提督「第五の素材で艦娘を建造する!!」back

提督「第五の素材で艦娘を建造する!!」


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1:
新素材でトンデモ艦娘(?)を建造するお話 
雷「司令官! 大本営からの通達で艦娘を建造するときに普段使ってる資材の他に新しい資材を投入できるようになったそうよ!」
提督「うん? すなわち素材を4+1種類使えるという事か、だが新たな素材など聞いたことがないぞ」
雷「そこなのよね? 明石さんがさっき張り切って作業に取り掛かってたけど」
提督「何!? あいつまた勝手に!」
雷「あれは止められないわ・・・」
提督「はあ・・・ まあともかく工廠に向かおう」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459765155
2:
明石「あっ! 提督おつかれ様です! 例の建造そろそろ終わりますよ!」
提督「明石、勝手にやるなとあれほど・・・」
明石「まあまあ、でもこの駆逐艦はきっとすごいですよ。最高です!」
雷「ええ・・・」
提督「ところで資材は何を投入したんだ?」
明石「ああそれなんですが」
妖精さん「ケンゾウカンリョウデス!」びしっ!
明石「あら、お疲れ様! 資材の話は後で、提督!さっそく見に行きましょう!」
雷「何を入れたのかしら・・・」
提督「なんだか悪い予感がするのう」 
明石「さあ! 楽しみですねえ!」 
3:
ガシャン!
プシュー・・・
艦娘?「・・・」
提督「むっ!?」
明石「え・・・? なにこれ・・・駆逐・・・艦?」
江田島「わしが九知苦漢 江田島平八である!!! 以上!!」 
グワアアアアアアアン!!!
明石「!?」
提督「ぐおおおっ!? 耳が!!」
電「むう、あれは九知苦漢なのです!」
雷「まさかほんとに存在したなんて・・・」
提督「知っているのか雷電」
明石(電ちゃんはどっから出てきたのかしら)
4:
九知苦漢(くちくかん)
その発祥は紀元前に遡る
かつて釈尊が長い修行の下で悟り得た、人間は生きている限り「八つの苦しみ」を味わうという概念がある
時がたち中国宋代では拳法を極めたものの精神が伴わないものが多くいることに嘆いた漢・孝禮(かん・こうれい)は
かつて釈尊の行ったように自らに苦行と禅を課し、八苦を超越した
そして漢は堕落した拳法家たちを自らの拳と知恵で更生させ、後に漢の教えを受けられない事が第九の苦しみとまで言われるようになった
それが後世に伝わり肉体と精神を極限まで高めた者の事を九知苦漢と呼ぶようになった
なお、現代における駆逐艦の名前の由来はここから来ているというのは有名な話である
民明書房刊 「拳とその精神」 より
5:
提督「駆逐艦とはちがうのか」
電「あたりまえなのです! 電たちのいわば祖先とも言える存在なのです!」
雷「生きているうちに拝めるなんておもってもなかったわ・・・」ブルブル
明石「やっぱりあれがマズかったのかも・・・」
提督「何を入れた! 言え!」
明石「お・・・」
明石「男塾大塾旗です」
提督「あれ300kgなかったか?」
明石「まあ私も艦娘ですから平気です、せっかく倉庫に眠ってたのでもったいなくてつい」
提督「エールでも送るつもりだったのか!?」
明石「エールを送れば鎮守府にいながら連合艦隊と同様の効果です!」
提督「やかましい!」
6:
提督「あの・・・あなたは本当に駆逐艦なのですか?」
江田島「わしが九知苦漢 江田島平八である!!!!!!!」 
グワアアアアアアアン!!!
提督「ぎゃあ!!」キーン
雷「駄目よ提督! 基本のセリフはそればっかりだから! 執務室でクリックしても補給や編成でも全部よ!」
休憩室
提督「うーん・・・ どう扱えばいいのだ・・・」
雷「そうね・・・ あっ、そうだまだ3?2攻略できていないじゃない? 塾長にお願いしてみましょうよ!」
提督「先に西方海域クリアしてしまって詰まってたからな・・・ だがあの人は本当に駆逐艦なのか?」
雷「・・・多分」
提督「・・・そうか」
雷「わ、わたしも一緒に頼んであげるから!!」ガタガタ
提督「いや無理はしなくていいぞ・・・ 頑張って俺一人で行く」
7:
執務室
コンコン ガチャ
提督「失礼します、実は折り入ってお願いが・・・ ん?」
置き手紙
提督「・・・?」ペラ
「わしが九知苦漢 江田島平八である」
提督「あ、あんな恐ろしいものが一体どこに行ったというのだ・・・」ブルブル
雷「司令官! やっぱり私も一緒に・・・」
提督「うーん・・・」←泡吹いた
雷「えっ!? 司令官! しっかりして! 大丈夫!?」
8:
キス島沖 
Eマス 
軽巡flagship「ククク・・・ クチクカンドモヲナブルノハヤメラレンナァ」
駆逐elite「マッタクデスナ、ブザマナスガタヲオモイダスダケデワライガコミアゲテキマス」
雷巡elite「ハハハ・・・ン? テキガキタヨウデスゼ」
駆逐elite「ホオ? デハサッソクイジメテヤロ・・・ !?」ビクッ!
軽巡flagship「ア、アノモウスピードデカイメンヲハシッテイルモノハイッタイ・・・!?」
ズドドドドドドドドドドドド
江田島「わしが九知苦漢 江田島平八である!!!」 
9:
雷巡「クチクカンダト!? ドウミタッテアレハセンカン・・・イヤソノワクニオサマラナイゾ!」
軽巡「ヒ、ヒルムナ! ムカエウテ!!」
ドゴン! ドゴン!
駆逐「ヤッタカ!?」
プシュウウウウウウ・・・
ガシッ
駆逐「エッ」
江田島「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
駆逐「ヒッ!!」
江田島「この先にいる者どもに伝えておけ」
駆逐「ウウワアアアアアアアーーー!!」
江田島「 わ し が 九 知 苦 漢 江 田 島 平 八 で あ る!!!」
ドゴオオオオオオン!!!
10:
キス島沖 Fマス 
戦艦ル級elite「マッタクツマランモノダナ、ココニキテモマデニホトンドノヤツラガタイハニナッテシマウ」
重巡リ級elite「ホネノアルヤツナゾキマセンヨ、マッタクタイクツ・・・ン?」
ヒュウウウウウウン・・・・
バシャア!! 
駆逐elite「」撃沈
重巡「ナッ!? トンデキタ!?コレハイッタイ!?」
戦艦「ウロタエルナ、タカダカクチクヒトリヤラレタテイド・・・」
江田島「・・・」ズオオオオ・・・
戦艦「ヒッ!? イツカラソコn」
江田島「むん!」ボゴオ!!
戦艦「ガペッ!」
重巡「ヒイイイイイ!!」ガタガタガタ
江田島「ふん、わしが九知苦漢江田島平八である」ポイッ
戦艦「」撃沈
その後、一度Gマスに逸れてしまったが無事完全勝利Sを果たしたのであった
なお、二度目は無条件降伏により勝利をおさめたそうな
提督「いいのかこれで」
雷「うーん・・・」
江田島「わしが九知苦漢江田島平八である!」
駆逐艦(?)編 おわり
17:
提督「全くこの前はひどい目にあった・・・ その分戦果は大きかったが」
夕立「ぽい?」
提督「おお、夕立かご苦労 何か用か?」
夕立「ぽいぽいぽーい!!」
提督「なに? 明石が例の建造を? またか!」
夕立「ぽい」
提督「まったく次は何だあれ以上の軍人でも呼ぶつもりか・・・」
夕立「ぽいー?」
18:
工廠
明石「提督! お待ちしておりました! いい素材が手に入ったんですよ」
提督「・・・またこの前のようにはならんだろうな」
明石「・・・」
提督「減給処分するぞ」
明石「ひいい!!」
夕立「ぽいぃ・・・」
19:
提督「一つ思ったんだがドッグってこんなでかかったか?」
明石「ああそれなんですけどできる艦娘に大きさが比例するんですよ」
提督「いや待てこれは明らかに大きすぎる!!」
夕立「ぽいー」
明石「ん? 建造が終わったようね」
提督「そらすな!」
ガシャン!
プシュー
ガンダム試作2号機(サイサリス)「」
提督「誰が核兵器を作れと言った!! バカモン!!」ブン
明石「痛った!」ゴチン!
夕立「・・・」
20:
提督「第一どうやって核なんて・・・」
明石「髑髏顔の人が格安で」
提督「馬鹿!作品が違う!」
夕立改二(cv大塚明夫)「素晴らしい、見事なモビルスーツだ」
提督「!?」
明石「ゆ、夕立ちゃん!?」
夕立改二(cv大塚明夫)「君、バズーカに弾頭の装備は済んでるのかね?」
明石「は、はいっ!」
夕立改二(cv大塚明夫)「では、試してみるか」
提督「ん? おいまさか夕立・・・」
夕立改二(cv大塚明夫)「ふむ、この機体と核弾頭ははいただいていく」
夕立改二(cv大塚明夫)「鎮守府再興の為に!!」
ゴゴゴゴゴゴ
21:
提督「あっこら待て! 夕立! おすわり! ウェイト!」
明石「完全に犬扱いね・・・」
提督「史実通りにもアニメ通りにも特攻することになるからやめろ!!」
明石「ダメコン積んでおきました」
提督「その用意は周到なんだな・・・」
シュゴオオオオ・・・・
夕立改二(cv大塚明夫)「作戦は成功だ! 出撃する!」
提督「あんなものもってどこ行く気だ・・・」
22:
南西海域 5?3 
サイサリス(in夕立)「待ちに待った時が来たのだ、多くの資源が無駄死にでなかったことの証のために・・・」
キイイイイイン・・・
南方棲姫「ン? アレハ!」
輸送ワ級elite「ガンダム2ゴウキ!」
戦艦タ級flagship「ウチオトセ!」
ドゴン! ドゴン! ドゴン!
サイサリス(in夕立)「この程度!」
シュゴオオオオ!!
南方棲姫「ド、ドコニ・・・」
輸送「ウエデス!!」
23:
夕立改二(cv大塚明夫)「再び鎮守府の理想を掲げるために! ウィークリー任務成就の為に!」
夕立改二(cv大塚明夫)「ソロモンよ! 私は帰ってきた!!」
完 全 勝 利 S
提督「あとこれ4回やるのか?」
明石「ええ」
夕立「ぽい」
しかし今回もまた敵は無条件で降伏したので夕立の出番はしばらくなかったそうな
ぽいぽい
提督「今回の艦種は?」
明石「雷巡ですかね」
24:
ソロモンの悪夢をやりたかっただけでした
次はちゃんと人間をだします・・・ 
左腕の主砲が戦艦クラスのあの人でも
 
35:
提督「よし、今日はこれで終わりだ!」
高雄「お疲れ様です! 今日はもうゆっくりできますね」
提督「ここのところ出撃をする必要もないしやると言ったら遠征ぐらいだからな、いやほとんどの海域で深海棲艦が見当たらないからな・・・」
高雄「夕立ちゃんのあれのせいでしょうね・・・」
提督「もう明石が開発したもので敵本拠地潰せばいいんじゃないかと最近思うぞ、今日もなんか作ったから来てくれと言われたぞ」
高雄「まあ資材余ってますしほっときましょう・・・ じゃあ私は遠征に行ってる娘達の面倒を見ておきますね」
提督「ああ、頼んだ」
36:
提督「今度は何をやらかした」
明石「ちょ、会ってすぐそれはひどいですよ提督!」
提督「事実だろう! で、何を入れた?」
明石「Amaz○nで購入した1/1スケールサイコガン」
提督「えーそこは本物が・・・」
明石「あの技術は無理です」
提督「子日か衣笠が建造されそうだな」
明石「・・・っと終わったそうですね」
提督「ん、わかった・・・何だこのドック、というより棺は? まるで古代火星人の最終兵器が入っていそうだな」
明石(あっ、当たりだわこれ)
ガシャン!
プシュー
提督「あ、ああっ!」
明石「まさか! あなたは!」
提督 明石「「コブラ!!」」
コブラ「よせよ、俺はこう見えて照れ屋なんだ」
明石「一度言ってみたかったんですこれ」
提督「俺もだ」
37:
コブラ「ところであんたらはいったい誰だい? それにここは少なくとも俺の知っている場所でもないしな」
提督「あ、すまない 申し遅れた 俺は・・・」
高雄「て、提督! 緊急事態です!」
提督「どうした!?」
コブラ「おんやぁ?」
高雄「え、遠征に行った娘たちが・・・ 帰投中に深海棲艦に拉致されて・・・!」
提督「なんだって!?」
明石「そ、そんな! 深海棲艦はもうほとんど居ないんじゃ!」
提督「確かに・・・しかも比較的安全な航路のはず!」
高雄「一体どうして・・・」
コブラ「・・・」チクッ
コブラ「!!」
コブラ(これは・・・)
38:
提督「クソッ! 何が目的・・・」
ブウン・・・
明石「なに!? 映像が・・・」
戦艦棲鬼『クッククク、親愛なる鎮守府の諸君 ごきげんよう』
提督「深海棲艦か! よくもこんな真似を!」
戦艦棲鬼『まあ落ち着くのだな、今のところさらったやつは無事だぞ、『今』はな』
提督「ぐっ・・・!」
戦艦棲鬼『単刀直入に言おう、3日後の正午 我々の本拠地に提督自らが来い 人質はそれで交換だ』
明石「なんて卑怯なの!」
戦艦棲鬼『どれ、顔でも見せてやろう』
愛宕『ダメよ提督!! 来たら殺され・・・』
重巡リ級『黙れ!』バシッ!
愛宕『うっ!』
戦艦棲鬼『ふふふ、仲間思いだな こいつは他の艦娘たちを体を張って逃がしたそうだ 感動的だな!』
提督「きさまーっ!」
戦艦棲鬼『さて、仲間思いな提督さんは決して見捨てるなんてマネはしないだろうね? では三日後だ!! 楽しみにしているぞ!』
ブツン!
提督「なんてことだ・・・」
明石「て、提督・・・」
コブラ「その前にちょっと聞きたいことがある!!」
39:
提督「!?」
コブラ「この立体映像装置、一体誰が持ち込んだ」
高雄「・・・」
明石「えっ?」
コブラ「オレが目覚めた時にはそんなものは無かった、そしていつの間にか置かれていた・・・」
コブラ「それとこのリストバンドは近くに火器を持った者が居るとチクチクと教えてくれるんだ! それは映像が出始めたあたりから・・・」
コブラ「つまり怪しいのは目覚めて少ししたら来た人物! それはね、君だよ!」 
???「・・・ばれては仕方ない」
提督「高雄!? いや、何かがとり憑いている!」
憑依型深海棲艦「動くなーっ! この女もろとも吹き飛ばすぞ!!」
高雄「・・・」
明石「な、なにあれ!」
提督「爆弾をもってやがる!」
40:
憑依型「どうだ手も出せまい! 提督、貴様の首をもらうぞ!」
明石「提督!!」
コブラ「・・・」スッ・・・
憑依型(誰も武器を持ってはいないな! 確実に仕留めるために提督にとり憑くか) 
憑依型「わはははーーっ!! お前にとり憑いてやる!」
バッ!
提督「くそっ!!」
バシュウウーーー!!
憑依型「ば、ばかな 武器なんてどこにもなかったはず・・・」
コブラ「自慢じゃないが早打ちには自信があってね」
憑依型「!! 奴の左腕・・・! こんなことが・・・」
コブラ「続きは閻魔にでも聞いてもらいな」カチッ シュボッ
憑依型「がはっ・・・」ドサッ
コブラ「そんなことよりかの女の手当てをしてやった方がいいんじゃないか?」
提督「あ、ああ! 明石! すぐ診てやってくれ!」
明石「はい!」
41:
高雄「ううん・・・ あれ、私は何でここに」
明石「高雄さん! よかった!」
提督「高雄! 無事か!」
高雄「えっ!? ええ!? あの、一体何が・・・」
コブラ「どうやら目覚めのキスはいらなかったみたいだな」
高雄「えっと、そちらの方は?」
コブラ「失礼、名乗っていなかったな 俺はコブラ! 海賊コブラさ」
高雄「コブラ・・・」
提督「高雄、心して聞いてくれ 実は・・・」
42:
高雄「そんな!! 愛宕が!?」
提督「帰投した艦娘から事情を聴いた、背後からの奇襲だったそうだ」
高雄「・・・っ!」
コブラ「そして奴らはこの男の身柄を要求している・・・ 十中八九殺すつもりだろう!」
高雄「コブラさん・・・でしたね」
コブラ「うん?」
高雄「提督が先ほどお話になさった通りなら!あなたは宇宙一の腕なんですよね!? どうか愛宕を助けてください! 私の、私の大切な妹なんです!」
コブラ「・・・」
高雄「タダでだなんて言いません! 少ないですがお金もあります! どうか・・・」
コブラ「なぜ金の話なんかする」
高雄「えっ・・・」
コブラ「金額じゃない、君はただ言えばいいのさ 『あなたが必要だ』 と・・・」
コブラ「君のような美人の頼みを、どうしてオレが放っておく真似なんかする」
高雄「コブラ・・・」
コブラ(しかしつくづく『姉妹』に縁があるな、オレは)
43:
戦艦棲鬼「・・・ご報告があります」
???「何だ、言ってみろ」
戦艦棲鬼「どうやら憑依型が失敗した模様です」
???「やはりな、期待はしていなかったよ」
戦艦棲鬼「それともう一つ、気になる報告が」
戦艦棲鬼「憑依型を始末したのが『左腕に銃を持つ男』だそうです、一体何の・・・」
???「なにっ!!」ガタッ!!
戦艦棲鬼「ど、どうされました!?」
???「ククク・・・やはりヤツとは運命を感じる」
???「コブラ・・・!」
44:
次回予告
目が覚めたと思ったら急に忙しくなっちゃって! 退屈しないねえ
美人の頼みで深海棲艦のアジトに潜入することになったんだが、これがまた不気味な所でね
そこでオレはさらに驚くことになるんだが、どうやら深海棲艦のやつらを操っていたのはなんとクリスタルボーイだった!
くそう! ボーイめ! 今度こそ決着をつけてやる!
次回、スペースコブラ 「深海の墓標」でまた会おう!
61:
提督「さて、作戦はどうするか・・・」
コブラ「なに、簡単さ 俺が潜り込めばいい」
提督「そんなバカな! いくらなんでも危険すぎる!」
コブラ「アンタが単身で乗り込むよりはマシさあ、下手すりゃ彼女も死ぬぞ」
提督「む・・・」
コブラ「アンタの仕事は艦娘達を笑顔で迎えてやることだ、自分自身も大事にしてやれ」
提督「コブラ・・・ わかった! ならこの奪還作戦はすべてあなたに任せよう! どうか助けてやってくれ!」
コブラ「まあこちとら最初からそのつもりだったけどね・・・ レディ! 聞こえるか!」
ザザッ・・・
アーマロイドレディ『ええ、聞こえるわコブラ 今度はどこをほっつき歩いてたの?』
コブラ「ちょいとハーレムでひと眠り ここはよりどりみどりさ!」
レディ『まあ、あきれた!』
コブラ「ところで急いでタートル号を呼んできてくれ! 今から離島でバカンスをね」
レディ『フフ 残念だけど、水着は用意してないわよ』
コブラ「なあに、そこをプライベートビーチにするさあ!」
レディ『了解! 今拾いに行くわ』
62:
シュウウウン・・・ ゴゴゴゴゴ・・
明石「あれが・・・」
提督「タートル号か! すごいな・・・」
レディ「お待たせコブラ、話は中で聞くわ 乗ってちょうだい」
コブラ「ああ、早いとこ・・・」
高雄「ま、待ってください! 私も・・・私も連れて行って下さい! 私だって艦娘です、戦えます! それに妹をさらった奴らを許せないんです! どうか・・・」
提督(高雄はこう見えて好戦的だからな・・・ だが今回は心配だ)
コブラ「高雄、さっきも言ったが・・・」
レディ「コブラ」ヒソヒソ
コブラ「うん?」ヒソヒソ
レディ「乗せてあげるだけなら、ね?」ヒソヒソ
コブラ「へいへい」ヒソヒソ
高雄「うう・・・」
コブラ「いいぜ! 乗ってくれ! もしもの時は力を貸してくれ!」
高雄「コブラ・・・! ええ! 必ず愛宕は助けるわ!」
提督「高雄・・・無茶はするなよ」
63:
タートル号内
高雄「これがタートル号・・・まるで別世界に来たようです」 
レディ「あなた、確か高雄って名前だったかしら? 私はアーマロイドレディ よろしく頼むわ」
高雄「はい! よろしくお願いします! レディ・・・ 暁ちゃんに合わせてあげたいわ」
レディ「あら、どんな娘なの?」
高雄「暁ちゃんは日々『一人前のレディー』を目指しているんですよ あなたみたいな方ならきっと喜んでくれるかなって」
レディ「まあ! 光栄だわ! 私もその小さなレディーにお会いしたいわ」
高雄「ふふ」ニコッ
レディ「さて、目標地点をセットして・・・ OK、いつでも行けるわ」
コブラ「ようし、敵の基地は島の地下深く・・・ 海上警備も厳重だ、島にある入り口正面からノックしてお邪魔するわけにはいかないな」
レディ「そうなると別の入り口を探すしかなさそうね、タートル号でかく乱するうちに海の中から行けないかしら?」
コブラ「海の中からこんちはーっ! ってか いいぜ、レディ! かっ飛ばしてくれ!」
レディ「了解! メインエンジン点火! タートル号発進!」
64:
オープニング COBRA THE SPACE PIRATE
https://www.youtube.com/watch?v=vseG4ff3hMw
65:
深海棲艦基地周辺海域
コブラ「よし、レディ! 潜水艦を切り離してくれ!」
レディ「了解!」ガチャ!
ドシュウーーッ!
バシャアーーーン・・・
レディ「コブラ、私たちは地上でのかく乱を行うわ その間に」
コブラ「わかったぜ、派手にやってくれ!」
高雄「・・・!」ゴクリ
66:
深海棲艦基地内
駆逐A「? レーダーに反応あり、敵影か?」
駆逐B「ん? うわっ! こっちに近づいてる!」
戦艦A「何!?」
駆逐A「いかがいたしますか!?」
戦艦A「敵と判断する! 総員戦闘配置に着け! 対空部隊による撃墜を行え!」
BEEEEEP! ! BEEEEEEP!!
高雄「! サイレンが!」
レディ「気づいてくれたようね! さあ、素敵なパーティをしましょう!」
キイイイイン・・・
67:
潜水艦内
コブラ「さて、レディの方は上手くやってるようだな こっちじゃ入り口で警備兵があわててるぞ」
潜水A「おい! 上の方で何があった!?」
潜水B「敵襲らしい! 今交戦中だ」
コブラ「じゃ、こちらも竜宮城にお邪魔いたしますか!」ガコン!
コブラ「えーっと ん? どこ行った? あったあった」つ オキシシガー
68:
海中
 
潜水A「私たちはここを守ってればいいのか!?」
潜水B「指示がないからな、どうせここには誰も・・・」
スイ?・・・
潜水B「ん・・・? ハッ!!!」
コブラ「へへっ!」
ガチャ!
ドシュドシュ!
潜水A「ぎゃあ!」
潜水B「ぐあああ!」
コブラ「よし! ここは手薄だ! 急いで愛宕を探そう!」
69:
基地内
コブラ「とはいってもこんな広いとは思わなかったよ全く・・・ん?」
重巡A「急げ! 地上の応援に行くぞ!」
重巡B「対空装備を持て!」
重巡C「くそ! たかが一機に!」
コブラ(おやいい所に)
スッ・・・
ドシュドシュ!!
重巡A「がっ!」バタッ
重巡C「うああ!」バタッ
重巡B「う、うわっ!」
コブラ「おっと待ちな! お前さんには聞きたいことがある!」ガシッ
重巡B「クソッ! 離せ!」
コブラ「自慢じゃないがオレは握力が500kgあってね、首と体がおさらばする前に、最近連れ去って来た艦娘がどこにいるのか答えてもらおうか・・・!」ギリギリ
重巡B「は、話す! 話すから!」
コブラ「ほう!? どこだ!?」
重巡B「さ、最下層に牢屋がある! そこの階段から行ける・・・」
コブラ「そりゃどうも!」バコン!
重巡B「がっ! ううん・・・」バタリ
コブラ「しばらく寝ときな」 
70:
基地内
コブラ「とはいってもこんな広いとは思わなかったよ全く・・・ん?」
重巡A「急げ! 地上の応援に行くぞ!」
重巡B「対空装備を持て!」
重巡C「くそ! たかが一機に!」
コブラ(おやいい所に)
スッ・・・
ドシュドシュ!!
重巡A「がっ!」バタッ
重巡C「うああ!」バタッ
重巡B「う、うわっ!」
コブラ「おっと待ちな! お前さんには聞きたいことがある!」ガシッ
重巡B「クソッ! 離せ!」
コブラ「自慢じゃないがオレは握力が500kgあってね、首と体がおさらばする前に、最近連れ去って来た艦娘がどこにいるのか答えてもらおうか・・・!」ギリギリ
重巡B「は、話す! 話すから!」
コブラ「ほう!? どこだ!?」
重巡B「さ、最下層に牢屋がある! そこの階段から行ける・・・」
コブラ「そりゃどうも!」バコン!
重巡B「がっ! ううん・・・」バタリ
コブラ「しばらく寝ときな」 
71:
最下層
愛宕「・・・」
軽巡A「ククク、いい様だな これが我々を苦しめてきた艦娘か」
軽巡B「なあ、捕虜の扱いはどうしろと言われた?」
軽巡A「特に何も、つまり何したっていいのさ! 死ななければ!」
軽巡B「そりゃ楽しみだ! おい!」
愛宕「・・・何かしら」
軽巡B「捕虜の扱いは我々の好きにしていいそうだ、これから何をやると思う?」
愛宕「おままごとでもするつもりかしら? ふふ」
軽巡A「きさま!!」
愛宕「提督も、あの鎮守府も 怒らせたら怖いわよ?」
軽巡B「ふっ、ふふふ・・・ 面白い! その顔を苦痛に歪ませてもその軽口がたたけるかーーっ!」 
愛宕「!!」
コブラ「よしなよ、昔っから美人にゃ笑顔が似合うって決まってるんだ」
72:
軽巡A「なっ!?」
軽巡B「誰だきさまっ!」
コブラ「オレか? 支援艦隊さ、もっとも一人だがね だがお前たちを沈めるには十分だ!」
軽巡A「生意気な! 砲撃開始!」ドンドン!
軽巡B「おおおおおーーーっ!」ドンドン!
コブラ「おっと!」サッ!
軽巡A「ふん、隠れたか だが次顔を見せた時がきさまの最後だ!」
コブラ「そうかい、じゃあ死ぬのはまだのようだ!」ドシュドシュ!
バシュウウーーー!!
軽巡A「があっ!」
軽巡B「ば、バカな! 曲がるなんて・・・」
コブラ「へへっ、サイコガンは気配さえつかめれば当たるんだよ」
愛宕(左腕が・・・!)
73:
愛宕「あ、あなたは? (左腕・・・)」
コブラ「オレか? 惑星も壊せる不沈艦さ 早いとこ脱出するぞ! 上にレディと高雄が待っている」
愛宕「暁ちゃんと高雄が? わかったわ!」
コブラ「ん? まあいいか」
愛宕「でも艦装が・・・ あれがなきゃ戦えないわ」
コブラ「まいったな、じゃあそいつも探さなきゃな」
75:
基地司令室
戦艦棲鬼「よろしいのですか? 逃がしてしまって!?」
???「かまわんよ、ヤツとはもうすぐ会うことになる」
戦艦棲鬼「で、ですが! このまま見殺しにしろとでも!」
???「クッククク・・・」
戦艦棲鬼「っ! その酒が最後にならないように祈っておいておくんですね」
???「酒? ああ、こいつは人間だったころのクセでね これからもするつもりさ」
戦艦棲鬼(この男・・・)
76:
基地周辺海域
レディ「くっ! 敵の攻撃も激しくなったわね」
高雄「うう・・・」
BEEPBEEP!
レディ「!? ブラスターが故障!? くっ! エネルギーシールド展開!」
ブオオオン・・・
レディ「持って20分ね・・・ 攻撃が出来ないとなると不利だわ」
高雄「ブラスター・・・ 私の艦装につなげてください!」
レディ「そんな! 無茶よ! 仮に打ったとしても体が持たないわ!」
高雄「構いません! 私は大切なものを守るために生まれてきたんです!」
レディ「・・・ わかったわ、オート操縦! さあ、機関室に行きましょう!」
77:
基地内
重巡E「敵はレーダーを参照しろ! 殺せーっ!」
駆逐G「居たぞ!」ドンドン!
コブラ「あらーっ!? 急に忙しくなっちゃって!」バシュウウーーー!!
愛宕「コブラッ! 奥から雷巡が来たわ!」
コブラ「しまった! 挟まれる!」
愛宕「しょうがないわ・・・借りるわね!」
コブラ「お、おい! 待て! そいつは・・・」
ズギューーーン!! ズギューーーン!!
雷巡A「ぎゃああ!!」
雷巡B「ぐええあああ!!」
愛宕「う・・・腕が・・・どうにかなりそうだわ・・・」ブルブル
コブラ「ああ言わんこっちゃない! そいつはパイソン77マグナム 小型ミサイル並みの威力だ 安全装置(電子ロック)入れ忘れてたぜ・・・」
愛宕「武蔵さんでも全弾打てないわきっと・・・」プルプル
コブラ「腕が震えるだけか、さすが艦娘って所だね」
愛宕「あーん!」プルプル
コブラ「さっ! 震えてるところ悪いがさっさと逃げるぜ!」
78:
戦艦棲鬼「ひ、一人の男に一体何を!」
???「それがコブラという男だ、ヤツは不死身だ オレでなければ倒せん」
戦艦棲鬼「なにを! そもそもあの時牢屋で増援を出して畳みかければこうはならなかったはず! このままさらに仲間を見殺しにしろというのか!」
???「なに、君たちはいくらでもいるだろう 面倒ならどこかで補給しといてやろうか?」
戦艦棲鬼「き、きさまーっ!!」ジャキッ!
???「少し予定が早まったが・・・まあいい」
ザクゥ!! 
戦艦棲鬼「ば、ばかな・・・私が こんな・・・」ドサッ
???「その程度ならどのみちヤツは倒せんよ」
80:
指令室
コブラ「どうやら艦装はここにあるそうだな」
愛宕「この部屋ね! うーん誰もいないわ?」
コブラ「ご丁寧に飾っちゃって!」
愛宕「あったわ! あれね! ・・・艦装が戻ったわ!」 ぱんぱかぱーん!
コブラ「んじゃまあ帰りま・・・」
愛宕「コ、コブラ・・・」
コブラ「!!!!」
コブラ「・・・お前とは縁を切ったはずだったんだがな」
???「そう言うな、寂しいじゃないか せっかく来たんだ、茶でも用意すべきだったかな?」
コブラ「いいやあお構いなく、これから殺す相手に気遣ってもらう必要はないさ!」
コブラ「クリスタルボーイ!!」
81:
クリスタルボーイ「クッククク・・・ 騒ぎを起こせば必ずお前が来ると思っていたよ」
コブラ「何っ!?」
クリスタルボーイ「暗黒神(アーリマン)の力を得ても貴様に敗れ、オレは今度こそ敗北したと思ったよ」
クリスタルボーイ「そう、この深海で目覚めるまでは!」
コブラ「まるで深海棲艦にでもなったみたいだな」
クリスタルボーイ「この星の海にはオレ達の想像を超えた何かがある、それが偶然にもオレをよみがえらせたのだろう・・・」
クリスタルボーイ「きさまへの報復心と共に!! コブラ! きさまをこの手で沈めるためによみがえったのだ!」
コブラ「よみがえっただって!? 地獄すらきさまを拒んだだけさ!」
クリスタルボーイ「来いっ! コブラ! この深海をきさまの墓標にしてやる!」
82:
コブラ「!!」スチャ!
ドシュウーーッ!! ドシュウーーッ!!
コブラ「・・・」
クリスタルボーイ「忘れたのか?」シュン!シュン!
クリスタルボーイ「この体は特殊偏光クリスタルで出来ている 鉛玉をはじくほど硬く、女の肌のように柔らかいのだ」スッ・・・
ブン!!
コブラ「ぐあっ!」ドガーーッ!
愛宕「コブラッ!」
コブラ「砕けろ! ガラス人形!」 ズキューーン!!
ビシビシビシビシビシビシ!
クリスタルボーイ「銃声は一発だが弾は六発ちゃんと撃ったみたいだな、さすがの腕だ」
愛宕「そんな! 効いていないなんて・・・」
コブラ「ぐっ・・・」
クリスタルボーイ「クッククク・・・ なら『奥の手』をつかっても構わないぞ? 試してみるか?」
コブラ(ヤツめ! 本物のボーイだ! ロケットパンチの事も知っている!)
クリスタルボーイ「では・・・ コブラをじっくりといたぶってやるとするか 女はその次だ!」 ガシッ!
83:
コブラ「うぐっ!」
クリスタルボーイ「いいザマだ・・・ きさまはことごとくオレの邪魔をしてくれた 今のオレは深海棲艦を率いるための存在らしい・・・」
クリスタルボーイ「だが今のオレにはそんなくだらないことなど関係ない! コブラ! きさまを殺すために今のオレはいるのだ!」ドガッ!
コブラ「ぐっ!! 本物と思ったが、きさまは・・・ボーイではない・・・」
クリスタルボーイ「・・・」
コブラ「お前は怨念に取りつかれたただの深海棲艦だ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
84:
ジャキッ!
愛宕「コブラをはなしなさい!」 ドゴンドゴン!!
クリスタルボーイ「!!」ボゴン!
愛宕「やっぱり・・・効いてないわね」
クリスタルボーイ「気が変わった、コブラ きさまには絶望を味わってもらおう かつておれが愛する女の命を奪ったようにな」
ピシッ!
コブラ「!!(ヤツの体にヒビが!!)」
85:
愛宕「うう・・・!」ジャキッ!
クリスタルボーイ「ほう、抵抗するか そうでなくては面白くない」
コブラ「愛宕っ! 打ち続けるんだ!」
愛宕「えっ? でも・・・」
コブラ「いいからやってくれ!」
愛宕「わ、わかったわ!」 ドゴンドゴン!
クリスタルボーイ「無駄だ、何度やっても同じこと・・・」
ピシッ! ピシッ!
クリスタルボーイ「な、なに!?」
86:
コブラ「どうしてパイソンでも傷をつけられなかったか・・・ それはお前が深海棲艦化していたからだ! 深海棲艦は普通の武器では太刀打ちできない、だが艦娘の攻撃となれば別だ!」
クリスタルボーイ「ぐっ! グオオオオオオ!!」
コブラ「クリスタルボーイ! きさまはオレの悪夢だ! きさまが生きている限り夜も眠れやしない!」スチャ!
愛宕「コブラ!」
コブラ「愛宕! 俺と全く同じタイミングで撃たなきゃ奴の体は砕けない! 砲弾にサイコエネルギーを加えて奴を倒す!」
愛宕「全く同じ!?・・・出来るかしら」
コブラ「大丈夫だ、君に合わせる! サイコガンに引き金はない、心で撃つのさ!」
愛宕「・・・わかったわ! 心で・・・!」ガシャン!
コブラ「行くぜ!」スチャ!
クリスタルボーイ「コブラアアーーーーッ!!」
コブラ 愛宕「「砲撃開始!」」
ドシュウーーッ!!
クリスタルボーイ「グオオアアアアアーーーッ!!」
ガシャアアーーーーン・・・・・・・・・
87:
基地周辺海域
高雄「はあはあ・・・!」バシュウウーーー!! バシュウウーーー!!
レディ「高雄! これ以上は無茶よ! あなたの体は持たないわ!」
高雄「妹が待っているんです! この程度! ・・・えっ!?」
レディ「!? やつらの様子が変ね」
重巡「ギャアアアアーーッ!」
空母「ウオオオオオーーーッ!」
高雄「た、倒れていく・・・」
レディ「もしかして!」
コブラ「レディ! ここだーっ! 拾ってくれ!」
レディ 高雄「「コブラッ!」」
88:
鎮守府
明石「コブラさん! 一体なんてお礼を言ったらいいか・・・」
コブラ「たまたまここで目が覚めたからやったまでさ、礼なんていらんよ」
レディ「ふふ、ほんとかしら?」
コブラ「おいおい、レディ! 人がせっかくいい雰囲気を出してるのに」
高雄「あの・・・! 本当に 妹を助けてくださってありがとうございます!」
コブラ「なに! 君の頼みならなんだってやるさあ!」
高雄「ふふ、素敵ね じゃあ今度どこかへ連れてってくれませんか?」
コブラ「ええそりゃどこへでも」
レディ「まああきれた!」
ワイワイガヤガヤ・・・
89:
愛宕「・・・」
提督「愛宕」
愛宕「提督・・・」
ギュッ
提督「お帰り」
愛宕「ただいま、提督・・・ グスッ」
90:
愛宕「ねえ提督、私思い出したわ あの人に昔あったことがあるの!」
提督「コブラに!?」
愛宕「ええ、私がまだ小さいころ 艦娘になる前に」
提督「・・・」
愛宕「顔は今とは違ったけど左腕に銃をつけた男が私を助けてくれたの、また会えないかって言ったら彼は・・・」
君の誕生日にでも迎えに行くさ!
提督「!!・・・確か今日は!」
愛宕「ええ! 私の・・・」
91:
工廠
明石「さてと! 次は何を・・・ ん? これって・・・」
つ 1/1スケールサイコガン
明石「あ、あれ!? これって建造の時に使ったんじゃ・・・ あっ! 燃料も弾薬も使われてない!?」
明石「まさか・・・」
明石「最初からドッグにいた・・・!?」
92:
コブラ(・・・)ニコッ
サッ!
愛宕「!! コブラ!」
提督「・・・あの男は」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
愛宕「タートル号が! 待って! あなただったのね! コブラ! コブラーーッ!!」
ドシュウウウン・・・・
提督「コブラは約束を守るために再びやってきたんだ・・・!」
コブラ! 彼こそ永遠のスーパーヒーローだ!
COBRA編 終わり
105:
提督「資源が少なくなってきたな」
響「おや、大型建造でもしたのかい?」
提督「いや、新海域に出たのだがどうも太刀打ちできなくてな・・・ 出撃と修理で資源が飛んでしまったよ」
響「・・・ そんな司令官に悪い知らせだ、明石が」
提督「今すぐ行ってくる」
106:
工廠
明石「今回はですね」
提督「嫌がらせか!!」ペシ
明石「痛った!」ポカ
提督「今資源が少ないってのに・・・」
明石「いえいえ! それを解決するための建造ですよ!」
提督「なんだ、資源でも持ってきてくれるのか?」
明石「ふふふ・・・見てのお楽しみです!」
ガシャン!
プシュー・・・
ヴェノムスネーク「・・・工作艦の、BIGBOSSだ」
提督「資源をフルトン回収する気か!」ブン!
明石「痛った! やめてくださいって!」ゴチン!
提督「何を入れた?」
明石「バイオニックアームです」
107:
提督「えっと・・・工作艦(REPAIR SHIP)ですか? ボス?」
ヴェノム「工作艦(SABOTAGE SHIP)だ」
提督「ルビがおかしい」
提督「そもそもボスがこの鎮守府に来ても何やらせろっていうんだ!」
明石「う、うーん・・・」
響(オセロットのコスプレ)「ボス、ずいぶん遅かったな」
ヴェノム「オセロットか、随分待たせてしまった」
明石「えっ」
提督(cv 杉田智和)「ボス、こういう時は 『待たせたな』 だ」
ヴェノム「カズ!」
明石「あれー?」
108:
提督(cv杉田智和)「ボス、目が覚めたとこすまない 早だがあんたにやってほしい事がある」
ヴェノム「今度は何年眠ってた?」
響(オセロットのコスプレ)「なに、9年も眠ってはいないぞ? 本題に戻るが 依頼は深海棲艦の輸送船の排除だ」
ヴェノム「・・・」
提督(cv杉田智和)「諜報班(川内 那珂ちゃん 神通)にも確認をとらせたが 深海棲艦側が大規模な輸送作戦を行うらしい、これを阻止してほしい」
ヴェノム「なるほど・・・」
響(オセロットのコスプレ)」「あんたにとってはいつもの事だろう こいつを阻止できれば深海棲艦側は大きな痛手を負うことになる」
提督(cv杉田智和)「場所はサーモン海域、島の一つを占拠して拠点としている」
ヴェノム「・・・」
提督(cv杉田智和)「頼んだぞボス!」
109:
ACC(空中指令室)
ヴェノム「・・・」
ピッ ピッ
ヴェノム「・・・」
110:
EXTRA EPISODE
-------------輸送艦隊襲撃--------------
OPERATION 'RO'
111:
. EXTRA EPISODE
-------------輸送艦隊襲撃--------------
. OPERATION 'RO'
余白ミス訂正
112:
三度目の正直 申し訳ありません
--------------EXTRA EPISODE-------------
--------------輸送艦隊襲撃--------------
--------------OPERATION 'RO'------------
113:
いったんここまで、続きは今週中に投下します
おまけ
赤城「加賀さん! お腹すきましたね! 一緒にご飯食べましょう!」
加賀「ボーキを用意しろ、それと燃料と弾薬もだ 十人前でいい」
提督「ヒエー」
116:
別スレですか… やるとしてもこれ終わらしたらですかね
自分でもコブラ編が妙に上手くいってしまって他が正直微妙な感じがしてきました
VENOM編もコブラみたいなおふざけ抜きで真面目な路線にした方が宜しいでしょうか?
もしそうでしたら書き直したいのですが
119:
とりあえず普通に書きます、お見苦しいところを見せてしまいました
120:
サーモン海域 
ババババババ・・・
提督(cv杉田智和)『ボス、本作戦は敵輸送船の破壊 できる限り多く破壊するんだ』
提督(cv杉田智和)『方法は任せる!』
ヴェノム「・・・」
提督(cv杉田智和)『ボス! 派手にかましてやれ!』
121:
ヘリ操縦士『どうかお気をつけて、ボス』
ヴェノム「・・・」スタッ
提督(cv杉田智和)『よし、無事に島についたな そこから基地へは徒歩で行ってくれ』
ヴェノム「D-HORSEがほしいところだ」
提督(cv杉田智和)『なに、あんたの足でもすぐにつく距離だ 着いたらまた指示を出す』 ザザッ
ヴェノム「・・・」 タッタッタッタッタッ・・・
122:
深海棲艦基地
ヴェノム「・・・」スタッ
提督(cv杉田智和)『無事に基地内部に潜入したようだな、輸送船や敵の位置は尋問をすればおそらくわかるだろう』
ヴェノム「了解」
重巡A「・・・」スタスタスタ・・・
ヴェノム(奴から聞くのがよさそうだ)
123:
ヴェノム「・・・」ソロー・・・
重巡A「・・・」スタスタスタ
ヴェノム「手をあげろ」スチャ!
重巡A「うっ!? 撃たないでくれ・・・」ガチャ!
響(オセロットのコスプレ)『いいぞ、そのまま 『尋問』 をしてやれ 目標(ターゲット)の位置がわかるかもしれない』
ヴェノム「『喋るんだ』!!」スチャ!
重巡A「ゆ、輸送船はここに・・・」
<>
ヴェノム「そうか、もう用はない せやっ!」ブン!
重巡A「ぐあっ!」ドサッ!
響(オセロットのコスプレ)『敵は目立たないところにかくしておけ 見つかると厄介だ』
124:
ヴェノム「目標(ターゲット)を発見した・・・」
提督(cv杉田智和)『よし、目標(ターゲット)を発見したな 破壊にはC4などの重火器を使うといいだろう 補給が必要ならいつでも連絡をくれ』
ヴェノム「・・・」チラッ
ヴェノム「・・・」つ スコープ
軽巡A「なあ聞いたか? この前仲間の基地が一人の男によって壊滅したらしい」
軽巡B「一人!? しかも艦娘じゃないのか!」
軽巡A「ああ、左腕に銃をつけた男だとか この基地もいずれ・・・」
軽巡B「馬鹿言うな! 今回は警備だって厳重にしたんだ、そう簡単にはいかない」
軽巡A「だといいがな・・・」
駆逐A&B「・・・」
重巡B&C「・・・」
ヴェノム「二人一組(ツーマンセル)で行動しているな 厄介だ それに奴らの言っていた通り狭いわりに警備兵が多い」
響(オセロットのコスプレ)『ボス、この人数を一気に排除するのは不可能だ デコイやスモークグレネードなどを使ってみたらどうだ? 少しづつ引き寄せてから排除すればいい』
ヴェノム「わかった」つ E-STUN DECOY(STN)
E-STUN DECOY (STN)
BIGBOSSにそっくりな人形を、投げた位置に出現させるアイテム 敵がその人形を攻撃すると電撃が流れ敵をスタンさせる
125:
ヴェノム「・・・」ポイッ
デコイ「」ボン!
軽巡A「うわあーっ!」!
軽巡B「う、動くな!」!
デコイ「イイセンスダ イイセンスダ」
軽巡A「ん?これは・・・」
軽巡B「クソッ! 人形か!」バコン!
デコイ「イイセ」バチィ!!
軽巡AB「「ガガガガガガ」」ビリビリビリビリビリ
バタン
提督(cv杉田智和)『その調子でかたづけてやれ 敵をフルトン回収すれば新たな艦娘として『ドロップ』するはずだ」
ヴェノム「わかった・・・」つ フルトン
△ 100% ピコーン
ガチャ!
軽巡A「うん・・・?」
バシュウウーーーー
軽巡A「うわあああああああぁぁぁぁぁ・・・・・・」ヒューン・・・
軽巡B「あああああああああああぁぁぁぁぁ・・・・・・」ヒューン・・・
提督(cv杉田智和)『受け取った! あとは任せろ!』
126:
ヴェノム「駆逐の二人組を・・・」 つ スモーク
ポイッ
プシューーーー・・・
駆逐A「!? ゴホッ・・・」
駆逐B「目、目が・・・」
ヴェノム「うおおお!!!」
駆逐A「!?」
ヴェノム「セイッ!」グイッ ←CQC
駆逐A「がっ!」バン
ヴェノム「でやあ!」グイッ
駆逐B「がはっ!」バン
つ フルトン
ガチャンガチャン
うわあああああああぁぁぁぁぁ・・・・
提督(cv杉田智和)『回収した』
128:
ヴェノム「最後は重巡だ」つ ROCKET ARM 
ROCKET ARM 義手を飛ばしてあてた相手を気絶させる
ヴェノム「ロケット パアンチ!!」 バシュウウーーー!!
重巡A「ん!? ぎゃっ!」バゴン!!
ヴェノム「食らえ!!」 バシュウウーーー!!
重巡B「えっ!? うわあ!!」バゴン!!
つ フルトン
ガチャンガチャン
うわあああああああぁぁぁぁぁ・・・・・
提督(cv杉田智和)『受け取った!』
130:
ヴェノム「輸送船に近づいた」
響(オセロットのコスプレ)『よし、さっきは破壊といったが別にフルトン回収でも問題ない むしろその方が資源を獲得できる』
ヴェノム「わかった」つ フルトン
ガチャンガチャンガチャン!!
バシュウウウウーーーーーン・・・
131:
響(オセロットのコスプレ)『ボス、諜報班によるとどうやらそこには資源が大量にあるらしい 余裕があればフルトン回収を頼む』
ヴェノム「各資源が5万づつあるぞ」
提督(cv杉田智和)『よおおーーーし!! ボス!! 回収を頼む!!』
響(オセロットのコスプレ)『司令官・・・』
ガチャンガチャンガチャンガチャンガチャンガチャン
バシュウウウウーーーーーン・・・・
132:
重巡D「おいなんか風船がたくさん飛んでるんだが・・・」
重巡E「!? どうみたってあんなのは不審物だ! ってよく見たら資源が!」
重巡D「敵襲だーーーー!」
重巡D「CP!CP! こちらズールー9! 敵が資源(リソース)を強奪している! 至急応援を求む!!」
BEEEEP BEEEEP BEEEEP
CP『了解 各班 侵入者をあぶり出しやかに排除せよ これ以上の資源の損害は認められない』
133:
提督(cv杉田智和)『マズい! 目立ちすぎたか! ボス! ランディングゾーン(着陸地点)まで逃げてくれ!』
ヴェノム「・・・」 ピッ
iDroid「Please select a landing zone」
ヴェノム「・・・」 ピッ
提督(cv杉田智和)『!? そこをランディングゾーンにするのか!? わかった!』
ヴェノム「・・・」つ ファントムシガー
ファントムシガー ゲーム内の時間を経過させるアイテム 何故か使用時にDONNA BURKEの歌声が聞こえる
ヴェノム「・・・」スッ
ウォーホー
ヘリ操縦士『こちらピークォド! まもなくランディングゾーンに・・・』
空母A「敵だ! 迎え撃て!」
ヘリ操縦士『エイハブ・・・ どうしてこんな激戦地に指定を・・・』
ヴェノム「なに、行けるだろう」
ヘリ操縦士『ああもう! 強制着陸を実施する!』
ヴェノム「頼んだ」
ヘリ操縦士「乗りましたね? 上昇開始!!」
ヴェノム「追手が来るな」
ヘリ操縦士「機関砲で迎撃を!」
ヴェノム「わかった」
ババババババババ・・・・
134:
ヘリ操縦士「ホットゾーンを離脱! 帰還します!」
RESULT RANK S
提督(cv杉田智和)『すごいな! ボス! あんたが怖くなってきたよ あんた一体何者なんだ・・・』
ドロップ一覧
黒潮「黒潮や! よろしゅうな!」
陽炎「やっと会えた!」
那珂「解体のアイドル!」
天龍「フフフ、怖いか?」
妙高「妙高と申します」
加古「加古ってんだ!」
カーンカーンカーン
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