【SS】花丸「みかんおいしいずら?」 善子「どんだけ食べるのよアンタ」back

【SS】花丸「みかんおいしいずら?」 善子「どんだけ食べるのよアンタ」


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花丸「コタツに入って、みかんが置いてあったらとりあえず食べるのが掟ずら」モグモグ
善子「何も山積みにされているのを全部食べなくったっていいじゃない……って言ってる間に」
花丸「最後の1個ずら」
善子「……やれやれね」
花丸「善子ちゃん食べる?」
善子「いらない」
花丸「だよね……おいしいのになぁ」パクッ モグモグ ゴクン
善子「…………」
花丸「…………」
善子「せっかくアンタの家に遊びに来といてなんだけどさ……」
善子「暇ね……」
花丸「そうだね……」
2:
花丸(まあ、マルは善子ちゃんがただ居てくれるだけでも楽しいけどね)
善子「またアレやりましょうよ」
花丸「えー、恥ずかしいからいやずら」
善子「いいじゃない、ちょっとだけ! 最近アンタもノって来てるでしょ!」
花丸「の、ノってないずら!」
3: タイトル、?のところは「みかんおいしいずら?」です(笑)@\(^o^)/ 2017/01/05(木) 21:21:10.83 ID:tkn+rlwo.net
花丸「もう! 毎回毎回、なんでおらが善子ちゃんの精神年齢に合わせなくちゃならないの!」
善子「な、なんですって?!?」
善子「……へー、そういうこというんだ」
善子「いいもん、せっかく来てやったのに、もう帰って一人で儀式でもして楽しもうっと」モゾモゾ
花丸「……冗談だよ。ちょっとだけね、ちょっとだけ」
4:
善子「私がいいって言うまで付き合ってくれなきゃヤダ」
花丸「はいはい」
善子「いいのね? コホン、では……」
善子「現れたわね! 熾天使ハナエル! 我が宿敵よ!」
花丸「ふふふ……堕天使ヨハネよ! 今日こそ決着を付けてくれるわ!」
善子(なんだかんだ付き合ってくれる花丸……やっぱり優しさからよね……)
5:
善子「ほう、言ってくれるわね……性懲りもなくこのヨハネの、漆黒の12枚翼の餌食になりたいのかしら」
花丸「6対、12枚の黒き翼……堕天使ヨハネの力の象徴。確かにそれに宿る力は強大ずら……」
善子(以外と楽しんでくれてたり……っていうのは私の思い上がりかな……)
花丸「だが! もう、貴様と互角に戦わざるを得なかった今までのマルとは違うずら!」
善子(え……!?)
6:
花丸「堕天使ヨハネ!! 貴様の、《全人類リトルデーモン化計画》の野望は、ここで潰える!」
花丸「見るがいい! 聖なる力を極めた証!! 力の象徴を!!」
善子「な、なにぃっ!?」
花丸「左右7対の、14枚による白き翼……!!」
善子「じゅ、14枚翼ですって……!?」
7:
善子「あなたはこのヨハネと同じく、12枚の翼……それこそが力の象徴だったはず……!」
善子「ハナエル! その新たな翼を……その力をどこで手に入れた!?」
花丸「天界と魔界の力が交わり、奔流する場所……《煉獄》ずら!」
善子「れ……煉獄!? まさか……あの、深淵なる虚無の空間で修業を……!」
花丸「そう……あの過酷な地での毎日の修行が、ついに実を結んだずら……!」
8:
花丸「マルは到達した……! 貴様には決して到達のできない、《第七領域》に!」
善子「第七領域……! 伝説とされていた、神に祝福された者のみが到達できる、究極の領域……」
善子「すなわち……、《力の神域》…………! それが……実在、していたですって……!?」
花丸「神に祝福されし『7』という《聖数》。対して、悪魔の崇敬する『6』という《魔数》……」
花丸「この優劣がある時点で、天界と魔界の雌雄は、とうに決していたのだ!」
9:
善子「ぐっ……! 聖魔の、数の優劣……!」
花丸「悪魔、そして、貴様のような堕天使は……! 第七領域に到達する術を持たない!!」
花丸「力の象徴である翼は、第六の領域である6対の12枚翼止まり……!」
花丸「悪魔は神を超えられない! 堕天使は天使を超えられない!!」
花丸「天界を追放された貴様に!! 勝ち目などないずら!!!」
善子「そ、そんな……!」
11:
花丸「力の神域……第七領域の絶対的なる力! その象徴であるこの翼!!」
花丸「白き7対の14枚翼から放たれるこの力の激流……!」
花丸「黒き6対の12枚翼しかもたぬ貴様に! 果たして受け止めきれるかな……!!」
善子「ま!? 待った!!! 待って、ちょっと待って!!?」
花丸「塵すら残らぬと覚悟せよ!! 喰らうがいいずらーーーーーーーーーーー!!!!」
善子「きゃあああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
12:
善子「う、う?ん……ガクッ…………」フラフラ ヨロヨロ
善子「………………」バタリ
花丸「か……勝った……! ついに、長年の宿敵である、堕天使ヨハネに……!!」
花丸「勝ったずらーーーーー!!!」バンザーイ
善子「……って待たんかーーーーーいっ!!!」タタタッ チョップ
ビシッ
花丸「あたっ!」
13:
花丸「な、何するの善子ちゃん!! せっかくおらがこのいつもの寸劇に付き合ってあげたのに!!」
善子「聞いてない聞いてない聞いてなーーい!! 何よ《第七領域》って! 何よ7対の14枚翼って!!」
善子「こんなの反則よ反則!! っていうか私を塵すら残らないくらいに消し去らないで!?」
花丸「そんなこといわれても……。ああ、もちろんマルは善子ちゃんにそんな酷いこと、絶対に絶対にしないよ?」
善子「ちょっとちょっとぉ! どうしたのよずら丸! なんか今日、今までで一番ノリノリだったわよね!?」
15:
善子「毎回必ず引き分けのルールのはずでしょ! 私とアンタの実力は拮抗してるの!!」
善子「なにアンタが私を圧倒してんのよ! っていうか私、今回やられちゃったんですけど!!」
花丸「だってぇ……毎回毎回同じ引き分けだと、つまんないかなって思って……」
善子「うぐっ……、マンネリっていいたいわけ……?」
花丸「そうじゃないけど……とりあえずおら、今回頑張って設定を考えてみたんだけど、やっぱりイヤだった?」
善子「むっ……」
16:
善子(毎回付き合ってもらってる上に、今回は設定まで考えてくれた、か……)
善子「しょ、しょうがないわねー! 許してあげる!」
花丸「やったぁ! ……ねえ、毎回戦ってばかりじゃあれだからさ……」
花丸「次は休戦協定を結んだ設定でやろうよ……お互い歩み寄って……ね?」
善子「はぁ? 休戦協定……? このヨハネにとって、そんなぬるいものなど……」
17:
花丸「そっか……」シュン
善子「い、いや! まあ、たまにならいいかもね……」
花丸「そっかぁ……よかった♪」ニコッ
善子「……ふん」
善子「……それにしてもずら丸……アンタ大分、私色に染まって来てるわよね」
花丸「ええ!? そ、それはイヤずら!! お断りずら!」
19:
善子「《第七領域》……」ボソッ
花丸「……! ///」カァッ
善子「白き7対の14枚翼……」ボソッ
花丸「……!! ////」カァァァ
善子「神に祝福されし『7』という《聖数》……悪魔の崇敬する『6』という《魔数》……」ボソボソッ
花丸「や、やめるずら???!! //////」チョップ
ビシッ
善子「あたっ!」
善子「と、とにかく! とってもノリノリだったじゃない!!」
善子「このヨハネにとって、非常に喜ばしいことよ……フフフ」ニヤニヤ
花丸「だからやめて??! /////」
20:
善子「さて、とりあえず……一旦コタツに入り直しましょう」モゾモゾ
花丸「……うん」モゾモゾ
善子「……じゃあこんどは熾天使じゃなくて、アンタが私のリトルデーモンになったという話をやるわよ」
花丸「善子ちゃん、おらはリトルデーモンには絶対ならないっていつも言ってるでしょ」
善子「知ってる。……その理由、また聞かせて?」ニヤニヤ
21:
花丸「な、なんで! 何ニヤけてるずら!」
善子「いいからいいから」ニヤニヤ
花丸「……よ、善子ちゃんと……対等で……いたいから……」モジモジ
善子「ふーん。私と対等が良いんだぁ。そうなんだー」ニヤニヤ
花丸「ま、前も言ったのになんでまた言わなくちゃいけないずら! /////」
22:
善子「別にー。ただ、もしなってくれるのなら、普通のリトルデーモンより格上げしてあげてもいいのになー」
善子「やっぱりなってくれないのかなー、残念だなぁ」
花丸「……はぁ、しょうがないなぁ……期間限定、今だけ善子ちゃんのリトルデーモンになってあげても」
善子「ヨハネ様」
花丸「ヨハネちゃん!」
23:
善子「まあ、それで妥協してあげる?」
花丸「ほーら、対等じゃない……だからほんとは嫌だと」
善子「ふーん、なってくれないんだー、ふーん……」
花丸「な、なるよ、今だけ…善子ちゃ」
善子「ヨハネ!」
花丸「……ヨハネちゃん」
24:
善子「あなたには最上級リトルデーモンの位をあげるわ。ありがたく思いなさい」
花丸「最上級って……他のリトルデーモンと何が違うの?」
善子「常に私のそばに控えて私の盾となり、このヨハネを護るという権利と責任が与えられるわ」
善子「これは重要な使命だから、心して全うすることね」
花丸「はいはい。マルは何があろうともヨハネちゃんのことを、この命にかえても護り抜きますよ」
善子「……じゃあとりあえず私のそばに来なさいよ」
花丸「わ、わかったよ」モゾモゾ トトトッ
花丸「……///」モゾモゾ
善子「……よろしい」
善子「さてと……手始めに……」
26:
善子「『ヨハネ様愛しています』って10回言いなさい」
花丸「はぁ!? ///」
善子「何? 私のリトルデーモンのくせに、このヨハネの命令に従えないと?」
花丸「くっ……! ///」
花丸(平然と言ってくれるね……!)
花丸(それなら、お望み通り連呼して、善子ちゃんを照れさせてやるまでずら!)
27:
花丸「いいよ……じゃあ言うよ」
善子「……」ゴクリ
花丸「よ、ヨハネ様……あ、愛しています…! ///」
花丸(くぅっ……! 善子ちゃんに向かって、この至近距離でこのセリフ、恥ずかしすぎるずら……! ////)
善子「……! ///」ビクッ
花丸「ヨハネ様愛しています! ヨハネ様愛しています! /////」
善子「……!! ////」モジモジ
花丸(! き、効いてる?)
28:
花丸「ヨハネ様愛しています! ヨハネ様愛しています! ヨハネ様愛しています!」
善子「……!!! /////」ウズウズ
花丸(効いてる……! 照れてる……!)
花丸「ヨハネ様愛しています! ヨハネ様愛しています! ヨハネ様愛しています!」
善子「????っ!!! //////」バタバタ
花丸(照れてる照れてる……! とどめっ!)
花丸「善子ちゃん、愛してるずら! ////」
善子「なっ!!! //////」 ?
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
30:
善子「ちょ、ちょっとぉ!! 花丸ぅ!! //////」
花丸「あ、最後の1回はノーカン? じゃあ、ラストもう1回、ヨハネ様、」
善子「ストーップ!! もういい!! もういいからっ! ////」
善子(くぅぅ、見事に自爆した! 返り討ちにあった……!!)
花丸「…………」ニヤニヤ
善子(おのれぇ、花丸め……! こうなったら……!)
善子「ずら丸、次の命令」
花丸「なんでしょう、ヨハネちゃん」
善子「私にキスしなさい」
31:
花丸「! ……それはできません」
善子「はぁ!?」
花丸「キスは命令されてやるものではありません」
花丸「マル、それは命令なしでやりたいなぁ」
善子「い、いいじゃない今くらい! もう何度もしたでしょ! ///」
花丸「そう言われても困るずら」
善子「だって、せっかく! せっかくアンタが、初めて私のリトルデーモンになってくれたんだから!」
善子「今だけでもアンタを私の思い通りにしたいの!!」
32:

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