【ガルパン】エリカ「耳かき?」back

【ガルパン】エリカ「耳かき?」


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黒森峰にいる時の設定で
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2: 以下、
エリカ「んー……」
エリカ(耳が痒いわ…)
エリカ(早く帰ってこの痒みを解消したいけど…)
エリカ(自分で耳を掻くの得意じゃないのよね…)
エリカ「はぁ…」
みほ「あれ?エリカさんどうかしたの?」
3: 以下、
エリカ「あら、みほじゃない…いえ、なんでもないわ」
みほ「え、でも今ため息ついて…」
エリカ「ほんとに何でもないから」
みほ「…私じゃ力になれない…かな…」シュン
エリカ(うっ…何で落ち込むのよ…)
4: 以下、
エリカ「はぁ…ほんとに大したことじゃないのよ」
エリカ「ちょっと耳が痒くて…」
みほ「耳?」
エリカ「ええ…でも私、自分でやるの苦手なのよ…それでちょっとね…」
みほ「あ、あの!」
エリカ「ん?」
みほ「その…わ、私が耳かきしてあげようか?」
エリカ「…は?」
5: 以下、
エリカ(と、言うわけで今みほの部屋に居るわけだけど)
エリカ(こうやって誰かの部屋に来たのなんて久しぶりね…)
エリカ(それもまさか耳かきをしてもらいに来たなんて…)
エリカ(なんか緊張してきたわ)ソワソワ
みほ「お待たせ、エリカさん」ガチャッ
エリカ「え、ええ!」ビクッ
6: 以下、
みほ「それじゃあ…耳かきを始めるから」
みほ「はい、どうぞ」ポンポン
エリカ「…」
エリカ(え!?ひ、膝枕!?)
みほ「?どうかした?」
エリカ「なんでもないわ!」
みほ「そう?じゃあ、どうぞ」ポンポン
エリカ「失礼します…」ポスン
7: 以下、
エリカ(膝枕されるのって…なんか恥ずかしいわね…///)
みほ「エリカさん?」
エリカ「な、何かしら」
みほ「もっと力抜いていいよ?リラックスした方が私もやりやすいから」
エリカ「分かったわ…」
エリカ(そうしたいのは山々なのよ!)
みほ「それじゃ始めるんで頭を横に向けて下さい」
エリカ「ええ…」クルン
8: 以下、
エリカ「…」
エリカ(しまった!?無意識にみほのお腹に顔を向けて横になっちゃったわ!)
エリカ(今更向きを変えるわけにもいかないし…)
みほ「どれどれ?」
エリカ(気にしてないのかしら…)
みほ「ん?」
9: 以下、
エリカ(…みほってなんだかいい匂いするわね)スンスン
みほ「エリカさん?」
エリカ「ひゃいっ!?」
みほ「ど、どうかした?」
エリカ「何でもないわ!?」
10: 以下、
エリカ(匂い嗅いでるのがバレたかと思った…)
エリカ(というか私は何やって…///)
みほ「ちょっと見づらいんでもうちょっと私の方に寄ってください」グイッ
エリカ「え、ちょ…」
エリカ(ちょっと…近すぎるんじゃない…///)
11: 以下、
みほ「うん…それじゃ耳かきを始めるね。まずは入り口に近いところから…」
エリカ「あっ…」
エリカ(耳かきが…入ってきて…)
ススッ…ススッ…スーッ
カリッカリッ…スーッ
グッグッ……
12: 以下、
エリカ(ふとももの温かさとか柔らかさとか…)
エリカ(私ばっかり意識して…みほは恥ずかしくないのかしら)
カサッ、パリパリ
パリペリパリッ、パリッ
みほ「やってやる?やってやる?やってやるぜ?♪」
エリカ(なんか凄く物騒な歌うたってるけど…)
エリカ(全然気にしてないみたいね…)
エリカ(普段はあんなに恥ずかしがり屋のくせに…)
13: 以下、
エリカ(私も意識しないようにしないと…)
グッ、グッ……
カリカリ……ス-ッ
エリカ「ん…」
エリカ(ちょっとくすぐったいわ…)
エリカ(でも…嫌じゃない…)
グッグッ ピリピリ
カリッカリッカサッ
14: 以下、
みほ「ゆっくり…円を描く様に…」
スーッ……
……カリッカリッ
ミリッ
ザッパリッ…パリパリ……
エリカ(一つ一つの動作が気持ちいい…)
カリッコリッ
カッ……パリ
グリグリ
パリッ…ススス…
15: 以下、
みほ「エリカさん、痛くない?」
エリカ「ええ…大丈夫だから…」
ススーッ……
サリサリガリガリ
スリスリ…スーッスーッ…
パリッパリッ
エリカ(自分でやるのとは…比べ物にならないわ…)
ススッ……スーッ
ピリピリピリ……パリパリ
エリカ「あなた…結構上手いのね」
サリサリカリッコリッ
みほ「ほんと?それならよかった」
16: 以下、
みほ「そろそろ奥のほうも見てくね」
エリカ「ん…」
ススッ…スッ……
カリカリ……カリ…ッ
コリコリ…
みほ「うん…ちょっと溜まってるね」
ザリッ……カッ、ガリッ
ザッ …ザリッ…ススッ…
ズーッ
エリカ(自分では見れない所をみほに見られて…)
エリカ(なんか…不思議な気分ね…)
17: 以下、
みほ「耳の壁に擦って汚れを落として…」
みほ「クリクリッと…優しく…」
クリクリ
カリカリックリッ
エリカ(優しく刺激されて…心地いいわ…)
ズズッ
ザッ、ザリッ
ズズズッ
ササッ…パリッ…パリパリ……
みほ「ん?」
エリカ(息が……首筋に当たってくすぐったい……)
18: 以下、
みほ「あっここにも」
スーッ……
グッ グッ
パリパリ
メリッ
エリカ(耳が、段々熱くなってきてる…)
カリカリッベリッ…
パリッペリッ…
ググーッ
みほ「落とした汚れを…優しく掻きだして…」
ススッ、スススッ…
サッサッ
パリッ
エリカ(耳の中……ジンジンして……スッキリしてくみたい…)
19: 以下、
みほ「次はもう少し…深いところまで…」
みほ「ゆっくり…優しく…」
グッグーッ
クリクリ…
エリカ(耳の奥…優しく撫でられるみたいで…気持ちいいわね…)
コショッ…コショッ
ツツーッ
エリカ「ぁ…」ビクッ
みほ「あ、ごめんなさい、痛かったかな?」
エリカ「違うわ……その…今の所が、気持ちよくて…」
20: 以下、
みほ「ほんと?ん?…この辺りかな」
クリ…クリ…
コショッコショッ…
グイグイ
エリカ「ふぅ…ぅん」
エリカ(変な声…出ちゃう…)
みほ「エリカさん?気持ちいい?」
エリカ「ん…まあ…まあね…」
21: 以下、
みほ「ここがエリカさんの気持ちいい所なんだね…」
カリカリーッ
クリクリッ
コショッコショッ…
エリカ「あっ…はぁ……」
みほ「ふふっ…うん、ちゃんと覚えたよ」
エリカ(み、みほって…こんな性格だったかしら…?)
カリカリッ
コリコリ…
…ガサッ
エリカ(っ!?)
22: 以下、
みほ「あっ奥に大きいのがあるみたい」
カッカッ
カリッカリッ
エリカ(今、耳かきの先が触れて…)
カリカリッ
ゴッ……
ガッガッ……
みほ「エリカさん…危ないから絶対動かないでね…」
グググッ
グリッ、ググッ
グーッ、カリッ
エリカ(顔は見えないけど…きっと真剣に私のためにやってくれてる)
エリカ(そう思うと恥ずかしいけど…嬉しい様な…)
23: 以下、
みほ「うーん…手強いなぁ…」
エリカ(苦戦してるみたいね…)
ガリッ、ガッ、ゴッ
ゴリッ
ゴリリッ
みほ「それなら…こっちから崩して…」
グーッ、ググーッ……
ゴッゴッガリッ
パリッ
エリカ「んっ…!」
(今、不思議な感覚が…!?)
24: 以下、
みほ「うん、少し剥がれた…後はここから…」
カリカリカリッ
コリッコリッ
…ガリッガサッ
エリカ(あ…だんだん剥がれてきてる……)
グググッ
ゴリッ、ゴリッ
みほ「もう…少しで…」
カリカリーッ
コリッコリッ
ベリベリベリ……ペリ…………ペリッ!
エリカ「っ!!」
エリカ(耳の中から…凄い刺激が!)
25: 以下、
みほ「取り出すからまだ動かないで。そーっとそーっと…」
ススッ、スススッ
エリカ(あぁ…耳の中を通って…)ビクッ
……ゴソッ……バサッ……ガサッ
みほ「ふぅー、取れました」
エリカ(耳の中がスースーするわ…)
26: 以下、
みほ「梵天もやるね」
エリカ「梵天…?」
みほ「うん。あのふわふわしたやつで細かい汚れを取るから」
……モフッ
モフモフモフ……ッ
フワッフワッ
エリカ「あぁ………」
エリカ(柔らかくて…くすぐったい…)
エリカ(でも…心地いいわ…)
フワフワ……
ズズズッ
クルクルクル
27: 以下、
モフモフ……フワッ
みほ「はい、梵天おしまい」
エリカ(なんだか…力が抜けちゃって…)
みほ「それじゃ仕上げに、ふーってするね?」
エリカ「え…?」
みほ「せーのっ」
フーッ……
エリカ「はぁぁぁぁぁぁん」ゾクゾクッ
28: 以下、
みほ「どうしたのっ?」
エリカ「な、なんでもないわよっ!?ちょっとびっくりしただけだから…」
みほ「…ごめんね?」
エリカ「別にいいわよ…」
エリカ(あ、あんな声…出すなんて…///なんか悔しいわ…///)
みほ「ふふっ…でも意外だなぁ」
エリカ「何がよ…?」
みほ「エリカさんでもあんな声出すんだなぁって」クスクス
エリカ「なっ…///」
29: 以下、
みほ「エリカさんっていつもキリッとしてる印象だからちょっと意外で…」
エリカ「…あなた、結構性格悪いわね」
みほ「ええっ!?そ、そんなことないよ?」
エリカ「まぁいいわ…」
みほ「あはは…それじゃ反対側もやるから頭を回してね」
エリカ「ん…」クルッ
30: 以下、
カリカリッコリッ
エリカ(それにしても…ほんと心地いい…)
クリクリッ
エリカ(なんか幸せで…)
コショコショッ…
エリカ(あぁ…眠くなって……)
―――――
―――

31: 以下、
みほ「ふーっ…はい、こっち側も終わり」
みほ「お疲れ様、エリカさん」
エリカ「……」
みほ「?エリカさん?」
エリカ「zzz……」スヤスヤ
みほ「あ、あれ?寝ちゃった?」
エリカ「zzz……」
みほ「おーい、エリカさーん」プニプニ
エリカ「ん…んぅ……zzz」
32: 以下、
みほ「ふふっ」
みほ「いつもはあんなに格好いいのに」
みほ「かわいい寝顔だなぁ」
みほ「おやすみ…エリカさん」ナデナデ
エリカ「ん……zzz」
33: 以下、
―――――
―――

次の日
まほ「エリカ。ちょっといいか?」
エリカ「隊長!はい、なんでしょうか!」
まほ「エリカに伝えておく事があってな」
まほ「昨日部屋の方に行ったんだが不在だったものでな」
エリカ「それは…申し訳ありませんでした!」
まほ「いや、いいんだ。どこかに行っていたのか?」
エリカ「いえ…ちょっと副隊長の所に…」
まほ「みほの所…?」ピクッ
エリカ「はい」
まほ「そうか…」
34: 以下、
まほ「それで、みほと何かしていたのか?」
エリカ「は…?」
まほ「どうなんだ?」
エリカ「ええと…その…」
まほ「なんだ…言えないような事でもしていたのか?」ギロッ
エリカ「ひっ…いえ、耳かきをしてもらって…」
まほ「耳かき…だと?」ピクッ
エリカ「はい、そうですが」
まほ「みほにしてもらったのか?」
エリカ「はい…」
まほ「膝枕は…してもらったのか?」
エリカ「は?え、えぇ…まぁ…」
35: 以下、
まほ「……っ」プルプル
エリカ「隊長?」
まほ「……いぞ……って…」プルプル
エリカ「ど、どうかしましたか?隊長」
まほ「ずるいぞエリカ!!」クワッ!
エリカ「え!?な、何が…」
まほ「私だってみほに耳かきしてもらった事ないのに!」
エリカ「は?え?」
まほ「こうしちゃおれん!」ダッ!
エリカ「ちょ…隊長!?どこに行くんですか!?」
まほ「みほの所に決まってるだろ!みほおおおおおおおおお」ダダダダダダダダダッ
36: 以下、
エリカ「」ポカーン
エリカ「隊長、なんの用だったんだろう…」
エリカ「それにしても…」
エリカ(昨日のみほの耳かき気持ちよかったわね…)
エリカ「……」
エリカ(また今度、みほに耳かきしてもらおう)
終わり
37: 以下、
HTML依頼出してきます
38: 以下、
いいぞ。
39: 以下、

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