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モバマスP「アイドルたちのアプローチを回避し続けた結果」


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アイドルよりちひろが怖い。
62: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/01(木) 23:44:02.44 ID:Y+ViBLkw0
『電撃結婚! 765プロダクション、プロデューサーと――』
『結婚と同時に引退宣言を――』
『ずっと前から交際を――』
P「……まじかぁ……」
ちひろ「アイドルとプロデューサーの結婚ですか……」
P「凄いなぁ」
ちひろ「……他人事、ですか?」
P「え」
ちひろ「……みんな、このニュースを見たら……はたして、どうなるでしょうか」
P「……」
ちひろ「そうなる前に、誰か身近な女性と――」
P「あ、ヤベ! そろそろ卯月迎えに行かなきゃ! 先に失礼します!」
ちひろ「……」
ちひろ「……はぁ」
63: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/01(木) 23:55:42.98 ID:Y+ViBLkw0
卯月「ありがとうございます! わざわざ車で……」
P「気にするなって。学校からそのまま仕事って慌ただしくてゴメンな」
卯月「いえ、学校もアイドルのお仕事も楽しいですからっ!」
P「そっか。ありがとな」
卯月「えへへっ」
P(プロデューサー業は忙しい)
P(色んな子のプロデュースを考えたり、営業したり、各地を飛び回ったり……好きでやってることだけど、疲れはたまる)
卯月「ふんふーん♪」
P(だけど、卯月の笑顔を見てると頑張ろうって思えるんだよなぁ)
P「ほんと、この子のプロデューサーで良かったわ」
卯月「へ?」
P「なんでもない」
66: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/02(金) 00:59:29.41 ID:rud9UFpo0
P(少しずつ、道路が混み始めて来た)
P(余裕をもって出てきたから仕事には間に合いそうだが)チラッ
卯月「……」
P(卯月は、真剣な顔でスマホを見つめていた)
P(何か、面白いニュースでもあったかな)
卯月「あの……プロデューサーさん」
P「ん」
卯月「プロデューサーさんは……その……」
P(珍しく、少し歯切れが悪い)
卯月「あ、アイドルと……の恋愛って、どう思います……?」
P「……」
71: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 01:06:22.10 ID:o1xnlaUQ0
P(卯月のスマホの画面には、例のニュース)
P(ある意味、他人事じゃないからなぁ……業界トップのアイドルとプロデューサーの大恋愛)
卯月「……ぷ、プロデューサーからは……あまり、その、そういったお話って聞かないので……」
P「……そうだなぁ。正直今まで仕事のことしか考えてなかったから……」
卯月「……」
P「直ぐに答えは、出せそうにない」
卯月「そうですか……」
P「……ごめんな」
卯月「い、いえっ! 私こそ変なこと言っちゃって」
72: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 01:15:37.95 ID:o1xnlaUQ0
P「卯月は……学校とかで、恋バナとかしたりするのか?」
卯月「うーん……自分からはあまりしないですね。あ、でも友達からはちょくちょく聞きますよ」
P「そうか……卯月は、765のアレをどう思った?」
卯月「!……やっぱり、スゴイなって」
P「スゴイ?」
卯月「私たちの先輩で、トップアイドルで」
卯月「でも、現役時代からお付き合いをしてて……」
卯月「普通の女の子と、アイドルの両立させていたんですよね」
P「あぁ……」
P(アイドルに恋愛は御法度)
P(……なんて考え方は、古いのかなぁ)
73: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 01:27:49.26 ID:o1xnlaUQ0
――責任は、ちゃんととってくださいね?
P(責任、かぁ)
P「なぁ」
卯月「はい?」
P「卯月は……その、アレだ。恋に落ちたきっかけとか、あるのか?」
卯月「きっかけ……」
P「恋に憧れて、相手の事をよく知らないままにとか」
卯月「違いますっ!」
P「お、おう」
卯月「……私は、そうですね」
卯月「きっかけは……ないのかも、しれません」
74: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 01:32:24.08 ID:o1xnlaUQ0
P「ない?」
卯月「……気がついたら、好きだったんです。その人のこと」
P「はじめは恋愛とか意識してなかったのか」
卯月「はい。よくわからなかったですし……でも」
P「でも?」
卯月「その人は、いつも私の事を考えてくれていて」
卯月「頼りになって……でも、ちょっと危なっかしいところもあって」
P「……」
卯月「いつからかは……わからないですけど」
卯月「一緒に頑張りたい人、から」
卯月「一緒に歩いていきたい人に、変わっていました」
75: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 01:37:58.11 ID:o1xnlaUQ0
――お仕事、終了
P(……アイドルだって、普通の女の子。そんなのは、当たり前のことだ)
P(恋だってするのは当たり前で……そんな、当たり前の事がわかんなかったんだよなぁ)
P「しかし、考えても答えは出せない」
P(俺の恋愛観は中学生以下だ)
P(なら……そうだな)
P「――あ、もしもし? 今夜、時間大丈夫ですか?」
P「ええ、はい。ちょっと相談したい事がありまして」
76: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 01:38:33.63 ID:o1xnlaUQ0
P「楓さん、今夜飲みにいきません?」
83: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 20:52:21.63 ID:rUZAVemg0
・居酒屋
楓・P「おつかれさまでーす」
楓「嬉しいです、プロデューサーから誘ってもらえて♪」
P「前から飲みに行こうって話はしてましたからね。ちょうど明日はフリーですし」
楓「今夜は寝かしませんよ♪」
P「はは、程々にしといてくださいね」
P(安っぽい居酒屋で、二人で飲む)
P(楓さんと二人っきりてのは、物凄く久しぶりだなぁ)
楓「それで、プロデューサー」
楓「お話、というのは」
84: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:00:13.20 ID:rUZAVemg0
P(俺が楓さんを相談相手に選んだ理由はいくつかある)
――今夜はシェリーが飲みたいです♪
P(仲は良いけど、アイドルたちの中で楓さんは俺に恋愛感情がないっぽいし)
P(年齢的にも、他の子たちより落ち着いているし)
P(それに……)
楓「プロデューサー?」
P「え、あぁ……すいません、ちょっと考え事を」
楓「めっ……ですよ♪」
P「はは、なんだかそれも久しぶりですね」
楓「ええ……本当に」
P(楓さんは、俺が一番最初に担当したアイドル)
P(一番、付き合いが長くて……相談、しやすい)
85: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:06:13.52 ID:rUZAVemg0
P「んん……えっと、ですね」
楓「……」
P「楓さんは……例の、765のニュースは見ましたか?」
楓「もちろん。事務所のみんな、噂していますし」
楓「アイドルだけど……女の子、ですから♪」
P「……そうですよね」
楓「自分の事のように考えている子が殆ど……なのかな?」
P「えぇ。それで、俺も考えました」
P「考えて……」
楓「……」
楓「わからなく、なっちゃったんですね?」
86: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:10:39.48 ID:rUZAVemg0
P「……」
楓「ふふ、サイキックテレパシーです♪」
P「それ、ダメなやつですよ」
楓「それじゃあ……魂……繋がってるから……」
P「クールですけど。それもっとダメです」
楓「じゃあ」
P「いつもの楓さんでお願いします」
楓「はーい♪」
P「ふぅ……」
P「まぁ、そういうことです。考えても考えても、答えが出なくて」
87: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:21:09.62 ID:rUZAVemg0
P「アイドルに恋愛は御法度。トップアイドルを目指すなら、必ず邪魔になる。ずっと、そう思っていました」
楓「………」
P「だけど、先日の765のニュース。アレは、トップアイドルでありながら恋愛を両立させていたわけですし」
P「それに、今までみんなと一緒にやってきて、いつまでも誤魔化し続けるわけにはいかない」
楓「……みんなのアプローチも、もっと激しくなっていくでしょうね」
P「今以上、ですか」
楓「それ以上、です」
P「……」
P「……まぁ、とにかく」
P「みんなの想いに対して、俺は責任を取らなきゃダメなんです」
88: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:25:15.46 ID:rUZAVemg0
P「だけど……勿論、みんなの事は好きですが」
P「恋愛的な意味で好きかというと……よく、わからなくて」
楓「……」
P「恋愛を禁止しておいて、求められたから答える……というのも」
楓「……」
P「俺は、そうなる為にアイドルを育てたわけじゃ……」
楓「……」
楓「プロデューサー」
P「はい」
楓「めっ、です」ぴしっ
P「あいたっ」
89: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:29:36.61 ID:rUZAVemg0
楓「もぅ……んくっ」
P(楓さんは、軽くデコピンをすると、運ばれて来た果実酒のロックを一気飲みにした)
楓「ふぅ……プロデューサー」
P「はい」
楓「どう責任をとったらいいのか……それが、わからないんですよね」
P「はい」
楓「なら」
楓「責任を取ることって……願いを叶えてあげるってことじゃないと思うんです」
90: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:33:31.79 ID:rUZAVemg0
P「え?」
楓「あぁ、勿論……みんなをトップアイドルにすること」
楓「これは……私たちで、絶対に叶えるものです」
P「はい」
楓「だけど……女の子としての、夢」
楓「恋心は……きっと、誰しもが叶えられるものじゃ、ありませんから」
P「……」
91: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:38:59.43 ID:rUZAVemg0
楓「誰かを好きになって、その人しか見えなくなって」
楓「育っていく想いに、言葉に出来ない痛みを知って……」
P「それは……」
楓「それが叶うかどうかは……誰にも、わかりません」
P「……」
楓「だけど」
楓「例え、叶わなかったとしても……」
楓「痛みを知って……前を向いて」
楓「オトナになるって、そういうことだと思うんです」
92: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 21:42:42.31 ID:rUZAVemg0
P「なら、俺のするべき事は……」
楓「一人で考え込まないで……みんなと、話し合って」
P「しっかりと気持ちにケジメをつけて、結論を出すこと……ですね」
楓「はい」
楓「今のプロデューサーはみんなの恋心から逃げています」
楓「向き合うことが怖くて……無視を、しているんです」
楓「故意に」
97: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 23:13:58.64 ID:o1xnlaUQ0
・後日
P「みんな、集まってくれてありがとな」
凛「……」
加蓮「……」
アナスタシア「……」
卯月「……」
志希「……」
みりあ「……」
楓「ふふっ」
98: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 23:24:11.56 ID:o1xnlaUQ0
P「765のニュースは、みんな見てくれていると思う」
加蓮「じゃあっ」
P「あぁ……俺も、考えた」
凛「決着、だね」
アナスタシア「Ребенок, девочка,хорошая」
みりあ「アーニャちゃん、まだ早いよー」
P「俺は」
卯月「ドキドキ……」
志希「ふんふーん?」
P「今はまだ選べないけど、必ず答えは出す!」
楓「……はい?」
99: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 23:41:36.98 ID:o1xnlaUQ0
P「正直、今の俺じゃみんなの気持ちには答えられない」
P「今の今まで、逃げてきたから」
楓「……」
P「だから、俺はみんなの気持ちを受け入れる」
P「みんなの好意を理解した上で、みんなと一緒に過ごしてから、答えを出したい」
P「遅くなって、本当にゴメン。だけど、コレが今の俺の、限界なんだ……」
凛「……ふーん」
加蓮「まぁ、そういうところも含めて……好きになったわけだし」
みりあ「ダメな人を支えるのもお嫁さんだよっておかーさん言ってたし!」
アナスタシア「Выберите меня пожалуйст」
志希「まぁ、いざとなれば……だし?」
楓「……」
楓「仕方がない人……ですね♪」
101: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 23:44:20.76 ID:o1xnlaUQ0
ちひろ「……まぁ、いいでしょう」
P「ちひろさん」
ちひろ「少しは前進したようですし……」
P「ええ」
ちひろ「さっきの言葉に、嘘はないですね?」
P「もちろんですっ! 俺はもう、逃げません!」
ちひろ「そうですか」
P「はい!」
ちひろ「だそうですよ、みなさん♪」
P「え」
102: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/06(火) 23:57:54.11 ID:o1xnlaUQ0
智絵里「Pさんから貰った四葉のクローバーの花言葉……私、信じてますから……」
響子「私はいつでも、準備できてますよっ」
ゆかり「……私は……何人目でも……」
まゆ「プロデューサーさん……まゆは……まゆはぁ……」
早苗「投げ出したら無期懲役するからね♪」
ありす「待ってくれるってことですよね?」
蘭子「永遠の契りをっ!」
フレデリカ「期待しちゃっていいのかなー?」
周子「まー、あたしはいつでもオッケーだけどねー?」
P「」
ちひろ「他にもいますよ♪」
P「 」
103: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/07(水) 00:06:43.81 ID:ZwhQFBE70
楓「プロデューサー」
P「……」
楓「修羅場で、ラバー……ですね♪」
P「いや、もうそんな――」
ちゅっ
105: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/07(水) 00:10:36.85 ID:ZwhQFBE70
P「あ、え……い、今……」
楓「ふふ……ねぇ、プロデューサー」
楓「オトナになるって。お酒が飲めるようになるってコトじゃないんですよ?」
ちゅっ
108: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/07(水) 00:15:05.42 ID:ZwhQFBE70
P(全員と向き合った上で、誰を選ぶか決める)
P(そう、言いたかったんだが……)
楓「ふふっ、プロデューサー?」
P(周りで、何か言っているけど)
P(今は、楓さんしか見えなくて)
109: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/07(水) 00:15:49.99 ID:ZwhQFBE70
楓「責任、とってくださいね♪」
おわり
111: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/07(水) 00:23:39.15 ID:ZwhQFBE70
あと昔書いてたの
P「こんなこと言えるの、楓さんしかいませんからね」
P「闇に飲まれよ!(お疲れ様です!)」
P「和久井さんの愛が重い」
モバマスP「うちの事務所の平均年齢がヤバイ」
4年半前くらいに書いてたので今読むと違和感あるかもしれませんがよかったら
ではHTML依頼出してきます
112: 以下、

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