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モバP「背伸び盛りな子猫たち」


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1:
デレマスSSです。
日常感があるような無いような脚本形式です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476609711
2:
1、ダーリン
メアリー「ねぇ、ダーリン♪」
モバP「メアリー? どうした?」
メアリー「あーモウ! だからちがうワ!」
モバP「違う?」
メアリー「ダーリンって呼んでるんだから、ハニー♪って言ってヨ!」
モバP「メアリーは蜂蜜じゃないだろ?」
メアリー「そのハニーじゃない!」
モバP「まぁまぁ」
メアリー「まったく、ダーリンはレディの扱いがなってないワ!」
モバP「これはこれは……手厳しい評価だ」
メアリー「ダーリンのいけずぅ」
モバP「いけずとか……どこで習ったんだ?」
メアリー「そ・れ・は・乙女のひみつヨ♪」
モバP「う?ん……可愛いから許そう」ナデナデ
メアリー「えへへ……って、もー! またコドモあつかいして!」
モバP「嫌だった?」
メアリー「い、いやじゃないワ」
モバP「良かった。あ、そろそろレッスンの時間だな」
メアリー「行ってくるわネ! 上手にできたらゴホウビほしいなぁ?」
モバP「考えておくよ」
メアリー「うん♪」
3:
モバP「ってことが、この前あってさ」
ありす「それをなんで私に言うんですか?」ジトー
モバP「いやぁ、同世代の子に意見を聞くのが早いと思って……」
ありす「そうですか。あいにく私は読書で忙しいので……」
モバP「そうかぁ……残念だなぁ。ありすはお姉さんだからメアリーのこととか質問出来ると思ったのに」
ありす「また名前で呼んでる……まぁ、少しだけなら……お時間をあげてもいいです」
モバP「お、いいのか?」
ありす「と、特別です」
モバP「ありがとう。で、やっぱりハニーとか言われるのって嬉しいのか?」
ありす「それは個人によると思います」
モバP「ちなみにありすは?」
ありす「わ、私は……」
モバP「どうしたんだい? ハニー♪」
ありす「ッ!」
モバP「……あんまり嬉しくない感じかな?」
ありす「そ、そ、そうですね……わ、私には、そ、そんなに……」
モバP「その割には落ち着きが無くなってるけど?」
ありす「コホン……大丈夫です」
モバP「そうかぁ、じゃあ、ありすにはいつも通りあr」
ありす「橘です」
モバP「ありすだな」
ありす「……プロデューサーさんは本当に強情ですね」
モバP「プロデューサーってな、担当アイドルに似てるらしいぞ?」
ありす「私は柔軟な対応も出来ます」
モバP「じゃあ、他の子に似てしまったのだろうか……」
ありす「……」
モバP「どうした?」
ありす「何でもないです!……そんなことより、時間はいいんですか? 向こうでちひろさんが探してますよ?」
モバP「はぁ、仕方ない。会議に行きますか」
ありす「お仕事はちゃんとしてください」
モバP「そうだな。可愛いありすとお話できて英気を養ったし、行ってくるか」
ありす「!……その……いってらっしゃい」
モバP「行ってきます!」
4:
2、お嬢様
桃華「Pちゃま?」
モバP「どうした?」
桃華「お茶の時間ですわ♪」
モバP「ん?……あぁ、もう3時か」
桃華「では、いつも通りお願いしますわね」
モバP「俺よりも美味く淹れる人居るだろうに」
桃華「わたくしは、Pちゃまの淹れた紅茶だからいいのですわ!」
モバP「さいですか……」
桃華「今日の茶葉はこちらでお願いしますわ」
モバP「えっと……アッサムのオータムナル?……う?む」
桃華「どうかいたしまして?」
モバP「オータムナルだと渋みや苦みがちょっと強めだな……ミルクティーでもいいか?」
桃華「Pちゃまが淹れてくださるのであれば、かまいませんわ♪」
モバP「さいですか……えっと冷蔵庫に……よし、牛乳もあるな」
桃華「では、わたくしはここで待っていますわ」
モバP「いや、俺を見てても楽しくもないだろ?」
桃華「いえ、楽しいですわ」
モバP「そう?」
桃華「Pちゃまが立派な執事に見えますもの♪」
モバP「そういうもんかねぇ」
桃華「Pちゃま、わたくしをお嬢様って呼んでくださいません?」
モバP「う?ん、それはパスかなぁ」
桃華「な、どうしてですの!?」
モバP「俺は桃華のプロデューサーで居たいから……かな」
桃華「……なら、仕方ありませんわね♪」
モバP「さて、もうちょっと蒸らすからソファーで待っていてくれるか?」
桃華「わかりましたわ♪」
5:
モバP「っていうことが、この前あってだな」
ありす「またですか……って、桃華さんのお茶を淹れているんですか?」
モバP「まぁ、ちょっと喫茶店でバイトしてた経験があったからな」
ありす「……そうですか」
モバP「ちなみに夏場、みんな用にアイスティーが冷蔵庫にあったの、アレは俺が作ったんだぜ?」
ありす「え?……そんな」
モバP「ありすはいつも水筒を持って来てたんだよな?」
ありす「……」
モバP「じゃあ、今度機会があったら読書の時間に紅茶を用意してあげよう」
ありす「本当ですか!?……ぁ、その……ありがとうございます」
モバP「そんなわけで、また雑談に付き合ってほしい」
ありす「……分かりました。で、今回はどんな内容なんですか?」
モバP「執事っぽく『お嬢様』とか言われるのって、嬉しいのか?」
ありす「前のメアリーさんのときじゃないですけれど、それも人それぞれかと」
モバP「ちなみにありすは?」
ありす「……どうでしょう?」
モバP「ありすお嬢様?」
ありす「んッ!!」
モバP「あれ? 気持ち悪かった?」
ありす「い、いえそんな、とてもカッコよk……ううん! 悪くないですね」
モバP「そうか?。やっぱり俺はプロデューサーだな」
ありす「そ、そうかもしれませんね」
モバP「さて、そろそろ会議だな」
ありす「今回は億劫じゃないんですね」
モバP「今回はウチのメンバーの仕事が関わる打ち合わせだからな」
ありす「プロデューサーさん!」
モバP「どうした?」
ありす「お仕事、頑張ってください」
モバP「ありがとう。行ってくるな」
ありす「はい、いってらっしゃいませ」
6:
3、おまけ
メアリー「まったく、ダーリンったら……」
桃華「まったくですわ!」
ありす「……」
メアリー「さっきからありすがだまっているけド……」
桃華「ありすさんはPちゃまへの不満はありませんの?」
ありす「え?」
メアリー「ダーリンって言ったらハニーって言われたいわ」
桃華「わたくしもティータイムのときには少し特別にしてほしいですわ」
ありす「……」
メアリー「ありす……あやしいわネ」
桃華「奇遇ですわね、わたくしも同じことを考えていましたの」
ありす「えっと……私は文香さんのところへ本を……」
メアリー「ありすはタブレットで読んでるでショ?」
桃華「お話するまで、ティータイムは続きましてよ?」
ありす「ぁぅ……えっと……」
7:
ありす「あの……文香さん」
文香「ありすちゃん?」
ありす「ロミオとジュリエットってありますか?」
文香「ありますが……」
ありす「ちょっと、そういう気分なので……読んでもいいでしょうか?」
文香「わかりました。本棚から探してきますね」
ありす「1週間……プロデューサーさんを独占しちゃダメ……なんて……」
文香「ありす……ちゃん?」
ありす「あ、いえ、こっちの話ですので……」
文香「きっと……そのロミオさんは、誰にも構わずジュリエットさんに話しかけそうですね」
ありす「……そうかもしれません」
文香「なら、きっと大丈夫かと……」
ありす「文香さん」
文香「はい」
ありす「ありがとうございます。私、待ってみます……その……文香さんが選んだ本を読みながら」
文香「では、読書の秋に似合いそうな本にしますね」
ありす「はい♪」
終われ
8:
以上です。
何か浮かんできた
美味しいポジション橘ありすちゃん
ってキーワードで書いてみました。
そんなあとがきで今回は締めます。


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