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翠星石「すこやかに〜!のびやかに〜!」蒼星石「何を育てているんだい?」


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1:
翠星石「見てわからないですか?」
蒼星石「うん。さっぱりわからない。眠っているジュンくんに、一体何をしてるんだい?」
翠星石「だったら見てのお楽しみですぅ!すこやかに〜!のびやかに〜!」
ジュン「う〜ん…」
蒼星石「翠星石、ジュンくんがうなされてるみたいだけど…?」
翠星石「いいから黙って見てるですぅ!さぁ〜て、そろそろ仕上げですぅ!すこやかに〜!のびやかに〜!……真っ黒い縮れ毛を伸ばしやがれですぅ!!」
蒼星石「なんだって!?」
               
    
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2:
翠星石「やぁっと気づいたですか。翠星石が育てていたのは、チビ人間のちん毛ですぅ!」
蒼星石「翠星石!君はなんてことを!?」
翠星石「はて?何をそんなに慌ててるですか〜?」
蒼星石「今すぐやめるんだっ!!」
翠星石「残念ながらもう手遅れですぅ!」
ジュン「うぅ……ぅあっ!」バリバリッモジャッ
蒼星石「ジュンくんっ!?」
翠星石「あらら。どうやらズボンを突き破ってチビ人間のちん毛が解き放たれたようですね〜」
               
          
3:
蒼星石「ああっ!?ジュンくんがちん毛塗れにっ!?」
翠星石「ひっひっひ。これでチビ人間も大人の仲間入りですぅ!」
蒼星石「翠星石!どうしてこんなことをしたんだっ!!」
翠星石「どうしても何も、全てはチビ人間の為ですぅ!」
蒼星石「ジュンくんの為って……どういう意味だい?」
翠星石「チビ人間はいつまで経ってもちん毛が生えないから、引きこもりなんですぅ!」
               
          
4:
蒼星石「それとこれとは関係ないだろう!?」
翠星石「関係大有りですぅ!」
蒼星石「ちん毛なんて生えてようが生えてなかろうが、メンタルが弱過ぎるジュンくんは引きこもりだった筈だっ!!」
翠星石「それはっ!……確かにそうかも知れないですけど、ちん毛が生えることできっと自信を取り戻す筈ですぅ!」
蒼星石「……自信を?」
翠星石「そうですぅ!翠星石はチビ人間のちっぽけなプライドを取り戻す為に、わざわざちん毛を育ててやったんですよーだっ!」
               
          
6:
蒼星石「話はわかったよ。だけど……やっぱり許容出来ないな」
翠星石「ど、どうしてですか!?」
蒼星石「翠星石、今のジュンくんを見るんだ」
ジュン「うぅ……」モジャモジャ
翠星石「ひっ」
蒼星石「可哀想に……こんなジュンくんを見て、君はどう思う?」
翠星石「正直……キモいですぅ」
               
          
8:
蒼星石「僕もキモいと思う。ジュンくんはやっぱり、ちん毛なんて生えてない方が可愛い。君もそう思うだろう?」
翠星石「それは……そうですけど……でも、それじゃあチビ人間は、いつまで経っても引きこもりのクズ人間のままってことになるですぅ」
蒼星石「いいじゃないか。ジュンくんがいつまでも人形遊びをしている大きな子供のままだとして、それのどこが不満なんだい?」
翠星石「不満だらけですぅ!そんな奴、気色悪いですぅ!怖気が走るですぅ!」
蒼星石「……確かに、ちょっと気色悪いね。だけど、僕らは人形として……そう、誰が迫害しようと僕らだけは、彼に優しく接してあげようよ」
翠星石「む〜……わかったですよぉ」
               
          
11:
蒼星石「わかってくれて嬉しいよ。それじゃあ、後始末をしようか」
翠星石「チビ人間の息の根を止めるですか?」
蒼星石「翠星石っ!優しくしてって言ったじゃないか!?」
翠星石「わかってるですよーだ。ちょっと冗談を言ってみただけですぅ」
蒼星石「目が本気だったよ。とにかく、今から僕が『庭師の鋏』で伸びすぎたジュンくんのちん毛を切るから、君は切ったちん毛を掃除してくれ」
翠星石「な、なんで翠星石がそんなことを……」
蒼星石「君がしでかしたことだろう!?いいからやるんだっ!!」
翠星石「わ、わかったですよぉ」
               
          
12:
チョキチョキ……
蒼星石「……ふぅ。だいたいこんなものかな」
翠星石「部屋の中がちん毛塗れですぅ……」
蒼星石「全部君のせいだろう?早く掃除するんだ」
翠星石「そ、掃除と言っても、こんなに大量のちん毛……ゴミ箱に入りきらないですぅ!」
蒼星石「別にゴミ箱なんて必要ないじゃないか」
翠星石「へ?」
蒼星石「わからないかい?じゃあ、お手本を見せてあげる。こうして切ったちん毛を……ぱくっ」
翠星石「!?」
翠星石「もぐもぐ……ごくんっ。ね?食べてしまえば、どうということもないよ」
               
          
13:
翠星石「な、何をしてやがりますかっ!?」
蒼星石「何をって、掃除だよ。もぐもぐ……ジュンくんのちん毛は美味しいなぁ」
翠星石「ば、馬鹿なことはやめるですぅ!?ほら、今すぐ吐き出すですぅ!!」
蒼星石「吐き出すって……そんな、勿体無いよ」
翠星石「ぺってするですぅ!ほら、ぺって!」
蒼星石「大丈夫だよ。これまでも脱衣場とかに落ちてたちん毛を食べてたんだ。お腹なんて壊さないから、安心して」
翠星石「そういう問題じゃないですぅ!?」
               
          
14:
蒼星石「まったく、君は変なところで潔癖なんだから…。いらないなら僕が全部食べちゃうけど、後で文句は言わないでよ?」
翠星石「完全にイかれてるですぅ。もはや翠星石では蒼星石の暴挙を止められないですぅ……」
蒼星石「暴挙だなんて、大げさだなぁ……ん?これは…?」
翠星石「どうかしたですか?」
蒼星石「なんだか、お尻の方にも毛が生えてるんだけど……」
翠星石「ああ!それはきっとチビ人間のケツ毛ですぅ!」
               
          
15:
蒼星石「やっぱりそうか……これじゃあ、ジュンくんの可愛いお尻が台無しだ」
翠星石「ちょーっと『庭師の如雨露』の加減を間違えたみたいですね〜」ヘラヘラ
蒼星石「まったく……後始末するのはいっつも僕なんだから、これからは気をつけて貰わないと」
翠星石「わ、わかってるですよぉ」
蒼星石「君はいつも口だけなんだから……よし。こんなものかな」チョキチョキ
翠星石「綺麗になったですね〜」
               
          
16:
蒼星石「ああ、本当に……綺麗だね」
翠星石「そ、蒼星石……?」
蒼星石「えいっ!」ズボッ
ジュン「ッ!?」ビクッ
翠星石「なっ!?」
蒼星石「フハッ!」
               
          
18:
翠星石「な、何をしてやがりますかっ!?」
蒼星石「あっ……ごめん。つい、ね」
翠星石「なぁにが、つい、ですか!!早くチビ人間の尻穴から手を抜くですぅ!!」
蒼星石「でも……フハッ!ジュンくんの中、あったかいよ?」
翠星石「黙れですぅ!!早く手を抜いて消毒して、ついでにその変な笑い方もやめるですぅ!!」
蒼星石「フハハハッ!!どうしてやめないといけないんだい?」
               
          
19:
翠星石「そ、蒼星石が壊れたですぅ!?」
蒼星石「むっ。失礼だな……僕は正気だよ?」
翠星石「ならさっさと手を抜きやがれですぅ!ほらっ!早くしないと腕が腐るですぅ!!」グイッ
蒼星石「ああ、そんなに強引にしたら……」スポンッ
ジュン「いっ!?」ズキッ
蒼星石「ほら、ジュンくんが痛そうだよ」
翠星石「チビ人間が痛みで死のうがどうなろうが知ったこっちゃないですぅ!!そんなことより、早く手を洗って……」
蒼星石「嫌だっ!!」
翠星石「!?」
               
          
20:
ワロタ
               
          
22:
蒼星石「絶対に手を洗うもんかっ!僕はもう一生手を洗わないからねっ!!」
翠星石「な、な、なぁーにを口答えしてるですか!!翠星石は双子の姉なんですよ!?それなのに言うことが聞けないですか!?」
蒼星石「聞けないね。悪いけど、こればっかりは譲れない」
翠星石「きぃー!もう怒ったですぅ!!こうなったら力づくでも……」
蒼星石「させないっ!」バッ
翠星石「く、くっせぇーですぅ!?尻に突っ込んだ手をこっちに向けるなですぅ!!」
蒼星石「フハハッ!僕の勝ちだっ!!」
               
          
23:
翠星石「はぁ……もうわかったですぅ。好きにすればいいですぅ。それよりも、少し気になることがあるのですけど……」
蒼星石「ああ、君も気づいたかい?」
翠星石「蒼星石も気づいていたですか……」
蒼星石「もちろんさ。まさか、ジュンくんの股間に……『ローザミスティカ』があるなんて」
翠星石「しかも……2つも」ゴクリ
蒼星石「さすがジュンくんだね」
               
          
24:
翠星石「これさえあれば、眠っている真紅も起こせるかも知れないですぅ」
蒼星石「そうだね。でも、その前に……」
翠星石「な、何をするつもりですか?」
蒼星石「ん?ちょっと味見を……はむっ!」パクッ
ジュン「ッ!?」ビクッ
翠星石「ぬ、抜け駆けはさせないですぅ!……はむっ!」パクッ
ジュン「はぅっ!?」ビクビクッ
               
          
26:
蒼星石「ぷはっ……駄目だ。一口じゃ飲み込めないや」
翠星石「ふがふがふむふみはぐぅ!」
蒼星石「咥えながらじゃ、何を言ってるかわからないよ……」
翠星石「ぷはっ!全然噛みきれないですぅ!」
蒼星石「まるでゴムみたいな弾力だったね」
翠星石「困りましたねぇ……どうしたらいいのか検討もつかないですぅ」ツンツン
ジュン「うぅ……あっ」ムクムクムク
蒼星石・翠星石「「!?」」
               
          
27:
翠星石「チ、チビ人間のチビちんこがデカくなったですぅ!?」
蒼星石「翠星石、まさか如雨露を……?」
翠星石「つ、使ってないですぅ!!勝手にデカくなったですよぉ!!」
蒼星石「……ふむ。どうやらこれは、ある種の防衛反応みたいだね」
翠星石「防衛反応?」
蒼星石「そう。きっとジュンくんは、無意識にローザミスティカを守ろうとしてるんだよ」
               
          
28:
変態蒼すげえ懐かしい
               
          
29:
翠星石「チビ人間の癖に小賢しいですぅ。うぅ……ローザミスティカが目の前にあるのに……」
蒼星石「僕に考えがある」
翠星石「どうするつもりですか?」
蒼星石「こうして……えいっ!」チョキンッ
ジュン「ぐわぁっ!?」
翠星石「蒼星石!?なんてことをするですかっ!?」
蒼星石「ふふふっ……これでジュンくんのちんちんは僕の物」
               
          
31:
翠星石「ば、馬鹿なこと言ってないで早くそれを渡すですぅ!!」
蒼星石「無駄だっ!もう手遅れだっ!!」
翠星石「やってみないとわからないですぅ!すこやかに〜!のびやかに〜!」シュウウ
蒼星石「なっ!?なんて回復力だ…!?」
翠星石「ふぅ……これで元どおりですぅ!まったく、蒼星石は暴走すると何をしでかすかわからないから困るですぅ!」
蒼星石「め、面目ない。だけど、ついでにこれも切り取っておいたよ」スッ
翠星石「それはチビ人間のローザミスティカ!?」
               
          
34:
蒼星石「片方だけだけどね。両方取ったら、ジュンくんが死んじゃうかも知れないし…」
翠星石「でかしたですぅ!早これを真紅に食べさせて……ほら、真紅!ローザミスティカですよ〜」グイッグイッ
真紅「……」シーン
蒼星石「……食べないね」
翠星石「困ったですぅ」
蒼星石「仕方ない。とりあえず胸の上に置いて様子を見よう」
翠星石「うぅ……真紅……早く目を覚ますですぅ」
               
          
35:
蒼星石「それより翠星石」
翠星石「なんですか?」
蒼星石「あんなことがあったのに、ジュンくんが眠り続けているのはおかしくないかい?」
ジュン「くぅ……くぅ……」スヤスヤ
翠星石「うっ……それは……」オロオロ
蒼星石「やっぱり君のせいだね?」
翠星石「どうやら、如雨露の力を使い過ぎてしまったみたいですぅ」
               
          
36:
蒼星石「このまま起きなかったら大変だ。どうにかして、目を覚ましてあげないと」
翠星石「それなら簡単な方法があるですよ?」
蒼星石「どんな方法だい?」
翠星石「ずばり、口づけですぅ!」
蒼星石「……なるほど」
翠星石「こんな状況になってしまって、翠星石もほんのちょっぴり責任を感じなくもなくもないですからね〜とっても不本意ながら、仕方なくチビ人間に口づけをくれてやることもやぶさかではないと……」
蒼星石「はむっ!」ブチュッ
翠星石「あーーーーーっ!!?!?」
               
          
37:
蒼星石「はむっ…ふむっ…ちゅっ…れろっ」チュッチュッ
翠星石「なに舌まで入れてやがりますかっ!!こらっ!離れるですぅ!!」グイッ
蒼星石「ぷはっ!はぁ…はぁ……起きないね」
翠星石「あれ?おかしいですね〜。こうなったらやっぱり翠星石の濃厚な口づけで……」
蒼星石「その前に、ちょっと試したいことがあるんだ」
翠星石「へ?」
蒼星石「僕の手の匂いを嗅げば、きっとジュンくんも……」スッ
ジュン「ふがふが……臭っ!?えっ!?何っ!?くっさぁー!!?!?」ガバッ
               
          
39:
翠星石「ようやく目を覚ましやがったですぅ!」
ジュン「す、翠星石……?」
蒼星石「おはよう、ジュンくん」
ジュン「蒼星石まで……って、なんだこりゃ!?下半身が裸じゃないかっ!?」
蒼星石「ジュ、ジュンくん、落ち着いて……」
ジュン「これが落ち着いていられるかっ!?それに……ああっ!?僕の玉が1つない!?」
蒼星石「玉って……もしかして、ローザミスティカのことかい?」
ジュン「はぁ!?あれは僕の金玉だぞ!?」
翠星石「玉の1つや2つでガタガタ言うなですぅ!」
               
          
40:
ジュン「ガタガタ言うに決まってるだろ!!僕の玉をどこにやったんだ!?」
蒼星石「ジュンくんのローザミスティカなら、真紅の胸の上に……」
真紅「あら、どうしたの?朝から騒がしいわね」ムクリ
ジュン・蒼星石・翠星石「「「!?」」」
真紅「……何?そんな、死人でも見たような顔をして……どうかしたのかしら?」
蒼星石「似たようなものかな。とりあえず、おかえり……真紅」
翠星石「真紅ぅ〜!!」ガバッ
真紅「あらあら、相変わらず翠星石は甘えん坊さんね」ナデナデ
ジュン「真紅……お前……」
真紅「あら、ジュン。何を呆けているの?」
ジュン「いやぁ、これには僕も……たまげたよ」
FIN
               
          
43:
ひさびさにワロタ
               
          
4

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