俺「えへへ...どう?かわいい?」back

俺「えへへ...どう?かわいい?」


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1:
俺「今日も疲れた」
俺「コンビニでご飯買って帰ろう」
ドンッ
俺「ワ」
俺「ごめんなさい」
魔法使い「イタタ」
俺「大丈夫ですか」
魔法使い「大丈夫じゃないわい全く」
俺「すみません」
魔法使い「ふん」
俺「....」
魔法使い「何ジロジロ見ている」
俺「あっいや、魔法使いみたいな服だなと..その...何かのコスプレですか」
魔法使い「私がコスプレをするような者に見えるかね?」
俺「見えません」
魔法使い「そうだ。私はコスプレなどしていない。私は本物の魔法使いだ」
俺「はぁ」
魔法使い「まぁ普通は信じられんよな」
俺「そうですね」
魔法使い「では見せてやろう。えい」シャララン
俺「!!」
魔法使い「どうだ可愛くなったろう」
俺「なんですかこの服は!ちょっと!やめてくださいよ!」
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2:
魔法使い「かわいいぞ」
俺「そんなこと言ってからかっているんでしょう!」
魔法使い「フリルがいっぱいついてかわいいではないか」
俺「俺は女の子じゃないし、ましてや大人ですよ、あと十数年も経てば還暦ですよ」
魔法使い「そうだな。でもかわいいと私は思うぞ」
俺「や、やめてくださいよ」
魔法使い「かわいいぞ」
俺「んぅ...」
魔法使い「かわいい」
俺「ほ、本当ですか...?」
魔法使い「あぁ。素晴らしい」
俺「えへ......そうですかね.....///」
俺「(どんな形でも、褒められるのって気持ちがいいな。こんなこと最近無かったもんな。嬉しいな....!)」
7:
魔法使いの家
魔法使い「かわいいぞ」なでなで
俺「あ、あ..///」
魔法使い「よしよし」なでなで
俺「んん..///」
魔法使い「いつまでもここにいるのだ、いいな」
俺「いゆ、ずっとここにいゆぅ...」ぎゅ
魔法使い「かわいい、かわいいぞ。ふふ...」
俺「にゅぅ....///」
魔法使い「ほら、自分の親指を咥えろ。昔はそうしてただろう?赤ちゃんになるのだ」
俺「んへへ....んぅ、ちゅぅ、ちゅぱちゅぱ...」
魔法使い「いいぞ。もう何も考えなくていいのだ。ずっと甘えて暮らすのだよ」
俺「んふぅ...ちゅぱ...ちゅぱ.....」
11:
俺「まま」
魔法使い「よしよし」
俺「ちゅぱちゅぱ...」
魔法使い「たまには違う物もしゃぶってみたらどうだ。これとか」
俺「ん....まーま...」あむ
魔法使い「んんっ...そうだ、いいぞ」
俺「あむ、あむ....ちゅぱちゅぱ...」
魔法使い「んんっ......」
俺「ちゅうちゅう」
魔法使い「ふぅっ...んんっ...」
俺「まま..」ぎゅ
魔法使い「赤ちゃんにはミルクが必要だろう、さ、もっとしゃぶるのだ。出してやろう」
俺「んっんっ、ちゅぅ、ちゅう」
魔法使い「はぁ、はぁ.....」
俺「れろれろ...ちゅぱちゅぱ」びちゃびちゃ
魔法使い「あっあぅ、あ」
俺「みゆく、みゆくちょーだい!ちゅうううっ」
魔法使い「あふっ...出るッ....ックアア、アアッ!」ドロッ!
俺「みゆくー!チュパチュパッ!ズズッ!ジュルルーッ!!」
魔法使い「あひっ!あひっ、ひっ」
12:
まんまと連れ込まれてんじゃねえよwww
13:
>>11 これは1週間後の話
15:
奥さん「コラ!」ボカ
魔法使い「イタッ!」
俺「!!まーま!」
奥さん「あなたなんてこと!」
魔法使い「な、なんでおま、お前ここに!!」
奥さん「あなたが家にいないからじゃない!探したのよ..まさか人間界でこんなことをしているなんて..」
魔法使い「わ、私は人間を救っているのだ..」
奥さん「救っているですって?壊して遊んでいるだけじゃないの!おまけに性的なことまでさせて...」
魔法使い「そ、その、それはだな..」
奥さん「言い訳なんて聞きたくありません!」ピシャリ
魔法使い「ううっ...」
奥さん「でも、許してあげます。」
魔法使い「えっ!」
奥さん「あなたが好きだからよ。どうしてこのようなことをしてしまったのかはわからないけど、こんなことをしてしまうぐらいあなたは追い込まれていたのでしょう」
魔法使い「い、いや....あ、まぁそうだ。」
奥さん「ごめんなさいね、気づいてあげられなくって。辛いことがあったらなんでも行ってちょうだいね。さ、帰りましょう?」
魔法使い「....」
俺「ま、まーま....」ぎゅ
16:
奥さん「この人間の術を解いてあげて」
魔法使い「い、いや、別に術はかけとらんのだよ」
奥さん「えぇっ?」
魔法使い「甘やかしていたら、こうなったのだ」
奥さん「じゃああなたに初めて会った時から今までの記憶を消してあげて。そして元の場所に戻してあげて」
魔法使い「....」
奥さん「ちょっと!何をためらっているの!ねぇまさかとは思うけど、この人間が好きなの?」
魔法使い「わ、わかった、消すから...」シャララン
俺「まま..........」
魔法使い「すまない、さらばだ」
18:
俺「あれ」
俺「いつの間に眠ったんだっけ...ヤバい、今何時だウワ!着信がいっぱい...エッ!なんで1週間も経っているんだ!」
俺「ど、どうしよう」
魔法界
奥さん「あなたはしばらく外出禁止ね。またどこへ行くか分からないから。」
魔法使い「そ、そんな」
奥さん「ねぇ、私だってこんなことしたくないの。でもあなたがいけないのよ...」
魔法使い「く....わかった」
奥さん「出たらどうなるか分かっているわね?」
魔法使い「分かっている..」
奥さん「じゃあ、私は出かけてくるわね。おとなしくしていてね」
魔法使い「.....」
20:
魔法使い「私が好きなんて嘘に決まっている」
魔法使い「私の地位や名声を手放したくないだけなのだ」
魔法使い「誰かに好かれたい、本当に私が好きな者に...だが妻を裏切れば彼女の父親に殺されてしまう」
魔法使い「しかしこんな生活を続けているより幸せのまま殺してくれた方が幸せなのではないだろうか」
魔法使い「よし、あの人間の元へ戻ろう。そしてお互い幸せになるのだ..」
会社前
俺「皆になんて説明しよう...記憶がないなんて、あり得ないし..もしかしたらクビに..」うろうろ
魔法使い「あぁ!ここにいたか...私の可愛い人間」ぎゅ
俺「エッ誰です!」
魔法使い「覚えてないだろうが、私はお前の...ま、ままなのだよ」
俺「え?あ!お、覚えてないといえば、俺はここ1週間の記憶がないんだ、もしかしたらあんたが何かしたのか!」
魔法使い「まぁそういうことだ..だが、もう大丈夫だ。私が救ってあげよう。お互い幸せになれるのだ」
俺「な、何言ってるんだ」
魔法使い「とりあえず私の家に行こう」ぎゅ
俺「ちょ、ちょっと!まずは会社に...ワッ!ここはどこだ!な、なんで、え?」
魔法使い「私の家だ。妻に見つかるといけないから前とは違う家だがな。ふふ、ここで私とお前は幸せになるのだ...」ぎゅ
21:
魔法使い「あぁ、かわいい、かわいいぞ」
俺「え?..ひ!な、なんで!いつのまにこんな服!あんた何者だ!」
魔法使い「そう騒ぐでない、かわいいぞ」
俺「かわいい?頭おかしいんじゃないのか!」
魔法使い「ほら、落ち着くのだ」ぎゅ
俺「やめっ!離せ!」ジタバタ
魔法使い「ふふ、かわいい私の人間...大好きだ」ぎゅう
俺「な、なんなんだよう!」
魔法使い「お前も辛いのだろう?いつもいつも仕事ばかり、誰も褒めてはくれず甘えることもできず...」
俺「な...」
魔法使い「もうそんなことないのだ、私になら思う存分甘えて良いのだ、ほら、赤子のように素直に..」
俺「な、何言ってるんだ離せ!」ぺし!
魔法使い「イタッ」
俺「警察呼ばなきゃ...」
魔法使い「な、なんで、現実に戻ろうとするのだ..」ガシッ
俺「やめろよ!」
魔法使い「ダメだ、全然かわいくないぞ、ほら、もっと私に甘えて全てを捨てて幸せになるのだ!」
22:
俺「すべてを捨てるなんて、そんなことできるわけ無いだろ!」
魔法使い「それが私とだったら出来るのだよ!実際この一週間私とお前は幸せだった」
俺「おい、一体俺に何をしてくれたんだ?なんで俺に記憶がないんだ?」
魔法使い「それはだな...」
俺「そ、そんなことが?本当に?」
魔法使い「そうだ。もう一度やり直そう、な」
俺「......わかった」
魔法使い「あぁっ...よかった、ふふ、私は幸せだ!」ぎゅ
俺「....」
魔法使い「ほら、甘えるのだ、早く」
俺「ううん....」ぎゅ
魔法使い「あはっかわいいなぁ!いいぞ、いいぞ。私は可哀想な人間が可哀想でなくなるのが好きなのだ。いっぱい甘えてくれ。」
俺「ん?後ろの誰だ?」
魔法使い「え?」
父上「.......」
魔法使い「!!!!そ、そんな、まだ、まだ私は幸せになってないのに!」
父上「よくも娘の言いつけを破ったな。死ね!」
魔法使い「あ....」ガクン
俺「やだまま!あれ....?ま、まま...?あぁ!思い出した..あ、やだ、し、死なないで、ま、ままぁ..やだぁ...うわあああああああんん!!!」ぎゅ
父上「離れろ人間」どスッ
俺「んグぉッ!」よろり
父上「娘には内緒でこの魔法使いを売って金にしよう」
俺「ま、まま........」
26:
魔法使い「んん...ここは」
父上「起きたか」
魔法使い「!!!」
父上「お前を売ろうと思ってな。だから殺しはしなかった。娘には内緒だ」
魔法使い「売る...い、一体どこに」
父上「そうだな、私が調べた中で1番高い値で買ってくれると言ったのは金持ちのサディストだったな」
魔法使い「な..」
父上「私はお前が気に入らなかった。いくら魔力があって強い魔法使いだとしても私と同じ歳ぐらいの男に娘をやらなければならなかったのだからな」
魔法使い「私と結婚したがったのは貴様の娘の方だ!私は別に...だがあの娘がどうしてもというから、可哀想でな!仕方なく結婚してやったのだ!」
父上「なんだと...!!!!!」
魔法使い「ハハ、あぁすっきりしたわい」
父上「このッ!!」ガシッ
魔法使い「おっと、いいのか?大事な商品に傷をつけて。サドの金持ちに贈るんだろう?傷モノなんて贈ったらお前が逆に乱暴されるかもな!ハハハ!」
父上「ッチ...ふん、いい、売られてボロボロになったお前を見て笑ってやる。生意気言えるのも今のうちだ」
27:
父上「あぁ、それともう1つ、お前はもう魔法は使えん」
魔法使い「え..」
父上「全て奪い取ってやった。当たり前だろう、送った先で暴れられては困るからな」
魔法使い「ッ....」
父上「そう睨むな。まぁ、精々頑張りたまえ」
俺「まま、うう....」
同僚「おい!いるか?」ドンドン
俺「!まま...?」ガチャ
同僚「あぁ!いた...よかった、何があったのかと...急にいなくなって皆心配してたぞ。いつ戻ってきたんだ?何してた?」
俺「ま、まじゃ、ない..う、うあ....」
同僚「おい、どうした?」
俺「やだ、もう、行きたくないよぉ、ままと一緒がいいよぉ....」
同僚「な、なんだって?まま?」
俺「うう、うう.......」
同僚「だ、大丈夫か..?」
28:
こうして俺は精神病院に入れられてしまった。
魔法使いはサド野郎にこてんぱんにやられている。
魔法使い「はぁ、はぁ......ううっ...」
金持ち「ハハ!愉快愉快!」ペシンパシン!
魔法使い「ぐ.....」
金持ち「痛々しいな、かわいそうだ....」ぎゅ
魔法使い「あぁ痛い...」
金持ち「そうかそうか!もっと痛がるがいい、私はお前の痛がる顔を見るのが1番の楽しみなのだ。さ、指を踏み潰してやろう」グリグリ
魔法使い「ウグアアッ!痛い痛い痛い!!!!」
金持ち「はぁ、いいぞ、いいぞ」
魔法使い「ううっううううっ....」
金持ち「私はお前をとっても気に入っているのだ。お前と会えてよかった。大好きだぞ」
魔法使い「大好き...?本当に....?」
金持ち「あぁ。だからこうしてたくさん痛めつけてるのだ。お前とこうしている時が1番幸せだ」
魔法使い「あはっ.....そうか...そうか.....だったら私も幸せだ...ふふ、よかった...」
金持ち「お前も幸せか!じゃあお互い幸せだな!じゃあもっと幸せになれるようもっと痛いことをしよう!目を針で刺し続けるのはどうだろう?」
魔法使い「あ、うあ、ハハ、す、すごく、痛そうだ、うう.....」
金持ち「おいおい目を瞑るな、ほら、開けてこっちを見るんだ、刺してやるから」
魔法使い「.........」ブルブル
金持ち「よし、いい子だ」ツプ!
29:
俺「まま、まま......」
医者「困ったもんだ。ママとはなんなのだろう。母親でもないようだしな。おい、ママとは一体なんなのだ?」なでなで
俺「まーま...?」ぎゅ
医者「こら、白衣を掴むなったら」
俺「まーま!」ぎゅう
医者「うわ!おっと!」ばたり!
俺「まーま、まーま....」ぎゅ
医者「お、おい...はぁ、まいった」
俺「まーま?えへ....」ぎゅ
医者「何故かはわからないが私をママだと思い込んだみたいだな。まぁいい、治療がしやすくなりそうだ...ほら、よしよし」なでなで
俺「ままぁ!」ぎゅ
魔法使いに少し似ている医者をままと勘違いし、俺は幸せになった。魔法使いも金持ちと幸せになった。
皆幸せになれた
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