花丸「aqours herose」back

花丸「aqours herose」


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花丸「喧嘩とポッキー」
http://itest.2ch.net/karma/test/read.cgi/lovelive/1478955114
前作です。りこまる
2:
花丸(いつの日からだっただろう?この世界に陽が昇ってる時間が三時間くらいになっちゃったのは)
花丸(平凡なお寺で生まれ育って学校を出て結婚して)
花丸(そこまでは普通だったはずなのに)
花丸(だんだん陽の時間が短くなって)
花丸(今は夜の時間が長い方が普通になっちゃった)
梨子「花丸ちゃん?どうかしたの?」
花丸「ううん、なんでもないよ」
花丸(この人は梨子ちゃん、マルが結婚した人)
3:
梨子「そう?なんか考え込んでるみたいだったから」
花丸「ただ、いつからだったかなって」
花丸「陽の時間が短くなったの」
梨子「……考えても仕方ないよ、さぁ今日も頑張ろう」
花丸「うん」
「ごめん下さーい!」
梨子「あれ?誰だろう」
花丸(今日は誰かくる予定はなかったはずだけど…)
花丸(梨子ちゃんと一緒に玄関へ向かう)
4:
梨子「えっと、あなた方は?」
花丸(玄関に行くと二人の女性)
花丸(一人はグレーのかかった髪に青い目)
花丸(もう一人は金髪金眼…多分外国人)
「突然ごめんなさい、私はある事情で旅をしている曜っていいます」
花丸(グレーの髪の子が答える)
曜「そしてこっちが」
「同じく旅してる、鞠莉よ、気軽にマリーって呼んで頂戴」
花丸(金髪の子が答える)
5:
梨子「このご時世に旅ってすごいですね」
花丸「それで何かご用ですか?」
曜「実はお話がありまして…」
花丸「はぁ、立ち話もなんですし上って下さい」
曜「ありがとうございます」
鞠莉「お邪魔しまーす」
6:
ー居間
梨子「粗茶ですがどうぞ」
曜「あっお構いなく」
花丸「それで、話しというのは?」
曜「それが少し長くなるんですけど…」
りこまる「?」
鞠莉「このWorldの陽の出が極端に短くなってるのは分かってるわね?」
梨子「ええ」
曜「それで、私達と世界を救って欲しいんだ」
7:
梨子「……はい?」
鞠莉「私達が旅してる理由なのだけど、ある人物のお告げでね」
鞠莉「私と曜、そして貴女達二人で世界を救うという使命があるらしいの」
花丸「梨子ちゃん、頭によく効く漢方薬二つ持ってきて」
梨子「うん、すぐ良くなりますからね?」
曜「いやいやいや、本当なんだって!」
花丸「そんな話し信じる人はいないずら」
曜「そうなんだけど……鞠莉ちゃん」
鞠莉「OK」
花丸(鞠莉さんが懐ろから短剣を取り出して)
鞠莉「はっ!」
曜「ッ!」
花丸(曜さんの腕を斬りつけた)
8:
梨子「なっ何やってるんですか!?」
梨子「今、手当を」
曜「だっ大丈夫、見てて」
鞠莉「……」ぶつぶつ
花丸(何かを呟いた瞬間曜さんの傷口が塞がっていく)
梨子「えっ?う、嘘…」
曜「これで信じてくれるかな?」
鞠莉「私ヒーラーの能力があるみたいなのよ」
曜「私は特に何もないんだけど、力だけはあるんだ」
花丸(そう言って腰に下げてる剣を持ち上げる)
9:
曜「……さてと、私達と来てくれるかな?」
梨子「待って下さい、仮に本当だったとしても私達には何の力もないわ」
鞠莉「それは、これから分かるとしか言えないわ」
花丸「どういうこと?」
鞠莉「さっき言ったでしょ?ある人物のお告げでここに来たって」
曜「その人に会えばわかるよ」
鞠莉「answerを聞いていいかしら?」
梨子「……」
花丸「……行く」
10:
梨子「花丸ちゃん?」
花丸「良く分かんないけどマル達に出来る事があるならやりたいずら」
花丸「それに」
梨子「それに?」
花丸「あったかい日の元を梨子ちゃんと歩きたい」
花丸「だから…」
梨子「行こっか」
花丸「いいの?」
梨子「うん、私も花丸ちゃんと一緒に暖かい日差しの中をゆっくりお散歩したいもの」
11:
鞠莉「決まりね」
曜「よし、じゃあ早行こうか!」
曜「私達の事は好きに呼んでね、私達も好きに呼ぶから」
梨子「ええ」
花丸「うん」
鞠莉「一旦、お告げの祠に戻りましょう」
花丸「あっ」
曜「どうしたの?」
花丸「ちょっと、外の倉庫に行っていいかな?」
12:
曜「いいけど」
梨子「まさか、あれ?」
花丸「うん」
ようまり「?」
花丸(昔、おじいちゃんに渡された物があった)
花丸(遺言でいざという時に箱を開けて使えとだけ言われた物)
曜「何これ」
鞠莉「中に何が入ってるの?」
花丸「さぁ…マルも開けるの初めてだから」
花丸(頑丈に縛られた紐を解いて中を開けると細長い何か)
13:
花丸「……なんだろうこれ」
梨子「さっさぁ?」
曜「ちょっそっそれって!」
鞠莉「なんでそんな物がここに…」
梨子「なんだか知ってるの?」
曜「当たり前だよ!」
花丸「いいから早く言うずら」
ようまり「聖剣のっぽパン!!!」
りこまる「………」
花丸「ついてくの心配になってきたずら」
梨子「うん、私も」
14:
鞠莉「…魔剣じゃなかったっけ?」
曜「そうだっけ?まぁとにかくそれは凄い剣なんだよ」
鞠莉「伝説の剣だものね」
花丸「これのどこが剣ずら?」
梨子「ただの棒じゃない」
曜「試しにそこの木でも斬ってみて」
花丸「……たぁ!」
花丸(剣を振り下ろすと屑が飛んだ)
花丸(木は切れてない)
曜「間違いないね」
鞠莉「伝説の勇者あっさり見つかったわね」
15:
梨子「いや意味わからないんですけど…」
鞠莉「その剣はね斬りつけた相手の目にパン屑が入り込んで視界を奪う魔剣なのよ」
曜「その剣を持てるのはただ一人って言われていて使えるのは勇者のみ」
花丸「勇者?マルが…」
花丸(嫌だなぁ…こんな勇者)
梨子「とっとにかく行きましょか?」
16:
ーお告げの祠
聖良「あら?意外と早かったですね」
曜「あっさり見つかっちゃったよ」
聖良「それは何よりです…」
聖良「それに勇者までいるとは読めませんでした」
花丸「えっと、はじめして」
聖良「はじめまして、あら?そちらのお嬢さんは…」
梨子「その、花丸ちゃんの付き添いで…」
聖良「なるほど召喚士ですか」
梨子「え?」
17:
聖良「あなたの能力ですよ、狭間の世界からいないはずのモノを連れて来る力」
聖良「今は使えないみたいですけどね」
鞠莉「さて、次はどこに行けばいいのかしら?」
聖良「慌てなくても見えてますよ」
聖良「その前にこの笛を」
鞠莉「これは?」
聖良「そこら辺の浜辺で吹きなさい四匹の魔獣が現れるから」
曜「危なくない?」
聖良「大丈夫、あなた方を裏の世界に連れて行くだけの存在だから」
聖良「名前は自ずと分かるでしょう、吹いたら四匹の名前を呼びなさい」
18:
鞠莉「分かったわ」
曜「じゃあ、そこの浜辺で」
聖良「頑張って下さい」
ー浜辺
鞠莉「吹くわよ?」
梨子「魔獣って何?」
曜「うーん、見ればわかるよ」
花丸「なんかドキドキしてきた」
鞠莉「♪♪♪」
19:
花丸(笛を吹きはじめる鞠莉さん)
花丸(笛を吹く姿は絵になってるけど音色は黒板を引っ掻くような嫌な音だった)
鞠莉「マイコー!デイビット!スティーブ!うちっちー!」
花丸(名前を叫ぶと同時に海面が揺れて四匹の魔獣が現れた)
梨子「……これが魔獣?」
曜「そうだよ」
梨子「アザラシだよね?」
鞠莉「正確にはアザラシ、アシカ、オットセイ、マスコットね」
20:
花丸「これでどうやって裏の世界に?」
鞠莉「乗ってdivingに決まってるじゃない♪」
梨子「ええ…そもそも水中で息できないでしょ!?」
曜「買ってきたよー!」
梨子「何を?」
曜「何って熱いお茶、自販機のだけどね」
梨子「なんで?」
曜「変な事聞くね?水中で息する為でしょ」
梨子「えぇ…」
花丸(そしてマル達はお茶を飲んで海洋生物とマスコットに乗って裏の世界に行くのだった)
21:
ー裏の星
[フィールドBGM:元気全開DAY DAY DAY]
曜「着いたね」
梨子「本当に息できた」
鞠莉「さぁ、ここから先何が起こるか分からないわ」
鞠莉「慎重に行きましょう」
花丸(空は紫色していて見渡すと四つのお城のような建物)
花丸(中心には空へと続くような塔)
花丸「最初はどこに行くの?」
曜「すぐそこのお城?でいいんじゃない?」
梨子「賛成、いきなり中心部は大変そうだし」
鞠莉「じゃあ行きましょ」
22:
花丸(ピンク色の城門をくぐり扉の前までくる)
梨子「中はどうなってるんだろう」
曜「みんな、戦闘態勢にいつでも入れるようにね」
鞠莉「開けるわよ」
花丸(扉に手を当てると簡単に扉が開いた)
曜「突入!」
23:
ー紅玉石城
「ぴぎゃぁぁぁぁ!!!!」
曜「なっ何!?」
花丸(入って大広間に行くと鼓膜が破けそうなほどの悲鳴)
鞠莉「っ、耳栓欲しいわね」
梨子「あっあれ!」
花丸(梨子ちゃんの指さす先に赤い髪の女の子が犬…ぽっいのに追いかけられてる)
24:
「ぴぎゃぁぁぁぁ!!ひぐっ、おねいちゃ」
曜「……あれなに」
鞠莉「合成してみました」
梨子「合成?」
鞠莉「ええ、しいたけの尻尾にわたあめの顔を付けて」
鞠莉「モデルはキリ○リキよ」
曜「……どうする?」
花丸「助けてあげようよ」
梨子「むっ無理よ、あの牙にみんな殺されちゃう!」
25:
鞠莉「設定の引き継ぎ間違えると大変ね」
曜「とりあえず、しいたけ追い払って話を聞こっか」
花丸(曜さんがなんやかんやでしいたけを外に出す)
「たっ助かりました…」
鞠莉「大丈夫?」
「はい、ルビィを助けてくれてありがとうございます」
花丸(ルビィというらしい)
ルビィ「あっあの、あなた達は?」
26:
曜「えっと私達は……」
花丸(ここまでの経緯を曜さんが説明する)
ルビィ「そうですか…でもルビィには分からないです」
鞠莉「嘘は言ってないみたいね」
花丸「じゃあ他の場所に行くずら」
ルビィ「あ、あの」
曜「なに?」
ルビィ「ルビィも一緒に行っていいですか?」
ルビィ「それにルビィには相手の能力を見る力があります」
曜「私はいいけど」
花丸「マルも」
梨子「いいんじゃない」
鞠莉「決まりね」
27:
ルビィ「ありがとうございます」
ルビィ「あと、そこのお姉さん」
梨子「私?」
ルビィ「はい、ルビィ召喚獣でもあるので、いざという時はルビィ召喚と言って下さい」
梨子「あ、ありがとう」
曜「ねぇルビィちゃんこれから行く所でここならって所ある?」
ルビィ「……東のお城にルビィのお友達がいるからそこ行きませんか?」
鞠莉「そこに行きましょう」
[ルビィが仲間になった]
28:
ー堕天生主城
花丸(ルビィちゃんの案内で東のお城にきた)
ルビィ「あの、中にいる子なんですけど」
ルビィ「なにを言ってきても無表情で優しい目で見てあげて下さい」
鞠莉「why?」
ルビィ「えっと、それでルビィに任せて貰えれば後は大丈夫です」
曜「よくわかんないけど、何もしなくていいって事?」
ルビィ「はい」
花丸(何か今回は簡単そうだった)
梨子「開けるわよ」
29:
[BGM:Strawberry Trpper]
善子「ようこそ、我が城へ」
善子「このヨハネに謀反を起こそうとはいい度胸ね?」
5人「………」
善子「うふふ、あまりの美しさ、それともヨハネの魅力に釘付けかしら?」
5人「………」
善子「ちょっと、何か言いなさいよ!」
5人「………」
30:
善子「なっ何よ、ルビィ?」
ルビィ「…………」
善子「ねぇ、ルビィってば」
ルビィ「…………」
善子「聞こえてんでしょ?ルビィ!ねぇってば」
ルビィ「…………」
善子「なによう、私なにかした?」
ルビィ「…………」
善子「お願い…お願いだから、ぐすっ」
ルビィ「……善子ちゃん」
31:
善子「なっなによ…」
ルビィ「一緒に来てくれるよね?」
善子「さっきまで無視してた癖になによ!」
ルビィ「じゃあいいよ、バイバイ」
善子「待って!行く!行くからぁ!」
ルビィ「うん、よろしくね善子ちゃん」
[善子が仲間になった]
32:
善子「ふぅん、ここ以外に世界があるなんて初めて聞いたわ」
鞠莉「じゃあ、善子も知らないのね」
善子「知らないわね、あとヨハネよ!」
曜「とにかく私達の世界の光を取り戻すためにここまで来たんだけど」
梨子「今のところ収穫はゼロね」
花丸「こうしても仕方ないし次行こう?」
曜「あの塔に行ってみる?」
33:
善子「入れないわよ」
梨子「どういう事?」
ルビィ「えっと、あそこに入れるのは」
ルビィ「ルビィ達、四天王を倒した人だけです」
花丸「四天王?」
善子「東西南北、四つの城の守り手を倒し者のみあそこに入れるの」
34:
花丸「マル達、ルビィちゃん達倒してないよ?」
善子「問題ないわ、倒すか、従えるかどちらかすれば」
ルビィ「今のルビィ達は花丸ちゃん達に従ってる事になってます」
鞠莉「じゃあ、後二箇所周るわけね」
善子「行くなら南側をオススメするわ」
曜「どうして?」
善子「二つ返事でくるから」
花丸「?」
35:
ー高海旅館城
千歌「いくー!」
曜「はやっ」
千歌「そんな面白そうな事してるなら早く言ってよ!」
善子「ね?言ったでしょ?」
梨子「あはは」
花丸(ミカン色の城の持ち主は善子ちゃんの言う通り即答でOKを出してくれた)
[千歌が仲間になった]
36:
鞠莉「このままなら一切闘わずに終わるわね」
梨子「確かに何もしないで仲間増えてくだけだしね」
曜「次の四天王もこんな感じかな?」
花丸「楽勝だね」
善子「盛り上がってる所悪いけど」
善子「次は下手したら死ぬわよ?」
曜「え?」
千歌「強いよー?三人束になっても勝てなかったし」
鞠莉「あなた達が弱いだけじゃなくて?」
善子「私は弱くないわよ!」
37:
ルビィ「本当にあの人は強いです…」
梨子「つ、強いってどのくらい?」
千歌「うーん…しいたけ八匹分?」
梨子「そんな、勝てるわけ…」
曜「いやいや、意味わかんないから」
花丸「具体的な事が分からないとどうしようもないずら」
善子「多分、戦艦一つ蹴りで穴開ける事できるわよ」
千歌「まさか、指一本だよ」
ルビィ「ルビィは息だけでできると思います」
鞠莉「なにその化け物」
38:
善子「そのくらいは強いって事よ」
千歌「とりあえず、今日は温泉に浸かって明日出発しよう」
曜「賛成」
鞠莉「ついでに作戦も立てましょう」
梨子「はぁ、勝てるのかなぁ」
花丸「絶対に梨子ちゃんは守よ」
梨子「ありがとう、花丸ちゃん」
梨子「でも無理はしないでね」
花丸「うん」
39:
ー翌朝
曜「うっわ、凄い湿気…」
善子「そりゃね…」
善子「ちなみに、この湿度四天王最強の嫌がらせみたいなものよ」
花丸「ベタベタする」
千歌「着いたよー」
ー竜宮城
花丸(門は苔に覆われていて足元も苔でツルツルする)
ルビィ「でも中は快適だから…」
梨子「そう、なの?」
40:
花丸(中は本当に快適だった)
花丸(室温は丁度よく外のジメジメした空気が嘘のようだった)
果南「お客さんって久しぶりだね」
千歌「果南ちゃん」
果南「千歌?善子にルビィも…」
果南「なるほど、私に挑みにきたんだ?」
曜「この人が四天王最強?」
41:
果南「止めてよ、皆んながそういうだけで自分じゃそう思ってないし」
善子「よく言うわ」
果南「ここまで来た理由を聞こうか?」
鞠莉「私達は…」
果南「へぇ」
曜「何か知ってるなら教えて欲しいな?」
果南「知りたい?なら分かってるよね?」
花丸「……」
花丸(皆んなが構えるから)
花丸(マルものっぽパンを構える)
42:
果南「いや、こうしよう」
果南「誰か一人ずつ私とハグしよう」
曜「?」
果南「誰か一人でもハグに耐えられたら私は千歌達に従う」
果南「逆なら帰って貰う、どうかな?」
善子「馬鹿にしてるでしょ!?」
果南「全然?さぁ誰から来る?」
43:
鞠莉「私がいくわ」
曜「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「ここまで舐められたのは初めてだし」
鞠莉「やってやるわ」
花丸「大丈夫?」
梨子「うーん…ハグだけでどうこうなるとは思えないし大丈夫じゃない?」
鞠莉「準備はいいかしら?」
44:
果南「その前に私は松浦果南」
果南「あなたは?」
鞠莉「…小原鞠莉よ」
果南「…鞠莉、ハグしよっ?」パッ
鞠莉「……」ギュッ
6人「…………」
鞠莉「かにゃぁ??ん?」
果南「ふふ、よしよし」
45:
梨子「そんな!?」
曜「あり得ないでしょ!」
善子「真っ先に回復役がやられてんじゃない!」
果南「さあ、次は?」
ルビィ「ルビィ行きます!」ダッ
果南「おいで」ギュ
ルビィ「うゅぅぅ、おねいちゃぁぁ!」
果南「うん、中々会えないもんね…寂しいよね」
46:
花丸「姉妹ずら?」
果南「違うよ?別の所にいるからルビィと姉は中々会えないんだ」
果南「さぁ次」
曜「このままじゃ全滅だよ手を打たないと…」
千歌「私に任せて」
曜「千歌ちゃん!?」
千歌「だいじょーぶ、勝てるから」
善子「どういう意味よ!束になっても勝てなかったじゃない!」
47:
千歌「果南ちゃんに触れなければ負けるのは必然なんだよ」
梨子「どういうこと?」
千歌「まぁ見てて」
果南「甘く見られたね、ほら」
千歌「果南ちゃん」ギュ
果南「…………」
千歌「…………」
果南「うっ、ぐっ…ああ!」
48:
花丸「効いてる?」
善子「一体どういうこと?」
花丸(千歌さんとハグして時間が経つにつれて)
花丸(果南さんの体から煙がでる)
果南「ああ!うぐっ……」
千歌「苦しいでしょ?」
果南「っ…ち、千歌ぁぁぁ!」
千歌「もっぎゅっーーー!」
果南「ぎやぁぁぁ!!」
49:
善子「嘘…倒したの?」
果南「……」ぷすぷす
千歌「うん」
曜「どういう事」
千歌「私の力はお湯を沸かす火の力」
千歌「果南ちゃんは濡れてなきゃ生きていけない水の体質」
千歌「私が抱きつくと果南ちゃんの体内の水分を蒸発させちゃうんだよ」
善子「こっわ」
50:
千歌「誰か水持ってる?かけて上げて」
曜「了解!」バシャッ
果南「……まさか負けるなんてね」
果南「甘く見てたのは私か」
鞠莉「じゃあ聞こうかしら」
鞠莉「光を奪ったのは誰なのか」
果南「分からない…」
梨子「知ってるんじゃないの?」
果南「知らないよ、だから行こうか」
果南「この世界の中心に」
[果南が仲間になった]
51:
ー???
花丸(北のお城から今度は中心にある塔へ)
梨子「間近で見ても本当高い…」
果南「まぁね、でも中はほぼ階段しかないよ」
曜「そうなの?」
果南「うん、階段がある意味最強の敵かもね」
花丸(中に入ると本当に階段しかなくて)
花丸(最上階の部屋に着くまでに何回も休憩した)
52:
果南「ここにいるよ」
鞠莉「いよいよなのね」
花丸「長かったぁ」
梨子「お疲れ様」
曜「皆んな大丈夫?」
千歌「もちろん!」
善子「煙と何とかは本当高い所が好きなのね」
ルビィ「………」
果南「じゃあ、いくよ!」
花丸(そして最後の扉が開かれる)
花丸(とにかく真っ暗な部屋だった)
53:
「ようこそ」
花丸(声と共に灯りがつく)
「わたくしはチャンピオンのダイヤ」
花丸(ダイヤと名乗った人は綺麗な黒髪でエメラルドの瞳)
花丸(なんとなくルビィちゃんに似ている)
ルビィ「……おねえちゃ」
曜「お姉ちゃん!?」
梨子「まさか」
ルビィ「はい…チャンピオン」
ルビィ「ダイヤはルビィのお姉ちゃんです…」
54:
ダイヤ「あら?ルビィ…二日ぶりですわね」
ルビィ「……」
ダイヤ「……なるほど四天王の三人はともかく」
ダイヤ「果南さんを倒すとはそれなりの腕があるようですわね」
果南「まぁね、結構強いよ?」
ダイヤ「ですが、わたくしがチャンピオンである理由」
ダイヤ「忘れた訳ではないのでしょう?」
鞠莉「どういう意味?」
55:
ダイヤ「簡単ですわよ、四天王全員同時にかかって来ても」
ダイヤ「わたくしには勝てなかった、それだけですわ」
果南「そうだったね」
曜「それでも、私たちの世界に光を戻す為には、勝たなきゃいけないんだ」
ダイヤ「……はい?」
梨子「貴女が黒幕なんでしょう?」
ダイヤ「いえ…何の話ですの」
鞠莉「もう面倒だからさっさと終わらせるわよ!」
ダイヤ「はぁ?」
56:
花丸「みんな、いくずら!!」
7人「おー!」
ダイヤ「……散れ」
花丸(その瞬間猛吹雪がマル達を襲う)
ルビィ「ぅゅ…」
善子「さっむ」
千歌「ファイヤー…無理だこれ」
曜「なにさ、これ」
梨子「はっ花丸ちゃ…」
花丸「梨子ちゃん!」
鞠莉「癒しを届けたいの!」(全体回復)
果南「流石だね、ダイヤ」
57:
ダイヤ「伊達にチャンピオンではありませんわ」
ダイヤ「さぁ降参するなら今の内ですわよ」
千歌「まだだ…果南ちゃん!マッハパンチ!」
果南「はぁっ!」ダッ
ルビィ「おねいちゃ、硬くなりゅ!」
ダイヤ「ふん!」
善子「どっちの味方よ!?」
ルビィ「ごめん…つい」
58:
果南「……」バキッ
ダイヤ「嫌な汗をかいてるようですわね?」
果南「……まっまりぃ??!」
鞠莉「癒しよ届け!」
果南「ありがとう」パッ
鞠莉「かにゃぁ??ん?」ギュ
ダイヤ「………」
59:
曜「本当に果南ちゃんでも勝てないなんて…」
ダイヤ「さてどうします?」
花丸「マルに任せるずら」
梨子「花丸ちゃん!?ダメよ危ないわ!」
花丸「大丈夫だよ梨子ちゃん、マルを信じて」
梨子「でも!」
善子「今は信じてやんなさいよ」
梨子「………」
60:
ダイヤ「魔剣……勇者ですの?」
花丸「………」
ダイヤ「いいでしょう、かかって来なさい」
花丸「すぅー」
花丸「花丸ちゃん!りゅびぃです!」
ダイヤ「……は?」
6人「???」
果南「ああ」
花丸「おねがぁい、そこからでてきて…」
ダイヤ「ちょっ!」
花丸「りゅびぃ、泣いちゃうかもぉ」
ダイヤ「いやーーーーーー!!!」
61:
花丸「まるちゃぁん!」
ダイヤ「アァァァァァ」
花丸「……無条件降伏、どうするずら?」
ダイヤ「……煮るなり焼くなり好きにすればよろしいですわよ」
ルビィ「……親愛なるお姉ちゃん」
ダイヤ「ルビィ?」
ルビィ「ようこそ、パーティへ!」
[ダイヤが仲間になった]
[挿入歌:未熟DREAMER]
62:
千歌「ええー!」
曜「じゃあダイヤさんも知らないんだ」
ダイヤ「最初に言ったと思いますけど…」
果南「見当もつかない?」
ダイヤ「いえ、見当はついてます」
鞠莉「どういう事?」
ダイヤ「…実はあなた方の来る前にわたくしに勝った者がいますの」
63:
善子「はぁ?」
梨子「その人?はどこに?」
ダイヤ「この上ですわ」
ルビィ「うっ上って?」
ダイヤ「チャンピオンに勝利した者が行く場所」
ダイヤ「殿堂入りの部屋ですわ」
花丸「殿堂入り?」
64:
ダイヤ「それまでの戦績を残す場所です」
果南「じゃあそこにいるのが…」
鞠莉「ラストボスという事ね」
曜「もうすぐ終わるんだね…」
花丸「長かったぁ」
梨子「まだ戦ってすらいないけどね」
ルビィ「でも最後まで頑張るびぃ!」
善子「ここまで来ちゃったし付き合うわ」
千歌「じゃあ行こう!皆んな!」
千歌「アクアー!」
9人「サァン、シャイーン!!」
65:
ー殿堂入りの部屋
ダイヤ「断っておきますが、めちゃくちゃ気持ち悪いのを相手にしますわよ」
千歌「大丈夫、私たちなら」
曜「全前進ヨーソロー!」
果南「9人もいるんだし」
鞠莉「回復は任せて」
善子「さっさと行きましょ」
ルビィ「ぅゅ…」
花丸「梨子ちゃん、頑張ろう」
梨子「うん、最期まで一緒よ」
ダイヤ「あっ、梨子さん」
梨子「はい?」
ダイヤ「いざとなったらダイヤ召喚と、助けになりますわ」
梨子「あ、はい」
66:
花丸(気持ち悪いというより異様だった…)
花丸(体は太陽のように光り)
花丸(ルビィちゃんの体、お腹からダイヤさんの顔)
花丸(右の肘に千歌さんの顔、左の肘に鞠莉さんの顔)
花丸(右膝に果南さん、左膝に曜さん)
花丸(尻尾の先に善子ちゃんの顔)
花丸(右の翼に梨子ちゃん、左の翼にマルの顔)
花丸(の彫刻が張り付いている)
67:
善子「…どうしてこうなった?」
鞠莉「全部くっ付けるとこうなるのよ」
曜「あはは…」
果南「ちょちょいとやっちゃおう?」
ルビィ「……うん」
千歌「じゃあいくよ!」
68:
[戦闘BGM:想いよひとつになれ]
千歌「ルビィちゃん!」
ルビィ「はいっ!」
[ナインマーメイド]
[HP 114514]
梨子「弱点は分からないのね…」
ルビィ「ゴメンなさい…」
梨子「ううん、責めてるわけじゃないの!」
9人魚[波動砲]
善子「っていきなり!?」
9人「ぎゃぁぁ!」
69:
果南「ちょっと待って、あり得なくない?」
鞠莉「癒しを届けたいの!」(全体回復)
曜「っ強い」
千歌「皆んなとりあえず攻撃だよ!」
花丸「おらっパン屑喰らうずら!」
善子「ラグナロック!」
梨子「…なにそれ?」
ルビィ「ピギャァァ!」
ダイヤ「!、来ますわよ!」
9人魚[波動砲]
70:
鞠莉「ゴーゴーaqours!」(全体回復)
千歌「熱湯!」バシャッ
果南「マッハパンチ!」
[ナインマーメイド]
[HP 113001]
善子「漆黒の炎!」
ルビィ「ピギャァ!」
善子「うっさいわ!」
ルビィ「ぅゅ…」
9人魚[波動砲]
鞠莉「癒しを届けたいの!」(全体回復)
71:
花丸「パン屑!」
曜「突撃ー!」(ただのキック)
梨子「召喚!」(アルパカ)
梨子「……やっぱ帰って」
アルパカ「メェェ…」
9人魚[波動砲]
鞠莉「ゴーゴーaqours!」(全体回復)
72:
善子「埒があかないわ」
ダイヤ「思ったんですけど、全体攻撃しかしてこないですわね」
鞠莉「言われていみると…」
ダイヤ「という事はわたくしが最強ですわよ」
果南「どういう意味?」
ダイヤ「見てて下さい」
ダイヤ「クゥールにジャンプですわぁぁぁ!」ピョーン
73:
果南「そうか!上空に逃げればダメージは喰らわない」
鞠莉「考えたわね」
9人魚[追尾式波動砲]
ダイヤ「…は?」
ダイヤ「ぴぎぃ!?」ドサッ
8人「………」
74:
鞠莉「癒しよ届け」
ダイヤ「ありがとうございます」
千歌「旅館の残り湯!」バシャッ
曜「ていやー」キック
果南「マッハパンチ!」
[ナインマーメイド]
[HP 9650]
ルビィ「徐々には減ってるけど…」
75:
ダイヤ「……梨子さん!」
梨子「はい」
ダイヤ「あなたに一つ究極召喚を教えます!」
梨子「究極召喚?」
ダイヤ「ええ、三体の召喚獣を順に召喚する禁呪ですわ」
梨子「私には無理ですよ…」
ダイヤ「勝つためにはこれしかないのです」
梨子「でも…」
76:
ルビィ「ピギャァ!」
曜「果南ちゃん!水鉄砲!」
果南「無理だから」
花丸「できるよ!」
果南「え?」
梨子「え?」
花丸「梨子ちゃんならできる」
花丸「マルは信じてる、だから」
果南「そっちか」
77:
9人魚[波動砲]
鞠莉「ゴーゴーaqours!」
梨子「花丸ちゃん」
梨子「ダイヤさん、お願いします!」
ダイヤ「では貴女の脳内に直接送ります」
梨子「なにそれ恐い」
ダイヤ「あとはいつでも大丈夫ですわ!」
梨子「…………」
梨子「宝石三人魚!」(ジュエリーマーメイド)
78:
ルビィ「りゅびぃの光!」(全体魔法カウンター)
鞠莉「あ」
ダイヤ「ドゥアイヤモンドダストですわぁぁぁ!」
善子「ヨハメガフレアーー!」
花丸「………禁呪?」
[ナインマーメイド]
[HP 1500]
79:
千歌「凄いよ!後一息だよ!」
9人魚[波動砲]
鞠莉「……」
ダイヤ「鞠莉さん?」
果南「まっ鞠莉?回復しー」
鞠莉「無理よ」
曜「え?」
鞠莉「私の回復は魔法だもの」
ルビィ「…あっ」
善子「そっか、使ったら」
梨子「向こうが回復する」
80:
花丸「後少しだよ?皆んなで全力攻撃すれば」
ダイヤ「失敗すれば全員死にますわ」
果南「……」
千歌「大丈夫、あれがある」
ダイヤ「おやめなさい、危険すぎます」
千歌「じゃあ皆んな仲良く死ぬ?」
ダイヤ「それは…」
善子「どうせなら賭けてもいいんじゃない?」
果南「そうそう、後はどうなるかわかんないんだし」
81:
曜「何の話?」
ダイヤ「この世界の最強の魔法ですわ」
梨子「そんなのあるんだ」
ダイヤ「ええ、9人分の魔力全てを使い切る事で可能です」
花丸「マルはやる」
鞠莉「私も」
梨子「花丸ちゃんがやるなら」
曜「別世界組はいいってことで」
曜「チャンピオン組は?」
82:
千歌「やろう」
善子「賛成」
ルビィ「ルビィも」
果南「……ダイヤ」
ダイヤ「覚悟はよろしいのですね?」
8人「」コクリ
ダイヤ「では行きますわよ!」
ダイヤ「全ての魔力をひとつに!」
83:
1年「メ」
3年「テ」
2年「オ」
花丸(唱えた直後巨大な隕石が降ってきたんだと思う)
花丸(思うっていうのは良く覚えてないから)
花丸(皆んな全力で崩れ落ちる塔から脱出して)
花丸(九人全員マル達の世界に帰ってきた)
花丸(正確に五人はついて来ただけど)
84:
花丸(マルは達の世界には前と同じ陽が昇りそして落ちる)
花丸(元の形に戻ったのだった)
花丸(そして今日は)
花丸「梨子ちゃん、早く早く」
梨子「もう、待ってよー」
花丸(久しぶりに九人全員が内浦の浜辺に集まる事になっていて)
千歌「おっきたきたー」
善子「遅いわよ」
ダイヤ「まぁいいではありませんか」
曜「じゃあ、皆んなカメラの前に立ってー」
花丸(九人で写真を撮ることになっていた)
85:
曜「何か言いた人ー?」
梨子「私は遠慮」
千歌「私!私が言う!」
果南「早くしないとシャッター切れるよ?」
千歌「いくよ…」
千歌「君のこころは輝いてるかい?」
86:
出演
高海 千歌
桜内 梨子
松浦 果南
黒澤 ダイヤ
渡辺 曜
津島 善子
国木田 花丸
小原 鞠莉
黒澤 ルビィ
しいたけ
わたあめ
アルパカ
高海 志満(鹿角 聖良 役)
金銭面 小原グループ
脚本 桜内 梨子 国木田 花丸
87:






ダイヤ「では文化祭の成功を祝して」
9人「かんぱーい!!」
果南「いやーまさか、映画をやろうって言い出すとは思わなかった」
鞠莉「でも楽しかったでしょ?」 ?
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
88:
ルビィ「うん、映画とか初めてだったけど…楽しかった」
曜「時間もなくて本当の一発勝負では良くやったよ」
善子「見直すとツッコミたい所しかないけどね」
花丸「例えば?」
善子「ラスボスが光を奪った理由は?とか」
善子「……脚本組しっかりしなさいよ」
梨子「書いたことなかったし、時間もなかったから許してね?」
千歌「まぁまぁ、楽しかったし何でもいいじゃん」
89:
ダイヤ「さぁ、この後は後夜祭でフォークダンスもありますわ」
ダイヤ「どこぞのバカップルは行ってきては?」
梨子「バカップルじゃないですよ」
花丸「マル達、ちゃんと節度を持ってお付き合いしてるずら」
果南「あはは、早く行かなと終わっちゃうよ?」
梨子「花丸ちゃんいく?」
花丸「うん、踊った事はないけど」
梨子「見様見真似でいいと思うよ」
花丸「梨子ちゃん、お相手よろしくお願いします」
梨子「こちらこそ」
90:
ー帰り道
花丸「うーん、楽しかったぁ」
梨子「適当でも踊れるものね」
花丸「そうだね、脚本お疲れ様」
梨子「それは花丸ちゃんもでしょ?」
梨子「脚本を二日で作れって、鞠莉さんも無理言うよ」
花丸「最後までできて良かったずら」
梨子「うん、それじゃあ」
花丸(いつもの別れる場所に着く)
花丸「また、明日」
梨子「またね」
梨子「……花丸ちゃん」
花丸「…?」
梨子「おやすみ、チュッ」
花丸「///」
91:
梨子「また明日ね」
花丸「……もう」
花丸(そうしてマル達aqoursの文化祭は幕を閉じた)
花丸(家に着くまでに少しお腹が減っちゃって)
花丸(鞄から魔剣のっぽパンを取り出して食べながら帰った)
92:

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