【艦これ】秋雲「提督『俺のトロマンに種ツケしてほしいっス!』」【R-18】back

【艦これ】秋雲「提督『俺のトロマンに種ツケしてほしいっス!』」【R-18】


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1:
「提督はそう言うと自分のトランクスを剥ぎ取り、トロットロのケツマンを憲兵の前に差し出した。
『自分、ケツマンにラブオイル仕込んできたっス! ふわとろッス!』
『いい心がけじゃねえか、この淫乱雄ブタ野郎が! ご褒美に、俺の臭っせえ雄汁で種付けしてやっからな!』
憲兵はギッチギチに勃起したチンポを提督のケツマンにあてがうと、激しく出し入れを始めた……」
秋雲は自分の机に座りながら、自作のエロ小説を音読していた。
「あ゙ぁ゙?子宮にガッツリくるう?」
部屋のドアが開いた。
「秋雲?、頼んでたのできたぁ??」
「巻雲?、できてるよー!」
【注意】
※R-18
※ホモシーンあり
※出落ち
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450080309
2:
一週間前のことだった。
「秋雲?、お願いがあるんだけどぉ?」
「巻雲、なになに?、原稿手伝ってくれんの?」
「そうじゃなくて、実はね……『提督』で……えっちな小説を書いて欲しいの……」
秋雲はそう言うと、真っ赤な顔を手で隠した。
「ふっふーん……いいよぉ! その代わり、別の原稿手伝ってよ?」
「ひゃわぁ!? 本当に!? ありがとう!」
「内容はまかせて! 決して悪いようにしないから」
「う、うん」
「出来たら見てもらうから、よろしくぅ!」
「うん」
ということで、秋雲は「提督」でえっちな小説を書いた。
完成したので巻雲に見せることにした。
3:
「じゃーーん! まあ読んでみて!」
「うん」
巻雲は印刷された小説を受け取り、読み始めた。
「どれどれ……」
 俺は180*85*35の提督。バリタチ。今日も鎮守府のトレーニング室で汗を流す。
 毎日のトレーニングでガッチリ鍛えた体。俺はブリーフ一丁になり、鏡に体を映す。
 (鍛えに鍛えたこの体……火照ってしようがないぜ……)
 トレーニング室に憲兵が入って来た。
 こいつは俺よりも背は低いが、ガッチリしている。
 タンクトップ、短パン姿。浅黒い肌、濃い体毛が見えた。
 体中から雄の臭いが沸き立つようだ。
 
 俺の目の前で、奴はベンチプレスを始めた。
 「ふっ……ふっ……ふっ……」
 またたくまにタンクトップに汗染みができる。
 張り付いたタンクトップに乳首が浮く。
 生意気な乳首だ。
4:
 「ヘルプしてやるよ」
 俺は憲兵のトレーニングを手伝った。
 「ありがとよ」
 「おめえよぉ、憲兵なくせに、生意気な体してんじゃねえか」
 「ああん?」
 「なんだぁ、その態度は!? ここも、ずいぶんと生意気だなぁ……」
 俺は憲兵の股間を掴んだ。
 「なにすんだ?」
 俺は憲兵をロッカールームに連れ込んだ。
 「教えてやんよ……誰が一番、鎮守府で偉いのかを、おめえの体になぁ……」
「ちょっと待って……これ、えっちな小説なの?」
動揺する巻雲。
「まぁまぁ、続きを読んでみなよ!」
5:
 ロッカールームで憲兵にボッコボコに殴られる俺。
 「おらぁ! さっきの勢いはどこに行ったんだ、司令官様ぁ!」
 「くっ……殺せ……」
 「どの口で言ってんだ! 俺のチンポをくわえろや!」
 臭いチンポを俺の口にあてがう。
 「おめえのクチマンコ、孕ましてやるぜっ!」
 ギンギンの雄マラが、俺の喉マンに押し込まれた。
 「うぐっ……ふぐっ……」
 
 「喉マンのイマラチオ、気持ちいいぜ!」 
「あびゃーーーー!!!」
目を丸くする巻雲。
「大丈夫! ほら続き!」
6:
 憲兵にケツマンを散々犯された俺は、すっかり雌にされてしまった。
 「憲兵のぉ、おちんぽ、しゅき??♪」
 「司令官様ぁのアヘ顔、げっとぉーー」
 スマホでトロ顔を撮られる。
 「ばら撒かれたくなかったら、明日も、ここにこいや!」
 俺はシャワー室で泣きながらケツからザーメンをかき出した。
 「ううっ……俺……汚されちまった……」
 しかし、心とは裏腹にケツはうずきっぱなしだった。
 翌日、俺はロッカールームで憲兵を待っていた。
 「ほお、俺が忘れられなかったのか?」
 俺は意を決して言った。
 「俺のトロマンに種ツケしてほしいっス!」
8:
 提督はそう言うと自分のトランクスを剥ぎ取り、トロットロのケツマンを憲兵の前に差し出した。
 「自分、ケツマンにラブオイル仕込んできたっス! ふわとろッス!」
 「いい心がけじゃねえか、この淫乱雄ブタ野郎が! ご褒美に、俺の臭っせえ雄汁で種付けしてやっからな!」
 憲兵はギッチギチに勃起したチンポを提督のケツマンにあてがうと、激しく出し入れを始めた……。
「ぎいいいやぁあああああああ!!!」
絶叫する巻雲。
「どう? 来るでしょ? 子宮にガツンと!」
「来ないよ! こんなの! うわーーーーん!!!」
巻雲はひとりエッチのオカズとして、エッチな小説を頼んだ。
彼女は提督と艦娘のイチャラブ・ロマンス・エッチ小説を期待していたのだが、
不幸なことに、この鎮守府の秋雲はガチホモ好きだった。
(巻雲さん、ちょっと突っ走っちゃったね……。この提督と憲兵の小説は、別の機会に使おう……)
「わかった! イチャラブでしょ。巻雲が大洪水になるようなの書くよ!」
秋雲は構想を練り始めた。
- 続く -
9:
>>8
誤記があったので、再投稿する
10:
 提督はそう言うと自分のトランクスを剥ぎ取り、トロットロのケツマンを憲兵の前に差し出した。
 「自分、ケツマンにラブオイル仕込んできたっス! ふわとろッス!」
 「いい心がけじゃねえか、この淫乱雄ブタ野郎が! ご褒美に、俺の臭っせえ雄汁で種付けしてやっからな!」
 憲兵はギッチギチに勃起したチンポを提督のケツマンにあてがうと、激しく出し入れを始めた……。
「ぎいいいやぁあああああああ!!!」
絶叫する巻雲。
「どう? 来るでしょ? 子宮にガツンと!」
「来ないよ! こんなので! うわーーーーん!!!」
巻雲はひとりエッチのオカズとして、エッチな小説を頼んだ。
彼女は提督と艦娘のイチャラブ・ロマンス・エッチ小説を期待していたのだが、
不幸なことに、この鎮守府の秋雲はガチホモ好きだった。
(秋雲さん、ちょっと突っ走っちゃったね……。この提督と憲兵の小説は、別の機会に使おう……)
「わかった! イチャラブでしょ。巻雲が大洪水になるようなの書くよ!」
秋雲は構想を練り始めた。
- 続く -
16:
 ロッカールームで憲兵にボッコボコに殴られる俺。
 「おらぁ! さっきの勢いはどこに行ったんだ、司令官様ぁ!」
 「くっ……殺せ……」
 「どの口で言ってんだ! 俺のチンポをくわえろや!」
 臭いチンポを俺の口にあてがう。
 「おめえのクチマンコ、孕ましてやるぜっ!」
 ギンギンの雄マラが、俺の喉マンに押し込まれた。
 「うぐっ……ふぐっ……」
 
 「喉マンのイラマチオ、気持ちいいぜ!」 
「あびゃーーーー!!!」
目を丸くする巻雲。
「大丈夫! ほら続き!」
19:
>>17
サンクス!
>>2
再投稿する
自分のチェックのガバガバ具合に草
20:
一週間前のことだった。
「秋雲?、お願いがあるんだけどぉ?」
「巻雲、なになに?、原稿手伝ってくれんの?」
「そうじゃなくて、実はね……『司令官様』で……えっちな小説を書いて欲しいの……」
巻雲はそう言うと、真っ赤な顔を手で隠した。
「ふっふーん……いいよぉ! その代わり、別の原稿手伝ってよ?」
「ひゃわぁ!? 本当に!? ありがとう!」
「内容はまかせて! 決して悪いようにしないから」
「う、うん」
「出来たら見てもらうから、よろしくぅ!」
「うん」
ということで、秋雲は「司令官様」でえっちな小説を書いた。
完成したので巻雲に見せることにした。
21:
「あ゙ぁ゙?捗るわぁ?」
自室でエロ同人誌を見ながら執筆活動にいそしむ秋雲。
「できたぁ?! これで巻雲もビッショビショー!」
翌日、秋雲は巻雲を呼び出した。
「これでご期待に応えられると思うよ」
ニッと笑う秋雲。
「ありがとー」
巻雲は印刷された小説を読み始めた。
 コンコン
 クリスマスイブの夜、執務室のドアがノックされた。
 「どうぞ」
 提督は絶句した。
 ドアが開くと、そこには全裸の巻雲がいた。
 いや、正確にいうと全裸ではない。腰にプレゼント箱にまくようなリボン。
 幼い乳首と割れ目には、生クリームがトッピングされていた。
 顔は上気し、耳まで真っ赤である。目はトロンとして、口からはよだれが垂れていた。
22:
 「司令官様ぁ……巻雲はクリスマスケーキです……食べてください」
 そういうと部屋に入り、ヨジヨジと提督の机に上った。
 巻雲は机の上で四つん這いになり、提督に尻を向けた。
 「クリオナして……巻雲の未使用の女の子は……準備万端です」
 くぱぁと指で小さい秘所を広げる。
 小さい淫穴から机の上に、ツツーーっと愛液が垂れた。
 「んんっ……くうっ……はぁ……お、お役立ちぃ……」
 巻雲がいきみ始めた。
 むにゅ……べろん……べろん……
 ピンク色の小さい肛門から、直径5cmほどの捻じれたクリスマスキャンドルが出てきた。
 徐々にキャンドルがいきみ出される。
 「ああん……ううん……」
 キャンドルの捻じれが肛門のヒダをめくり上げるたびに、巻雲が甘い息を漏らす。
 快感を感じているようだ。
23:
 キャンドルが途中まで出た。
 「司令官様ぁ……えっちでぇ……ふしだらな巻雲に、お仕置きして下さい……」
 尻をクイッと上げる。
 「クリスマスキャンドルをズポズポして……」
 淫らな期待で膨らんだ幼い割れ目は、またも愛液を垂れ流した。
「みぎいいいゃあああああ!!!」
真っ赤な顔の巻雲がブンブンと腕を振り回す。
「どう? 来るでしょ? 巻マンにグッと! 秋雲さんも書きながらグッショリだったよ!」
「ちぎゃーーーう! ちぎゃう! 違うの!!!」
「どこが?」
落ち着いた巻雲が話始めた。
「はぁ、はぁ……まず、イチャラブはどこなの?」
「ああ、そういえば、そんなこと言ってたね」
秋雲はエロ同人誌で盛り上がってしまい、すっかり忘れていた。
「てへっ! 忘れてた!」
24:
「それと『お役立ち』を、そういうふうに使わないで……」
「ええーー? だって、それしか巻雲のアイデンティティってないよ?」
「ぎにゃーーーー!!!」
「あ?あ。『司令官様』もあったね、ごめーーん」
「んほぉおおおお!!!」
「と、とにかく……もう少し段階を踏むっていうか、イチャラブシーンも欲しいなって……」
「うーーん。『頭の先からしっぽの先までエロぎっしり』が秋雲さんのモットーなんだけどな……。
ま、乗りかかった船だし。秋雲さん、頑張っちゃうよ!」
「ありがとう……注文が多くてごめんね」
「エロ職人の意地だね」
なお巻雲はちょっとだけ濡れてしまったのだが、それは言わなかった。
- 続く -
31:
「引き受けたのはいいけど、どうしようかな?」
自室でPCを目の前にして、秋雲は悩んでいた。
「どうやって巻雲と提督のイチャラブを書くか……」
表紙から裏表紙までエロで埋め尽くすことを矜持としていた秋雲。
イチャラブなどページの無駄だとしか思ってなかった。
そのため、いざイチャラブを書こうとしても、書けなかったのだ。
「うーん、悩んでもしかたないねぇ?。先人の力を借りよう」
ガバッとPCに向かう。
「『イチャラブ 書き方』で検索ゥ、検索ゥ!」
ろくな検索結果が無い。
「むむっ! 『恋愛小説 書き方』!」
ピンと来ない。
「うーん……。『ロマンス小説 書き方』……」
駄目。
「はぁ?。『恋愛小説 パターン』」
あばばばばばば。
32:
「今までやってなかったことを、いきなりやろうってのが無理だったか……」
秋雲は自分の力不足を認め、安定ベッタベタで行くことにした。
「王道を征く……ってね!」
秋雲の筆がのってきた。
「適当にでっちあげたベタなイチャラブとエロシーンを合体させれば、それっぽくなんじゃね?」
身も蓋もないことを言う秋雲先生。
「あ゙ぁ゙?! 処女膜にガッツリ来るう??!」
などと意味不明の供述を繰り返しながら執筆する秋雲先生。
「できたぁ!」
目の下にクマを作りながらも作品を完成させた。
33:
翌日、またも巻雲を呼び出した。
「さあ、ありがたく読むといいよ!」
「うん」
巻雲は小説を読み始めた。
 「巻雲、愛してる……」
 まだ少年らしらを残した提督は、巻雲の抱きしめながら耳元でささやく。
 提督と巻雲は二人きりで夜の観覧車に乗っていた。
 「司令官様ぁ……巻雲も……巻雲も司令官様を愛してます……」
 その言葉を聞いた提督はニコッと笑い、そして静かにキスをした。
「はにゃーーーーん♪」
巻雲の顔は真っ赤だが、まんざらでもなさそう。
「ニシシッ、気に入った? 処女膜に響いた? 濡れた? 続きを読んでよ!」
「うん……」
- 続く -
42:
真っ赤な顔の巻雲が、小説に目を戻した。
 「巻雲、愛してる……」
 まだ少年らしらを残した提督は、巻雲を抱きしめながら耳元でささやく。
 提督と巻雲は二人きりで夜の観覧車に乗っていた。
 「司令官様ぁ……巻雲も……巻雲も司令官様を愛してます……」
 その言葉を聞いた提督はニコッと笑い、そして静かにキスをした。
 一か月前のことだった。
 ここは鎮守府の廊下。
 巻雲は大五郎(4L)を持って走っていた。
 「急いで持ってかないとっ!」
 先輩から「コンビニにダッシュして大五郎(4L)を買って来い」と言われ、パシっていたのだった。
43:
 やがて曲がり角に差し掛かると……。
 ドシン!
 誰かとぶつかった。
 「ひゃわぁ!?」
 尻餅をつく巻雲。
 「大丈夫かい!?」
 軍服の男が手を差し伸べた。
 「はい、ありがとうございます……」
 巻雲は手を握って、立ち上がった。
 (誰かな? メガネがずれて、顔が良く見えない……)
 メガネをクイっと上げて顔を見ると、銀河帝国の皇帝のような美青年。
 (わぁ……とても素敵な方……)
 「どちら様ですか?」
 「僕は提督。本日着任したんだ」
 「わ、私は夕雲型駆逐艦、巻雲といいます! よろしくお願いいたします」
 「こちらこそ、よろしく」
 巻雲は耳まで真っ赤になった。
 「はっ!? 司令官様と口をきくなんて……恐れ多いです!
 司令官様、ありがとうございました! 解体だけはお許し下さいぃ!!!」
 巻雲は手を離すと、敬礼し、大五郎(4L)を抱えて走り出した。
 巻雲は、虎の子の三式水中探信儀を巻き上げられ、出撃も遠征もさせてもらえず、
 いつ何時解体されるか知れない恐怖の中、つつましく雑用係として生きていた。
 そんな鎮守府カーストのド底辺の彼女が提督と話すなど、考えられないことだった。
44:
 翌日、巻雲が自室で内職のバラの造花を作っていると、ドアがノックされた。
 「どうぞ」
 無表情の秘書艦がいた。
 (とうとうこの日が来てしまった。夕雲姉さん……お世話になりました……)
 巻雲は解体を覚悟した。
 しかし、秘書艦に連れてこられたのは、工廠ではなく、指令室だった。
 「司令官様、巻雲、参りました!」
 涙目の巻雲。
 「か……解体されるまえに……ひと目……夕雲姉さんと面会を……お許し……おゆりゅし……」
 そこまで言って泣き出した。
45:
 「解体? そんなことはしない。君には特別任務を与えるつもりだよ」
 「ふぇ?」
 「巻雲、今より特別秘書艦に任命する」
 「はわ?」
 「仕事は……僕の身のまわりの雑用を手伝ってほしい。なお第一艦隊の旗艦とは、全く関係ない」
 泣き笑いしながら敬礼する巻雲。
 「はい! この巻雲、必ずや司令官様のお役に立ってみせます!」
 提督はニッコリ微笑んだ。
 「頼んだよ」
 「初任務だ。まずは……お茶を入れて欲しいな」
 「はい!」
 貧乏生活に慣れた巻雲は、激薄のお茶を入れた。
 「司令官様! どうぞ!」
 透明に近いお茶を、提督は黙って飲んだ。
47:
 「解体? そんなことはしない。君には特別任務を与えるつもりだよ」
 「ふぇ?」
 「巻雲、今より特別秘書艦に任命する」
 「はわ?」
 「仕事は……僕の身のまわりの雑用を手伝ってほしい。なお第一艦隊の旗艦とは、全く関係ない」
 泣き笑いしながら敬礼する巻雲。
 「はい! この巻雲、必ずや司令官様のお役に立ってみせます!」
 提督はニッコリ微笑んだ。
 「頼んだよ」
 「初任務だ。まずは……お茶をいれて欲しいな」
 「はい!」
 貧乏生活に慣れた巻雲は、激薄のお茶をいれた。
 「司令官様! どうぞ!」
 透明に近いお茶を、提督は黙って飲んだ。
48:
 それから毎日、巻雲は指令室で雑用に励んだ。
 「はわわわわぅ!? 赤城さんの模型がっ!!!」
 「加賀さんの模型がっ!!!」
 「武蔵さんの模型がっ!!!」
 「霧の艦隊の模型がっ!!!」
 失敗しつつも、提督と楽しく日々を過ごした。
 だんだんと巻雲は提督に惹かれていった。そして苦しくなった。
 (司令官様は、とても優しくて……カッコよくて……仕事も出来て……
 でも私は、おっちょこちょいで……ちっちゃくて……お役だちできなくて……
 大好き……大好きなの……でも、この気持ちをどうすればいいの? 切ないよぉ……)
49:
 ある日のこと、提督が巻雲を手招きした。
 「巻雲、おいで」
 「はい!」
 提督が自分の膝を指さす。
 「ここに座って」
 「はい!」
 ポスッと座る巻雲。
 (司令官様がこんなに近い……)
 「そろそろPCの使い方も覚えて欲しいんだ。そこで僕の仕事を見てて」
 「はい!」
 (うう?、緊張してドキドキして、仕事なんて覚えられないよ?)
 テキパキと仕事をこなす提督。
 全く頭に入らない巻雲。
 (司令官様のニオイ……大好き……ズッとここに、こうしていたい……大きな手……たくましい胸……でも……)
 自分がド底辺の艦娘だと思いだした。
 (私は……ちんちくりんだし……どこにでもいる巻雲だし……司令官様の一番になんて、絶対なれない……
 思い上がっちゃだめ……あきらめないと……あきらめないと……)
50:
 「巻雲?」
 「はい?」
 「どこか……痛いのかな?」
 気付かぬうちに、涙をこぼしていた。
 「あっ……」
 提督は指で優しく巻雲の涙を拭う。
 (そんなに……優しくしないで……そんなに……)
 「ごめんね」
 そして静かに巻雲を抱きしめた。
 (ああああ……もう……巻雲は……巻雲は……)
 「もう巻雲に優しくしないでくださいっ!!!」
 巻雲は身体を震わせて、泣き始めた。
 「司令官様……巻雲は司令官様が大好きです……愛してます……でも……でも……
 こんなチミッコの……ドジッ娘の……巻雲が相手にされないことも分かってます……
 それでも……優しくされちゃうと……勘違いしちゃいます……もしかしたらって……
 とても苦しいです……ごめんなさい……司令官様……巻雲は、お役立ちできませんでした……」
51:
 提督が巻雲の頭を、そっと優しくなでた。
 「巻雲が苦しんでいたことに気付かなかった僕を、許して欲しい。
 違うんだ……その……事情があるんだ……」
 「事情って……なんですか……」
 提督の顔が真っ赤になる。
 「事情を話すには覚悟が要る……時間が欲しい」
 
 「時間ですか?」
 「うん」
 しばらく考えこんでいた提督が言った。
 「巻雲、今度の休暇、遊園地に行かないか?」
 「遊園地……? はい、よろこんで」
52:
 休暇の日、提督と巻雲は遊園地に向かった。
 遊園地で無邪気に遊ぶ二人。
 そして夜となった。
 「あれに乗ろう」
 提督は観覧車を指さす。
 「はい、司令官様」
 「司令官様、見てください! 夜の港! すごくキレイです!」
 「うん」
 ゴンドラの中は提督と巻雲だけ。二人は隣り合って座っていた。
 「巻雲……」
 じっと巻雲の顔を見る提督。
 
 「司令官様……」
 見つめ返す巻雲。
 「巻雲は覚悟してきました……どんなことを言われても、大丈夫です」
 「ありがとう」
53:
 提督は話し始めた。
 「巻雲……君は僕の幼なじみにそっくりなんだ……」
 巻雲の頭を穏やかになでる。
 「元気で……明るくて……メガネっ娘で……少しおっちょこちょいで……」
 「……」
 「ちっちゃくて……ひたむきで……したったらずで……」
 「……」
 「彼女と僕は、ずっと一緒だった……そして、大好きだった……たまらないほど……」
 「……」
 「でも、死んでしまった……」
 「……」
 「死んでしまったんだ……」
 提督は巻雲を抱きしめた。
 「司令官様……司令官様の心を少しでも癒せるなら……この巻雲を、その方と思って下さい……
 こんな巻雲で良かったら……お役立ちさせてください……」
 巻雲はギュっと抱きしめ返した。
54:
 「違うんだ……巻雲……」
 「えっ?」
 「巻雲は幼なじみの代わりじゃないんだ……」
 「……」
 「時間が欲しいといったのは……彼女への思いに区切りをつけるため……」
 「……」
 「きっかけは幼なじみに似ていることだった……でも、巻雲と一緒に過ごして、僕は君に惹かれていった……
 身代わりじゃない……君が好きだ……」
 「巻雲、愛してる……」
 「司令官様ぁ……巻雲も……巻雲も司令官様を愛してます……」
 その言葉を聞いた提督はニコッと笑い、そして静かにキスをした。
 「司令官様……巻雲は……どんなことを言われても大丈夫と言いましたが……
 大丈夫じゃなかったです……ううっ……嬉しいです……ぐすっ……」
 観覧車を降りるまで、巻雲は泣き続けた。
55:
 二人は観覧車を降りた後、レストランで夕食をとり、鎮守府に戻った。
 「巻雲……今日は僕の部屋に泊まって欲しい」
 「はい、司令官様……」
- 続く -
60:
 「お邪魔いたします」
 巻雲はおずおずと提督の部屋に入った。
 部屋はきれいに片付いている。簡素だが品のある家具が心地よい。
 「今日はありがとう。ソファーに座って一休みしてて」
 「はい」
 横長のソファーに、ちょこんと座る巻雲。
 しばらくすると、提督は紅茶と菓子を持ってきた。
 「遊園地楽しかった?」
 「はい! とっても!」
 二人は紅茶を飲みながら、今日の出来事を振り返る。
 そして……。
 「巻雲……今日は泊まっていかないか?」
 (き、き、きたーーーー!)
 「はい、司令官様……」
 巻雲の鼓動が早鐘のようにドキドキし始めた。
62:
 「お邪魔いたします」
 巻雲はおずおずと提督の部屋に入った。
 部屋はきれいに片付いている。簡素だが品のある家具が心地よい。
 「今日はありがとう。ソファーに座って一休みしてて」
 「はい」
 横長のソファーに、ちょこんと座る巻雲。
 しばらくすると、提督は紅茶と菓子を持ってきた。
 「遊園地楽しかった?」
 「はい! とっても!」
 二人は紅茶を飲みながら、今日の出来事を振り返った。
 そして……。
 「巻雲……今日は泊まってくれるんだよね?」
 (き、き、きたーーーー!)
 「はい、司令官様……」
 巻雲の鼓動が早鐘のようにドキドキし始めた。
63:
 「先にシャワーを浴びるといい……」
 「はい!」
 巻雲がシャワーを出ると、パジャマが用意されていた。
 (はえ?)
 おずおずとパジャマを着る巻雲。
 「僕もシャワーを浴びてくる」
 「はい!」
 提督はシャワーから出ると、やはりパジャマに着替える。
 (おほ?!?!)
 「巻雲……一緒に寝よう」
 ベッドの提督が巻雲を誘った。
 「は、は、は、ははははは、はい!」
 心臓が飛び出しそうなほど、巻雲はドキドキしている。
 巻雲は覚悟を決めて、ベッドに入った。
 「巻雲……」
 「ひゃわぁい!」
 「おやすみ」
 「お、お、おやすみなさいませ……」
 提督は寝息を立て始めた。
 (?!?!?!?!?)
 結局、何事もなく朝を迎え、通常業務に戻った。
64:
 定時後、自室に戻った巻雲は泣いた。
 「ううっ……ちんちくりんで……ぺったんぺったんつるぺったんの巻雲は……襲う価値もないのでしょうか……?!」
 ひとしきり泣くと、顔を上げた。
 「そうだ……こんな時は、秋雲さんを頼ろう……」
 「巻雲……思い上がっちゃあ駄目。実際、キミの身体は襲われるほど価値はないねぇ」
 「う、う、うわーーーーーん!!!」
 才色兼備の絶世の美少女、次期の秘書艦の声も名高い秋雲は、そう答えた。
 「新しく着任した提督は、代々提督を輩出している名門貴族の出身だし。血筋だけでなく、実績もある。
 将来を嘱望され、容姿、性格も良い。多くの美女にせまられ、女には困っていないはずだよ。
 もちろん名門貴族の御令嬢との縁談もいっぱいあるよね。
 そんな提督が、何が悲しくてキミのようなチミッコにムラムラする必要があるの?」
 提督は、「鳥貴族」「刑事貴族」に並ぶ日本三大貴族の一つ、「提督貴族」様だった。
 「その上、提督は社会的な地位も名誉もあるし。ロリっ娘の駆逐艦を襲うのは、リスクしかないってば」
 「巻雲に救いは……救いはないんですか?」
 「救いはないね♂……と、言いたいところだけど……ないわけじゃあない」
 「それは……?」
 「それは、ゴニョゴニョゴニョ……」
 秋雲は巻雲に、一つの策を授けた。
65:
 コンコン
 クリスマスイブの夜、執務室のドアがノックされた。
 「どうぞ」
 提督は絶句した。
 ドアが開くと、そこには全裸の巻雲がいた。
 いや、正確にいうと全裸ではない。腰にプレゼント箱にまくようなリボン。
 幼い乳首と割れ目には、生クリームがトッピングされていた。
 顔は上気し、耳まで真っ赤である。目はトロンとして、口からはよだれが垂れていた。
 「司令官様ぁ……巻雲はクリスマスケーキです……食べてください」
 そういうと部屋に入り、ヨジヨジと提督の机に上った。
 そして、机の上で四つん這いになり、提督に尻を向ける。
 「クリオナして……巻雲の未使用の女の子は……準備万端です」
 くぱぁと指で小さい秘所を広げる。
 小さい淫穴から机の上に、ツツーーっと愛液が垂れた。
66:
 「んんっ……くうっ……はぁ……お、お役立ちぃ……」
 巻雲がいきみ始めた。
 むにゅ……べろん……べろん……
 ピンク色の小さい肛門から、直径5cmほどの捻じれたクリスマスキャンドルが出てきた。
 徐々にキャンドルがいきみ出される。
 「ああん……ううん……」
 キャンドルの捻じれが肛門のヒダをめくり上げるたびに、巻雲が甘い息を漏らす。
 快感を感じているようだ。
 キャンドルが途中まで出た。
 「司令官様ぁ……えっちでぇ……ふしだらな巻雲に、お仕置きして下さい……」
 尻をクイッと上げる。
 「クリスマスキャンドルをズポズポして……」
 淫らな期待で膨らんだ幼い割れ目は、またも愛液を垂れ流した。
67:
 「巻雲……!」
 提督は、ゴクリと喉を鳴らす。
 巻雲に手を伸ばしたが、止め、頭を振った。
 「巻雲……君は疲れているんだ。あちらで休みなさい」
 自分の上着を脱ぎ、巻雲にかけ、抱き上げた。
 「ここでしばらく休んで……今日は部屋に帰りなさい」
 仮眠室のベッドに巻雲を寝かせ、やさしくキャンドルを抜き、掛布を掛けた。
 「司令官様ぁ……」
 巻雲は潤んだ目で提督を見つめる。
 「……を……っ! ………が……!」
 ベッドの巻雲が、必死な顔で何かをつぶやいている。だが声が小さくて聞こえない。
 「どうしたんだい?」
 提督が耳を近づけると……。
 ガバッ!
 巻雲が提督の頭に抱きつき、顔を胸元に引き寄せた。
68:
 「!?」
 「司令官様……巻雲の脇マンコの匂いをクンクンしてください……汗でムレムレで……
 一週間洗ってない……恥ずかしくて……イヤらしい雌の匂いを……どうか……ご堪能下さい……」
 そういうと提督の顔を脇に押し付け、小さい舌を耳に入れ舐め始めた。
 ぺちゃ……ぺちゃ……
 淫靡な水音が提督の聴覚を占拠し、甘くて濃厚な幼い雌の匂いが鼻腔を満たす。
 その時、提督の理性の回路が、全て焼き切れた。
 ズブッ!
 提督はギチギチに勃起した陰茎をズボンから取り出すと、掛布を剥ぎ取り、一気に巻雲を貫く。
 「きゃあああん♪ 司令官様ぁ!」
 巻雲の歓喜の嬌声が響いた。
69:
 ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ! 
 「あんっ……うんっ……あんっ……あんっ……あんっ……」
 提督は巻雲の上に覆いかぶさり、激しく腰を動かした。
 「大きいっ……うんんん……司令官様ぁ」
 巻雲は自分の未貫通の膣を拡張していた。秋雲の策である。
 それでもやっと入るほど太い陰茎。
 膣穴を拡張していなかったら、処女でなくても入らなかっただろう。 
 ずちゅん! ずちゅん! ずちゅん!
 「ああんっ! んんっ! ああああんっ!」
 一突きされるたびに、雌穴から背骨を通って、全身に快感が走った。
 
 クリイキして準備万端の子宮口は、陰茎にキスをされるたびに熱を帯び、喜びに震えた。
70:
 ずにゅっ! ずにゅっ! ずにゅっ!
 「あっ、あっ、んっ、あっ、あああ!」
 巻雲は目に涙を浮かべ、口を半開きにし、よだれをたらしながら、嬌声をあげ、腰を振っていた。
 下半身全体が、じんわりと熱くなってくる。
 「ぎもぢいぃいい! 巻雲、ぎもぢいいいいですぅーー! 司令官様ぁーー!」
 ずにゅ、ずにゅ、ずにゅ、ずにゅ、ずにゅ!
 腰の度を上げる。大きめの亀頭が、面で子宮口で圧迫刺激する。
 
 激しく腰を使いをしつつも、子宮口と接触するときは勢いを弱め、適度な力で刺激した。
 
 「子宮がぁ……巻雲のオ゙マンコがぁ……よろごんでまずぅ!!!」
 実は、力まかせに子宮をガン突きしても、相手は痛いだけで気持ち良くならない。
 子宮を適切な強さで刺激することが肝要なのだ。
 例えるなら、マッサージのようなものである。適度な力なら気持ち良いが、強すぎると、ただ痛いだけ。
 提督は理性を失っていたが、過去の経験で得た腰使いは覚えていた。
71:
 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ!!!
 「ああああああ! ああああ!」
 
 提督は腰の動きをますます早めた。
 子宮への刺激によって、下半身が熱くなり、熱が全身に伝わる。
 巻雲は強い快感に包まれた。 
 「ああっ……怖いですっ! 巻雲がっ……どっか行っちゃいそうです!!!」
 (体の芯がフワフワする……飛んでいるみたい……)
 巻雲の全身がぴくぴく痙攣しだした。
 「イグッ! いぎまずっ! 巻雲、いぎまずぅうううう!!!!」
 ギュっと歯を食いしばり、目を閉じ、脇をしめ、手を握りしめる。
 陰茎がビクンビクンと震えだす。亀頭がパンパンに膨れ上がった。
 巻雲の幼い雌穴は、一層陰茎を締め付け、うねりだす。 
 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ーーーー!!! あ゙っ……あ゙っ……」
 
 巻雲は激しく体を震わせ、絶頂に達した。
 「グッ……!」 
 提督の陰茎も、ビクンビクンと巻雲の中に精液を吐き出しす。
 ずるるるん、と陰茎を引き抜くと、精液が膣穴から流れ出た。
72:
 「はっ……はっ……はっ……司令官様ぁ……」
 まだ息の荒い巻雲は、うつ伏せで放心していた。
 「司令官様ぁ……?」
 巻雲の視界から、提督が消えた。
 
 提督は服を脱ぎ、全裸になった。そして……。
 ずむっ……
 「ひっ……!」
 
 巻雲に覆いかぶさり、収まりがつかない陰茎を肛門に挿入した。
 ずにににににににに……
 愛液をローションにして、ゆっくりと時間をかけ、幼い小さな肛門に太い陰茎をねじ込んでいく。
 「あああああああ♪ んんんんんん♪」
 肛門のひだが刺激されるたびに、巻雲の脊髄に鋭い快感が走った。
 「司令官様ぁ……今度は巻雲のおしりで……ギモヂよくなって下さい……」 
73:
 ずにっ、ずにっ、ずにっ、ずにっ、ずにっ、ずにっ
 「あっ♪ あっ♪ あっ♪ あっ♪ あっ♪ あっ♪」
 提督は肛門性交も経験豊富なのか、デリケートな腸壁を傷つけないようゆっくり腰を動かす。
 陰茎は腸壁越しに、的確に子宮を刺激してきた。
 (おちんちんが出し入れされるたびに、おしりの穴がむず痒くて気持ちいい……) 
 腰が動くたびに、クリトリスの包皮がベッドに押し付けられる。
 (あああああ♪ 気持ちいい????♪)
 
 ずにっ、ずにっ、ずにっ、ずにっ、ずにっ、ずにっ
 「あっ♪ んっ♪ あんっ♪ あああんっ♪ んんんっ♪」
 提督はペースを変えず、機械のように陰茎を出し入れする。
 (ああ……またおへその下が、じんわりと熱くなってきた……) 
 穏やかな強い快感が、下半身から全身にじんわりと伝わり始めた。
74:
 「あああああ……気持ちよすぎて……巻雲……溶けてしまいましゅ……」
 強い快感の波が、とめどもなくやってくる。
 
 (また……体がフワフワしてきた……)
 「あっ……巻雲……もう……イッてます……イギっっぱなしです……あっ……あっ……」
 涙を流し、口からよだれを垂らしながら、歓喜の表情の巻雲。
 一突きされるごとに、軽く達していた。
 膣壁が蠕動を始め、腸壁もグネグネと動き、陰茎を刺激する。
 陰茎が熱をもち、またもムクムクと亀頭が膨れ上がった。
 「あっ……♪ あっ……♪ んっ……♪ あ……あ……ん……」 
 
 「うっ……ふうっ……」
 
 肛門の奥で熱いほとばしりを感じると同時に、巻雲も絶頂を迎えた。
 ピクンピクンと痙攣する巻雲の全身を、優しい快感が包み込む。
 提督は疲れたのか、しばらく挿入したまま脱力する。
 そして陰茎を抜き、ごろんと寝返って仰向けになった。
75:
 「司令官様……お掃除いたします……」
 巻雲がよじよじと司令官の上にかぶさり、69の体勢となった。
 「これが……司令官様のおちんちん……」
 
 小さい両手で陰茎をつかむと、舌先で舐める。
 チロチロと舌を這わせ、裏筋に沿って下から上に、くりかえし舐めあげた。
 また陰茎が立ち上り始める。
 「タマタマも……」
 あむっと袋をくわえ、ちゅうちゅう吸いついた。
 提督が手を伸ばし、巻雲のスジを指でなぞった。
 「あああん♪」
 じゅぷっ
 中指を雌穴に入れる。
 「はああんっ!」
 ビクンっと巻雲の背中がしなった。
76:
 じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ
 「あっあっあっあっ」 
 
 中指を出し入れしながら、親指でクリトリスの包皮をクニクニと刺激し始めた。
 「らめっ! それ、だめ! 巻雲、おかりくなりゅ!!!」
 
 
 不意に提督が巻雲の髪をつかみ、無理やり陰茎をくわえさせた。
 「ふごっ……! もごっ……!」
 グイッっと巻雲の顔を押し、のどの奥に陰茎を突っ込む。
 「…………………………!!!」
 巻雲が声にならない悲鳴をあげた。
 
 
 提督の指マンと、クリいじりは続いていた。
 (息が苦しくて……気持ち良くて……このままだと……まきぐも、こわれりゅ……!!)
 提督は気にせず、強引に顔を押し引きし、イラマチオさせる。
 ぐぼっ、ぐぼっ、ぐぼっ
 (喉の奥……ぐいぐい、おちんちんが通って……ぎぼちいい……)
 
 巻雲の顔が涙、涎、胃液で、ビチョビチョになった。
77:
 指マンの刺激で濡れた膣穴が、キュウキュウと指を締め付けはじめる。
 (いくっ! またいっちゃうううううう!!!)
 クリトリスとGスポットの強い快感から逃れようと、巻雲は苦し紛れに足をパタパタ動かし、シーツをギュッと強くにぎる。
 幼い淫裂と肛門が、まるで空気を求めるようにピクピクしていた。
 提督が巻雲の顔を激しく前後させる。
 ぐぼっぐぼっぐぼっぐぼっぐぼっぐぼっ!
 指の動きも早くなった。
 すちゅっすちゅっすちゅっすちゅっすちゅっすちゅっ!
 クニクニクニクニクニクニクニクニ……
 「お゙……お゙……お゙お゙……お゙っお゙お゙……」
 (いぐっ! いぐっ! いぐっ! いぐうううう!!!)
 陰茎をくわえた巻雲は、獣のような呻き声をあげるのがやっとだった。
78:
 
 陰茎が熱をもち、亀頭が膨れてきた。
 膣壁が指をギュウギュウしめつける。
 「お゙ごっ! ごごご……お゙っお゙っ……!!!」
 巻雲の喉の奥に、熱い精液が注ぎ込まれた。
 同時に、巻雲も全身をビクビクッと痙攣させ、足をピンと伸ばし、絶頂を迎えた。
 提督がズルッ、ズルルルっと陰茎を喉から引き抜くと、巻雲は大量の胃液と唾液を吐き出した。
 「お゙ぼっ……ごぼぼぼぼええええぇええ……」
 そして、ビクンッ、ビクンッと激しく身体を痙攣させ、ジョロロロローッと尿を漏らし、
 グリンッと白眼をむいて、そのまま失神した。
79:
 気がつくと、巻雲は提督の部屋のベッドにいた。
 いつのまにか、清潔なパジャマを着ている。 
 
 「起きた?」
 提督が笑いながらベッドの横に座った。
 「私……一体……」
 「あれから失神した君をタオルで拭いて、シーツで包んで、仮眠室を掃除して、僕の部屋に運んできたんだよ。
 そしてパジャマに着替えさせて……今は次の日の朝ってわけ」
 「な……司令官様……本当に申し訳ございません……」
 
 「いや……あやまらなくていいよ」 
 提督が巻雲の頭をやさしくなでた。
80:
 「これでも僕は自制心が強いほうだと思ってた。幼いころから軍人としての教育を受けていたからね。
 だから……どんな美人にせまられても、自制心のタガが外れたことはなかった……」
 「……」
 「実は……君が大事だから……君がもっと大人になってから、こういうことをしようと思っていた。
 でも……君の奇襲で、僕の自制心は……十数年かけて築いた自制心の城は陥落してしまった……君は自慢してもいいよ」
 「司令官様……」
 「だけど……もう僕を挑発しないで欲しい。獣みたいなエッチをして、今、自己嫌悪してるんだ。
 次は……もっと恋人らしくロマンチックにやろうよ」
 「はい……はい! 司令官様……ううっ……ぐすっ……巻雲は司令官様の気持ちも知らないで……
 勝手に暴走して……ごべんなざい……」
 泣き出した巻雲を、提督はそっと抱きしめた。
81:
 巻雲の裸リボン、膣と肛門の拡張と開発、脇マン作戦は、秋雲からのアドバイスだった。
 強固な提督の自制心を一撃で撃破するための捨て身の攻撃である。
 アドバイスを受けたとき、
 「初心な処女の女の子のほうが、喜ばれるのでは?」
 と、巻雲が秋雲に聞いた。
 「あれほどの美男子、初心な処女なんて、飽きるほど抱いているよ。もう価値なんてないねぇ」
 巻雲は絶句した。
 「幼い処女でありながら、膣と肛門で巨根をくわえ込み、破瓜で絶頂する淫乱ビッチ……意表を突く一回限りの奇襲だよ。
 二度目はない。慣れて通用しなくなるから。だから一回で決めてね」
 結果、巻雲は賭けに勝った。
 なお、その日、提督と巻雲は休暇を取って、一日中イチャイチャしたそうな。
「………………」
真っ赤な顔の巻雲は、無言でプルプル震えていた。
「どぅーーーーーよ? この秋雲さん渾身のイチャラブ・エッチは?」
ニシシっと笑う秋雲。
82:
「いやーーーー、ちんちくりんの巻雲を美男子の有能提督とくっつけるのに、結構、苦労したよ!
まがいなりにも提督が巻雲に惚れる理由を書かないといけないんだけど、それが難しいんだ!
だってイケメン提督が巻雲に惚れるなんて、現実感ないじゃん?」
「ヒドイ!!!」
ドイヒーなことをサラッという秋雲。
「……貸して……」
「へ?」
「トイレ貸して」
「いいけど……」
巻雲はトイレに入り、しばらく出てこなかった。
83:
トイレから出ると、なぜかキラキラしている巻雲。
「巻雲さん……」
「あ、あらたまって、なに?」
「なんか磯の香りがしない……?」
巻雲はハッとして、右手を顔に持ってきた。
「い、磯の香りなんてしないよぉ?」
「ああ、嘘だからね……だが……マヌケは見つかったようだねぇ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドドドドドドドド
「秋雲……」
「なに?」
「私がトイレに入ったら、その時点でもう磯の香りがしてたんだけどぉ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドドドドドドドド
「巻雲……」
「はい」
「この話題、やめようか」
「うん」
- 続く -
91:
「『いいこと思いついた。お前、俺のケツの中でトール・ハンマー発射しろ』
要塞攻略を命じられた今年三六歳となる帝国軍大将は、泰然としたまま言い放つ。
この期に及んで迷わず――度重なる攻撃で下半身を剥き出しにされ、捕虜となってもなお胸をそびやかす姿は、
まさに帝国軍の威信そのものであった。
『へえ、そいつは一大事』
不敗の魔術師と呼ばれる提督は、言葉とは裏腹に平然としたまま、ゆっくりと右手をあげた。
それとともに、出力9億2400万メガワットの提督のトール・ハンマーが仰角を上げる。
照準の先には帝国軍大将がいた。
『男は度胸。何事にも挑戦すべき。きっとヴァルハラに昇るような心地に違いあるまい』
帝国軍大将はレーザー水爆の集中砲火で丸焦げになったズボンとパンツの残骸を脱ぎすて、下半身丸裸になった。
上半身は帝国軍大将の軍服のままである。
体は敵の手に落ちても、忠誠は皇帝陛下に――その決意を天下に示したのであった。
『勝敗は武人の常である。遠慮は無用』
そう言うと、尻をトール・ハンマーの前に突き出し、両手で尻たぶを左右に広げる。
ブラック・ホールというものを間近で見たとするなら、まさにあれであろうよ――その場に居合わせた要塞防御指揮官は、
後にそう語ったという。
そして、提督が無言で右手を振り下ろした……」
コンコン
秋雲が自室で書きかけの同人小説を音読していると、ドアがノックされた。
「どうぞぉ?」
巻雲が入ってきた。
92:
「続きが出来たの?」
「にししっ! そうだよ! 秋雲さんが頑張って書いたから、読んで読んで!」
「うん」
巻雲は続きを読み始めた。
 薄暗い提督の寝室、巻雲の嬌声が響く。
 「……あっ……あっ……んっ……」
 ベッドの上で、巻雲は二人の男に前後の穴を蹂躙されていた。
 巻雲の下の仰向けの男が膣を、上から覆いかぶさる男が肛門を貫いている。
 小さい白い尻に太い陰茎が二本。まるで別の生き物のように穴に出入りしていた。
 ぐちゅっ ぐちゅっ ぐちゅっ
 「はぁああん……はぁっ……はぁっ……」
 ずにゅ ずにゅ ぐにゅ 
 「んぎっ……ぐうっ……んんっ……」
 もう何度絶頂を迎えたか分からない巻雲は、歯を食いしばり、よだれと涙を垂れ流しながら、快感に身をよじっていた。
93:
 「この淫乱雌ガキ……まだイかねえのか……」
 上の男が腰の度を上げる。
 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……
 「もう……何度も……い゙っでまず……い゙っでまずぅ! あっ……あ゙っあ゙っあ゙あ゙!!!」
 巻雲の腰がピクピクし始め、呼吸が早くなった。
 「巻雲……もうすぐイクのかい……?」
 下の男も腰をめる。
 「あ゙あ゙あ゙あ゙……も゙ゔ、イギだくないでずっ!!! イ゙ヤ゙っ!!!」
 ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぶぢゅっ……
 幼い膣が陰茎に突かれるたびに、愛液と精液の混合液を噴き出し、泡を立てた。
 巻雲の腰がガクガクしだした。
 「あ゙っ! あ゙っ! あ゙っ! だめ゙でず!!! だめ゙っ! ま゙だっ! いぐっ!」
 小さい手が、ギューーーッとシーツを掴む。
 「いぐっ! いやっ! いぐっ! い゙ぐゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」
 
 獣のような絶叫とともに、巻雲の下腹部で快感が爆発した。
 快感の衝撃が背中を走り脳髄を襲う。頭の中で閃光が炸裂し、意識が吹っ飛びそうになった。
94:
 「あっ……あっ……あっ……あっ……あっ……」
 男2人にサンドイッチされたまま、強すぎる快感に痺れて放心する巻雲。
 「で、どっちが気持ち良かったんだ?」
 「ふえ……?」
 「ケツ穴だろ?」
 「おまんこだよね?」
 「わ……わかりまふぇん……どっちもでしゅ……」
 
 「じゃあもう一回だな……」
 「可哀そうな巻雲……もう一回だよ」
 「場所、入れ替えようぜ」
 「司令官様ぁ……しょんなぁ……」
 嘘をつけないほど、巻雲は快感によって意識を飛ばされている。
 メガネの奥のドロリと濁った眼が、ただ虚空を見つめていた。
95:
 三日前のことだった。
 定時となり、巻雲が自室に入ろうとドアを開けたとき……。
 「もがががっ……!」
 誰かに後ろから口を押えられ、そのまま自室に押し込まれた。
 部屋に入ると、手が口から離れた。
 「げほっ……誰ですか!」
 後ろを見ると提督がいた。
 「司令官様……なんで……裸?」
 提督は全裸だった。その上、髪が異様に長い。
 「巻雲!」
 「はい」
 「かくまってくれ!」
 「ひゃい?」
- 続く -
100:
 提督のサイズに合う服が無かったので、巻雲はバスタオルを提督に渡し、腰に巻いてもらった。
 「変な恰好をしていると思うだろうが、極秘の任務なんだ……」
 「わ、わかりました、司令官様!」
 巻雲がうなずくと、提督がニコっと笑う。
 「それでなのだが……」
 「はい」
 「なにか食い物をくれ……」
 「へ?」
 空腹だった提督は、巻雲の冷蔵庫の中身をほとんど食い尽くした。
 「満腹だ、ありがとう、巻雲」
 「お役だちできて、うれしいです!」
 「食後に……ケーキが食べたいな」
 「ケーキですか? 買ってきます!」
 「違う、巻雲のケーキが食べたいんだ」
 「ふえ?」
 「食べ損ねた……クリスマス・ケーキ……」
 巻雲はクリスマスイブのことを思い出し、赤面した。
101:
 「はわわわわ!!! あれは……あれは……どうか忘れて下さい!」
 提督は立ち上がり、巻雲に詰め寄る。
 「駄目だ……どうしても食べたい……」
 じっと目を見つめながら言われると、断り切れなかった。
 「ううぅ……わかりました……司令官様……」
 台所に行き、生クリームを泡立てる巻雲。
 「準備が出来ました……」
 巻雲は全裸になり、自分の乳首とスジに生クリームを塗る。
 そして、提督から見て左に頭、右に足となるよう、ちゃぶ台の上に寝そべった。
 「司令官様……どうか……お召し上がり下さい」
 
 「おいしそうだね……どこから食べようかな……」
 
 提督が巻雲の胸と股間を舐めるように見つめる。
 「あまり……そんなに見ないで下さい……」
 恥ずかしさのあまり耳まで真っ赤にする。
102:
 「こちらから、いただこうかな……」
 
 提督がスプーンを乳首にあて、生クリームを取ろうする。
 「あっ……」
 ひんやりとしたスプーンが胸にあてられ、ぴくんと体を震わせた。
 「うまく取れないな……」
 提督はスプーンの先で、乳輪をツツーっとなぞる。
 「んん……あん……」
 巻雲が甘い声をあげた。
 乳首を中心に円を描くよう、スプーンを走らせ続ける。
 「ふーん……感じてる?」
 「ちがいます……感じてなんか……んん……いません……」
 「へーー……なら、どうしてここが、こうなってるの?」
 そう言うと、硬く尖った胸の先端を、スプーンの先でクリクリと押しつぶした。
 「ひゃわぁ!?」
 巻雲がビクンと胸を震わせる。
 「だめです、そこっ! だめでしゅ!」
 かまわずクリクリし続ける提督。
103:
 「あっ……あっ……あっ……あっ……」
 巻具の呼吸が早くなった。
 「えっちだな、巻雲は……こういうこと、されたかったんだよね?」
 「ちがいまひゅ……あんっ……あっ……んんっ……」
 「ちがうの?」
 提督がスプーンを止める。
 「あ……あの……」
 「どうしてほしいの……?」
 「……もっと……」
 「もっと?」
 「もっと……してほしいの……」
 「なにを?」
 「おっぱいを……クニクニしてほしいの……」
 目に涙を浮かべ、消え入りそうな声で言った。
104:
 「巻雲は本当にえっちだな。お仕置きだよ……」
 提督は巻雲の胸に舌を這わせ、クリームをなめ始めた。
 「ああああん!」
 なだらかな丘から舌を這わせ、焦らすようにじっくりと乳輪を舐め、そして乳首に到達する。
 乳首を舐められるたびに、痺れるような快感が全身を駆け巡った。
 両方の乳首のクリームを舐め終えたとき、ぴくんぴくん、と細かく震え、息も絶え絶えとなった。
105:
 「次はどうしようかな……」
 スプーンの先で、胸から腹まで、ツツーーーッとなぞる。
 「ふふーーん……」
 へそのまわりで、ゆっくりとクルクル走らせる。
 
 「ああん……」
 恥丘の頂きで、スプーンを止める。
 「脚を開いて……」
 スプーンを太ももにあてて、ゆっくりと脚を割り広げる。
 「はうん……恥ずかしいです……」
 「こっちかな」
 頂きから真下には行かず、内またの太ももに向かう。
 スプーンの先端と腹で、左右の太ももの付け根を丁寧に撫であげた。
 「うう……うん……司令官様ぁ……」
 切ない吐息を漏らす。
 巻雲の下腹部の奥が、熱く疼き始めた。
 「可愛いよ巻雲……切ない顔……もっと見せて……」
 提督が巻雲の頭をなで、髪を穏やかにいじった。
 「ふわぁ……司令官様ぁ……」
106:
 提督が、ツーーーーッと、スプーンの先端で大陰唇を上から下になぞる。
 ゾクゾクッとする快感が、下腹部から湧き上がった。
 ツーーーーッ、ツーーーーッ、ツーーーーッ……
 何度も繰り返すたびに、だんだんとクリトリスが膨らみ始める。
 「うふっ……ううん……」
 「ひゃっ……」
 提督がスプーンで淫裂をなぞりながら生クリームをすくいあげ、口に運んだ。
 ぺちゃっ ぺちゃっ……
 提督はわざと音をたててクリームを舐める。
 「甘いよ……巻雲の蜜の味がする……」
 「そんな……やめ……」
 
 「上にクリームが残ってる……蜜をかけよう……」
 膣から溢れる愛液をスプーンですくい、クリトリスの包皮の上のクリームにかける。
 ちゅぷっ……ちゅぷっ……
 「あっ……あっ……」
 膣穴にスプーンが触れると、じんわりと甘い疼きが広がった。
107:
 「蜜とクリームを混ぜるよ……」
 スプーンの先でクリトリスの包皮を、クリームごとクチュクチュとこねくり回す。
 「あああああっ……はああああ……あああん……」
 巻雲の意思と関係なく、腰がプルプル震えだした。
 「それ以上は……だめですぅ……司令官様ぁ……」
 「司令官様……か……」
 提督が、なぜか不機嫌な顔を一瞬見せる。
 「はえ……?」
 提督が巻雲の腰に手をまわし、体を回転させ、潤み切った秘所を前に向けさせた。
 「蜜がどんどん溢れて……もったいないよ……」
 顔を秘所に近づけると、膣の愛液を舌で舐めすくう。
 「んんんん! それっ! ダメですぅ!」
 ぺちゃっ ぺちゃっ ぺちゃっ ぺちゃっ……
 大陰唇を指で広げ、小陰唇、膣についた生クリームを丁寧に舐めとった。
108:
 最後にクリトリスの包皮の生クリームが残った。
 「あとはここだな……」
 「だめですっ! そこは……あうっ……んんんんん!!!」
 生暖かい舌がクリトリスを包みこみ、ちゅぷちゅぷと音をたてて、舐めこする。
 充血して敏感になったクリトリスから、鋭い快感が走った。
 ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ……
 腰から強い快感が波のように押し寄せ、熱がせり上がってくる。
 「司令官しゃまぁ……もう……らめれす……いっちゃいましゅっ!」
 腹筋をぎゅっと緊張させ、提督の頭を手でつかんだ。
 腰がガクガクと痙攣し、息が荒くなる。
 「はっ……はっ……はっ……いきましゅ……まきぐもっ、いきましゅうううう!!!」
 ピンと背中をしならせ、つま先をギュッと握り、巻雲は絶頂に達した。
109:
 「美味しかったよ……ごちそうさま……」
 提督は巻雲の頬にキスをし、上半身を抱きあげた。
 「司令官しゃまぁ……」
 「こんどは僕がご馳走するよ」
 そういうと、スッと立ち上がり、巻雲をちゃぶ台に座らせる。
 腰のバスタオルを取ると、そこには痛いほど勃起した陰茎があった。
 陰茎の表面の静脈が、こんもりと浮き上がり、ビクンビクンと脈を打っている。
 鈴口からは、ダラーリと涎を垂らしていた。
 「これを食べてくれないか」
 陰茎を巻雲の口にあてがう。
 「はい……司令官様ぁ……」
 目をトロンとさせ、上目使いに提督を見る巻雲。
 膨れ上がった亀頭に、ちゅっ、とキスをすると、口いっぱいに頬張った。
 「あむっ……んぐっ……あぐっ……」
 「美味しいかい……」
 「ふぁい……おいひぃれしゅ……」
 だが、急にハッとして、陰茎から口を離す。
110:
 「司令官様……じゃない……?」
 「何を言うんだい? 僕は提督だよ、巻雲」
 「違うんです……司令官様のは……もっと使い込まれた感じの……深いコクがあるんです……」
 「……」
 「これは……もっと……さわやかな……若い感じです……」
 そこまで言うと、提督が爆笑した。
 「ぶふっ、はっはっはっはっ! 初見で気付くと思ってたけど……まさか、こんなことで気付くとは……」
 「あなた、だれですか?!」
 「うーん……まあ、俺も提督っちゃあ、提督なんだがな……」
 その時、ドアが激しく叩かれた。
 「巻雲っ! いるのか! 無事か!」
 「司令官様っ!!!」
 「開けるぞっ!」
 ドアが開くと、そこにも提督がいる。
 「司令官様が……二人……?」
- 続く -
112:
 「あっ……あっ……あっ……あっ……」
 巻雲の呼吸が早くなった。
 「えっちだな、巻雲は……こういうこと、されたかったんだよね?」
 「ちがいまひゅ……あんっ……あっ……んんっ……」
 「ちがうの?」
 提督がスプーンを止める。
 「あ……あの……」
 「どうしてほしいの……?」
 「……もっと……」
 「もっと?」
 「もっと……してほしいの……」
 「なにを?」
 「おっぱいを……クニクニしてほしいの……」
 目に涙を浮かべ、消え入りそうな声で言った。
118:
 ニセ提督は明石が建造した提督のクローンだった。
 建造後、工廠から逃亡し巻雲を頼ったのである。
 なお髪が伸びていたのは、数日で強制的に赤子から大人に成長させたためであった。
 翌日、指令室に明石が呼び出された。雑用の巻雲もいる。
 「明石……なぜこのようなことを?」
 「科学の発展のためです」
 「……本当は?」
 「わたし専用の提督が欲しかったんです……」
 「うぐっ……」
 「人間のクローンは禁止されている。これが明るみに出れば、この鎮守府が吹っ飛ぶよ」
 「申し訳ございません……」
 「やってしまったことは仕方がない。で、クローンをどうするかだが……その前に……なぜクローンが僕の記憶を持っているんだ?」
 「はい! わたしが発明した記憶複製機で、眠っている提督から、記憶をちょいちょいと……」
 「……もういい。で、改めて、クローンをどうするかだが……」
 「はい。提督と近代化改修すればよろしいかと……」
 「ふむ……。解体するのもしのびない。近代化改修なら僕の中で生き続けるし、それでいいだろう」
119:
 明石が退出すると、代わりにクローンが呼び出された。
 
 「……というわけで、お前は僕と近代化改修し、一体になる」
 「ふん、近代化改修か。まあいい。ただし条件がある」
 「なんだ?」
 「巻雲とやらせろ」
 クローンがニタリと笑う。
 
 「駄目だ。巻雲は僕のものだ。お前の好きなようにさせない」
 「ほーーん……巻雲ちゃん、こっちおいで」
 「はい」
 巻雲を呼び寄せるクローン。
 「巻雲ちゃんに良いこと教えてやる。こいつは海軍学校時代、親友に自分のことを『ラインハルト』って呼ばせ……」
 「ストーーーーーーーーップ!!!」
 提督が絶叫した。
 「グッ……ングググ……ハァ……ハァ……」
 胸を押さえて悶え苦しんでいる。
 「待て……話せばわかる……。巻雲以外でなんとかならないか?」
 「ならねえなぁ、へっへっへ」
 ニタニタと笑うクローン。
120:
 「怖いんだろ? 巻雲にとって俺のチンポのほうが気持ちイイからな」
 「なに!?」
 提督の目つきが険しくなった。
 
 「それとな……俺は喰ったぜ? 巻雲のクリスマス・ケーキをな」
 「なん……だと……? 僕が死ぬ気で我慢した……あのケーキを……? 僕だって……僕だって食べたかった……」
 涙目の提督が嫉妬に燃える。
 (司令官様ぁ……)
 巻雲はそれを聞いて、少し心が痛んだ。
 「もしお前に少しでも勇気があるなら……俺と勝負しろ」
 「勝負とは?」
 「どっちが巻雲を気持ち良くさせられるか、ベッドの上で決めるんだよ!」
 「いいだろう! 思い知らせてやる!」
 「はえ? はえ? ふえ?」
 安い挑発に乗って、勝負を受けてしまう提督。うろたえる巻雲。
 過去の黒歴史をえぐられ嫉妬にかられた提督は、もはや正常な判断が出来なくなっていた。
 
 
- 続く -
124:
 勝負当日の日となった。
 定時後、巻雲は提督の部屋を訪れる。
 「こんばんは?」
 「よく来たね」
 「お邪魔します」
 提督が出迎え、そのまま寝室に通された。
 「よぉ、巻雲」
 白いTシャツ、ジーンズというラフな格好のクローン。
 「クローンさん、こんばんは」
 夕雲型の制服を着ている巻雲。
 「こんなヤツに挨拶しなくていいよ」
 白いYシャツ、スラックスの提督。
 「ここにおいで」
 ベッドに座る提督が、となりに手を置いた。
 「はい、よろしくです」
 そこに座る巻雲。
 「まずは僕からだ。勝負の前に、まず僕が巻雲の服を脱がせる」
 クローンはベッドの横のイスにドカッと座った。
 「次に俺が風呂に入れる。だから、さっさと服を脱がせろ」
125:
 提督が巻雲の肩に手を回し、グッと引き寄せた。
 「ひゃわぁ!?」
 
 「巻雲……僕がこの日をどれほど待ち望んでたか、分かるかい?」
 「司令官様がですか?」
 提督が巻雲を抱き寄せる。
 提督の体と密着すると、激しく脈打つ提督の心臓を感じた。
 「こんなにドキドキしてる……まるで童貞のようだね」
 「司令官様……」
 「巻雲を抱きたくて……欲しくて……執務中も、ずっとそのことを考えていた……」
 提督は巻雲の頬を指で愛撫し、優しく唇を重ねた。
 「ふぅ……唇が溶けそうだ」
 「巻雲は……胸がきゅぅっとして……切なくなって……ふにゃふにゃになりました……」
 「もっとふにゃふにゃにしてあげる」
 さらに唇を重ねる。
 「どう?」
 「ふにゃんふにゃん……です……」
126:
 「僕もだ。もっとトロけたい」
 提督の舌が巻雲の唇をなぞり、下唇に吸い付いた。
 「はうぅうう……」
 「もっと巻雲を感じたい……舌を出して」
 巻雲が舌を出すと、提督が舌を絡めてきた。
 「あぁん……っ……んっ……」
 ぴちゃっ……ぴちゃっ……
 淫らな水音が響く。
 舌の粘膜がこすれるたびに、巻雲の脳に快感が走った。
 「舌と舌を絡めると、ますます巻雲が欲しくなる……」
 「ううん……司令官様ぁ……」
 提督が巻雲の髪をかきあげ、耳に口をつける。
 「この耳も……」
 口を首筋に降ろした。
 「この首も僕の物だ」
 「はぁ……んんぅ……そんなキスされると、巻雲……おかしくなっちゃいます……」
127:
 「もっと切ない声が聞きたいな」
 「ああん……」
 提督が巻雲の胸に後ろから手を回し、服の上から五指で胸をじんわりと揉みしだいた。
 「気持ちいいかい?」
 「はい……んんっ!」
 提督が巻雲のうなじを甘噛みする。
 巻雲は下腹部の奥に熱を感じ始めた。
 「はっ……あっ……んっ……はっ……」
 巻雲の呼吸が早くなった。
 「可愛いよ巻雲……もっと気持ちいい場所はどこ?」
 ブラウスとキャミソール越しに、提督は乳首を探し当てた。
 「服の上からわかるほど膨らんでる……指でつまむのと、こねるの、どっちがいい?」
 「それは……どっちも……だめです……」
 提督が指の腹で乳首をこねまわす。
 「あっあああん!」
 巻雲の肩がぴくんとはねた。
128:
 提督は執拗に乳首をこねくりまわした。
 「あっ……あああん……やぁああ……んん……」
 「僕のも膨らんできた。さわってみて……」
 巻雲の手を提督の股間にあてがう。
 「パンパンに膨らんで……熱いです……」
 スラックスの下の陰茎は、痛いほど勃起していた。
 「司令官様のここ……苦しそうです……」
 きごちなく巻雲が提督の股間をさすった。
 「あぁ……気持ちいいよ……ありがとう……」
 提督が巻雲の太ももに手を伸ばす。
 「お礼だよ」
 「ひゃうっ……」
 ストッキング、ショーツ越しに、提督の手が巻雲の割れ目をなぞった。
 「巻雲のここ……熱くなってるね……」
 「やぁ……だめなのです……そこは……」
 割れ目を撫でられると、下腹部の奥から快感のさざ波が湧きたつ。
129:
 「いやらしい巻雲……ここが硬くなってる」
 「ああぁ……そこをクニクニしちゃだめですっ……」
 ストッキングの上から提督が指でクリトリスを愛撫する。
 「腰がピクピク動いてるよ……感じてるね」
 「そんな……んん……ああっ!」
 巻雲は秘裂にぬかるみを感じた。
 「あっ……あっ……もうだめです……司令官様……」
 下半身から熱がせり上がってくる。
 「割れ目もピクピクしてきた。イキそうなの?」
 「あん……はいっ……だめ……もう……だめっ!!!」
130:
 「はい、ストーーーップ」
 クローンがニヤリと笑う。
 「提督は服を脱がせるだけだぜ? 早く脱がせて」
 「わかったよ、リボンを取るよ」
 「はっ……はっ……はっ……はい……」
 肩で息をする巻雲はなんとか返事をした。
 提督は手際よくリボン、ブラウス、スカート、キャミソールを脱がせる。
 「ストッキングとショーツを脱がせるよ」
 「あっ……」
 秘裂から透明な糸が垂れた。
 「ほほう……」
 ニタニタと笑うクローン。
 「ああう……」
 巻雲は耳まで真っ赤になった。
 「感じてくれてたんだね。僕もだよ。前走りでベチョベチョ……」
 と言ってスラックスを脱ぎだす提督。
 「ステイ! お前の見ても誰も得しないから!」
131:
 「じゃあ風呂に行こうぜ」
 「ううぅ……」
 巻雲は断りたかったが、提督と同じ顔で迫られると断りにくい。
 「司令官様……」
 すがるように提督の顔を見たが……。
 「???……!」
 提督はしばらく考えてからハッとした顔をして、何を勘違いしたのか敬礼した。
 「司令官様のばかぁ!!!」
 巻雲は顔をプイッとそむける。
 「クローンさん、行きましょう」
 「へっへっへ」
 クローンは巻雲の手を引いて、風呂場に向かった。
 脱衣室に着くと、クローンは即座に全裸になった。
 「本当に一緒に入るのですか?」
 「そうだぜ?」
 「恥ずかしいです……」
 両手で胸を隠し、内またでモジモジする巻雲。
132:
 「巻雲……」
 かがんで巻雲を抱きしめるクローン。
 「はい……」
 「あいつの手前、恥ずかしいから言わなかったけど……俺もお前を愛してる」
 「クローンさん……」
 「俺が存在していると鎮守府が危ないから、近代化改修の素材になることは仕方ないと思ってる」
 「……」
 「でも最期にお前とイチャイチャしたいんだ」
 「うん……ぐすっ……はい……」
 「ありがとな」
 クローンは巻雲のおでこにキスをした。
 (クローンさん……)
 「じゃあ、楽しもうぜ♪ ぐえっへっへ!」
 満面の笑顔のクローンが勢い良く立ち上がった。
 巻雲の眼前で、バッキバキに勃起した陰茎がビヨヨヨヨ??ンと上下に揺れる。
 (さっき同情して、なんだかとっても損した気分です……)
133:
 巻雲は観念した。
 メガネを外し、自分の髪をクリクリとお団子にして、ヘアクリップでまとめる。
 「メガネをしてない巻雲……髪も上げて……可愛いねぇ」
 「ぐうぅ……ありがとです……」
 二人は浴室に入った。
 「まあ、とりあえず座ってくれや」
 「はい」
 浴室のイスに座る巻雲。
 クローンはシャワーを自分の手にかけ、温度を確かめた。
 「ちょうど良いな。じゃあ流すぜ」
 シャワーで巻雲の体を流し始める。
 「はううぅ……」
 スポンジにボディソープをかけると、スコスコと揉んで泡を立てた。
 「じゃあ洗うからな」
 スポンジで巻雲の体を丹念に洗う。
 「指先?、手?、肩?と」
 優しくスポンジでこすられると、とても心地良い。
 「脇?」
 「あっ……んっ……」
134:
 「首?、お腹?、おへそ?」
 「ふふふっ……くすぐったいです」
 「太もも?、ひざ?、ふくらはぎ?」
 「くうん……」
 クローンが後ろに回った。
 「うなじ?、背中?、腰?、お尻?」
 「はぁうん……」
 「後は……よっと」
 クローンは巻雲を立たせ、自分が椅子に座る。
 「俺の膝の上に座って」
 「ふええぇ……はい……」
 巻雲は背中をクローンに向け、膝の上に座った。
135:
 クローンは両手にスポンジを持ち、後ろから手を回して巻雲の胸を洗い始めた。
 「ぺったんこで……すべすべだな……へへへ」
 「ぺったんこなんて……失礼です……もう……」
 胸をスポンジが滑るたびに、幼い乳房から甘い快感が広がる。
 「ああぁ……くふぅ……」
 「へへっ、可愛い息を吐くじゃないか……気持ち良いのか?」
 「ん……いやっ……そんなことないです……」
 「でも、ここがこんなに尖ってるぜ」
 「んんっ! あっ……だめです……ああん……」
 スポンジでやわやわと両方の乳首をこねると、巻雲から嬌声が漏れだした。
 「可愛いよ巻雲……もっと気持ち良くなろうぜ」
 (なんだかんだ言ってもクローンだから……司令官様と言ってることが似てるかも……)
 「大事なところも洗わねえとな」
 クローンは片手で胸を、もう一方の片手で巻雲の秘所を洗い始めた。
 ぬっちゅ……ぬっちゅ……ぬっちゅ……
 割れ目をスポンジで丁寧に洗われると、ボディソープ以外のヌメりが出てきた。
 「あっ……んっ……あっ……ああっ……」
 下腹部の奥に火がともる。快感の大波が押し寄せてきた。
 「息が激しい……切ない顔してるぜ……」
136:
 クローンは乳首とクリトリスの包皮をスポンジで同時に攻め始めた。
 「ああぁああん……いやぁ……だめっ……」
 ぬちゅ……ぬちゅ……ぬちゅ……
 巻雲の目に涙が浮かび、腰がビクッビクッと震え始めた。
 「これ以上はっ……だめでずっ……イ゙っぢゃいまずっ!」
 「へへっ、じゃあ止めとくか」
137:
 「あと洗うのは……ここだな……よっと」
 巻雲を持ち上げて、対面になるように膝に座らせた。
 「ここは……洗ったのか?」
 クローンは指に泡をたっぷり付けて、手を後ろに回し、ゆっくりと巻雲の肛門に中指を入れ始めた。
 にゅぶぶぶぶ……
 「んんん……んん……はぁ……はぁ……ウォシュレットで念入りに洗って来ました……」
 むず痒い快感が背骨を走る。
 「偉いぞ巻雲……でも奥まで確かめねえとな……」
 指をさらに入れる。
 にゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶ……
 「ああっ……そんな深く……」
 「柔らけえな……もう一本いけるだろ」
 ずにゅにゅにゅにゅにゅ……
 人差し指も入れ、二本の指でぐにぐにとかき回し始めた。
 ぐにゅ……ぐにゅ……
 「うぐんんん……だめです……かき回さないで……ください……」
 ぬちっ……ぬちっ……
 二本の指を広げ、ゆっくりと出し入れすると、たまらなくもどかしい不思議な快感が襲ってきた。
 「ああああっ! ううう……だめ……だめですぅ……」
 切なく喘ぐ巻雲。
138:
 「そんな声を出されると……ますます愛おしくなる」
 クローンがそっと唇を重ねてきた。
 「巻雲……壊れちゃいそうです……」
 「壊れちゃえよ……」
 ちゅっ……ちゅっ……
 クローンが舌を絡めると、巻雲も舌をこすりつけてくる。
 くちゅ……ちゅぷっ……くちゅ……
 恍惚の表情の巻雲。
 クローンは肛門に挿入した指をゆっくり動かし続ける。
 「尻穴がぐねり始めたぜ……」
 巻雲の体が震え始めた。
 「はぁ……はぁ……お尻から……せり上がって来て……もうイキそうですぅ……」
 「なら止めて、体を流すか……」
 クローンは指を抜いて、シャワーで巻雲の全身を流し泡を落とした。
139:
 そそくさと自分の体を洗うクローン。
 「最後に湯船にはいろうぜ」
 二人は湯船に入る。
 クローンが後ろから巻雲を抱きかかえた。
 「いい湯だ」
 「そうですね……」
 クローンがギュッと抱きしめる。
 
 「クローンさん……こうして抱かれると……巻雲、なんだか安心するんです」
 「そうか……やっぱり巻雲は可愛い」
 巻雲のほっぺたをぷにぷにするクローン。
 「巻雲で遊ばないでください!」
 「へへっ、悪りぃな。あんまり可愛くてね」
 「んもーー」
 「じゃあ出るか」
 「はい」
 二人は風呂から上がり、寝室に戻った。
- 続く -
146:
 ベッドに座っている提督と巻雲。ソファーでくつろいでいるクローン。全員全裸だ。
 「では勝負を始める。最初は僕、次にクローンだ。そして巻雲にどちらが気持ち良かったか決めてもらう」
 「はい、司令官様」
 「早く始めろ」
 髪をほどいて、メガネを外す巻雲。
 「巻雲……」
 「司令官様ぁ……」
 唇を重ね、舌を絡める二人。
 ぺちゃ……ぺちゃ……ちゅぷ……
 唇をはなすと光る糸が伝う。
 「はぁ……」
 巻雲の肌がしっとりと汗ばむ。
 「巻雲の汗……どんな味かな……」
 提督が首筋の汗を舐めた。
 「んふっ……はぁ……汗なんて……なめちゃだめですよ……」
 「美味しいよ巻雲……こっちはどう……」
 提督の舌が鎖骨から肩にツツーーっと動く。
147:
 提督がそっと巻雲を寝かせ、覆いかぶさった。
 「僕を狂わせた脇まんこ……舐めたいな……」
 提督が巻雲の手を上げ、脇をじっくりと舐めはじめる。
 「ああん……くすぐったいけど……気持ちいいです……」
 「巻雲の濃い香りがする……」
 「うう……恥ずかしい……」
 くんくんと匂いを嗅ぐ提督。
 「えっちな香り……僕もえっちな気分になったよ……ほら……」
 巻雲の手を陰茎にあてがう。
 「すごい……びくびくしてます……」
 「こっちも汗をかいてるよ……」
 両脇を舐めた後、へそに舌を移動させた。
 「いやっ……そんな……ところ……」
 へそのまわりの汗を味わうように舐める。
 ちゃぷっ……
 へそに舌を入れた。
 「あうっ……」
 くちゃ……くちゃ……くちゃ……
 「おへそは汗がたまるから味が濃いよ……」
 「あああ……やめてください……ほんとに恥ずかしいです……」
148:
 「まるいお腹が愛らしい」
 「はぁ……はぁ……だめです……」
 丸い下腹部を舐められると、体の奥が熱くなってきた。
 「うう……くぅ……」
 両手で太ももの付け根を愛撫する提督。
 「あぁ……ふぅん……うん……」
 太ももがぴくぴくと震える。
 「もっと巻雲を味わいたい……」
 「ふぇ……」
 巻雲をうつ伏せにすると、うなじに強く吸いついた。
 「跡がついちゃいますぅ……」
 「かまわない……巻雲は僕のものだから」
 そして肩甲骨、背骨と舐め続ける。
 巻雲の体をぞくぞくっとした快感が走った。
 腰の皮膚の薄い場所をひとしきりなめると、名残惜しそうに舌を離す。
149:
 「脚を開いて……」
 提督は巻雲の脚を開くと、白い尻を割り広げた。
 「やらしいお尻の穴も丸見えだよ……」
 「あぅぅ……見ないで下さい……」
 ちゃぷっ……
 「司令官様っ! そんなところ舐めたら……汚いです……止めてください……」
 提督が薄い褐色の肛門に舌を這わす。
 ちゃぷっ……ちゃぷっ……
 わざと音をたてて舐める提督。
 肛門の周辺は神経が密集していて感じやすい。その神経を舌で刺激され、甘くもどかしい快感が背骨を突き抜ける。
 「うっ……はぁ……だめ……巻雲のお尻の穴なんて……汚い……だめ……」
 強い快感に耐えながら涙目でうったえるが、全く提督は聞こうとしない。
 「汚くないよ。ちゃんと洗ってあるみたいだし。それに……気持ちいいんでしょ? ね?」
 「気持ちいい……なんて……ちがっ……いやっ……」
 「でも……巻雲のいやらしいおまんこが涎を垂らしてるよ」
 「ああん……ちがうんです……」
 「ひくひくしてるし……なにがちがうの……」
 「うっ……うっ……」
 快感に占拠され呻くだけで精一杯の巻雲。
150:
 
 提督は巻雲を仰向けにすると、上に覆いかぶさった。
 「巻雲……僕もう我慢ができない……これを入れていい?」
 また巻雲の手を陰茎にあてがう。
 陰茎の静脈がさっきよりも盛り上がっていた。亀頭もパンパンに膨れている。
 「ひっ……だめ……こんなの入れたら……気持ち良くなりすぎて……怖いですぅ……」
 「怖くないよ……気持ち良くなろうよ……」
 ずにっ
 「あ゙あ゙っ!!!」
 着替えや風呂場でイジられ、焦らしに焦らされた巻雲は、挿入されただけで軽くイってしまった。
 「すごいよ巻雲……こんなにキュウキュウ締め付けて……」
 「あ゙っ……あ゙っ……」
 「動くよ……」
 「だめっ!!! だめでずっ!!!」
 ずにっ……ずにっ……ずにっ……
 陰茎を出し入れするたびに、小陰唇が巻き込まれ、盛り上がった静脈に膣口を刺激され、下腹部から強烈な快感がせり上がる。
 「あ゙あ゙っ……ん゙ん゙っ……ゔゔん……」
 快感のあまりの強さに、巻雲は背中をしならせ、腹筋をうねらせ、身を悶えさせた。
 「巻雲……気持ち良いんだね……僕も気持ちいい……」
 「はっ……はっ……司令官様ぁ……巻雲も、ぎもちいいでずぅ……」
 (司令官様が巻雲の中に入ってきて……一つになって……うれしい……)
151:
 「巻雲……腰が震えている……イキそうなの?」
 「はいっ……いきぞうでずっ!」
 提督はずるっと陰茎を抜いた。
 「司令官様?」
 提督は枕を持ってくると、巻雲の腰の下に入れる。
 「脚を開いて……入れるよ……」
 ずにっ……
 「はぁああん……」
 腰が上がることによって、陰茎が膣穴に対して真正面から突くようになり、より深くまで届くようになった。
 ずにっ……ずにっ……ずにっ……
 挿入するたびに反り返った亀頭が腹側のGスポットを強くこすりあげる。
 「ひっ……はっ……はっ……ひっ……」
 巻雲の息が激しくなった。顔、胸にじんわり汗が浮かぶ。
 「巻雲のえっちなひだが……絡みついて……腰が溶けそうなほど気持ちいい……」
 「はっ……はっ……ぎもぢいいでず……ドロドロにとけりゅ……」
 ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ……
 「えっちな音がするよ……おまんこが喜んでる……」
 「いやぁ……あ゙っ……あ゙っ……あ゙っ……」
152:
 巻雲の腰がガクガクしだした。
 「締め付けがきつい……ちんぽを離したくないって……」
 「いぐっ……いぐっ……いぎまずっ……」
 
 提督が腰の動きをめる。
 
 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ……
 「巻雲……愛してる……いいよ……気持ち良くなって……イっていいよ……」
 「司令官ざまっ! あ゙っ……お先に……あ゙っ……ごべんなざいっ! あ゙あ゙あ゙あ゙っあ゙あ゙!!!」
 腰がビクンッと痙攣し、膣が何度も何度も強烈に陰茎を締め付けた。そのたびに激しい快感が下腹部で炸裂し、全身を駆け巡る。
 巻雲のまぶたの裏に閃光がきらめいた。
 「んん……ふぅうう……」
 提督も体を震わし、巻雲の中に精を吐き出す。
 「僕の巻雲……可愛いよ……」
 提督は陰茎を抜き、仰向けの巻雲にキスをした。
 「司令官様ぁ……」
 そこに影がかかる。クローンが近くに来ていた。
 「提督は早くどきな。次は俺だぜ」
 
154:
 提督と入れ替わりにクローンがベッドの上に座った。
 「巻雲、これかけてくれねえか?」
 クローンがメガネを巻雲に渡す。
 「はい」
 仰向けのままメガネをかける巻雲。
 クローンがひざ立ちのまま、巻雲の顔に近づく。
 どぴゅっ……どぷっ……ぷぴゅっ……
 「ひゃわぁあああ!!!」
 「メガネにぶっかけ、最高だな!」
 巻雲のメガネと顔に、こってりと精液がかけられた。
 やりきった顔のクローン。
 
 「悪ぃ、悪ぃ。お前らのおセックスを見てたら、たまんなくなってシゴいてた。悪気はないから許してくれや」
 「うぇ??、前が見えないですぅ」
 ウェットティッシュで必死に顔とメガネを拭く巻雲。
 「一回出して、ちんぽがしおれちまった。巻雲、口でたたせてくれよ」
 クローンは仰向けに大の字で寝ころんだ。
155:
 「もう……」
 巻雲が69の体勢で、クローンの陰茎を両手でつかむ。
 ちろちろと裏筋に舌を這わす巻雲。
 陰茎がびくっと反応した。
 「ああ……いいぜ……」 
 裏筋と亀頭の境を丁寧になめると、鈴口から透明な液が出てくる。
 「くっ……淫乱なガキだな……どこでこんな舌使いを……」  
 とろんとした目つきの巻雲は、膨らんできた亀頭をあむっとくわえ、鈴口に舌を入れ、ちぷちぷと動かした。
 じゅぷ……ちゅぷっ……
 「ああっ……どすけべな舌だな……まんこも肛門もまる出しで、よく頑張る……」
 愛液、精液でテラテラ光る巻雲の秘所と肛門を、うっとりと見るクローン。
 巻雲は亀頭をくわえたまま、口全体で陰茎をつつみ、顔を上下させる。
 じゅっぽ……じゅっぽ……
 「ううっ……ちんぽにねっとり絡み付いてきやがる……」
 陰茎が熱をもち、静脈が隆起し、亀頭が膨らんできた。
 「ぷぁ……。巻雲のお口、気持ちいいですかぁ……?」
 「ああ……元気になったぜ」
 口から陰茎を出し、手のひらで亀頭をなでさする巻雲。
 「ふふっ、おちんちんがびくびくしてますぅ」 
 
 「いやらしい雌ガキだな、お仕置きしてやるよ」
156:
 クローンはガバッと上体を上げ、巻雲の腰を引き寄せる。
 「はぅっ!?」
 巻雲を四つんばいにさせると、ひざ立ちになり、後ろから一気に貫いた。
 「あああんっ!」
 「へへっ、いい眺めだ。背中と尻がよく見える。まんこのひだが、めくれてるぜ?」
 ずっぷ……ずっぷ……ずっぷ……
 「うっ……ふっ……あっ……んっ……」
 「もう締め付けてきやがる……感じてんのか? ああ?」
 「んっ……ちがう……いやっ……あんっ……」
 
 腰を早めるクローン。
 ずっぷ、ずっぷ、ずっぷ……
 「あああんっ……あっ、あっ、んっ……」
 「よくもまあ、こんな小さい子供まんこで、俺の大人ちんぽをくわえこめるな」
 「ああっ……そんなこと……」
 「司令官様のちんぽを入れたくて広げたんだろ? この淫乱のチビッコが」
 「ああ……うう……」
 「毎日、司令官様のちんぽを思いながら、まんこに魚雷とか入れてオナってたんだろ?」
 「いやっ……だめっ……」
157:
 じゅぴっ、じゅぴっ、じゅぴっ……
 膣から愛液が溢れ出し、淫猥な水音をたてる。
 「まんこからやらしい音がしてきたぜ。ののしられて感じるとか、とんだ駆逐艦だな」
 「ちがうっ……ちがうのっ……」
 淫乱と言われ恥ずかしく思うほど興奮が高まり、快感の炎を煽り立てた。
 「このド変態が……お前の頑張りを、司令官様に見てもらえ」
 「うえ?」
 クローンは巻雲の体を抱き上げると、提督に向かってベッドのふちに座った。
 ひざの上に巻雲をのせ、脚を開かせる。背面座位の体勢だ。
 「あああぁ……司令官様……見ないで下さい……」
 「司令官様ぁ? 俺と巻雲がつながってるところが見えるだろ?」
 「くっ……見せるな、そんなもの……」
 「ひでぇなあ。お前のちんぽを入れたくて、頑張ってまんこを広げたんだぜ?」
158:
 クローンが巻雲の腰に手をあて、前後に揺さぶる。
 「あ゙っ……あ゙っ……あ゙っ……」
 ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ……
 深くささった陰茎の先が、子宮口をグリグリと刺激する。
 下半身から快感が、とめどなくせり上がってきた。
 「あああ……なんてキツさだ……ちぎれそうだぜ……」
 「いいいい、いきます……いっぢゃいまず……」
 
 巻雲の下半身が激しく震えだした。
 
 「自分から腰を振ってんのか……救いがたいガキだな」
 「そうじゃない……んんっ……勝手に……ああっ……」
 「いいから、分かってるから、どすけべだって」
 「ちがっ……ああっ……」
 「言ってやれ、司令官様に。自分は司令官様のちんぽを入れたくてまんこを広げたって」
 「うっ……巻雲は……司令官様のちんぽを……入れたくて……おまんこを……広げました……」
 「毎日、司令官様でオナってたいけない駆逐艦だって」
 「巻雲は……司令官様で……自分を慰めてた……いけない駆逐艦です……」
 「自分は司令官様のオナホールですって」
 「巻雲は……司令官様のオナホールです……」
 
159:
 「やめろっ!」
 わなわなと震える提督。
 「へへっ、バッキバキに勃起させながら言っても説得力がねぇなあ?」
 「ぐっ……」
 「あ? あれか? 寝取られて興奮してんのか? おんなじ記憶を持ってんのに、お前はゆがんで育ってんな、おい」
 「司令官様ぁ……」
 「ド変態同士、お似合いだよ、お前ら」
 ますます腰を早めるクローン。
 
 ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ……
 「あ゙あ゙あ゙あ゙っ……はげしいっ……だめですっ……」
 
 「自分のイクところを見られて興奮するど変態駆逐艦です。どうか見てくださいって、アヘ顔ダブルピースで言うんだよ」
 「いやっ……そんな……いやです……」
 「言うんだ、巻雲」
 提督と同じ顔、同じ声で言われると断れない。
 巻雲はとろけたアヘ顔でダブルピースをした。
 「ああう……巻雲は……イクところを見られて興奮する……ど変態駆逐艦です……どうか見てください……」
160:
 
 「へへっ、よく言った。褒美をやるよ」
 腰を動かしながら、指で乳首とクリトリスを刺激し始めた。
 ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ……
 子宮への刺激に加え、乳首を指でこねられ、クリトリスをこすられ、快感が臨界点を超え爆発する。
 「い゙ぐっ……いぎまずぅうううう!!!」
 頭の中が真っ白になり、膣が収縮するたびに強い快感が脳を襲った。
 「ふっ……ふぅ……」
 
 陰茎が強く痙攣し、精液を吹き上げる。
 結合部から、精液がだらりと漏れた。
 ぐったりとベッドに突っ伏す巻雲に、提督がミネラル・ウォーターを持ってきた。
 「これを飲むといい」
 「ふぁい……」
 こくこくと飲む巻雲。
 「はぁ……落ち着きました」
 「で、どっちが気持ちよかった?」
 提督、クローンが同時に聞いた。
- 続く - 
164:
 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ!!!
 「ああああああ! ああああ!」
 
 提督は腰の動きをますます早めた。
 子宮への刺激によって、下半身が熱くなり、熱が全身に伝わる。
 巻雲は強い快感に包まれた。 
 「ああっ……怖いですっ! 巻雲がっ……どっか行っちゃいそうです!!!」
 (体の芯がフワフワする……飛んでいるみたい……)
 巻雲の全身がぴくぴく痙攣しだした。
 「イグッ! いぎまずっ! 巻雲、いぎまずぅうううう!!!!」
 ギュっと歯を食いしばり、目を閉じ、脇をしめ、手を握りしめる。
 陰茎がビクンビクンと震えだす。亀頭がパンパンに膨れ上がった。
 巻雲の幼い雌穴は、一層陰茎を締め付け、うねりだす。 
 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ーーーー!!! あ゙っ……あ゙っ……」
 
 巻雲は激しく体を震わせ、絶頂に達した。
 「グッ……!」 
 提督の陰茎も、ビクンビクンと巻雲の中に精液を吐き出す。
 ずるるるん、と陰茎を引き抜くと、精液が膣穴から流れ出た。
166:
 「それがぁ??どちらも気持ち良くて……わかりましぇん……」
 
 巻雲が申し訳なさそうに言う。
 「はぁ??。腰振るのに夢中だったか、このどすけべ駆逐艦」
 「ちがいますぅ!」
 「延長戦か」
 「ひゃわっ!」
 それから提督、クローンが交互に巻雲を絶頂させ続けた。しかし、何度やっても結着がつかない。
 ベッドの上でぐったり横たわる巻雲とクローン。ソファーの提督。
 「はぁ……はぁ……どっちだ? このクソビッチ……」
 「はぁ……はぁ……わ……わかりましぇん……」
 「ああああ……うううう……もう一回戦だよ……」
 
 「はぁ……はぁ……しゅみましぇん……」
 
 「わざとやってんじゃないのか? ああ?」
 「ち、ちがいましゅ……もう限界でしゅ……これ以上イッたら、死んじゃいましゅ……」
167:
 「やり方に問題があるのか……そうだ、交互だから比較できないんだ。同時ならどうだ?」
 「あ? 同時ってなんだ?」
 「前後の穴に同時に入れるんだ。そうすれば比べやすいはずだ!」
 「それだ!」
 「はえ?」
 「僕は前の穴だ」
 「へへっ、じゃあ俺は後ろな。前は疲れて感度が落ちてるから、こっちが有利だろ」
 「え? ええ?」
 提督がベッドで仰向けに寝た。
 「巻雲、僕の上に跨って……」
 既に数回吐精をしてなお勃起する陰茎。それに跨る巻雲。
 ずぶっずぶぶぶぶ……
 「ああぁああ……深いですぅ……」
 陰茎が膣壁を押し分けて侵入すると下腹部から快感が湧き上がる。
 「そして抱き着いて……」
 巻雲の上半身を胸元に抱き寄せると、尻が突き出される格好となった。
168:
 「ローションをたっぷり塗って、へへっ、尻穴いただきます」
 大量のローションを肛門と陰茎にかけると、亀頭を押し付ける。
 「そんな大きいの……入らないです……」
 「あのローソクを入れたんだろ、余裕余裕。ほら入ってくぜ」
 日頃の拡張の成果がでた。大ぶりの亀頭をにゅるりと受け入れる肛門。
 「うっうううう……お腹が……いっぱいですぅ……」
 「俺のちんぽを美味そうに食いやがった。とんでもねえ淫乱雌ガキだな」
 「あぅ……そんな……ちがいます……」
 「肛門を絞めるな。うんこを出すようにイキむんだよ、わかったか」
 「ふぇえええ……」
 「ああ、いいじゃねえか。そうだ、そういう感じだ」
 「動くぜ……」
 ずにゅ……ずにゅ……ずにゅ……
 がさつな言葉使いとは違い、まろやかな腰使いのクローン。
 腸壁を傷つけないよう優しく陰茎で気持ちの良い場所を刺激する。
 「ひぃ……うん……ああ……」
 甘く切ない疼きが肛門から広がる。下腹部から熱い快感が押し寄せてきた。
 「ガキのくせに尻穴で感じやがって。どんな教育してんだよ、ったく。上司の顔が見てえよ」
 「僕が上司だが……」
 「うるせえ、知ってるよ」
169:
 「僕も動くよ」
 「だめ……だめです……こんなときに動かれたら……気持ち良すぎて……」
 肛門の強い快感に襲われているのに、膣の快感にまで攻められたらどうなるか。巻雲は恐怖した。
 「大丈夫……安心して気持ち良くなって……イっていいんだよ……」
 「そんな……あがっ……!?」
 じゅぷっ……じゅぷっ……
 提督が陰茎の出し入れを始める。
 陰茎が深く突き刺さり、膣壁をこすり子宮口を刺激すると、ずしっとした甘い衝撃が背中を走った。
 「あぁああああ……だめ……いいっ……ううっ……いやっ……」
 
 肛門と膣を攻めたてられ、どんどん高みに追い詰められる巻雲。
 鼓動が早鐘のように早くなる。
 ずにゅ……ずにゅ……ずにゅ……
 「くっ、直腸の壁が吸い付いてきやがる。お前も感じてんのか? 俺のちんぽでイきやがれ」
 じゅぷっ……じゅぷっ……
 「愛液と精液でずるずるして……気持良いよ……巻雲も気持ちよくなって」
 二人は出し入れのペースを上げた。
170:
 薄暗い提督の寝室、巻雲の嬌声が響く。
 「……あっ……あっ……んっ……」
 小さい白い尻に太い陰茎が二本。まるで別の生き物のように穴に出入りしていた。
 ぐちゅっ ぐちゅっ ぐちゅっ
 「はぁああん……はぁっ……はぁっ……」
 ずにゅ ずにゅ ぐにゅ 
 「んぎっ……ぐうっ……んんっ……」
 もう何度絶頂を迎えたか分からない巻雲は、歯を食いしばり、よだれと涙を垂れ流しながら、快感に身をよじっていた。
 「この淫乱雌ガキ……まだイかねえのか……」
 クローンが腰の度を上げる。
 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……
 「もう……何度も……い゙っでまず……い゙っでまずぅ! あっ……あ゙っあ゙っあ゙あ゙!!!」
 巻雲の腰がピクピクし始め、呼吸が早くなった。
 「巻雲……もうすぐイクのかい……?」
 提督も腰をめる。
 「あ゙あ゙あ゙あ゙……も゙ゔ、イギだくないでずっ!!! イ゙ヤ゙っ!!!」
 ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぶぢゅっ……
 幼い膣が陰茎に突かれるたびに、愛液と精液の混合液を噴き出し、泡を立てた。
171:
 巻雲の腰がガクガクしだした。
 「あ゙っ! あ゙っ! あ゙っ! だめ゙でず!!! だめ゙っ! ま゙だっ! いぐっ!」
 小さい手が、ギューーーッとシーツを掴む。
 「いぐっ! いやっ! いぐっ! い゙ぐゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」
 
 獣のような絶叫とともに、巻雲の下腹部で快感が爆発した。
 快感の衝撃が背中を走り脳髄を襲う。頭の中で閃光が炸裂し、意識が吹っ飛びそうになった。
 「あっ……あっ……あっ……あっ……あっ……」
 男2人にサンドイッチされたまま、強すぎる快感に痺れて放心する巻雲。
 「で、どっちが気持ち良かったんだ?」
 「ふえ……?」
 「ケツ穴だろ?」
 「おまんこだよね?」
 「わ……わかりまふぇん……どっちもでしゅ……」
 
 「じゃあもう一回だな……」
 「可哀そうな巻雲……もう一回だよ」
 「場所、入れ替えようぜ」
 「司令官様ぁ……しょんなぁ……」
 嘘をつけないほど、巻雲は快感によって意識を飛ばされていた。
 メガネの奥のドロリと濁った眼が、ただ虚空を見つめている。
172:
 「クローン、肛門に入れたなら、ちんぽを洗ってこい。そしてアルコールかけとけ」
 「へえへえ」
 
 風呂場に行くクローン。
 ベッドの上で放心している巻雲をなで、頬に口づけする提督。
 「巻雲……僕はもう君に夢中だよ……」
 「司令官さまぁ……」
 クローンが戻ってきて、アルコールスプレーを陰茎にかけた。
 「これで新品同然にキレイになったぜ」
 「ああ……うう……」
 目の焦点があってない巻雲。
 「頭がアレでもまんこが無事なら勝負は続けられんだろ」
 「お前……」
 クローンはベッドに仰向けに寝ると、うつ伏せの巻雲を体に乗せた。
 「巻雲ちゃんが大好きな、おちんぽちゃんですよ?」
 自分の陰茎を手でつかみ、亀頭を巻雲の膣穴にあてがう。愛液で亀頭をびしょびしょにすると、ぬるぬると割れ目にこすりつけた。
173:
 「あっ……あっ……」
 「うーん、今一だな。こっちはどうだ?」
 ぐにぐにと亀頭をクリトリスにこすりつける。
 「あ゙あ゙あ゙っあ゙あ゙っ!」
 「ク、クリトリス、薬効ありぃいいいい!!!」
 「お前、最低だな……」
 「ゲッヘッヘ! お前のクローンだからな」
 「じゃあ入れるぜ」
 ずにににに……
 「あぅ……司令官しゃまぁ……」
 「俺は司令官様じゃないっつの」
 「僕も入れるよ」
 むにゅにゅにゅにゅ……
 一回陰茎を受け入れた肛門は、素直に提督の亀頭を飲み込んだ。
 「ふぁ……司令官しゃまぁ……」
174:
 二人とも、そろりそろりと腰を動かす。
 「あっ♪ んっ♪ あああん♪」
 嬌声をあげる巻雲。
 膣、肛門がみっしりと満たされ、じんわりとした快感に酔いしれた。
 「どっちが提督かもわかんなくなってんのに、しっかり感じてやがるとは……」
 「肛門の中、暖かくて……柔らかくて……ちんぽが蕩けそうだよ」
 「ガキまんこも、ぐにゅぐにゅと絞ってきやがる……」
 「司令官しゃまぁ……巻雲はしあわせでしゅ……おまんことお尻と……おちんぽで……司令官しゃまとつながって……
 もっと……もっと……深く……巻雲の中に……恥ずかしいところ……こすりあわせて……感じて……
 もっと……ひとつになりたい……ずっと……いっしょに……きもちよくなりたい……」
 それを聞いた提督とクローンはブルッと震えた。陰茎と亀頭が膨れ上がる。
 「もういいや。俺の負けで」
 「ふん。やっと負けを認めたのか」
 「お前に負けたんじゃねえよ。巻雲に負けたんだよ」
 「どういうことだ」
 「俺がどれだけ気持ち良くさせても、司令官様としか言わねえし。お前らバカップル、幸せになれ、クソッタレ」
 「素直じゃないね」
 「お前のクローンだからな」
 「その返し止めろ。イラッとする」
 「げへへっ」
175:
 「巻雲、愛してるぜ。もっと気持ち良くなろうぜ」
 「巻雲、愛してる。もっと気持ち良くなろうよ」
 腰をめる二人。
 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……
 ぢゅぶっぢゅぶっぶぢゅっ……
 「あ゙あ゙あ゙っ……ひぐっ……ぐすっ……ぎぼち……ぎぼちいいでずぅ……」
 あまりの快感に、涙とよだれでぐちゃぐちゃに泣きよがる巻雲。
 「巻雲、また体がびくびくしてきた。気持ちいいの?」
 「ぎぼちっ……い゙い゙っ……でずっ!」
 「僕も腰が抜けそうなほど気持ちいいよ……」
 「ちんぽが……ひきつるっ……やべぇ……まじ気持ちいい」
176:
 「司令官しゃまぁ……いぐっ……いぎまずっ……巻雲っ……いっぢゃいまずっ……!」
 「いいぜ……気持ち良くなっていいんだぜ……」
 「あ゙い゙っ……司令官しゃま……夕雲姉しゃん……いぎまずぅううう!!!」
 巻雲の頭の中は、強い照明に照らされたように真っ白になる。
 今までにないほど苛烈な快感が怒涛のようにせり上がり、絶頂を迎えた。
 何度も何度も膣が収縮し、陰茎を絞る。そのたびに快感の津波が全身を駆け巡り、幸福感で包み込んだ。
 巻雲の絶頂を確認すると、二人は奥に熱い精を放つ。
 下腹部が熱いもので満たされると、幸福感がより強まった。
 「司令官しゃまの暖かいものが……巻雲のなかに……うれしいでしゅ……」
 快感と幸福感の絶頂の中、巻雲は意識を失った。
177:
 巻雲が目を覚ますと朝になっていた。
 「目が覚めたかい」
 「司令官様……」
 提督が話しかけてきた。
 「もう朝……今日はクローンさんと近代化改修の日ですね」
 「それなんだけど……」
 実は巻雲は丸々一日半寝ていて、今は翌々日だという。
 「はわわわ……」
 「で、クローンは逃げた……」
 「え?」
 「そして手錠をしたまま大荒れの海に飛び込んだ。だからもう多分生きていない……」
 「そうですか……クローンさん……」
178:
 「ところで……僕はまた巻雲にひどいことをしてしまった……本当にすまない……」
 「もう……巻雲、死んじゃうかと思いました……」
 「お詫びに、また横浜の遊園地に行かないか?」
 「……司令官様は、昔、自分の自転車に『ブリュンヒルト』って名付けてたって、クローンさんがお風呂で言ってました……」
 「ぐはっ……わ、わかった……今度はネズミーランドにしよう……」
 「……親友の後輩のことを『キルヒアイス』って呼んでたって……」
 「あぐっ……そうだ……前泊入りしよう……ネズミーシーホテルだ」
 「ありがとうございます、司令官様!」
 にっこりと笑う巻雲。
 なおネズミーシーホテルで巻雲はクリスマス・ケーキを食べさせてあげたそうな。
 その後、提督と巻雲はケッコンカッコカリをした。
 「今はカッコカリだけど……いずれ本当に結婚しよう。そして子供を作ろうよ。
 まだ人間と艦娘の間には子供は作れないけど、技術が発展すれば出来るようになるさ」
 「はい、司令官様」
179:
 一方クローンは、ちゃっかり深海提督になっていた。
 「司令官様、資材の報告は以上です」
 「ありがとうタ級。へへっ、あいかわらず人間の言葉が上手いねえ」
 「お褒め頂いて光栄ですわ」
 「まさか、鎮守府の近くのキャバクラにタ級が勤めていて、その上、大本営も知らない俺の存在を知ってるとは思わなかったぜ」
 「ふふっ、男の嫉妬はコワイんですよ。提督は艦娘を独り占めしてますから……」
 「ちげえねぇ。まあ、それがきっかけで俺がスカウトされたわけだから、嫉妬さまさまだな」
 「司令官様が来て……人間を襲うこともなくなりましたね」
 「まあな。俺が戦艦水鬼ちゃん達に女の喜びを教えて、欲求不満を解消したからな」
 「私も……うふふ……今晩、空いてますよ」
 「いいぜ、げへへへ」
181:
 「イキュキュー!(司令官様、お茶をお持ちしました!)」
 「イ級、ありがとよ」
 「イ級ちゃん、頭にお茶を乗せて器用に運びますね」
 「イキュン!(お役立ちです!)」
 「へへっ、こいつは俺のスィート・ハニーでね」
 「まぁ……」
 結局、三人とも幸せに暮らしたそうな。めでたし、めでたし。
 - 完 -
「ふぅ…………」
巻雲はうっとりした顔で、小説を読み終えた。
「にしし! どう? 濡れた? イった? 受精した?」
「まずは……トイレ……」
ウサギのポーチを持って、そそくさとトイレに入る巻雲。
182:
「ふぅ……」
トイレから出ると、キラ付けが完了していた。
その手にはファブリーズがある。
(さすが巻雲……出来ているねぇ)
「秋雲、ありがとう……満足したです」
「にしし! そりゃあ良かった。秋雲さん、頑張ったかいがあったよ」
にんまりと笑う秋雲。
「じゃあ……こっちの仕事を手伝ってもらおうかねぇ? 行きはよいよい、帰りはなんとやらだよ?」
秋雲が書きかけの原稿を巻雲に渡した。
「これを音読してほしいなぁ」
「う、うん……」
183:
「提督機関車。
司令官様と一緒に入った演習場がガチムチ系提督達の発展場だったんです。
みんな座り位置が近いし、立ち上がってやらしい動きで腰を振ってる人もいました。
俺びっくりしちゃって司令官様の顔を見たら、司令官様、ニヤニヤしてました。何か偶然じゃなくて知ってたっぽい。
見たら、司令官様の腰のタオルがもっこり盛り上がっていてまた驚きました。
『巻雲くんも脱ごうよ』って言われて、嫌がってるのに無理矢理腰のタオルをひん剥かれたら他の提督達に拍手されました。恥ずかしかったです。
緊張気味に端っこの席で座っていたら、どうも提督達の様子がおかしい。みんな次々と立ち上がって一列に並んでる。しかもマラはビンビン。
何するのかなって思ったら、先頭の提督の『オッス!』の掛け声で一斉に連結してました。
よく見たらいつの間に立ち上がったのか司令官様も繋がってました。
『オッス! オッス! オッス! オッス!』
暴走機関車のような提督達の咆哮。
『巻雲くん! 君も!』
司令官様の声と同時に隣にいた提督に腕を掴まれて、最後尾に連れて行かれて俺も連結しました。
最後尾の提督のケツの締まりが固くて固くてマラが折れるんじゃないかと思いました。
束の間、俺も後ろから超太いのぶち込まれて思わず声をあげてしまいました。
『阿! 阿!』
激しい腰の振りで大盛り上がりの提督機関車。楽しかったです。
また司令官様と一緒に行こうと思います……」
「こりは一体……」
唖然とする巻雲。
「巻雲が主人公のロマンス小説を書いたら、ショタホモに目覚めてねぇ……。
巻雲君が主人公の小説を、たーーくさん書いたから、全部音読してもらうよぉ?」
「はわわわわ……」
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