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【閲覧注意】後味の悪い話『しいたけご飯』


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5:
藤子F短編「自分会議」
主人公は貧乏学生。ある日時価数億円の山林を手に入れる(遺産かなにか)
すると彼の部屋に急に一人の青年がやってきた。10年後の自分らしい。
彼は10年後の未来を説明し、すぐに山林を売って自分に預けろという。
そこへ20年後の自分が現れる。
20年後では爆発的インフレが起こって紙幣など紙屑同然、山林は売らずにおけという。
さらに現れたのは30年後の自分。一切の土地が国有化されたので売るべきだと主張。
売る派、売らない派に別れ4人は侃々諤々の議論を交わす。
誰かが「埒があかないのでもっと幼いころの自分に決めてもらおう」といいだし、
子供のころの自分を連れてくる。
しかしもちろん、子供に決められるわけがない。
激しい言い争いがまた始まり、それに嫌気がさした子供のころの自分は窓から飛び降りてしまう。
後には誰もいない部屋が残った。
74:
さんざ既出だろうけどまたクリアしたんでゲームネタ
LIVE・A・LIVE 中世編『魔王』というシナリオ
お城でその国のお姫様に求婚する権利をかけた武闘会が開催される

決勝戦に残ったのは主人公とその良きライバルの魔法使い(以下ライバル)

主人公勝つ。お姫様と結婚する。

その宴の中二人きりになったところで魔王にお姫様拐われる。

主人公魔王討伐を決意。出発前ライバルも同行することに。

以前魔王を倒した勇者と僧侶を仲間にし、魔王倒す。

勇者がこれは本物ではないと言い出す。病を患っていたため、勇者力使い果たし死亡。

ライバルがここは危険だと促し出る。が、ライバル間に合わず瓦礫の中に生き埋め。

一度王に報告しに帰り、お城で僧侶と共に休むんだけど真夜中に生き埋めになったはずのライバルの気配。

導くように王の間へ。追う主人公。

王の間に着くとそこに魔王がいる。

倒す(スゲー弱い)

倒してみると王の死体が。大臣に見つかり僧侶と共に捕らえられる。

『主人公達が魔王だったんだ!』と言う声が上がる。

独房のなかで僧侶『自分を信じてる人が一人でもいる限り信念を貫け』と最後の力で主人公を逃がす
75:
主人公再び姫の待つ魔王の下へ。しかしそこに居たのはライバル。

共に魔王を倒したときに主人公を出し抜こうと思いわざと魔法で落盤させた事を明かす。↓
色々私怨(いつも二番目だった俺の気持ちがお前に…etc)をぶつけた後決闘。主人公勝つ。

主人公が落ち込んでる所に姫登場。駆け寄る。

姫『来ないで!この人は来てくれたけど貴方は来なかったわ。貴方にこの人の苦しみなんて…』云々。

姫、ライバルに対し『私もそっちに行くわ』と自決。主人公自分勝手な人間に嫌気が差し自身が魔王となる。

END
77:
>>74
>魔王倒す → 勇者がこれは本物ではないと言い出す
>真夜中にライバルの気配 → 王の間に着くとそこに魔王が → 倒してみると王の死体
>共に魔王を倒したときに主人公を出し抜こうと思いわざと魔法で落盤させた事を明かす
よく分からないんだけど、結局本当の魔王はどうなったんだ?
勇者の勘違いで、最初に倒したのはやっぱり魔王だったのか?
んで、ライバルに陥れられてあっさり殺したのは、本当に王様?
それとも、王様に化けていたのはやっぱり魔王(じつは弱い)で、
姿をくらましていたライバルも居場所へ誘導する協力だけは一応したってこと?
(協力というか主人公の力を利用というか…
でも、そんなに弱い魔王なら他人の手を借りるまでもない?)
あるいは、魔王は主人公が与り知らぬ裏でライバルが倒してて、
ライバルが魔王の地位に成り代わっていたのか?
はたまた、魔王というのは最初からライバルの別の姿、
宴からお姫様をさらったのも当のライバルで、
しれっと一行に加わって主人公の様子を監視してたってこと?
(でも、それだとお姫様の「この人は来てくれたけど…」と状況が合致しないか?)
79:
>>77
それ俺も気になった
結局魔王の正体がわからないままENDだったら相当後味悪いよ
80:
>>79
ラストで魔王になった主人公が倒された時言うセリフが
「憎しみがある限り、誰しもが魔王になりうる」だから、
あの魔王ははっきりとした正体はないんだと思う。
それこそ、前に倒された魔王の怨念みたいなものとか。
81:
>>77
結局最初の魔王については語られず終わるんだけど
俺は全てライバルが仕組んだものと解釈してる。
魔物を手懐けてて魔王役やらせてたとか。
88:
ゲームの後味の悪さが伝わりにくい要因の一つは、
ストーリーだけ聞かされても主人公=プレイヤーほど
登場人物と一体感が無いからだな。
俺もライブ・ア・ライブはクリアしたけど、中世編の後味の
悪さは、それまでの○○編には無かったほどバトルと探索
重視で、主人公たちのスキルもそれほど便利なものがなく、
進めば進むほど辛くなる道のりを「力を合わせて」突破した
感覚をゲーム開始から始めて味わった後に、例の欝展開が
来るってところにあると思う。
ストーリーでは表されない主人公とライバルのバトル時の
役割分担の妙とかも演出の一部だから、説明するのはなかなか難しいと思う。
244:
私のクラスの男の子なんだけど最近不登校になってしまい
久々に学校に来たかと思うと朝のHRから下校までずっと寝てて、
その繰り返しでクラスメイトと担任は凄く心配してました。
ある日彼は学校にギターを持ってきました。
『俺の友達つうか命』なんて言って肌身離さないんです。
またある日は授業中にいきなり廊下に出て携帯で話してるんです。
『Mステ?バカマネージャーが!!断れ!!顔出しNGつってんだろーが!!』と大声で怒鳴ってた為、
流石に先生が携帯を没収しようとすると『仕事が…!いや何でもないです…今日中に返してくれたら』
なんて事を言い出したりしてたのでバイトをしてるのかな?と思いました。
またある日は急にGReeeeNのアルバムをクラス分持って来て皆に配ってました。
先生が心配して、どうしたのか尋ねると『今回プロモーションに力入れて…あっ親戚が音楽関係で…』
と慌ててました
テストの日、彼のテストを回収するとテストの裏に『キセキ?ニ章?』と書かれ、その下には歌詞が…
ちなみに私は秋田に住む高校ニ年生です
248:
>>244
なんかワロタ
なんだろうな、不細工だったり低身長だったりで現実を見たくなかったのかな
で、自分は本当はすごい人間だと脳内で設定してしまった
283:
高橋葉介の夢幻紳士シリーズのうちの一つ。タイトルはネタバレなので後述。
主人公の夢幻は、幻術などの不思議な能力を持つ素性不明の男性。
夢幻のもとに、ある青年が訪ねてきた。
青年は結婚式を間近に控えていたのだが、
妻となるはずだった女性が事故で重体を負ってしまったという。
医者も匙を投げ、意識不明の女性は後はもう死に行くだけの状態だった。
女性は幼いころから貧乏で、暇なく働く辛い日々を送ってきていた。
頼れる者もなく、時には人に騙されたこともあったが、
それでもいつも前向きで心を曲げないそんな女性の姿に青年は惹かれたという。
結婚して、これからやっと楽にさせてあげられるところだったのにと青年は泣いた。
青年の望みは、事故さえなければ女性が得られるはずだった、
幸せな未来を幻術によって見せてあげてほしいというものだった。
夢幻は了解し、眠りつづける女性に幸せな幻を見せた。
その幻の中で、女性は無事に青年と結婚し、子供をもうけた。
子供は男の子で、顔は青年に似てあまり美形ではなかったが、
勤勉で賢く、異国で事業を展開し、異国の人と結ばれ子をつくった。
老いた女性は、同じように老いた夫とのんびりと暮らしながら、
お互いに老いたと笑い合い、一緒にすごした月日を語り合う。
二人で海辺を見ては、もうじき孫を見せに帰ってくる息子のことを思う。
来るはずのない幸せな未来を見て、眠りながら女性は微笑んだ。
だが、話はそこで終わらなかった。女性は奇跡的に生還してしまった。
女性は幻覚を現実だと信じきり、見かけは若いままなのに、まるで老人のようにふるまった。
生死の境で見た幻は強烈で、夢幻にもどうしようもなかった。
「彼女が幻の中で生きていくしかないのならば、自分も同じ幻の中で生きたい」
女性のことを嘆いてそういう青年に、夢幻は同じ幻をかけた。
そうして、若い二人は老人のように腰を曲げ、
存在しない息子の帰還を待ちわび、毎日海辺を歩くようになった。
タイトルは「老夫婦」。
65:
「盲目の女の子が目が見えるようになった途端!」ってネタでは
昔やってたドラマがひどかった。
盲目の女の子は生活から治療費までおんぶに抱っこで彼氏に面倒見てもらってる。
二人はらぶらぶだったけど、女の子は手術で視力が回復(この金も彼氏持ち)した途端に
「げ、斉藤洋介じゃん!」と男の顔に失望する。
そして執刀してくれたイケメン金持ち医者へと乗り換える。
細かいあらすじも医者や女の子役も思い出せないけど、
斉藤洋介だけ忘れられん。
66:
>>65
盲目だったのに美醜の概念があるってのがな。
70:
>>65
野島伸司「世紀末の詩」の第二話「パンドラの箱」だな
女の子=遠山景織子、医者=袴田吉彦
このドラマはほかにも後味ワルーな話多かった
72:
>>65
>「げ、斉藤洋介じゃん!」
ツボったwww
73:
※長文注意
アニメの「コードギアス 反逆のルルーシュ」が後味悪かった。
全50話なのでかなりはしょるけど、まとめてみた。
舞台となっているのはパラレルワールドの地球。文明の発達度ではあまり変わっていないが、
この世界ではアメリカと共産主義が存在せず、イギリスから「ブリタニア」と呼ばれる大国が
発展し世界の1/3を支配している。ブリタニアは弱肉強食を国是とし次々と他国に戦争を
仕掛けては植民地にしていて、この世界の「日本」もブリタニアの植民地になる。
主人公のルルーシュはブリタニアの皇子だったが、10歳の時に母親を暗殺された。暗殺時に
巻き込まれて撃たれたルルーシュの妹ナナリーは目と足が不自由になる。さらに、立場の弱く
なったルルーシュは妹と共に当時ブリタニアの敵国だった日本に人質として送られた。表向き
は日本の首相だった枢木家に留学生として預けられたが、敵国の皇子として虐待に近い扱いを
受ける。ルルーシュはナナリーを必死に守っていたが、ブリタニアが彼らを無視して日本侵攻
を行ったため、殺されそうになる。
しかし、日本の首相の一人息子である枢木スザクと友人になったことで、助けてもらい生き延
びる。スザクはルルーシュと同い年で性格も良く、ルルーシュ達を周囲からかばい、日本で戦争
が始まった時も手を引いて一緒に逃げてくれた。
ルルーシュは自分たちを見捨てたブリタニアと父親である皇帝を憎み、また再び利用されること
を恐れて戦争で死んだことにして妹と共に身を隠した。占領され、植民地になった日本には
ブリタニア人のための租界が出来たので、租界にある学園の学生としてルルーシュ達は暮らし
始めた。租界ではブリタニアに不満を持った日本人達がテロを繰り返しているし、いつ正体が
ばれて暗殺されるかもしれない不安定な暮らしだったが、ルルーシュは妹を介護しつつ懸命に生きていた。
そんなある日、17歳になったルルーシュは外出中にテロに巻き込まれて死にかけたところを、
謎の少女CCに助けられる。CCはいつか代償を払うことを条件にルルーシュに超能力(ギアス)
をくれる。ルルーシュの貰ったギアスは「相手の目を見て命令すると何でも命令を聞いてくれる」
という能力。命令は1回しか効かないが、誰にどんな命令をしても効き、死ねと命じれば必ず死ぬ。
74:
ルルーシュは貰ったギアスで、妹ナナリーのために世界を変えることを決意する。弱肉強食を
唱えるブリタニアが支配する世界では、弱者であるナナリーは生きていけない。ナナリーに
「なにか望みはないか」と聞くと、彼女は「お兄様がいればそれでいい」と答えた。足も目も
不自由で身分も失った妹が全てに絶望していることにルルーシュは悲しみ、ブリタニアを壊し
ナナリーの生きていけるような優しい世界を作ることを決めたのだった。
ルルーシュは正体を隠した仮面の男として「ゼロ」を名乗り、ブリタニアへの反逆を開始する。
手始めにゼロは正義の味方として、ブリタニアの圧政に苦しむ日本人達を救いはじめた。
ギアスの力を使えるルルーシュは次々と奇跡を起こし、日本人達はゼロを信用し支持するよう
になった。テロをしていた人々も続々とゼロの元へ集まった。ルルーシュはゼロをリーダーと
する「黒の騎士団」を組織し、本格的にブリタニアへの抵抗を開始した。
ところで、ルルーシュ達の友人であったスザクは強制収容所へ送られ、その後名誉ブリタニア人
となりブリタニア軍に入った。(一般的な日本人は差別されて人権のない奴隷のような状態で、
優秀な者は忠誠を誓うことで名誉ブリタニア人になれ、ややマシな扱いを受けている設定)
パイロットとして頭角を現したスザクは周囲から祖国への裏切り者扱いを受けるが、実はスザクは
まだ日本を愛していた。ブリタニアには武人の最高位になると好きな属国を貰えるという制度が
あって、スザクはそれで日本を手に入れ日本人達を保護しよう、そしてブリタニアを内側から変え
ていこうと計画していたのだった。
スザクは軍人になってからルルーシュ達と再会したが、ルルーシュ達の身分を隠すのに協力し、
彼らのためにも出世して日本を解放しようと決意していた。
そのスザクの目から見ると正義の味方ゼロは折角治まっていた日本で再び戦争を始めようとする
悪者だった。お互いの正体を知らないままゼロとスザクは対立するが、ある時ゼロは敵パイロット
がスザクであることに気付く。ギアスを使えば簡単に味方に出来るが、スザクへの友情があるゼロ
はそれが出来なかった。勿論、スザクを殺すことも出来ない。ゼロはスザクを黒の騎士団に勧誘
しようとするが、スザクは断り続け、彼らは戦い続けるのだった。
75:
ゼロが日本の総督を殺したため人事異動があり、新しく総督と副総督がブリタニアから
派遣されたが、副総督はルルーシュの異母妹であるユーフェミアであった。
ルルーシュの父親の皇帝には大勢の妃が居て、腹違いの兄弟は基本的にライバルだったが、
以前のルルーシュ達はユーフェミアとは例外的に仲が良かった。
ユーフェミアは皇族の中では変わり者で、優しく、国是の弱肉強食には反対していた。
また差別意識もなく、日本人のスザクを取り立てて出世させてやり、感謝したスザクは
心を開いてユーフェミアに忠誠を誓うようになる。
ユーフェミアはゼロを見て正体がルルーシュであることを見抜き、直接話をして確かめる
が、ゼロの正体のことはブリタニア側には勿論スザクにすら話さなかった。むしろゼロを
助ける為に、経済特区を考えつく。特区とは日本の一部を特別な地域として解放し、その
中では名誉ブリタニア人になれない日本人でも誰でも人権が保証されるというもの。
特区の中でならルルーシュ達は平和に暮らせるし、もう黒の騎士団として戦う必要はない。
特区が成功して経済的に成果をもたらせばもっと特区の範囲を広げ、最終的には日本を
解放出来るというのがユーフェミアの考えだった。国是に反する思想だが、ユーフェミアの
人脈の力もあり、ゼロに手を焼いていたブリタニアは許可を出す。
ゼロを許してもらうために、ユーフェミアは己の皇位継承権を返上する。(罪を犯した皇族は
継承権を返上すれば罪については許されるというブリタニアの法律を利用して、ゼロを含む
テロをした人々は彼女の配下ということにして一緒に罪を不問にしてもらった。)
事情は知らないスザクも、頑張るユーフェミアに協力する。
黒の騎士団は徹底抗戦を主張する者と特区に参加したい者で二分される。ルルーシュは
当初ためらうが、特区完成式典の日ユーフェミアと会い、継承権まで捨てて自分たちを
思ってくれたことを知って感激し、ゼロとして特区に参加することを決める。
が、ギアスのこともユーファミアに打ち明けようとして「例えば、君に『日本人を殺せ』
と言えば殺してしまうような力なんだよ」と言った瞬間にギアスが暴走する。
76:
実はギアスは使う度に増大して制御できなくなる力だった。それまでは使おうと意識した
上で相手の目を見て命令しないと使えなかったのだが、ユーフェミアと話した時には
意識しなくても相手の目を見て話したことが命令になってしまう状態になっていた。
『日本人を殺せ』というギアスに支配されたユーフェミアは特区のために集まった日本人を
殺すように軍に命令し、数万人が虐殺されてしまう。
ゼロは人々を助けるために黒の騎士団を呼び、皆をかばい、ユーフェミアを止めようとする
が敵わず(ギアスは一度限りしか効かず、取り消しも効かない)彼女を射殺してしまう。
仮面の下で涙を流すゼロを、助けられた日本人達は救世主扱いする。
この事件でブリタニアに騙されたと思った日本人達はゼロへの信頼を深め、黒の騎士団
の勢力はさらに拡大する。本当のことを言えないゼロはせめてユーフェミアの死を
最大限に利用することにし、改めてブリタニアと戦うことを誓う。
一方、ゼロが敬愛するユーフェミアを射殺するところを見たスザクは、ゼロを激しく憎む。
日本人殆どの支持を受けた黒の騎士団は、ついにはブリタニアと決戦することになる。
が、戦闘中に妹ナナリーが人質にとられ、ゼロは戦闘を放棄して妹を助けにいく。
しかし待っていたのはスザクだった。
実はブリタニア側にもギアスを使える者達が居て、皇帝自身もその一人だった。スザクは
皇帝達からゼロの正体とユーフェミアを操ったことを知り、絶望してルルーシュへの友情
よりも復讐を選んだ。スザクに負け、皇帝に囚われたゼロは皇帝の「記憶を改変するギアス」
により全ての記憶を失ってしまう。ゼロを失った日本側は結果的に大敗する。
77:
CCと残ったレジスタンス達によって救出されたゼロは再び記憶を取り戻し、処刑されかけた
仲間達を取り返して再び戦うことを誓う。黒の騎士団は復活した。が、決戦の時に指揮を放棄
して消えたゼロに対して黒の騎士団は疑惑を抱く。
皇帝達に誘拐された妹ナナリーは皇女として新たに日本の新しい総督として赴任する。皇帝達は
ナナリーをゼロ対策に利用しているが、何も知らないナナリーは兄を捜したくて総督をしていた。
妹とは戦えないので苦悩するゼロ。妹を救出するため色々な作戦を実行するが、全てスザクに
邪魔されて失敗する。黒の騎士団はゼロの奇妙な行動にますます不審を抱く。
一方でブリタニアはEUなどにも手を伸ばし、勢力を広げていた。ゼロはブリタニアに反感を
持つ国々と交渉し、合衆国連合を成立させる。合衆国連合の戦力は全ブリタニアとほぼ同等、
ゼロ達とブリタニアは再び最終決戦を行う。
戦局はゼロ達に有利だったが、ブリタニアは一挙に半径10kmを消失させる新型爆弾の開発に
成功していて、追いつめられたスザクがその爆弾を発射させてしまう。新型爆弾は黒の騎士団
の大勢を消失させ、ナナリーの居る総督府も巻き込まれた。妹を救出しようとしていたゼロは
目の前で妹が消えるのを見て理性を失ってしまう。大事な局面で再びわけのわからない行動を
取るゼロに、黒の騎士団は信頼を失う。
新型爆弾に怯えて退却した黒の騎士団にブリタニアが和平交渉に来るが、その席上でブリタニア
はゼロが実はブリタニアの皇子であることやギアスを使って特区の虐殺を引き起こしたことを
ばらしてしまう。怒った騎士団はゼロを排斥し、殺そうとする。
一人だけ全ての事情を知っていた腹心の部下が命と引き換えに助けてくれて、ルルーシュは
逃げ出せたが、騎士団にゼロは死亡したと発表され、全てを失ってしまった。
78:
絶望したルルーシュはせめて母の復讐だけでも果たすべく単独で皇帝のもとへ乗り込む。
が、皇帝と対峙した時、ルルーシュの母親が現れる。実は母親はギアスの力で生きていた。
皇帝と母親はぐるで、彼らの目的は全世界にちらばるギアスの遺跡を手に入れてそれを発動させ、
新しい世界を作る事(話が長くなるので割愛しますが、人類補完計画みたいなやつをやろうと
してます)で、侵略戦争は遺跡を手に入れるためだった。ルルーシュは復讐が無意味だったことを
知るが、今の現実の世界を壊そうとする両親に反対する。追い掛けてきたスザクも事情を知り
ルルーシュと共闘する。ルルーシュ達は発動しかけた遺跡をなんとか止めるが、結果的に両親も
殺してしまった。
本当に全て失ったルルーシュにスザクは「ユーフェミアの仇」と再び剣を向けるが、ルルーシュは
そのスザクにある約束をし、二人は手を組むことになった。
1ヶ月後、ルルーシュはブリタニアの皇帝に即位し、ギアスの力で皇族と貴族達を従えた。最強の
パイロットであるスザクも協力し、反対勢力をほぼ一掃する。
残った旧ブリタニア勢力は黒の騎士団達と手を組み、新型爆弾を利用して対立してくる。さらに、
旧ブリタニアは死んだはずの妹ナナリーを正統な皇帝として擁立した。ナナリーはゼロを動揺させる
ために死んだことにされていたが、実は身代わりとすりかえられて新型爆弾から逃れていた。
ナナリーは悪逆の道に進んだ兄を悲しみ、殺してでも兄をとめようとするが、
目的のあるルルーシュはナナリーをも打ち倒し、捕虜にしてしまった。
ルルーシュ達のブリタニアが勝利した。スザクは戦闘で死亡したが、ルルーシュは全世界を支配する。
79:
戦後のルルーシュ皇帝は圧政を行う。数ヶ月後、旧勢力や黒の騎士団の処刑の日、ルルーシュは
囚人達を引き連れ、囚人服を着せ鎖につないだナナリーを足許に置いて凱旋パレードを行う。
民衆は反感を持つが、恐怖のため逆らえない。
ところがパレード中にゼロが現れ、警備をかいくぐってルルーシュ皇帝を刺し殺す。実は全て
自作自演で、ルルーシュが全世界に憎まれて消えることで、皆の心を一つにして平和にしようと
いうルルーシュとスザクの計画だった。仮面のゼロの正体は死んだことにしたスザクである。
スザクもスザクとしては死に、ゼロとなって平和に貢献することで償うつもりだった。
民衆はゼロが何らかの理由で復活出来たのだと思い、悪の皇帝を倒してくれたと喜んだ。
ナナリーの横にルルーシュは倒れ込み、ナナリーは瀕死の彼の手を取って、全てを理解する。
「お兄様さえ居てくれれば、私はそれで良かったのに!」号泣するナナリー。
ナナリーは兄を深く愛していて、兄さえ居ればどんな世界でも辛くても生きていけたのだった。
エピローグで、平和になった世界が描かれる。黒の騎士団の団員も殆どが普通の暮らしに戻り、
ナナリーは新ブリタニアの代表としてゼロに車椅子を押され、元は黒の騎士団の幹部だった日本の
首相と和平条約を結ぶ。ルルーシュが望んだナナリーの生きていける優しい世界は実現したが、
その世界にルルーシュは居ないのだった。
・・主人公は死ぬしナナリーとは結局すれ違いだったのが後味悪かったよ。
80:
>>79
長文まとめ乙。アニメは知らんがわかりやすかった。
86:
>>79
あの話をよくここまでコンパクトにまとめたな。乙
114:
>>79
面白かった。まとめてくれてありがとう。
興味はあったけど、絵が苦手で見れなかったアニメだったので
あらすじ知れてよかった。
299:
アメリカのオカルト系連ドラ。
主人公の女の子は、自覚はないけど霊能者でいろいろおかしなものを見る。
あるときスカウトされて「アザーズ」という集団に所属するようになる。
軍でも霊能力を使って活躍していた黒人のおじいちゃんがリーダーの
霊能力者の6人くらいのグループ。
どっちかというと「趣味のサークル」みたいな。
変人集団wで主人公も最初は反発するが、最終的には仲間になる。
この集団で霊能力を使って事件を解決したり、ホラーチックな話が進む。
結構面白くて毎週観てたんだけど、どうやら本国アメリカでは人気がなく打ち切りになったらしい。
小さな事件の積み重ねの背後になにか「巨大な闇」みたいなものがあって
闇の帝王的な存在が復活しようとしている。
気付いているのは自分たち(正確にはリーダーのおじいちゃん)だけ。
やつが復活したら世界は終わる…!
ってところまで話が進んだあとにたぶん急に打ち切りが決まったようで。
その次の週では「もう復活しちゃったみたいだお。手遅れだお」になり
その次の最終話でいきなり「アザーズ」メンバーの全員が闇の手先の計略に嵌り
ラスト5分くらいで「はい次、はい次、はい次」みたいにバタバタと死んでしまう。
そしておじいちゃん一人が生き残りました。
世界終了の始まり?
で、終わってしまった。
結構面白く観てたのに、ものすごく後味悪かった。
300:
それだったら
某少年漫画のように
最後みんなで悪に立ち向かうぜ!と敵に向かっていく
の方がまだよかった。
主人公もあっけなく死んだのか・・・
302:
>>300
そうなんだよ。せめてそっちの
「アザーズと闇の戦いはこれからだ!」で終わって欲しかった。
ある意味アメリカ的に潔いのかもしれないけど…
主人公もあっさり敵に騙されて死にましたw
いやもうほんとに連続してそれまでのメインキャラ&主人公が
30秒ずつくらいで死んじゃうんだよwあと味悪すぎww
そしておじいちゃんだけ殺さなかったのは、絶望し、仲間もいない孤独なまま
世界が終わっていくのを見せ続けるため、ってのが。
308:
名前:怖[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 18:25:35 ID:MTujN2og0
自分の学校で先生が生徒を轢き逃げしちゃったことがあった。
軽傷だったんだけど、やっぱり問題になって。
なんせ通学路でだったから、目撃者多数で。
処分まで謹慎してるんだって、なんて話してて、
数日後の、前日雪がたくさん降った朝、門の所にその先生が立ってた。
雪も降ってたし、寒い日だったので、みんなマフラーに顔をうずめたまま、
「おはようございます」と会釈して挨拶して学校に入った。
謹慎とけたんだねーだけど、前科持ちじゃね?えーなんかイヤー、とか、そんな話しをしてた。
そろそろホームルームって時に、先生達がバタバタしだした。
「教室から出るんじゃない!」といわれたけど、みんな興味津々で窓から外をみて校門の所をみてたら、まだあの先生が、門の横の木下に立っていて・・・
  先生達は、その木から、あの先生を降ろしていた。
昨夜から降った雪で、あしもとが埋まって、「浮いている」のがわからなくなってたんだよ。
寒さで、あまり顔を上げずに挨拶した=ちゃんと先生を見ていなかったことと
先生が俯き加減(吊ってる)なのは、ばつが悪いから?と思ってたのとで
生徒達は気が付かないまま、首つり死体に挨拶してたわけだ。
中途はんぱな終わりですみません。実話です。
309:
>>308
後味悪いっていうか怖い…
345:
タイトル失念。多分「懲役30日」だったと思う…
舞台は死刑が廃止になった近未来の日本。
その日、ある凶悪犯の判決が下されようとしていた。
罪状は殺人。それも善良な一般市民7名の尊い命を奪ったという凄惨なもの。
被告である男は死刑確定と思い込んでおり、
裁判中も横暴に振る舞い、反省の言葉を口にするどころか、
被害者遺族を誹謗するような言葉を発したりしていた。
「被告を、懲役30日に処する」
裁判長が判決を読み上げるや否や、男は歓喜の雄叫びを挙げる。
7人も殺害したにもかかわらず、たった30日の服役。
もちろん男は控訴せず、検察もその判決に納得している様子だった。
男は恋人と面会すると、判決の内容を伝えた。
「ひと月したら戻れるから、それまで待っていてくれ」
男と女は互いに顔を見合わせながら不適な笑みを浮かべる。
346:
そうして男の服役生活が始まる。
最初の日に何故か腕に注射を打たれたが、
特に体に異変もなく、男は気にしていなかった。
牢屋に戻った男に、突然4人の引き連れを従えた刑務官が現れる。
「今日から私がお前の世話をすることになった。よろしく頼む」
刑務官はそう言うと男を屋上に連れて行く。
不審に思いながらも、男は大人しく連れられて行った。
屋上に到着するや否や、男は引き連れたちに腕を捕まれ、
屋上の真ん中に用意された磔台に縛りつけられた。
「よし、靴を脱がせろ。犯罪者に靴を履く資格はない」
刑務官の言葉に、引き連れたちが男の靴を脱がせる。
長時間炎天下に晒された磔台の床は、裸足では火傷を負うほど高熱に熱せられていた。
「そうだお前、ここに来る前、ネックレスをしていたな。
 取られて寂しいだろ。これは私からのプレゼントだ」
刑務官はそう言うと、黒い紐にたっぷりと水をかけ、男の首にきつく巻きつけた。
「日が暮れたら迎えに来てやる。それまで精々頑張ることだな」
そうして刑務官と引き連れは去っていった。
取り残された男は、うだるような暑さと、空腹、喉の渇き、
そして水分が蒸発するに従ってキリキリと男の首を締め上げる紐に苦しめられながらも、
何とかその日1日は耐え抜くことが出来た。
日が傾き始めると、刑務官と引き連れが現れ、男を解放してくれた。
「これからもっときつくなるから、覚悟しておけよ」
不適な笑みを浮かべながらそう言う刑務官に殺意を覚える男だったが、
あと29日耐えれば外に出られると自分に言い聞かせ、その日は布団のない牢屋で一夜を過ごした。
347:
それから毎日、服務という名の拷問が繰り返された。
ある日は気を失うまで水に顔を沈められ、電気ショックで目を覚まさせられるという流れを延々と繰り返され、
ある日は刑務官や引き連れから顔が識別できなくなるほど殴る蹴るの暴行を受け、
またある日は冷水と熱湯を交互に浴びせかけられるなど、それはまるで地獄絵図のような凄惨たるものだった。
しかし男は毎日牢屋の壁に日数を刻んでは、出所出来る日を待ちわび、
刑務官への復讐を誓うことで何とか持ちこたえていたのだった。
そうして迎えた29日目の夜。
「明日で最後だ。シャバに出たら絶対あの野郎を殺してやる。どうせ捕まってもすぐ出られるのだから」
男は抑えきれない衝動を胸に、興奮でなかなか寝付けない夜を過ごした。
翌朝、いつも通り刑務官と引き連れが男を迎えに来た。しかし少し様子が違う。
「今日で最後の日だな。お前に選別の品がある。来なさい」
男が訝しげに思いながらも最後だからと大人しく刑務官に連れられていくと、
刑務官はひとつの部屋の前で立ち止まった。
「最後の服務だ」そう言って刑務官が扉を開けると、目の前には電気椅子が用意されていた。
男は顔面蒼白となり、悲鳴を上げながら必死に抵抗を試みたが、
引き連れたちに押さえつけられ、電気椅子に座らされてしまう。
「この30日間、なかなか楽しかったよ。地獄で俺を恨むなよ、じゃあな」
そう言って、刑務官は電気椅子のスイッチを入れた。
「うわああああああああああああ!!!!!!」
348:
激しい雄叫びを挙げながら男が目を覚ますと、
そこは最初の日に注射を打たれたベッドの上だった。
いつ間にか男はベッドに縛り付けられ、身動きが取れないようになっている。
全身汗だくになりながら呆然とする男の顔を、白衣に包まれた男が覗き込んでいた。
「あなたは知らないかもしれませんが、日本は死刑制度が廃止になりました。
 その代替刑として採用されたのが、これなんですよ」
白衣に包まれた男は、注射器で妙な液体を吸い上げながら続けた。
「この薬品は脳細胞に作用して、30日間拷問を受ける夢を見させる効能を持っている。
 しかし、現実世界では5分しか経っていない。
 つまり、5分の間に30日間拷問を受け続けた精神的・肉体的苦痛を被験者に味わわせることができるんです。
 この意味が分かりますか?」
男が呆気に取られていると、白衣に包まれた男は嘲笑うかのように鼻を鳴らした。
「あなたに下された判決は懲役30日。
 それは、24時間体制で5分ごとにこの薬品を、30日間投与されるというものなのです。
 つまり体感時間で言うと、25万9200日間。ざっと710年ほどになりましょうか」
男の顔がみるみるうちに歪んでいく。
「では、続きを始めしょうか」
白衣の男が注射の針を男に向けた。
「い、いやだ、やめてくれ! やめてくれええええ!!!!!」
349:
― 30日後 ―
刑務所の前で真っ赤なスポーツカーにもたれながら、男を待つ女。
「あいつ、遅いなぁ…」
煙草を吹かしながら時計に目配せしている女の後ろを、
白髪頭で虚ろな目をした男が、トボトボと通り過ぎていった。(お わ り)
長くなってスマソ。
自分は途中から犯人の男に感情移入してしまって、
刑務官の男が憎く感じてしまったので、
結局刑務官なんてもともと存在してなくて、
再びあの悪夢が繰り返されてしまうのかと思うと後味悪かった。
353:
うあああ…710年間拷問は……710年間服役ならまだしも………
耐えきったってのがまた…死んだ方がすっきりする
384:
かなり前に読んだ漫画なので自分で作ってるところもあるかも。
----------
その国では殺人を犯すと本人のみならず親・配偶者・子供まで死刑になる法律がある。
大人の処刑は見せしめのため公開され、子供は城の奥で執行される。
あまりにも残酷で理不尽な刑に怒りを覚えた青年は城に忍び込み王に手をかける。
瀕死の状態ながらも王は「家族も同罪なのになぜ」と問う。
「自分は孤児で独身、誰にも迷惑をかける事はない。
何の罪もない人間の命まで奪うお前のやり方が許せない」と答える青年に
「それではお前がやってみろ…」と王家の首飾りを渡し、王は生き絶える。
騒ぎを聞いてかけつけた側近達は青年が首飾りを手にしてるのを見て彼を次期王とする。
王になった青年が法律を本人のみ死刑に変更すると
今まで家族のためにと我慢していた人々がこぞって罪を犯し殺人は急増、
残された家族も周囲からの偏見やいじめで辛い日々を過ごす。
悩んだ青年はふと自分が育った孤児院を訪ねる。
シスターと昔話をしようとすると「今日は王としてお忍びで視察に来たのではなかったのか」と問われる。
実は子供の処刑というのは建前で、全員がこの孤児院へ送られ別人として育てられていた。
罪人の子として余計な苦労を背負わず新しい人生を送れるようにとの前王の配慮であり、
青年自身も殺人者の子供であったと知る。
再び法を元に戻すと殺人は激減する。しかし、無くなりはしない。
奪う命も奪われる命も同じはず、家族を巻き込んでまでも殺人は無くならないと人間の愚かさに悩む青年。
そしてある夜、何者かが城に忍び込み青年に手をかける。
「俺は天涯孤独、誰にも迷惑をかける事はない。
何の罪もない人間の命まで奪うお前のやり方が許せない」と言う声を聞き
「それではお前がやってみろ…」と王家の首飾りを渡し、青年は生き絶える。
392:
めちゃくちゃ有名な話なんだけど、
知らない人もいるかもしれないから念のため。
江戸時代に実際にあった話です。
「八百屋のお七」
火事と喧嘩は江戸の華と言われるくらい、江戸は火事の多い町でした。
天和2年(1683年)12月28日、その日も江戸を大火事が襲い、
多くの人が焼きだされてしまいます。世に言う「天和の大火」です。
ある八百屋の養女であるお七も、火に巻かれ郊外のお寺へ避難したのでした。
命からがら避難できたお七。お寺のお坊さんたちは、彼女を優しく介抱してくれました。
と、その中にひと際美しい寺小姓が。お七は彼に目を奪われてしまいます。
命の危機に瀕すると、生殖本能から恋に落ちやすいとはよく言われますが、
お七は完全にその寺小姓にひと目惚れ。恋の炎までも燃え上がらせてしまったのでした。
かくして命拾いしたお七でしたが、あれからあの寺小姓のことが忘れられません。
来る日も来る日も彼を想い、恋い焦がれては溜息をつく日が続きました。
そんなとき、お七の脳裏をある悪念が過ぎってしまったのです。
「もう一度火事になれば、またあの方にお会いできるかもしれない」
もしまたあのような大火が起きれば、多くの人が財産や命を失ってしまう。
数えの16歳(現在の満年齢で14歳)であったお七はそんなこと承知の上でしたが、
やはり抑えきれない恋心に、お七は抵抗できなかったのです。
393:
お七は夜な夜な町をさまよっては、火打ち石をカチカチ鳴らして火をつけました。
しかしどれも小火程度で済んでしまい、なかなか火事にはなりません。
虱潰しに火をつけて廻っていたお七は、とうとう見回りをしていた与力に捕えられてしまったのでした。
さて、奉行所に連れて行かれたお七。
当時の法律では、放火は火あぶりの刑と決まっておりました。
しかしお奉行様は、まだ幼い少女であるお七を哀れに思い、何とかして助けようと思います。
少年法というわけではありませんが、江戸時代にも数えで15歳未満の者には、
死刑が適用されないとう決まりがありました。
さらに江戸時代の戸籍はまだまだ曖昧なところが多く、
町人の年齢は原則自己申告で十分だったのです。
それを利用してお奉行さまは「お七や、お主はまだ15歳であるな?」と問いかけます。
しかしお七は「いいえ16歳でございます」と正直に答えました。
お奉行さまはさらに「嘘をつくでない。お主はまだ15歳に違いなかろう」と問い質します。
けれどやはりお七は「本当に16歳でございます」ときっぱり申し上げ、
証拠してお宮参りの記録を提出したのでした。
そこまでされてはお奉行さまもお手上げ。
お定め通り、お七を火あぶりの刑に課したのでした。
お七はその後、鈴が森刑場にて火刑に処されました。
普通火刑に処された者は苦しみのあまりこの世のものとは思えない断末魔の叫びを上げるものですが、
お七は自分の犯した罪と向き合うように、グッと唇を噛んで静かに焼けていったそうです。
お奉行さまに質問されたとき、お七は何を思ったのでしょうか。
何とも後味の悪いお話でございました…
394:
> 15歳未満の者には
15歳「以下」だよね?
未満だったら、15歳でもどのみち死罪だから。
それはともかく、この年齢確認のやり取りが浄瑠璃芝居で有名になって
丙午生まれ(火の相であることからの脚色で、実際にはお七は違う)の迷信が
数百年後まで出生率グラフに異様な凹みが出来るくらい忌み嫌われることになったのが
個人的には一番後味が悪い気がする、
588:
前にこのスレで読んだけど、朱川湊人の「コドモノクニ」
四季にあわせたタイトルの、4編の子どもの短編集。
どの子も小学生くらいの話。
一番後味が悪いのは最後の話だけど、せっかくなので全部書いておく。
うろおぼえなのでかなり想像で補完しています。
『ゆきおんな』
雪国に住むA子には、母親がいなかった。
生まれたばかりのA子をおいて、東京へいってしまったという。
それを聞いたA子は、
「母ちゃんは雪女なんだ!父ちゃんに正体がばれたから出て行ったんだ!」
と信じるようになる。
ある雪の日。下校中のA子は、吹雪の中に佇む一人の女性を見つける。
ほっそりしていて儚げで、A子が想像していた雪女の母親そのものだった。
A子が近づいていくと、その女性は踵を返して去っていく。
「母ちゃん、待って!迎えに来てくれたんでしょう!?」と必死に追いかけるA子。
吹雪はますます強くなっていく…
589:
『いっすんぼうし』
B男は、お小遣いを貯めてずっと欲しかった文房具を買いに行く。
しかし、店主が見ていない隙につい出来心で万引きをしてしまう。
どきどきしながら店を出るときに、店主に万引きを見咎められて
「ごめんなさい!」と謝り、盗んだ商品と代金を渡して走って逃げた。
家に帰ったB男は考える。
あの文房具屋は学校用品を扱う店なので、母親の顔も知られている。
自分が万引きしたことはすぐに店主から母親に話が行くだろう…
そうなったらきっと、ひどく叱られるに違いない。
いっそどこかに隠れてしまいたいが、家の中は狭くて隠れる場所がない。
寝具の隙間に隠れようとするが、B男の体はほとんどはみ出してしまう。
そこへ母親が帰宅し、B男を呼ぶ声がした。
「B男、いるの?さっき文房具屋へ行ったんだけど、あんた…」
どうか神様助けてください!
B男が願いながら必死で体を押し込んだ瞬間、体がどんどん縮んでいき
寝具の隙間に隠れることができた。
が、体はまだ縮んでいく…
「お金を払って、買ったものを忘れてきたんだって?あら、いないわね」
母親の声がした。
590:
『くらげのおつかい』
両親の仕事が忙しいため、夏休みを海辺の祖父母の家ですごしたC男。
明日はいよいよ自分の家に帰るという日の夕方
この町でできた友人に別れを告げるため、C男は家を出た。
友人の家に行く途中、海が見たくなったC男は浜へ降りていく。
岩場の陰に、透明でぐにゃぐにゃとした不思議な物体が流れ着いているのに気づき
C男は興味を持って近づいていった。
棒でつついたり、お菓子を投げ込んでみたりと
いろいろやって遊んでいたところ、
突然その物体が膨れ上がり、C男を飲み込んでしまった…
591:
『かぐやひめ』
D子は父親に会うために、町を歩いていた。
電車に乗っているときは気にならなかったが、歩き始めると服で擦れて胸が痛い。
D子の両親は離婚していた。
水商売をしていた母親が、客と恋に落ちてしまったのだ。
幼い弟は父親に引き取られた。
父はD子も引き取りたいといったが、D子は母親についていくことを選んだ。
新しい父親はお金持ちで、何でも好きなものを買ってくれる。
それに娘が欲しいといっていたから可愛がってくれるだろう、と母親から聞いたのだ。
母親の元へ行った後も、D子はときどき父親や弟と会っていた。
父と弟が暮らす狭いアパートで、
父親は「やっぱりこちらへ来る気はないか」と何度も訊いた。
そのときは貧乏暮らしが嫌で断ったが、今は…。
ようやく父親のアパートにたどり着いたが、ドアには鍵がかかっていた。
ドアの前で待つのも恥ずかしくて、
D子はアパートが見える、別のアパートの入り口で座って待つことにした。
父親と弟を待ちながら、D子は昨日の夜のことを思い出す。
胸が痛い。
新しい父親は確かに自分を可愛がってくれた。
欲しいものも買ってくれたし習い事もさせてくれた。
しかし昨晩、新しい父は自分のベッドの中に入ってきたのだ。
D子が途中で拒むと、「母さんには内緒だぞ」と言って部屋を出て行ったが
新しい父が舐めた自分の胸がとても汚く思えた。
少しでも消毒したくて、自分でベンジンを振りかけたところ、
今朝になったら真っ赤に腫れていた。
592:
夜になって月が昇ったころ、ようやく父と弟が帰ってきた。
弟のはしゃぐ声に、アパートの入り口を見ると
弟が知らない女の人と手をつないで、「お母さん!」と呼んでいるのが見えた。
お父さん、再婚していたんだ。知らなかった…。
そのまま部屋に入る3人を見た後、D子は一人で立ちあがり
泣きながら知らない町をとぼとぼ歩いていった。
その横へ一台の車が停まり、男が顔を出す。
「どうしたの?よかったら乗りなよ」
誰も頼れずに心細いD子は、優しい言葉で誘われるままに車に乗り込んだ…
こどもたちは、だれひとり戻ってきませんでした。
おわり。
よく分からない話の3人に比べ、
D子だけが妙にリアルな話で描写も細かく後味が悪かった。
自分の胸にベンジン振りかけずにいられなかったD子カワイソス…
628:
江戸時代の奇談集『老媼茶話』から「八天幻術」
ある旗本に仕える下っ端侍に佐久間作左衛門という男がいたが、
博打にのめり込んで無一文になってしまった。
やむなく主人が所蔵する鉄砲を盗み出し、金に換えて衣服など整え勤め続けていた。
主人は鉄砲の所在について厳しく詮索したが、ついに知れることはなかった。
629:
その頃、近くに八天通明居士という霊能力者がおり、評判になっていた。
主人は通明居士を呼び寄せ、盗まれた鉄砲の在処を占わせてみた。
通明居士は家来をすべて広間に集め、印を結び呪文を唱えながら
幣帛(神社にあるような紙のヒラヒラを付けた棒)を高く掲げて
「この幣帛が倒れた前にいる者が盗人である」と言い、家来一同の中に投げ出すと
その幣帛はひとりでに人の間を飛びまわり始めた。
630:
作左衛門は「きっと自分の前で倒れるだろう。そうなったら幣帛をへし折って
通明居士に掴みかかってやる」と思い、幣帛の動く様子をじっと睨みつけていた。
幣帛は作左衛門の前でいったん倒れそうになったが持ち直し、
同じく下っ端の家来である、愚直で臆病な児嶋文右衛門という男の前で倒れた。
これで文右衛門が盗人と決まり、翌日裏庭で処刑されることになった。
631:
文右衛門がしょんぼりと裏庭に連れて行かれるのを見た作左衛門はたまらなくなり、
「鉄砲を盗んだのは私で、文右衛門に罪はありません。私は博打で負けて
しょうがなく鉄砲を盗んで売り払いました」と上役に訴え出た。
上役から話を聞いた主人は「幻術に惑わされて無実の人間を殺すところであった。
作左衛門の仕業は不届きではあるが、名乗り出た勇気に免じて許す」と言い、
作左衛門の給金を増やして上の位に昇進させてやった。
文右衛門は「臆病だからそんな目に遭うのだ」とクビになり、江戸から追放された。
なんか、みんなダメじゃね?
633:
>>631
乙。
マジでみんなダメだな。
許して昇進させるなんて有り得ん。
673:
蘇部健一っていう、バカミス(馬鹿なミステリー)作家の非ミステリ短編「誓いのホームラン」。
病院に有名な野球選手Aが来た。遠縁の男の子が難病で入院しているのだが、
手術を怖がって拒否しているのでその説得で来たのだった。
「がんばれば出来ないことはないんだよ。手術したらきっと元気になる」
「ならおじさん、今夜の試合でホームラン打ってくれる?がんばれば出来ないことはないんだよね?
 そうしたら僕も手術を受けるよ」
「う..よしわかった、約束するよ。今夜ホームランを打つから君もがんばるんだ!」
しかしAは長年バント専門、近年はホームランは年2、3本しか打っていない。
そして今夜の試合は優勝がかかった大切な最終戦。
一度ホームラン級の当たりをファインプレーで阻まれた打席はあったが、
ベンチのバント指示に従わず振ってはゴロばかりであった。
そして9回裏のAの打席で、1点差で負けているチームが逆転するチャンスが巡ってきたが
Aはまたもバント指示を無視して振ってアウトで試合は負けた。
試合後のインタビューでAは語った。チームが負けた責任は引退というかたちで取る。
だが最後の打席については男として一片の悔いもない、と。
その後ひとりロッカールームでうなだれるAのもとに球団広報担当がやってきた。
「大切な試合前だから伝えなかったのですが、実は試合開始1時間ほど前に
 親戚のお子さんが亡くなられたとの連絡がありました。お気の毒なことです」
そしてまた一人になったロッカールームでAは虚ろな表情でつぶやく「先に言えよ」。終わり
ひどくね?
676:
これは本当に先に言えよwww
723:
後味の悪い話投下
--------
海外アニメ「サウスパーク」
※シーズン5
--------
米国コロラド州の田舎町「サウスパーク」が舞台。
主役は4人のクソガキ共。いずれも小学三年生。
すぐゲロを吐く「スタン」
ユダヤ人の「カイル」
デブで性格の悪いドイツ人「カートマン」
バカな貧乏白人の「ケニー」。
今回のエピソードは、クソデブのカートマンが主役。
724:
デブの上に頭が悪く人望もないカートマンは、
ある日上級生(名前を忘れたのでビリーとする)の口車に騙され、
ビリーのサウスパークを高額(20$くらい)で買わされてしまう。
復讐に燃えるカートマン。色々あったすえ、ビリーを自分主催の「チリパーティ」に招待する事を決意。
パーティ会場でビリーをぎゃふんと言わせてやる計画なのだった。
一方、ビリーはカートマンのそんな企みもすっかりお見通し。
返り討ちにしてやるぜ!とばかり、パーティに持って行くチリに大量のサウスパークを投入する。
(皆で自作のチリビーンズを持ち寄って食べるというパーティらしい)
しかし、どうやらカートマンのほうが一枚上手だった。
ビリーの用意したチリは途中ですり替えられ、カートマンにサウスパーク食べさせるのは失敗。
逆に、異物を混入されたのはビリーの食べているチリ皿のほうだった。
チリビーンズにまみれて皿の底から出てきたのは、なんと人間の人差し指!
カートマンはビリーの両親を殺害し、ノコギリでバラバラにして
チリビーンズと一緒に煮込んでいたのだった。
両親を殺された上、自らその肉を食べてしまった事実に嘔吐するビリー。
勝ち誇ったようにデブッ尻をフリフリしながら踊るカートマン。
「復讐大成功?♪ビリーは自分の親を食べた♪ざwまwあwww」
サウスパーク食べさせようとしたビリーもひどいが
復讐の規模が予想を超えすぎてて呆然としてしまった。
ビリーがゲロ吐くところはよかった。
731:
サウスパークでは親の肉食わせよりこの話のが後味悪いと感じた。
えろ覚えだけどこんな話
主人公4人組が幼稚園児の頃、火遊びをして幼稚園の綺麗な女の先生を大火傷させてしまう。
そこでとっさに4人はクラスのすごい悪ガキに罪を擦り付ける。
そいつは「俺はやってねぇ!出所したら絶対お前らに復讐するからな!」
と絶叫しながら少年院に送られてしまう。
「どうしよう…出所したらただじゃ済まないよ」「まぁ、それは出所してから考えようぜ」「そっか!」
と明るく済ませて遊び始める4人…
それから数年後…幼稚園の先生は全身火傷で自分の指先くらいしか動けなくっていて
顔も火傷でただれて表情ひとつ動かせず、黒い電動車輪の付いた箱のようなものに入って
『イエスなら一回ピー、ノーなら二回ピーピー』という機械でしか意思疎通できなくなっていた。
そして小学校3年生になった4人のもとに「あいつ出所してくるらしいぜ」
というニュースが飛び込む。
「どうしよう!復讐されちゃう!逃げなくちゃ!」と悪ガキと追いかけっこをはじめる4人組。
732:
…その頃先生は、横断歩道を渡る途中で機械の電源がショートして立ち往生してしまっていた。
他の人が「どうしたんですか?『ピー』で答えてください」と声をかけてもその装置すら動かない。
「無視かよ…うーん…彼女は自分の障害が嫌になってヤケになってるのかな」
「彼女なりに考えがあるのかしらねぇ」「でも無視は酷いよな」「そうだよな、感じ悪いよな」
周りの人はそう納得して帰っていってしまう。その先生の周りを車がビュンビュン行きかう。
ショートして動かない電源と表情を変えることのできない先生の顔のアップが入る。
その頃4人は色々追いかけっこの末に先生のいる道路の方へやってきて、
うっかり車同士をぶつけさせて玉突き事故に発展させてしまう。
そして先生にぶつかった車が大炎上、先生はまた火炙りにされる。
そこに悪ガキが4人を追いかけてやってくる。4人は顔を見合わせて…
「この悪ガキが事故の原因です、こいつがやりました」
再び少年院に送られる悪ガキ、「また出所してきたら今度こそ復讐してやる!」と絶叫。
「どうしよう…次こそ復讐されちゃうよ」「…まぁ、それは出所してから考えようぜ」「そっか!」
でチャンチャン。
先生が死んだのかまだ生きてるのか忘れちゃったけど、どっちにしても後味最悪だと思う。
733:
サウスパークってすげえな。
こええ。
781:
じゃ、犬の話
野良や虐待を受けている動物を保護してる団体のブログで昨日レポートされてた話。
救出されたのは黒いラブラドール。
日ごろから小屋に閉じ込められた状態でろくに世話もされていない様子だったそうだが
さらにある日、飼い主宅に借金取りがやってきて見せしめに犬を拷問していったんだそうな。
おとなしく無抵抗な犬の後ろ足を鎖でぐるぐる縛って柱に吊り下げていったため
報告を受けて団体が救出にいったときには犬の足に鎖がぎっちり食い込んで骨まで見える有り様…
結局その足は切断され、三本足の犬になってしまった。
なぜ、そんなことになるまで放置されていたのか、飼い主は何をしていたんだ!と思ったら
飼い主は脳梗塞、半身不随であるくのもままならない老夫婦と知的障害者の子供という家族構成。
尋ねてきたヘルパーが犬の惨状に気づいてようやく助けられたらしい…
なんで自分たちの面倒もみられない人間が犬飼ってんだよ!
腹立たしさとともに、その状態でそんな借金取りにせめたてられている
その家族の行く末を考えると後味悪かった。
犬のほうは今はその団体で手厚くケアされ、
今後は今までよりはずっとましな生活を送れることと思われる。
犬の未来は後味の悪いことにならないことを願うよ。
783:
>>781
うわぁ…
お世話する人される人…
786:
>>781
> なんで自分たちの面倒もみられない人間が犬飼ってんだよ!
というか、介助犬みたいな役割を期待して飼ってたとかではないの?
788:
>>786
それは流石にないだろ・・・
855:
469 名前:愛と死の名無しさん メェル:sage 投稿日:05/03/16 12:45:35
このスレ頭だけ読んで、思い当たる節があるのでカキコさせてください。
俺、妹の結婚式に「相手は美男美女が多いのに、お兄ちゃんみたいなブサイク出したら、
うちがどう思われるか分からない」という理由で出席拒否されました。
親が出席を勧めても「もう相手には兄は死んだ事にしてあるから無理」と返事。
親もその言葉を聞いて了承。
当日。
携帯の電源を切って、家から300キロほど離れたサービスエリアでバイクを降り、
携帯を確認すると親戚と親と妹から結構な数のメールが入っていた。
内容を確認し、三者の発言を総合すると、披露宴で親戚が俺が来ていないのを妹に尋ね、
隣にいた新郎に「それ誰?」と聞かれた妹が言葉を濁していると
新郎の親戚が「二股かけてる男なんじゃないの」と酔った勢いで冗談めかして言った。
それを聞いていた新郎父が「二股をかけているような女なんぞいるかぁ!」と
叫んだのを皮切りにその後の披露宴は非常に殺伐とした空気の中で行われ、
現段階では妹とその旦那はホテルから場所を移して二次会に移っているが、
双方の両親と親戚がホテルの一室に集まり、これから先の事を話し合っている真っ最中。
仕方ないので、親に連絡。親は戻ってきて相手に説明してくれと言ったが、
妹の行いに半ば切れていた俺はこう言った。
「あんな理由で出席拒否されて、親戚に根回ししていなかったあなたがたのミスでしょ。
それを今更戻ってこいですか。奴がどうなろうと知ったことじゃないし、俺は死んでるんでしょ。
なんで親戚にもそう言って押し通さないかなぁ。ってことで無理! じゃ」
電話を切り、タンクバッグの一番奥に突っ込みツーリング再開し、結局家に帰ったのは三日後。
親にその後の話を聞くと、妹は洗いざらい新郎に話したが、
兄弟を(話の上で)殺す娘は願い下げとなり、破談。
式・披露宴代もこちらが払う事になり、妹は引きこもってしまった。
仕方が無いので、俺が相手方に出向き、
妹の非礼非常識な行動を、俺が頭を下げて納得してもらい、破談は解消となった。
ちなみに、会社は長期休暇を取っていました。
873:
>>855
ひどい妹だね。
でもどんだけ不細工な兄か見てみたいかも。
865:
動植物系の話題2件。
まずは動物編。
昔は、犬に服を着せてる飼い主なんてアホだと思ってた。
でも、ある時、ああいう種類の室内犬は、外出させる際には服を着せないといけないんだと知った。
ふつうの獣の毛は、表面に見えている人間の髪の毛みたいな太さの毛と
その下に生えてる保温用の綿毛のような細いうぶ毛との二重構造になっているが、
愛玩用に美しい毛並みを追求して品種改良された座敷犬の一部は
長い毛足の愛らしい表毛を持つ代わりに、本来あるべき保温用のうぶ毛が無いんだそうな。
だから、室外へ出すときは服を着せないと、人間を裸で放り出すのと同じで体温調節できない。
ほかにも、血統書付き血統書付きって犬や猫を飼ってる奴はなんでそんなにこだわるのかと思ってたら、
単なるブランドの誇示目的ではなくて(よく理解もせず飼ってる奴にはそういうのも多いが…)、
きちんと血統書で父母や祖父母の品種のデータがはっきりしてる個体じゃないと、
現代のペット用動物は、人間が見て「かわいい」と思う姿なら
本来の野生動物の性能から言えば奇形として淘汰されるべき遺伝子でも故意に量産しているので
繁殖のときに不用意にどの品種でも掛け合わせてしまえば
親の代では保因者であってもぎりぎりへテロで表面上は現れてなかった致命的な欠陥が
劣性ホモとして子に発現してしまう危険があるらしい。
特に、「これ犬か?」ってくらい元の狼っぽい体つきとはかけ離れてしまってる愛玩犬は
交尾させていい相手はこの品種だけ、とか、ごく少数に限られてるそうだ。
なんか、人間のエゴで生命を弄んでいて、
そのくせ飼ってる奴は「犬、大好き♪ この子はペットじゃないわ、私の家族よ」
なんてスカした顔で言ってるのかと思うと、
勘違い溺愛で服着せたり虚栄心を満たすための血統書だと思ってた頃より尚さら嫌ぁ?な気持ちになった。
866:
次に、植物編。
小学校のころ中庭に植わっていた蔓バラはむせ返るぐらいものすごく甘い匂いだったし
香水にもローズ系っていう確立したジャンルがあるくらい特徴的な香りのはずなのに
花屋に売ってるバラはなんで無臭に近いくらいほとんど匂いがしないんだろう?と思っていたら、
これも品種改良のせいだったらしい。
そもそも花の甘い香りや蜜っていうのは受粉のための虫を呼び寄せるためのもので、
そういう成熟のための機能があると、果実のための途中過程でしかない花は早く枯れやすく、
生殖機能をなくしてしまえば、匂いの魅力は無くなるが、花自体は長持ちするらしい。
園芸用に植えて長く季節の移り変わりを楽しむ種類と違って、花屋に出荷する切り花は
匂いなんかどうでもよく(むしろ飾る場所によっては、匂いがキツすぎる物は嫌われる)
もちろん実をつける必要もさらさら無くて、見た目さえ華やかに長持ちしてくれればそれでいい。
…なんつーか、子供産めない体にされて着飾らされてる「格子窓の女たち」を連想したよ。
867:
もともと自分は、切り花を花瓶に飾ること自体が好きじゃない。
根から栄養をとって生きてる物を、刈り取ってきてまで所有物にせずに、そのまま眺めて愛でてればいいだろ、と。
なんとなく、栄養摂取源である口とをつなぐ首を斬り落とし、サモトラケのニケのような状態にした乙女の肢体を
頸動脈に血液循環装置でもつないで延命させながら
「おぉ?、美しい」と言って眺めてる変態野郎みたいなのが連想される。
だから、TVでフラワーアレンジメントの先生とかが「こんなにも綺麗に活けてもらって花たちが嬉しそう♪」
なんて言ってるのを聞くと胸糞が悪くなるし(料理の先生の「まぁ、立派な旬の素材!
お魚さんも美味しく料理して欲しいと私に言ってるわ」みたいなのも同様)、
「世界に一つだけの花」の歌もしらじらしく感じる。(バケツの中で誇らしげに胸を張っている?のくだり。
ちなみに、個人的には、植物こそナンバー1を争って
シビアで熾烈な生存競争に明け暮れているだろうがよ、と思う。
それぞれ隣より一枚でも上に枝葉を広げようと躍起になって、
敗北は十分な光が得られず枯れることを意味する。)
別に花を摘むなとまで言う気はないけどさ、自分勝手な投影の解釈をさも花の代弁のように語らずに
もうちょっと命に対して謙虚な態度をとったらどうなんだ、って思いが腹の中でくすぶって落ち着かない。
花も、人間様に刈られて「わぁ、きれー」と言われるために生まれてきたんじゃなくて、
受粉して実をつけて子孫を宿していくために咲いたんだろうに。
868:
>>867
人間に保護してもらって繁殖しようという戦略なんだよ。
長い歴史の中で、地味な雑草は絶滅してたりしてるんだろうし。
ライ麦のなりたちなんかすごいよ、元々は小麦畑に生える雑草だったのが
麦が保護されているのをうらやましがって、あの形態にまで進化した。
しかも喰えるようにまで成った。生物はすごいしたたか。
870:
>>868
思わずウィキペ見てしまった
おもしれー
ライムギ
栽培化の起源は次のように考えられている。もともとコムギ畑の雑草であったものが、コムギに似た姿の個体が除草を免れ、そこから繁殖した個体の中から、さらにコムギに似た個体が除草を逃れ。
といったことが繰り返され、よりコムギに似た姿へと進化(意図しない人為選択)した。
さらに環境の劣悪な畑ではコムギが絶えてライムギが残り、穀物として利用されるようになったというものである。
同じような経緯で栽培作物となったエンバクとともに、
本来の作物の栽培の過程で栽培化されるようになった植物として二次作物と呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ライムギ
853:
しいたけご飯
313 :1/2:
※虫注意
トメは普通(?)の人だった。ウトは鬼籍。
旦那は普通の人だった。恋愛中は普通だった。結婚して変わった。
旦那は結婚まで実家住み。
トメの手料理をずっと食べていた。
私の手料理を美味しい美味しいと食べていたが、問題はご飯。
実家で食べていたご飯にはしいたけが入っていたそうだ。
私にもしいたけご飯を炊けとうるさい。
私は、五目ご飯ならいいが、しいたけだけ入っているご飯は食べたくない。
たびたびそれで口論になるが、食べたくないものは食べたくない。
新婚3ヶ月にして、しいたけご飯が原因で離婚話まで旦那の口から飛び出した。
俺の母親が出来たことをどうしてお前は出来ないんだ!と、毎日愚痴愚痴愚痴愚痴愚痴愚痴。
なんだかもうどうでもよくなって、離婚ならそれでもいいやと思って、緑の神をもらってきたのが一昨日(金曜日)。
昨日(土曜日)、実際のしいかけご飯を食べてみろと、旦那実家(徒歩15分)へ連れて行かれた。
トメは、「しいたけご飯なんか出したことないよ(困惑顔)」
とりあえずご飯を食べることに。
ご飯が出されて、「これだよ、やっぱりうちのご飯が美味しい、お前とは離婚だ!」と旦那。
854:
314 :2/2:
確かにご飯には黒い細切れがたっぷり。
なんだこりゃ?と思いよく見ると、1.5mmほどのカブトムシのような虫。
「これ虫だよ?よく見て食べたら?」と、私。
ぶぶーとご飯を噴出す旦那。
え?虫?と、さらに困惑顔のトメ。
旦那、「ぎゃーーーーーーーーーーー!!」とか何とか叫びトイレへ。
トメに、「米って古くなるとなんか虫がつくらしいですよ。」と言って、調べさせると米びつの中は虫だらけ。
トメも、「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「旦那君はこの虫が混じったご飯をしいたけご飯だと思って、これを食べさせてくれなきゃ離婚だと言ってるんですよ。」と、トメに説明。
声も出せなくなったトメ。泣き出した。
吐いて涙目の旦那、泣いているトメを見ようともせず私の手を引っ張って帰宅。
離婚してもいいよ?と言うと「俺が悪かった、ごめん。」とのこと。
さっき、「米びつを掃除した、離婚はしないでちょうだい、私が悪かったわ。」と、トメ電。
「当分母さんとはしゃべりたくない」と、旦那。
あーーー、こんなマザコンとは離婚したいわー、とぶつぶつ言う私に、悪かったと旦那土下座。
今、旦那は泣きながら寝た。
とりあえず、旦那記入済みの緑の神は、今日実家に預けてくる。
旦那、視力は両方1.0なのに、しいたけと虫の見分けもつかなかったのか。
なんだか可哀想で、離婚はしばらく様子を見てから決めようと思う。
実家のご飯ご飯とうるさかったのでこちらに投下。
873:
>>854
可哀想になって離婚は様子見って、わかるなぁ。
ほんとにしいたけだったら「マザコン氏ね!」ってなるけどね。
なんだか旦那さんがすごく可哀想だ…
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