善子「曜さん」 曜「ん、どしたの?」back

善子「曜さん」 曜「ん、どしたの?」


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善子「キスしてもいいかしら」
 
曜「…え?」
―――☆☆☆―――
以下の点に注意
・ようよし
・基本二人しか出てきません、ちょっとだけダイヤさんも出ます
・口調、性格ガバガバです
なんでもいいからはよ、という方は是非最後までお付き合いください
3:
曜「…あの、今なんて?」
 
善子「曜さんとキスしたいのよ」
曜「…えっと、私と何をしたいって?」
善子「だからキス」
 
曜「き、す?」
 
善子「キス」
 
曜「……」
 
善子「……」
 
曜「!?///」ボフ
7:
曜「なっ、ばっ… ちょっと! ちょっと待って!///」
 
曜(聞き違いじゃなかった! きききキスしたいってはっきり!)
 
善子「曜さん…?」 
 
曜(落ち着け…落ち着くんだ渡辺曜 まずは状況を再確認だ…)
 
曜(放課後、沼津方面行きのバス停で二人っきり さっきまでは『バスがくるまでもう少しあるねー』なんて話し――「ねぇ、曜さん聞いてる?」チョン 
 
曜「ぅゎぁああヨーソロー!」ガタッ
 
善子「」ビクッ 
11:
曜「ふっ、ふふふ… よ、善子ちゃん、先輩をからかうなんてよくないぞー」ソソクサ
 
善子「いやどこに行くつもりよ… あと善子じゃなくてヨハネよ」ガシ
 
善子「それにからかってるつもりもないし、私は本気だから」
 
曜「ほ、ほんっ…!?///」
善子「ええ、本気よ」 
 
曜「ぅおお… そ、そうでありますか…///」シュー   
 
曜(たまーに告白はされたりするけど、こんなに親しい人からは初めてだよぉ… 助けて千歌ちゃん果南ちゃーん!)
13:
善子「…それで、どうなの? キスしていいの?」クイッ
 
曜「へ?」 
善子「……」スー
 
曜(あああ今あごあごクイっていやそれより顔近いちかいちかいちかい!) 
曜「だっ! だ、ダメだよ!///」ワタワタ
 
善子「なんで?」ピタ
 
曜「な、なんでって… その、私…」ゴニョゴニョ 
曜(初めてだし… ってそうじゃなくて!) 
15:
善子「? …あぁ、今恋人か好きな人でもいるの?」
 
曜「いや、そういう訳じゃないし…
ていうか、今までもいたこともないんだけどさ…」
 
曜(慕ってくれる後輩に自分の恋愛経験の無さを話す先輩って…)ズーン
 
善子「へぇ、意外ね 曜さん可愛いしかっこいいから、周りがほっとかないと思うんだけど」
 
曜「あ、そ、そう? えへへ、照れちゃいますなぁ///」
 
善子「ええ とっても、魅力的よ…?」スリスリ
 
曜「んっ、ありがとね …ってナチュラルにほっぺたさすらないでよ!///」バシ
善子「いたっ」 
16:
善子「いいじゃない、減るもんじゃないんだし」サスサス
善子「それより、恋人も想い人もいないなら、何の問題もないと思うんだけど」
 
善子「それこそ、減るもんじゃないでしょ?」 
 
曜「あっ、いや…!」
 
曜(わーそうだった! 好きな人いますって言っとけばなんとかなったかもしれないじゃん! もう、バカ曜!) 
 
善子「ねぇ、いいでしょ…?」ズイ
 
曜「だからいちいち顔が近いの!///」オシノケー
17:
曜(あーもー、この子は… ほ、本気なのがこう、止めにくいというか…)
曜「!」ピコーン
 
曜「ふっふっふ… だいたい、『減るもんじゃない』って言うけどさ…」
 
曜「私はまだファーストキスが残ってるから、ちゃんとそれが減るのであります!」ビシィ
 
善子「そ、そう…」
曜「ようそろ!」ドヤァ
 
善子「…曜さん、初めてを大切にしてるのね」
善子「かわいい」クス 
 
曜「」
20:
善子「ほんと、かわいい」ナデナデ 
曜「///」プルプル
曜(あああああああ! もー! もー!)
 
曜(ドヤ顔で何言ってんだ私のバカぁ! ファーストキスを大事にとってますアピールしてどうしたいんだよもう!) 
曜(絶対これ先輩の威厳ゼロだよ! だってクスって笑ったし! それにすっごい撫でてくるし!)
曜(しかも手つきが優しくて気持ちいい…って違う!)
 
善子「(聖母のような笑み)」ナデナデ 
 
曜(だいたいその顔なんなの!? 優しすぎだよ! あんまり裕福とは言えない暮らしの中、仕事で忙しい夫を健気に支える妻がついに一子をもうけて『ふふ、私もお母さんになるのね』って言いながらお腹をさすってるときのやつじゃん!)
21:
善子「……」ナデナデ
 
曜「…あ、あの、善子ちゃん… そろそろ、撫でるの…止めて?」
 
善子「ヨハネよ …ん わかったわ」ピタ
 
曜「うん…」
 
曜「……」ウズッ
 
曜(…いや! 今のは違うぞ! 名残惜しい訳でもちょっと物足りなくなった訳でもないから!)
 
曜(……)
 
曜(一体何を必死になってるんだ私は…)ハァ
22:
善子「…それにしても」
曜「あ、なに?」
 
善子「頬を撫でたときはすぐ振り払ったのに、頭は随分と撫でさせてくれるのね」
 
曜「…あ! いや、ちょっと待ってそれは…その…!///」
 
善子「それにファーストキスの件といい… ふふ、曜さんって結構子どもっぽいのかもね」クス
 
曜「ふぐっ」
善子「いや、甘えたがり…?」
曜(ああもうやっぱり先輩として見られてないよこれ… 私の先輩としての威厳はもうボロボロだよ…)
 
先輩としての威厳「」ボロボロ
23:
善子「まぁでも…そうね」
 
曜「……?」ハァ
善子「そんなに曜さんが大切にしてるものなら… 私が勢いでとっちゃっていいものじゃないわよね」
善子「ごめんなさい、曜さん」ニコ
 
曜「っ! あ、うん…」ズキ
曜(…なんで、かな)
 
曜(寂しそうに笑う善子ちゃんを見ると、すごく、息がつまって、苦しい)
曜(今まで実感もなしに歌ってきたけど、もしかして"これ"が――)
24:
曜(これが、恋、なの…?)ドキドキ
25:
曜(私は、いや私も、善子ちゃんのことが好き、だったんだ)
曜(いや、今ので急に意識したのかな… だとしたら単純だな、私って)
 
曜(自分でもよくわかんないや けど、でも…)チラ
 
善子「……」
曜「……っ」ズキズキ
曜(この痛みは本物で)
 
曜(この気持ちもきっと、本気、だ) 
27:
曜(嘘、でしょ… なんで、どうしてこんなタイミングで気付くの…!?)
曜(だって、たった今善子ちゃんが諦めたばっかりだよ…!)
 
曜(善子ちゃんもびっくりの不運だな、なんて…)
曜(…嫌だ、嫌だよ! こんなの! こんなのって!)
曜(私のバカ! 善子ちゃんのバカ! 神さまの大バカ!) 
曜(……)
曜(でも… すごく自分勝手な話だけど…)
曜(まだ、間に合わない…かな…)
28:
曜(……) 
 
曜(いや…違う!)
 
曜(間に合わせるんだ! 私の手で! 想いは勝手に伝わってくれない! 時間は待ってくれないんだ!)
曜(なにより…)
曜(私が善子ちゃんの不幸を何とかしないで、誰がなんとかするんだ!)
 
曜(今の私の気持ち共々、覚悟を決めるときなんだ…!)メラメラ
30:
曜(…目標地点、善子ちゃん)
 
曜(用いる船は私の言葉)
 
曜(そこに乗せるは私の心)
曜(雲行き不明、波風不明…)
 
曜(それがどうした! 乗り越えてみせる!)カッ!
曜(錨を上げろ! 掛け声は…)
曜(全前進、ヨーソロー!)
31:
曜「あの、善子ちゃ――「なーんて、言うと思った?」 
 
曜「…はい?」ポカーン
曜(えっ嘘でしょ? 私の見せ場もう終わり?) 
 
善子「くふふ、何を思ったかわからないけど… もし申し訳ないと思ってるなら勘違いよ」
曜「やっ、ちがっ! 善子ちゃん聞いて!」
曜(だって私これじゃただの恥ずかしい人だよ!)
32:
善子「存在自体が罪であるせいで、天使を堕ちた…故に堕天使」
 
善子「そんな私が今の今更、地上での罪を重ねることに、抵抗があるとでも思ってるのかしら…?」スッ
 
曜「あぅっ!?///」ゾクッ
善子「大事な大事な、その穢れを知らない唇に…私が罪を刻んであげる♪」ススス
善子「ほら、曜さん、目を閉じて…?」
 
曜「うぁ、善子、ちゃ…///」ポー 
 
 
「んっ…」
33:
曜(…そんなわけで) 
 
曜(私のファーストキスはこんな風に)
 
曜(それはそれは濃厚な…)ハッ
 
曜(おほんっ!///)
曜(…とにかく、罪の味でありました)
曜(まさにギルティキス、なんて…)
35:
曜「…ぷはっ! はぁ…はぁ…///」ツー
善子「ふぅ… ふふ ごちそうさま、曜さん♪ ところで…」
 
善子「今のキスは呪いのキス、あなたを苦しめる残酷なキスよ」
曜「の、呪い…?///」ハァハァ
善子「そう… 曜さんがこの先誰とキスしても、その時脳裏によぎるのはこのキスなの」
善子「このバス停、この夕暮れの中、この堕天使との淫らな交わり…」
 
善子「あなたがキスを重ねる度に、あなたの愛が強くなる度に、この思い出があなたを蝕んでいくのよ」フフフ
37:
曜「……」
 
善子「ふふふ…」
曜「……」
善子「…?」
曜「……」
 
 
曜「」ブワッ
 
善子「!?」
 
38:
曜「うううっ…ひっく、えぐ…」ポロポロ
 
善子「あのー、よ、曜さん?」
 
曜「うあああん! なんだよぉ! もう! バカよしこぉ!」ボロボロ
 
善子「」ビクッ
 
曜「ひどいよぉ… なんで、なんでそんなこと言うの!」ポカポカ
 
善子「わっ、ちょっと、やめなさいよ!」
曜「ばかぁ ! 変な趣味ー! 鳥の羽はウィルスとかすごいんだぞぉ!」ビェーン
 
善子「え、えぇ…?」
 
39:
曜「」シクシク
善子「や、その、悪かったわよ…」
曜「…ふんだ 謝っても私の初めては戻ってこないよ…」ズビ
善子「ぐっ…! で、でも! そ、その人にも黙ってたらバレないから大丈夫よ…」
曜「」ピタ
善子「……」
曜「」ブワッ
 
曜「だからなんでまたそういうこと言うのぉ!」ボロボロ
 
善子「いや、ちょっと… さすがに想定外なんだけど…」
41:
曜「ばか…変態…強姦魔…スケベ堕天使…カラスは不幸の象徴…厨二病…生主…鳥インフルエンザ…」グチグチ
善子「ぐっ、なかなかのレパートリーじゃない…」グサグサ
善子「あとさっきからちょくちょく鳥ネタ挟むのはなんなの? 私言うほど関係ないわよ?」 
曜「う、うるさい! ばか堕天使には、女心がわかってないんだよ…」ボソッ
善子「え? なんて?」
 
曜「だからぁ! なんで善子ちゃん以外とキスする前提で話すのさ!? それが酷いって言ってるの!」グスグス
善子「…は?」
曜「…あ」
42:
善子「……」ポカン
曜「いや… え、えっと!///」カァァァ
曜「思いきって私から行こうとして、でも普通に騙されてて… 結果オーライかなって思ったけどばか善子が…///」
善子「…へー、ほー、ふーん?」ニヤニヤ
曜「やっ、やっぱ今のはナシ! 忘れて! 違うってば!///」
 
善子「なーんだ、心配して損しちゃった ふふ、要するに曜さんは…」クイッ
 
曜「っ…ぅぅ///」ドキドキ
 
善子「もう、この堕天使のトリコ、ってことね♪」チュッ
 
曜「?!///」ボシュ
43:
バスの中
 
善子「…なるほど、私に捨てられたみたいに感じたからイヤだったってこと?」
曜「……」コク 
 
善子「ふふ、つくづく可愛い」クス
 
曜「か、可愛いばっかりゆーなぁ!///」ガー
善子「諦めなさい、わたしは曜さんのそういうところが好きなんだから」
曜「なっ…も、もう…///」
曜(い、今好きって…! 全然言ってこなかったくせして今になって…!)プルプル
44:
善子「…でも、少し意外ね 曜さんが私を私を好きだとは思ってなかったから」
 
曜「うん… その、変かもしれないけど自分でも意外っていうか …あ、いや! でも私もちゃんと好きだよ!」
善子「ふふ、いいのよ 自分でも気付かない自分の気持ちがあってもおかしくないし、それに…」
曜「うん? 善子ちゃ、ん…!?///」
 
善子「それに、それは私をもっと好きになれるってことでしょう?」スリスリ
曜「ちょっと! ここバスの中だよっ!///」
善子「ふふふ… 天界から堕ちて良かったって思わせてくれるような、素敵な愛を私に頂戴?」ギュ
 
曜「…/// えっと、その…頑張るよ///」ギュ
46:
曜(綺麗な子だなって思ってた)
 
曜(優しい子なんだって知った)
 
曜(強いところには憧れもした)
 
曜(……そっか、そうだよ)
曜(きっと私は、恋をしていた)
 
曜(…いや、私はこれからも、この子と恋に堕ちていく)
 
善子「ねぇ曜さん」
 
曜「ん、どしたの?」
 
曜(例えばこんな、話をしながら)
47:

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