一ノ瀬志希「絶対に許さない」back

一ノ瀬志希「絶対に許さない」


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おつ、志希はエロい
22: 以下、
危険日って体臭変わるらしいね
27: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:25:06.55 ID:Bva+27QEo
(後編開始)
28: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:25:56.88 ID:Bva+27QEo
――ヒトをスキになる、ってコワいよね。
――ほかのヒトには絶対許さないコトを、望んでしまうんだから。
――それと。
――ほかのヒトなら全然気にしないコトを、許せなくなるんだから。
29: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:26:34.70 ID:Bva+27QEo
その日、関東屈指のキャパシティを誇るアリーナは、
一ノ瀬志希と宮本フレデリカによるユニット――レイジーレイジーによって興奮に轟いていた。
「さいこー! きゅうきょくー! オランジェット!」
フレデリカは、空気が沸騰しているようなステージから、
スタッフの達成感に満ちてほどよく弛緩した舞台裏にスキップで駆け込み、
ライブの大成功を高らかに宣言した。
「ねーねープロデューサー、アタシたちのステージ見た? 聞いた? 触った? 嗅いだ? 味わった?」
フレデリカは衣装のまま靴音も軽く、隅で立ったままのプロデューサーに、
駆け寄るのとタックルの間ぐらいの勢いで飛び込んだ。
「あー、フレちゃんったら、フィナーレのテンションでついプロデューサーに抱きついちゃった♪
 見て聞いて触って嗅いで……えー! こんなトコロで興奮にあえぐ乙女の柔肌をペロってのはダメだよー♪」
フレデリカは、かすかな違和感を覚えて顔を上げた。
プロデューサーの表情は何故か硬直していた。
その他のスタッフが、ライブの盛況を噛み締めて破顔しているのとは対照的だった。
「あれ、どったのプロデューサー。アタシたちの晴れ姿に感極まっちゃった?
 それとも、フレちゃんとのスキンシップで今更ドキっと――ねーねーシキちゃんはどう思う――
 ――ってアレ、シキちゃんは」
フレデリカは首を振って辺りをうかがい、
自分の数歩後ろに志希が立っているのに気づいた。
フレデリカの目は、志希の表情からとっさに当惑を感じ取り――
「ああ、どーぞおかまいなく宮本さん。ご歓談お楽しみくださいませー」
志希はフレデリカの目から逃げるように、足早に控室へと去っていった。
「プロデューサー。シキちゃんに、ナニかしたの」
フレデリカは察しの良いアイドルである。
けれど気付く由はなかった。
今フレデリカに腕を回されているプロデューサーは、
仕事人としての努力を成就させたその瞬間に、
男としての努力を水泡に帰すこととなった。
それを知るのは、プロデューサー当人と志希だけであった。
30: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:27:02.51 ID:Bva+27QEo
発端は、ライブ最終日から数えて1ヶ月ほど前だった。
「プロデューサー、昨日は一人でお楽しみ? 最近ご無沙汰だしねー」
志希とフレデリカとプロデューサーが軽い打ち合わせを切り上げた直後、
誰も席を立たないうちに、志希から言葉が飛んできた。
プロデューサーは二重の意味で驚き硬直した。
「一ノ瀬さん。プロデューサーはアタシたちの与り知らぬところで、
 いったいどんなお楽しみに耽っていたのですか?」
「ふっふー♪ ちょっとカマかけただけだよー! あたしたちが大きなライブに向けて頑張ってるのに、
 プロデューサーが一人でナニか楽しんでたらがーんじゃない?」
「わーお、確かにがーんだけど、シキちゃんの聞き方ったらイジワル♪
 小悪魔はフレちゃんの十八番なんだぞー!」
プロデューサーと志希は、レイジーレイジーのライブ準備などで多忙であり、
ここ数週間はセックスから遠ざかっていた。
また彼は疲労のため自慰することもなかったが、昨晩不意に催して射精に及んでいた。
それを言い当てられたのか。
「ねープロデューサー。ちょっと話があるんだけど。
 だいじょぶ、長くは取らせないよ」
プロデューサーの危惧は、それを志希に告げる前に肯定された。
「あたしの手の届かないところで射精するの、気持ちよかった?」
31: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:27:37.91 ID:Bva+27QEo
「ニオイ――特に体臭を消すというのは、とっても難しい。
 だって、ニオイって分子だもん。そうそう消えたりはしない」
フレデリカが名残惜しげに立ち去った後、志希はプロデューサーの身体へ距離を詰めた。
「より強い匂いで誤魔化す――ふふん、ソレって嗅ぎ“分け”られるハナには、ムダな抵抗。
 体液を体臭成分へ変える雑菌を殺す――殺し尽くすほどやったら、肌が荒れてバレバレ。
 ニオイ成分そのものを分解するか洗い流す――ふふっ、化学工場の洗浄室でも使うつもり?」
志希は普段と同様に、プロデューサーに顔を近づけてスーハーと鼻呼吸した。
プロデューサーは、自分の服の下や心の底まで覗き込まれている気がした。
「他の男の人相手なら、気に留めやしなかったけど、他ならぬキミだしねぇ。
 キミのニオイは定点観測してる。ニオイそのものがゴチャゴチャになってても、
 どうやって誤魔化したか想像がつくから、誤魔化す前までたどれちゃう」
同時に、志希のニオイがプロデューサーに迫ってきた。
その刺激が鼻腔をくすぐって嗅球まで伝達されたとき、
プロデューサーは自分が押し倒される錯覚に飲まれた。
「こんがらがった糸玉みたいなものでね……
 嗅ごうとしないヒトはどんな色の糸が絡まってるかさえ分からない。
 でも、嗅げば色合いが分かる。さらに糸のほどき方がわかっていれば、嗅ぎ“分け”られる」
志希は目で、すべてお見通しだ、とダメ押しした。
「気に入らない。あたしが、ライブに向けてイロイロ我慢してるのに、キミったら自分だけお楽しみ……?
 だいたい、あたしがこんなに欲しがってるのに、無駄打ちして……」
志希の目は、ファンには見せられないほど据わっていた。
「決めた。キミの性染色体は、あたしが管理する」
志希の提案――という形を取った要求は、ごく単純であった。
プロデューサーは、レイジーレイジーのライブ最終日が終わるまで、射精しない。
その代わり、志希はアイドルとして完璧以上のライブを提供する。
「キミの精液は、あたしをダメにしちゃったキケン物なんだから、
 誰かがちゃんと管理しなきゃ!」
プロデューサーには、何らの肉体的拘束はない。
自慰しようと思えば何の支障もなくできる。誰かとセックスに及ぶことも可能だ。
しかしそれは、志希の嗅覚と推理の前に確実に暴かれる。
「もし、あたしとの約束を守れなかったら、そのときは……」
そうなったら、志希はいったい何をするのか。
付き合いの長いプロデューサーにも、想像がつかない。
プロデューサーは志希の言葉に頷くしかなかった。
32: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:28:08.87 ID:Bva+27QEo
ライブ最終日までの日々、プロデューサーは片時も心を休められなかった。
特に仕事中は残酷だった。
志希はフレデリカと一緒に、何食わぬ顔で自分たちの身体と技量を仕上げていく。
彼女らのライブパフォーマンスは、コンセプトのキュートを全面に出したもので、
そう露骨に男の欲望を煽るものではない――観客席にいれば、だが。
プロデューサーは、彼女らのもっと近くに立つ。
レイジーレイジーの二人が、レッスンスタジオで歌とダンスを合わせているのを、
プロデューサーは志希の希望で、数歩の距離を置いた間近で眺めている。
彼女らの息遣いが、汗が、体温が、そして匂いが、プロデューサーに押し寄せる。
志希の身体が舞い躍る。声帯の粘膜が空気を撫でて歌を奏でる。
プロデューサーは知っている。
束ねられた長いウェーブヘアの匂いを。
ラブソングを紡ぐ唇と奥の粘膜が精液を啜る様を。
プロデューサーは思い出す。
色気のない練習着の下にある肌の滑らかさを。
肌と肉の間にはりめぐらされた分泌腺がどれだけ男を誘うかを。
肌の下にある肉がどう男を包み込むかを。
否応なしに、志希との交情の記憶が蘇る。
しかし勃起させようものなら、志希どころかフレデリカにも自分の欲望が丸わかりだ。
そのフレデリカの存在も、プロデューサーにとって強烈な毒であった。
頑固な志希の黒髪に対して、細く柔らかそうなフレデリカの金髪は、触ったらどんな心地か。
ネコ科のようにぱっくりと開く志希の口に対して、人形のようにやや小作りなフレデリカの口は、男をどうくわえ込むか。
志希もフレデリカも一言で片付ければ色白であるが、その白さは全然違う。
志希は肌に色が乗っている。内側の血潮は、光でわずかに透けて見えるのみ。
フレデリカの肌は、コーカソイドのそれに似て透明度が高く、血潮がより濃く真っ赤に見える。
肌の下に熾る熱さや匂いが、より強く感じられる――目に惑わされたプロデューサーの思い込みだろうか。
かつてのプロデューサー自身が、互いをより鮮やかに輝かせると踏んでこの二人を組ませた。
それが正しいことを、プロデューサーは肉欲の鬱屈で実感させられた。
志希もフレデリカも真剣にレッスンに励む。
プロデューサーは仕事として、彼女らの完成度をしっかりと測らねばならない。
けれどそれで欲情すれば、その欲情を彼女らに見抜かれたら、二人の意気に水を差してしまう。
33: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:29:21.24 ID:Bva+27QEo
そうしてレイジーレイジーの直の媚態から解放されても、プロデューサーの試練は続く。
彼は夢精も我慢しなければならなかった。
『夢精――ああ、イヤらしい夢とか見ると、勝手に出ちゃうんだっけ。
 でも、大丈夫でしょ? 睡眠や食事じゃなくて、性欲なんだから。男のヒトって、心因性でEDとかなるよね。
 つまり生殖に関しては、ヒトのココロは本能に優越できる。だから、キミのココロも勝ち目あるよ』
志希はプロデューサーに対して、心を病んで耐えろと宣告した。
『頑張って――信じてるから』
志希とフレデリカがどれだけ観客を惹きつけられるか考えながら、
その彼女らのイメージに勃起するとそれを押さえつけなければならない。
もはや自傷行為の強制だった。
『プロデューサー、大丈夫? ムリしてない? ムリはノンノン!』
そんなプロデューサーの異変に、フレデリカは早々に気づく。
『緊張とかしちゃう気持ちも分かるよー。でも、世の中、楽しむことが一番大事。
 特にあたしたちは、自分自身だけじゃなく、ライブでファンも楽しませないといけないから、なおさら』
フレデリカはいつもの飄々とした調子。
何をどこまで考えているのか気取らせない。
『まずは、あたしとシキちゃんが精一杯楽しむ! 楽しめるように頑張るんだ!
 次は、レイジーレイジーの仲間であり、あたしたちの最初のファン――プロデューサーを楽しませちゃう!』
ひょっとしたら、フレデリカもすべてお見通しなのかもしれない――と、プロデューサーは思った。
それは――もしそうなら、もうこんな辛い足掻きはムダだからしなくていい――という逃げだった。
『ねぇ、プロデューサー。フレちゃんもあたしも、
 今度のライブはベストを尽くして最高のものにしたい! と思ってるけど』
そうした逃げ腰を知ってか知らずか、志希が割り込んで来た。
『そのベストは、キミに耐え難い我慢を強いてまで追求するものじゃない、とも思ってる。
 キミの事情は言えないかもだけど、キミの方が大事だもん。キミのためなら、あたしたち、なんとかするよ』
『……わーお、シキちゃんったら』
志希は悪魔のようにささやく。
完璧なレイジーレイジーが要らないなら、この我慢比べを降りても良いと言う。
だが、プロデューサーは首を横に振った。
『……そっか。たまにはこーゆーoverloadもいいかもね』
プロデューサーはギラギラといきり立つ目で、
スタッフやほかのアイドルを怯えさせたりしつつも、
ギリギリの境地で耐え抜き、ついに本番を迎えた。
34: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:29:57.22 ID:Bva+27QEo
最終日。ライブは順調以上だった。プロデューサーは、呆けた目で二人を見守った。
フレデリカも志希も今までで最高のパフォーマンスを見せた。
その結果は、溢れんばかりの観衆からの喝采。
志希は、ライブで全力を出し切った恍惚感の中をたゆたいながら、
相棒のフレデリカに引きずられてやっと舞台袖へはけた。
フレデリカが志希を離し、スキップの勢いのままプロデューサーに抱きついた。
プロデューサーが彼女の体を腕で支えた。
その時のプロデューサーの顔を、志希は遠目で見ていた。
プロデューサーの表情から、色が抜けた。
志希は一歩一歩ゆっくりと歩み寄った。
二人に手が届く三歩前で、志希の嗅覚は嗅ぎ慣れたあの待ち遠しい生臭さを捉えた。
「……ああ」
その深く長い溜め息には、失望と安堵が同じくらい混じっていた。
「どーぞおかまいなく宮本さん。ご歓談お楽しみくださいませー」
志希は度し難い感情を気取られたくなくて、強引に二人の前を去った。
35: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:30:34.65 ID:Bva+27QEo
ライブが終わって数時間後の、プロダクション事務所の地下駐車場。
エンジンを切った営業車の中で、プロデューサーは運転席に、志希は助手席に座っていた。
「……こんな時に、フレちゃんに気を遣わせちゃった。
 あとでどうやって埋め合わせればいいんだろ」
ライブ会場は首都圏であり、フレデリカは『実家に泊まりたい』と言って、
プロデューサーに家まで車で送らせた。志希はそれに同乗していた。
志希は、プロデューサーのスラックスをするするとくつろげた。
志希でなくとも、誰でも分かるツンときつい生臭さが籠もっていた。
「フレちゃんに抱きつかれた時、出しちゃったんだ……?
 フレちゃん、いいニオイだもんね。ふわふわして、すべすべして、ぷるぷるして、あったかいもんね」
フレデリカを受け止めた瞬間、志希に勝るとも劣らない女の色香をもろに浴びて、
プロデューサーはたまらず射精してしまった。志希はそのニオイが、三歩隔てていても分かったのだ。
「ねぇ、プロデューサー。あの時、フレちゃんとセックスしたいと思った?
 せーえきブチまけて妊娠させてやりたいって思った? ねぇ、ねぇったら」
プロデューサーは声も上げられなかった。
あの瞬間は、何かを考える間もなくペニスが暴発した。
でも、仮にもしあのままフレデリカに誰もたどり着けないところまで連れ去られて、
そこでセックスを求められたら、抗えただろうか。
「キミは、いいオンナであれば誰でも良かったんだねー。
 キミのココロは最後の最後で、本能に無残な敗北を喫しましたとさ。
 フレちゃんがキミのこんな有様を知ったら、どう思うだろ」
志希の胸元に、雫が弾けて、サラサラ落ちた。
「そしてあたしは、大事な友達を当て馬にしたんだ。
 フレちゃんが、あたしのこんな有様を知ったら、どう思うだろ」
プロデューサーが、志希の涙を演技以外で見るのは、初めてだった。
「辛いね。でも、おかげで分かったよ」
志希はプロデューサーの濡れた下着へ無造作に手を差し入れ、精嚢を指で包み込んだ。
「フレちゃん相手で許せないなら、あたしは他の誰であっても許せない。なら、やることは一つ。
 いいオンナと見れば誰にでも発情するキミの本能を、これからあたしがぶっ壊す」
志希はプロデューサーの股間から手を離した。
「車、あたしの家まで出して。あたしの部屋で、あたし以外では射精できないように躾けてあげる」
36: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:31:04.24 ID:Bva+27QEo
志希の寝室で、志希と何度も体を重ねたベッドで、
プロデューサーは大の字に拘束されていた。
それを見下ろす志希は、全裸に白衣を羽織っていた。
プロデューサーは、悪の化学者に捕まったヒーローを連想した。
となると、これから自分が後戻りできないほど志希に作り変えられることが、すとんと理解できた。
「プロデューサーは、ここを自分でいじったコト、ある?」
志希は、プロデューサーの睾丸と肛門の間を指でもんだ。
1ヶ月間にたった1回のみ。まだ射精し足りないプロデューサーは、思わずペニスを反応させる。
「解剖学的には、会陰っていうの。ここを抑えられると、もう滅多なことでは射精できないらしいよ。
 射精のときに、精管から尿道へ精液を送り出す筋肉を封じちゃうんだから、理屈の上では当たり前だけど」
志希は皮の拘束具を手にとって、プロデューサーへ見せた。
「キミのここを、あたし特製の貞操帯で抑えちゃうんだ♪
 最初からコレ着けれてば、たぶんキミは1ヶ月耐えられただろうね。
 まぁあたしは、キミのココロだけで耐えてほしかったから、出さなかったけど」
志希はプロデューサーの腹をパンパンと叩いて、腰を浮かせるよう促した。
プロデューサーはまったく抗わず志希へ協力し、種付けを禁じる戒めをその身に受けた。
プロデューサーのペニスは、貞操帯など物ともしない勢いで天井を突いている。
「どう? 付け心地は……出せるかな。出せないかな。早、確かめてみよー」
志希は、仰向けに拘束されたプロデューサーの上にまたがった。
志希の女陰は、既に膝下まで愛液を幾筋も垂らしていた。
「あたしも……あたしも、1ヶ月、長かった、欲しかった……
 一日ごとに、キミのニオイがとんでもないコトになってって、それを感じてて、
 あたしとキミと同じ辛さで、ライブ直前までは一緒だったのになぁ……」
志希はため息とともに腰を下ろし、膣内にペニスを飲み込んだ。
「……あ……お、おっ……!」
口はまったくの自由なのに、プロデューサーは意味のある言葉を発せない。
「ねぇ、プロデューサー……どう……? 出したい……?
 志希ちゃんのナカに、溜め込んでた精液出して、妊娠させたい?」
志希はささやきながら、プロデューサーの腰骨のあたりを撫でた。
そこには会陰貞操帯のバックルがあった。
「あたしが出してほしいと思ったら……ここをパチンとやって、
 それで会陰を解放してあげる……今、外したら、すぐ出ちゃうかな?」
プロデューサーは陸揚げされた魚のように口を開けたり閉じたりしていた。
志希の膣内にペニスを絞られ、射精しようとして力が入って、それを会陰貞操帯に封じられる。
射精直前の生殺しが始まっていた。
「キミが、どんなに欲しがっても、ダメ。あたしが、ほしいと思ったら、だよ」
志希はいきなり下腹部と腿に力を入れた。
つい数時間前には、数万人の観衆を魅了したアイドルの肢体が、
今は一本のペニスを握りつぶさんばかりに食らう。
37: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:31:49.54 ID:Bva+27QEo
「あ゛、ぐあぁあっ、う、ぐっ、おおお゛っ!」
志希の寝室に、醜く潰れたプロデューサーの声が散らばる。
ペニスの根本を縛る程度の飾りじみた拘束ではなく、
射精の根を羂索する志希の貞操帯は、プロデューサーを射精直前に追い詰めたまま。
「あは、ははっ、あっはは♪ すっごい声! 苦しいの? もしかして痛い?
 そんなに出したい? でも出させない――このままじゃ、泌尿器科のお世話になっちゃうかもねっ♪」
それでいて志希は、思う様にプロデューサーの男性器を虐める。
疲れれば止める。気力が戻れば無造作に腰を叩きつける。
うめき声が聞きたくなれば中を締めたり、手を伸ばし睾丸を握って揉んだりする。
「うーん……前立腺ダメになったらどうしよ。精嚢が無事なら精液つくれる?
 それなら、カテ突っ込んで吸い出せば……♪」
プロデューサーはベッドを揺るがすほど四肢を暴れさせたが、拘束具は取れなかった。
彼の生殖能力は、彼が一番孕ませたいと思っていたはずの女によって、踏みにじられている。
「あー、でも精管のカテなんてあるのかな……? あたし、女の子だからわっかんない♪」
対照的に、志希の女性器は外陰から奥底まで、プロデューサーのペニスを占領して、
肉襞でくすぐり、クリトリスをこすりつけて楽しみ、じゅぶ、じゅぶと下品な音を立てて遊ぶ。
志希はプロデューサーを、ベットをがたつかせるディルドー以下に扱った。
彼が射精を乞うて、関節の可動範囲の限界まで腰を使おうとすると、
笑いながらわざと体重をかけのしかかって封じた。
「そんなに、射精したいの。これ、外して欲しいの」
プロデューサーは恥も外聞もなく懇願した。
出したい、出したい、志希の、膣内に、熱くぬめって、精液を心待ちにしている女の孔に、
「じゃあ、言える?」
言える、言う、何でも、言う、
「志希ちゃん以外のメスには――ついでにオスも含んでおこうか。
 ともかく志希ちゃん相手以外には、勃起もしないし、射精なんてしませーんって」
言うから――志希、だけ、勃起して、射精するのは、志希、だけだって――
「本当に? フレちゃんにも勃たない?」
プロデューサーは泣きそうな顔でぶんぶん首を振りながら叫んだ。
「もう一回言ってー。キミが精液びゅっびゅってできるのは、志希ちゃんの前だけ」
志希は鼻歌を漏らしながらプロデューサーに催促する。
「テレビ電話とか通すのは許そうか。離れててもつながってるってステキ♪」
プロデューサーがまた腰を暴れさせ、志希は奥を突かれて思わず息を吐きのけぞる。
「あ、はぁっ……♪ お、奥、こづいちゃあ……」
プロデューサーのペニスに、志希の粘膜は素晴らしく鮮やかな反射を――圧搾じみた締め付けを加える。
プロデューサーは悶絶するが、もう止まらない。
この女の孔にペニスを出し入れして吐き出すことしか考えられない。
「もう、プロデューサーったら、イケない子なんだからぁ……」
38: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:32:36.43 ID:Bva+27QEo
志希は、白痴のように震えるプロデューサーを慈しんだ。
「志希ちゃんの前だからって、おし○こみたいに垂れ流しちゃダメだよ。
 志希ちゃんが待て、って言ったら我慢しなきゃダメ。できるかな」
できる、から、志希の、いうこと、聞くから――
「ホントに? 今からこの貞操帯を外して、射精を物理的に抑えてるタガが外れても、大丈夫なの。
 今の志希ちゃんに中出ししちゃったら、妊娠しちゃって、アイドルできなくなっちゃうかも」
貞操帯のバックルに手をかけて、志希がつぶやく。
志希の言葉が終わる寸前から、彼女の奥底が――おそらく子宮が――孕む切望に、くつくつと沸いた。
彼女自身も一月あまり我慢して我慢してしのいできたのが、決壊寸前になっている。
志希はプロデューサーを見下ろした。
いつも自分やフレデリカを堅実に支える男の姿は見る影もなく、涙や涎や鼻水など、
精液の代わりとばかりに出てきた無様な体液にまみれ、体を震わせていた。
とても理性によって射精を押さえつけるなど、期待できそうもない。
「でも、信じたいんだよね……キミは、あたしを信じて、アイドルにしてくれたし……
 それに……このまま……」
志希は会陰貞操帯のバックルを爪で引っ掻いて、パチンと甲高い音とともに解き放った。
プロデューサーは射精をこらえようとしているのか、
シーツを裂けるほど強く握り、歯をむき出しにしながら噛み締めている。
二人の間に、凍りついたかのような静寂が下りた。
「……あ、はっ、プロデューサー……♪」
静寂は、一瞬だったのか、もっと長かったのか。
少なくとも、志希にとっては、永遠に近かった。
志希は、手を延ばしてプロデューサーの頭を撫でた。
「……もう、いいよ、出しても……志希ちゃんだけ、特別……♪」
プロデューサーが唸り呻きながら、欲望のすべてを解放していく。
「ふふ……頑張ったね……♪ 頑張った子には、ごほうびが、いるから……」
志希はその律動を奥底で感じながら、プロデューサーの頭を撫で続けた。
39: ◆Freege5emM 2016/10/30(日) 11:33:22.03 ID:Bva+27QEo
――あたしがキミのコトを条件付けられてしまったように……
――キミはあたしのモノだってコトを、これから毎日、繰り返し教えてあげよう……♪
(了)
41: 以下、
いつもいいものをありがとう、おつです
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1477232874/
ガールズドミネイション (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
ワニマガジン社 久川ちん 2016-11-01
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美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「  」番外通行SSの原点かな?
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」ス、スタイリッシュアクションだった!
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」黄泉川ァアアアアアアアアアア!!
さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」ゲェーッハッハッハッハ!
紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」小僧・・・!
クラウド「……臭かったんだ」ライトニングさんのことかああああ!!
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」ビターンビターン!wwwww
僧侶「ひのきのぼう……?」話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」いつまでも 使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」読み返したくなるほどの良作
犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」面白いしかっこいいし可愛いし!
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ななし:【SS】お前ってよく見ると、アナスタ○アとかってアイドルに似てるな
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