モバP「あいうえおの歌?」back

モバP「あいうえおの歌?」


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1:
【あ い う え お菓子は好きですか?】
ちひろ「プロデューサーさーん。星花ちゃんのレッスンはもう終わってますよね?」
モバP「はい。……あ、まだ帰ってないってことですか?」
ちひろ「何か聞いていますか?」
モバP「確か、お菓子を買いに行くって……」
ガチャ
星花「ただいま戻りましたわ」
モバP「ほら、噂をすれば」
ちひろ「おかえりなさーい。もう、心配したんですよ?」
星花「ふふふ。あ、そうですわプロデューサー様、ちひろさん。このお菓子をどうぞ」
モバP「俺たちに?」
ちひろ「貰ってもいいの?」
星花「はい。日頃のささやかなお礼にと」
モバP「ならありがたく。ほらちひろさんも」
ちひろ「ありがとうね。星花ちゃん♪」
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2:
モバP「おお! こんな大きいキャンディー久しぶりに見たな……」
星花「以前撮影で訪れた駄菓子屋に行ってきましたの」
ちひろ「きなこもち……懐かしいですね」
星花「それにほら! みてください」
「「?」」
星花「5円チョコといって、硬貨がチョコレートになってるんですの!」
星花「初めて見ましたわ……」
モバP「……なんだか」
ちひろ「かわいいですね、プロデューサーさん」
モバP「ええ」
星花「?」
3:
【か き く け こうちゃを飲みましょう♪】
桃華「では、皆様いいですわね?」
星花「はい」
雪乃「えぇ」
桃華「では、紅茶好きの会第3回開催を祝して」
「「「乾杯(ですわ)」」」
雪乃「……おいしいですね」
桃華「もちろんですわ! 今回のために、色々と用意しましたの」
星花「いいですわね♪ あ、忘れてましたわ。今回のために……」
ガサゴソ
雪乃「スコーンですか?」
桃華「いい匂いですわ」
星花「紅茶にあうようにと、今朝焼いてきましたの」
雪乃「紅茶にとても合いますね……。あとでレシピを教えてもらってもいいですか?」
星花「もちろんですわ♪」
桃華「わ、わたくしも!」
4:
桃華「わたくし、実は星花さんみたいなレディーに憧れがありますの」
星花「わたくしに……ですか?」
桃華「わたくしが思う、レディーですの! 妖艶で、とてもきれいで」
雪乃「確かに……。私も、そのセクシーさが欲しいですわね」
星花「よ、妖艶なんてそんな……違いますわ」
桃華「でも、プロデューサーちゃまはなんていいますかね」
星花「そ、そんなことは」
モバP「なんか話振られたような」
ちひろ「でもいいですねー。あの会、不定期にやってるみたいですけど」
モバP「楽しそうに紅茶を飲む3人……新しい仕事でもいいな」
ちひろ「はいはいここまでお仕事もちこまないでくださーい。私たちも仕事パパッと終わらせて参加しましょうか」
モバP「いいですねー。なら、スタドリを! 景気づけに」
ちひろ「ダメです! この後紅茶飲むのに……」
モバP「そ、そうでした……」
5:
【さ し す せ そろって銭湯へ】
モバP「今日は暑いですねぇ……」
ちひろ「クーラーは我慢してください。……私も暑いんですから」
モバP「はーい。……こうも暑いと、レッスン中のアイドルも大変ですね」
ガチャ
星花「ノーブルセレブリティ、た、ただいま戻りましたわ……ふぅ」
琴歌「あ、暑いですわ…」
ゆかり「確かに、暑いですね」
モバP「おーお疲れ様。クーラーは我慢してくれ。ほら、冷たい麦茶」
星花「ありがとうございます……」
ゆかり「ン……ン……フゥ。こう暑いと、お水がおいしいです」
ちひろ「そういえば、三人は寮生活でしたね」
琴歌「はい。……それがどうかしましたの?」
ちひろ「実は、寮のお風呂が故障していて……」
琴歌「えええ!」
6:
モバP「そこでちひろさんたちと話し合ったんだが、ここの近所の銭湯に行ってもらうということになったんだ」
星花「銭湯?」
ゆかり「あの、恥ずかしいですけど、銭湯に行ったことはなくて……」
モバP「あ、二人は行ったことがなかったか。でも大丈夫」
琴歌「私、以前に行ったことがありますわ!」ドヤッ
「「おおーー!」」
モバP「ということで、二人とも琴歌について行って銭湯に行ってくれ。もう予定もないし、上がっていいぞ」
琴歌「プロデューサー様がこうおっしゃっていますわ! ささ、早!」
星花「こ、琴歌さん」
ゆかり「ゆ、ゆっくりでも」
琴歌「いいえ、善は急げですわ!」
ガチャ
ちひろ「銭湯、いいですねぇ」
モバP「ちひろさーん? 仕事は残ってますよー?」
ちひろ「プロデューサーさんもですよー?」
「「はぁ……」」
7:
【た ち つ て ドーナツ美味しいね!】
「あと少しだねー」
「何買おうかなー?」
星花「あら?」
ガチャ
星花「ただいま戻りましたわ♪」
ちひろ「おかえり星花ちゃん。あら、ご機嫌ですね」
星花「駅前で新しいお店ができたみたいで、つい買っちゃいましたわ♪」
ちひろ「何を買ったんですか?」
星花「ドーナツです」
法子「ドーナツ!?」
星花「あら法子さん。お疲れ様ですわ」
法子「お疲れ様、星花ちゃん! それで、ドーナツって」
ちひろ「駅前に新しいドーナツ屋さんができたらしくて、星花ちゃんが買ってきたの」
法子「えーいいなー。そこの店はノーマークだったし……」
8:
星花「なら、おひとついかがですか?」
法子「いいの!?」
星花「ええ。もとよりちひろさんやみなさんにもと、少し多めに買っていますから」
法子「ありがとー!」
星花「ドーナツみたいにみなさんを幸せに、でしたわね♪」
法子「! そうだよ! ドーナツみたいにみんなを幸せにするの!」
ちひろ「そのためには、美味しくドーナツを食べましょうねー」
法子「そうだった! 新しくできたドーナツ屋さんのドーナツチェーック! あーん。モグモグ……。まーる♪」
星花「お口にあってよかったですわ」
法子「ドーナツはおいしいものだよ!」
ちひろ「あらあら?。なら、お茶を淹れてきますね」
9:
【な に ぬ ね ノートは綺麗にね】
幸子「ふふーん! カワイイボクが来ましたよ! って、あれ……。誰もいませんね」
幸子「……ま、まぁみんながいなくったって、カワイイボクはお勉強をしますよ!」
ちひろ「ただいまもどりましたー。遅くなってすみません」
ちひろ「……ってあれ? 誰もいませんか?」
幸子「…………」
ちひろ「あ、幸子ちゃん。……お勉強中ですか。邪魔をしてはいけませんね」
幸子「…………」
星花「ただいま戻りましたわ」
ちひろ「あ、星花ちゃん。しー」
星花「?」
ちひろ「ん!」
星花「! ……♪!」
ちひろ「!! しー!!」
幸子「もう! 喋るなら喋ってください!! 別に静かにしなくてもいいですから!」
「「は、はい!」」
10:
幸子「もう! カワイイボクでも流石に怒りますよ!」
星花「ちひろさんとアイコンタクトで、声を出さない様に……」
幸子「それがいらないんですよもう!」
ちひろ「ご、ごめんなさい……。! なら、お詫びに……」
「「……?」」
ちひろ「じゃん! プロデューサーからのお土産です! お詫びもかねて食べちゃいましょう!」
星花「まぁ♪」
幸子「い、いいんですか!?」
ちひろ「そ・の・か・わ・り。ノートが書き終わったらですけど」
幸子「ふふーん! このボクにかかれば、ちょちょいのチョイ!……と言いたいんですけれど」
星花「あら、どうかしましたの?」
幸子「少しわからないところが……」
星花「なら、わたくしも一緒に手伝いますわ♪」
幸子「い、いいんですか!?」
星花「解らないところだけですよ?」
ちひろ「ふふっ。お茶とお土産の準備してきますねー」
11:
【は ひ ふ へ ポカポカお昼寝を】
星花「……あら?」
美穂「……スゥ……スゥ」
星花「お昼寝ですわね。……けど、冷房がかなりきいているような」
ゴォー
美穂「…………スゥ」
星花「心なしか、寝心地が悪そうに見えますわ……」
星花「!」
星花「ちひろさん。毛布はどこにありますの?」
ちひろ「毛布ですか? ええっと……。あ、仮眠室にあったような」
星花「少し拝借してもよろしいですか?」
ちひろ「ええ。持って帰るとかはしないでくださいね?」
星花「大丈夫ですわ。すぐそこで使いますの」
ちひろ「?」
12:
星花「毛布を持ってきましたわ」
美穂「……スゥ…………ウ……スゥ……」
星花「美穂さん、毛布をどうぞ」
美穂「……スゥ……フフ」
星花「あら、いい笑顔ですわ♪」
星花「なら、もっと寝やすくするために、わたくしのバイオリンでも……」
♪??
美穂「……スゥ……フフ……スゥ……」
星花「♪」
♪??
ちひろ「毛布なんて珍しいと思ったら、こういうことだったんですね」
モバP「いいなぁ……俺もあの空間いたら安眠できるだろうな」
ちひろ「ダメですよ。私も寝たいですけど、まだ仕事が溜まってますから」
モバP「うぅ……ちひろさん……ひざまくらぁ……」
ちひろ「はいはい。ちゃんと終わったらやりますから」
13:
【ま み む め モグモグハンバーグ】
響子「星花さん、もっとこう!」
星花「こ、こうですの?」
響子「そうです! ハンバーグをそうやってパンパン空気抜きしないと、焼くときに崩れちゃうんです」
星花「なるほど……勉強になりますわ」
みく「まだかにゃ……」
モバP「みく、何してるんだ?」
みく「あ、Pチャン! 響子ちゃんと星花ちゃんが、一緒にハンバーグを作ってるにゃ」
モバP「ははーん。みくはハンバーグを美味しく食べるんだな」
みく「ハンバーグには少しうるさいにゃ。やっぱり、ジューシーじゃないと」
ちひろ「いいですねー」
モバP「ほんとになー。ちひろさんも俺も昼食まだなのに……」
みく「うぅ……。なら一口ずつあげるにゃ」
「「やったー」」
星花「けれど、本当に美味しく作れるのでしょうか……。今まで作ったことのない料理を」
響子「大丈夫です! 料理だって誰かのために作ろうと思うから、美味しく作れるんです!」
星花「なら、わたくしはみくさんのことを思って……」
響子「それなら、どんどんおいしくなーれ!って思うのもいいですよ?」
星花「なら、わたくしの想いを奏でますわ♪」
響子「演奏したらダメですよ!?」
14:
響子「はい、できました!」
星花「おぉ……! 肉汁があふれでてますのね」
響子「早持っていきましょう!」
みく「いい匂いがしてきたにゃ」
モバP「ちひろさん……!」
ちひろ「プロデューサーさん、よだれよだれ!」
モバP「つ、つい……」
星花「あら、プロデューサー様とちひろさん?」
みく「一緒に食べたいって。……大丈夫?」
星花「ええ。想いにあふれていますから」
みく「?」
星花「ですわよね?」
響子「はい!」
みく「不思議にゃ」
モバP「あぁ……美味しい……!」
ちひろ「本当に、おいしい……けど、これ終わったらまたお仕事……」
モバP「それは言わない約束ですよ」
15:
【や ゐ ゆ ゑ 横から覗いたら】
モバP「…………」
ちひろ「んー……」
星花「あら? どうかしまして?」
ちひろ「あぁ星花ちゃん。えっとね」
モバP「ちひろさん、まだです!」
星花「あら、どうかしまして?」
ちひろ「! えー、ちょっとこちらへ……」
ちひろ「(プロデューサーさん、今のうちに)」
モバP「(わかりました!)」
星花「?」
ちひろ「そういえば、今日のお仕事はどうでした?」
星花「日本語を色々と学ぶ番組でしたの。勉強になりました♪」
ちひろ「昔から、いろは歌だったりあいうえおの歌みたいな形で、日本語を歌ってるものもありましたからねー。知れば知るほど楽しくなると思います」
星花「えー、コホン」
星花「それで、何を隠していたんですの?」
ちひろ「うっ。流石にわかっちゃいますか……」
星花「そろそろ教えてくださっても……」
ちひろ「……わかりました」
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