【卒業写真】タイムカプセルを掘り出したら……【奇跡】back

【卒業写真】タイムカプセルを掘り出したら……【奇跡】


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1:
なんとなく書いてみたいんでよろしく。
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2:
2年前の話。俺28才。
婆ちゃん家に連絡があって母校へ集合した時のこと。
俺の母校(中学な)は卒業時にタイムカプセルを埋める習慣があった。
で、毎年成人式の前後にそれを掘り出す会があるんだけど俺が二十歳になる前に
学校そのものが廃校になってしまい、カプセルは放置されることになってしまった。
3:
掘り出しだけでもすればとか思うんだが、敷地内は立入禁止になっていて公式な
行事は許してもらえなかったらしい。
ブーイングの嵐だったけど俺は平気。なぜなら中三の三学期途中から不登校で
カプセルには何も入れてなかったからね。リア充ざまぁとか思ってたし。
4:
人いないかな?
とりあえず淡々と書いていきます。
ところが学校の跡地を利用する計画が持ち上がり校舎を解体することになったとか。
そこでタイムカプセル発掘に許可が出たとのこと。
婆ちゃん家に送られてきた封入者リストには何も入れた覚えがないのに俺の名前が
載っている。
というわけでリア充じゃないけど発掘同窓会に潜入。
5:
見てるよ
6:
参加したものの不登校だった俺は案の定ボッチ。
一人でヒマだから幹事さんに頼んで当時所属してた写真部の部室を開けてもらうことに。
部員は先輩♂2名と俺でガッツリ鉄っちゃんクラブだったけど当時はそれなりに
楽しかったように思う。そういえば後輩も1名いたような気がするがよく覚えてない。
7:
部室は相変わらず酸っぱい臭いが充満してたけど決して変なモノじゃない。
処理に酢酸を使うからその臭いがキツイだけ。久しぶりに嗅ぐとなんだか懐かしい。
発掘作業を待っている間、みんな体育館とか教室とかで盛り上がってんだけどそこに
混じるのは辛いからずっと部室で残された古いカメラ雑誌とか読んでた。
8:
期待
10:
そのうち作業が終わると集合がかかり体育館の舞台上には色んなものが並べられる。
よくわからんけど密封カプセルに入れてあったようで保存状態はまあまあ良好。
そしてひとりひとり名前が呼ばれてブツを受け取ると、あちこちでキャーとかウォー
みたいな声がする。
もうすぐ俺の番。どきどき。
11:
俺の名前が呼ばれた時、一瞬だけど会場が沈黙したわ。
「誰それ?」みたいな雰囲気。
辛いけど耐えなくてはいけない。耐えてブツを回収するのが今回のミッション。
自分でもナニが入ってるのかわからんモノを衆目に晒すわけにはいかないのだ。
13:
恥辱に耐えて受け取ったブツはビニールで厳重に梱包してあった。
厚みからいって手紙とか写真とかそういう類と思われる。更に危険度が上昇。
厨坊の俺が書いた自分宛の恥ずかしい手紙とか最悪だろ?
万一、ポエムなんかが入ってたら軽く死ねるレベルだし。
14:
カプセルの中に何もいれてないんじゃなかったの?
15:
>>14
自分では入れてないんです。だから怖いわけで。
コレさえ回収できたらもう同窓会なんかに用はないんでとっとと撤収。
とりあえず幹事さんにだけは部室の鍵を返すついでにお礼を言って一人会場を後にした。
さて、婆ちゃん家に戻ると自分の部屋に篭って開封の儀式。結構怖い。
丁寧にビニールを剥がしていくと封筒が見えてきた。いよいよだ。
中には__
18:
モノクロ写真3枚+手紙2通。
1枚目、俺の写真? 誰が撮ったんだろう? めちゃめちゃ緊張してるし。
2枚目、女の子? 誰? ツインテールのカワイイ子が照れた微笑でこっちを見てる。
3枚目、うおっ! その子と俺のツーショット?! 腕まで組んでるとかありえん?!
意味がわからん? というか覚えがない。まさか俺はリア充だったのか??
それとも合成写真か? だとしたらかなりの腕前だけど俺にそんな特殊能力はナイ。
まあ、魔法使いへの進化目前には違いないが。
20:
きっと、ネタばらしがあると思って大きい方の封筒を軽い気持ちで開けると……
俺君へ
成人式おめでとう。
この手紙を読んでるということは無事に二十歳になったということだね。
こうして君に再会できて本当に嬉しいよ。
あの頃、君はとても苦しんでいたのに先生は何もしてあげられなかった。
ただ見守ることしかできなかった。ごめんなさい。
(略)
お節介かもしれないけど、君にとって大切な思い出をカプセルに入れておいたよ。
写真部で後輩さんと活動した時間は君にとって大切なものだったハズだ。
悲しい思い出になんかしてはいけない。辛いかもしれないけど、これからも大事に
して欲しい。
それでは、体に気をつけて元気でいてください。
写真部顧問
21:
感動やで…
22:
手紙を読んでいると自然に涙が出てきてしまった。
そして記憶の底の方から何かが沸々と湧き上がってくる。
思い出したよ! 写真部の後輩は女の子だったんだよ!
彼女は俺が中三の二学期に引っ越してきた二つ下の子。
俺、その子のことが凄く好きだったんだよ。簡単に言うと片思いね。
簡単じゃないけど。
23:
田舎に似合わない垢抜けた子で、とてもおとなしかった。そしてかわいかった。
地元の女の子とは明らかに種類が違ったせいで浮いた存在だったように思う。
理由はわからないけど、その子が突然写真部に入部してきたんだわ。
既に先輩は卒業してたから部といっても俺一人。しかも鉄撮りメインの厨坊だったから
年下の女子となんてどうやって接していいかわからない。
24:
だから部活では手当たり次第に彼女を町中の撮影ポイントへ連れて行ったんです。
放課後になると自転車の二人乗りで駆け回る。
同級生にはヒューヒューと冷やかされるんですが部活という大義名分があるんで
強気でした。
今日は公園、明日は堤防、その次はその次は……
鉄ポイントしか知らないクセにフォトジェニックな場所を目指して。
25:
細かい会話どころか彼女の声すらまったく思い出せないけど、自転車の二人乗りで
走り回った風景が鮮明に浮かんでくる。思い出すのはなぜか夕暮れのイメージばかり。
河原の土手に二人並んで座ってる風景、俺が自転車を押す後ろを彼女がトコトコついて
来る風景、赤い暗室でプリント作業をしてる風景……
26:
なんでそこまでして忘れるのか
27:
>>26
この後、めちゃくちゃ辛い状況があって……
クリスマスの頃だったかな?
街のイルミネーションを撮りに行こうとか理由をつけて出かけたことがあった。
一応カメラは持っていったけど写真なんてほとんど撮らずにゲーセンで遊んだり
ファーストフードでハンバーガー食べたりしたなあ。
28:
そんな青春してんのに不登校?
29:
>>28
このまま続けばリア充で楽しかったと思います。
そういえば俺の写真が一度だけ何かのコンテストで佳作に選ばれたことがあったんだ。
彼女も凄く喜んでくれたっけ……
思わず抱き合って喜んでたら彼女がキスしてくれた……ほっぺただったけど。
俺も「お返し」とか言ってキスしたような気もする。ほっぺだったのか唇だったのかは
残念ながら思い出せない。いや、これはただの妄想かもしれない。
30:
冬休みの間も「部活だ!」と言って彼女を連れ出して初詣に行った。
人混みの中ではぐれちゃいけないとか理由をつけて手を繋いだりしたよ。
厨二病全開だったし。
普通に手を繋いだハズなのに途中からは指を絡める形に変わったような気もする。
その時、俯きながら頬を赤く染めた彼女が、つま先で俺の足をツンツンと蹴ってきたのが
めちゃめちゃかわいかったとか……
もうね、信じられないくらい充実した日々……今との違い半端ナシ。
そんな楽しかった日常が突然終了した。
それが俺の不登校の原因。引き篭もりの始まり。
31:
1月の土曜日だったと思う。
いつものように撮った写真を部室で現像処理してた時。
(えーっと、会話はまったく覚えてないんで適当に補完処理します)
彼女「先輩はポートレートは撮らないんですか?」
俺 「撮りたいとは思うけどモデルいないしさ」
彼女「だったら……私を撮ってください。その代わり先輩もモデルになって下さいね」
そんな感じでお互い写真を撮り合うことになったように思う。
これがカプセルに入ってた写真。もちろん着衣だからエロ展開はナシ、ってその頃の
俺にそんな汚れた発想はなかったと思う。純真な田舎の厨坊だったから。
33:
撮影場所は学校の裏を少し登ったところにある小さな公園。
街のほぼ全部が見渡せる場所。
テンパった俺は部室にあったありったけのレフ板や三脚を持って必死で登ったような
気がするがアシスタントなしでどうやってそれを使うつもりだったんだろう?
当時の俺に会えたら聞いてみたいと思う。
34:
面白い
35:
>>34
ありがとう。
事前にロケハンしていたのか公園に着くといい具合に光の廻ったポイントに立つ彼女。
長い髪から透ける傾いた夕陽がキラキラしててさ、夢中でシャッターを押してたら
あっという間にフィルム3本。モードラなしで3本は結構撮り応えあるぞ。
ここで攻守交替。
36:
緊張して仁王立ちの俺に苦笑いの彼女。
そして何枚か撮った後で彼女が一緒に写ろうと言い出して撮ったのが腕を組んだ
このツーショット写真だと思う。
カメラを三脚に固定して最初は普通に二人並んで撮ったんだけど、もう少し撮って
おこうとシャッターをチャージして戻ってきた俺の腕に彼女が自分の腕を突然絡めて
きたのがカプセルの写真。
驚いたのなんのってもうね。この時の俺はたぶん相当舞い上がってたと思う。
37:
そんな感じで盛り上がってたんだけど冬だから日没が早くて、この時点でもう暗くなり
始めてた。早く部室に戻って片付けをして帰らなきゃと思って
俺 「遅くなったから現像は来週にしようか。もう下校時間だし」
彼女「それ、ダメなんです……」
俺 「なんで? 試験はまだ先だし大丈夫でしょ?」
彼女「私……明日、引っ越すんです……」
俺 「 」
40:
この時の俺のダメージは極めて甚大。テンションが上がるだけ上がってたから落差が
激しく血圧の急変動で倒れそうだったし。まさに血の気が引くってやつ。
唇が急に冷たくなっていった感覚が蘇る。
ここから先は何が何だかわからない状態で、とりあえず現像とプリントを急いだんだ。
なんとしてもその日じゅうに写真を彼女に渡さなきゃとか思ったから。
今から考えると、もっと大事なことがあったような気がするんだけど。
41:
下校時間はとっくに過ぎてるのに部室の鍵を返してないから校内に残ってるのはバレバレ。
顧問が突入してきたらその時点でゲームオーバー。
だから二人とも必死になって作業をしたんだ。たぶん無言だったと思う。
結局、顧問は最後まで部室に来ることはなく現像作業は無事終わった。
きっと彼女の転校を知ってて見逃してくれたんだと思う。
当時からお爺ちゃん先生で、今はもう他界してるから真相は聞けないんだけど。
42:
そして一人3枚合計6枚のプリントが仕上がると彼女はその裏にメッセージを書き始めた。
そのメッセージが今、俺の手にある。
俺の写真の裏に「先輩、大好きです! 後輩より」
ツーショット写真の裏に「いつかまた会えるといいな……日付」
俺も彼女に渡す写真の裏に何か書いたハズなんだけど覚えてない。
思い出せないということは、たぶん恥ずかしいことを書いたハズ。
できれば一生見たくない気がしないでもない。
43:
俺 「あのさ、また会えないかな? 春休みとかさ……」
彼女「たぶん無理です……遠いから……」
俺 「そっか……」
この時点で相当落ち込んだ俺。涙目に涙声だったと思います。
そしたら彼女がカバンからゴソゴソと何か出してきたんだ。
45:
彼女「先輩、あの……コレ、受け取ってください」
俺 「何?」
彼女「ちょっと早いけどバレンタインのチョコです……
 だから……次に会うのは10年後のホワイトデーとかどうですか?」
俺 「う、うん、そうだね……」
彼女「はぃ……では10年後のホワイトデー、この時間にあの公園で……約束ですね」
46:
俺もかわいい後輩欲しかった
48:
おい。すっぽかしたのかよ。
49:
>>48
というか…
彼女はそう言うとツーショット写真のメッセージに「20xx年3月14日xx時」と書き足した。
でも、その頃の俺には10年なんてとんでもなく遠い時間に思えたんだわ。
だから体よく拒否られた上に気を使ってフォローまでしてもらったと思いました。
そんなわけで写真もチョコも部室に放置したまま家に帰ったと……
50:
ええ
51:
>>50
ヘタレでした。
結局その日以降、中学には一度も行かなかったけど、高校受験は婆ちゃんや先生に説得されて
なんとか地元の底辺私立男子校へ潜り込んだ。
当時の俺は制服女子の姿を見るだけで彼女のことを思い出して涙ぐむようなトラウマ状態
だったから男子校は思ったよりも居心地がよかった。
52:
今考えると厨坊の分際で恋愛絡みの不登校とかとんだマセガキ。
というか免疫不全で重症化したんだろうね。
そんな俺も最終的には彼女を憎むことで状況を克服したと。
なんでそういう結論に達したのかわからないけど、きっとそれが一番楽だったんだと思う。
53:
そして彼女のことを忘れるために家にあった部活関係のモノはすべて処分した。
写真やネガは全て焼却、カメラやレンズは婆ちゃんに頼んで売却。
カメラは爺ちゃんの形見だったけど婆ちゃんは何も言わずに処分してくれた。
ごめんよ婆ちゃん。
54:
そんなわけで形のあるモノは何一つ残ってないハズだった。
記憶も封印したから二度と思い出すことのない思い出だったんだけど……
ところが3枚の写真がこうして俺の手元に戻ってきた。
部室に放置されていたものを顧問が見つけて俺の代わりにカプセルに入れてくれたから。
丁寧な手紙を添えて。そのおかげで大事な思い出が蘇ったということ。
55:
ちょっとうるっときた
56:
高校入学以降、彼女のことを必死で思い出さないようにしていたせいで今の今まで本当に
忘れてしまっていたんだ。
だから当然約束の日に約束の場所になんか行ってない……完全に消えてたし。
今から思えば10年なんてあっという間だし拗ねたりせずにちゃんと覚えてればよかった
と後悔。というより、引越し先の住所くらい聞いておけばよかったんじゃね?
と激しく後悔。
まさに後悔先に立たず……
その辺りまで思い出したところで手紙が2通だったことに気づいた。
小さい方の封筒。女子が好んで使いそうなレターセットだ。
ひょっとしてこれは……
59:
先輩さんへ
ちょっと早いけどバレンタインのチョコです。
ちゃんとバレンタインの日に渡したかったんですが、できなくてごめんなさい。
先輩と一緒に部活ができて楽しかったです。いろんなところに連れて行ってくれて
ありがとうございました。
私は先輩が大好きです。
新しい住所は_________です。連絡もらえると嬉しいです。
後輩より
60:
>>59
じゅううううしょょょ!
61:
住所キター
63:
>>61
10年以上前のです。
チョコと一緒に入ってたと思われる手紙でした。
当時の俺がこれを読んでいたら不登校にならずにすんだかもしれない。
手紙のやり取りをしてればそのうち携帯やメールで頻繁に連絡ができるように
なったのかもしれない。
俺は千載一遇のチャンスを放置したようでした……無念です。
62:
もう変わっちゃったかな
65:
>>62
トライはしました。
俺はすぐにその住所に手紙を出してみたんですが、宛先不明で戻ってきました。
そして去年。
たまたま出張でこっち方面に来ることになった。
期間が2週間もあったからホテルを取らずに婆ちゃん家から通うことにした。
その方が落ち着くし会社も経費が削減できる。それに婆ちゃんも喜ぶし。
ちょうどホワイトデーが出張中に重なるという偶然。これも運命か?
67:
その日は仕事が早めに終わった。というか出張中は早めに終わることが多い。
くだらん夜の長時間会議とかないから。
婆ちゃん家へ帰ろうと車で走ってた時にラジオから昔の曲が流れてきた。
ああいうのって当時を思い出す。特に運転中とか頭の中でイロイロ呟いたりしてるから。
時計を見るとちょうどいい時間だし何となく学校のあった場所、公園の方へ向かって
みようとか思った次第。土地勘はあるんで道に迷うことはない。
69:
そうやって公園に来てみたけど駐車場は空。ということは誰もいないってこと。
暦は春だけど実際は冬の最中に名所でもなんでもないこんな辺鄙なところへ来る奴なんて
犬の散歩にくる近所の奴くらいか。犬の散歩だとしても寒過ぎだろ?
とか考えながら車を降りて撮影ポイントへ向かう俺。いったい何を期待してるのやら。
70:
すんげー寒いの。
街が見渡せるということは吹きさらしになってるということ。
こんなところに10分もいたら確実に風邪をひくと思う。
やっぱり誰もいないじゃん。
それだけ確認すると急いで車に戻る俺。
さっさと帰ろうと思ってエンジンを掛けたところで携帯が鳴る。会社からだ。
ものわかりの悪いやつだったから時間がかかってしまい気づいたら30分くらい話してた。
72:
ちょっとイライラしながら車を動かそうとライトを点けたら駐車場の端にタクシーが
止まってる。
ん? さっきまで居なかったよな?
おや? タクシーに向かって小走りに走る人影?
思わずクラクションを鳴らしてみると人影が立ち止まってこちらを凝視してる……
コートを着たシルエットだから男女の区別がつかない。
俺は車のドアを開けて駐車場に出てみた。
暗がりでお互い相手を判別できないけど、ジーっと見つめ合ってる状態。
73:
女は現実主義だよ。
10年どころか今が大事
まあ、はよ。
74:
まさか…
75:
??? 「……先 輩? です か?」
俺 「」
おいおい、まさかですか?
言葉というか声が出ないよ。
??? 「先輩? なんですよね? そうですよね?」
女性の声はもう叫び声になってる。
俺 「後 輩 さん?」
やっとのことで声が出た。震えてるよ。カッコ悪いけど。
次の瞬間、悲鳴とも絶叫ともいえない声で人影がこっちに向かって走ってくる。
思わずちょっと後ずさり。
俺の手前2メートルの位置で女性が止まる。暗くてよくわからん。
後輩さんかどうかは判別がつかなかった。俺が持ってる写真から10年以上経ってるし。
でも俺の名前を知ってるし、なにより今ここにいることがその証明だろうと。
ホワイトデー、奇跡の再会ですわ。
77:
うわぁあぁあああぁ!
78:
キターーーーー
79:
えんだぁぁぁあああああああああああ
86:
この時点で俺、有頂天。
まさか本当に会えるなんて思ってなかったですから。
しかも彼女が感動して泣いてるのとか見るとなんか嬉しくなっちゃいましたし。
ひょっとしたらこのまま二人は……とか一瞬でイロイロと考えてしまいましたよ。
現実は厳しいんですけどね……
彼女がここに来た本当の理由は……
今日は遅いんで、続きは明日でお願いします。
89:
いいとこだよぉおおおぉおぉお
95:
>現実は厳しいんですけどね……
彼女がここに来た本当の理由は……
彼女が転校してから音信不通だった事が原因で、悪い結末しか想像できない…orz
107:
おお、なかなかおもろいね
161:
こんばんわ。
みなさん保守いただきありがとうございます。
そろそろ書いていきたいと思います。
162:
待ってました!
163:
では後半です。
再会した二人は、タクシーに料金を払うとお茶でもということになって国道沿いの
ファミレスへ。そこでは長い時間、話をしました。
実は彼女もここへ来たのは今回が初めてだったらしい。
当時は遠いところに住んでたし引越し以降、俺から一度も連絡がなかったから
再会は諦めていたそうです。
そんな彼女が今年になってここに来たのは理由があったんです。
165:
それは、ある人から結婚を申し込まれたから。
その人とは1年くらい前からつき合っていて、お互いそろそろかなと思っていたらしい。
でも彼女は10年以上前のこの約束がずっと胸に引っ掛かっていたとか。
だからそれを断ち切るためにここに来たという。
せっかく再会できたのに……俺、涙目。
168:
いくら仲が良かったとはいっても10年以上も昔の話。
目の前に座っている彼女は普通なら俺なんかとは接点がないくらい美しい女性。
そんな年頃の女性がフリーなわけがない。
対する俺は29年間彼女ナシの地味男。
ステルス化が進んでしまい最近は世間の女性から俺は見えなくなっているらしい。
169:
うわぉ…
172:
もう勝ち目ナシと判断。
だから昔話を打ち切って現実の世間話モードへ移行。
天気の話とか天気の話とか天気の話とか。つまり、どうでもいい内容。
昔はヒッキーでしたけど社会人になってからは一応世間話くらいはできるくらいまで
進歩してましたし。
俺はこれでお互いイイ思い出で終われると思ったわけです。
美しい女性と再会ができた上に二人でお茶をして少しだけ懐かしい話ができただけでもう十分。
174:
なにこれ辛いよぉ…
176:
完全に諦めた俺は、なんとか無傷で撤収しようと全力で後退中。
好感度とまでは無理でも最低限、思い出を壊さない状態でお別れすることを目標に頭を
フル回転。先に続くような話は一切しない。
話をすべて今日でオチがつく方向にもっていこうとしてました。
そんな逃げに入ってる俺を彼女が悲しそう表情でのぞき込むわけです。
178:
彼女「先輩? 私と一緒だと楽しくありませんか?」
俺 「そんなことはないけど……」
彼女「私……わからないんです」
俺 「なにが?」
彼女「私……あの時、先輩のことが大好きでした……
 だから今どうしたらいいのか……」
179:
辛いねぇ
181:
フラグか……?
182:
ん? 完敗かと思ったけど、微妙に脈が残ってるような発言。巧妙なトラップか?
でもこうなったら無謀と言われようが全力でトラップに突っ込みます。
俺 「じゃ、とりあえずオレと、でぇ、デートでもしてみる?
 そしたらなんか分かるかもよ」 噛んだし……
183:
おおおおお
186:
さらっと言おうと思ったのに慣れんことを言ったせいで肝心なところで噛んでしまった。
恥ずかしい。でも無事にデートの約束ができました。
というわけで、この時にお互いの連絡先を交換しました。
なんか嬉しかったですよねぇ〜 携帯に女性のアドレスが入るとかスゲー嬉しい。
これで遂に俺もリア充の仲間入りとか思いましたね。
ちょっと間男っぽくて微妙ではありますけど。
189:
いい話やでと思ったが、今ひとつ後輩さんに好感が持てない…
>>189
二股ですからね……
190:
結婚申し込まれたやつが他のやつどデートするてことは…気持ちは1の方に……オラモヤモヤすっぞ
187:
後輩は芸能人でいったら誰似?
193:
>>187
それ、ずっと考えてたんですけど、いつも泣きそうな顔をしてるんで
かなり贔屓目に見て志田未来かな?
その日以降、彼女からちょっとしたメールとか着信するんです。これがまた嬉しい。
「今日は○○へ行ってきました。先輩さんはどんな一日でしたか?」みたいな。
こんなメールがピロロンと入ってきたらテンションが上がって眠れなくなりますよ。
たった三行の返信を作るのに1時間近くも考え込んだりして。
これじゃ無愛想、これじゃ盛り上がり過ぎでドン引き、これじゃキモイとか悩みまくり。
197:
>>193
志田未来か
なかなかだな
199:
彼女の家はギリギリ俺の家から普通に行けるくらいの距離でした。
高利用で1時間程度だからなんとか射程圏内。
俺的には例え片道100kmあっても通う気満々なんですけど。
さて初デートはドライブ。
厨坊の頃に自転車であちこち行ったんで同じところを車で巡ってみようとなったんです。
結婚を申し込んだ輩に対する俺のアドバンテージはあの頃の思い出だけ。
だったらそれをフル活用してやろうという姑息な考え。
【激写】 オナニー中の女のレントゲン写真がこちらwwww (gif画像あり)
201:
ところが失態。泣いちゃったんですよ、彼女じゃなく俺が。感極まって。
思い出話なんかしながらいい雰囲気でグルグル廻って最後に例の公園へ行ったわけです。
昔はそこから校舎が見えて町が見えたよね……
なんて話をしてたら自分がグッときちゃってさ。策士策に溺れる。
気づいたら涙ポロポロ。
203:
彼女ドン引きー?
205:
自分で仕掛けた姑息な罠に自分で嵌るとかありえんのですが不登校引き篭もりとかあった
俺の黒歴史なわけです。
それがその原因となった女の子に再会してデートまでしてもらってるとか思ったらなんか
感動したんですよ。ああ恥ずかしい。
207:
>>205
いやオレでもそんなことなったら泣いちゃうぜ
206:
ただ、彼女は黙って俺の手を握ってくれましたよ。
リア充ならここでキスでもできるんでしょうけど俺には無理でした。
でも十分じゃないすか? 手を握ってくれたんですから。
そして寒くなったんで食事へと。
210:
ネットで探した店で普通に食事をして普通に会話をして1回目のデートは
そんな感じで無事終了。
って、終了させてどうする? 次の約束もできずに……
帰り道は車を運転しながら一人で色々と考えるわけですよ。
213:
なんといっても気になるのは現在のカレシ。
その話は最初に会った時以来、一言も言ってくれないけど確かに『つき合ってる』と
言っていたし。しかも結婚を申し込まれているとも。
212:
結婚申し込まれておきながら他の男と二人っきりでデートできるとか女はやっぱクソだな
215:
関係ないとったもんがち
216:
今日のデートは彼になんと説明したのかなあ?
内緒にしてあるのか?? とか。
もし俺が逆の立場だったら絶対に行かせないけどなあ……
それとも二人で俺を生暖かく観察してるのか?
「あのキモオタ本気でヤバイよぉー」とか。
ホテルに入った瞬間に強面のお兄さんが出てくるとか。
そんなのだったら悲しいけど、ありえない話じゃないし……みたいな。
218:
実は彼氏がいたとかは嘘でしたーっとかがいいなぁ
219:
一生モノの後悔を取り戻すチャンスなのに何言ってんの?
後輩だってその気がなければ結婚申し込まれてるのにデートなんかしないし。
自分の気持ちに正直になって、相手の気持ちも考えれば、取るべき道は一つのはずだ。
220:
>>219
いろいろと迷いますよね
ずっとそんな事を考えてたら、いつの間にか自宅に着いてました。
すると彼女からメール着信。
「今日はありがとうございました。とても楽しかったです。
 また誘ってくださいね(はぁと)」
おいおい、一体どうなってるんだよ?
こうなったら行けるところまで進むしかないのか?
たとえ美人局トラップでも全力で掛かる覚悟を決めました。
223:
というわけで2回目のデートは平日の夜。ドライブデートから一週間経ってません。
この時の俺、非常に前のめりの前傾姿勢。転びそうなくらい。でも全力プッシュです。
ちょっとオシャレ系の居酒屋で軽く飲みながらの食事。
仕入れたネタで一生懸命に話を盛り上げようと涙ぐましい努力。
とりあえず食い物ネタが多かったですかね。
彼女が興味を示せば「今度、食べに行こうよ」と言えますから。姑息です。
224:
色々と手は尽くしたにもかかわらず特に何事もなく終了と。
盛り上げるための会話は頑張ったんですが、肝心のことが言えません。聞けません。
現在の彼氏とのことを聞きたくて仕方ないのに。
結局2軒目も行かずにあっさりと終わってしまいます。
ここで車でも高1時間の距離が足かせに。
225:
さて2回目のデートの後、彼女からの連絡がパッタリ途絶えてしまいます。
デートのお礼メールを送ってみたり、何気なくおやすみメールを送ってみたり
するんですけど反応ナシ。
そりゃ2回も続けてデートすれば彼氏にもバレるでしょうし、やっぱりダメかな
とか思うわけですわ。
226:
反応無いのは辛いな…
227:
所詮、間男。自分にそう言い聞かせてました。
そんな諦めモードの休日、俺は同期の披露宴に招待されてホテルへ。
正直、全然行きたくないんですがこれもつきあいなんで仕方なく参加。
何が悲しくて食べたくもない冷めた料理に3万も払わなきゃならんのでしょうね。
退屈なスピーチとつまらん余興が続く中、トイレに立ったついでにロビーで寛いでると
前方から見覚えのある顔……
なんと後輩さんが彼氏とその両親のような人と歩いてくるではないですか?!
ホテルスタッフが先導してることから、これは式場の下見というやつじゃないのか?
229:
うわぁぁぁぁ
230:
超展開(^p^)
232:
もうね、目が点。口はポカーン。
その場をやり過ごそうと思ったんですけど無意識にズバッと勢いよく立ち上がって
しまいました。
一瞬にしてロビー中の注目を浴びる俺。当然、彼女と彼氏もこちらを見ます。
これはマズイ。
233:
ドジっ子かw
234:
俺は急いでトイレ方面へダッシュします。
彼女たちの視線を感じますがそちらへ目を向けることなく一目散。
個室に入ってガクブルしながら声を上げないようにヒックヒックと泣きましたよ。
その後のことはよく憶えてません。抜け殻でしたから。
236:
ホテルでの遭遇から一週間。
悶々とした日々を過ごしてたところにメール着信。
話がしたいと彼女から。
238:
正直、迷いました。会って今更なんの話かと。
言い訳なんて聞きたくないし、結婚の報告なんて絶対に聞きたくない。
だから返信をせずに放置してたんです。
そしたら音声着信。これも無視しました。というか何を言われるのかと
考えると怖くて電話に出ることができませんでした。
239:
さっきからドリカムの
LOVE LOVE LOVEが頭から離れんですたい
240:
なんだかドラマを見ているようだわ
241:
>>239
オレはユーミンの卒業写真が流れてます
翌朝、またメール着信。
「あの公園で待ってます」
それだけのメッセージ。
日付も時間もなにも書いてない。いったいいつのことだよ?
また来年のホワイトデーにでも会おうとか言うんじゃないだろうな?
もし今日のことだったら平日で仕事あるし。
242:
>>241
あなたはわたしの青春そのもの
まさに…そのままやんかいさ
243:
朝から普通に仕事をするわけですが気になって仕方がない。
ついつい何度も携帯を取り出して見るわけです。
そしてとうとう我慢し切れなくなって、上司に早退を申し出るとあの公園へ向かうことに。
って、車を飛ばしても2時間以上かかるんですけどね。
でも、気になったまま放置したら同じことを繰り返すだけだと思ったんです。
せっかく恩師が作ってくれたワンチャンスなんですから。
白黒つけてやろうじゃないの!
244:
キャー>>1さんカッコイー!!
245:
到着したのは夕方、ちょうど中坊の俺が彼女を夢中で撮影していた時間帯。
ところがその日は土砂降りの雨。いくらなんでもこんな中で待ってないよなぁ〜
と半信半疑ながら例の場所へ……
247:
がんばて〜
248:
彼女は……公園の東屋に座ってました。
横殴りの雨の中、全身ずぶ濡れで。
「後輩さん! 何してるの!」
「ぅん……ぐすっ、ぐすっ……」
慌てて彼女を抱きかかえると、何も言わずに車へ押し込みます。
とりあえず服を替えて体を温めないと大変なことになると思って
気づいたら婆ちゃん家に向かってました。
250:
婆ちゃん家に着くと唇が真っ青で蝋人形のようになっている彼女に風呂を勧める。
着替えは俺の古いスウェット上下があったのでそれを渡すことに。
下着は……とりあえずナシで我慢してくれ。まさか婆ちゃんのモノを渡すわけには
いかないから。
251:
彼女が風呂に入ってる間に婆ちゃんに事情を説明しました。
婆ちゃんは俺の説明を聞く前にもう台所に立って暖かい豚汁を作り始めてるし。
俺はその背中に向かって事情を説明するけど、聞いてるのか聞いてないのか
黙って料理を続けている。
252:
風呂から上がった彼女は婆ちゃんに勧められて俯いたまま豚汁を食べてました。
体が暖まって落ち着いたのか、ポツポツと話し始める彼女。
それによると……
255:
ごくり…
256:
俺との再会、そして2回のデートで自分の気持ちは俺側に傾いていたとか。
ところがそんな状態が現彼にバレないハズがなく問い詰められて事情を話したとのこと。
現彼は怒るどころか彼女の返事を待つことなく強引に結婚の段取りを進めていき
その勢いに流されるうちに式場の下見や衣装合わせまでしてしまったらしい。
260:
そして、どんどん外堀を埋められて遂に式の日取りまで決まってしまい両家で
招待客の数合わせとか主賓を誰にお願いするかとか具体的な話になってきた。
そんな状況にとうとう堪らなくなって俺に連絡を取ったのが、あのメール。
そこまで話して俺の方を見つめる彼女……
264:
ここで話を向けられても俺としてはどうしようもない。
決めるのは彼女本人だし。
長い沈黙……黙って座っているのが辛い……
265:
先輩わたしを奪って的なやつや!
267:
そこにお茶菓子を持った婆ちゃん登場。
耳が遠いから二人の会話は聞こえてないと思ってたんだけど、しっかりと話に
ついてきているようだ。地獄耳だな。
婆 「おやおや、難しい顔をしてどうしたんだい? ちょいとお茶にしようかね」
271:
婆ちゃんんgj
272:
気まずい雰囲気の二人を他所に平気で饅頭を頬張る婆ちゃん。
もうとっくに90歳近いのに元気だわ。
婆 「じゃあ、そろそろ寝ようかね。お嬢さんは婆といっしょでいいだろ?
 それから、お前は自分の部屋で寝ろ。一晩寝てよーく考えな」
俺 「いや、婆ちゃん、考えるって何をだよ……」
278:
婆ちゃんは俺の質問に答えることなく、彼女の肩を優しく抱いて自分の部屋へ
戻っていきました。
また、婆ちゃんに助けられた気がします。
あのまま二人で黙っていても何も進まなかったと思いますから。
しばらくは居間でボーっとしてたけど、することがないんで自分の部屋に戻ることにした。
ベッドに横たわり天井を見つめていたら引き篭もってた頃のことが頭に浮かんできます。
279:
あの頃もこうして毎日天井を見つめてたよな……
後輩さんがいなくなって辛くて、悲しくて、やるせなくて……
彼女ともう一度会いたい、話をしたい、笑顔を見たい、そして色んな場所へ行ってみたい
そんなことばかりを毎日毎日考えてました。
280:
もう10年以上経ってるのに当時を思い出すと胸がきゅぅ〜っとなってくる。
そしてなんともいえない焦燥感が襲ってくるんだわ。
じっとしていると歯が浮いてくるような感覚。
この感じはまさに厨坊の俺が悩まされたあの感覚。
281:
彼女が手の届かないところに行ってしまって体調まで崩した俺。
今、彼女が手の届くところどころか同じ屋根の下に居てくれるというのに。
いったい何が気に入らないと言うんだろう?
あれだけ会いたいと思ってた人に会えたのに……必死の願いが今、適ったのに
俺は何に拘ってるんだろう?
283:
うぐぐ(´;ω;`)
284:
そう思うと、いてもたってもいられなくなって気がついたら婆ちゃんの部屋の前に
立ってました。
そして声を掛けようと思ったら中から話し声が聞こえてくるわけです。
286:
ばあちゃあああん
287:
>>286
両親のいないオレにとっては何よりも大事な婆ちゃんです
婆 「……そうかい、後輩さんはあの子のことを考えてくれてるんだね。
 ありがとうね」
彼女「でも……私、先輩に酷いことしてしまったのかと……だからもう
 嫌われてしまったんじゃないかと……」
婆 「大丈夫だよ。あの子は後輩さんのことが好きで堪らないんだよ。
 だから悩んでるんだと思うよ。あんなんだけど優しい子だからね」
291:
俺は襖越しに声をかけることにしました。
俺 「あのさ……ちょっといいかな」
婆 「おやおや、そこに居たのかい。入って来るかい?」
俺 「いや、それはマズイでしょ」
彼女「……」
292:
俺はさっきまで考えてたことを話すことにしました。
今、きちんと話さないと、また後悔すると思ったから。
俺 「あのさ、うまく言葉にできないんだけど……俺、中学の頃に後輩さんが居なくなって
 悲しかったんだよね。だから、後輩さんと再会できただけで凄く嬉しかったんだ。
 でも、もうそれだけじゃ満足できなくなってしまってさ……」
293:
そこまで話した時に頭の中で何か急に映像が閃いたんだわ。
それは彼女に渡した写真。そして裏に書いた文字……
あの日、俺は顔を真っ赤にしながら一文字一文字丁寧に書いたんだよ。
『次に会えたらボクの彼女になってください』ってね。
もう厨二病全開。恥ずかし過ぎ。
294:
俺 「あのさ、後輩さんに渡した写真って覚えてる?」
彼女「……はぃ……ちゃんと持ってます……」
俺 「その裏に書いた言葉も覚えてる?」
彼女「…………はぃ……」
295:
俺 「会えたよね……」
彼女「はぃ……」
俺 「だったら……ボクの彼女になってください」
296:
ゴクリ・・・
297:
言えたじゃん!
299:
きたあああああああああああああああああ
301:
言えました。10年以上掛かりましたけど
次の瞬間、襖が突然開いて彼女は泣きながら飛び出してくると俺に抱きついてきました。
彼女「先輩、先輩、私、ずっと不安で、先輩は私のことなんかもう忘れてるんじゃないかって。
 私は、私は……先輩が大好きですっ!」
302:
SAY YES!
304:
うおおおおお!!
キュンキュンしてきた!!
308:
婆ちゃんと一瞬目が合ったんですが、ニッコリ微笑むと背中を向けて寝てしまいました。
そして、その夜は彼女と一緒に寝ることになったんです。俺のベッドで。
俺は何とか理性を保とうと一生懸命耐えたんですよ。でもねスウェットの上下だけで下着を
着けてない女性が隣にいるんですから。冷静になれって言う方が無理。
310:
彼女「先輩? 起きてますか?」
俺 「うん……なんか眠れないよね」
彼女「私も、です。もっとそっちへ行ってもいいですか?」
そういうと俺の左腕を枕にして体を寄せてくる彼女。
彼女の胸の膨らみが直に体に当ってるし……これはもう理性の限界か??
でも、気になることがあるんですよね。
311:
そこで理性が飛んでも誰も文句は言わない…いや言えない
312:
>>311
でも問題がひとつ……
この時の俺は彼女がまだ婚約中だと思ってました。だから間男になるわけにはいかない
という思いだけが辛うじてブレーキになってる状態。でもそれも、もう限界に近い。
俺 「あのさ……後輩さんって一応まだ婚約中なんだよね?」
とりあえず彼女に冷静になってもらおうと現実の話をしたんです。
313:
ここは我慢すべきところかな。
頑張れ>>1
316:
彼女「……それ……実は今朝解消しました……彼には随分と迷惑を掛けて
 しまったんですけど……でも最後はわかってくれましたから……
 そして『幸せになってくれ』って……」
これを聞いて一瞬複雑な気持ちになったんですが、それは一瞬だけ。
もうね、元彼と今朝別れたばかりだとか、婚約までしてたとか関係ないです。
一生会うことができないと思ってた女性が今自分の腕を枕にして寝てるわけですから。
もう何があってもこの機会を逃すわけにはいかんのです。
320:
彼もせつねえなあ
323:
>>320
でも漢だよな
325:
急いで結婚準備固めた所でやばいかなと思ったけど
いいひとやね…
322:
>>320
それは……本当に申し訳なかったです……
全力でもげましたです。
なんか俺、必死でした。ムキになってました。
元彼の痕跡を消したいというかなんというか、そんな感じです。
324:
なんという幸運の持ち主なんだ
>>324
恩師と婆ちゃんのおかげです
327:
こういう経験がしたい…
328:
>>327
でも不登校とか経験してますよ
というわけで寄り道はあったんですが後輩さんは俺の彼女になった次第です。
それだけじゃないですよ、お互い引越しして一緒に住んでるんです。
だから彼女が寝た後、深夜にしかここに書けないんですよ。
もう少し落ち着いたら籍を入れようと思ってます。
彼女の方は別の男性と婚約までしてましたから、あまりに早く相手が変わるのは
ちょっとね。悪い噂が立ちそうですから。
ずっと一緒に生活してると喧嘩することもあるけど、その時は壁に掛けられた
あのモノクロ写真を見て落ち着くことにしてます。
こうして二人で居られることが奇跡に近いんだと。
喧嘩できることすら奇跡なんだぞと。
***** 終わり *****
ありがとうございました。
329:
感動した
330:
エロ展開ナシですか・・・
337:
みなさん、どうもありがとうございました。
エロ展開は迷ったんですけど、進行形の彼女なんで
ちょっとマズイかなと。すいません。
では、おやすみなさい。
344:
奇跡ってあるんだな
345:
運命ってすごいね
394:
よし、明日地元帰ってみるか
39

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