【ナナシス】支配人とお蕎麦とマコトback

【ナナシス】支配人とお蕎麦とマコト


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コニー「それじゃー支配人!あとの戸締りよっろしくーぅ!」
支配人「えっ、ほんとに帰っちゃうんですかコニーさん」
コニー「当たり前だず!コニーさんこのあと予定あるし?」
支配人「えぇぇ…いくら大晦日だからってアイドルたちと僕だけでナナスタにお泊りって、ニュースにでもなったら危ないのに…」
コニー「モーマンタイモーマンタイ!今のナナスタにそこまで注目されるほど知名度ないず?」
支配人「それはそれで駄目じゃないですか!」
マコト「お兄ちゃん……もしかしてマコトがいたら、不安ですか…?それならマコト、これからでも家に…」シュン
支配人「え、あれマコト?!いや違うんだ。そうじゃなくて…」アタフタ
ハル「あーっ!支配人さん、マコトちゃん泣かせちゃダメですよ!」
支配人「誤解だよっ!…ってハル?」
ハル「はい、ハルですよ!今日はくじ引きで当たったヒメちゃんの代わりに来る事になりました」
支配人「ヒメの家はいろいろ大変そうだし、仕方ないね」
ホノカ「ウチもおるよ?」ノシノシ
支配人「ホノカについては知ってるよ」
ホノカ「えへへ?」
支配人「この大丈夫なような、そうじゃないようなメンバーですし…やっぱりコニーさんにも…っていない!」
マコト「コニーさんなら、もう伝える事は何も無い、後は任せたず…ってマコトに鍵渡して行っちゃったよ……?」
支配人「そんなぁ…あの人はまったく……」
3:以下、
ホノカ「…でもよかったと?支配人さんってもしかして、今日はお休みの予定だったとか…?」
支配人「ううん、3日の新春特別配信に合わせてもうちょっとやっておきたい仕事もあったから、僕はいいんだけど…」
ホノカ「そ、それはそれで、いいんですか…?」
ハル「あはは…」
マコト「お兄ちゃん、あんまり、無理しないでね……?」
支配人「うん、まぁ三人とも外泊許可も出ちゃってるし…こんな時間から帰らせるのもなんだから、一緒に年越そうか」
ハル「やったねホノカちゃん!さすが支配人さん!」
ホノカ「ウチもこんなに早くLe☆S☆Ca以外の友達とお泊り会できるなんて思ってなかったから…楽しみったい」
マコト「マコトも、こういうのはあんまりなかったかも……今日はよろしくね、お兄ちゃんに…ハルさん、ホノカさん」
支配人「それじゃあ僕はとりあえずいつもの席のあたりにいるだろうけど、三人は…まぁ、ナナスタから出ない程度に好きにしてていいよ」
支配人「なんか欲しいものとかあったら言ってね、もう遅いし、僕が買いに行くから」
ハルホノ「はーい」
マコト「うん」
4:以下、
ハル「それにしても、こんな時間にナナスタにいるなんて不思議な感じだね!」
ホノカ「うん、私も…いつもならもうお風呂入って、あとは寝るだけ、っていう時間かなぁ」
マコト「……マコトはたまに、ナナスタに着てます」
ホノカ「えぇ?っ!?」
ハル「モモカちゃんにそれとなく聞いたことあったけど、ほんとだったんだ…」アハハ
マコト「お兄ちゃん、いつも無理ばっかりしてるから、マコト、とっても心配で…」
ハル「そっかー、マコトちゃんは優しいねぇ」ナデナデ
マコト「あっ、く、くすぐったいです、ハルさん…//」
ホノカ(こ、これはあんまりツッコまないほうがよさそう……)
テレビ<ワーキャーピッ
ハル「大晦日のテレビって、あんまり面白いの無いねぇ」
テレビ<ナハハhピッ
ホノカ「そうやねぇ…せめてナナスタの子が出てる番組でもあればそれを見るんやけど……」
テレビ<ワーキャーピッ
マコト「…マコトたち、びっくりするくらい通常運行でしたね」
ハル「言わないでー…来年こそ本気出すから、いじめないでぇ…」
ホノカ「ライブもCDもそこそこ反響あったのにねぇ」
マコト「来年はマコトもCDデビューしたいです」
ハル「みんなが持ち歌持ったら2days3daysは当たり前の大規模なライブに…」
マコト「……そこまでの規模だと、想像もつかないです」
ホノカ「でもみんな一緒にライブ出来たら…とっても嬉かねぇ」
ハル「出れる子が多いと、ライブ中でもゆっくり準備出来そうだもんね」
ホノカ「そうそう、今の人数だとウチ、忙しくて目が回っちゃいそうで…ってそんなことなかとよ!」
ハル「あはは、ホノカちゃんもツッコミ出来るんだねぇ」
ホノカ「そ、それはウチだってボケてばっかりじゃ…ってボケてもなか!」
ハル「ホノカちゃん絶好調だね」
ホノカ「もーっ、ハルちゃんひどかぁ…ね、マコトちゃんはどう思うと?」
マコト「ふふっ…秘密です」
ハル「へへー、マコトちゃんは私の味方みたいだねぇ」
ホノカ「せっかくの大晦日なのに、2人ともひどかぁ!」プンプン
ハル「ごめんごめん、このみかん上げるから許して?」
ホノカ「ふーん」プイッ
マコト「…本当は身体に良いらしい筋も、マコトが全部とってあげますよ?」
ホノカ「えっ、マ、マコトちゃぁん…」
ハル「あはは、マコトちゃんもっと言っちゃえ言っちゃえ…っと」ピッ
5:以下、
テレビ<?♪
ハル「あれ、もしかしてそろそろ4U出る時間?」
ホノカ「え、もうそんな時間と?」
マコト「……じゃあマコト、そろそろお蕎麦茹でてくるね?」
ホノカ「それならウチも手伝うよー」
ハル「えっ、私これ見ておかないとウメちゃんに怒られちゃうから手伝えないよ…?」
ホノカ「ふふ、ウチに意地悪ばっかりしてるからだよ、そのまま一人で年を越したらよかー」
ハル「えぇぇ、そんなぁ…マコトちゃぁぁ…」ナミダメ
マコト「ごめんね、ハルさん…マコト、お兄ちゃんにお蕎麦作ってあげたいから……」
ハル「くぅぅ…女の友情のなんて儚いことか……男の前ではこうもたやすく崩れ去る……」ガックリ
ホノカ「ところでハルちゃん、テレビ見てなくてよかと?」
ハル「あっ!!」
ホノカ「あはは…それじゃ行こっか、マコトちゃん」
マコト「はい、よろしくお願いします、ホノカさん」
6:以下、
鍋「グツグツ」
ホノカ「作るって言っても、お蕎麦茹でていくつか具を入れるくらいなんだけどね」トントントン
マコト「ナナスタの台所でも一応、設備はありますけど……」ポチャポチャポチャ
ホノカ「ウチらもこんな時間まで起きてるってなかなか無いし、万が一手元狂ったら支配人さんに申し訳ないもんねぇ」トントントン、ススー…ポチャポチャ
マコト「はい……あ、ホノカさん、マコトの分のネギ、切り終わりました」コト
ホノカ「ありがとぉ、こっちも終わったからあとは…」
チーン
ホノカ「あ、丁度よく天ぷらもチンし終わったみたい」
マコト「…ナナスタの電子レンジが揚げ物にも対応しててよかったです」
ホノカ「うん。ただ温めたらべちょべちょになっとったしね」
マコト「お兄ちゃんにそんな天ぷらは食べさせられないから、マコト、どうしようかと……」
ホノカ「一応、フライパンとかオーブントースターでもカリカリには出来るから、大丈夫だったと思うよ?」
マコト「……ホノカさん、お料理得意なんですか?」
ホノカ「それほどでもないけど、ナナスタの寮に入ったときのことを考えて、ちょっと勉強しとっと」
マコト「なんだかそういうのって、大人っぽくて憧れます……」キラキラ
ホノカ「あっ、そ、そんなキラキラした目で見られたら困る…、ウチもキョーコちゃんに唆されて寮に移ろうかなーっていうだけやから…」
ホノカ「ほ、ほら!お蕎麦持っていこ?ウチはハルちゃんに持っていくから、マコトちゃんは支配人さんにお願いね?」
ホノカ「あと七味…一本しかないけど、マコトちゃん持っていって?ウチは使わないし…ハルちゃんはわかんないけど、支配人さんは使うかもしれんし」
マコト「はい……わかりました」コクリ
ホノカ「支配人さん忙しいんだろうけど、ちょっとくらい休憩してね、って伝えておいてね」
マコト「…そうですね、お兄ちゃんずっと頑張ってるみたいですし…」
ホノカ「それじゃあそれぞれのお盆に載せて、っと」
ホノカ「…お蕎麦食べてるうちに年越しちゃいそうやね」
マコト「そうですね……せっかくのお泊り会なのに、少し残念です」
ホノカ「でもマコトちゃん的には役得じゃない?支配人さんと2人きりで年越せるよ?」
マコト「…えへへ、そうですね」ニコッ
ホノカ(かわいい)
ホノカ「まぁ2人で仲良ぉしてるのはいいけど、新年の挨拶もしたいからそこそこにしてウチらのとこ来てね?」
マコト「ふふ…わかりました。」
7:以下、
支配人「………」カタカタカタ
マコト「…お兄ちゃん」
支配人「わっ…マコトか、どうかしたの?」
マコト「……どうかした、っていうか…もうすぐ日付も変わるので、お蕎麦を持ってきました」
支配人「えっ、もうそんな時間?…あっ、ほんとだ。ごめんね、みんなのことずっとほったらかしにしちゃった」
マコト「ううん…お兄ちゃんが頑張ってるのはマコトたちもわかってるから……」
マコト「……でも、とりあえず休憩しませんか?このままだと…お蕎麦も伸びちゃいます」
支配人「うん、そうだね。こっちもひと段落はついてるから、食べようか…ところでハルとホノカは?」
マコト「ハルさんはウメさんとの約束でテレビから離れられなくて…、ホノカさんはそんなハルさんにお蕎麦を届けてます」
支配人「そっか、じゃあとりあえず蕎麦食べたら一回向こうと合流しようか」
マコト「はい……それじゃあ、お蕎麦どうぞ」コト
支配人「ありがとう……それじゃ、いただきます」
マコト「……ふふ、はい。召し上がれ」
支配人「それにしてもいい匂いがするね、カップめんとは大違いだよ」
マコト「…お兄ちゃん、マコトがお弁当作ってあげてるのに、カップめん食べてるの…?」
支配人「あ、う、うん、たまに食べたくなるし……」
マコト「…量が足りないなら、言ってください。そんなによくカップめん食べてるなんて、ちょっと心配です……」
支配人「大丈夫大丈夫、ほんとにたまーにだから、そんなに心配することないって」
マコト「でも……」ジーッ
支配人「わ、わかったわかった、今度から食べたりなかったらマコトに言うから、とりあえず蕎麦食べよう!」
支配人「せっかく作ってくれた蕎麦だしね、ズズってあっつ!」
マコト「あっ…あわわ、ご、ごめんなさい」
支配人「う、ううん、大丈夫だよ、熱いものいきなりかっ込んだ僕が悪いだけだし…」
マコト「……そんなに熱かったですか?…じゃあ、マコトがふーふーしてあげる」ズイッ
支配人「へ?」
マコト「ふー、ふーっ……これで、どうですか?」ニコッ
支配人「あ、うん、ありがとう」ドキドキ
マコト「それじゃ、まだ熱かったりしたら言ってね?」
支配人「う、うん、ありがとう」ドキドキドキ
マコト「ふふ…お兄ちゃん、同じこと繰り返しちゃってるよ?」
8:以下、
支配人「ハフハフ、ズズッ、モグモグ……んんっ、美味しいね」
マコト「ちゅるちゅる…はい。でもお兄ちゃん、そんなに七味入れて辛くないんですか…?」
支配人「うーん、そこまで入れてないと思うけど…ほら、辛いほうが眠気も吹っ飛ぶし」
マコト「……眠いなら、無理に食べないで寝てくれても大丈夫、ですよ……?」
支配人「ううん、せっかくマコトたちが僕の分まで用意してくれたんだから、ちゃんと食べるよ!」
マコト「お兄ちゃん……」
支配人「んっ!この天ぷらも温かくてカリカリ…揚げなおしたのこれ?そんなに油なかった気がするけど」
マコト「ううん、ホノカさんが電子レンジに揚げ物の機能があるのを知ってたみたいで…」
支配人「なるほど…、1、2分全力で温める以外のことに使ったこと無かったよ」ズズー
マコト「マコトも、普通のお料理ならともかく、電子レンジについてまではそれほど知らなくて……あ」
支配人「ん?」ズルズル
9:以下、

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