死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『白い傘と白い服』『盗まれたユンボ』back

死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?『白い傘と白い服』『盗まれたユンボ』


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5:
道を教えて下さい
「道を教えて下さい」
夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。
足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。
同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。
はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、
僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。
「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。
僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
「春日谷町1-19-4-201」
「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。
部屋番号までぴったりと合っていた。
「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。
すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、
またふらふらと路地の奥へと消えていった。
238:
夢の中の神社
夢の中で行ったことのない神社へ行った。
というか神社へ入れなかったんだけど、
山の中にあるっぽい神社で麓に鳥居があって石段が続いていた。
鳥居の前には道があって向かい側は海っぽい。
道を挟んで鳥居が向かい合ってた。鳥居には注連縄がなかった。
鳥居の下から上を見上げていると、
鳥居の影から目玉をひん剥いたお婆さんとおかっぱの人形ががでてきた。
お前は誰だと聞かれた。自分の名前を名乗ると
「最近ここに来るやつが多くて困る。お前はもう来るな。覚めてもここにくるな。」といわれた。
おかっぱの人形がそっと自分の足を押した。
そこで目が覚めた。
239:
妙にリアルな夢だな?と思って足をふと見ると、小さな手のような痣がついていた。
別にそれから何か起こったわけではないんだけど、
・ここに来るやつが多い
・さめても(覚めても)来るな
実際行ったらどうなるんだろうか。
誰か行ったら教えてほしい。
242:
>>239
場所が分かればいいんだけどな
244:
>>239
それ、現実には存在しない場所だろ?
671:
囚われの人形
初めて体験を書き込みします。
>>238の話しをみて似たような?夢を昔見たことを思い出しました。
まだ自分が19位の時アパートで付き合いたての彼女と一緒に寝てた時でした。
その夜夢を見て、夢の中で友達数人と遊んでいて肝試しでもしようか、
と話していると小さな女の子の声が聞こえてきて
「いいところを教えてあげるよ。」
と言われ声の方を見てみると小さな日本人形がポツンと置いて有りました。
672:
続き
どうやらその声は人形から発せられたようで、不気味な空気に全員怖じ気ずいていると
強制的に別の場所へ飛ばされ、瞬時に別の場所へと風景は切り替わりました。
そこはとても寂しい道で周囲は鬱蒼とした雑木林の小径で、すぐそばには石段が続いていました。
石段の先には遠目に朱色の塗装が剥げかけた鳥居が構えており、
特に神社名や縄もなく、荒れた感じが石段の最下部からも見て取れました。
その場にいる皆が異様な空気に圧倒されていると先ほどの人形が石段から語り掛けてきました。
673:
「この先の社にお札が貼ってあるの、それを剥がしてもどって来るの、たのしそうでしよ?」
もちろんそんなヤバそうな事全員乗り気では無く、断りたい空気一杯でしたが、
その人形から感じるとてつもないヤバそうな雰囲気に負けいやいや社に行きお札を剥がしました。
人形「じゃあ次の場所ね。」
一同「えっ?!」
続く。
674:
続き。
気がつくと、皆別の神社の入り口の前に佇んでいました。
そして同じように社に行きお札をはがし、また次の場所へ…
そうして全部で5ヶ所の神社を巡り、最初にいた神社へ戻って来ました。
皆、恐ろしさと疲労で惚けて居ると先ほどの人形と同じ柄の、
でもボロボロの和服を着た女の子が近寄って来ました、
顔は覚えてませんが四肢のバランス?位置?に違和感を感じたのは覚えています
675:
少女、元人形?はおもむろに話しかけて来ました。
元人形?「ありがとう、貴方のおかげで自由に動けるようになったわ、ありがとう、貴方とっても優しいのね。」
自分「俺だけじゃないよ…みんなも居たし。」
元人形?「だってこれは貴方の夢じゃない。」
そこで、私は目を醒ましました、いつもの部屋、隣には彼女…と視線を移した時。
彼女の横に先ほど女の子が佇んでいました
676:
一瞬でどっと汗が吹き出しました、そして不意に人形は彼女を指さし
元人形?「お礼にいい事教えてあげる、この子貴方に隠し事してるよ。」
そこで本当に目が覚めました。
彼女を起こし、安堵からかはずかしげもなく泣きました。
以上が私の身に本当にあった1番怖い体験です。
後日、彼女から言われたのですが、他に男が居たそうで、
その話を聞いた次の日に別れたそうです。
その時彼女に言われた一言が未だに心に残ってます。
「それにしても一体何を解放しちゃったのかね?」
以上、ありがとうございました。
316:
黒い玉
小学校中学年頃の話
小学生時代の俺の特徴と言えば”割と元気な小僧で一年中半そで短パンスタイル”ってくらいで
生まれてこの方意味不明な事言う電波ちゃんでも見えないものが見える霊感少年でもなかった。
夏休みが終わり秋真っただ中のこと。
その日もいつもの格好で普段通り登校し、普通に勉強したり遊んだり
飼育委員として兎とか鯉の餌やりをしながら生活してた。
それで、昼休みが終わって午後の授業の時、急に頭痛と吐き気、悪寒に襲われた。
先生に体調の旨を伝えて保健室で体温を測ると39.8℃だった。
午前中にはそんな兆候は一切感じなかった。
親を呼ぶと言われたが、親は働いてるし迷惑かけたくなかったから盛大に拒否
フラフラしながら必死に帰宅。親には風邪ひいたら汗をかいて治せといつも言われていたから、
水分補給後直ぐに布団に潜りこんで眠ることにした
はっきり言って全然眠れなかった覚えがある。でも気付くと寝てしまっていた。
悪夢の始まりだ。
変な夢を見た。白いのか黒いのか赤いのかよくわからない世界に独りで仰向けになっていた。
すると上だか足元だかから物凄くでかい、当時の伸長を140cmとして、
近付けば視界を埋め尽くす程でかい巨大な黒玉が現れた。
黒玉は跳ねてるような転がるような動きで俺に近づいてくる。
質感はマットな感じでうっすら光沢があり、歪んだり戻ったりしていた。
黒玉は音も立てずにどんどん俺の方に近づいてくる。逃げたくても何故か俺は仰向けのまま動けない。
そしてとうとう玉は俺の足元にやってきた。そしてほわわ?んと跳ねた。
次の瞬間には俺はその玉に潰された。強烈な質量を感じた。
蚊が潰れるようなものだった、エアクッションの一つを潰すような
気味の悪い音で目の前が暗転――目覚めるとまた最初からだった。
同じようにまた玉はぐーんと近づいて俺を潰す、俺は動けずに潰される。
それを幾度となく繰り返されたとき、初めて俺は声を出した。
「もうやめてー」みたいなことを涙ながらに叫んだ。
だが黒玉は何の反応も示さずに俺を延々潰し続けた。
最後の方の記憶は何故か思い出せない、音をあげた時が小学三、四年の少年の精神的限界だった。
317:
眼が覚めた時母親がタオルを持って横に座っていた。
随分うなされていたね。みたいなことを言われた。夢の事は黙ってた。
体は一体どこにこんなにあったのかって位汗まみれだった。
熱は夜には37.0℃を下回る凄まじい回復を見せ、翌日にはいつものように学校に行くことになった。
それから数日妙に体が軽く感じたり、デジャブの回数が以上に増えたりした。
まぁだからといって空が飛べるわけでも危険を回避できたわけでもなかったが。
が、一月もすれば日常に戻っていた。そもそもこれは気分と偶々の問題だと思う。
今から十数年前の忘れ難い記憶。ただの勘違い怖い話かもしれない。
いままで数回だけ友人にこの話をしたが、翌日青い顔をしていたのも勘違いだろう。
337:
>>316
潰されて熱が下がった・・・?
悪いモノを押し出してくれた、とか?w
360:
>>316
そういう夢、俺も小学生の時に何度が見たよ。
熱が出たり食中毒の時とか、多分寝ながらにして死を身近に感じてる時。
なんか宇宙に潰される様な、何かとてつもない
大きさに圧倒され飲み込まれて何故か苦しむ。
口の中に大きな球体が無理やり入ってきてあがががががって苦しむのもあった。
多分、この手の悪夢は沢山の人が見た事あるんじゃないかなと思う。
327:
携帯カメラ
ある日の夜、普段なら出不精の私が新しく買ったスマートフォンに付いていた
万歩計機能を使いたいというのもあって、散歩に出かけることにしました。
散歩とは言っても、本当に家から5km圏内をダラダラと歩くだけ。
私の住んでいるところは住宅地だったため、基本的に道は舗装されていて明るいのですが、
その日は住宅地から少し脇にそれた田んぼのある通りを散歩コースにすることにしました。
季節はお盆をすぎたころで、夜風も少しひんやりとしていましたし、
すれ違う人も少なく、快適な散歩コースでした。
ある程度の距離を歩いたため、ここらへんでひき返そうと踵を返しました。
一旦スマートフォンで歩数を確認するためポケットに手を突っ込むと、
一緒にポケットに入れていたはずの家のカギがありません。
やばい。散歩中にスマートフォンを出し入れして歩数確認をしていたときに鍵が落ちたんだろう・・・
私はそう思い、今来た道をじっくり探すことにしました。
私は以前も一度鍵をなくして家から閉め出された経験があったので、
その時はかなり焦って変な汗をかいていたのを覚えています。
田んぼ沿いの道はあまり電灯がなく、かなり暗い状況でしたが、
私にはスマートフォンという文明の利器があります。
そう、スマホのライトで道を照らすのです。
328:
がしかし、まだよく使い方がわかっていないので、ライトの付け方がわからず、
結局内蔵されているカメラの照明機能を使って道を照らすことにしました。
探している途中は本当に焦っており、中腰で地面を必死ににらんで歩いていたので
もし誰かが私の姿を見たら恐怖に駆られていたことと思います。
結局、かなり戻ったところに鍵は落ちており、
私は緊張から解放されて安堵の気持ちでいっぱいになりました。
無事家に帰り、すっかり忘れていた歩数を確認しようとスマートフォンの電源を付けました。
すると、画面はさっきのカメラのままになっており、よく見ると新しい動画データが追加されていました。
あれ、こんな動画撮ったっけ?と不思議に思い、そのデータを見てみることに。
動画は薄暗くてよく見えなかったのですが、目を凝らすとさっきの田んぼの道だということがわかりました。
どうやら、鍵を探すためにカメラの照明をつけたとき、間違えて動画の撮影ボタンも押していたようでした。
「必死な自分テラワロスwww」とか思いながら
何気なくそのまま動画を見ていたのですが、1~2分ぐらい経過したとき、
音声に乱れのような、ノイズ?のようなものが入りました。
それは風の音と言われればそうなのですが、私には男の低い声と妙な甲高い声が不協和音のように
何かの歌の旋律をうーーーーーうーーーーーと歌っているように聞こえました。
その歌というのは、たとえるなら「ひなまつり」みたいな日本っぽい?旋律だったと思います。
329:
私はこんな音なってたっけ?と首をかしげましたが、
探しているときがあまりにも必死だったため聴こえていなかったのかな、
と思いました。しかし、その音はどんどん大きくなっていきます。
動画のただならぬ雰囲気に恐怖を感じましたが、好奇心が勝りそのまま見続けることに。
動画とは言っても、ほんとに薄暗い、スマホの照明の明かりだけの映像だったので、
はいていたスニーカーが見えるくらいのものでしたが、
その音がどんどん大きくなるにつれて、スニーカーの横にちらちらと何かが写るようになりました。
私は「?」と思い、よく目を凝らして見ると、画面の隅っこにどうやら犬の足のようなものが見えます。
その足は私のスニーカーと並走していて、かなり近い位置にいることがわかりました。
こんなに近くに犬がいたなんで、いくらなんでも気付かないはずがない。
そう思いつつも動画を見続けていると、だんだんと犬の歩くスピードがまって来ており、
足だけではなく胴体の一部も画面の下の方から徐々に現われてきます。
頭の部分が見えたとき、私は目を疑いました。頭があるはずの部分に、
丸くてのっぺりとしたお面のような、不気味なものがあったのです。
しかもお面の顔と思われる場所には三点の突起物?が飛び出ているだけ。
それが発しているのかわかりませんが、さっきの変な音楽もかなりはっきりと流れています。
私は恐ろしくてたまらなくなり、すぐに動画を削除しました。
その日の夜はなかなか寝付けず、耳にこびりついた「ひなまつり」みたいな音楽を消すために
イヤホンしながら布団の中でスマホいじって2chとか見ていました。
私はまだタッチパネルの使い方にも慣れていないのですが、
ホームの画面に戻った時、間違えてカメラモードを押してしまったんです。
カメラの撮影モードになり、布団の真っ暗な画像が画面に映ります。
一瞬のことでしたが、その画像一面に、さっきののっぺりとしたお面が写っていたんです。
心臓止まりました。
今はその家から引っ越し、スマホのカメラモードは絶対押さないようにしてます。
デジカメの類も実家に送り返しました。
こっちの家にまでついてきてないといいのですが・・・
カメラ越しにしか見えないみたいなので、カメラを一切使わなければいないのと同じなのですが、
なんだか恐ろしいです。一刻も早く忘れたいです
332:
悪夢
夢の話なんだけども
大学生のときに、変な夢を見た。
鉄格子の薄暗い牢獄のような所に閉じ込められていた。
十畳ほどの部屋に、男女併せて二十人くらいの日本人がひしめきあってた。
みんな同じ無地の白Tシャツに黒い短パン姿で、さながら本当の囚人のような気持ちがした。
夢だという自覚は持っていたが、ちょっと試しに隣の男に話しかけてみた。
以外なことに普通に会話ができた。
男は都内のフリーターで、高田馬場の回転寿司屋の店員だと言っていた。
また、これは夢なんだよな、とも言っていた。
俺も自分の身の上をある程度話し、とにかくここはなんなのか尋ねた。
男は
俺もわからないよ、なんか映画のソウみたいなシチュエーションだよな
とか言って笑っていた。
俺はソウは観ていないからわからなかったが、
まあ男の余裕そうな雰囲気から少しずつ変な緊張は解けていった。
しかしその後、突如鉄格子にはめられた扉が開くと、
顔全体を覆う尖った帽子を被った、黒づくめの子供のような背丈の連中がなだれ込み、
一番扉の近くにいた若い女を引きずっていった。
女はなぜか無言で無反応だった。
しかし2、3分もしたころ、女が連れていかれたであろう廊下の奥から
ぎゃあああああ
という物凄い絶叫が聞こえた。
牢内は騒然となり、寿司屋の男の顔からも余裕は消えていた。
すぐにさっきのチビ達がまたやってきて、また別の女を引きずっていった。
そしてまた絶叫。
俺たちはパニックになり、出口を必死で探したが、そんなものはなかった。
そんな具合に男女計四人引きずられていったところで俺は目が覚めた。
そんな夢を一月のうちに四回見た。
夢は連続しており、前回目が覚めた直後のシーンから始まる。
毎回数人ずつ、チビ達に引きずられていく。そしてもう帰ってこない。
寿司屋の男は三回目に引きずられていった。
残る人数はあと三人。次にあの夢を見たら俺が引きずられていく番じゃないか、と眠るのが怖くなった。
333:
この話をバイト先の店長にしたら、
小学生のころの同級生が寺に嫁いでるから、その寺を紹介してあげると言われ、
その日の夜に寺に連れていかれた。
住職は一通り俺の話を聞いてくれたが、
そんなこと言われても私にはなにもできない。
そんな話は聞いたことがない。
と頼りない返事しか返ってこなかった。
落胆した俺だったが、
住職は何かの足しになれば、とお札をくれた。
住職が若い頃に先代から譲り受けた大切なお札のうちの一枚だとか。
俺は藁にもすがる思いでそれを受け取り、枕元に置いて寝ることにした。
あと、教会に行ってなにかおまじないみたいのをしてもらったり、
占い師に魔除けのアドバイスをもらったり、
とにかくできる限りツテをたどっていろいろしてみたところ、もうあの夢を見ることはなくなった。
どれが効いたのかわからない、もしかしたら本当にただの夢だったのかもしれない。
一応今でもお札と魔除けの品は枕元に飾って寝ている。
怖いから。
339:
猿夢系か。どっかで見た気もするけど、元祖猿夢よりリアリティあって好きだな。
372:
庭にある墓
そんなに怖くないかもしれませんが、私の体験談です。
埼玉県のある地域に住んでいるのですが、
何代も前から住んでいる人たちの間にある習慣があります。
それにまつわるお話です。
ある家の敷地の隅には、お地蔵さんが2体置いてありました。
車でいつも通りかかるのですが、私が「お地蔵さんかわいいね。」
なんていってにこにこして覗き込むと供えてある風車が回ったりしていました。
なんかうれしかったです。
母は、「これね。墓なのよね。。。」となぜか言い出し私は墓なのか?と認識しました。
寺社などが大好きな私が期待するように、信心深くてお地蔵さんを置いたわけでは無いとのことでした。
この辺では自分の家の庭に、先祖代々のお墓を作る家がたまにあります。
2年前に亡くなった「見える人」だった母は、良くないことだといっていました。
当時の私は、「何でいけないの?」という感じだったのですが、
いろいろあってからはそう思うようになりました。
近所のショッピングモールに行くときは、
いつもちょうどその家の前で信号待ちをすることが多いのですが、
母は私がお地蔵さんをじっと見るのを怖がっていた様子。
私はなぜか見ちゃうんですよね。見るのが楽しかったです。
母「それ凄く怖くない?おかーさんちょっと駄目だわ。あらいやだ。いるわよ。」
私「ちゃんと供養してるんじゃない?庭にあるお墓なんだし。イヤな感じもしないよ。霊がいるんだー。へー。」
母「この家の人、これ怖いんじゃないかなぁ?」
私「自分の先祖でしょ。怖くないんじゃない?」
母「そうかなぁ。この家の人これ怖くないのかな。。。orz」
なんて話をしていました。
なんかその家では妙にお葬式が多かったです。しょっちゅうやってました。
葬式中に通りかかったこともあるし、お地蔵さんの前を通るときに母が、
「また入ったね。ここの墓。新しい人が。。。この家の人だね。」とか言うので、そうなのかなと思っていました。
大体一年に、一人かそれ以上は亡くなっていたと記憶しています。
よく考えてみると、凄いハイペースだなと思いました。
373:
あるときにこの家の人を見たとこがあるのですが、凄く変なことをしていました。
スラッとした背の高い眼鏡の50?60歳位の女の人が、お花をもちドアから出てきました。
目の悪い子供のように目を細めて、じっとお地蔵さんを見ていました。
お地蔵さんのほうに行くと見せかけて止まったり、いつまでもじろじろお地蔵さんを見ていました。
私「変な人だね。。」
母「あの人さぁ。見えてるんだよ。。。」
私「えっ!!このお墓の中の人そんなに怖いの?わたし全然こわくないよ。この家の人がびびってるの?」
母「ねっ。ここの家の人は怖がってるって言ったでしょ。」
私「ねぇ。早く帰ろうよ。」
母「信号変わらないでしょ!そういうこといってると、こういうことで(霊で)事故るよ。結構皆見るところで事故るんだよ。」
お母さんってそんなに霊感があるの?と落ち着いた母にびっくりしながら帰りました。
母曰く「あのお墓じっと見てると、お墓に入っちゃうよ。」
 「お母さんあのお墓怖いって言ったでしょ。あの家の人も怖いと思う。お墓に入るの怖いでしょ?
 あの家の人もそれが怖いんだよ。なんで庭になんて埋めるんだろう。あんなことしなきゃ良いのに。」
といっていました。
そういえば車で通り過ぎるときに母は、
「やらない!!やらないよ!!!」とか叫んだり、(私が危なかったのではと、今は思います。)
普段はしないことなのにハンドルを叩いたりしていました。
このときは、半信半疑でしたが一年後くらいに、お嫁に行ったお姉ちゃんが遊びに来ました。
ショッピングモールの帰りにその家の前にて、
姉「えっ。ちょっと凄いたくさんいるよ。なんでなの?」
母「あれね。お墓なの。この家の人が皆いるの。」
姉「どーしてこんなところに。うーわ墓かよ。ちょっと普通じゃない。勘弁してよ。早く行こうよ。やばいよ!!」
車が動きました。
私「どんなのが見えるの?」
姉「ちょっと凄い怖いものが見える。たくさんいる。あれは怖いわ。つ、ついてきてる。ぶっちぎって!!!」
私「事故るよ」
姉「いーから。ぶっちぎって!!今すぐ!!」
なんて打ち合わせしていない二人がやってたので信じました。
それにそこの家は、庭の墓に霊がでる&妙に葬式が多いと付近の噂になっている家だそうです。
374:
その後、母が末期がんで他界しましたが、
死ぬ数日前に私が、「あの家のお墓を私が覗いたせいでお母さん病気になったの?」
って聞いたら、「違う。お母さんを庭には埋めないでね」といっていました。
母の49日の前の日くらいに、お父さんに
「お母さんをお墓に入れないで、押入れに置いておかない?お墓に入れちゃうの寂しくない?」といったら、
お父さんはびっくりした顔で、「あの家の人と同じになる。お母さんは、庭に埋めるなって言ったでしょ?」
といっていました。なので公園墓地内のお墓に入れました。押入れとかも駄目らしいです。
死んだ人とは一線を引いたほうがよさそうです。
ちなみにショッピングモールは、道中が怖いのでしばらく行っていません。
なので、あの家の人はどーなったのかはわかりません。
ぶっちゃけ、町中にあーゆー物はなくして欲しいです。
山の中じゃないんだし。みんな怖がってるし。。。
個人情報が特定されませんよーに。長文駄文スマソ
376:
>>374は見えないんじゃないの?
380:
>>376
私は普段は見えません。今までに2,3回は見れましたが、、、
378:
>>374
田舎では割とよく見掛けるよね。<自宅敷地内の墓
うちの町、そこいら中にあるよw
436:
見てはいけない
つい先日、田舎に帰った時に聞いた話しが衝撃的だったので書かせていただきます。
うちの田舎はお墓参りの後にお墓から提灯に火を点けて
本家に徒歩で帰るっていう風習のようなものがあります。
それだけだったらありがちなんですが、色々と制約がありまして
1.「提灯の火を消してはいけない。消えた場合はすぐにお墓に戻って火をつけ直す」
2.「走ってはいけない」
3.「提灯を持つのはその場にいる最年少者(ただし赤ん坊のように自分でもてない場合はその次の年齢の者)」
4.「絶対にお社を見てはならない」
この4番目のお社というのは、本家からお墓までの間
ほとんど田んぼしかない道の道中に不自然に小さい林のような場所がぽつんとありまして、
その中には石造りの小さいお社があります。
そのお社の方向を見てはいけない、というものです。
子供の時は私も提灯を持つ役をしたことがありましたが、その時も
祖父や祖母に約束を守るようにと厳命されました。
437:
その時に聞かされたのが
「提灯の火に御先祖様が乗り移って家の仏壇に入るから途中で消してはいけないよ」
という内容で子供ながらに「なんか変なの」と思ってその役をやっていました。
そしてその提灯持ちの最中、お社の付近に差し掛かると
母親が私の目を隠してきたのを覚えています。
当時の私は母親のおふざけだと思い、無邪気にきゃっきゃっとはしゃいでいました。
そしてお社を通り過ぎるまではその状態が続き、母親が手を外すとそのまましばらく歩き、家に到着。
仏壇の蝋燭に火を移して終了という風習でした。
当時はなんとも思っていなかったこの風習なのですが、今年、何年かぶりに田舎に帰り
祖母にその風習について聞く機会があったので聞いてみました。
「そういやYちゃん(私)にはちゃんと話してなかったね。」
と、あの提灯持ちのルールの真意を聞いて正直驚きました。
1.「提灯の火を消してはいけない。消えた場合はすぐにお墓に戻って火をつけ直す」
 これは昔聞いたとおり御先祖様を家に連れて帰るための依り代のようなもの
 火が消えると連れていけない。
2.「走ってはいけない」
 走るとアレに見つかりやすくなるため
3.「提灯を持つのはその場にいる最年少者」
 アレは弱いものを狙うので御先祖様の守護が確実に届く位置、要は提灯の持ち手が一番近い
4.「絶対にお社を見てはならない」
 直接アレを見てしまうと御先祖様の守護も効かない
438:
祖母は説明しているときに「アレ」という言葉を多様したが私は意味がわからない
「アレってなに?」と聞くと
「アレはほら、お社の中にいるアレだよ。」
話しを聞くとアレというのは田んぼの真ん中にある林のお社の中にいるモノで
足の長い猿のような外見をしており大昔からそこにいる存在で普段は静かにしているらしいが
お盆の季節になると害をなすモノになるらしい
名前もあるらしいがそれを口にするのは禁忌らしく「知らないほうがいい」と教えてくれませんでした。
この存在は子供には教えないらしい、興味が出ると「見えて」しまうからだそうだ。
いま思えばあの日、母親が私の目を隠したのも
そういう都合があったからなんだなぁと今になって感謝したものです。
祖母は続けてこの風習、というより儀式の失敗した場合の事を教えてくれました。
過去には途中で火が消えたまま本家に帰ったり、
アレを見てしまったりしたりと失敗があった時があったらしいのですが
その時は次のお盆までに必ず一族の誰かが不可解な事故や事件で亡くなってるそうだ。
私はそこで(急に話しが胡散臭くなったなぁ 必ずって…)と思っていると
「去年亡くなったFはアレにやられたんよ」
そこで私はものすごく鳥肌が立ちました。
439:
去年の年末 私の従兄弟にあたるF君が車の事故で亡くなった。
子供の頃よく遊んだのでとても悲しかった。母親から聞いた話だと
直線の見晴らしのいい道路で急にハンドルをきって横の川に転落し亡くなったそうだ。
なぜハンドルをきったのか原因はいまだに不明らしい
私が何年ぶりかに田舎に帰ってきたのもF君にお線香をあげなきゃと思ってのことであった。
「じゃあ、去年の夏に失敗したの?あの提灯のやつ」と聞くと
「去年はUちゃん(親戚の子供)が提灯持ちをやったんだけどねぇ 
どうやらアレを見ちゃったみたいでな。ものすごく怯えておったんよ」
その後大慌てでお払いをしてもらったりしたらしいが駄目だったらしい。
昔、なんとも思わずに参加していたものに重大な意味があると知った時私はとても恐怖を覚えました。
私が田舎に帰ったときはその儀式はすでに終わっておりお墓参りだけしてきました。
今年のその儀式はきちんと成功したのか一年間不安でしかたありません。
来年は参加してきちんと見守りたいと思います。
乱文・長文失礼いたしました。
441:
>>439
乙、こういう話は好きだ
454:
水子供養の心霊スポット
20年位前の話。
香川に男3 女5で卒業旅行へ
その夜旅館から一時間程行った所に水子供養の心霊スポットがあると聞き皆で行く事に。
車2台で山の麓に到着。
山の上にその寺があると言うので、歩いて登る事に。
すると、山からおばあさんが降りて来て、声かけると「この先には行かん方がいい」と。
かなり気持ち悪かったんですが、そのまま挑む事に。
すると今度は女の子のポケベルが鳴り番号が。
5mほど前にピンク電話あったので、そこで電話する事に。
電話終わるの待ってると女の子が「ぎゃー」っと。
どした? と聞くと 電話の向こうで「それ以上行くな」って言ってると。
さすがに怖くなり車に戻ると一台動かず。
一台に8人乗り 宿に帰る事に。
次の日の昼恐々エンジンかけると直ぐにかかる。
で、気持ち悪いから出ようとして前を見ると昨日女の子が使った筈のピンク電話が無い。
とても不思議な体験でした。
457:
>>454
止めてもらえてよかったね。
水子供養してる所だと知ってて面白がって凸するような輩は
もっと怖い思いをしてほしかったところだが、その後誰にも何もなかったの?
460:
>>457
何も無いね。
ただ気持ち悪かっただけ。
466:
>>454
県内では超有名なスポットだわ。
その話は初耳だけど、あそこはマジで遊び半分で行くところでは無いからね。
649:
必ず霊と遭遇する方法
突然ですが、皆さんは『霊』を見たことがありますか?
私は、幸か不幸か、何度も霊と遭遇しています。
満員電車の中…真夜中のコンビニで…血にまみれた老婆の姿を…。
今日の噂話は、霊を見た経験のない方には朗報?の、『必ず霊と遭遇する方法』というお話です。
心臓の弱い方、怖がりの方は、読まないほうがいいでしょう…。
まず、『ペンと紙』を用意してください。
そして、その紙に、端から平仮名で『おかえりなさい』と横書きしてください。
霊感の強い方であれば、この時点で、なんらかの霊現象を感じとることが出来るそうです…。
次の行に、『つかれたでしょ』と書き、ペンを置いてください。
そして、『決して瞬きをせずに』紙を1分間見つめてください。
背後から
『ただいま…』
『つかれた…』
こんな声が聞こえてきても、決して『後ろを振り向かないで』ください…。
振り向くと…
このお話は、ある情報誌の記者が、『突然行方不明になった少女』の家に取材を行った時、
その少女の部屋には、1枚の紙が残されており、そこには、
『おかえりなさい』
『つかれたでしょ』と書いてあったのを発見し、
その数日後、取材を行った記者が行方不明になり、記者の部屋には、
少女と同じメモが残されていたことから、『霊を呼ぶ言葉』として、1部で恐れられているそうです。
473:
パワーストーンに纏わる呪い
現在進行形で起こっている「呪い」に関するネタ投下するわ。
こっちが向こうの呪いに気付いているってサインも込めて。
私はいわゆるパワーストーンや占いが大好きなスイーツ脳の女で、
ソレ関係の本も出版しているライターをしている。
自称、霊感有りだが、本当にあるのかどうかはわからない。
取材もかねて、パワーストーンやヒーリング、フラワーエッセンスや
霊感アロマなどの取材を趣味と実益を兼ねて首を突っ込みまくっている。
最近、女向けの雑誌で「パワーストーン」「ワークショップ」なんて単語を目にすることがあると思う。
あれね。ああいうののチョーチン記事を書くのが仕事。
その日も、ある山間の、ヒッピーの店のような場所で、
ワークショップが開かれるというので首を突っ込んでみた。
ヘンプとか自然食とか売っている店で、見るからに怪しい。
だけどもそこが癒しのスポットに見えるらしいんだわ、スイーツには。
そのワークショップってのが、石を使って相談者のハイヤーセルフ
(高次元の存在・守護霊みたいなもの)とコンタクトをとるというものだった。
ワークショップの主催は、細っこい中年女性で、「すぴこん」などに出入りしてそうな人。
このスレでいうところの石好きみたいな人だった。第一印象は悪くなかった。
474:
私は、そういう広義の意味での占いみたいなことをする人には、
引っかけとしてわざと「OLです」なんて嘘を吐いてみるんだけど、
それすらも見破れない程度の霊感の持ち主だったので、
「ああ、これは空振りだったかも」と諦めモードに入ってしまった。
仕事の内容も、過去私がやり尽くしたことを霊視するだけで、未来視はゼロ。
肝心のハイヤーセルフからのメッセージも、「?」と思うような内容。
石とコンタクトを取ったり、天使が見えたり、妖精を呼んだりできるらしいけど、どうも眉唾っぽい。
しょうがないから自分から「私、スピリチュアル系のライターやってて、仕事で悩んでて、
その相談に来ました」というと、ものすごく食いついてきた。
「是非お友達になりましょう!是非!是非!」なんて、
しつこいぐらい食い下がられて、メルアドだけは教えてしまった。
そのとき、なんか嫌?な予感がして、自分の仕事をしている方のペンネームは教えず、
本名と生年月日だけしか教えなかったんだわ。
その後もそのワークショップ主催者から何回かメールがあったんだけど、
なんとも言えない気持ちの悪さを感じて、メルアドを変えてしまったんだ。
その人のパワー入りの水晶のブレスなんかをお礼にもらったんだけど、
何だか嫌な感じがして付ける気にならなかった。
メルアドを変更して、二、三日経った頃の話だ。
私の部屋はフローリングで、荷物はすくなく、ベッドもなく、床に布団を敷いて寝ているんだが、
夜中、いきなり目が覚めた。案の定金縛り。
自分の体が疲れている金縛りなのか、霊由来なのかの区別ぐらいはつくので、
「おおう久しぶりに霊が来たぜネタにしてやろう」とドキドキしていたら、こいつがとんでもない奴だった。
ずず、ずず、と、布団の周りを何か重たいものを引きずる音がする。
どうやら腕だけを使って這い回っているらしい。
それでも私は自衛隊の匍匐前進を思いだし、怖いどころかちと笑ってしまった。
真上を向いて金縛られているので奴の姿は見えない。
475:
笑いを堪えながら金縛りに耐えていると、「○○さーん(本名)、○○さーん」と、私の名前を呼ぶ声がする。
拾った霊にしては私の名前なんか呼びやがってなれなれしい奴だな、と思ってると、
「どうして返事くれないのー」なんて言いやがる。あ、あのワークショップのあいつか。
ワークシップなんて開いて占い師のまねごとなんかするぐらいがだら、
他人の所に想念を飛ばすぐらい屁でもないんだろうな。
眼球だけ動くので、あいつかどうか確かめようと思って、ちらりと顔を覗き込んだ。
あいつかどうかはわからなかった。だって包帯で顔中ぐるぐる巻きだったから。
それでもって、ちょうど目の位置に当たる部分だけ、赤い血の染みが浮き出ているんだ。
それで、真っ赤な目に見える。
「血の染みは嫌だなあ、サイレントヒルみたい(まだ余裕)」とか
思っているうちに、すーっと気を失ってしまった。
で、翌朝。目が覚めると、なんか部屋中がクッサイの。
血なまぐさいとは違う、生命由来の嫌な臭いで、あまりの臭さに目が覚めた。
布団の周りには、でっかいムカデが何匹も死んでた。ただ死んでるだけじゃなく、
なにか重いものですりつぶして、私の布団の周りをぐるぐると引きずったような跡があるわけ。
これには参った。
資料として呼んでいて、開きっぱなしのページの上にも、
私が脱ぎ捨てた服の上にも、全部にムカデの体液。
臭いのなんのって。
それが朝起きたらすでに乾きかけてるの。
悔しいやら気持ち悪いやら吐きそうになるわ、泣きながら雑巾で刮ぎ取った。
服は洗っても洗っても臭いが取れないから捨てた。
476:
後日。
ライター仲間に、そのワークショップの主催者について聞いてみると、
ライター仲間でも知っている人がいた。
「天使」「妖精」「水晶のパワー」とか言っているわりに、とにかく上昇志向の強い人で、
なにがなんでも売れたいという気持ちがすごい人として、ライターの間ではよくない方に有名だったらしい。
そのライターさんに、体験した話をすると、
「そう言えばその人、足と目が不自由なんだよ」ということだった。
ああ、だから匍匐前進で、顔を包帯でぐるぐる巻きにして目から血を流しているんだってわかったよ。
「ハイヤーセルフからのメッセージっても当たらないんだけどねアハハ」みたいに笑って話していたけど、
ハイヤーセルフや守護霊のメッセージは受け取れなくても、すごい呪いをかけることができる、
呪術師としての才能の方がある人なんだなーと思ったわけ。
そんな奴にペンネームなんか教えたら仕事にどんな影響を及ぼされていたかと思うと気が気じゃない。
今、パワーストーンブレスとか流行ってるでしょう。
ああいうのにパワー込めるとか、天使がナントカとか妖精がナントカと言っている奴の中には、
こうやって得体の知れないパワーを込めている奴もいるから注意して欲しい。
もし、自分が悪霊の立場だったとして、このスピリチュアルブームに便乗しない手はないと思うからさ。
477:
>>476
乙でした。
背中がぞわぞわする
479:
一番怖いのは…
零感な私ですが唯一の怖い体験を、どうか聴いていただけませんでしょうか。
私は去年まで、親の脛をかじる貧乏学生でした。
しかも実家から離れていて、アルバイトもろくに出来ないくらい厳しい学業生活の二重苦。
恥ずかしながら、骨までバリバリむしゃむしゃな気合いの入った脛かじりでした。
余分なお金などありゃしません。
学費に生活費まで出してもらっているので、帰省時の交通費をおおっぴらに
「新幹線で帰るからさ、2万くらいちょうだいよ!」
なーんて、口が裂けても言えません…。
今は便利な時代、ネットで夜行バスを予約すればかなり安く帰れます。
盆に年末は短いながら必ず帰るようにしていたので、
毎回一番安く済むバスを予約して帰省していました。
すみません、前置きが長くなってしまいましたね。
盆を前にしてそのときも、四列ぎゅうぎゅうトイレ無し、
ゴワゴワしたブランケット付きの夜行バスで関西から関東目指して、
他の乗客同様、私も狭い座席に身を縮こめておりました。
夜行バスを利用なさったことのある方ならわかると思いますが、
こういったバスは2、3時間置きにサービスエリアに寄ってトイレ休憩を挟みます。
だいたい10分?15分程度のものですが、トイレのないバスには特に大事な休憩です。
私はそれとは別に、帰省時に毎回ご当地キティちゃんを欲しがる友人がいるので、
サービスエリアには必ず起き出してバスを降りていました。
そのときもバックを持って降り、まずはトイレに向かいました。
深夜でしたが、同じように関東へ向かう夜行バスが
何台も駐車場に停まっているのもあり、人はそれなりにいます。
だからトイレから出た私の後ろに、同じくトイレから出てきた
男性がついて来てもなんら違和感を感じませんでした。
480:
自販機が並ぶ室内に入ったところで、背後から沸き立つ異様なプレッシャーに気がつきました。
それと…、臭いです。
花火大会の簡易トイレの中のような、むわっと熱気を伴った不快な臭い。
胃から何かが逆流した気がして、思わず俯き口を押さえました。
私はそこでさらに気持ち悪いことに気がついたんです…。
左側の研きあげられた白い床に写る、私のすぐ後ろにピタッと立つ男の姿に。
ドッと胃液と冷や汗が湧きました。
背後に立つ人物は、背の低いずんぐりむっくりな私より遥かに身長が高く、
床に写る姿をちらっと見るかぎりでは私の頭頂部を一心に見つめているようでした。
悪いことに自販機コーナーには誰もいず、お土産物コーナーからは死角になっていました。
緊張で動くことが出来ず、固まっていると後ろの自動ドアから誰かが入ってくる音が聞こえました。
すると背後の気配もスッと消え、臭いも遠ざかっていったのです。
最後に髪を触られた感触がしたのですが、変な男に襲われなくてすんだ安堵で気にもとめませんでした。
482:
私は休憩時間の終わりが近づいていたので、
去っていっただろう男を振り返らず、慌ててバスに乗り込みました。
座席に座ったとき、またあの不快な臭いがした記憶があります。
そのあとは無事に目的地につき、さらに電車を乗り継ぎました。
実家に帰ってきた私をみるなり、母は
「駄目だ、髪切らないと」
と私の下ろした長い髪をまとめあげ、かなりの長さをいきなり切ってしまったんです!
私ボー然。
でも母が玄関をあけ、外に散らした髪を見て意味が理解出来ました。
私の髪は黒髪なのですが、外を舞う髪は真っ白だったんです。
まだ母の手に残っていた髪はまるで埃のようでした。
とたん、襲ってくるあの不快な臭い。
サービスエリアで嗅いだものをより濃縮したような強い臭いに襲われました。
また背後にあの男が立っている気がしてビクビクしていると、
台所に走った母が塩を持って戻ってくるなり頭目掛けて塩を投げつけてくるではありませんか!
鬼の形相で、
「娘に手を出したら承知しない」だとか
「誰の子に目ぇつけてんだ、このドクサレ野郎!」
とか言ってくるので本当に怖かったです。
483:
やがて塩も尽き、あの不快な臭いもしなくなると
母は塩と散った髪を丁寧に掃き集めて、庭の隅で燃やしはじめました。
その上に髪の毛入り塩釜でも作るように追加の塩を盛りながら、
「地獄で高血圧になって死ね」
と呟いていたのでさらに怖かったです。
どうやら私はサービスエリアにいたたちの悪い霊に何故か目をつけられ、
霊が憑きやすくなる印を髪に付けられたらしいのです。
もうすでに何体か憑いてきていたようですが、母の鬼気迫る除霊(?)で事なきを得たみたいです。
母には霊感があると、本人や母方の親類からは聞いていたんですが、
こんな荒っぽい除霊方法では確かに親類がこのことを話すとき苦笑いになるはずですね…。
私が落ち着くと母は、
「ぽやっとしてるからあんなろくでなしに声かけられるんだよ」
と一緒にゲンコツを落としました。
正直、あんなに怖い思いをするならもう絶対に憑かれたくないですよ…。
霊体験なんて懲り懲りです。
485:
>>483
すげー母ちゃんだな。
493:
病院での不思議な体験
看護師してるけど、
病棟で目に圧迫のテープ貼ってて見えないはずの患者さんから
隣のベッドの人が夜中ぶつぶつ話していてうるさいという苦情があった
隣のベッドは空だったんだよね
あと、エレベーター乗ったら親切にボタンを押してくれた患者さんがいた
でもその人前日亡くなってたんだよね
あとは、病棟の往診についていったら、廊下でその目当ての患者さんに会った
なぜか私服だった
もう大丈夫なんですよ、ありがとうね
なんて言っていた
病棟についたら、その人は急変して亡くなったとこだった
全部実話です
病院はいろいろあるよ
504:
>>493
こういうシンプルな実体験話が一番怖いな
しかし看護婦の話はよく見るが医者は少ないね
ほんとに無いのかプライドが許さないのか意地なのか
494:
タイトルとか特にないんだけど
現在進行形で自分の身に降りかかってる話しがあるんだ
短いしそんなに怖いと感じられるか分からんけど書いても大丈夫かい?
496:
>>494
構わん、バッチコイ
497:
燃える人形
ガキの頃(多分7?8歳ぐらいの時)に見た夢の話なんだけどな
正直3?4歳ぐらいの時だと思ってたんだけど頭の中で整理したら確実に小学生には入ってた。
なんつーか夢が怖いってのが結論だからハッキリ面白いかどうかわからんのだが
その夢っつーのが背景がすごくメルヘンチックで、お菓子の家とか絵本に出てきそうな感じの背景
んでしかもクマさんとかホビットだっけ?白雪姫の小人みたいなのそんなのもいるのよ。
んでここが一番俺の中でもトラウマ級の恐怖なんだが
妙にリアルなフランス人形みたいなのがいる
服は青っつーか不思議の国のアリスみたいな感じで金髪のヤツ
んで、何でか知らんけどガキの頃の俺はそいつになんか言った
何を言ったかは覚えて無い。
そしたらその人形がものすごい形相でコッチに迫ってきて抱きつく
そしたらその人形が燃えるのよ、そこで目が覚める
んで、何だ夢かと思ってまた寝るとおんなじ夢を見る
しかも背景は変わってるけど相変わらずメルヘンな感じ
んで何も言わないで人形から逃げると人形が追いかけてくる→抱きつく→燃える
このコンボを6回ぐらいかな?あんまり回数覚えて無いんだけど食らって
親になきついて一緒に寝てもらった記憶が有る。
小学校に入る前は親と一緒に寝てたからおそらく入学後なのは間違い無い
んで、現在進行形の話しとしては最近またおなじような夢を見たってとこ
一晩に3回も目が覚めた。オカ板来るのは初めてなんだが詳しい事知ってる人がいたら解決法教えてくれ
498:
>>497
なんか猿夢に似てるな
499:
>>498
でも燃える→目が覚める以外は大して害は無いんだよ
猿夢は危害加えられる前に目が覚めるけど俺は危害加えられた後に目が覚める
ちなみに最近のヤツはこないだの日曜日だった。
なんか知らんけど抱きつかれた瞬間キレていい加減にしさらせボケェかなんか
叫んで目が覚めた後は見て無い
10:
変化する写真
もう10年も前のことです。
サッカー部の高柳君と川島君はとても仲が良くて、いつもまるで双子のように息が揃っていました。
勉強も体育も、一位と2位は絶対にこの二人のどちらかでした。
当然二人はクラスの人気者で、二人が学校を休んだときなんかは
まるで火が消えたように寂しかったものです。
私は女子でしたが同じサッカー部で家が近かった事もあり二人とは
よく一緒に遊びました。私自身それが誇らしかったのです。
ちびで体も弱く、勉強だってそこそこといった程度の私には
この二人と一緒にいられるというのはそれだけで他の人たちに対して優越感に浸れたのです。
これは、たしか小学3年の時のことです。私たちは近所の小川、
(今は区画整備で埋められて無くなっています)
に釣りに出かけました。当時私は誕生日の時に父にねだって買って
もらったインスタントのカメラをいつも肌身離さず持っていました。
そのときもカメラを持っていった私は二人を撮ってあげることにしたのです。
今思えばあのとき写真なんて撮らなければ、カメラなんて持ってこなければ
あんな事にはならなかったのに・・・・
12:10:05/01/15 14:47:43 ID:TqtsGUUh
続きです。
家に帰って撮った写真を見ていると、あることに気がつきました。
それは高柳君と川島君が並んでいるところを撮ったものでした。
川島君の右腕の少し下、川の水面に人の目のようなものが写っていたのです。
当時の私は心霊写真という言葉は知っていましたが
まさか自分にそんなものが撮れるとは思っていなかったので
「気味が悪いな」とは思ったものの特に気にも止めませんでした。
サッカー部の練習の時に川島君が右腕を怪我したのはそれから何日か
経ったときでした。市内の小学校数校で行われる大会の最中にボールが
ボールが腕に当たり骨折してしまったのです。
川島君は入院することになりました。
私は妙な胸騒ぎを覚え家の机の引き出しからあの写真を出して見てみたのです。
すると写真は前に見たときとは全く様子が違っていました。
水面から顔を出した小さな男の子、その目は確かに水の中から伺っていたあの目でした。
そしてその子の手は川島君の右腕をつかんでいたのです。
怖くなった私は高柳君の家に電話し、来てもらうことにしました。
その写真を見た高柳君は「川島に見せたらショックを受けると思う」と
このことを川島君に言わないことを私に約束させ、その写真を持っていきました。
そして・・・・
16:10:05/01/15 15:00:18 ID:TqtsGUUh
これで終わりです。
高柳君が写真を持って行ってから3日後、だったと思います。
川島君が亡くなりました。病室から飛び降りたのです。
クラスの中に飛び降りた日に川島君の所にお見舞いにいった人がいました。
その人はこんな事を言っていました。川島君はしきりに「あいつが来る」と
つぶやいていたと。先生や川島君のお母さんは「入院生活のストレスのせい」
と説明してくれましたが川島君が死んだ本当の理由は・・・
ある日高柳君の家に呼び出された私はあの写真を見せてもらいました。
と言ってもそこにはもうあの男の子はいません。写真は鋏で半分に切られ
写っているのは高柳君だけでした。「自分の方にもあいつが来そうだったから」
と高柳君は説明しました。
川島君が死んだときには男の子が川島君の体に覆い被さるようになっていたと言います。
「何でもっと早くに切ってあげなかったの?そうすれば川島君だって・・・・」私は思わず
声を荒げてしまいました。すると高柳君はこう言いました。
「だってあいつがいると・・・・俺は1番にはなれなかったから」
夕陽にてらされた高柳君の顔は、あの男の子そっくりでした。
552:
不思議な女の子
俺の田舎での話だが
俺の田舎は家と家の間隔が結構あるんだが、俺の家だけ隣接して家があった
それ自体に意味はないが、俺が4歳ぐらいの時にその家に赤ちゃんが生まれた。女の子だった
田舎らしく家族ぐるみで付き合っていたので、俺もその子の世話をしたし、妹のように可愛がった
けれども、その子が生まれてからどうもその子の家に不幸なことが続く
父方・母方の祖父母・親戚が相次いで死亡
母親が風邪から骨ヒビ→骨折→肺炎→慢性的喘息のコンボ
父親がリストラ→友人に裏切られる→鬱のコンボ
その他にもいろいろあったらしいが、当時子供の俺が知っているのはこれだけ
ちなみにその子は別に何事もなく健康元気に成長していた
553:
その子=女でお願いします
女が五歳ぐらいの時、とうとう母親と父親が心中してしまい、家に女が引き取られた
母親と父親がいなくなったのに、女は別に気にして無いようだった
女が大きくなるにつれ段々と美人になっていったが、常に無表情で言葉もあまり話さない
俺の両親は気味悪がったが、俺は気にせず遊んだり勉強を見たりしていた
田舎じゃ女は人形が動いているだのどうのこうの、人ではないような噂が立っていたらしい
ある時、女の方から「たまには昔のようにお風呂に入ろう」と誘われ、一緒に風呂に入った
俺が隠しているのに女は堂々としていて、そのせいで気づいた
右腕が女の右腕じゃないし、左腕が女の左腕でもないし、右腕とも違う
足もそうだった。左足と、右足も
意味が分からないかもしれないが、
女の元々の手足を右左腕足それぞれ別人のものと入れ替えてるって感じ
感覚というか、一目見てそれが分かってしまった。
皮膚の色は左腕だけほんのちょっと違うくらい
気づいてしまうと、今日一日女が妙に左腕を使ってなかったことも思い出した
でも、なんか言うこともなく体を洗いあってお風呂タイムは終わった
555:
次の日の夕方、もうすぐ夕飯だというのに女が出かけるというので俺はこっそりついて行った
昨日のお風呂で見たことが頭に残っていたんだと思う
ついていくと近くの森の中に入っていき、いきなり道を外れて奥に歩き出す
しばらく道なき道を歩いて行くと急に円形に開けた場所に出て、女は服を脱ぎだした
あっという間に全裸になると、何か大声でよくわからないことを叫びだした
これはヤバいと思った俺は飛び出して行って、
女の肩をつかんで「大丈夫か?」みたいなことを言ったと思う
その時の女の眼が真っ暗で、まるで眼球なんてなくて闇が広がっているみたいだった
ここでなぜか俺の記憶が途切れていて、
次に覚えているのが家で女の左腕と俺の左腕がしめ縄みたいなもので縛られてる状態
互いに全裸で、よくわからん札みたいなものがあちこちに貼られていた
556:
女はぐうぐう寝ていて、ふすまの向こうから大人の険しい声が聞こえてくる
俺は起き上がれずに、ずっと天井を見ていた
しばらくすると、神主と巫女みたいな恰好をした人が入ってきて、
塩をかけられたり、幣をばさばさやられたりした
女はずっと寝てたけど、俺が起きていたので神主?さんは
「キミはこの女の子と離れてはいけないよ」みたいなことを難しく言って帰って行った
巫女さんは女が起きてから二日間ぐらい女の世話をして帰って行った
それ以来、女の性格が明るくなったし、フラフラどっかに行くこともなくなって、俺の親が喜んでいた
ただ、女の左目の視力が極端に落ちてほとんど見えないくらいになってしまった
557:
気になるのは、女の右腕と左足、右足はいまだ元々の女の物ではない誰かの物ということだろうか
左腕は誰かわかっている。俺の左腕だ。俺の左腕は、女の左腕になっている
詳しいことは俺の親も聞いてないというのだが、女は子供の頃森で何をしていたのだろう
今聞いても子供の頃のことは全然覚えていないと言ってよくわからない
581:
>>557
何県?
過去を調べたら、因果がわかるかも
340:
オバケになっちゃうぞ
小さい時の話です。
ある日、兄がカブト虫の幼虫を沢山取ってきました。
僕も、欲しくなり何処で取って来たのか、聞きましたが教えてくれません。
僕は、裏山だと思い、次の日友達と2人で裏山に行きました。
幼かった僕たちは、カブト虫の幼虫がどんな所にいるか、判りませんので
手当りしだいに掘って行ったのですが、もちろん取れません。
僕たちどんどん山の奥に、入って行きました。
すると、ちょっと土の色が違う所を、発見しました。
「きっとここだよ。」 僕たちは嬉しくなり、掘り出しました。
すると、急に後ろから「君たち何やってるの?」と声がしました。
振り返ると、見知らぬおじさんが 立っていました。
僕たちは「カブト虫の幼虫 見つけてるんだ」言うと、
おじさんは「そんな所には、いないよ。他を探したら」と優しく言いました
でも僕たちは「掘った跡もあるし、きっといるよ」と掘り続けました。
・・・・・・・・少し間が空き 不意に静かな声でおじさんが、言いました
「それ以上掘ると、オバケになっちゃうぞ」
オバケの言葉にびびって掘るのを、止めるとおじさんは、ニコニコして
カブト虫の幼虫の取れる所に、手を繋いでつれて行ってくれました。
おじさんの手が震えていたのを、憶えています。
今思うと 何が埋まっていたのか
そして、オバケがでるぞ!じゃなく 
オバケになるぞは、言い間違えただけなのかは判りません
総ては、裏山の中に、埋まっています・・・
573:
工場で起きた怖い話
では失礼して・・・
今から6年ぐらい前になるかな
当時派遣社員だった俺は山形県にある工場で働くことになった
クリーンルームの中で部品の交換をする仕事なんだが半年ぐらい経ってから
新しい製造ラインの立ち上げに参加するように言われて
今まで働いてた部署とはちょっと離れた所に作られたその新ラインで作業をすることに
しかしどうもこのラインは他と空気が違う
工場の外れの方にあるので人通りが少ないというのもあるんだけど、何か空気が重い
照明も、明るいはずなのに何か明るさを感じられない
一言で言えば「嫌な感じ」のする場所だった
574:
名前入れ忘れてしまいました。申し訳ありません・・・
そんなこんなでラインは立ち上がったのだが、機材の故障が多く、動いている時間よりも
止まっている時間が長いという日がしばらく続いた
ラインが止まっている時は特にすることもないので、掃除をしたりして適当に時間を潰すんだけど
ある時、同僚がある機材の目立たない場所にお札が貼ってあるのを見つけた
小さいお札で、何て書いてあるかまでは見なかったけど、その時は
「こええwここ祟られてるから故障が多いんじゃねえのw」という笑い話で終わった
そんなある日、他の部署で人が足りなくなったとかで応援に何人か行った結果
俺と先輩の2人だけでラインを見なければいけなくなってしまった
常に誰かいなくてはいけないので、休みも交代で取ることになっていて
今回は先輩が先に休憩に行くことになった
575:
先輩が休憩に行った後、広いラインの中を俺1人で機材を見て回っていたんだが
例のお札が貼ってある機材の近くにある他の機材の検査していたら、突然空気が変わった
俺はクリーンスーツにヘアネット、ゴム靴ゴム手の完全装備
何もしなくても暑い環境なのだが、冷や汗が出て体が震えだす程寒くてたまらなくなった
そして、俺の背後に何かがいるという気配とその「何か」の視線が痛いほどに感じられた
俺の後ろの壁とは3mぐらいの距離しかない。当然ながら、出入りする場所もない。
そもそもこのラインには俺しかいない。その時、視界の隅に赤いものがチラっと見えた。
背後の壁はクリーム色をしていて赤い色などあるはずがないのに
なので俺は「えっ?」と思って思わず見てしまった
といっても首が僅かに動かせただけなのだが、赤い子供ぐらいの大きさの「何か」が
そこにいるのだけは分かった
576:
もう俺はパニック状態。でも体が動かず、寒さと恐怖で気絶しそうだった
先輩の休憩時間は1時間ちょっとだったと思うが、数時間にも感じられ
やっと先輩が休憩から帰ってきてラインに入ってきた瞬間、寒さは消え去り体も動かせるようになった
俺は先輩との引継ぎもそこそこに、そのラインから逃げ出した
その後しばらくして俺はその工場を辞めた
幸いにも辞めるまでそのラインで1人作業をする機会はなかったが
今でもあの時見た「何か」は何だったのか気になっている
以上です。どうも失礼しました。
577:
>>576
見たのは一人だけでしょうか?同僚の方の目撃談とかは?
578:
>>577
自分が見たのは1人だけでしたね。といっても「赤い子供ぐらいの大きさの何か」
なので一体何なのか全く分からないのですが
先輩は見てはいなかったと思います。
本人は霊感とかないと言っていましたが
自分も霊感なんてないと思うんですよね。
霊も見たことありませんでしたし
この件以外、奇妙な体験というのもとんと思いつきません
620:
一文字メール
某学校でとあるものが流行っていた。
いつ、どこで、だれから送られてくるかわからない、たった一文字だけ書かれているメール
「一文字メール」というもの。
そのメールを消した人はほとんどいない。
ある先輩が、「消したら死ぬ」という噂を流したからだ。
「赤い○屋」かよ・・・と思う人も中にはいたが、
そのメールを消そうとする人はほとんど居なかった。
712:
不登校の子の不気味な家族
俺が小学校高学年ごろの話。
夏休みが終わってから同じクラスに登校しなくなった女子が居て、顔を見なくなった。
新しい教科書を渡してほしいという名目で、集団登校が一緒だった俺に白羽の矢が立った。
要はちょっと様子を見てこいということだったんだと思う。
もう夏が終わりかけていて、その日はもう太陽が沈んでいたのでちょっと涼しい風が吹いていた。
便宜上その女子をA子としよう。
A子は以前から割と控えめで、それまで一緒に遊んだりしたことがなかった。
あまり目立たない感じではあったがイジメを受けているわけでもなく、
友達をつくるぐらいの要領は持っているような静かなタイプの女子だった。
貧乏でもないし、特別、裕福というわけでもない。
二階建ての家に住んでいて、ちゃんとした両親も居る。
不登校になるような原因は思い当たらなかった。
A子の家のピンポンを押す。少ししてドアがきしんだ。
ドアの覗き窓から誰かが俺を見ているのだ。それが異常に長かった。
少なく見積もっても1分以上は見られていた気がする。
視線のやり場に困って右の方を見るとA子の家の犬が
夏バテでもしているのか、ぐったりと地面に寝そべっていた。
体も顔もピクリとも動かないが、ギラギラした目だけが俺をずっと見ていた。
犬から目を離せずに居ると、ドアが少し開き、
A子が「ああ、○○くん。待たせちゃってごめんなさい今お料理してたの」と笑顔を見せた。
ドアの気配からして、ずっと覗き窓から俺を見ていたのはA子だったはずだ。
想像していたよりA子は元気そうだった。
普段より活気を感じさせるほどの様子に少し安心して、事情を話し教科書を渡して帰ろうとする
とA子にせっかくだから上がっていってくれと強く引き留められた。
「いま私一人しか居なくて暇してたのよ」と彼女は言って俺の手を取った。
713:
家の中は、玄関入って目の前に階段がある間取りで、
二階のあたりから階段を照らす灯り以外は全て落とされて真っ暗だった。
他人の家の臭いというのはだいたいにして違和感を感じるものだけど、
A子の家のそれは何か異質な感じがした。
家の臭いに混じって、ほのかに便所のような臭気があった。
二階のA子の部屋も同様に灯りがついていない状態だった。
ただ、ゲームの途中と思われるテレビの灯りだけが煌々と部屋の中を照らしていた。
嫌な汗が流れるのを感じた。
A子が不登校になったのは、精神的に何か異常をきたしつつあるからなのではないだろうか。
連れられて部屋に入るなり、横から「よお」と声をかけられ、
飛び上がって確認するとA子の兄だという。テレビの光でようやく顔が見えた。
A子の家は電灯を落とした部屋に居るのが常態化しているのだろうか。
さっきA子は一人だと言ってはいなかったか。
あまり深く考えたくはなかったので、すすめられるままにA子とマリオカートをしていると、
兄が「喉が渇いた」と言ってオロナミンCを三人分とお菓子を持ってきた。
口をつけると生温かった。何やらしょっぱい。味も違うし、嫌な臭いがする。
ふと横を見ると何故かA子も兄もゲーム画面そっちのけで俺の顔をじっと見ていた。
まさかと思うけどこれ小便じゃないよね、と問いただすと
兄は「小便なわけないだろう」と驚いたように大声で否定した。
その直後、階段のあたりだろうか。
おばさんのものらしき大きな笑い声が一秒ほどして、不自然にピタっと止んだ。手で抑えたみたいに。
A子はずっと俺の顔を見ていた。
テレビの光に照らされて反面しか見えなかったが、ニヤニヤしているのは分かった。
お菓子をよく見ると、ガムの包装紙が明らかに一度、開かれてバレないように戻されている。
714:
ここに至り、俺の頭はこの家に長居したくない感情でいっぱいになり、
トイレを借りるという口実をつくって部屋から脱出した。
階段には誰も居らず、階段の灯りも点ったままだった。
できるだけ自然な様子でそのままこの家から
出て行ってしまおうという腹づもりで階段を下りて玄関に到着した。
真っ暗で何も分からない。壁際のスイッチを押し込むと、灯りが点いた。
いつの間にかドアに鍵がかかっている。
後ろが気になって振り向こうとして、部分的に灯りに照らされた真っ暗なリビングが視界に入った。
そこにはイスに座ったおばさん(おそらくA子の母親だろう)が居て、ニヤニヤしながらこちらを見ていた。
床には、無数のビンが並んでいたが、中身は黄色い液体の入った何かだった。
おばさんが立ち上がる。
二階の方からも床がきしむ音がした。
生きた心地がせず、クツを手に持って玄関から飛び出した。
犬が狂ったように俺にほえかかったが、そんなものを気にしている場合ではない。
走り去る途中でA子の家の方を振り返った。
おばさんは追ってはこなかったが、二階の窓から逆光になった
A子と兄らしき影が並んでこっちを見ていた。
先生にはA子は案外元気だったとだけ報告し、それ以外のことは誰にも口外しなかった。
A子はそれ以降も学校には登校しなかった。
715:
で、どうなったんだ。
716:
気になる
724:
貞子の電話
先週、電話がかかってきて出たら何もない「もしもし」といってもなにも来ない。
それどころか「もしもし」・・・「もしもし」と俺の声が一瞬遅れて帰ってくるだけ
何度言っても俺の声しか跳ね返ってこない。怖くなって切ってやった。
それ以降はそんなことは一度もない。 
貞子の携帯みたいで怖かった、番号は090?4444?4444
怖くなくてすみません
727:
>>724
その番号、俺も昔かかってきた事がある
しばらくお経のようなものが聞こえてから
ボソッと「あなたに呪いを掛けました。一週間後に死にます。」とか言ってた
それから十年ほど経ったけど生きている
多分、性質の悪い奴が遊びで所有し続けている番号なんだろうね
728:
イタズラ電話
何年か前に家電とったら無言。無言電話を初めて取ったんで、
切らずに無言でこっちも何も言わずにいると数秒後。
機械の音声みたいな男性の声でお経が流れだした。
びっくりしたけど、好奇心の方が勝ってそのまま聞き続けてた。でも延々と言い続ける。
さすがにちょっと気味悪くなってきて受話器に耳を当てたまま、そっと切ろうとしたら
『最後…まで聞いてくれ、ると思った、の、に』
って聞こえて攻切った。
悪質な誰かのイタズラだと思うけど今でもあの機械的な声が頭から離れない
730:
忌み地
ネタくさい話。正直、俺も当事者じゃなかったら信じない。
実は俺、中学の時に死のうと思ってたんだわ。
スッゲーいじめにあってて、教師も見て見ぬフリ。両親はW不倫で俺に興味ナシ。
身体中に痣があって、その日は顔もボコボコで、もう息をするのも辛かった。
で、結構な田舎だから、定番の『入っちゃいけない場所』があったのよ。
ヤンキーとかも、何故か入らない。本当に触れちゃいけない場所だったんだと今では思う。
張り巡らされていたロープ…というよりは、なんか変な紙の塊が帯になったものをくぐって、
道なき道を歩いていたら、少し開けた場所に出た。
死のうと思っていたくせに、首吊るロープとか包丁とかも無くて、落書きとか裂かれたりした
学生鞄の中に、同じような惨状の教科書類。
どうにもならなくて、そこら辺の木にもたれかかって、そのまま寝てしまった。
これは自分だけかもしれないが、毎日眠れなかった。
身体中痛くて、精神的にも疲労していて、休まなければいけないのに眠れない。
寝たら、次の日が来てしまう。学校を休んでも、両親のどちらかが相手を連れ込んで
自分を邪魔にする。時には蹴られ、殴られたりする。
もうどうでもよくなっていたのか、体が限界だったのか、すぐに寝てしまった。
731:
そしたら、学校にいる時みたいなざわめきが起こった。
俺に対するいじめは、無視も暴力も中傷もあって、基本的に休み時間は机に突っ伏して
やり過ごしているんだが、聞こえて来るのさ。悪口が。関係無い話とかも聞こえて来るんだけど。
そんな感じで、やっぱり俺の悪口が聞こえて来るの。けど、何故かいつもみたいに具体的な
言葉ではない。キモイとか死ねばいいのにとかくさいとか過去の些細な失敗とか。
そういうのじゃなくて、悪口なのはわかるんだけど『なにあれ』とか『どういう事』とか、どうも
戸惑っているような感じだった。忌々しそうな物言いだったから、きっと悪口だろう。
それが夢だと思っていて、ようやく眠れたのに、夢の中でもこんなに苦しまなければいけないのかと
思って、どうにも泣けて来た。それで、大声上げて泣いたんだわ。
耳がビリビリして、眼の前真っ暗で、体もグラグラして、気絶するまで泣いていた。
今までされた事思い出しながら、もう嫌だと泣き叫んでた。
732:
気が付いたら、誰にもこの場所に行く事なんて言っていないのに、三人の人間に発見された。
この土地の有力者?みたいな有名な婆さんと、なんか見た事無いけど、その家系の人らしい男女。
実は、俺はこの婆さんの孫に虐められていた。だから、誰も味方になってくれなかった。
しかし婆さん達は俺を保護すると、すぐに孫の所に連れ行った。顔も見たくなかったのに。
が、ボロボロの俺の前で、物凄く怯えていて、何も怖いものなんか無いみたいな孫が、その時は震えてた。
土下座して謝られて、それで何故か俺の家まで連絡が行って、
色々なストレスと怪我が元で暫く入院して、
退院した頃には全てが変わっていた。
今まで虐めていた奴らや教師、しかも校長とかまで俺に謝りに来た。意味がわからなかった。
両親も土下座だった。マジ意味がわからない。そのまま、また婆さんに呼ばれて孫の家に行く事に。
婆さんが土地の有力者の理由ってのが、なんか、口寄せ?予言?みたいのが出来るかららしい。
代々この家の人間の力だそうで、どうもあの森の中の『何か』が婆さんの頭の中に色々な映像を見せる
そうだ。テレビと電波とか、そういうもん?
で、その受信はいつ来るかわからないものらしい上にどうでもいい事や重要な事が混在しているそうだ。
俺が気絶したくらいと同時刻、婆さんの頭の中に、
俺が家や学校で受けている仕打ちと、森の中で
倒れている映像や音声を受信したそうだ。
733:
嘘みたいな話だが、本当に誰にも言っていなかったから、信じるしかなかった。
婆さんは清廉潔白な人だから、あまりの仕打ちに大激怒してくれたそうだ。
しかし、本来ならこんな事は無いらしい。森の中に入った人物は、皆精神に異常を来すか死亡するか、
ともかく正常な心のまま帰って来る事は出来ないそうだ。
そして、婆さんに呼ばれた理由。なんと『森の中の人』からの伝言が俺にあったらしい。
婆さんは苦笑しながら、受信した言葉を伝えてくれた。
『○○△△(俺の本名)の声はとても不愉快だ。二度と来るな。次は無い。気持ちが悪い』
…本当に、気持が悪い、まで言っていたそうだ。
婆さん曰く、なんか俺の声は人でないもの、特に実体を持たないものを抑え付ける何かがあるらしい。
俺が泣き叫んだせいで、体調を崩す程に消耗させられたそうだ。
734:
その日以降、森にも行かなかったが、両親含め周囲が腫れものを扱うかのように他人行儀になり、
結局それに耐えられず、中学を卒業と共に都会に逃亡。
勤めて結婚も出来て子供も生まれ、年老いた両親から連絡があり、和解の為に十数年ぶりに帰郷。
家に行くまでにあの森を通り掛かったら、いきなり五歳の娘がギャン泣き。
『森の前で、イース(?キース?なんかのアニメの女の子?)が怖い顔で見てた』とか言い出した。
これ以上ここにいたくないという娘を嫁に任せて、近くのファミレスに避難させた。
まだ生きていた婆さんと両親との挨拶もそこそこに、もう二度と帰って来ない事を誓って、自宅に帰った。
余談だが、本当に出るという曰く付きの格安物件をわざと借りて、
三日ほど家の色んな所で歌い続けていたら、いつの間にかいなくなっていたらしい。
(様子を見に来た不動産屋や、見えるらしい知り合いが曰く、
目に見えて建物の雰囲気が変わったと驚いていた。俺自身に霊感とかは一切無いしわからない)
というか、今住んでいる所も、土地の広さと家のでかさの割に妙に安かった。わざとやった。
そして過去現在何事も起きていない。ここら辺りは、森の中の人に感謝しています。
嘘みたいな、本当にあった話でした。
正直、見えないものよりも人間の方が怖かった。
俺は何も変わっていないのに、態度が百八十度変わられると
本当に恐怖を抱いた。自分だけ別の世界に放り込まれたような気分だった。
737:
>>734
面白い話だね
その森の中の人ですら嫌がるということは結構強い効果なのかもしれない
344:
話していい?普段はオカルト板なんかにいない者なんだけどさ
最近、つうか調度1ヶ月くらい前の話。
オカルト好きなツレに話したら、折角だしってこのスレ教えてくれたわけで
347:
>>344
怖いなら支援
348:
盗まれたユンボ
んじゃ始めます。
さっき言った様に調度1ヶ月くらい前の事だ。
俺は京都に住んでるんだが、いままでオカルトなんぞに関わった事のない26歳。
そんな話はさておき、俺の住んでるアパートの横では
新しく家を建てるとかでその基礎工事が行われていたんだ。
だが1ヶ月前は台風6号だっけ?四国でそれたあの台風よ
あの台風のせいで京都は風が強かったり、突然雨が急に降ったりメンドクサイ天気だったんだわ。
ちなみに俺の仕事はドカタだから、しばらく休みになったのよ
で、ドカタなもんで、朝作業着で出勤だから、
その隣の工事のおっさん共とすぐに仲良くなったんだ。
この仕事はどうだとか、景気がよくないからどうだとかね
台風が近づいてこのままのペースだと関西通るのは間違いないってことで、
俺は親方から明日は仕事を休みって聞いたのでのんびりしていた。
夜中、ちょうどPSPでゲームをやっていた俺はタバコを吸いたくなってアパートの外へ出た。
壁が汚れるのが気になるんで煙草は外で吸う様にしてるんだが、
風が強かったんで隣の現場は大丈夫かとふと気になった。
んでフラフラと隣の現場へ行ったんだが、濡れたら駄目な材料は持って帰ったみたいだが、
工事に使う道具が置きっぱなしで『こりゃ雨に濡れたらマズイんじゃね?』とか
思ってたらおかしなことに気がついた
いつも現場に置いてるユンボがない。
ユンボってのは簡単に言うと小型のシャベルカーだな。
普通の奴なら何がおかしいかわからないだろうが、
ユンボのアームってビニールシートの上に乗っけると重石のかわりになるから、
道具は置いてユンボは置かないってことはあんまりないのよ
「変だな」って思った瞬間、一瞬うるさかった風が止んだ
その時に遠くであのユンボ独特のエンジン音が聞こえた
「おいおい、いま夜中の2時だぞ?」って思ったと同時に、「泥棒か?」って考えがよぎった
様子見て警察に知らせつべきかと、エンジンの音がする方向へ早足で向かった。
風がまた強くなったがエンジン音は聞こえるし、
窃盗団捕まえたら金一封でも貰えるかもとか思っていたら…
つづく
353:
途中でありえない事に気がついた。
普通盗むなら、ユンボをゆっくり走らせて盗む馬鹿はいない。
あってもトラックにのせる為に、荷台梯子を移動させるくらいだ。
そして、問題は音が聞こえる方角だが、その先のあるのは山しかない。
ユンボのキャタピラなら進めない事はないが舗装されてない山道だ。
なにかがおかしい、と違和感を感じて一瞬足を止めたが、
気になって先に進むとカーブの曲がり角で一瞬山へ入るユンボが見えた。
俺は知っていた。その山は道が上に続いているが、途中で行き止まりの筈で先にあるのは…
その瞬間なにか嫌な予感がした、したがここまで来たんだ。
一瞬見失ったユンボを探す為に山の道の前に立った、
さっきは一瞬だったがその先はまだ見通しがいい方で先が見える。
すぐに動いてるユンボの後ろ姿が見えた座席にも誰かが乗っているのも確認出来た。
だが見た瞬間背筋がぞくっとした、なまじドカタだから、
ユンボにも乗った事があるからわかったのかも知れない。
その座席に乗っている奴の異常さというか、そういうものが
本来ユンボはどこでも走れるようにキャタピラなんだが、
舗装されてない勾配のキツイ山道を走ると、どうしてもガタガタ揺れてしまう。
目の前に見えるユンボの様にただ座席に座っている人間はバランスをとる為に
体をなるべく踏ん張らせようとするはずだが、それこそ20m先だろうか、
ユンボに乗っている奴は首の座ってない赤ん坊のように、
もしくは等身大の一の切れたマリオネットというか、
もしくは死体が運転しているかのように揺れも気にせず首がガクガクと
山道の揺れと同じ様に不規則に動いていた
断言してもいい、たとえユンボを運転したこと無い人間でもあんな動きはしない
そもそも、夜中に、こんな台風の中、行き止まりの山へ向かってユンボが走ってる?
この時、生まれて初めて背中にくるゾッとした感じが
全身に走ったのがわかったのと同時に、本能が告げた
今すぐこの場所からやかに逃げろと、なんかわからんが『アレはヤバい』
俺はアパートに向かって逃げた。一回だけ山がギリギリ見える場所で振り返った、
ユンボのヘッドライトがまだ山道で動いているのが見えた
つづく
354:
次の日の朝、明るくはなっていたが風はまだ強かった、
いつもなら出勤する時間だが休みなので俺はまだ部屋にいた
少しは眠って感覚は薄まったものの、あれは夢じゃないと思っていた。
とりあえず煙草を吸おうと思って外へ出た時だった、隣の現場で声がする。
おっさん達が、なにか大声で話していた。
答えは簡単、そう例のユンボが消えている件だ。
おっさん達はあまりにも天気があやしいので道具類を回収しようとやっていたのだが、
ユンボがないので最後にユンボのキーを直したのは誰だとか喚いていた
ちなみにキーは物置の中に入っていたのを昨日複数人で点検していたのだが、なぜか消えていた
とにかく会社に怒られるのを覚悟で警察に電話するか、
手分けして探すかを話し合っていた時に俺が顔出したもんだから
「おお、○○くんユンボ知らんか?」
と聞いてきた。俺は昨日のことを思い出したが、「知らんけど、探すなら手伝う」と答えた。
結局俺を含めた6人で探すことになった。俺が向かったのは、山の方角だ。
嫌な予感はしたが、ひとつ確認したいことがあった。
山に向かう途中で道が舗装されてないので、土ならキャタピラの跡があるはず
キャタピラの跡は、ぬかるんでいたこともあってハッキリ残っていた。
そこで戻っておっさん達に、偶然キャタピラの跡を見つけたと伝えた。
おっさん達全員で山へ向かう事になった、
そして俺はあの嫌な感じを納得させる為にもついていくことにした。
まだ明るいし、なにより俺以外5人がそばにいたら安心できるからな。
キャタピラの跡を進む、カーブを曲がって山道を進む、その山は途中で行き止まり
行き止まりにあるのは古いお堂と広場みたいなスペースだ。
俺とおっさん達は広場に入ってすぐに盗まれたユンボを見つけた、勿論座席には誰もいない。
しかしふたつだけおかしいというか異常だった。
つづく
355:
ひとつは、ユンボのアームの先は尖っているんだが、
その先端が4つ5つの布みたいなのと一緒に地面に突き刺さっていた
「なんだこりゃ?」とおっさんがその布を広げた、それはTシャツだった。
普通のTシャツと違うのは、写真が印刷されていたこと
二人のカップル(アメリカ人?)が写っていたが、
まるで狙ったかのように顔の部分だけアームに突き刺さっていた。
そしてもうひとつおかしなのは、お堂にもTシャツ1枚が釘で打ち付けられていた。
さっき見つけたシャツだとアームに刺さってて誰だかわからなかったが、
そのお堂のほうのシャツで外人のカップルの顔だとわかった。
そのお堂のシャツは顔こそ残っていたが、スプレーでこう書きなぐってあった
『unforgive』
おっちゃんの中にも意味がわかったのか、
この雰囲気の異常さに気がついた人がいたんで、すぐにこの場所から離れることにした。
シャツは勿論捨てた。
結局ユンボは見つかったことだし大っぴらにすると責任問題だから、
内緒にということになった、俺は了解して手伝ったお礼にと3千円もらった。
オチなくてスマン。
このスレの人ならわかるかも知れないな。
俺があの夜中に見たあれは一体なんだったんだ?呪いか?牛の刻参り?
信じてもらえるかわからんがマジ話だからな
ちなみに呪いなら京都には貴船神社ってのがあるが、そこではないぞ。
車でそこから30分ほど離れた場所だし、関係ないと思うんだがな。
356:
>>355
おつ。
357:
>>356
ありがと、はじめて書いたけど上手いこと書けんね。
4日前、地蔵盆だったんだけどその山の近くの寺でやったからマジで行きたくなかったわw
358:
>>357
正体が気になるところだな。つーか何故ユンボパクったんだww
359:
>>358
冷静に考えたらそうだよな
けど夜中にあのシュチュエーションは洒落にならんほど怖い、本当に
363:
>>359
ありえんくらい頭が揺れてたのって
ユンボに乗ってたのもしかしたら女性だったのでは?
(案外そういった女性の運転するユンボみてきたから)
だとしても自分の揺れてるのも気にしないくらいの
「なにか」をやろうとしてる相手にもし君が見つかってたとしたら・・・
364:
>>359
現代版丑の刻参りだとしたら深追いしなくて正解ですよ。
622:
白い傘と白い服
友人と遊んだ後、雨降ってるし時間も遅いからって友人を家に送った帰り、
今週のマンガ読んでないなと思いだしてコンビニへ行った店内に客は自分だけ。
一冊目を手にとってふと顔をあげると、コンビニの前の道を白い傘を差し白い服を着た人が歩いてた
こんな時間に何してんだ(自分も出歩いてるけど)、と思いつつ本に目を落とした
一冊目を読み終え、次に読もうと思っていた本を手に取り顔をあげると
さっきの人が前の道を歩いてた歩道とコンビニの間には駐車スペースがあるから
至近距離で見たわけじゃないけど、見た目も歩き方も同じだったから一目でわかった
変だなとは思ったけど、いろんな人がいると思ってそんなに気にしなかった
二冊目も読み終え、次に先ほど店員さんが並べてくれた
今日発売の雑誌を手に取り、読む前に同じ姿勢で疲れた肩を回すするとまた前の道を歩いてる人が。
さっきと同じ白い傘をさした人
さすがに薄気味悪かったので、そのあとは窓の外へ眼を向けず漫画に集中した
さらに二冊ほど読み終え、顔なじみの店員さんと少し会話しご飯を買って外へ。
雨は小雨になっていたけれど、また強く降ってくると嫌だし早く帰ろうと
歩道へ出た瞬間、ドキッとした。
20メートルほど先を歩く、白い傘を差した人の姿
田舎だからそんな時間に走ってる車はほとんどなく、
街灯も少ないのでコンビニから離れると辺りはものすごく暗い。
そのせいで余計不気味に思えた
(なんか嫌だな…)とわざとゆっくり歩いているのに、
それでもどんどん距離が縮まっていく。どんだけ歩くの遅いんだよって思った
前を歩く白い傘の人との距離が3mくらいになって、なんとなくこれ以上近づきたくなかったし、
追い抜く気にもなれなかったので、だいぶ早いけどあの路地曲がるかーと思っていると
その人がその路地を曲がっていった
よかった!って気持ちもあったが、何もされてないのに勝手に
想像してごめんなさいって気持ちもあったので、その人の後ろ姿に向かって軽くお辞儀をした
その瞬間、その人がなにか言ってるのが聞こえた。
えって思ったけど、こっち向いてないし独り言だと思うことにした
623:
そのまま歩いて、次の路地を横切ろうとして、なんとなく右を見た。
見慣れた住宅街が見えた。白い傘をさして歩く人も見えた
ありきたりに背筋がぞっとしたとしか言えないけれど、嫌な感じがした
だってさっきまでは、こっちがゆっくり歩いていても距離が近づくくらい
あの人はものすごくゆっくり歩いていたはず
でも今はどちらかと言えば早足、いつもよりほんの少し大股で歩いてる。
なのに相手も一本奥の道を平行して歩いてる
なにか嫌な感じがして、それを振り払おうと、偶然かそれともこっちを意識して
歩く度を変えて遊んでいる障害者かなにかだろうと思うことにした
でも何度路地を横切っても、白い傘を差した人が一本奥の道を歩いてる。
見えないところで歩く度を早くしたり遅くしたりしても、自分が横切るときに向こうの人も横切っていく
すごく怖くなって、脇目もふらず大通りまで走った。
頭の中では自分に向かって
(これはただ雨が少し強くなってきたから、濡れたくないから走ってるだけ)って言い聞かせた
大通りまで出るとさすがに数台の車が走っていてすこしホッとした
大通りを渡るときに右を見たけど人影はなく、それ以前に向こうの
路地から大通りへ出ても横断歩道がないのだから渡れるはずもない
それでももしかしてと、大通りを渡ってひとつめの
路地を横切るときに勇気を振り絞って右を見てみた。
誰も居なかった
その後の路地を横切るときも誰も見えなかった。
当たり前だよなーと落ち着きを取り戻して歩き続け、
この路地を曲がればさぁもうすぐ家だと、いつものところで右へ曲がった
奥の路地から、白い傘を差した人が出てきた
え?って思ったときには、白い傘を差した人は路地を曲がってこちらへ歩いてきた
625:
鳥肌がたった。
やばって思ったときにはもう元きた道を走ってた。
見られないように全力で走ってひとつ前の路地を曲がった
なのに曲がった路地の奥の道から白い傘をさした人が歩いてきた。
道の真ん中まで出てきて、そのままの体勢のまま不自然な感じで
グルンッとこちらに向き直って歩を進めてきた
寝静まって真っ暗な住宅街のど真ん中で、
道が交差する付近には街灯があるものだから、白い傘と白い服はものすごくはっきり目に映った
深夜だっていうのに大声が出た。うわぁああ!って感じの。
持ってた傘もコンビニの袋も放り投げて、一目散にその場から走った
走りながら友人に電話をかけて寝てるところ起こして、今から行くから家に入れてくれとお願いした
数時間前に送ったばかりだっていうのに友人はOKしてくれて、
助かったと急いで走って向かったのだけれど大通りを越えて、
コンビニを過ぎ、道路を横断して曲がろうとした先で白い傘を差した人が立っているのが見えた
もうこの時には"なんで"としか考えられなくて、曲がるのをやめて
そのまま次の路地を目指したんだけど、そこでも白い傘を差した人が奥の路地から出てきた
もう嫌だと思いながら道を先に進んでいると、携帯がなった。
けれどおかしなことに着信ではなく不在着信の表示、しかも3件
時間を確認するともう4時を回っていて、自分の中での時間はまだ
10分程度だと思っていたのに既に1時間近く経っていた
町から出ていないし、それ以前に曲がれないからこの通りを抜けていないのに。
住んでるはずの町が知らない町のようですごく怖くなった
628:
友人に電話をすると「まだ?今どこ?こないの?」と眠そうな声が電話から聞こえてきた
「行きたいけど無理、曲がれない、曲がった先に白い傘を差した何かが先回りしてる」って
きちんと言えたかわからないけど伝えると、
友人は「何言ってるかわかんないけど、先回りされるなら追わせればいいんじゃない?」って返してきた。
でも言われても何も考えられなくて「え?え?なにいってんの?意味わかんねー!!」って返すのが精一杯
語気を強めて意味不明なこという自分に、友人は怒ることなくゆっくり丁寧に
「一度曲がりたい方向と逆に曲がるでしょ?そしたら前に先回りされてるんだよね?
それから後ろ向いて追われる形でまっすぐ道を進めば行きたい方向にいけない?」
もう何でもいいから縋りたい一心で「わかった」って言って、友人の言うとおりにしてみた。
もう何も考えられなかった
すると本当に曲がった先に白い傘をさした人は現れるけれど、
後ろを向いて逃げても追いかけてはこない
正確にはこちらにむかって歩いては来るけれど、
ソレは自分が曲がった角のところまで来たら戻っていく
でもまた別の角を曲がったり、路地へ入ろうとしたりするとその先の道から出てくる
行ける!と思ったとたん、
周囲に誰もいないのに「ボオオ、オ、ア、」と声なんだけど言葉じゃないとわかる音が後ろから聞こえてきた
感覚的に(あぁ、アレが喋ってる)と思い、より一層足に力を入れて走った
ようやく友人の家の近くまで来ることができ、電話で伝えると、家の前まで出て待ってると言ってくれた
631:
ホントに家の前で待っててくれた友人のもとへ行くと
「びしょびしょww傘どうしたのwww」なんて言って笑ってて、ちょっと安心したけれど
見たこと説明して、走ってきた道の先を一緒に見てもらった。
暗いし遠いのに、でもはっきりと向こうの十字路に白い傘と白い服を着た人の姿があった
驚いた顔の友人と慌てて家に入ったあと、少し遠くから低音の人の声のような音がずっと聞こえていて、
友人が飼ってる猫が窓やら玄関やらを行ったり来たりしてた
明るくなって車の音がうるさくなってきたころには、
いつのまにか声のような音や嫌な感じはなくなっていた
その日のうちに県内のお祓いで有名な神社に
二人で行きお祓いをしてもらったのだけれど、よぼよぼの神主さんは
「忘れたほうがいい、理解出来ない者は数多くいて、それがなにかは私にもわからない」とだけ説明してくれた
誤字脱字だらけな上に文才ないから、もっと要約できるだろ!とか、
産業で!って思うかもしれないけど
今思い出しても寒気が止まらない経験で、冷静に書けないんだ
コレを読んだ誰かが同じようなことに遭遇したときは、友人の言葉を思い出して欲しい
633:
>>631
これは怖いね
法則に従った怪異っていうのも不思議だけれど
703:
>>631
ヤバい。めちゃめちゃ怖かった
もう深夜は外歩けないよw
634:
ちなみに今年のことです
正直忘れたほうがいいんだろうけど忘れることが出来ないから
それなら残しておいたほうが読んでくれた人に
何かしらアドバイスになるかと思ったので
多少違っていてもいいので似たような経験した方いて、
その地方では何か呼ばれ方のあるモノだとしたら名前を知りたい
知り合いに説明しようと「白い傘だよ!」って言っても
「可愛いなwwwww」って信じてもらえないんだよねw
635:
普通に向き直って走った。
振り返って見てみたら、曲がった角のとこで立ち止まってこっち見てたんだ
直線道路なんてオサレなもんないけど、確かに気になる
65

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