五十鈴華「一撃だけで十分です」back

五十鈴華「一撃だけで十分です」


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優花里「ご存知ですか五十鈴殿?人体のツボには一箇所だけ即死するツボがあるらしいんです!」
華「まぁ怖い」
沙織「あ、それなんか聞いたことある!」
優花里「はい!それでそのツボなんですが、人によってバラバラらしいんですよ」
みほ「あはは、何かの弾みで押されちゃったらたまったもんじゃないね」
麻子「最悪な死に方だな」
華「それで優花里さん、どうしてその話を私に?」
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2: 以下、
優花里「はい!五十鈴殿といえば、プラウダ高校のノンナさんやサンダース大学附属のナオミさんと同等の一撃必中!」
優花里「そんな五十鈴殿にものは試しで押してもらいたくて!」
沙織「ちょっとゆかりん、なにか辛いことでもあったあ?私が相談に乗ってあげようか?」
優花里「ああ、そういうことじゃないんです!ただの興味本位というか・・・」
麻子「やめておいたほうがいいぞ秋山さん。もしかしたらっていうこともある」
優花里「大丈夫ですって!そのツボを押される確率はかなり低いですから!」
華「ええっと・・・よろしいので?」
優花里「はい!やっちゃってください!責任は私が取りますので!一応念のため遺書も用意してあります!」
みほ「優花里さん、そういうのはやめておこうよ・・・」
華「えっと・・・それじゃあいきますよ?」
優花里「はい!やっちゃってください!!」
3: 以下、
華「ええっと・・・この辺、でしょうか?」
トンッ
優花里「」
バタリッ
麻子「・・・」
沙織「・・・」
みほ「・・・優花里さん?」
華「あ、あら・・・?」
優花里「」
沙織「・・・どうしよう、ゆかりん息してない」
麻子「・・・」
みほ「・・・」
華「・・・」
『ええええええ!!??』
5: 以下、
華「ああ・・・・なんという・・・なんということをしでかしてしまったのでしょう・・・」
みほ「優花里さん!優花里さん!!返事をして!!」
麻子「まておちつけ!こういう時は救急車を・・・!」
沙織「ゆかりんのばかー!どうしてこんなこと思いついちゃったの!!」
華「・・・はっ、もしも即死するツボがあるのなら・・・」
華「生き返るツボもあるはず・・・!」
沙織「そんなのあるわけないじゃん!!人は死んだらそこで終わりなんだよ!!」
麻子「いや、もしかしたらありえるかもしれん・・・だが・・・」
麻子「その即死のツボと同じで、人によってバラバラだったらどうする?」
華「わかりません・・・ただ、今はこれしか方法がないんです!」
みほ「・・・華さん」
華「なんでしょうか西住さん」
みほ「私は華さんにかけてみます」
6: 以下、
華「・・・わかりました」
沙織「ちょっとみぽりん・・・」
みほ「今はこれしか方法はないんです!」
華「・・・華を活ける時のように集中して・・・」
華「・・・えい!!」
トンッ
優花里「」
麻子「・・・」
優花里「」
沙織「・・・」
優花里「」
みほ「・・・」
優花里「」
華「・・・」
優花里「・・・ゲホッゲホッ!」
華「・・・!皆さん!優花里さんが!優花里さんが息を!!」
8: 以下、
優花里「・・・あれ?ここは」
みほ「優花里さん!!」
沙織「んもう!心配したんだからね!!」
麻子「何はともあれ、無事で良かった」
優花里「あれぇ?私、先ほどまで三途の川作戦に参加してたのですが・・・あれ?」
華「優花里さん、申し訳ありません・・・私がツボを押してしまっただけに・・・」
優花里「ええ!じゃあ私ホントに死んでたんですね!!」
沙織「どうして嬉しそうな顔してるの!ゆかりん本当に死んでたんだからね!!」
優花里「いやぁ、お騒がせしました!」
9: 以下、
優花里「それにしても、本当に即死するツボなんてあったんですねぇ・・・」
みほ「ゆかりさん、もうこんな危ないことはやめてよね?」
優花里「わかっております!・・・しかし」
優花里「即死するツボだけでなく、ほかにもいろいろなツボもありそうですよねぇ・・・」
みほ「優花里さん?」
優花里「例えば、モテるツボとか」
沙織「モテる!?」
優花里「目覚めがよくなるツボとか」
麻子「そんなツボはいらん」
優花里「あと、戦車関係につかいそうなツボとか!」
みほ「優花里さん?」
優花里「そう考えてみるとなんだかいろいろ試してみたく」
みほ「ダメ、絶対にダメ」
優花里「や、やりませんってば?、もしもの話ですって!」
11: 以下、
沙織「・・・でも、私も少し興味あるかな?なんて」
みほ「沙織さん!?」
優花里「やっぱりきになりますよね!」
麻子「やめておけ、ろくな事にならんぞ」
沙織「いや!そこはものは試しで!大丈夫!華ならモテるツボを的確に押してくれるから!」
華「えっと?・・・」
沙織「ね、華!!」
みほ「・・・私知らないよ?どうなっても」
沙織「大丈夫大丈夫!もしもの時の遺書もあるし!」
みほ「なんで遺書常備してるの?おかしくない?」
沙織「さ、華!やっちゃってやっちゃって!」
華「え、ええ・・・」
13: 以下、
華「えっと・・・この辺、でしょうか?」
トンッ
沙織「・・・」
優花里「・・・」
みほ「・・・沙織さん、生きてます?」
沙織「うん、生きてる。それに何も起こらない・・・」
麻子「そんなツボはなかったか、もしくは外れていたかだな」
沙織「うそ?・・・」
華「あら、ごめんなさい・・・」
優花里「いえ、まだ失敗に終わったとは限りません。もしかしたら遅効性なのかも」
沙織「えー、それじゃあ私いつまで待てばいいの?」
優花里「それはわかりません・・・」
沙織「そんなー・・・」
優花里「まぁ、そんなわけで次に行ってみましょう!!」
みほ「え、まだやるの?」
優花里「当然です!!」
16: 以下、
?????
優花里「はいお!そんなわけでやってまいりましたプラウダ高校!」
みほ「いやいや・・・え?いきなり?いきなりすぎない?」
みほ「私てっきり大洗の人たちに試すもんだと思ってたよ?」
優花里「それが実はあまり協力的ではなかったもので、他校の方にお話したら是非にと」
カチューシャ「よく来たわね!」
華「ああ、なるほど」
みほ「確か位にカチューシャさんはこういう話は好きかもしれませんね」
カチューシャ「いいこと!このカチューシャにふさわしいナイスバディにしなさい!失敗したら許さないんだから!!」
優花里「はい!そんなわけで五十鈴殿にはカチューシャ殿に身長を伸ばすツボを押していただきたいのです!!」
みほ「ええ・・・そのままでも十分なのに・・・」
華「えっと、それじゃあ行きますよ?」
カチューシャ「早くしなさい!ノンナにみつかっちゃう!」
17: 以下、
華「・・・ここ、かしら?」
トンッ
カチューシャ「・・・」
みほ「・・・何も起きない?」
華「やっぱり失敗だったのでしょうか?」
優花里「・・・!いえ!よく見てください!!」
カチューシャ「!、痛っ!痛い痛い痛い!!!!」ボギッバギっ
優花里「カチューシャ殿の骨格が変わっていきますよ!!」
みほ「うわ!うわぁあああ!!!」
カチューシャ「ちょ・・・やめ・・・痛ぃ・・・・痛い痛ァああああああああああ!!!!」バギボギベギゴギッ!!!
18: 以下、
?????
カチューシャ(190?)「やったわ!これが私が求めていたものよ!感謝するわ!!」
優花里「おお、流石五十鈴殿です・・・まさかカチューシャさんが私たちより大きくなるなんで・・・」
華「これは私も予想外です・・・」
カチューシャ「ふふーん♪これでカチューシャを馬鹿にした奴らを見返せるわ!」
優花里「そうですね!ノンナ殿に肩車してもらうこともなくなりましたし!」
カチューシャ「え?できない?」
優花里「ええ、流石にノンナ殿といえども、大きくなったカチューシャ殿を肩車するのは無理があるかと・・・」
カチューシャ「・・・」
20: 以下、
????
優花里「まさかカチューシャ殿が元に戻して欲しいなんて言い出すとは」
みほ「やっぱり、ノンナさんの上のほうが良かったんじゃないのかな?」
優花里「せっかく願いが叶ったというのに残念です・・・」
華「私は今のカチューシャさんの方が愛らしくて好きですよ」
みほ「わたしも」
優花里「・・・まぁ、かくいう私もなんですけどね」
優花里「それじゃあ次に行ってみましょう!」
みほ「ええ!まだ行くの?」
優花里「はい!今度は尺の都合上、ダイジェストでお送りします!」
21: 以下、
?マジノ女学院?
エクレール「腹痛が治りましたわ!!」
?アンツィオ高校?
アンチョビ「すごい!本当にペパロニが賢くなったぞ!!」
?ベルウォール高校?
エミ「嘘でしょ!?本当にキャプテン共のけんがが収まった!?」
小春「こんなの山守さんじゃない!!」
若杉「土居さん・・・」
?聖グロリアーナ女学院?
ダージリン「すごいわね、本当にローズヒップが静かになったわ」
アッサム「・・・あれ?息してない・・・」
?琴盾高校?
アウンさん「ヤッター!おっぱいおっきくなったー!!」
22: 以下、
????
優花里「はい!そして最後がここ!黒森峰!!」
みほ「・・・まぁ、わかってた。いずれは来るんだろうなって」
まほ「ようこそ黒森峰へ。噂は聞いている」
まほ「なんでも願いを叶えてくれるとか」
みほ「それはちょっと違うよお姉ちゃん」
まほ「なんだ違うのか」
みほ「うん、だって私達、ツボを押さえてあっちこっち回ってるだけだから」
華「それで、今回はどなたのツボを押せばよろしいのでしょうか?」
まほ「ああ、そのことなんだが・・・」
まほ「エリカを愛想よく、なんてできるか?」
優花里「愛想良くですか・・・」
まほ「まあ、無理にとは言わないが」
優花里「お任せください!この五十鈴殿がエリカさんを愛想良くしてくれます!!」
優花里「今のところ9割の確率で成功していますから大丈夫です!」
まほ「む、そうか。ならば頼む。エリカ!ちょっと来てくれ!」
23: 以下、
エリカ「はい、なんでしょうか隊長?ってげぇ・・・元副隊長・・・」
みほ「こ、こんにちわ・・・」
エリカ「何しに来たのよ?まさか偵察?」
みほ「いえ、そういうわけでは・・・」
優花里「どうですか五十鈴殿?」
華「うーん・・・恐らくこのあたりだと思うんですが・・・」
エリカ「は?ちょっとあんたらなにやってんのよ?」
華「エリカさん、申し訳ないのですが、足の裏を見せてもらえませんか?」
エリカ「嫌よ」
優花里「まぁまぁ、そうおっしゃらずに」
エリカ「ちょ、ちょっと!やめなさいよ!靴下返せ!!」
優花里「今です!五十鈴殿!」
華「はい!」
トンッ
24: 以下、
エリカ「ちょっと!あなた何やったのよ!ちゃんと説明しなさい!」
華「えっと、ちょっと説明しにくいのですが・・・エリカさんにツボをおしました」
エリカ「はぁ?ツボ?」
優花里「あ!見てください!逸見殿の表情が!!」
エリカ「はぁ?表情?ってあれ?顔が・・・なんか・・・」ぐにににぃ
エリカ「」ペカーっ
まほ「おお、今までに見たことのないエリカの満面の笑みだ」
みほ「うわぁ・・・」
エリカ「ちょっと!なにが起きたのよ!」ペカーっ
優花里「これで多少は愛想良くはなったでしょう!」
エリカ「フッザケンじゃないわよ!戻しなさい!今すぐに!!」ペカーっ
まほ「助かった。これでエリカも少しはみんなに近寄りやすくなるだろう」
エリカ「隊長!何を言って・・・」ペカーっ
優花里「こういう時はお互い様です!ね!五十鈴殿に西住殿!!」
華「え、ええ・・・」
優花里「それじゃあ私たちはこのへんで!!」
まほ「ああ、またなにかあったら頼む」
エリカ「コラ!!私の顔をもどせぇええええええ!!!」ペッカァアアア
25: 以下、

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