた。
ただそこまで酷いとは思っていなかったので、かなりショックを受けた。
その時は、日本に帰って様子だけでも見に行くべきかと思ったが、
悲しいもので、学校の単位的にも金銭的にも、日本に帰ることは出来なかった。
358:
それから半年して、夏休みに一時帰国することがあったので、
そのついでに彼女の実家の広島まで行ってみた。(俺は東京なので、交通費がかなりきつかった)
住所を頼りに実家を訪問した。どうも様子がおかしいなと、彼女の実家の前で思ったことを覚えている。
と言うのも、なんて説明したらいいか分からんが、なんか色がくすんでた気がした。
インターホンを鳴らすと、彼女の母親が出てきた。
俺を一目見ると、「あなた、○○さん!」と、ほぼ叫んでた。
いきなり叫ばれたのでびびったが、やっぱりその時も変だと思った。
360:
家に入れてもらい居間に通され、彼女の容態を聞こうと思ったとき、愕然とした。
仏壇に彼女の大きな写真が、そして線香が焚かれていた。
俺はマジで混乱して、どういうことか把握できなかったから、「どうしたんですか!」と叫んだ。
叫んですぐさま思ったのは、自殺したんだろう。
案の定、入院先から逃げ出し街まで出て、とある雑居ビルから飛び降りたらしい。
その時のことは、正直俺も記憶が今でもあやふやだ。
ショックだったし、なにより、やり直すつもりでそれなりの覚悟をしてたからだ。
理由を彼女の母親に尋ねるも、病院に入院していたこともあり、
精神的なものだとしか聞かされなかった。
結局、日も限られていて、墓参りをした次の日には東京に戻り、
その一週間後にはまた自分の留学先に戻った。
362:
留学先の自分の屋根裏のアパートに戻ると、手紙が届いていた。
なんと彼女からだった。正直、生まれて一番びびったかもしれない。
封筒を開けると、酷いものだった。錯乱していた。
辛うじて内容はつかめたが、本当に荒れた字だった。
わたしはしぬ。あれからずっとおいまわされてる。
げんじつにもゆめにもずっと、あのおとと、あのふたりがついてくる。
読める範囲で理解できた言葉はそれだけだった。
ただ、デッサンが同封されており、なんてことは無い、俺のアパートの丸窓だった。
俺はあまり泣かないほうだが、この時ばかりは泣いた。
15年ほど前にオヤジが死んだときも泣いたが、それ以上に泣いた。
364:
それを機に、急遽帰国して今に至るわけだが。
帰国する前に、他国へ留学した画学生の国に遊びに行った。
相変わらず飄々としていたが、起こったことをすべて話すと、
「黙っていたことがある」といって語り始めた。
なんでも、彼女が俺の家に初めて来て以来、ずっと変な親子に付きまとわれていたと言うこと。
なんとなくは予想していたが、当時は本当にそんなことがあるとは思いもしなかった。
思えば、付き合った半年、後にも先にも彼女はその一度しか家に泊まっていなかった。
俺にそれを黙っていたのは彼女の思いやりらしく、その画学生の友人も約束を守り続けていたらしい。
365:
そしてそれを聞かされあと、俺は留学を取りやめ、完全帰国することを打ち明けた。
すると、「実はもう一つ黙っていたことがある」といい、
「俺も見たんだ、実は」そう続けた。
「彼女の言っていた母親と子供を見た」そうも言った。
いきなり言われたもんだから、信じれなかったが、
「俺もそれ以来ずっと付きまとわれている。
 それから、あのエスカレーターのブーンとか言う変な音も」
そう言うと、いきなり怖い顔して俺にこう言った。
「日本に帰るまで、どんなことがあってもあのエスカレーターに近寄るな」
366:
帰国のための荷物を手っ取り早くまとめ、飛行機のチケットを手配し、
逃げるようにして日本に帰ってくるわけだが、
帰る前に、彼女との思い出の場所やらなんやらを一通り巡った。
その国での最後の夜に、ちょうど2時過ぎ頃、彼女が丸窓を覗いた頃、
エスカレーターがブーンと鳴り始めた。
友人の忠告も無視して俺は覗いた。
しかもずっと、そのエスカレーターが止まるまで見続けた。
なにもない。なにもいない。
367:
この話は、ここで終わる。
俺は幸いその親子に付き纏われずに日本に戻り、普通に仕事をして暮らしている。
ただ、この話には、一つだけ今でも俺を悩ませている事がある。
それは、実家に着くと俺宛に届いた、画学生の友人からの一通の手紙である。
そこには、今から自殺すると言うこと、探さなくて構わないということ、そして…
368:
俺が彼女と付き合っている間に、彼女をレイプしたらしい。
そして、それ以来、段々と彼女がおかしくなったと言うことが書かれていた。
それを読んだとき、俺は彼女が俺宛に遺した手紙を引っ張り出した。
最後のどうしても読めなかった一文を、やっとその時読むことが出来た。
『こめんなさい、本当にごめんなさい。』
471:
視界の端
ある日から視界の端に女の人が見えるようになった。
テレビを見てる時も仕事をしている時も車の運転をしている時も。
怖いって感覚は全く無くてただただ鬱陶しいだけ。
得に車の運転は目線をずらすと目の前に来る事もあったので
ヒヤッとした事もあった。
でもそいつは突然いなくなった。
かなり前から楽しみにしてたテレビを見ている時に
画面の前に見えたからブチキレて「うっっとーし?んじゃぁぁぁ!!!」と
怒鳴った。
まるでテレビのスイッチを切るようにプチって感じで消えた。
見えていた何日かは全く怖くなかったんだが思い出してみると
これが以外と怖い。
448 :本当にあった怖い名無し:2007/08/04(土) 23:53:20 ID:apaO/7Vi0
成仏の出来ない姉
すいませんまとめていたもので...
あやふやなところ、読みにくい文章等ありますが、
わからなければお聞きください。
では投下。
それは私がまだ中学生の時でした。
当時美術部だった私は、写生会に行った時に顧問の
若い女の先生と話をしていたのです。
その頃は霊が見えなかった私は、他人の心霊体験に
興味津々で、そのときもいつもと変わらぬ感覚で
私は先生に聞いたのです。
「先生は心霊体験したことないん?」と。
すると先生はいわゆる“みえる人”らしく、
少し考えてから、私に話をしてくれました。
もう6年前からですが、先生の家に一人の幽霊がいるのです。
初めてその霊に会った時は、さほど気にしなかったそうです。
普段から見えるので、「あ、いるな」程度。
中学生くらいの女の子で、ワンピースをはいていて、
廊下の奥の方でうつむいて立っていました。
同じ日に、座敷で座っているのと、
階段の踊り場のところで座ってじっと下を見ているのを目撃しました。
先生もさすがに何度も見るので多少怖くなり、
母親に容姿などを話してみたそうです。
すると、母は以外な顔をしてこう言いました。
「それ、この家を建てたときの設計士さんの娘さんだ。
 設計中に事故で亡くなって、亡くなるちょうどちょっと前に
 建ててる段階のこの家をみにきたから」
449:
それから、少女の霊を時々先生は見るそうです。
その設計士さんに言おうと思ったらしいのですが、
なかなか連絡が取れないんだそうです。
私はその話を聞いて心臓が止まりそうになりました。
怖かったわけでもないんです。
ただ、直感で思いました。
その少女は6年前交通事故で亡くなった姉だと。
その連絡が取れない設計士は5年前に自殺した父だと。
私は何より姉が成仏していないことがショックでした。
早く迎えに行ってあげなければいけないと思いました。
先生に事情を説明して、私は翌日すぐに先生の家に行きました。
母親はついて行こうとしたのですが、どうしても
断れない仕事があり、私にすべてを託して見送りました。
家に着くと、先生が迎えてくれました。
先生がよく姉の霊をみるという座敷に通されました。
日があまり当たらなくて、薄暗い部屋でした。
こんな寂しいところに姉は一人でずっといたのかと思うと、
気付かなかった自分にとても腹が立ちました。
451:
先生は私を一人にしてくれました。
私は必死に姉に語りかけました。
「長い間一人ぼっちにしてごめんね。
 気がつかなくてごめんね。
 もう迎えに来たよ。一人ぼっちじゃないよ。
 さあ、私と帰ろう。家へ帰ろう」
途中から私は泣いていました。
姉は私をどう思っているのだろうか。
優しかった姉に何とひどい仕打ちをしてしまったのかと。
しばらく泣いていると、誰かが私の肩を優しくたたきました。
振り返ると、全く知らない恐ろしい顔をした少女が立っていました。
少女はニンマリ笑ってつぶやきました。
「つれてってくれるの?」
未だ少女が私の後ろにいることより、
本当の姉が成仏したかどうかが心配です。
おわり
723:
コノキ二ノボリシモノノロイアリ
人間って、壁をすり抜けたりする事ができるの知ってました?
10の14乗分の1くらいの確率で。
なんか、細胞を形成している素粒子に、透過性があるかららしいんだけど。
たまたまこないだテレビで見て知ったんだけど、
それを見てもう15年くらい前の出来事を思い出してしまって、
あの時の現象はそういう事だったのかな…と思って書いてみる事にしました。
俺は珍走団って訳じゃないけど、バイクが大好きで、
仲間とつるんで土曜の夜に走るのが好きだったんだけど、
同時に心霊スポットも大好きだったんです。
ある土曜日に、有名なトンネルに仲間と行ってみた。
そこは入り口付近に桜の木があって、こう書いてある。
『コノキ二ノボリシモノノロイアリ』
この木に登りし者呪い有り、という意味で、
おそらく近所の人が、たむろする若者を迷惑に思って刻んだのだろうと推測できるのだけど、
ほとんどの奴は怖くて登らない。
そんな中一人だけ、上半身裸で木に登って、上着を振り回している奴がいた。
そいつが今回の話の主人公、ヨッシーって奴なんだ。
724 :2/12:
ヨッシーは時代遅れの改造バイクに乗って、
シンナーを吸引しているような痛い奴で、仲間内では浮いているほうだった。
みんなヨッシーを無視して、トンネルの写真を撮ったりしていた。
携帯とか無くてインスタントカメラで撮っていたんだけど、撮影者がおかしな事を言い出した。
「あれ?フィルムが巻けない」
3枚くらい撮った後、カメラが壊れたらしい。
「おいおい霊現象かよ?」
みんなが騒ぎだした時、ドサッ!
暗闇で音がした。
「いててて…」
なんとヨッシーが桜の木から落ちてた。
みんなは爆笑して場が和んで、その場はうやむやになって帰宅した。
一週間後、カメラの持ち主が厄介な問題を持ち込んできた。
3枚撮れたトンネルの写真を現像したら、とんでもないモノが写ったと言う。
とりあえず家に呼んで見せてもらったら、焦った。
トンネルの地面に、無数の頭蓋骨が写っていたから。
そのトンネルは、朝鮮人労働者が何人も死んだという噂があって、
出口から差し込む光が2つ写るといって、
『GORO』という雑誌に掲載されてから、一躍有名になったトンネルなんだけど、
頭蓋骨の山が写った話は聞いた事がない。
725 :3/12:
数千はあろうかという頭蓋骨を見て怯えているところに、我が家の電話が鳴った。
『事故った!迎えに来てくれないか?』
偶然にも、一緒にトンネルに行った奴から。
迎えにいく準備をしていると、又電話が鳴った。
『ごめん、迎えに来て!事故ってバイクが駄目になった』
またまたトンネルに行った奴から。
するともう一度、『バイクが動かない!』。
なんと、3人もトンネルに行った奴から電話が。
この時はまだ恐ろしいとは思っていないから、仕方なく全員迎えに行く事にしたんだけど、
最初の電話があった奴の所に向かう途中に、今度は俺が事故った。
前の日に交換したクラッチワイヤーが切れたんだ。
ちょっと不吉なモノを感じた。
で、改めて家に集合したら、事故った奴らは皆とても不自然な事故だったと言う。
頭蓋骨の写真を見せたら全員怯えてた。
一人が言った。
「おい、事故は偶然じゃないよ!ぜってぇ祟りだよ!○○のババアに見てもらおうぜ!」
○○のババアとは、当時有名な霊能者と言われていた人で、
お寺に住んでいて、なんと悩み事を言わないのに答えだけくれるという噂の人だった。
見料は5千円。
ま、不気味な写真を処分してもらうだけでもいいかと、
代表者3人でババアの所に行ってみる事にした。
ババアの住む寺は田舎だったけど、人だかりがあってすぐに分かった。
二時間位待ってようやく寺の中に入れたんだけど、ババアの部屋は相談者で溢れている。
驚いた事に、ババアは人が沢山いるのに相談に答えていた。
でも、相談者は何も語っていない。
何も語っていないのに、相談者の関係者の名前を言ったりしている。
どうやら、離婚の縁切り相談なんかもやっているようだった。
周りの人は名前は聞こえるが、イマイチ内容は理解できず、プライバシーは守られている。
このババア…本物か?そう思った時、ババアがこちらを向いて舌打ちをした。
「この野郎ども!厄介なモノ持ってきやがって!肝試しなんてやるもんじゃないよ」
アシスタント等一人もいない。アポも取っていない。俺は何も喋っていない。
だのにババアは、全て見抜いているような口振りだった。
726 :4/12:
「いいか、よく聞けよ。今から札書いてやる。
それを持って、肝試しに行った8人全員で川に行って、ドクロと札を一緒に流せ!絶対後ろ向くなよ!
分かったか?五千円置いてとっとと帰れ!」
ババアは、チラシの裏に変な梵字みたいなのを書いてよこした。
俺達は狐につままれたようにキョトンとしたまま五千円を置いて、一言も喋らないまま寺を出た。
「インチキだろ?」
「でも…ドクロとか8人とか…ズバリだったよね?」
結果として、ババアを信じる事にするしか無かった。
何がどうとんでもないのかもわからず、俺達は8人を集めて川に出かけるしか無かった。
ババアの所に行かなかった5人に経緯を説明した。
「いいか?絶対振り向くなよ?ヤバイらしいぞ。あと、みんな走るなよ!慌てて転んだら大変だから!」
そんな説明をしていると、一人だけ聞いてない奴がいる。
「ヨッシー!聞いてるのか?振り向いたら大変な事になるらしいぞ?大丈夫か?」
ヨッシーは返事をせず、ヘラヘラしていた。
「よし!じゃあ流すぞ?いいか?流したら直ぐに回れ右だぞ!振り向くなよ?走るなよ!」
俺はそう言って、ドクロの写真と梵字を書いたチラシを川に流したんだ。
みんなは同時に回れ右をして、ゆっくりとその場を後にした。
15歩位進んだところで、ヨッシーがバカをやりだした。
「俺は桜の木に登っても平気だったんだよ!呪いなんて怖くねぇ!へ!」
そう言って後ろを振り向いている。
727 :5/12:
「ヨッシーやめろ!ヤバイよ!やめろって!」
みんなが制止するのを無視して、ヨッシーが振り向いている。
「へ?あれ?あれなんだ?ぉぁ………………」
ヨッシーが黙り込んでしまった。
「ヨッシー!ヨッシー!どうしたヨッシー!」
みんなは歩みを止めない。ヨッシーは付いてこない。
「う、うわあー」
誰かが走りだした。つられて全員走りだした。
「うわあーああああー」
駐車場に着いたがヨッシーがいない。
「おい、ヨッシーは?ヨッシーどうしたんだよ」
陽が沈み始めて、辺りは暗くなりだしている。
誰も怖くてヨッシーを探しにいけない。
「俺、明日早いから…お先に…」
一人、また一人と消えていって、俺とカメラの持ち主だけになってしまった。
「どうする?探しに行くか?」
「正直…怖い…無理」
「あいつ…何を見たんだ?」
俺達は慎重に話し合い、あと30分待ってヨッシーが帰ってこない場合は帰る事にした。
約束を破ったヨッシーが悪いというのが大義名分で、
ババアの「振り向くと大変な事になる」という言葉が、どうしてもヨッシーを探す気分になれなかった。
30分してもヨッシーは帰ってこなかった。
俺達は仕方なく帰ったんだ。
728 :6/12:
翌日昼休み、職場からヨッシーの家に電話をした。
意外にもヨッシーは直ぐに出た。
「ヨッシー!昨日ごめん…大丈夫だったのか?」
「何が?」
「何が?って…昨日どうやって帰ったんだよ?」
「どうやって?バイクでだよ」
「いや、それはわかるけど」
まるで会話が噛み合わない。
仕方なく、仕事が終わってから、カメラの持ち主の奴と二人でヨッシーの家に行ってみた。
「ヨッシー、昨日あれからどうしたんだよ、心配したんだぞ?」
「俺さあぁぁ…へへっ…へへっ………」
「ヨッシー、お前なんかおかしいぞ?シンナー吸ってるのか?」
「へへへ」
「ヨッシー昨日何か見たんだな?何を見たんだ?ヨッシー?」
「僕なーんも見てない…見てないよ、見てないもん」(この日からヨッシーは池沼みたくなってしまった)
シンナーのせいかもしれないけれども、
自分の事を僕とか言い出したり、涎を垂らしたりしたりして、俺達を困らせた。
話にならないので、帰る事にして玄関を出ると、バイクが目にとまった。
来た時はシートが掛けてあったけど、風でシートがめくれていたからだ。
「これ…なんだよ?」
ヨッシーのバイクは傷だらけで、ライトと全てのウィンカーが割れていた。
所々に枯れ枝が付いていて、ミラーがあらぬ方向に折れ曲がっている。
729 :7/12:
どこをどう走ったらこんな事になるんだろう?
ヨッシーだって無傷でいられるはずがない。
「ヨッシー!おいヨッシー!お前?」
「あー、あー、あー」
ヨッシーは痴呆のように叫ぶだけで答えなかった。
暫くしてヨッシーは、仕事を辞めて精神科に通うようになったんだ。
日常生活は支障がないけれど、バイクには乗れなくなった。
俺はやはりあの日の事が関係しているような気がして、
ババアの所に行って解決法を聞こうと思ったけれどできなかった。
約束を破った負い目があったから。
いつの間にかヨッシーの事は、仲間内でタブーになっていって疎遠になった。
そんなある日、不思議な噂を耳にした。
『四次元の木』の噂だ。
ある山奥にあるその木は、厳重にフェンスで仕切ってあり入れないようになっている。
管理しているS市に問い合わせたら、存在を否定される木。
この木はなんの変哲もない樹齢50年くらいの木らしいのだけど、なんと四次元の入り口になっているという。
空き缶や石を投げつけると消えるという。
消えた空き缶や石はどこにも見当たらない。
つまり…この世に存在しなくなる…。
元々は、山菜取りの老夫婦の旦那が奥さんの目の前で消えた!というのが噂の始まりだった。
732 :8/12:
噂が広がった後は大変で、珍走団は集まるし、子供が消えたとか騒ぎになるし、
でも四次元の木に行った事のある珍走団の友達に聞いた話では、
何を投げつけても消える事は無かったって。
その友達は先週も行っていて、「フェンスを壊したから今なら入れる」って言っていて、
刺激を求めていた俺は、懲りずに行く事にしたんだ。
仲間を集めて出発しようとした時、
「僕もいくぞー、僕も、僕も僕も」
なんと、ヨッシー!
ヨッシーに教えたのは誰?
痴呆を連れていってもお荷物。
けれどヨッシーは俺のバイクに跨って離れない。
「嫌だ嫌だ、僕も、僕もへへへ」
ヨッシーには誰も連絡をしていないという。
どうして知ったのだろう?仕方なくニケツで連れて行く事にした。
珍走団の友達の言った通り、フェンスは壊れていた。四次元の木は直ぐに分かった。
しめ縄がしてあって酒が置かれていたから。
「なんの変哲もないな…」
そう言って、仲間の一人が木の枝を軽く投げた。
バシッ!
枝は虚しく地面に落ちた。
「なんだ嘘かよ…」
何故か、この行為を見たヨッシーの落ち着きがなくなった。
「ダメだよ、ダメだよ、怒られるよ。あのオジサンに怒られるよ」
734 :9/12:
ヨッシーは大声で暴れている。山奥とはいえ、夜の10時、警察が来ては面倒だ。
「ヨッシー、うるさいよ!静かにしろよ!もーなんでこんな身障連れてきたんだよ!くそ!」
俺は連れてきた事を後悔した。
ヨッシーを見ると騒ぐ一方で、苛立ちが増大してしまった。
みんなに悪いような気がして、冗談のつもりである提案をしてみた。
「ヨッシーを木に押し付けてしまおうか?うるさいから四次元に葬ってやろうか?」
軽い冗談だ。
けれど…
「おー!いいね!こんなお荷物は四次元に葬ってしまおう!」
「どうせ生きていても役に立たないよ葬ってしまおう!」
やんややんやの大騒ぎ。
ヨッシーコールまで起きてしまっている。
ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー
四次元なんて嘘なんだし、ヨッシーをビビらせておとなしくさせるだけだ。
俺もテンションが上がってしまって、ヨッシーの腕を掴んだ。
「嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、オジサンがオジサンが…僕嫌だよ」
オジサン等と訳のわからんヨッシーに怒りさえ感じて、腕を力強く掴んだ。
反対の腕を友達が掴んだ。引きずるように木に向かって歩いていった。
ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー
736 :10/12:
「嫌だよーああああああああ」
足をバタバタして抵抗するヨッシー。
仲間が懐中電灯をぐるぐる回して雰囲気を盛り上げる。
ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー、ヨッシー
もはや後には引けない。
四次元の木に後一歩の所まで来た時、友達に目配せをして力強くヨッシーを木に押し付けた。
フッと軽くなったような気がした瞬間、懐中電灯が消えて真っ暗になった。
何かにつまづいて転んでしまった。
「痛!おい、消すなよ!こら!」
「消してないよ!…消えた!」
パンパン!…パンパン!
懐中電灯を叩く音が数回した後、フッと灯りが付いた。
「あれ?ヨッシーは?」
いない?!真ん中にいるはずのヨッシーがいない?!
反対の腕を掴んでいた友達も何故か転んでいて、キョトンとしている。
「いない訳ないだろ?」
「あいつイタズラしてんだよ!おいヨッシー、ふざけんなよ!出てこいよ!」
灯りがつくまでは数秒、ヨッシーはその間に茂みに隠れているに違いない。
俺達は懸命に探した。
「おい、ヨッシー、出てこい!」
「もうやめよう、謝るよ、出てきて」
「悪かった!ヨッシーごめん。頼む出てきて!」
738 :11/12:
俺達は青くなった。
ヨッシーは悪ふざけをして、その辺の崖から転落したのかもしれない。
「お前があんなアホ連れてくるから悪いんだぞ?」
俺は後悔した。
ヨッシーはマジで大ケガ、いや、死んだかもしれない。
ヤバイ…ヤバイ…。
「うん。俺の…責任だ。とりあえずヨッシーの家に行って、
お母さんに説明しよう。それから警察に届けよう。俺の責任だ」
俺達は急いでヨッシーの家に帰った。
山道を15分、バイクで一時間、ヨッシーの家に到着した。
「おばちゃん、おばちゃん!ヨッシーが大変な事に!ごめんなさい!」
ヨッシーの母ちゃんは、俺達の勢いにびっくりしたようだが、直後にとんでもない事を言った。
「どうしたのこんな遅くに?義彦ならさっき押し入れから落ちたみたいで、うーうー唸っているよ。二階で」
え?な・ん・だ・っ・て?俺達は訳がわからず二階に行った。
そこには紛れもなくヨッシーが居た。
「おい、ヨッシー、ヨッシー!お前どうやって帰ったんだ?え?」
ヨッシーは何故か全裸だった。体中に傷があって、涎をだらだらと垂らしている。
「オジサンがね…僕のね…えへへ…お前らしらないぞ?オジサン怒ってたぞ?」
「ヨッシー、オジサンって誰なんだよ?え?オジサンって?頼むよ、答えろよ!」
俺は何故か半泣きになってヨッシーを揺さ振った。
「えへへ、えへへ」
ヨッシーは答えない。
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