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【衝撃事件簿】世界の狂ったカルト集団7つ「地球のために皆で死ぬべき」!?


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1. 若き吸血集団のリーダー ロッド・フェレル(アメリカ)
16歳のロッドフェレル(Rod Ferrell)は幼少の頃から、吸血鬼や悪魔などいかにも厨二病が好きそうなテーマに無性に惹かれていた。
しかし厨二病で終われば良かったものの、彼は本物だった。
フェレルは次第に「俺は500歳のヴァンパイアだ」と周りに吹聴するようになる。
後に彼はケンタッキー州からフロリダに移住、そこでヘザー・ウェンドルフなどの彼を崇拝する仲間と出会ったのが事の始まりだった。
身長180cm、あえて黒髪に染めたストレートの長い髪。容姿にも恵まれた彼は、瞬く間にカルト集団のカリスマリーダーとなっていった。
Credit: imgarcade.com
そして彼らは儀式と称し、お互いの血や屠殺された動物の血を飲むようになる。
そのような異常な集団が一線を超えるまで、そう長くはなかった。
そして1996年、事件は起こった。
彼の仲間のウェンドルフが両親に対する愚痴を話すと、彼らはウェンドルフの両親の家に押し入り、殴り殺してしまったのだ。
「仲間のため」と思えば、彼らにとっては美しい行為だったのだろう。
フェレルらはジープで逃走したが、ウェンドルフの姉の通報によって、犯行に及んだ5名はあっさりと逮捕された。そしてフェレルは終身刑を言い渡される。
またフェレルは事件から10年以上たった後、インタビューにこう答えている。
34歳のフェレル氏 Credit: viralnova.com
「吸血鬼の生き方はとても魅惑的なんだ。
心の奥に秘められた最も暗い欲望を刺激するんだよ」
10年以上経ってなお、彼の吸血鬼に対する憧れは尽きないようだ。
彼は恐らくこのまま、吸血鬼のように陽の当たらない暗い世界で暮らすのだろう。
2. 皆で仲良く集団自殺。安楽死教会(アメリカ) 
クリス・コルダ(Chris Korda)教授は、ダダイスト組織(既成の秩序を否定する思想を持つ人々)が母体と考えられる、安楽死教会(CoE)を創設した。
彼らは人間と地球上の他の種とのバランスを取り戻すことに専念しているカルト教団だ。つまり、地球のために集団自殺を呼びかけている団体。なんてこった。
彼らは、説教のみならず、音楽活動、広報などを実行することによってメッセージを広げていった。
彼らはまた、彼らの信念を説明するためにイラストなどにブラックユーモアを組み込み、反中絶活動家の怒りを被ったという。彼らの戒めの一つは、「あなたは生きていけません」というもの。
そして自殺、中絶、人食、ソドミーの4つの教えが柱となっていった。
彼らの有名なスローガンの1つに、「地球を救いたいなら、自殺しよう」というものがある。自殺支援ホットラインなどもあったそう。冗談と思ってしまうレベルだ。
しかし本サイトの『人間って増え過ぎだよな、どうにかして減らすべきだと思うんだ』記事でも、人口は減らすべきなのかということについて、コメントが100件を超える白熱ぶりをみせた。
人口削減問題は定期的に問題に上がるようだ。特に東京なんて、皆カリカリしてるのは人口密度高いせいって説もあるし。といっても、いきなり「集団自殺しましょう」はさすがにない。
3. 74名の集団自殺を行った太陽寺院
スイスとカナダに本部を置くこのカルト教団は、1984年にジョセフ・ディ・マンブロによって設立された。このメンバーは、「自分たちは十字軍などで活躍したテンプル騎士団の直接の子孫である」と信じ込んでいた。
また、キリストが太陽神として地球に戻ってくると主張し、人間がこの出来事に備えるのを助ける必要があると主張していた。
ディ・マンブロは、この教義はキリスト教とイスラム教が融合しており、新しい霊的な世界に進む唯一の方法は、炎によって死することだと信じていた。
最悪の犯罪の始まりは、子供を犠牲にしろというディ・マンブロの命令だった。1994年10月、3ヵ月の赤ちゃんが杭を刺され殺され、数日後には世界中の信者が窒息や、銃、薬物中毒などで自殺した。その人数は74名にも及んだという。
4. 黒魔術を悪用した麻薬カルテル(スペイン)
アドルフ・コンスタンツォ(Adolfo Constanzo)は1980年代後半の麻薬カルテル指導者だった。彼は信者に魔法の力を持っていると信じられていた。また、彼は「カルテルの成功には人間の犠牲が必要だ」とも確信していたという。
その理念により犠牲者が出ると、大司祭を呼ぶなどしてすぐに儀式化された。
犠牲者の1人は、テキサス大学生のマーク・キルロイ氏だった。
1989年3月、彼の脳は、カメの殻、馬蹄と人間の骨と一緒に黒い釜で発見された。薬物押収後、さらに多くの遺体が発見され、コンスタンツォは非情にも、キルロイ氏と長年付き合いのある仲間の信者に彼を撃つよう命じたことがわかった。
その後警察によって彼らのアジトは焼かれ、また黒魔術を取り除くために、厄払いの儀式が執り行われたそうだ。
5. 魔女の保育所(オーストラリア)
1960年代にカリスマ的リーダーであるアン・ハミルトン・バーンによって設立されたニュー・エイジ・グループの周縁と見なされているこの宗教。ここでは児童虐待、洗脳、またシングルマザーからの強制的な赤ちゃんの引き取りなどを頻繁に行っていたという。
子供の虐待には、大量の精神安定剤やLSDなど、飢餓、暴行、強制薬物乱用が含まれていた。ハミルトン・バーンは自分自身をイエスの化身であると信じ、講演会やプライベートな相談や集会を通じて財産を得ていたようだ。
オーストラリア当局は1987年にこの施設を襲撃し、その後、全員毛髪をブロンドに染め、同じ衣装を着た合計14人の子供を保護。ハミルトン・バーンは、近所の目や警察から逃れつつ、夫と一緒に子どもたちを育てていたという。
沢山の子供を育てる良母のふりをして、とんでもない犯罪者だったようだ。
『両親が逮捕されてから自分の家が異常だと知った』では、常習的に親の犯罪の片棒を担がされていた1が、親の逮捕を切欠に初めて自分の家庭の異常さを知ったという。本当に子供は簡単に洗脳されてしまうので、こういう犯罪は本当に恐ろしい。
6. 4世代に渡る40人の近親相姦一家・コルト家(オーストラリア)
1966年、ジェーンとティム・コルトが結婚し、7人の子供を産んだ。2人は兄妹にも関わらず、だ。
この7人は、なんとそれ以降4世代にわたって、近親相姦を繰り返していたという。そして2012年頃、彼らは40人ものファミリーに膨れ上がる。 当然そのような事態は、問題を多々生みだす。
多くの子供たちが祖父母から両親、叔父、叔母、いとこ、子どもまで、病気や奇形に苦しんでいた。そしてそのような事実は長く隠せるものではない。
隣人たちが自分たちに気づく前に、彼らは引っ越しを繰り返さざるを得なかった。よって彼らは非情に貧しく、不衛生なテントや小屋の中で身を寄せ合うように住んでいたという。
しかしやはりそのような暮らしも長続きはしなかった。2014年、ケースワーカーによって保護された子供を取り戻そうと画策したベティ・コルトが逮捕され、懲役12年の実刑判決が言い渡されたのだ。
この衝撃的な事件は、オーストラリア史上最悪の近親相姦事件とされている。


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