【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『おどがみ』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『おどがみ』


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1:
リアルタイム心霊映像
どうでもいい話だが、父親の墓参りをした時にスレ違ったんだ。
墓を掃除する為にブラシとバケツを持って歩いてた時に一瞬顔がよく見えない男が目の前を
通り過ぎてビビったんだけど、それは単なる思い違いで実際はちゃんと顔があったんだわ。
しかもその人は従兄弟だった。
彼にとっても叔父さんで、たまたま同じ時間に墓参りをしたという偶然。
昔からの仲でもあるので一緒に食事をしたんだが、向こうは何と俺の腕が見えなかったと。
こっちもさっきの話をして、やっぱ墓はこえぇなと言って別れたんだが、数日後従兄弟の訃報が入った。
自転車に乗ってたら大型トラックの後輪に巻き込まれて死んだと。
顔面を潰されたそうな。
俺の方はというと、それから数ヶ月してバイクで峠を走ってたら急カーブでセンターラインをオーバーした
スポーツカーを避けたらガードレールに突っ込んで両手から崖下に落ちて両腕骨折。
握力殆どゼロになっちまった。
心霊写真とかって、写らなかった部分があったりすると危ないって言うじゃん?
写真に写ってるって事は自分の目でも見える訳で、
リアルタイム心霊映像ってのもあるから気をつけろな。
707:
怪しい三人
五年前、学生時代の体験
深夜、暗い田舎道を車で走っていると、急にエンジンが停まってしまった
俺はあまり車に詳しくないので、JAF を呼び車内で待っていた
しばらくすると、正面の道から強烈な光が近寄ってきた
もう来てくれたのか、早いなあと思ったがよく見ると様子がおかしい
光は俺の車前方50メートルほどで止まり、そのまま動かない
ヘッドライトのように2つに別れておらず、光源はどうやら1つのよう
その光量は半端じゃなく、光源と俺の車の一直線上だけがまるで昼間のようだった
少し不安に思ったが、とりあえず近づいてみると、向こうからも人が近づいて来るのが見えた
三人
後光が強すぎて何者かわからなかったが、近づくにつれ見えてきた
三人とも背が高く、2メートルはあったかと思う
線が細く、馬面というか、顔が長い
顔立ちや髪形は子細は異なるものの、よく似ていた
服装はシャツやポロシャツ、ジーンズにチノパン、まあ普通だがどこか古臭い雰囲気がある
1人が話しかけてきた
どことなくイントネーションが標準語とは異なり、聞き取りづらかったが、
どこから来た?困っているんだな、直してやる
みたいなことを言う
直感的に怪しく感じ、いや、JAF 呼んだから大丈夫ですと答えたが、
いや、俺たちが直してやる、としつこい
次第にこっちの車に乗れ、とか
お前のはもうだめだ、話がずれてきた
このあたりで何故か俺の思考が曖昧になってきて、
ああ、助けてくれるならついていくのもいいかな
と思い始めてきた
聞かれるがままに俺の自己紹介などしながら三人と光に向かって歩いていくと、
突然携帯が鳴った
JAF からだった
708:
近くまできたと思うのだが、詳しい場所を教えてくれという内容だった
その電話で我に帰り、三人の申し出を断ると、
三人は怒りだし、早口でよく聞き取れないことをわめき始めた
俺の好意を無駄にするのか、とか
早く来ないと間に合わないとか言っていた気がする
俺は三人を振りほどき、車内に戻った
三人は車外でしばらく何か訴えていたが、諦めて光に戻っていった
このとき印象的だったのが、
1人が手のひらを横にしておでこにピタッと当てると、他の二人も同じジェスチャーをした
それが合図であるかのように、バタリと黙り、背を向けると歩いていってしまった
三人が光の奥に消えると、光は猛スピードで後進し、そのまま消え去った
ほどなくして、JAFが正面の道から現れた
車は職員が操作するといとも簡単にエンジンがかかった
さっきまでまったく動かなかったのに
JAFの車は真っ直ぐ道を走ってきたが、そのような光には出会わなかったという
俺は無事帰宅できたが、次の朝、全身に発疹ができていた
皮膚科で診てもらったが、原因は不明とのことだった
関係あるのかわからないが、発疹は軟膏をつけていたら10日程で消えた
この話を二年後に合コンでしたら、1人の女が食いついてきた
女は彼氏とドライブ中、二回その付近で空を飛ぶ発光体を目撃したことがあるという
君が見たのはUFOや宇宙人だったのではないかという
そんな説はにわかには信じがたいが、あの時あのまま三人についていったら、
と思うと何か得たいの知れない恐怖を感じゾッとする
そして何故怪しい連中についていこうという気になってしまったのか全然わからない
こんな話です
761:
里帰り
たった今体験した話。
私は宮城県多賀城市在住。
早めの夏休みで、今仙台駅から新幹線で岩手の実家に帰省するところです。
駅のホームをグリーン車が停車する場所から自由席が停車する場所に歩いてました。
遠目で見て、自由席が止まる場所に沢山人が並んでて、
今日は席に座れないわって思いながらてくてく歩いてました。
一瞬目をそらしてからもう一度見ると、誰一人ホームに並んでいませんでした。
不意に震災で亡くなった方が里帰りするのかなって思って、色々こみ上げる思いがありました。
私は多賀城市で看護師をしています。
震災時はただただがむしゃらに働いて、やっと長期で休暇を貰って里帰りです。
多くの方が亡くなりましたが、私は涙を流す余裕はありませんでした。
今、やっと亡くなった方々に対して涙が流れます。
一緒に故郷に帰りましょう
762:
>>761
全俺が泣いた…。
創作だったらシバくがw
767:
泳ぐ人
まぁ、あんま怖くないと思うが俺が当時小学生の頃
ビビった話を一つ。
もう今から二十年くらい前かな?
その当時俺の小学校では魚釣りがブームだった。
皆で釣れた魚の大きさを競い合ったりしてたわけ。
で○○が一位?みたいな順位をつけたりして遊んだりもした。
因みに俺は確か四位だったかなw
負けず嫌いだった俺はどうしても一位になりたくて、
その日さっそく学校が終わったら友達に内緒で一人で釣りに行ったんだ。
続く
769:
続き
今日は珍しいことに川には俺しかいなかった。
ちょっと不気味だったが、まぁラッキーと思って釣りを始めたんだ。
しばらくして魚がかかった。
おっ、と思って引き上げたが雑魚ばかり。
それが何度も続いても諦めきれない俺は時間が経つのも忘れて
魚釣りに夢中になってた。
辺りがだんだん薄暗くなってきたとき、後ろから誰かに話かけられた。
ん?と振り向くとおじいさんが立ってて「もう帰りなさい」なんて言われたんだ。
いつの間に後ろにいたんだよ…なんて考えながら無視して俺は釣りの続きを始めた。
いつまで経っても釣れるのはやっぱり雑魚ばかり。
今日はもう諦めるか…と思ったその時。
川になにか浮かんでいるのに気づいた。
続く
770:
続きな
今も視力に自信のある俺が目を凝らしても辺りが暗いせいか、全く見えない。
だんだんとその黒い物体は近づいてくる。
近づくにつれて、その正体がなんだか分かった。
人だ。
だが人にしては泳ぐのがすぎる。しかも川の流れに逆らってた。
で、その黒い人は浅いところまでやってきた。
その黒い人が歩いて俺のところまでやって来る。
これ以上はやばいっと思った俺は竿を放り投げ全力疾走で帰宅。
そして家に帰るやいなや帰りが遅かったから叱られたっけ。
その翌日、一人で竿を取りに行くのが怖くて友達とあの川に取りに行ったんだ。
竿は昨日のまま。
オチはないんだが、それから俺はこりずに魚釣りブームが終わるまで釣りに行ってたw
今思えばあれは人じゃなくて河童だったんじゃ…と思うときがある。
けど河童なんていないよなw
以上で終わり。文才なくてすまん。
色々と怖い体験や不思議な体験してきたけど、これが結構怖かった。
799:
日本のお化け
昔、おばあちゃんから聞いた話
おばあちゃんの住んでいた地域は何度も空襲にあったという。
ある夜、警報が鳴り近所の皆で防空壕に避難する途中、
防空壕の付近に爆撃を受け、皆は覚悟した。
すると、いつのまに混じっていたのか、見たことのない子供が先頭に立っており、空を見上げていた。
小さな町内だから、知らない子供などいるはずがないのだが、見覚えのない男の子だった。
すると、空を見上げていた男の子がそのままの姿勢で、
ぬーっと体がのびあがり、皆を包むような姿勢で空を塞いだ。
敵機の焼夷弾は男の子の背中に落ち、燃えていたような感じだったとか。
皆唖然となったが、それよりも燃え盛る炎が
いつ自分達に降りかかってくるかと恐れ、小さく固まって頭を抱えていた。
男の子はそのままおばあちゃんたちを包み込み、長く続いた空襲から守ってくれた。
爆撃が終わるともとの身長に戻り、ペコッと頭を下げると走ってどこかへいってしまった。
幸いなことに、そのときその場にいた皆に怪我人はでなかった。
終戦後、おばあちゃんのお母さんや近所の人があの時の子供のお化けににお礼をと、
方々に聞いて回ったが、子供の情報は得られなかった。
おばあちゃんは、なんだったのかわかんないけど、お化けが守ってくれたんだねえ。
日本のお化けはやっぱり日本人の味方なんだねえ。
と言っていた。
また、地元に伝わる伝承に似たような話がある。
数百年前、この辺りは小さな農村だったらしいが、
大飢饉の際、1人の童がぐっと背伸びをすると、その体は遠くの山を越えてしまい、
大きく伸ばした腕いっぱいに魚や木の実や米俵を抱えて戻り、
荒れ果てた田んぼにドサッと落としてくれた。
童は何度か食糧を運んでくれて、そのおかげで村人は生き延びることができたとか。
が一方で、帰宅中に後ろをついてきた男の首と肩がどこまでも伸びて追いかけてきて、
ほうほうのていで家まで逃げ帰ったが、数日もたず狂死してしまった。
なんていう怪談も伝わっている。
これらはおばあちゃんや町の史料館、観光案内等から抜粋したものだが、
何か得体の知れないものがこの地域にずっと
800:
>>799
戦争とお化け(妖怪)っていうと、日露戦役に狸が出征したって言う話を思い出すな。
821:
>>799
文章が途中で終わってるのが一番こわい…
801:
米俵を盗られた農村の人たちはどうなったの
803:
もちろん全滅。
もし生き延びたやつが何人かいたら、
「飢饉が起きたときに、やたらと首や手が
伸びる化け物が襲ってきて食い物を片っ端から奪っていった」
見たいな伝承が残ったんだろうな。
862:
203号室
多分、そこまで怖くないけど、幼少だっあた自分が何より恐怖を覚えたときの話。
幼稚園年中のころ、膝の持病で、手術することになった。
3日間、母と共に入院し、2日目に手術。
1日目はテレビ見たりして、寝たんだけど、
10:00頃にトイレしたくなって起きたの。
まだ起きてる患者さんもいるし、怖いとかは思わない。
行くとき、203号室を通ったんだけど、ドアが空いてたの。
1/4開きぐらいで、好奇心?で覗いたら、髪の長い若い(?)女性が、
窓に向かって喋ってた。多分、窓の向こうに誰かいたんだと思う。
なんとなく印象に残った。
トイレから出て、部屋に戻るときにまた覗いたの。
まだ窓に喋ってた。
2日目に、家族がお見舞いに来てくれた。
色々話したあと、ロビーまで見送ることにした。
私の部屋が(確か)206号室で、ロビーまでに205,204,203,202,201って通るわけ。
また、1/4開きで、窓に喋ってるの。
見送りが終わって、部屋に戻るときもまだ喋ってた。
トイレに行くときとかも毎回確認したけど、
ずっと窓に喋ってた。
863:
2日目の夜も、トイレしたくなって起きたの。
今度はドアが閉まってて。
トイレから戻るとき、今度は半開きぐらい。
覗いたら、女性がこっちを見ながら、口をパクパクさせてた。
なんて言ってるかわかんないし、それどころじゃなくて。
なんか、その人、顔が青白いの。
若い女性なのはわかるんだけど、死ぬ間際のおばあちゃんみたいな。

3日目、朝から退院だから、荷物もってロビーに向かってた。
203号室は、全開になってて、中見たら誰もいないの。
まあ、退院後は、普通に暮らしてて、でもまだ通院中なの。
多分、退院してから2ヶ月ぐらいあとに行ったときに、知ったんだけど、
203号室の女性って、脳の病気だったらしい。看護師さんたちも、怖がってたらしい。
その女性は、私が手術した日の夜に死んだんだって。
時刻も聞こえたんだけど、私が時計みてないからわかんないんだけど、
大体、私がトイレから部屋に戻ってきたあたりの時間だったらしい。
こんなの怖くて姉にしか言えない
396:
部屋の配置変え
部屋の配置変えをしてベットの位置を今までと逆にしたときの話です。
その時期夜寝ると必ず金縛りに遭いました。
私は必ずドアを閉めて寝るんですが、
その金縛りにかかると必ず誰かがドアを開けてこっちを覗くんです。
最初は夢でも見てるのかなと思ったのですが、毎日その状態が続くので
さすがにこれはおかしいなと思いました。
ある晩、隣に女の人が座ってるのを見てこれはだめだな、と思い
配置をもとに戻したら何も起こらなくなりました。
部屋の配置変えは適当にやっちゃだめですね。
長文失礼しました。
398:
>>396
自分から見える角度が変わっただけで
ずっとそこにいたんだろうね
ドアもいつも開いてたんじゃないの?
397:
家具の配置ひとつでそんな事が・・・
てかそれは部屋に問題があるんじゃ
408:
女系の家系
スレチだったらすみません。
信じてもらえるか解らないですが、取り合えず書きます。
うちは代々女系の家庭で、男子が少ないのですがその女性たちは主に
体が弱い(主に心臓)代わりに所謂霊感があります。
私も例に漏れていません。
現在ですと、私の祖母と私自身が一番強いようです。
私が小さいころから住んでいた実家はジャスト霊道だったようで、
見える生活(というか居る生活に)違和感がありませんでした。
実家が建て直しのために、新しい実家が出来たのですが、
家族でもう見えることも少なくなるね、なんて話していたのです。
409:
そんな中、私は一人暮らしのため物件を探し始めました。
色々いい物件がある中、迷っていると不動産側が、まだ広告には出して
ないんですけどいい物件があるんですけど、といって一枚の間取り図を見せてくれました。
なかなかに気に入った私はさっそく物件を見に行くことになりました。
造りは正直古いのですが綺麗にされていて、四階建ての二階の部屋でした。
中にはまだ先住民の残していた物がちらほらありました。
でも初めて家を借りる私には、掃除は頼んでいるんだろう、ぐらいにしか
思わずその好物件を借りることに決めました。
410:
鍵の受け渡しも決まり、無事に引越しが完了したものの揃えなくてはいけない
物もあって、とりあえずカーテンと照明だなぁなんて思って。
何の気なしに押入れを開けたんです。
そこには私が確認しに来たときに掛かっていた先住民のカーテンがありました。
何であんねやろ?片付け忘れか?と思いつつそれをそのままにちょっくら
家を出て踊場に出ました。階段をちょっと降りたときに気づきました。
三階に上がる階段の隙間に、先住民の置いていったものがダンボールに蓋もせずに
入れて置いてあるんです。それでも手抜きやなぁぐらいにしか思わず、
その日は終わりました。
411:
そこで暮らすようになって一ヶ月も経たない頃でした。
インターホンが鳴りました。
部屋と廊下はそんなに距離もなく玄関はすぐそこ。私は丁度部屋の入り口に
いました。取り合えずスコープを覗きましたが人の姿は見当たりません。
正味な話、私がスコープを覗くのに一分も掛かっていません。
身を隠そうにもこの距離だと隣の部屋に入るか、階段を上がるか降りるかです。
しかしこれだけの距離だったらどの音も聞こえます。ましてやこの短時間です。
しかもドアは鉄製、隣に入れば諸にドアの音が聞こえます。それがありませんでした。
とりあえず自分の中で、人ではない、と確信は出来ました。
412:
しばらくその現象は起きたのですが、次第に少なくなりほぼ無くなったので
きにも留めませんでした。
そんな生活にも慣れ、ある日遊びに来た彼氏さんと上の階についての話に
なりました。書き忘れていましたが、この建物に住んでいるのは現在
私のみだったので。不動産の方は後々他の方も入るとは言っていました。
じゃあ上の階の探索に行こうという事になりました。
まず三階から。勿論何処の扉も閉まっていましたが、試しに引っ張ってみると
施錠はされておらず普通に開くのです。中は埃こそ溜まっているものの
きちんと掃除された和室でした。
413:
問題は四階でした。
三階は全三室、何の気配もせずでした。
四階の一部屋目も三階の部屋同様でした。
しかしもう片方の部屋は人の住んでる様な雰囲気の部屋でした。
奥に布団が引いてあるのがチラッと
見えたのですが、同時に怖くなりました。勝手に入って怒られるとかではなく
入ってはいけないところに来てしまった、という感覚です。
彼氏さんに、誰か住んでたみたいだね、よそう?と言って退散しました。
数日後、大屋さんではないおじさんの鼻歌が聞こえスコープから覗くと
知らないおじさんがビニール片手に階段をあがっていきました。
それを彼氏さんと見て、何や人住んでたんやと言って終わりました。
415:
でもそのおじさんを見たのも数回でした。
一年ぐらい経ったある日、彼氏さんが一階の集合ポストを漁ってました。
何やってんねや、と言うとあからさまに訝しげな顔で郵便物を見ていました。
そのポストはおじさんが住んでるであろう部屋のものです。
彼氏さんもそれに気付いていたのです。しかしポストの中から出てきたのは
五年も前の請求書や地域新聞。新しいものは一切ない。
じゃあおじさんが新しいものだけ持ってったんちゃうの?と。
その部屋の先住民の物とかやん?と。
いや先住民の物ならおじさん住む前に出してるでしょ、
それに新しい物だけっておかしくない?と返されました。
417:
確かに彼氏さんの言うとおりです。
他の人が居ない場所のポストにはチラシもなにも投函されていませんでした。
もし大家さんが回収していたとしてもおじさんの物を回収するのも変です。
ということは、五年程前からあの部屋には誰も住まず手付かず、またはおじさんが
古い物だけ置いていっているかになりますが。どちらもおかしな話なわけで。
じゃそもそもあのおじさんは・・・?と。
引越しした気配はありません。もう一回四階に行ってみるかとも言われましたが、
あの時の感覚もあり、とてもじゃないけど行く気になれませんでした。
その後私が体調を崩したりと言うこともあって、実家に帰省しています。
418:
もうあの家には住んでいませんが、典型的ないわくつきの物件だったのかもしれません。
書き忘れ多くてスミマセンが、私が住んでいた部屋も先住民が去って
それなりに経ってるように見えました。
長々と失礼しました。 
420:
乙です
おもしろかったがほんのり怖い向けだな
868:
霊感0
通い詰めて仲良くなったキャバ嬢が突然店を辞めた。
やり取りしてたメールも途絶えて、完全に音信不通。
所詮水商売だし、向こうも本気じゃなかっただろうし、
こちらも来年転勤すること黙ってたから、お互い様かと思った。
それにしても顔は本当にタイプ、スタイルも悪くない。
性格はうわべだけで良く分からないけど、挨拶はキチン
とできた。一回くらいはデートの誘えば良かったかもしれない。
向こうもカラオケとか食事を誘ってきたし、まんざらでも
なかったかもしれない。
869:
店に行って彼女のことを聞き出そうと思ったが、
聞いたところでどうしようもないと諦めた。
それに仕事の引継ぎで、店に行く暇もなかった。
一年後、俺は先輩に誘われて、転勤先のとある街のキャバクラに行った。
そこでかなり人懐っこいキャバ嬢と知り合った。
全然タイプではなかったが、相手は俺に親しみを覚えたらしい。
どこかで会った?と怪しむくらい、俺の血液型や年齢などを言い当てた。
ネットで個人情報さらしてるわけでもないし、地元が同じだったり、親戚というわけでもない。
そのコは店に行くたび、教えていない俺のことを話した。
870:
最初は物珍しい感じだったが、親の話をされてドン引きした。
そのコは俺の母親の名前と年齢をカンで当てたんだが、さすがに気味が悪くなった。
誰かがそのコに俺の個人情報を教えているとしか考えられなかった。
新しい環境のせいもあったが、対人関係は慎重になった。
そこを紹介した先輩とも個人的な付き合いを避けた。
その後何事もなく半年ほど経ったが、休みは一人で過ごすことが多くなった。
その間ネットで彼女を見つけようとしたが、全然うまくいかなかった。
そんな休日、一人でふらっと映画を見に出かけた。
871:
映画の後、シネコンの複合施設をぶらぶら歩いていると、
突然あのキャバクラの女の子に声をかけられた。
俺はすっかり忘れていて、相手を取引先の受付嬢と勘違いした。
そのことで彼女のプライドを傷つけ、というか本人がそう言った
のだが、フードコートで飲み物を奢ることになった。
そこで初めて、どうして俺のことが分かったのか訊いてみた。
すると「分かる人は分かる。分からない人は全然分からない。
自分でも不思議」と、自分の透視能力を説明した。
どういうふうに分かるのか問うと、「霊能力かな」と答えた。
彼女は見えるらしかったが、俺の場合とても良く見える、とのことだった。
872:
「相手と話してる最中、頭にその人の家族とかがふっと
浮かぶんだけど、あなたの場合音声つきなのよ。男の人で
たまにいるんだけど、たいがい母親とか奥さんね。
生きてる人の方がパワーがあって、それが声になると思う」
つまり、彼女は俺に憑いている何者かと交信したらしい。
だが俺としては心当たりが全くなかった。
「○○(某タレント)に似たタイプ。見た目はキャバ嬢ね」
タレントの名前を出されてピンときた。
ちょうど一年半くらい前、突然連絡が途絶えたキャバ嬢が頭に浮かんだ。
その瞬間、目の前の彼女が「あっ」と声を上げた。
何を言い出すのか見つめると、彼女がぽつり「死んでたんだね」とつぶやいた。
873:
「ええっ、死んだの?」俺は呆然となった。
「知ってたでしょ」彼女はあきれたような口調で言った。
「いや、知らない」俺は驚いた。
「交通事故だよね。今新聞記事みたいなのが見えたよ」
それはもしかしたらという、俺の懼れでもあった。
「ちゃんと彼女を送ってあげなよ。じゃないと、新しい彼女とか
できないよ。女のカンで、絶対付き合ってる人いるって思うから」
どんな方法でもかまわない、相手に別れを告げるべきだ、みたいな
ことを言うと、彼女は連絡先も教えずにその場を立ち去った。
一人になって考えると、当時の俺は死んだ女性と暮らしていたらしい。
じゃあ今はどうかというと、実は良く分からない。
部屋にいると、たまに誰かに見られているように感じることがある。
死んだ女性が自分から離れたかどうかは分からない。
ちなみに、現在も彼女募集中だ。
896:
修行僧
お盆になると思い出す話を投下 夏休みのラジオ体操見てたら思い出した
とある仏教系の大学に通ってたんだが、お寺の息子さんがけっこういる
元々は跡取りが資格とるためにあったような大学だが、今はそんなでもない
2、3ヶ月に1回くらい数日お寺に入ったりするくらいで、普通の学生と講義も受けるし、サークルもある
そんな跡取りの一人と友達だったんだけど、その人がしてくれた話 というかその人の体験
お盆が終わると、1年で一番長いお寺に入る期間があるらしい。3週間くらいだったかな?
20歳前後の若者が毎日精進料理で正座しっぱなしなんて、3日でも無理
中でもその修行中一番辛いのが、礼拝というものらしい
個人的には座禅を組んだり延々とお経をあげるものだと思ったたけど、かなり肉体を使う
これは一度やってみてほしいが、正座の状態から手を合わせ、足のつま先を立てて体重を乗せる
上半身は一切動かさないまま、右足を少し前に出し、つま先だけで立ち上がる
同じ姿勢でゆっくり元に戻り、腰だけ曲げて土下座みたいなポーズをとる
これをたっぷり30秒くらいかけて行うんだが、回数が半端無い 一度に300回やる
何時間かかるのか、と聞いてみたが、本人にも分からない
時間の感覚が飛んで、意識が朦朧とするらしい
単純に考えて3時間弱か?と思うけど、昼過ぎに始めて気がついたら夜9時になってて
先輩から風呂に入った者から早く寝ろと言われる それがほぼ毎日
腹筋やら太ももやら筋肉痛を超えて痙攣までするし、膝が内出血する者、足首捻挫する者が出てくる
足首やら足の指やら疲労骨折する人も珍しくないらしい
その修行に入って10日くらい経った頃、その友達はコツを覚えたのか
それとも脳内麻薬が出てきたのか、やってる最中に少し余裕が出てきた
口では喉がとっくにつぶれてるのにひたすら念仏はりあげてるし、隣では姿勢崩した同級生が怒鳴られ
先輩に襟首つかまれて床の上で礼拝させられてるし 普通じゃない状況なんだけど
「ああ、俺修行してるなぁ」みたいな達観した心境になってたらしい
お寺の本堂っていうのか、メインの一番広い部屋ではなく、
離れにある柔道の道場みたいな部屋でやってたそうだが
そこの隅っこに、おっさんが座ってるのに気づいた
897:
指導してくれる大学の先輩と、大学の僧侶、修行に使ってる寺の住職 そんな人達の顔はみんな知ってるが
その人だけは見たことがない。しかも格好が白衣で、体育座りをしてる
ぱっと見は子供っぽいというか、自分達と同じ修行僧なのかと思ったけど、ありえない
どんなに体力の限界がきても先輩は休ませてくれないし、倒れたら救急車呼ぶと言われてる上に
修行の続行が不可能とされたらお寺から追い出されて来年やりなおしとなっている
白衣でいるのも、おかしい。僧侶にとって下着姿でいるようなものなんだと。
あれが誰であれ、人前ではありえない
薄暗いロウソクの灯りの向こうにいるその人をじっと見ると、顔が黒っぽいことしか分からない
酒やけしたおっさんにしか見えないから、どっかの僧侶が偉そうに見てんのかなぁ、
くらいにしか思わなかった
いよいよ礼拝が終わって、残りのお勤めが終わったあと
みんなでお堂を出る時に探したら、もういなかった
あとで同級生に聞いても誰も見てないみたいで納得がいかない
長い3週間が終わりかけの頃、また礼拝の最中にその男を発見した
お堂での並び順は毎日変わるので、友達はその男と一番近い位置で出くわした
やっぱり白衣で、体育座りをしてこっちを見てる
周りのみんなと動きがずれないように気をつけながら、チラチラ盗み見てたら気づいてしまった
その男、首にぼろい縄をぐるぐる巻きにして、こっちを笑いながら見ている
顔も酒やけどころじゃなく、ドス黒く変色してる
目は細くつぶれるほど顔がむくんで膨らみ、口だけは歯を見せて笑ってる
友達は怖くなってただでさえ喉がつぶれてるのに声を張り上げてひたすら礼拝をした
その日のお勤めの最後、礼拝の指揮をとっていた先輩は戒名を読み上げて回向をした
先輩はこの修行中に昔、志半ばで亡くなった僧侶がいることを教えてくれた
修行をしたくてもできない僧侶がいるのだから、お前らも諦めずにがんばれみたいな励ましをした
同級生の中にこの事情に関してよく知ってるやつがいて、そいつが言うには
修行が嫌になってこのお寺で首を吊った人がいたらしい。
その人と同期だった僧侶から聞いた話だそうだ
友達は喉の使いすぎで3日くらい血吐いたが、最終的に家の跡継ぎになれた
うちの大学は夏休み長くて超ラッキー、みたいな話してる俺に半ギレで教えてくれた話
324:
そんなに怖くないけど自分のなかで消化不良なので投下
326:
家の中に誰かいる
一週間くらい前のこと。
日付が変わった頃に友達から電話があった。
内容は観に行った舞台が楽しかったから今すぐ感想聞いて?みたいな他愛のない内容。
その晩は結構涼しかったので窓を網戸にして、窓の前に座って夜風に当たりながら楽しく喋ってた。
ちなみに3階建て一軒家の2階にいた。
夢中にはなして、ふと時計を見るともうすぐ3時。
でも友達の話は終わらない。こっちも嫌ではなかったのでそのまま耳を傾けていたんだけど、
10分くらい前から、窓の外から猫か犬の鳴き声がする。
327:
その声があまりに悲しそうで、なんだか死んでしまうんじゃないかって声だった。
『瀕死だったら保護とかしてあげた方がいいのかな?』とか考えてるうちに
どうしても気になったので、眠くなっちゃった。と言って電話を切る。
電話を切って静かに聞き耳を立ててると、今度はまったく聞こえず。
結局空耳だったのか……って布団に寝っ転がった瞬間、また鳴き始めた。
動物大好きなもんでこりゃほっとけないなと起きだして
網戸を開けて懐中電灯で外を照らしてみた。かなり強力な懐中電灯なので見晴らしは良好。
2階からでも充分地面が見える。
でも何もいなかった。
329:
まあとにかく、可哀想な犬も猫もいなかったのでそれは安心したんだけど、
以降から3階をドタドタ走り回る音が聞こえるようになった。位置的には確実に3階の廊下。
ご近所の音ではないような。足音は人間サイズというかちょっと重たいものが走り回ってる感じで。
動物好きな気持ちに付け込まれて、
私が網戸を開けなければよかったのかななんて思っていたりします。
いまも、ときどき音が走ってる。
330:
>>329
家の中に誰かいるってのは家もあるね
家族全員いるのに茶の間の脇の廊下を誰かが通りすぎてったり
お守りで出て行かない所見ると親族かと思うんだけどねw
933:
次男坊
洒落怖か?って問われるとそこまでだが、自分が今まで生きてきた中で一番怖かった体験を投下
俺が通ってた高校は某宗教を崇拝する宗教学校だった
そんで、なんやかんやあって自分が高1の時に悪さして停学になった。普通なら自宅謹慎なんだが、その学校は所属教会の詰所?っていうのに停学期間中、住み込みで働かされる
んで、停学なんだから罰としてその詰所内の部屋全部掃除
信者が宗教の集まりとかで泊まりに来るから結構大きい。
5階まであって、だいた一フロアに部屋が20。その中でも各階1部屋は大広間になってる
それで1階から4階まで一部屋ずつしていって、さあ、いざ5階へ!って
B`z歌いながら意気揚々でエレベーター乗った
でも、5階に着いてみると真っ暗。まあ、その時は信者もいなくて使ってなかったから
電気が消えてて普通なんだけど、それまでの階に比べて異様に暗い。時刻も真昼間
けど、俺は無信心、目に見えないものは信じないわよ
お馬鹿さんタイプだったから気にせずにギリギリチョップ熱唱してた
それで、そそくさと部屋を掃除して最後の大広間へ
襖あけて、電気つけて、掃除機のコンセント挿しに行こうとしたら
子供の泣き声が聞こえた。ちょっとちびった
934:
でも、よく見て近づいてみたら、詰所に住み込みで働いてる夫婦の次男坊だった
端っこに積まれてる布団の上に蹲って泣いてた。かなり上のほうまで積まれてて、
登ったはいいけど降りられなくなったっぽいと判断
まだ3歳で体もちっさかったから難なくおろして掃除を再開。
けど、数分立ったらまた泣き声が聞こえる。
掃除機の電源切って見てみると、また次男坊が山積み布団の上で蹲って泣いてる。
おかしいなと思いつつも、もう一回おろしてあげて掃除を再開。でも、また数分後に泣き声
予想がついてると思うけど、山積み布団の上で次男坊啜り泣き。
その時は「ガキうぜえwww」思いながらまたおろす。
結局、この繰り返しが8回続いた時点でさきに1階におろして続きをしようと思い、
次男坊を抱っこしてエレベーターに乗った
そこで「しん(次男坊の名前)何で、あんなことしてたん?」聞いた。
そしたら、「兄やの後ろにいたおじちゃんがな、しんをな、上にのっけてん」って言った
当然、あの大広間には俺と次男坊以外に人はいなかった。
それで、最初は俺に怒られると思って嘘ついてるんじゃないかと思った
けど、よく考えれば俺の身長(163cm)よりもっと高く積まれた布団に、
その半分もない身長の次男坊が登れるはずないと考えると納得したのと同時に、
初めて幽霊に対する恐怖を覚えた
その後は、最初よりも大きな声でウルトラソウル歌いながら5階行って、
真っ暗な中ダッシュで大広間行って、大広間の電気全部つけて掃除機取ってダッシュで1階に戻った
ただ、今書いてて気付いたんだけど、電気はつけてたはずなのにね
この経験+この停学が終わるまで+3回の停学に起こった経験のせいで
幽霊を信じるようにはなったwwww
後、子供は本当に見えるのな
936:
>>934
まだ3歳の幼児を真っ暗で無人のフロアに放置する生きた人間が一番恐ろしいよ
この時は933が掃除に来たわけだが、日頃は1人でそこに放置だよね
挙句に幽霊に身長の2倍の高さの場所に持ち上げられるとは
ひどい話だ
937:
>>936
おい、やめろ。言われて気付いた。次男坊はどうやって5階の大広間に行ったんだ?
いつもはちゃんと1階にいたし、その夫婦も面倒見てた
部屋の襖はどうかはわからんが、
エレベーターのボタンを押せる身長じゃない。確認済み
階段か?階段なのか?
もう怖くて詰所帰れねえよ・・・
129:
三男坊
前スレ>>937だが、こんなこともあった
一回目の停学から半年たって二回目の停学の時、
詰所住み込みの夫婦(以下、パパン・ママン)に三男坊が誕生してた
生後二か月らしかった。まだまだサル顔で話せるのは「ばっびゅー」ぐらい
とにかく可愛かったから、抱っこさせて欲しいとお願いしたが、ママンに
まだ首がすわってないけど、大丈夫?と聞かれた
首のすわってない子をどうやって抱っこすればいいかわからなかったし、
まず首がすわってないってのが詳しくわからなかったから遠慮した
その時、軽く説明してもらって、まだ、首が固定されてないんだなあ、ぐらいに思ってた
それでまあ、前回の停学と同様に詰所掃除して、時間が余ったからパパンと一緒に事務所当番
三男坊は揺り籠(?)に入ってて、パパンがゆっくり動かしてた
130:
ちょっと経って、パパンは「長男と次男坊を迎えに行く。ものの5分で戻ってくるけど、
何かあったらママンが食堂にいるからね」って言って出て行った
完璧に出て行ったのを見計らって、俺、すかさず三男坊に近寄ってほっぺた触る
触ってたら三男坊と目があったので、変な顔すると、ちょっと笑ってくれた
可愛いすぎだろwwと思って変な顔しまくった
んで、次はどんな変顔しようかと考えながら三男坊の顔見てみたら、まだ笑ってた
でも、違う。さっきまでの赤ちゃんがするような、顔をくしゃくしゃにしたような笑いじゃなくて
目を大きく開けて口だけ笑ってる気持ち悪い感じ
次の瞬間、三男坊が狂ったように頭シェイク
上下左右にぶんぶん頭振ってる
揺り籠思いっきり揺らしながら体は動かさずに頭だけく動かしてた
最初に思ったのが、三男坊はまだ首がすわってないって事で、
これはやばいと思い、走って食堂のママンに報告
俺のせいかもってママンに謝りながら事務所着くと、三男坊はじっとしてて、
いつも通り「ばっびゅー」って言ってるだけ。その他も変わりなし
あれは一体なんだったんだろうか?
首すわってない子が首をふるとかありえないよね?
もし、振れたとしても、狂ったように振ってたのに異常なしってあるものなの?
ただ、あの嫌な笑い方の正体はその三日後にわかったよ
137:
>>130
正体何なのか気になるじゃないか!
938:
ネコの病院
地元の宴会で兄とその先輩から聞いた話
決して真面目ではなかった兄が高校生のころ、たまり場にしていた廃病院があった。
心霊スポットとして地元では有名だったが、兄達の何代か前の先輩らが
たまり場に使い初めてからは、冷やかしの肝試し連中は寄り付かなくなっていた。
中は荒れ放題に荒れていたが、診察器具や書類などがそのままで放置されており、
さながら夜逃げでもしたかのようだった。
ある夜、兄達はいつものように病院で時間をつぶしていた。
兄が1人で廊下を歩いていると、ある部屋から「どうぞ」と聞こえた。
何の気なしにドアを開けると、そこは診察室のようで、机の前にネコがちょこんと座っていた。
兄が一瞬戸惑うと、
「どうぞおかけください」
とネコが喋ったという。
なぜだかわからないが、兄はああ、診察してもらわなきゃ、
と思い丸椅子を引いてきてネコの前に座った。
ネコは色々と兄の健康状態について尋ね、兄は一つ一つに答えた。
ひとしきり質問が終わると、
「あなたね、顎にできものがあるね。これ入院しなきゃだめだよ」
とネコが言った。
兄は入院はちょっと、、
と言葉を濁すと、ネコはいろいろと医学的な話を絡め入院するよう兄を説得した。
兄は次第に仕方ないか、という気持ちになり、
わかりました、手続きをお願いします、と答えた。
その時、ドアから先輩が入ってきた。
先輩目線の話によると、廊下を歩いていると、
ドアの向こうから兄の声が聞こえたという。
独り言かと思ったが、誰かの話に相槌をうっているかのように聞こえ、不審に思いドアを開けると
椅子に座り、ネコに向かって話している兄がいた。
ネコは先輩の姿を認めるとすぐに逃げてしまい、暗闇の中に消えた。
兄はその瞬間我に返り、
ネコが喋った?何していたんだ俺は?
と恐ろしくなった。
結局その夜は何事もなく、夜明けと共に皆と帰った。
939:
その後、兄はなんとなく病院に近づくのが嫌になり、
この出来事を目の当たりにした先輩とともに、病院に行くのは出来るだけ控えていた。
半年後、歯痛を治しに歯医者に行った兄は驚くことを聞かされた。
レントゲンに小さな影があるという。
以前撮ったレントゲンとの比較や、影の大きさからいって
ここ一年くらいでできたものじゃないか、とのこと。
ネコの言っていたことは本当だったのか、と兄は驚愕した。
結局兄は大学病院を紹介され、10日ほど入院し、顎の腫瘍をとる手術を受けた。
まだ小学生だった私はお見舞いにいったことを覚えている。
腫瘍は幸い良性のもので、その後再発等はなく、兄は元気だ。
兄は、ネコが注意するよう促してくれてたんだなあ、と感謝し、
廃病院にキャットフードなど持ち込み、お礼の気持ちを示したとか。
しかし、私は腑に落ちない。
その時、先輩がドアを開けず、
ネコが強くすすめるままに兄が入院していたらどうなっていたのか、
というかネコの言う入院とはなんだったのか、
そう考えるとなにか得体の知れない恐怖を感じる。
940:
監視カメラ
こっちは私が実際見た話
カラオケでバイトしていたのだが、
平日の夜、男女二人ずつの四人組を通した。
ドリンクの注文を受けると、随分ぶっきらぼうな態度だったので、
腹がたち、どんな連中かとなんとなくカメラを見ると、
部屋には四人どころか、ソファぎゅうぎゅうに八人くらいいる。
しかし、ドリンクを運びに部屋に行くと、確かに四人しかいない。
戻ってカメラを見るとやはり八人映っている。
ああ、これはまずいな、と思ったが、好奇心から観察していると、
他の四人は全員女性で、顔の向きから、1人の男をじっと見つめているような印象を受けた。
結局会計の時も四人だけ。
部屋の使用中、他の四人はずっと映っていた。
そんなことはその一度だけだった。
終わりです。失礼しました。
941:
>>940
そんなことよりカメラがあるんが怖いわ
947:
>>941
まさか今までカメラの存在を知らずにあんなことやこんなこと…
24:
いじめ
これは俺が体験した話だ。
今から遡ること数年前の4月、俺は自衛隊に入った。
教育期間中は暴言、殴る蹴るは当たり前、官舎に怒声が響かない日はなかった。
特に、NとSという上官にはよくしばかれ、毎日必ず誰かはこの2人に殴られていたと思う。
俺の同期に、運動が出来なくて物覚えが悪い奴がいた。
当然、NとSの格好の目標となった訳だが、仮に名前を佐々木としよう。
佐々木とは同じ班で同じ部屋だったのでそれなりに仲良くしていた。
5月の半ばの事だった。
銃を持って走っている時に佐々木が吐き気を催してうずくまった。
Nは佐々木の胸ぐらを掴むと、顔面をぶん殴って倒れた佐々木の腹を数回蹴り飛ばした。
よくある光景だ。
だから、止めようとする人は一人もいない。
ここではSやNのような上官が「法律」なのだ。
彼らに口出しすれば今度は自分たちが佐々木のようになるのは目に見えていた。
25:
その夜に、たまたま事務室の前を通りがかった時に佐々木の泣き声が聞こえた。
「おら、立てやてめぇ!」…Sの声だ。
「お前、もう1回泣き言ほざいたら顔面に蹴りを入れるからな」…これは別の上官の声。
「俺はな、別にお前がどうなろうと知ったこっちゃ無い。ここでくたばってもどうでもいい
 お前よりもお前の銃のほうが心配だな」…Nだ。
S「死ね!」
…別に珍しい光景ではない。ここではよくある日常の光景だ。
それから、佐々木は段々ノイローゼ気味になり、5月の下旬に佐々木は自衛隊を辞めた。
「僕は道具じゃなくて人間なんだ。殴られれば痛いと思い、貶されれば傷つく
 『あの人達』はなんとも思わなかっただろうな。ただ怒鳴って殴って蹴っていればよかったんだから
 けれど、僕はもう限界だった、何もかもが嫌になったんだ
 日本を守りたいと思って入ったのに…殴られるために入ったんじゃないんだ
 この数カ月で僕は自衛隊というものにほとほと幻滅した」
佐々木は最後、涙を浮かべながら俺にそう言って官舎を出ていった。
26:
それから時が流れて8月、俺はまだ教育期間の頃と同じ部隊にいた。
NとSも同じだ。
ある日、2人が俺に言ってきた。
「実はな、教育期間中に辞めた奴らが今どうしているか調べることになったんだ」
「でさ、佐々木の所にも行くからよお前も一緒に来いよ」
上官の頼みならば逆らえるはずはない、俺は一緒に行くことになった。
N「ところでS、佐々木の名前覚えてるか?名字しか覚えてねぇや」
S「知りませんよ、さっきまであんな奴の存在自体忘れていましたからw」
…彼らにしてみれば佐々木はその程度のものでしかなかったのか…
自宅に行くことになり、俺は彼らの会話を聞きながら久しぶりに佐々木へ電話をした。
「ワカッタ。コッチデマッテイルカラ」
以前とは全く違う、抑揚のない機械のような声だが確かに佐々木の声だった。
そのまま3人で彼の家へ向かった。
27:
家へ着き、チャイムを鳴らすと佐々木ではなく別の人が出た。
年の頃は20代前半、落ち着いた雰囲気の女性だ。
佐々木の家族ではなく親戚の方だという。
「あの、〇〇(佐々木の名前)さんはいらっしゃいますか?」
俺がそう聞いた途端、女性は表情を曇らせて言った。
「〇〇の知り合いの方ですか?…どうぞお入り下さい」
奥の和室に案内された俺達は、しばらく言葉を失った。
部屋の西側にあった仏壇…そこに置かれていた真新しい遺影は紛れも無い佐々木のものだったのだ。
しばらくは無言の時間が流れたが、俺は意を決して女性に質問した。
「あの…〇〇さんはどうして亡くなったんですか?」
「自殺です、1週間前にこの家の2階で首をつったんです。」
俺は混乱した。
さっき電話に出た人は確かに佐々木だったのに…
聞き間違えでは絶対になかった。
28:
混乱して口の利けなくなった俺に変わってNが話しだした。
自分たちが自衛隊の人間で辞めた佐々木を訪ねに来たことを…
すると、今まで悲しみや困惑のような表情で満たされていた
女性の表情が一転して見る見るうちに険しくなっていった。
そして、敵を見るような目で俺たち3人を睨みつけながら言った。
「〇〇は、ちょっと前まではやんちゃというか、陽気なやつでした。
いつもマイペースな彼が、ある時を境に急に変わってしまったんです
精神的に不安定で、全く笑わなくなって、喜怒哀楽のうち
喜と楽が抜け落ちてしまったようだったと聞いています。
まるで抜け殻のようだったと…
私たち親戚にも会ってくれませんでした。
そして『こんな筈ではなかった…もう嫌だ』とよくうわ言のように言っていたそうです。」
俺たちは何も言えなかった。
更に女性は言葉を続ける。
「先ほど私が言った彼が変わってしまった『ある時』がいつだか分かりますか?
自衛隊に入ってからです…
こうなってしまったのは全部あなたたちのせいなんです…返して下さい、〇〇を」
俺はここにいることに耐えられなかった。
Sはばつの悪そうな顔をして顔を背け、Nは適当に聞き流している。
お悔やみの言葉を言った後逃げ出すように家を後にした。
29:
帰りの車で俺は何も喋る気になれなかった。
ただ、後ろの2人だけはパチや飲み会の話に華を咲かせている。
信じられなかった、もう佐々木の事は眼中に無いのだ。
夜になっても、まだ俺は車のハンドルを握り続けていた。
最後に官舎を出る時に俺を見た佐々木の顔や、家を出る時に最後に見た
あの女性の悲しみと怒りが入り交じった表情がフラッシュバックのように脳裏をよぎった。
ぼーっとその事を考えながら運転し続けていた。
そして気がつくと、対向車線へとはみ出して、目の前に対向車が迫っていた。
急にハンドルを切った俺たちの乗った車は、そのまま田んぼへと突っ込んだ。
幸いにも、3人とも大きな怪我はしていないらしく、その場で警察を呼んだ。
警察に電話をし終わった時に不意にメールがあった。
確認してみると佐々木からだ。
全身に鳥肌が立ち、血管が一気に縮み上がったような気がした。
「許さない」メールの内容はそれだけだった。
30:
そのあと、俺はすぐに自衛隊を辞めた。
だが、SとNはまだ続けている。
彼らが教育部隊にいる限り、また佐々木のような目に遭う人が出るのだろうか。
俺はその後、佐々木の1周忌に出ようとしたが断られた。
当然と言えば当然かも知れない。
3周忌も同じだった。
今年もまた8月がやってきた。
許してもらおうとは思わないが、また佐々木の墓参りに行こうと思う。
書いてみるとあんまり怖くなかったね。
ただ、あの時は本当に怖かったんだ。
俺の体験談は以上だ。
37:
じいちゃんの修羅場
こないだじいちゃんの法事で思い出したから書く
中学生1年の時、じいちゃんが死んだ
76歳だったかな?とくに痴呆でも寝たきりでもなく、ギリギリまで元気なじいちゃんだった
うちの地元は盆地状に広がる小さな田舎町で、じいちゃんちは山を少し登ったとこにある
俺と両親は町場のほうに新しい家に住んでて、じいちゃんは一人暮らし
いざ通夜をやるって段になっても、家までの道がよろしくないのでお寺でやることになった
盆地の真ん中あたりにある、高台の大きなお寺 檀家数も多い、立て直したばかりの寺だった
じいちゃんの入った棺を本堂の脇にある広い和室へ運び、通夜まで預かってくれることになった
うちの両親や親戚何人かで一緒に泊まることになり、敷布団とか用意してもらって寛いだ
料理頼んで昔話して、お酒の入った親戚はもう雑魚寝ムード
俺はすることないからお寺を探検してた
本堂の隣の和室ゾーンに台所や物置やトイレがあり、
廊下の端に扉を隔てて向こう側が住職さんの居住スペース
和室まわりのトイレはひとつだけで、こちら側のトイレも使ってかまいません、と住職さんに言われていた
俺はトイレ使ったついでにちょっと見て回った
和室からの扉を抜けると同じような廊下が続いてて、左手に住職さんの使うトイレ
その向かいに本棚が備え付けてある 壁に埋め込まれた、天井まである本棚
分厚い辞典とか、仏教関係の難しい本に混じって、一部日本庭園の写真集や、
京都の寺めぐりの本なんかがある
そういう俗っぽい本を選んで暇つぶしに立ち読みさせてもらってた
普段と違う雰囲気で興奮してるのか、寝付けないので長いこと座り込んで読んでた
夜中回って親戚連中も、住職さんも全員寝てるな、って時間に「シュルシュル」と音がした
親戚連中が寝てる和室ゾーンの方向から聞こえる 本から顔をあげてふっとそっちを見た
廊下の途中にある引き戸の扉がすぐ近くにあって、そこの向こうから聞こえる
その扉はつまみをくるっと回すと鍵がかかる簡易的なもので、防犯用か、あとからつけたもの
真ん中にマンションとかにある魚眼レンズがついてて、そこから向こう側の灯りが漏れてる
立派なものではなく、ごくごく簡易的な覗き穴で、どちらからも向こうが見える
まだ音がシュルシュルしてるから、立ち上がってそこを覗いてみた
38:
穴からまっすぐ廊下が続いてて、そこの突き当たりに本堂に入る襖がある
そこに向かって着物を着た女性がゆっくり歩いて行ってる
親戚はまだみんな普段着だから、誰だか一瞬では分からなかった
お寺の関係の人か、それとも遅れて到着したじいちゃんの知人か、何とも言えない
遠ざかっていく背中から、小柄で背の小さな上品なおばさんを連想した
髪は腰くらいまであって、足首だけを動かして床を舐めるようにするすると歩いている
それで畳とこすれて「シュルシュル」と言ってたわけだ
俺が出て行って挨拶したほうがいいのかな、
両親は起きてないのかな、と覗いてると女性が立ち止まった
本堂に入る襖の前で、開けもせずじっと立ち止まった
覗き穴から見た風景だと、少し丸く歪んでいて奥行きがあり、よく状況が分からない
腰を曲げて屈みなおし、覗いてみると女性がくるっと振り返り、こっちに向かってまた歩き出した
その時あれ?と思った
着物が上の方は茶色っぽく、足元は白い ちょうどグラデーションっぽい感じで品がいいなと思った
それが正面から見ると、そのイメージが吹き飛んだ
着物の胸のあたりがなんだか変な模様なんだ 帯も後ろは白かったのに前は着物と同じ茶色
髪も腰まである清楚なロングヘアーだと思ったら、前髪は目が隠れるくらいぼさっとした感じ
廊下は割と明るいからこっちに向かってくるにつれて段々ディテールがはっきりしてくる
本堂と自分の見てる扉の中間くらいに女性が来た時に、これは普通の人じゃない、と確信した
着物の茶色はなにか汚物をまいたみたいに汚れてる状態で、
それがお腹くらいまで着物に染み込んでる
髪はぼさぼさで、寝起きみたいに振り乱してる
何より唇が真っ白で、着物の袂から覗く両手が冗談じゃなく青い 
死体が歩いてるのかとマジで思った
39:
その女性が度を変えず「シュルシュル」とこっちに向かってくる
どうしよう、逃げるべきか誰か呼ぶべきか、
それほど長い時間でもないのに恐ろしいくらい脳がフル回転した
でも不思議とこの扉を開けてどうこう、って選択肢は絶対選ばない、と決めた
女性が近づいてきて前髪の間から視線が分かるかな、くらいの距離で俺は顔を上げた
よく考えたら向こうからもこっちが見えるのだ まして扉を開けられたら無防備な状態
気配を悟られないように、そっと指で穴を塞いで、引き戸を開かないように押さえつけた
頼むから開けないでくれ、俺は絶対ここを動かないぞ、と息を止めた
女性の足音が止まって、扉の前で立ち止まってる気配が伝わってくる
いま覗き込んでたら嫌だな、と穴を塞いでる
左手の人差し指に意識を持って行ったとたん、右手にぐっと力が入った
女性が扉に手をかけたっぽい
やべえ、と思って力をいれなおし、ぐっと扉を押さえつける
女性は扉を開けようと力をいれてくる 開ける、開けない、
の押し問答をひたすら続けてると、扉から音がする
バサ、とかザラ、とか扉に何か当たってる 
そろそろ右手だけで抑えるのもキツいので覗き穴から左手を離し、両手で押さえると
覗き穴で黒いものがチラチラと見える 髪が扉に当たってるんだ、と思った
女性が頭を振り回しながら扉を開けようと食らいついてる 
それで髪が扉に当たってバサバサと音を立ててる
冗談じゃねえ、絶対開けるもんかと声が出そうなくらい扉を押さえつけた
40:
体感時間では15分か30分くらいだったけど、
前のめりに扉を押さえてると後ろから声をかけられた
住職さんが「開きませんか?」と様子を見に来た
寝てたはずなのに衣をきちんと着てて、手にはタオルを何枚か抱えてる
扉押さえたまま「あえ?」とか訳の分からん返事をしたら住職さんはすっと扉に近づいて引いた
慌てて俺が扉から離れると、誰もいない電気の点きっぱなしの廊下が続いてた
「鍵が壊れてるのかな、立て付けは悪くないのだけれど」とか住職さんが言いながら、
和室側のトイレにタオルを交換に行った
俺は呆然と立ち尽くして廊下を眺めるけど、鳥の声がチュンチュンしてて 
あれ、もう朝だったのかと思った
起きていた親戚に聞いても夜中は誰もこなかったと言われた
お寺の奥さんは髪が肩より短いし、ましてや綺麗な色白の人
あれは誰だったんだろ、やっぱり人間じゃないのかな、と一日中ぐるぐる考えてた
通夜が終わって、一旦住んでる家に戻り、明日の準備を済ませて親戚とご飯を食べた
お寺にいるじいちゃんのほうには、じいちゃんの兄弟が行ってくれてて、交代で泊まるらしい
全然寝てないから食事もそこそこに、自分の布団で寝ようと思ったら
じいちゃんの弟が酒飲みながらぼそっと語った
「あいつは昔からよくモテて、色んなところで女を作っては泣かせてた。先に逝った奥さんも苦労してた。
若い頃に遠くで作った女がここに押しかけてきて、修羅場になったことがある。
結局山の中で自殺して、身元が見つからんからこっちで墓作って埋めたんだ」とか言ってた
それ聞いてなんとなく「じいちゃん死んでからも大変だな」と気が重くなった
10年くらい前の地元での話
45:
キレル友人
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/06/10(水) 21:43:40.39 ID:7OfEW55C0  
昔、友達が小遣いはたいて「バベルの塔」というゲームを買った。しかしこのゲーム、
激ムズのパズルゲーム。フラッピーの1面もクリアできない友達は一瞬で詰まり、
小遣いがこのゲームに吸い取られたのに苛ついたのか店に抗議に行くと
言い出した。何故か漏れも一緒に付いていった。
店主に向かって「こんなゲーム売るな」と友達。店主は最初丁寧だったが遂に
キレテ「返品してやるからカエレ!」と激怒。でも返品できるから良かったな、
と言おうとした途端、友人、突然震えながら「ヘンピンシテヤルカラナヘンピン…タッタタッタッタ」
等と店主の言葉を反復させてる。漏れが「どうしたの?」と聞こうとした途端
突然店主に思い切りカセットを投げつけ「でれっれれれっれーーーーー」
とスーパーマリオの音楽のような鼻歌を大声で怒鳴りながら店のショーウインドウ
に思い切り蹴り。派手に割れるガラス。その後「こいーんこいーん」などと
言いながらメチャクチャに暴れる友人。
店主は最初ポカーンとしてたが急いで止めようとする。けど友人は中学1年当時
170センチ以上で巨漢デブ。店主はふっとばされる。漏れも必死で止めるが全然話が
通じない。近所の商店街から応援が来て大人3人がかりでやっと止まる。
店中のガラスが割れ、品物は散乱。狭い店だったから尚更被害がひどく
見える。友人はガラスで色んなとこ切ったのか血まみれで「フーフー」と
唸ってる。その後友人は救急車に乗せられ、警察が来て漏れはちょっと
事情聴取みたいなのされた。
漏れも共犯者かと思って泣きながらガクブルしてたら店主が
「君は何も悪くないからね」
と慰めてくれたのがすごくほっとした。漏れじゃないけど友人はあまりの
怒り?で店一つぶっ壊してしまった。その後友人はなせか「転校」と
なって、何処に行ったのかも先生も教えてくれず会うことは出来ない…
50:
>>45
アホのデブDQNが暴れる…
色んな意味で怖いんだが
48:
何が怖いって中一にもなってフラッピーの一面をクリアできない知能
はじめてこれ見たときは「本物なんだな」って思った
62:
別れた彼女
話し切って悪い。
昔体験した話なのだが、ある時、彼女に別れ話を
切り出した。彼女はうつむいて泣いていたので、慰めようとしたが
全く話を聞いてくれず、そいつの家を出た。
車のエンジンをかけたときさっきの彼女が包丁持って鬼のような形相で走ってくる。
直ぐに走り出したらさ、そいつ、後ろのナンバープレートに包丁さして、もう片方の手で
車にしがみついてきたんだよ。ドリフトを二回したところで、やっと離れてくれた。
その間、叫んだりうなるみたいな声出したりでスゲェー怖かった・・・
で離れたとき、そいつ、U字溝の中に落ちたんだよ。
死んだわけ無いだろうから、直ぐに逃げた。
そのまま実家へ直行。大家さんには手放すと言って、後でマンションの家具を引き取った。
死ぬかと思ったよ・・・あのとき。
85:
見ぃ?つけた
印象に残る夏休みの思い出って色々あると思うけど
オレの夏休みの思い出といえばこれだな
オレが小学二年生の夏休み一日目
小さい頃からずっと遊び場にしていた近所の神社の境内で
その日も仲のいい友達数人で遊んでたんだよ
かくれんぼだったか鬼ごっこだったか…
とにかくオニから逃げる遊びだったと思う そんな遊びをキャッキャ言いながら汗だくで遊んでた 
オレもオニから逃げてて隠れ場所を探してていたけど、なかなかこれと思う場所がなくってさ
神社の敷地内からは外に出ちゃいけない決まりだったし、
それほど大きくもない神社だったから隠れ場所は自然と限られるし…
で、もっと見つかりにくそうな場所はないかと
神社の本殿の周囲をウロウロしてると本殿の扉がわずかに開いているを見つけたんだよ
いつもは本殿の扉は開かないよう南京錠で施錠されてたけど、
その日は何故だか南京錠がされていなかった
オレは最高の隠れ場所を見つけたと思って、すぐに本殿の中に隠れたんだよ
外はまだ明るかったけど本殿の中は暗くて蒸し暑くて…
それになりよりすごくイヤな臭いが充満してたのを覚えてる
正直あまり長居はしたくなかったけどこんなところに入れるのは
滅多にないことだし興奮もしてたし我慢した
86:
本殿の中から扉を少し開けて外の様子を伺っていると
オニの友達が本殿の前でキョロキョロと自分を探す様子が見えた
その姿がすごくおかしくてクスクス笑いながら覗いてと、その友達と目が合っちゃったんだよね
すぐに友達は「なんでそんなとこに居るんだよ?www」と笑いながらこっち向かって走ってきた
オレの方は思いのほか早く見つかってしまって残念ではあったけど
友達の反応が面白くて逃げることもせず友達が扉を開けるのを待ってた
そして友達が扉の前まで来て勢いよく扉をバン!と開けたんだ
友達「○○くんww、見ぃ?つけ…………━━━━━━━━━」笑いながらオレの名前を呼んだ
友達の表情が一瞬で変わった
笑顔は一瞬で消えて目を大きく見開き、口は開けっ放しで…( ゚д゚)ホントにこんな顔してた
オレを見つけて急に笑顔が消えて固まった友達を見て
オレもワケがわからず戸惑っているとあることに気がついたんだよ
87:
友達はオレを見てない 正確にいうと顔はオレの方を向いているけどオレを見ているわけじゃなく 
オレの後ろ、しかもオレの背丈よりずっと上の方を見てる
うしろ?…なんだろうと思い振り返ると
天井の梁から垂れたロープに首を吊っている女の人がそこに居た
一瞬で頭が真っ白に…たぶんオレも友達と同じく( ゚д゚)って顔をしてたと思う
どのくらいそうしてたかわからないけど、しばらく放心状態で女の人を見上げていると
急に後ろでバタバタ!と音がした 我に返って振り向くと
無言のままスゴイ勢い走りながら遠ざかっていく友達の背中が見えた
その姿を見た直後、全身にすごい鳥肌が立って気がつくと自分も無言のまま外へ駆け出してた
境内を真っ直ぐ突っ切って鳥居を潜って石段を五段とばしくらいで降りてった気がする
友達が近所の家に駆け込むのを見て自分もその家に駆け込んで、
家の人に神社で人が死んでることをパニックになりながらもなんとか伝えた
あとはもうパトカーは来るわ、神主はステテコ姿で走ってくるわで大騒ぎ
オレが知ってるのはここまでで、その後のことはよくわからない
新聞なんかで出てたかもしれないけど子供のオレには分らなかったと思うし
周りの大人もそのことには触れようとしなかった
首を吊っていた女の人がどこの誰だったかはわからないまま
今思い出しても怖いけど不幸中の幸いだったのが女の人が後ろを向いていてくれたこと
もし顔なんか下から覗き込んで見た日には……きっと頭に焼き付いて忘れられなかったと思うわ…
90:
神社怖い
378:
最後のお別れ
投稿しようかな…全く怖くないんだけど俺の実体験の話。
あ、先にどーでもいー流れ書き込むからつまらんと思ったら飛ばしてくれw
俺、猫飼ってるのね。
最初一匹だったんだけど、その子が子供産んじゃって5匹になったんだよ。お母さん含め♂3♀2。
もうそれがめちゃくちゃ可愛くてさ、みんなすくすく育ってった。
けど、引っ越しをきっかけに一番やんちゃなオス2匹が逃げちゃって…
まぁしゃあないよな、って言ってたんだ。
んで引っ越し先で、ある日最後の♂の子がふらっと消えたんよ。
まぁうちの育成方針で自由にお外出してあげてたんだけど、
いつもはその日中に帰ってきてた。だからちょっと心配だったんだ。
んで、2日ぐらいたった時、帰ってきたんよね。
ただ違ったのが、いつもの赤トラの毛が真っ赤になってたことと、
鳴き声にまったく元気がなかったこと。
足も引きずって、もう今にも死にそうな感じで。
でも多分ここに帰ってきたくて必死に歩いてきたんだと思った。
もう家族みんな大騒ぎで、俺がすぐ病院連れてった。
まぁ応急処置してもらったけど、その次の日の夜に死んじゃった。
いい大人にもなって(俺高校だったけどw)大泣きして、
最後ぐらいは家で迎えさせてあげたかったね…って言って。
んで、俺んち死んだペットとかを必ず庭に埋葬してあげるんだけど
(ハムスターとかヒヨコとかザリガニは前の家でそうしてた)
今回も最後まで一緒に…って言って庭に埋めてあげたんよ。
380:
んで、ここからが本題なんだけど。
その日の夜に、まぁ俺の部屋が二階で、ベッドで寝るんだけど、
残った2匹の子と一緒にいつも寝るんよね。
で、俺の部屋で粗相されても困るから、襖を猫分ぐらい開けとくのね。
その日は、お母さんが股の間、最後の女の子が脇で一緒に寝てた。
夜中にふと目が覚めたんだけど、体が動かないんよ。
金縛りってのは何度か経験したことあって(俺は筋肉の硬直だと信じてるし得に怪現象も起こらんかったし)
いつものようにこころん中でうおおお!って言いながら動かそうとしてたんだけど、全く動かなくて。
おかしいな…と思って、どうしようかと思ってると、ふいに階段から何か上がってくる音がすんのよ。
パタパタパタって。
度からして明らかに人間じゃなかった。
んで、その気配が俺の部屋に入ってきたんよ。顔動かせないから見れんかったけど。
んで、その直後にドスン!って腹の上に乗っかってきた。
ちなみに猫はしっかり脇と股にいた。感覚はあったから。
うちの子じゃないって確信持って、怖くなってずっと固まってたよ。フーフー聞こえるし。
…まぁそれ以外には特になんもなく起きたら朝だった。
ただ俺なんでか知らんけどめっちゃ泣いてた。
多分挨拶しにきたんかなぁって思ってる。でも怖かったわぁw
382:
エニグマっぽいかと思ったけど、体験する側からしたら怖いよねw
面白かった
96:
隙間から見える目
レンタルビデオ店のAVコーナーに入ったときのことなんだが、、
いろいろと作品を物色していると、
ふと、棚と棚の間の隙間に目がいった。
わずかな隙間に目が2つ、
|◎|
|◎|
こういう感じでこっちを見ていた
初めはびっくりしたが、観察してみると、
俺の動きに合わせて目線を動かしている
ちょっとフェイントかけてみたら、それにもまんまとひっかかる
なんとなく怖いという感じがなくなって、
友達に見せようと写メを撮ろうとしたら、
「お前、それはだめだよ」
と耳元で声が聞こえた
瞬時に我に返り、怖くなってAV コーナーを出て、
店の出口に向かったのたが、出口の防犯警報にひっかかった
もちろん何も盗んだりはしてなかったが、
何度通っても警報が鳴る
店員が俺を確認して、何もないことがわかったのに警報は鳴り続けた
結局そのまま店を出たのだが、かばんをかごに乗せ、
チャリンコにまたがったその時、両肩にポン、と手がかかった。
後ろを振り向いてもだれもいなかった。
その後もそのビデオ屋を利用してるが、一度だけ同じ目を棚の隙間に見た。
その時は奇妙なことはなかった。
目を見たのはそれが最後だ。
しかし、後日俺の友人から、そのビデオ屋で幽霊の目を見た、と興奮気味に聞かされた
あれは幻覚とかじゃなかったんだ、と改めて怖くなった
99:
ゾッとしたお
108:
満員の銭湯
俺が小学生の頃、近所に百年近く続く小さな銭湯があった。
まあ老舗とはいえ時代の流れか、客入りはそれほど良くなかった。
俺の爺さんはたいそうお気に入りで、その銭湯に通うのが楽しみの一つだった。
何の前触れもなくポックリと死んだが、その前日も通っていたくらいだ。
ある週末の夜、親父に銭湯に連れて行ってもらった。
服を脱いで勢いよく浴室の扉を引くと、驚いた。
いつもは閑古鳥が鳴いているこの銭湯が、どういうわけか満員だった。
浴槽は芋洗いだし、洗い場も一つも席が空いていない。
後からきた親父も驚いていた。
「これじゃあ入れないなあ、ちょっと待つか」
といい、親父は自分にはビール、俺にはアイスを買ってくれて、脱衣室で待つことにした。
風呂前にアイスを買ってくれるなんて、いつもとは順番が逆で、俺はなんだかおもしろかった。
しばらく待ったが、出てくる客は誰もいなかった。
親父に様子を見てくるよう言われ、再度扉を開けると、また驚いた。
さっきまであれだけ混雑していた風呂場だったのに、客は2~3人しかいなかった。
さっきは確かにぎゅうぎゅうだった、それに出てきた客はいなかったぞ?
親父も驚いていたが、あまり細かいことを気にしない人で、
何事もなかったかのように、ひとしきり風呂を楽しんだ。
銭湯から変えるとき、番台のそばの貼り紙に気がついた。
なんと今月で店を閉めるという内容だった。
しかも今月というとあと1週間しかないではないか。
はたと気がついた。
子供ながらにも、先ほどの不可解な混雑の理由がわかった気がした。
閉店を惜しんだ遠い昔からの「常連」が、大挙して押し寄せてきたのではないか。
親父も同じことを考えていたようで、
「爺さんもきっと来ていたんだろうなあ、○○(俺の名前)も一緒なんだし、挨拶くらいしてくれても良かったよな」
とつぶやき、それ以後は黙ったままで俺と手をつないで帰路へついた。
銭湯には閉店の日も親父と行ったが、その日も相変わらず空いていた。
銭湯が混んでいるのを見たのはあれが最初で最後のことだった。
154:
>>108
何だよ、すげぇイイ話じゃん!怖い話で涼もうかと思ってこのスレ来たのに、
ほっこりしたぞwスレチだぞ、心霊ちょっといい話スレにでもコピペしろやw
163:
まとめの「とある寮生」を投稿した者なんですが、その後を…
先輩も私も寮を出て、たまに遊んだりはしていたのだけど
だんだんと疎遠になりはじめた頃久々に会った先輩は別人のようになっており、
「女がついてるみたいなんだ…助けてくれ」
と言ったり言動もおかしくなっていた。
しばらくして友人伝いに先輩が自殺をしたと連絡が入った。
前回投稿した文読みかえしたけど、
あれまだとりつかれてる時だったみたいで読み辛かったですね。
先輩のご冥福をお祈りします…
174:
とある寮生
とある寮生 New! 2006/05/22(月) 04:04:13 ID:gFs3vaMn0
昔とある都内の大学の寮生だった時の話。うちの大学は古く、
開校されてから残っている建物がいくつかあって、その中のA棟には螺旋階段がある。
地下まで続いているんだけど 立ち入り禁止になっていて
実際異常なくらい錠でつながれていてなんともいえない雰囲気をかもしだしていた。
どこの大学にもあると思うのだが、学生運動の頃の伝説やら怪談話がやはりうちの大学にもあった。
「A棟の地下をはいると迷路になっているらしいよ』
その噂ではその迷路には学長しかはいれないらしい。
その噂が昔からあり面白がって無理矢理迷路へ入った学生は戻ってこなかった…と。
この話を聞いたのが寮生の先輩で、本当かさだかではないが霊感があると豪語していた。
175:
その先輩は夜学校から寮へ帰る時、地下から多数
のうめき声を聞いたのだそうだ。それと同時に貞子にそっくりな女においかけられたのだそうだ。
寮の敷地にはいったとたんそのうめき声はやんだらしく、先輩はもう一つ大学の怪談をきかせてくれた。
その貞子にそっくりな女の霊の話だった。
寮は男子寮女子寮がくっついていてまんなかの
2階部分が食堂でなにかにつけて飲み会を毎日のように開催していた。
『男子寮の最上階にある501号室。あそこの部屋のドアだけ鉄でできてるの知ってるか?』
私は女子寮でなにも知らずに過ごしていた。
私の部屋ももちろん、女子寮のドアで鉄でできている部屋などなく、
男子寮にも遊びにいっていたが501にはいった事がなかった。先輩は話を続けた。
176:
501に住む事になった奴は必ずあの女に会うんだ。夜寝てるとおおいかぶさってくるらしいぞ』
なんで鉄の扉なの?と聞くと
『学生運動の時にあそこリンチ部屋だったらしいんだ。だから頑丈なドアにしているんだよ。』
先輩は501の住民には運よくならなかったらしくそれでも寮で霊をみる事は日常茶飯事だったらしい。
私が体験したのは忘れもしない2004年7月7日、
寮の食堂で七夕パーティーと称してまた飲み会が行われた日の事。
食堂は電気はつけられておらず、ロウソクの灯りと食堂にある
自動販売機だけが広い室内をぼんやり明るくしていた。
何故かその日に限って皆怖い話ばかりをしていた。
丸く円になり、3つ位のグループが気がつくと完成していた。
私はそのグループのうちの一つにはいり、ちょうど先輩に聞いた寮にでる女の話をしていた時だった。
食堂には窓が二つ、販売機を挟んでついていた。
177:
私は話をしている最中どうしても右側の窓が気になってしょうがなかった。
そしてみてしまった。窓の外側にまるで歩く歩道があってそれに乗っている人らしきものを。
横向きで髪は黒くウエーブしていて販売機の明かりによって髪の艶までもがくっきりと。
顔は髪でかくれていて白い洋服らしきものをきていた。あまりの一瞬の出来事で「あ』しかでなかった。
その直後激しい吐き気にもよおされ飲み会を中断させました。
それ以来寮をでるまで鏡をみると背後に『寮の女』がこちらをうかがうのをよくみました。
私の感ですが彼女は学生運動の時に501号室でレイプ
された後それを苦に自殺したのではないかとおもいます。
次の日先輩と食堂で飲み会であった出来事を話していたら食堂の外の地面のほうから『おぉーー』
と低い多数の声が響いてきて寮内では怖い話はタブーでした。
179:
>>174
本当に霊感ある人は、大事な人以外に教えない。
噂になると自分に霊が集まってきてしまうから。怖い思いしたい人なら別だけど。
180:
>>179
先輩は、全く霊感がないわけではなさそうでした。
食堂でほぼ同時に声を聞いているし。でも好奇心が強すぎたんだと思います。
自分からあちらの世界に向かっていっているように見えました。
あの時手助けしていればと後悔しています。
181:
>>180
なら仕方ないな。
186:
姉の部屋
死ぬほど洒落にならないわけじゃないと思うが
個人的にめちゃくちゃ怖かったから投降。
不登校ニートで毎日PCと飯を繰り返す毎日で
どうして家族に殺されないんだろうと思ってた。
私の部屋はちょっと前に姉と交換させられた。
姉は自分の部屋に机が無いから受験勉強が出来ないと言った
自分的にはすごく気に入ってた部屋だったから渋ったが姉が強い姉妹だったので
部屋を交換した。正直、すごい嫌だった。元姉の部屋は妙に空気がどんよりしている気がしたから。
そして交換した日からか、人生が狂った。
中学早々グレる、警察沙汰になる事件を起こし、無気力になり不登校。
友達と連絡を自ら絶つ、太る、対人恐怖症、通信制高校辞めようとする。姉と一切会話が無くなる。
これらは部屋を交換してからだ!部屋のせいにはしたくない、でもそうなんだ。
ここ最近では耳鳴りかと勘違いしていた鼻歌が聞こえる。小さいけど聞こえる。
そして昨日、怖いからテレビを付けて寝た。
深夜3時56分にパッチリ起きた、テレビを見たら放送が終わってた。
しかし耳に聞こえてくるのは何者かが唸ってる声。『あーーうーーウェー』。
気持ち悪い!早くチャンネルを変えなければ!!そう直感的に思った。
頭より先に体が動いてたと思う。
チャンネルを変えると放送終了画面に映画のサウンドトラックが流れてた。
プリキュアがよかった・・・
隣の部屋に母が寝ているので無理やり起こした。そしたらまた鼻歌が聞こえてきた。
もう無理だった、母と寝る!!母と一緒に寝ながら朝までgkbrでした。。
そしてさっきPCしてたら横のコップが2回動いたので
『動かすな!殺すぞコラァ!ふざけんじゃねえ』って怒ったらもう動かなくなったw
もうあの部屋には行かないし寝ない。どこで寝ようか考え中。。
長文失礼しますた。
946:
祖母がしたこと・・・
私の一番古い記憶は三歳。木枯らしの吹く夕方、一人でブランコを漕いでいるところ。
手も足もかじかんで、とても冷たい。でも今帰れば母に叱られる。
祖母に迎えに来て欲しい、ここはいつも来る公園なのだからきっとすぐわかるはず。
そのうち、風に揺られてるのかブランコに揺られてるのかわからなくなる。
私は母に虐待されて育った。
飲み物をこぼした、ちょっと足音をたてて歩いた、声を出して笑った。そんな理由ですぐ折檻された。
気が済むまで殴られる、安全ピンでお尻を刺される、冬に水風呂に入れられる。
煙草を吸わされ背中を灰皿にされる、食事を抜かれる、家に入れてもらえない。
私に向かって拳を振り上げる母は、喜んでいるように見えた。
父は見て見ぬ振りをした。
失敗して叱られ何度も蹴られる私の横で、テレビを見ながら食事をしてた。
終わると、「お母さんの言うことをちゃんと聞きなさい」と言った。
助けてくれたのは祖母だけだった。折檻の傷の手当てをして、一緒の布団で眠ってくれた。
私をかばい、代わりに蹴られてしまったことすらある。それを見た時、恐ろしさに泣いてしまった。
お前のせいで痛い目にあったと叱られるんじゃないかと思った。
それ以上に、もう自分を嫌いになるんじゃないかと思って、恐怖で息が詰まりそうだった。
二人で部屋に戻ると泣きながら祖母の足に湿布を貼り、自分は殴られても大丈夫だから、
いいからと必死に訴えた。何より祖母に嫌われるのが怖かった。
祖母は私を抱きしめて泣いた。そしてそのまま一緒の布団で眠った。
947:
あれは多分五歳頃。ふと夜中に目を覚ますと、隣で眠ってるはずの祖母がいなかった。
きっとトイレに行ったんだろうと思い、そのまま目を瞑った。
でも、しばらく経っても戻ってこない。
もしや母に何かされたのかと思い、そうっと起き上がり、襖の外の様子を伺った。
何も聞こえない。音をたてないように襖を開け、祖母を探しに出た。
真っ暗な家の中、どこにもぶつからないようにと注意していた。気づかれればまた殴られる。
トイレにも台所にも、居間にもいなかった。
もしかして自分を置いて出て行ってしまったのだろうかと思い、居間を通って玄関に靴を見に行こうとした。
庭に面した窓のカーテンが、少し開いている。
外に人が立っているように見えたので、隙間から覗いてみた。
祖母がいた。こちらを向いて、無表情に突っ立っている。
良かった、私を置いて行ったんじゃなかった。安堵で胸が一杯になり、カーテンを開けようとした。
すぐに思い留まった。何かおかしい、いつもの祖母と何かが違う。あんな気味の悪い祖母は見たことない。
何がおかしいのかはすぐにわかった。
祖母は犬の首を持っていた。どこから捕まえてきたのだろう、薄い茶色で、舌がでろりとたれている。
大きさは多分中型くらい、それでも首を切るのは大変だっただろう。
犬の頭も、足元に転がった体も、祖母も、赤く染まっていた。
しばらく突っ立ったままだった祖母はやがてだるそうに犬の胴と頭を持ち、どこかに行ってしまった。
見てはいけないものを見たんだろう。私は震えながら布団に戻り、
どうか祖母を元に戻して下さいと神様に祈っていた。神様なんていないとわかっていたけれど。
目が覚めると、祖母は隣で眠っていた。
元に戻っていなかったらどうしようと思い、起こさずにずっと見つめていたら、目を覚ましてくれた。
「おはよう、おなか空いたかい?」そう言って笑ってくれた祖母は、いつもの祖母だった。
あぁ良かった。安心して、うん、おなかすいた。と返事をした。
祖母から漂う生臭い匂いは、気にしないことにした。
948:
家の中を、狐や狸や犬のようなものがうろうろしているのが見えるようになった。
父も母も気づいていないようなので、自分にしか見えていないんだろうと思った。
ある日祖母にそのことを言うと、とても嬉しそうな顔をした。
それは何をしてるんだい?と聞かれたので、ありのままを答えた。
父と母にまとわりついていて、それがくっついてると二人ともとても気分が悪そうだと。
夜中に母が叫ぶことが多くなった。昼間も青い顔をしている。どうやらあまり眠れないらしい。
母の体調が悪くなってから折檻はだいぶ減ったが、いらいらしているのだろう。
体中ライターの炎であぶられ、手のひらに研いだ鉛筆の芯を何本も差されたりした。
その頃から祖母に、玄関から出入りしちゃいけないよと言われた。
理由は問わなかった、大好きな祖母の言いつけだ。
祖母と私は裏の勝手口に靴を置き、そこから家に出入りするようになった。
家の中が生臭くなってきた。特に父と母から強く臭うようだ。
二人とも奇麗好きだったのに、だんだん身なりに構わなくなってきた。
爪が伸びて、中に黒いものが詰まってる。服もなんとなく汚れてる。お箸を使わない。
連投すると規制かかってしまいますので、ゆっくりいきます。
952:
父が独り言を言うようになった。
何を言ってるのか聞きたくて、後ろからそっと近づいてみたが、聞き取れない。
父はとても臭い。それは獣の匂いなのか、父の下着に溜まった排泄物の臭いなのかわからない。
母が金切り声をあげる。空中に向かって包丁を振り回す。
そういえば最近、折檻されていない。もう母には私が見えていないのだろう。
七歳の時、市役所や病院の人が来て、父と母を連れて行った。
祖母は宜しくお願いしますと頭を下げていたが、みんなが帰ると私を振り返ってにっこりした。
私もにっこりした。大好きな祖母と二人だ、これでもう何も怖くない。
十三歳の時に祖母は脳梗塞で倒れ、体が不自由になってしまった。
家の中にいた獣達は、皆祖母にまとわりついていった。
そう告げると祖母はため息をつき、きっと返ってきたんだねぇと呟いた。
それから二年、痴呆でゆっくりと子供に戻りながら、祖母は他界した。
全身に原因不明の湿疹と蕁麻疹が広がり、掻き毟りながら逝ってしまった。
遺体を解剖して、死因は蕁麻疹で喉が腫れた窒息死だったそうだ。
原因不明の湿疹と蕁麻疹は、動物アレルギーからくるものだと言われた。
動物を飼ったことはなかったけれど、わかりましたと返事をした。
私はまだあの家に住んでいる。相変わらず勝手口から出入りしている。
獣達の姿も、獣のようになってしまった祖母の姿も見える。
祖母が何をしたのかは聞かなかったが、きっと私の為を思ってのことだろう。
どのような姿であれ、祖母が側にいてくれる。それだけで嬉しい。
終わりです。
958:
乙!
おばあちゃん何やったんだろう。
964:
ばあさんが親を呪ったのか。
で、呪い返しにあってばあさんも悪霊になってしまったと。
207:
廃墟の獣
ガキのころ、俺達の間では探検ごっこが流行っており、
林や廃墟、使用されていない用水路など、近所の様々な場所を探索していた。
慣れてくると子供ながらに凝り始め、
虫や蛇対策に極力肌を露出しない服装やほこり対策にマスクの着用、
メンバーがはぐれた場合のSOSサインとして笛を携帯するなど、
準備に余念がなく、また独創的な探検場所の設定など、
俺達は6年生屈指の探検チームだった。
今回のターゲットは空き家だった。
線路沿いの広い空き地のとなりにポツンとある平屋で、もう長いことだれも住んでいないようだった。
俺はマッピング担当だったので、今回のような狭い対象はあまりやる気がおきなかったが、
A君がどうしても、というので決行する運びとなった。
A君が言うには、別のチームが勝手口のベニヤで補修された穴を破ることに成功したらしいが、
その際メンバーの一人が怪我を負ったらしく、そのチームの探検は中止になったらしい。
そのため労せずして探検できるうえ、建物なのでなにかお宝を発掘できるかもしれない、とのことだった。
早計画を立てて、晴れたある土曜の午後、メンバー4人で空き屋に向かった。
実際敷地内に入ると、予想以上に荒れていた。
といっても草が伸びたり、サッシがボロボロに朽ち果てていたり、
と人の手が入った荒れ方ではなかった。
勝手口にまわると、たしかに補修されたベニヤが何かでたたき割られていた。
入口としては少し穴の大きさが不足していたので工具で穴を拡げ、俺達は家に入った。
室内はものすごいほこりの量だったがさほど荒れておらず、
置き捨てられた家具や段ボールなどが整然と並べられていた。
とりあえず光が欲しい、ということで雨戸を開けようとしたが動かず断念、
懐中電灯の光の身で探索することにした。
ひとしきり探索したがあまり得られるものはなく、
みなの士気が下がりかけたころ、俺は妙なことに気がついた。
マッピングした室内と外からみた家の外形が一致しない。
家の隅に壁に囲まれたスペースが残っている。
208:
もう一度その壁を調べてみると、見つけた。
本棚から上にはみ出た引き戸。つまり戸の前に本棚を設置していたのだ。
何のために?本棚の本を取り出し、軽くして本棚をよけるとやはり引き戸があった。
Bが引き戸を開けると、4畳ほどの和室があった。
懐中電灯に照らした先に奇妙なものがいた。
三人というか、三匹というか、
身長が俺達より小さく、わりに頭が大きい。目が非常に大きく、鼻と口は小さい。
汚いTシャツを着ており、ズボンは穿いていない。
体色はわからない。全身赤ん坊の産毛程度のうっすらとした
体毛髪に覆われていたような気がする。
そしてものすごく生臭い。
心臓が飛び出すかと思うくらい緊張した。しかし、相手の方が様子がおかしかった。
突然あてられた光のせいか、三人とも目を抑え鳥のような声でわめいている。
どうやら苦しんでいるようだ。
一人など目をかきむしっており、膿のような液体がぽたぽた垂れていた。
それを見ていて気付いたが、4本指だった。
B君がまず冷静さを取り戻し、逃げるよう提案、全員一致でその場から逃げた。
しかし、追いかけられるような気がしたことと、彼らはすぐには動けないだろうという予感から、
俺は本棚を元に戻すことを進言し、全員であわてて本棚を戻した。
というより、より強固にバリケード状にして閉じ込めた。
そのまま俺達は近所の駄菓子屋に集まり、探検の反省会をした。
AとCは戻るべきだ、捕まえれば大ニュースになると主張したが、頭がおかしいとしか思えなかった。
俺とBは得体のわからないものに近づく恐怖を語り、彼らを説得した。
Bの毒があるかもしれない、という発言が効き、
結局全員一致で二度とあの家には近付かないことにした。
生臭いにおいは俺達にも移っており、風呂に入ってもなかなか落ちなかった。
後日、俺達の報告を受けた他のチームがその家に侵入したらしいが、
結局その隠し部屋には何もいなかったという。
家は数年後ラーメン屋になった。
210:
ラーメンのダシになったか
219:
百物語
とあるラジオ番組で百物語をやろうという企画があった
その当時怖い話を得意とする芸人、タレント、スタッフ等が自慢の怖い話を持ちより
番組を進めようとするものだ。
人数は全員で10名
一人10話づつ話すことになっていた
蝋燭も百本用意し、一話終わったら、1本消す、そんな番組だった
念の為、お祓いも行い
いざ、収録となったが
無事に収録は終わった
何事もなく終わり、皆で打ち上げを行うことになり
盛り上がっている最中とあるタレントがこんな事を行った
「最後にとっておきの話があったのに」
背筋が氷ついた
222:
首吊り屋敷
俺の地元の商店街にあった元電気屋だった空き家は通称首吊り屋敷と呼ばれていた。
借金苦から、一家三人首吊り自殺したという曰く付きの場所だったが、
特になにか怪しい噂があるわけではなかった。
夏祭りの夜、ちょうど首吊り屋敷の前で神輿を待っていた。
神輿が通りすぎるとき、
俺は小型で携帯性に優れ、高い性能を持ちながらも安価である故、
広く普及していたインスタントカメラ「写るんです」で神輿を撮影した。
後日現像して驚いた。
神輿の後ろに写った首吊り屋敷の二階の窓に、こちらを見つめる中年男性の姿が見られた。
誰もその家には住んでないし、立ち入りもしていないはずなのにだ。
母にネガごと棄てられたが、あの時の写真に写る男性の顔は強く印象に残っている。
その後、首吊り屋敷は改築され、誰かが引っ越してきたようだが、半年後に火災で全焼してしまった。
犠牲者は偶然か否か、奇しくも同じ家族構成の三人だった。
224:
不自然な木
自分には霊感は全くないと思うけど、唯一体験した話があるのでその話をします。
かれこれ8年ぐらい前、京○多摩川駅のそばのアパートに住んでいたんだ。
友達が元々住んでいて、入れ替わりで入るという条件で大家と交渉して敷金、礼金なしで入居できた。
荷物の運び込みも無事終わり、簡単な引っ越し祝いをしようと
徒歩30秒ほどのコンビニに酒とつまみを買いに行く途中、
ふと一本の木に目が止まった。
2車線の道路、その一部が不自然に分かれ、中央線のあたりに一本の木がぽつんと立っている。
幹には縄が巻かれているが新しいものではなかった。
段ボール箱が無造作に並ぶ部屋で酒を飲みながら、
その木の話題になったけど友達もよく分からないと言う。
「あれ、何かの御神木?」
「道路作るとき切れない理由でもあったんかね」なんて酒のネタにしながら、
そんな話をしながら、そういえばこの部屋にいる間に何度か金縛りにあったという話を聞いた。
友達はそこに住んでる時に限らず、たまに金縛りに合うということは
知っていたから特に驚かなかったし、
その時はふーんって感じで聞いてた。
225:
何週間か経って片付けも終わり、その部屋での生活にも慣れてきた。
ただ、どうもその部屋が好きじゃなかった。あまり居心地が良くないというか…
道路に一番近い一階の部屋なので、通行する車の音が結構したし、
小さい庭が付いてたんだけど、日中も日が当たらずいつもじめじめしていた。
昼干しておいた洗濯物を夜を取り込もうとした時にシャツに
何匹かナメクジが付いてたりした時もあった。
大学から帰って来て入り口の扉を開けた時も玄関から見える
部屋の暗闇が湿気を帯びてる感じがして嫌だった。
冬になってエアコンを付けた時もなかなか部屋が暖まらなかったり、
単にエアコンの調子が悪いんだろうと思ってた。
そんなある日、いつものように布団に入って携帯をいじりながら寝落ちしたんだ。
そして夜中になぜか目が覚めた。
226:
体が動かない、生まれて初めての金縛り。
暗闇の中で胸にかかっているはずの掛け布団がゆっくりと遠ざかって行く。
肩から首にかけて何かに掴まれているような感触。ワケも分からず必死で頭の中でお経を唱えて、
いつの間にか再び眠りに落ちてたんだけど、その夜見た夢は、
河原、人、内蔵、みたいなすごい悪夢だった。
朝起きると汗びっしょりで肩から首にかけての寒気が取れなかった。
そしてひとつのことに気付いた。昨夜のあれは何かに引っ張られていた。
その方向は「木」の方向だった。
もし逆向きに寝ていたとして、足を引っ張られていたら、
引っ張ったそれを見てしまっていたのかもしれない…
228:
>>226
因果関係が分からない怪奇現象は怖いね
どうしても嫌だったら部屋の四隅に小皿に塩を置くといいよ
あと庭に日本酒を軽く撒くのもいい
悪い気が滞っている場合その手法である程度なら散らせるよ
230:
枕元に塩ならいいのかな
291:
>>230
塩をもっても霊には意味がないって話あるなー。
もともとは福を呼び寄せるためのものだし、
逆にしけった塩放置は霊を呼び寄せるとかいう話も聞いた。
アレじゃね、やっぱ塩はまけばいいんだよ。
部屋中に塩まいてから掃き集めて川に流せばいいんでねーか。
304:
>>291
元々塩ってのは海の水の代用らしい、
日本では、昔身を清めるときに海に入って禊ぎをした
この禊ぎを簡略にした物が、身に塩を掛けるという行為になったらしい
いまでも伊勢に行くと、二見浦の立石浜は禊浜と呼ばれている。
241:
怪談系の番組がないから、ここで楽しませて貰ってる。
折角なんで、妹から聞いた話を投下するわ。
俺のじゃない上に、拙い文章なんで申し訳ないけど。
242:
鈴の音
何年か前、丁度この時期に、妹から聞いた話だ。
それは、妹が近所のお寺から帰宅する途中の事だった。
照りつける夏の日差しと、けたたましい蝉の声にうんざりしながら、
妹は近道をしようと裏道に入った。
然し、何かがおかしい。如何やら道を間違えてしまったようで、
見た事が無い風景が広がっていた。
住宅街を歩いていた筈なのに、いつの間にか左右に田んぼが広がっており、
周囲は竹林で囲まれていた。
前方には小屋があり、モーター音のようなものが聞こえてくる。人影は、無い。
進んでも抜けられる保証は無いと悟った妹は、直ぐに引き返そうと思った。
だが、その時、妹の耳に「りぃん」と鈴の音が届いた。
背筋に冷たいものを感じた妹は、踵を返さずに進む事にした。
妹が歩を進めると、「りぃん、りぃん」と鈴の音が響く。
最初は鍵に付いたアクセサリの所為だと思っていた。
否、思い込もうとした。だが、そもそも、鍵に鈴など付いていない。
徐々に大きくなっていく鈴の音は、明らかに背後から聞こえていた。
243:
妹は追い立てられるように歩く。鈴の音は付いて来る。
いつの間にか、蝉の鳴き声は止んでいた。
田んぼの稲穂は枯れており、生温い風に揺られて手招きをしている。
気付けば、小屋がすぐ目の前に迫っていた。
もしかしたら、人が居るかもしれない。
藁に縋る思いで小屋に向かったのだが、その時、気付いてしまった。
小屋の中からする音は、モーター音などでは無かった。
「おぉおん、おぉおん」と地を這うような呻き声だったのだ。
その小屋に行ってはいけない。
そう思った妹は、小屋の前を通り過ぎ、兎に角、先を急いだ。
鈴の音に追いつかれたら、どうなってしまうのだろう。
小屋の中に居る「何か」に気付かれたらどうしよう。と恐怖しながら。
 
暫くして、さあっと視界が開けた。
目の前に広がったのは、見覚えがある大通りだった。
排気ガスと焼けたアスファルトの匂いが、妹を現実に引き戻す。
鈴の音はもう聞こえない。
背後を振り返ると、自分が知っている細道が続いているだけであった。
あれは一体何だったのだろうか。
蝉の鳴き声が茹だる空気を揺るがす中、妹は呆然と立ち尽くしていた。
258:
>>242
なんで妹はお寺さんに行ってたの?
260:
>>258
ただの散歩だったのか、調べものがあったのか、ちょっと覚えてない。
観光客が来るような有名な寺だったんだ。
うちに縁があるわけではないので、特別な理由はなかったはず。
262:
>>260
呼ばれたって可能性もあるかと
244:
いい感じ、情景が目に浮かぶね。
255:
>>244
ありがとう。そう言ってもらえると嬉しい。
247:
カルト宗教の恐怖
先日婆ちゃんが亡くなったときの話。
住んでる地方は戦時中から妙にカルト宗教率が高くて
婆ちゃんは思いっきりそういう宗教に入っていた。
婆ちゃん貧乏なくせに結構な額のお金も納めるくらい熱心な信者。
婆ちゃんはものすごい苦労人で、貧乏で子だくさん
なのに旦那が全然働かない人だったらしく
一度家を手に入れても数カ月で手放さなきゃいけなくなったり
住むところがなくて、よくわからない人と
同居生活しなきゃ行けなくなったり壮絶な人生を送っていたようだ。
幸せな老後なんてものもなくて、あちこちで借金しまくりの長男夫婦のせいで
結局最後の最後まで苦労とは切っても切れない縁だったようだ。
(この夫婦には自分の家族も借金肩代わりさせられそうになったりしている)
そんなもんだからそういう宗教に頼っちゃうのもしょうがないよなと考えていた。
248:
で、婆ちゃんが痴呆ののちあっけなく逝ってしまったので
葬儀を行うことになったのだが、その葬儀が怖かった話。
親兄弟も私も父ちゃんも母ちゃんも無宗教です。
婆ちゃんが死んだとどこから聞きつけたのか
全然知らないこの地方の宗教取り仕切ってるお偉いさんが
ささーっときてぱぱーっと何でもかんでも決めて行ってしまった。
見舞いにも一切来なかったのに、いきなりやってきて遺族の意見も聞かずに
他人の家の葬式セッティングするのか…とこの時点で薄気味悪く感じたものの
婆ちゃんの信じた宗教だからとそのまま葬式は行うことになった。
そして葬式当日。
会場からして奇妙で普通の葬式とは違っていた。
なんていうかこう、何が変っていうのがわからないんだけど
間違い探しみたいに微妙なものがあちこち違う。
普通の葬式にあるものがなくて、ないものがあるみたいな。
その微妙な違いが気持ち悪かった。
249:
葬式会場で受付からしてなんだか怖い。
「あの○○家の葬式会場は…」
「同志葬!同志葬!はこちらになります」
「いえ。葬式です」
「同士葬!は此方になっております」
葬式の事をかたくなに「葬式」って言おうとしないの。
その後も来た人に「祖母の葬儀に来てくださり…」と挨拶したら
「同士葬」と半ギレぎみに何度も言いなおされた。
会場はほぼ3分の2が宗教関係者席。
それも知らない顔ばかりだ。彼らも婆ちゃんは知らない方が圧倒的多数みたいだった。
入り口での挨拶がほとんど「素晴らしい方だったとお聞きしており…」と又聞きだったのだ。
なんで婆ちゃんの葬式で婆ちゃん知らない奴が圧倒的多数なんだよ勝手に呼ばないでよ。
そして知らない癖に飲み食いしすぎじゃないかーと思いながらも
3分の1の非宗教関係者の婆ちゃんの親族や友人は
小さなスペースに収まってその葬儀を見守ることになった。
250:
そして始まった式の進行がなんかおかしい。
「我が?会の同志葬ではお経の類は読み上げません。
 というのも歴史的にはお経をあげるというのは後世に勝手に追加されたものであり
 本来の日蓮宗では?…我が?会の様式が最も正しいものであり?」
まず何をするにも私たちの宗教が正しい。
今の仏教は全部邪道で間違っているというような説明つき。
すっげー嬉しそうに如何に自分たちは正しいか読み上げる姉ちゃん怖すぎる。
葬式なのにここの部分だけ私たちの方見ながらめちゃくちゃ嬉しそう。
私たち非教徒席に向かって「お前らがいかにダメなもん信じてるか説明してあげてる」って感じの超ドヤ顔。
そして始まった大合唱に非教徒席一同唖然。
「南無妙法蓮華経!!!」
「南無妙法蓮華経!!!」「南無妙法蓮華経!!!」「南無妙法蓮華経!!!」
「南無妙法蓮華経!!!」
「うっう?!!(泣いてる。お前婆ちゃん知らんって入り口で言ってたじゃないか何故泣いた)」
それからはもうやりたい放題。
251:
自分たちが正しいかという説明の後によく分からない儀式があって
もう後半は聞き流しモードに入っていた。
故人しのぶよりも宗教の正当性の説明の方が長くて
一番悲しんでるはずの親族一同も涙なんか出す余裕もなかった。
宗教の勧誘セミナーと大合唱だけの奇妙な葬式に呆然とするしかなかった。
やっと解放された時には心神喪失状態で遺族全員くたくた。
帰り際渡された、引き出物みたいなのの中にもまた宗教関係のものが入ってた。
パンフレット?みたいな如何に信じてない人間がクソ野郎で堕落していて見放されてて
信じなかったばっかりにこれから汚れて不幸な人生を歩んでいくかということと
如何に自分たちが清らかで神の恩恵を承っているかみたいな内容だった。
即効捨てたけど人の葬式で勧誘までするのか…と疲れがどっと出た。
ちなみに香典は勝手に「上納」としてもったってとか。
お葬式代出してくれたわけでも何でもないのに…。
婆ちゃん知らない人が大量に押し寄せて散々飲み食いした揚句に
奇妙なパフォーマンスでこんなひどい葬式にしておいて…。
252:
↑とこんな話を知人達にしたらその中の一人に
「ばっかじゃないの!?会は香典は正式に禁止してるし!
 知らないの??嘘つきだね!最低!そういう嘘でしか自分に注目させられないんだね?」
的なことを一方的に言われてブチキレられました。本当にあったことなのに悲しかった。
生きてる人間って怖いなと思った葬式でした。
253:
そうかそうか。
261:
戸に映る人影
数週間前の休日の月曜日に俺自身が体験した話。
その日は休みで学校もなかったため、俺は10時半ころに起床した。
父親は数年前に亡くなっていて、母親は仕事。祖父はどこかに出かけていて、祖母は1階の部屋にいる。
とりあえず、受験生なので勉強をしていた。といってもPSPで音楽を聞きながらだが。
1時間ほどやり、勉強を中断して音楽を聞くのに専念しているとき、隣の部屋の引き戸を見た。
頭の中が「????」となった。隣の部屋の引き戸の左側の戸に人影が映っていた。
しかし、自分のいる部屋から自分の影がそこに映るのはおかしい。
ベランダのカーテンが風に吹かれて・・・という考えもあった。しかしカーテンで人影はおかしい。
第一、カーテンが吹かれて・・・という考えだと、カーテンが見えるはずなのだ。
しかし、カーテンが吹かれるのは見えなかった。人影が映っている時にカーテンは動いていないはずだ。
そんな考えをしているうちに、階段の方へ移動して消えてしまった。そのままの高さで。
おかしい。引き戸の左側に映った場合、階段の方へ行くとすぐ階段があって、
降りることになるために、人影の高さが低くなるはずだ。
祖母は普通は2階に上がってこない。階段の下を歩いているときに映るということも考えた。
だが、映るはずがない。
次のレスに続く
263:
>>261の続き
一応、何処にいたら影がそこに映るのかを実証してみた。
勉強している部屋の引き戸(左側に全部引いている)に立ってみた。
一発で当たった。そこに立つと映るのである。
ということは?俺のことを、引き戸のところに隠れて見ていた?
それとも人影自体が霊で、俺の事を見ていたのか? それで気付かれたから逃げた?
そんな考えが浮かび、ゾッとした。
また出るんじゃねえかと思ったのだが、それっきり謎の人影は見なくなった。
だが、あの人影が何だったのかは分からない。いまだに謎である。
「戸に映る人影」を見たのは無論俺だけ。他の人に話しても信じてもらえない。
そういうのに興味があるヤツだけは信じてくれたが。
266:
包丁男
ウチのばぁちゃんのはなし
ばあちゃん1人暮らししてたんだよ。そしたらある日夜中にチャイムが鳴ったそうだ。その当時近所に住んでるおじさんがよく遊びに来てたから「こんな夜中に来るなんてどうしたー?」と言って玄関に行った。
包丁持ってた男が立ってたそうだ。
顔とか全然知らない人だったが直感的にあ、この人ヤバイ、と感じたらしい。
で、ばあちゃんは下手にコイツを刺激したら何されるかわかったもんじゃないと
思ってすごく優しく迎えたんだと。
「ほら、そんなとこいないで中はいって休みな。カニ食うかい?」って感じで。
それが功を奏したのか、男はなにも言わずに出てった。
そこで改めて警察を呼んで、その男は逮捕されたそうだ。
警察の話によるとどうもその男は近くに住んでる痴呆の進んだオヤジだったらしい。
もしその時にばあちゃんが対応をミスってたら多分今生きてなかったんだろうな…と思うと少し怖い。
283:
ウチの母も、昔自治会長をしてた時>>266みたいな事があったらしい
行事の準備の為遅くまで独りで事務所に残ってたら、近所のじいさんが来たんだと。
じいさんはすごく酔ってて、エライ剣幕で行政への不満をぶちまけ始めたそうだ。
下手に刺激したらマズイかも、と思った母は、適度にヨイショを挟みつつ話を聞いた。
じいさんは段々機嫌が良くなり、帰る間際に笑顔で
「今日はあんたを刺してやろうと思って来たけど、もういいや」
と隠し持ってた出刃包丁を見せてきたそうな…。
母ちゃんナイス判断だったと今でも思う。
284:
>>283
一歩判断を間違えると殺される・・・というのは怖いもんですね
269:
父の無念
聞いた話。
友人の父が亡くなった。
友人は病院から父を乗せた霊柩車に同乗した。
信号待ちでふと目をやると、
向かいの歩道にパジャマ姿の父がいた。
目を凝らしてよく見たが、間違いなく亡くなったはずの父だった。
うつろな目でこちらを見ていた。
混乱しているうちに、車はすぐに発進した。
その後三回ほど赤信号につかまったが、いずれも同じように父の姿をみとめたという。
どういうわけかわからず、疲れているし、何かの見間違いだろうと自分を納得させた。
数日後、病院内部からの告発で、父の死に重大な医療ミスが絡んでいたことがわかった。
父が執拗に現れて伝えたかったことはこのことだったのか、、
友人は、父の無念のほどを感じ、胸が痛くなったという。
276:
黒い人
親戚のおばさん
夕方茶の間でテレビを見ていると、
玄関先から「ただいまー」と聞こえた。
高校生の娘の声だった。
いつもなら何も言わず鍵を開け、そのまま2階の自室に行くのに、
今日は機嫌がいいのかな?なんて思った。
しかし、声は玄関先から動かず、
「ただいまー」「ただいまー」
と連呼している。
障子を開け、玄関先を覗くと変なものがいた。
頭の先からつま先まで、
ペンキを塗りたくったような黒い人が立っていた。
つるつると黒光りしていた。
その黒い人が、玄関先でのぞき窓に片目を当てながら
「ただいまー」「ただいまー」
と繰り返している。
ぞっとしたおばさんは障子を閉め、すぐに110番した。
黒い人は玄関先で
「ただいまー」「ただいまー」
と言い続けていたが、10分ほどで聞こえなくなった。
おばさんは怖くてその間トイレに隠れていた。
声は間違いなく娘のものだが、
なんというか、抑揚がなく、
例えるなら笑い袋のようなもので録音してある声を、
何度も再生しているかのような印象をうけたとか。
その後駆け付けた警官と、帰宅した娘に事情を説明するのが大変だった。
黒い人が家にやってきたのはその一度きりだった。
277:
>>276
1度きりって何か怖いですよね
278:
俺も同じ経験あるから思い出してションベンちびった
335:
母親には見えない子供
537 名前:名無しさん@涙目です。(北海道)[] 投稿日:2011/08/05(金) 03:35:49.82 ID:KFM334010
子供の頃家族で海水浴行ったとき、海から上がって自分家の
スペースに戻ると同じ年くらいの知らない子供が座ってた。
誰だこいつと思ったけどとりあえず無視してビニールシートに腰をおろしたら
知らない子がカキ氷食べたいってだだこねだして、かき氷買いに行くことになった。
そいつは母親にべったりくっついて、ママとうもろこしも買ってとか言ってるの。
流石におかしいと思ったから
「お前誰だよ」って言ったら
母親の腕にしがみつきながら俺のほう見てニヤリッと笑うの。
「ねえ、お母さんこの子誰。なんかおかしいよ」
って言ってもはいはいって流される。
わけのわからない事態で涙目になってたら親父が来てさ、そいつに向かって
「ん、君どこの子だ?お母さんところ戻りなさい」
って言ったら、舌打ちしながら俺に蹴りいれて人ごみの中消えていった。
親父が母親に、今の子なに?って聞いても母親はなんのこと?って
感じで分かってない様子。俺はマジで怖くなって泣きだしてた。
実話なんだけどあれがなんだったのか未だにわからない。
336:
母親に取り憑いていた水子?
339:
カブト虫
450 名前:名無しさん@涙目です。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/05(金) 02:15:55.04 ID:aRh7cw6h0 [1/2]
夜、友達4人と車で山道走ってたら、1人が急に「虫がいた。停めて。カブト虫探す。」
って言って30km/hで走ってる車から飛び降りて、ゲラゲラ笑いながら山の中に消えていった。
いちおう実家に連絡して、警察には捜索願出して、1ヵ月後に遺体で見つかった。
去年の夏休み中の話
350:
>>339
うわああ不気味過ぎる
307:
守り刀
まず、前置きがあって、俺の母方の先祖は何かしらんけどえらい坊さんだったらしい。
で、何かどえらい化け猫を退治したとき(7つ尾の猫又って言ってた)
七代先までたたるっていう呪いかけられたらしい(ちなみに俺で6代目)。
そんなんで、たたりから逃れるためにお守りを子供に持たせるんだが、
俺の爺ちゃん(母方の方な)が昔鍛冶屋やってたんだが
初の女孫で、いたく張り切って守り刀を作ってくれたらしい。
つっても、人形に持たせるような小さいやつ。
爺ちゃんは俺をすごく大事にしてくれたんだが、
方向がちょっとアレだった。
雛人形の時期に、菖蒲様の人形を送ってくれたり(俺、女なのに・・・)
守り刀って言うよりナイフに近い。
実際、ペーパーナイフとして活躍中のそのナイフだが、
先祖が合戦に行って生きて帰ってきた時の刀を使ったらしい。
で、なんかすごいの憑いてる。
もともと、見間違いレベルでそういうたぐいの奴はしょっちゅう見るんだけど
守り刀持ってると何故か出てこない。
京都に修学旅行に行ったとき、神社見学してたら、
宮司さんに、「ブフォ!?すごいのに守られてますねwww」
となんだかよくわからないウケかたされた。
まぁこれが前置き。
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