海未「希!やられたはずじゃ」希「残念だったね」back

海未「希!やられたはずじゃ」希「残念だったね」


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希「トリックだよ」
希「海未ちゃん....海未ちゃんにリリホワから追い出されてからずっとこの時を待ってたんよ」
希「ようやくその日がやってきた」
海未「くっ!じゃあ凛は!なら凛は無事なんですか?」
希「残念ながら凛ちゃんには脱落してもらったよ、邪魔をされたら厄介だからね」
海未「脱落?...無事なんですか!?凛は!?」
希「凛ちゃんは、いつまでも叶わない夢を見ていたから夢から覚めさせてあげたんよ」
2:
凛「カップラーメンは日本で開発されたんだって、知ってた?」
凛「エースコックはね売上ではしばし他社には負けてたけど、今や巻き返しの時だよ」
凛「凛ちゃんラーメンはそのエースコックで開発された商品にゃ」
凛「ネットとか口コミでは美味しくないとか言われたけど、今度の新作はきっと大丈夫にゃ!」
絵里「わかめラーメンなんかは好きよ」
凛「わかめラーメンが好き?なら結構、きっと気に入るにゃ」
絵里「..........」
3:
凛「これが凛ちゃんラーメンの新作にゃ」
絵里「...........」
凛「今度はシールの数を増やして、シールも全部に入れるようにしたにゃ」
凛「ほら、いい匂いでしょ?余裕の香りだよ、前回とは違うにゃ!」
絵里「一番気にいってるのは」
凛「なに?」
絵里「値段よ(処分特価)」
凛「な、何するにゃ!待って凛のラーメンに何を!にゃああぁぁぁぁ!!」
5:
海未「なんてことを....」
希「リリホワ元メンバーである、うちと凛ちゃんが襲われれば、行方知れずだった海未ちゃんのとこに必ず理事長は行くと踏んでいたからね」
海未「........」
希「相変わらず、理事長が抜けてて助かったよ」
海未「ことりは無事なんですか!?」
希「それは海未ちゃん次第ってとこやね」
海未「どういうことですか!?」
希「ここじゃ、ちょっと目立つからね....ちょっと場所を変えようか?」
6:
希「海未ちゃん、今日は長年の怨みを晴らさせてもらうよ」スッ
海未「な、何を....」
希「希パワー、たーっぷり注入!!はーいぷしゅっ!!」バシュ
海未「い、いただきまし....ZZZZZZZZZ」
希「よし、拘束を一旦解いて、海未ちゃんを運ぶよ」
9:
海未「ん?....ここは....」
ツバサ「お目覚めのようね、園田海未さん」
海未「綺羅ツバサ....そういうことですか」
ツバサ「そう、今回の事件の首謀者は私よ...東條さんも私が雇ったのよ」
希「ふふふふ」
海未「ことりをどこにやったんですか!それとこの拘束を解きなさい!」ジタバタ
ツバサ「南さんは今のところは無事よ、これからどうなるかは貴方次第」
海未「どういうことですか?」
ツバサ「何、簡単な事よ...私達の計画に協力をしてくれればいいのよ」
海未「協力?」
11:
ツバサ「とある国でね、第3回ラブライブが開催されるってことが予定されていてね...」
ツバサ「それでもう一度リリホワを再結成してもらいたくてね」
海未「成程....それに参加しろと、でも希がいるでしょう、なら希にやらせればいいではないですか」
ツバサ「主催者の一人の亜里沙は園田さんの大ファンでね....逆に東條さんはわしわしのしすぎでラブライブから追放の身」
希「単なるスキンシップやん?それにうちを誘ってダンスや歌を教えてくれたのは海未ちゃん、貴方だよ」
海未「私がそれに協力すると?」
ツバサ「協力をしなくても構わないけど、そうなったら南さんはどうなるかしら?」
海未「卑怯な....」
ツバサ「さぁ....どうする?」
海未「.........」
13:
海未「希、ツバサからいくらもらったんですか」
希「10万ドルポンっとくれたよ!だけどね海未ちゃん、海未ちゃんを倒せって言われたらただでも喜んでやるよ」
海未「.........」
真姫「気をつけて行きなさいよ、いい空の旅を」スッ
真姫「これでお茶でも飲んでリラックスしなさい」
真姫「ことりの面倒は私がしっかり見ててあげるわよ」にやにや
海未「....面白いですね、真姫、貴方を始末するのは最後にしてあげますよ」
真姫「」
英玲奈「では、園田海未を連れていくぞ」
真姫「え、えぇ.....」
15:
CA「ファーストクラスのDです」
海未「はい....」
英玲奈「窓際は私だ、お前は通路側だ」
海未「.........」
CA「お客様、手荷物はございますか?」
海未「いえ、こいつだけです」
英玲奈「.........!!」
CA「かしこまりました」
英玲奈「おい、今度余計なことを言ったら口を縫い合わせるぞ」
海未「.........」ギロッ
CA「当機はまもまく離陸になります、お客様はシートベルトの着用をお願いいたします」
16:
英玲奈「.........」カチャカチャ
海未「ふん!!」バシッ!!
英玲奈「!?っぐ.....」ガクッ
海未「よし.....うまく手刀が決まりましたね...ばれないように毛布とアイマスクをつけてっと」
英玲奈「」
海未「すみません!」
CA「どうなさいました?」
海未「すいません、この飛行機の予定飛行時間は?」
CA「25時間を予定しております」
海未「ありがとうございます....あと、連れを起こさないでいただけますか?死ぬほど疲れてるんで、あと寝起きもとっても悪いので」
CA「はい、かしこまりました」
17:
海未「25時間以内にことりを探さなければ...まずはここから脱出をして真姫を探して場所をはかせますか」
海未「ふむ....なんとか貨物室から脱出できそうですね、とにかく空港に急いで戻りましょう」
真姫「ねぇ、その...いい夢見させてあげるから」
にこ「構わないで!どうせろくでもない夢でしょ?大声を出すわよ」
真姫「?っ!バカ!!」ダッ
海未(見つけました.....どうやらあの人を使えば、真姫をおびき寄せそうですね)
18:
海未「動かないでください!何もしませんから」ヌッ
にこ「ひぃ!な、何!?」
海未「そのまま脇にどいてください」
にこ「え、え、でも動くなって....」
海未「いいからどいてください」
にこ「わかったから...乱暴はしないで....」
海未「車に乗ってください」
にこ「は...はい」
19:
海未「私の言う通りにしていただけますか?」
にこ「だ、ダメよ!これからアイドルになる為のレッスンが!」
海未「今日は休んでください」
海未「!!あの赤い車を追ってください」
にこ「そんなことだろうと思ったわ...」
海未「早く!!」
にこ「わかったわよ!!」ブロロロロ
20:
海未「........」
にこ「ねぇ、返事が怖いんだけど聞いていいかしら?」
海未「なんですか?」
にこ「後でにこを始末したりとかする気?」
海未「しませんよ」
にこ「そうよね....するなんて言わないわよね」ブルブル
海未「だからなにもしませんよ」
にこ「ほ...本当?」
海未「私を信じてください」
21:
にこ「ねぇ、なんでこんなことをするの?」
海未「一言では言えませんが、とにかく私を信じてください」
にこ(なんなのよ、この人......)
にこ「そんなの無理よ!だって知り合ってまだ5分も経ってないわよ!」
海未「...........」
にこ「じゃ、じゃあ、自己紹介だけでも、私の名前はにこよ」
海未「海未、園田海未です」
にこ「そうなの....仕事はなにをしてるの?」
海未「アイドルをしていましたが、今は引退しました」
にこ「あ、アイドル!?」
海未「昔の話です」
23:
海未「ふむ、真姫はどうやらショッピングモールで買い物でもするつもりなんでしょうか」
にこ「車で待ってていいかな?」
海未「ダメです、ついてきてください」
にこ「やっぱり....」
真姫「?♪」
海未「よし、真姫を見つけました.....訳を話します」
にこ「..........」
海未「聞いてください、同棲していた幼馴染があいつらに捕まってさらわれてしまったんです、そしてあの赤髪の女が唯一の手掛かりなんです」
海未「私の姿が見られると、バレてしまい幼馴染が危険な目にあってしまうんです」
海未「ここは貴方に頼むしかないんです、お願いします」
24:
海未「真姫を甘い言葉で誘ってここまで連れてきてください」
にこ「.........」
海未「あとは私がやるので、これで貴方は自由になれます...いいですか?」
にこ「嫌よ!」
海未「お願いします、助けてください!貴方だけしか頼れないんです」
海未「残された時間は23時間、その時間が過ぎたらことりは.....」
にこ「わかったわ!わかったから.....やってみる」
海未「頼みましたよ」
36:
にこ「すみません、ちょっといいですか」
ガードウーマン1「どうなさいました?」
にこ「変な人がいるんです!青いストレートの長髪にちょっとださい服を着ているあそこの人!彼女ちょっとおかしいんです」
にこ「その人にさらわれかけたんです!助けてください!」
ガードウーマン「....ちょっと見てきますね」
にこ「ありがとうございます」
海未「..........!!」サッ
ガードウーマン1「....館内にいるガードマン2に連絡、館内にださい服を着たただものでは女がいる、私一人では手の負えないので応援を求む」
ガードウーマン2『了解、すぐ向かいます』
ガードウーマン1「応援を呼びました」
にこ「ありがとう....」
38:
ガードウーマン2「全ガードマンへ、3階で緊急事態発生です、特徴は長いストレートの髪で貧乳でださい服を着ている女だ」
ガードウーマン3「ここで何をしている」
海未「....友人を待っているだけです」
ガードウーマン3「そうですか、ちょっとお話があるんで事務所にいいですか?」
海未「........」
海未「ハァ!!」バシッ
ガードウーマン3「うっ!!.....」バタッ
ガードウーマン2「こいつ!!」
39:
にこ「.........」キョロキョロ
真姫「私をお探しかしら?」
にこ「!!」
真姫「なんか館内が騒がしいわね....」
海未「ふんっ!!」バキッ
ガードウーマン2「きゃあ!!」
真姫「あれは海未....なんでここに」
真姫「携帯....ない!!小銭よ!小銭をよこしない!」
にこ「な、なにすんのよ!」
真姫「早く小銭を!!」
41:
真姫「は、早く連絡を!!」
海未「はっ!!」タッ
真姫「嘘...あの高さからジャンプって....なんてやつよ!」
海未「ボックスを開けなさい!真姫!!」ドンドン
真姫「い、嫌よ!」
海未「.......はあぁぁぁぁ!!」ユサユサ
真姫「で、電話ボックスが....嘘でしょ、きゃあああ!!」バーン!!
43:
ガードウーマン4「止まれ!!」
ガードウーマン5「皆で取り押さえるのよ!!」
海未「邪魔をしないでください!!」
真姫「今のうちに.....」
ガードマン6「止まりなさい!うちますよ!!」チャキ
にこ「!!だめ!!」ドンッ
ガードウーマン6「きゃああああああ」ゴロンゴロン
にこ「やっちゃったわ......とりあえず逃げないと」
44:
真姫「.......」ブロロロロ
海未「っ、逃がしません!!」
海未「.......」ブロロロロ
にこ「待ってよ!!置いてかないでよ!」
海未「早く乗ってください」
にこ「もう!一体貴方何者なのよ!」
45:
にこ「車はとる!!シートは剥がす!!にこをさらう」
海未「.........」
にこ「幼馴染を探すのを手伝えと無茶苦茶を言い出す!人を騒ぎに巻き込んで大勢けが人を出す!それに電話ボックスを持ちあげる!というかあんた人間なの!?」
にこ「さらにお次はターザンときたわ!警備員が貴方を撃とうとしたから助けたわ、そうしたらにこまで追われる身よ!一体に何があったのか教えてよ!」
海未「だめです」
にこ「だめ!?そんな....もう嫌にこ!」
にこ「今日は厄日だわ!!」
54:
理事長「園田さんとことりは?」
ヒデコ「イエエェェアアア!!何の痕跡も」
ミカ「まだなにか他にあるの?」
理事長「園田さんが生きていれば、きっと手がかりあるはずよ」
理事長「探して頂戴」
55:
海未「ふんっ!!」バンッ
真姫「っ!!やったわね!!」バンッ
にこ「ちょっと、にこの車で当て合いをしないでよ!!」
真姫「っ.......」バンッ
海未「もう逃がしませんよ!真姫ぃ!!」バンッ
真姫「!!嘘!車がひっくりかえ...きゃあああああ!!」バタン
にこ「ちょっと前!!電柱が!!きゃああああ!!」ドシン!!
海未「....大丈夫ですか?」
にこ「私達死んだんじゃないの?」
海未「生きてます、ここで待っててください」
57:
真姫「うぅ.....」
海未「.......!これは....」カチッ
海未「さて....ことりはどこですか!!」ドンッ
真姫「誰が...言うもんですか!」
海未「どこですか!答えなさい!!」ドンッ
真姫「この、誰が言うもんですか....」
海未「見上げた忠誠心ですね、真姫...しかし貴方の運命は私が握ってるんですよ!!」
真姫「きゃあ!な、何を!?嫌っ!!崖に...やめなさいよ!!」
58:
海未「さぁ...頭を冷やしてよく考えるんですね」
真姫「ひぃ!!....なにこの崖の高さは!」ブランブラン
海未「真姫、今、貴方を支えているのは片手でしかも左手です、利き腕じゃないんですよ」
真姫「わ、私を始末したらことりのい、居場所はわからなくなるのよ!み、見つからなくなるわよ!」ブランブラン
海未「どこにいるんですか!」
真姫「し、知らないわよ!え、エリーが知ってるわよ!エリーと会う約束をしてたのよ!!」ブランブラン
海未「モーテルでですか?」
真姫「な、なんでそれを.....」
60:
海未「この鍵がそうですね」チャラン
真姫「嫌っ!!....」ブランブラン
海未「真姫、貴方は最後に始末するといいましたね」
真姫「そうよ!助けてよ海未!!」ブランブラン
海未「あれは嘘です」パッ
真姫「ヴェェエエエエエエエ!!!」
61:
にこ「海未、貴方のせいで私の車がおしゃかになっちゃったわ...」
海未「.........」スタスタ
にこ「え?どこにいくの?」
海未「.........はっ!!」ドシン!
海未「これでできました、真姫の車を借りましょう」バタン
にこ「....はぁ....」バタン
にこ「ねぇ、あの人はどうしたの?」
海未「離してあげました」ブロロロロ
63:
海未「にこ、貴方を巻き込んでしまって申し訳ないと思ってます」
にこ「ねぇ、もうさすがに事情を話してくれてもいいんじゃないの?」
海未「.....この子の為です」スッ
にこ「写真?....これが貴方の幼馴染なのね、かわいいじゃない、まぁ、にこには敵わないけど」
海未「....私に汚い仕事をさせようとしている連中がいる、早く助けないと始末されてしまうんです」
にこ「じゃあ....その仕事をすれば?」
海未「いえ、どっちみち始末する気なのはわかっているんです...裏切りに気づかれないようにことりを取り戻すしかないんです!」
海未「私のせいです....油断してました....ことりは私のかけがえのない人なんです」
海未「すいません、つい余計なことまで話してしまいましたね....」
にこ「..........」
64:
海未「にこ、貴方はもういいですよ...ありがとうございました」
にこ「は?ここまで巻き込んでおいて今更帰れって?」
海未「...........」
にこ「私にも手伝わせなさいよ、大切な人なんでしょ?」
海未「にこ.....恩に着ます!!」
65:
海未「さて....モーテルに着きました、絵里はまだのようですね」
にこ「あいつの荷物にはなんの情報は入ってないわね....」ガサガサ
海未「やはり、絵里から情報をはかせるしかないようですね」
コンコンコン
海未 にこ「!!」
67:
海未「絵里ですね.....」
にこ「どうするの?」
海未「....はっ!!」バッ
にこ「ちょっと!いきなりなにすんのよ!!セクハラよ!」
海未「にこ、貴方は真姫と楽しんでいた、そういうことにしましょう」
絵里『真姫!!いるんでしょ?早く開けなさい!』
にこ「あ、そういうことね...わかったわ!」
海未「さぁ、ドアを開けてください」
にこ「う、うん.....」
68:
にこ「どちら様?にこ」ガチャ
絵里「...真姫はどこ?」
にこ「シャワールームにこ?」
絵里「....貴方は誰?」
にこ「ルームサービスにこ?」
絵里「ドアを開けて」
にこ「わかったにこ?」
絵里「脇にどいてて頂戴...真姫、きたわよ!」
69:
海未「........」ポンポン
絵里「ん?」くるっ
海未「はぁ!!」バシッ
絵里「グヘェ!!....痛ったた....」
絵里「って貴方は海未!なんでここに!」
海未「さぁ、ことりの居場所を教えてもらいますよ」
絵里「....はぁ!!」バシッ
海未「痛っ、やりますね絵里...」
70:
絵里「そんなに私が簡単に口を割ると思う?それに私は真姫みたいに簡単にはいかないわよ」
絵里「ふふふ、怖い?当然よね?元ビビのユニットリーダーの私に勝てるもんですか」
海未「試してみますか?私だって元リリホワのリーダーですよ」
海未「ふんっ!!」ドスッ
絵里「ウへェ!」
海未「だああああああ!!」バタン
絵里「うわあああああ!!」ドスンッ
にこ「二人共やりすぎだわ!!」
71:
絵里「ちぃ!これでもくらいなさい!」チカチカ
絵里「あれ?弾切れ?そんな.....」
海未「おねんねするのはそっちみたいですね」
海未「だあああああ!!!」バンッ
絵里「ぎゃああああああああ!!」ドンッ!!
絵里「」ピクピク
海未「絵里、さぁ、ことりの場所を教えなさい!!」
絵里「」
海未「絵里!!」
にこ「完全にのびちゃってるわね....」
76:
海未「さて、尋問用に拘束しました...さて、絵里からどう聞き出しましょうか」
にこ「海未、ちょっと外に来て」
海未「なんですか?にこ?」
にこ「これを見て、あいつの車の中にあったんだけど飛行機の燃料会社を発送表よ」
海未「燃料?旅客機のですか?」
にこ「これは個人用よ、私ね実はパイロット訓練学校に行ってるのよ、それで知ってるの」
海未「成程....この住所は大きな倉庫がある地域ですね...飛行機をおそらく隠しているんでしょう」
海未「とりあえずここに絵里の車を使って向かってみましょう、絵里にはもう必要はないでしょうから」
77:
にこ「ここがその住所よ」
海未「ここは....私が捕らえられていた場所ですね、どうやらビンゴみたいですね」
海未「ふんっ!!」バキッ
モブ「ぎゃあ!!」バタッ
海未「よし....地図がありますね...この島に印がついてますね」
にこ「海未、これを見て!」
海未「これは...水陸両用の飛行機ですか?」
にこ「正解!しかもさっきの燃料の紙と照らし合わせるとこの島への往復分くらいの燃料になるの」
海未「ここにことりが....」
にこ「でも多分燃料がないから、給油をしないと」
海未「....その前に行くとこがあります」
にこ「え?どこ?」
海未「買い物です」
79:
にこ「どっからショベルカーを持ってきたのよ....」
海未「..........」ガガガ
\ガシャーン!!/
海未「さぁ、買い物の時間です」スタッ
海未「にこ、カートを持ってきてください」
にこ「え、えぇ.....」
海未「これとそれと....」ポイポイ
にこ「.........」
海未「あとこれを.....」ポイポイ
にこ「これは?」
海未「ロケットランチャーです、車に一旦積んできてください」
80:
海未「頼みます、開いてください!」ブー
海未「よし....いい弓がありますね...」
海未「あとこれと...これを....」ごそごそ
雪穂「両手を上げて動かないでください!」チャキ
海未「!?」
穂乃果「身柄を確保だよっ!!とりあえず雪穂!この人に手錠を」ガチャ
雪穂「さぁ、車に乗ってください!」
海未「..........」
にこ「海未が捕まっちゃた...どうしよう」
81:
海未「もう、時間がないというのに....」チラッ
海未「あと12時間.....南理事長に連絡を!園田海未といえばわかります」
穂乃果「南理事長?雪穂知ってる?」
雪穂「知らないよ?耳を傾けちゃだめだよ、お姉ちゃん」
穂乃果「そうだね」
海未「っく......」
にこ「にっこにっこに?」ブロロロ
穂乃果「あ、見て雪穂!かわいい女の子だよ!」
雪穂「お姉ちゃん、職務中だよ!」
穂乃果「ん?道に止まってどうしたんだろう?」
にこ「よいしょっと...えっと、こうよね...」ドカン!!
82:
\バーーーーン!!/
穂乃果「な、なに!?」
にこ「やばっ.....逆だったわ」
雪穂「お姉ちゃん!こっちを狙ってるよ!」
穂乃果「あわわわわわわ」
にこ「よいしょっと!にっこにっこに?!...うわぁ!!」ドカン
\バーーーーン!!/
穂乃果 雪穂「うわあああああああああ!!」ガランゴロン
にこ「やったわ!」
穂乃果「ふへぇ?車が横転しちゃったよぉ...」
雪穂「これは夢?....」
海未「どこで使い方を?」
にこ「説明書を読んだのよ」
83:
海未「よし、なんとか無事に武器集めに給油も済みました!あとは島に殴り込みするだけです」
にこ「海未...この飛行機だめよ!」
海未「どうしたんですか?」
にこ「エンジンがかからないのよ!これじゃあただの羽のついたカヌーよ!」
海未「だったら漕げばいいじゃないですか!!」
にこ「そんな無茶な......」
海未「かかりなさい!」バシンッ
にこ「叩いたって無駄よ....」
海未「かかれっていってるんです!このポンコツが!!」バシンッ
にこ「え、エンジンがかかった.....叩いただけで」
海未「やっぱりこの手に限りますね、さぁ、出発です!」
84:
理事長「武器店に...路上でロケットランチャー、おそらく園田さんの仕業ね」
ミカ「派手ですね」
理事長「ここら辺一帯の無線を傍受させておいて...」
ヒデコ「一体何が始まるんですか?」
理事長「第三次ラブライブ本戦よ」
フミコ「ラブライブってなんだよ」
85:
寝ます おやすみなさい
101:
ことり「海未ちゃん....だめだめ!!弱気になっちゃ!」
ことり「見張りの人は何時間か置きにしかこないし....そうだ、脱出してみよう!」
ことり「まずはドアノブを外してっと....海未ちゃん、ことり頑張るからね!」
希「口だけ達者な素人ばっかり集めたもんやね、全くお笑いだよ、海未ちゃんもいたらきっとそう言うはずだよ」
ツバサ「東條さん、彼女達は忠実なる愛国者ですよ」
希「ただの案山子やね、いやモブっていったところかな、うちらなら楽勝で倒せるよ」
ツバサ「東條さん、貴方は私を脅しているの?」
希「事実やん、それと海未ちゃんは仕事を終えたら必ずここにことりちゃんを取り返しにやってくる...ことりちゃんがいるいない関係なしに」
ツバサ「.......」
希「貴方をそんな海未ちゃんから守れるのはうちだけだよ」
102:
ツバサ「東條さん、怖がっているのは貴方の方じゃないの?」
ツバサ「貴方こそ、園田さんを恐れているんじゃないの?」
希「もちろんです、プロですから」
希「けど、こっちには切り札があるんよ」
海未「メッセージは覚えましたか?」
にこ「リリホワ、南理事長、コードブルー、座標ね」
海未「そうです」
にこ「OK!覚えたわ...そのゴムボートでいくの?」
海未「えぇ、上陸前にばれたらやりづらいですからね...あと私が連中に見つかるまでは無線は使わないでください」
にこ「どうやってここでそれを知るの?」
海未「島がドンパチ賑やかになったらです」
にこ「わかったわ、気をつけてね海未、幸運を」
海未「ありがとうございます、では行ってきます」
103:
理事長「街と海未さんの家の周辺で不審な3人を捕まえたって?」
ミカ「はい」
絵里「っく.....」
真姫「ちょっと私、重傷者なんだけど!!」ボロボロ
あんじゅ「........」
理事長「この連中は例の....尋問するわよ、用意して」
ヒデコ「はい」
105:
あんじゅ「園田海未のやつ、あいつやばいわよ」
絵里「なにがあったのよ」
あんじゅ「実は.....」
あんじゅ「ハロー園田さん」
海未「ことりをどこにやりました」カチャ
あんじゅ「落ち着きなさいよ、武器を構えられたままじゃあ落ち着いて話もできないわ」
海未「...........」
あんじゅ(え?おろさないの?...まぁ、いいわ....)
あんじゅ「南さんは今のところは無事よ、すくなくとも今のところはね...これからは貴方次第よ」
海未「..........」
あんじゅ「無事取り戻したければ、私達に協力をしなさい」
海未(外に...去っていく車が、あれにことりが....)
あんじゅ「OK?」
海未「OK!!」ズドン
あんじゅ「きゃあ!!!」
106:
あんじゅ「この特殊スーツを着ていなかったら今頃私は....」
真姫「その程度でなによ、こっちはおかげ様で全身骨折よ!」ボロボロ
絵里「逆になんで生きてんのよ......」
あんじゅ「人間には215本も骨があんのよ、1本ぐらいなによ!」
真姫「一本じゃないわよ!っ、痛い.....」
絵里「まるでミイラね」
理事長「随分と楽しそうね....」
絵里「ふん!何をしたって私達は口を割らないわよ!」
理事長「そう、執行人の登場よ、あとは任せたわ」
凛「にゃんにゃんにゃーん♪」
絵里「凛!?」
107:
凛「えへへ?今日は皆、凛のラーメンを食べてにきてくれたんだって?うれしいなぁ」
3人「!?」
凛「作ってきたよ、できたてほやほやの凛ちゃんラーメン!」
凛「皆縛られてるから、凛が食べさせてあげるね♪」
あんじゅ「待って!そのラーメン消費期限が半年前に切れてるわよ!」
真姫「ひぃ!!」
凛「凛はね、この美味しいラーメンを皆に食べてほしいの、凛は毎日一人で食べてるからちょっと飽きちゃったくらいにゃ!」
絵里「や、やめなさい!!」
凛「そうだ!絵里ちゃん、わかめラーメン好きだったよね?なら絵里ちゃんから食べさせてあげるよ」
凛「はい、あーんして?」
絵里「っ!!喋るから、喋るから助けて!!」
110:
海未「よし...無事上陸しました」
海未「ふむ.....周りは敵だらけですね...よし、着替えて準備です!」
海未「靴はOK」キュッ!!
海未「上着を着て」スッ!!ジーッ!!
海未「弾きにナイフ、ボムもOK」カッチ!ガチッ!!シュッ!! 
海未「ついでにペイントもしてみますか」スーッ
海未「装填もOK」チャッキ!!ジャッキ!!
海未「最後にこのロケットランチャーです」
\デエエエエエエエエン!!!/
海未「.............」スタスタ
111:
海未「よし...地雷はこことあそこに.....」ごそごそ
只 只 只 只
ツバサ「もしもし、私よ.....何?英玲奈が?ちょっと英玲奈に変わりなさい」
モブ「わかりました...英玲奈さん、ツバサさんです」
ツバサ「もしもし、英玲奈?園田さんはどうしたのよ?」
英玲奈「ソノダ?ダレダソレハ?ソモソモワタシハイッタイダレナンダ?」
ツバサ「......ッ!!」ガチャ
希「どうしたん?」
ツバサ「飛行機に園田さんが乗ってなかった....南さんを始末して」
113:
海未「さぁ、パーティの始まりです」ポチッ
        __,,:::========:::,,__
       ...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
       ..‐´  ゙    `‐..
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  .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
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  ;;;;;;゙゙゙゙゙   /       ゙:            ゙゙゙゙゙;;;;;;
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※この時点ではまだことりちゃんの居場所はわかっていません
希「!この爆発は.....やっぱりきたんやね、さすがだね海未ちゃん」
114:
希「ことりちゃーん、迎えにきたよ?」
希「....無視はひどいなぁ、開けるよ?」ポロッ
希「ドアノブが!しまった!とりゃ!!」バンッ
希「いない!!窓が!くそ?逃げられたか!!」
ことり「あ、早くにげなきゃ.....」タッタッタ
希「逃がさんよ....えいっ!!」ドンッ
115:
海未「皆のハートを撃ち抜くぞー」ドッドッドッ
モブ「ぎゃああああああああ!!」
海未「バーン!!」ドッドッドッ
モブ「ぐわやああああああ!!」
にこ「リリホワ!!繰り返します!!リリホワ!!」
にこ「こちらはLL7176、南理事長に緊急のメッセージです!どうぞ」
にこ「繰り返します!!南理事長です!」
ヒデコ「南理事長、テレックスに緊急のメッセージです!」
理事長「!!今、行くわ!!」
116:
モブ「........」ひょい
海未「....!!これは、しまった!!」
\ドーン!!!/
海未「ぐわああああああ!!」ゴロゴロ
海未「っく...不覚、あの小屋に避難を....」ヨロヨロ
ガチャ
海未「っく...骨はとくにはいってはいないみたいですね....」
ざわざわざわ
海未「!!...どうやら囲まれてしまったみたいですね...」
117:
モブ「よし!撃て!!」
ババババッバババッババッバババ
ババババッバババッババッバババ
モブ「撃ち方やめ!」
モブ「静かですね...」
モブ「見てきなさい、花陽」
花陽「えぇ!私ぃ!?うぅ....」
ガチャ
花陽「うぅ....あれ?誰もいないよ?」
海未「ふんっ!!」バシンッ
花陽「ぴやあああああああ!!!」
118:
海未「.......」ドッドッドッ
モブ「ぎゃあああああ!」
海未「.........」ドッドッドッ
モブ「ぐあああああああ!!」
海未「.........」ドッドッドッ
モブ「あぁーーー!!!」
海未「.........」ドッドッドッ
モブ「誰かあいつを止めるんだ!!」
海未「.........」ドッドッドッ
119:
海未「兵士は片付けました、次は貴方です」
ツバサ「さすがと言ったところね...でもそう簡単にはいかないわよ!!」バンッ
海未「覚悟してください」ドッドッドッ
ツバサ「っく!!」タッタッタッ
海未「逃がしません!!」
ツバサ「........」バンッバンッ サッ
海未「.......」ドッドッドッ サッ
ツバサ「この!....」バンッバンッ サッ
海未「.......今です!」ゴロンゴロン
ツバサ「な、なに!?」
海未「ラブアローシュート!!」ドッドッドッドッ
ツバサ「ぎゃああああ!!」
海未「........」ドッドッドッドッ
ツバサ「うわあああああ!!」パリンッ
海未「ふぅ....」
ことり『海未ちゃん』
海未「ことり!?今の声は地下からですね、待っててください!」
123:
ことり「海未ちゃん?」
希「海未ちゃんかと思った?残念希ちゃんでしたー!」ガシッ
ことり「嫌っ!離して!!」
希「ことりちゃんには人質になってもらうよ」
海未「ことり!!」
希「........」バンッ
ことり「海未ちゃん!!」
海未「ぐっ!...腕が....」スッスッ
希「海未ちゃん、腕の具合はどう?」
海未「こっちに来て確かめたらどうですか」
希「いや、結構」
希「海未ちゃん、隠れてないで顔を出しなよ?長い付き合いだし、すぐに楽にしてあげるから」
124:
海未「希、ことりは関係ないです、離してあげてください!目的は私でしょう」
希「ふふふふふふ」
海未「希、今なら貴方でも勝てます」
希「ふふふ........」
海未「来なさい希、銃なんか捨ててかかってきなさい」
希「.......」
海未「そんなんじゃつまらないでしょ、私にセクハラを決めて私が羞恥心に苦しむ様を見て倒すのが望みだったはずです」
希「....海未ちゃんを倒す!」
海未「来なさいよ希、怖いのですか?」
希「海未ちゃんなんか怖くない!!弾きなんか必要ないね!人質もいらない!」ドンッ
ことり「きゃあ!」
希「海未ちゃんなんか怖くない!!野郎オブクラッシャァアアアアアア!」
126:
希「ふんっ!!」シャッ
海未「はっ!!」ブンッ
希「.......やっ!!」ザシュ
海未「ぐぅ!!」
ことり「海未ちゃん!!」
希「ふふふ、現場から離れて体が鈍ってるんじゃないの?もう引退やね」
希「そりゃあ!!」シャッ
海未「はぁ!!」ザシュ
希「ぐっ!ううううううううう!」
海未「ふんっ!!」バッ
希「たぁ!!」バッ
海未 希「ぐぬぬぬぬぬ......」ドンッガラララ
海未 希「うわあああああ!!!」バタンッゴロゴロ
127:
海未「ふん!とりゃ!!」バシンッ
希「あがががががががが!!」ビリビリ
希「この....感電したやん!!」ビシッバシッ
海未「ぐっ!ぐああああ!!」
希「気分がいいなぁ!海未ちゃん!!今からやられる気分はどう?」バシッ
海未「...っ、ふざけないでください!」ビシッバシッバキッドゴッ
希「う!ぐっ!ぎゃあああ!!」バタンッ
希「うぅ....こうなったら眉間になんか撃ってやるもんか!くらえ!」
海未「!!......」バキンッ
海未「はあ!!」
希「そんな、ばかな.....」シューーーーー
海未「地獄へ堕ちろ、希」
129:
ことり「海未ちゃん」
海未「帰りましょう、ことり」
モブ「よーし付近を調べるのよ!!」
理事長「まだ他に誰か残っている?」
ことり「あ、お母さん」
海未「敗者だけです」
理事長「もう一度アイドルユニットを結成しようと思ってるの、貴方さえ戻ってきてもらえれば」
海未「今日が最後です」
理事長「........また会いましょう、園田さん」
にこ「海未、無事だったのね....」
ことり「....海未ちゃん、あの人誰?...」
海未「...もう会うことはないでしょう」
130:

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