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潤滑油「本日より入社する潤滑油です」社畜「油じゃねえか」


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1:
<会社>
課長「えー……今日からウチの社に入社することになった、潤滑油君だ」
課長「自己紹介を」
潤滑油「はいっ!」
潤滑油「本日より入社する潤滑油と申します。よろしくお願いします!」ヌルンッ
社畜(……油じゃねえか)
課長「彼の教育係は……えー、君にお願いするよ」
社畜(俺かよ!)
2:
一年先輩のスポンジがなんとかしてくれる
3:
社畜『ハァ!? ふざけんなよ!』
社畜『ただでさえ、この課で一番忙しいのは俺なのに、なんで油の面倒なんか見なきゃいけねーんだ!』
社畜(……といえたらどんなに楽か)
社畜「分かりました」
課長「じゃあ後は任せたよ」
潤滑油「よろしくお願いします!」
社畜「はぁ……」
4:
このひろい東京で?歯車と潤滑油が?であったぁ?(下條アトム)
潤滑油「本日より入社する潤滑油です」社畜「油じゃねえか」
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1477485068
5:
角刈り「ガッハッハ、頑張って指導してやれよ!」
社畜「……はい」
青年「先輩……ぼくにも手伝えることがあれば……」
社畜「お前に手伝ってもらうことなんかねえよ」
OL「…………」
社畜(この女はいつも何考えてんのか分からねえ)
社畜「じゃあとりあえず、電話番しといてくれるか」
潤滑油「はい!」
6:
青年は誰なんだ。潤滑油か?
7:
期待
8:
プルルルルル…
潤滑油「!」
社畜「おい、電話だぞ、出てくれ」
プルルルルル…
潤滑油「はいっ!」ヌルッヌルッ
社畜「おい、電話はワンコール以内に出るのが基本だぞ! 早く出ろ!」
潤滑油「は、はいっ!」ヌルッヌルッ
プルルルルル…
社畜(潤滑しすぎて受話器を取れねえのか!)
社畜「あーもういい! 俺が出る!」サッ
9:
粘度も言えて初めて潤滑油だ
10:
社畜「やっぱり電話番はやめだ」
社畜「これコピー取ってきてくれ」サッ
潤滑油「分かりました!」
……
潤滑油「取ってきました!」
社畜「ご苦労――」
社畜「ってちょっと待て! この書類、油でベトベトじゃねえか!」
潤滑油「あ、すみません! 取り直してきます!」
社畜「もういい、俺が行くよ!」ガタッ
青年「あ、あの……先輩、ぼくが……」
社畜「いいっていってんだろ!」スタスタ
11:
油売ってんじゃねえぞ!
12:
社蓄「(こいつぬるぬるして気持ちよさそうだな)」
社蓄「(バレないように入れれば問題ないよね)」
潤滑油「(…うそっ!何かが僕の中に入ってきてる!!)」
13:
社畜「課長!」
課長「……ん?」
社畜「あの潤滑油ってヤツはなんなんですか!?」
社畜「電話は取れないわ、コピーも取れないわ、そもそも人間じゃないわで、使い物になりませんよ!」
社畜「なんであんなのをウチの課で引き取っちゃったんです?」
課長「人事が物珍しさで採用したらしいが、どの部署も欲しがらず、ウチが引き取ることになったんだ」
社畜「なんですかそれ!? ちゃんと断って下さいよ! おかげで――」
課長「とにかく……私は君に任せたんだから、君がなんとかしてくれよ。私は知らんよ」
社畜「…………!」
社畜(くっ、この課長は……いつもいつも……!)
14:
潤滑油「先輩、お茶入れてきました!」
社畜「お、気が利く――」
社畜「って、油が浮いてるじゃねえか、飲めるかこんなもん!」
潤滑油「すみません、入れ直してきます!」シュタタタッ
角刈り「ガッハッハ、苦労してるようだな」
社畜「角刈りさん……」
角刈り「ま、お前みたいな若造はどんどん苦労しなきゃならねえ!」
角刈り「これ、オレの仕事だけど、やっといてくれや!」ドサッ
社畜「……分かりました」
15:
夜になり――
社畜「…………」カタカタカタカタ
潤滑油「あのー……もう10時ですけど、帰らないんですか?」
社畜「これ終わったら帰る」カタカタカタカタ
潤滑油「終わったらって、いつ終わるんです?」
社畜「分かるかよ、そんなもん。少なくとも終電までには終わらせるよ」カタカタカタカタ
潤滑油「もしも終わらなかったら?」
社畜「持ち帰るしかねえだろ。角刈りさん怖いし」カタカタカタカタ
潤滑油「毎日こんな遅いんですか?」
社畜「ああ」カタカタカタカタ
潤滑油「それじゃ体が――」
社畜「あーもう、うるせえな! とっとと帰れ! 仕事のジャマだ!」カタカタッ ターン
潤滑油「失礼します……」ヌルヌル…
潤滑油「…………」
16:
翌日――
<会社>
社畜「今日は一緒に得意先に向かう」
潤滑油「はいっ!」
社畜「くれぐれも粗相のないようにな」
社畜「あと……応接室のソファなんかを油で汚すんじゃないぞ」
潤滑油「大丈夫です、任せて下さい!」
社畜(心配だ……)
17:
<得意先>
得意先部長「ほう、油を入社させたのかね!」
社畜「はい、ウチの会社も変わったことをするもんで……」
得意先部長「いやいや、なかなか斬新で結構じゃないか!」
潤滑油「ありがとうございますっ!」
社畜(こいつ……新入りのくせに話に割り込んでくるんじゃねえよ……)
得意先部長「どうかね、ウチの社に来ないかね?」
潤滑油「そしたらまず、部長さんの御顔に配属させてもらいます!」ヌルヌル
得意先部長「ハッハッハ、これ以上ギトギトになったらかなわんよ!」
ハハハ…… ワハハハ……
社畜(この部長さんとここまで会話が弾むのははじめてだな……)
社畜(こいつ、潤滑油だけあって、人に好かれる性質があるのかもしれないな)
19:
社畜「さっきはなかなかよかったぞ。おかげで商談が少し進捗した」
潤滑油「ありがとうございます!」
社畜「バカとハサミは使いようっていうけど、油も使いようなんだな」
潤滑油「そうですよ! 油は潤滑も、燃料も、料理も、放火も、なんでもいけるんです!」ヌルヌル
社畜(放火はダメだろ)
潤滑油「きっと、あの青年さんって人もちゃんと使ってあげれば……」
社畜「あいつ? あいつはダメだ。営業に向いてない」
潤滑油「でも……」
社畜「さ、帰るぞ。今日も残業しなきゃいけないからな」
20:
<会社>
社畜(さーて、今日のことを日報に書いて、と……)カタカタ
角刈り「おう! 今日も商談成立させてきたぜ!」
社畜「あ、角刈りさん……さすがですね」
角刈り「だろう? 営業はオレの天職よ! もっと褒めろ、ガッハッハッハ!」バシッ バシッ
社畜(いてっ!)
角刈り「ってわけで、オレの報告書、書いといてくれや! オレああいうの苦手なんだ!」
社畜「ま、またですか?」
角刈り「あん!?」ギロッ
社畜「あ、いや……書きます書きます」
角刈り「おめえ、顔色悪いぞ? もっとちゃんと寝ろよ、ガッハッハッハ!」
社畜「ハ、ハハ……」
社畜(また終電だな、こりゃ……)
22:
課長「じゃ、お先に」スタスタ
角刈り「ガッハッハ、帰ったら筋トレすっか!」スタスタ
OL「お先に失礼します」スタスタ
社畜「…………」カタカタカタカタ
青年「あ、あの先輩……ぼくも手伝いましょうか?」
社畜「いらねえよ。さっさと帰れ」カタカタカタカタ
青年「す、すみません……」
23:
社畜「…………」カタカタカタカタ
潤滑油「もうすぐ夜の11時ですよ、先輩」
社畜「で?」カタカタカタカタ
潤滑油「なんで先輩ばかり、いつもこんなに残業してるんですか?」
社畜「仕事が残ってるからだよ」カタカタカタカタ
潤滑油「なんで一人でやってるんです? 他の人を頼ればいいじゃないですか」
社畜「頼れるのなんかいねえよ。お前を含めてな」カタカタカタカタ
社畜「俺に助けなんかいらねえんだ。怒鳴られたくなきゃ、とっとと帰れ」カタカタカタカタ
潤滑油「失礼します」シュタタタッ
社畜「あーあ……こりゃ休日も出ないと、とても間に合わないな」
潤滑油「…………」
24:
そんなある日――
<会社>
社畜「んー……終わった」ググッ…
社畜(今日は久々に10時前に帰れるな……何ヶ月ぶりだろう?)
社畜(さて、家に帰るか)
潤滑油「先輩、一緒に帰りましょうよ!」
社畜「お前もまだいたのかよ……まあいいけど」
26:
<電車>
ガタンゴトン…… ガタンゴトン……
社畜「お前、家どこなんだよ?」
潤滑油「今は会社近くのガソリンスタンドに下宿させてもらってます」
社畜(油に相応しい下宿先だな……)
社畜「ってちょっと待てよ。だったら、なんで電車に乗ったんだよ」
潤滑油「いや、せっかくなんで先輩の家にお邪魔しようかなって」
社畜「来るなよ! このままついてきても、家になんか入れねえからな!」
ガタンッ……
社畜「おっと、揺れたな」ヨロッ…
キャーッ!
社畜「……ん?」
27:
女「痴漢よっ!」
女「今お尻さわられたわーっ!」
社畜「は……!?」
女「今、この人、私のお尻をさわったのよーっ! なで回したのよーっ!」
社畜(く……帰りの電車だからって油断してた! とんでもないことになっちまった!)
女「みなさーんっ! こいつを捕まえて下さい! こいつは痴漢でぇーっす!」
ザワザワ…… ドヨドヨ……
社畜(まずい……他の客もみんな俺が犯人だと思ってやがる!)
社畜(こんなことで……こんな下らないことで俺の人生終わりかよ……!)
28:
潤滑油「待って下さい!」ベチャッ
社畜「!」
潤滑油「この人の手はこのとおり、油でベトベトです」
「ホントだ……」 「うわ、すげえ」 「ベトベトじゃん」
潤滑油「にもかかわらず、この女の人のスカートにはまったく油はついていない!」
潤滑油「これは明らかに矛盾しています!」
女「うっ!?」
潤滑油「よって、この人は無罪です!」ヌルンッ
女「ぐぐぐ……!」
「そうだそうだ!」 「無罪だ!」 「金欲しさの狂言だろ、このクソ女!」
女「ちくしょう……ちくしょおおおおおおおおお!!!」
29:
わろた
30:
クソ女ざまぁwwww
31:
<駅>
社畜「……ありがとう、助かった」
潤滑油「いえいえ、とっさに先輩の手にボクの一部をぶつけて正解でした!」ヌルヌル
社畜「…………」
社畜「よし、俺の家に寄ってけよ。ビールくらいご馳走してやる」
潤滑油「いいんですか!?」
社畜「痴漢冤罪になるとこ助けられて、恩返ししないわけにはいかないだろ」
34:
<アパート>
社畜「ほれ、ビール」カシュッ
潤滑油「ありがとうございます!」
社畜「ところで、お前ってビール飲めるのか?」
潤滑油「こうやって体全体でビールを吸収すれば……」ジュルジュル…
潤滑油「そのうち混ざったビールがボクの体と同化して潤滑油になるんです」ジュルジュル…
社畜「へぇ?……(変わった生き物だ……いや生き物なのか?)」
潤滑油「ところで、先輩」
社畜「ん?」グビグビ
潤滑油「先輩はなんで、みんなに頼らず一人で仕事をしてるんですか?」
社畜「…………」グビグビ
36:
社畜「…………」プハーッ
社畜「前にもいったろ? ウチの課に頼れる奴なんかいないだろ」
社畜「やる気のない課長に、威勢だけの体育会系、なに考えてんのか分からない女……」
潤滑油「でも、青年さんはあなたを助けたがってるみたいですけど」
社畜「あいつはダメだ」
潤滑油「どうして?」
社畜「どうしてって……あいつ、いつも自信なさそうにビクついてるじゃん」
社畜「ああいう奴に重要な仕事やらせたら、トチるに決まってるからな」
社畜「あいつはあのまま社内ニートさせときゃいいんだよ」
社畜「まだ新米だし、そのうちもっと適した部署に異動になるだろ」ゲフッ
潤滑油「でも、あの人があんな風にオドオドするようになってしまったのは……」
潤滑油「先輩、あなたのせいなんじゃないんですか?」ヌルンッ
社畜「なんだと?」ピクッ
39:
社畜「聞き捨てならねえな。俺のせいってどういうことだよ」
潤滑油「あの人の教育をしたのは、多分あなたですよね」
社畜「まあな」
社畜「俺が課長や角刈り先輩からろくに指導されなかった分、丁寧に教えてやったよ」
潤滑油「丁寧に上から押さえつけてやったわけですか」
社畜「……どういう意味だよ?」
潤滑油「だって先輩、いつもあの人にきつく当たってるじゃないですか」
潤滑油「あれじゃどんな人だって委縮してしまいますよ」
潤滑油「先輩はあの人を褒めたことってあるんですか? ないでしょ?」
社畜「なんだとぉ!? 油ごときが偉そうに!」ガタッ
社畜「俺はちゃんと……!」
社畜「!」ハッ
社畜(潤滑油に、俺の顔が映ってる……)
社畜(俺は……俺はこんな疲れた顔をしてたのか……? イライラしてる顔をしてたのか……?)
40:
?
社畜『いいか、学生気分を捨てろ! 社会ってのは荒波なんだ! 理不尽なんだ!』
社畜『なんだ今の電話の取り方は! もっとハキハキしろ、ハキハキと!』
社畜『なんだこの日報は! 朝顔の観察日記じゃねえんだぞ!』
?
社畜「…………」
社畜(そういや俺、あいつを褒めたことってあったっけ……)
社畜(あいつが成果上げた時も、俺ならもっと上手くやれた、なんていってたような……)
社畜(ふふふ……俺は“いい先輩”のつもりだったけど……どこがいい先輩だよ)
社畜(俺みたいな奴の下についたら、誰だって自信をなくすに決まってるじゃないか……!)
41:
出オチかと思えばまさかの良スレ
42:
潤滑油「先輩?」
社畜「……なぁ、潤滑油」
社畜「俺はどうしたらいい……?」
潤滑油「青年さんを使ってやって下さい、いっぱい褒めてあげて下さい」
潤滑油「そうすれば、きっと彼のためにも、先輩のためにもなりますから……」
社畜「…………」
社畜「分かった、やってみるか!」
43:
翌日――
<会社>
社畜(……といったものの、どうも気まずい。散々冷たく扱ってきたからな)
社畜(とりあえず……少し仕事やらせてみるか)
社畜「あ、あのさ……」
青年「は、はい」
社畜「悪いんだけど……これの見積もり計算やっておいてくれない?」
青年「…………!」
青年「分かりました!」
社畜「もちろん俺がちゃんとチェックするけど、しっかり頼むぞ」
青年「はいっ!」
44:
青年「できました!」
社畜「どれどれ……」
社畜「ほう……ふむ……いいじゃん」
青年「ありがとうございます!」
社畜「今までは俺も余裕なくて、色々きつく当たってたけど……」
社畜「これからはあてにするから、よろしく頼む」
青年「は、はいっ!」
社畜(おお……こいつ、こんなに大きい声出せる奴だったのか)
45:
社畜「…………」カタカタ
青年「先輩!」
社畜「……ん?」
青年「今、ウチの部署って、業務内容を紙で管理してることが多いですよね」
社畜「まぁな。古い部署だから仕方ない部分もあるけど……場所もかさむし非効率的だな」
青年「実は……ぼく、パソコンでこういうのを管理するシステムを作りまして……」
青年「これを使えば、業務をもっと短縮できて、ミスも少なく……」
社畜「どれどれ……?」
社畜「おお……すごいな、これ」
社畜(こいつ、こんなことやってたのか……)
社畜(だけど、俺に『余計なことすんな!』って言われるのが怖くて言い出せなかったんだな……)
46:
<居酒屋>
ワイワイ…… ガヤガヤ……
店員「ビールです……」コトッ
青年「そうだったんですか! 潤滑油君が!」
社畜「ああ、こいつに教えられたんだ。俺は全然いい先輩じゃなかったってな」
社畜「今まですまなかった……」
青年「いえ、ぼくの方こそ……」
潤滑油「さて、お二人が仲良くなったところで、次に進みましょう!」ヌルンッ
社畜「次?」
47:
潤滑油「次はOLさんと仲良くなりましょう!」
社畜「え、あの女と? いきなりハードル高いな」
青年「ぼくもあの人は苦手ですね……なに考えてるか分からないんで」
社畜「だよな、俺ですら全然しゃべったことない」
社畜「どっかのゲームの主人公みたく『はい』『いいえ』しかいわないもんな」
社畜「自分の仕事はきっちりこなすから、それでいいか、と思ってたんだが……」
青年「でも、あの人がもっと協力的になってくれたら、すごい戦力になりますよ!」
社畜「ああ、それは間違いないな」
社畜「潤滑油、勝算はあるのか?」
潤滑油「ボクに任せて下さい!」ヌルルンッ
48:
潤滑油くんをうちにも寄越せ
いややっぱいいや油だし
49:
スポンジ先輩とスルメ部長は?
50:
<会社>
OL「…………」カタカタ
社畜「相変わらず、無言で事務仕事をこなしてるな」
青年「ええ、笑ってるところを見たことないです」
潤滑油「OLさん」ヌルヌル
OL「…………?」
潤滑油「油が下着を見つけた。あ、ブラ!」
OL「…………」
OL「…………」ブフォッ
社畜&青年「えええええええええええええ!?」
51:
OL「な、なかなか……やりますね……」クスクス…
潤滑油「どうも?」ヌルヌル
社畜「マジかよ……あんなことで……」
青年「ようし、ぼくも……!」
青年「会社が逆立ちしたら照れた、シャイか!」
OL「…………」ブフォフォッ
社畜(また笑った! どんだけ笑いの沸点低いんだよ!)
社畜「ようし、俺だって……!」
52:
社畜「家畜を蚊が刺した……蚊チクッ!」
シ?ン……
社畜「なんでだよ!? なんで俺だけ!?」
OL「面白くないですね」
青年「う?ん……」
潤滑油「潤滑油より滑ってます!」ヌルッ
社畜「くそぉぉぉぉぉっ!!!」
53:
いじられキャラじゃねーかwww
54:
社畜「ところで……ギャグとかユーモアとか好きなのに、なんでそんなに無口だったの?」
OL「……ピリピリしてるじゃないですか」
社畜「ピリピリ?」
OL「ウチの課ってピリピリしてるので……」
OL「あまりしゃべらない方がいいのかな、と……」
社畜「そういうことだったのか……」
社畜(後輩がビクついてたのも、OLさんが無口だったのも……)
社畜(本人のせいというより、結局は俺や環境やらのせいだったってことか……)
社畜「これからはリラックスしてくれていいから……ギャグも飛ばしていいから! よろしく頼む!」
OL「こちらこそ」ニコッ
社畜(おお……笑うと案外可愛い)
55:
油のくせにギャグは滑らないなんて、くやしいっ……でもウケちゃう
56:
角刈り「ガッハッハ、今日もい?い仕事したぜ!」
社畜(ゲ……外回りから帰ってきたのか。直帰してくれればよかったのに)
角刈り「おう! 明日、客先に例の新製品の資料持ってかなきゃならねえんだ!」
角刈り「作っといてくれや!」
社畜「ですが……こういうのは自分でやられた方が……」
角刈り「ああん!?」
角刈り「先輩に逆らうってのかよぉ!?」
社畜「いえ……やらせていただきます」
角刈り「それでいいんだ」フンッ
潤滑油「…………」
57:
世にも奇妙な物語にありそうだな
58:
<アパート>
潤滑油「枝豆おいしいですね」モグモグ
社畜「……なんで当たり前のように俺の家に来てるんだよ」
潤滑油「まあまあ」
潤滑油「ところで……なんで先輩はいつもあの角刈りの先輩のいいなりなんです?」
潤滑油「今日はあの人の仕事がなきゃ、8時には退社できたでしょうに」
社畜「なんでって……分かるだろ?」
社畜「あの人はバリバリの体育会系で、しかも気も短い」
社畜「怒らせたら何してくるか分かんねえ」
社畜「あの腕の太さときたら……まるでゴリラだ。恐ろしくて逆らえねえよ」
潤滑油「つまり……力ずくで来られるのが怖いと?」
社畜「もちろん、理由はそれだけじゃない」
59:
社畜「あの人、なんだかんだ契約いっぱい取ってくるし、あれで優秀なんだよ」
社畜「俺が支えてやってるからとはいえ、ウチの課のエースなのは間違いない」
社畜「それに……もし俺があの人の雑用を拒絶したら、矛先は青年やOLさんに向かう」
社畜「それは避けたいからな……」
潤滑油「先輩って……」
社畜「ん?」
潤滑油「意外といい人じゃないですか!」ヌルンッ
社畜「へへ……だろ? ――って、意外ってのは余計だ!」
潤滑油「だけど、このままじゃやっぱりよくないですよ」
潤滑油「先輩だって、自分の仕事をこなさなきゃいけないんですから。いつか必ず限界が来ます」
社畜「んなこと分かってるよ……」
潤滑油「そこで――」ゴニョゴニョ
60:
数日後――
<会社>
角刈り「おう!」
社畜「な、なんですか?」
角刈り「これ、やっといてくれや!」ドサッ
社畜「…………!」
潤滑油『もし次、あの人に無茶振りされたら……思いの丈をブチ撒けて下さい』
潤滑油『絶対大丈夫ですから!』
社畜(信じるぞぉ?……信じてるぞぉ?……潤滑油!)
社畜「お断りします、先輩」
角刈り「……なんだと?」ギロッ
61:
ドラえもんポジなんだろうな
62:
角刈り「お前、先輩に逆らう気か!?」
社畜「先輩ィ? たかだか年がいくつか上なだけで、なにを偉そうに……」
角刈り「なにぃ!?」
社畜「そもそも敬って欲しいなら、せめて自分の仕事くらい自分でやって下さいよ」
社畜「今時のビジネスマンのくせにパソコン苦手って、いい年して恥ずかしくないんですか?」
角刈り「て、てめえ?っ!」
社畜「そうやって大きい声出して腕力振りかざせば、いうこと聞かせられると思ったら大間違いですよ」
社畜「先輩って、典型的な“ダメな体育会系”ですよね。脳みそまで筋肉っていうか」
社畜「ガキ大将がそのまんま大人になっちゃったって感じ……」
社畜「あ、そうだ! いっそ小学生からやり直したらどうです?」
角刈り「…………!」ブチンッ
63:
角刈り「この野郎ッ!」ブオンッ
社畜「ひっ!」
ズルンッ!
角刈り「……あれ? オレのパンチが……!」
社畜(全然痛くなかった……!)
角刈り「今度こそぉっ!」ブオンッ
ズルンッ!
社畜(すげえ! 角刈りさんのパンチを潤滑させてやがる!)
潤滑油(ボクを全身に塗りつけてる先輩には、かすり傷一つ負わせられないよ!)
64:
社畜溜めこみすぎだろ
66:
角刈り「だったら投げ飛ばしてやる! オレは柔道やってたこともあるんだ!」ガシッ
社畜「ゲ!」
角刈り「あれ……?」ヌルッヌルッ
角刈り「滑る! すっごい滑るよ!」ヌルッヌルッ
社畜(潤滑油のおかげで掴めないのか!)
社畜「どうしました? 上下関係を重んじない後輩に鉄拳制裁しないんですか?」ニヤニヤ
角刈り「ぐっ……!」
角刈り「だったら殴って、殴って、殴りまくってやる!」ブオンッ
角刈り「いくら通じないからって、ずっと殴られ続けてたら、精神的にくるはずだ!」ブオンッ
社畜(生憎だったな、先輩……)
社畜(俺が今までどれだけサービス残業してきたと思ってる!)
社畜(精神的なタフネスなら、絶対負けねえよ!)
67:
角刈り「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」ガクッ
角刈り「オレの……負けだ」
社畜(さすが体育会系……負ける時は潔いんだな)
角刈り「オレは体と声はでかいが、他に取り柄なんてなくて……」
角刈り「だから……先輩風を吹かすことでしか自分を維持することができなかった……」
社畜「角刈りさん……」
角刈り「オレは社会人じゃない……お前のいうとおり、体のでかいガキ大将だ……」
角刈り「明日、退職願を出すよ……」
社畜「待って下さい、先輩」
69:
社畜「たしかに先輩はデスクワークは苦手だけど、営業の押しの強さは尊敬しています」
社畜「どうかこれからも……ご指導をお願いします」
社畜「パソコンは……俺や青年やOLさんが、教えますから……」
角刈り「こんなオレを、まだ先輩と呼んでくれるのか?」
社畜「当たり前じゃないですか!」
角刈り「ありがとう……」
社畜「とりあえず、今日はちょっと残ってパソコンの勉強でもしましょうか」
角刈り「うん……そうする……」
社畜「まずは何から教えましょうか?」
角刈り「電源の入れ方から……」
社畜「え!? 今までよくやってこれましたね! メールとかどうしてたんです!?」
角刈り「オレ、どんな得意先とも直に会う主義だから……あまり必要なかったんだ」
角刈り「どうしてもって時は密かにOLちゃんに頼んだり……」
社畜(ある意味すげえな、この人……)
社畜「潤滑油、ナイス潤滑だったぞ」ボソッ
潤滑油「先輩こそ、ナイス忍耐でした」ボソッ
70:
<居酒屋>
ワイワイ…… ガヤガヤ……
店員「刺身盛り合わせです……」ゴトッ
角刈り「ガッハッハ、こうしてみんなで飲むのも久しぶりだな!」
青年「ホントですね。お酒は強くないですけど、たまにこういう機会があると楽しいです」
OL「これも潤滑油君のおかげね」クスッ
潤滑油「これがボクの特技ですから!」ヌルンッ
社畜「だけどまだ……一人足りない」
角刈り「……課長か」
社畜「ええ、あの人がやる気を出してくれなきゃ、ウチの課は真価を発揮できません」
社畜「どんなにやる気がなくたって、あの人がリーダーなんですから」
71:
角刈り「課長はオレが入社した時からずっとあんな感じだったなぁ」
青年「なにか事情があるんでしょうか?」
角刈り「う?ん……あの人、過去のことは全然話さねえからな」
青年「難攻不落ですね……」
OL「でも、諦めていないんでしょう?」
社畜「もちろんだとも」
潤滑油「ボクたちで、課長のやる気を潤滑させましょう!」ヌルンッ
72:
<会社>
社畜「課長!」
課長「何かね?」
社畜「この企画書を見てもらいたいのですが……」バッ
課長「見るまでもないよ」ピラッ
社畜「な……!? なんでです!?」
課長「ウチの課の業績は高いとはいえんが安定してる。変わったことをする必要はない。席に戻りたまえ」
社畜「しかし!」
課長「席に戻りたまえ」
社畜「……失礼します」
課長「…………」
73:
角刈り「課長、今日飲みに行きませんか!? いい飲み屋を見つけましてね!」
課長「結構だよ」
角刈り「そ、そうすか」
青年「課長、教えて欲しいことがあるんですが……」
課長「他の人に聞きたまえ」
青年「すみません……」
OL「お茶をちゃちゃっと入れました」サッ
課長「ありがとう」
OL(ウケなかった……!)ガーン
課長「…………?」
74:
青年「全然ダメですね……。OLさん、相当落ち込んでましたよ」
角刈り「課長のやる気を起こさせるのはやっぱり無理だぜ!」
社畜「…………」
潤滑油「お待たせしました!」シュタタタッ
社畜「待ってたぞ、潤滑油」
青年「先輩、潤滑油君に何をやらせてたんです?」
社畜「課長の過去を探らせてたんだ」
角刈り「なにい!? どうやって!?」
潤滑油「ボクは液体だから、どんな場所にも侵入できます」ヌルヌル
潤滑油「それを利用して、社内中の噂をかき集めてきたんです!」
社畜「ふっふっふ、よくやった」
青年&角刈り(潤滑油を使いこなしてる……!)
75:
オイルマスターだな
76:
ボーボボのところてんみたいな姿で想像してる
77:
潤滑油「課長の過去はだいたいこんなところです」
『あの人も昔はバリバリのやり手だったのに、すっかり落ちぶれたよな?』
『そりゃそうだろ、出世コースから完全に外れ、あとは課長の席で定年を待つだけだ』
『手塩にかけて育てた部下に裏切られ、出世争いで敗れたんだもんな。やる気も失せるさ』
角刈り「……あの人がバリバリやってるとこなんて想像つかねえな。信じられねえ」
青年「ちなみに、課長のライバルと裏切った部下はどうなったんです?」
潤滑油「ライバルは今や重役、部下は子会社でいいポジションについてるみたいです」
社畜「……なるほどな」
社畜「あんなやる気のない人がどうしてずっと課長でいられるのか不思議に思ってたが……」
社畜「結構あくどい手段で出世争いに勝利した重役の、せめてもの罪滅ぼしってところか」
社畜「お子さんももう大きいらしいし、家族のためにってモチベーションも低いだろうしな」
潤滑油「どうします、先輩?」
社畜「こっからは俺らの仕事だ。正面からぶつかるのみ!」
78:
社畜「課長!」
課長「……なにかね?」
社畜「私は……課長の過去を知りました」
課長「!」
社畜「私みたいな若造に、課長の無念を察するなんてことは到底できませんが……」
社畜「潤滑油のおかげで、今ウチの課は一つになりつつあります」
社畜「しかし、やはり課長がいなければ、ウチの課は真に結束したとはいえません」
社畜「お願いします! どうか……どうかかつての闘志を取り戻して下さい!」
社畜「私たちを導いて下さい!」
角刈り「オレからもお願いしますッ!」
青年「ぼ、ぼくからも……」
OL「私からもお願いです。タワシを差し上げますから」サッ
課長「…………」
79:
課長「昔のことは関係ない。私にはもう気力というものがないんだよ」
課長「私はもう定年かリストラかを待つだけの終わった人間だ」ガタッ
社畜「課長!」
課長「失礼する」スタスタ…
角刈り「やっぱり無理だぜ! スポーツやってたオレには分かる……ありゃ完全に心が折れちまってる!」
青年「ええ……本人もいってましたけど、終わってしまった人なんですよ」
OL「私のギャグでも笑ってくれませんしね」シュン…
潤滑油「先輩は……どうお考えですか?」ヌルヌル
社畜「燃えてきた」
社畜「昔、客先にムチャいわれて、二週間はかかる仕事を会社に泊まり込んで三日で終わらせたが……」
社畜「あの時の情熱がよみがえってきた!」ゴォォッ…
潤滑油(やはり……この人に目をつけたボクの判断は正しかった!)
80:
いやタワシはちょっとレベルが高すぎたぞOLちゃん
81:
やったれ社畜
82:
社畜「課長、この書類を見て下さい!」
課長「角刈り君に見てもらいたまえ」
社畜「課長、一緒に昼食どうですか?」
課長「私は一人で食べる」
社畜「課長、リポビタンD買ってきました!」
課長「私はユンケル派だ」
角刈り「あいつ、あれから毎日毎日、課長にアプローチを続けてやがる……!」
青年「課長の冷たいあしらいを、物ともしてませんね……。先輩だって忙しいはずなのに……」
OL「まるで火のついた油のようだわ……」
83:
一週間後――
<会社>
社畜「――課長!」
課長「……なぜだ? 君はなぜこうも私にまとわりつく?」
課長「君が仕事熱心であるということは私もよく知っている」
課長「ならば私など無視して、角刈り君や青年君とともに仕事をすればいいじゃないか」
課長「そうすれば、私などたちまち追い抜くことができるだろうに」
社畜「……そうです。俺は仕事熱心です。仕事以外に趣味もほとんどありませんしね」
社畜「課を自分一人で背負って、頼れない同僚を見下して、毎日遅くまで残業……」
社畜「つらいキツイと愚痴を吐きつつ、内心そんな自分に酔いしれてました」
社畜「だけど、あの潤滑油と出会って……分かったんです」
社畜「俺は本当に……酔っていただけだったんだと」
社畜「同僚の苦悩にも気づかず、ただ酔っ払っていただけだったんだと」
84:
面白いな
85:
社畜「だけど今は違います!」
社畜「俺は……どうせなら仲間たちとともに楽しく仕事をしたい!」
社畜「みんなで仕事して、業績上げて、時にはゆっくり休んで……これが今の俺が考える理想の職場です」
社畜「みんなでってのは、もちろんあなたも含みます」
社畜「だから……だから! 俺に“課長のためにも頑張りたい”といわれるような上司になって下さい!」
社畜「お願いします!」
課長「…………」
ザッ……
潤滑油「課長さん!」ヌルンッ
角刈り「課長ッ!」
青年「どうか!」
OL「お願いします……」
86:
いいね
87:
むむむむ
88:
課長「みんな、ありがとう……」
課長「もし、みんなが私を必要としてくれているのなら……」
課長「もし、みんなが私を許してくれるのなら……」
課長「私は……昔の私に戻ろう……!」
社畜「あ……ありがとうございますッ!」
89:
……
<会議室>
課長「これより定例会議を行う」
課長「君の企画書、なかなかよかったぞ。部長は難色を示したが、ムリヤリ通してやった」
課長「思う存分やってくれ!」
社畜「ありがとうございます!」
課長「角刈り君、君のやり方は少々強引すぎる。もう少し落ち着いて商談を進めるように」
角刈り「はいっ! 分かりましたっ!」
課長「青年君、最近疲れが溜まってるな。どこかで息抜きも必要だぞ」
青年「は、はい……!(ちゃんとぼくのこと見てくれてる……!)」
社畜「そうだぞ、たまには休まないと俺みたいになっちまう」
ハッハッハ……
ワイワイ…… ガヤガヤ……
潤滑油(みんな、すっかり潤滑している……)
潤滑油(これで……ボクの役目も……)
90:
<アパート>
社畜「いやー、課長のリーダーシップがみんなの力を引き上げて、ウチの課は順調に業績を伸ばしてるよ!」
社畜「なにもかも潤滑油、お前が来てくれたおかげだ!」
社畜「これからもタッグを組んで、会社を盛り立てていこうぜ!」
潤滑油「……先輩」
社畜「ん?」
潤滑油「ボクはまもなく……会社を去ります」
社畜「……え!?」
91:
えっ、潤滑油君?
92:
お前…消えるのか…
93:
今思ったけどさんずい多いな
95:
社畜「なんで!? なんでだよ!? これからって時に……!」
潤滑油「ボクは潤滑油、摩擦を減らし、潤滑させるための存在です」
潤滑油「先輩たちはもう、ボクがいなくてもやっていけます。たとえ課のメンバーが変わったとしても」
潤滑油「皆さんの滑らかさは、きっと会社全体に広がっていくことでしょうから……」
社畜「そんなことないって……!」
潤滑油「それに……世の中にはまだまだ潤滑しなくちゃならない場所があふれてますから」
潤滑油「名残惜しいですが……」
社畜「……そうだな。お前を独り占めにしちゃいけないよな」
社畜「ワガママいってすまなかった、潤滑油」
社畜「だけど、俺たちはずっと仲間だ!」
潤滑油「もちろんですっ!」ヌルッ
社畜「さあ、今夜は飲むぞ!」
潤滑油「はい!」ヌルンッ
96:
一週間後――
<会社>
課長「えー……誠に残念だが、潤滑油君は本日で退職することになった」
課長「潤滑油君、挨拶を」
潤滑油「……はい!」
潤滑油「皆さん! 短い間でしたが、本当にお世話になりました!」
潤滑油「しかし、この会社での出来事をボクは絶対に忘れません!」
潤滑油「これからも皆さんが潤滑し続けることを祈っています!」ヌルンッ
角刈り「ちくしょう、寂しくなるな! たまには遊びに来いよな!」グスッ…
青年「いつでも歓迎するから!」
OL「最高のギャグを用意して、お待ちしていますよ」フフッ
社畜(さようなら……潤滑油!)
………………
…………
……
97:
半年後――
<居酒屋>
ワイワイ…… ガヤガヤ……
OL「お酒にはサーモンが合いますね。鮭だけに」
青年「ア、アハハ……」
課長「角刈り君、係長への昇進おめでとう!」
角刈り「ありがとうございます!」
社畜「すっかりパソコンにも詳しくなりましたもんね」
角刈り「今や自作パソコン作って、ユーチューブで筋トレ動画の配信やってるぜ! お前らのおかげだ!」
社畜(すげえな、この人……)
青年「でも……この場に潤滑油君がいたら、ってちょっと思っちゃいますね」
課長「たしかに……しかし、彼もどこかで元気でやっているさ」
青年「そうですよね!」
社畜(あいつ……今どこにいるんだろ。連絡先、聞いとくべきだったな)
店員「追加のビール、お持ちしました!」ゴトッ
社畜「……あれ?」
98:
社畜「君、いつも暗くて『ビールです……』って感じだったけど、ずいぶん明るくなったね」
店員「あっ、分かります?」
店員「実は、最近変わった新人が入って、そのおかげで店の人間関係がよくなってそれで……」
社畜「…………!」
社畜「なぁ、その新人ってもしかして、あぶ――」
店員「え?」
社畜「いや……なんでもない」
社畜(潤滑油……お前は今も世の中を潤滑させてるんだな)
社畜(お互い暇ができたら、また俺のアパートで酒でも酌み交わそうな)
?おわり?
99:
乙よかった
100:
面白かった乙
101:
潤滑油は親会社かどっかからの依頼で人間関係を改善させるために来たコンサルタントかと思ってたら特に何もなかったか

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