善子「夜風に吹かれて」back

善子「夜風に吹かれて」


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善子「深夜の海辺って落ち着くわね……」
善子「漆黒の闇が私を優しく包んでくれてるようで……」
そうだね……
善子「かと思えば、たまに吹くひんやりとした風が私をそっと叩く……」
少し痛いよね……
善子「冷たい風に静かに撫でられると思い出しちゃうの…」
何を?
善子「あの日のこと…」
あの日?
善子「あなたには話しておかないといけないわ」
大事なこと?
善子「ええ…」
わかった
3:
善子「そう、あの日は魔法使いの紅黒い杖が私を中心を貫いて……」
……
善子「杖の先からは白き魂の叫びが脈動しながらほとばしり……」
……
善子「それが私の奥深くへと侵入していった……」
善子「私は不本意ながらそれを拒めなかったの……」
……
善子「ふふふふふ……」
善子「あーっはっはっは!」
善子…
善子「ヨハネよ」
ヨハネ…
善子「そう…私はあの日を境に天使から堕天使になったの……」
善子「聞いてくれる?」
もちろんだよ
4:
私、津島善子は普通の女の子だった
中学1年のある冬の日までは…
普通というよりも自分のことを天使だと思っていたわ
容姿は…まあそこそこ良い方だと自負していたし…
私、今は堕天使とか言ってるからあんまりだけど、当時はそこそこモテたのよ?
告白されても全部断ったんだけどね
ちょっとクールで、でも優しくて、勉強も出来て大人しい普通の女の子
普通の女の子だったのに…
あの日の下校中に私は普通ではなくなったの……
5:
冬休みも近くなった年の瀬のある日の下校時のこと
部活動に励む同級生達をよそに1人、下校していたの
運動部のランニングの掛け声もいつも通り
1人で歩く通学路もいつもと同じ
時折吹く風も冷たくて、枯葉を巻き上げて
太陽も傾きかけて、西日が通学路を真っ赤に照らしてた
本当にいつも通りだったの
いつも通りだったのに…
なのに…
それなのに…
あいつは私の前に現れた
6:
西日に照らされて長く伸びた自分の影を眺めながら歩いていた
他は葉っぱの抜け落ちた木の影だけで、人の影は無かった
静かに家に向かって歩いてたその時、茂みが揺れて音が聞こえたの
なんか動物かな?って思ったから気にも留めなかった
そしてその直後、私の影以外の影がいきなり現れた
音もなかったわ
きっと足音を殺して走ってきたのね
凄い勢いで私の影に近づいてくるもうひとつの影
気になって何の気なしに振り返るとすぐ後ろにあいつはいたの…
黒のジャージで身を固めたあいつが…
8:
ランニング中なのかな?と思って横に避けようとしたら私に向かってきたの
そう、最初から私目がけて全力疾走してたみたい
そこで初めて気付いたわ
あ、この人やばい人だ…って
全力疾走してるもんだから止まれるわけもない
もちろん止まる気もなかったんでしょうね
そのまま私は体当たりされて尻もちをついた
咄嗟に受身を取ろうとして手を出したのが失敗
右の手首を捻挫してしまったの
それに加えて、体当たりされた拍子に左の足首も捻っちゃって…
その時、早く逃げなきゃって思ったけど痛くて逃げられなかった
9:
不敵な笑みを浮かべてあいつは私にジリ寄ってきた
サングラスとマスク越しだけど間違いなく不気味な表情だったわ…
今思い出しても身体が震えてくるわ…
ん?ありがとう…
あなたは優しいのね…
そのまま肩、抱いていてくれる?
…………ふぅ
大丈夫……
続けるわね
11:
私は恐怖のあまり、叫び声をあげようとしたわ
でもそれは、掠れて、声にならない声が白い息となって出るだけで…
でも、あいつの手が私の腕を掴んだその瞬間
ようやく金切り声のような悲鳴が出たわ
その瞬間、巻いていたマフラー引っ張られて首を絞められたの
殺されるかと思ったわ…
ん?そうよ…
大声上げたら命は無いと思えなんて言われたら…
本当に怖かった
もうちょっと撫でていて…
あなたに撫でられると落ち着くの…
20:
そうして大人しくさせられて震える私は茂みの中に連れて行かれたわ
手首も足首も痛いのにあいつに乱暴に腕を引かれるままに
そして乱暴に投げ飛ばされて冷たい地面に叩きつけられた
冬の土って固くて湿っぽいのね
大きな木の陰だったわ
その場で私はあいつに馬乗りになられた
痛みと恐怖で震えてうずくまる私は力まかせに仰向けにさせられてそして…
そして、両手首を掴まれて無理矢理…
無理矢理唇を奪われた
21:
もちろん歯を噛み締めて唇は固く閉じてた
そんな私の口のまわりをべろべろとあいつは舐めまわしてきた
おぞましいことこの上ないわ…
鼻の穴まで舐められて屈辱的だった
あいつの臭い唾液のにおいにえずいたその瞬間
私の口内にあいつの舌が入り込んできた
歯の裏、ベロの下、頬の裏…
私の口内全てを舐め回すように犯された
顔を無理矢理引き寄せられて舌と舌を絡み合わせるのを強要されて
息が出来なくて涙が出てくるほど長かった
23:
キスで興奮したのかあいつはジャージの下と下着をまとめて下ろして下半身裸になった
露わになったあいつの赤黒く充血した…
うっ…おぇ……
うん、大丈夫……
ありがとね…
見ただけで吐きそうなほどグロテスクだったわ
それが間髪入れずに私の口内に入ってきたの
不快なキスから解放されて必死に空気を吸う私の口に容赦なく…
25:
喉の奥までごつごつ突かれて窒息死するかと思ったわ
涙と鼻水が止まらなかったし、口からは唾液が垂れ流し状態で…
きっと酷い顔をしてたと思うわ
あいつも疲れたのか一瞬動きが止まったの
押さえつけられてて咥えさせられたままなんとか呼吸をしてたら…
私が呼吸したのがあいつにとって刺激になったのかは分からない
あいつがぶるぶると震えだしたの
そしてそれまでよりも早く動きだした
あなたが今撫でてくれてる私のこのお団子を掴んでたんだけど…
これが崩れるくらい激しく動かして……
私の…口の……中に………
26:
うっ…うっ………
ううん、ちょっと大丈夫じゃないかも……
もういいって?
でも、私自身がけじめを付けたいの…
お願い…
うん、あとちょっとだから…
排泄物を口の中に流し込まれてるのとなんら変わりなく感じたわ……
海の水が乾いたような…
生臭くてツンとする嫌な匂いが喉の奥から鼻を抜けていったわ……
ドロドロした緩いスライムみたいな液体が喉の奥に絡みついて…
27:
すぐにでも吐き出したかった
だけどあいつがそれを許すわけもなく…
首に手をかけられて飲むことを強要させられたの…
それでもやっぱり抵抗はあるわけで…
口を開けておろおろしてたら首にかけられた手に少しずつ力が入ってきた
命には代えられない…
ひと思いに飲み込んだわ…
満足そうな笑みを浮かべるあいつの口元がまだ脳裏に焼き付いて離れないの
消え去って欲しいのに…
29:
そして私が飲み込んだのを見届けた直後のことだったわ
下腹部に強い痛みを感じたの
気付いたら私は脚を拡げられてて…
気付いたら下着をズラされてて…
そして、あいつのテカテカと赤黒く凶悪に光っていたモノが…
気付いたら私の処女を奪ってたの……
うぅ…っく…うっ……うっ……
あなた…もっと……
もっと強く抱きしめて……
ううわああぁぁん!
あぁぁん!
うっ…うっ…うっ……
30:
……………………………
…………………
………
っく…ひっく…
ごめんね…自分から話し出したのに…
何度も取り乱しちゃって…
それにそれからはあんまり覚えてないの……
ショックという感情もあったけど…
それよりも絶望に支配されて…
そのあと何度も何度も…
私の中に……
孕め…孕め…っていうあいつの声が微かに聞こえたことは覚えてる
終わったのは完全に陽も落ちて真っ暗になった頃
あいつがいついなくなったのかも覚えてないわ……
31:
それから仰向けのまま何も考えずにどんどん黒く色付いていく空を見てた
葉っぱが抜けて枝だけになった木
そしてそのすき間から私を照らしてくる月と星達
それしか見えなかったわ
下腹部…といつよりもあそこ……ね
あそこからはあいつが出したものが垂れてくる嫌な感覚…
時折吹く風が右手首と左足首の痛みを思い出させるの
もう本当に無気力だった……
このままここで寝て死んじゃおうかなって
32:
そんな時…携帯が鳴ったの……
お母さんからだった……
そりゃ心配するわよね
仕事終わって帰ってきたら娘がいないんだもの
真面目で優等生な私が遅くに遊び回ってるわけないし…
そしてお母さんに助けてもらった……
その日のお風呂は身体が真っ赤になるまでゴシゴシ洗った
でもね、いくら洗っても自分が穢れてるようで苦しかった…
33:
私はあいつに穢されて天使ではなくなったの
それからね
私が堕天使ヨハネと名乗り出したのは……
中二病を演じることで嫌な記憶を忘れたかった
ヨハネでいる間はあのことを忘れられるから……
堕天使ヨハネは私のただの現実逃避なの……
35:
善子「話は以上」
善子「ごめんね…こんなこと話して…」
ううん
善子「でも、こんな私に好意を寄せてくれたあなたには話しておかないといけないと思って……」
よく話してくれたね善子……
善子「どう?軽蔑した?」
そんなわけないだろ
善子「だって私…気持ち悪いでしょ?」
気持ち悪くなんかないよ
善子「気持ち悪いわよ!」
善子……
36:
善子「だって…私はあいつに穢されたのよ……」
それを一緒に乗り越える為に話してくれたんじゃないの?
善子「違うわ……」
善子「こんな私なんか、さっさと見捨ててもらうためよ…」
善子「あなたには…幸せになってもらいたいから……」
善子……
善子「穢れた私と一緒になっても不幸になるだけ…」
善子「さようなら…」
善子「楽しい思い出をありがとう…」
37:
善子!
善子「何よ!離してよ!」
善子「もう私に構わないで!」
俺の幸せは俺が決める!
おまえが決めることじゃない!
善子「やめてよ…」
俺の幸せは…
善子!おまえと一緒になることだ
善子「嘘よ!」
嘘なんかじゃない!
だってこんなにも善子のこと愛してる!
38:
善子「嘘ばっか…」
善子…結婚しよう
これ、結婚届…
もう俺の名前は書いてあるんだ
善子「あなた…馬鹿じゃないの…」
善子「こんな私が…」
善子「こんな私が…幸せになっていいの?」
もちろんだよ!幸せにする!
善子「え、えっちなこと…怖くてちゃんと出来ないかもよ?」
少しずつでいいんだ
一歩ずつ一緒に乗り越えて行こう
善子「本当にあなたって馬鹿な人ね…」
君の16歳の誕生日が来たら役所に届けに行こうね
善子「うん…」
39:
?結婚後?
善子「ダーリンっ」
ん?
善子「ねぇ…」
なんだい?
善子「ききき、キス…しよ…」
キス?大丈夫かい?
善子「うん…ちょっとずつだけど…ねっ?」
善子…
善子「ダーリン…」
……………………………
…………………
………
40:
善子「はぁ…はぁ…はっ…はっ………」
だ、大丈夫かい善子?
善子「ごめんなさいダーリン…」
善子「やっぱり思い出しちゃって……」
そりゃ思い出しもするさ…
仕方ないよ…
善子「そうよね…」
善子「愛情表現行為=トラウマだもんね…」
そういうことじゃない
違うよ善子
41:

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